ニュース
1月28日

あ〜、すごい風です。(これを書いている時点。風が吹くたびに天井から粉がふってきます。こまった〜。)

小耳
▼世論調査会社SzondaIpsosの調べによると、3月9日の国民投票に必ず行くと答えた人は48%で、学費や医療費の撤廃の方向で投票する人が過半数を超えるという結果が出た。また回答者の半数以上が、「もし国民投票の結果が政府の方針と違った場合、政府は国民の意見を聞くべきだ」と答えている。与党社会党は、国民投票に向けて「受診料や学費を導入した背景」についてできれる限りの説明をし、理解を求めていく方向で意見の一致を見たようだ。一方FIDESZは、(恐らくオルバーン氏が「国民投票は前倒し国政選挙と同じである」と発言したことに対し、社会党支持者が「またオルバーンが首相になるぐらいなら、例え受診料や授業料が嫌でも政府案を指示する」・・・ということにならないよう。「これは国政選挙ではなく、オルバーン氏を首相にするためのものでもない。政府のやっていることに対する市民の意思表示である」と訴えている。選挙で言うと社会党支持率は下がっているが、多くは浮動票になっている。この人たちはオルバーン氏が嫌い。
▼Draskovics Tibor大臣(政府行政調和担当大臣?)が辞任するというニュースが流れたが、本人は「事実無根。国民投票や首相更迭に向けたキャンペーンだろう。」とこれを否定した。
▼ハンガリーでは技術者の不足が懸念されているらしく、国家産業協会が(技術者不足解消に向けた)生涯教育の大切さを訴えるキャンペーンをはることになった模様。
▼土曜日の夜から日曜日の朝にかけての強風により、ハンガリー全国で70〜80件の消防隊の出動要請があった模様。(我家も風で揺れてます。またボロ屋なので屋根から粉がふってきています。日曜日の夜-これを書いている時点-もすごい強風で特に西ハンガリーが危険とか。風は夜中には止むと言っていましたが・・・)

廃止
ハンガリーの高等教育機関では、成績をインデックスと呼ばれる帳面につけている。ここ数年はオンラインによる成績づけも行なわれているが、インデックスも残っているので、学生は成績を得るために教師を探し回る・・・という結果になっている。ただセゲド大学のある学部では2月1日からこの忌まわしきインデックスが廃止されるという。(うらやましい〜。)

拡張工事
フェリヘジ空港は現在のキャパがすでに一杯となっているらしく、5月から拡張工事を開始する。昨年は年間で850万人が乗り降りをしたが、2015年には2000万人にまでこのキャパを広げる模様。

天気
月曜日:東部や中央部ではお日様が出ます。西部では雲が出て、北東部では雪がちらつくところもありそうです。最低気温は-2〜+3度、最高気温は3〜8度の予想です。
火曜日:お日様も出ますが、雲が広がり雨のところもありそうです。最低気温は-3〜+2度、最高気温は4〜9度の予想です。
水曜日:雲が多く、雨がぱらつくろこともありそうです。最低気温は-4〜+1度、最高気温は4〜9度の予想です。
木曜日:午前中は天気が悪いですが、午後から回復してきそうです。最低気温は-1〜+4度、思考気温は4〜9度の予想です。

1月25日

多忙につき、少しだけ。

小耳
▼ブダペストの地下鉄4号線工事は予算がどんどん膨らんでいるが、BKVは各国と比較すると地下鉄工事としては中程度の予算と主張している。ちなみに、マドリッドでは過去4年に「ブダペストの地下鉄4号線工事が現在たてている予算額の2倍」で、「ブダペスト地下鉄4号線計画より10倍長い」地下鉄工事を行なっている。・・・これを見るとどこかに大きな無駄があるようだが。
▼25日と26日は中等教育機関の入学試験。(日本の学校は6-3-3制ですが、ハンガリーは8-4制、6-6制、4-8制が混在しています。それで25日は6-6制、4-8制の中等教育機関の入試、26日は8-4制の方の入試が行なわれるようです。会場は各学校だと思いますが、試験内容は統一されています。日本で言うと国語と数学のテストをとくようです。)
▼3月9日の国民投票の前に、FIDESZのオルバーン党首とジュルチャーニ党首のテレビ討論が行なわれる可能性があるらしい。ただ、オルバーン氏は「ジュルチャーニ首相はすでに過去の人物。新しい首相(候補)となら討論する」と述べているとか。
▼先日、年金などを配っていた郵便配達人が行方不明となり、「事件に巻き込まれたのか」と騒ぎとなったが、結局本人がお金を持って逃げていた・・という事件があったが、またkiszomborという町の郵便配達人が同じようにお金を配達している途中でいなくなってしまった。真相は・・・
▼運転免許が切れて更新している間、手続きをしている事務局からの証明書で運転ができる・・と説明される人がいるようだが、そのような法律はない。免許が切れたら、新しいものが来るまで運転はできない。だから、余裕を持って免許の更新をしてくれ・・と担当局が訴えている。(警察に不携帯で捕まっても、「だっていいって言ったもん。だから私は悪くない。」と主張するドライバーが多いところから、こういう声明が出たのでしょうね。私も自分の免許を確認しようっと。)
▼ラーバ川と言えばオーストリアから流れてくる汚水で泡立っている汚い川です。これに関してはハンガリー側、環境保護団体側が圧力をかけ状況が改善したはずなのですが、また泡だっているとか。
▼100円=159.46フォリント(OTP/1月24日)
▼金曜日:朝方雲が広がりますがその後薄くなっていきます。最低気温は-6〜-1度、最高気温は3〜8度の予想です。土曜日:北東では雲が多そうですが、雨はなさそうです。最低気温は-5〜0度、最高気温は4〜9度の予想です。日曜日:雲が広がり雨や雪のところがありそうです。最低気温は-1〜+4度、最高気温は5〜11度の予想です。

