ハンガリーデイリーニュース



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▼５月になりました。▼大学の授業は５月下旬で終わってしまいますが、まだまだゲスト大募集中です。また、書道クラブ、合唱クラブ、生け花クラブへの参加者も募集しています。（授業時間・内容に関しては右側の「管理人の他のページ」にあるEgy Lusta japantanarから、各クラブに関しては同じく右側にある「交流プログラム」から入ってください。）▼ハンガリーにおける継承語としての日本語クラス「かざるぐま」も毎週土曜日に行なわれています。こちらの応援もお願いいたします。（管理人の他のページ参照）▼私が勤めているのはカーロリ大学東洋言語文化学科日本専門コース。学生用の日本学関連教材も作りたいし研究に必要な書籍や機材や学会参加のための旅費も捻出したいのですが、日本のようにそのための予算があるわけでもないのが悲しいところ。（もちろんお金だけではなく能力も不足気味ですが・・・）同学科には日本学研究のための基金もあります。興味のある法人・個人がありましたら、ここをクリックしてみてください。▼日本語教師としての取り組みや考えについてのブログもあります。（管理人の他のページ参照）▼ハンガリー日本語教師会で作成した「日本語-ハンガリー語」「ハンガリー語・日本語」とも手元にあります。ご希望の方はご連絡ください。（これは会員向けに１２００フォリントで発行しているものです。これまでは私が会員として購入したものを皆さんに売っていたのですが、教師会の方で「会員外には１５００フォリントで売る」との決定がありました。というわけで日・ハン、ハン・日とも１冊１５００フォリントになります。連絡はszeidzsi@freemail.huまでお願いします。)

５月２９日

  • 中央統計局によると、２〜４月期の失業率が9.9％まで上がった模様。
  • 自動2輪世界選手権250ccクラスに参加していたタルマーチ選手は、結局チームと完全に決別したようで、チームは新たに別のハンガリー人ライダーを起用することを決定した模様。
  • 日刊世界経済新聞が、フンガロリングの2012年〜2016年におけるF1グランプリ開催について、プロモーション料金の値上げを理由に自治省も金融省も賛成していない・・という報道をした。これに関し政府広報官は「まだ結論は出ていない」と発表した。
  • ハンガリー政府観光局によると、82％の人が夏のバカンスに国内を選ぶ模様。これほど国内でのバカンス傾向が高いのはなかったとか。（もちろん一番人気はバラトン湖。外国だとクロアチアが人気）
  • ドイツの調査会社が男女の平等についてヨーロッパ各国の調査を行った。2006年に調査をしたときは、対象国27のうちハンガリーは最下位の27位だったが、今回は24位とちょっと改善？されたようだ。（あと、子供の学力が家庭の経済状況に左右される確率が最も高いのがハンガリーらしい）
  • 新型インフルエンザの話題でエイズの話も聞かなくなったが、現在ハンガリーでは1600名がHIVポジティブとなっていて、昨年から今年にかけてその人数が50％も増えたのだそうだ。（今日バス停でバスをまっていたら、オープンカー形式のピンクの観光バスに乗った人たちが踊りながら、ビラをまいていましたが、エイズに関するものだったようです。）一方新型インフルエンザですが、ハンガリーでの発症は確認されていませんが、ルーマニア、スロバキアではすでに感染者がおり、ハンガリーでの感染者が出るのも時間の問題だと言われています。
  • １００円=２０４．８２フォリント（OTP/５月２８日）
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５月２８日

  • ブダペスト市は今後付加価値税が20％から25％に上がるのに伴い、水道、下水、ゴミ回収などの値段も上がると発表した。
  • 野党寄りの世論調査会社Szazadvegの調査によると、今週の日曜日に欧州議会選挙があった場合、FIDESZが１７議席、社会党が４議席、ヨッビクが1議席獲得するという結果になった模様。一方、NezopontはFIDESZが１３〜１４議席、社会党が５〜６議席をとり、残りをヨッビク、MDF,SZDSZのどこかがとるだろうと予測している。（（ヨッビクは、マジャールガールダと関係ある政党）
  • 中央統計局の発表によると、今年第一四半期の出生数は２万３６４８名で昨年より３８０名少なく、死亡者数は３万５４４０名と、昨年より９２４名多かった。つまり昨年第一四半期の人口減少数は１万４８６名だったのに対し、今年は１万１７９２名と人口減少率が少し上向いたことになる。ちなみに今年３月末時点でのハンガリーの人口は１００２万3000名。（このペースだと今年中に１０００万を割りますね。）
  • 一等の猪が、ゲレルトの丘からドナウ川沿いの道におり、くさり橋と自由橋の間の岸からドナウ川に飛び込むという騒ぎがあった。消防士が何とか水から引き上げ、野生動物園職員が安全な場所まで猪を運んだそうだ。
  • フォリントと外貨のレートがかわったとして、すでに料金を支払っている外国旅行の値段が上がり、予約者は追加金額を払わなければならない状況となっているらしい。
  • １００円＝２０５．７８フォリント（OTP/５月２７日）
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５月２７日

  • 国の評価によると、ハンガリーで最も不動産が高いのはブダペスト12区で、最も安いのはサボルチ・サトマール・ベレグ県やボルショド県とのことです。（とうことは、自然と財産税がかかりやすいのは12区ということになりますね。）
  • Avivaが各国のアンケート結果を集計したところによると、ハンガリー人の12％は老後のたくわえは宝くじで得られるのではと考えている模様。（ちょっとデフォルメすると、銀行や年金はあてにならん。宝くじのほうが確実だ・・ということでしょうか。）
  • あと10日ちょっとで欧州議会選挙があるが、劣勢が伝えられている社会党は欧州議会選挙をあまり重要視しない戦略をとるのではと言われている。ただ野党よりの世論調査会社によると、もし３〜４議席しか獲得できなかった場合、それは支持率が12％程度まで落ち込んでいることを意味し、もしかすると社会党はパニックとなり空中分解する可能性もある・・・と指摘している。（まあ、もうちょっとしたたかだとは思いますが）
  • ブダペストはパリにならって、レンタサイクルのネットワークを広げる計画があるようだ。（道路のインフラの問題もありますが、レンタサイクルいいじゃないですか。日本からお客さんが来たら、使ってもらいたいです。）
  • これまで暑い毎日が続いてきたが、西側より天気が崩れ、気温も数度ガクンと下がるらしい。（嵐となるところもあるそうです。）
  • ７月より、14歳以下の子供にも身分証明書、健康保険カード、税金番号などが与えられることになる模様。（生まれたら、その病院で身分証明書を申請するそうです。でもなんで子供に税金番号が必要なのだろう・・・）
  • ６月28日以降発行されるパスポートには、指紋も掲載されることになる。（ただし古いパスポートは期限まで使用できるそうだ。）
  • １００円＝２０７．９２フォリント（OTP/５月２６日）
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５月２６日

