ニュース
6月26日

▼数日前、ハンガリーPTA協会が、夏休みの間も両親が仕事で子供面倒を見られない場合は、自治体(幼稚園・学校)が子供をみるべきだと訴えたが、教員民主組合長もこれに強く同意した。同組合長は一人でもそういう要望があれば、自治体はそれに対応しなければならない。困ったら自治体に訴えてほしいと主張している。ただ現実的には夏休みも学校にいって時間を過ごすことに対し、子供達があまり興味をしめさないことで、(お金はかかるが)民間がやっているキャンプなどに参加させる例が多いようだ。(自治体に預ける人の数が減っているのだそうだ。私の住むショイマールの場合、ある建物とその庭で自治体が子供たちを預かっているのですが、狭くて子供の数が多くて、外からみると、あまりいい環境には見えません。でも将来的には利用する可能性もあります。)
▼一部自治体が生活保護を受けるために作業を課す決定を下したことに、ロマ自治会が「ロマを差別するもの」と訴えている。(ぱっと考えると、特別な例を除いて何もしないで生活保護を与えるのではなく、作業をしてもらってその賃金として支払うというアイデアはそんなに悪くないと思っていたので、ロマの主張がよく理解できていません。ロマが貧乏なのは社会問題なので、それを解決せず「生活保護を与える」という名目で、底辺の仕事=ロマという形になるのは差別だ・・ということなのかもしれません。)
▼高速7号線の延長工事は今年の5月末に35キロ開通のはずだったが、最初の20キロが26日に開通する。7月末に残りの15.5キロも開通するが、車が延長工事部分をすべて走れるようになるのは8月の中旬からだそうだ。(今年の夏にクロアチアに行きたい人はちょっと残念ですね。)
▼Manpower Hungaryの調査によると、労働層の77%が仕事のために引っ越してもよく、そのうちの3分の1は外国でもいいと答えている。全体的には54%の人が別の土地に引越しをしてもよいとの回答をしている。しかしじゃあ引っ越すかというと、どうしようもない状況にならない限り引っ越さないのだそうだ。
▼ハンガリー国立銀行は「インフレを下げ、フォリントを強くしたい」と発言。ハンガリーはEUに対しガソリンの税を下げたいと申請しているが、全EU加盟国の許可が必要で可能性は低い模様。現在のハンガリーでは女性の管理職が少なく、特に上のポジションに行けば行くほど女性の割合が低くなっている。月100万フォリント稼ぐようなポジションで女性を見つけるのは困難で、それで平均を見ると男女の給与比は結構多いという調査結果が出た模様。GKI経済調査会社によると、このまま行けば2013年にユーロ導入も可能とのこと。
▼100円=134.85フォリント(OTP/6月26日午前7時現在)
6月25日

▼SZDSZ党首のフォドール氏がジュルチャーニ首相と会談を行なった。SZDSZ側としては再度社会党と連立を組む考えはない模様。
▼ブダペストの路上有料駐車場の管理会社の職員が駐車料金の代わりにお金(賄賂)をもらって駐車違反を見逃していたとされる件で、警察が捜査を開始した。(元職員の話によると、もらった金の2割は上司にピンはねさたとか。毎週金曜日に上司にお金を払わないとすぐ首になるとも言っていた。)
▼昨年ハンガリーではじめて心臓移植を行なった少年(8歳)がバラトン湖にバカンスに来て急死した。(移植手術を受けた子供達だけのキャンプに参加していたようだ。)
▼暑さと局地的な雷や風が原因でかなりの消防・救急の出動があった模様。
▼明日(25日)は紫外線が更に強くなるようです。なるべく外に出ないようにしましょう。
▼隣のオーストリアでは駆除に成功したが、ハンガリーでは全国に花粉症の原因となるブタクサが生えている。それで6月の末にブタクサ駆除キャンペーンを行い、7月1日からは自分の土地にブダクサがはえている者は罰金をとられることになる。
▼100円=138.02フォリント(OTP/6月24日)
6月24日




▼センテンドレは街並みを綺麗にするために、EUからの援助申請をする模様。これが通れば来年から工事が始まるとか。(EUから15億フォリント、センテンドレから3億フォリントを出して工事を行ないたいとのことです。)