1月24日

小耳
▼ノルビと言えば、子供のころ太っていてみんなからもいじめられていたがフィットネスで体をシェイプアップさせた・・フィットネス(エアロビクス)伝道者として有名だが、最近はテレビタレント的な活動も行い、「ダイエット本」「ダイエット商品(食料品)」「ダイエットテレビ番組」など実業家としても活躍している。ところが彼の出したダイエット本(あるいはダイエット商品)に彼の推奨するUpdateというダイエット方法が「科学的に証明されている」と書かれているのが(証明されているという事実がなく)消費者を混乱させたとして公正取引局が合わせて300万フォリントの罰金支払を命令した。(ハンガリー人の若者に「ノルビ」と言うと、多くの人が笑い出します。)
▼高速道路にはスピード違反をとりしまるカメラが入った箱が設置されている。(すべての箱にカメラが入っているわけではないが、ドライバーはどこにカメラが入っているかわからないので抑止力となる。)これまでもこの箱の数は増えてきているが、警察は高速1、5号、そして環状0号線に「20キロに1つ」の割合で更に箱を追加することを決定した。
▼先日、ジュルチャーニ首相の右腕とも言われるガール・J・ゾルターンが辞任したが、今度は同じく側近で人事を担当していたセテイ・ガーボル氏もポストを離れることとなった模様。(一気にジュルチャーン外しが進んでいるような雰囲気になってきました?が、国民投票までに首相が交代することはなさそうとニュースでやっていました。)
▼ショーヨム大統領は、医療機関の受診料、高等教育機関の授業料などに関する国民投票日を3月9日に指定した。(国会決議後に出されていた異議申し立てが憲法裁判所にすべて却下されたため、大統領がすばやい措置をとった模様。野党側はこれを大歓迎。社会党は「国民投票に必要な予算は枠をつくった。大統領の決定を支持する。」とコメントした。一方、自由民主連合(SZDSZ)は、「日程が早すぎる。これでは政府の説明が間に合わない。」とコメントを出した・・(SZDSZは、やっぱりこれまでのクンツェさんのようなキャラクターの人がトップの方がよかったな〜。)
▼ガスの補助金申請については、去年は一定の数について後に「申請が正しいかどうか」チェックしたが、今年はこれまで出された160万の申請すべてについて税務局と組んでチェックする模様。
▼長距離バス会社は賃金に関する労使交渉が進んでいないとして、1月30日に、始発から午前8時まで全国的なストライキを行なうことを決定した。
▼インフルエンザにかかった人の数が更に増えた模様。
▼世論調査会社Medianの調査によると、政府支持率が更に下がった模様。(もうこれ以上は下がらないだろう・・・といわれ続けながら、それでも下がり続ける支持率。どこまで下がるのでしょうね。)

1月23日

小耳
▼ハンガリーでは2007年後半から携帯電話会社のモバイルインターネットが人気が出てきた。この背景には接続スピードが上がり、値段も安くなってきたことがある。現在のところ大きな都市以外ではつながりにくいなどの問題があるようだが、今後モバイルインターネットを利用する人の数が増えていく可能性が高いとのこと。(ノートパソコンを使っている人にとってはそっちの方がいいですよね〜。私は流行にかなり鈍感で、今だに携帯電話も「自分がかけるときしか電源を入れない」という変人+周りに大迷惑レベルにありますが、まわりからいい意見ばかり聞くようになったら今のプロバイダーから乗り換えるかもしれません。)
▼この前の日曜日から飲酒運転に対する罰則が厳しくなり、その場で免停となった。(ラジオのニュースではこれまでですでに44名ほどが免停になったそうだ。)前のニュースで、ボンボンでもひっかかることがある・・と書いたが、専門家は「ビール1本を飲んだ場合、アルコールが完全に抜けるまで2時間半かかるので気をつけて」と注意をよびかけている。
▼1月22日は、ハンガリー文化の日だったようで、一部映画館が無料となったり、文学の夕べなどの催しものが開かれた。
▼ジュルチャーニ首相の右腕とも言われる内閣府のトップであるガール・J・ゾルターン氏が(不可解な理由で)辞任したことを受けて、マスコミは「社会党はジュルチャーンに見切りをつけはじめている。」と報道した。(ガール氏は「子供が生まれたのでやめる」と言ったようです。この人は、前の政権時にメッジェシ首相が辞任し、ジュルチャーニ氏が首相になった直前に、メッジェシ氏のもとからジュルカー二氏側にさっと移った人なので、余計に「どうなるのか」という印象を与えたようです。
▼病院の病室などからの窃盗犯罪数が増えているため、保健省は病室の金庫設置を義務付けている。実際統計を見ると、金庫がある病院では窃盗数が少ないようだ。
▼医療機関の受診料、高等教育機関の授業料などに関する国民投票は国会議決でOKが出た。これに関し異議申し立てがいくつか憲法裁判所に出されていたが、同裁判所はこれをすべて却下した。(FIDESZ側は4月6日が国民投票の日となるのでは・・と予想しているようだ。)

ミシュコルツ
先週、ロト5で23億フォリント以上のあたりがでたが、ミシュコルツであたりが出たことがわかった。(昔、あたった人の住所がテレビ局に漏れ、テレビ番組でスタッフが当選者宅をおとずれ相手をおどろかせる・・・という個人情報保護面で大問題となる出来事がありました。今はさすがにそんなことはしないようです。)

値上がり
公式な発表はないが、専門家等はガス代が4月から10%程度あがり、更に今年中に値上がりがあると警告している。(生活にあまり余裕がないものとしては、困ったもんです。)

引越し
西駅裏に官公庁区ができる計画が頓挫したのだが、ハンガリー鉄道は元の計画にしたがって移転を進めているようだ。(ただかなり費用がかかるようです。ニュースでは50億フォリントと出ていました。)

気をつけて
車上荒らしに対する市民の意識が薄れているようで、犯罪被害が増えている模様。ジュールでは1100万フォリントが車から盗まれた事件もあった。手口としてはフロントガラスなどを破って中のものを取るという古典的なものが多いが、警察は「車内に(見えるように)ものを残すな!」と訴えている。

レート
100円=163.74フォリント(OTP/1月22日)

1月22日

昨日久しぶりに地下鉄に乗ったら、各駅で「乗り降りを急げ!」というアナウンスが流れていました。正直非常にうるさかったです。先週の土曜日に地下鉄車内パーティーみたいなものが(ネット上に流れた案内で)あり、地下鉄が15分ぐらい停まるなどトラブルがあったようですが、それが原因・・ではないですよね〜。

