ニュース
1月31日

9才の子供にヘロイン
9才の子供にヘロインをうったとして(その子供は重傷)19才の男性を逮捕

鉄道労使交渉難航
ハンガリー鉄道の労使交渉は昨日の話し合いでも解決せず、明日からのストライキは回避できない模様。

与党の党首にクベール・ラースロー氏
与党のFIDESZ(青年民主同盟)の党首にクベール・ラースロー氏が選ばれ、党首と首相が別の人となった。(首相は同党のオルバーン・ヴィクトル)

1月27日

郵便局で強盗
水曜日の午後6時半ごろ、ブダペスト10区の郵便局で拳銃を持った男が押し入り,天井に向けて銃を発射し3万フォリントを盗んでにげた。

ストライキ情報
ハンガリー鉄道の労使交渉はかなり前進してきている模様であるが,2月1日からのストライキは回避できない様子。ただそのストライキ期間における列車の発車本数などについてもまだ労使の間で合意に達していないようだ。

インフルエンザは峠を越す
現在ハンガリーではインフルエンザのビールスが発見されておらず、またインフルエンザににた症状の病気についてもその患者数が確実に減ってきているとのこと。

ネオナチ封じ
昨年の2月12日、ブダの王宮でネオナチの集会が開かれたが,今年はそのようなことがないよう、左よりの若者達の団体が警察に2月12日にブダの王宮の広場の使用許可を申請した。

1月26日

MOL(ハンガリーの石油会社)で大きなリストラ
MOLでは、3月末までにリストラを行う。この対象となるのは8000人にものぼり、その内4000人に対しては解雇もありえるという。

ハンガリー企業の多くが経済回復を予測
ある組織(Ecostat Gasdasagelemezo es Informatikai Inteyzt)によるとハンガリー企業の57%が今年ハンガリーの経済は回復方向に向かうと予測し、逆にハンガリー経済が落ち込むと予測した企業は4%している。

ブダペスト改造計画
ブダペスト市長デムスキー・ガーボルによると、これからブダペストでいろいろ大改造を行うとのことで、工事着工は3月になるということだ。 具体的な案としては、東駅周辺を改修したり、環状道路を完成させたり、1番の路面電車をラージマーヨシ橋まで伸ばす、陸橋(立体交差)の建設などがある。(現在はオーブダからネープシュタディオンまで) マルギット橋の改装については、2005年まで延期となった。

社会党の主張
社会党のコバーチ・ラースローは民主フォーラムや独立小地主党などとは組むことは視野に入れているが、青年民主同盟とのパートナーになることはありえないと主張。

チャニテレクの危機
チャニテレクという町では、町が水浸し(belviz)にならないための措置をこれまでとってきたのだが、予算がなくこのままでは、大変な被害を生むということだ。

マーンドクの殺人犯に懲役12年
ハンガリーの東北地方にあるマーンドクという町で去年の6月16才の少年を殺害し、少年の母親と妹にも重傷を負わせた21才の男性が懲役12年の刑を言い渡された。この殺人犯の母親と兄弟はショックで今も精神科で治療を受けているらしい。

ハンガリーで銀行強盗発生。被害額4百万フォリント

ハンガリー鉄道。会社側が裁判へ。

1月25日

スポーツセンターの出火原因
先月12月に起きたブダペストスポーツセンターの火事の原因について警察ではこれまで調べを続けていたが、(焼け落ちた屋根をどけて中を調べるのに特別なクレーンを使わなければならず捜査は難航した)現在のことろも放火かそれとも不注意による事故(消し忘れたロウソクが出火原因という可能性もあるらしい)かはわからないという。

ハンガリー鉄道スト情報
ハンガリー鉄道の労使交渉はまだ解決までにはいたっておらず、今のところ2月1日からのストライキは予定通り行われるようだが、労働組合側はストライキの期間中(ストライキは時間無制限で行われる予定)各路線とも2往復分だけ列車を走らせる(あと16本の貨物列車も走らせる予定)としているが、会社側は少なくとも客車の半分、貨物列車の3分の1、そして郵便列車や一部の国際列車も走らせてほしいと主張している。