▼ハンガリー国立銀行が政策金利を上げると予想されていたが、結局24日はこれを上げず8.5%のままとなった。
▼ブダペストの(路上)駐車場の関し会社の職員が、8名の仲間とともに合わせて1000台の車から駐車料金の代わりに500フォリントをもらっていた。金は上司にも渡していた。・・と証言し社内の内部調査と警察の調査が始まった模様。
▼今のところ水曜日のガソリン代値上がりはない模様。
▼ここ数日の暑さで水の消費量は増えているが、給水制限をするほどの状態ではない模様。
▼ハイドゥーナーナーシュという町のプールで、プールの排水溝に10歳の女の子が吸い込まれるという事故があった。(23日に起こったようだ。)多くの人がすぐに気がつき救助し、幸い命に別状はなかったようだ。(このプールは循環器がなくて毎日水を抜いていたようです。水を抜き始めたときにまだ女の子がプールにいたようです。)
▼ここ2週間、ブダペストのブラハルイザ広場で、横断歩道で待っている女性に近づ胸をつかむ痴漢が発生していたが、犯人が逮捕された模様。
▼ハンガリー国立銀行は2009年上半期に200フォリント硬貨を導入する予定。今は札だが、もう小銭感覚で使われ、酷使されるため2年で札が使いものにならなくなるため、硬貨にするとか。(昔も一時期200フォリント硬貨ってありましたけど、すぐなくなりましたね〜。日本では2000円札があまり出回らないと聞きましたけどハンガリーには2フォリント、あこれはもう使わないか、20フォリント、200フォリント、2000フォリント、20000フォリントと活躍していますね〜。
▼今週はいい天気が続きそうです。気温も毎日30度を超えそうです。
▼100円=138.65フォリント(OTP/6月23日)
6月23日

5月の終わりに紫外線の強さが7.9というのがありましたが、23日はこの強さが8.1になるそうです。もし可能であれば外に出ず、もし外に出るなら日陰を選び、帽子をかぶり日焼け止めクリームなどをぬってください。
▼各国の首脳などを運ぶために購入した(防弾用)車がシルバーだったためこれを450万フォリントかけて黒に塗りなおしたことに対し、野党側が「何という無駄遣い」と強く非難している。一方政府は、これでも新車を買うよりかなり予算節減となっていると主張している。
▼現在ハンガリー国内では、土曜日の午前8時から日曜日の午後10時の間、大型トラックの通行が禁止されている。これを7月1日から土曜日の午後3時から日曜日の午後10時までにしようという動きがあるようだ。一方、各自治体はこれに強く反発している。
▼ハンガリーは産休期間が3年で、その間は給料の7割程度が保障され(最後の1年はもっと少なくなるが)この3年の間に次の子が生まれたらまた3年産休で、産休が終ったら元の職場に戻れる・・・というイメージがあるが、実際には産休が終っても職場に復帰するのは難しく、産休手当てではなくもっと収入がほしくても子供を預けるところがなくてそれがかなわない・・と女性にとってはつらい状況となっている。それで現在、産休の制度や企業側の意識改革を求める動きが出始めている。
▼2009年1月から、ホテルやレストランなどで完全禁煙が施行されるはずだったら、この措置導入が延期になるようだ。(レストラン側としてはホッとしているようだ。)
6月17〜22日

▼国家発展経済省次官の話しによると、今後バラトン湖の40のホテル、30の港、36のプールや温泉、8つのツーリストセンターが建てられたり改装されたりする模様。(ホテルの場合、8〜12のホテルが建ち、あとは改修工事となるようです。)
▼ハンガリーで開発されているハイブリッドカーのプロトタイプが16日お披露目された。(写真はhttp://inforadio.hu/images/gallery/1213622784/th/dsc03661.jpgにあります。)リチウム電池の他に太陽電池も使っているようで、2012年から販売開始の予定だそうだ。(値段は300〜400万フォリント程度になる模様)
