ニュース
6月27日

これも値上
7月1日から、薬や高速代(5号)が値上がりし、語学教育も付加価値税がつくようになるなど、貧乏人にとってはつらい状況となっているが、ブダペスト市内交通機関BKVのチケットも7月1日から値上がりとなる。(1枚、125フォリント)チケットは値段がかわるだけでなく色も黄色っぽくなるようだ。(今は紫だけど、その前は黄色だった。ただカラーコピーの偽造チケットが出回ったので、チケットコントローラーがチケットを破った時に、中味の色で偽造かどうかわかるように紫にした。もっと以前だと、バスとその他の交通機関は値段が違っており、バスは青、その他は黄色だった。)

やっぱりどこかおかしい
現在のハンガリーの人口は1000万ちょいだが、生活に必要な最低金額(1月2万フォリント!)以下の金額で生活している人が100万人を越えていることが、ハンガリー科学アカデミーと国連の調査で明らかになった。尚、収入でいうと収入金額上位10%の人達で、全体の25%の収入を得ている計算らしい。)ちなみに私は自由な裁量で使える時間が多い今の「教員」という仕事に大変満足しているが、収入面だけ見ると、手取り額は月10万フォリントを軽〜〜く下回っている。

水位
ここのところ水不足が続いているが、ハンガリーを流れる川の水位もかなり低くなっているようだ。

レート
100円=186.67フォリント(OTP・6月25日、午前10時39分現在)

亡くなってしまった
24日、ヴェスプレームで郵便配達人が襲われ(3発撃たれた)、配達用年金を奪われる事件が発生したが、被害者の配達人が26日亡くなった。(彼はいつもは別のところを担当していたが、たまたま襲われた日はその区域の配達を行っていたのだとか・・・ご家族の方も悔やみきれないに違いない)

6月25日

レート
100円=183.63フォリント(商業信用銀行、6月24日、午前10時26分現在)

郵便配達人襲われる
24日、ヴェスプレームで郵便配達人が襲われるという事件が発生。この配達人は年金を配っていたが、銃で撃たれ金を奪われた模様。

人口減少
ハンガリーは人口が減り続けているが、2003年の1〜4月の間も3万500人が生まれて、4万9000名が死亡したので、更に人口が減少した。ちなみに2002年4月終り現在でのハンガリーの人口は1012万3000人。

開通
セクサールドを流れるドナウ川に橋をかける工事が進められてきたが、いよいよ7月4日に開通する予定。

聞いた話
▼ミツコで話題となった民放TV2は、以前放送していたBig Brother2の内容に問題があったとのことで25日の夜20分間放送停止処分を食らう模様。(前にも同じような処分があった)
▼政府決定により、7月1日より語学教育にも25%の付加価値税がかかることになった。これで確実に語学学校の学費は上がる。

6月24日

今日の天気
雨が降る所があるかもしれませ。最低気温は16〜24度、最高気温は29〜34度の予想です。

強盗殺人
ヴェスプレーム県のセントキラーイサバドャーンのある住宅で84才の男性が殺されるという事件が発生した。警察の調べによると犯人は物取りが目的だった模様。

値上がり1
7月1日から、高速5号線の高速代金が4%値上がりとなる。ここは定期ではなくて、走行距離に合わせて料金を払うシステム。とにかく高くて利用者はあまりおらず、隣を走る国道5号線が常に渋滞している。(現与党の社会党は、高速1・3・7号線も5号線同様に走行距離に合わせて料金を支払うようにしたがっているが、正直言ってやめてほしい。)尚、この値上に反対してトラック運転手がデモを行った。

夏休み
政府はメッジェシ首相が今週一杯(29日迄)夏休みに入ると発表。オーストリアやドイツで休むようだ。

値上がり2
7月1日より、200種類以上の薬が平均9.7%値上がりとなる。

差し戻し
政府は病院の民営化を目指し、国会で1度はこれが可決されたが、大統領が「もう少し審議するように」とこれを差し戻した。(なんだかんだと色々あって与党の人気が少しずつ落ちはじめている)

