ニュース
9月30日

体調が今一つのためニュース更新が途切れがちです。すみません。


レート
100円=175.02フォリント(OTP・9月29日)

今日の天気
お天気は回復に向かいます。最高気温は14〜19度の予想です。

新首相誕生
国会は、新しい首相にジュルチャーン・フェレンツを選出した。(新内閣では6名の新しい大臣が誕生した。尚、メッジェシ首相の辞任の引き金となった、チッラグ・イシュトバーン経済大臣は辞任した。)

新首相も
メッジェシ・ペーテル前首相は、自宅に住み、首相官邸にはすまなかったが、ジュルチャーン・フェレンツ新首相も私費で必要な防犯設備を整え、そのまま自宅に住むことを決めたようだ。

追突
29日、ドナウ川のバーツの渡し船とオランダの貨物船が衝突する事故があり、渡し舟の中の車が壊れてしまったそうだ。

ずるい
ブダペスト交通会社(BKV)は今年末までに赤字が460億フォリントにまで膨れ上がる模様だが、同社の社長が2000万フォリントのボーナスを得たことがスキャンダルと化しつつあるようだ。

廃線の危機
ハンガリー鉄道(MAV)は、赤字路線となっている300の路線を廃線にする案を持っているらしい。これが実現されると沿線住民はかなり困ることとなる。

汚れ
ティサ川に川上(ウクライナ)から汚れが入り込むという事態が発生し、現在川の水の洗浄作業が行われている模様。

600万
新しく導入される所得税システムだと、年収が600万フォリントの人までは減税になるそうだ。(ナピ・ガズダシャーグという経済日刊紙による)よくわからないけど、年収が180万、240万、360万の人が新しい所得税制度の恩恵を一番受けるのだそうだ。

教授に?
ボクロシュ・パッケージと言えば90年代ハンガリーの緊縮政策の代名詞のようなものだが、このパッケージを出したボクロシュ・ラヨシュが今度スロバキアの大学の教授に就任する可能性があるという。(スロバキアとハンガリーは隣りどうしだけど、学校教育だけを見ても、例えばハンガリーでは学校の成績は5が一番いいのに、スロバキアでは1が一番いいとか、細かい違いがあって面白い。)

9月28日

今日の天気
北西部で雲が多くなるそうです。最低気温は6〜11度、最高気温は14〜18度の予想です。

今日は見出しのみです
▼子供の肝臓病治療に重要なアメリカの薬がEU基準に合わないとのことで販売停止。
▼詐欺罪で3年の刑を受けた歌手ザラトナイ・シャルロタが離婚裁判のためアメリカへ。本人は「逃げるのではない。」と主張。
▼先週の週末だけで23名が交通事故で亡くなり、警察は先週の週末を「黒い週末」となづけた。
▼セゲドでスリが急増。
▼29日より軽油が1リットルあたり4フォリント値上げ。これで1リットルあたり233フォリントとなる。
▼ブダペストとその周辺の細かい地図、その他はもうちょっと粗い地図のカーナビシステムがもうすぐ開発との噂が。
▼メッジェシ首相が辞任表明してから1ヶ月。辞任の場合はその1ヶ月後に首相交代となるが、その時期が来る。後任はジュルチャーンフェレンツ。
▼週末の国内サッカーリーグの試合のうち、2試合で暴動発生。
▼現在チェス世界選手権決勝をハンガリーのレーコー・ペーテルが戦っているが、これまでのところ1敗1分。
▼EUに加盟したのに、ハンガリーとオーストリアの国境はいつも大渋滞。数時間待ちも普通とか。
▼数年前にモールで起こった残忍な銀行強盗殺人事件の裁判がスタート。

レート
100円=175.36フォリント(OTP・9月27日)

9月24日

今日の天気
雲の多い1日となりそうです。最高気温は10〜15度の予想です。(昨日は我が家でも暖房をつけました。)

レート
100円=175.73フォリント(OTP・9月23日)なんかいつのまにか円が弱くなったなあ。

映画化
怪盗ウイスキーと言えば、元プロアイスホッケー選手であることや、窃盗などの犯罪時に飲んだウイスキー瓶を置くこと、窃盗は犯せど人は殺さないとか、一度つかまりながら脱走したことなどから、将来的に映画化でもされるんじゃないかという噂があったが、ニューヨークの新聞記者がこの怪盗ウイスキーについての本を書いたらしく、映画化の話も噂から現実に向けて1歩進んだような感じになっている。