▼フェリヘジ空港の駐車場が夏のバカンスにそなえてか、長期に駐車する場合の料金を値下げした。(1日の駐車:4000→2500フォリント、3日:1万→6200フォリント、8日:9500フォリント)同駐車場として、この料金改定で利用者が増えるようであれば夏の後もこのままの値段で行くことも検討するとしている。
▼警察は道交法規制を強化しているが、これにより5月1日からの免停数は2800を数え、罰金総額も5億8000万フォリントに達した模様。
▼毎年夏のバカンスでたくさんのハンガリー人がクロアチアへ行くこともあり、夏になるとハンガリーの警察官がクロアチアに派遣されている。今年も7月1日からハンガリーの警察官がクロアチアで活動を始めるようだ。
▼6月10日にアフガニスタンで爆弾処理中の爆発で亡くなった兵士の遺体がハンガリーに戻り、17日に葬儀が行なわれた。
▼現在のハンガリーの定年は62歳だが、実際に定年退職する人の平均年齢は58.6歳となっている(病気その他の理由で早めに年金生活に入る人が多い)国は今後5〜6年は定年を引き上げる予定はないようだが、実際に年金生活に入る人の平均年齢をなるべく62歳に近づけたいとしている。
▼今年のハンガリーの予想経済成長率は2.2%、来年のそれは3%となっている。この数字は周辺諸国の6〜8%に比べると低いが、昨年よりは大きい数字となる。
▼メルセデスの工場がケチケメートに建てられることが決まったようで大騒ぎとなっている。この工場だけで2500名の雇用が見込まれるが、関連の仕事も増えることから更に大きな雇用がうまれるようだ。一方で、ハンガリーでは専門的技術を持った人の絶対数が足りないようで、人の引き抜きを恐れている企業も現れているとか。
▼19日よりガソリンの値段がリットルあたり5フォリント値上がりとなり、これでハンガリーでリットル300フォリント以下で販売するスタンドはなくなってしまったが、これに関連してパンの値段も上げなければということになっている。パン屋のことを考えるとキロ330フォリント程度に値上げしなければ駄目なのだそうだ。
▼19日、高校卒業試験の結果を出すソフトが国レベルで壊れたようで、多くの学校で成績証明書を発行できないという騒ぎがあった。(ハンガリーの学校は、この卒業試験の結果だけではなく、普通の成績も学期が終って数日たってから学校に登校し、成績をもらうというパターンが多いです。)
▼ブダペストにヨーロッパ革新技術局が建てられることがEUで決定された模様。(専門家によると、ハンガリーの革新・研究分野は西に比べると35年遅れているのだそうだ。この組織は来年1月より動き出すようで、元教育大臣のマジャール・バーリントがトップに来るのでは・・という噂もある。う〜ん、マジャール氏は有名大学だけを残したいという気持ちが強い人らしいので、有名大学に勤めていない身としてはちょっと恐ろしい。)
▼ハンガリーの鉄道は線路の状態がよくないために最高速度が抑えられている状態だが、これを改善して時速160キロメートルで走れるようにしたいと経済大臣が発言した模様。
ImageFactoryとTarkiの調査によると、ハンガリー人の多くがハンガリーの社会は周辺諸国よりレベルが高いと思っていることがわかった。この傾向は前々からのものらしく、背景の1つには外国語の情報が入ってこないので、周辺諸国の人が実際にどんな生活をし、どんな風に思っているかわかっていないことがあるようだ。(一度知り合いのハンガリー人をスロベニアに連れて行ったら、「え?こんなに進んでるの?」と驚いていたけど、そういうのも今回の結果と似ているかも)
▼21日(土曜日)夜、「ミュージアムナイト」プログラムでブダペストで70、全国で230の博物館が夜も開館した。
▼これまでハンガリーでは、横断歩道を渡り始めた人に対しては車は停車していたが、横断歩道の前で立っている人に対しては必ずしも停止しなくても罰にはならなかった。ただ、ここにきて横断歩道前に立っている人がいる場合、車は必ず停止するという風に新しい規定を導入するようだ。
