ニュース
9月13日

レート
100円=227.54フォリント(OTP・9月12日、午前10時9分現在)

今日の天気
雲が広がり、東部では雨がふるところもありそうです。最低気温は6〜11度、最高気温は17〜22度の予想です。

高速7号線で事故
12日午前4時に高速7号線の21キロ付近で外国のカミオントラック2台が衝突するという事故が発生、横転したカミオントラックで3車線がふさがり、残りの1車線しか走れない状態が長く続いた。

延期
アメリカのテロの影響で、ヨーロッパのサッカーチャンピオンリーグやUEFAカップ戦などが延期となっている。ハンガリーのデブレツェン・サッカーチームもカップ戦に出場するためフランスに出発したが延期となりすぐ帰国となった。(こういう点で、本当にスポーツは平和の象徴とも言える)

株価
アメリカのテロの影響で、日本の株価も終値で1万円を割るなど混乱が続いているが、ハンガリーの株価も1999年4月にNATOがユーゴを攻撃した時に記録した終値を下回る5747.45フォリントまで下がった。テレビなどでは「これは1時的なことなので、株を持っている人は売らない方がよい」と訴えていた。(尚、ブダペスト証券取引所ではテロ活動があった時点から24時間たった、ハンガリー時間で午後2時45分に1分間取り引きをストップさせ、犠牲者の冥福を祈った)

ガソリン代
アメリカのテロの影響で、ガソリン代が高騰するのではという噂が流れているが、ハンガリーのガソリンの値段を決めているMOLによると、今後テロの影響で1リットルあたり2〜3フォリントガソリン代が上がる可能性はあるが、急激に値上することはないと発表した。

飛行機
アメリカのテロの影響でハンガリー航空のニューヨーク便がカナダのトロントへ目的地を変更して向こうにとまっているが、トロント空港閉鎖が解除された後もいつハンガリーに戻れるかはわからない状態だ。(尚、乗客の中には学校などで避難生活を送っている人もいるらしい)尚、フェリヘジ空港の出発ロビーには現在出国者しか入れず、また彼らも建物の入り口で荷物検査を受けたりしているので、飛行機を利用してハンガリーから外に出られる方は最低でも出発の3時間前には空港に到着しているようにと警察が発表した。(ただ混乱はだんだんおさまってきているようだ。)

ハンガリー人
今回のアメリカのテロでは日本人大学生が貿易センタービルに突っ込んだ飛行機の乗客リストに載っていたなどとの報道があったが、ハンガリー人の被害者についてはまったく情報が入っていない状況である。尚、各ラジオやテレビ局ではニューヨーク在住のハンガリー人を探しては事情を聞いている。

ハンガリーは安全
マードル・フェレンツ大統領はオルーバン・ビクトル大統領、マルトニ・ヤーノシュ外務大臣と話し合いを行った後、「ハンガリーの安全は侵されない」と強く訴えた。

お休み
アメリカのテロの影響で、ブダペストのアメリカ大使館ヤアメリカンスクールは12日も休みとなった。

9月12日

レート
100円=223.98フォリント(OTP・9月11日、午前10時25分現在)

今日の天気
雲が広がり雨の1日となりそうです。最低気温は5〜10度、最高気温は13〜18度の予想です。

セーケシュフェヘールヴァールで大事故
セーケシュフェヘールヴァールの国道8号線で、女性が追い越しを始めたが、うまく追い越しができず、前から走ってきたバスに衝突。バスがこの女性の運転をする車を引きずるような形となり、3名が死亡、12名がけがをする大事故となった。現場は長い間通行止めとなっていたが、その後再開された。

