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広告:ブダペストの観光情報・滞在者の役立ち情報は、毎日更新のBUDAPEST MOURA
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▼2月です。大学も後期がスタートです。▼授業へのゲスト大募集中です。また、書道クラブ、合唱クラブ、生け花クラブへの参加者も募集しています。(授業時間・内容に関しては右側の「管理人の他のページ」にあるEgy Lusta japantanarから、各クラブに関しては同じく右側にある「交流プログラム」から入ってください。)▼ハンガリーにおける継承語としての日本語クラス「かざるぐま」も毎週土曜日に行なわれています。こちらの応援もお願いいたします。(管理人の他のページ参照)▼私が勤めているのはカーロリ大学東洋言語文化学科日本専門コース。学生用の日本学関連教材も作りたいし研究に必要な書籍や機材や学会参加のための旅費も捻出したいのですが、日本のようにそのための予算があるわけでもないのが悲しいところ。(もちろんお金だけではなく能力も不足気味ですが・・・)同学科には日本学研究のための基金もあります。興味のある法人・個人がありましたら、ここをクリックしてみてください。▼日本語教師としての取り組みや考えについてのブログもあります。(管理人の他のページ参照)▼ハンガリー日本語教師会で作成した「日本語-ハンガリー語」「ハンガリー語・日本語」とも手元にあります。ご希望の方はご連絡ください。(これは会員向けに1200フォリントで発行しているものです。これまでは私が会員として購入したものを皆さんに売っていたのですが、教師会の方で「会員外には1500フォリントで売る」との決定がありました。というわけで日・ハン、ハン・日とも1冊1500フォリントになります。連絡はszeidzsi@freemail.huまでお願いします。)

2月27日

疲れてくると面倒臭くなってニュースの量が減ってくるみたいです。(すみません。)このページにも宣伝がある「旅の指差し会話帳ハンガリー」を学生に頼まれて2冊友達に買ってきてもらったんですけど、フォリント安と円高の影響で1人の学生が「買えない」と言ってきました。それで私が買い取ることにしました。というわけで現在我家に新品が1冊余っています。私が使おうかな〜とも思うのですが、もし買いたいという方がいらっしゃいましたら、1980円の定価でお売りしま〜す。

  • ある日刊紙によると、去年はハンガリー人1人あたり5万2000フォリントを薬に使ったそうだ。(31.7箱分ということだが、病気で薬を服用している人と健康で薬を飲まない人がいるはずだから、飲んでいる人は相当飲んでいるということになりますね。)
  • ブダペスト市警察は、強盗、車両盗難、建造物侵入窃盗などの犯罪の捜査に関しては、区を越えた5つの地域ごとに担当していくことを決定した。
  • (これはハンガリーの記事ではないですが)オーストラリアの議員が「エネルギー消費の観点から、1人1人バラバラでいるより2人一緒の方が効率的なので離婚は勧められない」とコメントした。(こういうコメントをする人って物事のある部分しか見ていないような気もしますが・・・)
  • BKV(ブダペスト交通)の労使交渉はうまく進んでいないようで、組合側はストライキ実行委員会を設立する模様。(ただしまだストライキになるかどうかはわからないようです。)
  • 新しい200フォリント硬貨は韓国で作られているが、実際に模様をつけるのはハンガリーで行なわれるようだ。(まだ模様のつけられていないツルツルの200フォリント硬貨が韓国からハンガリーに届いたようです。皆さんは、昔1度200フォリント硬貨が出たのを覚えていますか〜。あっという間になくなってしまったんですけど)
  • 100円=232.84フォリント(OTP/2月26日)
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2月26日

来週月曜日からピリシュチャバのパーズマーニ大学内にある語学学校で授業をスタートします。(午後4時〜6時半)語学学校のクラスは6名そろわないとクラスがスタートせず、それよりも少ないと学費が高くなるということで、クラスの人数は6名ぐらいですが、同じクラスに3つのレベルの人達が入ります。同じクラスにレベルが違う人がいるのは個人的にはなんとも思わないのですが、ブダペストではないので日本人と接する機会がほぼ0なんです。それで、なんとか彼等の夢をかなえてあげたいと思っています。地方ですし何もお金は出せないのですが、もし授業にゲストとして参加してくださる方がいらっしゃいましたら是非ご協力ください。(szeidzsi@yahoo.co.jpまでご連絡ください。)ピリシュチャバですが、電車の場合、西駅からエステルゴム行きに乗って40分程度です。バスだとアールパード橋からやはり40分ぐらいです。(どちらも大学前でとまります。)車ですと10号線沿いになります。

  • 今年の所得税申告は、簡単な書類に記入すると税務局がかわりに申請してくれるというサービスがある。そして税務局によると税務局側に申請を頼んだ人は33万2000名に達した模様。(今は雇用者が申請する義務がなく、すべての国民が確定申告するという原則があるのでこういうサービスも必要になっているわけです。私も何回も申請しましたが、何度か修正しなければなりませんでした。)
  • ハンガリー国立銀行は、これまで2010年の経済成長率を2%と予想していたが、これを下方修正し、今年はマイナス3.5%、来年もマイナス0.5%とした。(予想インフレ率は今年が3.7%、来年が2.8%、きっとどんどん収入が下がっていくってことですね〜。)
  • ハンガリー民主フォーラムは、EU議会選挙の比例1位にボクロシュパッケージで有名なボクロシュ・ラヨーシュ氏をすえる方針の模様。ただ、まだ本人には正式に伝えていないとか。(内内には承諾をもらっているんでしょうね。それにしてもボクロシュパッケージの時代も暗かったな〜)一方社会党の比例トップはグンツ・キンガ外務大臣。
  • グドゥルーの宮殿の改修工事が今年の5・6月から来年の9月まで行なわれる模様。(しばらく行っていないです・・・)
  • 中央統計局によると、昨年生まれた子の数は9万9200名と2007年より1.6%多く、亡くなった方は13万名と2007年より2.2%減った。それで自然減少数は3万800名と2007年より4525名少なかった。ちなみに 昨年末でのハンガリーの人口は1003万1000名。
  • 世論調査会社タールキによると、今に選挙があったら投票するかとの問いにイエスと答えた人は49%と5割を割った。(これまでも51〜52%ぐらいだったらしいのですが、それよりも更にちょっと下がったようです。)
  • 新200フォリント硬貨が夏の初めに市場に投入される。(写真はhttp://www.rtlhirek.hu/cikk/248620)模様はインターネットの投票で選ばれた「くさり橋」。あと今の100フォリント硬貨のように内側と外側で色が違う。ちなみにこのコインは韓国でつくられているようだ。
  • 100円=236.02フォリント(OTP/2月25日)
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2月25日

  • Ecostatの計算によると、今年失業する人が10万5000名に達する模様。(その中の1人に入りたくないな〜)
  • レストランなどでは2月1日から、毎日アルコール飲料の販売量などについて記録しなければならないという法律ができたが、これが廃止となった。3月からは月に1回の記録でよいこととなる模様。また法人同士のお金のやりとりに関し、25万フォリント以上は現金でのやりとりを禁止する法律があったが、これも国会で廃止が決まった。
  • 現在でも1週間に4万名があらたにインフルエンザにかかっている模様。(流行期間が予測より長くなる可能性もあるそうです。)
  • ハンガリーの刑法典には1999年3月に「ある民族、人種や宗教に対する犯罪」に関する記述がなされたが、以降、ロマに対する犯罪は増加し続けている。(昨日書いた、銃殺された親子もロマだったようです。もう大分前になりますが、アフリカ人に対する犯罪が急増した時期もあったんですよね。外国人としてハンガリーに住む身としては恐ろしい限りです。)
  • 市長死去による市長選挙で、社会党からスィリ・カタリン国会議長が出馬する可能性が噂されていたが、正式に要請があり、スィリ氏も出馬の意向を固めた模様。(選挙は5月10日。ハンガリーは市長と国会議員を兼ねている人が多いので・・・確か大臣を兼ねる例もあるので、市長選に負けても国会議員としては残るってことでしょうかね。あと元々社会党からは1名立候補していたのですが、この人は無所属での出馬になったようです・・・)
  • ドナウ川の洪水に備えた措置が300億フォリントかけて行われる模様。(200キロメートルの流域で護岸工事などが行なわれるようです。ちなみに予算の85%はEUからのお金だそうです。)
  • 数万年1度地球に近づくとされるルーリン彗星は24日に最も地球に近づき、ハンガリーからも肉眼で見えるらしい(空を見てみましたが、雲で何も見えませんでした。みなさん見えました?)
  • 100円=240.72フォリント(OTP/2月24日)
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2月24日