▼ハンガリーPTA協会は、自治体は夏休みの子供達の面倒を見る義務があるとして、学校教員にはとって夏休みは夏休みではなく、授業がない出勤日なのだから、学校で子供を見るべき・・・と主張している。(確かに夏休みに子供をどうするか・・というのは大問題なのでしょうが、う〜ん教員からしてみたらどうなのでしょうか)
▼ここ数日天気がよい日が続いているが、紫外線もかなり強くなっているので注意が必要。
▼SZDSZ党首フォドル・ガーボル氏は、21日FIDESZのオルバーン党首と会談を行なった。オルバーン氏は前倒し国政選挙を訴えたが、フォドル氏はこの可能性を完全には否定しなかったものの、慎重な姿勢を見せた。
▼ジュールの病院で、医師が酒に酔った状態で処置を行なったせいで入院した親族が死亡したという訴えを2つの家族がしている。この2つの家族は同じ日に親族を入院させたが、翌日病院に行ったら「助けられませんでした。Nem baj?(問題ないですか?)」と聞かれたそうだ。同病院は訴えについての調査が終了するまでこの医師の一時停職処分にしたようだ(酒に酔った医師の話は、いろいろな人から聞いたことがあります。医療のレベルの問題は外国に住む身にとっては結構重要ですよね〜。)
6月16日

1週間ほど、インターネットのつながらないところにいるのでニュース更新ができないと思います。(6月末締め切りの論文があるので、移動先ではその作業に専念するつもりなのですが、どうなるか・・・。)
小耳
▼5月における前年度比でのインフレが予想を上回る7%だったことを受けて、金利を(更に)引き上げる可能性が出てきた。(ローン組んでいる人なんかは大変かもしれません。)
▼ブダペストのタクシーが基本料金や草稿料金とも大幅に値上げする可能性があるとか。(5〜10%程度の値上がりが予想されています)
▼自由民主連合はフォドル氏が新しい党首となったが、FIDESZの言う「前倒し国政選挙」にも乗らず、政府の方針にも乗らず、前党首コーカ氏が訴えたドラスチックな減税にも乗らず・・・と党の存在感を保つための駆け引きをしているような感じ。(この党は、急激な学校教育、高等教育改革を推し進めてきた党なので・・・その点では、う〜んって感じ。)一方前倒し選挙に燃える?FIDESZは社会党国会議員の中からも切り崩しができると言い始めている。
▼ペーチ大学は財政難を理由に昨年12月と今年1月に240名の職員をリストラしたが、今度新たに235名リストラするとか。(う〜ん、他人事じゃないです。)
▼初等・中等教育機関の生徒さんは夏休みに突入。(170万人いるそうです。)夏休みと聞くと楽しいイメージがありますが、お父さんやお母さんは子供をどうしようかで悩みます。経済的に余裕がある家庭では有料のキャンプやプログラムなどに行かせますが、2週間の通いのプログラムで7万、1週間の泊り込みプログラムだと11万フォリントかかるそうです。子供が2〜3人いたらいくらかかるのか・・・お金のない家庭は、自治体が管理するプログラムに子供を参加させますが、要するに子供の隔離でよい環境ではないそうです。一方教員ですが、フルタイムの教師の場合は夏も給料がでます(毎日ではありませんが、学校にも来ます。)が、パートタイム(非常勤)の講師の場合、夏は無収入になります。日本語教師の多くは非常勤講師ですから、夏は大変です。(まあ休みじゃなくても、実は前期に比べ、後期は行事なんかで授業がつぶれることが多いので、非常勤講師にとっては授業数が減らないかとヒヤヒヤしている人も多いんです・・授業がなくなり収入が減り・・でも単発では他の仕事も探せない・・・多くの日本語教師はそんな恐怖と闘っています。でも外から見ている人はそんなことわからないでしょうね・・・・)
▼ハンガリーは少子化と、教員1人あたりの負担を増やす政策により、毎年夏になると多くの教師がリストラされる。教員民主組合長によると、今年の夏に失業する教員は1000名程度だそうだ。
▼ブダペストの4・6番の市電路線を走るコンビーノに冷房装置をつける工事がすべて終了した模様。(先週乗りましたけど、すずしかったです。)