6月23日

脱走
▼22日、ブダペストの刑務所から40才の男性が脱獄するという事件が発生。この男性は監獄中庭の壁をよじ登り、途中鉄条網にズボンがひっかかったが、それを脱ぎ捨て逃走した。周りには子供達もいたので、警察はこの男性に向って発砲できなかったらしい。(この男に続いてもう1名脱走しようとしたが捕まった。尚、脱走した男は婦女暴行などの罪で、刑期があと14年残っている)
▼22日、セゲドの病院からも服役者が1名脱走した。この服役者は麻薬関連の罪で刑務所に入っていた。(テレビのニュースによれば、1年に20〜25名が脱走しているとか。監獄から脱走する者は少なく、作業所から逃げ出すものが殆どらしい。ただ、脱獄者の多くは自ら警察に出頭するとのことだ)

地震
ヤースアパーティという町で地震が発生。同町の2軒に1軒が、煙突や壁などにひびが入るなどの被害を受けた。また100キロ離れたブダペストでも揺れが感じられたという。(この町ではここ1年に4回地震に見舞われているが、今回の揺れが1番大きかったとか。専門家の話だと、今後も地震が起きる可能性が高いとのことだ)ちなみにハンガリーの歴史上最も大きかった地震は1763年のマグネチュード6レベルのもので、この時は1000名以上が亡くなったという。

6月20〜22日

37位
イギリスのMercer Human Resource Consultingは毎年、世界144の主要都市のを対象に「生活費がどのぐらい必要か」という点でランキング調査を行っている。今回発表された2003年度版では、1位が東京、2位がモスクワ、3位が大阪という順になっており、ヨーロッパの主要都市がユーロ高の影響で順位を上げ、アメリカ各都市がドル安で順位を下げているのが特徴となっている。ブダペストの場合、ユーロ高は関係ないが、フォリント自体が強くなっていることから昨年より38位順位が上がり、37位となっている。

世界チャンプ誕生
ハンガリーのプロボクシング界では、これまでココーこと、コバーチ・イシュトバーンが1度世界チャンピオンになっているが、21日イギリスでタイトルマッチが行われ、ハンガリーのコータイ・ミハーイ選手がハンガリー人としては2人目の世界チャンピオンとなった。結局ココーは1度も王座を防衛できなかったので、コータイ選手には頑張ってほしいものだ。(ココーは王座を奪われた後、1度はリングにあがったがその後引退。現在は実業家として活躍している。昨年の選挙で、青年民主同盟側に立ち、それが原因でちょっと影は薄くなったが、現在でもテレビ番組の司会をつとめたりメディア界でもよく見かける。また彼はIBSという学校に通っていたが、学校側は彼を落第させないよういろいろ気を使っていたという話を聞いたこともある。いずれにせよ、日本のボクシング世界チャンプの扱われ方とはちょっと違うようだ。)イ

6月19日

今日の天気
朝方はまだ雨が残りますが、だんだん天気が回復してくるようです。最低気温は14〜19度、最高気温は23〜28度の予想です。

300度
18日未明、ミシュコルツの近くにあるヘイェチャバという町にあるセメント工場で49才の工員が300度の高熱の粉がふりかかり、火傷を負って死亡するという事故が発生。

カミオンストップ
次の週末(6月21日)から8月31日まで土曜日の朝から日曜日の夜まで7.5トン以上のトラックは走れなくなる。(夏休み用の措置、普段は土曜の夜か、日曜日のみカミオンストップがある)

どうかなあ
The Economist Intelligence Unitによれば、新規EU加盟国が旧加盟国と同じ生活レベルになるには100年はかかると発表。

6月28日

ちょっと小耳シリーズ
▼警察の発表によると、2002年は女性の犯罪がかなり増えたという。ただ、それでも全体の14%だとか。
▼先週末、そして今週に入っても交通事故が続出しており、警察は取り締まりを強化することを決定した。(17日も国道63号で大事故があった)
▼新郎新婦を乗せた車に対向車が突っ込むという事故についてお知らせしたが、その後の調べで突っ込んできたメルセデス・ベンツは事故当時時速200キロで走っていたことが明らかになった。
▼先日、サッカーの試合で暴動事件があったが、噂によるとサポーターが暴動を起こさないよう、サポーターに金を払っているチームがあるとのこと。

レート
100円=182.2フォリント(OTP・6月17日、午前10時56分現在)

今日の天気
西から雲が広がり雨が降るところもあるでしょう。最低気温は11〜16度、最高気温は24〜29度の予想です。

発見
ブダペストのドナウ川から、昨年モールで起こった残忍な手口の銀行強盗で使用されたと思われる銃が発見された模様。(容疑者として逮捕された男達の証言を元にダイバーが探し出した)

