ニュース
10月31日

小耳
▼今週末、2輪世界選手権最終戦が開かれるが、125ccクラスに出場しているハンガリーのタルマーチ選手は現在総合首位を走っており、最終戦で3位までに入れば2位のチームメートの成績に関係なくチャンピオンになる。(ハンガリーではもう今からファンがドキドキして待っているようだ)
▼30日の午前5〜7時まで、長距離バスの運転手のストが行われたが、(ニュースを見る限り)全ての長距離バス会社ではなかったような感じ。(Kapos Volanがストをしたというニュースを見ました。)
▼30日未明オーストリアでハンガリーのバスの事故があり(溝に落ちた事故のようです)死者も出た模様。同日夜に助かった人たちが帰国した。(イタリアのサッカーの試合を見に行った人たちだったようです。)
▼11月1日からのお墓参りの時期、墓地は朝7時から夜8時まであいている。毎年書いているが、墓に飾られている花を盗んだり、墓参りに来た人の財布をすったり、車上荒らしをしたりと犯罪も多い。それで警察も多く出動する模様。
▼現在、ガス料金は家庭の1人あたりの収入によって補助金が出る(カテゴリーに分けられています)政府によると来年は、一番所得が低い層と、その上の層については補助金は今年と同じだが、それより上の層に関しては補助金を減らす模様。(これで国の負担が減る・・・との話。ただ市民の間には、こんなに生活が苦しくなっているのは政府が金をばら撒いてきたせいで、そのつけをまた国民に押し付けているのは腹立たしいと思っている人が多い。それで野党FIDESZは、例えば自分達だったらもっと教育に金をつぎ込むなどと言っている。確かに政府は本当に国を変えようとしているのかもしれないが、あまりにも抜け道が多く、実際には真面目にやっている人だけが馬鹿を見る感じとなっており、-そして市民は「自分は真面目にやっている」と思っているので-いくら頭のいい人が「実際はこうなんだ」と説明しても市民の怒りは大きくなるばかりだと思います。-抜け道の1つですが、例えばハンガリーの会社で働いている人って、書類上の給与と実際の給与が違う人が多いんですよ。)
▼FIDESZは来週、また別の国民投票実施に向けての署名運動を始める模様。
▼BKVは、11月に警察と協力して、市電の線路に停車している車の撤去や持ち主への罰則、地下鉄駅での監視カメラ、バス路線監視のためのバスへのカメラの設置、チケットコントロールへの警察の協力などについての合意書にサインする模様。
▼シュメグと言えば、バラトン湖の近くにある人気観光スポットだが、そこの近くの砂をとる採石場で遊んでいた子供達の上から山がくずれた模様。すでに2名の遺体は発見されたようだが、警察はまだ残っているといわれる子供も探している模様。
▼100円=147.45フォリント(OTP/10月30日)

10月30日

多忙につき、少しだけ。

小耳
▼国連子供の日を記念して、芸術会館で29・30日とチャリティーコンサートが行われる。プログラムには、ロジャー・ムーアも参加する。
▼現在12トン以上の車両は国道の1部を有料で走っているが、来年からこの措置が3.5トン以上の車に適用される模様。
▼ゲレルトの丘の建築会社の件(昨日書きました。)だが、会社側は一時的に鍾乳洞の穴をふさいだけど、またすぐ開けるとコメントした。
▼世論調査会社Szazadvegによると、与党支持率がまた更に下がった模様。
▼税務局がオルバーンFIDESZ党首の財産調査を行うというニュースがあったが、税務局によると他に3万件やっている所得税申請のチェックを行うだけだと主張した。(ただその後、財産調査を行う可能性もあるみたい。政治家だからたたけば必ずほこりは出るだろうが・・今強引にやると、おそらく次の選挙のあとでジュルチャーニ首相なんかが仕返しされそうな感じ。)
▼ハンガリーの彼岸・お盆にあたる11月1日・2日はBKVも墓地へつながる路線の本数を増やす模様。
▼中央統計局の発表によると、今年1〜8月の人口減少数は去年を上回った模様。8月末のハンガリーの人口は1005万3000名。
▼社会党の地方議員が収賄の疑いで有罪判決を受けた模様。
▼800万年前の木が発見され、それがミシュコルツの博物館に展示されているが、破片が売られているとか。(ただ展示・管理をきちんとするには4000万フォリントは必要ということで、このようなことをしてお金を集めているらしい。)
▼高速3号線のFuzesabonyでカミオン2台と乗用車1台の大きな事故があり3名がなくなった。爆発物もあったようで、引火しないように消火活動を続けたが鎮火まで4時間かかったようだ。
▼現在ガス料金は、所得に合わせて国から補助金が出る仕組みになっているが、来年は補助金にあてる金が減るらしく、家族一人あたりの月の所得が6万7000〜9万3000フォリントの家庭が最もガス代があがるのだという。
▼バス専用車線を走る車が多いため、カメラやバスが違反車をチェックするようにする模様。
▼フェリヘジの夜間李発着が禁止される可能性がある。(日本から来る場合、航空会社によっては遅い便もあるからなあ。)
▼レート:100=147.39(OTP/10月29日)
▼長距離バスのストが朝5〜7時にあるようです。

10月29日

27日は、大学の授業の帰り、第二次世界大戦時の不発弾処理のための大渋滞に巻き込まれてしまいました。普段なら10分で行くところが1時間半もかかり(実は娘も連れて行っていたので尚大変)結局大学から自宅まで3時間以上かかってしまいました。
28日は日本人学校のバザーがありました。私達家族も10時ごろ行きましたが、いやあびっくりしました。すごい列でした。(私はバザー会場に行ったのは初めてでした。)中もすごい人で、私は赤ん坊の息子を抱きながら、それをぼーっと見ているだけでした。でも昔の教え子とかにも会えました(お母さんになっている昔の教え子も何人かいました。)


小耳
▼サッカー国内リーグ2部で低迷しているフェレンツィ・ヴァーロシュだが、ここのところ2連勝。(ただ2部は東西2つのリーグに別れ、各1位しか1部に上がれないから、今年もきっとだめだと思う。)
▼ハンガリーでは50人に1人が、乾癬(皮膚病・難病)にかかっていると言われているが、セゲド大学の研究者達がレーザー光線をあてる乾癬治療方法を開発したとか。また、ハンガリー人の子宮癌の72%は、ヒト・パピローマウイルス(HPV:humanpapilloma virus)の予防接種をうつことで予防できるのだとか。(こういうとき、科学の進歩はすごいなあ、それに比べて自分は・・・と思ってしまいます。)
▼ブダペスト近郊の町、トロクバーリントは隣のブダオルシュと並び、ここ最近開発が進んでいる地域であるが、ここの市長は社会党、議員の多くはFideszと議会運営が難しい状態にあった。結局市長の解任動議が出たようで、市長は解任されたようだ。
▼連立与党の自由民主連合(SZDSZ)の中には、FIDESZと組んだ方がいいのではという動きもあるらしく、首相府次官のホルン・ガーボル氏(SZDSZ)も「オルバーン党首がいなければ、FIDESZとも組める」という発言をしはじめている。
▼11月1日から、来年の車の強制保険の契約変更が可能になる。車の強制保険の自由化が始まってから保険会社同士の競争も激しくなっているが、今年は会社の数も増えて、ドライバーは14社から自分に合ったものを選べるようになる模様。
▼ゲレルトの丘のふもとに高級住宅を作っているときに、鍾乳洞が発見されたというニュースが今年初めにあった。そのときは、建築工事は、鍾乳洞へ研究者などたちがいつでも入れるような入り口をつくることを条件で続けられる・・ということになったらしいが、建築会社はこれを守らず、もしかすると鍾乳洞自体を(工事で)大きく傷つけた可能性があるらしい。
▼政府広報官によると、来年の年金支給用の予算を今年より多く取るため、受給額も増える模様。(特に1991〜1996年の間に年金生活に入った人の年金があがるらしいです。)
▼国がローカル線廃止を訴えていることに反対して(また新たな路線廃止について言及したようだ)11月7日(水)の午前6時〜8時まで、ハンガリー鉄道で再度時限ストライキが行われる模様。
▼27日、モスクワ広場近くで第二次世界大戦当時の不発弾が発見された。このため一時付近を閉鎖した。(このせいでブダペスト全体に渋滞が発生した。)
▼今週は学校などでは秋休みのところが多いが、ジュルチャーニ首相も秋休みということで家族と旅行に出かけたようだ。この期間はキシュ・ペーテル氏が首相代理を務める。(首相は外国に行ったみたいで、次の土曜日にはかえって来るそうだ)
▼26日(金)の朝に、デモ隊がエルジェーベト橋の交通を止め、警察が介入する騒ぎとなった。その後、28日まで同橋歩道の徒歩通行が禁止されていたが、それが解除された模様。