気をつけて
最近、銀行と偽って「暗証番号を教えてください。」というメールを送り、そこでえた情報をもとに犯罪を犯すという例が目立つようになり、銀行側は「こちらから暗証番号を聞き出すことはないので注意して!」と訴えている。

デブチン王国
ハンガリーは、ヨーロッパで最も多くの肥満成人がいる国で、子供達にも(糖尿病などの)生活習慣病が広がっているらしい。(テレビのニュースから)

4億
少し前、サボルチ・サトマーリ県で石油を積んだ貨物列車が脱線・横転し石油が漏れ出すという事故があったが、線路を修復するのにまだ2〜3週間はかかり、被害も4億フォリントに達する見込みのようだ。

有罪
歌手のザラトナイ・シャルロタは1996〜97年に数々の投資家(スポンサー)から「月10〜15%の利子をつけるので」と合わせて1億2000万フォリント借りたあげく、殆ど金を返さなかったことで訴えられていたが、23日、詐欺罪で懲役3年の実刑判決を言い渡された。

1フォリント
ハイドゥ‐ビハル県のテテートレンという村では、村を活性化させるため、1000〜1500平米の土地を1フォリントで売り出すことにした模様。条件としては4年以内に家を建てるということらしい。(1フォリントかあ・・・どんなところか見に行ってみようかなあ。)

9月23日

偽造ナンバー
昨日、外交官が駐車料金を支払わないということを書いたが、その後の調べで、ハンガリーには65〜70台ほどの偽造外交官ナンバーの車が走っていることが明らかになった。

危ない
日本でもトラックの積載量の問題が取りざたされたりするが、ハンガリーのトラックもその3分の1は何らかの違反を犯していることがわかった。特に多いのは、休憩をとらずに運転をしていることらしい。

裁判所に
環状高速0号線の延長工事で、ドナウ川に橋をかけることとなったが、橋の先にあるブダカラースが工事停止を求めて裁判所にうったえた。ブダカラース側は、町内の交通量が増えるのをふせぐための迂回道路を作ってくれなければ駄目と主張しているようだ。(あそこは、道が狭い割には交通量が多い。ちなみにブダカラースと言えば、ブダペストからセンテンドレに向う途中にある町だが、以前は国道からヌーディストビーチが眺められるポイントとしても有名だった。)

新内閣
22日、大統領はジュルチャ−ン首相代行を大統領官邸に招待した。来週の新首相指名にむけての対面のようだ。

税金
政府は所得税の減税(最低税率18%の枠を大きく拡大する)を22日に決定した模様。政府はこの減税分を補うために銀行から新たに税金をとる考えでいるようだが(利子から税金をとる)銀行側はこれを受けて、預金者の利子からの税金分の金をとることを考えているらしい。結局苦しむのは、コツコツ貯金をしている人か。

その他
▼ハンガリーの消費はEUに比べれば少ないが確実に伸びているという。ただその多くがまだ食料品と光熱費というから、生活レベルとしてはまだまだという感じのようだ。
▼アテネパラリンピックで現在ハンガリーは12のメダルを獲得。頑張れ!!!
9月22日

今日の天気
南西部では雨がぱらつくかもしれず、また北西部では風が強くなる可能性があります。最低気温は9〜14度、最高気温は15〜20度の予想です。

いつくるか
ハンガリーに「ガンマナイフ」と呼ばれる新しい機械が導入されることになっているようだ(これを使うと今まで難しかった脳腫瘍の手術などが痛みを伴わずにできるとか。レーザーナイフのようなものなのだろうか。)ただ、健康省からはいつ導入されるのか具体的な回答が得られていない模様。

外交官
ブダペストでは、外国の外交官による駐車違反金が5000万フォリントに達しているという。どうやら駐車料金は外交特権には含まれていないようだ。

トイレで出産
カルツァグという町の病院でロマの女性が「生まれる」と駆け込んだが医師が取り合わず病院で子供が生まれてしまうという出来事が発生。ただし、病院側は(病院側が取り合わなかったというのは)事実とは違うと主張している。

気をつけなければ
21日ソルノクの墓地で父親と一緒に来ていた4歳の男の子が倒れてきた墓石の下敷きになって死亡するという事故があった。(昔は卒塔婆のようなものも多かったが、経済的に豊かになるにつて墓も大きく豪華なものにかわってきている。)

