ハンガリーデイリーニュース

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Szeidzsi
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▼８月になりました。▼大学は夏休です。でも実際は9月からの新学期に向けて動き出します。また今月末にウィーンの学会に参加するのでその準備も・・・後は別の論文も・・・でも子供も休みだし・・・と1日24時間近くPC前でガチャガチャやっている日もあれば、子供と一緒に遊ぶ日もある・・・そんな感じです。（心の中はなぜか常にあせっています）▼ハンガリーにおける継承語としての日本語クラス「かざるぐま」は８月はお休みです。▼私が勤めているのはカーロリ大学東洋言語文化学科日本専門コース。学生用の日本学関連教材も作りたいし研究に必要な書籍や機材や学会参加のための旅費も捻出したいのですが、日本のようにそのための予算があるわけでもないのが悲しいところ。（もちろんお金だけではなく能力も不足気味ですが・・・）同学科には日本学研究のための基金もあります。興味のある法人・個人がありましたら、ここをクリックしてみてください。▼日本語教師としての取り組みや考えについてのブログもあります。（管理人の他のページ参照）▼ハンガリー日本語教師会で作成した「日本語-ハンガリー語」「ハンガリー語・日本語」とも手元にあります。ご希望の方はご連絡ください。（これは会員向けに１２００フォリントで発行しているものです。これまでは私が会員として購入したものを皆さんに売っていたのですが、教師会の方で「会員外には１５００フォリントで売る」との決定がありました。というわけで日・ハン、ハン・日とも１冊１５００フォリントになります。連絡はszeidzsi@freemail.huまでお願いします。)

８月３１日

  • GfK Hungariaの調査によると、金融危機によりハンガリー人のワイン消費量が増えているとのこと。ただし伸びているのは安いワインの購入量だとか。（飲まずにはいられない。でも金がないから安いワインで・・てところでしょうか。安いワインでも十分おいしかったりするのですが・・）
  • ハンガリーでは医療費が無料の代わりに、患者が医師などに袖の下を支払うケースが多いが（特に顕著なのが産婦人科医に対するものでしょうか・・・）ある調査によると昨年患者が医師に払った袖の下の金額を合わせると７００億フォリント以上になるとか・・・専門家もこの習慣を変えるには細かい戦略が必要としている。
  • スロバキアが出した言語政策に19世紀の単一言語主義的な臭いがあるとして（ハンガリー系住民がたくさんいるため）ハンガリーがこれを問題視し現在２国間に緊張が発生している。ただスロバキア側は「住民の母語使用は保護される」と述べている。バイナイ首相はスロバキア大使館の警備強化を命令した。２７日にはスロバキア大使の車に何者かが突っ込むという事故（事件）も発生している。
  • Kosarという雑誌がマヨネーズとケチャップの品質についての調査結果を発表した（この雑誌はよくこういう特集をやります）マヨネーズもケチャップも値段と品質にはあまり相関性はないようで、マヨネーズでのランキングトップはHeinz の480グラムのプラスチック容器のもの、ケチャップはGlobus Napolyiケチャップとなった。
  • ハンガリーの祝日は１月１日、３月15日、５月１日、８月20日、10月23日、11月１日、12月25日、26日である。（この他にイースターとか聖霊降臨祭とかがあります）これらの祝日が木曜日や火曜日になった場合、ある土曜日を平日扱いにして週末と祝日をはさむ金曜日や月曜日を休みにし４連休にしている。この措置を来年から段階的に廃止しユーロ導入に合わせて撤廃するというニュースが出たが、労働省は「まだ何も決定していない」とこれを否定している。
  • サッカー欧州チャンピオンズリーグの本選出場を決めたデブレツェンチームだが自チームのスタジアムは本選の試合ができる条件にないため、試合はブダペストのプシュカーシュ・フェレンツスタジアムで行なわれる。これらの試合のチケットの値段が明らかになった。９月２９日に行なわれる、オリンピック・リヨンと、10月20日に行なわれるフィオレンティーナとの試合は１５００〜５５００フォリント、１１月２４日に行なわれるリバプールとの試合では２５００〜７５００フォリントになる模様。（むか〜しですがハンガリーのチームがこの欧州チャンピオンズリーズで優勝したこともあるんです。）
  • 大学の第二次募集の入試結果が出た模様。（１万3400名が受験し１万2000名が合格したようです。ハンガリーの場合入試は「持ち点制」なので二次募集のために試験を再度受ける必要はありません。もう少し言うとむ３年前の入試の点数も有効です。更に言うと１５年前の高校卒業試験の点数も入試の持ち点として使えます。）
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８月２６日