墓地での犯罪
11月1日は日本で言うと彼岸とかお盆にあたる日で、多くの人が墓参りに出かける。ただ、この時期は墓に飾られた花を盗んで売ったり、墓地駐車場の車を荒らしたりという犯罪数も多くなる。警察は注意を呼びかけるチラシを作成したりしてこの事態に対応している模様。

私もほしい
ハンガリーで働く被雇用者は給料の他に商品券ももらうところがおおい。これは雇用者側の税金対策にもなっているらしいが、この支給額の枠が来年ちょっと増えるようだ。(私の勤める大学では、経営的な問題からこの1年、この商品券がもらえない状況です。ほ、ほしい〜。)

世界アニメの日
28日は世界アニメの日だったらしく、ブダペストの3つの映画館、デブレツェンの1つの映画間では無料で短いアニメ映画が見られた模様。

天気
月曜日:徐々に雲が出てきて、南部と東部では雨がぱらつくところもあるかもしれません。最低気温は5〜10度、最高気温は10〜15度の予想です。
火曜日:雲が広がり、南西部では雨がふるかもしれません。気温は月曜日と同じです。
水曜日:雨がふるところもありますが、徐々に西側からお天気が回復してくるようです。最高気温は8〜13度の予想です。
木曜日:雨が残るところもありますが、お日様も見えるようです。

10月27日

今日は土曜日ですが、先週の土曜日同様平日扱いです。ただ初等・中等学校などの教育機関はこういう日は短縮授業などで早く家に帰れるようにするのが普通です。大学の場合はわかりませんが、私の勤めるカーロリ大学人文学部の場合、平日扱いの土曜日には学部長から「休みとする」という命令?が降りることが多いです。ただ今日は「来週11月2日の代わりなので金曜日の時間割で」ということで授業を行います。ということで、今日もゲストの方に「授業に来てくださ〜い」と声をかけているのですが、どうなることやら。(お時間のある方、0年生の2時からの授業でゲストの方をお待ちしておりま〜す。)ということでニュースもちょこっと書きます。

小耳
▼専門家によると来年電気代が10%上がる模様。
▼ブダペストなどには数年前にバス専用車線を作って、バスやタクシーだけが走れるようにしたが、ちょっと前まで、確か救急車もバス専用車線が使えず問題となっていた。(今は使える・・とニュースに書いた記憶があります。)現在問題となっているのは霊柩車。霊柩車もバス車線は使えないため、ブダペストの渋滞に巻き込まれると葬儀に間に合わなかったりといろいろ問題があるようで、関係者は2000年12月15日以前の状態、つまり霊柩車にパトカーのようなランプをつけ、他の車が道を譲るような状態に戻してほしいと要求している。
▼26日にブダペストのエリザベート橋を封鎖する(許可をとっていない)デモが起こる可能性があることについて昨日書いたが、26日朝8時、本当に旗を持った人たちが車を止め始めた。そして警察も前もって予告した通り、すぐにこれらの排除をはじめ騒ぎは9時15分には完全に治まったようだ。(数年前にもエリザベート橋を閉鎖するデモがあって、この時は放水車も出た記憶があります。)尚、この騒ぎを受け、警察はエリザベート橋を「警察の作戦上の管轄区域」に指定した。
▼今週の木曜日にはハンガリー鉄道が通勤ラッシュの朝6時から8時までの時限ストライキを行ったが、今度は長距離バス会社の職員が10月30日(火)に朝5時から7時までの時限ストライキを行う模様。(運転するバスのタイプによって定年退職の条件が変わったりするようで、それに反対してのストだそうです。ハンガリーすべての長距離バス会社がストをするようで、ストに参加する運転手の数は400名に達する模様です。このとき多くの学校は秋休みなのですが、私の職場では秋休みではないので、ちょっと心配です。)
▼ストといえば、11月21日(水)にハンガリー鉄道が再度ストライキを起こす可能性もある。
▼26日午後、エリザベート橋近くにあるフェレンツィエク広場(ヴァーツィ通りにも近い)で100名ほどの人が集まったデモがあった模様(60〜70名の警察官が排除したようです。)
▼金曜日の夜までに、エリザベート橋のデモ関連で82名が警察に取り押さえられた模様。
▼ハンガリーでは現在、家での出産に関する規則を整備しようとしているが、家での出産に携わった(それで有名な)産婦人科ゲレーブ・アーグネシュ氏に対し、業務上過失で3年間の業務停止命令が下された模様。


デパート火災
ブダペスト3区のアールパード橋近くにあるフローリアンというデパートで火事が発生。火事のランクとしては最も危険度の高い5レベルの火事だったようだ。火災発生当時デパートの中にはたくさんの人がいたが、幸いガードマン1名が怪我したにとどまった模様。(26日夜には鎮火した模様。)

ピカソ
ナショナルギャラリーで10月26日から1月27日までピカソなどの展示会が行われる。

拘束
デブレツェンでは今年、警察の検問で(前に違反などで免許をとられてしまい)無免許で運転していた例が57件もあったことで、同様のことがあった場合、自動的に72時間身柄を拘束する手段をとっている模様。(罰金額も最高で15万フォリント)

レート
100円=148.22フォリント(OTP/10月26日)

10月26日

日本語教師仲間のFillinger Hisayoshiさんから「MoveOne-ブダペストにある引越しの会社-で日本人スタッフ募集している。」との連絡がありました。希望者は hisayoshis@gmail.comまで連絡してください。

ブダジュンジェからモスクワ広場の市電の線路改修工事は元々10月15日から開始される予定だったのですが、代行バスが走る路線をつくるため工事開始が遅れていたようです。結局工事は10月24日からスタートしているのですが、通勤する時は結構この乗り換えが面倒です。しかも代行バスはなかなか前に進まないし・・ちなみにブダジュンジェから先は来年改修するそうです。(工事がいつ終るのかwww.bkv.huで調べてみましたが書いてありませんでした。)

小耳
▼ハンガリー航空は冬の間、ニューヨーク便やトロント便をとばさないことを決定した模様。(既にチケットを購入している人は別の航空会社に振り分けるとか)
▼FIDESZが署名を集めた、高等教育機関の学費や医療機関の受診料などについての国民投票の期日について、大統領が来年4月に設定するのではという話が出てきている。(ある社会党よりの人の話だと、国民投票でもし政府案と反対の意見が出ても、これを国会で取り上げ投票して結局つぶされて終わり・・・と言っていたがどうなんでしょうねえ。)
▼ローカル線廃止反対などをうたって行われたハンガリー鉄道のストライキが決行された。朝6時から8時と通勤時間にかぶったストライキは多くの乗客に影響を及ぼしたようで、ダイヤの乱れが直るのに1日かかったようだ。(ラジオのインタビューで多くの乗客が怒っていた。)
▼国会で司法・法執行大臣が大統領が昨年10月23日の暴動に関して行った発言に対しこれを批判した。(大統領は警察が悪いと言った)
▼ブダペストの地下鉄4号線工事は当初より更に完成までの期間が延びることが明らかになったが、一方で建設費も180億フォリント少なくなることになった模様。
▼26日にブダペストのエリザベート橋を閉鎖する(事前に報告のない)デモが行われるとうい話があるようで、警察はもしこれが起こった場合直ちに排除すると述べた。(専門家はデモは行われないのではと指摘している。)