  • 経済新聞によると、1月の新車販売台数は2008年1月に比べ50%以上のダウンだった模様。
  • 中央統計局によると、ハンガリー人の外国での消費額も外国人のハンガリーでの消費額も2008年のそれは2007年のそれより増加した模様。(2008年の外国人のハンガリーでの消費額は1兆870億フォリントで2007年比で17%増、ハンガリー人の外国での消費額は7250億フォリントで25.6%増)
  • ジュールのアウディの工場が23日より1週間稼働を停止している。
  • 23日政策金利に関する会議が開かれたが、9.5%の政策金利は変動させないという結論となった。
  • 23日、野党FIDESZとKNDPから提出されていた国会解散動議と、国民署名による同動議について議決をとったが、いずれも否決された。(国会議事堂前にはこれに関しデモ隊が集まり警察は議事堂のまわりに柵を置いたそうです。数百名集まっていたようでしたが、ただ夜から雪が降り出したため帰ったようです。)
  • 政府は初等学校の格差を小さくするため、2010年おり国が決めた統一カリキュラム導入を検討している模様。(確かに公立の初等学校でもかなりの差があるのは事実ですが・・)
  • セゲドでは昨年7月から今年の2月にかけて爆破予告事件が18回発生したが、これらの犯人が逮捕された模様。(全員ではないようだ)捕まった女性は「自分が電話することで警察が出動するのを見るのが楽しかった」などと供述しているという。
  • 企業などでは給与に合わせて買い物券や旅行券を支給するところがある。これはこれらの券が無税だったため行なわれていた措置だが、政府はこれらの券にも税をかける計画を立てており、それにより2000億税収が増えると読んでいた。一方、これらの券に税がかかるということは、雇用者が被雇用者にこれらの券を支給するメリットがなくなり、結果消費がかなり落ち込む可能性がある。それで首相はこの計画を導入するかどうか調査すると発表した。
  • 25日よりガソリン1リットルあたり4フォリント、軽油6フォリント値下がりする。
  • 100円=236.96フォリント(OTP/2月23日)
  • タタールセントミクローシュという町で住宅が火事となり親子の遺体が発見されたが、この親子は家に火炎瓶を投げ込まれ外に逃げ出したところを銃殺されたことがわかった。(なんとも恐ろしい事件です。)
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2月23日

毎週、大学の授業(特に0年生と呼ばれている初級者コース)にはゲストの方が来てくださっています(先週金曜日は6名いらっしゃいました。)。みなさんとても素晴らしい方ばかりで感謝の気持ちで一杯です。この金曜日の授業に限らず、すべての授業で遊びに来てくださるゲストの方を募集しております。(飛び込みOKです。)詳しい授業内容につきましてはhttp://lustajapantanar.dokkoisho.com/の下の方をごらんください。

  • 金融危機の影響で、電気代が支払えない人が増えてきている模様。(支払ができない場合でも90日間は電気を止めてはいけないそうです。)
  • 中央統計局の発表によると、昨年1年間での国民一人当たりの収入はグロスで7.5%、ネットで6.8%増えた。インフレが6.1%だったので、実質上0.7%収入が増えたということになる。(あくまでも統計上のお話です)
  • 世銀は、今年ハンガリーの経済成長率がマイナス3%になると予想している。(周辺諸国に比べても予想成長率は悪いみたいです。)
  • 2月20日のブダペスト株式市場では、株価平均が1万ポイント(フォリント)を割るなど、ここ5年間での最安値を更新した。
  • 8月22日にマドンナのコンサートがあるようで、チケットの販売も始まっているが、20日はチケット販売のオンラインシステムが故障してチケット売り場の前では長い行列ができたそうだ。(その後システムが復旧したようです)
  • CECEDハンガリー協会によると、ハンガリーの家電製品の4割は8年以上前に生産されたものであるようで、国の補助の元、これを新しいものに取り替えることができれば、それだけでハンガリーに課せられている二酸化炭素の減少量がクリアできる模様。
  • 現在ハンガリーでは警察官の不足が訴えられることが多いらしい。それで24時間ニュースラジオ局インフォラジオが調査したところ、国民10万人あたりの警察官数(ハンガリーの場合333名)だとハンガリーはヨーロッパで中位に位置することがわかったようだ。(北欧は人口10万人あたりの警察官の数が200名以下と少ないみたいです。)
  • メラミンが入っているとして中国産の乳製品は販売が停止されているが、販売停止リストに入っている子供用乳製品がハンガリーの店(確かコラ)でスポーツ飲料コーナーで販売されていたことがわかった。
  • www.portfolio.huによると、今週水曜日からガソリン代が値下がりする可能性が高いとのこと(1リットルあたり5〜8フォリント値下がりするのではと予想されている)
  • 21日、オペラハウスで第14回舞踏会が開かれた(http://www.operabal.com/eng/index.html)これに反対する人たちがオペラハウス前で集会を開いたが、警察の解散命令を聞かなかったため7名が連行された模様。
  • ポルガールという町で、漏れたガスに引火して住宅が爆発するという事故があった。爆発の原因はまだ明らかになっていないが、被害者の32歳の男性が事故数分前に帰宅していることがわかっており、帰宅後電気をつけた歳に引火したのではと見られている。
  • 住宅ローンを組んだ後に失業してしまった人達のために、2年間はローンを月1万フォリントにし、その後、毎月の支払を上げたり、ローンの期間を長くするなどの措置を可能にする政府案が早ければ23日にも国会で話し合われる模様。
  • 子供達の運動量がどんどん減ってきているということで、ブダペスト16区では4つの学校が協力してスポーツクラブを作った。現在では体育館に一杯の子供がスポーツ(特にフェンシング)を楽しんでいるらしい。
  • 毎年イースターの7週間前にモハーチでブショーヤーラーシュ(なまはげのような感じの鬼が歩き回る)が行なわれるが、今年は22日にこれが行なわれた。
  • http://www.rtlhirek.hu/cikk/247894では、昨年起こったおかしな事件について紹介している。(例えば昨年1月に、サウジアラビアの王子と名乗ってブダペスト5区のホテルのスイートルームに泊まったものの、金が払えず御用となった人の事件など)
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2月20日

  • ジュルチャーニ首相はパクシの原子力発電所の発電力を倍にする計画を考えているようだが、関係者は「現在世界的に見ても原子力発電所は投資の回収効率が悪くあまり建設されていないし、現実的ではない」という反応を示している。ただハンガリー科学アカデミー・エネルギー委員長は、電気エネルギーはもっと必要となるので何かを考えなければならないとコメントしている。
  • 現在ハンガリーの政策金利は9.5%だが、専門家はしばらくはこの水準で留まるだろうと見ている。
  • 石油会社Mol(従業員5400名)は70名の定年退職者を含む220名のリストラを行なうが、それ以上のリストラは計画していない模様。
  • 市長死去によるペーチの市長選(5月10日)には、FIDESZと社会党の候補者が立候補する意志を示しているが、国会議長であるスィリ・カタリン氏が出馬する可能性もあるという。ただ、元々社会党の人気が低い中で、13ヶ月目の年金の廃止など市民にとってはありがたくない対金融危機政策を打ち出している中では、たとえ出馬しても当選しない可能性もある。(確かスィリ・カタリン氏は、大統領候補にもなった人ですよね。大統領候補で国会議長も市長戦に出る・・・というのは日本ではあまり考えられないような気もします。ただこの人は確かジュルチャーニ首相とは政策が合わないんですよね。)
  • www.potfolio.huでは、金融危機にある今年、あまりお薦めできない不動産についての記事が載っている。それによると以下の住宅はあまりおすすめできないとのこと。@パネル住宅(団地に多い)は古いし、値段は安いが光熱費が高くつく。A高望み住宅(ローンが払えなくなる可能性高し)B平均より下のランクの住宅(交通の便が悪かったり、状態がよくなかったりする)C新築(特に大型集合住宅。そのうち団地に住んでいる気分になる。あと新しい住宅建築プロジェクトはいま停滞中で、売れ残りのケースが多い)D25年以上の一軒家(結局取り壊さないとならないほど大きい問題を抱えている可能性がある。)E交通量の多い道に近い住宅尚、今だったら提示されている価格から2割ぐらいは交渉次第で下げられるとのこと。
  • 新ジュルチャーニパッケージに対して、SZDSZ党首のフォドル氏は、来年総選挙なのだから、あまり長期の計画を打ち出すのは望ましくないとの態度を示している。
  • 現在、ロマを対象とした雑誌(新聞)は5種類あるらしいが、このいずれも補助金で動かしているようだ。ただ補助金が取りにくくなって来ているようで、すべてが廃刊になる可能性もあるという。
  • ブダペストで1時間以内に3つの宝くじ売り場が強盗に遭った。警察は同一犯の可能性も高いと見ている。
  • フェリヘジ空港の職員が、香港から来てウィーンに運ぶ予定の貴金属を盗むという事件が1月に発生していた模様。
  • チョングラード県のある小学校に13歳の少女と17歳の少年が入り込んできた。この2名は学校の生徒ではないため校長が学校から出るように求め、その後警察も呼んだ。警察に連れ出された2名はその後、家へ帰されたが、今度はその母親が「子供達が校長に暴力を受けた」とこの校長に暴力をふるった模様。(警察につかまった)なお、この17歳の少年はある財産犯罪の容疑者ということで警察にも知られていた。
  • ハンガリーには死刑がなく、一番重い刑は終身刑である。現在227名が無期懲役で服役しているが、このうち16名の男性と11名の女性が終身刑を受けている。残虐な殺人事件を犯したものが受ける罪であるが、この終身刑の制度はよくないから廃止すべきという声も上がっている。
  • 100円=244.93フォリント(OTP/2月19日)
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2月19日