明日からウィーンなのでニュース更新しばらくお休みします。

  • ２５日、サッカー欧州チャンピオンリーグの予選第４回戦が行なわれた。デブレツェンチームはすでにアウエーでブルガリアチームに勝利しており、この試合に勝てば（負けてもあるいは得失点差で上回れば、あるいはそれでも決着がつかない場合は、アウエーのゴール数が上回れば）ハンガリーのチームとしては久しぶりに本選出場となる。スタジアムの３万2000名分のチケットは完売。（午後10時現在、２対０でデブレツェンチームがリードしています・・・午後10時45分・・そのまま勝利！これは盛り上がりますね！）
  • 中央統計局の発表によると、今年上半期に外国人がハンガリーで使ったお金の額は昨年同時期に比べ21％アップした模様。
  • ロマ連続殺人事件の容疑者の１人は、コソボ治安維持部隊のメンバーであり、そこでの体験が今回の犯行につながっているのではという話も出てきている。ただ専門家によると、こういう特別な任務についている人は通常の兵士よりも量的にも質的にも強い・多い心理学的検査が行なわれているらしい。
  • 100円＝193.21フォリント（OTP/８月２５日）
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８月２５日

先週は４連休でしたね。私は今週ウィーンの学会で発表があるのでその準備でニュース更新もできませんでした。今日無事準備が終わったので久しぶりにニュース更新します。（ただ、水曜日からウィーンに入るので今週もニュースは滞りがちになります。）

  • ハンガリーでは３歳未満の子は保育園、３歳の誕生日からは幼稚園に通う子が多いが、教育文化省は９月からは地方の一部で保育園と幼稚園が合併するところがあると発表した。（今後、出産後の産休手当て支給期間が３年から２年になると法律で決まったのを受けてのことでしょう。ただ政権が変わればまた変わるかもしれません。）
  • ハンガリー科学アカデミー長のパーリンカーシュ氏は、スロバキアの言語政策に対し19日「言語使用の制限があるところには人々の自由の制限も行なわれている」とこれを強く批判した。これは同アカデミーが開催した言語使用と法規制に関する会議での発言だが、ショーヨム大統領も「自由なハンガリー語使用が、ハンガリー人としてのアイデンティティー最後の砦である」などと発言した。
  • 19日、欧州チャンピオンリーグ予選を闘っているデブレツェンのチームがアウエーでブルガリアのチームを破った。次はホームの試合だが、ここを突破すると久しぶりにハンガリーのチームが本選に進むことになる。
  • スロバキアのレーヴコマーロムの式典にショーヨム大統領が招かれたのだが、スロバキア首相がこれに不快感を示し、結局21日の式典の日に、ショーヨム大統領はコマーロムの国境まで歩き、そこから引き返した。（聖イシュトバーン像の建立記念式典があるのですが、スロバキアの右翼がこれに強く反対しているため混乱を避けるためだったのかもしれません。すでに像には卵が投げつけられたりしています。あとショーヨムが来ることで、スロバキアの言語政策への圧力がかけられるのを避けたかったのかもしれません。なお、大統領の式典参加は２ヶ月前に連絡していたが、今月19日になっていきなり駄目だとスロバキア側からの態度表明があったようです・・・スロバキアニュースを書いている日本人の方のページがあるのですが、その方のページには「ハンガリー大統領が国境まで行ったのは政治的アピールだ」とだけ書いてありました。来年FIDESZが政権をとると、スロバキアとの関係がどうなるか・・ちょっと心配です。）なお24日外務省はスロバキア対しを呼び遺憾の意を示した。
  • 今年の20日は晴天に恵まれ、多くの人が夜花火見物を楽しんだようだ。（ゴミだけでも500立方メートルでたそうだ。）
  • 21日午後、ブダペスト東駅の爆発予告があり一時駅からの避難勧告が出された。（爆発物は発見されたかったようです。）
  • 21日、マルギット橋の改修工事がスタートし、車両通行止めとなった。（2010年８月まで車両は入れない）人や市電は今後も橋を渡れる。
  • 21日、国家捜査局はロマを狙った連続（殺人）事件の容疑者4名を逮捕したと発表した。（今のところわかっている限りでは、容疑者はロマではないようです。）今回の逮捕は、通報者からの有力情報によるものではないとして警察は懸賞金１億フォリントを取り下げた。23日この４名に勾留措置が出された。（4名は犯行を否定している）
  • 22日エステルゴムで新マジャール・ガールダ設立記念プログラムの申請が出ていたが警察がこれを許可しなかった模様。（2000名程度の参加が予想されていました。）一方スロバキアでは私有地でマジャール・ガールダの制服を着た1000名が参加したプログラムが催されたようだがここには警察が介入した。（国家警察は、マジャールガールダに関するすべてのプログラムに介入することを宣言した。）
  • 24日、ハンガリー国立銀行は政策金利を8.5％から８％に引き下げた。
  • ２６日より軽油の値段が1リットルあたり４フォリント上がる。ガソリンはそのまま。（平均でガソリンは１リットル303フォリント、軽油は284フォリントになる）
  • ジュールのディスコなどでは子供が犯罪にまきこまれないよう、16才以下の子の入場制限を検討しているようだ。
  • 24日よりハンガリー鉄道が冬ダイヤになった。
  • ９月からの新学期用の教科書が刷り上ったようだ。6000名程度の子供は教科書が無料で支給されるが、その他の子の場合教科書セットは5400〜１万2000フォリントする模様。
  • ９月５日にアンドラーシュ通りで同性愛者のパレードが行なわれる。去年は投石や暴動が発生したが、警察はパレードの安全を保障すると宣言した。
  • これまでブダペストのドナウ川沿いの道とドナウ川の間のスペースは無料で駐車できたのだが、ここも有料になった。
  • １００円＝１９１．９３フォリント（OTP/８月24日）
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８月１９日