  • ガソリン、軽油の値段だが、27日から軽油は１リットルあたり２フォリント値下げするが、ガソリンの値段はそのままとなる模様。
  • 25日朝、西駅の安全装置が故障し、各路線で遅れが出た模様。（エステゴム線が一番遅れが出たようで最高で９０〜１００分遅れたそうです。）一方フェリヘジ空港ではシェンゲン内に移動する人と、シェンゲン外に移動する人が（これらを仕切るゲートが開いていたために）まざってしまったようで、再度チェックする必要がでて離陸が遅れ、空港内が大混乱になったようだ。（午後には混乱も収まったようですが、それでも便の遅れが続いたようです）
  • 3000万フォリント以上の住宅に「財産税」をがかかるようだが、政府は「税金がかかるのは５％の住宅」と言っている。しかし専門家によると「10％の住宅が課税対象となるだろう」と予想している。（3000〜5000万フォリントまでは0.35％、5000万以上を越える部分は0.5％の税がかかるそうです。）
  • ５月11日に、国会で「13ヶ月目の年金廃止」法案に賛成票を入れなかった（棄権者を含む）社会党議員4名に対し同党は10万フォリントの罰金を言い渡した。（１名は反対票に入れ、１名は保留、１名は投票に現れず、１名は気持ちが悪くなり退席したそうです。）
  • ２００６年10月23日は、当時の首相であるジュルチャーニ氏の嘘つき発言で暴動が発生したが、この際、警察官が間違ってある教師の頭を打ち、この教師は頭蓋骨骨折の大怪我をした。結局この教師は800万フォリントの賠償金をもらったが、同じような問題で警察や国が支払った賠償金は3500万フォリントにも達しているという。
  • 25日国会は2010年4月30日より後で生まれる子供に対し、産休手当て受給資格厳化し受給期間短縮するという法案を可決した。
  • 現在30歳以上の人は肺のレントゲンを毎年無料で行なっているが、この年齢を40歳に引き上げる模様。（30歳以上がレントゲンをとる場合はお金を払うことになります。）
  • スロバキアがユーロを導入した後に金融危機が発生し、フォリント安が進んだことによって、スロバキア人にとってハンガリーは安い国となり、現在多くのスロバキア人がハンガリーに来て買い物をしたり遊んだりしている。というわけでスロバキア国境近くの町ではスロバキア語を習う人が増え、採用条件が「スロバキア語ができること」になったりしているとか。
  • 25日より、ブダペストの４番・６番の市電乗り場（始発・執着駅・フェヘールヴァーリ通りの停留所）では地下鉄のようにチケット・定期を提示しないと市電に乗れないようになった。
  • スロバキアとの国境の町の１つであるコマーロンでは、ミルクの自動販売機がすでに25台置かれているという。180フォリント入れれば１リットルのミルクが出てくる。
  • 2009年9月から、すべてのスクールバスにシートベルトとチャイルドシートが必要という法律ができて、多くの場所で「それは予算的に難しい」と頭をかかえているが、国は「大丈夫。すべての場所でスクールバスが走れることを保障します。」と述べている。（よくわかりませんが、スクールバスの定義はスクールバスとしてだけ使うというもので、それ以外の用途にも使っているバスの場合、スクールバスにはならないので、法律の適用外となる・・というようなことのようです。う〜ん、シートベルト、チャイルドシート使用の目的とずれがあるような・・・）
  • １００円＝２０４．５３フォリント（OTP/５月２５日）
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５月２５日

22日の２年生の発表会には20名弱の方が来てくださいました。お忙しいところ本当にありがとうございました。発表レベルはまだまだだったと思いますが、これを機会にもう一歩前へ進んでくれればと思っています。ありがとうございました。

  • ハンガリー国立銀行は、政策金利を9.5％からとりあえず変更させない模様。
  • 脳腫瘍などを対象とした脳外科手術にはレーザー手術というものがあるが、デブレツェン大学ではこの手術例が570に達したようだ。脳にメスをいれなくてすむのは画期的と同大学は語っている。
  • 中央統計局によると、今年第１四半期のバラトン湖畔の総宿泊数は13万6000泊であった。これは昨年同時期より14％も少ないそうだ。
  • portfolio.huによると、今週はガソリンや軽油価格が下がる可能性がある模様。
  • 22日ハンガリーの南部などでかなりの嵐があった。（バラトン湖畔の町でも木が倒れたりなどの被害が出た模様）
  • 次の総選挙ではFIDESZ-KDNPが議席の３分の２以上を得る可能性が高まってきた。これだけの議員が揃えば憲法改正も可能なだけに、総選挙後に彼等がどのような動きに出るのか・・ということに早くも関心が集まっている。
  • 今日国会は、産休手当て改正について議決する。産休手当てが出るための条件を厳しくし、産休手当て支給期間を短くするという法案で、与党は「多くの女性を労働力にするために」とポジティブに述べているが、市民の反対は強く野党はもちろん反対している。
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５月２２日

２２日、午後１時半よりカーロリ大学（３１８号教室）で２年生の発表会が行なわれます。是非是非いらしてください。（ただ、会場はとても暑くなると思いますので、早めではなくぎりぎりぐらいの方がいいかもしれません。）何卒、何卒よろしくお願いします。
　実は、会場では１年生が作った「ハンガリーを知る」という冊子を配布したいと考えていますが、準備が間に合わない可能性もあります。もしお渡しできない場合には、http://home.tvnet.hu/~ocsiba/nihonwoshiru/Hungarywoshiru.pdfから見ることができます。（ただ写真が多いためファイルの大きさは９Mになります。）

  • ２０日、フェリヘジ空港でスパイが使うようなペン型カメラが欧州されたとか。
  • 経済大臣は2010年の所得税引き下げや低い方の税率枠を年収190万から500万まで引き上げることに関しここ20年で最も大きい減税！と述べている。一方、野党側からは「実際には現在にならない人もいるし、税の枠組みを換えただけ・・・」と冷静にこれを見ている。（これとは関係ないですが、レンドヴァイ社会党党首は、「金融危機対策は国の利益のために必要、だから私達は今国政選挙などはせず政策を進めていく。なんたってこれは国が望んでいることだから」と発言したようです。まあ、他に言いようがないですよね〜。自分でも相当おかしいな・・と思いながら発言しているんでしょうね。まあ今選挙するとFIDESZが国会議席の３分の２を確保してしまうので、欧州議会選挙でFIDESZが大勝して気が緩むのを待つとか、FIDESZが３分の２の議席をとらないように、いろいろ裏で画策しているのだろうなと思います。）
  • 雇用者が今まで無税で支給してきた食券とか商品券に32％の税金がかかることとなり、４割の雇用者は即これらの券の支給を辞めると考えていることが金券協会の調べでわかったそうだ。
  • 高校の卒業試験と大学の入学試験がドッキングしたエーレッチェーギですが、21日は少数言語の受験日でした。ニュースhttp://www.rtlhirek.hu/cikk/264559によると、受験者は以下の通りでした。

    中級：
    ロシア語 80名
    スロバキア語 69名
    クロアチア語 29名
    ロヴァーリ語（ロマ＝ジプシーの言語）27名
    ルーマニア語 24名
    セルビア語 21名
    日本語13名
    ポーランド語10名
    ウクライナ語 10名
    ベアーシュ語（ロマの言語） 8名
    ポルトガル語 7名
    エスペラント語 6名
    フィンランド 5名
    オランダ語 3名
    ギリシャ語 3名