ブダペストはヨーロッパでも魅力のある都市の1つということで、雑誌「Fortune」「ArthurAndersen」から賞をもらったようだ。

1月24日

天候不順でワインの生産量低下
去年ハンガリーでは420万ヘクトリットルのワイン生産を計画していたが、天候不順のため350万ヘクトリットルのワインしか生産できなかったらしい。

高速道路の警察
ハンガリーでは8年前に高速道路を取り締まる警察をなくしたのだが、最近道路網が発展してきたことと、警察が見回らない時間での高速道路の事故が増加していることから、高速道路を監視する警察が必要であると警察庁が述べた。

1月22日

今日は国歌の誕生日
177年前の1月22日、クルチェイ・フェレンツによって書かれた詩の1番が現在の「himnusz」つまり国歌である。それでハンガリーでは1月22日を「文化の日」とし、今日もいろいろな催し物が行なわれた。

1月21日

薬の値段
6月から薬の値段がまた上がるそうだが,社会保険で保護されているものについては今年の予想物価上昇率である6%以上は値上げしないようにと健康省(日本語の正式名称わかりません)が発表

新しい身分証明書発行遅れる
ハンガリーでは今年から今までの帳面式のものからバーコードのついたカード式のものに身分証明書を変更することになっているが、(それぞれ今の身分証明書の期限がきれる時に変更する)新旧の身分証明書の記載事項にズレがあるため情報が混乱していることと、担当者がまだ新しい機械をうまく使いこなせないこともあって作業は遅れ気味であるという。

ストはあるのか
この前の鉄道の60時間ストライキはまだ記憶に新しいが,きのうの労使の話し合いで,会社側が,今後3年間インフレに合わせて給料もかならず上げるなどの条件を提示、(そのかわり今後3年間はストライキはするなとの項目もあったようだ)話し合いは前へ進みはじめた。このままうまく行けば,2月1日からの無制限ストは回避されるかもしれない。

再びガソリン値上げへ
原油価格の減少で、先日珍しくガソリンの値段が下がったハンガリーだが,今日からまた1リットルあたり2フォリントガソリンが値上げとなった。これは原油価格の変動と,ドルがフォリントに対してまた強くなったことが原因

株価指数更に更新
ハンガリー株価指数BUXは木曜日瞬間的に何回も1万フォリントの大台を突破したが、終値は9965フォリントにとどまった,しかしこれで更に史上最高値を更新することとなった。ただ3日かん続けて終値が1万フォリントを更新しなかったことについて、ある専門家は何らかの市場操作が行われている可能性もあると述べている。


1月20日

鉄道ストライキは2月1日から
ハンガリー鉄道の労働組合は2月1日の0時からストライキを開始することを発表した。前回は60時間であったが、今回は賃金交渉がまとまるまで時間無制限で行う予定。

雪と風で被害続出
西ハンガリーでは連日の雪と風で被害が続出している。ヴェスプリーンの道路は通行不可能になり、電線が切れ停電になったところもでた。ジュールやエステルゴムでも雪で通行困難になったところがあった。

脳膜炎・インフルエンザの流行おさまる

警察官を装い強盗
ハンガリーの南部にあるバータセーキという町のお店に強盗が入ったが、店長が金を渡そうとした時、「いやいや実は私は警察官で、このような場合店がどのような行動をとるか調べているのだ、今記録をとるためのノートを持ってくるからちょっと待ってくれ」と言い出しノートを持ってこようとした、その時たまたま店に入ってきた本物の警察官が、そのやりとりを聞き、仲間に連絡してこの男を逮捕した。なんじゃらほい。

