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▼3月ですね〜。▼授業へのゲスト大募集中です。また、書道クラブ、合唱クラブ、生け花クラブへの参加者も募集しています。(授業時間・内容に関しては右側の「管理人の他のページ」にあるEgy Lusta japantanarから、各クラブに関しては同じく右側にある「交流プログラム」から入ってください。)▼ハンガリーにおける継承語としての日本語クラス「かざるぐま」も毎週土曜日に行なわれています。こちらの応援もお願いいたします。(管理人の他のページ参照)▼私が勤めているのはカーロリ大学東洋言語文化学科日本専門コース。学生用の日本学関連教材も作りたいし研究に必要な書籍や機材や学会参加のための旅費も捻出したいのですが、日本のようにそのための予算があるわけでもないのが悲しいところ。(もちろんお金だけではなく能力も不足気味ですが・・・)同学科には日本学研究のための基金もあります。興味のある法人・個人がありましたら、ここをクリックしてみてください。▼日本語教師としての取り組みや考えについてのブログもあります。(管理人の他のページ参照)▼ハンガリー日本語教師会で作成した「日本語-ハンガリー語」「ハンガリー語・日本語」とも手元にあります。ご希望の方はご連絡ください。(これは会員向けに1200フォリントで発行しているものです。これまでは私が会員として購入したものを皆さんに売っていたのですが、教師会の方で「会員外には1500フォリントで売る」との決定がありました。というわけで日・ハン、ハン・日とも1冊1500フォリントになります。連絡はszeidzsi@freemail.huまでお願いします。)

3月31日

  • 4月1日より、ガソリン・軽油とも1リットルあたり6フォリント値上がりする。
  • Standard&Poor'sがハンガリーの格付けを1つさげてBBB-とした。
  • 社会党・SZDSZの支持を受けて、経済大臣のバイナイ・ゴルドン氏が首相候補となったが、彼は経済対策として社会保障の引き締めを行うなどとするバイナイ・パッケージについて発表した。(住宅購入をフォリント建てで行なうときの利子補助や子どもがいる人の不動産購入における補助の廃止、現在行なわれているガスや暖房の補助金も廃止、これまで出産後2年もらえていたタイプの産休手当ての期間を1年に短縮、国から支給される育児手当の今後2年の凍結・・・などなど)バイナイ氏は経済パッケージに関して「国民すべてに痛みを伴うものとなる。しかしこれをやらなければならない。」と述べた。
  • 中央統計局によると、2008年11月〜2009年1月期の失業率が8.4%だったのに対し、2008年12月〜2009年2月期のそれは9.1%に上昇した。
  • SZDSZはバイナイ氏を首相候補とすることに同意したが、新たに社会党と連立を組むことはしないと発表した。
  • ドラシュコビチ司法・法執行大臣は、首相候補となったバイナイ氏の警備命令を出した。
  • Nezopontが行なった世論調査によると、誰が首相に相応しいかという質問にオルバンFIDESZ党首を選らんだ人は45%なのに対し、バイナイ首相候補を選んだ人は8%にしか過ぎなかった模様。
  • ジュルチャーニ首相・社会党党首は、このどちらのポストからも降りる意向を示しているが、社会党の国会会派のメンバーの多くが党首にとどまるよう意見しているようだ。
  • ハンガリーのサッカーチームも現在ワールドカップ予選を闘っているが、先日アルバニアにアウエーで勝ち、現在グループ2位につけている。そのこともあり4月1日にホームで行なわれるマルタとの試合のチケットが飛ぶように売れているという。(次のマルタは格が下なので勝てるかもしれませんが、残りはどうでしょうか・・・デンマーク、ポルトガル、スウェーデンに快勝できればいいのですが、結局は3〜4位で終わるような気もします。)
  • 100円=237.26フォリント(OTP/3月30日)
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3月30日

気になっていたのでhttp://www.hirlista.hu/belfoldでニュース速報をチェックしていたのですが、とりあえずバイナイ・ゴルドン経済大臣が首相候補となったようです。ただ、これで国民が納得するかどうか・・・・・

  • 先週の土曜日に「改革を進めるにあたって私が妨げとなるなら、新しい首相を探そう。」と言ったジュルチャーニ首相。この時点では、「辞任とはっきり言わなかったのは、探してみたけど結局相応しい人がいなかったということで自分が戻る可能性も残しておきたいのだ」という噂が流れた。ただジュルチャーニ氏はその後、「私が首相に戻ることはない」と断言した。しかし辞任ではなく、現在の体制を維持するために、まずは後任を決めて、それから自身に対する不信任案を出すという筋書きであったこと、これを象徴するように85%の支持を受けてジュルチャーニ氏が社会党党首に再選されたことを受けて、野党は「猿芝居」とこれを批判した。ただ元連立与党のSZDSZが「とりあえずちょっと待ってみよう」と発言し、社会党は候補者をしぼりはじめた。あわよくばSZDSZだけではなくFIDESZのオルバーン党首に対しても距離を置くMDFも社会党は取り込むのではと思われたがMDFはこれを拒否。以後、社会党とSZDSZとのやりとりで候補者選びが始まった。最初に社会党が選んだのは、首相候補として元ハンガリー科学アカデミー長のグラツ・フェレンツ氏、元ハンガリー国立銀行総裁のシュラーニ・ジョルジュ氏、そして経済研究所トップのヴェールテシュ・アンドラーシュ氏であった。ジュルチャーニ氏自身は、このうちグラツ氏を推したかったようだが、SZDSZがこの人なら賛成すると言ったのはシュラーニ氏だった。シュラーニ氏自身は「温度差はあれど、すべての党が賛成すれば首相になる」と言ったがFIDESZは「あくまでも国民の審判を仰ぐため選挙前倒しだ。」と主張したためシュラーニ氏は首相になることを固辞した。また同じ理由で「やる気はあったが、今の状況ではできない」とグラツ氏もジュルチャーニ氏あてに手紙を書いた。そこで今度は社会党はLehelという冷蔵庫の会社のトップであるタカーチ・ヤーノシュ氏を首相に推そうとしたが、SZDSZはボクロシュ・ラヨシュ氏を推薦したため議論が紛糾。社会党としてはボクロシュ氏が首相になると自分達の改革路線が完全に変更されてしまうとこれに強く反対する派と、政権を守るため今はそんなことは言っていられないとする派に分かれた。この状況を受け、こんどはボクロシュ氏側が「15年かけて積み上げてきたものも、5分でくずれてしまえる。だから、自分は名前だけを貸す馬鹿ではない。」と例え指名を受けても首相にはならないと発言した。このような状況になり、外部から首相候補が探せなくなった社会党は今の大臣から首相候補を探し始め、初めは農業大臣のグラーフ・ヨージェフ氏、そして最終的には経済大臣のバイナイ・ゴードン氏を首相候補に推す流れとなってきた。このようなちぐはぐで自滅の道を進むのを見て、社会党の有力者からもジュルチャーニ氏は党首も辞めて政治の場から消えるべきとの発言がなされるようになった。そしてジュルチャーニ氏も「今の大臣が首相になるなら、その人が党首になるべき」と今度は再選されたばかりの党首の座も降りると発表した。そして29日現在、バイナイ・ゴールドン氏を首相にすべく、社会党とSZDSZが交渉を行なっている。バイナイ・ゴールドン氏は1968年生まれの41歳。社会党の党員ではない。SZDSZは「ジュルチャーニ氏のクローン」と彼が首相になるのを反対しているが、議員の中には首相候補にしてもよい・・という考えもある。バイナイ氏は社会党・SZDSZに対し、30日の午前0時までに両党が推すと明言しないと自分も首相候補にはならないと言ったらしい。(29日午後7時半現在)SZDSZの地方組織からはバイナイ氏を支持することに強い抵抗があり「前倒し選挙をすべきだ」という意見が多いらしい。
  • FIDESZは1988年3月30日に37名の大学生が結成した党である。ということで29日に21回目の誕生日を祝った。昨年もちょうど国民投票で大学の授業料や医療機関の受診料の法案が廃止となった時期に誕生日を祝っており、その時も「前倒し総選挙しかハンガリーを変える道はない」と主張していた。
  • 原油の取引価格が上がったようで、今週もガソリンの値上がりが予想されている。
  • カルパチアハンガリー文化協会のウージュホロド(ウングヴァール)での大会に参加したオルバーンFIDESZ党首は、「FIDESZが政権をとったら、外国の少数民族であるハンガリー人にもハンガリー国籍を与える」と演説した。(国外にいるハンガリー民族の人数を考えると、彼等に国籍を与えるというでハンガリー国内政治がなりたたなく可能性も0ではない。ただ彼等が投票権を持ては、今後(ハンガリー国民とはハンガリー国内に住むハンガリー人のことであり、国外にいるハンガリー民族のことも大事だが、まずはその国との交渉が重要だと主張してきた)社会党が政権党に選ばれるということは未来永劫なくなる可能性もある。
  • ジュルチャーニ首相のブログには彼を支持する人らの書き込みも多く、「ジュルチャーニを中心とした新党をたちあげるべきだ」などの意見もある。
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3月28日