    上級：
    ロシア語 61名
    日本語 47名
    ロヴァーリ語 25名
    ポルトガル語 19名
    クロアチア語 13名
    ポーランド語 6名
    ルーマニア語 4名
    スロバキア語 3名
    ウクライナ語 3名
    セルビア語 2名
    ベアーシュ語 1名
    エスペラント語 1名
    オランダ語 1名

    上級試験は国家外国語試験を兼ねています。日本語なかなか健闘しているようです。
  • ７月にブダペストの道路の車線を制限してわざと渋滞をつくる・・・というアイデアがあったが、あまりにも反対が多く、これが行なわれない可能性が高くなってきた。（そういうのってコンピュータでシミュレーションできないんですかね。）
  • １００円＝２０８．９５フォリント（OTP/５月２１日）
  • ブダペストの天気情報はここをクリック（日本気象協会のページに移ります）

５月２１日

２１日はエーレッチェーギの日本語のテストの日です。みんながんばれ〜！（ちなみに学生に聞いたところ、ハンガリー語には日本の「頑張れ」に近い表現はあるが、「頑張れ」のように相手の努力を求めるようなものではない・・と教えてもらいました。）
　２２日の１時半からもお願いしま〜す。（書道クラブのメンバーの作品も廊下にかざります。そして、４時からは生け花クラブもあります。見学大歓迎です。）

　行き方ですが・・

  • 地下鉄３号線「カルビン広場駅」で下車
  • エレベーターをあがり正面階段を上に上がる
  • 地上に出たら左。ちょっと行くと横断歩道があるのでそれを渡る。
    • （これは地下鉄工事のためできた臨時横断歩道です。）
  • 渡ったら右へ。ずっと行くと左側にオレンジ色の建物が見える。
  • オレンジ色のたてものをすぎた最初のドアが大学のドア。
    • （ドアの前に午後１時ぐらいから大学生を立たせておきます。もしいなかったら中にはいるとロビーみたいになっていますので、そこでお待ちください。教室（318号室）への行き方がわかる方はそのまま移動お願いします。）
    • 個人の所得税申請の締め切りは５月20日であった。申請書は郵便局から税務局に出すため郵便局も一部真夜中まで開けたようだ。（今はオンラインでも申請できるのでこれを使う人も多い。昔は確か3月だったんですよね〜。）
    • ここのところフォリントが高くなって来ている。（一時期１ユーロは300フォリントだったのですが、今は270フォリント台になっています）
    • SZDSZとMDFは次の国政選挙で議席が獲得できるかどうか危うい状況となっているが、ここにきて両党が連携する可能性もでてきたようだ。（確か一党独裁主義が終わって最初の選挙ではMDFが政権をとり、憲法を改正するためにSZDSZと一時的に連携をとった・・・という記憶があります。それに比べると寂しいなあ・・・）
    • ブダペスト１２区では学校近くの横断歩道を赤白に変えているようだ。（これはドライバーの注意をひくためだそうですけど、今ハンガリーで赤白の縞というと、極右のイメージがありますね〜。）
    • ブダペストは夏の間、車線を制限したりしてわざと渋滞をつくり、人々に「車より自転車、公共交通機関を利用しよう・・」という気持ちにさせようとしているが、専門家は「渋滞は大気汚染につながるし、そんなことをしても公共交通機関への関心が高まるとも思えない」とこの計画をあまり支持していないようだ。
    • １００円＝２０３．５３フォリント（OTP/５月２０日）
    • ブダペストの天気情報はここをクリック（日本気象協会のページに移ります）

    ５月２０日

    多忙につき少しだけです・・・秋篠宮両殿下が日本人学校をおとずれたときの写真がちょっとだけですけどhttp://www.mno.hu/portal/637565で見られます。

    • 不動産税についてFIDESZから政府が強い批判を受けたとき、レンドヴァイ社会党党首が「FIDESZ党員が市長をしている23の町ではすでに同じような税金を徴収している。そんなに不動産税に反対するなら、まず自分達も町から同税を廃止するべき」と激しく非難した。しかしその後マスコミが調べたところによると、この23の自治体ではそのような税金は徴収していないことがわかった。（社会党はこれからどうなるんでしょうね・・・）
    • ヴェレシュ前金融大臣によると、ハンガリーの国庫赤字を国民に分けるとすると、赤ん坊からお年寄りまで合わせて１人あたり210万フォリントの借金があることになる・・のだそうだ。
    • 現在ハンガリーは４-８制、６-６制、８-４制が混在しているが、SZDSZはこのうちの４-８制を廃止させたいと考えている。この他に、授業がない日に筆記試験をしないことなども考えているようだ。
    • ブダペストは常に車が一杯だが、7月から自転車や公共交通機関への関心をもっと高めようと、車の通りが多い道を部分的に閉鎖することを考えいるらしい。（７月４日から８月２日までのよていだとか・・）
    • １００円＝２０８．３７フォリント（OTP/５月１９日）ユーロも280フォリントを割るところまで来ました。
    • ブダペストの天気情報はここをクリック（日本気象協会のページに移ります）

    ５月１９日

    （再掲載です）現在、私のカーロリ大学の２年生の授業では５〜１０ページ程度の日本語論文を書かせているのですが、折角なので日本人の方の前で発表会をやろう！ということになりました。５月２２日（金）、午後１時半からを予定しています。
    　学生も頑張っているので、つい学生に「30名のお客様を集める」という無謀な宣言をしてしまいました。宣言したものの・・・既に不安です。何卒みなさまのご協力よろしくお願いいたします。
    　当日は生け花クラブもある予定で、また書道クラブの作品も展示する予定です。また、折角なので、いろんなことやりたいです。何かアイデアありましたら、szeidzsi@yahoo.co.jpまで、是非是非よろしくお願いいたします。

    • ゲレルト広場からドナウ川下に向かうトンネル工事が１ヶ月ほどとまっていたが、これが再開されることとなった。
    • ハンガリー科学アカデミー社会学研究局の調査によると、ハンガリー人の16〜17％は極右らしく、この割合は２年ほど変わっていないのだそうだ。同研究所は「金融危機が原因で極右勢力が力をつけてきたのではなく、政治状況がその背景にある」と考えている。（Progresszivという調査局が調べたところによるとマジャール・ガールダ・・・自衛軍みたいなもの・・・を支持している人は６〜７％だそうです。低いといえば低いですが、確実に極右を支持する層がいるということですね。）
    • 20日より、ガソリンの値段が１リットルあたり５フォリント値上がりする。軽油はそのまま。
    • １８日夜に、マルギット島のどこかにゲリラ的に花を植えるプログラムが実施される模様。
    • 不動産税か財産税かわからないが、今のところ3000万フォリント以上の価値のある不動産に税をかけようという動きがある。（まあ、どの不動産がどのぐらい価値があるのかを調べるのは容易ではないと思うが）、一方FIDESZは自分達が来年春に政権をとったら、すぐこの税金を撤廃すると宣言している。（まあ、市民がどちらの党に票を入れるかというと・・・やっぱりFIDESZでしょうね。結局社会党は2006年の選挙に勝った直後からず〜っと支持率が上がらないままでこの４年を終えそうな感じですね。）
    • 付加価値税の増加に伴い、ブダペスト交通（BKV)の運賃も4.4％値上げすることになる模様。
    • 秋篠宮殿下、紀子妃殿下は18日国会議事堂を訪れた。秋には日本の国会議長（河野洋平氏）もハンガリーを訪問する模様。（今年は日本とハンガリーでいろいろなプログラムがあるみたいですね〜。）
    • ハンガリー鉄道は、議員に対する運賃割引や、６５歳以上のハンガリー以外のEU市民にたいする100％の運賃割引などを廃止する方向で検討している。
    • 大臣給与の15％カットが国会で議決された。
    • BKVでは新しい夏服（シャツ）を使用しはじめたが、「汗をかきやすく、縫い目がほどけている」との苦情がたくさん出ている。会社側は「何か誤解がある」としているが、制服をつくっている工場の調査をはじめるようだ。
    • 昔ブダペストの高級住宅地といえば、ブダのバラの丘であったが、最近はブダペストで最も不動産の値段が高いのはブダペスト中心の建物の最上階の物件らしい。（例えばアンドラーシュ通りにある、140平米、７部屋の物件は１平米300万で、４億3000万フォリントするそうです。）
    • １００円＝２１３フォリント（OTP/５月１８日）
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    ５月１８日