  • 市長の死去による、ペーチの市長選挙が5月10日に行なわれることが決まった。
  • ブダペストの地下鉄のエスカレーターは結構前から、急ぐ人は左を行き、急がない人は右側に立つという呼びかけをしているが、実際にはあまり守られているとは言えない。それである市民団体が「右に立ちましょう」運動を進めていくことになった。(ただ確かエスカレーターの構造をみると真ん中にのるのが一番故障が少ないはずですよね・・)
  • 金融危機に対応する新たなるジュルチャーニパッケージは野党側から「市民を苦しめるだけで焼け石に水・・」などとも言われているが、新たに年金生活者に入るものには13ヶ月目の年金が支払われなくなる措置でも50億フォリントの節約にはなるらしい。(財布の紐が硬くなっているのが問題だとしたら、年金を出さない・・というのがよいかどうかはわかりませんが・・)
  • 1月23日から2月5日にかけて、中等教育機関の統一入学試験があったが、教育省によると入試を行なう中等教育機関は半分ほどで、残りは初等教育機関の成績で受験者の準備をつけるという。入学申込の締め切りは20日で、4月20日に合格発表があるようだ。
  • 17日から18日にかけて各地で雪がたくさん降ったが、18日のブダペストの交通機関には大きい影響はなかった。
  • 西駅(の工事現場)で第二次世界大戦当時の不発弾が発見された。その中には100キロ爆弾もあり、これが爆発すると半径500メートルに被害が及ぶとのことで西駅と周辺を封鎖し、店も閉め住民も避難した。夕方になり処置が済み交通も元に戻った。
  • インフルエンザ患者の数はまだ増えているようで、学校閉鎖となった幼稚園なども出てきた。(我家は今のところ大丈夫ですが、明日家族みんなで午前中ブダペストに出なければならない用事があるので、ちょっと子供達のことが心配です。)
  • 18日のブダペスト株式市場の株価は、去年の最安値よりも更に安い値で取引を終了した。
  • 職場によっては、給料の他に所得税がかからない食料品の商品券とか旅行券などを配るところがあるが、ジュルチャーニ新パッケージはこれらの券にも税金をかけようとしている。これに対しツーリズム担当の省は強く反発しているようだ。
  • フォリント安が続いており、1ユーロ=300フォリント台にのってからなかなか戻らないこともあり、外貨建てでローンを組んでいる人の負担が更に大きくなっているという。実際ローンが支払えなくなった件数が月の15%ぐらいのペースで増えているのだとか。
  • 地下鉄4号線の工事はもちろんまだ終わっていないが、すでに延長工事の話が出てきている。(ブダオルシュの方に伸ばすようです。ただこの計画が実行されることになるとしても2013以降の話だそうです。)
  • 確か35歳以下の場合、最初の住宅を建築するために国からお金をいい条件で借りられる(あるいは一部援助される)という制度があります。(ソツポと言います。)ただ最近、このソツポを使って家を建て始めるのですが、業者がいきなり家を壊してソツポのお金だけとって逃げて行ってしまうという犯罪が起こっているようです。
  • 100円=253.41フォリント(OTP/2月18日、OTP)
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2月18日

 今学期は、ELTE日本学科とカーロリ日本学科の日本語教授法の授業を合同で行ないます。それぞれの大学で授業は既に始まっていましたが、17日に初めて顔を合わせました。これは、知る人ぞ知る歴史的快挙!!!です。(記念写真までとってしまいました。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20090218#1234909364を見てください。)

 一方、悲しいニュースも届きました。SZAKUマガジン(今はオンラインサイトとして運営)の編集長だったホルバート・ペーテルさんが16日午前2時に亡くなったというニュースです。個人的にも親しくしていただいて、昔出していた「かりん」という日本語学習者向けの新聞、大学の紀要の出版などでも大変お世話になりました。(今はわかりませんが、某月刊ハンガリージャー○○も、以前は彼のところで印刷をしていたはずです。)実は今も、ある研究発表論文集の編集・印刷の仕事を一緒にやっていました。あともう少しで完成だったのですが・・・まだ30代だったのに、あまりにも早すぎます。もうちょっと一緒に仕事がしたかったです。

  • 17日、ユーロやスイスフランに対するフォリント安が更に進み、再度史上最安値を更新した。(ドルに対しても過去5年半で最安値だそうです。)
  • 2008年の第4四半期の新築住宅販売数は、2007年の同時期の半分をちょっと超える程度だった模様。
  • ハンガリーでは2016年から2025年にかけて、段階的に年金受給開始年齢を62歳から65歳に引き上げるが、ハンガリー人の寿命は20年に3年ほどのびているらしく、これが今回の引き上げの背景にあるのではという噂が流れている。
  • 17日、ブダペストでは除雪車が80台でて道の除雪を行なった。(雪の影響で坂の多いブダ側とか、高速道路などで事故が発生したようです。きっと全国的にもかなりの事故数だったのでしょうね。ちなみに我家の周辺の道は真っ白です。子供達は庭で雪で滑り台をつくって遊んだって妻が言っていました。雪ですが、一番早くて18日未明にはやむそうです。)
  • 詳しい情報は伏せてあるようだが、ヤース・ナジクン・ソルノク県のある学校の校長が自らの性行為などをビデオやカメラで撮影し、それを学校のコンピューターにも保存していた。しかしこのデータが何者かに盗まれ公に出たようだ。(これが原因で校長をおろされたようですが、その後も教師として同じ学校で働いているそうです。もちろん盗んだ方が悪いんですけど、なぜ学校のPCに保存したんでしょうか・・・・そして、今も同じ学校で働いているのもちょっとふしぎです。ちなみに画像もあります・・もちろん本物ではありませんが・・http://www.rtlhirek.hu/cache/leadimages/247068_1234895316_320x240.jpg おまたにひまわりをはさんでいます。こんな感じで画像を携帯電話に保存していた生徒もいたそうです。)
  • 100円=256.92フォリント(OTP/2月17日)
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2月17日

  • 1月のハンガリーの自動車販売台数は5967台と去年の1月(1万2466台)に比べ52.1%減少した。ヨーロッパ全体で見ても自動車販売数は下がってはいるがその割合は26%であり、ハンガリーの自動車販売数の減少は極めて大きいことがわかる。
  • 18日より、ガソリンが1リットルあたり4フォリント値上がりする。軽油はそのまま。
  • 16日夕方、高速1号線でトラックが横転、高速道路が一時閉鎖された。
  • 16日から降り始めた雪は地域によっては17日も降り続ける模様。(ブダペストでも16日夜、各地で雪のため交通事故が発生した)
  • 16日午後、ジュルチャーニ首相は国会で新しいジュルチャーニ・パッケージを発表した。(いくつか上げると以下の通り)
    ▼今後年金受給者になる人には13ヶ月目の年金は無し
    ▼2016年から徐々に年金受給開始年数を62歳から65歳に引き上げ
    ▼国から出ている産休手当て、養育手当てにも所得税がかかることになる。
    ▼所得税は今の18%-36%の枠組みを19%-38%に引き上げ。ただしこれまでは年収170万フォリント以上の部分に36%の税金がかかったものを、今後は300万フォリント以上の部分にしか38%の税金をかけないようにする。(これで国民の85〜87%が所得税が18%のみとなるらしい。月収が税込みで13万フォリント以上になると、今回の税制改正の恩恵にあずかれるとのこと。)
    ▼付加価値税を20%から23%に引き上げ。
  • 17日〜19日に、シートベルト着用などの取り締まりが強化される模様。
  • 100円=250.83フォリント(OTP/2月16日)
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2月16日

