ハンガリーデイリーニュース

▼９月。大学も新年度が始まります。▼日本語教師会発行の語彙集（日本語・ハンガリー語版、ハンガリー語・日本語版）販売中です（どちらも１冊1500フォリント）。郵送費を支払っていただければ郵送も可能です。▼ハンガリー語レッスン（スカイプでもOK)、足もみマッサージご希望の方もご連絡ください。（ハンガリー人で日本語OKの妻が対応いたします。）ご連絡はszeidzsi@yahoo.co.jpまで！

学生が書いたガイドブックの紹介を再開いたします。数は少ないですが２週間に１回のペースで紹介して参ります。今回はクーセグです。是非読んでみてください。

今学期は特に２つの授業で日本人協力者の方を募集しております。１つは修士課程１年生（日本だと大学４年生）の「対話」の授業です。（火曜日の12時からです）。もう１つは学士課程の「文法練習」の時間です。習った文法を話しながら使おうという授業です。（金曜日の午後２時からです。）どちらもたくさんの協力者の方に来ていただけると嬉しいです。ご質問のある方はszeidzsi@yahoo.co.jpの「せいじ」までお願いいたします。

９月30日

29日、ブダペスト市長選挙で野党連合から推薦を受け立候補していたFalus候補が、自分より支持率の高いBokrosのために立候補を取り下げた。また同じく市長選に立候補していた無所属のMagyar氏も立候補を取り下げBokros氏支持に回った。ただFalus氏を支持していた野党連合のうち「ハンガリーのための対話」党はBokros氏と政策が合わないとしてBokros支持を行わない考えをしめした。また、ベラル党から立候補しているボドナール候補も「ボクロシュ氏を推しているモダンハンガリー運動は中道右派的な政党なので中道左派の支持は得られない」と立候補は取り下げない考えをしめした。
29日未明に、地下鉄３号線に危険を生じさせる（具体的にはわかりませんがなんらかのテロ行為）との電話が入ったため、29日の一時期地下鉄３号線が検査のため始発から数時間全線不通となり代行バスが走る騒ぎとなった。（地下鉄４号線も接続駅であるカルビン広場駅を停車せず通り過ぎたようです。）
100円＝217.52フォリント（ＯＴＰ/９月29日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月29日

27日、ブダペストで数百名のサイクリストが集まり、自転車走行環境改善をブダペスト市の政策に組み込むことを求め、10月に行われるブダペスト市長選挙の候補者にこれを要求した。（与党とJobbikは話をしなかったようですが、その他の野党候補は一定の理解を示したようです。理解するのと実際に政策に組み込むのとは別なのでしょうけど。）
27日エジプトからブダペストを経由してスロバキアへ向かう予定であったNesma航空のチャーター便に関しブダペスト到着の際に右側のエンジンから火のようなものが出ているという報告があり検査が行われた。（大きな問題はなかったようです。）
10月12日の地方選挙も今回から１回の投票のみとなる。したがって場所によっては１票を獲得しただけで議員や自治体長に選出される可能性もあるようだ。
政府はガスや集中暖房、電気などのサービスを国が行うことを決めた。（読み間違いでなければ民間会社と競走することでよりよいサービスを引き出すのが目的・・・らしいです。）
27日、ブダペストとエステルゴムの鉄道路線のピリシュヴォロシュヴァールで行われていたトンネル工事現場で（ほった部分の側面を支える）壁が倒れ国道10号線横の土砂が崩れ落ちるという事故があった。このため一時的に同区間の10号線が閉鎖されていたが、一時的に走行できる車線が作られ28日の午後より同区間が再開された。
家族・若者担当次官によると、2013/14年度では50時間以上授業をサボった子どもの数が以前に比べ15％も減ったらしい。（義務教育は保護者が子供を学校に通わせるという義務ですが、罰金制度があまり効果がなかったため2010年より国が支払っている「子供手当て」の支払いを制限するという方法に変えました。政府側はこれが功を奏したと言っているようです。）
26日は「研究者の夜」ということで全国で様々な催し物が行われた。（私の勤める学科でも夜、一般市民を対象とした講演が何本か行われました。最近「なんとかの夜」というプログラムが多いですよね。10月18日には「読書の夜」というものがあります。）
Kaspersky LabによるとハンガリーではPC使用者の15％以上がwindowsXPを使用しているらしい。（ベトナムでは使用されているPCの38.79％がXPだそうです。危険だと言われていますが、それだけ安定したOSということなのでしょうね。）
以前首都選挙管理局がタルローシュ現ブダペスト市長の選挙ポスターにブダペストの紋章があるのは問題であるという決定を下したが、国家選挙管理局は「問題なし」と判断した。
２月に可決された法案に従い10月より地域ごとの集中暖房の値段が3.3％値下がりする。
ハンガリー政府観光局によると、ブダペストで最も「環境をきれいにする」ことに力を入れている「最も花が多い」区に８区が選ばれた。
中央統計局によると６－８月期の失業率は7.6％と、前年より2.3％減少した。
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月26日