アメリカテロ事件でテレビ局は・・・
これはニュースではないが、我が家で映る3つのチャンネル(少ない!)がアメリカテロ事件をどのように報道していたのかお伝えする。まず、日本でいうNHK(コマーシャルもあるのでイギリスでいうBBCの方が似ているかも)にあたるM1では、特別番組を組んで、CNNを流して同時通訳を入れながら事故についての背景と今後について話しをしていた。次に民放のRTL−KLUBでは通常のニュース番組の他に、他のプログラムとプログラムの間に特別ニュースの枠を設け、また別のプログラムが放映中も字幕でニュースを流していた。もう1つの民放TV2でも、通常のニュース枠の他に特別ニュースを流していた。いつもなら民放の方が楽しいのだが、やはりこういう事件の時は、特別番組を流しているM1を見てしまう。尚、ラジオだが、ハンガリーのFMには(ブダペストと周辺だけかもしれないが)24時間ニュースを流している放送局がある。(周波数は95.9)私も車の中などではずっとここの放送を聞いていた。(ハンガリー語がわかるには便利)

電話がつながらない
ハンガリーの電話局であるマターブは、今回のアメリカのテロの混乱でアメリカへの国際電話が非常にかかりにくい状態になっていると発表。(阪神大震災があった時や、オウムのサリン事件があった時、心配になってハンガリーから日本に国際電話を入れたが、その時もまったく日本にはかからない状況で、非常に心配になった思い出がある。)

株価も下がった
アメリカのテロ事件の影響で、ヨーロッパ各国で株価が急落しているが、ハンガリーも例外ではなく11日の終値はついに6000フォリントを割り、5988.52フォリントとなった。もちろんこれは今年最安値。

航空便キャンセル
アメリカのテロの影響で、ハンガリー航空はニューヨークやトロントへ向かっていた同社の飛行機を呼び戻した。(トロント行きはブダペストに、ニューヨーク行きはアイスランドかアイルランドに戻るということだ)

首相のコメント
アメリカで起きたテロに対しオルバーン・ビクトル首相は「今回はテロは自由に対するテロであり、またアメリカはNATOにおいてハンガリーと強い関係にある。そう考えるとハンガリーに対するテロでもある。」と述べた。また各政党の党首もコメントを発表した。(極右のMIEPだけは「当然の報い」と言っていた。)

大統領の動き
マードル・フェレンツは11日ヴェスプレームへ行く予定だったが、アメリカでテロが起きたことを受けて、これを中止し、アメリカ大使と話し合いを行った。

その他のニュース
▼今年1〜7月までのブダペストの観光客数は昨年の同時期の6%増。▼中古車の値段が去年に比べ、平均にして10%下がる。

9月11日

レート
100円=224.69フォリント(OTP・9月10日、午前8時40分現在)

今日の天気
雲が広がり雨がふるでしょう。最低気温は5〜10度、最高気温は14〜18度の予想です。

立てこもり男
ブダペスト15区の85才の男性が、自宅ドアに中から家具を置いてあけられないようにし、自分自身にナイフをつきつけて叫ぶという事件が発生。警察がドアを破り、この男性を保護。まもなく病院へと運ばれた。(この男性は精神病であり、最高裁判長と話がしたくてこのような行動にでたらしい。)

またストがあるか。
昨年の初め、ハンガリー鉄道の大きなストライキがあったことはまだ記憶に新しいが、その際、インフレを考えた賃上げを必ず行うことと条件に3年間のストライキを禁止するという労使間の約束が結ばれた。しかし組合側は、会社側が約束を守らなかったとして、今年一杯でこの約束を破棄する構えを見せている。(最悪の場合には2002年頭にまた大規模なストライキが行われる可能性もあるかもしれない。)

最低賃金はどうなる
政府の案では来年の最低賃金は税込みで5万になるようだが、一方で生活に必要な最低水準額(4万2000フォリント/人/月)を、税を抜いた給与額が上回るよう、最低賃金の税込み額を5万7500フォリントにすべきという意見も強く、混乱が続いている。

携帯事情
ハンガリーでは、10人以上の従業員を抱える会社の93%が携帯電話を使用しており、そのうち72%以上がWESTELを使用しているようだ。

ガソリン値上がり
12日より、ガソリンが1リットルあたり3フォリント値上がりする。これで95のガソリンは1リットルあたり229.5フォリント、98のガソリンは238.5フォリントとなる。(軽油は208フォリントのまま)