小耳
▼食料品の値段は2006年9月までは値上がりをせず、むしろ徐々に安くなる傾向にあったようだが、それ以降値上がりを続けている。食料品の値上がりは市民の生活に確実に影響を及ぼしているようで、中央統計局の調べによると去年買い物に使った金額の23%は食料品だったようだ。(我家の場合はもっと高いかも・・たくさん食べるから・・)
▼ウエッブサイトholtankoljak.huによると、23日よりガソリンの値段が1リットルあたり3フォリント、軽油は4フォリント値下がりとなる。(フォリントが強くなればもっと安くなる可能性があるらしいです。)
▼ハンガリー国立銀行は金利を変更せず7.5%のままとした。
▼21日は「ブラックマンデー」と呼べるほど、各国の株価指数が落ち込んだ。ハンガリーのBUXも1000フォリント(ポイント)近く落ち込んだ模様。
▼今年から領収書が新しくなって、去年まで使っていたものが使えなくなった。この領収書を印刷した会社は4か月分の量を印刷し発行したが、すでに売り切れ状態となっているという。(あ!まだ買っていない!・・・)
▼BKVの定期にはこれまで月定期(翌月の5日まで有効)と30日定期(購入した日から30日)があった。しかし今年からこれが「購入した日から翌月の同日前夜まで」という定期に一本化された。ただ、昔30日定期があったために、窓口でも「31日の月はどうなるのか。2月のように短い月はどうなるのか」という迷いがまだあるようだ。(1月30日に買った定期はいつまで有効なのかなあ。でもこれまで毎月5日には各窓口にものすごい行列ができてきたけど、これが分散されるってことですよね。これは嬉しい。領収書を手書きじゃなくレシート方式で出してくれるようになるともっと嬉しいんだけどな。あれを頼む人が前にいると地下鉄や市電に確実に乗り遅れるから・・・)
▼将来的に道交法違反に関しては警察だけではなく、自治体なども罰金をとることができるようになる。このため「罰金徴収」がビジネス化していく可能性があるという。
▼ハンガリーの英雄といえばマーチャーシュ王だが、今年はマーチャーシュ王が即位してから550年の記念の年らしい。ということで教育文化省は来年の1月22日までは「ルネッサンスイヤー」とし、21日に民族博物館で式典を行なった。
▼今年からBKVの深夜便は通常のチケットより高いチケット購入を義務付けている。しかし実際にはなかなか購入が難しいようで、結局人々は普段のチケットで乗っているようだ。(わざと?という噂まで広がり始めている・・)
▼現在各県で救急車が足りない状況が続いているようだ。3ヶ月後には状況がよくなる・・・としているが。
▼インフルエンザのワクチンだが、注射しても効き始めるのは10〜14日後ぐらいからなのだそうだ。なお、健康な人の場合、(今年の)インフルエンザにかかっても、解熱剤を飲めばあとは自然になおっていくとのこと。(我が家には赤ん坊がいるので、それが心配)尚、無料ワクチン合わせて130万本分が追加で各ホームドクターに配られたとか。
▼昨年9月の、ある警察官に対する裁判に関し、首都検察広報官が「裁判を受けているのは本当の犯人じゃない。俺は実行犯を知っている。」などと発言しているテープがインターネット上に流れたことが原因で同広報官が職務停止や聴解手続きの措置を受けていることが明らかになった。

裁判開始
Olaszlikaで車の接触事故を起こした教師が、車内の子供の目の前で地元住民に暴行を受け死亡するという事件があったが、これに関する裁判が21日開始された。

どうやって使おうか
ハンガリーでは銀行カード(デビッドカード)の発行数が昨年だけで60万枚も増えたそうだ。現在同カードをしようしている人は800万人いるようだが、実際には多くの人は支払いではなく、現金引き出しのためにしか利用していないとか。カードで直接支払えば手数料はないが、現金を引き出すと手数料がとられるので、カードで直接しはらった方がいいのだが、人々はまだあまりカードを信用していないようだ。(カードが盗まれてお金が使われてしまっても、被害は上限4万5000フォリントまでで、残りは銀行が保障してくれるそうです。)

結婚
ハンガリーでは昨年結婚した人の数が、一昨年よりぐんと少なくなった模様。昨年1〜11月に結婚した人は3万8464名だったが、これは1年前より3770名すくないのだそうだ。生まれてくる子供の数も減ってきているし・・・このペースだと人口減少も進むでしょうね。(ちなみに昨年生まれた子供の3分の1は、結婚していないカップルから生まれています。)

レート
100円=163.71フォリント(OTP/1月21日)

1月21日

久しぶりに日本に行ってのんびりしすぎた感じです。これからの生活にちょっと不安も感じたりして・・

小耳
▼ハンガリーサッカーリーグの人気チームの1つで、過去には欧州チャンピオンリーグでも優勝経験のあるフェレンツィヴァーロシュは財政難に陥っており、これが原因で違反を犯し、昨年度のリーグ開始時に2部に強制降格させられた。そして昨年度は結局2部2位に終わり昇格できず、今年度も2部に残留している。更に今年度の最初は負けが込んで(その後挽回はしたが)現在も首位からは少し離された位置にいる。・・・この状況の中、財政的には大きく改善されてはいないようで、同チームが保有するサッカー場を売りに出しているのだが、これまで何度やってもうまくいかなかった。今回は5度目の売り出しでイギリスのKevin McCabeという実業家が持つハンガリーに会社がこれを買う意志があったのだが、先週の水曜日(16日)に国家財産監理局が同社が出した条件がフェレンツィヴァーロシュ側に不利になるとして無効としたため、またサッカー場が売れずに残ってしまった。これに関し1万人以上のサポーター達が怒って19日午後に金融省本部の前に集まったようだ。