1月19日

ハンガリーのゲットー開放から55年
ハンガリーのゲット開放55年を記念してブダペストのドハーニ通りにあるジナゴーグで犠牲者になったユダヤ人のために祈りがささげられた

インフルエンザ患者減少へ
ハンガリーにおけるインフルエンザ患者は減少しているが、インフルエンザをこじらせて肺炎などを併発する人の割合は増えていらしい。(なおインフルエンザが原因でなんらかの病気を併発し死に至った患者は先週はいなかったとのこと)

今度は時間無制限の鉄道ストライキ
2回のストライキの後も賃金交渉がまとまらないハンガリー鉄道の労働組合は、1月末に「賃金交渉が解決するまで」という無制限のストライキを行うことを発表した。(ストライキ開始時期についてははっきりしないが、1月31日からと朝のラジオで言っていた。)

インフレ分を差し引いた収入増は2%
去年のハンガリー人の平均収入は税込みで16%、税を抜くと12、6%増え、10%のインフレ分を差し引くと、去年より2、5%収入が増えた計算になる。(ハンガリーの平均収入は平均で税込み7万5千フォリント程度と新聞に載っていたが、税を抜くと5万ちょっとぐらいか。またこれはあくまでも平均であり、実際には平均以下のハンガリー人が大半をしめることを忘れてはならない。)

昨日の雪で交通マヒ発生(ヴェスプリーン)

1月18日

旧5000フォリント札はまだ替えられる
ハンガリー国立銀行は旧5000フォリント札を今年の11月末まで新札と取り替えることができると発表した。(国立銀行の窓口で1月20日から、月曜日から金曜日までの午前8時から午後1時までの間に交換できる。)もともとこの旧5000フォリント札の交換期限は去年の11月末までで、その後12月15日まで延長されたが、尚100万枚ほどの旧5000フォリント札が交換されずに残っていることから今回の措置をとったらしい。

またもや史上最高値更新
ハンガリーの株価指数BUXは先週の木、金と史上最高値を更新したが、月曜日も引き続き値があがり、終値で9858フォリントと、再び史上最高値を更新した。

強風で大変
大きな被害は出なかったが、月曜日にはブダペストは強風がふきあれ、消防署への出動要請もいつもより多かった。

ハンガリーのNBAプレーヤー
シカゴ・ブルズから放出され現在クリーブランドで10日間という「試験期間」契約を結びプレーしているハンガリー人のNBAプレーヤー、ダービッド・コルネールだが、ここに来て、更に同チームと10日間の契約を結ぶこととなった。チーム側は、今までの10日間は数分間しかプレーをしていないため、チームに残すかどうか判断できなかったための措置としている。

新たなる脳膜炎の犠牲者
ハンガリーの東北地方の町マーテーサルカで2歳半の女の子が脳膜炎にかかり、病状が悪化したため県庁所在地のあるニレジハーザの病院に移されたが、まもなく死亡した。

1月17日

救急車の事故による悲劇
日曜日の朝のブダペストで、出産を控えた母親を乗せた救急車が青信号で交差点に入ってきたトラックと追突。母親は死亡し、帝王切開で取り出した赤ちゃんもまもなく死亡した。

1月15日

去年のインフレは10%
去年1年を通じて物価は10%上がった。これは1998年の14.3%、1997年の18.7%に比べると非常に安定していると言える。

またまた史上最高
ハンガリーの株価指数BUXが木曜に引き続き金曜日も史上最高値を更新。(9495)来週いよいよ1万の壁を越えるのか。

1月14日

交通事故減少
去年の1月から10月までの交通事故数は一昨年の数に比べ8パーセント減少した。ただ以前として飲酒運転による事故が多い。なお、地域別に見ると南の方が事故が多いということだ。

警官が頭を撃って自殺

株価指数BUXが史上最高値を更新
ハンガリーの株価指数BUXが9084となり、これまでの最高値を更新した。これは外国投資家が株による株の購入が影響しているそうだ。