観光客増える
中央統計局の発表によれば、今年1〜7月までのハンガリーの観光客数は340万、のべ宿泊数は1030万泊と、昨年より2%増加したことがわかった。

またもやコンビ復活?
社会党は、来年の総選挙の第1回目の投票で与党が決まらなかった場合には、自由民主連合と連立を組む可能性があるようで、党首であるコバーチ・ラースロー氏が自由民主連合側と話し合いを行うことになった。(これが進めば、青年民主同盟・ハンガリー民主フォーラム組みと、社会党・自由民主連合組みとの票とり合戦ということにならるが・・・)

9月10日

そろそろ総選挙が近いか
来年の5月には4年に1度の総選挙が行われるが、これに合わせるように各党とも動きを始めている。現在青年民主同盟と人気を2分する社会党は、フォニョードリゲトというところで、同党の首相候補に選ばれているメッジェシュ・ペーテル氏などと政治について語り合いながらピクニックをするという企画をたて、大いに盛り上がったようだ。一方かつては連立政権の1端をになった自由民主連合は、次回の選挙では各政党とは独立して活動を行って行くとクンツェ・ガーボル党首が発表している(この裏には、ハンガリー民主フォーラムと青年民主同盟との連携の動きに対する牽制があるようだ。)個人的には極右的な考えをもつハンガリー正義と人生党の表が伸びないことを祈っている・・・

中古車輸入増える
ハンガリーでは今年1〜8月までに2万1600台の中古車が輸入され、このままのペースでいくと年末までに3万2000台の中古車が輸入されることになる。これは昨年の2倍のペースということだ。

相撲ヨーロッパ選手権
オランダで行われている相撲ヨーロッパ選手権の85キロ級でハンガリーのキシュモーニ・ヤーノシュ選手が銅メダルを獲得した。(ハンガリーの相撲については、パプリカ通信の最新号にも詳しく載っていました。)

スイカが原因
9日午後、ハンガリーの東北地方にあるティサウイバーロシュ(昔、ここはレニンバーロシュと呼ばれていた)で73才の女性が車に引かれて死亡するという事故が発生した。この女性、道の反対側に見つけたスイカを買おうと、周りを良く見ないで道を横切ろうと飛びだしたらしい。(この他にもミシュコルツでオートバイに乗った2人が道を歩いていた2人の女性をひき殺してしまった事故や、ブダペストとエステルゴムを結ぶ国道10号線で男性1人が死亡する事故が発生している)

偽警官逮捕
バヤとセゲドを結ぶ道路で、警官を装った3人組みが走ってくる車を止め、車内を検査すると装って携帯電話などを盗むという事件が発生。結局この3人組の乗る車が警察の検問にあり、車内に33台もの携帯電話があったことがきっかけで犯人逮捕となった。

今日の天気
全体的に天気のよい1日となりそうです。(北部および西部では雨がぱらつくところもあるかもしれません)最低気温は4〜9度、最高気温は13〜18度の予想です。

9月7日

レート
100円=227.10フォリント(OTP・9月6日、午前10時25分現在)

今日の天気
雲が多く、東部では雨となりそうです。最低気温は10〜15℃、最高気温は16〜21℃の予想です。

警察庁長官交通事故
オルバーン・ペーテル警察庁長官が運転する車がブダペストのアールパード橋に入ろうとした時、横から35才の女性が運転する車が突っ込むという事故が発生。長官の奥さんが軽傷を負い、病院へとはこばれた。

オートバイ選手頑張る
オートバイの世界グランプリでは日本人選手も大活躍しているが、125CCクラスにはハンガリー人選手のタルマーチ、ガーボル選手も参加している。これまでポイントがとれそうで、それない苦しい戦いが続いていたが、前回のチェコでの第10戦で、見事9位に入賞。ポイント争いでも22位に入った。今後はポルトガルで第11戦があるが、今後の活躍にも注目だ。

ちょっと寂しいコメント
5日のワールドカップ予選でハンガリーはルーマニアに0−2と完敗したが、数日前に臨時監督に就任したばかりのゲッレイ・イムレ氏は「実力の違いははじめからわかっていたので、選手には自分の力を出し切れ!と言っていた。負けはしたが皆実力は出していた。」と選手達を褒めた。(でもなあ。ハンガリーにだってブンデスリーグの選手が何人もいるわけだし、ルーマニアが本気を出せば0−5ぐらいで負けていた試合だったからなあ・・・)

