▼5月。高校は卒業式も終わり、大学も下旬からは試験期間です。▼駐在員の奥様でハンガリー語レッスン(オンラインでもOK)ご希望の方はご連絡ください。(ハンガリー人で日本語OKの妻が対応いたします。歴史講座もやっています。通訳ガイド、医療通訳もしております。)ご連絡はszeidzsi(アットマーク)gmail.comまで!
- 新しい内閣は12日に組閣となるが、すでに大臣候補は決まっており、それぞれ委員会で今後の方針について話をした。(これまでにように都合のよいマスコミだけを中に入れるということはなかったようです。どの委員会でも透明性の大切さが訴えられていました。)
- 9日に国会でマジャル首相が大統領に辞任を求め、ティサ議員がこれに拍手をしたときに、大統領が皆の方を向き首をふり、にこやかに「ありがとう」と述べていたことが様々なメディアで取り上げられている。(拍手が自分に向けられていると勘違いしてしまったのでしょうか。)
- 政府広報官3名が任命された。いずれも女性(RTLとATVテレビのアナウンサーの女性たちが選ばれたみたいです。)
- 夏休みになると、子供たちは様々なキャンプに参加する。これらのキャンプは高額なものも多いが、人気のキャンプはアッと言う間に予約が埋まってしまう状況らしい。
- ノーベル賞を取った科学者カリコー・カタリン氏がハンガリー保健大臣直属の諮問委員会の議長に任命される見通し。
- 教育大臣は前政権の政策に反対したことにより職を失った教師について、復職の可能性を示唆した。
- メトロポリタン大学の学長は、国家会計検査院(?SZ)が同大学を運営する法人に対し、刑事告発を行ったことの責任を取り辞任した。(同大学は私立ですが、公的資金の支援があったようです。)
- 100円=185.89フォリント(OTP/5月11日)
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- (国会前)▼オルバーン前首相は子飼いのインフルエンサーの番組に出演し「若者の支持層を取りに行く必要がある」と述べた。(お気に入りのブログがヘイト系のものだったため、身内からも批判が出たようです。)▼マジャール(当時)時期首相は新しい法務大臣候補にセゲド大学法学部の学部長を務めるグルグ・マルタ氏(女性)を任命した。▼最高検察は、誰がどの程度の財産をどこへ逃がしているかは把握していないが、刑事手続きが始まればそれらを取り戻すつもりであるとの認識を示した。
- (国会)▼9日、国会が召集された。@大統領が開会を宣言、A最も年配の議員がまず司会、B最も若い議員が宣誓、C議長が選ばれ、D前政権が行っていた非常事態の解除、EUの旗を国会に入れるなどの投票。E首相の承認(日本は選挙をしますが、ハンガリーは大統領がすでに首相を選出したので承認だけ)F首相の演説・・・のような流れで国会が進んだ。▼マジャール首相は国会で1時間ほどの演説をし、前政権が引き起こした数々の問題点を指摘し、更に大統領がその座に相応しい活動を行っていないとして改めて辞任を要求した。▼その後、ロマの子供達による演奏が行われた。(このとき「我が祖国」の議員が退席。首相が批判をした。)▼国会内にはこれまで立ち入りを許されていなかった独立系メディアも入場を許され取材活動を行った。▼オルバーン前首相は議席を別の議員に譲ったため、前首相と現首相の握手は実現しなかった。▼国会議事堂前には多くの人がつめかけ、国会終了後、式典が行われた。式典終了後、首相や議員は人々に自由に近くまで来るよう促した。(夜中までパーティーとなったようです。)
- (その後)▼マジャル内閣は12日に組閣される模様。▼マジャル首相の大統領退任要求に対し、大統領府は「大統領の人事については基本法(憲法)で定められている」とのコメントを発表した。▼Fideszのグヤーシュ国会会派長は「マジャル首相は事実に基づかないことを述べ世論を混乱させている」と首相を批判した。▼「我が党」首相は「ロマの子供たちが演奏したから退席したのではない。曲の選択が相応しくなかったからだ」とコメントした。
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- マジャル次期首相のドキュメント映画「春の風」がイタリアの映画祭に出品されたため、マジャル氏もイタリアへ行ったが、メローニ首相とも会談したようだ。会談後、マジャル氏もメローニ首相も両国の関係強化を強調した。
- 2014年当時、ハンガリー国家資産管理会社のトップが太陽光発電投資プロジェクトに対し、十分な審査を行わずに約815万ユーロの融資を承認した件で、警察に身柄を拘束された。(新しい政権が始まるのに伴った大掃除が始まったということでしょうか。)
- マジャル次期首相は、法務大臣に義理の弟を指名したことで、ティサ支持層からも「縁故主義の排除の公約と矛盾している」と批判を受けてきた。これをうけて、法務大臣候補者が就任前に辞退した。マジャル次期首相は国民の声を真摯に受けとめるとし、8日に新たな大臣候補者)を指名するようだ。
- メーサーロシュ氏の傘下にあるFidesz系の民法TV2は「Tenyek」という報道番組の終了を発表した。(30年続いた番組のようです。同番組の人気司会者も姿を消しましたし、政権が変わることでTV2も体制を変えていかないといけないようです。)
- マジャル次期首相は財団化された大学の財団を解体し国立に戻し、大学に自治を戻すと述べていますが、ペーチ大学などでは、財団化されて以降、大学が財団の言いなりになっていたとの批判が高まっている。(この動きは今後広まっていくでしょうね。)
- 7日、ユーロに対するフォリント高が更に進み、1ユーロ=356.5フォリントを記録した。(円に対してもかなり強くなっていますよね。)
- 100円=186.96フォリント(OTP/5月7日)
