ニュース
1月31日

レート
100円=205.36フォリント(OTP・1月30日、午前9時15分現在)

今日の天気
雲が少し広がりますが雨にはならないようです。最低気温は0〜5度、最高気温は10〜15度の予想です。

突き落とす
30日、ブダペスト4区の住宅で36才の女性と42才の男性が口論の末、男性が女性を6階から突き落とすという事件が発生。女性は死亡。

追突事故
30日午後、ベーケーシュチャバの近くで列車と小型トラックが追突する事故が発生。小型トラックの運転手が死亡した。(尚、この事故が原因でインターシティーが1時間半遅れた。)

またか
ブダペスト13区の路上で30日、32才の男性が死んでいるのが発見された。警察の調べによると麻薬の摂取過多が原因のようだ。

350万フォリント
ハンガリー陸上協会は夏にミュンヘンで行われる欧州陸上大会で金メダルをとったものに350万フォリントの賞金を与えることを決定した。

10万人目
プロボクサーの元世界チャンピオンで、現在完全復帰を目指しているココーことコバーチ・イシュトバーンが2012年のオリンピック開催に向けての10万人目の署名を行った。ちなみにココーは3月16日に次の試合が予定されている。

コンピュータもらう
国際チルドレン・サービス・ハンガリー協会がハンガリーのいくつかの企業からコンピュータ300台を寄付された。

まだ時間がかかりそう
スロバキア国境付近の国立公園内にある洞窟に閉じ込められているダイバーの救出作業は以前終りを見せず、救出は31日にずれこむことになった。ただ、ダイバーの隣には医師がついており、少し眠ることもできたようだ。

1月30日

レート
100円=205.88フォリント(OTP・1月29日、午前10時15分現在)

今日の天気
ところにより雲が広がるところもありますが、全体的によい天気となりそうです。最低気温は1〜6度、最高気温は10〜15度の予想です。(ここ数日の暖かさは、120年におよぶハンガリー観測史上でも始めてのことだそうで、まさに異常気象です。いつもの年ならバラトン湖にも厚い氷がはり、スケートを楽しむ人が絶えないのですが、今年は禁止となっていますし、小生の住むショイマールの池も凍っていません。去年は歩いて渡れたんですけど、今年は泳がないと駄目のようです。)

タクシーで強盗
29日夜、ブダペスト6区のテレーズ環状通りで24才の女性が運転するタクシーに2名の男性が乗り込んだ。彼らは英雄広場裏手にある市の森までタクシーを走らせたが、降りる際になってナイフをちらつかせて現金を要求、結局100万フォリントを盗んで逃走した。(前回、同じように女性のタクシードライバーが襲われたので、このニュースを見たり聞いたりして同様の手口を考えたのかもしれません。困ったものです。)

戦犯逮捕
29日朝、ハンガリーの国境でインターポールから指名手配されていたクロアチアの戦犯が逮捕された。逮捕時、この人物は複数のパスポートを所持していたという。

無実を主張
1998年、19才の男性が11才の女の子を殺害したとして、14年の刑が言い渡されるという事件があったが、この容疑者がその後控訴し、現在まで裁判が続いている。29日も最高裁判所で裁判が行われたが、ターンツォシュ・ガーボル容疑者は無罪を主張した。(ここ数回容疑者は裁判に出てくると貧血などで倒れるということが繰り返されている。真実はどこに?)

密輸
オーストリアとの国境のヘジェシュハロムで29日ハンガリー人男性が、車に440カートンの密輸タバコを持ちだそうとして逮捕された。被害総額は170万フォリント。(麻薬より罪が軽いのでこの手の犯罪が後をたたない)

ロシアへ
ロシアの日刊紙によるとハンガリーは25件の暗殺を含む多くの犯罪を行っているギャングの一員であるミハイル・ドルマトフをロシアへ送ったと報道。

世界室内陸上
国際陸上協会は2004年3月5〜7日に、ブダペストで室内陸上競技会を開催することを決定した。(新しく建てられるスポーツセンターでやるのかなあ)

無事発見、でも救出難航
スロバキアとの国境にあるアグテレク国立公園内の洞窟に閉じ込められていたダイバーは29日昼無事発見された。救助はダイバーの体力を考えて水に潜らず、岩を少しづつ爆破しながら進む方法をとっているようで、30日朝7時現在でもまだ洞窟からの脱出までには至っていないようだ。

1月29日

レート
100円=204.49フォリント(OTP・1月28日、午前8時45分現在)

今日の天気
西側から雲に切れ目が見え、青空が望めそうです。ただ風がかなり強いところもあります。最低気温は0〜5度、最高気温は10〜15度の予想です。

家出?誘拐?
チョングラード県のセグヴァールという町に住む13才の少年が28日の朝、いつものように学校に出かけたまま家に帰ってこず、家族が警察に捜索願いを出した。現在ハンガリーの学校では前期が修了し、成績が出される時期であり、どうやら成績の悪さに家出した可能性もあるという。(ハンガリー全体のロードマップと3500フォリントを持って消えた少年。早く帰ってこい!)....ところでペシュト県のタールノクという町に住む家族(35才の男性と37才の女性、そして3才の女の子)も24日から行方不明となっている。

撲殺
27日、ブダペスト20区の住宅街で30〜35才ぐらいの男性が何者かによって撲殺されているのが発見された。(月曜日の未明、帰宅途中の人が発見したようだ。)

ガソリン代
30日より1リットルあたり4フォリントガソリンが値上がりとなる。これで95のガソリンは再び1リットルあたり200フォリント以上となった。(95のガソリンが1リットルあたり、203.5フォリント、98が212.5フォリント、軽油は193フォリントとそのまま)