なくならない
今年の春から動物虐待も刑法で扱えるようになったが、虐待自体はなくならないようだ。例えば21日にもブダペストで2名の男性が犬を車の後ろにくくりつけ引きずりまわすという事件があった。

違法
ジャールという町の、花火大会を企画している小さい会社の社員の自宅で、違法にかんしゃく玉などを作っていることが警察の調べでわかり、この会社員は警察に逮捕された。

風邪薬
ハンガリー健康安全局は10月から風邪薬のいくつかが値下がりすると発表した。

新内閣について
ジュルチャ−ン・フェレンツ首相代行は、メッジェシ首相の任期が切れ、新しく首相になる際に、2〜4名の大臣を新しくすると述べた模様。発表は29日か30日の朝になるようだ。

9月21日

今日はちょっとだけです

温泉
どうやら現在、ハンガリーで日本風温泉を建設しているようだ。問題なのは、裸でお湯につかる日本の習慣を取り入れるかどうか・・・ってとこらしい。

噛み砕こうとした
麻薬所持で警察に職務質問を受けていた麻薬中毒者が、麻薬取引をしていた仲間の電話番号を隠すため、携帯電話の中のカードを噛み砕いて飲み込もうとする出来事があった。

今日の天気
雲は出ますが雨にはならないようです。最低気温は8〜13度、最高気温は19〜24度の予想です。

9月20日

これ以上の亡命はない
先週、セルビア・モンテネグロのサバドカという町に住むハンガリー系の家族が民族的差別を受けたとしてハンガリーに亡命してきた。(例えば彼等の家の壁に差別的な言葉が書かれたりした。)ただ同町の人たちは、これは特別なケースと言っている。(まあ何がどこまで本当かはわからないが)

デモ
19日の午後、妊婦さんと身体に障害のある人たちがデモを行う予定。場所は改装されたブダペスト地下鉄2号線のブラハルイザ広場。ここは改装されたにもかかわらず、いまだにベビーカーでの階段の上り下りが困難なためデモの場所に選ばれたようだ。ブダペスト市は2007年までには地下鉄にエレベーターをつけるとしているが・・・

助かった
FIDESZ党首のオルバーンビクトルはルーマニアへ行く国境でパスポートを自宅に忘れたことに気づき、コバーチ・ラースロー外務大臣に連絡をとり、国境を渡れるよう手続きをとってもらった模様。

その他
▼18日「ノー・カー・デー」でアンドラーシ通りが歩行者天国となった
▼どうやら、先週の週末は博物館などが無料で入れたらしい(テレビのニュースで言っていた。知らなかった。)
今日の天気
ところによっては雲って雨がぱらつくところもありそうです。最低気温は6〜11度、最高気温は19〜23度の予想です。

9月17日

今日の天気
よい天気となりそうです。最低気温は8〜13度、最高気温は20度程度の予想です。

大丈夫?
スロバキア東部ではここ1ヶ月で28名(特に若者)が髄膜炎で病院に運び込まれているが、ハンガリーの医療関係者は、ハンガリーにまではこの被害は広まらないだろうとしている。(でも、ちょっと怖い)

監獄行き
アドルヤウーイテレプという町の男性が自分の犬の腹を包丁で切り裂き、子犬を11匹取り出すという出来事があった。母親の犬も子犬も全部死んでしまい、この男性は監獄行きとなる可能性もある。

限定
ブダペストを走る車は毎日60万台を越え、渋滞に悩まされているが、毎年行われる「カー・フリー・デー」も今年は、ある日曜日にアンドラーシュ通りで道を閉鎖するぐらいで終わるとのことだ。(一方ウィーンでは車の交通量が多い平日に、かなりの区間を閉鎖するようだ。)

騒音
ブダペストでは夏になるとスィゲトと呼ばれるコンサート祭りや、ブダペストパラーデと呼ばれる大きなパレードが催されたりするが、家の近くでこういう催し物が立て続けに行われることに対して怒っている住民も多い。これらの住民の怒りを受け、オンブズマンたちも、「もしこのような催し物をする時ももう少し静かに」と注文をつけているとか。

