１２月２１日 いよいよシェンゲン協定実施ですね〜。エステルゴムの橋もそのまますって渡れるんですかね〜。 小耳 ▼今年のスポーツ大賞受賞者が決定した。女子はテニスで大活躍したサーヴァイ・アーグネシュ選手、男子は２輪１２５ccクラスで総合優勝を果たしたタルマーチ・ガーボル選手が受賞した。 ▼２０日午前、西洋美術館で今年の入場者数が７５万人を突破した。 ▼１７日のハンガリー鉄道のストによる同社の損失額が７億フォリントに達したことが明らかになった。 ▼環境保護・水関連担当省の発表によると、ハンガリーの空気はかなり汚れているとか。（ブダペストだけではなく、人や車が集中する町はどこもかなり大気汚染が進んでいるようだ。その後のニュースでは大気汚染が進んでいるのは町だけじゃないとか・・・） ▼ブダペストの地下鉄２号線の、Stadionok駅とPillango utca駅でエレベーターの運転が開始された。 ▼ブダペストの地下鉄４号線は建設会社が降りる、降りないで大混乱に陥っている。（どうなるんだろうか。） ▼警察はモールの銀行強盗殺人事件の実行判がN.ラースローであると断定した。ただN.ラースローは既に獄中で自殺している。 ▼ブダペストでは、４番・６番の路面電車が走る環状道路で地下の管に問題があり、アスファルトをはがしたりしているため車線を１つ閉鎖した。このためものすごい渋滞となった。 ▼カラーチといえば、菓子パンのような感じのたべものだが、モションマジャルオーヴァールのパン工場が長さ１００メートルのカラーチをつくった ▼１００円＝１５２．０３フォリント（ＯＴＰ/１２月２０日） １２月２０日 多忙につきちょっとだけ 小耳 ▼2006年のハンガリー鉄道の赤字額に比べ2007年の赤字額は500億フォリントも減った。（それでも270億フォリントの赤字だったようだが、でもこのペースだと来年は黒字？） ▼中央統計局の発表によると、今年１〜10月期の実際の収入（給与アップ分とインフレを組み合わせて計算）が昨年同時期より５．２％下がっていることがわかった。（月の平均手取額が１１万１９００フォリント、このうちブルーカラーのそれは８万４０００フォリントで、ホワイトカラーのそれは１４万３６００フォリントだったようだ。う〜ん、教員ってホワイトカラーに近い仕事だなあ。） ▼市場調査会社Mielsenの調べによると、ヨーロッパの国々の中で今後１２ヶ月の職場（収入）に対する期待度が特に低いのがハンガリーという結果が出たようだ。（ポルトガルについて2番目に悲観的なのだそうだ。） ▼世論調査会社Tarkiの調べによると、今週の日曜日に選挙があった場合、投票に行く人が５割に満たないという結果が出た模様。 ▼今週の土曜日（２２日）は平日扱い。路上有料駐車場に車を停める場合は注意！ ▼センメルワイス大学によると、ハンガリーの早産率はヨーロッパ平均の２倍なのだそうだ。（全体の１割が早産だそうだ） ▼花火が使えるのは大晦日の夜だけだが、花火を購入できるのも２８日〜３１日までと限られている。 ▼2002年5月9日にモールで行員内にいたすべての人が殺されるという銀行強盗殺人事件があった。この捜査が終ったようだ。（初期捜査のミスがあり、捕まって有罪判決を受けた人があとで無罪だということが明らかになったり、非常に難しい事件ですが、今後どうなるのでしょう。） ▼先日みつかった８００万年前の樹木の保存作業がミシュコルツの博物館で開始された。（砂糖、水、砂と木ごとに違う保存方法をとるようだ） ▼１００＝１５１．５２フォリント（ＯＴＰ/１２月１９日） １２月１９日 小耳 ▼昨年ヘルシンキで行なわれた短水路水泳ヨーロッパ選手権に続き、今年のデブレツェンでの短水路水泳ヨーロッパ選手権でも大活躍をしたジュルタ・ダーニエル選手はまだ高校生。「来年は高校を卒業する。水泳も大事だけど、勉強も大事」と高校の卒業試験に向けてベン業も頑張ることを宣言した。（スポーツも毎日の努力の積み重ねが大事ですから、それを勉強に置き換えて同じ事をすればすごい結果が生まれるかもしれないですよね〜） ▼年末まで車の強制保険の会社を変更できるが、ハンガリーのドライバー達も、必ずしも値段が安ければよいというわけではないことを勉強したようで、保険会社選びが賢くなってきているそうだ。 ▼ハンガリーでインターネットでクリスマスプレゼントを購入する人は全体の７％らしい。この人たちは平均よりも多くプレゼント購入にお金をかける一方で、無駄な買い物をしないという特徴があるらしい。（Szonda Ipsos調べ） ▼金融省は今年の財政赤字が６％になると発表した。 ▼17日にゼネストがスタートしたはずだったが、実際には時限・部分ストになり同日夜スト終結宣言が出された。（１８日から鉄道も通常通り運行された） ▼国会は17日、高等教育機関の学費や医療機関の受診料に関する国民投票実施に対しＧＯサインを出した。 ▼ハンガリーでは今のところインフルエンザの流行はないようだが、ペシュト県ではこれに近い状態になっているようで、クリスマスが終ったぐらいからインフルエンザ患者がどっと増える可能性があると担当局が発表した。 ▼ある日刊紙によるとブダペスト市は今ある道路網発展計画をすてて、新しい計画をつくったらしい。これにはブダペスト内の交通をスムースにするための通行料導入とかトンネル建設などが盛り込まれているようだ。