サッカー欧州選手権の予選初戦で格下の北アイルランドにホームで破れ監督が辞任する騒ぎとなったハンガリーサッカー代表チームであるが、10月11日にルーマニアで次の試合がある。それで25日よりこの試合のチケット販売が始まった。（2852枚分の枠があるそうです。この試合から３試合限定でドイツリーグで活躍したダールダイ・パール氏が監督を指揮をとることになっています。まだ30代の監督です。）
24日の官報で、来年は３つの土曜日が労働日になることがわかった。（１月２日と８月21日の金曜日、12月24日の木曜日を休みにするかわりに、１月17日、８月８日、12月12日の土曜日が平日扱いになるようです。）
民法RTL-Klubが「ブダペスト24時間」という番組で麻薬接種に関する誤った情報を流したとしてメディア評議会より3900万フォリントの罰金支払いを言い渡された模様。（同じようなトラブルは2011年以降だけでもRTL-KlubやTV2それぞれ10回以上あったようですが、ハンガリーテレビにも似たような問題が過去に発生したことがあるらしいです。）
Kutatopont.Kftによるとハンガリー人10名のうちの９名が現在も黄色い支払い用紙でお金を支払っており、まだ自動引き落としを利用している人が少ないことが明らかとなった。（多くの人が間違った金額が請求されるという経験や、ニュースを見聞きした経験があるので自動引き落としが恐いという面もあると思います。）
工事が行われていたルダシュ温泉のウエルネスセンターが25日オープンした。
ドレスデンで行われた中欧数学オリンピックでハンガリーは銅メダルを獲得した。
24日に値下がりしたガソリン・軽油だが26日にもそれぞれ１リットル当たり３フォリント値下がりする。
DeloitteZrtによると、中欧で最も住宅の値段が安いのはハンガリーとのこと。（ハンガリーは１平米あたり平均で917ユーロだそうです。最も高いのはチェコで１平米あたり1186ユーロだそうです。）
100円＝217.23フォリント（ＯＴＰ/９月25日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月23日

2020年に行われるサッカー欧州選手権は欧州13箇所で試合が行われるようでブダペストのプシュカーシュ・フェレンツ・スタジアムも会場となった。同スタジアムは2018年に改修される予定で７万名が収容できるようになるという。（グループリーグの３試合、そして準々決勝の１試合が行われるようです。）
今年の夏は決して天候に恵まれたわけではなかったが、それでも国家経済省によると今年１～７月期の観光客数は記録的な数値となった昨年同時期を更に7.3％上回る結果となったようだ。
24日よりガソリンが１リットルあたり３フォリント、軽油が２フォリント値下がりする。
首都選挙管理局はタルローシュ市長の選挙ポスターにブダペストの紋章が入っている点について法律違反との決定を下した模様。（野党側からクレームがあったようです。）
現在も川沿いで洪水対策がとられているところが計321kmあるらしいが、最も高い第３レベルの警戒措置が取られている場所は無くなったようだ。
100円＝216.04フォリント（ＯＴＰ／９月22日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月22日

全国気象サービスによると今週は日中は20度を超えるところもあるようだが、朝晩は冷え込み山間部では雪がふる可能性もあるとのこと。
先週末はブダペストの英雄広場では全国馬術大会があり、アンドラーシ通りやくさり橋は「ノーカーデー」の催しものがあった。ノーカーデーということもありBubiの利用客も20日には6000名を超えたようだ。（土曜日はアンドラーシ通り近くで子供達の継承語としての日本語教室があるので20日はちょっとアンドラーシ通りも見てきました。）
BKKは先日、出発点と目的地を入れることによりどの市内交通機関の利用ができるかを示してくれるサイトを開設したが、これがスマホやタブレットでも利用できるようになった。
ナブラチチ外務大臣が欧州委員会の教育や文化を担当する委員に選ばれることになったため大臣を辞任した。これを受け外務省の次官をしているシイヤールトー・ペーテル氏が大臣候補として首相に指名され、国会の委員会もこれを了承した。（1978年生まれですから外務大臣としては若いですね。）
Visa Europeのデータによると、今年の６～８月期のハンガリー人のvisaカード使用数は昨年同時期より17％増え、利用額も同程度増えたらしい。
Nezopontによると、ブダペスト市長選候補者の現在の支持率はタルローシュ現市長が50％、ボクロシュ氏が14％となっている。野党連合が推すファルシュ氏はボクロシュ氏にも及ばない11％しかないとのこと。（浮動票を全く取り込められないって感じでしょうか。）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月19日