安い労働力
金融大臣であるヴァルガ・ミハーイ氏は28日にブダペストのビジネスクラブ会議で「ハンガリーが将来5〜7%の経済成長をとげるためには、新しい安い労働力が必要となる」と述べた。(まさかこれとステイタス法がリンクしているとは思えないが・・・)

失業率
中央統計局の発表によると、2001年10〜12期におけるハンガリーの失業率は5.6%で1年前の同時期より0.4%下がったとのこと。(人数にすると22万6500名。ちなみに就業者数は384万9000名。)

選挙
4月の選挙に向けて各党の発言も過激(?)になってきている。▼政府与党である青年民主同盟は「(前政権の)ボクロシュパッケージと(現政権)のセーチェーニ計画のどちらが国民のためになっているか」と現政権の力を強調し、「反対や否定ばかりからは将来は築けない」と社会党をばっさり。▼一方社会党は「現政権最後の年となる今年の経済成長が前政権最後の年の経済成長より低い」と現政府が思ったほどの経済成長をとげていないことを強調したり、ステイタス法による国民の不安を利用するような形で与党を批判している。▼この他によくメディアにでるのは極右党のハンガリー正義と人生党で、社会党がキリスト教教会を冒涜(ぼうとく)していると批判している。(一方社会党は、与党に投票すれば極右党もくっついてくるぞと応酬している)▼今一つ元気がないのが、連立与党を組んでいる(いた)独立小地主党、ハンガリー民主フォーラム、そして前政権で連立を組んでいた自由民主連合だ。ハンガリー民主フォーラムは現在青年民主同盟に吸収されるような形となっているし、独立小地主党は党首のスキャンダルから党が分裂した。また自由民主連合はブダペスト市長であるデムスキーガーボルが党首となり社会党批判路線を強めてからおかしくなり、現在党首が代わって社会党にまたまた少し近くなってからも、パッとしない状況が続いている。

未だ見つからず
スロバキアとの国境にあるアグテレク国立公園内の洞窟でダイバーが帰れなくなった事故で、事故発生から2日たった29日朝現在でもまだダイバー救出は達成されていない。洞窟の中に閉じ込められている男性はまだ元気だそうだが、眠気や寒気と戦わなければならず、食べ物もないため事態は緊急を要してきている。

その他
▼ヴェスプレームで発生した集団食中毒はバクテリウムではなく何からのビールスが原因とか。▼ノーグラード県で28日に軽い地震が発生。(マグネチュード2.5。ちなみにハンガリーには震度という単位はない)

1月28日

政治的な臭いが・・・
27日、ブダペストの自由広場にある教会の壁に悪質な落書きがあったとして、教会が(誰だかは分かっていないが)犯人に対し裁判を起こすこととなった。(ここの教会の偉いさんは、極右党として知られるハンガリー正義と人生党の副党首。同党の党首チュルカ・イシュトバーンも同日ヴェスプレームで「許せない。ついでに社会党元首相のホルン・ジュラが『カトリック教会で与党である青年民主同盟のキャンペーンをやっている』と神聖な教会に暴言をはいたことも許せない」と述べた。(極右党が教会とくっついているのか・・・あまり勢力が大きくならないことを祈るばかり)

救出できるか
27日、スロバキアとの国境にあるアグテレク国立公園(鍾乳洞などで有名)で水に潜って調査をしていたダイバーの1人が濁った水のせいで、もとのところに戻ることができず、またダイバーをつないでいたロープも切れてしまうという事故が発生。このダイバーは岩場につかまりながら(15度の水につかった状態で)救助を待っている。(昨夜の時点ではまだ救助されていない。声は聞こえるのだが姿が見えないのだそうだ。)

ステイタス法について首相語る
オルバーン首相は「マジャールラジオ」の昼の番組に出演し、いわゆるステイタス法について「ただ単に国外で少数民族として暮らしているハンガリー人を助けるものではない。彼らの潜在的経済力と私たちの経済力が合わされば、もっとハンガリーは経済発展できるんだ。」と述べた。(知り合いの経済の専門家の話では、昨年ハンガリーは内需で経済が保たれたそうだが、ハンガリー自体の人口が少ないのでそれも長くは続かないとのこと。今回のオルバーン首相の発言は、これにも関係するのかなあ?)

食中毒発生
23日、ヴェスプレームで大規模な食中毒が発生した。150名が病院を訪れ、2名は入院していたが、この2名も26日無事隊員した。(幼稚園や小学生など3つの施設で食中毒が発生したが、これらはいずれも同じ給食会社と契約を結んでいた。)

工業団地
政府によるとセーチェーニ計画の一環として2001年に工業団地の発展のため19億フォリントを投入したということだ。(昨年だけで工業団地が13誕生し、現在ハンガリーでは146の工業団地があるという。輸出を増やしたいのかもしれないが、このフォリント高では各企業も苦しいのではないか。)

GDPの伸びストップ?
金融調査株式会社の調査によると、今年のGDPの伸びは3%ぐらいになるとのこと。これは昨年の伸びより低い数値。尚、インフレの方は5.2%と予想している。(昨年は9.2%だった)

野党勝利!
といってもテニスでの話。27日ブダペストで与党、野党、芸能人−新聞記者、経済界の4チームでテニスの試合が行われ、野党チームは1位、与党チームは最下位となった。