6月13日

エステルゴムに住んでいる日本人の方へ:エステルゴムとブダペスト(西駅)間を電車で利用している方がいらっしゃると思いますが、6月21日から9月21日までオーブダと西駅の間は、橋の改修工事のため電車が走らなくなるそうです。この場合、電車のチケットでBKVの路線を利用することが可能になります。利用可能なのはへーヴのKaszasdulo駅からマルギット 橋(ブダ側)まで、マルギット橋から西駅まえの26番のバス、あるいは4・6番の市電、そして西駅からUjpest-Varoskapuまでの地下鉄路線です。(私自身も夏は教員割引があるので電車を利用してショイマールからブダペストに行こうと思っていたのですが、これだけ乗り換えが多いとちょっと迷ってしまいます。妻の実家から来る義両親もこの路線を利用していたので、それも困っています。)
▼Ernst and Young の調査によると、ハンガリーはヨーロッパの中で7番目に投資の魅力がある国なのだそうだ。前回の調査は5位だったのだが経済省は今回の調査結果を冷静に受け止めているようで、投資者に魅力ある国にするために税制をどう変えるか検討を始める模様。
▼現在ハンガリーは電力輸入国であるが、Financial Times によると現在計画に上がっているすべての発電所が稼動することになれば、電力輸出国になり主にバルカンに電力を輸出することになるそうだ。(ラジオのインタビューで専門家も同じことを言っていた。)
▼8月1日より、ブダペストの暖房費(集中暖房の場合)が6%上がる模様。(夏に上げれば、ほとんど使用しないので値上がりを感じない・・ということでしょうか。)
▼11日は強い嵐が発生したが、特に大きな被害を受けたのは東北部のサボルチュ県だった模様。(穀物や野菜や果物に大きな被害がなたったことを祈ります。)
▼来週より、インターネットでもハンガリー鉄道の(国内)チケットが購入できるようになる。ただし、購入したチケットは印刷しなければならず、それはハンガリー全体で5つの駅でしかできない模様。(ブダペストとミシュコルツとデブレツェンの駅だったら印刷できるようだ。てっきり自分で印刷すると思ったのですが、ちがうみたいですね〜。)
▼昨年ハンガリーで飲み物の紙パック(牛乳などのパック)のうち、分別ゴミとして捨てられてものはブダペストで3%、地方でも8%にすぎなかった。これはドイツの65%に比べた場合はもちろん、チェコの18%と比べても低い割合となっている。それで12日に紙パックのリサイクルに関する団体が啓蒙活動を行なった模様。
▼スィゲトフェスティヴァルの間、ドナウ川沿いの道が閉鎖されていると混乱が起きると3区がブダペスト市側に伝えたことを受けて、フェスティヴァルの期間だけ一部区間の閉鎖措置を解除する方向で検討が始まったようだ。
▼以前、エステルゴムの市長の車や(建築中の)家が放火されるという事件があったが、警察は容疑者の身柄を確保した模様。
▼100円=143.88フォリント(OTP/6月13日、午前7時)
▼金曜日:特に東部で天気が崩れるでしょう。最低気温は11〜16度、最高気温は18〜23度の予想です。土曜日:お日様が出たり雲が出たりで、雨がぱらつくところもあるでしょう。気温は金曜日と同じです。朝方は雲が残りますが、徐々によい天気になっていくようです。最低気温は11〜16度、最高気温は19〜24度の予想です。
6月12日




▼アフガニスタンに派遣されていたハンガリー人兵士が爆弾処理中に、この爆弾が爆破して亡くなったことが衝撃を与えている。詳しい原因はわからないようだが、リモコン爆弾による死亡の可能性もあるようだ。
▼デムスキー・ブダペスト市長は、今後1〜2年は道路工事などでブダペスト市民は大変な思いをするだろう(が市のために協力してくれ)と記者会見で発表した。(今自由橋が通行止めですが、そのうちマルギット橋も通行止めになるようです。)8月1日からはドナウ川沿いの道の閉鎖区間が更に広がる予定であるが、3区区長は、「Szigetフェスティヴァルもあるし、かなりの混乱が予想されるので工事開始時期を8月21日にずらしてほしい」と首都側に訴えている。