    秋篠宮両殿下がハンガリーを訪問中です・・・が日本のマスコミでは新型インフルエンザのニュースに押されて出てきませんね〜。 http://tenyek.tv2.hu/Belfold/TenyekCikkek/2009-05-17-japan_herceg（ハンガリーの民放テレビのサイト）で両殿下がブダペストの動物園を訪れているビデオを見ることができます。（下の方にあります。）
    　テレビと言えば、学生がやった「日本の日」が地元のテレビ局（多分ケーブルテレビ）のニュースに出ました〜！。http://erdtv.hu/index.php/videotar.html?task=videodirectlink&id=716で見られます。（写真はhttp://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20090516#1242498127で見られます。）

    • もし国会で可決されれば、来年の所得税は18％、36％の枠組みから17％、32％の枠組みに変わり、更に低い方の税率（18％、17％）の上限が年収190万から500万にかわる。これだけを見ると国民すべてに減税・・のようだが、来年からは給与以外につく手当てなどを含めたすべての収入に所得税をかけるため、実際には17％、32％ではなく21.59％、40.64％の税の枠組みがかけられるような感じとなる。このため、月収がグロス14万フォリントの人は来年６万の増税となり、月収18万フォリントの人までは実質増税となる。一方、それ以上の収入の人は減税となるようだ。（これって弱いものいじめですか？）
    • 不動産税だが、（このままだと多くの国民に支持されないと思ったのか）社会党から物言いがつき、結果「財産税」のようなものにかえる動きがでてきた。これによると税金がかかる不動産は3000万フォリント以上の物件で、家だけではなく車やヨットなど高いもちものには税金をかける可能性もあるようだ。
    • 世論調査会社Gallupの発表によると、もし今欧州議会の選挙があったが、FIDESZがかなりの数が当選し、あとは社会党とJobbiぐらいしか議席を獲得できないだろう意見がかなり多い模様。
    • ブダペスト市議会は、社会党議員が横領などで逮捕されている関係で、社会党-SZDSZの議員数と、その他の党の議員数がまったく同じになってしまい予算が決められない状況となってしまった。それで別の女性が議員となったが、この女性には昔共産党のスパイだった過去があり、マスコミなどにこの点を強く抗議されたため、予算案の決議の後で辞任すると言い、本当に辞任した。これに対し野党側は猛反発した。
    • 刺繍で有名なカロチャにあるカロチャ病院の小児科にはフルタイムの医師がおらず、半年の運営停止措置が取られた模様。
    • 自動車会社は「新車購入時に政府が補助金を出す」案を提出していたが、政府は結局「ハンガリー経済回復の効果が少ない」とこれを支持しないことを決定した。
    • １７日の朝早くブダペストの130番の終点で、２名いた酔っ払いのうちの１名がバスの運転席をトイレ代わりにしていた。これをみた運転手が注意すると２名は運転手に殴る蹴るの暴行を加えバスから突き飛ばした。そしてけがをした運転手をそのままにして逃走した。警察はこの事件解決に向け懸賞金もかけた。
    • １８日、国会は大臣の給与を15％カットするかどうかを決定する。（野党は50％下げるべきとこれに反対している。バイナイ首相は月収１フォリントを宣言している。）
    • セゲドで、F1ドライバー（ベッテル、ブエミ）がデモランを行なった。１０万人が集まったとか。
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    ５月１５日

    今日は学生たちがエールドの小学校で日本の日を行なう日です。彼等がつくったポスターはhttp://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20090514#1242254533で見ることができます。地元のテレビ局も取材に来るようですが、そのことを学生は知らないようです。彼等が参加しえている教授法の授業の様子はhttp://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20090514#1242255341で見ることができます。遊んでいるようにも見えますが、話している内容は結構真剣です。（私は上越教育大学の西川純教授が提唱する『学び合い』をハンガリーに根付かせることができないか・・・ということをやっています。まあ、この授業の姿が『学び合い』かというとわからないところもありますが・・・なお『学び合い』は協同学習とは根本的に違うため、西川教授が学び合いという言葉に二重括弧をつけました。）

    • ブダペストの大気が汚い状況が続いていたが、ここ数日風が強かったこともあり現在ブダペストの空港は非常に綺麗になっているとか。（http://www.kvvm.hu/olm/map.php?id=Budapest）
    • ジュルチャーニ前首相のブログが社会党のブログのリンクから消された模様。またジュルチャーニ前首相のブログ自身も政治的なことはほとんど書かれず、スーザン・ボイル（イギリスのスター誕生番組で美しい歌声を披露した中年女性）については記述しているが、ペーチの市長選挙については一言もふれていないそうだ。
    • 大家族国家協会によると、国からの産休手当て支給期間が短くなることにより、保育園や幼稚園に子供を入れようとする人が増え、幼稚園を新しくつくったり拡張工事などが必要になる。これらは産休手当て期間を短くすることでためられるお金よりはるかに多い金額を支払うことになり意味がないらしい。
    • 一昨年のオートバイ125ccクラス世界選手権の覇者で、現在250ccクラスで活躍中のタルマーチ選手と所属チームとの2年の契約が破棄された模様。（どうなるんでしょうね〜。）
    • １４日、ブダペスト１４区の銀行で強盗が発生し犯人が人質をとってたてこもったが、犯人は人質の多くを解放した後、警察が中に踏み込み犯人は逮捕されたようだ。
    • １００円＝２１６．４８フォリント（OTP/５月１４日）
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    ５月１４日