式典
ハンガリーはオスマントルコから解放された後、ハプスブルグ帝国の支配下に置かれることになったが、これに反対するハンガリー人たちが18世紀頭にラーコーツィ・フェレンツ2世を中心に解放戦争を行った。17日はこれを記念して式典が国会議事堂前で行われた。

6月17日

多忙につきちょっとだけです

今日の天気
天気のよい1日となりそうです。最低気温は10〜15度、最高気温は24〜29度の予想です。

金融組合国家管理局局長襲われる
16日朝、金融組合国家管理局局長のサーズ・カーロイ氏が3人組みに襲われるという事件が発生。同氏は全治1週間以上のけがを負った。(自転車の男がサーズ氏の運転する車の前で転び怪我したふりをして、それを助けようと近づいた時に襲われたらしい)この事件の裏には政治的な問題があると噂されている。

記念式典
1958年6月16日は、56年のハンガリー革命でリーダーシップをとったナジ・イムレ氏が処刑された日。それで16日に式典が行われた。

全部壊れていた
4月にパクシ原子力発電所で事故があったが、事故当時、事故のあった第2ブロックの30の冷却枠が全部壊れていたことが明らかになった。

6月16日

今日の天気
お日様も出ますが、北東部などでは雨がふる可能性もあrます。最低気温は12〜17度、最高気温は23〜28度の予想です。

殺人
14日、ミシュコルツのネープケルトで通行者が男性の遺体を発見したが、その後の警察で殺人の疑いが高いことがわかった。

事故多発
15日は、午前中だけで11名が死亡するほど、ハンガリー各地で交通事故が発生した。
▼ブダペストとセンテンドレを結ぶ国道11号線で15日未明、ある乗用車が対向車線に突っ込み、前から走ってきた車と衝突。6名が死亡した。この2台にのっていた人たちは、皆同じ結婚式・披露宴に参加していた人たちで、一旦披露宴を抜け出し、また披露宴に戻る途中の車が、披露宴から帰る車とぶつかった模様。尚、いきなり対向車線から車に突っ込まれ、逃げる場もなく衝突してしまった車には結婚したばかりの新郎・新婦も乗っていた。(新婦は亡くなった)
▼15日朝、ソムバトヘイからブダペストに向かうインターシティが踏切りで乗用車と衝突。乗用車の運転手が車から投げ出され死亡した。

立てこもり
15日、ドゥナハラスティという町で66才の女性が自宅に立てこもるという事件が発生。駆けつけた警官にはナイフで脅し、大変な騒ぎとなったが、カウンセラーの要請で孫が説得してなんとか病院へ運ばれた。

殺人2
15日朝、ブダペスト17区で、69才の女性が自宅で殺されているのを隣の人が発見した。その後の警察の調べで殺人と断定、捜査を開始した。

よかった
ブダペストのプールで5才の男の子が溺れるという事故が発生。水の中から引き上げられた時は仮死状態であったが、その後の措置でなんとか助かった。この男の子は両親と一緒に泳ぎにきていたが・・・

出られない
先週、パクシ原子力発電所の前でグリーンピースがデモをしたが、外国人メンバーはいまだ出国が許されていない模様

大もめ
リサボンで行われたキリスト教デモクラシー・インターナショナルという集まりで、オルバーン・ビクトル前首相が「今のハンガリーは人権を踏みにじっている」と発言し大きな波紋を呼んでいる。(この件について外務大臣のコバーチ・ラースローとオルバーンが書簡を交換したようだ。)

6月13日

今日の天気
暑いですが、午後から雨のところもありそうです。最低気温は17〜22度、最高気温は31〜36度の予想です。

注意
ここ数日間で、バラトン湖畔の町で金品が盗まれる事件が続発している。(被害額も300万フォリントを越えたとか)警察は警備を強化しているそうですが、皆さんも十分注意してください。

逮捕
先月末に人気サッカーチーム、フェレンツバーロシュのサポーターが暴動化した事件で、警察は撮影されたビデオを元に、暴行に加わったサポーターを探しているが、12日、新たに4名が逮捕された。

開店せず
ブダペストのバッチャーニ広場前の市場が改装され、12日に開店予定だったが、当日になって「まだ開店できない」ことが明らかにされ、騒ぎとなった。(11日の夜から待っていた人もいたようだ。尚、いつ開店になるかはわからないそうだ)