1月2日を土曜日扱いにするかわりに1月10日の土曜日を平日扱いにするはずだったのですが、ウクライナからガスが来なくなったため、ガス消費量を抑えるため1月10日はそのまま土曜日とし、3月28日の土曜日を平日扱いにしました。というわけで今日は平日です。(ブダペストなどの路上駐車は料金とられますよ〜。)

  • ジュルチャーニ首相があげた3名の首相候補はいずれも駄目になり、社会党とSZDSZは再度協議を行なった。そこで社会党は冷蔵庫の会社Electrolux Lehelの社長タカーチ・ヤーノシュ氏を首相に推そうとしたが、SZDSZはボクロシュ・ラヨシュ氏を推薦した。ということで社会党は27日中には首相候補を決定するとしていたが、まだ悩んでいる(下手をすると前倒し選挙もありえますね。)
  • 内閣不信任案を出すとして、新しい国会の過半数の獲得数をとれば、その人が新しい首相となる。国会議員の過半数は193.現在の社会党の国会議員数は189.しかし元首相のホルン・ジュラ氏は病気のため恐らく投票できない。すなわちあと5人取り込めば社会党は単独でも過半数が取れる計算となる。(党が一枚岩だったらだが・・)無所属議員のうち、自治大臣と内閣府委員2名は恐らく社会党に同調するので、残りは3人だが、この3人が集められるかどうかは微妙らしい。
  • 100円=227.18フォリント(OTP/3月27日)
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3月27日

 娘は小学校1年生ですが、モンスターペアレントになりかけの私は、担任の先生のやっていることがどうも理解できません。すでに後期の途中なのに未だに時間割が決まっておらず、体育や音楽の授業もいいかげんです。昨日は、2〜3人子供が騒いだということで算数の時間をぜんぶつぶし「態度の授業」ということで、子供達をずっと立たせていたそうです。これって何なんでしょう・・・きちんと説明させ、なぜ騒ぐとだめか考えさせ、あとはさっさと授業をする・・・これでいいと思うんですけど。妻はときどき担任に話しに行きますが、何を言ってもちょっと言い訳をして、何も言わず、ぷいっとどこかへ行ってしまうそうです。そして保護者を手足のようにつかい、機能もあるお母さんがコンピュータのできない担任の先生のかわりに、30ページの書類の打ち込みを命令されていました・・・・保護者が団結して動くべきなのでしょうが・・子供に報復が来るとなかなかこれもうまくいきません・・・
 私たち夫婦もときどき、翻訳の仕事をしますが、翻訳料金の相場がわからず困る事が多いです。ということで、今日は1つのサイトを見つけました。http://lector.hu/hu/?origoこのページから32ヶ国語の翻訳料金が算出できます。ちなみにハンガリー語から日本語に翻訳する場合、ハンガリー語からドイツ語に翻訳するときの3倍の値段のようです。 http://lector.hu/hu/szolgaltatas/megrendeles/1/x/ 校正もセットでやるとハンガリー語から日本語の翻訳って結構いい値段になりますね〜。びっくりです。まあ締め切りなんかをみると、きっと超人的に能力のある人が仕事をやるときの値段(あるいは1日中集中して翻訳できる環境にある人)なんだと思います。

  • ハンガリーでも欧州の他の国のように車を購入する際に国が代金の一部を保障するシステムを導入するよう自動車メーカー側が求めていた問題で、政府は「ハンガリーの場合、購入されている車の多くは輸入車であり、ハンガリーの自動車メーカーの助けにはならない」とシステム導入には否定的な考えを持っていることを明らかにした。
  • ショーヨム大統領は欧州議会選挙の投票日を6月7日とした。これで同選挙運動もスタートする。ただMDF(ハンガリー民主フォーラム)には欧州議会選挙の選挙運動資金がないらしく、リストのトップにいるボクロシュ・ラヨシュ氏は自分の金で選挙運動を行なうらしい。
  • 26日朝はブダペストをはじめとするハンガリー各地で雪が舞った。(朝おきてちょっとびっくりしました。)
  • 新しい首相候補のうち、SZDSZも支持している元国立銀行総裁は他の野党が前倒し選挙を要求していることもあり、首相になることに関し明確な意志を表明していない。これを受けて、社会党とSZDSZは新しい候補者についても話し合った模様。(27日に首相が名前を出すという報道もある)一方、MDFはSZDSZに前倒し選挙に賛成するよう求めている。
  • 最近若者のアルコール消費量が増えているという問題があるが、ハンガリーの若者(16歳程度)も週末のパーティーなどで一旦酒を飲みだすと、何も思い出せなくなるほど酒を飲む傾向があることが調査でわかった。
  • 100円=220.42ふぉりんと(OTP/3月26日)
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3月26日

 我家は娘も息子も26日生まれです。それで毎月1回お祝いしています。(こんなの子供が小さいときぐらいしかできないですもんね。)そして3月26日は、息子の誕生日。おかげさまで2歳になりました。3月24日は娘の名前の日で、25日は大学の美人同僚2名の誕生日・・おめでたいことが続きます。
 首相選び・・・どうなるんでしょうね。今のところ首相は3名の候補者の名前を挙げていますが、このうち元連立パートナーのSZDSZが支持しているのは1名だけで、でもこの人は、「程度の差があってもいいが、すべての党から支持を受けなければ首相にはならない」と言っています。社会党とSZDSZ以外の政党はすべて、総選挙前倒しを望んでおり、大統領も、世論調査の結果も同じことを言っています。今候補にあがっている人が全部だめで、国民が望まない人を無理やり指名したとき、また暴動なんかが発生してしまうのでは・・・とちょっぴり心配です。

  • Quastorの分析によると、例えハンガリーに新しい内閣が誕生してもハンガリー経済の抱える問題を解決するには至らず来年4月には再度IMFの資金援助(ローン)を得ることになるとのこと・・また不動産の専門家は、金融危機の影響が今年、不動産販売に大きく影響し、特に古い家やパネル団地住宅の値段が10〜40%程度下がる可能性が高いと予想している。(資産がある人、外貨を持っている人にとってはお買い得ということなんですかね。)
  • 経済研究所は今年のハンガリーのGDPはマイナス3.5%成長だろうと予想していが、これを4〜5%に下方修正した。
  • 現在ハンガリーで携帯で払えるものといえば、駐車料金とか高速料金など限られていたが、近い将来携帯をカード代わりに使えるようになる模様。(日本ではもう使っているんでしたっけ)
  • 金融危機の影響か、ブダペスト工科大学で開かれた就職フェアーの参加企業数が減ったようだが、エンジニアやプログラマーなどは需要があるとのこと。
  • The Wall Street Journalは、ハンガリーの年金制度はハンガリーの経済の中の時限爆弾のようなものだという記事を掲載した。(普通の年金のほかに、怪我や疾病などによる前倒しの年金受給や、軍人その他に配られる恩給など、GDPの1割を年金支払に使っているのだそうです・・そんなに年金が高いようにも見えませんが、確かに私の給与より多い年金をもらっている人は結構いますね〜。)一方、雑誌Timesは、ジュルチャーニ首相はハンガリーで最も人気のない人物ではあるが、彼を追い出し新しい政権をつくるということは、FIDESZが今抱えている経済問題を解決しなければならないということであり、FIDESZは困っているはずだ・・・というような記事が出た。
  • 世論調査会社Szonda Ipsosの調べによると、国民の多くは金融政策の引き締めはやむをえないと考えている模様。
  • 中央統計局の発表によると、今年1月は昨年1月に比べ、出生数は少なく、死亡数が多かった模様。これにより自然人口減少数は昨年1月では3384名だったのが、今年1月は3849名だった。尚、1月末時点でのハンガリーの人口は1002万8000名(そろそろ1000万人切っちゃいますね。)
  • ショーヨム大統領はテレビのインタビューで「国政選挙前倒しが望ましい」と発言した。これに対し、社会党国会会派長のレンドヴァイ氏は「投票場でどの党の考えを支持するかを示せばよく、大統領が公の場でする発言ではない」と強く批判した。(大統領は一応政治的には中立ということにはなっていますが、どの大統領もどこかの政党に属していたわけで、例えば最初の大統領のグンツ氏はSZDSZ,そして今のショーヨム氏はMDFの党員でした。だから、発言も中立ではないのが普通です。)
  • IMFの援助金から、経済省はOTP銀行に4000億フォリント、FHB銀行に1200億フォリントを援助した。
  • ソルノク県のHunzadfalvaという村では、自治体が持つ雑貨屋があり、住民はつけで買い物をすることができる。買うことができるのは、その人がもらえる給料や国からの手当ての分だけ。この制度はもう10年も続いているという。仕入れ金は村長の給料なのだとか・・(こうでもしないと、住民は最近ハンガリーでもはやっている消費者金融に手を出さざるを得なくなり、結局大変なことになってしまうからなのだそうです。この村長さんですが、廃屋や売りに出している不動産も購入し、格安の賃金で住民に貸し出しだすということもしているようです。ふ〜む。)
  • ハンガリーのアイスホッケーの有力選手(34歳)が突然死した。ここ16年で10名のハンガリー人選手が同じように亡くなっている。
  • 100円=220.58フォリント(OTP/3月25日)
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3月25日