    • 政府は不動産税を導入しようとしているが、どの不動産がどのぐらいの価値があるかについては自治体が調査をし決定することとなる（不動産の持ち主が調査結果に納得いかない場合には外部の調査を頼むことができるようだ）。ただ不動産１つ１つの価値を定めるのはそれほど簡単な作業ではなく、専門家は、今国会で決定して来年の春から導入などできるわけがない・・・という意見を持っている。（導入まで最低２年、そして10億フォリントの予算が必要・・・と専門家は見ているようです。どの人だって、税金のことを考えたら価値をさげたいでしょうし、あわててやってもまた不正が生まれるだけ・・・と思うでしょうね。）また、不動産税に関してバイナイ首相は「税金払えないようなら、不動産を売ってもっと小さいとこに住めばいい」と発言したことにたいし、野党は「今すぐ辞任せよ！」と怒りの声をあげている。そして首相自身も「失言だった」と陳謝した。
    • 国会は付加価値税を20％から25％にあげたが、専門家は付加価値税を上げるということは、顧客に請求する額が上がるということ。ということは買い渋りとなるため、結局税金をとらない闇の仕事をするようになる人が増えるだけ・・・と指摘している。（まあ、そうでしょうね。闇にすれば、付加価値税の分安くなりますから書い手もよろこび、税金をはらわなくてもいいから売り手も喜びます。）ただ売り上げに対して一律の税金を支払う簡易税システムを採用している法人の場合、付加価値税のアップで収入は増えるものの、支払う方の税率はそのままなのでこれまでより得にはなるようだ。
    • MDFは、党主であるダービド氏のやり方についていけない党の国会議員が党を離れ、10名そろわないとできない国会の党会派がつくれない状態となっていた。ここにきてある無所属の議員が党に加わることで会派がつくれそうな雰囲気になったが、１３日、古参議員３名が党から離れたため、党が会派をつくることもできず、以前にもましてばらばらになってしまった。
    • ペーチではFIDESZの市長が誕生したが、それまで３人いた社会党の市長代理をすべてポストからはずし、FIDESZから１名、社会党から１名市長代理を出すように命じた。（トップがかわると、とんでもない末端までがらっと人がかわるのがハンガリー的ですけど・・・どうなるんでしょうね。）
    • ブダペスト市議会では、社会党の議員（区長）が詐欺容疑で逮捕されたため、市議会の審議がストップする状態が続いた。それで逮捕されている人の議員資格をなくし、別の女性を社会党議員とした。ただその後、この女性議員は相当市民などからいじめを受けたらしく（脅しやら噂やらを流されたようです）予算が決定したら議員を辞職すると発表した。
    • １３日朝、ブダペストの東駅と南駅で爆破予告があり、合わせて15本が運休、５５本が合わせて1199分送れた。結局爆弾はみつからなかった。
    • エゲルで無銭宿泊を繰り返していた男性が逮捕された。（さすがに同じ町で同じことを繰り返していたらばれるでしょうね。かなり余罪がありそうだとニュースでやっていました。）
    • ハンガリーでもここ２週間で、複数件、新型インフルエンザの疑いのある人が病院へ運ばれたが、今のところ感染者はいない模様。
    • １００円＝２１０．３４フォリント（OTP/５月１３日）
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    ５月１３日

    • バイナイ首相は今年のハンガリーの経済成長に関し「マイナス６％にはなると思うが７％までは行かないと思う」とテレビ局のインタビューで発言した。
    • 今年の税制については既に国会で決定したが、来年は低い方の所得税の枠を今年の年収190万までから年収500万までに引き上げることを考えている模様。これによりハンガリーで所得税を払っている人の９割が低い方の所得税枠のみ・・つまり減税になるという・・（所得税の枠組みの18％、36％から17％、32％になるらしい。・・・ただ、税金のかかり方がちょっとかわるようで、すべての人に現在となるわけではないようです。）
    • オルバンFIDESZ党主は、ペーチ市長選挙でFIDESZ候補が大勝したのを受けて、「国が右派と左派で２分されていた時代は終わった。」と発言した。一方、社会党はFIDESZが組織的に選挙違反をしていたとして裁判所に訴えるとの考えを示した・・・
    • 政府は来年春からの不動産税（固定資産税）導入を考えている（当初は3000万フォリント以上の不動産には１％の税がかかると噂されていたが、そこまでは高くならないようだ。200万フォリントまでは０％、200〜1000万フォリントまでは0.2％、1000〜3000万までは0.35％、3000万以上は0.5％）。一方FIDESZは来年春には選挙があり、私達がかったら不動産税は導入しないので、心配ないと発言した。（不動産税に関しては、私の周りにも怒っている人がたくさんいます。バイナイ首相は、収入もないのに大きな家に住むのが間違っている。税金が払えないなら引っ越せばいいとテレビで発言していましたが・・・）
    • エーレッチェーギはまだまだ続いています（１２日は生物の試験でした）
    • １００円＝２０４．８４フォリント（OTP/５月１２日）
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    ５月１２日

    昨日紹介した「かざぐるま」ですが、某大学の大学院からサポートが入るかもしれません。ありがたい話です。詳しい話しがきまったら、またここでも紹介します。

    　１５日に、教授法を取っている学生が、エールドという町の小学校で日本文化を紹介するプログラムを開催します。マルトンヴァーシャールについで小学校訪問は２度目です。１２日の授業でリハーサルをやる予定ですが・・・彼等ならきっとすばらしいプログラムをやってくれると思います。

    　J-CAT、なでしこ会などが絡む素晴らしいプログラムには遠く及びませんが、ハンガリー人の日本語教師予備軍も（ほそぼそではありますが）頑張っています。（興味のある方は、szeidzsi@yahoo.co.jpまでご連絡ください。）

    • 国会は付加価値税を７月１日より20％から25％に引き上げること、パンなどに関しては18％に引き下げること、所得税はこれまで170万フォリントまでが15％、それ以上の部分は36％であったが、来年１月から190万フォリントの収入までは所得税を18％とすることなどを決定した。
    • ハンガリーでは選挙があるとき、前日からは選挙運動が禁止となるが、１０日に行なわれたペーチの市長選挙では、社会党側の支持者が運動禁止期間に電話をかけたて投票を呼びかけていた模様。一方FIDESZの支持者も有権者を車にのせて投票所まで連れて行くなどこれまた違反行為があったようだ。（選挙はFIDESZの候補者が大勝したのだが、この人「ペーチ市民の勝利」と宣言してしまった。前もFIDESZが勝ったときに「ハンガリー人の勝利」と言っていたけど、何でこういうことを言うのかなあ・・・バカだな〜。今回国会議長で大統領候補にもなったスィリ氏が大敗したことで、社会党の動揺は隠せないんだから、勝利者として余裕かましておけばいいのになあ・・）
    • 金融危機となってから、ハンガリーで心臓麻痺などで亡くなる人が増えているという。（ヨーロッパ全体でも最も死亡者が多いのだそうです。なお、昨年心臓麻痺に襲われた人の４分の１は６０歳以下だったそうです。）
    • 工業大学前のドナウ川沿い道路は５月から来年の９月まで工事のため閉鎖されるとか。一方、マルギット橋は最も早くて８月の頭からの閉鎖となるらしい。
    • European Values Study のアンケート結果によると、ハンガリー人の多くは自分や家族レベルで関心がとまっているとか。（もっと広く、地域のため、国のため、世界のため・・という意識が低いようです。）
    • あるSZDSZ議員によると、法律の定めに反し、人種差別的な教育を行なっている（マジャールとロマを分けている）学校がハンガリーにはまだ400ほどあるのだそうだ。（４００の地域で、貧困層にある家庭の子供がある１つの学校に集められ押し込まれている・・・という表現ですが、貧困層のほとんどはロマだと思います。）
    • 雨不足のため農業に大きな打撃を与えている模様。これまでの被害額も100億フォリントに達しているとか。
    • 義務教育期間に、子供が無断欠席をした時間が10時間を越えた場合（幼稚園最終学年では７時間）場合、学校は保護者に通達を出す。場合によって３０００〜５万フォリントの罰金となるが、これは社会保障で受け取る金額からは払うことはできない。そのためお金がない場合には奉仕作業に参加することになるが、これもできな場合には刑務所に入れられることもある。ただ刑務所で１日すごしても1000フォリントの罰金を支払ったことにしかならないのだそうだ。
    • １００円＝２０３．６１フォリント（OTP/５月１１日）
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    ５月１１日