学校閉鎖に反対してデモ
ブダペスト2区の区役所の前で初等・中等学校の閉鎖に反対する人たちがデモを行った。ブダペストでは子供の数の減少に伴い,学校を閉鎖、統合する動きが出始めている。

スポーツセンターは放火ではなかった?
消防局ば、これまでの調査の結果、先月火事になったスポーツセンターは、放火ではなく、火の元の不注意が原因である可能性が高いと発表した。

1月13日

スポーツセンターを建てかえるには180億フォリントが必要
先月燃えたスポーツセンターへの募金はほぼ7000万フォリント集まっているが、建替えには180億フォリントが必要らしい(スポーツ省より)

空港の整備士もストライキ
12日,空港の整備士も朝7時から9時までの2時間ストライキを行った。しかし空港は通常どおり動いた。これからの賃金交渉によっては、来週パイロットのストライキもありえるとのこと、ちなみにパイロットの平均給与は税込みで65万フォリント、ハンガリーの平均賃金の10倍以上になる。

鉄道ストライキの影響
月曜日からの60時間の鉄道ストライキでは3〜4億フォリント分の収入に影響が出たことになるが、今月末にもまたストライキを行う可能性があるらしい。

1月12日

外国人旅行者の数が減少
昨年の外国人旅行者がハンガリーで宿泊した数(人数×宿泊数)は去年に比べて3%減少したそうだ。ただし、ハンガリー国内旅行者の宿泊数は6%アップした。

600種類の薬が値上がり
あすより社会保険がきかない600種類の薬が値上がりする。値上げ幅は平均6%

60時間のストライキ終了
月曜日の0時から60時間に渡って行われた鉄道のストラキが水曜日の正午終了した。しかしこのストライキによる労働組合と会社側との歩み寄りは結局見られなかった。(以前も書いたが、このストの中心はもっとも高給取りの機関士だったため、国民の同意は必ずしも得られていない。今日の朝のラジオでオルバーン首相は、毎年鉄道にかけている金を道路に回していれば毎年70kmの高速道路が作れ、今ごろはハンガリーは高速道路でいっぱいになっていたはず、などと発言していた。)

劇場の火事について
放火による火事があったのは、市民の森(地球の歩き方では市民公園となっている)内にあるグローブ劇場。被害額は4000万フォリントだが、火災保険に入っていなかったらしい。

ガソリンが値下がり!!!!
原油価格引き下げにより、ハンガリーでもガソリンの値段が、2〜3フォリント安くなりそうだ。(嬉しい!ちなみにハンガリーのガソリンの値段は1リットル210〜220フォリントぐらいで日本円にすると90円以上。平均収入が2万円ぐらいだから、いかに高いかわかるでしょ。)

麻薬を持っていた男逮捕
ハンガリーから12キログラムのヘロインをオーストリアに持ち運ぼうとしたハンガリー人男性が逮捕された。

1月11日

脳膜炎の薬が薬局で
脳膜炎パニックが続くハンガリーだが,2週間以内に脳膜炎の薬が薬局でも購入できるようになるらしい。

問題の学校でも始業
先月、11歳の生徒が22歳の教師に乱暴しようとして問題となったボルショドーアバウーイーゼンプレーン県の小学校でも1週間遅れて授業が開始された。