少しだけです。

  • 専門家によると今後しばらく乾燥した天気が続くためアレルギーがある人にはつらい時期となるらしい。（私もほこりに弱いので朝起きたときとか苦しいです）
  • 先日キシュレータでロマの母親と娘が襲われ母親が死亡、娘も重傷を負うという事件があった。これはロマを狙った連続事件の１つと見られているが、警察は親戚が犯人であるとの情報も得ているらしい。
  • マジャールガールダは裁判所から解散命令が下されたが、今週土曜日（22日）に新マジャール・ガールダ設立の動きがある。これに対し裁判所は「これを認めない」との判断をくだした。このため、もし式典が行なわれた場合、警察が介入することになる模様。（世界中で売れているガイドブックの１つがハンガリーについて、祝日の式典がある日には暴動が起きる可能性があるので注意との記述をしたそうです。どんな国だと思われているのでしょうね。）
  • 20日にデブレツェンでは恒例の花のカーニバルが行なわれるが、今年はこれに参加する旅行者にデジタルガイドブック（GPSがついたもの）を貸し出すのだそうだ。
  • １００円＝１９６．９７フォリント（OTP/８月１８日）
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８月１８日

  • ブダペストのテレーズバーロシュ（６区）で違法駐車にできるだけたくさん車止めをはめられるよう、駐車場管理の会社が自治体担当者に賄賂を送っていたことが発覚。自治体側からは逮捕者が出て、会社側も関与者が取り調べを受けている。
  • ある研究によると、ハムやサラミなどの肉製品を食べ続けると癌になる確率が高くなるらしく、子供のサンドイッチにハムは入れないほうがよいと専門家は述べている。
  • 今週はガソリン・軽油の値段は変わらない模様。
  • そろそろ新学期がスタートするが、ハンガリーでは基本的に教科書も無料ではないし、その他いろいろお金がかかる時期でもあり多くの両親が頭を抱える時期でもある。ある日刊紙によると学校へ通う子供が２人いるとこの時期だけで10万フォリントは子供に必要になると報じている。
  • 今年のスィゲトフェスティバルは入場者数が伸びないのではと心配されたが、結局史上最高の39万人の入場者数があった。
  • 100円＝199.81フォリント（OTP/８月１７日）
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８月１７日

　１週間インターネットがないところにいました。メールをチェックするために町の図書館に行きましたが日本語がかけません。それでhttp://ajaxime.chasen.org/を使ったのですがこれも駄目・・・それで日本語入力を諦めていましたが、 http://sumibi.org/を発見しました。Internetは便利ですね・・・。

　世界中のパソコンの空き時間を使い小児がんの治療薬候補物質を探し出す研究http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090810-00000006-mai-sociを見て、早速下のサイトから登録しました。http://www.worldcommunitygrid.org/index.jsp?language=ja_JP 皆さんもいかがですか？