9月6日

レート
100円=230.39フォリント(OTP・9月5日、午前8時40分現在)

今日の天気
雲が多く、風の強い1日となりそうです。(東部では雨も多そうです)最低気温は11〜16℃、最高気温は15〜20℃の予想です。

マイクロバスと乗用車衝突
5日、国道10号線のブダペストとエステルゴムのちょうど中間点付近で、マイクロバスと乗用車が衝突する事故が発生。重軽傷合わせて10名のケガ人が出た。

石油泥棒
チョングラード県のバラーシュチャという地域に設置されている石油管に穴を開け、蛇口をつけて石油を盗んでいた3人の男性が警察に逮捕された。被害額は100万フォリントほど。(始めに、石油管についた不信な蛇口が発見され、警察が周りをはっていたところにのこのことこの3人が現れたという。)

トヨタがフンガロリングでテスト
来年からF1に参戦するトヨタチームが5日、フンガロリングでテストを行った。

ハンガリー経済成長も速度減少
経済省の次官補佐のヘゲドゥーシュ・エーワ氏は「世界的に不況が続いているが、ハンガリーの経済成長も今年に入ってかなりそのスピードが落ちてきている」と発表した。

旅行会社倒産でトラブル
ハンガリーのグレート・ツアーズが倒産したことで、同会社のツアーで外国に旅行をしている数十名がハンガリーに帰れない状況となっている。それで、経済省はこれらの旅行者がハンガリーに帰ることができるよう措置を取り始めている。

弱すぎるハンガリー
5日夜、ハンガリーサッカーチームは、ホームでルーマニアを迎えワールドカップ予選を戦ったが、あっという間に2点とられ完敗。(0−2)これでグループでも3位から4位に落ち、ワールドカップ出場どころではなくなってしまった。

9月5日

レート
100円=226.99フォリント(OTP・9月4日、午前10時25分現在)

今日の天気
雲が広がり雨の1日となりそうです。最低気温は11〜16℃、最高気温は西部で15℃、東部で22℃の予想です。

11年の刑
昨年ボーニー&クライという男女の2人組みが発砲事件を含め多くの犯罪を犯して逮捕されたが、女性のボニーに今日11年の刑が言い渡された。尚、男性のクライの方は拘置所で自殺している。

熱気球大会始まる
5日より9日までヴェレンツェ湖で毎年恒例の国際熱気球大会が開催される。この大会には世界各国から25の気球が参加する。

夜のマラソン大会
世界ゲーム基金による第6回ナイト・マラソン大会がブダペストで8日の夜に開かれる。(この時期は夏にお別れという「ブーチュー」という企画が各地で行われるが、これもその1つ。くさり橋などを走るようだ。参加したい人はブダペスト266-7507まで。私が住んでいるショイマールでも今週末にブーチューが行われる。出店もたくさんでるしかなりにぎやかだ。)

大忙し
ブダペストにあるフェリヘジ空港では、8月これまでの最高の8130便が利発着した。(一番混む時間だと20秒に1回の割合で飛行機が離陸したり着陸したりしていたそうだ。)

PTA吠える
ハンガリーPTA協会が「義務教育期間は生徒が交通機関を無料で使えるように、そして初等・中等教育機関における学生証も廃止するように」訴えている。(学生証は廃止してほしいのは、これを失ったり盗まれたりした時に、再発行期間まで大人料金でしか交通機関を利用できないシステムになっていることが原因のようだ。)

映画撮影のため交通規制
ブダペスト議会はエディー・マーフィー主演の映画撮影のため、くさり橋周辺の交通を規制することを決定した。(ブダペストの宣伝にもなるからということらしい。尚、無料か2400万で場所を提供するとあったが、どうなるのだろうか。)