ハンガリー代表チームのピンテール監督が成績赴任を理由に監督を就任した。（就任してから８ヶ月ですが、この前の北アイルランド戦の敗戦が大きかったようです。）なおハンガリーは最新ＦＩＦＡランキングで順位を前回から20位落とし54位となった。（一方ハンガリーを破った北アイルランドは24位順位を上げて71位となりました。日本も順位を４つ下げて48位になりましたけどハンガリーはそれより下になってしまいました。）
全国道路データバンクの調査によると、ハンガリーの道路の多くが「悪い状態」であることが明らかになった。（3万1000キロメートルの公道のうち半分近くが改修工事が必要とされる状態にあるとのことです。）
洪水が発生したザラ県では水が引いたようで現在は諸毒作業が行われている。
1989年にできた法律によると国政選挙に２回連続で候補者が立てられなかった政党は検察の申し立てにより裁判所が党の資格を停止することとなっている。これに従い検察は今回34の政党に対し資格停止の申し立てを行った模様。
首相府次官によると、ここ数年でロシア人がハンガリー国籍を申請するケースが2800件あったがこのうち70％が却下されたらしい。この背景には「２重国籍取得ビジネスへの警戒」があるようだ。
現在ハンガリーには成分が安定しておらず接種すると危険な食塩が売られているらしい。（13.3トンの塩は押収したようですが、まだ残っているようです。csokkentett natrium tartalmu etkezesi vakuum soと書いてある食塩です。（http://inforadio.hu/images/content/201409/18-09.18_konyhaso1.jpgで見られます。）
100円＝214.87フォリント（ＯＴＰ/９月18日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月18日

19日よりガソリンと軽油の値段が１リットル当たり２フォリント値下がりする。
現在計600kmにおよぶ川岸で洪水対策が行われている。
選挙管理局は10月の地方選挙に監視、５月の欧州議会選挙以降に18歳となった人に対し記念カードを作成しているらしい。（４万1000名が該当するようで、投票するとそのカードがもらえるらしいです）また16日より投票用紙の印刷も始まった。（投票日ですがまずは自治体長、市長選の票から数え始めるそうです）
15日にデブレツェンで高熱をだしたナイジェリア人留学生が病院へ搬送された。エボラの疑いが心配されたがマラリアに感染していることがわかった模様。
17日もエアフランスのストのため、ブダペストからの出発便２便、ブダペストへの到着便３便がキャンセルとなった。
スロバキアでは「ハンガリーの国籍を取った場合スロバキアの国籍が剥奪される」という法律が憲法に違反するのではという申し立てがあったが、これをスロバキアの憲法裁判所が却下した。これに関しハンガリー政府は遺憾であるとのコメントを出した。（スロバキアは二重国籍が認められないようですが、チェコでは今年から二重国籍が認められるようになったようです。）
ザラのキャンプ場でキャンプ場を利用した税・関税局の職員に領収書を出さなかったとして300万フォリント以上の罰金が課せられた模様。（レストランなんかでも普通の客を装って、あとから身分をばらすということがあるみたいですね。）
税・関税局によると昨年もブダペストが最も個人の平均収入が多かったらしい。（22万8941フォリントだったそうです。）平均は17万1590フォリントで１番低かったのはサボルチ・サトマール・ベレグ県の13万2309フォリントであった。（ブダペストとペシュト県の人たちだけで国全体の所得税全体の37％近くを払っているそうです。）
マルギット島の音楽を奏でる井戸と日本庭園の改修工事が終わり、17日から再び見ることができるようになった。
GEMS Education Solutionsは各国の効果的な教育世界ランキングを発表した。教員の給与、１クラスの大きさ、PISA試験の結果などを考慮したランキングによるとハンガリーは４位につけているらしい。（要するに教員に金をかけていない割にはPISAの点数が高い・・って感じのものです。これって喜ぶべきことなのでしょうかね・・・）
IKEAはGunggungの子供用ブランコが危険だとして商品から外し、購入者に対しても地下ｋのIKEAで払い戻しを受けるよう呼びかけている。
100円＝217.28フォリント（ＯＴＰ/９月17日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月16日