LEGO
地下鉄2号線の終点駅(Osvezer ter)前にあるデパートSugarでハンガリー最大のLEGO(ブロック)の展示会がある。(このSugarのウエッブサイトを見てみたら、建物が綺麗になっていてびっくりしました。もう10年以上行っていないです。昔はよく行ったんですけど・・・)

元気
1週間前、ハンガリーで始めて子供の心臓移植手術が行われた。関係者によると今のところ手術を受けた7歳の男の子は元気だという。

認知心理学的にはあまりいいとは言えませんが・・
ジュール・モション・ショプロン県のパン屋は学校で5の成績をもらった生徒にケーキをプレゼントするプログラムを始めた。(毎日1500〜2000ほどのケーキをプレゼントすることになる模様。ちなみにハンガリーの学校では日本のように学期末にポンと成績を出すのではなく、かなり頻繁に成績を出し、その成績の考慮して学期末に総合成績を出すという形になっている。また初等・中等教育機関の場合、後期に出す成績は後期だけじゃなくて、通年の成績を出す。)

チョコレート
25日午前、ブダペストで賞味期限を改ざんした大量のチョコレートが発見された。これらはポーランドから入ってきたもので、今のところ店舗に並んでいるかどうかはわからない模様。

天気
金曜日:天気が良くなり、また悪くなるという感じです。最高気温は9〜14度の予想です。
土曜日:あまり天気はよくないようです。雨がぱらつくところもありそうです。最高気温は13〜18度の予想です。
日曜日:よい天気となりそうです。最高気温は11〜16度の予想です。

レート
100円=148.92フォリント(OTP/10月25日)

10月25日

多忙につき少しだけ

小耳
▼金融大臣によると、来年のGDPの伸びは2.8%、インフレは4.5%だそうで。財政赤字もGDPの4.1%にまで下がると発表した。(といっても1兆1230億フォリント)
▼ある日刊紙によると、ブダペスト地下鉄4号線工事期間は更に伸び、このままだと2011年の中ごろにならないと終らない模様。(最終的にはいつ終るのかなあ。)
▼木曜日の朝は、ストライキ・雨・事故などでブダペストをはじめ多くのところで渋滞が発生した。(ショイマールもすごい車の量でした。)
▼FIDESZは国家選挙管理事務所に国民投票のために集めた署名を提出した。
▼23日の夜、国会議事堂前などで騒ぎがあったが警察は53名の身柄を確保した。(逮捕ではなく取り押さえたということらしい)
▼土曜日の午後から日曜日の夜までは大きな音を出してはいけない(自治体によっても違うかもしれないが)ブダペスト22区では土曜日の午後に芝生を刈った者は最高で3万フォリントの罰金となった模様。


10月24日

23日関連
▼18日、FIDESZの国会議員会派長であるナヴラチチ氏は、同党が提出した学費免除や医療機関の受診料廃止などについての国民投票の結果が圧倒的に現政府の政策を支持しないものであるとするなら、首相は退陣すべきと述べた。(といっても首相は辞めないと思うけど)
▼18日、ブダペストにある社会党の事務所2箇所の窓ガラスが破られ、1つの事務所には火炎瓶が投げ込まれる事件があった。
▼ジュルチャーニ首相が主張した国会議員に関する7つの提案について、世論調査会社Medianが電話によるアンケート調査を行ったところ、71〜95%の人がジュルチャーニの提案に同意するとの結果がでた。ただ、これにより国会議員がより信頼できる存在となるかについてはわからないと答える人も結構いたそうだ。
▼FIDESZは国民投票に必要な署名を48時間で20万人分集めると宣言していたが、実際には48時間で30万人分集まった模様。(学校に署名用紙を持ち込んだFIDESZ議員のニュースもありましたが、すぐ消えちゃいましたね。)
▼極右組織とも言われるマジャール・ガールダであるが、21日英雄広場で新たに500名が隊員となった。(FIDESZ議員ウィットネル氏の祝辞も呼ばれた。)特に大きな騒ぎはなかったようだ。
▼ショーヨム大統領は22日に工芸大学で行われたセレモニーで去年の10月23日の暴動についてふれ、昨年の警察の行動について改めて批判した。(確か去年とった与論調査では警察の行為はしょうがないというものが多かった記憶があるけど・・・)
▼22日、オペラハウスでの式典に首相も参加するということでアンドラーシ通りを閉鎖するなどしていたが、サバッチャーグ広場に集まっていた集会のリーダーが「オペラハウスへ行くぞ!」と言ったことでデモ隊がオペラハウスに近づき警察と衝突。デモ隊は火炎瓶、警察はガス弾や放水車などを打ち込み一時騒然となった。20名近くの怪我人が出た模様。この事件で集会を扇動したリーダーが逮捕された。(警察につかまったのは20名ほどだったが、刑事裁判の対象となったのはリーダーだけだったようだ。)
▼23日、午前中に国会議事堂で行われた式典にはジュルチャーニ首相をはじめ、大統領、国会議長、最高裁判所長などが参加した。まわりはフェンスでしきられていたが、多くの人がジュルチャーニ首相に対し「辞めろ!」と叫んだ。
▼午後4時からアストリアでFIDESZの集会が行われた。オルバーン党首は昨年の10月23日の警察の動きについて「警察の行動、そしてその裏にいた政府のことは絶対わすれない。」などと述べた。(2万5000名ほどが集まった模様。)
▼このFIDESZの集会には別の場所で行われていた(マジャール・ガールダもいた)集会からも人が流れ込んだ。(警察もFIDESZもこのように流れてきた人たちをどう扱うか迷った感じ)
▼FIDESZの集会は昨年同様テロの館まで行進して終ったが、その後国会議事堂へ向かった人が600〜800名ほどでたとか。
▼23日午前11時から20分間、地下鉄1号線の駅を閉鎖した。これは国会議事堂前の式典の直後に行われた措置で安全のため警察から連絡があり行ったものらしい。
▼23日夜、アルコトマーニ通りなどにデモ隊があつまり警察と衝突した模様。夜の12時ごろにはこの衝突も終ったようだ。

小耳
▼現在、ブダペストタクシーの料金が最大50%値上がりするという話がある。今週ブダペストの議会でこれが議決されたら本当に値上がりするそうだ。(初乗り料金が300フォリントから600フォリントに、その後1キロメートルごとに料金が加算されるが、これが240フォリントから360フォリントに、そして停まっているときの待ち時間も1分60フォリントから90フォリントに値上がりする模様。ちなみに流しのタクシーをつかまえた場合は、料金体系はもっと高くなる。初乗りが420から840、1キロ当たりの値段が336フォリントから504フォリント、停車中の待ち時間1分あたりが84から126フォリントになる。)ただ、実際にはこれが最も高い値段となり、タクシー会社ごとにこれより低い値段が設定されることとなる。
▼10月25日の朝6時から2時間、ハンガリー鉄道がストライキを行う可能性がある模様。600本の列車に影響が出るとか。(これが本当に行われたら、朝の通勤は滅茶苦茶になるでしょうね。)
▼世界2輪選手権125CCクラスに出場しているタルマーチ・ガーボル選手は前戦までで1点差で総合順位1位をキープしていたが、21日に行われたマレーシアグランプリでは見事優勝し総合1位の座を守った。(2位-チームメイト-との点差は10点。次が最終戦でライバルの地元スペインで行われるが、3位までに入れば自動的にチャンピオンとなる。ちなみに総合3位は日本の選手。)
▼経済交通大臣は高速道路料金に関し、2008年は値上げする予定はなしと発言した。(2008年1月1日から高速のシールはなくなる。またオートバイ用の4日券も765フォリントで発売されるようだ。)
天気:水曜日は天気があまりよくないようです。ドナウ川以西や北部では雨のところもありあおうです。最高気温は6〜14度の予想です。木曜日も雲が多く雨もふるでしょう。最高気温は9から14度の予想です。金曜日は天気あg回復するでしょう。最高気温は12〜17度の予想です。