新内閣
国会議長であるスィリ・カタリン氏は、大統領は27日に新しい首相を任命し、29日に国会での承認があって、10月頭より新内閣がスタートすると発表した。

こんなサービス知らなかった
現在郵便局では、「あなたの写真を切手にします。」というサービスを行っている。これに関連して郵便局は国会議員に対し、顔写真切手サービスをプレゼントすると申し出たが、断られたようだ。(おもしろそうだけど、利用する人いるのかなあ。)

あらら
ブダペストの地下鉄2号線ブラハルイザ駅は夏に改修工事を行い、駅前の地下道もきれいになったが、14日に車がつっこみ、大きな破損があった。現在人はあるけるようになっているようだが、完全に戻るにはかなり時間がかかるとのこと。(私はこの地下鉄は利用するが、利用する区間が最大でもモスクワ広場からアストリアまでなので、新しくなったブラハルイザ広場はまだ見たことがない・・・)

詐欺
7月20日、ドゥナウ−イバーロシュの家具屋で、ある男性が50万フォリント分の家具を、あるカロチャの学校の名前で購入した。しかしその後、代金が振り込まれておらず学校に問い合わせをしたところ、学校側では家具を購入する予定もなく、そのような事実もないことが判明した。

ばれてるよ
夏のはじめごろ、ライザミネリのコンサートを企画しながら、本人がこないという出来事があり、その後コンサートのチケットを購入した人から損害賠償請求などが出されていたが、今でもこの訴えが続いているとのこと。ただし、すでに賠償を受けた人がまた訴え出てくるというケースもあるという。

9月16日

今日の天気
だんだん雲が広がり雨のところも出てきそうです。最低気温は11〜16度、最高気温は17〜22度の予想です。

脱線
ハンガリー東北部のサボルチュ・サトマール・べレグ県のフェーネシュリトケ付近の線路で、石油を積んだ貨物列車が脱線するという事故が発生。石油が漏れ出した。

護身用銃
これまで国会議員は自動的に護身用の銃を支給されていたようだが、これが「支給期限が切れたら返す」というふうにかわる模様。

小さいニュース
▼トルナ県のプシュカーシュさんの農園では1つ1キロ以上の大きなジャガイモが次々に収穫され話題となっている。

国家財政
ハンガリーの財政赤字は増える一方のようだが、どうやら9月末に新しい内閣が発足しても現在のドラシュコビッチ経済大臣はそのままポストに残るようだ。ただ、財政赤字を少しでも改善するように新たな経済パッケージを施行する模様。(ただ個々の家族への負担は大きくならないようになっているようだ。)

釈放
警察はフンガリシュタとよばれる右翼的思想を持つ「ハンガリー未来グループ」トップのバーチュフィ・ディアナに対し、(思想的に)使用してはいけない記号(ネオナチ系のもの)を使ったとして身柄を拘束した。しかし、逮捕命令が裁判所からおりなかったため72時間後身柄を解放した。

遠足
ハンガリーの学校でも遠足がある。(例えば私が非常勤講師を勤める高校では9月16日、17日、あるいは18日が遠足の日だ。)ハンガリーの学校ではこの日程の中で行き先や宿泊数をクラスが決める。(つまりクラスごとに行くところがかわる)これまではこの遠足に必要な費用を保護者から集めることが許されていた。しかし今年からはそれができなくなった。(すべて学校側が負担)そのため、地方自治体によっては学校側に遠足をとりやめにしてほしいと要望しているところもあるという。(遠足といっても日本とは感覚が違っていたりする。映画を見に行く遠足もあるのだ。)

9月14日

今日の天気
雲がだんだん広がってきますが、雨にはならないようです。最低気温は9〜14度、最高気温は23〜28度の予想です。

よかった
13日夜、メゼークベシュドという町で、3才の男の子が自宅庭の井戸に落ちた。井戸の深さは7〜8メートルあり、水が80センチほど入っていたようだが、子供は無事でその後消防隊によって助けられた。

パスポート
10月1日から、犬や猫などのペットを国外に持ち出す時には、それ用のパスポートを取得しなければならなくなった。1500フォリントほどで入手できるらしい。

どうしようもないのか
ブダペストの渋滞はどんどんひどくなり、現在では朝7時から夜8時まで常に渋滞という状態となっている。朝はブダペストの近郊からブダペストに入る道が込み始め、7時半ぐらいからブダペストの中心部でも大渋滞となっている。そして毎日必ず起きる事故がそれに更に拍車をかけている。(私もバスで通勤しているが、道が込んでいるため途中で降ろされることもしばしばだ。)