    　現在ハンガリーには「日本人学校」「日本語補習校」で国語教育が行なわれています。私の娘が通う「かざぐるま」は、「継承語としての日本語教育」を行なう場で、「日本人学校」「日本語補習校」とは少し性格を異にしています。

    　継承語としての日本語教育（以下日本語教育）は、日本語がマイノリティー言語である環境で育つ日本人、日系人子女の日本語教育を指します。日本語能力のレベルが高い場合には、国語教育とあいまいになる部分がありますが、例えば以下の点が国語教育とは異なります。

  • 日本語教育は日本語能力０から国語教育対象者まで全てを含みます。
  • 国語教育は学習指導要領に則り、（ものすごく単純に言えば）国語教科書にある「めあて」を「わかる」「できる」ことが目標となります。一方、日本語教育はこれにこだわりません。例えば、国語教育では算数の教科書を使いませんが、日本語教育では算数の教科書も教材になります。
  • 国語教育では、教科書は「めあて」を「わかる」「できる」ために使います。しかし日本語教育では例えば以下のような使い方も可能です。（一部の例です。）

    •  ・教科書を丸めて望遠鏡にする。丸めた教科書で机をたたく。（「丸める」「遠くを見る」「たたく」など語彙練習）
    ・教科書を広げて「パタパタ」「バッサバッサ」と動かす。ページをパラパラとめくる。教科書をサっと上にあげる。（擬音語・擬態語の練習）
    ・先生が説明した絵を教科書から探す。（聴解タスク練習）
    ・挿絵の説明をする。（説明）
    ・挿絵に出ている人や動物に手紙を書く。教科書のストーリーの続きを書く。主人公になって日記を書く。ストーリーが10年前におこったものと仮定して、主人公が思い出話を書く（作文）
    ・教科書のストーリーから歌をつくって歌う。（文化）
    ・教科書から「なんかへんだな〜」というところを探す（文化）
    ・１〜２年前に使った教科書の目次を見てストーリを話す。（説明）
    ・１〜２年間に使った教科書を使用して速読練習・暗唱練習をする。（読解）

    　日本の教科書はそれ自体が日本の文化です（隠れたカリキュラムとも言えます）。日本にいる子どもから見ると当たり前のようなことを発見し学ぶ、それも日本語教育の大事な部分です。（例えば、挿絵の太陽が赤いのもそうです。登場人物の服装、男女と職業、人々や動物の性格などよく見ると日本らしいところがきっとあるはずです。ぜんぜん日本語ができなくても、そういうところを見つける・・・それだけでもう日本語教育と言えます。）

    　 　娘が通う「かざぐるま」は５月９日よりブダペスト１４区の小学校に移りました。この小学校はかざぐるまに通う生徒の１人が普段通っている学校です。学校側に「かざぐるま」の話をしたところ、日本とハンガリーの２重国籍を持った我が校の生徒のサポートになるのであれば・・・（教室使用料等の料金は発生しますが）教室を使うことができるようになりました。そして、「かざぐるま」が入ることで、日本語を知らないハンガリー人の子供や保護者、先生方、そして地元の人の中にも「日本語を勉強してみたい、日本文化に触れてみたい」という動きが出てきています。そして書道クラブがスタートする動きもあります。

    　このまま、ハンガリー人の生徒用の日本語のクラスがはじまり、日本とハンガリーの２重国籍を持つ子についての理解も深まっていけば、日本人の子息受け入れ体制も整ってくると思います。インクルージョンという言葉がありますが、日本人と２重国籍の子とハンガリー人がともに同じ場所で学ぶ・・１４区の学校が、そんな素敵な学校に本当になれればいいなと（勝手に）思っています。

    　「かざぐるま」には現在「かざぐるま」に通う弟や妹やその友達からなるチビッコクラブも自然発生的に存在していますが、14区の学校にうつったら、もっともっといろんな方が自由に「かざぐるま」を訪れ、様々な立場の日本人の方やそのお子様の溜まり場みたいになれればと思っています。そして、その中で、楽しそうな活動が新たに生まれれば最高だと考えています。詳しいことが決まりましたら、またご連絡いたしますが、「かざぐるま」のブログの５月９日の書き込み    を見ると、どんな雰囲気かご理解いただけるのではないかと思います。
    • 警察官は25年勤務すると年金生活が送れる。ただ人員不足もあり、その後も勤務を続ける人に対して給与に5万フォリントを加えるという政策が取られている模様。
    • ７日、鉄道その後のストライキがあったが、鉄道もすべての職員がストをしたわけではなく、昼の12時ににはストが解除された。（朝６時の段階ですでに７割の電車が動いていたようです。）同日はドイツ語のエーレッチェーギがあったが、ストが原因で受験できなかった者はいなかったとのこと。
    • ハンガリー大学学長会議では、大学入試として利用するエーレッチェーギ（日本のセンター試験のようなもの。ただし日本とちがい学科によって受験科目が変わる。受験科目は２科目。上級と中級の試験がある。）の受験科目のうち１科目を上級で受験しないと大学生のレベルが下がる・・・と主張している。同じように高校側も「中級エーレッチェーギはレベルも高くないし、年々更にレベルが下がっている。これでは駄目だ」と主張している。一方、地方のあまり人気のない大学は「それだと学生が来ない」とこれに反対している。
    • 犯罪学の専門家によると、（ハンガリーで発生する）汚職の８割は世間の目に触れることはない。またこの金融危機で汚職が更に増える傾向にある・・そうだ。
    • （極右的といわれる）MIEP（ハンガリー正義と人生党）は６月７日投票の欧州議会選挙に立候補者リストを提出しないことを決定した。（まあJobbikという似たようなのがありますけど・・）選挙管理局の発表によると10の党が８つのリストを提出した。
    • 地下道などでの犯罪を防止するために、今後３年間にブダペストの各地下道に総15台のカメラを設置することとなった。（確かに場所によってはこわいところがありますね。）
    • 欧州議会選挙のSZDSZリストのトップは５月９日のヨーロッパの日（第二次世界大戦がヨーロッパで終戦となった日）を祝日としたいと主張している。
    • ここ１週間で、フォリントベースでガソリン原価が１１％、軽油の原価が6.6％値上がりしたこともあり、今週はガソリン・軽油の売値が値上がりする可能性が高い。
    • 今年は夏が早くくるようで、最近も暖かい日が続いているが（１０日、セゲドで30度に届いたそうです）このせいで蜂蜜の収穫量が半減している模様。（蜂蜜が値上げする可能性が高いそうです）
    • ハンガリーの名馬オーバードーズは現在イギリスの競馬に出走する予定だが、何か硬いものをふんでしまったようでけがをし、計画していた出走を現在見合している模様。
    • ペーチでは１０日、市長死去による市長選挙が行なわれた。選挙戦では社会党がすべての住宅をまわる一方、FIDESZが「社会党テロがやってくるのでドアを開けるな！」とスピーカーで叫びながら回るなど中傷合戦にまで発展していた。投票率は４割以下だったが、FIDESZ候補者（この人はもともとペーチの市長だった人）が社会党候補者（現国会議長のスィリ氏）を大差で下して市長となったようだ。（社会党は、「世論調査会社の発表する社会党の支持率と比べれば、その倍ぐらいの得票があった！」とポジティブな主張をするのがやっと・・・ぐらいの大敗だったようです。）
    • １０日、マリファナを合法に！という集まりがマルギット島であった。（ドラッグの合法化はSZDSZが主張しています。）
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    ５月８日