マケドニアに到着
4日午後、34名のNATOのハンガリー隊が内戦の続くマケドニア入りした。

その他のニュース
▼8月31日にニーレジハーザで警官が二人の男性に襲われるという事件が発生し、この警官は病院に運ばれていたが4日、なんとか命をとりとめたようだ。▼ぺシュト県のヴェチェーシュという村の道で4日朝遺体が発見されたが、数時間後、前夜飲み屋で口論をしていた無職の男性を逮捕した。▼株価指数更に今年度最低値を更新。▼ブダペストの周りを走る予定の高速0号線は現在1部が開通となっているが、環境破壊を起こしていると、インターチェンジの解体や損害賠償を求める動きが起きているが、裁判開始はこれまで延期となっており、今回も12月に延期となった。

9月4日

レート
100円=227.1フォリント(OTP・9月3日午前8時55分現在)

今日の天気
始めのうちはよい天気ですが、その内崩れてくるでしょう。最低気温は8〜13℃、最高気温は22〜27℃の予想です。

医科大オフィスで荒らし
ブダペストのナードル通りにある医科大学専門委員会のオフィスが8月31日に荒らされるという事件が発生。壁はぼこぼこに、部屋の家具や機材なども無茶苦茶になったそうだ。尚、おのオフィスは文化財に指定されている建物の中にあるとのこと。

事故減少傾向
交通省次官はブダペストで行われた「ヨーロッパ連合と交通安全」という国際会議の中でハンガリーの交通事故数は確実に減少していることを発表した。ちなみに昨年ハンガリーで起きた交通事故数は1万7493件、死亡者数は1200名だったが、これは1990年に比べ事故数で37%、死亡者数で50%の減少となっている。

高速0号線で事故
3日午後、ブダペストの周りを走る高速0号線(まだ完成しておらず一部開通の形となっている)で2台のトラックが衝突し道路を封鎖するという事故が発生した。

遺体発見
2日、ブダペスト14区のラーコシュ・パタク(小川)で遺体が発見されたが、その後の調べにより、8月2日から行方不明となっていた警察官であることがわかった。

ハンガリーサッカー
1日のワールドカップ予選で格下のグルージアに完敗し、ワールドカップ本選出場の望みも断たれ、監督も更迭されたハンガリーサッカー。5日にはホームでルーマニアとの試合があり、ルーマニア選手たちはハンガリー入りを果たしているが、チケットの売り上げはさっぱりとか。(売れたチケットは4000枚だけだそうだ。ルーマニアは国民的英雄のハッジの初采配で盛り上がっているが、ハンガリーはもう完全にしらけムード)ちなみにハンガリーはここ15年で14回監督が交代している。

新しい電話料金システム導入
マターブは、携帯電話で使われているプリペイド方式を導入した新しい電話料金システムを導入することを発表。コントロールカードと呼ばれるカードを購入すると、自宅の電話を含めたどの電話からもそのカード分だけ電話ができるシステムとなる。(この場合、接続料金や基本料金は入らなくなるが、1分あたりの通話料は高めになる。)カードの種類は90日有効の1万2000フォリントのものと、180日有効の2万2000フォリントの2種類の予定。

その他のニュース
▼中央検察捜査局はセゲド市長と17名の市議が議会の許可なくルクセンブルグの会社とウイセゲド地域の土地売買契約をむずび、そのため市に6億フォリントの損害を起こした件にたいし訴えを起こす考えを示した。▼日本でも株価がどうしようもないところまで下がっているようだが、ハンガリーでも3日の終値が6305フォリントとなり、またまた今年最低値を記録した。▼デルタ2001と呼ばれるハンガリー軍とアメリカ軍との合同演習がスタートした。

9月3日

今日の天気
お日様が出て、雨が降ることはないでしょう。最低気温は8〜13℃、最高気温は19〜24℃の予想です。

容態安定へ
8月31日夜、サボルチュ県のサィサドブという町で、2人の男性(父親と子供)が警官を襲い、7回もナイフ刺すという事件が発生。この警官はニーレジハーザの病院に運ばれた。危篤状態はなんとか切り抜けたが、まだ危険な状態が続いている。

脱線事故で大変
1日、ブダペストのケレンフルド駅に入ってきた列車(トラック運んでいた)が脱線、乗っていたトラックが線路に落ちたり、電線が切れたりして大惨事となった。(幸いケガ人はでなかったようだ。)(インターシティーや国際列車は迂回して走っているようだ)