（２０２７年までの計画だそうだ） ▼国会で健康保健に関する法律が決まり、今の車の強制保険のように自分で保険会社が選べるようになる。ただ市民の多くはまだこの制度について理解がなされておらず、医師会も猛反発している。 ▼フェリヘジ空港の拡張工事にむけ空港横にコンテナハウスがどんどん建てられている模様。２０１０年までこの状態が続くようだ。 お父さんは誰？ ニーレジハーザの動物園でサメが父親なしで出産した模様。（非常に珍しい現象ということだが・・・） 懲役３年の可能性も １１月２７日に年金を配っていた郵便配達の女性が行方不明となった問題で、結局この女性がお金を持って逃げたことが明らかになったが、（その後ショプロンの警察に自首）衝動的な行動だったようで、逃走している時も行き当たりばったりに動いていたようだ（とったお金のほとんどもつかってしまったらしい）現在、勾留措置はとられておらず自宅軟禁のような形になっているらしいが、裁判で懲役３年の刑が言い渡される可能性もあるという。 レート １００円＝１５１．０２フォリント（ＯＴＰ/１２月１８日） クリスマスから正月にかけてのＢＫＶ ▼１２月２４日：土曜日のダイヤで午後４時まで運行。それ以降は深夜便が走る。地下鉄は午後３時半に最後の便が出発。ＨＥＶの最終は３時５０分〜４時１０分に出発予定。 ▼１２月２５日・２６日：休日ダイヤで運行。 ▼１２月２７日-２９日：通常平日ダイヤで運行 ▼１２月３０日：日曜日のダイヤで運行 ▼１２月３１日：土曜日のダイヤで運行。夜は４番と６番の市電が頻繁に動く。登山列車も大晦日の夜に１時間に１本の割合で運行。 ▼１月１日：日曜日のダイヤで運行。２日は学校の休みのダイヤで運行。３日からは学校も始まるので通常のダイヤで運行。 １２月１８日 小耳 ▼バプティスト教会はこの時期毎年「困っている子供たちに靴箱１箱分のプレゼントを」というキャンペーンを行なっている。今年も４５００箱のプレゼントが集まったようだ。 ▼日本ではクリスマス＝パーティーのイメージがあるが、ハンガリーでは宗教的行事である。しかし今ではハンガリーでもクリスマス＝プレゼント交換の日であり、人々の半分は経済的な理由から憂鬱な日となっているようだ。（あんまり商業化が進むのもよくないですね。） ▼ストの間、東駅ではストライキをしている職員を担当から外し、かわりの職員をあててこれに対応しているようだ。 ▼Magyar Gardaは反ロマともとれる行動をとったりして、その存在が問題視されているが、首都検察行政部では同団体の解散を要求している。 ▼１７日、教員のうち１万４０００名が２時間のスト等気、８０００名が終日ストライキを行なった。また４万３０００名の教員はストはしなかったが、ストを支持する青いリボンをつけて仕事をした。 ▼１月から電気が10％、ガスが５％値上がりする。市民としては寒い冬にならないよう祈るばかりだ。 ▼農業従事者による道半分を封鎖するデモが無事終了した。今年は同様のストはもうやらないとのこと。 ▼郵便局職員の一部が１８日にストライキをする予定であったが、給与についての折り合いがついたようでストが回避されることとなった。 マッサージ ジュンジュシュのカーロイ・ローベルト短期大学では、すでに試験期間が始まったようだが、学生自治会がマッサージ師を雇い、試験で緊張した学生が無料でマッサージを受けられるようにした。 どんどん上がるよ ブダペスト地下鉄４号線当時は、初め1950億フォリントでできる予定であった。しかし当初10駅だったのを14駅にしたことで2004年には2600億に上がり、地上での工事費が加わって2005年６月には3500億、今年の初めには4850億、そして今度は5110億かかるという計算になった模様。 予算 国会で2008年度予算案が可決された。収入は7兆8940億フォリント、支出は９兆340億フォリントで、1兆1390億フォリントの赤字が予算。 可決 健康保健の民営化に関する法案（ストの原因ともなったもの）が可決された。国会議事堂周りではデモ隊が集まってきているようで（これを書いている時点）警察は国会議事堂のまわりを閉鎖した模様。 レート １００円＝１５１．０５フォリント（ＯＴＰ/１２月１７日） １２月１７-３日 スト状況（１７日午前中-ニュース速報の見だしです。実際に起こった時間とはずれがあります。今日はこれでニュース更新終わりです） ▼６時：スト開始 ▼８時50分：動いている列車もある ▼８時52分：ヴェスプレームの病院で２時間のスト ▼８時53分：教員のスト開始 ▼８時58分：12時よりKazincbarcikaの病院でスト ▼９時１分：列車の45％運行 ▼９時２分：エリザベート橋封鎖デモ ▼９時２分：インターシティに乗客１人 ▼９時３分：道路閉鎖デモ遅れてスタート ▼９時10分：病院の時限スト開始 ▼９時10分：教員スト数百校で ▼９時30分：ニーレジハーザのヨーシャ・アンドラーシュ・実習病院でもスト ▼９時35分：南駅、東駅では多くの列車が到着・出発 ▼９時39分：エルジェーベト橋に人集まる ▼９時42分：道を塞ぐデモで国道４号線５キロ渋滞 ▼９時48分：エルジェーベト橋で警察が職務質問 ▼９時55分：警察の準備完了。