最高記録
毎日暑い日が続いているが、ブダペストでは34.5度をとなり、6月12日における最高気温を更新した。(それまでの記録は1937年6月12日の34.3度)なんか暑さで路面電車の線路が盛り上がっているとも聞くし・・・大変だ

夏休特別企画
13日より8月の終りまで使用期限が4日間の高速道路切符が販売される。価格は1000フォリント。(行楽用だね)

6月12日

レート
100円=181.6フォリント(OTP・6月11日、午前10時26分現在)

今日の天気
天気のよい1日となりそうです。最低気温は17〜22度、最高気温は31〜35度の予想です。

高速7号で事故
11日のおひるごろ、高速7号線で、乗用車がガードレールにぶつかり、その後、道側帯に停まっていたトラックに突っ込み、乗用車の運転手が死亡するという事故が発生した。

暑さのせいか?
ソンバトヘイである家族の男の子たちが両親が庭で死んでいるのを発見するという事件があった。どうやらこの夫婦、夫婦喧嘩がエスカレートしお互いをナイフで刺して殺しあった模様。

インフレ
中央統計局によると、今年5月の物価高は去年の5月より3.6%高くなっていることがわかった。

値上げ
13日よりガソリンと軽油の値段が1リットルあたり3フォリント値上がりとなる。これで95のガソリンは1リットル228.5フォリント、軽油は205フォリントとなる。

週38時間
ハンガリー労働組合協会は、「ハンガリーの労働時間を段階的に週38時間にしたい」という見解をしめした。(現在は週40時間)

まだ修理中
10日、エンジンが壊れてフェリへジ空港に緊急着陸したオランダの飛行機はまだ故障した部分が直らないようだ。

6月11日

レート
100円=179.16フォリント(商業信用銀行・6月10日、午前9時35分現在)

今日の天気
暑い1日となりそうですが、夕方から西部や西北部で夕立があるかもしれません。最低気温は16〜21度、最高気温は30〜35度の予想です。(聞いた話では「13日の金曜日」には気温が38度まで上がるとか・・・・)

溺死
10日、シャルゴータリアンの池に50才で女性が溺れて沈むという事故が発生。ダイバーが女性を引き上げたがすでに死亡していた。

恨みつらみ
ブダペストの公証人事務所で死んだ息子の遺産について話をしていた60才の男性が、40才の息子の恋人を銃で撃ち殺し、その後、自分も自殺するという事件が発生した。(金のうらみか、それとも・・・・尚、今回の事件で使用された銃には所持許可がなかったらしい・・・覚悟の犯行だったのか)

金利引き上げ
政府のフォリント安決定にあまりにも金融機関が敏感に反応したとして、金利が引き上げられることになった。

混雑
旅行からの朝帰りか、10日の朝はバラトンからブダペストへ向かう高速7号線が非常に混雑した。

緊急着陸
10日、アムステルダムからトルコにむかっていたオランダの旅客機のエンジンが故障したとしてフェリヘジ空港に緊急着陸するという出来事があった。

シール
これまでは障害者は障害者カードを車内におけば駐車が無料となったが、偽造カードやカード悪用が増えたため、障害者は車にシールをはることとなる模様。

観客無し
先日、サポーターが大暴動を犯したサッカーの人気チームフェレンツバーロシュは、今年の12月31日まで、国内の試合に関しては観客を入れてはいけないという措置がとられることになった。(寂しいだろうなあ)

6月10日

今日の天気
よい天気となりそうです。最低気温は16〜21度、最高気温は28〜33度の予想です。(とにかく暑いですね。)

押し入り
8日、ブダペスト12区から現金、13区の住宅から絵画や金(きん)が盗まれる事件が発生。(被害総額はどちらも100万フォリント以上だとか・・・)

事故1
9日、高速1号線でカミオントラックと乗用車が衝突。3名が重傷を負った。(ギリシャナンバーのカミオンが、路側帯から無理矢理ルーマニアナンバーの乗用車の前に割り込み事故となった模様)

事故2
9日、ドゥナハラストという町を走る国道51号線で、2台の乗用車が衝突し、1名が死亡した。この事故により一時同国道が閉鎖された。

大雨
9日も私のいたところは暑くて乾燥した1日だったが、キシュクンハラシュでは午後1時から2時の間に大量の雨が降り、洪水が発生。消防車が25ヶ所出水を吸い出す作業を行ったという。(同県でも他の地域ではまったく雨がふらなかったそうだから、これこそ本当の集中豪雨だ)