　20日の夜はブダペストで大きな花火がありますが、昼間は航空ショーも毎年行なわれています。今年も11時20分からあるそうです。

  • ハンガリーでは木曜日や火曜日が祝日となった場合、ある土曜日を平日扱いにして、そのかわりに週末と祝日の間の金曜日や月曜日を土曜日（休日）扱いにする制度があるが、これを遅くともユーロ導入に合わせて全面的に廃止する方向で政府が考えている模様。（2010年からはクリスマスだけはこのような措置がとられるようですが、他にはないようです。また来年の場合、５月１日とか１０月２３日の祝日が土曜日になってしまうので、あまり休みはなさそうです。）
    ちなみに2009/2010年の公教育（初等・中等教育）の年間スケジュールは以下の通りです。
    始業日：2009年9月1日（火）
    秋休み：2009年10月26（月）〜30日（金）
    （実際には23日（金）の祝日から11月1日（日）まで休み）
    冬休み：2009年12月23（水）〜31日（木）
    （実際には23日から1月3日（日）まで休み）
    春休み：2010年4月2（金）〜6日（火）
    中等教育機関卒業生終業日：2010年4月30日（金）
    在校生終業日：2010年6月15日（火）
  • 現在のところ、ハンガリーの政策金利を引き下げる以降はない模様。（７月２７日以降、ハンガリーの政策金利は8.5％）
  • BKVの取締役が退職金として高額を受け取っていた問題が明るみに出た。人によっては、すでに年金をもらっており退職金がもらえないにもかかわらず１億もの退職金を自分自身に送っていた人もいたようだ。契約上の問題がないため国や警察は今のところ介入などはしていないが、ブダペスト市議会の社会党会派は、今のトップ（コチシュ・イシュトバーン氏）では問題が収拾できないとして新しいトップと交替させようと動いている。
  • 12日より、ガソリンの値段が１リットル当たり５フォリント、軽油が６フォリント値上がりした。（これで今年に入ってガソリンは１リットルあたり７８フォリント、軽油は３６フォリントの値上がりとなった。www.holtankoljak.huによると、一番安いガソリンスタンドで現在１リットルあたり284フォリント。ちなみに私の住むショイマールのオーシャンだと291.9フォリント。ブダペストではこれより安いところはないはずです。）
  • ８月10日より、ブダペストのマルギット橋の改修工事がスタートした。(2011年3月まで続く予定）
  • 先日９歳の男の子がプールの配水管に吸い込まれ亡くなるという事故があったが、11日、デブレツェンのプールでも女の子が髪の毛が水質検査のための穴に吸い込まれ溺れるという事故があった。プールに入るときは、髪が長い子は髪を結ぶようにと専門家は呼びかけている。（この事故では幸い女の子は助かったのですが、すでに水難事故で５月からで100名が亡くなっているとか・・）
  • ロマを狙った殺人事件が連続しておきているが、国家捜査局によると、もともとは数名の犯人グループがいたが、最初の殺人事件のあと（人を殺すつもりはなかったと）グループから人が離れ、その後の犯行は１人で行なった可能性があると発表した。
  • 今年は去年に比べて２週間ほどはやくブドウの収穫が始まった模様。（我が家のブドウも食べ盛りです。）
  • 12〜15日の夜、消防隊員の救助訓練のためブダペストの自由橋が閉鎖された。
  • 12日、セゲドでルーマニアの観光バスが横転する事故があった。ある乗客が、自分の行きたい方向にバスが進んでいないと、いきなり運転手の持つハンドルを切ったため事故となったという。
  • ヴェスプレームのハンドボールチームのメンバーだったルーマニアの選手が先日殺害されたが、彼を追悼するルーマニアとハンガリーのサッカーの親善試合が12日にプシュカーシュ・フェレンツスタジアムで行なわれた。前に、ルーマニアとハンガリーのクラブチームが試合をしたときには大変な騒ぎとなってしまったため、今回はいつもにもまして厳重な警備がしかれたが、それほど大きな騒ぎは発生しなかった模様。（試合は１-０でルーマニアの勝ち）なお、13日よりプシュカーシュスタジアムはこれまで長い間つかわれなかった観客席も使用が可能となりイスを並べるなどの作業がはじまった。これで4万2000名が収容できるようになる。
  • 15日の土曜日に、ネオナチのデモ申請が10あったが、大統領や首相はこれに反対していた。結局警察もどれにも許可を出さなかった。
  • ハンガリーでは、90日以上ローンなどの支払がとどこっている人が３万2000名いると政府が発表した。（３ヶ月過ぎると罰則が生じるようです。）
  • 世論調査会社Szonda Ipsosの最新データによると、「次の日曜日に国政選挙があるなら必ず投票に行く」人のうち、FIDESZに投票する人は63％、社会党は18％、JOBBIKが12％という結果が出た。
  • ブダペストとバラトン湖の間にあるヴェレンツェ湖の湖畔に大規模なカジノ・シティーを建設する計画があり、国もこれにGOサインを出したようだ。ただしこの投資を巡っては公文書偽造云々きなくさい動きがあり、これらの問題点がすべて解決することが工事開始の条件となっている。一方地元住民は「自然が壊れる」と反対運動を進めている。
  • ブダペストの地域ごとの暖房費が９月から10％値下がりする模様。
  • 今年もスィゲトフェスティバルはかなりの盛況だったが、14日には新型インフルエンザ感染者も出た。（いずれも外国人。病院に運ばれたが、熱が下がればまたフェスティバルに戻れるとか。）
  • 90の数字から５つをあてる５ロトは、ここのところ５つの数字全部をあてた人がおらず先週は賞金も12億3400万フォリントにまで膨れ上がっていた。しかし先週も５つの数字全部をあてた人はいなかった。
  • ブダペストの東駅が誕生したのは1884年８月16日。ということで125歳おめでとう！
  • セゲドで赤ん坊を含む親子3名が轢き逃げされるという事件が発生した。はねられたとき赤ん坊はベビーカーから落ちて20メートルぐらいもとんだらしい。運転手は一旦車を止めて車からおりたが、警察へ通報すると言われその場から逃げ出した。次の日、居酒屋でつかまった。（人から勝手に借りた車で事故を起こしたようだ。また事故当時も酒を飲んで運転していた模様。）
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８月１０日