ハンガリー優勝
ブダペストで女子フェンシング・エペのワールドカップが行われたが、ハンガリーが決勝でフランスを破り、見事優勝した。(フェンシングには、突いてよい場所により種目が別れているが、ブダペストでフェンシングの修行をして次のオリンピック出場を狙っている山本憲一選手も確かエペの選手だったと記憶している。)

俺も欲しいこんなスポンサー
以前ハンガリーのスーパーといえばABCのマークがついているのが普通であったが、最近ではこんなところは少なくなってきており、違う名前がついている。その内の1つがCOOPだが、この会社が2004年までハンガリーオリンピック協会に1億フォリントの援助をすることを決定した。

オリンピック見られます
ハンガリーテレビ(MTV)は2月8日から行われるソルトレイクシティーの冬季オリンピックに11名のスタッフを送り、230時間の放送を行うとのこと。(内160時間は生中継となる)現地とハンガリーでは8時間の時差があるということで放送は夜中となるものも多く、次の日に再放送もするようだ。

サッカーヨーロッパ選手権予選組み合わせ決まる
25日、ポルトガルで予選抽選会が行われ、ハンガリーは第4組みに入った。同組にはスウェーデン、ポーランド、ラトビア、サンマリノが入っている。この組で2位に入らなければ本選には出られない。頑張れ!

交通事故
先週末も交通事故が多かったようだ。▼26日の午前、ベーケーシュ県のホードメゼーヴァーシャールという町の近くで乗用車が電柱に激突。2名が死亡した。▼25日夜、ボルショド県のシャヨーヴァーロシュという町の近くで若者が運転する車がカーブを曲がりきれず木に激突。2名が死亡。▼25日朝、ヴァシュ県のラードーツケルケドという町の近くで小型バスが道路横の溝に落ち、2名が死亡。8名が重傷、11名が軽傷を負った。▼26日、ブダペスト7区のエルジェーベト環状通りで横断歩道を渡っていた2名の年配の女性に車が突っ込むという事故が発生。はねられた2名は病院へと運ばれた。(1名は重傷)警察の調べではこの車を運転していた男性は麻薬中毒だったようだ。

事件
▼26日朝、セゲドの氷の浮かぶティサ川で男性の遺体が発見。警察の調べでは死後2日たっていたようだ。(自殺の可能性が高いとのこと)▼25日高速5号線を走る不審な小型バスを警察が調べた所、不法入国者11名が乗っていた。▼27日ライカという国境の町で、19名の不法入国者が逮捕。(10名がナイジェリア人、9名がアフガン人)▼26日、ボーチャという町で検問で止められた車が一旦止まったものの、ドアを明けたまま再び走り出し警官をはねるという事件が発生。27日近くの住民の通報によりこの車を運転していた男性が逮捕された。▼25日夜、ブダペストの東駅から2人の17才の若者がタクシーで10区に向かったが、目的地について降りるときになってロープで運転手を縛り付けようとした。(運転手は女性)しかしこの運転手はなんとか逃げ出し同僚達に無線で応援を求め、2名の17才の若者たちは駆けつけた同僚達に捕まった。▼26日、セーケシュフェヘールヴァールの聖ジェルジ病院で入院患者が10階から飛び降り自殺をした。でも助かった。▼26日未明、メゼーコマーロンという町のディスコで、ある女性とその両親から「襲われている」との通報があり警官がかけつけたが、この警官も暴行を受けるという事件が発生。

今日の天気
西側から雲に切れ目が見えて来るそうです。最低気温は2〜7度、最高気温は10〜15度の予想です。

1月25日

レート
100円=200.48フォリント(OTP・1月24日、午前10時45分現在)200を越えているとなぜかホッとします。

今日の天気
暖かい1日ですが、雨がぱらつくところがあるかもしれません。最低気温は1〜6度、最高気温は4〜9度の予想です。(週末にちょっと気温が下がり、来週の頭からまた暖かくなると天気予報では言っていましたが、どうでしょうか)

いたずらだった
ノヴァで使われていないガス・油田で大爆発があった事件で、当初警察は「誰かが油を盗もうとした」と考えていたようだが、結局17才の少年がライターで遊んでいたら引火したことがわかった。尚、この事故の被害総額は5000万フォリントを越えるもよう。

バスと乗用車の事故
24日モスクワ広場近くのエルジェーベト街路樹通り(ブダジェンジがあるところ)で22番のバスと乗用車がぶつかるという事故が発生。バスの乗客1名と車にのっていた1名が重傷で、その他2名が軽傷をおった。(これって通勤途中の道だ・・皆さんも安全運転で)

私には安くないけれど
世界の主要都市130の中で、どの都市が一番生活に金がかかるのかということをEconomist Intelligence Unitが調査をしたがブダペストは120番目だった。(安いんだなあ)ちなみに一番は東京と大阪だそうだ。

5%以下
ハンガリー国立銀行総裁のヤーライ・ジグモンドは今年のインフレが5%以下になると述べた。(本当かなあ)

自信あり
首相オルバーンビクトルはブダペストで行われた経済会議の中で「2002年も2001年ぐらい経済的に発展する年となる」と述べた。(昨日、経済に詳しい方とお話をしたのだが、その方の話によると「フォリント高で輸出が苦しくなり、輸出先のEUでは経済成長が滞り、ハンガリーの内需もキャパが少ないため、長期的にそれに頼ることもできず、今年の経済は苦しいかもしれない」ということだった。オルバーン首相の楽観の背景には何が・・・