今度は劇場が火事
詳しいことはわからないが、市民の森にある劇場が家事でかなり焼けた。原因は暖房器具からの出火らしい。

1月10日

募金が集まってきた・・・
昨年の15日に火事で燃えたスポーツセンターの募金がこれまでで6800万フォリント集まったそうだ。

子供の養育費について
子供の養育費は今年も保証されることになった。対象は満2歳未満の子供を育てている人で、母親でも父親でも養父母でも構わないが、養育費をもらう人自身が自宅で子供を育てていることが条件になる。またこの養育費をもらうには、子供が生まれる前の2年間に合計180日以上申請を出す職場で働いて社会保険を払っている必要がある。国から支給される養育費は、職場での給与の70%であるが、いくら収入がよい職場にいたとしても最低賃金の2倍(5万1千フォリント)以上はもらえない。なお、この額から8%が年金用に支払われ、また他に収入がなければ20%の税金を取られることになる。(従って最高額、つまり5万1千フォリントをもらっていても手元に残るのは3万3千〜5千フォリントぐらいになる)尚、職場で働いている人はその職場で、フリーランサーの人はOEP(ハンガリー健康保険基金)という事務所で申請用紙がもらえるそうだ。

ハンガリー鉄道のストライキ続く
ハンガリー鉄道の賃金交渉は今日も平行線をたどったままで、引き続きストライキが続行される模様。隣国ルーマニアでは今日になって初めてハンガリーのストライキについて報道されたらしく、切符を買っても国境を越えられない人が続出したらしい。(このストライキの中心は機関士なのだが、彼らの給与はもともとハンガリーの平均給与より高い所に位置していので、国民には指示されていないという報道がしばしば流れている)

1月9日

BKVのストは30分!
ブダペスト市内交通(バスや地下鉄や路面電車やHEVなど)の1月10日のストライキは当初の2時間から始発からの30分に短縮された。これは賃金交渉に全身が見られたため。ちなみにハンガリー鉄道のほうは60時間のストライキを行う。

1月8日

脳膜炎パニック続く
デブレツェンのある高校(最近ハンガリーでは学校の種類にかかわらず、小学校1年から通年でかぞえるため9年生になる)が脳膜炎にかかり、クラスメートにも予防のため薬をわたさなければないので、クラスメートはすぐ連絡してほしいとの情報がラジオのニュースで流れた。(ラジオでは学校名もクラス名ももちろん出した。)

鉄道ストライキ情報
10日からの鉄道の60時間のストライキの間は、インターシティも国際列車も郵便列車も走らず、普通の列車も朝と夜の2往復しか走らないそうだ。ただ日曜日の深夜0時前に出発する列車や、同じく深夜0時前にハンガリー国内に入る国際列車については動かすもよう。

1月7日

すべての兵士に脳膜炎の予防接種
現在でも脳膜炎患者が出てきている。今回の脳膜炎騒動の発端となったカロチャの兵舎の環境の悪さと脳膜炎の関係は結局認められないという結論に達したが,すべての兵隊が予防接種をうけることになった。また脳膜炎が広がらないようクリスマスに隔離されていた兵士については、今日から5日間の休暇が与えられることになった。

1月6日

ブダペストの市内交通もストか
ハンガリー鉄道が1月10日から60時間ストライキを行うかもしれないことは以前伝えたが、ブダペスト市内交通機関も10日の月曜日に2時間のストライキをするかもしれなくなった。(賃金闘争によるストライキがどんどん広がっている。ちなみに昔は教員のストライキもあり、私も仕事を休んだ。)

1月5日

今年も洪水で大変なことに
去年ハンガリーは大洪水で大変大きな被害が出たが、政府の専門家の意見によると、ハンガリーではもうこれ以上水をたくわえておくスペースがなく、このままだと今年は去年よりひどい洪水が予想されるそうだ。

1月4日

脳膜炎は流行性だった。
年末から脳膜炎にかかる人が続出し、これまで34名が発病、4名が死亡している。これまで国は流行性ではないとしてきたが、ここにきて流行性であると発表した。

年末年始

・空港フェリヘジの新しい管制塔が業務スタート(12.22)

・ハンガリー航空で搭乗者が200万人に。
(今年はこれまでに24万7千人が搭乗した。)<12.23)

・募金でプレゼント
心臓病で苦しむ子供達のためにデブレツェンにある基金が募金を募り、おもちゃやお菓子などをプレゼントをした。<12.24)