▼FIDESZとは一歩距離を置いて活動をしているハンガリー民主フォーラムは、国民投票に関してはFIDESZとは同調しない構えを見せているが、健康保険に関する国会議決(昨年12月17日に国会で決議されたのだが、大統領が署名に拒否し、再度国会で審議することとなった)に関してはFIDESZと足並みを揃え、何の変更もなく再度国民保険の民営化を認めることがないよう訴えていくことを宣言した。(完全民営化ではないですが、科学アカデミー総裁をはじめ多くの人が反対していますよね。個人的にもちょっと不安です。
▼賃金ベースアップに関する話し合いが進まず、カポシュ・ヴォラーン(ショモジ県を走るバス会社)が22日の午前3時半より午前9時半までストライキをすることを決定した模様。(それまでに回避される可能性もありますが)ただ同時間には臨時バスが出るようだ。
▼今年春に医療機関の受診料や高等教育機関の授業料などに関する国民投票が行なわれるが、野党SZDSZは2月2日より、現在の法案に賛成の意思を示す人が多くなるようキャンペーンを開始することとなった。(30万の人が、受診料・授業料に賛成の票を入れることが目標値となっているようです。同党は医療改革により人気を落としているので、どういうキャンペーンになるのか皆も注目しているようですが・・)
▼ハンガリー癌対策協会が語ったところによると、情報の不足や検診漏れなどから現在平均して毎日1名の女性が子宮ガンで亡くなっているらしい。(これが本当ならこわい。)
▼90の数字から5つを選ぶ「ロト5」では長い間当たりが出ず、1等賞金(5つ全部当たった場合の賞金)が23億5638万6000フォリントまで膨れ上がっていたが、20日にあたりがでたようだ(あたったのは1人だけ。すごいなあ)ちなみに番号は、5、24.59、62だった。ロトを監理する団体によると、この賞金額は史上3番目の額で、賞金が膨らんだことによって通常毎週400万枚のロト用紙が売れるのにたいし、先週はこの数が750万枚にまでふくれあがっていたようだ。(当たりが出たので来週のロト5の1等賞金は2億7000万フォリントとなる。それでもあたったらすごいけど〜。)
▼先週の水曜日(16日)からハンガリー全土でインフルエンザが流行しているらしく、患者数が増え続けている模様。(ヴェスプレーム県の多くの病院、フェイェール県、コマーロム・エステルゴム県のすべての病院で見舞いの禁止令が出ている)(心配ですね〜。それで小児科医をやっている娘の友達のお母さんに電話してみたのですが、私達の住むショイマールではまだ流行していないし、小さい子供にワクチンをうつのはあまりすすめない・・と言われました。大丈夫かなあ。)
▼1月20日より、飲酒運転に関する規則が更に厳しくなった。(もともとハンガリーではアルコールを摂取しての運転が禁止されていたが、これからは見つかったらすぐに免停となる。隣のオーストリアでは確かワイングラス1杯ぐらいだったらOKだったと記憶しています。)お酒だけじゃなくて、ボンボンなんかでも検知器が反応して「免停!」といわれてしまう可能性があるらしいので、気をつけましょう。
▼11歳の少女を殺害したとして懲役13年の刑を受けていた男性(Tanczos Gabor)が9年9月で模範囚として釈放された。出所する際にはマスコミが押し寄せたが、Tanczos氏も多くの護衛をつけるなどものものしい雰囲気となった。(同氏は最初取調べに対し犯行を認めたが、その後これを否定し、現在も冤罪を訴えている。ある民法では「彼を雇ってもいいか」なんて質問もしていた。

暖房・温水止まる
19日夜、ブダペスト4区の団地で地区ごとの集中暖房のための管に車がつっこみ壊してしまったことで数千名が暖房・温水なしの生活を強いられた。(Kapostasmegyerで7600名、Ujpestで5000名の人が暖房・温水なしの時間をすごしたようです。4時間ぐらいで修復したようですが、住民は困ったでしょうね。)

記録
1月20日はハンガリーでは全国的に非常に暖かかったが、同日の観測史上の最高気温を記録したようだ。(記録はSzentgotthardというところでの17度。ブダペストでも11度を記録した。昨日散歩しましたが汗ばみました〜。)ちなみに21日も暖かいようですが、22日には前線が近づき、徐々に寒くなっていくようです。(急な暖かさで動物が変な行動をとる・・なんてこともおこったようです。)

天気予報
月曜日:南西部では雲が出ますが、よい天気のようです。北東部では雨がふるかもしれません。最高気温は9〜14度と暖かく、ブダペストでも13〜14度ぐらいまで気温が上がるようです。
火曜日:気温が少し下がり最高気温は5〜10度程度になりそうです。
水曜日:また気温が少し下がり最高気温は2〜7度程度になりそうです。

レート
100円=158.04フォリント(OTP/1月18日。しばらくみないうちにフォリントが弱くなったのでしょうか・・・)

1月19日

大変遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。昨年は息子が生まれたので久しぶりに日本に一時帰国し年末年始を実家ですごしてきました。のんびりしました。今年もよろしくお願い申し上げます。

1月18日
▼ムーディーズはブダペストの格付けをA2とした。(結構いい評価をしているようです。)
▼外務省によると今年の夏にハンガリー大使を18〜20名入れ替える予定。なぜ一度にこんなに入れ替えるのかについての理由は明らかになっていない。
▼健康保健管理局によると、来週には各病院の「手術・治療までの待ち期間」についてのリストを公開しなければならない模様。(法律で2月までにと決められているみたいです。これがなされないと罰金となるようです。)
▼予算が膨らみ続けている地下鉄4号線工事であるが、お金が削れるところを探しはじめているようで、11区では20億の予算削減に成功したようだ。
▼ハンガリー鉄道のMAVStartの組合が賃金の話し合いに決着がつかないとして、同鉄道は2月1日からゼネストを行なう可能性があることを示唆した。
▼18日朝、Tetという場所で、ある男性が警察官を撃ち、自宅に閉じこもり自分の頭も撃つという事件が発生した。
▼ハンガリー中央部(ドナウ川以西)でインフルエンザがかなりはやっているらしく、病院への見舞いを禁ずる病院が増えてきている。
▼ブラハルイザ広場で傷害事件を起こした12歳の少年は母国ルーマニアへ連行されたが、向こうで収容先から脱走したらしい。(サッカーの練習に連れて行く途中で逃げた模様)