  • ハンガリー中央統計局の発表によると、昨年12に比べた1月の物価上昇率は0.6%、昨年1月にkらべたそれは3.1%であった模様。
  • ここ最近、「ロマによる犯罪」から「ロマ=犯罪者」というイメージについて議論がなされているが、刑務所の成人男性収監者の半分がロマという2002年の調査結果があるのだそうだ。ハンガリー全体におけるロマの人口比を考えると、(この調査結果だけを考えた場合)確かにロマの犯罪者は多いこととなる。ちなみに、プログレッシブという調査局が昨年10月に調べたところによると、ハンガリー人の81%がロマに対しよい感情を持っていないことが明らかになった。
  • 現在金融危機でハンガリーでもリストラが多く発生しているが、金融危機の前から、外国人労働者にとってハンガリーはそれほど魅力的な国ではなかったようで、2006年以降ルーマニア人労働者は1万5000名、スロバキア人は5000名減っているのだそうだ。
  • 現在、ハンガリーの大学入試があまりにも簡単になりすぎている現状を受け、ハンガリー養育・教師協会は上級・中級とあるエーレッチェーギ(フランスでいうバカロレアのようなもの)のうち、どちらを大学入試にしてもよいという制度を上級エーレッチェーギしか入試として使えないようにしてほしいと訴えている。(もともとは上級エーレッチェーギ=入試、中級エーレッチェーギ=高校卒業試験にするはずだったんですけど、そうなると受験生が減って困るという大学側の要求で、今のような形になっています。結果、大学の学力低下を招いたというわけです。ただ、入試を厳しくすると地方の大学などでは定員割れが相次ぐ可能性もあります。)
  • C-Travel.hu(旅行関係のポータルサイト)によると、今年1月の国内旅行者数は昨年に比べ5%減少した模様。(いろいろ安いプランを出したようですが、財布の紐はかたくなっているようです。)
  • 現在インフルエンザが原因で63の病院がお見舞いの制限などを行なっている模様。(病院のリストについてはANTSZのホームページにあるそうです。)
  • 13日朝、ブダペストの自由橋の下を走る道で、大型車(クレーンの先にカゴがついているタイプの車)が橋の欄干にひっかかり、橋の一部を破損する事故があった。これにより橋が倒壊するなどの危険はないが、修理の際には再び市電や人の交通を止めなければならないようだ。
  • バラトンボグラードにあるテスコのガソリンスタンドがハンガリーの法律に合わないガソリンを販売したとして強制的に閉鎖となった。(同スタンドには、3月13日、午後2時に再開すると書いてあるそうです。どんなガソリンを売ったんでしょうね。)
  • ヴェスプレームで外国人助っ人ハンドボール選手を刺し殺したロマグループのリーダーとされるストイカ・イヴァーンが14日逮捕された。
  • 社会党は、法人の金のやりとりに関し25万フォリント以上の場合は銀行振り込みのみにするという法案を提出する模様。(これに関連する法律は2週間前にできたばかりだそうですが、金の流れを透明にするために、出てすぐの法律の改正案を出してきたようです。)
  • 警察は明確な情報をまだ出していないが、「罰金を自分のポケットに入れた」などとしてゲレルト広場でBKVのチケットコントローラーが連行されるという事件が発生した。
  • 今年の9月から大学生になりたい人の、入学試験申込の期限が16日に迫っている。(例年ですと15日なのですが、今年は15日が日曜日なので1日ずれたようです。ちなみに私が応募しようとしている学会発表の締め切りも同じ理由で1日ずれています。ラッキーです。)
  • 14日、ブダペストの英雄広場で過激派グループの集会があり、11名が武器を持っていたなどとして警察に連行されたが、その後解放された。(15日夜まで警察の警備が強化されている)
  • 12月4日に行方不明となったフランス人女子学生らしき遺体がチェペル付近のドナウ川で見つかり、解剖の結果この女性であることが明らかとなった。遺体は16日にフランスに運ばれるが、女子学生の両親は「自殺か他殺かハンガリー警察は明確な説明をしていない」として再解剖の依頼を出している。(この両親はハンガリー警察を完全に信用していないようです。事情はわかります。)
  • 政府は2016年から、8年かけて年金受給開始年齢を62歳から65歳まで引き上げたいと考えている模様。
  • 昨年ブダペストで発生した犯罪件数は一昨年に比べ5%増えた模様。(また事件解明率も減ったそうです。金融危機のせいで年の後半にぐっと犯罪が増えたのでしょうか・・・)
  • ジュルチャーニ首相は16日に税改正についての案を出す模様。
  • フォリントが安くなっているため、今年からユーロが導入されたスロバキア人にとってハンガリーは安い国となっている(スロバキアに比べ2割ほどものが安いそうです。)それでスロバキアからハンガリーに買い物に来る人の数が急激にふえている模様。(ジュールなどでは、買い物客のほとんどがスロバキア人という店もあるそうです。また、スロバキア人の映画館などの利用者数も増えてきている模様。(スロバキアの方が物価が安いよね〜なんて言っていた昔がなつかしい・・・・)
  • 専門家によると、今年の春はドラーバ川の水位がかなりあがり、洪水が発生する危険性がかなり高い模様。
  • この時期、ドナウ川を泳いで渡る人のニュースがあるが、14日、ブダペストのエリザベート橋付近でシリッラ・ジョルジュさんがドナウ川を泳いで渡った。(この人は毎年泳いでいるようです。今年は気温が低かったため結構大変だったそうで、そのせいか遊泳時間も8分半とこれまでで最も短かったそうです。)
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2月13日

大学の授業も始まっています。日本人ゲストの方、大募集です。今日も午後2時より初級者クラスの授業に遊びに来てくださるゲストの方を募集しています。ハンガリー人学生はシャイですが、みなとてもあたたかいです。飛び込みも大歓迎!(szeidzsi@yahoo.co.jpまでご連絡を!!)

  • 求人会社の調査によると、金融危機が始まる直前の昨年の9月と今年の1月のハンガリーの求人数を見ると、3分の1程度数が減っていることがわかった。
  • ブダペストのマルギット橋ブダ側で第二次世界大戦当時の不発弾が発見された。13日未明に処理された模様。
  • ヴェスプレームでハンドボール選手が殺害された事件などから「ロマ=犯罪者」というイメージが強くなっているが、これに関し警察は「もちろんロマの犯罪者もいるが、ロマの警察官もいるし、多くのロマは真面目に生活している」というコメントを発表した。
  • いくつかの税金申告の締め切りが12日までだったが、Firefoxというブラウザを使っている人がオンラインの窓口になるugyfelkapというシステムをうまく利用できないというトラブルが発生した模様。(このシステムは人災で他人のデータが見られるようになるなど大問題を引き起こし、管理会社の社長が辞任したばかり。最近はインターネットエクスプローラーじゃないブラウザを使う人も増えてきましたね〜。ちなみに私も普段はグーグルのブラウザを使っています。)
  • 国立博物館前の通りを博物館環状通りと言うが、自由橋からこの博物館環状通りの工事は2010年末まで続く。今年の夏からはアスファルトをはる(はりかえる)工事が始まるため車だけではない人の交通も規制されることになる模様。(観光という点を考えると痛いですね。)
  • チェペル付近のドナウ川で女性の遺体が発見された。警察は12月4日にくさり橋で行方不明となったフランス人留学生の可能性もあるとして調査を進めている模様。
  • 2000万フォリント以下の住宅ローンを組んだ後、自分の責任ではなく失業してしまった人に対し、政府がローンの一部を保障する・・という話があったが、実際には@2年間ローン返済は月1万でいいことにする。Aただし2年後以降、差額の分は支払う。しかも遅れた分の利子もつく。Bただし2年間月1万しか払わなくても、銀行は不動産を差し押さえしない。みたいな形になる可能性があるそうだ。(とりあえず支払い負担を減らすってことでしょうか。でも利子がついたら結局負担は増えますし。)
  • 100円=250.31フォリント(OTP/2月12日)
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2月12日