    　（再掲載です）現在、私のカーロリ大学の２年生の授業では５〜１０ページ程度の日本語論文を書かせているのですが、折角なので日本人の方の前で発表会をやろう！ということになりました。５月２２日（金）、午後１時半からを予定しています。
    　学生も頑張っているので、つい学生に「30名のお客様を集める」という無謀な宣言をしてしまいました。宣言したものの・・・既に不安です。何卒みなさまのご協力よろしくお願いいたします。
    　当日は生け花クラブもある予定で、また書道クラブの作品も展示する予定です。また、折角なので、いろんなことやりたいです。何かアイデアありましたら、szeidzsi@yahoo.co.jpまで、是非是非よろしくお願いいたします。

    • 公正取引局は、Citibankが「０フォリントからの銀行口座」と名づけたキャンペーンについて、その条件についてを小さい文字で書いてある部分に載せたのは顧客を騙すことにつながる・・として500万フォリントの罰金を命じた。（日本でも約款なんか本当に文字が小さいですよね。）
    • ある野党系の日刊紙は「金融危機で毎月100名以上がホームレスとなっている」という記事を掲載した。（各市民団体のところに来た、新規にホームレスとなった人の数を合わせるとそういう計算になるらしい。）
    • 所得税申告の期限が５月２０日とせまってきた。（現在ハンガリーでは原則的にはすべての個人が個々に所得税を申告します・・・カーロリ大学は大学がやってくれるので助かっていますけど・・・）
    • 日本の連合に近いLIGAによると、８日のストライキに参加する人は１万名以上と言っているが実際のところはどうなるかわからないようだ。鉄道のストライキだが、長距離バスが臨時便を出すなどして対応するようだ。
    • フェリヘジ空港建物拡張工事に伴い、飛行機が停まる場所の拡張工事の第一段階が終わったようだ。計画では２０１２年までに更に場所を広げ建物も拡張する予定。（どんなものになるんでしょうね〜）
    • １００円＝２０５．２２フォリント（OTP/５月７日）
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    ５月７日

    • 200フォリント硬貨は６月の中頃から流通し始めるそうで、合わせて710万個つくる予定であるが、すでに1550万個はできたらしい。（200フォリント紙幣は11月15日まで使用ができるそうです。この「ハンガリーデイリーニュース」って10年ぐらい前からやっているんですけど、確か最初のころのニュースは昔の5000フォリント札の有効期限についてだったと記憶しています。昔は、5000フォリント札はオレンジで、他のお札もものすごくカラフルでした。）
    • パクシの原子力発電所の４日に事故があったが、現在その原因を調べている。（2001年から17回事故が発生している。あそこの近くだけやたらと道がいいんですよね〜。）
    • ８日の鉄道その他のストライキにBKVの組合は参加しないことを決定した。教員組合のうちの１つがストを予定しており、ドイツ語のエーレッチェーギができなくなる可能性があるが、教育省との交渉は難航している模様。（ストは更なる混乱を招くだけ・・と参加しない組合も結構あります。）
    • 新型インフルエンザのサンプルがアメリカからハンガリーに届いた。これでワクチン製造がスタートできるとのこと。
    • 銀行強盗の数が増えているが、６日もブダペスト11区や13区の銀行支店で強盗事件があった。
    • エーレッチェーギ３日目は歴史。ある学校では「学校爆破予告」があったが、すぐに事態は解決した模様（もう明らかに生徒がやっているってわかるパターンですよね〜。私が高校で教えていたときも２度爆破予告事件あって、学校から避難しました。）
    • インターネットでカメレオンについての面白い動画がある（http://www.rtlhirek.hu/video/54156）これについてあるニュース番組が専門家に聞いたところ「ありえる動画」と答えた模様。（ちょっとほのぼのとしたニュースも入れてみました。）
    • １００円＝２１１．７フォリント（OTP/５月６日）
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    ５月６日

    　現在、私のカーロリ大学の２年生の授業では５〜１０ページ程度の日本語論文を書かせているのですが、折角なので日本人の方の前で発表会をやろう！ということになりました。５月２２日（金）、午後１時半からを予定しています。
    　学生も頑張っているので、つい学生に「30名のお客様を集める」という無謀な宣言をしてしまいました。宣言したものの・・・既に不安です。何卒みなさまのご協力よろしくお願いいたします。
    　当日は生け花クラブもある予定で、また書道クラブの作品も展示する予定です。また、折角なので、いろんなことやりたいです。何かアイデアありましたら、szeidzsi@yahoo.co.jpまで、是非是非よろしくお願いいたします。

    　あと、ず〜っと先の話なのですが、日本語教師になるための勉強をしている学生と一緒に、９月４〜６日を使ってエトボシュロラーンド（ELTE)大学とカーロリガーシュパール（KRE）大学の日本学科入学者を対象とした新入生歓迎キャンプをしようと計画しています。キャンプの企画運営は学生におまかせなのですが、ELTEの先生と「何か差し入れをしようか」という話をしています。
    　今考えているのはラーメンです。日本学科の学生にラーメンのとりこになってもらうことで、ゆくゆくはハンガリーに住む日本人の方と一緒に「ハンガリーインスタントラーメン王決定戦」を企画できないか・・・と考えています。ばかばかしい企画ですが、ハンガリー独特の、しかもうまいラーメンが食べられたら・・という個人的な食欲もこの企画を後押ししています。（ELTEの先生が言ったのは「パプリカチキンラーメン」これはうまそうです。私が出したのは「マーコシュ（けしのみ）ラーメン」う〜ん、これはまずそうです。）こちらの方もみなさまのお知恵を拝借したいです。それとも差し入れするなら「焼きそば」の方がいいでしょうか。（最近ちょくちょくスーパーで見るようになってきましたし・・・それにしてもテスコでは日清のスマックがなぜあれほど高いんでしょうね・・・50食ぐらいは差し入れしたいので、あんまり高いと困ります〜）