1月17日
▼ハンガリー銀行国際通貨センター長によると、2007年第四四半期における偽造紙幣数はそれまでに比べ80%も減少した模様。
▼中央統計局の調べによると、昨年1〜11月期におけるグロスの収入増は8.3%、ネットでは2.9%だった。一方同時期のインフレは8%だったため、実質上の収入は4.7%減となった。
▼ハンガリー鉄道は1月2日、天候を理由にブダペスト発の列車の運転を何本か見合わせたが、これについて乗客に説明せず混乱が起きた。この問題に関し、責任者2名が解雇となった模様。
▼18日にジャンボの1.5倍というロシアの貨物飛行機がフェリヘジに到着予定。
▼ハンガリー商工会は救急車の代わりにタクシー会社が(救急設備を整えた)車を走らせる構想をたてている模様。

1月16日
▼http://kirakat.hu/とSzonda Ipsosが調べたところによると、去年のクリスマスプレゼントとしてもっとも多く購入されたのは衣類だったようだ。また平均でクリスマスプレゼントに合わせて3万フォリント使ったようだ
▼警察はホームページなどで「指名手配犯トップ100」を掲載しているが、これの新しいヴァージョンが公開された。(→実際には17日に公開した模様)
▼ブダペスト市長のデムスキー氏がこの前の日曜日に、一方通行の道を逆から入り、駐車禁止の場所に車を駐車させた模様。本人も罪を認めた。(普通の人だったら、これが大きなニュースにはならないのでしょうが・・・)
▼先週ハンガリーでインフルエンザにかかった人は3万人にたっし、国全体でインフルエンザが流行している。患者数は今後倍に増える可能性もある。(我が家ではまだ誰も予防接種を受けていないのでちょっと心配)

1月15日
▼中東統計局の発表によると、昨年の平均インフレ率は8%だった模様。
▼14日、ブダペスト西駅のケーブルが燃え停電となり、切符の自動販売機が動かず電車も30〜40分遅れるという騒ぎがあった。
▼ブダペストの4・6番の市電として走っているコンビーノには冷房がなく、夏は地獄のような暑さだったが、2月から160億フォリントをかけて冷房を設置する模様。(6月にはすべてのコンビーノに冷房がつく)
▼ブラハルイザ広場で太ももをさした12歳の少年はルーマニア人ということで16日ルーマニア側に身元が引き渡される模様。

1月14日
▼http://penzcentrum.hu/によると、ここ1ヶ月で食料品は平均で4.4%値上がりした模様。昨年同時期にくらべると9.5%値上がりし、小麦粉やパン、食料油などの値段はもっとあがり、砂糖も昨年に比べると22%値上がりしている。
▼現在改修工事が続いているマーチャーシュ教会だが、はずした屋根(瓦・ジョルナイの陶器)を1枚3600フォリントで販売する模様。(収益金は改修工事に使われるとか)

1月13日
▼昨年末にシェンゲン協定国となってからウクライナやルーマニアとの国境検問が厳しくなっているが、この週末でサボルチュ・サトマーリ・ベレグ県だけで12名の不法入国者の身柄が拘束された。

1月12日
▼ヒールテレビが隠しカメラでジュンジュシュの病院で入院患者が廊下に寝かされている映像をとり流した。これに関し同病院は「医療改革のせいでベッドの数が減らされたが、患者の数は減っていないのでこのような状況になっている。」とコメントした。
▼1月20日より、飲酒運転が発覚した場合、その場で免許が取り上げられることになる模様。

1月11日
▼駐車料金に関する裁判では、車の持ち主が会社の場合はその会社が、個人の場合は駐車場の管理者側が勝利する場合が多いのだとか。
▼今年に入っての凍死者の数がすでに16名に達していることが明らかになった。(去年は48名、一昨年は93名であった。)路上で凍死する人もいるが、暖房が(金がなく)つけられず自宅で凍死する人もいる。
▼ハンガリー鉄道は給与に関する労使交渉が終わっておらず、今後ストが発生する可能性も否定できない模様。
▼10日、ブダペストのブラハルイザ広場で12歳の子供が15歳の子のふとももをナイフで刺すという事件が発生したが、現在の法律では警察は12歳の子を逮捕できないという状況となっている。(この12歳の子はこれまでにも多くの事件を引き起こしている模様)

1月10日
▼CofaceHungaryの調べによると、ここ数年ハンガリーの倒産件数が急増している模様。ただ同機関によるとハンガリーは法人の数が120万と多すぎる状態にあり、実際にはこの4分の1程度でいいのだとか。
▼Jaszarokszallsという地域で多くの保護鳥が毒で死んでいるのが発見された(キジやワシなど。18日のニュースでも更に死んでいる鳥が発見されたとやっていました。)
▼12月中旬よりRackeveへ行き来するHEV(緑色の通勤列車)の結構長い区間で電力装置の故障かなにかで、スピードが遅く暖房もあまり効かない状況が続いているようだが、BKV側は乗客への保障は考えていない模様。

1月9日
▼西駅裏の官庁区建設プロジェクトだが、政府も計画の一時凍結を決めた模様。(計画と中止したのではなく、次の国政選挙の後にまた計画を進める・・という話だが)
▼ここのところ郵便ポストに投げ込まれるチラシの数が増え続けているが、その量がかなりのものになってきている。駐車している車のワイパー下にもチラシがはさまれ、電子メールにも広告メールがあふれている。ただ今のところ対策はないみたい。(「広告いりません。」と書いてある家もありますよね。)
▼ハンガリーをはじめとするヨーロッパでは冬はお日様を見ることが非常に少ないが、そのせいもあってビタミンDが不足しがちである。ビタミンDが不足すると骨が弱くなるのはよく知られているが、その他に心筋梗塞や脳梗塞の危険性も高いそうだ。
▼集合住宅に詳しい弁護士の話によると、集合住宅の屋根から雪が落ちて被害が発生した場合、その責任は集合住宅のオーナー側にある模様。