  • ハンガリーは外国からのガス輸入依存が大きいがこれを抑えるためには原子力発電やマートラアルヤイにある褐炭を利用する必要があるなどと国会経済委員会で話し合われた模様。(一方、石炭を掘って火力発電をしている会社Vertesi発電所は、夏に節約のため炭鉱を1ヶ月間閉鎖することを決定した。)
  • 投資会社INGによると、現在ブダペストの株価指数は低い状態となっているが、これが上向きになるのは今年の年末か来年年明けになる模様。
  • ヴェスプレームでハンドボール選手が襲われ1名が亡くなった事件だが、遊びにいった娯楽場で女性従業員が嫌がらせを受けていたのを見逃せずこれを注意したのが引き金で始まったという。これに関し犯罪学者は「ああいう場では、警察を呼ぶべき。立ち向かっていったのは無謀」と意見したのにたいし、医学の専門家は「スポーツマンシップのある人達で、見逃せなかったのだろう。こんなことになってしまい本当に残念」と意見を述べている。(亡くなった選手の葬儀が行なわれたようです。また彼等を襲った集団のリーダーに関する捜査や財産などの調査も始まっています)
  • ブダペスト7区の区長(社会党)が詐欺などの疑いで逮捕された。(区の不動産を自分がつくった会社に安く売り、それを外国籍法人に高くうりつけようとしていた。実際に出た被害額は1億フォリント程度、ただこのまま事件が発覚しなかったら16億フォリント以上の被害が出たそうだ。)日本の漢検関連のニュースもそうでしたが、こういう事件はなくならないんでしょうね。(同区では議会の解散動議が出されたようですが、否決されたそうです。)
  • (去年か一昨年かわすれてしまいましたが)ロマの少女と軽い接触事故を起こした英語教師が、同乗していた子供達の目の前で引きずり出されて暴行を受けて死亡した事件や、今回のヴェスプレームの事件など、ロマの印象が悪くなる事件がおきている。しかしこれらの事件によりロマのことを一般化することは危険であると社会学者は訴えている。(内戦が起きてもおかしくないぐらいまで緊張が高まる可能性があると言う専門家もいるそうです。)
  • ハンガリーで生産された新しいタイプのスズキ・スイフトがリコールとなった模様。(内部の荷物置き場の内部カバーのさびが原因だそうです。)http://kemma.hu/によると、対象となる車は4万5000台。
  • 住宅ローンを組んだ後、自らの責任ではない理由で解雇されてしまった人を対象に、住宅ローンの一部を最高2年間政府が援助するプログラムがスタートすることが決まった模様。
  • ハンガリー国内のインフルエンザ感染者の数は現在も増えつつある模様。一番感染が多いのは中央部だそうだ・・・(心配)
  • 同性関係を結婚と同等にしようという動きがあり、政府は同性のカップルも対象にしようとしている。これに対し憲法裁判所は同性カップルは対象として認めないと決定したが、政府はまた同性カップルもOKという案を出してきた。(どうなりますかね。)
  • (社会党からの情報をハンガリー通信社が流したものによると)子供が生まれてから2年間もらう国からの産休手当て(一部は職場が負担)対象者が、出産前最低半年の修業年数の者から1年の者に変わった。また、所得税が18%と36%から、19%と38%に変わるが、これまで下の税金のカテゴリーの上限が年収170万フォリントだったものが、220万フォリントに上がる。雇用者が被雇用者のために払う社会保険が給与の29%から、最低賃金の2倍までの給与なら24%、それ以上は29%と変更となる。あと付加価値税は20%から23%に上がる模様。
  • ブダペスト7区の公園が条例で禁煙となった。
  • 100円=244.86フォリント(OTP/2月11日)
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2月11日

  • ハンガリーでは初等・中等機関のシステムが4-8制、6-6制、8-4制と複雑になっているが(実はここに0年生というシステムもあったりして更に複雑になっている)このため早ければ10歳から高校入試を受けるわけだが、10歳で入試を受ける場合、結構厳しい競争となっているらしい。一方、大学入試に関していえば、全入状態ということもありたいした競争はないのが現状である。(まあ悪いことではないが、学生が減ると国からの補助金が減るみたいで簡単に退学させられないという事情もあり、最高学府とは程遠い状況となっているようだ。)
  • 10日、ブダペストの地下鉄3号線のキシュペシュトの区間で子供が線路に飛び降りたため、感電しないよう電気をとめなければならず、このため地下鉄が一時的に運休した。
  • 日曜日から月曜日にかけて雪や風のため停電したドナウ川以西の2万3000世帯であるが、10日までに無事復旧した模様。
  • 人の態度や意識に関する専門家によると、ハンガリーでは2002年から、相手を認めるであるとか、相手を信じるという心がなくなってきている模様。これは政治に大きな責任があるといえる。これらの動きの中でもっとも損をしているのは「まっとうに生きているロマ」であるとのこと。(2002年の選挙の頃のこと、よ〜く覚えています。正直なところ、あの時私はハンガリー人はちょっと冷静さを失ってしまったのではないか・・・とも思ったこともありました。)
  • 金融危機の影響もあり、自治大臣によると今年ハンガリーを訪れる観光客は昨年の1割減程度になると予想している。
  • 個人の税金(にかかわる収入その他の)情報が載っているオンラインシステム(ウジフェルカプと言います。)が故障し、(一時的に人災で)他人の情報が見られるような状況になった責任をとり、このシステムを動かしている会社の社長が辞任した。
  • 10日より、警察はパトロール隊の数などを増やし、ここ最近事故が多発している地域などに動員し始めた模様。(銀行強盗が多発していたり、先日はスポーツ選手が殺害されたりと物騒なことも多くなっていますから警察も大変でしょうね。)
  • 細かい情報はわからないのですが、あるファストショップチェーンが食べ物の残りものからバイオガスをつくる装置をつくり、つくったガスを利用できるようにしているらしい。
  • チェペルの下水処理場工事現場を撮影していたヘリコプターが墜落した。3名乗っていたが1名が死亡、2名が軽傷を負った。
  • 100円=236.67フォリント(OTP/2月10日)
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2月10日

  • ヴェスプレームの水球選手(ルーマニア代表選手でもあった)が娯楽場で胸を刺され殺害されるという事件が発生したが、警察は店のカメラ映像の一部を公開した。(http://www.youtube.com/watch?v=UIGjzPDL2BE にあります。)周辺諸国、特にこの事件で被害のあった選手お母国では(ルーマニア・セルビア・クロアチア)では事件について大きく報道された。すでに容疑者2名がオーストリアで捕まっている。
  • オーストリアはハンガリーの国境近くにゴミ焼却場を建設する予定であるが、これができるとハンガリーが汚染されることは目に見えているのでハンガリー側は強く反対している。すでにラーバ川はオーストリアの工場からの廃液で汚れているし、ハンガリーとオーストリアの関係も決して良いとはいえない。
  • ブダペストでも今年の夏から携帯電話でBKVの切符をかえるようにする動きがあるようだ。(ただし市議会の承認が必要になる。)
  • 9日は雪や風で多くの地域(お昼の段階デ90程度)で停電となった模様。
  • ブダペスト地下鉄2号線の新型車両がお披露目された。今年中には乗れるようになるらしい。(http://inforadio.hu/galeria.phtml?id=1501 をチェック)
  • ハンガリー政府観光局の調べによると、金融危機により、今年は旅行を控えようと考えている人が62.4%いることがあきらかになった。
  • 100円=235.71フォリント(OTP/2月9日)
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2月9日