  • ハンガリーでも薬販売の自由化が導入されて久しいが、世論調査会社Szonda Ipsosによると、今でもハンガリー人の多くは処方箋のいらない薬も薬局で購入しているらしい。
  • 新しい首相・内閣を決めるに際し、元連立与党のSZDSZは社会党と再び連立を組むことはないとしているが、社会党と新しい首相について話し合う用意があるMDFも連立を組むことはないと明言した。ただ政治評論家によると、これら少数党は今解散になると国会に議員が送れなくなってしまう可能性が高いため、社会党と協力して新しい首相を任命する方向で動くと予想されている。
  • 医学生の多くは、ハンガリーではなく外国に職を求めたいと考えているようだが、ある調査によると、月収が手取りで20万以上、専門医の資格をとった場合は手取りで40万フォリントあればハンガリーに残ると答えた医学生がかなりいたようだ。(教員の給与もあげてほしい)
  • ジュルチャーニ首相は、首相候補として元ハンガリー科学アカデミー長のグラツ・フェレンツ氏、元ハンガリー国立銀行総裁のシュラーニ・ジョルジュ氏、そして経済研究所トップのヴェールテシュ・アンドラーシュ氏を考えていることを明らかにした。SZDSZは、このうち新しい首相候補として元ハンガリー国立銀行総裁のシュラーニ氏を考えている模様。ただ同氏はFIDESZの同意がないと首相にはならないとコメントしている。FIDESZもシュラーニ氏と会談を持ったが、同党としては新しい首相ではなく国政選挙を行なう方針であることを伝えた。
  • ジュルチャーニの前に首相だったメッジェシ氏は「首相はまず後任を決めてから内閣不信任案を出すのではなく、辞任した方がよかった。前倒し選挙をするべきだ」などとコメントしている。(この人はジュルチャーニに首相の座を奪われたようなイメージがあるので、批判的になるのもしょうがないのかも・・・)
  • 23日に可決された法改正により、お金を借りている銀行が利子を一方的に上げた場合、違約金を払うことなく別の銀行にローンの契約を移すことが可能になった模様。ただ新しい銀行と契約を結ぶときは手数料が結構とられるので、顧客は銀行を変えるかどうか考える必要が出てくるそうだ。
  • セゲドの図書館ではPCでポルノサイト閲覧を禁止する模様(・・・て今まで禁止じゃなかったんですね。ポルノサイトが見られないようなプログラムを入れるとか)
  • 100円=219.57フォリント(OTP/3月24日)
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3月24日

毎週月曜日の夕方にピリシュチャバで行なっている語学学校の授業。昨日は3名ものゲストの方が来てくださいました。本当に感謝!!!です。受講生のみんなも本当に幸せそうで150分の授業時間があっという間にすぎてしまいました・・授業の様子はhttp://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20090324#1237843448で見ることができます。

  • ハンガリー国立銀行は23日、政策金利を暫く9.5%のまま据え置くと発表した。
  • 25日より、ガソリン・軽油とも1リットルあたり3フォリント値上がりする。
  • 22日夜、ブダペストの英雄広場で非暴力を訴えるデモが行なわれた。
  • ジュルチャーニ首相は、新しい政府には野党(右派)の議員なども入る可能性があることを示唆した。(首相が指しているのは、野党側が昔言っていた専門家による政府に近い形なのかもしれませんね。)
  • 現在、新しい首相任命が可能かどうかで専門家を含め様々な議論がなされている。国会で社会党は、今こそ各党が団結すべきと主張し、SZDSZは新しい首相が任命できるかどうか期限の2週間待ってみたいと主張した。一方、FIDESZは意思決定は国民にゆだねるべきとし、前倒し国政選挙を要求した。(世論調査では、国民レベルでも専門家レベルでも前倒し選挙を推す声が高い。ただ、選挙後に政権を持つことになるFIDESZも金融危機対策の具体的政策を全く示していないため、「希望がない状況から、前が見えない状況にかわるだけ」との意見もある。また専門家レベルではかなりラディカルな政策が必要と感じている人が多いようだ)
  • 社会党とSZDSZが話し合いを持ち、今後も連立を組むことがないという結論に達した模様。
  • 現在のハンガリーの運転免許は表面の有効期限と、裏面の医師の許可期限が違うため、無免許として捕まってしまう人がいる。ハンガリー・オートクラブはこの制度の改革に向けて行動を起こすことにした模様。
  • ハンガリーでは、現在年金受給者用(高齢者用)の無料PC・インターネット講座が開かれるところが多い。このどこも盛況で場所によってはクラスを増やしたところもあるそうだ。(技術が進歩すれば段々簡単になるはずですが、あまり操作が簡単になっているようには思えないですね〜。)
  • 100円=223.32フォリント(OTP/3月23日)←日付けとレートがよく似ています。
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3月23日

首相の辞任(正確には違うみたいですが、辞めるという点では同じです)はびっくりしました。ただ、ジュルチャーニ氏は党首には再選されているんですよね。今後の動きから目が離せませんね・・・