1月8日
▼今年から年金が5%値上がる。今週もうその年金がもらえるようだ。
▼ブダペストではトラックが走行する際の料金を大幅に値上げする予定であるが、7つのトラック会社組合がこれに大きく反発している。(今のところ、道を封鎖するなどのデモ活動は予定していない。)
▼ハンガリーは愛知万博には参加しなかったが、2010年の上海の万博には参加する。それで現在パビリオンに関するアイデアをhttp://vilagkiallitas.huで集めている。
▼ハンガリーで車両盗難の泥棒に最も人気のある車のメーカーはフォルクスワーゲンであり、他にはルノーやオペルも盗まれる危険が高いとのこと。
▼ぺーチは2010年の文化首都となることが決まっているが、ぺーチではこのプログラムの担当トップが次々と辞めてしまいここ1ヵ月半ポストが空という状況が続いているようだ。(かなりの急テンポでプログラムを進めていかなければならないのが原因のようだ。)
▼雪やみぞれで凍った歩道が多いようだが、自治体は「歩道はその前に建つ家の持ち主が管理する義務を持つ」と言っており積極的に掃除をしていない。一方市民は「公共の地の整備を目的とした金を自治体が徴収しているのに、こういうときだけ人のせいにするとはおかしい。」と反発している。
▼地下鉄2号線の改修工事(終点Orosvezer terと隣の2駅)は終了し、補修工事期間もすでに終わっているが、実際にはケーブルがぶらさがり、屋根から水漏れがしたりしているようだ。これらの工事が終了するのは3月ぐらいまでかかる模様。

1月7日
▼9日より、ガソリン・軽油がそれぞれ1リットルあたり5フォリント値上がりする。
▼今年のインフルエンザはこれまでのものより強力でお年寄りや子供だけではなく大人もかかる可能性が高いとのこと。ただまだ流行はしていない。
▼6日はハンガリー各地でみぞれが降り450の交通事故が発生した。

1月6日
▼西駅裏の官公庁区建設に関して「計画が実行されないのでは」という報道がなされているが、これに関し政府広報官は「予定通り2009年に完成する」と発表した。▼ハンガリーでは大晦日の夜にパーティーをする人が多い。外に出てさわいだり、知らない人達と一緒に飲んで騒いだりすることも多い。この機会を利用して悪いやつらが若い女性にインターネットで入手できるという麻薬(のようなもの)を飲み物にまぜて飲ませ、女性の記憶を失わせるというできごとが発生したようだ。ペーテルフィ・シャーンドル通り病院だけでも、大晦日以来、同種の飲み物をのんで倒れた女性が3名運ばれてきているという。女性達は飲み物を飲んでからの記憶がまったくないようだが、大晦日の後すぐではなく、数日たってから病院へ行っているので、飲まされた後に何をされたかについては病院でも調べようがないとのこと。
▼6日ブダペストではみぞれが降り、交通に影響が出た模様。(電車も30〜40分程度遅れたとか)みぞれの影響はブダペストだけではなくハンガリーの中部、東部では滑って転んで怪我をした人が続出し救急隊の出動が相次いだ模様。
▼ここ最近、社会党議員が白い粉の入った封筒を受け取るという事件がおきている模様。(炭疽菌騒動でしょうか。)

1月5日
▼牛乳の値段が昨年に比べて33〜43フォリント値上がりする模様。
▼原油価格の高騰で、ドイツの調査機関の報告によるとガソリンの値段が1リットル4ユーロになる可能性があるという。ということは1リットル1000フォリント。いやあこうなったらさすがに車には乗りにくいですね〜。
▼ある日刊紙によると、西駅裏の官公庁地区建設には大きな問題があり、今は政府がいつ「計画は失敗」「計画は延期」と言うかという状況なのだとか。2007年1月に今計画が発表されてから政府はハンガリー鉄道の土地を買収しており、その額は71億フォリントにも達しているが、今後どうなるか非常に気になるところである。
▼確かハンガリーの王冠はアメリカにあったものをハンガリーに持ってきたのだが、王冠がハンガリーに戻ってきて30年ということで、6日マーチャーシュ教会で式典が行われる。(当時のアメリカ大統領、ジミーカーター氏も出席するようだ。みなさんもご存知の通り、2000年1月1日より王冠は国会議事堂に飾られているが、その前は国立博物館にあった。国立博物館にあった当時、ハンガリーにはまだエアコンなんてほとんどなかったのですが、王冠が飾ってある部屋だけに冷房が入っていたのを思い出しました。)
▼ヴァーツィ大通りが毛皮工場解体工事現場から落ちてきた壁のせいで閉鎖されているが、このままだと火曜日の午後6時まで処置に時間がかかり、それまで閉鎖される可能性が高い模様。(ここってかなり交通量がある通りなので大変ですね〜)

1月4日
▼1月1日より、ホームドクターも病院勤務医と同じように「治療にいくらかかかっか。」などの報告書を書く義務が生じた。ただ保健省としても、この法案はあまりよくないとのことで法改正を考えている模様。
▼エネルギーや小麦粉などの値上がりにより、1月中にパンやケーキ、牛乳などが12〜15%値上がりする模様。
▼来週にはクリスマスツリーを片付けるが(7日にクリスマスツリーをしまう)、クリスマスツリーは決められた場所に捨てるというルールがある。(みなさんも注意してください。)
▼ヴァーツィ大通り(ハンガリーの銀座と言われるヴァーツィ通りではなく、西駅隣を走る大通り)のウーイペシュト付近で毛皮工場の解体工事現場から壁などが道路などにくずれおち、道が完全に閉鎖された模様。(その後のニュースで週末ずっと閉鎖されるとあった。)
▼BKVの月の定期は翌月の5日まで利用できるが、1月6、7日は例外的措置として期限切れ定期を持っていても罰金をとらないことを決定した。

1月3日
▼週刊誌HVG(週間世界経済)によると、2006年のデータからMOLがハンガリーで最も収入が多い企業であることがわかった。(もうずっとMOLがトップみたいです)
▼政治評論家トロク・ガーボル氏によると、連立与党の支持があまりに低くなったため、議員達は個人の利益に走るようになってきた模様。
▼今年から道交法取締りが厳しくなり、違反現場できられる切符の額は最低3000フォリント、最高で30万フォリントになる模様。(みなさま運転には気をつけてください。)
▼現在ハンガリーではロマ、特別支援が必要な子などを統合する教育方針がとられるが、実際にこれを実施している学校は国からの補助金目当てでやっているだけで、そこで教える教師も自分達の子供は別の学校に入れているという現状がある模様。
▼環境保護・水関係担当省によると、ハンガリー全土の空気汚染の度合いが危険水準を下回った模様。
▼経済・交通大臣は3日、昨年末のストライキの責任をとって、ハンガリー鉄道のトップ等を更迭した。
▼今年から国境警備隊と警察が統合されたが、これに伴い、空港警察署が設立された。
▼これまでフェリヘジ空港ではタックスフリーショップでの買い物の量が決まっていたが、この措置が解除されいくらでも買い物をし機内に持ち込めるようになった。
▼郵便局(会社)が4800台の自転車を1台23万フォリントで購入するらしく、野党FIDESZは経済・交通省に調査をするように求めた。
▼BKVの定期購入に並ぶ列が非常に長くなっているようで、いくつかの窓口では販売時間を延長している模様。