ココー
EBUフェザー級ヨーロッパチャンピオンが世界戦挑戦のため王座を返上したためココーことコバーチ・イシュトバーンとイギリスの選手が王座をかけて戦うことになった。(ココーはすでに1度ヨーロッパチャンピオンになっているが、返り咲きなるか。ちょっと心配)

オリンピック
24日ソルトレイクシティオリンピックへの参加者名簿が発表された。ハンガリーが出るのは男女ボブスレー(各4名)、スピードスケート2名(1周の距離が短い方は5名)、フィギアスケート1名、アルペンスキー2名、ノルディックスキー3名、バイアスロン3名となっている。(少ないなあ)

その他
▼24日ブダペストからセゲドへ向かう客車の床に穴が開くという事故発生。▼一時期大変話題となったバイアグラ。これは心臓に悪い方は服用できなかったが、このほどハンガリーでも「黒い真珠」という名の新しい薬が登場。これは心臓が悪い方でも使用が可能でバイアグラと似たようだ効用があるとのこと。これでハンガリーの人口も増えるか?

1月24日

レート
100円=198.71フォリント(OTP・1月23日、午前9時現在)昨日あんなことを書いたら、一気に198フォリント台にまで下がってしまいました。

今日の天気
西側から雲が広がり、風が強い1日となるでしょう。最低気温は2〜7度、最高気温は6〜11度の予想です。(暖かい!!)

やっぱり駄目
元独立小地主党の国会議員で(現在は無所属の国会議員)収賄などの疑いで200年に逮捕されたセーケイ・ゾルターン氏は、その後自宅軟禁となったものの、規則を破りすぎてまた留置場に入れられたようで、裁判などにもうったえていたようだが結局外には出られないようになったようだ。

他殺か自殺か
23日、ブダペストのナジメゼー通りの住宅で30最前後の男女の死体が発見された。(大屋さんが家賃をとりに来て発見したようだ)警察では2人が自殺したのか、それとも殺されたのかについて現在調べている。

イタリア人は保護鳥が好き?
以前イタリア人が大量の保護鳥をハンガリーに持ち込むという事件があったが、23日もあるイタリア人が保護鳥20羽をハンガリーに持ち込もうとして逮捕された。

教会で盗み
エゲルの近くにあるエチェードという町の教会にドアをこじ開けて誰かが侵入、総額500万フォリントに相当するいろいろなものを盗んで逃げるという事件が発生。(全然話題が違うが、これまたエゲルの近くのマルカズという地域でハンティングをしていた男性が何らかの理由で腹を撃たれ死亡するという事件が発生した。暴発か誤射だと思うが・・そういえば昔電線にとまっている鳥をうって感電した人もいたけど)

食中毒に注意
デブレツェンがあるハイドゥービハル県で「線虫」に感染した(入り込んでいる)猪の肉が発見。自治体は猪の肉を扱っているレストランなどを調査した。

温泉が変わる?
ハンガリー政府は現在セーチェーニ計画なるものを打ち上げているが、観光客の10%はこれだけのために来るという温泉の改築なども今後2年で60億フォリントかけて計画されている。まず最初に改築・増築されるのはラーツ温泉、その後セーチェーニ、ルカーチ、パラティヌス温泉が改築されることになっている。ルダシュ、キラーイ、ゲッレールト温泉に関しては現在の所有と温泉との間に何らかの法的問題があるということで、まずこれを解決するのが先決という態度を政府はとっているようだ。

盗もうとした?
先日ノヴァという場所で使われていないガスおよび油田で大きな爆発が発生するという事故が発生したが、警察では「誰かがガスか油を盗もうとした可能性がある」として調査を続けている。

スロバキアでも
スロバキアのハンガリー連立党の副党首であるドゥライ・ミクローシュは、「ルーマニアと結んだ協定をスロバキアと結んでもいいのではないか。」とスロバキアにもステイタス法の拡大協定を結ぶよう主張した。(政府は2002年の外国人労働者許容数を8万1320名としたが、この数字を巡って、多すぎるだの少なすぎるだのいろいろなところで議論が起きている)

その他
▼聖イシュトバーン大聖堂では24日夜(夜9時から25日午前5時まで)世界平和を祈ってお祈りを行う予定。▼ティサ川の上流地域(ハンガリー国外)で小規模の洪水が発生した模様。▼ハンガリー政府はステイタス法にからんで「ハンガリー人証明書」なるものを発行しているが、これと同様に周辺諸国のハンガリー系住民に「教員証明書」や「学生証」も発行することとなった。▼極右党であるハンガリー正義と人生党党首であるチュルカ・イシュトバーン氏はソンダ・イプソスによる「投票予定調査」(今投票するならどの党か)の結果について「この時代、1つの世論調査会社の結果をうのみにするのは馬鹿らしい。すぐやめるべき」と発言した。ハンガリー正義と人生党と言えば、これまでブダペストで外国人の不動産購入に強い制限をかけてきたグレシュピック氏がこの党の公認候補となったことで(あるいはこの党寄りの発言がめだったことで)今の職をはずされた。これで外国人も少しは不動産を買いやすくなるかな。)

1月23日

すこし前のニュースでハンガリーにすでに10年以上住み、ハンガリー人女生とも結婚して子供もいるアフリカの男性がHIVでポジティブになったからという理由で国外退去を命じられ、現在裁判で闘争中というニュースをやっていました。「HIVでポジティブになったから国外退去」というハンガリーの判断というのはどうなんでしょうか。日本でもそうなのでしょうか。

