▼5月。大学ももうすぐ春学期も終わりです。▼駐在員の奥様でハンガリー語レッスン(オンラインでもOK)ご希望の方はご連絡ください。(ハンガリー人で日本語OKの妻が対応いたします。歴史講座もやっています。通訳ガイド、医療通訳もしております。)ご連絡はszeidzsi(アットマーク)gmail.comまで!
学生の作ったガイドブック紹介を再開します。今回ご紹介するのは
アクインクムです。是非、ご一読ください。
- 中国の電気自動車会社BYDがハンガリーに欧州センターを設立することが決まった。オルバーン首相はこれを受け「ハンガリーでもBYD車が生産されることになる」とコメントした。
- 現在Tour de Hongrieが開催されているが、15日強風で大規模な落車事故が発生した模様。
- 15日、ブダペスト8区で集団で殴り合う暴行事件が発生した模様。警察官が拳銃を振りかざし威嚇することでやっと収まったようだ。(発砲はしなかったようです。)
- 最近、ミシュコルツで14歳ぐらいの少女が売春をしているという記事が地元メディアで報じられた。(確かハンガリーは売春は合法だと記憶していますが、未成年者はダメでしょうね。)
- 外国から資金を得たり、ハンガリー(与党?)の価値観とずれた考えを持つと、主権保護局が判断したら捜査し罰を与えることができる法案は、6月には国会で採決されることになるようだ。
- 週1のペースで集会法に反対するデモを行ってるハドゥハーズィ議員は、来週は場所を移して中央市場前の広場でデモを行うと発表した。デモのテーマも集会法から反プーチン化に変える模様。
- 100円=238.92フォリント(OTP/5月15日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- 与党議員は「公共生活の透明性」という法案を提出した。これは外国から資金援助を受けた市民団体に対する活動制限措置・罰則の導入を行うというもので、与党は賛成しているが野党は強く反対している。(主権保護局などが、疑いのある団体をピックアップして、令状なしに調べ、問題がある場合にはもらった額の25倍を支払うとか活動を停止させるというもののようです。主権保護局は、ハンガリーのあるべき価値観からずれた考えを持つ者や団体に対して厳しい措置を取ることを目指しているようですが、言論の自由とどう整合性を持たせるのか疑問です。)
- EUはハンガリーがEU法を遵守していないとして、補助金をストップし、罰金徴収を行っている。ハンガリー政府の在り方を批判する野党について与党は「EUと組んでハンガリーを陥れようとする非国民」と強く批判しているが、EU議会ではこのような話にならないよう、2028年よりある国がEUに従わない場合でも、国民は罰しないようにするようなコンセプトの予算案を枠組みを作ることを考えているようだ。(政府を支持できなくても、自治体、市民、大学などはサポートしていくという方向性みたいです。)
- 100円=237.49フォリント(OTP/5月14日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- ウクライナのスパイを逮捕したことを受けてオルバーン首相は国防会議を招集した。会議の後、オルバーン首相は「あるハンガリーの政党がウクライナの諜報活動に関わっている」とコメントした。(Tisza党を指しているようです。)
- 13日も、集会法に反対するデモがブダペストのエリザベート橋近くのフェレンツィエク広場で行われた。
- 今年に入って、ルーマニアとの国境チェックがなくなった、ここにきてようやくハンガリー鉄道のダイヤが変わった。
- 6月から地下鉄の運行時間が延びることになった。(平日は最終が出るのが0時ぐらいと30分遅くなり、、金曜日と土曜日は午前1時半が最終となるようです。)
- 100円=237.01フォリント(OTP/5月13日)
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- 9日、ウクライナでハンガリー人2名がスパイ容疑で捕まった。その後、10日、今度はハンガリーがウクライナ人1名をスパイ容疑で捕まえた。このため12日に予定されていたハンガリーの外務次官とウクライナの副首相の会談も中止となった。
- MCC気候政治局によると、今年の夏は例年より熱波が頻繁に長い間遅い、水不足の恐れもあるらしい。(1991-2020年の平均と比べると9.8-1.5度高くなるそうです。あんまり暑いのは困ります・・・)