1月2日
▼クリスマスと大晦日の間にショッピングをする人がかなり多かったようで各店はかなりホクホクだったようだ。
▼今年は国民投票の年だが、この結果が同転ぶかによってジュルチャーニ首相、オルバーンFIDESZ党首の首も危なくなる可能性があり、国民の関心も高まりつつあるようだ。
▼ケーケシュ山といえばハンガリー最高峰(1015メートル)だが、ここ最近の雪でスキー場の調子もよく、夜中までゲレンデを開けている。
▼ハンガリーでは爆竹使用が禁止されているが、実際には大晦日に爆竹を使用する人がおり、これが原因の多くの犬がパニックとなり逃げ出した模様。
▼2007年は国民にとって経済的に苦しい年であったが、倒産した会社の数も61%増加した。
▼ハンガリーでは新年を雪で迎えた。
▼ハンガリーで今年最初に生まれた赤ちゃんはエゲルで生まれたぺーテル君だった。(0時1分に生まれたらしい。これってどの時点で生まれたってことになるんでしょうか。頭だけ出ているんじゃ駄目?)

1月1日
▼ハンガリーは新年を雪で迎えた。大晦日の夜にはいつもの3倍の救急車出動があった模様。

12月31日
▼ハンガリーでは爆竹使用を禁止しているが、実際にはこれを使用する人が後をたたない。31日には17歳の少年が手に持っていた爆竹が爆発し手がふっとぶという事故もあった。(花火類は31日の午後6時から1日の午前6時まで使用が可能)

12月30日
▼2008年には医療機関の受信料、病院の入院料、高等教育機関の授業料に関する国民投票が行われるが、与党SZDSZは「これらはいずれも必要!」とキャンペーンを開始した。
▼ハンガリーでは1月の中旬から下旬にかけてインフルエンザが全国で流行する可能性が高いと言われており、もしできれば早めに予防接種を受けるけた方がよいらしい。60歳以上などは無料だが、その他の人はワクチンを購入してうってもらう形をとるようだ(1000フォリント程度)

12月29日
▼1月1日より、高速道路のチケットとしてのシールを貼る義務がなくなる。高速料金はsmsでもインターネットでも支払えるが、この際支払ったことを照明する向こうからの返信は1年間保管しておく必要がある。(これがないと、後で違反したといわれた時に困ります。)
▼来年3月から1フォリント、2フォリントのコインが使用されなくなるが、銀行や郵便局で交換できるのは1回に100枚までだそうで、それ以上の1、2フォリント硬貨を大きいお金に替えようとすると手数料がとられてしまうのだそうだ。(いくつかの機関では1,2フォリントを寄附しようと呼びかけているみたいです。)
▼BKVは来年2月から警備員が深夜便の警備をすることになった。(結構トラブルがあったのかもしれませんね。私も若い頃は夜遅くまで仕事をしてブラハルイザ広場からよく深夜バスに乗ったものです。そのころは昼間のチケットや定期で乗れたんですけど、来年からは350フォリントのチケットを買わないと乗れないみたいですね。どうやら警備員が深夜バスなどに乗っていて、チケットなどがない人は乗せないみたいです。一部ではホームレス対策などとも言われています。)
▼ブダペストでは1月からBKVのチケットの値段が13%、ゴミ収集のための費用が13.7%、下水が9.9%、水道代が8.8%値上がりする模様。BKVのチケットだが、270フォリントになる。(深夜便のチケットは350フォリント)定期は7,350フォリントだったものが8,250フォリントになる。(学生・年金受給者の定期は3,250フォリントになる)
▼来年1月1日から警察と国境警備隊が統合されるが、これにかかわる準備がすべて整った模様。

12月28日
▼健康保険の民営化(保険証を国が一括して出すのではなく、車の強制保険のように保険会社を選ぶことができる)に関する法律が国会で通ったが、ショーヨム大統領は「国民の支持を得ていない」とこの法案への署名を拒否した。このため60日以内に国会で再度このテーマについて決を採る必要がでてきた。ただ、次もこの法案が通れば、もう大統領は署名拒否できない。
▼ブダペストの各温泉で、入場料と入場者数が合わない事態が発生しており、調査をおこなったところ、チケットをうらずにお金を自分のポケットに入れて客を入れていたという事実が判明した。各温泉合わせて1億フォリント程度の損害が生じているようで、すでに関与した者は解雇された模様。
▼ハンガリーでは毎年1200〜1300名が交通事故で亡くなっている。警察はこの状況を改善するために来年から取り締まりを強化する。ただ、1月から5月までは導入機関として実際には罰点はあたえず、6月から実際に罰点をあたえていくようだ、2007年では罰点が増え免許をとりあげられた人の数は350名以下だったようだが、取り締まりを厳しくすることで来年は3500〜5000名にまでその数が増えることも予想されている。

12月27日
▼来年1月より労働時間に関する法律が厳しくなる模様。(夜の宿直なども労働時間に入れて、それで週48時間までとなったようです。)
▼もらったクリスマスプレゼントが気に入らないとかもう持っている場合、店に行って違う商品ととりかえたり、店に戻したりする人がいる。店側も義務ではないが、これを受け入れる店が増えているようだ。(これに関するトラブルもあるみたいですが・・)
▼現在ハンガリーの大学は9月入学の他に2月入学というのもある。2月入学の募集をかける大学はそれほど多くはないが、1月に入試がスタートする。(ちなみに学費枠での募集だけだそうです。)
▼ハンガリーは12月21日からシェンゲン協定実施国となった。このため、ハンガリーがシェンゲンの外枠という重要な位置を占めるようになったが、27日までにシェンゲン諸国から出されていた「要注意人物」情報をもとに50名がシェンゲンの外からのハンガリー国境で止められた。
▼高速道路警察が12月29日で解散となる。(高速道路警察は1991年に発足したが1年で解散、その後、2004年7月に再組織されたがまたなくなることになった。)今後は各県警が高速道路の取り締まりにあたることになる。