今週はインターネットの使えないところにいるので明日より１週間ニュース更新をお休みします。

  • 専門局の調べによると、今年第２四半期の日刊紙の販売数は昨年同時期より９％少なかった模様。
    ネープサバッチャーグ（10万8500→9万2300）
    マジャールネムゼト（5万9200→5万2400）
    ネープサバ（2万2100→1万9700）
    ブリック（タブロイド紙）（23万5000→20万6600）
  • 10日、ショーヨム大統領はバイナイ首相と会い、先日キシュレータで発生したロマ殺人事件の情報についての報告を受ける模様。
  • 現在BKVは上層部の退職金のことでゆれているが、現在のトップであるコチシュ氏は自分が退職するときにもらえる予定の8000万フォリントの退職金を辞退するとコメントした。（彼がこの契約を結んだのではなく、前の人が結んだのをそのまま引き継いだようです・・）
  • 10日より高速3号線のグドゥルーインターチェンジの進み方が変わる模様（カーナビ情報は古くなるので気をつけてとのことです。）
  • 12日からスタートするスィゲト（音楽フェスティバル）では新型インフルエンザ対策もとられているが、「具合が悪い人は家にいて！」と呼びかけている。
  • 観光シーズン最初の2ヶ月のデータによると、バラトン湖（湖畔）で発生した犯罪件数は昨年同時期より200件少なかった模様。
  • ハンガリーの乳児や幼児には予防接種を打つのが普通だが、実際には子供に予防接種を打たせていない保護者がかなりいることが専門家の調査で明らかとなった。（調査対象はデブレツェンのようですが、全国的な傾向だと思われます。）
  • 今週はお天気が崩れることが多いようです。
  • デブレツェンサッカーチームはあと１回勝てば、欧州チャンピオンリーグの本選出場となるが、チームの持つスタジアムでは小さすぎて本選が戦えないらしい。（工事に100億フォリントかかるかも・・・だそうです。う〜ん、もしかして・・・）
  • 正確な額はわからないが、今週もガソリンや軽油の値段が上がる可能性が高い模様。
  • 大学入学試験の第二次募集の締め切りが10日までとなっている。
  • ブダペストの動物園は1866年8月9日にオープンした。ということで143歳。（毎年の入場者数は100万人強だそうです。人口の１割以上ですね。確か日本では一番入場者の多い上野動物園でも300万人台ですから、人口比を見ればかなりの数のようです。まあ、東京ディズニーランドは日本の人口の2倍ぐらいの入場者数が１年であるみたいですが・・・）
  • 3年前ブダペスト工芸大学で火事があり消防隊員が亡くなった。あれから3年。慰霊のため防隊員が現場を訪れようとしたが、大学は消防隊員が中に入るのを拒んだようだ。（これ、おかしいでしょう！）
  • BKVはジャーナリストや取引先相手に1年間のフリーパスを配布した。BKV側は「日ごろの感謝の意を表す方法が他になかった。またフリーパスを渡せばBKVを利用してくれアドバイスもいただけるだろう」などとコメントした。
  • 最近バスの運転手が襲われる事件が多いが、今度はオーズドという町のプールで、服のまま水に入らないように注意したプールの監視員に、その客が襲い掛かるという事件が発生した。（ちょっとおかしいな〜）
  • 個々のニュースは差し控えますが、かなりの数の水難事件が発生しています。
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８月７日