今週は多忙で、無事乗り切れるか今から心配です。ということでニュースが少なくなったりとぎれがちになったりするかもしれません。

  • ハンガリーでは医療機関での袖の下が当たり前のような状況で、政府が一時これをなくすための目的で、受診料や入院料というものを制度化したが、その後国民投票でこれが廃案となっている。(受診料が導入されても、袖の下がなくなる・・といわけでもないとは思いますが)それで現在だが、ある保険会社が調査したところ、現在でも半数以上の人は「すこしでもいい医療」を求めて医師に袖の下を渡すと考えている模様。(別の調査によると、国民1人あたりが袖の下に使った額は4300フォリントだったようです。これは額としては下がっているようで、その原因としては、「よりよい医療」を求めるため、有料の私立のクリニックを利用している人が増えているからなのだそうです。)
  • 外貨建てのローンは、以前はスイスフランが多く、円建てのものもあったが、現在ではユーロ建てのものが増えている模様。昨年秋にスイスフランでローンを組んだ人は、月々の支払額が3割程度増えているそうだ。
  • ハンガリーの新生児・乳児の突然死の割合は他のヨーロッパ諸国の2倍あるという。この背景についてセンメルワイス大学(医大)の専門家は「(妊婦の)喫煙や社会的環境の悪さ」が原因にあると指摘している。(これとは別に、なんらかの健康的な問題を抱えて生まれる子供の数も増えているそうです。)
  • バイナイ経済大臣によると、金融危機でこれまで2万人が失業し、今後もこの数は増えるだろうとコメントした。(金融危機が始まってから、確かに銀行強盗も多くなっています。6日もセゲドで銀行強盗が発生しました。7日にはミシュコルツの郵便局で強盗がありましたけど、持っていたのは玩具のピストルだったとか・・・)
  • 現在のハンガリー鉄道のダイヤによると、ブダペストからバラトンに行く場合にはセーケシュフェヘールヴァールで乗り換えをしなければならない。(実際にはそうじゃないものもあるみたいですけど、数は少ないです。)これは路線の活用というのが理由らしいが、4月からは直通列車を増やすようだ。
  • 最近の保護者は医療の知識がなく自分勝手な行動を取るのに、一方で医師の行為に対しとてもアグレッシブな態度で攻撃する場合が多く、このままでは特に夜待機する小児科医のなり手がいなくなってしまう状況にあるらしい。
  • 税務局(APEH)は2008年、1万5600名の職員に対し、167億フォリントの特別賞与を支給した。最も少ないカテゴリー(ランクが下の人)で40万、一番多い人で400万フォリントもらったようだ。(ある知り合いが、最大の極悪人はAPEHと騒いでいたのがなんかわかるような気がします。急に罰金とか、金を会社の口座から引き抜かれても、下手に文句いうと監査というか査察というかそういうのがはいって、もっとお金をもっていかれちゃうんですよね〜。)
  • 政府は現在、国から出している産休手当てを金融危機対策としてカットすることを考えている。これに対し、専門家は「この人口が減ってきている中、よい判断とは思えない」と反発している。(男性的な考えかもしれませんね。ちなみに産休に入るのは男性だけでもいいです。私の(昔の)同僚は自分の教師の給料と、妻の弁護士としての給料を考え、自分が産休に入りました。まあ数倍違いますからね〜。)
  • 世界的にガソリンや軽油の値段が下がっていることを受けて、今週はハンガリーでもガソリン・軽油が値下がりする可能性が高いらしい。(今年初めての値下げです。値下げするのは水曜日の予定)
  • インフルエンザが原因で、見舞い患者の入場制限をしている病院の数が30に達した。(ここまでインフルエンザにかかった人は5万人。5月末まではかかる可能性があるそうです。)
  • ヴェスプレームの娯楽場で、同市水球チームのメンバー(ルーマニア代表選手でもある)が30名に襲われ心臓を刺され亡くなるという事件があった。一緒にいたチームのメンバー(セルビアやクロアチアの代表戦でもある)も重傷を負った。(その後のニュースで、犯人はロマの可能性が高いとあった。容疑者の顔はhttp://www.rtlhirek.hu/cikk/245386で見られます。)
  • ドナウ川以西では、強風や雪になる可能性がある。(気をつけてください。)
  • ペーチでは市内を走るバスのチケットを携帯電話で購入できるようになった。
  • 夏の観光シーズンはバラトン湖近くの空港が国際便を受け入れるが、今年はまだ便の契約が一本も取れていない状況にあるらしい。バラトン湖のホテル関係者などは、観光客が減ってしまうと今からヤキモキしている。
  • 現在ハンガリーは税に関する情報などをugyfelkapuというネットワークシステムで管理しているが、これが7日壊れて、自分の情報のかわりに他人の情報が現れたりしているようだ。
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2月6日

日本でも最近、公立でも小学校と中学校の一貫教育が始まったと記憶していますが、(前も書いたと思いますが)ハンガリーも10年ぐらい前から従来の8-4制がくずれ、現在4-8制、6-6制、8-4制が混在しています。今ちょうど中等教育機関の入試の時期で、今日のニュースでは「入試問題が簡単すぎて差が出ず結局くじびきで入学者を決めるところもあった」・・なんていうものがありましたが、下に8年制(5年生から12年生まで)の中等教育機関の算数入試問題と、6年制(7年生から12年生まで)の中等教育機関の算数入試問題をリンクしておきます。算数だから日本人でもできるかも・・・とあけてみると、「数字だけが並ぶ計算問題」は1問もありません。すべて言葉で説明してあります。

小学校4年生が受けた公立の中等教育機関の入試問題(全国統一)
http://193.225.13.61/kfelveteli2009/2009felvi0608/M1_4.pdf

小学校6年生が受けた公立の中等教育機関の入試問題(全国統一)
http://193.225.13.61/kfelveteli2009/2009felvi0608/M1_6.pdf

  • ニーレジハーザのElectroluxグループの冷蔵庫工場でも100名を越えるリストラが行なわれる模様。(550名のリストラを予定しているBorsodChemでは国の援助をもとめる署名活動も行なわれているようだ。ハンガリーも東北地方は失業率が高いので、工場での大型リストラは他地域より更に打撃が大きいようだ。)
  • ハンガリー鉄道はストライキをしたり一時停止したりを繰り返しているが(現在は停止中)今後、予告なしにいきなりストに突入する・・という噂が流れていた。ただ組合側はこれを否定。前日に必ず連絡をすると主張している。
  • 昨日、「Ecostatが、今年の末には1ユーロが270〜280フォリント程度で安定すると予想」と書いたがwww.potfolio.huは、今後もずっと300、あるいはそれ以上のフォリント安が続く可能性が高いと予想している。一方、K&H銀行は270〜275ぐらいになるのではと予想している。(いずれにしてもかなりのフォリント安にはかわりがないです。)
  • 会社側は正式に発表していないが、「マジャールスズキが、今年の生産量を公に発表している生産台数から更に15%ダウンさせることになった。」という情報が匿名の社員等からマスコミに流れてきている模様。(去年の生産台数は28万台。今年は22万台を生産すると発表しているが、上記噂ではこれを18万4000台に下方修正したようだ。マジャールスズキは土曜日や夜の稼働をストップさせ、12月に1200名のリストラをしている。)
  • 聖イムレ病院の専門医によると、13〜15キログラム以上の体重過多も癌の発生原因となると食生活などへの注意を呼びかけている。(最近私もますます運動不足になっています。)
  • ジュール・モション・ショプロンの国道85号線で救急車が電柱に激突する事故があり搬送途中の患者さんが亡くなった。バヤという町では、空港からセスナ機が盗まれるという事件もあったようです。
  • ジュルチャーニ首相は事業などをやっていたこともあり、かなりお金持ちなことで有名である。現在、国会議員や首相としてもらう給料はすべて寄付に回しているが、index.huによると、それでも1日に23万4370フォリント稼いでいるとのことだ。(今はフォリントが安いので、日本円にすると無茶苦茶高いわけでもなくなりますが、給与をすべて寄付してこれだけあるのですから、貧乏ではないですね。ただし、index.huが出した数値が本当かどうかはちょっと疑問のようです。)
  • ジュルチャーニ首相は、雑誌HVG(週間世界経済)の中で「付加価値税を挙げると低所得者への負担が増えるからやりたくはない。しかし、所得税を減税するためには必要な措置だ。」と付加価値税を上げたいとの意向を(改めて)示した。
  • サボルチュ・サトマール・ベレグ県のマーンドクという町で、38歳の母親と18歳の娘が26歳の教師に殴るけるの暴行を加え怪我を負わせるという事件があった。(加害者の主張によると、18歳の娘の弟に対し、汚いから謝肉祭に来るなといったようです。2人は教師が子供達と謝肉祭の準備をしているところを襲ったとか。すごい話です。そういえば娘の学校の謝肉祭は2月15日。日本語教育関連の大事なプログラムも入っているので当日は時間のやりくりが大変そう・・・。謝肉祭では仮装をするんですね。娘には昔無理やり狸の格好をさせたんですけど、娘はそれが嫌だったらしく、毎年この時期になると「もう1回たぬきやって」「絶対嫌!」という会話が繰り返されます・・・って個人的な話ですみません。)
  • 署名を5万人分集めれば、国会に解散請求を出すことができるという法律があるらしいが、実際に6万名の「国会解散請求」の署名が集まった模様。選挙管理委員もこれを本物であると認めたため、国会で国会解散を議題として取り上げることとなる。(ただ解散するかどうか決めるのは国会なので、きっと解散にはならないでしょう。)
  • エステルゴムのあるレストランに銀行強盗犯が入ったという通報が警察に入り、警察がレストランにかけつけたところ、銀行強盗犯はいなかったが、偽造紙幣を持った男が見つかった。その後の捜査で1200万フォリントの偽造紙幣がそのレストランから発見された。
  • 先日、前連立与党のSZDSZが社会党とFIDESZに対し、必要なところは手を結ぼうと呼びかけたが、これに対しFIDESZは政府を倒すという点でならSZDSZと手を結べると回答した。
  • 1998年から2002年までFIDESZが政権を担当していたころ、2006年か2007年にはユーロが導入できる、スロバキアは2010年ごろになるだろうと主張していた。2002年から政権を担当している社会党ははじめ2008年にはユーロ導入ができると主張していたが、その後、2010年、2011年、2013年と後ろにずれていった。そして現在は「未定」となっている。(泣)
  • ハンガリー西部の大雪による停電で、国家気象サービスが非常事態と認定しなかったが、電気会社側は現在もペナルティを払う気はないようだ。
  • 公立中等教育機関の入試の結果がそろそろ出るが、今年は問題が簡単だったためか生徒間の差があまりつかず、くじ引きで入学者を決める学校もあるのだそうだ。
  • 100円=248.91フォリント(OTP/2月5日)
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2月5日