レート
100円=200.50フォリント(OPT・1月22日、午前9時)昨年の年末や正月あたりでは100円が200フォリントを割ったこともあるとは聞きましたが、どうなるのでしょうか。2年前友人が日本円でこちらの不動産を購入した時は100円が280フォリントありましたからお得感がありましたが、それに比べると今ハンガリーでは「買い」というものがなくなっているような感じです。

今日の天気
今日も雲が広がるところが多く、霧が発生するところもあるでしょう。最低気温は−4〜+1度、最高気温は5〜10度の予想です。

この罪は重いか
以前数名の警官が浮浪者に暴行を加えるという事件が発生したが、彼らに対し22日、懲役8ヶ月、執行猶予2年の判決が言い渡された。

マネーロンダリング
22日ハンガリーからスロバキアに抜ける国境で「少しのスロバキアコロナしか持っていない」と主張した2名の乗った車のトランクからユーロのコインが入った袋が発見。その後2人のコートのポケットなどにもユーロが入っており結局2億8500万フォリント分のユーロを隠し持っていることがわかった。警察はこの2名の身柄を拘束しマネーロンダリングの容疑で取り調べを続けていると言う。

爆発
ザラ県のノヴァというところにある、10年以上現在使用されていない天然ガスと石油の井戸で突然爆発が起り、10メートル以上の高さまで炎が達するという出来事が発生した。

社会党ウハウハ・青年民主党イライラ
▼今投票するならどの党へ票を入れるかという調査がハンガリーでは定期的に行われているようだが、今回発表された最新データで「社会党へ投票する」という人が最も多かったことに対し、社会党党首のコバーチ・ラースローは「嬉しい」と喜びを示した。ただ「我々の目標は世論調査でトップになることではなく、選挙に勝つことだ」とも述べた。(確か前回の選挙でも第1回目の投票では社会党が1番だったんですよね。でも連立パートナーの自由民主連合がこけて、2回目の投票では青年民主連合に票が流れたと記憶しています。今回の調査ですが、浮動票が40%もあるという結果でしたから、こんなものに一喜一憂できないという社会党党首の話もうなずけます。)▼前首相の社会党のホルン・ジュラはカトリック教会で実質上青年民主同盟のキャンペーンが行われていることに強い反発を示した。(でもこれって、もし教会が社会党のキャンペーンを行ったとしても同じように言えるんですかね。)▼一方青年民主同盟の方は、この結果に対し「社会党がルーマニアと結んだ契約(すべてのルーマニア人がハンガリー人と同じように働けるという取り決め)に対しヒステリックに批判したのが原因」としている。

教育と政治は別
ハンガリー教育民主協会(日本で言う日教組のようなものだと思います)は「どの政党とも意見の調整を計ったり、くっついたりすることはない」ことを主張した。

1月22日

レート
100円=201.62フォリント(OTP・1月21日、午前8時45分現在)

今日の天気
雲も多く風も出そうですが、気温の方はかなり高めとなりそうです。最低気温は−2〜+3度、最高気温は7〜12度の予想です。(こりゃ、本当にあたたかい。)

強盗
ニーレジハーザで先週銃を持った男が小売店に侵入し強盗を働くという事件が発生したが、警察は23才の男性を逮捕。取り調べによるとこの他に3件同様の事件を起こしていたことがわかった。(先週の木曜日に雑貨屋に押し入り、銃でおどし売上金1600フォリントを盗み、その後別の店にも押し入ったが、店員が非常ベルを押したため逃走していた。また土曜日にも故障か何かで停まっている車のドアが開いているのを見て車内にあった携帯電話を盗もうとしたが、運転手に見つかり逃走。銃でおどそうとしたが効き目がなく近くで自転車にのっていた男性も加わりこの男性は捕まってしまった。ちょっと情けない強盗だなあ。)

痛い事故
21日夜、ニーレジハーザ近くの国道4号線で木材を運んでいたトラックが故障した。それで運転手がトラックを停め、車の後ろに三角形反射鏡を置いていたところ、後ろからオペルの乗用車が突っ込み、この男性をトラック後部に押し潰す形となった。オペルはトラック(+男性)にぶつかった反動で反対車線に飛び出し、前から走ってきた車とも衝突した。トラックの運転手は即死。オペルに乗っていた2名も重傷を負った。この事故で4号線は1時通行止めとなった。

コンピュータのやりすぎ?
タポルツァという待ちで26才の情報技士が87才の祖母を殺害するという事件が発生。現場にかけつけた伯父とももみ合いになったが、伯父は無事避難。この26才の男性は殺害現場で警察に逮捕された。取り調べに対しこの男性は「私の中から、殺せ殺せ!という声が聞こえてきた」と答えている。

犯人出頭
20日夜ブダペスト6区のキラーイ通りで歩道を歩いていたお母さんと娘二人に車が突っ込み、そのまま逃走するというひき逃げ事件が発生したことを昨日伝えたが(下の女の子は死亡)21日になってブダペスト在住の30才の男性が警察に出頭してきた。

不法出国失敗
21日、コマーロンのドナウ川にかかる鉄道の橋をわたってスロバキアへ入ろうとした15名が逮捕された。(イラク人11名、トルコ人2名、イラン人とパレスチナ人1名)(なんと先週の週末だけで52名の不法出国者が見つかったそうだ)ちなみにこのコマーロン、車が走る橋を渡ればあるいてスロバキアへ行ける。

羨ましい
現在ハンガリー・バスケットボール1部で首位を走る「パクシ原子力発電所」チームでは、選手とチーム関係者たち12名が集まって、この半年毎週200枚ぐらいの宝くじを買っていたらしいのだが、なんと先週の6ロットー(45の数字から6つ選ぶもの)で大当たりを出した。賞金は5億6473万8043フォリント。(日本円だと2億7000万円)。うらやましい〜。