  • 21日に始まった社会党の党大会で、ジュルチャーニ党首・首相が「私が改革の妨げとなるなら、私はこれを排除する。改革を進めるためには、新しい政府・首相が必要だ」と述べた。
  • 首相辞任とも取れる発言だが、実際には辞任ではなく、後任候補を決めて野党とも調整をしてこの候補であれば首相に任命されるという人物を確定した後、国会で自分自身に内閣不信任案を出し、即可決、即新しい首相の任命という形にするようだ。
  • 一部には、ジュルチャーニ首相は新しい首相が必要だとは言ったが、結局他によい候補が見つからず、結局はジュルチャーニ首相が再度首相を続けるシナリオもありえるという人もいた。しかし22日に首相はハンガリー通信局に「自分が首相になるという台本はない」と明言した。
  • 現在のスケジュールでは、4月14日に新しい首相が任命される模様。
  • 一方、同党大会では党首など主要ポストも決めたが、党首にはジュルチャーニ首相が85%の投票をもらい再選した。(他に候補がいなかった)
  • Fideszは、国をこのような状況に陥れた党がまた新しい首相を任命するなんて国民は望んでいない。国民は前倒しの国政選挙を望んでいる・・として、新しい首相選びのために社会党と意見を交わす機は全くなく、23日の国会で解散請求を行なうことを決定した。(6月7日のEU議会選挙と同日で国政選挙を行なうことを望んでいる。)KDNP(キリスト教民主人民党)もこれに同調している。一方、MDF(ハンガリー民主フォーラム)は国会解散には同調しているが、社会党とも新しい首相について意見を交わす用意があるとし、SZDSZは今後再度社会党と連立を組む気はないものの、国会の解散請求には応じず、社会党と新しい首相や新しい政策について意見を交換していくと発表した。
  • 21日、国会議事堂前には「新しい首相ではなく、新しい与党・政府が必要」と訴えるデモが発生した。
  • ある社会党議員は、社会党、SZDSZ,MDFの連立による内閣発足の可能性も0ではないとしている。この場合、MDFが首相候補におしたボクロシュ氏がなんらかの大臣になる可能性もあるらしい・・・
  • 党大会でジュルチャーニ首相は1時間ぐらいの演説をしたのだが、その中に、裁判所の判決にはFIDESZを支持しているとしか思えないようなものもある・・と発言した。これに対し、検察官や裁判官などは猛反発している(1つの例としては、数年前に暴動が起きたときに警察の指揮にあたった人物-すでに退役-が最近前科持ちの男達にナイフなどで「家族を皆殺しにする」と脅される事件があったが、結局裁判所はこの男達にすぐ釈放命令をだした・・・)
  • フォリント安が今後どうなるか、分からない状況にあるが、夏の代名詞ともなったスィゲト・フェスティバルも来年からはチケットをフォリントではなくユーロで販売する・・などの方向で検討が進んでいるようだ。
  • 社会党の有力者は22日、新たな首相候補に関し、「社会党の党員ではない人から選ばれる可能性が高い」とコメントした。
  • ブダペストの動物園でらくだが赤ちゃんを産んだ。(22日に、数百名の来園者が見守る中で35キログラムの赤ちゃんを産んだそうです。赤ちゃんつながりですが、シオーフォクでは22日に、5.4キロ、62センチのジャンボベビーが生まれたそうです。母子共に健康とのこと。)
  • potfolio.huによると、今週の水曜日に1〜3フォリント程度、ガソリンが値上がりする可能性が強い模様。
  • 外国人にとってハンガリーの歯科医療は値段が安いため、歯の治療ツアーなども結構あるが、この傾向は現在でも続いている模様。(フォリント安なのでさらにこの傾向に拍車がかかったのかもしれません)
  • ある経済の専門家によると、ハンガリーの雇用者は金融危機に乗じてすぐ解雇をしてしまう傾向にあるそうで、あと金融危機により、有利な立場にある業種について情報、旅行、教育を挙げた。(情報産業は安いサプライヤーが見つかる、旅行はこれまでと行き先が変わるため、新たな観光地の開拓につながる、教育はフォリント安のため、多くの外国人がハンガリーに教育を受けに来る・・・というのが理由だそうです。)
  • ある日刊紙によると、4月からハンガリーの各高速道路の計118キロメートルの区間で3.5トン以上のトラックの追越を禁止する模様。(確かにトラックが追い越しをするときって、追い越し車線の流れに比べてかなり遅いスピードで抜きますから危ないですよね。)
  • 現在ブダペストやその近郊では、場所が無くて幼稚園や保育園に入れない子供達がいる。経済的に余裕のある家庭はこの場合、有料の保育所などに子供をあずけるが、この他に家庭学童なる方法もある。これは保護者が仕事をしている間、子供を預かってくれる家庭に子供を預けるというシステムである。国はこれを(特に経済的・社会的・健康的に特別支援が必要な子供達のことを考慮して)全国的に制度化しようと考えている模様。
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3月20日

  • 世論調査会社Medianが3月6〜10日に1200名に聞いたところによると、国政選挙の前倒しを望むものが48%、ジュルチャーニ首相を支持するものが18%と、これまで以上に現政権に対して厳しい結果が出た。(社会党の支持率も国民全体で16%、今選挙があったら必ず社会党に投票するという人が23%とこの10年で最も低い結果となっている)これを受けて専門家の中には2010年まで待って選挙をするよりも、まだ今やった方が多くの議席が確保できるのでは・・という声も上がっている。
  • 世論調査会社Nezopointが調査したところによると、もし次の日曜日にEU議会選挙があった場合、各党の獲得議席数はFIDESZが16、社会党が6で、その他の党は1人も選出されない・・という結果となった。(これは国政選挙の傾向でもあるらしい。)
  • ブダペストの下には100以上の洞窟(鍾乳洞)があり、7つのとても大きい洞窟(鍾乳洞)があるらしい。専門家はブダペストは洞窟の首都であるとし、これらの洞窟を世界遺産に登録しようと動いている。
  • ハンガリー民主フォーラムは1987年に結成された政党で、1990年の総選挙では165議席を獲得。しかし途中で党内が分裂し極右グループが誕生したりして1994年には議席数が135に減る。そして1994年の総選挙では38議席を獲得。しかしその後も離党者が相次ぎ1998年には20議席まで数を減らす。1998年の総選挙では17議席を獲得。そして2002年の総選挙では24議席を獲得したが2006年には9議席まで数を減らす。2008年の総選挙では11議席を獲得したが、また議席を減らし・・・ついに今週の金曜日で国会会派そのものがなくなり、議員は無所属として国会活動を行なうことになる。
  • 中央統計局の調べによると、公務員の平均給与が3000フォリント下がったらしい。(手取り12万9000フォリント)あと、公務員の13ヶ月目の給料はなくなったが、月収がグロスで18万フォリント以下の場合は、これから13ヶ月目の給料を月で割った分が上乗せされるらしい。(18万フォリント以上の場合は1万5000フォリントが上乗せされるらしい)・・・・公務員の平均給与の額とか13ヶ月目の給与の分割払いとか・・・私にはまぶしいです・・・
  • 100円=223.74フォリント(OTP/3月19日)
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3月19日

  • ハンガリー科学アカデミーエネルギー委員長によると、第3世代の原子力発電所をハンガリーに建設する可能性がある模様。(かなり頑丈で飛行機が落ちても大丈夫なのだそうです。また履く廃棄物は再処理するらしいです。まあいくら安全と言われても怖いですけど)
  • 地下鉄4号線工事を請け負っているBamco konzorciumがBKVと支払のトラブルがあるらしく、このままだと工事自体がストップする可能性もある模様。
  • 銀行強盗・ガソリンスタンド強盗・・・毎日のように発生しているようです。(例えばブダペスト3区のベーチ通りのガソリンスタンドとか1区の銀行とか・・・)
  • 最近ハンガリーでも医学的な効果が期待できない薬もどきがインターネットなどで売られるようになり問題化している。
  • 毎年700〜800名のハンガリー人の医師が国を離れ西側で職を得ているという。ハンガリーの金融危機、フォリント安がこの流れに一掃拍車をかけているようだ。(ニュースによるとスーダンより医師の稼ぎが低いようです。医師不足解消の意味も含めて、政府は医科大学を卒業して医師になった後に9年間は同じ病院で働かなければならないという法律を作ろうとしていますが、医大生は猛反発しています。ちなみにもうすぐ2歳になる息子ができたときにお世話になった産婦人科医も今は西側のどこかの国で働いているとか・・・お金の話になると憂鬱です)
  • 15日に首相を大声で罵った男性2名が警察に連行されたが、食事が与えられなかったり裸にさせられたりとその対応に問題があったと2名が訴えていた問題で、警察はホームページに、食事を与えなかったことや、裸にしたことは警察側のミスだと認めた。
  • ハンガリーでは病気や怪我を理由に年金受給年齢に達する前に年金を受け取り始める人が非常に多い。例えばスロバキアではこの数が7万名なのにたいし、ハンガリーでは80万名もいる。(医師の診断書などをつけて長期病欠すると解雇を間逃れたり、お金が保証されたりしますが、同じように失業しないように医師の診断書をもらって年金生活に入ってしまう人がいるってことですね。確かに働けど働けど・・・は事実ですが)
  • 現在国会議員は領収書を切る必要のないお金をたくさんもらっている・・ということで今後は国会議員の収支を透明にすべき・・・という国民投票が50万人分集まったようだ。結果国会でこの議題が扱われることになる。
  • 子供が0〜2歳の間は給与の何割かを国が支給し、子供が18歳になるまでは育児手当が国から出る。現在政府はこの制度について、産休手当てを出すためには妊娠するまでに1年間雇用契約がなくてはならない(これまでは半年)、15歳以上の子の場合は学校に通っていなければ育児手当を出さない・・などの変更を検討している模様。(子供をたくさん生んで、この育児手当で暮している・・・という人もいます。)
  • ハンガリーで何か工事を行なうときに問題なのは、実際に仕事をするのは下請けの下請けの下請けの下請けぐらいだということだ。(日本ではどうなんでしょう。)M0の新しい橋にメジェリ橋があるが、この仕事を受けたGanz Acel Zrtは多くの下請け会社に工事をまかせたものの、その後倒産し現在20億フォリントの支払が滞っている。
  • ハンガリーがシェンゲンに加盟してから、ハンガリーへの密入国者の数が急増している模様。(去年とくらべての4倍のペースだそうです。)
  • 100円=226.69フォリント(OTP/3月18日)
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3月18日