  • ハンガリーのビールメーカーDreherの調査によると、ハンガリー人の多くは「テレビを見なが」「余暇活動中」にはアルコール飲料を飲まないという結果が出たらしい。（信じられません。）
  • デブレツェンサッカーチームがサッカー欧州チャンピオンリーグ予選3回戦を突破した。あと１回勝てば本選に出られるが次に負けても欧州カップ選手権には参加できる（こうやって勝っていくと、チームにお金も入るようになるそうです。）
  • ペシュト県で行われている（今年で9回目の）マジャールスィゲトという音楽祭でスキンヘッドの集団がロマを襲うという事件が発生した。
  • ６日、ブダペスト地下鉄４号線のドナウ川下部分のトンネル掘削工事が無事終了した。
  • 国家環境保護自然保護水管理局によると、2006年にドイツから違法に持ち込まれた大量のゴミのうちまだ1300トンがハンガリー国内に残ったままとのこと。
  • 国会人権委員会の提案により、今後囚人に対する接見の機会を増やす可能性が出てきた。（外部との繋がりは服役後の生活にも影響するというのがその理由らしい。中に入っている人の生活は全く想像もできませんが、
  • ある日刊紙によると、ジュルチャーニ前首相が社会党の選挙運動で科学・国際・データベース・ネットワーク構築などの役割を担う可能性があると報道した。
  • 最近急速に支持率を伸ばしている極右党のJobbikのヴォナ党主は、政権についての可能性について、自分達から連立はもちかけないが、誘われれば考えるとの意見を述べた。（こういう働きかけは市民の目に見えないところで行なわれる・・・ってヴォナ党主は言っています。つまり、どっちから働きかけた・・なんてわからないってことですね。）
  • 国立腫瘍院には、これ以上癌患者が受けられないほど患者数が増えている模様。（保険大臣は「すべての癌患者を国立腫瘍院が受け入れる必要はない・・と言っています。医療の無駄を無くすために病院の数を減らした負の影響でなければいいのですが・・・）
  • １００円＝１８９．８０フォリント（OTP/８月６日）
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８月６日

  • 国家研究技術局とハンガリー宇宙学事務局の共同記者会見で国際宇宙センターで「無重力状態における泡の性質」なるハンガリーの実験が行なわれると発表された模様。
  • FIFAの最新世界ランキングによるとハンガリーのランキングは前回より1つあがって43位であった。
  • セルビアはロシアから購入したガスをハンガリーに溜めておきたいようで、6日ウィーンで話し合いを行う。
  • 以前デブレツェンの市会議員（女性）が殺害された事件で息子が逮捕された。息子は一貫して容疑を否認し、ポリグラフでも「嘘はついていない」という結果が出た。しかし警察は彼を容疑者から外すことはしなかった。その後、目撃者として事情聴取を受けた男性が犯人ではないと知りえないような情報を持っていたため更に追求したところ犯行を自白した。これをうけ息子は勾留措置は解かれたが、その後も容疑者（被告）リストからは外されなかった。そしてここに来て犯行を自供した男性がこれを否定し始めた・・・（どうなるのでしょうね。）
  • ロマを狙った殺人事件が相次いでいることから、現在FBIの職員もブダペストに入っている。（今回のキシュレータの事件では、前同じようにロマを殺害した事件と同じ武器が使用されていることがわかったようです・・・）
  • ハンガリーでは、ここに来て新型インフルエンザの感染者が急増しており現在の感染者数は102名に達した模様。（新型インフルエンザのワクチンの実験も終わったようで政府は600マンのワクチンを注文することを決定したようだ。）
  • 事故で中断していた高速道路3号線のグドゥルーのインターチェンジ建設現場では、工事が再開されることとなり６日の夜と８日の夜に高速道路の同地点が全面閉鎖となる。
  • 90の数字から5つの数字をあてるロト５だが、５月９日以来５つ全ての数字をあてた人はなく、賞金も11億フォリントまで上がってきている。
  • ８月２２日のマドンナのコンサートだが、結局ブダペスト10区にあるKincsem Park（競馬場）に決まったようだ。（もともとはここだったようです。その後、プシュカーシュ・フェレンツが会場候補になってゴタゴタしました。）
  • 現在のところバラトン湖を訪れる観光客の数は昨年の10〜15％減とのこと。特に外国人ツーリストの数が減っているという。
  • １００円＝１８８．５４フォリント（OTP/８月５日）
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８月５日