デアーク広場の地下鉄駅にある地下鉄博物館は一時的に休館となっていたが16日より再び見学が可能となる。
エアフランスはストライキを行っており、15日ブダペスト発着便もキャンセルとなった。
週末の大雨でシオーフォクでは３か月分以上の雨となり複数の家が住めなくなってしまった模様。
社会党は党の主要メンバーが辞任したり、同党の国会議員が収賄容疑で不逮捕権を凍結されるなど党内のゴタゴタが続いている。
ハンガリーダーツ協会は学校教育の体育活動の１つとしてダーツを導入すると発表した。人材省はこれを歓迎している。
コルビヌス大学前のマルクス像が先週末に撤去されたことがわかった。（反対派は週末にこっそりと撤去したことに怒っているようです。）
タルローシュ・ブダペスト市長は2015年から2020年にかけて150億フォリントを投入してブダペストのプールをきれいにする計画を発表した。（ゲッレールト温泉のプール、パラティヌス屋外プール、パシュカール屋外プール、ダガーイ、チッラグヘジ、ペシュトエルジェーベトなどのプールが改修されるそうです。）
ブダペストでフットメザのインターコンチネンタルカップの決勝が行われハンガリーのチームがブラジルのチームを破った模様。（フットメザはブラジルで誕生したゲームでハンガリー語だとゴンブフォツィと言います。日本ではあまり見ないですね。）
100円＝219フォリント（ＯＴＰ/９月15日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月15日

週末はすっかり体調を崩してしまいずっと寝ていました。でもおかげさまで体調もほとんど回復しました。

14日、ブダペストでWizz Airaハーフマラソンが行われ１万3500名が参加した。（日本人の方も多く参加したようです。）
トカイでは15日よりイエローマスカットの収穫が始まる模様。（15日から21日までイエローマスカットを収穫し、その後フルミントなどの収穫が始まるようです。）
選挙管理局によると10月12日の地方選挙では現在のところあわせて8142名の自治体長候補が立候補する予定だとのこと。ただ２つの自治体では自治体長の立候補者がおらず選挙が延期されるようだ。（ブダペスト市長選は７名が立候補したようです。候補者の１人にはボクロシュパッケージで有名な・・・といってもかなり昔の話ですけど・・・ボクロシュ・ラヨシュ氏もいるようです。）
雨が続いているがザラ県では洪水のため孤立したり避難を余儀なくされている場所が出てきている。（洪水対策を行っている川沿いの距離も200kmを超えたようです）
15日から19日にかけてブダペスト、デブレツェン、ジュール、セゲドなどで警察が車の環境保護対策のチェックを行う模様。（整備がきちんとなされている車のドライバはシガーソケットUSBアダプターがもらえるみたいです。）
BKKは、出発地点と目的地を入れるとどの交通機関に乗ってどういけばどのぐらいで到着してくるかを示すサイトを開設した。（futar.bkk.huで見られます。グーグルマップにも同じような機能がありますけどどっちの方が便利なのでしょうか。）
13～15日までミレナーリシュ公園で言語パレードと呼ばれる催し物があった。（いろいろな語学学校などがブースを出すものです。日本語教育関係の機関もブースを出していました。）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月12日

12日の夜はダンスを見たり踊ったりできる「ダンスナイト」があり、全国各地のダンススクールで無料でダンスを見たり踊ったりできる。ブダペストでは西駅前の広場でもダンスに挑戦できるらしい。の
中央統計局によると８月の物価は前年度に比べて0.2％増であった。また７月から比べると0.1％増となった。（絵寝る儀、衣類、長期保存が利く消費物、ガソリン・軽油、食料品などは１年前に比べて値段が下がっているようですが、サービス料やタバコは値上がりしました。）
国家税・関税局はブダペストの飲食店200店の調査を行った。結果35％の飲食店に何らかの問題があった模様。（レストラン２軒、カフェ１軒は２回連続で売り上げをごまかしていることがわかり強制的に閉店となるようです。どこでしょうか・・・）
外貨ローンの契約内容を一方的に変更したとして多くの金融機関が罰則を受けた問題で、各金融機関は裁判所に異議申し立てを行っていたが、11件の訴えのうち８件に関してはこれを認めず、３件については裁判を延期した。
現在国は仕事がない貧困層に町の清掃員としての仕事を与えているが、ある研究者が「国が失業問題を解決する方法としてはよいのかもしれないが、結局清掃員から次のステップには進めず貧困問題そのものの解決にはならない」という論文を発表した。（じゃあ、どうすればいいか・・ってところが難しそうですね。数年前、ある清掃員に声をかけられてふり返ってみると高校で日本語教師として働いていた人が立っていたときはちょっと考えさせられました。）
現在ブタクサの花粉の濃度が高くなっているがANTSZによるとこの状態が結構長引くとのこと。（私もどうも鼻の調子がよくありません。）
ここ数日雨の日が続いているが、気象サービスによると週末も今ひとつピリッとしない天気になりそうとのこと。（14日の日曜日はブダペストでマラソン大会が行われ、交通規制があるとのことですが天気が心配ですね。）
デブレツェン地区裁判所はブダペストの産婦人科10名に対し「出産のときに袖の下を要求した」として収賄の罪で罰金刑などを下した。（出産の時って袖の下が結構かかるってのは常識だとおもっていましたが、今後は変わるのでしょうか。）
100円＝220.11フォリント（ＯＴＰ/９月11日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月11日