事故3
高速7号線では連日事故が発生し、バラトン方面や帰りの車に乗っている人がイライラさせれられているが、9日もブダペストから26、29、31km付近で事故があり、かなりの大渋滞となった。(こういう時、冷房が入っていない車は大変だろうな)バラトンと言えば、ケストヘイでも9日大きな事故があり、1名死亡している。

事故4
温泉や刺繍で有名なメゼークベシュドと、これまた温泉で有名なボガーツの間を結ぶ道路で事故が発生し、2名が死亡した。(今月末、日本からお客さんが来るんですけど、その時にメゼークベシュドで刺繍を買って、ボガーツで温泉に入る予定なんです。気を付けなきゃ)

調査
国税局はエヴァ(売り上げの15%を税としておさめればよいという新しい制度)を選択している企業やフリーランサーのうち、1万を越える法人や個人が税金を振り込まなかったとして、調査を開始する予定となっている。

快勝
サッカーヨーロッパ選手権の予選リーグでリーグトップで負けなしのラトビアとホームで対戦したハンガリーは3−1で快勝。本選出場にかすかな望をつないだ。

その他
▼2007年からハンガリーでもユーロが導入予定だが、コインの裏面をどのような模様にするか検討中らしい、コシュートにするのか、くさり橋にするのか、あるいは自由の女神像にするのか・・・

6月6日

レート
100円=183.01フォリント(商業信用銀行・6月5日、午前9時38分現在)政府がフォリント安を決定したため、先週より10フォリント以上も円高となった。(観光収入を考えての措置なのかもしれない)

今日の天気
暑い1日となりそうですが、北部や西部では夕立もありそうです。最低気温は15〜20度、最高気温は29〜34度の予想です。

注意
高速環状0号線では、ドナウ橋周辺で車線規制があるほか、高速3号、国道6号、7号、ブダペストのアールパード橋など、各地で車線規制がある。(気を付けてください)

教育省に激震
教育省は学校をインターネットで結ぶ、そして学校へのコンピュータの導入を推進するシュリネットというプログラムを動かしているが、この責任者が大手プロバイダー、エレンデルの招待でバラトンに行ったことがわかり、辞任した。先に別の談合事件で辞任した同省次官代理もこれにかかわっていたとか。

う〜む
経済および交通省によると、ハンガリーに6000ある公園の多くは遊具に問題があるとのこと。(小さい子を持つ親としては気になるニュース。公園に柵がないのが最も問題。)

オフィスアワー
メッジェシ首相は、これから月1回、時間を決めて国会議員からの質問などに答えることにした模様。(大学の教員は週1回オフィスアワーを設けるのが通常だが、首相のオフィスアワーとは面白い)

10フォリント
政府がフォリント安を決定したことで、5日の対ユーロのレートも10フォリントほど、フォリント安となった。(特にCitibankの場合264から278と、14フォリントも上がった)

事故
バラトン横を走る国道71号線で追い越しをしようとしたオートバイが前から走ってきた乗用車と衝突するという事故が発生。オートバイは10台ぐらいで走っていたが、次々と衝突した。(かなり大きいオートバイだったようだ)この事故で2名が死亡。(自分も中型を持っていたが、高校のクラスメートが事故で亡くなってから、乗るのをやめた。その後ハンガリーの免許をとった時に、なぜかオートバイの免許の方は消されてしまった。)

看板が落ち事故
バヤという町のある店の看板をつけていた2人から看板が落ち、下を歩いてた14才の少年2名を直撃するという事故が発生。少年のうち1名は頭蓋骨骨折(陥没)などの重傷で病院で治療を受けているが・・・

取り締まり強化
観光シーズンに入り、警察は交通取り締まりを強化している。特にスピード違反には厳しく、また先日の事故を考慮し、踏切りでの違反も徹底的に取り締まっていく予定。(赤ランプの時は止まるとか、スピードを落とすことなど忘れないようにお願いします。)

6月5日

レート
100円=176.82フォリント(OTP・6月4日、午前10時22分現在)商業信用銀行のレートも100円=173フォリント。政府がフォリント安を容認していると聞いたが、今後どうなるか・・・