  • ハンガリーでもゴミの分別については知らない人はいないはずだが、実際に分別している人は5割程度にとどまっているらしい。
  • 15日に首相を罵った人物が警察に拘束されたが、その時に裸にされて検査を受けたり、7時間に渡り水も与えれないなど、拘束された人達が警察の対応に問題があったと訴え、警察が調査を行うことになった。
  • 人口学の専門家がロシア、ハンガリー、フランス、ドイツで調査を行ったところ、ハンガリー人がもっとも家事や子育てに対し保守的(女性が家事・子育てをすると考えている)であることがわかった。(実際ハンガリーの女性は家事や子育てに携わる時間が他国より3倍ぐらい長いのだそうです。)
  • ハンガリー民主フォーラムは離党者が出て、国会会派を作れない状況にあるが、現在無所属の議員が党会派に入る意志を示しているらしい。ただ規則でこれができるのが4月末とのことで、会派が復活するのはその頃まで待たなくてはならない。(これは党首の主張。問題の無所属議員は「そのような事実はない」と発言している)
  • エゲルにある県立病院が民間企業のものとなり、これに反対した多くの職員が離職するなど大きな問題となっていたが、裁判所は病院と民間企業との契約には問題があるとしてこれを無効とした。
  • ブダペスト市議会で予算が成立しないという出来事があった。
  • AC Nielsenの調査によると、2008年にハンガリー人のビール総購入額が1150億フォリントに達したことが明らかになった。これは2007年より5%多い。(人口1人あたり1万1500フォリントビール購入に使ったってことですか・・・)
  • これまで高速3号線や7号線には滑りやすいとして場所によっては100キロ制限の標識が立てられていたが、帰って危ないとの苦情が相次ぎ、これらが撤去された。(スピードの出しすぎには注意してください。)
  • 血圧を抑える薬(降圧薬)とかアレルギーの薬など1000種類の薬が4月より100フォリント程度値上がりする。
  • ショーヨム大統領を乗せる飛行機の着陸許可をルーマニアが出さなかった理由に関し、外務省は必要書類の誤訳が原因と発表した。(野党はこれを信じていない)
  • 18日よりガソリンの値段が1リットルあたり2フォリント値下がりする。(軽油はそのまま)
  • 100円=227.97フォリント(3月17日)
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3月17日

イギリスのデイリーテレグラフによると、人間はメンタル面で22歳で頂点に達し27歳からは老化が始まるようです。なぜ最近疲れやすいかよくわかりました。

  • 現在ハンガリーには、ブダの王宮内(マーチャーシュ協会隣)と西駅横のウエストエンドシティセンター内にヒルトンホテルがあるが、ヴィシェグラードに今年末までに3つめのヒルトンホテルが建設される模様。
  • 15日に、ルービックキューブで有名なルビック・エルノー氏がエステルゴム市の名誉市民となった。(彼の父親がエステルゴムの空港・飛行機製造工場で働いていたことによるらしい)
  • BKVでストライキ決行と訴えていた11の組合と会社側が今年の賃金引上げ率で合意に達した模様。(今年は5%の賃金引上げだそうだ。)この合意により今年は賃金によるストはないようだが、HEVを売る話しがまだ残っていて、これに関するストが起こる可能性はあるらしい。
  • 野党ハンガリー民主フォーラムは、EU議会の推薦者リストの組み方を巡って党内で対立が起き、党を離脱する国会議員が発生した。このため国会内で同党の議員は9名となり、(10名以上でつくれる)会派がつくれなくなった。このため今後は無所属議員として活動を行なうこととなる。
  • 結局15日には、ブダペストでは大きな暴動は発生しなかったが、計37名が警察に連行された。
  • 100円=223.15フォリント(OTP/3月16日)
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3月16日

子供が病気なのと天気が悪いので外に出られず、かといって仕事ができるわけでもなく、ちょっと憂鬱な日曜日でした。

  • 外貨建てのローンを組んでいる人は、フォリント安で苦労しているが、政府は外貨建てのローンをフォリント建てに切り替えるための援助パッケージを検討している模様。ただしフォリントの場合外貨に比べて利子が高いので専門家の中にも、フォリント建てにすることがかならずしもよいとは限らないという意見もある。
  • 現在年金にもボーナス(13ヶ月目の年金)制度があるが、これを維持するのは難しいとして、現在既に13ヶ月目の年金が支給されている人はこれを通常の年金に組み込み、来年から年金生活になる人には13ヶ月目の年金制度を廃止する模様。また、年金受給年齢を引き上げる案については、もともとより時間をかけて2016年から2027年までかけて毎年4ヶ月ずつ年金受給開始年齢を引き上げ最後には65歳にする模様。(最初に65歳になって年金をもらうのは1962年生まれの人となる。)
  • ショーヨム大統領は14日にルーマニアに飛行機で行き、トランシルバニアのハンガリー人達に演説をするはずであったが、ルーマニア側が一度出した着陸許可を取り消したため、結局車で移動した(大統領は軍用機で行く予定だった。)。一説によると、大統領がハンガリー人のオートノミーについて話すことをルーマニアが恐れたらしいが、ハンガリー側は16日にルーマニア側に説明を求める予定。
  • 新車購入に際し、自動車会社側と国がそれぞれ補助金を出す制度がヨーロッパ各国で導入されている。これに関し、ハンガリーでも自動車会社側と政府とが話し合いを持つというニュースが流れたが、今のところその予定はないようだ。
  • 14日に、15日の独立戦争記念日の催し物会場を警察が調べたところ聖イシュトバーン大聖堂などで火炎瓶や火炎瓶の部品などが見つかった。
  • 12日夜から13日朝にかけてブダペストの4箇所でガス銃での強盗事件が次々と発生した(怪我人も出た)ただ13日には1人が逮捕され、その後、もう1人も自主した。(この他にもブダペストでは11日はべーチ通りの銀行支店で強盗事件も発生していたが、こちらの犯人も14日に逮捕されたり、14日に14歳の少年が携帯電話を強奪される事件が発生したが2時間後に犯人が逮捕されるなんてこともあった。)
  • 14日、M0からブダオルシュに降りるラウンドアバウトでタンクローリーがスピードを出しすぎて横転し11台のクレーン車で引き起こすという事故があった。(ちょうど私達もそこを通りました。何事が起こったのかとびっくりしました。)
  • 15日は全国で600以上、ブダペストだけでも100以上の催し物が行なわれた。首相や市長が参加する催し物に関しては、過去の例(暴動、卵投げ)を考慮し、昨年から身分証明書提示をし持ち物検査をしないと近くによれないようなシステムをとっている。これもあって大きな暴動等は発生しなかったようだ。(ただし連行された人はいた。また夜になって一部暴徒が西駅になだれ込んだり、大聖堂前で騒ぎがあったりしている。午後9時時点)
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3月13日

疲れで金曜日のニュースはちょっといい加減になり気味です。すみません。(ハンガリーの教員の給与の状況ですが、http://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20090312#1236846799にちょっと書いてみました。)あとカーロリ大学の学生がMondoMagazinという雑誌に日本語を紹介するコラムを書いています。付録はカナ表だそうです。本人からの説明がhttp://metodika3.freeblog.hu/archives/2009/03/12/MONDO_-_japan_nyelvlecke1/に載っていますので是非見てやってください。

  • エゲルヴァールという町の初等学校8年生(14歳)の男子と7年生(15歳)の女子(年齢が変に見えますが、ありえます。)が学校に来る途中でヴィルモシュクルテというパーリンカのようなお酒を7デシリットルも飲んだようで、結局学校から救急車で病院に運ばれた模様。
  • ミシュコルツでは警察の建物を警備する武器を携帯するガードマンの養成が始まった。100名が養成コースに通っている。
  • 世界の130カ国で導入されるらしいのだが、ハンガリーの消費者保護局も朝6時から9時まで、子供向けのお菓子のテレビコマーシャルを禁止したり、子供用のスポーツ大会でのチョコレートやポテトチップの宣伝を禁止するなどの措置をとりたいと考えている模様。
  • 自動車会社は他国でも行なわれているとして、車の買い替えの時に30万フォリントの資金援助をすることを考えている模様。企業側は国に対しても同額の資金援助をするように求めている。(合わせると60万フォリントですか・・・)
  • 多くの職場では給与の他に無税の食品券を渡しているが、これが来年から課税されるため支給額が減ると予想されている。(私の職場ではもう数年前からそんなものありません・・・)
  • ハンガリー外務省は、イギリスに行って仕事を探そうとしている人達に対して「金融危機により大量の失業者が発生し、これまで外国人労働者が行なっていた仕事も得ようとする状況になっているのでイギリスで仕事を探すのは難しい」と発表した。
  • ハンガリーにはこれまで自己破産という制度がなかったが、借金のスパイラルに入っている人たちを助けるため、自己破産制度が来年から導入される可能性がある模様。
  • 100円=231.55フォリント(OTP/3月12日)
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3月12日