少しだけです。

  • ８月２２日のマドンナのコンサートに関し、ハンガリーサッカー協会は「プシュカーシュ・フェレンツスタジアムでのコンサートは支持しない」と最終的な態度を明らかにした。（どうなるんでしょうね。）
  • Kisletaでのロマ殺人事件を受けて６日、国会の法執行委員が会合を持つ模様。
  • フィチョル・シークレットサービス担当大臣が９月１４日付けて辞任することになった。理由は来年の国政選挙の社会党の選挙運動を担当することになったことらしい。（野党は「シークレットサービスを利用して野党候補者の情報を得るに違いない」とこの辞任劇に大きな疑いの目を見せている。
  • ３日夜の嵐でザラ県で木が倒れる被害が出た。
  • 世論調査会社Szonda Ipsosによると、ハンガリー人成人の半数は太り気味もしくは肥満とのこと。
  • １００円＝１８９．７３フォリント（OTP/８月４日）
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８月４日

  • 5日よりガソリンの値段が1リットルあたり4フォリント値上がりとなる。軽油はそのまま。
  • www.potfolio.huは、今月外国にバカンスに行く人は今フォリントから外貨にお金を変えておくことを進めている。（現在フォリントは少し強くなっているが、今後もこの強さが続くかどうかはわからないというのがその理由だ）
  • 3日よりブダペストで新たなる道路工事が開始された。（ということで出勤する人はいつもより早めに家を出た方がよいとマスコミは言っています。）
  • 人間の胚(はい)性幹細胞(ＥＳ細胞) の研究は中国が一歩進んでいるようだが、中国系の企業がフェリヘジ空港近くにES細胞のクリニックを作る計画を立てているようだ。
  • 事故でブダペストの病院に入院していたF1ドライバーのフェリペ・マッサ選手がブラジルへ帰国した。
  • 3日未明、サボルチ県のKisletaで何者かがロマの家族を襲い母親が死亡、娘が重傷を追った。（寝ているときに、家に入り襲ったようです。）ロマを狙った（殺人）事件が相次いでいることから、国家警察長は事件解決に繋がる有力情報に対し異例の1億フォリントの懸賞金をかけた。（一連の事件で亡くなったロマの方の数は6名。これらの事件には関連性があるとして、すべての事件を一括して懸賞金をかけているようです）
  • 3日、大臣が変更になるという噂があったが、3日の時点ではそのような動きにはならなかった。
  • 2006年8月20日は、ブダペストで花火が始まる少し前から嵐となり、結局5名がなくなるという惨事になったが、今年の花火の運営者は2006年と同じらしい。（あの時、私の住む町では、ブダペストが嵐になる20分ぐらい前に嵐となり、これはやばいんじゃないかと思いテレビをつけました。その時点ではどのテレビ局も大丈夫だろうとのコメントを出していたように記憶していますが、結局中継自体もほとんどの局が途中でやめてしまいました。翌年も当日雨風が強く吹き、観客をひやっとさせました。）
  • ここしばらく乾燥した日が続いているため、農業大臣は全国レベルで焚き火などの禁止令を出した。（それでも葉っぱとかゴミとかもやしちゃう人いるんですよね。）
  • Aquaworldで9歳の男子が排水口に吸い込まれ死亡した事故を受け、今後8月の末まで国内すべてのウオーターランドの検査を行なう模様。
  • ローマで行なわれていた世界水泳・水球選手権の選手達がハンガリーに帰国した。（今回は競泳で3名の選手が2つの金メダルを含む計6つのメダルを獲得したようです。）
  • １００円＝１８９．４２フォリント（OTP/８月３日）
  • ブダペストの天気情報はここをクリック（日本気象協会のページに移ります）