今日の天気
天気のいい1日となりそうです。最低気温は13〜18度、最高気温は30度ぐらいの予想です。

なぜ?
ペシュト県のシゲトセントミクローシュという町で、38才の男性が大屋さんと喧嘩になり、61才の大屋さんの腹を差すという事件が発生。そして、救急車がかけつけて、大屋さんを見ている時、この38才の男性が今度は住宅を爆破した。(住宅は完全には壊れなかったが、爆風で救急車の窓も割れた。)大屋さんは重傷、38才の男性とその妻は軽傷を負った。

逮捕
警察は、3日に別件で身柄を拘束した男性2名が、昨年のモールの銀行強盗事件に関連があるとして再逮捕した。

値上
ガソリンと軽油が6日から3フォリント値上がりする。これで軽油は1リットルあたり、202フォリント、95のガソリンは225.5フォリントとなる。

420キロ
サライ・ガーボル経済交通大臣は2006年までに高速道路や自動車専用道路を420キロつくると強調した。

その他
▼9月ぐらいから、地下鉄2号線の一部が工事のため夜8時までしか動かなくなるらしい。(バスでつなぐとか)エルシュ・ベゼール広場から南駅に向って、3つの区域に分けて工事を勧めていくらしい。
▼聞いた話だが、兵役や(兵役の代りの)市民サービスも2人目の子どもがいると免除となるらしい。

6月4日

レート
100円=169.11フォリント(商業信用銀行、6月3日、午後2時19分現在)一部新聞報道によるとフォリントが弱くなってきているというので、円に対しても弱くなるのかなあと思っているのですが、どうでしょうか。

今日の天気
天気のよい1日となりそうです。最低気温は12〜17度、最高気温は26〜30度の予想です。

警官が自殺
3日、オーズドという町で42才の警察官が首をつって自殺した。(警察の自殺ということで犯罪がからんでいる可能性もあったが、調査の結果、家庭の問題が原因で自殺したとのこと)

車突っ込む
3日、ブダペストのコストラーニデジョー広場の路面電車の停留所に乗用車が突っ込むという事故が発生。3名がけがをした。(どうやら最初は路面電車そのものにぶつかり、その勢いで停留所へ突っ込んだらしい。)

いずれにせよ何か対策が必要
先週起こったサッカーのサポーター暴動に対し、ある警備会社が「クラブで独自の警備員を用意しなければ駄目だろう」と述べた。

銀行強盗
3日、ヴァシュ県のイケルヴァールという町の貯蓄銀行に銃を持った男が押し入り、現金200万フォリントを盗んで逃走するという事件が発生。(この銀行はどんな田舎にもあるという銀行。もちろん我が町にもあるが、本当にちっちゃい)

ほんまか
在ハンガリーアメリカ大使館は3日「イラク復興に関してはハンガリー企業にもいい可能性がある」と発言。

よかった
3日オーストリアでストがあり、国境職員もストをしていたが午後5時にはストが解除。(よかったよかった)

ちょっと小耳に
▼先週子供がプールの排水口に吸い込まれ死亡するという事件があったが、警察ではこれを重く見てハンガリー各地にあるプールをチェックすることを決定した。
▼ブダペストに住む高齢者は、暴動や家宅侵入をともなう窃盗などに恐怖を抱いており、そのため余暇も読書やテレビ観賞ですましているとのこと。
▼ぺーチ大学の学生の3分の1はなんらかの麻薬を経験しているとか。本当かなあ
▼現在国会でハンガリー軍のイラク派遣について話し合いが行われているが、32億フォリントはかかるとのこと
▼ハンガリーでも最近DV(ドメスティックバイオレンス)の現状が見え始めており、現在専門家によるネットワーク形成が急がれている。
▼ハンガリーには現在教会立や私立の大学もあるが、人気トップ15の大学はいずれも国立だいがくだとか。
▼先週もサッカーのサポーター暴動事件を重く見たスポーツ省は「チケットを買う段階で身分の証明が必要なシステムが必要」と考えている
▼水遊びのシーズンとなったが事故も多い。先週末だけでもバラトンで数名が死亡した。
▼ブダペストの井戸や水道の一部は動いておらず問題となっているとか。(直す金がないのだそうだ)
▼先日エゲルの病院(産婦人科)でマジャールとロマを別室に分けていることがテレビで報道されたが、隠しカメラに気付かずこの差別について話をしていた看護婦が病院によって罰せられたらしい。(確かにテレビの報道番組ではマジャール人とロマを分けているとやっていたが、その後病院側はこの事実を完全否定。それで今回の処罰につながったようだが・・・)
▼先日、ハンガリーサッカー1部リーグで八百長騒ぎがあったが、ハンガリー警察は「犯座行為はなかった」と捜査をしないことを決定した