▼5月初旬から6月末まで続くエーレッチェーギであるが、ハンガリー語・ハンガリー文学の筆記試験で「模範解答に間違いがあった」などとして、試験の結果の無効を呼びかける声がある教師から上がってきている。(教育文化省、科学アカデミーでもこの問題が検討されるようだが、結果の無効という措置は下されない模様。)
▼最近車のスピード違反などを無人カメラで撮影する形式になってきたため、ナンバープレートを外したり、スロバキアのナンバープレートをつけて走ったりする車が増えてきているという。現在のところこの問題の根本的な解決方法がなく関係者は頭をかかえているようだ。(11日には、ブダペストなどでナンバープレートをチェックする取り締まりが行なわれた模様。)
▼現在オーストリアとスイスでサッカーのヨーロッパ選手権が開かれているが、ハンガリーのスリたちもウィーンに移動して仕事をしているらしい。
▼マジャールポシュタは、EU基準に合わせるとして郵便ポストの取替え作業を開始したが、市民から猛反発を受けた。これをうけマジャールポシュタ側も「郵便ポストは町の景観の一部である」とし、ノスタルジー郵便ポストの設置を検討することとなった模様。
▼100円=144.66フォリント(OTP/12日午前7時)
6月10日

小耳
▼専門家によると、今後徐々にユーロに対しフォリント高が続いていくとのこと。(ということは、ユーロを持っている人がだんだん価値が下がっていくということになる・・・)
▼100円=143.52フォリント、1ユーロ=240.68フォリント(OTP/6月9日)
▼国の汚職度の調査結果が発表となった。ハンガリー周辺諸国は状況が改善されているが、ハンガリーは前回と同じ状況であるという結果となった。0〜10の目盛り(10が一番いい)で5.3.(理由としては国から地方自治地組織まで政治の影響が大きすぎるからだそうです。)
▼9日朝、西駅で脱線事故が発生した。(ダイヤがかなり乱れた模様)
▼ここ2週間でブダペスト市警察は4回の捜査で計、2億フォリント相当の麻薬を押収した。今年これまでに押収した量は昨年1年分の押収量と同じだとか。
▼今週は前半は気温があまり上がらないが、週末にはまた気温が上がる模様。
▼ハンガリーの水道水の質は決して悪くないが、ここ20年でミネラルウォーターの消費量は30倍に増えた。
6月9日

毎日があっという間に過ぎていくので焦ります。
▼中央統計局の発表によると、今年第一四半期のGDPは昨年同時期より1.7%高いことが明らかになった。
▼キューバからの難民30名がBiskeという町で収容されていたのだが、この多くが現在収容所からいなくなっている模様。(彼等は「必ず戻ってくる」と言って出て行ったそうで、捜索活動などは行なっていないようだ。)
▼西駅裏の官公庁区建設は今のところストップしているが、政府が更に380億フォリントをこの開発につぎ込むとして野党が反発している。
▼政府によると、来年公務員の給与を最低4%上げるそうだ。
▼今後、アルコール飲料の瓶などに「アルコールは胎児に影響を与える可能性がある」などの表示を行なっていくだろうとある日刊紙が報道した。(21歳までアルコール飲料が購入できないようにする・・て話もあるとか。私がハンガリーに来た頃は、タバコに関する法律もなくて高校生がタバコをすっていてもそれを罰することができませんでした。今は確か18歳未満は購入禁止だったと思うんで、吸ってはいけないはずですけど・・・)
▼連立を離れた自由民主連合(SZDSZ)が今週末新たに党首選挙を行った。立候補していたのは、フォドル前環境大臣とコーカ党首だったが、346票対344票とわずか2票差でフォドル氏が党首に選ばれた。(党が2つに割れる可能性もあるようです。)
▼8日未明にハンガリー中央部では強い雨が降り、消防も計250回出動したとか。(一番被害が大きかったのはケチケメートだそうです。)8日午後にはブダペスト(特にブダ)ですごい雨となった。