エルジェーベト橋歩いて渡れず ▼10時３分：エルジェーベト橋に警察が柵を設置 ▼10時７分：数百名が病院の２時間ストライキに参加 ▼10時９分：国会で野党議員席を離れる。 ▼10時12分：フェリヘジ空港のスト終了 ▼10時43分：鉄道運行数増える。ほとんどの職員は勤務 ▼11時：役所職員もスト ▼11時20分：全国各地で道封鎖デモ開始 ▼11時32分：エリザベート橋の柵警察が撤去 ▼11時51分：スト指揮者、ハンガリー鉄道を非難 う〜ん、ストは確かにありますが、鉄道の方は半分の列車は動いているようなので、思ったほどの影響はなさそうです。こんな感じでなし崩し的に終ってしまうのかな。 １２月１７-２日 週末のニュース 小耳 ▼デブレツェンで行なわれている水泳短水路ヨーロッパ選手権で、チェ・ラースロー選手が２００メートルバタフライでも優勝した。２００メートル平泳ぎでもジュルタ・ダニエル選手が優勝した。 ▼14日、午後５時半から７時にかけて、急に気温が下がったため、フェリヘジ空港の滑走路に１ミリの氷がはってしまった。このため同時間における離発着が停止となった。 ▼高等教育機関の入試案内が発売となった。（自分の所属するところ-カーロリ・ガーシュパール大学、東洋言語文化学科日本学専門コースを見ると、「英語・アラビア語・フランス語・日本語・ラテン語・ドイツ語・イタリア語・ロシア語・スペイン語から１科目」と「はんがりー語・歴史から１科目」となっています。ＥＬＴＥの同コースも同じです。（個人的にはう〜ん、困ったという感じです。） ▼ブダペストからウィーンに向かっていたユーロシティが「乗客が多すぎる」との理由でオーストリア国境で止められ、乗客が別の列車に乗り換えるという騒ぎがあった。 ▼ＢＫＶはキセル料金の徴収を過去５年にさかのぼって行なうことを発表しているが、これが法律に違反している可能性があるとして１年にするように指導が入った。しかしＢＫＶ側は５年をかえないとしている。 ▼フランスでハンドボール女子の世界選手権が行なわれていたが、ハンガリーチームは過去最低の８位に終ってしまった。（監督も「恥ずかしい」とコメントした。） ▼１８日より、郵便局職員の一部がストを行う予定。（配達人の給与が低すぎるのが原因のようだ。私のうちに郵便物を運んでくれる人もいつも薄給に悩んでいる。） ▼連立与党自由民主連合党首であるコーカ氏の建築中の別荘に火炎瓶が3本投げ入れられた。かなりの被害が出た模様。 ▼月曜日：よい天気となるでしょう。ただ西側で雲がひろがり雪がちらつく可能性もあります。最低気温は-８〜-３度、場所によっては-１０度まで下がるようです。火曜日：北東部で雲が広がり雪がちらつくところもありそうです。最低気温は-８〜-３度、最高気温は-２〜+２度の予想です。水曜日：雲がひろがり、霧も発生します。最低気温は−9〜-４度、最高気温は-４〜+１度の予想です。木曜日：雲+霧が出ます。雪がちらつくところもありそうです。気温は水曜日と同じです。 １２月１７-１日 １4日分のニュース 小耳 ▼デブレツェンで行なわれている短水路水泳ヨーロッパ選手権でチェ・ラースロー選手が活躍。2００・４００メートル個人メドレーで世界記録を出した。 ▼来年から国境警備隊が警察に統合される。これにより１万人以上の隊員が警察職員となる。（部署転換により、交通整理や鑑識などの仕事にまわる可能性もあるそうだ。） ▼１７日に鉄道のゼネストがあるが、時期を同じくして農業従事者による道路を半分ふさぐデモが催される模様。この場所（４６箇所）が明らかになった。一方午後１時まで予定されていたＢＫＶのストライキは回避された。 ▼ブダペストの地下鉄４号線工事で、中央市場付近の工事は来年８月に終る予定であったが、今の段階でこの期日が守れない可能性が高いことが明らかになった。（まあ、工事開始時期も当初より何年も遅れたので、気長に待つしかないのかもしれませんね〜。） ▼今年１月から１０月までの間に、病院で１万フォリント以上の個人の持ち物が盗まれた事件の被害総額が１億フォリントを超えた模様。このため、保健省は病院の金庫設置を義務化する方向で動いている。 ▼モール銀行強盗殺人事件の裁判官だった人物が辞任した問題で、この裁判官が脅されていた可能性があるらしい。（彼が有罪判決を下した人物が 後で、モール事件とは関係ないことがわかったから） ▼今年のハンガリーサッカーの成績はヨーロッパ選手権予選の成績をみても惨憺たるものだったが、次の監督を誰にするかについては、あと１ヶ月ぐらいたたないと決まらない模様。 ▼１９６４年以来、毎年「今年スポーツで最も活躍したハンガリー人」を選んでいるらしいが、今年もチェスのポルガールユディット氏やレーコーペーテル氏らが選ばれた模様。（チェスがスポーツかという議論もありますが・・） ▼ブダペスト１９区では、来年から新しい酒屋が開店できず、居酒屋も夜１０時には営業を終了する条例を設置する模様。（この区では居酒屋の数が多いらしく、夜遅く騒いでいる人がうるさいとの苦情が役所にたくさん出ていたそうです。） ▼ハンガリーではクリスマスに魚を食べる伝統がありますが、クリスマスツリーとは違い、魚の値段は上がらないようです。 ▼貨物列車関連で労使が対立し、もしかすると１月１日から新たにハンガリー鉄道がストを起こす可能性がある模様。 ▼ブダペスト５区では来年から、物乞いを禁止する条例を出した。