10月19日

小耳
▼ハンガリーがオリンピックでメダルをとれる種目の1つがカヌー・カヤックであるが、前回のオリンピックで金メダルをとったヤニチ・ナタシャ選手がコーチと喧嘩をしてしまい、以降今ひとつ成績もふるわない状況となっている。このヤニチ選手とコヴァーチ・リタ選手によるペア・カヤックは世界最強とも言われているが、上に書いた経緯によりペアそのものが組めない状況となっていた。ただ、ここに来てこの2人が再度ペアを組むことが決まったようだ。
▼金融省の発表によると、今年の財政赤字は当初の予想よりも少なくなっているようで、現段階ではGDPの5.8%程度で収まるのではと予想されている。(1兆4800億フォリント
▼学費導入の撤回、ヒッレール大臣の辞任などを求めて4000名弱の学生が教育省建物前でデモを行った。(学生自治会によると、1年前に出した案をずっと無視されてきた・・らしい)
▼恐らくこのニュースを読んでいる方には、インターネットがないと生活が成り立たない方もいらっしゃると思うが、ハンガリーのインターネット使用率はEU諸国の中でも最も低い国の1つらしく、ブロードバンドを使用している人は15〜69歳人口全体の11.6%、月に1度インターネットをする人の数も39%程度に留まっている模様。(それはそれで幸せという気もしますが・・)
▼10月22日にジュルチャーニ首相がオペラハウス前で式典に参加し演説を行うらしく、暴動などが発生しないように、アンドラーシ通りの一部が通行止めになる模様。
▼現在、BKV(ブダペスト交通会社)でキセル罰金を払っていない人が160万人いるらしい。(罰金額は各自2〜10万)BKVは今年中に罰金を払うなら2割おまけしてやるが、来年からは外部の取立て会社に頼み、自宅まで取立てに行くと発表している。
▼今週の土曜日は平日扱いだが、その代わり日曜日から火曜日(10月23日)まで連休となる。このため23日には田舎から戻る人で列車が混む可能性もあるが、ハンガリー鉄道は臨時列車は出さず、客車を伸ばすことで対応する模様。

受診料必要なし
インフルエンザワクチンを無料で注射してもらえる人(130万人)はこれを接種する歳に受診料を払う必要もないと発表があった。(ちなみに薬局でワクチンを買うと1041フォリント。2回分必要とのことで2082フォリントかかるとか)

ククリクー(コケコッコー)
ハンガリー人は鳥インフルエンザなどを心配して国産のチキンや七面鳥を選んで買うようになってきたが、消費量そのものは減少していないとか。ただ、鶏肉や七面鳥肉の値段は今年だけで20%上がり、卵もクリスマスには1個50フォリントまで値上がりするようだ。

有料に
国立の博物館の常設展示は無料であったが、これが来年1月1日から有料となる。ただ祭日は無料開放される模様。

天気
金曜日:朝方は雲が多いですが、徐々に薄らいでいくようです。雨がぱらつくところがあるかもしれません。最低気温は2〜7度、最高気温は7〜12度の予想です。
土曜日:雲も出ますがお日様もみえるようです。山では雪、平地では雨がぱらつくところもあるかもしれません。また風が強いところもありそうです。最低気温は-2〜+3度、最高気温は5〜10度の予想です。
日曜日:雲が多く、南部、東部では雨も降りそうです。気温は土曜日と同じ程度です。
月曜日:雲が広がり雨のところもありそうです。(山の方では雪になる可能性もあります)最低気温は0〜5度、最高気温は3〜8度の予想です。

レート
100円=147.24フォリント(OTP/10月18日)

10月18日

小耳
▼ポーランドでポーランドとハンガリーのサッカー親善試合が行われ、ハンガリーが1-0で勝利した。ハンガリーはすでに欧州選手権予選敗退が決まっているが、一方ポーランドは現在世界ランキング16位で、欧州選手権予選グループでも首位を走っている。そういうこともあり、ポーランドは1軍半のメンバーで試合に臨んだようだが、ハンガリーがアウエーでポーランドに勝利したのは実に42年ぶり(1962年以来)であり、ホームをあわせても20年ぶりとなる。(この前イタリアにも買ったし、今後が期待できると言われればそうかもしれませんね。)
▼中央統計局の発表によると、今年1〜9月期のグロスでの収入の伸びは8.1%、ネットだと1.7%なのに対し、同時期のインフレ率は8.5%と実質上6.3%収入ダウンとなっていることがわかった。(数字で出さなくても実感していますが・・・)
▼ここ数日穏やかな日が続きましたが、木曜日から寒くなり週末には雪やみぞれが降る可能性もあるとのことです。(この寒さ+天気の悪さは来週の中ごろまで続くとか。ちょうど連休のときですね〜)
▼現在高速道路3号線では、国道2/B号線との合流地点の工事を行っているため、ちょうどブダペストから高速に乗るぐらいの地点で終日大混雑となっている。これについて国家高速道路管理局は「今とっているのが最善策」としている。(週末、妻の実家に行くので高速3号線を走りますが、ちょっと不安)
▼高等教育機関の授業料や医療機関の受診料などに反対する国民投票を実施するための署名運動(20万の署名が必要)をFIDESZなどが金曜日の午後から開始する模様。(オルバーン氏は48時間で20万の署名を集められると述べていた。)
▼最近ローンが払えず車を銀行やリース会社に返す人が増えているが、これらの人の中に、車を返す前にわざと部品を取り外したりする人がいるのだという。
▼5月4日、モスクワ広場近くの銀行支店で強盗事件があり犯人が射殺されたが、その後の現場検証の際に警察官が銀行から46万フォリントを盗んでいるのが監視カメラに映るという事件があった。その元警察官に対する二審判決が言い渡された。(執行猶予付きの有罪判決。一審とほぼ同じ内容とのこと。)
▼5月4日(上の記事と同じ日ですか・・間違っていないかな。)に国立博物館近くで警察官に暴行を受けたと訴えたジャネット事件に関し、これまで女性が示した傷は事件当日につけられたものではないという医師の診断がなされていたが、10月11日からまた新たに調査が始まっていた。そして、ここにきて「太腿の傷は当日つけられた可能性もある」との判断が下された模様。(真相はいかに)
▼10月23日の祝日の各式典では、首相に対する嫌がらせ行為が発生する可能性が十分に考えられるが、今のところ首相は各儀式の参加を辞退するようなことは考えていない模様。

120億
税務局がこれまで各企業などの調査で発見した税金未納額は120億にも達している。あるコンピューター機器関連会社は13億もの脱税をしていたらしい。(「相手を信用していない」という前提のもとに働かなければならない税務局職員の人たちは精神的葛藤ってものもあるのでしょうね・・・仕事だからそんなことまでは考えないのかな。)

ふ〜む
マルギット島で行方不明となったと母親が嘘をついていた事件で(実際には自宅庭で自分達が飼っていた猛犬にかみ殺された)母親たちが埋めた森から発見されたドミニク君の遺体を調べた結果、確かに犬にかまれて亡くなっていたことが明らかになった。今後、両親は警察に嘘をつき事態を混乱させた罪に問われることになるが、息子の死で精神的におかしくなっていたことが立証されれば罪が問われない可能性もある模様。

レート
100円=146.93フォリント(OTP/10月17日)

10月17日

講師の先生をはじめ多くの方の御協力でカーロリ大学に「習字クラブ」が発足しました。書道セットも寄贈していただき嬉しい限りです。どうか、クラブの活動が長く続きますように・・・