偽造対策
最近、住宅マフィアと呼ばれる集団が不動産の偽造登記所などを利用して不正に不動産の売買を行う事件が多発しているが、土地登記所では書類を偽造しにくい新しいものに変え対応してくこととなった。

郵便局が銀行を買収?
政治・経済のニュースには疎いので、正確な情報かは自信がありませんが、これまでポシュタ(郵便)銀行株の32.999%を所有したいて郵便局株式会社が更に同銀行の株を購入するという動きが出てきたということです。郵便局が銀行の株を買うとか、郵便局が株式会社であるなど日本では考えられない状況ですが・・・

1月21日

レート
100円=202.86フォリント(OTP・1月18日、午前9時現在)

今日の天気
西側から雲が広がり、雨やみぞれが降る可能性があるそうです。最低気温は−4〜+1度、最高気温は1〜6度の予想です。(昨年末に比べて暖かい日が続いていますよね。といっても夜は寒いですが。)

ひき逃げ(先週の週末は事件事故が多かったようです)
▼20日、ブダペスト6区のキラーイ通りで、歩道を歩いていた家族に車が突っ込み、そのまま逃げるという事件が発生。10才のお姉ちゃんの方は軽傷で済んだが、7才の妹は危篤状態になり、病院で蘇生処置を行った。幸い下の子もなんとか危機的状況は乗り越えたようだが、犯人はまだ捕まっていない。(警察からの情報によると、事故をお越しは車のナンバーはFDG−210だとのこと、もし見かけたら警察に!)▼同じく19日の夜、キシュクンハラシュという町の近くを走る国道53号線でも、64才の男性がひき逃げにあい重傷を負うという事件が発生。こちらはナンバーもわからないようだ。▼こちらはひき逃げではないが、19日ブダペストの18区で2台の乗用車が正面衝突するという事故が発生し、1名が死亡した。▼これはニュースにはなっていないが、19日午後アールパード橋のブダ側のたもとでやはり大きな事故が発生。警察や消防車がかけつけた。(20日の時点でも事故者は路肩に置かれたままだった。事故を防ぐにはこういうものを見せるのが一番いい方法かもしれないとは思うが・・・)▼19日セゲドでは無灯火で走っていた自転車を車がひき、自転車にのっていた男性が死亡するという事件が発生。(無灯火で走るのは本当に危ないので皆さんも気を付けましょう。)▼センテシュという町ではトラックが何らかの理由で対向車線に突っ込み、反対側から走ってきた別のトラックにぶつかるという事故が発生。この事故でそれぞれのトラックの運転手が死亡した。

殺傷事件
20日バヤという町の中心地で24才の男性が2人をナイフで刺すという事件が発生。この事件で1名が死亡し、1名が重傷を負った。警察はこの犯人を捕まえ取り調べをしているが、凶器のナイフはまだ見つかっていない。

撲殺事件
刺繍で有名なカロチャの近くにあるミシュケという村の住宅内で68才の男性の撲殺死体が19日に発見された。その後の警察の調べて別件(車の書類偽造)を通じて20代の2名の男性が犯人として割り出され警察に逮捕された。(撲殺したのは10日前のことだったらしい。)

発砲事件
ビカ・ベールというワインの本家でもあるセクサールドのガソリンスタンドで指名手配中の男性が給油を行っているとの情報が入り警察が突入。指名手配の男性が車に乗り込み発車したところを止めようとした。しかし、男性が警察をはねようとしたため警官がこの男性の胸に発砲。男性は重傷を負い病院へと運ばれた。(なぜ、発砲する必要があったのか。車に乗る前に捕まえればよかったのではないかという批判も出ている。)

強盗
▼18日、ブダペストのアストリアから東駅までを走るラーコツィ通りにある大型書店に強盗が押し入り現金を奪って逃げるという事件が発生。(ニュースではどの書店かは書いてありませんでしたが、あそこは「本の宮殿」と呼ばれる大きな本屋とフォークスというこれまた大きな本屋が並んでいます。私も時々行くのですが、恐いですね。)▼シャールボガールという町ではガソリンスタンドにナイフを持った男が押し入り売り上げを奪って逃げるという事件が発生。(ただこちらは犯人が間もなく逮捕されたそうです)

大荒れ
19日に行われたハンドボール1部のベーケシュチャバとホードメゼーヴァーシャールヘイの試合で、37分に観客がビール瓶をコートに投げ込むなどし試合が中断した。この騒ぎで観客同士がもみ合いとなり数名が逮捕された。(この試合は10月5日に行われた試合の再試合。前の試合ではホードメゼーヴァーシャールヘイが勝ったのだが、不正なメンバーチェンジが行われたとしてベーケシュチャバが抗議し再試合となったものだ。試合の方は結局今回もホードメゼーヴァーシャールが勝った。以前私も妻の実家でサッカーの試合を見ている時、上にいた観客がビールのはいったコップをなげ、観客と警察によってつまみだされるのを目撃した。みな血が騒ぐのだろう。)

10位
Lausanneでフィギアスケートのヨーロッパ選手権が行われていたが、ハンガリーのセヴェシュチェーン・ユーリア(女子)選手は10位となった。彼女はソルトレイクシティーのオリンピックにも参加予定とのこと。(でも、日本のテレビには写らないかもしれませんね。)