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- 国政選挙のシャールバール選挙区では「マジャル・ペーテル」という人物が立候補した900票を獲得した。ここはFidesz系の議員が258票差でティサ党の候補を破って当選したが、マジャル次期首相はFideszが自分の同じ名前の人物をたてティサ党支持者の票がそちらに入るようにした不正行為であると訴えていた。そして、ここに来てFidesz系の地元議員がマジャル・ペーテル候補が立候補できるよう署名を集めていたと告白したらしい。
- Medianの調査によると、国民の3分2が「オルバーン首相を裁判にかけるべき」と回答した模様。
- 憲法裁判所は、政府が制定した連帯税に関する政令の一部を(過去にさかのぼって)取り消しとする判決を下した。(2010年にオルバーン政権が誕生してまずやったのが、憲法裁判所の力をそぐことでした。以後、憲法裁判所は政権の犬とも言われてきました。今回の件は、ブダペスト市が国を訴えたことを受け、ブダペストの裁判所が裁判中は一時無効とするとしたものの、政府が「裁判所の決定など関係ない。引き続き徴収する」と言っていました。9日の新政権誕生を受け、憲法裁判所もやっと動けたというところでしょうか。)
- 国家公共サービス大学諮問評議会委員長のオルバーン・バラージュ大臣が理事長の座を辞任した。(今後は同大学の教員として残るようです。)
- ウクライナのゼレンスキー大統領は、3月にハンガリー当局が国内で欧州した金や金銭がウクライナに返還されたと発表した。
- フィデス政権下で、政府や政府系機関が実施する広報キャンペーンの入札を1,000回以上も勝ち取り、街中でよく見かける「反EU」や「反ソロス」といった政治的なメッセージが書かれた巨大なビルボード(プラカート)の制作・設置、テレビCMの制作などを一手に引き受けていたバラシ・ジュラが、彼が持つ企業の銀行口座が凍結されたとして独立メディアに出演し、涙ながらに許してほしいと訴えた。これを受けカラーチョニ・ブダペスト市長は「許されるべきことではない」とコメントした。(フィデス政権下の汚いやり口がどんどん明かになっていきますね。)
- オルバーン首相は、デジタル市民サークルに向け「野党となった今のFideszは右派の復活に貢献できない。我々の理念を持つ人々の小さな集まりを発生させていくしかない」などとメッセージを送った。(日本だと共産党のイメージが強い政治運動における「細胞(小さい組織)」ですが、今回ティサ党の躍進を指揮していた人は、この「細胞」の考えを強く意識してマジャル氏に指示を出し、支持者を広めていったようです。Fideszも2010年に政権を奪還したときは、こういう市民サークルを数多く発生させ、連携させ支持層を広めていきました。)
- 100円=189.08フォリント(OTP/5月6日)
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- 高校卒業試験初日でハンガリー語・ハンガリー文学のテストがあった。(毎年、どの作家の作品が問題に出るかで話題となります。今年はヨーカイ・モールトヴァシュ・アルベルトの作品が出題されたようです。専門家によると、今年の試験は難しかったようで多くの受験生がショックを受けたはずだ・・とのことです。)
- 5月9日に新政権がスタートするため、カラーチョニ・ブダペスト市長は5月8日にこれを感謝する催し物を計画していたが、マジャル次期首相と話し合いを行い、プログラムを9日午後1時からに変更した。9日はマジャル次期首相も国会議事堂前で催し物を計画しており、市長の企画に参加した人たちが、そのままマジャル次期首相の企画にも参加できるようにしたようだ。
- 教育局によると、学齢期に達して入るものの新学期に小学校に入学せず幼稚園に残る子どもが2万5000名になるとのこと。(以前は年長クラスの子どもを学校に行かせるかどうかは保護者が決められましたけど、今は専門家のチェックが入ります。)
- 100円=191.56フォリント(OTP/5月4日)
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- 現在多くの大学が政府に近い人物が理事を務める基金によって運営されている。委員任命のプロセスが不透明なことがEUから指摘され、これらの大学エラスムスの奨学金などがもらえない状況となっている。新政権は、この制度を根本的に見直すと宣言しているが、そんな中、最も早く基金立となった芸術大学の理事長と理事メンバーが全員辞任をした。(表向きは経営改革の最初のフレーズが終わったので理事交替となっています。が、新政権との軋轢を避けるためだったとの見方が強いです。芸術大学はそうではなかったみたいですが、大学によっては「終身理事」たちがいたりします。今後他の大学はどう動いていくのか注目です。)
- 今週は最高気温が28度まで上がるところもあるらしい。また、乾燥した日が続いているが週の中頃に雨になるところもあるとのことだ。
- NKA(ハンガリー国立文化基金)が、2025年後半から2026年3月にかけて、公募プロセスを経ずにFideszを応援する団体や個人(アーチスト)に176億フォリントの公金を不正に配布していたことが明らかになった。(人道的配慮による医薬品支援については申請を出してもFidesz政権は予算不足を理由にお金を出さなかった一方で、自分たちの選挙運動には不透明に資金を配布していたと次期保険大臣も強く非難しています。)
- カラーチョニ・ブダペスト市長は、9日の新政権誕生を祝い、8日夕方に体制終了コンサートを行うと発表した。ただ、マジャル次期首相は「資金難にあるブダペストが金を出すのか?」と非難した。
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