小耳
▼かつて欧州チャンピオンシリーズも制したことのあるハンガリーのサッカー人気チームのフェレンツヴァーロシュだが、2年前に(成績とは関係なく経営に関するチームへの制裁で)2部に落ち、去年2部2位と(1位はニーレジハーザ)昇格ができず現在も2部で試合をしている。しかし去年と違い今年は成績が振るわず先週も首位のケチケメートに0-4で破れ現在は7位を低迷中。
▼今年1〜9月までの国家労働保護管理局の調査によると、会社が正式な契約をせずに働かせている人の数が6万2000名にも達していた模様。
▼オーストリアからハンガリーを抜けてウクライナに入ろうとした貨物列車のうち2両から放射能が出ているということでザーホニ駅でウクライナへの入国が拒否された。(鉱物が入っているようで、危険はないらしい。)
▼極右組織とも認識されているマジャール・ガールダであるが、会の基本的目的に組織の目標の1つである災害救助云々の項目が入っていないようで、検察側から違法と指摘されている模様。
▼これまで入場料が無料(0フォリントのチケットが出る)博物館があったが、政府はこれらの博物館も再び有料にする意向がある模様。
▼現在目の不自由な人が使用する補助器具(盲導犬を含む)には社会保険がかからないものが殆どで非常にお金がかかるのだそうだ。それで、現在社会保険でこれらの補助器具が購入できるようにとの動きが出ている模様。
▼以前、マルギット島で「ちょっと目を離したすきに子供が川の近くにいったので、あわてて子供のところに駆けていこうとしたら転んでしまって気を失ってしまった。そして気がついたら子供がいなくなっていた。」と訴え、その後、この発言の信憑性が疑問視される・・・という事件があったが、ここにきて母親が驚愕の事実を供述した模様。それによると「実は自宅で飼っていた猛犬が息子をかみ殺してしまい。それで、息子を手押し車に乗せ森へ行き、そこで埋めた」というもの。息子の遺体も発見されたらしい。(う〜ん、でもなぜ息子の遺体を森に行って埋める必要があったのか・・・)
▼ブダジュンジからモスクワ広場までの路面電車の路線工事のため、15日から同区間では代行バスが走る予定であったが、工事開始が遅れており今のところは普通に乗れる。
▼聖ヤーノシュ病院でリフトが止まっていたが、今は仮の許可をもらい運転を再開している模様。ただ許可が切れる可能性もあるとか。また他の病院でも似たような状況でいつリフトが止まってもおかしくないようだ。(病院でリフトが止まったらそら大変でしょうね。)
▼ブダペストの遊園地であるが、来年の3月までに移転計画を決めなければならないようだ。(もっと広く、交通の便のいいところ・・・になるようだが)
▼国家安全局に入った情報によると、10月23日に、今年も過激派の一部が暴動を起こす可能性がある模様(テレビに映えるような行動を起こす・・・かもしれないそうです。去年は夜中までやっていましたもんね〜。警察は今年から法律で禁止されたゴム弾は使わないそうですが、放水車は出すそうです。)


馬が暴れる
ナジカニジャで、馬車をひいていた2頭の馬がいきなり暴れだし、馬車から離れ3〜4キロメートルほど暴走した。これにより5台の車が壊された模様(被害額も数百万フォリントに達するとか)。

手術
ジュールの動物園にはトラの母親とライオンの父親から生まれたライガーがいるが(17歳)背中に癌が見つかり摘出手術が行われた模様。(このライガーはもともとイタリアのサーカスのスターだったらしい。)

レート
100円=147.39フォリント(OTP/10月16日)

10月16日

昨日は学生に頼まれて、セーケシュフェヘールヴァールの劇場に行き、録音してきました。(日本人の発音のハンガリー語が欲しかったようです。)声優になった気分でした。あ、今日はニュースは少しです。

小耳
▼太腿通で療養中の女子テニスサーヴァイ・アーグネシュ選手の世界ランキングは前とかわらず20位であった。
▼自治体・地域振興省次官によると、観光振興に関する来年のEUから援助額が1550億フォリントに達する模様
▼European Cities Monitorがヨーロッパの大企業上層部500名に聞いたアンケートによる、ヨーロッパでビジネスの魅力がある都市ランキングでブダペストは前回の22位から23位へと交代した。(1〜4位はロンドン、パリ、フランクフルト、バルセロナ。プラハは14位、ワルシャワは19位、ブカレストは28位、モスクワは31位だった。)
▼17日より、ガソリンの値段が1リットルあたり2フォリント値下がりする。
▼ジュルチャーニ首相は、国会議員と市長の兼任を辞めるべきとした主張を国民投票にかけたいとしているが、連立与党の自由民主連合はこれに反対の意向を示した。(こういう動きを受けて、野党側はジュルチャーニ首相の影響力が更に弱まったと批判している。)
▼経済省の次官がスピード違反を起こした後、警察上層部の名乗る人物からこれを取り消すようにとの電話が入ったという出来事があり、次官側はその事実を否定していたが、これが事実である可能性が出てきた模様(このあと、野党議員がスピード違反を犯したのだが、-もしかするとパフォーマンスの意味もあったのかもしれないが-即罪を認めた・・・という出来事もあった。)
▼ブダペスト12区では昨年夏より、すべての強盗事件の犯人が明らかになっている模様。同区では区のお金で(月100万フォリント)パトロール隊員を増やしている。(ちなみに、学費や年金受給者に援助をしたり、保健省の駐車場とでやりあっている5区の区長と、この12区の区長はFIDESZの上層部の人)

▼ジュルチャーニ首相は、闇の仕事(領収書を切らない仕事)の撲滅(ゼロ・トレランス)を目指しているが、これに従うと結婚式やミサをした神父も領収書を出さなければならないらしい。(これを出してくれない・・・というラジオへの投書があったとか。)
▼憲法裁判所は、高等教育機関の学費、医療機関の受診料などに関する国民投票を認めた。(選挙管理委員にはここ1年で350もの国民投票申請が出ているらしい。)
▼現在インターネット上では、政治家(例えばジュルチャーニ首相)を標的とした(禁止)ゲームがいくつも登場している模様。(ジュルチャーニ首相を撃つことができるゲームもあるとか。)
▼以前、高速道路を走るとき、車がオートバイのチケットを購入してもカメラが認識しないので違反にならない・・・などという話があったが、(状況がかわったのか、はたまたニュースを読んで同種のことをやる人が増えたのか)9月の最終週だけで、下のカテゴリーのチケットを購入するという違反が97件あったと国家高速道路管理会社から発表があった。(合わせて260万の罰金だそうだ。)
▼100円=144.63フォリント(OTP/10月15日)

10月15日

寒くなってきましたね。皆さん体調には注意してください。ヘックション!