（特に子連れで無理やりお金を要求する物乞いを締め出したいようだ。地下鉄やトラムに乗っていると時々きますよね。交差点にもよくいます。） ▼世論調査会社Gallupの発表によると、今度の日曜日に国政選挙があった場合FIDESZに投票する人は６６％、社会党に投票する人は２３％と与野党の支持率の格差がまた広がったことが明らかになった。 １２月１３日 ちょっと疲れ気味なので、これぐらいでご勘弁を。 小耳 ▼ハンガリーは、60歳以上で現役時代にスポーツで活躍した人に月50万の報奨金を与えているらしい。今回はフェンシングで２つの金メダルをとり、５度の世界チャンピオンとなったシャーギ・ジョルジュネー・レイトー・イルディコさんが選ばれた。 ▼ハンガリーでは過去５年間に銀行カードの発行数がかなり増えたようだ。 ▼ブダペストの中心街では駐車場の数より駐車したい車の数の方が３０％多い。これを解消するとして駐車料金が値上げされる方向のようだ。 ▼ハンガリー鉄道はオンラインでの切符購入の可能性についてもう数年言い続けてきたが、ついに来年からはそれが実現できそうな感じになってきたようだ。 ▼総理府の以来で世論調査会社Medianが行った調査によると、人々の63％が17日からのストライキを指示していることがわかった。（ちょうどFIDESZ支持者と同じ割合ですね〜） ▼ブダペスト22区警察署の署長が１１日夜、自家用車で人をはね死なせてしまい、翌日辞任する騒ぎがあった。（酒気帯び・飲酒運転ではなかったようだ。カーブで横断歩道のないところで道をわたろうとした人をひいてしまったらしい。） ▼コダーイ・ゾルターン生誕125周年を記念して、音楽アカデミーで１２日、朝から夜までのマラソンコンサートが行なわれた。 ▼１００円＝１４９．９４フォリント（ＯＴＰ/１２月１２日） １２月１２日 小耳 ▼１３日からデブレツェンで短水路のヨーロッパ水泳選手権が行なわれる。ハンガリー水泳協会としては７つのメダル確保を目差しているようだが、ドーピング騒ぎでゆれたコバーチ・アーグネシュ選手に関しては「ストレスで体調を崩している。メダルは期待していない。来年のオリンピックに向け頑張って欲しい」とのコメントを出している。 ▼世界自動２輪選手権125ccクラスでワールドチャンピオンとなったタルマーチ選手は、チャンピオンになったことでかなり忙しかったようで、来年１月からのテスト走行に参加するようだが、「今はとにかく休みたい。抱負はそれから。」とかなりお疲れのようだ。 ▼中央統計局の発表によると、１１月の物価は１０月に比べると０．６％、昨年１１月にくらべると７．１％高くなった模様。ただ小麦に関しては昨年より５８％の値上がりとなっている。 ▼ＦＩＤＥＳＺとＫＤＮＰ（キリスト教民主人民党）は医療機関の受診料や高等教育機関の授業料の撤廃についての国民投票実施に必要な署名活動を行なったが、「薬局以外で医薬品販売をしてもよい」という法律を撤廃する国民投票のそれに関しては、これを行なわないことを決定した。（理由を読みましたが、今ひとつ理解できませんでした。わかったら書きます。） ▼ウクライナからティサ川を通じて大量のゴミがハンガリー側に流れ込んだらしく、１週間ほどかけてのゴミの回収が始まった。（この作業に５００万〜１０００万フォリントかかるとか） ▼先週日曜日にペシュト県のタタールセントジョルジュという町でマジャールガールダの式典（行進）が行なわれたが、これが「反ロマ」行為にあたるとして大統領が書面で遺憾の意を示した。 ▼１７日のストライキだが、ハンガリー鉄道の３つの組合は「ローカル線」に関し合意に達したようで、ストに参加しないことを決定した。（このストライキは、同日国会で決をとる「健康保険制度改革」に反対するものでもある。これに関しては連立与党同士でもかなりもめたようで、その後ストを行なう組合が、「反対票を投じ、党に違反金を払わなければならない場合、それを肩代わりする」と述べたりした。今のところ社会党は議員がすべて賛成票を投じると報じられているが、一方で国会議長のスィリ・カタリン氏は難色を示しているようで、首相や社会党の国会議員会派長に「決をとるのを２月に伸ばすように」と要求したりしているようだ。） ▼Ikaruszといえば、ハンガリーを代表するバス会社で、創業以来５８年で、これまで５０カ国にバスを売り、生産台数も数十万台に達している。現在はフランス資本で動いているらしくIkaruszの名前は消えるようで、Ikarusz最後のバスが職員・元職員らに見送られたようだ。 ▼西駅の裏に官公庁区をつくることが決定しているが、連立与党のＳＺＤＳＺは「投資に必要な条件がまだそろっていない。」と工期が後ろにずれこむことを示唆してる。一方社会党は「問題なし」と発言しており、ここにも連立与党間のきれつが生じているようだ。 ▼１００円＝１４８．７３フォリント（ＯＴＰ/１２月１１日） １２月１１日 小耳 ▼Media Marktといえば大型電化店の１つだが、今年の５月から６月にかけて「Hulye, aki nem unnepel（祝わない奴は馬鹿）」というコマーシャルを流していた件で、国家消費者保護局から「子供の判断能力に悪い影響を与えた」として１億フォリントの罰金が言い渡された。 ▼１２日より、ガソリンの値段が１リットルあたり２フォリント、軽油は３フォリント値下がりする。（軽油の方が値下げ幅が多いが、それでもガソリンより割高のまま） ▼５月４日早朝に、ジャネットさんが５人の警察に職務質問された後、路地に連れ込まれ暴行を受けたとされる事件で、検察は証拠不十分として刑事捜査を打ち切る方針を固めた模様。 ▼BKVの運賃が来年から13％値上がりとなることが決定した模様。 ▼先日、釣り人がmajkという場所にある釣り用の池の中からATMを発見するという騒ぎがあったが、その後の調べでこのATMはジュールで盗まれたものであることがわかった。 ▼１２月２１日からシェンゲン条約協定国となるハンガリーは、各国境の不要となる施設の解体工事を行なうことになるが、オーストリアとの国境のヘジェシュハロムの検問所などの解体工事が始まった模様。 ▼１００円＝１４８．６２フォリント（OTP/１２月１０日） １２月１０日 小耳 ▼水泳のオリンピック金メダリストのコヴァーチ・アーギ選手が抜き打ちドーピング検査の際に規定に違反したとしてドーピング疑惑が取りざたされた。その後、ハンガリー水泳協会・国際水泳協会とも、同選手はドーピングをしていなかったという結論に達したようだが、反ドーピング協会はまだ疑惑の目を向けているようだ。 ▼中央統計局の発表によると、今年１〜１０月期の貿易赤字は３億6200万ユーロだった模様。昨年同時期では21億余りだったためかなりの減少となった。 ▼ハンガリーでは1980年から人口が減り続けており、少子化も進んでいるが、世論調査会社Tarkiによると、１年間に保護者が子供につかうお金は４か月分の給料分に達することが明らかになった。国からの家族への保障、そして産休後の女性の職場復帰支援が少子化の歯止めの鍵と言われている。（これってどこかに書いてありましたけど、１人子供がいる人、２人子供がいる人、３人子供がいる人の割合自体はかわらないそうですね。問題は子供をうまない人の数が増えているということのようです。だから１人生んだ人に、「少子化軽減のためもう１人」というのは筋違いということになるってことでしょうか・・・） ▼数年前に発生したモールの銀行強盗殺人事件は、行内にいた人すべてが殺されるという極めて残忍な事件であるが、警察の書記捜査の問題もあってなかなか問題解決にいたっていない。一時カイゼル・エデという人物が実行犯として有罪判決を受けたが、その後別の被疑者が現れて、カイゼルが事件に関与していないということが明らかになった。・・・ということでこのカイゼルに有罪判決を下した裁判官が国家法務理事長代理のポストから辞任したらしい。 ▼１７日からのゼネストに関し、これを指揮するGasko氏は、クリスマス休暇の間は市民の邪魔にならないようにするとコメントした。（クリスマスの間は電車を走らせるが、その後必要であればストを再開する・・ということらしい。）尚、１７日にはBKVの４つの組合も午前６時から午後１時までストを行なうことを発表した（BKVの職員の４分の１がストをすることになる。） ▼警察の発表によると、今年のこれまでの交通事故死亡者数が過去数年に比べると６％減少していることが明らかになった。（事故原因のトップがスピード違反である点は変わらないとのこと） ▼ブダペストのマルギット橋といえば、もうかなり老朽化が進み、巷ではいつこわれてもおかしくないと言われているが、環状道路０号線の橋が完成したらマルギット橋の改修工事も始まる模様。（2008年冬から１年半の工事期間の予定。）マルギット橋は途中でぐっと道がまがっているのが特徴だが、これが事故の危険性を産むということでカーブをなるべくなくす、道幅を広げる、マルギット島に行くとき、今は階段を利用するしかないが、バリアフリーを考え横断歩道もつくる・・・などの計画案が出されている模様。 ▼ハンガリーではクレジットカードではなく、日本で言うデビッドカードを利用する人が多い。（クレジットカードは借金もできるのでリスクが大きいということもあるのだろうが）銀行カードを持っている人はハンガリーの人口の半分の５００万人いるようだが、実際には多くの人はATMから現金を引き出す時にしかカードを使わないのだそうだ。（ハンガリーや周辺諸国ではクレジットカードの暗証番号を求められることがあります。私も一度クロアチアでこれを言われすごく困ったことがありますが、そんなときに救ってくれたのがデビッドカードについている「マエストロカード」でした。マエストロカード万歳！） ▼現在国は「領収書・レシートはきちんと出そう！もらおう！」というフェアプレイキャンペーンをしいているが、税務局がクリスマス用の出店をチェックしたところ４割がレシートを出していないことが明らかになった。 ▼月曜日：あまり天気がよくなく、特に東部で雨が降ります。最高気温は３〜８度の予想です。火曜日：天気は悪そうです。最高気温は２〜７度の予想です。水曜日：天気はよくなく霧も出ます。南部ではみぞれや雪が降るところもありそうです。木曜日：気温が下がってきます。週末は最高気温も-１〜+３度程度までしか上がらないでしょう。 １２月７日 ▼現在ハンガリーのプロサッカーに国が払っているお金はスタジアムの維持費とか、サテライトの選手の育成費、あるいはサッカー協会へのお金（ここから各チームに金が行く）ぐらいだが、世論調査会社Tarkiの調べによると、多くの人が「国がサッカーにお金をつかいすぎ」と感じてることがわかった。