日本では、小学校1年生のクラスに誕生日が1年以上違う子がいるということはまれだと思いますが、ハンガリーの場合そうではありません。ただ私自身も細かいところがわかりませんでしたので、ちょっと法律を見てみましした。興味のある方は、(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20090311#1236779678)をご覧ください。

  • 中央統計局の発表によると2008年第四四半期のGDPは2007年のそれに比べて2.3%少なかった模様。
  • 中央統計局の発表によると2月は1月に比べ物価が1%あがり、2007年2月に比べると3%上がった模様。
  • 税法違反や税金見支払のブラックリストを掲載するサイトhttp://www.feketelista.hu/運営がスタートした。(シンプルなページですが内容は恐ろしいです。)
  • 11日に久しぶりに1ユーロが300フォリントを割った。(午後4時現在)
  • 今年の7月よりガソリン税が5.3%、軽油税が6.5%上がる模様。(金融省次官が発表した。)
  • フォリント安の原因で輸入野菜や果物の値段が上がっている模様。
  • バラトン湖近くに、世界2輪選手権用のバラトンリングをつくり、今年からレースを行なう予定であったが、これが2010年春に延期となったらしい。
  • 大学関係者によると、金融危機の影響で学費枠での入学者数が10〜15%ほど減る可能性がある模様。これを防ぐために、定員を変える必要があるとこの関係者は訴えている。
  • 農業・地方開発省によると、現在4万ヘクタールの土地が水を被っているとのこと。(雪解け水などがそのまま残ってしまったりしているようです。農業に大きな影響が出る可能性もあるようです。)
  • ブダペストとペーチを結ぶ高速6号線では工事をしていたトンネルが崩れて大きな問題となっているが、補強工事を行なうことで工事が進めらることになった模様。
  • 4000万フォリントするブダの不動産の広告を出したところ、すぐ2名が現金で買いたいと名乗り出て、こうこくを出した方もびっくりした・・という出来事があったらしい。ただ専門家によると今は銀行にお金をあずけるより、不動産などに投資した方がよいと考えている人が増えてきているのでそれほど驚くことではないとしている。(う〜ん、4000万フォリントですが。今はフォリントが安いので1000万円台ではありますが、それでも現金ポンというのはすごいですね。)
  • バラトン湖の水位が現在高く、水門をあけて水を出している。一方、ヴェレンツェ湖は水位が下がっているそうだ。
  • 100円=232.05フォリント(OTP/3月11日)
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3月11日

ピリシュチャバの語学学校でゲストを募集しています・・と昨日書きましたが「言ってみたいです。」という方から連絡をいただきました。本当にちょっとブダペストから離れるだけで全く日本人の方と会う機会がなくなってしまうので、生徒さんたちもとても喜ぶと思います。またカーロリ大学の授業にゲストとして参加してみたい・・という方からも連絡をいただいています。本当に嬉しいです。例えば0年生の授業ですがこんな感じでやっています。(ほぼ毎週写真とっているのですが、ちょっと前の2月末の写真です・・・http://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20090226#1235660722)

  • 政府は税制改革の修正案について11日に話し合いを持つ。もともと政府は7月から所得税を今の18%と36%の枠組みから19%と38%に変える一方、これまで年収170万フォリント以上の部分から36%の所得税がかかるのを220万フォリント以上の部分だけを38%の税金枠にする予定であった。しかしこれを、@所得税の枠組みの変更は2010年1月からにする。ただA220万から高い方の所得税枠にするのではなく190万フォリント以上に高い方の所得税をかける。というふうに変更したい模様。付加価値税については当初の計画通り7月から20%より23%に引き上げるようだ。
  • ハンガリーでは3歳の誕生日から幼稚園に入園できる。人口が急増しているブダペスト周辺のペシュト県を除いてはどこも問題なく入園できるらしい。一方、3歳までの子供が入る保育園は1989年には1084箇所あったものが、げんざいは561しかなく場所が全く足りないらしい。(有料の保育所はあるんですけど、結構高いです。)
  • 中央統計局の発表によると、昨年末の時点でハンガリーの人口100名に対する使用携帯電話数は122台で、一般の電話は31台とのこと。契約携帯電話数は伸びているが、通常の電話の契約数はどんどん減ってきているとのこと。(ハンガリーはもともと、普通の電話と契約してもつなげてもらうまでに2年ぐらいかかったので、人々が携帯電話を買いだした・・という歴史があります。)
  • ドラシュコヴィチ司法・法執行大臣は3月15日の独立戦争記念日で暴動が発生したときのために警察が準備を進めていると発表した。(経済状態がよくないですけど、何事もないといいですね。我家は16日が粗大ゴミの日なので15日はゴミだしで終わりそうです。)
  • EU議会選挙が近づいているためか、ジュルチャーニ首相が自身のブログでオルバーンFIDESZ党首に対する厳しい攻撃を始めている。(そんな暇があったら他にやることあるのにな〜。)
  • 国会が軽音楽・作詞家協会の提案を受け入れたら、国内のラジオ局はかける音楽の40%以上をハンガリー音楽にしなければならない模様。(今のハンガリーの歌・・全然わかりません。今だに私が一番好きな歌はアーコシュのKeresem az utamです。http://www.youtube.com/watch?v=uh8HNCu96JM&feature=related ライブはhttp://www.youtube.com/watch?v=bSj3Sza9nxE&feature=related)
  • マルギット橋の改修工事であるが、各種許可が遅れたためもともと5月に開始するはずが1ヶ月ほど遅れて始まる模様。
  • 昨年12月4日に行方不明となり、最近になってドナウ川で発見されたフランス人留学生の遺体がフランス大使館に引き渡された。(事件性はなかったんですかね。)
  • MDF(ハンガリー民主フォーラム)は国会会派を失う状況に陥りながらボクロシュ氏を首相に任命したいと訴えているが、FIDESZは「ボクロシュ氏を首相にするなんてとんでもない。前倒し総選挙しか道はない。」と主張している。これにたいしMDF党首は「夢なら私も見ることができる」と逆批判している。(国会会派がなくなると、国会の委員にもなれないし、そうなると議員の収入も減るし、会派で雇っている事務局の人たちも解雇になってしまうし・・結構大変だと思います。)
  • フォリント安の影響で、この2ヶ月間で数千台の車が外国人に売れた。ただそれでも全体的には新車売り上げが落ち込んでいる。
  • ハンガリーには犯罪被害に遭った人を助けるための犯罪被害者救済センターがあるが、強盗やスリなどの被害に遭った人に対し、同職員が「友達にお金を借りてください」というケースが発生している模様。マスコミにも報道が流れるようになり、同センターも調査に乗り出すことになった。(こんなことしていたら、外国人旅行者、滞在者は一発でハンガリーが嫌いになるでしょうね。)
  • 詳しい情報は避けますが、42歳男性が9歳の少女に性的暴行を加えた・・・という事件もありました。
  • 100円=237.42フォリント(OTP/3月11日)
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3月10日

ピリシュチャバで月曜日の午後4時〜6時半で行なっている日本語授業にゲストの方を募集していましたが、今日は2名のゲストの方が来てくださいました。感謝!!!です。(ただ学校に行く途中、国道10号線で大きな事故が発生し、1時間立ち往生しました。)授業はあと8回あります。ちょっと遠いですが、それだけに日本人の方は大歓迎されます。是非是非授業に遊びにいらしてください。(今日の授業はこんな感じでしたhttp://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20090310#1236633832)

  • 11日よりガソリンの値段が1リットルあたり3フォリント値上がりする。軽油はそのまま。
  • ハンガリー民主フォーラムは、ボクロシュ氏をEU議会の党候補リストのトップにすえた。このため、党設立当時からの有力議員が党を離れ、このままでは国会で会派が作れない状況に陥る状況となっている。一方、ダービド党首は「今ハンガリーを救えるのはボクロシュ氏しかいないと、社会党-自由民主連合-ハンガリー民主フォーラムの連立政権でボクロシュ氏を首相に」と訴えたり、国会に対してもボクロシュ氏を首相にするために内閣退陣要求を出す模様。FIDESZは「国をかえるために必要なのはボクロシュ氏を首相にするのではなく選挙だ。」としている。
  • 小学校の申込期間は3月1日から4月30日までだが、「入試は駄目。地元の子が優先。なるべく6歳になった学校に入れる」などの方針が教育局から出された。(9月に入学してクリスマスまでに読み書きを覚える・・・と歌っている学校は進めない。とか、学校を選ぶ前によくその学校の規則が自分の子にあっているか調べよ・・なんてのがいかにもハンガリーらいしですね。)
  • バラニャ県のエゲルアーグという村は柔道が盛んだそうで、日本から来た八段が指導にあったとニュースでやっていました。(どの方かわからなかったのですが、安齊悦雄八段のことかもしれません。)
  • 3月15日の革命・自由に向けての戦い(ハプスブルグからの独立戦争)を記念して9日午後よりブダペストでは催し物がスタートした。
  • 100円=241.52フォリント(OTP/3月9日)
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3月9日