- 青年研究所によると、15-39歳の43%が「例えストレスが大きくなっても、エキサイティングな仕事をしたい」と考えている模様。(いろいろなチャレンジができて、自分で決められる仕事がしたいみたいです。)
- 元首相、元DK党首のジュルチャーニ氏は9日、国会議員を辞職した。
- ルーマニアで大統領になる可能性の高い極右シミオン氏は、反ハンガリーの活動も活発に行っているが、オルバーン首相は8日「キリスト教、そして国の主権維持という立場からシミオン氏とも相互信頼関係を築ける」と発言した。これに対し、「トランシルバニアのハンガリー人を見捨てた」と野党は強く批判している。(Euronewsは、シミオン氏の選挙対策グループはオルバーンと繋がりがあると報じています)
- ブダペスト交通会社BKVのトップであるBplla氏は、BKVから数十億フォリントを不正に吸い上げていたFジョルトと親密な関係にあったことが報道された。これを受け、カラーチョニ市長もBolla氏を解任した。
- 12日午前、多くの薬局でシステムがダウンし、薬の販売に支障が生じた模様。(午後に回復したようです。)
- 100円=237.90フォリント(OTP/5月12日)
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- ブダペストのペテーフィ橋はさびついて改修工事が必要な状況にあるが、ブダペスト市はそれを計画する予算すらないらしい。
- マジャルTisza党党首は、2023年に国防大臣が「平和ボケを辞めて戦争のための最初のフェーズに入る必要がある」と発言している録音を公開した。(2022年の国政選挙で野党の首相候補が「EUが戦争に行けと言ったらハンガリーは軍を送るのか」と問われたときに「EUに従うべきだ」と答えたことで、与党が「野党は戦争推進派、野党が政権を取ったらあなたの家族が戦争に駆り出される」とあおり、選挙に大勝利しました。これを受け野党は「与党は国民に嘘をつき続けてきた。」とオルバーン首相の批判を始めています。政府は「こんなものは「蝶の屁(大した意味もないこと)」とコメントしています。)
- 元首相で野党民主連合(DK)党首のジュルチャーニ氏が政界からの引退を発表した。また妻でEU議員ノドブレフ氏とも離婚するようだ。(ジュルチャーニ氏は首相になった後の国政選挙に勝利し、再び首相となったのですが、その直後に「嘘ついて勝利した」と発言した音源が流出しました。このため、暴動が多発し、首相としての力がなかなか発揮できないままFideszに大敗し下野しました。その後、DKを立上げ、野党第一党となった時期もありました。ただ、与党が「ジュルチャーニ(の時代)を忘れるな」というだけで、票が与党に流れるため、周りからは早く引退すべきと言う声もありました。今回もマジャルTISZA党首が痛烈なオルバンスキャンダルとも言える音源を発表したタイミングで「辞任」のニュースを出しており、「最後にまたオルバン首相をアシストした」と言われました。)
- 100円=239.99フォリント(OTP/5月8日)
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- 現在、高校卒業試験(エーレッチェーギ)が行われているが、服役している人の中でもエーレッチェーギを受験する人が増えてきている。(過去5年で26%増え、今回は4800名が受験しているようです。)
- ハンコー文化・イノベーション大臣は、Europe Universities Summitで「ハンガリーの12の大学が、世界の大学トップ5%、そのうち3校はトップ2%、センメルワイス大学はトップ1%に位置している」と述べた。
- 100円=240.30フォリント(OTP/5月7日)
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- ハンガリーのサッカー1部リーグ(NB1)のチームには外国人プレーヤーが非常に多い状態となっている。オルバーン首相は「出場選手のうち最低は5名はハンガリー選手にするよう動きたい」と述べた。