（もうちょっと強くなって、国民がスカッとすれば話は別なんでしょうけどね。） ▼ハンガリーの各家庭にもインターネットがかなり普及してきたようで、中央統計局によると９月末における契約数は昨年同時期の４０％増だったそうだ。 ▼中央統計局の発表によると、携帯電話の契約数は１００５万だそうでハンガリーの人口を上回っている。自宅に回線電話がない人もますます増えてきており、ハンガリー全体の総電話通話時間の７割が携帯によるものなのだそうだ。 ▼現在、ブダペストを走る新型路面電車コンビーノの車体には広告掲載スペースがないが、今後同車両にも広告を掲載していく模様。BKVはこれにより100億フォリントの収入を見込んでいる。 ▼当局によるとハンガリーでも地デジに関する許可が来年にはおりるようで、来年から地デジ放送が始まる可能性がある模様。 ▼１２月１７日から、ハンガリー鉄道をはじめとするゼネストが行なわれる可能性があるが、農業関連の組合もこれに参加し、全国でデモを行なうことを決めた。 ▼ブダペストのヴァーツィ通りの終点にあたる、ヴォロシュマルティ広場ではクリスマスに向け露店がたくさん出ているが、賞味期限切れの商品がないか、あるいは不法労働者がいないかの検査が行なわれた模様。 ▼天気：金曜日：特に午後からは雨のところが多そうです。最高気温は４〜９度の予想です。土曜日：雨が降るところが多そうです。日曜日：雨が残りそうです。月曜日：同じような天気です。（気温も土曜日〜月曜日と最高気温は２〜７度とかわらないようです。） ▼１００円＝１５１．１７フォリント（ＯＴＰ/１２月６日） １２月６日 小耳 ▼ドーピング疑惑にゆれたコヴァーチ・アーグネシュ選手（水泳選手・オリンピック金メダリスト）だが、国際水泳協会も同選手がドーピングをしていないと判断した模様。 ▼ハンガリー鉄道グループ全社の今年度の赤字額は270億フォリントであった模様。昨年のそれは830億だったらかかなりの改善？と言えよう。 ▼１２月２１日よりハンガリーもシェンゲンに入るため、オーストリア、スロバキア、スロベニアの国境ではブレーキを踏むことなく通過できるようになる模様。（エステルゴムの国境も普通の橋のように通れるようになるのかなあ） ▼西駅裏に官公庁区をつくるという話があり、確か日本人建築家の案で工事が進められることになっているが、建築予定地の一部が国のものになっておらず、今後も国のものとなる可能性が低いため、この計画で建設が難しくなっている・・・という記事がある日刊紙に掲載された。（政府側は「そんなことはない。予定通り建設される」とこの記事を否定した） ▼先日その歴史に幕を閉じたシュカーラ（ブダペスト１１区にあったデパート。共産主義時代には「ブダペストにある西側」として人気のデパートだった）があった場所にブダで最大のショッピングセンターが建設される模様。 ▼FIDESZから出されている医療費や高等教育機関の学費などに関する国民投票についてだが、FIDESZは冬の国会で許可をとりすぐにでも投票にもって行きたいようだ。ただ憲法の専門家は、春の終わりか夏の初めに国会で承認され投票が行なわれるだろうと見ている。 ▼BKVは来年の運賃値上げ幅について10〜17％を検討しているが、13％程度の値上げになるのではというマスコミ報道があった。１２月２０日にブダペスト市議会にかけられるが、仮に13％アップだったとすると、チケットは１枚270フォリントとなり、定期は8.250フォリントとなる。 ▼公務員の給与が来年５％値上がりすることが決定した模様。（大学教員も公務員扱いだったのですが、私達の大学の場合去年からすでに公務員枠をはずれているので、給与アップは難しそうです・・・） 酒 Ozdという町の近郊に住む家族が、車のガラスウオッシャー液から違法にアルコール飲料をつくっていたとして警察に逮捕された。（４万5000リットルもつくっていたとか・・） 50万フォリント 年金を配達途中の郵便配達人の女性が行方不明となっている問題で郵便局（会社）は有力情報提供者に50万フォリントを出すことを決定した。 レート １００円＝１５１．４７フォリント（ＯＴＰ/１２月５日） １２月５日 小耳 ▼（ブダペストで勤務している警察官の多くが地方から派遣されているようで、彼等は４つの宿舎を用意している。このうち３つは夫婦も入れるが、１つは独身寮となっている。この４つだけでは足りず警察も頭を悩ませているようだ。（また正式には苦情は来ないようだが、警察官の宿舎、特に独身用はかなり狭いらしく、あまり快適ではないようだ。） ▼ポータルサイトindexによると、ミシュコルツの市内交通機関はブダペストが現在行なおうとしている「本数を減らし、運賃を上げる」措置を既に行っているが、結果としては乗客が更に減り、車が増え、渋滞が頻繁に発生するようになったようだ。 ▼ブダペストの地下鉄２号線終点駅「Ors vezer tere」駅の工事は１１月末で終了したようだが、（補完）工事がまだ続いている状態なのだそうだ。 ▼４日から１１日にかけて（金曜日を除いて）ヨーロッパで最大のユダヤの祭りが西駅前広場で行なわれる。 ▼昨年の冬が暖かかったことが原因でブダの山に住む猪の数がものすごく増えているらしい。