８月３日

  • マドンナのコンサートがブダペストで行なえるかどうか未だに流動的だとか。今週中にはっきりする模様。
  • 税務局は四半期ごとに税金未納額のトップリストを発表するが、今年第二四半期終了時点では、ブダペストのSynuxサービス有限会社が32億フォリントの未納額でトップとなっている。個人ではエルデイ・シャーンドル氏の8億2100万フォリントが最高。（こういうのは利子が重なって行きますから、どんどん増えるのでしょうね。）
  • ハンガリーの最低賃金は欧州連合加盟国を最低賃金の額で３つに分けたグループの中で最も最低賃金が低いグループに属し、さらにその中でも下位に位置していることが明らかになった。
  • BKVの退職金支払システムがどうもおかしい（多額をもらう人もいれば、もわらない人もいる）としてBKV自身も内部調査を開始した模様。
  • ８月１日から、ブダペストの地域ごとの集中暖房の額が（付加価値税値下がりのため）値が下がる模様。その他にも道交法の違反金の額の設定なども変更となった。（あと金融危機なども含めて、生活困難にある人に資金援助するなどのプログラムもスタートする）
  • HVG（世界週間経済）によると、今回の欧州議会選挙で極右勢力が伸びた背景にはサイバーゲリラの存在があるらしい。（ネット上で流れる情報に影響されて党を決めた人が多いということらしい。）
  • ハンガリーでは胚性幹細胞（はいせいかんさいぼう、Embryonic stem cells。動物の発生初期段階である胚盤胞期の胚の一部に属する内部細胞塊より作られる幹細胞細胞株のこと。英語の頭文字を取り、ES細胞と呼ばれる。）を扱うことは禁じられているが、これを行なったとして複数の医師が警察に身柄を拘束された。
  • 17歳の少年が祖父が違法に所持していた銃を持ち出し、13歳の子を誤って撃ってしまうという事故が発生した。（昔ソ連軍基地があったらしく金のため、銃なども安く秘密に売っていたらしい・・・その当時の銃のようだ。）
  • 国家捜査事務局が、ある過激派メンバーのPC内にあった爆破動画を彼等の行なったことと間違えて発表してしまったことで、同事務局長が辞意を表明した。（司法・法執行大臣には慰留されている）
  • 7月31日朝、BKVの運転手（今度は4番の市電）が暴行を受ける事件がまた発生した。
  • 毎年8月20日はいろいろな式典やプログラム（花火など）が行なわれるが、今年のプログラムの予算が２億3900万フォリントであると発表された。
  • 先週末はかなり気温が高くなったが、今週は気温が少し下がる模様（今週の週末にはまた暑くなるが、もうこれまでの暑さにはならないとか・・秋が近づいたってことですね。）
  • 1日、バラトン湖銃弾遊泳大会が行なわれたが、メゾークヴェシュドの消防隊員が民族衣装（マチョー）を来て泳いだ。（距離は5.2キロ。9299名が完泳したそうです）
  • ローマで行なわれている世界水泳選手権男子平泳ぎ200メートル決勝でハンガリーのジュルタ選手が優勝した。（この選手は後半に強い選手で、100メートルターンではまだ最下位、150メートルターンでも6位でした。最後の最後までトップではなかったのですが、最後のひとかきのタイミングがピタリで、前の選手が手を伸ばしてゴールするのを100分の1秒追い抜いた形となりました。）また女子400メートル個人メドレーでホッスー・カタリン選手が金メダルを獲得した。（この選手は他に２つの銅メダルもとっています。その他銀メダル、銅メダルを取った選手が何名かいます。オリンピック３連勝中の男子水球は5位に終わったようです。）
  • F1元ドライバーのミハエル・シューマッハー氏がブダペスト入院中のフェリペ・マッサ選手を見舞いに来た。（予定ではシューマッハ氏がフェリペ選手の代役をつとめることとなる）なおフェリペ選手は3日退院しブラジルへ帰国する予定。
  • Aviva生命保険会社の調査によると、ハンガリー人の6割が1年間に1フォリントも貯蓄できていないとのこと。（お金があってもパーって使う、お金がなくてもパーッと使ってしまう・・ってよく聞きます。人によると思いますが）
  • ここのところ新型インフルエンザの感染者数が増えているが、また4名増え、現在のところ86名の感染者が確認されている。（確か世界的にはもう数えていないんですよね）
  • １日より、モスクワ広場からブラハルイザ広場まで市電のかわりに代行バスが走る。（19日まで）
  • 初めはお金のトラブルで罰として2部に降格し、その後3年2部に低迷していたサッカー人気チームフェレンツィヴァーロシュが1部に昇格後1日に初勝利をあげた。
  • 2日はロマのホロコーストで大量虐殺されたことを思い出す記念日
  • 2日、ケチケメートの市場で偽造1万フォリント札を使おうとした男性が逮捕された。
  • １日、ブダペストの遊園地で献血が行なわれた。（献血した人は入場料が半額になったそうです。）
  • 日本でもそうなのかもしれませんが、ハンガリーのディスコは女性は無料か割安で入れるシステムがあります。これに対し、関係当局が「差別ではないか」との立場を示した。
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