小耳
▼ハンガリー鉄道の組合は政府が2008年に定年退職する人から年金としてもらえる額を下げるような政策をとっていることに反対し、11月21日にストを行うと発表した。(回避できるかな?)
▼小麦などの値段があがっていることもあり、ビールの値段が5〜10%値上がりする模様。
▼ハンガリーにアメリカに入れなかったキューバの亡命者が30名ぐらい入国してきた模様。(現在ハンガリー語を勉強しているようだ)
▼国連の調べによると、ヨーロッパ全体で3500万人、ハンガリーでは20万人が飢えと戦う毎日を送っている模様。(しかもこの数はどんどん増えている
▼危険としてリストが止まった聖ヤーノシュ病院でだが、結局動かしているのは2台だけらしい。(11台止まった。)今後リフトを動かせるようになるのはすべて金次第とのこと。(まあ、確かにあそこの病院も結構ボロボロだしなあ。)
▼EU議会の議員数を785名から750名に減らすことに伴い、ハンガリーからの議員数も2009年の選挙から24名から22名に減ることとなる模様。(ただ27の加盟国のうち議員の数が減るのは17で、4カ国では逆に議員の数が増えるそうです。)
▼今年の夏も牛の像に色々な色を塗ったものが飾られていたが、このうちコンビーノの色を塗った牛をBKVが購入した模様。(60万フォリントだそうです。)
▼教育省はマジャールとロマの統合を目指し、学校でもなるべく一緒に勉強できるようにいろいろな規則を作っている(例えば越境通学に対する規則を厳格化し、最初は地元の子をとらなければならないようにした。)ただ、これに反発している市民も多く、社会党の教育委員のメンバーが「強制的に1つのクラスに入れる必要はない」と言い始めている。(まあ、これは本当に難しい問題だ)
▼ハンガリーでは気に入らない政治家が話をしていると卵を投げるのがはやりのようで(3月にもデムスキー市長が話をしているとき、たくさんの人が卵を投げていた。)セクサールドに行ったジュルチャーニ首相に対し150名のデモ隊が卵をなげつけた模様。(ボディーガードが傘を広げてこれを阻止。)
▼GfkHungaria市場調査会社の調べによると、国民は来年12%程度のインフレを予想している模様。
▼数ヶ月前、国立博物館近くで警察官5名に女性が連れ去られ強姦されたとされる事件があったが、その後、女性の証言と医師の診断結果に矛盾が生じ、狂言であった可能性が強くなっていた。しかし、その後、それまでになかった証拠が出てきたりして今だに事件の決着はついてない。そしてここに来て検察は医師の診断について再調査することを決定した模様。
▼ブダペストの地域ごとの集中暖房は毎年10月15日から始まるが、13・14日はかなり気温が下がったため(朝方は氷点下まで下がった)12日から暖房を開始した。
▼ハンガリーでは教育機関へのデジタルボード設置を目標としていて、これはEUの計画でもあるようだが、野党側などは、教員をどんどんリストラしているなかでデジタルボード?トイレだってきたないし、援助の仕方が間違っている!と強く批判した。
▼どうやら、役人の給与と民間のそれとに大きなずれがあるという主張が政府側から出ているようで、例えば次官級の役員の月給も現在の71万2000フォリントから300万フォリント程度にすべきという主張がある。
▼スピード違反の数をもっと減らすため、来年から同違反の罰金を最高で30万フォリントまで引き上げようという動きがある。
▼臓器移植に関してのルールは「自分の臓器の移植を拒否できる」というものらしく、親戚などが例えば脳死状態の身内の臓器移植の反対をしても本来は意味がないのだそうだ。ただこれを知っているハンガリー人はかなり少ないらしい。
▼首相が「国会議員は市長などを兼ねては駄目」と主張し問題化しているが、社会党議員会派は「2011年1月から市長、県議長、ブダペスト市長やその代理と国会議員を兼ねては駄目とする」という方向で動いている模様。
▼Olaszliszkaという町で、少女と接触事故を起こした男性が車から引き釣り出され、車内にいる子供達の目の前で撲殺された事件から1年たった。同地ではこれを忘れないためのプログラムが行われた模様。
▼シオーフォクで6000人前の「トヤーシュプルクルト」が作られた。(1万個の卵を使ったとか)
▼物価が上がる一方、収入の伸びはそれほどないため、実質的な生活レベルは落ちてきているが、人々は色々な店のセールの情報をうまく利用して買い物をしていることが、専門家の調べでわかった。(どこのスーパーなら何々が安い・・・という情報をよく知っているってことらしい。我家の近所の人たちも公共交通機関を乗り換えて2時間ぐらいかけて、別の町まで買い物に行っている。その時間を考えるとちょっとぐらい高くても地元で買い物をした方が・・・なんて思っているうちは駄目か。)
▼セゲドでダチョウが逃げ出して道路が混乱する騒ぎがあったらしい。幸い事故はなかったようだが、たくさんの人が写真やビデオ撮影をしたようだ。
▼ミシュコルツの牧場で馬が毒をもられたらしく11頭の馬が死んだ。(テレビで見たけどあちこちに馬が倒れていた。)
▼ヴェレシュ・ヤーノシュ金融大臣が一時期保有していた企業が90年代頭に5500万フォリントの付加価値税を不正に還付してもらっていたことが発覚した。金融大臣曰く、金はすでに国に戻っている。自分は知らなかった。などと言っているが、野党は辞任を求めている。
▼月曜日:よい天気となりそうです。最低気温は−5〜+1度、最高気温は12〜16度の予想です。火曜日:よい天気となりそうです。最低気温は-4〜+5度、最高気温は13〜18度の予想です。水曜日:天気がよいですが、徐々に雲が出てきそうです。最低気温は-2〜+3度、最高気温は13〜18度ですが、霧が発生するところでは最高気温が10度程度にしか上がらない可能性もあります。木曜日:西から雲が広がり雨がぱらつくところもありそうです。最低気温は3〜8度、最高気温は13〜18度の予想です。

10月11日

小耳
▼ブダペストの消防署員は110名不足しているのだそうだ。(採用条件も厳しく仕事がきつい割りに給与があまり高くないのが求人難の原因かもしれない。新人の給与はグロスで14万フォリント程度。まあ新人の教員はグロスで11万ももらえないけど・・・)
▼ジュルチャーニ首相は、先日自分が出した国会議員についての7つの点について、国会の3分の2の賛成が必要なものについて国民投票にかけたいと8日述べた。これが本当ならFIDESZなどから出ているものと合わせて、ものすごい数の国民投票の項目ができることとなる。
▼このジュルチャーニのいう7つの点とは・・・
1. 選挙運動や党の金の流れを見えるようにする。
2. これまで党は党関連の青年組織を経済的援助してきたが、それをやめる。
3. 党に近い人間が公金を得てはならない。
4. EUなどへの申請をする際に、申請者と申請許可について検討・決定する委員会のメンバーとの関係についてのヨーロッパで最も厳しい規則をつくる。
5. 政治家に対する財産調査は重要。
6. 国会議員は別の市長などを兼任してはならない。
7. 国会議員の収入を透明化する。
▼ハンガリー電気局によると、来年電気代が5〜10%上がる模様。
▼元首相のホルン・ジュラが病気でもう数週間入院している。(家族の願いで病状については明らかになっていない。)
▼FIDESZ党首オルバーン氏はこれまでも政府批判をしてきたが、「ハンガリーは汚職に完全に染まっている。」などとそのボルテージがかなり上がっているようだ。
▼ハンガリーではローンで車を購入している人が、ローンを払えなくなり車をとられてしまうケースが後をたたないようだ。(今年上半期だけで2万5000台がそうやってとられたらしい。)
▼ハンガリーでも銀行口座を聞きだすようなフィッシングサイトが急増していると、ハンガリー銀行協会安全委員会長が述べた。
▼食料品の値段がどんどん上がっているが、今年の末までに1キロのパンの値段も250フォリントまで値上がりする可能性がかなり高い模様。(本当にいろいろなものが高くなりました。ちょっと前まで1キロ60フォリント代で買えた小麦粉が今では150フォリントはしますし・・・ほとんどの食料品も年末までに10〜15%あがるそうです。う〜ん、このニュースを書く時間を利用して、もっとお金の儲かることをしなくては駄目かなあ。)
▼ブダペストのヤーノシュ病院ではエレベーターがかなり危ない状態となっているようで、11台のエレベーターの運転をストップさせた模様。でも復旧したようだ。(ニュースではこれを「奇跡」と書いていた)
▼BKVは船も走らせているが、来年はこの船がセンテンドレまで行くのだそうだ。(普通の船でセンテンドレまでいくともうあまりの遅さにがっかりするけどBKVの船はどうなんだろうか。)
▼警察が国道27号線に交通事故現場の写真をたててから、事故がすっかりなくなったそうだ。警察はほかの道路でも同じような措置をとる模様。
▼ある次官がスピード違反を犯した後、「違反を取り消してくれ」という電話が別の(警察の上の方を語る)人物からあったとかで問題となっている。
▼100円=145.8フォリント(OTP/10月10日)

10月9日

すみません。今日は多忙のため少しだけです。

▼オーストリアの石油会社がOMVがハンガリーのMOLを買収する動きがあるようで、これを国としておさえるための法律が国会で可決された模様。(OMV側がMOLやハンガリー政府に対するネガティブキャンペーンをやったりして両者の関係が悪化していた・・・というニュースもラジオで耳にしました。)
▼1990年に交通事故で亡くなった子供は107名だった。これが2006年には43名にまで減った。しかし、今も自転車に乗っていた子供が事故に遭い亡くなるケースが多発しており、今後も交通事故撲滅に向けて警察は力を入れていく模様。
▼ブダペストの動物園にいるサイのルルがまた妊娠したようだ(人工妊娠)。順調にいけば来年の1月に赤ちゃんが生まれるとか。
▼バラトン湖畔の町シオーフォクは観光地としても有名であるが、現在シオーフォクをショモジ県からヴェスプレーム県の市にかえようという動きがあるらしい。(積極的なのはヴェスプレーム県で、シオーフォク市は「県をかわりたくない」と主張しているようだ。)
▼9日から12日まで、交通取締りが教化される。(ヘッドライト、フロントガラスなどもチェックするようだ。)
▼ある国際的組織による、世界観光ランキングでハンガリーは40位だった。
▼車の不凍液からパーリンカを作って販売していた人がいたらしい。警察は刑事事件として捜査を始めているようだが、容疑者の数は27名いるとのこと。(主に東ハンガリーでつくられていたとか)
▼世論調査会社Szazadvegによると、昨年の首相の「嘘をついた」発言のあとの暴動騒ぎの責任がジュルチャーニ首相にあると答えた人が59%、オルバーン氏にあるとした人が41%いることがわかった。(まあ、今の与野党の支持率とほぼ同じと考えていいのでしょうね。)
▼ブダペスト5区と保健省が駐車場をめぐり対立している。保健省の前の駐車場はブダペスト5区のもので、駐車している車は違法駐車と5区は怒っている。(いろいろあって、今週からは、保健省の駐車場に停めてある車は違法駐車として取り締まることになったようです。)
▼100円=146.69フォリント(OTP/10月8日)