ハンガリー語が少し読めるようになった方にお薦めの本の1つにJanikovszky Evaという人が書いた本があります。Moraという出版社でいくつか出ているのですが、どれもとても薄いです。我家にも何冊かあります。今日は妻が図書館から「Orulj, hogy fiu!(子供が)男の子でよかったでしょ!」という本を借りてきたので、それを読んだのですが、「絶対女子が生まれると思っていた女性が、男の子が生まれたとわかったとたん感じる心の変化とかがとてもコミカルに書かれています。どの文もとても短いです。コミカルなんですけど、子供が生まれてきた喜び・感動も伝わってきて、面白くて笑い泣きしているのか、わかるわかるその嬉しい気持ちと感動してい泣いているのかわからなくなります・・・是非チャレンジしてみてください・・・・これを翻訳の授業のテキストにしようかな・・・

  • 経済の専門調査機関Ecostatは、今年の経済成長率の予想をマイナス1.3〜1.5%からマイナス2.4%に下方修正した。また、現在続いているフォリント安については「年末までに1ユーロ=270〜280フォリントぐらいになるのでは」と予想している。
  • ある新聞によると、警察に車を止められたときに強制保険の支払チェックを提示できなかった場合、3万フォリントの罰金になるとのこと。
  • 金融危機ではあるが、ブダペストにかかる橋のうち3つの橋については今後もライトアップがなされる模様。(このうちエリザベート橋は、ハンガリーと日本の友好-今年は戦前の外交関係開設140周年・戦後の外交関係再開50周年記念年です-を記念したライトアップがなされる。費用は2億6000万フォリントかかるが、その半分を日本が、半分をブダペスト市が負担する。9月にはライトアップのための工事が終わり、11月からライトアップが始まる予定。)(ライトアップについては、在ハンガリー日本国大使館のホームページhttp://www.hu.emb-japan.go.jp/2009/home_j.htmlを見てください。)
  • 先日ハンガリー西部で大雪のため数日間に渡り停電となった。このような事態となった場合、電力会社が停電した家庭にお金(罰金のようなもの・損害賠償金)を支払う決まりがあるのだが、非常事態の場合にはそれが免除される。今回の場合、電力会社側は非常事態と判断しお金を払っていないが国家気象サービス局は「これまでも似たような大雪はあり、今回の大雪は非常事態ではなかった。」と判断したた。今後電力会社がどう動くのかは未定。
  • 家などのローンを組んだが、金融危機の影響で解雇されてしまった人たちに対し、政府がローンの一部を援助することを考えている模様。(よくわかりませんでしたが、国がローンの肩代わりをするのではなく、銀行が月々の返済額を下げるかわりに、その分入ってこないお金を国が保障するという形のようです。最大で2年間、この措置がとれるとか。)昨日Borsodchemで550名が解雇と書きましたが、これに関しても政府が援助を考えているみたいです。昨日も書きましたがワーキングシェアをしている企業に対しても援助しようとしていますし政府もいろいろ動いているようです。これが吉と出るのか凶と出るのかはちょっとわかりません。もちろん吉になってほしいですが・・・
  • 4日、ハンガリーとウクライナの国境検問所でハンガリー側のシステムの故障があり、各検問所を一時的に閉鎖せざるをえなくなった模様。(シェンゲンのデータ関係のシステムがダウンしたようです。)
  • ここ最近、銀行強盗や質屋(貴金属店)の強盗事件が多発しているが、犯罪心理学者によると現在の金融危機と強盗事件の増加には関連がある模様。(この心理学者は昨年10月に既に「銀号強盗事件が増える」と警告をしていたようです。今日もいくつか強盗事件のニュースがありました。あと子供が子猫の目をえぐりとるとか・・グロい事件もあったようです・・・)
  • モハーチ市の小学校で教師が複数の生徒に性的嫌がらせをしたとして逮捕された。(モハーチと言えば、「モハーチの戦い(http://ja.wikipedia.org/wiki/モハーチの戦い)」で有名ですね。確か記念公園があったと記憶してます。)
  • インフルエンザのため、中央ヨーロッパの複数の病院で外部からの面会の停止措置をとっている。(みなさんもインフルエンザには気をつけてください。一昨日ある人と話しをし終わったころ、「実は今用事があってここにいるけど、インフルエンザで病欠中なんだ」っていきなり言われました。「え〜!」と言ったら、「いやいやこのぐらい距離あいていれば大丈夫だってば〜」って言われたんですけど・・困ったな〜。インフルエンザ流行は3〜4週間続くそうです。)
  • 4日午後6時前、工事をしていたブダペスト5区のアメリカ大使館の壁の一部が崩れるという事故があった模様。(アメリカ大使館って書いてある記事もあるんですけど、それが書いていない記事もあるので、本当はどっちなのかちょっとわかりません。)
  • セゲド大学医学部の病院で、ある人の蘇生に成功したのに、医師同士のコミュニケーションがうまくとれなかったため、違う医師からこの人の奥さんに「亡くなった」と連絡してしまうという出来事があった。奥さんが事実を知ったとき、奥さんはすでに葬儀の手続きを始めていたという。(でも蘇生してよかったです。)
  • 高校生が参加する物理、数学、化学、情報、地理の分野での学生オリンピックがハンガリーで開催された。ハンガリーは金メダル5つ、銀メダル13、銅メダル6と大活躍したようだ。
  • ブダペストの周りを走る環状0号線ではスピード違反を取り締まる常設カメラを2週間前に設置した。以降事故がかなり減ったようだ。(カメラの情報によると、スピード違反を起こす車の多くは外国ナンバーで、無理な車線変更による事故が多いとか。皆さんも0号線を運転するときは気をつけてください)
  • 100円=253.82フォリント(OTP/2月4日)
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2月4日

日本では立春ですね。ハンガリーも天気予報によれば(雨は降りますが)今日は最高気温が10度ぐらいまで上がるそうです。

  • 100軒以上を売る不動産の店を対象にした調査によると、2008年は前年に比べ売れた不動産の数が5割イ所う減少した模様。(100軒以上不動産を売った会社の数自体が27から15に減ったのだそうです。それもあって大きな減少となったようです。)
  • ハンガリーのガソリン消費に関しては、金融危機の影響は受けていないそうだ。
  • ハンガリーでは今年1月だけで史上最高の1400の会社が清算手続きを行なった。今年全体では17000件以上の会社が清算手続きをすることになるだろうと予想されている。
  • 3日、ユーロに対するフォリント安が更に更新し1ユーロ=303フォリントまで進んだ。(これといった対策がないみたいですね〜。)
  • 金融危機により、娯楽に金が回せなくなるため、今年はテレビを見る時間が平均して30分長くなると予想されている。
  • バラトン湖ではもうスケートはできなくなったが、氷の板が風で岸に流され山積み状態になっている。ただ、上に乗るのは危険とのこと(http://inforadio.hu/images/gallery/1233602484/g/20090202329.jpgに写真が載っています。)
  • ミシュコルツ市警察長が「強盗事件の犯人はロマばかり」と発言し問題となったが、イギリスでは犯罪者を人種別に分類している統計データも存在する。ハンガリーは今のところこのような統計データを導入する必要はないと考えているようだ。
  • 3日昼頃、ブダペスト地下鉄2号線のバッチャーニ駅で車両故障があり、南駅とデアーク広場を結ぶ区間が一時普通となった。(代行バスが走ったようです。夕方利用したときはもう地下鉄も動いていました。)
  • ハンガリーで子供に対し国が家族手当を出している。これまでこれは無税であったが、今後これを税金のかかる収入としようという考えが政府にあるようだ。(現在ハンガリーの所得税は18%と36%の枠があるが、この措置で税金がかかる収入があがり、18%の税金枠だったものが36%にかかったりすると、もらえる家族手当の実質額がかなり下がることとなる。
  • 議員の2008年の資産の公開資料提出期限が過ぎたが、提出された書類には「子供が3人、孫が3人」と家族の人数が書いてあったり、CDを1000枚持っているとか、トラバントがあるとか、国会議員をしながら自動車修理工もしているとかおもしろい記述が山盛りなのだそうだ。
  • 金融危機のため社員の雇用を守るためワーキングシェアということで週休3日を(部分的にでも導入し)休みにし、休みになった日に研修などに参加させる企業があった場合、その休んだ日の賃金の8割を国が負担するという考えを政府が示した。
  • BorodChemという会社が550名を解雇(大型解雇のニュースが続きます・・)
  • ハンガリー西部(ジュール・モション・ショプロン県)でロマ護衛団をつくるというニュースが流れた。ただ、ロマ社会のヴァイダ達はこれに賛成していないようだ。(ロマ社会には各地域ごとにヴァイダというリーダー格の人がいる。)
  • 100円=252.94フォリント(OTP/2月3日)
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2月3日