▼8日、35歳の女性が運転する車が意図的に高速道路7号線を逆送しルーマニアの観光バスにぶつかった。運転していた女性は死亡(一度逆走して、またユーターンして更に逆走したそうです。)
▼ペーチでは土曜日の夜、何者かがサイレンのボタンを押し、30分間サイレンが鳴り続けた。
6月6日

娘も今日で幼稚園が終わりです。この前生まれたばかりだと思ったのですが・・早いものです。
小耳
▼ブダペストのヴォロシュマルティ広場で第79回書籍週間が始まった。(いろいろな出版社のブース・露店を出しています。)
▼ウクライナの原子力発電所で3日職員の不注意による事故が発生し、漏れ出た放射能でハンガリーにも大きな影響が出る・・・・という噂が流れているらしい。もちろん完全なデマだそうだ。
▼森林(原生林?)がどんどん小さくなっている傾向を食い止めることを目的とした国際協定にハンガリーも加盟した模様。(2020年までに森林の減少を食い止めようとするもののようです。ちなみに世界的に見ると1分間にサッカー場36個分の森林が減っているのだそうです。)
▼ブダペストのマルギット島で6月6〜8日の間、スポーツに関する催し物が開かれる。誰でも好きなスポーツにチャレンジできるらしい。(マルギット島なんていつ行ったのか・・・1年前に学生に招待されて行ったのが最後だったかなあ・・)
▼ハンガリーがUSAのビザ免除プログラムに入る・・・という話があったが、結局まだ最終的な結論には達してない模様。(10月頭に決まるそうだ。)
▼登録料や自動車税、あるいは高速道路や駐車料金の面でも料金を払わなくてもよい抜け道があるとして、スロバキアナンバーの車を購入する人が増えてきているが、関税金融監督局は8月から、これが合法的に行なわれているか調査を始めることになった。
▼中等教育機関の卒業試験+高等教育機関入学試験+外国語国家試験などいろいろな性格を持つエーレッチェーギは5月に筆記試験が行なわれたが、6月5日より口頭試験がスタートした。(上級試験は5〜11日、中級試験は16〜27日に行なわれます。上級の日本語は確か9日と10日です。)
▼100円=143.74フォリント(OTP/6月5日)
▼金曜日はよい天気ですが、南部では雲が出て雨のところもありそうです。最高気温は19〜24度の予想です。週末はあまり天気がよくなく雨のところもありそうです。最高気温は20〜25度の予想です。月曜日もあまり天気はよくなさそうです。
6月4日

多忙につき、ちょっとだけです。
▼日本の学生と違い、ハンガリーの学生は勉強が忙しいのであまりアルバイトはしない。ただ夏休みにはバイトをする学生も多くなる。軽い肉体労働や、包装、あるいはデータ処理の仕事が多く、450〜600フォリントの時給が相場のようだ。(日本学科の学生は日本語能力が重宝されていてアルバイトをする人が多いです。アルバイトのため授業に出てこない人もいて、教師としてはちょっと困ることもあります。)
▼ハンガリー国立銀行総裁であるシモン・アンドラーシュ氏は国会で「まだユーロ導入の期日を述べる段階には達していない。」と発言した。(最初の話では、そろそろユーロ導入がされる時期だったような・・・)
▼最近FIDESZ党首であるオルバーン氏が穏やかな顔を見せるようになったようで、これは「支持者を社会党にとられないようにする措置」と政治評論家などに言われている。一方、ペーチはオルバーン氏とジュルチャーニ首相との議論の場を設定しようとしたり、政府広報官は、オルバーンがいろいろなところで嘘を言っていると攻撃している。(一時期なさけない状況のときもありましたが、いつの間にか復活しましたね〜。)
▼ブダペスト2区役所は、モスクワ広場の治安を良くするために2ヶ月間のパトロールを開始した。同区によると、本来はブダペスト市やブダペスト市警察、あるいはBKVの仕事だが、ちゃんとやらないのでモスクワ広場にはホームレスや日雇い労働者などであふれている。だから自分達でやると言っている。
6月3日

小耳に挟んだニュース