10月8日

先週は本当に忙しい1週間でした。まあ、今週も暇ではありませんが・・・昨日久しぶりに「続・知的生活のすすめ」という新書(かなりふるいやつ)を読んだのですが、自分の生活は「知的生活」とは程遠いものです・・・トホホ。

▼フェーセククラブといえば、見た感じ全然レストランに見えないのですが、中に入るととても趣のあるところ・・・だったのですが(一時期は日本人の集まりにも使われていたようですが、みなさんは行ったことがありますか?私も昔はよく行きました。なぜかメニューに札幌の七面鳥というものもありました。)どうやら、今年1月に既に場所をかりているフェーセク芸術クラブとの契約を打ち切られていたようです。ただ未だにレストラン側は借りているところから出ようとしないので問題となっているようです。
▼ジュルチャーニ首相は現在社会党の党首も兼ねていて、党内では力があるように見えるが、ここ数ヶ月で影響力が落ちてきており、更に詐欺事件でツシュラグが逮捕されたこともあって、党内ではジュルチャーニ降ろしの動きが早まる可能性も出てきているという。(もともとは2009年のEU議会選挙までは待つ予定だったのだが、場合によってはそこまで待てないという話もあるみたい。ツシュラーグ事件は、社会党のそれなりの人物が、昔スポーツ青年省からの援助金をネコババしていた事件で、当時のスポーツ大臣がジュルチャーニ氏だったこともあって、社会党議員の汚職ということだけじゃなくて、首相も詐欺にからんでいたに違いないと野党から無茶苦茶たたかれているというものです。でも日本だったら、こんなのあったら一発でアウトって気もしますが、ハンガリーの政治家は強いですね〜。)
▼ジュルチャーニ首相は、国会議員が市長を兼任するのはよくないと主張しているのに対し、社会党内でも反発が強まっている。(もともとジュルチャーニ氏が議員は市長もやてって言っていたということもあるらしいです。彼が首相になって3年ってこともあり、これまでの彼の言動についての評価がいろいろなところでなされているようです。)
▼4日、ブダペスト2区のTorokveszi通りの建物に第二次世界大戦当時の爆発物が発見されたとして、一時住民などが避難する騒ぎがあった。(こういうの怖いですね。今まで爆弾と一緒に生活してきたってことですもんね〜。)
▼病院関係者の話によると、徐々に受診料を支払わない、支払いたくない人の数が増えてきているという。受診料を払うのが嫌で病院の職員と喧嘩になることが多いのだそうだが、病院としても好きで徴収しているわけではないので、かなりの苦労があるようだ。
▼国境では以前は怪しいと思った郵便小包の中をあらためるということがあったが、現在は憲法裁判所からの規則でこれが禁止されている。ただ、密輸タバコが減らないことから、税関職員はこの措置を復活させたいようだ。
▼今年5月末に大規模な停電が発生したが、これに関し電力関係の会社に対し、200〜3000万フォリントの罰金が言い渡された。
▼世論調査会社Szonda Ipsos などが調査したところ、ハンガリー人の6割が、「1年後自身の生活も国の生活レベルも今より悪化している」と回答した。ハンガリー人はもともと悲観主義的と言われるが、その傾向がますます強くなっているとのこと(まあ、自分自身を見ても、確かに生活に関して来年、今より楽になっているかというと、そんな気はしないですね〜。商売の才能があればよかったかな〜。)
▼金融省が国会に出した反マネーロンダリングや反テロ活動のための法案によると、来年3月15日から、360万フォリント以上の買い物を現金でする場合は、売る方がそれをきちんと記録にとりお上に連絡しなければならないとのことだ。
▼ハンガリーでは4年前から動物虐待を刑事事件として扱うようになったが、専門家の話によると、その後も動物虐待の数は減っていないとのこと。(専門家の話だと罰金刑では効力がないので、もっと重い罪を課すようにすべきだとのことです。)
▼ベビーカーを使っている人が電車に乗ったときどうすればいいか・・あるお母さんは電車に乗るたびに、違う理由でベビーカー使用について罰金を言い渡されたそうだ。それでラジオの番組に問い合わせをして、ラジオ局がハンガリー鉄道に問い合わせたところ、「規則がない。でも急いでつくる。」という回答だったそうだ。じゃあ、なぜこのお母さんは罰金を言い渡されたのだろうか。
▼Szazadveg-Forsense世論調査会社が17の項目について、ジュルチャーニ首相とオルバーン元首相についての評価を募ったところ、10項目でオルバーン氏が、5項目でジュルチャーニ氏がより多くの支持を得た。(残りの2項目は差がなかった。)特にジュルチャーニ氏が支持をうけたのは、改革者、長い目で将来を見ている、決定力、自身、視野の広さなど、一方オルバーン氏は、信用、信頼、わかりやすさ、正直さ、経験、柔軟さ、見た目のよさなどで支持を得た。
▼ハンガリーでは毎年1200〜1300名が交通事故でなくなるらしく、ジュルチャーニ首相は来年から道交法を厳しくすると発表した。(将来的には誰が運転んしていようとも、車の持ち主が罰せられたり、自治体がスピード違反の取締りをしたり、免停措置の導入をしたり・・などが考えられているようです。)
▼ハンガリーの女子テニスの新星サーヴァイ・アーグネシュ選手は、韓国のトーナメントの途中で怪我で棄権し、結局日本のツアーには参加しなかった。怪我はおもったより酷いようで、今のところ練習は禁止されているようだ。
▼アメリカのワイオミングの砂糖の会社が今後遺伝子組み換えのビートから砂糖をつくることを宣言したことに関し、専門家は遺伝子組み換えのビートで作られた砂糖がハンガリーに入ってくる可能性も十分にあると伝えた。(日本でも遺伝子組み換えの野菜そのものは禁止されているが、加工品の原料になるとわからないと聞いたことがあります。きっとハンガリーにもしらないうちに入っているんでしょうねえ。こわいと言えば、マグロ類もヨーロッパやアメリカでは水銀中毒になるといって食べる量の制限がかけられていますが、ハンガリーでは海がないからか、あまりきかないですよね〜。我家でもマグロといえば缶詰を週に1度食べるかどうかですが、日本では結構マグロも食べるだろうし、大丈夫なんでしょうかねえ。)
▼国家学生自治会は、学費について「学費援助枠」については一律払うのではなく、成績に合わせて(落ちた科目の分だけ)払うようにするべきだなどの意見を国に提出することを決定した。(デモも計画しているようです。)
▼10月6日は、1849年の革命の先頭にたった人達が処刑された日ということもあり、記念式典などが開かれた。

本の日曜日
10月7日は本の日曜日ということで、ハンガリー各地の図書館が開館していた。また400の図書館では、貸し出し機関をすぎて超過料金を払わなければならない本に関してもこの日は無料で返却できることとした。(私の住むショイマールも図書館が開いていたようです。でも行かなかったのですが)

ルービックキューブ
ブダペストのコングレスセンターでルービックキューブの大会が開かれた。(ハンガリー人が結構頑張ったようです。金メダル7つ、銀メダル5つ、銅メダル4つとったとか。ある人は19秒で6面クリアしたとか。いやあすごい世界ですね。このゲームは、もともとハンガリー人が発明したものですが。これをつくった人はルビックさん。ールービックじゃなくてルビックです。−私の元同僚の御主人がルビックさんの会社の副社長をしていた関係で、昔々ルビックさんのお宅にも何泊かとまったことがあります。)