それで付近住民の畑から野菜が猪に食べられるというケースが増えているのだとか。 ▼ブダペストのUlloi通りとEcseri通りの交差点で先週末交通事故があり信号にぶつかってしまい、以来信号がとまっている模様。信号を支えるコンクリートが固まればまた信号は動くようだが・・・（皆さんも事故には気をつけましょう） ▼ハンガリーでは郵便配達人が年金やら社会保障やら郵便振込みをした現金などを配るという仕事もやっている。このため、郵便配達人が襲われる事件も発生する。先週、年金を配っていた郵便配達の女性が配達途中で行方不明となる事件が発生した。彼女が事件に巻き込まれたのか、あるいはお金をもって逃げ出したのか、警察は現在も捜査を続けている。 ▼１００円＝１５１．９１フォリント（ＯＴＰ/１２月４日） １２月４日 １２月２１日（金）１２時半からの日本語プレゼンテーションへ参観お願いします。 小耳 ▼５日よりガソリンの値段が１リットルあたり３フォリント値下がりする。ただし、軽油の値段は変わらない。▼ガスの値段が１月から上がるという話があるが、ガスの輸入額も上がっているため、春に更に値上がりする可能性も出てきた。 ▼これまでハンガリー国立銀行が１フォリント、２フォリント硬貨を市場に出しても人々がそれを使わず、銀行に戻ってこない状況が続いていたが、10月に久しぶりに銀行側に戻ってきた１フォリント、２フォリント硬貨の数が銀行が流した量より多くなったそうだ。（１フォリントなんて小さすぎて持てないですよね〜。昔フィッレーがあった時は、１フォリント硬貨ももっと存在感があったのですが・・・） ▼ここ１ヶ月で食用油の値段が１５％値上がりし、小麦に至ってはここ１年で７０％もその値段が上がっていることがpenzcentrum.huの調べで明らかになった。 ▼世論調査会社Szonda Ipsosは政治家の人気・知名度調査を定期的に行っているが、与党系の議員の人気度が更に下がってきてる模様。（１番人気があるのはショーヨム大統領。１番人気がないのはホルバート・アーグネシュ保健大臣） ▼１５日の国会議事堂前でのデモ、１７日のストライキなどを呼びかけているLIGA組合組織は、健康保険改革に関する議員投票で党の指示に違反して反対票を投じた社会党議員に対し、代わりに罰金を支払うと提案している。（同組織によると42名の社会党議員が本当は反対したいけど、党に従い賛成せざるを得ない状況にあるらしい。でも、これってすごい提案ですね〜） ▼１２月１０日ぐらいまでは雪はふらなさそうですが、今後雪がふった場合にそなえて、BKVは雪をかきわけるための路面電車などを整備させ準備万端のようだ。BKVは「雪がふったら公共交通機関の方が安全」と呼びかけている。 ▼１７日のストライキ回避に向けての話し合いが行なわれているようだが、スト回避は難しいという流れになっているようだ。（医師や教員組合もストに参加する可能性が高くなってきている。また世論調査会社Medianによると１０人に６人はストに賛成とのことだ。野党支持者は８０％が支持、与党支持者は６人に１人が指示。） ▼ワインで有名なトカイでは、2008年末までに20億フォリントをかけて13の観光プロジェクトを進めていく模様。（博物館んをつくったり、ワイン村を建設したりするそうです。） ▼与党SZDSZは、コーカ党首が国会議員会派代表にも選ばれた。（最近人気がないけど、大丈夫かなあ。） ▼クリスマス商戦に突入しているが、ショッピングセンターや市場では買い物客を狙ったスリも今後増えてくる。それで警察もパトロールを強化する模様。（みなさんも気をつけてください。） ▼１００円＝１５１．９５フォリント（ＯＴＰ/１２月３日） １２月３日 義父は来年６５歳になります。６５歳になると電車の運賃などが無料になるので、もう今から「無料になったらひんぱんに孫の顔を見に来る」とそれは楽しみにしています。しかし、コーカ交通・経済大臣が「６５歳以上の無料制度を撤廃する可能性もある」とどこかで言ったため、義父は今怒りに怒っています。（前の選挙の時も今の与党は「年金受給者は交通運賃を無料にする」と公約していたはずですが、選挙がおわったらそんな話はなかったことになっていました。まあ政党の公約なんてそんなものでしょうけど・・・コーカさん、弱いものいじめはやめましょう。 小耳 ▼世論調査会社Szonda Ipsosが1500名に調査した結果によると、今国政選挙があった場合、野党Fideszに投票する人は６２％、与党社会党に投票する人は24％という結果が出た模様。同社によると、前回の国政選挙から150万人の有権者が社会党支持をやめたそうだが、このうち15万人についてはFidesz支持者となったが80万人ほどは、支持党なし（つまり社会党が盛り返せば社会党支持に戻る可能性がある）の層となっているようだ。（身近にいるFidesz支持者がこれに関し「社会党は緊縮財政という名で今お金を集めていて、2010年の選挙近くにこれをどっとばら撒き、『ほら改革は成功だ！』とやるに違いない。そうしたら、また次の選挙でも社会党が勝ってしまう。」と言っていました。う〜ん、どうなるのでしょうか。） ▼ハンガリーには「プラザ・フィーバー」と呼ばれるほど、あちこちに「なんとかプラザ」というショッピングセンターが建設されている。