▼サッカー人気チームのフェレンツィヴァーロシュは金を巡るトラブルで強制的に2部に降格されて2シーズンが終ったが今年も結局1部には昇格できなかった。このチームには、リシュテシュ選手とか、ヴィンツェ選手などハンガリーを代表する選手も所属しているのだが、チームは若返りをはかるとして、これらの選手と来季契約を結ばないことを決定した。
▼専門家の調べによると、外国へ旅行するハンガリー人の35%しか旅行保険に入らないそうだ。これはEUの平均を大きく下回る。
▼ジュルチャーニ首相は日本経団連の御手洗冨士夫会長と会談した。ジュルチャーニ首相は「ハンガリーへの投資はハンガリー市場だけではなくEU全体への市場への足がかりとなる」と日本との関係の意味を強調した。(日本語を教えている私達の存在も知ってほしいなあ・・・)
▼デブレツェンでは7月1日住宅地にある店(団地の1階にある店からハイパーマーケットまで)夜10時以降酒類の犯罪を禁止することとなった。(中心街の店とかレストランや居酒屋などは別)
▼今週頭からオーストリア国境での警備が再開される予定であったが、今週末の開始となる模様。
▼100円=143.51フォリント(OTP/6月2日)
6月2日

小耳
▼BKVが提出した新しいダイヤに関しデムスキー・ブダペスト市長がOKを出した。この新しいダイヤにより同社は11億フォリント経費が節減できるそうだ。(全体で見ると、2%本数が減るようだが、同じ路線を走っているバスや市電を統合したり、混んでいるところでは大型のバスを走らせたりして、乗客にとってはマイナスはないとBKVは主張している。)8月21日と9月6日からの2段階で導入されるらしいが、導入後4ヶ月ほど様子を見て、その後の措置を決めていくようだ。
▼(かつて、というか今もあることはあるが)西駅の裏柄に官公庁を集めようという計画があった。確か日本人の方のプランが採用されるなど、滞りなくこの計画が進められると思っていたら、買収できていない土地が発見された云々で計画が一時凍結となっている。ただ、これまでにすでに80億フォリントが投入され、この凍結で必要金額も110億フォリントを超えるだろうと言われている。(でも、なんで駄目になったのでしょうね。)
▼ある調査によると、23万人の生徒(特に14〜18歳)が月に何回も1日中大きなショッピングセンターで時間をつぶすらしい。それでAlternativa es a Kompania という基金が、ショッピングセンターで若者の話(悩み)を聞くプログラムを行なうことになった。
▼5月末に、フェリヘジ空港に新しい機材(荷物の中味を見るレントゲン機材、危険物所持を調べるゲート、荷物を運ぶベルトなど)が導入された。これにより、乗客の安全チェックがこれまでよりもスムースに行なわれる模様。
▼ハンガリーでは毎年3万人が喫煙が原因で亡くなっているが、専門家は喫煙の習慣について両親の影響も大きいとしている
▼ハンガリーでは生まれてくる子供の8.5%が早産であり、この割合はEUの平均よりかなり高いらしい。
▼7月1日からガス代が更に値上がりする。これまでの値上げ分と合わせると12%の値上げとなる。(FIDESZはこれを受けて、今年だけでガス代が25〜30%値上がりすることになるだろうと国民の不安をあおっている。)
▼1日、ブダペストでは一時的にものすごい雷雨となった。ゲレルトの丘では催し物が行なわれていたが、主催者側が「嵐が近づいている」としてこの場を離れるように指示をだした。しかし2人の若者と女性1人はその場を離れず木の下で雨をしのごうとした。結果、その木に雷が落ち、この3名が被害を負った(1名は心臓停止、1名は気を失った。女性は軽傷を負った。)
▼バラトン湖の水温も22度となり、すべての遊泳上がオープンした。
▼KDNP(キリスト教民主人民党)は、オーストリアと同じようにハンガリーも日曜日は店を閉めるべきだと主張している。
▼サッカーヨーロッパ選手権が始まるため、2日よりハンガリーとオーストリアの国境で(ハンガリーからオーストリアに出る側。つまりオーストリア側での)国境警備が一時的に再開されることとなった。
▼2日、3日ともよい天気で日中の気温が30度を超えるところもありそうです。