私はお金に関することが全く駄目で、ハンガリーに長く住んでいるのに未だに「ノー」が言えず騙されてばかりなので(例えばこれを読んでみてください:http://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20090307#1236455068)ギャンブルも宝くじもやりません。そんな私が書くのですからあてになりませんが、ここのところOTPの株がすごく安くなっているのでそのうち上がるかもしれません・・・・私は怖くて買えませんが・・・

  • ハンガリー外務省は、ハンガリー大使館や領事館の数を減らすことを考えている模様。(金融危機・フォリント安が影響しているようです。)
  • HVG(週間世界経済-ハンガリーの経済週刊誌)によると、ハンガリー人は2年前から家庭の支出をなるべく抑えようと努力しているらしい。ただ始めは収入が少し減ったので節約しようというレベルではあった。1992年と2007年を比べてみると、年に1度経済的に危ない状況になった家庭の割合は62%から46%に減っていたのもをれを物語っている。しかし2008年には後半に金融危機が始まったこともあり、経済的に困難に陥る過程が増加した。現在は特に若くて学歴が低い層が苦しんでいるようだ。
  • MDF(ハンガリー民主フォーラム)はヨーロッパ議会選挙の候補者リストのトップにボクロシュ・ラヨシュ氏を選出した。(MDFは中道右派で民族主義的なところも以前はあったようですが、一方ボクロシュ・ラヨシュ氏は1994〜1998年までの社会党政権時の大臣で有名な緊縮政策を進めた人です。それで今回のボクロシュ氏の選出に関してはMDF内でもかなりもめたようで、党創立以来のメンバーが抜けたりもしたようです。)
  • 週末には特に西側で全国的に強い風が拭いた。消防車の出動回数も150回を越え、かなりの被害が出た模様。(例えばhttp://www.rtlhirek.hu/cache/leadimages/250486_1236500487_320x240.jpgとかhttp://www.rtlhirek.hu/cache/leadimages/250462_1236446563_180x135.jpg)
  • バラトン湖の西側では雪解け水などで農地などが水に浸かるなどしており、今後、鉄道や高速道路交通(高速7号線)に影響が出る可能性もある模様。(鉄道は既にナジカニジャとブダペスト間で速度制限を行なっているようです。)
  • シュカンゼンと言えばセンテンドレにある野外民族博物館であるが、ここの博物館展示物としては欧州最長の2キロメートルの鉄道を敷く計画がある模様。(お客さんを乗せて走らせるようです。確か今は馬車を走らせているはずです・・)
  • 8日は女性の日であったが、昔はスノードロップをあげたが今はそれを摘むことが違反になっている。現在では花を渡すよりは食事に誘ったりするケースが多いのだとか。あるブダペストの役所では女性職員に今後1週間毎日2時間の休暇を女性の日のプレゼントとして出すようだ。(ある人がこれに関しインタビューを受けていましたが、「美容院に行く」って言っていました。なるほど〜。またヴァシュ県では警察の取り締まりで問題のなかった女性ドライバーは警察からチョコレートをもらったようです。)
  • ティサブーという村で生後5週間の赤ん坊が行方不明となり捜索が続けられている。(村はもうすべて調べたそうです・・・それで今は周辺を探しているようです・・・)
  • フォリント安が続いているが、(2月頭の時点で1ユーロ260フォリント程度だったのが、今は315フォリント程度)今後更に安くなるのを恐れて、フォリントから別の通過に両替する人が増えているのだとか。ただ専門家によれば今両替するのが必ずしもよい・・というわけではないようだ。(まあいずれはフォリントがもっと強くなるんでしょうね・・・)
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3月6日

多忙と眠気につき少しだけ・・・

  • ロバートキャパといえばハンガリー生まれの有名なカメラマンであるが、彼の作品50枚が国立博物館で5日より10日間展示される(無料で入れるところに飾ってあるそうです。)
  • 5日もフォリントはユーロやスイスフランに対し史上最安値を更新し、米ドルに対しても6年半ぶりの安値を更新した。
  • インフルエンザ流行のため、中央ハンガリーの各地で病院への見舞いなどが禁止となっていたがこの措置がすべて解除された。ブダペストやその周辺ではインフルエンザ患者の数が減少しているが、北ハンガリーではその数が増えているという。流行はあと2〜3週間は続く模様。
  • ハンガリー北部のヴァーシャーローナメーニにあるティサ川の橋にひびが入り危険だとして橋が閉鎖されていたが、その後の調査で大丈夫ということとなり橋が再開された。
  • ブダペストの有料路上駐車場の数が合わせて数千台分の駐車スペースを有料にする他、駐車料金を場所によって9〜47%(平均27%)値上げする計画がある模様。(4月の市議会で決めるようだ)
  • 100円=246フォリント(OTP/3月5日)
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3月5日

ハンガリー人が人生に楽観的になれないのがよくわかるようなニュースが多かったです。

  • 住宅ローンを組んだ後失業した人に対する支援政策が国会で可決されたが、住宅オーナー利益保護協会は、「 失業にはならなかったがフルタイムからパートタイムになった人もたくさんいる。しかしこれらの人々(10万世帯 )は今回の支援政策-ローンを2年間1万フォリントに抑える-を受けられない。これは不公平である。」と強く主 張している。
  • 4日、フォリントはユーロ並びにスイスフランに対し史上最安値を更新した。
  • 金融危機の不安解消の対象がロマに向かったのではと思わせるぐらい、最近ロマ問題が大きくなっているが、 ロマの団体は政府に対し、ロマ支援などを扱う担当大臣を任命してほしいと要求している。
  • ブダペストの6つの住宅でベトナム人が育てていた大麻が発見されたが、住民の通報で新たに大麻を栽培して いたベトナム人が警察に捕まった。
  • 2010年にペーチが文化首都となるのに伴い、線路も改修し2010年にはブダペストとペーチ間を2時間で結ぶ計 画があったが、結局これが頓挫、少なくとも2013年までは今とかわらない模様。(2010年に向けての準備がことご とく遅れている・・とニュースではやっていますが、実際のところはどうなんでしょうね。)
  • ブダペストの各地における発ガン物質を含む塵の濃度が危険水準を越えている模様。このため環境保護省は年 配者、子供、気管支、心臓などの疾患がある人は交通量の多いところに行かないようにと呼びかけている。
  • 首相は各省庁に勤める役人や国有企業のトップはボーナスを受け取らないようにと呼びかけていたが、結局合 わせて6000万フォリントという額がボーナスで支給されたとか・・・388万フォリントのボーナスを受け取った大臣 もいたとか・・・野党はボーナスを受け取った大臣や次官に対し速やかな返却を求めている。(庶民には今は我慢 と厳しい政策を打ち出しながら、自分達は高額のボーナスを受け取っている・・・という印象を受けやすいですね 。)
  • 教育大臣によると、ハンガリーPTA利益評議会は、一部(100〜200)の自治体の学校の国有化に対し賛成の意を 示しているらしい。(今日娘がクラスの仲間と公園で遊んでいるのを見ました。体育の授業だそうです。週に3時 間体育の授業があるのですが、運動場がないので公園で遊んだのだとか・・・悲しいです。今は担任の先生が病気 で代わりの先生がいるのですが、その先生が笛をふいても誰も音程を合わせられないとか・・・悲しいです。国立 になったらそんな学校もナショナルカリキュラムに書いてあるようなレベルの授業をしてもらえるのでしょうか・ ・・)
  • 消費者保護協会が交通省に対し、高速道路の定期を夜11時に買うと初日が1時間だけになってしまうのはシ ステムとしていかがなものかと訴えている。
  • フェリヘジ空港での犯罪は減少しているが、旅行者の注意をそらせた隙に別の仲間が窃盗を働くタイプの犯罪 は増えているとのこと。
  • 借金で困っているというBKVであるが、ここ2年でアドバイザリー・コンサルティングを行なう個人・法人 に10億フォリント以上支払っていたことが明らかになった。(まあ次から次へと不透明な金の流れが出てくるもの ですね〜。薄給で働くのが本当に馬鹿らしくなってきますよ〜。)
  • 失業してしまった人が、技術を磨くために研修に通った場合、国から補助が降りることになっているが実際には150名の人がこれらの金を支給されていないことがわかった・・・(別に選んでいるわけではないのですが、今日はなぜかこういうお金のニュースが多いです。)
  • ニーレジハーザの温泉(温水プール)の窓口には「もしレシートをもらわなかったら、この番号に電話してください。そうすれば5000フォリントもらえます。」という看板がかけられているらしい。これをかけてから、誰1人5000フォリントは受け取っていないが、売り上げは伸びたらしい。(それだけ窓口の人が拝借していた分が多かったってことですね・・・・・・・・・・)
  • 100円=241.08フォリント(OTP/3月4日)
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3月4日