日本人の方にはあまりなじみのない名前ですが
20日、ロンドンで行われたWBOフェザー級タイトルマッチが行われ、チャンピオンのアルゼンチンのチャコーン選手が防衛を果たした。(このチャコーンというのは、ハンガリーの英雄ココーことコバーチ・イシュトバーンからタイトルを奪った男として、ハンガリーで知らぬものがいないという選手ということで取り上げてみました。)

高いよなあ、やっぱり。
郵便局で回収した現金などを運ぶのを請け負っているのがDefend Security有限会社だが、20日その契約料が明らかになった。ニュースによるとその契約料金は2005年末までで26億フォリント。1年当たりでいうと6億5000万フォリントとなる。(テレビのニュースでは、談合の噂もあるとか。)

野党吠える
社会党は20日、政府の洪水対策は全くなっていないと批判。(今年も雪解け水が多そうで、このままだと大規模な洪水が発生する可能性がある。)また自由民主連合も病院への予算が少ないことを指摘し「サッカーチームに金をばらまくなら、病院に金を使え」と政府の姿勢を批判した。一方与党(?)の独立小地主党は、「次の選挙でも第3位の勢力になろう」と宣言。ただ、ここは党首にスキャンダルが多く、それがもとで党が分裂したりしているのでどうか。

院内感染
ブダペスト(ウーイペシュト)のカーロイ・シャーンドル病院のある課で集団感染が発生。現在も見舞いなどが禁止されている。(ある課だけが感染しているということで、病院内での食事が原因とは考えにくく、患者か見舞い客から感染した線が強いとのこと)

犯罪
2001年にハンガリーで起こった犯罪件数は46万6000件で、2000年に比べると3.3%となっていることがわかった。また対金品の犯罪による被害総額は1130億フォリントとなり、2000年の967億から比べると18.1%の伸びとなっている。(皆さんも防犯には十分注意しましょう。)

ヘティヘテシュ
土曜夜の人気番組のヘティヘテシュは、政治を風刺する内容が多く、そのため4月の選挙前6週間は放送を停止することが検討されていたが、局がアンケートをとった結果。「放送を続けるべき」という意見が多く、そのまま放送を続行することを決定した。ただ第1回投票と第2回投票の間(4月)は放送を見合わせることとなった。

1月18日

レート
100円=202.87フォリント(OTP・1月17日、午前10時15分現在)

今日の天気
雲が多く、霧が出るところや雪がちらつくところもあるでしょう。最低気温は−9〜−4度、最高気温は−5〜−1度の予想です。

14件も
15日、ブダペストのナジ・ラヨーシュ・キラーイ通りにある銀行で強盗騒ぎがあったが、まもなく逮捕された2人組みのうちの1人の自供によると、彼らが1997年からこれまで14件もの同様の事件に絡んでいることがわかった。尚、この14件を合わせると被害総額は3300万フォリント。(ただ捕まった方の取り分は520万だけだったそうで、今逃げているもう1人の方が主犯格のようだ。)

タバコの火が原因?
ケチケメート近郊の町に住む48才の男性から全く連絡がないと、親戚の人が彼の家を尋ねたところ、彼が黒焦げの焼死体となっていたという事件が16日に発生。警察や消防の調べによると寝タバコが原因のようだが・・・

2億6000万フォリント
青年スポーツ省は、今年ハンガリーで行われる国際大会用に2億6000万フォリントの予算枠を設けたことを発表。(今年は6つの世界大会、そして15のヨーロッパ大会が催されるのだそうだ。)

大損
クロアチアで16日より外国企業は石油を道路で運んではいけないこととなり、このためハンガリーのMOLという石油会社も数百万ドルの損害が出るらしい。(船、列車、あるいは石油のパイプを使用するならよいのだそうだが・・)

ゲットー
ブダペストのゲットー解放57周年を記念して、17日にユダヤ教協会などが国会議事堂前でデモ行進を行った。(第二次世界大戦中、ハンガリーでも60万人のユダヤ人が殺害された。)

対BBC
BBCは、ハンガリーの法相であるダービド・イボヤ氏が戦犯を参ったと報道したが、これに対しダービド氏は「私が参ったのは戦犯ではない。」と反論した。

無事終了
ハンガリー鉄道は、これまで賃金に関する労使の話し合いが行われてきたが、平均9.25%、最低でも7%の賃金アップということでこの話合いが無事終了した。(数年前には長期ストがあって大混乱となったが、今年は平穏無事でひとまず安心)

デモ
ニーレジハーザで17日、ハンガリー・イスラエル友好協会によって、外国人排斥に反対するデモが行われた。(そう言えば、1月12日の日本経済新聞にフランクル・ペーテル氏が「僕がハンガリーに住まないわけ」というコラムを載せていたが、対ユダヤというのもかなり寝が深いもののようだ)

1月17日

レート
100円=204.02フォリント(OTP・1月16日、午前8時30分現在)

今日の天気
曇りで霧が発生しやすく、雪がちらつくところもあるかもしれません。最低気温は−9〜−4度、最高気温は−3〜0度の予想です。

ベルギーのハンガリー人
ベルギーで昨年夏3名のハンガリー人売春婦と彼女たちのバックについていた3名のハンガリー人男性が逮捕されるという事件が発生したが、16日これら6名の裁判が始まった。(関係ないがドイツでは50名のハンガリー人が不法労働で逮捕されたようだ)

警察がホームレスに危害
マジャール・ヒールラップという日刊紙によると14日ブダペスト8区で3名の警官がホームレスに危害を加えたというニュースが載り、ブダペスト警察はこの3名を取り調べている。