ジレンマ
ブダペストを走るBKVバスの中で床が低い「イカルス412」というタイプのものは、これまで7台が丸焼けになる事故が発生している。それでBKVは63台あるこのバスの1台1台のエンジンルームと乗客が乗る部分との間に、防熱措置をとるというものだが、この作業には結構時間がかかり、これまでにまだ25台しかこの措置が行われていないという。ということは残りの38台は、次いつ突然燃えはじめてもおかしくない状態なのだが、BKVはこれ以上のペースで作業は行えないとしている。(まるでロシアンルーレットみたいだ。)

貧富の差
ハンガリーでは貧富の差がますます激しくなってきているようで、その差はチェコや英国、ギリシャなどよりも大きいという。ちなみに1987年の調査ではハンガリーの最も豊かな層100万人ともっとも貧乏な層100万人では収入に5倍の差があったが、今ではその差が8.5倍にまで広がっている。(まあ、1987年といえば、政治的にはまだ社会主義だったけど、ハンガリーは資本主義的な経済政策をとっていたからなあ。)

観光
去年に比べてこれまでバラトンなどでは観光客の数が減っているが、ブダペストの観光客は増えているという。これは格安航空会社の参入などが影響しているようだ。(ちなみに、私の勤める大学の語学集中コースにも、この格安航空会社のスチュワーデスさんがいる。結構いそがしいようだ。)

その他
▼小銭がたまると困るが、銀行で大量の小銭を大きなお金にかえようと思っても拒否されることが多いという。
▼アテネオリンピック男子ハンマー投げで優勝しながらドーピング疑惑で金メダルを剥奪されたアンヌシュ・アドリエン選手は正式に引退した模様。(今回のドーピング疑惑で復帰しようと思っても、1年間は無理のようだ。)弁護士によると、アンヌシュ選手は金メダル返還も考えているようだが、それは形式的なもので、アンヌシュ選手自身はまだ優勝したと考えており、今後法的手段を使ってそれを証明したい述べた。

9月13日

また焼けた
ガレージに入ったブダペスト市内交通のバスのエンジン部分かた火が出て燃えるという騒ぎがあった。これまでも同じ型のバスが燃えるという事件が相次いでいる。

署名活動
ハンガリー鉄道はジェールとヴェスプレームの間の路線を廃止する考えがあるらしく沿線の住民達が廃線を防ごうと署名活動を開始した模様。

話し合い
ジュルチャ−ン首相代行は大臣達を個々に呼び、話し合いを行った。来年は今年より予算を減らす方針のようだ。

所得税
現在、所得税は1年の収入が80万を超えない分には18%、150万を越えない分には26%、それ以上は38%の所得税がかかることになっているが、2005年は150万までが18%、それ以上が38%となる。1998年から見ると、かなり所得税は減税、簡略化されてきている。(1998年では、20%、22%、31%、35%、39%、42%に別れていて、しかもあっという間に42%になるという形だった。)

今日の天気
南部と北部では雨がぱらつくところがありますが、その他の地域ではお日様が出るでしょう。最高気温は20〜25度の予想です。

その他
▼11日、ヘルナード川でつりをしていた男性が川に落ち、これを助けようと2名が川に入ったが、水温が低かったこともあり、3名とも亡くなった。

9月10日

失敗。でもよかった。
ラーツケヴェという町で、ある男性が自殺しようと車でドナウ川に突っ込んだ。しかし彼は自力で岸まで泳ぎ着いた模様。

交通整理
ブダペストで、各地の警察の交通整理の競争が行われた模様。ただ、あるテレビ局スタッフは、その競争が行われた交差点で軽い事故がおきた様子を撮影したとか。

ハンガリー版オレオレ詐欺?
ここ最近、お年よりに電話をして(時には一緒に小旅行をしたり、博物館見物に行ったりして仲良くなり)銀行が倒産寸前だから預けている現金をすべて引き出しておいた方がよいとアドバイスし、一緒にATMで現金を引き出して、それを上手に奪って逃げてしまうという事件が連続して起こっているようだ。暴力を振るうのではなく、あくまでも親切に行うこの犯罪。お年よりもまったく気づかずお金を盗まれているらしい。