    • ５月８日には鉄道ストが予定されているが、鉄道だけではなく長距離バス、医療機関や学校などでもストが行なわれる可能性がある模様。この日はドイツ語のエーレッチェーギが予定されているが、この日程変更は行なわれないようだ。（いざとなったら車で送ってもらうのでしょうか・・まあすべての組合が参加するわけではないので、同じ職種でもストをしてたりしていなかったりということになるのでしょう。）
    • マダニは頭から人間の皮膚を食い破り体内に入ろうとするだけではなく、病原菌の媒介役にもなっておりやっかりな存在だが、地球温暖化の影響かこれまでではマダニに食いつかれることがなかった公園などでもマダニが発生する可能性が出てきている。特に小さい子は注意が必要だ。
    • 先週の３連休（金〜日）の間、消防自動車の出動回数が600回近くあった模様。そのうち350件は屋外での火事だったようだ。なお、現在も焚き火など火をつけることは禁止状態にある。
    • 金融危機の影響か、ジュールでは毎週日曜日に開かれる蚤の市が大盛況らしい。ボタンからタンスまで何でも買えるらしいが「とにかく値切れ！」のルールは大切とのこと。（あ〜、気の弱い私にはとてもねぎれな〜い）
    • エーレッチェーギ２日目の数学の試験も無事終了した。問題も難問奇問はなかったようだ。
    • １００円＝２０７．５６フォリント（OTP/５月５日）
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    ５月５日

    • 今週だが、フォリントが少し強くなったためガソリンは値上がりせずそのままの値段になりそうだ。軽油は値下がりする可能性が高い。
    • 今年４月の車の販売台数は昨年同時期の52％減だったことが車販売協会の調べで明らかになった。
    • Progressziv Intezetが2009年４月に行なった調査では、ロマに対する厳しい意見が更に少し高くなったことが明らかになった。2008年10月では81％の人が「ロマもハンガリー人と同じように生活すべきだ。」という意見であったがこれが2009年４月では82％になった。またロマが抱える問題に関し「彼等がきちんと働けば解決する」と考えている人も82％から84％に増加した。また46％の人が「特にロマが行なう犯罪があり、刑法でそれらを取り締まる必要がある」と回答した。また80％の人が「個人的には、ロマとの関係を修復するために何もできない」と回答した。
    • パーリンカーシュハンガリー科学アカデミー総裁はハンガリーの大学について「ボローニャプロセスを受け入れるにあたって、ハンガリーはいつもの癖で、最後の最後であわててこれを実行したため、それまでの５年制のシステムをそのまま３年のシステムに詰め込んだだけにしてしまった。このせいでハンガリーの大学は上手く動かなくなりレベルも下がっている」と意見を述べた。（実際かなり振り回されています。）
    • ここ最近ロマを狙った殺人事件がふえ、警察も数件の事件をあわせて懸賞金（5000万フォリント）を出すなど対応しているが、アメリカのFBIも事件の捜査協力を行なうこととなった。
    • エーレッチェーギと呼ばれる、高校卒業試験+大学入学試験が４日よりスタートしているが（４日はハンガリー語・ハンガリー文学、５日は数学・・・・と６月末まで続きます）この試験には上級と中級がある。ただわざわざ上級をうけなくても中級テストの得点で多くの大学に入れるのが現状のため、大学学長会議では大学入試で「現在２科目の受験科目があるが、このうち１つを必ず上級で受験する」などの規則を盛り込みたいと考えているようだ。
    • ５日より１１月まで高速３号線のグドゥルーのインターチェンジが工事のため閉鎖される模様（ブダペスト方面）
    • ブダペストの近くのビアトルヴァージには、1930年代に爆破事件があった鉄橋跡があるが、観光客が来るようにとこれをライトアップし始めたようだ。
    • ５月８日に鉄道ストが予定されているが、この日はエーレッチェーギのドイツ語試験の日のため、影響が予想されている。（ちなみに日本語の筆記試験は５月２１日です）
    • ４日国会は１３ヶ月目の年金廃止と年金受給年齢の段階的連続的引き上げを決定した。
    • マルギット橋の改修工事は７月に始まり、工事が終わるのは2010年の秋になる模様。
    • １００円＝２１１．８４フォリント（OTP/５月４日）
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    ５月４日

    • 今年もハンガリー人富豪トップ100が発表された。（http://www.a100leggazdagabb.hu/default.asp?cCenter=100&order=7&dir=a&limit=0）上位陣は金融危機で財産を減らしたようだが、トップ100の中にはこの時期でも財力を伸ばしている者もいるようだ。（上位100名合わせると、3790億フォリント分の財産が減ったとか。トップはデミヤーン・シャーンドルという人で1400億フォリントの財産があるそうです。上位陣を見ると不動産業関係者が多いようです。）一方、この富豪トップ100を出した Hoffmann Research Internationalによると、ハンガリー人の４割は500〜1000万フォリントの財産があればお金持ちと考えていることもわかった。（普段の稼ぎがよくて、500〜1000万の貯金があれば・・ってことなんでしょうか・・・）
    • ある日刊紙が報じたところによると、外貨建てローンを組んでいる人の４割が支払いが30日以上遅れた状態になっている模様。（野党系の新聞なので幾分誇張があるかもしれません。）
    • ブダペスト市議会は６月１日から、ブダペストの有料路上駐車場の場所を広げ、料金も平均30％値上げすることを決定した。
    • バラトン湖の観光シーズンがスタートした。関係者はフォリント安で外国人ツーリストが増え、これまで外国に行っていたハンガリー人観光客もバラトンに来ることを期待している。（観光シーズンにバラトン湖・・・もう何年も行ってないです。）
    • 各種世論調査会社が各政党の支持率に関する調査結果を出しているが、今回の首相交代のゴタゴタで社会党の支持率は更に下がっていることが伺える。（過去12年間で最低だそうです。）ただFIDESZ党主のオルバン氏は「これらの数字をうのみにしてはいけない。我々は気を引き締めていかなければいけない」と支持者に呼びかけている。
    • 欧州連合統計局によると、ハンガリーの経済は欧州連合に入る前の2000〜2004年に成長を見せたが、欧州連合に入ってからは旧加盟国に追いつくどころかどんどん差を広げられている一方なのだそうだ。（新規加盟国の中ではハンガリーの経済成長が最も遅いそうです。困りましたね〜。）
    • ５月末からブダペストの自由橋が再開される予定だが、２日の土曜日は橋が通行止めになり、市電も、自転車も、歩行者も渡れなくなった。そうとは知らない人が橋に近づくと、礼儀正しいとはいえない警備員に追い返されたりしてトラブルもあったようだ。（
    • ４日から、高校の卒業試験+大学の入学試験がスタートする。今年は経済学部への希望者が一番多いとか。（ハンガリーの大学入学試験のシステムは非常に複雑です。どうしても知りたい方は http://lustajapantanar.dokkoisho.com/erettsiginyuumon.pdfを見てみてください）
    • ３日、パラグライダーがブダペスト３区のユーロセンターに不時着する騒ぎがあった。
    • ハンガリーでも原動機付自動車モペッドカーが走っているが、４月１日よりナンバープレートをつけなければなｒなくなった。ただ今のところはまだナンバープレートがついていなくても注意を受けるだけでいいようだ。（モペッドカーは見るのは楽しそうですが、実際運転するのはどうなんでしょうね。）
    • ３日は母の日でした。
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