落書きの罪は重い
1月8日、セゲドの橋に落書きをしていた2人の若者(20代前半)が警察に現行犯逮捕されたが、16日この2人に懲役5および8ヶ月の罪が言い渡された。(どうやら初犯ではないそうだ)

不法入国
16日、ルーマニアとの国境ガルボルツで35名が不法入国で逮捕された。(内訳はパレスチナ人4名、イラク人1名、ソマリア人2名、バングラデシュ人22名など)

麻薬販売人逮捕
刺繍で有名なカロチャで16日、数年に渡り麻薬を密売していた男性が逮捕された。

壁が崩れる
ブダペストには「モン・パルク」というショッピングセンターがあるが(南駅の近く)ここに建設中の映画館で壁が崩れる事故が発生。作業員数名が軽い怪我をした。

サッカー世界ランキング
16日最新サッカー世界ランキングが発表され、ハンガリーは1つ順位をさげ67位になった。

リストラ
ジェールにあるジェーリ・ケークス社(ハンガリーのクッキーの多くはここで作られている。)では330人のリストラが決定。3週間後に解雇となる人達のリストが出来上がるそうだ。

インフレ
中央統計局の発表によると、昨年2001年のインフレは9.2だったそうだ。

ヘティヘテシュ
週末夜の人気番組ヘティヘテシュは、コメディアンや知識人が政治や経済について滅多切りにするという番組で、現在番組内容に関し裁判が起こされたりもしれいるが、4月の選挙期間中は放送が禁止されるようだ。

1面見出し
休みが長かったので、ネープサバッチャーグという新聞をながめながら、12月28日から1月16日までの1面国内記事を簡単に紹介する。(抜けている日もあるけど、それは勘弁してください)
▼1月16日:政府は今年の外国人労働者数を去年の8万1320名より多くしないことを決定した。(これって恐らくハンガリーとルーマニアの話合いで、ハンガリー系かどうかに関係なく、全てのルーマニア人がハンガリー人と同じ条件でハンガリーで就職できるという取り決めに関連して出たものだと思う。国民の不安はかなり大きいから・・・でも、外国人ってことは日本人も入るわけで、変なところでしわ寄せがくるのは嫌だなあ)
▼1月15日:ハンガリーでは現在1300kmにわたる地域が洪水対策を行わなければならず、内500km分はかなり急がなければならないことがわかった。(昨年のかなりの洪水だったが、今年はティサ川上流での積雪量が多く、昨年を越える洪水が発生する可能性があるのだそうだ。ティサ川流域の住人も毎年家を流されるのはたまらないだろう。1月16日に社会党首相候補は「社会党が政権をとったら2004年までに護岸工事を終わらす」などと言っているが・・・)
▼1月14日:社会党と自由民主連合が4月に行われる総選挙の比例リストを作成。(ハンガリーの選挙って比例代表制と小選挙区制がごっちゃになっているところがあってわかりにくい。恐らく1党独裁がつぶれた時に、2度と1党独裁にならないようにいろいろシステムを考えてのことだと思うのだが)
▼1月12日:ハンガリー経済安定へ。経済大臣の話だと今年のGDPの伸びは3.5〜4%を目標としているようだ。(与党は現在の経済の伸びを主張し、野党は「それは前政権が緊縮財政を敷いて、経済安定に貢献したからだ」と主張している。今は外資を入れ、それも成功しているようだが、人件費などが上がったら外資はもっと東に行くのではないのか・・・)
▼1月10日:今年の冬はいつもに比べると寒いのだが、政府は凍死者数が70名を越えたと発表。(一時帰国中首都高速でバスに乗っていたら、ホームレスの青いテントがたくさん並んでいるのが見えた。東京や大阪がブダペストほど寒かったら、青いテントをならべて生活しているホームレスの人たちはどうなるのだろうか・・・)
▼1月9日:ハンガリーは、少数民族として生きる国外ハンガリー民族に対し援助を行う、いわるゆステイタス法に関する最終的決定を行い、12億フォリントの予算をとることにした。
▼1月8日:4月に行われる選挙に向け、各党が比例リスト作成の最終段階に入った。
▼1月7日:今年の冬は寒く、川が凍るところが各地で発生。(年末もブダペストのドナウ川も凍っていたが、16日に見たらなくなっていた。)
▼1月4日:政府与党は4月の選挙で勝利したら環境保護関係の独立予算枠をなくすという噂が広まる。(ネープサバッチャーグって社会党が背景にある新聞だから、与党に対して厳しいのだ・・一方青年民主同盟がバックにいるマジャール・ネムゼトなどは社会党批判のニュースがたくあんある)
▼1月3日:今年からタバコ広告が禁止になったが、このため今年のはじめごろは警察がこの仕事にかかりきりになってしまう可能性があるらしい。(車にはってあるラベルなんかも駄目なのだそうだが・・・)
▼1月2日:最低年金額がアップ(2万1000フォリントになったそうだ。そんな額で何ができるの・・・)
▼12月31日:「ハンガリー人証明書」有効期限は5年。(国外で少数民族として生きるハンガリー人に発行されるものなのだが・・・このステイタス法はこの先も論議を呼びそうだ。)
▼12月29日:両替所の規制厳しく。(ガイドブックなどを読むと、街の両替所はレートも悪く、トラブルが発生したりしているようだが、これからは銀行のチェックがはいるとのことだ。またホテルでの両替についても同じように銀行が絡んでくることになるとのこと・・・もっと旅行しやすい国になれば観光客も集まるかな)
▼12月28日:ブダ城のシャーンドル宮殿が3月に改修工事終了。(久しくブダ城なんてゆっくり散歩していないなあ)