いらんことないやろ
ブダペスト地下鉄2号線のコシュート・ラヨシュ駅とブラハ・ルイザ駅は夏休みの間に改装しきれいになったが、コシュート・ラヨシュ駅には椅子が6つしかなく、ブラハ・ルイザ駅には1つもない。BKV(ブダペスト交通会社)側は、すぐ地下鉄に乗るので椅子はいらんと言っているようだが、11月末には椅子がとりつけられる模様。(コシュート・ラヨシュは1849年の独立戦争時の有名な政治家で、同駅は国会議事堂の前にある。ブラハ・ルイザは女優さんの名前で、当時ブラハルイザには劇場があったようだ。今は4.6番の路面電車との乗り換え駅として人の流れが非常に多い駅となっている。)

返した?
昨日のニュースでも書いたが、ブダペストの動物園から2メートルあるへびが盗まれる事件が発生した。しかし9日の午後、犯人がニュースに驚いて戻したのか、このへびが同動物園のある女子トイレで発見された。

こんなことが
パクシュのある学校の化学の授業で、実験中に爆発が起き、5名の生徒が怪我をするという事故があった。

無駄な時間が多いらしい
世界の100カ国で、「労働者は年間225日の労働日のうち実質何パーセント働いているのか」という調査が行われた。世界平均ではこのうち85日は無駄な時間をすごしているらしいが、ハンガリーに至っては225日のうち104日は無駄にすごしているという。ただ、これはタバコやコーヒーの時間がこれだけ多いということではなく、無駄な仕事をしているということらしい。

その他
▼ハンガリーでは何か薬を注射して体重をへらすという治療が始まったとか。(部分的にやせられるようだ)

今日の天気
全体的によい天気です。最低気温は2〜7度、最高気温は15〜20度の予想です。

9月9日

今日の天気
お天気はいいのですが、気温は最高でも20度いくかいかないかぐらいの涼しい1日となりそうです。

高く売れるのか?
ブダペストの動物園から「犬の頭のボア」とよばれる蛇が盗まれるという事件が発生した。この蛇はかなり獰猛なのだそうだ。

駄目
最高裁判所は、タバコの広告を店の外側に出すのは違法という決定をくだした。(これまでも駄目だったようだが、実際には守られてこなかった。さて、これからは本当になくなるのかな。)

兵役停止
政府はかねてから決まっていた今年度での兵役停止を最終的に了承した。ただ、職業軍人が集まらないことや、今後の世界の状況を考えて、国会の3分の2の賛成を得られれば、兵役を復活できるようにしたいという考えが出始めている。

言わない?言えない?
メッジェシ首相は辞任か解任かで揺れる時期にテレビのインタビューで連立与党の自由民主連合には腐敗があると述べたが、いろいろ圧力があったのか、「証拠があって言ったわけではない。」とトーンが下がってきている。

これで壊してもOK?
セゲドのある中等教育機関では年度始めに、生徒たちが暴れて起こすであろう破損の費用として、生徒1名あたり400フォリントを徴収していることが明らかになった。(法律的にはこういうのは駄目なのだそうだ。)

その他
▼高速3号線の新しい区間(これまでの終点のポルガールから更に12キロ先までの区間)が今週始めに開通。(確かデブレツェン方面へ伸びているはず)
▼エトボシュ・ローランド大学では、光熱費支払いをすませるため、全ての教員に1ヶ月の無給休暇をとるように頼んでいるとか。本当か?私の勤める大学では大丈夫かな?

9月8日

差別撤廃カミオン
EUの差別撤廃キャンペーンのカミオントラックがブダペストに到着。

今のところ解雇せず
ザラエゲルセグの冷凍倉庫1400平米が火事になり、1週間も火が消えないという出来事があったが、今後新たに倉庫が作られるかどうかは明らかになっていない。ただ、火事によって職場が燃えてしまった120名に対し、会社側は「解雇はしない」としている。

解雇する
ハンガリー製品として特に有名なセゲドのピックサラミの工場ではこれまでハンガリーの豚を解体してサラミを作っていたが、会社は外国から安い解体ずみの肉を輸入してサラミを作る方向であり、このため解体作業過程などに携わっている450名が解雇されるようだ。

分裂
野党のハンガリー民主フォーラムでは、ごたごたがあり、5名の国会議員が国会会派を追い出される騒ぎがあった。この5名は今後は無所属として議員をつとめる模様。(もともとこの党はFIDESZと組んでようや国会議員枠を獲得した党なのに、どうするんやろ)