12月26日
▼ザーホニの国境ではトラックの長い行列ができていたが、無事解消した模様。
▼クリスマス前に(風がふかず空気が停滞したせいで)ハンガリー全体で大気汚染度が危険度を越える状態となっていたがクリスマスを経てその値は危険値よりは下になったようだ。ただ空気の汚れ自体はまだひどいのだとか。(意味もなく外に出るのはひかえたほうがいいかもしれません。煙突の煙も上にあがらず下に広がったりして臭いことが多いですよね。)

12月25日
▼ハンガリー南部でかなりの大雪となり、交通に大きな影響が出た。
▼ホームレス用の宿舎というものがあるのだが、ホームレスは宿舎に泊まりたがらない。(いじめられるとかいろいろ理由があるみたい)ただクリスマスの間はかなりの人がこの宿舎に入ったようで、95%のベッドがうまったのだそうだ。(この時期は暖かい食べ物を配るところも多いが、それが理由になったのかもしれません。あとここ数日結構寒い日が続いているというのもその理由かもしれません。)

12月24日
▼与党支持率の急落はかなりのものになっているが、ジュルチャーニ首相自身はかなりの強気できている。社会党も前回メッジェシ氏をジュルチャーニ氏にかえたように、選挙前に首相の首をとりかえることも考えているようだが、今のところそれを行使するつもりはないようだ。(まあ、ジュルチャーニ氏は党首もやっている理由には、自分下ろしが困難にするため・・という面もあるのかもしれませんね。)
▼高速道路を横断していた女性を車が次々とはねるという事故が発生した。(高速5号線を走っていたルーマニア人が運転する車がパンクしたため、ジャールというところで止まってタイヤを交換していた。そのとき窃盗犯が後部座席からものを盗み出すのに助手席にいた女性が気づいた。それで逃げる窃盗犯を女性が追いかけた。窃盗犯は高速道を横切ったが、女性は横切る前に車にはねられた・・という事件+事故だったようです。ひどい事件です。)
▼ザーホニ国境のトラックの列は徐々にであるが短くなってきた模様。(それでもクリスマスを国境で過ごすドライバーがかなり出るようです。)

12月23日
▼ウクライナとの国境のザーホニで数キロメートルにわたるトラックの列ができている。これは、@ハンガリーなどがシェンゲン協定国になったことで、多くのトラックがハンガリーまでやってきて、ここからシェンゲンの外に出るというパターンが増えた、Aウクライナ国境はシェンゲンの国境にもなっていることで検問が厳しく、更に検問するレーンの数も少ない、などの条件がかさなった結果のようだ。(1台のトラックに3分かかるらしく、1時間に20台のトラックしか国境を通過できないが、それ以上のペースでトラックが国境に集まってきている)このままだとクリスマスを国境ですごすドライバーも増えるようだ。(パンや暖かい飲み物を配るサービスなどが行われているようです。)
▼来年2月に、3年ぶりにホームレスの数に関する調査が行われる予定。(数を数えるのは結構大変でしょうね。ハンガリー国民の半数以上が今の政府に怒りを感じている1つの理由としては、政府は何でも競争といって、結局少数の勝者しか残らないような社会を作っているというところがあるわけです。それで首相や大臣を見ると、その少ない勝ち組にいる人たち・・・てわけで・・野党の過激な行動は嫌ですが、国民の怒りももっともと思ったりします。)
▼道が凍ったこともあり各地で車の事故が続出した。

12月22日
▼中央統計局の調べによると、1月〜10月までの小売店の売り上げは昨年同時期に比べ落ち込んでいることが明らかになった。(電化製品だけではなく、食料品なんかも落ち込んでいるようです。)
▼ハンガリー全体で大気汚染度がひどくなっており(風がふかないのが原因だと思います。)国家医師局は、子供はもちろん大人もできれば室内にいるようにと呼びかけている。(ブダペストの交通量が多いところだけではなくハンガリー全体で大気が汚れているようです。)
▼来年からBKVのチケットが13%値上がりするが、BKV側はこれによる乗客の減少はないと考えている。
▼来年のガス料金補助金申請であるが、130万の申請が提出されたようだ。このうち88万以上については許可され、35万については補足資料を求めたようだ。(我が家の分も許可されているといいなあ。)

12月21日
▼ハンガリーがシェンゲン協定国となった。これによりオーストリア、スロバキア、スロベニアの国境検問がなくなった。一方、クロアチア、セルビア、ルーマニア、ウクライナの国境検問は今後厳しくなる。(ちなみに国境警備隊は来年から警察に統合される)
▼Szonda Ipsosの最新の調査(12月10〜17日に1500名に質問した調査)によると、社会党支持率は相変わらずかなり低いものの1ヶ月前にくらべ下落しなかったことが明らかになった。(こうやって書くと社会党の人気下落が落ち着いたように見えるけど、実際には選挙で投票する党が決まっている人のうち、FIDESZに投票すると答えた人が6割いるのに対し、社会党に投票すると答えた人は3割にも達していないことから、かなりの有権者が社会党から離れたことがわかる。でもFIDESZが一党で政権を担当するようになるのはちょっとなあ・・・)
▼サボルチ・サトマール・ベレグ県で、両親がお金を全部酒につぎ込んでしまい、1才の子供には砂糖水しか飲ませず死なせた・・・というニュースがありました。(嫌なニュースです)
▼電気代が来年から10%値上がりするとか。
▼今年は人々はぎりぎりになってクリスマスツリーを買う人が多いのだとか。日本のクリスマスケーキ同様、クリスマスがすぎると売れなくなるため、ぎりぎりになると値段を下げてくるからなのだが、人々のサイフの紐もかたくなっているということがここからも見える。
▼シェンゲン協定国となったので車がオーストリアへ入ろうとしたが、そこには「進入禁止」の標識が立てられていた・・という出来事があったらしい。これに関し外務省は「一般的なこととはいえないが、オーストリア側の住民が、ハンガリー側から車がどんどん入ってくるのを恐れて標識をたてたのではないか。」との見解をしめした。