6月3日

今日の天気
お日様も出ますが、夕立となるところもあるでしょう。最低気温は12〜17度、最高気温は24〜29度の予想です。

影響
先週末、ハンガリーサッカー1部リーグのフェレンツィバーロシュの試合後、サポーターが暴徒化した事件で、スタジアムの外で暴れた人達が簡易裁判所で判決を受けた(40日の拘留)。ピッチの中で選手や監督に暴行を働いた者に関してはビデオをチェックしこれから捜査を行っていくとのこと。(かなりの罪になる可能性もあるらしい)ところで、この騒ぎで自チームのサポーターから暴行を受けたトコリ・アッティラ選手は「このような状態では安心してプレーできない」としてフェレンツバーロシュを離れ、国外でプレー先を探すと発言した。(彼は代表にも選ばれていたが、この暴行で受けた怪我のため、リストから外されたようだ)

勝てるかな
ヨーロッパ選手権の予選を戦っているハンガリーサッカーチームは7日、ホームでラトビアと対戦する。(これで引き分けるとか負けたりすると、もう本選出場は絶望的となるためなんとかしてほしいものだ。)

踏切り
先月、シオーフォクの踏切りで30名以上が死亡するという大事故が発生したが、これを重く見た政府やハンガリー鉄道は現在、車の走行量が多く、遮断機のない踏切りに遮断機をつける作業を行っている。ハンガリー鉄道によれば、今後3ヶ月でバラトンの南側の8つの踏切り、北側で15、そしてその他の2つの踏切りで遮断機がつけられるとのこと。

決定
国会は、イラクへの300名の軍人派遣を決定した。

注意!!!
テレビのニュースで見たが、3日はオーストリアで大規模なストライキがあるらしい。列車もとまり、また国境の税関職員もストをするとのことで、「3日はなるべくオーストリアへ行かない方がいい」と言っていた。

6月2日

今日の天気
お日様も出ますが、天気がくずれ雨となるところもあるでしょう。最低気温は13〜18度、最高気温は22〜27度の予想です。

大変なことに
ハンガリーサッカー1部リーグは最終戦を迎えたが、2位のMTKがアウエーで勝利を収めたのに対し、首位のフェレンツィ・バーロシュがホームで0−0と引き分けに終わってしまったため、MTKがチャンピオンとなった。試合終了直後、この事態に我慢ができなくなったサポーターたちがピッチになだれ込み、大暴れ、相手チーム(デブレツェン)の監督が暴行を受け病院に運ばれたほか、相手チームだけではなくフェレンツィバーロシュのフォワードで代表選手にも選ばれている選手なども暴行を受けた。その後も暴動はやまず、警察が介入して11名が逮捕、なんとか騒ぎはおさまった。この騒動の裏にはフェレンツィ・バーロシュとMTKのオーナーが同じという背景がある。すでにフェレンツ・バーロシュはカップ戦で優勝しており、オーナーが「リーグ戦はMTKで」と思ってしまうのは無理からぬこと。実際に裏で何かが動いたという証拠はないが、数戦前までフェレンツ・バーロシュがかなりの差で首位を独走していたことを考えると、サポーターも納得いかなかったのかもしれない。ちなみに、この騒ぎが原因かオーナーはMTKの所有権を別の人に明け渡すこととなった。

ガソリンスタンド強盗
5月31日、ショモジ県のケートヘイという町のガソリンスタンドに銃を持った数名の男が押し入り、売上金20万フォリントを奪って逃走するという事件が発生した。

教育者の日
6月1日は「教育者(教員)の日」。この日の催しものに参加した教育大臣マジャール・バーリント氏は「現政権になって教員の平均給与は10万6000フォリントから15万9000フォリントとなった。」と現政権の成果を強調した。(2004年からは能力制度が導入されるとか・・・評価点は何?)

忘れないように
ザラエゲルセギという町にはかつてユダヤ人収容所があった。この収容所で亡くなった1200名以上のユダヤ人を忘れないよう、1日式典が行われた。