事務所で火事
1日、ブダペスト4区のオフィスビルで火事が発生。9台の消防車と50名の消防署員がかけつけ火を消し止めたが、100〜150uが焼けた。消防署では火事の原因について捜査をすすめている。

監督更迭
1日、ワールドカップ予選でサッカー・ハンガリーチームはグルージアとアウエーで戦ったが、格下のはずのグルージアに1−3と敗れ、ワールドカップ出場は絶望的となった。この敗戦により2日、ハンガリーサッカー協会で会議が開かれ、監督のビチュケイ・ベルタラン氏が更迭となった。尚、今後は臨時監督としてU21(21才以下のユースチーム)のコーチであるゲッレイ・イムレ氏が指揮をとることとなった。(尚、8月の中旬にハンガリーに5−1と大勝したドイツはイギリスに1−5と完敗。ハンガリー戦で気が緩みすぎたか?)5日にはルーマニアとの試合があるが、どうなるのか。

準備はOK
OTP銀行はEU諸国の金を講座に入れている場合、特に希望がなければ年末にユーロに自動的に切り替えると発表。

今日から新学期の学校もある
初等・中等教育機関の多くは8月29日に新学期に始まったが、教育省は「新学期開始は8月29日でも、9月3日でもどちらでもよい」としていたため、3日から新学期となるところもある。(尚、8月29日に新学期が始まったところでは、来年6月14日から、9月3日から新学期が始まったところは6月19日から夏休みになるとのこと。早くこいこい夏休み。)

その他のニュース
▼政府が刑法改正の話し合いを4日も行う予定。▼ロマティカという音楽のグループのメンバーがアメリカへ行こうとしてビザを申請したところ、大使館から拒否され「メンバーがロマだからビザがおりなかったのでは」と大きなスキャンダルとなる。その後、このメンバーたちはビザをもらったようだ。▼現在高速7号線では改修工事が行われているが、この工事の権利を袖の下を利用して手に入れたとして2名の男性が警察に逮捕された。(賄賂額は800万フォリントなのだそうだ)

9月1日

電動枝刈機で攻撃
31日、ソンバトヘイで30才前後の2名の男性が口論をはじめのだが、その内の1人が相手の家で物をひっくりかえしたり無茶苦茶始めたため、怒った相手が電動枝刈機でこの男を攻撃、両腕に怪我を負わせるという事件が発生した。(怪我をした男性はかなり出血しており、ショック状態で病院に運ばれたという。それにしてもいくらあたまに来たからって電動枝刈機で攻撃するとは・・・)

連続窃盗犯逮捕
ここ最近、ジェール周辺18の地域、25箇所で(学校や幼稚園その他)連続窃盗事件が発生しているが、警察がしかけたわな(ある学校に窃盗犯が入るようにしむけたようだ)に24才の男性がひっかかり、警察ではこの男性が連続窃盗犯だと断定し取り調べを続けている。この犯人、金やテレビなどの電気器具を主に盗んでいたが、幼稚園からは子供達が楽しみにしていたチョコレートも大量に盗んだらしい。

車炎上
31日、ナジセーナシュという地域で47才の女性が運転するベンツが木に突っ込み、車が炎上しこの女性が死亡するという事故が発生した。尚、事故の原因は明らかになっていない。(全然話はちがうが、先月交通事故で亡くなった社会党の偉い人は運転中に携帯電話をかけていたのが事故の原因だったらしいことがわかった。携帯をかけている間は前を見ていても集中できていないので危ない。)

枝を切って落としたものは・・・
ブダペスト17区にある住宅の庭の桜の木に、見知らぬ男性が昇って降りてこないとの通報が消防署に入り消防隊がかけつけたところ、木の6〜7メートル付近に男性がいるのを発見した。その後かけつけた警察の調べでこの男性は4日前に精神病院から逃げ出した人物であることがわかったが、この男性は1時間にわたる警察の説得に応じず一向に降りる様子がなかった。それでしょうがなく消防隊員が木のしたに空気マットを敷きこの男性が乗っかっていた枝を切断。無事男性は下に落ちた。(この男性はそのまま病院へと運ばれた。)