ただ、みんながこれに賛成かというとそうでもないらしい。例えばブダペスト地下鉄１号線終点のメキシコ通り駅にもプラザを建設しようという話があったらしいが、自治体も住民もこれに反対している。 ▼現在、車の強制保険の契約会社を変更できる時期に来ているが、インターネットで手続きがとれるところが多くなっていることもあり、１１月だけで６０万人が会社を変更した模様。 ▼Nielsen市場調査会社によると、サンタの日とクリスマスの日に向けハンガリー人は20億フォリントをお菓子の買い物に使うらしい。 ▼１２月１７日からハンガリー鉄道を中心に多くの組合がゼネストを行なう可能性があるが、ハンガリー鉄道に対して政府は「ローカル線廃止措置は一時凍結したのに、なぜストをする必要があるのか」とストをする意味が本来の意味からずれているのではと発表している。また教員組合（の１つも）あまり長い間授業が行なわれないと、冬休み開始をずらすなどの処置も必要となるのでストは歓迎できないとのコメントを発表している。（これって反政府のストですが、下手すると非難が自分達の方にふりかかってきそうですね〜。１２月２１日で学校教育機関は冬休みに入ります。大学も試験期間に入るのですが、地方から来ている学生はクリスマスは実家に移動したいでしょうし、どうなるのでしょうね。） ▼ハンガリーでは１２月５日から６日の夜にかけてサンタさんがやってくるのだが、今年は１２月１０日ぐらいまで雪はふらないとのこと。 ▼高速３号線とブダペスト循環０号線とのインターチェンジの工事が１１月末に終了した。（なんだかんだいいながらちょっとずつではありますが、道路工事も進んでいるようですね。）▼先日、スロバキアとハンガリーの国境で大量のウランが押収されたが、専門家は、このウランがハンガリーのものである可能性について強く否定している。 ▼ブダペストの車の量はかなりのものだが、健康に障害を引き起こす物質がブレーキからはがれおちていて大変危険であるという新しい研究発表が出た模様。 ▼先週の週末は寒さがやわらいだが、先週の金曜日はまだかなり寒かった。この影響で多くのBKVのバスのブレーキが凍ってしまったそうだ。（ただ運行には支障が出なかったらしい。） ▼コーカ交通・経済大臣によると、来年１月１日からガスの料金が５％値上げされる模様。 ▼イエス・キリストが生まれる１２月２５日から４週間前からAdventと呼ばれる時期が始まる（キリスト誕生を祝う時期）わっかに４つのろうそくがついているものもこのAdventのお祝いに使うもので毎週１つずつろうそくをつける。また窓がたくさんついたチョコレートボックスもAdventのもので毎日１つずつ窓をあけてチョコレートを食べる。ことしは１２月２日からこのAdventが始まった。 ▼クリスマスツリー用の木の販売はすでに開始されているが、売れ始めるのは６日以降ということで、今のところはそれほどの売り上げは出ていない模様。ただ今年は木の値段が高いらしい。 結局解雇 ２日未明（朝３時ごろ）エゲルでタクシーから警察に通報があった。それによると「事故で止まった車から２名が逃げ出した。車のドアもあいたまま。」というものだった。それで警察が逃げた２人を捜索しつかまえたところ、このうち一人が同僚の警察官だった。この警察官は車を運転していたわけではないが、運転手も酒を飲んでおり、事故った後に慌てて逃げ出したようだ。エゲル市警察署はこの警察官を即時解雇とした。 死活問題？ ハンガリーでは1980年から人口が減り続けている。そして子供の数も減り続けている。ただ進学率もどんどん上がってきていたため、大学などではこれまで少子化の大きな問題はなかった。しかし今年は大学進学希望者の数が減り、今後は大学も生き残りのためにさまざまな手を打つ必要が出てくる。・・・ということで同じく学生が減っているペーチ大学で２日、オープンデーが開催された。（ペーチ大学っていったら名門ですけどね〜） 史上最高 デブレツェンで「ダ・ヴィンチの真実」なる展示会が開かれていたが（世界中をまわっている展示会のようで、デブレツェンの前は日本で展示されていた。）、この観客数が地方の非常設展示会では最高の16万人に達した模様。（デブレツェンの人口に結構ちかい数字です。） 大丈夫 ハンガリーの蜂蜜がブルガリアのヨーグルト並に有名なのは知る人ぞ知る事実ですが、ハチが病気で冬を越せないとか、偽造蜂蜜の史上流出など養蚕業者には苦しい時期が続いており、来年蜂蜜がとれるかどうかかなり困った状況にある模様。 10倍 現在ブダペストでトラックが走る場合はお金をはらっているが、環状０号線の東側ブロックが完成したらブダペストを走る必要もぐっと減るため、トラックに課せられる交通量も最大で10倍ほど値上がりされるとか。（今までは月平均で５０００〜１万フォリントだったのが、３万５０００〜６万フォリントになる模様） 天気 月曜日：天気が悪く雨のところが多そうです。最低気温は-１〜+４度、最高気温は５〜１０度の予想です。 火曜日：お日様もちょっと顔を出しそうです。最低気温は-３〜+２度、最高気温は３〜８度の予想です。 水曜日：雲が多い１日となりそうです。最低気温は-４〜+１度、最高気温は２〜７度の予想です。 木曜日：雲が多くきりも出そうです。最低気温は-６〜-１度、最高気温は０〜６度の予想です。