(なんか日本はすごいことになっていますね〜。)2月から59番の路面電車が、バスと同じように乗り降りする人がなければ停車場に止まらなくなったが、3月1日からは2、24、52番の路面電車でも同じ措置がとられるようになった。4月1日からは全ての路面電車でこのようになる。(路面電車が止まるとおもって停留所前を横切ろうとすると危険です。)

  • 地球温暖化を防ぐためのアピールとして去年世界中で1時間電気を消すというプログラムがあったが、今年もハンガリーでも同プログラムで3月28日午後8時半から1時間電気を消すようだ(義務ではないですけど・・・)
  • 現在インターネット使用者の4分の1は携帯電話のインターネットサービスを利用しているが、http://www.nhh.hu/dokumentum.php?cid=18469に、ハンガリーのどの地域で携帯電話(のインターネット)が使用できるかの図を見ることができる。(私が大学から地下鉄の駅に行く途中の、ちょうどELTEの裏あたりの道だとなぜか携帯が全くかからなくなります。)
  • ハンガリーにいつユーロが導入されるか・・・最初は2007年と言われ、その後常に「3〜4年後に導入」と言われながら現在ではそれがいつになるかすらわからない上京となっている。ただ金融大臣は今年の9月にはユーロ導入予定(希望?)年を再度提示することができる・・とコメントしている。
  • ハンガリーの大気汚染(スモッグ)情報はhttp://www.idokep.hu/?oldal=legszennyで見ることができるが、ミシュコルツやブダペスト、ペーチやショプロンなどでは危険水準まで汚染度が進んでる。(また車両制限措置などが取られるかもしれませんね。)
  • ハンガリー人の多くは眼科などで検査をせずに、ガソリンスタンドやショッピングセンターなどで購入しためがねをかけている人が多い。これは目にとってもよくないと眼科専門家は訴えている。(老眼鏡とかのことでしょうか・・・専門家によるとあれはめがねではなく、めがねを忘れたときに応急措置として使う補助製品なのだそうです。)
  • ブダペストの道の穴は塞いでも塞いでも追いつかないペースで発生しているが、これは国全体でも同じでハンガリー全体だと毎日1000〜1500の穴があいているのだという。このうち塞げるのは半分程度だとか。(現在までにあいた穴の数は12万6000で、去年の同じ時期より1万5000多いそうです。ぼこぼこですね。)
  • ハンガリーでは公立の初等学校にも大きな較差がある。これを解消するため国が自治体の学校を国立化する計画がある。現在案のすり合わせが行われている模様。
  • 数年前は、ハンガリーのガソリンが周辺諸国より高いとオーストリアやスロバキアに行って給油する人が多かった。(私達も行ったことがあります)しかし現在はユーロ高、フォリント安ということで、スロバキアから多くの人がハンガリーに給油しに来ている状況にある。(軽油で1リットルあたり70フォリント、ガソリンで60フォリントスロバキアよりハンガリーのが安いそうです。)
  • 100円=242.92フォリント(OTP/3月3日)
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3月3日

  • ハンガリーの自動車販売も他国に漏れずかなり冷え込んでいる。特にこれまで売り上げの85〜96%を占めていた小型・中型車の販売が落ち込んでいる。(この影響を最も受けているのがスズキだそうです。)
  • ブダペスト17区の区会議員に欠員が出たため選挙が行なわれ、FIDESZ-KDNPが推した候補が69%の票を獲得し当選した。
  • 詳しいことはわからないが、企業が市民団体に寄付をする際、付加価値税がかかるようになったため寄付をするメリットがなくなり結果寄付の量が減っているのだとか。
  • 4日よりガソリンの値段が1リットル当たり4フォリント値上がりする。(平均で1リットルあたり250フォリントが254フォリントになるようです)
  • 組合によると、BKVのバスのストライキがいつ起こってもおかしくない状況らしい。
  • 住宅ローンを組んだ後に失業した人に対する支援プログラム(2年間ローン支払を1万フォリントに抑えることが出来るという法律)が国会で議決された。
  • 自治大臣は住民が1500名以下の自治体については独自の役所をおかず、出張所を置くことを考えているようだ。野党側は地方いじめとこれを批判している。
  • これまでブダペストでは路上駐車料金を携帯電話で払えていたが、2日より他の20の町でも携帯で駐車料金を支払えるようになった。
  • 欧州連合が中央ヨーロッパ諸国に対する援助パッケージ案を拒否したことで、対象国の通過が弱くなっているが、この中でも特にフォリントが最も安くなったようだ。
  • ブダペストでベトナム人たちが大麻を育てていたことが発覚し大量の大麻(育てている最中のもの)が押収された。(かなり質のよいものだったようだ)
  • 100円=242.99フォリント(OTP/3月2日)
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3月2日

  • 中央統計局の発表によると、1月の失業率が8.4%まで上がった模様。(ここ数年これだけ失業率が高かったことはない。)
  • ハンガリーの大学受験では、学業点+入試点+加点の合計点で合否が決まるが、(学業点+入試点の変わりに入試点×2でもよい)いわゆる学習困難者(ディスレクスィア)は外国語国家試験上級と同じ50点の加点が与えられる。(大学には入りやすいが、受け入れた大学の方で体制が整わず、入る方も受け入れる方も不幸となる可能性もあるかもしれません・・)
  • ハンガリー語で都市伝説はヴァーロシュレゲンダと言うが、例えば映画館の椅子に座った時にチクっとしたら、エイズになる。なぜならチクっとしたのはHIV感染者が使った針だからというものがあるらしい。ところで最近、携帯に「+4478で始まる番号には絶対でるな。そして返事もするな。それをすると電話代が2万フォリント跳ね上がる可能性がある・・」というメッセージが流れるケースが多くなっているらしい。これも1種の都市伝説だそうだ。
  • ハンガリーで怖いのはマダニ。こいつが皮膚を食い破って頭から体内に侵入すると病原菌が体内に入る可能性がある。専門医は子供竹ではなく大人に対しても、マダニにかまれて大変なことにならぬよう、予防注射をうつことを薦めている。
  • 携帯電話会社PannonとT-Mobileは、毎月の通話料金の支払を携帯電話で行なえるようにした。(私が持っているのはプリペイドカード式のもの。あまり携帯を使わないので今のところはこれでいいかな・・と思っています。使うのはカエルコールの時ぐらいです。)
  • EU議会選挙で社会党は(比例)リスト1位に外務大臣のグンツ・キンガ氏を置くことを決定した。グンツ大臣は5月1日に大臣を辞任する模様。
  • 火炎瓶が投げられれ親子が飛び出してきたところを銃殺されたという事件がタタールセントジョルジュで発生したが、事件現場近くの家が火事になった。ただ警察は放火ではないと見ている。
  • 現在ハンガリーではガス銃の売り上げが急激に伸びているという。(2004年から護身用にガス銃の購入が可能になったが。今急に販売数が伸びた理由ははっきりはわからないようだ。何か物騒でいやですね〜。)
  • 冬にはアスファルトに穴があくことがある。ブダペスト市はこの冬すでに2500の穴を塞いだが、まったく追いついていない状況で対策が取れない状況となっているようだ。
  • ハンガリーでは「春の疲れ」という言葉がある。冬が終わり春が始まるときに人々がちょっと疲れてしまう減少を表しているがこのため毎年春先に鬱っぽい症状を訴える人が多い。特に今年はお金のことで苦しい人が多いので患者が増えそうとのこと。
  • 古い話題で、日本では裏に何かあったのでは・・と議論も呼んでいる元大臣の会見ビデオですがハンガリーのニュースサイトだと例えば(http://tenyek.tv2.hu/Videok/2009-02-16-reszeg_miniszter_sajtotajekoztatoja)で見ることができます。
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