契約期間
インターネットや携帯電話などは契約する時に、1〜2年の契約期間が義務付けられるが、消費者の不満の中で最も多いのがこの契約期間らしい。(まあ携帯電話の場合、電話機の代金を料金に上乗せするので、どうしてもある程度の契約期間が必要なんでしょうね。)

困った。減らない
ハンガリーでは大型トラックなどの交通量を減らすために、一部国道を有料にしているが、それでも他に道がないとしてトラックの交通量が減少していない自治体も多い。これを解決するには、たとえば列車に乗せるなどがあるが、コストがかかりすぎてしまうようだ。

養父・養母
ブダペストの動物園では15年前から動物達の養母・養父になるシステムがあるようで、7日に動物園を訪れた人は1年間すきな動物の養母・養父になることができたらしい。(お金がかかるみたいですが)

天気
月曜日:天気がいいですが、雲が出るところもあります。でも雨はふらないようです。最高気温は15〜19度の予想です。
火曜日:天気がよさそうです。最高気温は14〜19度の予想です。
水曜日:徐々に雲が広がりますが、雨がふるとしても夜でしょう。気温は火曜日と同じ程度です。
木曜日:天気が崩れ雨のところもありそうです。気温は前日とかわらないでしょう。

10月4日

相変わらず多忙です。

小耳
▼日刊経済新聞がハンガリーのお金持ちトップ100を発表した。一番のお金持ちはDemjan Sandor氏で資産は2600億フォリント。(ハンガリー人実業家の資産が10億ユーロを超えたのは初めてなのだそうだ。)

▼ハンガリーの平均寿命はのびているようで現在のところ男性は69歳、女性は77歳だそうだ。男女間の差も知事待っているらしいが、ただ病気でいる期間ものびているとのこと。
▼来年から高等教育機関では学費が導入されるが、今になって教育省は成績上位15%の学生は学費免除にするという話を出してきた模様。大学側はすでに学費が入るとして来年からの予算を組んでいるのかこれに反対している。(あるいは学費免除になる人がいる分、他の人の学費を挙げなければならないのかもしれない。)
▼ジュルチャーニ首相は、国会議員のあり方(市長を兼ねてはいけないなど)7つの点を主張したが、与党議員もこれには反発して混乱を招いている。
▼去年の10月23日の祝日(1956年の革命記念日)は大変な暴動騒ぎがあった。今年もfideszの大集会など多くの人が集まるが、警察は今のところ暴動に繋がるような情報は得ていないようだ。ただ暴動に備えた準備はする模様。
▼ここ最近、女性による殺人事件が増えている模様(中等統計局の発表による)
▼ニーレジハーザでプラズマテレビを購入したらテレビではなく木の板が入っていたという事件が発生。(個人から買ったらしいのですが、すごい詐欺事件です。)
▼社会党系議員のツシュラグが青少年スポーツ省からの申請に関しお金を自分の懐に入れていたという詐欺事件があったが、これに関し別の社会党議員の名前も浮かび始めている。

10月3日

すみません。多忙です。

▼中央統計局の調べによると、今年1〜7月までの貿易赤字は6億1960万フォリントであった。(昨年同時期の貿易赤字は15億9700万フォリントだったそうです。。)
▼現在卵1個の値段は20〜40フォリントで、平均で30〜34フォリントとなっている。(かなりの値上がりで、我家も近所の人からちょっと安く買うことにしたようです。それでも1個29フォリントです。)
▼最近、嘘をついて消防車を呼び出すという悪ふざけが増えてきているという。ちなみに1回の出動で2万〜2万5000フォリントかかるそうだ。
▼ジュルチャーニ首相は1日、将来的に、国会議員は市長や社長になれないようにしたいと述べたことに対し、野党議員だけではなく与党議員も不快感をしめした。(確かに国会議員で市長という人も結構いますよね。)
▼同性愛について、社会党は結婚は認められないが内縁関係として記録することは支持するとの態度を示した。
▼ホードメゾーヴァーシャールヘイでは、事務所や学校などだけではなく、公園でも禁煙となった。罰金も1万フォリントとられるそうだ。
▼100円=148.68フォリント(OTP/10月2日)

10月2日

時間に追われています。ちょっとだけです。イギリスの研究者によると、ブラックチョコを食べると疲労が回復するそうです。食べた〜い。

小耳
▼ハンガリーの自転車競技の第一人者はボドゥロギ・ラースロー選手。彼はツール・ド・フランスにも出場し活躍しているが今年フランスの国籍も取得する予定。ただ来年の北京オリンピックにはハンガリー代表として出場するようだ。
▼2008年3月1日をもって1フォリントコインと2フォリントコインがなくなるようだが、これにより年30〜40億フォリントが節約できるそうだ。
▼ブダペスト5区は年金受給者に暖房の援助費を給付し、学生・生徒に定期を給付する用意があると区長が発言した。(ここは野党の区長だから力が入っているのかも)
▼BKVがバスなどの出発本数を1割削減する計画があるという噂が流れている。(都市・郊外交通協会というところが情報として流している模様)
▼環状0号線は車線も狭く、交通量も増えているため事故が絶えない模様。(皆さんも気をつけて)
▼ハンガリーの健康医療サービスのレベルはEUでも最低レベルなのだそうそうだ。
▼100円=147.84フォリント(OTP/10月1日)

10月1日

月の初めで何ですが、今週はちょっと忙しそうで考えるだけでトホホな状況です。というわけでニュースはちょっとです。

小耳
▼韓国のテニストーナメントで第2シードとして出場していたサーバイ・アーグネシュ選手だが、試合途中で怪我をして棄権した。
▼ハンガリー鉄道のチケットコントロールを今後は民間企業が行うこととなった。
▼社会党系の地方議員が2005年に国からの補助金をどうやって自分のものにするかについて語ったビデオを流出しているが、このビデオを撮影した人物が名乗りを上げた模様。(話した社会党議員は「誤解だ」と話した内容について否定している。)
▼社会党系議員の犯罪が明るみに出つつあること、それがEUからの援助金のネコババに関することなどで、もともと低かった社会党の支持率がここにきてまた下がった模様。ただ有名な政治評論家は「これにより政府が倒れることはないだろう」とラジオ番組で語っていた。
▼ブダペストのアストリアは左折ができない状況にあるが、これを数年以内に解消しようとする動きがある模様。(信号のついたラウンドアバウトを作る計画のようだ。)
▼ハンガリーの年金には13ヶ月目の年金というボーナス制度があるが、これは今後もかわらないと首相が発表した。
▼Euromoneyが半年に1度発表している国別の投資危険度ランキング(危険度の低い方からのランキング)でハンガリーは2位順位を下げ43位となった。(旧東欧諸国だとスロベニアとチェコの次)
▼かつてはヨーロッパ・チャンピオンズリーグも制したことのあるサッカー人気チームのフェレンツヴァーロシュは昨年、お金に関するスキャンダルがあり強制的にハンガリーリーグの2部に降格となったが、結局ニーレジハーザに負けて2部2位となり今年1部に昇格できなかった。これが原因で有力選手が抜けたのか、現在は2部でもなかなか勝ち星が挙げられず現在2部で10位(東部地区。2部は西部と東部に分かれている)と低迷している。
▼30日にブダペストでマラソン大会が開かれた。(英雄広場をスタートし、アールパード橋やくさり橋を渡り、国会議事堂周辺や西駅などを通過するコースだったようです。参加された方、おつかれさまでした。)

防空壕
ジュールは町にある防空壕を10月8日にオークションにかけることにした模様。

有給休暇
9月末までに昨年の有給休暇は消化されていなければならなかったようで、10月からの検査でこれが達成されていなかった場合、最高で800万フォリントの罰金が会社側に課せられる模様。(小企業などでは守れていないところも多そうとのこと。)

天気
月曜日:雨は降らないようです。最高気温は19〜24度の予想です。
火曜日:日中は天気がいいようですが、夜になって天気が崩れるようです。
水曜日:雲が広がり雨のところもありそうです。
木曜日:天気はあまりよくなさそうです。雨のところもありそうです。
金曜日:徐々に天気がよくなります。週末は天気がよさそうです。