バス火災
ブダペストを走る17番のバスのエンジン部分から火がでて全焼する出来事があった。30名あまりの乗客にケガはなかった。BKV(ブダペスト交通会社)は同様の事故が多発している原因はバスを製造しているイカルス社にあるとしている。

大丈夫?
ドナウ川を流れるマルギット橋は、いつ壊れてもおかしくないといわれているほど、危ない状況らしいが、政府は2007年まで橋の大規模な改修工事は行わないようだ。(これを行うと1年半ぐらい橋を閉鎖することになるらしい。)

今日の天気
雲が広がり、雨がぱらつくところもあるようです。最低気温は10〜15度、最高気温は21〜26度の予想です。

9月7日

波紋
メッジェシ首相が、辞任か解任かでゆれている時に、テレビのインタビューで連立の相手である自由民主連合には腐敗があると発言したことが波紋を広げている。与党側は「首相はショックで口走ってしまった。」としこれを取り繕うとしているが、野党側は「どんな腐敗があるのか、はっきり言ってくれ」と迫っている。(まあ、たたけばホコリぐらい出るだろうなあ。)一方、FIDESZのオルバーン首相は、マードル大統領と会った後、選挙すべしと発言していた。

歯医者
ハンガリー人もあまり歯医者が好きではないようで、10歳ぐらいの子供でも平均して4〜5本の虫歯がありながら、歯医者に行くのは「痛みなどでしょうがない時」だけなのだそうだ。大人も、定期的に歯科医に通う人は半分ぐらいなのだそうだ。

足りない
ハンガリーでは今年の11月で兵役制度をやめるが、彼等のかわりとなる職業軍人の数が予定していた1万1000名を下回る8300名しかいないらしい。

レート
100円=180.8フォリント(OTP/9月6日)

今日の天気
全体的によい天気となるでしょう。最低気温は10〜15度、最高気温は25度の予想です。

9月6日

独立
ショモシュケーウーイファルはシャールゴタリアンという町の一部であったが、このたび住民投票をして独立した自治体になることになった模様。この動きの引き金となったのは、シャールゴタリアンが同地区にある小学校を今年度から閉鎖すると発表したためのようだ。

緩和
夏休みの間、週末(土日)は大型トラックの運行が禁止されていたが、9月からは国際貨物の場合は7.5トン以上のトラックで日曜日の朝8時から夜の10時まで運行が禁止される。国内運輸の場合には、土曜日の夜10時から日曜日の夜10時までの運行禁止となる。(妻の実家へ行ったり来たりする時に、カミオンストップになっているととても楽。でも運輸業に携わっている人にとっては走れないのは大変なことかもしれない。)

24時間警備体制
ミシュコルツ大学内には学生など2万人が生活しているというが、これまでいろいろな犯罪が起こっていた。そこで大学側は警察に24時間の警備を頼んだようだ。(別の話しだがハンガリーの大学寮は汚い所が多く、政府も新しい寮の建設に力を入れ始めているようだ。)

駆除
ハンガリーでも花粉症で悩む人が多く、その原因の1つがブタクサと呼ばれる植物にあるが、ブダペスト11区では、このブタクサを駆除しない人には最高で200万フォリントの罰金をとることを検討しているという。(コマーシャルでも駆除しようってやっている。ハンガリー語だとパルラグフー。)

何しとんじゃあ
ハンガリーサッカーチームは、ドイツやスコットランドに対する勝利をひっさげて、ワールドカップ予選に望んだが、4日に行われたクロアチア戦(アウエー)では、前半に退場者を出したのが響いて0-3で敗れた。マテウス監督は「選手が力を出し切れていなかった。」と述べた。(水球チームみたいに強くならないかなあ。)

今日の天気
全体的によい天気となりそうです。最低気温は11〜16度、最高気温は25度の予想です。

9月3日

レート
100円=180.46フォリント(OTP・9月3日)

今日の天気
全体的によい天気となりそうです。最低気温は8〜13度、最高気温は24〜28度の予想です。

渋滞に気をつけて
新学期が始まり、ブダペストの道は混雑しているが、今年はそだけではなく、長引く道路工事のために更に道が混雑しているという。(私も大学へ行く道が閉鎖されていて、遠回りをしなければならなかった。)

値上げ無し
高速道路の定期(シール)の値段は今年は上げないと政府が発表。(4日間の定期に関しては観光シーズンオフとなる10月から値段が少し下がる)