・国立博物館の入場料が30日まで無料に。<12.28)

・聖イシュトバーンとグンツ・アールパード
ネープサバなどの新聞社が行ったアンケートによると、ハンガリーで今千年紀を代表する人物は聖イシュトーバンになった。(2位以下は、セーチェーニ・イシュトバーン、カーダール・ヤーノシュ、アールパード、マーチャーシュ王の順)また、現在も生きている人の中では、グンツ・アールパード大統領が1位で、ホルン・ジュラ前首相、エゲルセギ・クリスティナ(水泳、オリンピックで数々のメダルを獲得した)の順になっている。<12.28)

・ハンガリー人はテレビ好き
ハンガリーでは普段、一日に平均220分ほどテレビを見るが、クリスマスの頃はそれが300分以上に増えるらしい。そしてこれは世界で3本の指に入るほど長いそうだ。<12.29)

・癌患者に朗報癌治療としてハンガリー人が「体を温める」治療法を発明したが、いままでハンガリーでそれが使われることがなかった。(外国で使われていた)しかし今日初めてそれが使われた。(12.30)

・大晦日のパーティーも豪華に
大晦日にはパーティーをする人が多いが、今年の大晦日では特に豪華な催し物がある。例えばオペラハウスでのパーティーでは夕食付きとはいえ、3万5千〜7万フォリントを払わなければならない。それでも数ヶ月も前に予約で一杯になったそうだ。(12.31)

・王冠が移動
1000年前この日、聖イシュトバーンがローマ法王より王冠をいただきハンガリー王になったと言われているが、その今日、王冠が国立博物館から国会議事堂に移動した。(移動の模様はテレビ中継された。ローマ法王と同等の扱いで、道はすべて封鎖され、王冠を乗せた大型車は多くのパトカーを従わせておごそかに進んでいた。)(01.01)

・高速道路1番と3番では、1月より走行券システムを実施。
(これまでは、日本と同じように走行距離に合わせて、高速道路から降りる時に高速料金を払っていたが、1月より9日、1ヶ月、1年のいずれかの走行券を購入してからでないと高速道路を使用できなくなる。)(01.01)


番外編

・現金輸送車強奪、しかも犯人は・・・
12月23日には、ブダペストのアンドラーシュ通り (英雄広場につながる広い道)で現金輸送車が強奪され4千4百万フォリントが盗まれた。後々の調べで犯人は現金輸送車に乗っていたガードマンは実は警察が別件で2年間も追い続けていた容疑者と判明。

・中国人密入国
12月20日に20人ぐらいの中国人が北京からブダペスト経由でパリに行こうとしていたのだが、フランスに入国する際に必用な書類がなかったため、ハンガリーの空港「フェリヘジ」から北京へ強制帰国をすることになったのだが、(そのままフランス行きの飛行機にのせると、フランスで入国拒否を食らうだけでなく、その飛行機に乗せたハンガリー側も莫大な罰金を払わなければならなくなるため、このような措置をとることになった。)24日、そのうちの5人が空港を抜け出しハンガリーに密入国した。

・脳膜炎パニック
年末にカロチャの兵舎の兵士などをはじめ脳膜炎にかかった人が続出し、死者も出た。

・ガソリン代一気に値上げ
1月1日よりガソリン代が一気に1リットルあたり、8フォリント値上がりする。値上がり分はすべてガソリン税。(毎日小刻みにガソリン代はあがっているのだが、こんなに一遍にあがるとちょっと・・・、ちなみに1999年8月の時点ではガソリン1リットルが190フォリントになるかならないかであったが、2000年1月1日では215フォリントぐらいになっている。つまり4〜5ヶ月で20〜30フォリント値上げしているということだ。)

・鉄道でまたストライキか
ハンガリー鉄道では賃金闘争が終結せず、労働者側は1月10日の午前0時より60時間のストライキを予定している。