私がよく使う翻訳のページの1つhttp://www.webforditas.hu/index.phpは、ハンガリー語と日本語の語や文を直接訳せたり、ハンガリー語のサイトを英語に訳してくれたりするのですが、ハンガリー語と英語の場合、音声も出してくれます。(ガーボルさんという男性の声とエステルさんという女性の声があります。)このうちハンガリー語の方にハンガリー標記のローマ字で日本語を書くと、本当にハンガリー人っぽい日本語で話してくれます。(もちろん本当の日本語学習者はみんな上手でこんな風にはいいませんが、日本語を知らないハンガリー人が日本語を読むとまさにこんな感じになります。)ハンガリー語標記ですからちょっと工夫がいりますけど試してみてください。(例:Csotto matte kudaszai.ちょっと待ってください。なお、a,i.u,e,oの長母音はハンガリー語の長母音を使った方が正確な音になります。)英語の方で同じようにやると、これまた英語母語話者風の日本語になります・・

  • 最近のミシュコルツの強盗犯はロマばかりという発言が人種差別に当たるとしてミシュコルツ警察長に訓戒処分をくだしたことに反対する集会がミシュコルツで開かれたことは昨日書いたが、結局3000名ほどが亜t待った模様。
  • 年金専門家がラジオのインタビューで語ったところによると、金融危機の影響で今後年金受給年齢が上がる可能性が高いため、年金受給まで現在の時点で10年以上ある人は、そのことを考えて貯蓄等をしておくべきであるようだ。(ためようと思ってもたまらないけど・・)
  • ジュルチャーニ首相が、国会議員の数を半減させ、選挙の方法も地域レベルと国レベルの比例代表制のみに変えたいという法案を提出したが、専門家によると、これが通り2010年の選挙から導入されるとすると、社会党(MSZP)やハンガリー民主フォーラム(MDF)、自由民主連合(SZDSZ)などに有利に働くだろうとしている。(現在もっとも支持率の高いFIDESZは、国会議員を減らすことには賛成だが、選挙は選挙区制と比例代表の両方を残したいという立場をとっている)
  • 4日より、ガソリンが1リットルあたり8フォリント、軽油が5フォリント値上がりする。(ここ数週間、毎週値上がりしていますね〜。フォリント安の影響でしょうね)
  • この時期、ぬれた路面が凍って膨張し破裂して穴があくことが多い。特に高速道路ではこういう穴が大事故につながるため、担当局は毎日4回、高速道路をチェックしているとのことだ。(ブダペストでは主要道路だけで1月に1600の穴ができたが、すで1400をなおしたそうだ。)
  • スロバキアとハンガリーの国会人権委員会メンバーが会議を行なうとしたが、スロバキア側が認めていない「昨年11月スロバキアのハンガリー住民が多い地域で、スロバキア警察がハンガリー人サポーターに暴行を加えた場面」をFIDESZの委員が写そうとしたため、スロバキア側は会場に入らず、社会党のメンバーは会場から立ち去り、SZDSZのメンバーは姿も見せなかった。結局スロバキア側が帰国し流会となった。(う〜ん、ハンガリー人に住む外国人としては、前回FIDESZが政権をとっていたときの反ユダヤ、反外国人政策が思い出されるような出来事です。)
  • 2月2日に熊が外で自分の影をみるとびっくりした巣穴に戻り冬が長くなるという言い伝えがある。ということでブダペストの動物園では熊がどうするか注目が集まっていたが、今年は影がでたが薄かったため、冬が長くなるのかどうか熊もわからなかいようだ。
  • 100円=252.4フォリント(OTP/2月2日)いやあ、すごいレートです。
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2月2日

ニュースのページを新しくしてみました。ちょっとじじくさいですね〜。(レイアウトを変えてリンクもはりやすくなりました。宣伝に使えるかどうかはわかりませんが、ハンガリー関係のもので子供が見ても大丈夫なサイトであればリンクはります。)

  • 1月30日に、フォリントはEUに対する最安値を更に更新した。(300フォリント越えるかもしれませんね。円も1月30日は100円=250フォリント台に乗りました。これからどうなるんだろう・・ジュルチャーニ首相も国会で心配していました。)
  • 前大統領のマードル・フェレンツ氏はラジオのインタビューで「今の政府ではこの金融危機は乗り越えられない。新しい政府が必要だ」と述べた。(気をつけなければならないのは、政治の中心にはいないこの大統領も中立ではないということです。今のショーヨム氏もそうですが、マードル氏もFIDESZ系の人です。最初の大統領のグンツ氏はSZDSZの人だったので、社会党よりの発言をしていました。)
  • SZDSZ党首のフォドール・ガーボル氏は、社会党党首で首相のジュルチャーニ氏とFIDESZ党首で元首相のオルバーン氏に対し、「手を結べるところは結ぶべき」という書簡を送った模様。(次の選挙で生き残れるか危ういSZDSZですが、どこかで自分達の存在を見せておかなければならないですよね〜。特に社会党から離れ、フォドル氏が党首になってからはそういう動きが多いです。)
  • フェリヘジ空港の労使交渉が前進してなんとか妥協点が見えるところまで来た模様。
  • 2月1日から、誰かに白い粉を送りつけたり(たんそ菌ありましたね〜)、卵を投げつけたりした場合、最高で2年以下の懲役刑が化せられることとなる。(毎年3月15日にデムスキー氏が演説をすると、卵がたくさん飛んでいましたし、たしか同性愛者のパレードのときも卵がひどかったですよね。)
  • インフルエンザで病院を訪れた人の数が1月30日の段階で1万3000名を超えた模様。
  • 外務省と欧州委員会のサポートで4週間に渡る「電気を消そう!」キャンペーンがハンガリーで展開される模様。(環境保護のためできることからやろうということですね。)
  • 3月1日からブダペスト市が保有する(遊具がある)公園が禁煙となる。(例えば市民公園やネープリゲト、あるいはマルギット島にある公園も禁煙となる。罰金は最高で1万フォリント)
  • また少し気温が下がり、バラトン湖でも再び氷がはっているように見えるところもあるが、氷は非常に薄く危険であると関係者が警告している
  • 政府は国会議員の数を現状の386名から199名に減らす案を出した。(県のリストから176名、国のリストから23名を選出する。国会議員の給与は平均給与の3倍にし、領収書がないものには金を出さないなどの措置をとる・・・)これに対しFIDESZは「野党が出した国会議員削減案に対しこれまで政府は67回も反対したのに何を今更・・・」とあきれている。)また政府は地方議員の数も2万6000から1万3000へと半減させたいようだ。(これが2010年の選挙から実現するためには、国家議員の3分の2の賛成が必要となる。)
  • ミシュコルツ警察長が「ミシュコルツでの最近の強盗事件は、すべてロマが犯人」と発言したことが国レベルのスキャンダルとなったが、結局ハンガリー国家警察長からの訓戒処分となり引き続き警察長のポストに残れるようになった模様。ただ、この訓戒処分に反対する者のデモがミシュコルツで開かれ、かなりの人が集まったようだ。
  • 社会学者によると、社会体制転換前に多くのロマが働いていた職場(炭鉱)などが体制転換後になくなり、ロマの多くが失業者になった。そして貧困者となり2世代目、2世代目、4世代目まで貧困が続く形となっているとのこと。ただしマジャールの貧困層も多く、現在の貧困層70万人のうち、ロマは30万だそうだ。
  • 1月31日より、強制保険の支払チェックの提示ができないドライバーは罰金となる。
  • ハンガリー鉄道関係の基金がお金を出しているナジカニジャの幼稚園が財政難におちいり、100フォリント募金運動を始めた。(500万フォリント集まらないとつぶれてしまうのだそうだ。)
  • バスの場合、乗客が降車ボタンを押したり、バス停で誰かが待っていなければバスは止まらないが、市電はすべての停留所で止まっていた。ただこんご市電もバスと同じようにするようで、1月31日より実験的に59番の市電でこのシステムが導入された。(停留所付近で市電が止まると見込んで線路を渡る人がたくさんいるが、これらの人がひかれてしまうのでは・・と心配している人もいるみたいです。)
  • 雪合戦に参加する人の数の世界記録に挑戦しようと30日、ブダペストの市民公園のスケート場に人々が集まったが、3746名必要だったところが261名足りなかったようで世界記録更新にはならなかったようだ。
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