開校
ブダペスト15区で、中国語とハンガリー語の2ヶ国語で授業を行う初等学校が開校した。授業は2人の先生が中国語とハンガリー語で行うという。(少なくとも2万人の中国人がハンガリーにいるとか。)

9月2日

ごほうび
アテネオリンピックで1位から6位まで入った選手には政府からお金が与えられることになっていたが、ジュルチャ−ン首相代行は、7位と8位の選手にもお金を出すことを決定した。また、シドニーとアテネと続けてよい成績を収めたカヤック・カヌーと男子水球の監督にそれぞれ1000万フォリント更にお金を出すことにした。(個人で金メダルをとると1000万フォリントもらえる。今回のアテネで一番賞金をもらったのは、カヤックの個人とペアで優勝した女性で1800万フォリント。まあ、スポーツ選手はこういう賞金がないと、普段は本当にお金がかかるだろうから。ところで、オリンピックを見ていると、ジャマイカからスロベニア国籍になったオッティーだけではなく、結構国籍をかえて出場している選手がいることに気づかされる。まあ少し例は違うのだろうが、このカヤックの女性選手(ヤニッチ・ナタシャ)もシドニーではユーゴスラビアの国籍で出場していた。)

人口
昨年EU諸国全体での人口は190万人増えたが、ハンガリーは1000分の2.5の割合で人口が減り、現在の人口は1011万6700名。

レート
100円=181.54フォリント(OTP・9月1日)

今日の天気
お天気は回復してよい天気になっていくでしょう。最低気温は8〜13度、最高気温は23〜27度の予想です。

生命保険
ハンガリーでは、これまで不治の病の人を対象とする生命保険は発売されていなかったが、西ヨーロッパやアメリカでは、このような保険が既に販売されており、ビジネスとしても成り立っていることから、同種の保険が売られるようになる可能性があるようだ。

ビザのため?
ミシュコルツの大学でパキスタン国籍の多くの学生が学生登録をしたものの、試験などを受けずにいなくなっていたことが明らかになった。西側へ行きやすくするために学生ビザを取りたかったのではと関係者は語っているという。

賞金
8月16日にエチェー二という村の銀行で30万フォリントを盗む強盗事件が発生したが、近くにいた19歳の男性が犯人を追いかけ、これを取り押さえていた。自分よりも40キロも重い犯人を取り押さえた男性は、警察と銀行から賞金をもらうことになったが、本人は「次の日になって、なんて無謀なことをしたのか実感した。」と述べた。

よかった
ルーマニアでは少数民族であるハンガリー人がハンガリー語で運転免許がとれるようにした模様。

9月1日

ハンガリーでも
日本で使われている新しい携帯電話では、テレビが見られたり、ナビゲーターとして使用できるものが既に登場していますが、ハンガリーでも2006年ぐらいまでに同じレベルものもが発売されるようです。(カーナビがあると便利なんだけどなあ。)

連絡した?
Wizz Airの31日のローマ便が点検などで今日のフライトを中止したのだが、それを知らなかった旅行者が空港に来てしまい騒ぎとなった。

ホッとしたかな
ブダペストでは、ストリートミュージシャンからお金をとることを検討していたようだが、結局この案は見送られたらしい。

落ちた
牧場から逃げた馬が溝に落ちて出られなくなるという出来事がブダペストであった。

道交法テスト
9月末までにすべての地域で道交法のテストが紙ではなく、機械で行われることになるそうだ。(ハンガリーでは、まず道交法のテストをとってから、実技をやる。日本と反対だ。)

あらら
ブダペストの多くのプールは先週の週末で閉園となり、31日は暑かったがプールには入れなかった。

たれ落ちた。
8年前に塗られた、ラージマーニョシ橋(ブダペストの橋では一番新しい)の塗装がはげてドナウ川に落ちている。

答えたくない
31日、アテネオリンピックでのドーピング疑惑で金メダルを剥奪されたハンマー投げのアンヌシュ・アドリエンが記者会見を行った。会場には日本のメディアも来ていたが、彼は日本のメディアの質問には「答えたくない」と何も言わなかった。(テレビのニュースで見る限り、かなりやつれた様子。ちなみにテレビのニュースでは日本のメディアの質問者として2人の姿が映っていたが、2人とも日本語教育関係者で1人は高校の同僚だった。お疲れ様。今日は授業だけど大丈夫?)