- 中等教育機関(日本だと中学校と高校レベル)の入学試験が終了した。(日本も6-3-3制の他にも6-6制の学校があったりしますが、ハンガリーの学制は複雑で、8年、6年、4+1年、4年のギムナジウムと5+1年、5年のテクニクムがあります。この他に3年-大学進学を希望する場合は+2年-の専門高校もあります。このように複雑なので学年は初等学校と中等学校と合わせて通年制となっています。例えば日本の高校3年生にあたるのは12年生となります。こんなに複雑になる前は8-4制だけで、学年も初等学校と中等学校で別々に1年生から始まっていました。あと中等教育機関の入試も高等教育機関-大学-の入試も受験生が採点を見に行き、気に入らない場合は異議申し立てができるのも特徴です。)
- ルーマニアの大統領選挙では極右政党を率いるシミオン氏が勝利しそうな状況となっている。ウクライナやEUに対する考えの方向性としてはオルバーン首相に似ているとも言われるが、一方で国内少数民族であるハンガリー人に対しては厳しい考えを持っており、ハンガリーでも警戒を強めている。(どこの国も揺れていますね。セルビアではデモが続き、大学では授業が行われていないとセルビアの大学の先生から聞きました。)
- 100円=241.60フォリント(OTP/5月6日)
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- 2019年では外国語試験受験者数が12万5000名いたのに対し2024年は5万8000名に減少した点が問題視する声があるが、政府は「試験に合格していなくても、外国語能力が高い人が増えているので問題ない」との立場を国会で示した。(メジャー言語を教える語学学校などはかなり困っているのではないかと思います。)
- 大学入試を兼ねる高校卒業試験エーレッチェーギの初日(ハンガリー語・ハンガリー文学)が無事終了した。去年から試験の内容が大きくかわり、ハンガリー語教育関係者からは評判が悪いが、今年の試験は新しい指標に沿った問題だったそうだ。(昔は、文学についての自分の意見を書くようものが中心だったのですが、今は暗記もののテストなんかもあるみたいです。なので昨年の改正は時代に逆行しているとも言われています。)
- オルバーン首相はエーレッチェーギ受験者に「私も合格したのだから、みんなも大丈夫。健闘を祈る」とのメッセージを送った。(批判も多いですが、こういうメッセージは素晴らしいなと思います。)
- ブダペスト14区のBosnyak広場に新しいプラザが10月にオープンする模様。(昔14区に住んでいたころBosnyak広場はよく利用したので、懐かしくなりました。)
- Nepszava紙によると、今年の8月20日のブダペストの花火には準備期間も合わせると30億フォリントかかる可能性がある模様。
- partpreferencia.huを見ると、各世論調査会社の政党支持率の違いを見ることができる。現在見られるのは今年第1四半期の結果であるが、これを見ると、NezopontはFideszが45%でTiszaが35%と与党がリードしているが、その他の調査会社の結果はすべてTiszaがリードをしていることがわかる。
- 100円=239.36フォリント(OTP/5月5日)
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- 5日より、大学入学試験を兼ねる高校卒業試験(エーレッチェーギ)がスタートする。5日はハンガリー語・ハンガリー文学、6日は数学、7日は歴史とここまでは基本的に卒業生全員が受験する。その後は、受験科目に合わせて受験日が決まっており筆記試験は5月末まで続く。6月に入ると口頭試験が始まり最終的に試験が終わるのは6月末となる。
- 5月1日に国会議事堂前で反集会法デモがあったが、主催者のハドゥハーズィ無所属議員は「毎週デモをする」と宣言しており、6日にもエリザベート橋前のフェレンツィエク広場で1時間ほどのデモを行うようだ。(組織的な動員がない場合、回数を重ねていくと人数がどうしても減ってしまいます。1日のデモも数百名程度だったようです。)
- オルバーン首相に近い人物が次々と、そしてどんどんお金持ちになっていくことに対し、首相が「自分の生活レベルに合わせて生きればよい」と発言したことで、野党が強く反発している。
- ウクライナのゼレンスキー大統領が「ハンガリー国民もウクライナのEU加盟を支持している」と発言したことに対し、オルバーン首相はXで「ハンガリー人がどう考えるかはウクライナの大統領やEUが決めることではない。ハンガリーの同意なしにウクライナはEUには加盟できない」と批判した。
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