ハンガリーでは12歳以上の７年生の女子に対して無料でHPVのワクチン接種が受けられることとなった。これを希望する場合は15日までに保護者が申請する必要がある。（我が家はちょうど娘が７年生なのでこの連絡がありました。日本では子宮頸がんの予防としてのHPVワクチンの定期接種は積極的な勧奨を差し控えている状況にありますよね。）
10日よりブダ城でワインフェスティバルが始まった。（私の勤務先であるカーロリ大学周辺も11日からビールフェスティバルがあるみたいです。あと私の住んでいる町も今週はお祭りがあります。）
ハンガリー中銀の金融理事会は政策金利会議を開き、2.1％のまま変えないとの決定を行った。（2015年末まで変えないらしいです。）
ハンガリー・マルタ慈善団は10月１日よりブダペスト３区に住む貧困層の家族に対し「パンの定期」を発行することを決めた。これを使えばマルタ慈善団のパン屋で100フォリントで１キロのパンが購入できるそうだ。
政府が学生自治体の権限を制限するような法案を考えているようで、学生自治体は反発を強めている。（公教育は国の管理がかなり進みましたから、今度は大学の自治をあの手この手で切り崩していっているような感じです。）
100円＝221.09フォリント（ＯＴＰ/９月10日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月10日

ハンガリー通信社によると、今年１～８月の34万3000名のハンガリー人がクロアチアを訪れ、計191万7000泊宿泊した模様。この数はいずれも昨年同時期に比べ10％以上の増加で、観光客数ではイギリスやオランダを抜いて８位に、宿泊数でも９位となった。（以前は高速道路でなかなか休憩所が現れず困りましたが、今はどうなんでしょう。）
ブダペストではBubiが営業を開始したが初日だけで2700名が利用した模様（平均利用時間は16分だそうです。ということは無料で乗った人が多かったってことですね）。また地図会社Cartographiaは、Bubiが借りられる場所や自転車専道路などが乗った無料地図の配布を始めた。（これほしいです。）
ブダペスト市議会は、社会党が会議開催を要請したが（市長が朝７時からの開催を決めたことがあるのかもしれないが）社会党自身からも人が来ず結局開催不可能となった模様。（34名の議員うち与党からは来ず、社会党は議員の半分の５名、そして無所属の議員が２名の計７名しか来なかったようです。よくわからないですね。）
選挙管理局によると今回の全国地方選挙では自治体長候補者が０の自治体もあれば、43名が立候補したところもある模様。
環境問題に取り組むOkotars（環境の仲間）という基金が不法な会計活動を行った容疑で、同事務所に国家捜査事務局などの捜査が入った。これを受けてブダペストの事務所前ではデモが行われたが、そこに野党連合推薦のファルシュ・ブダペスト市長候補が現れた。（hvg.huでは「たまたまそこに行った」と書いてあるようですが本人は意図的に行ったと行っているようです。選挙運動に利用したということでしょうか。）
100円＝222.96フォリント（ＯＴＰ/９月９日）現在ユーロに対してかなりのフォリント安となっていますが、円も円安傾向にあるので、円に関してはそれほどフォリント安にはなっていない感じです。）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月９日

デブレツェンが電気ゴミ収集車を開発した。今後ベーケーシュチャバで半年間試験導入する模様。（デブレツェンからベーケーシュチャバまで１回の充電で移動できるらしいです。）
ブダペストのレンタサイクルBubiが営業を開始した。（最初の30分は無料って読みました。）
地方選挙の立候補の届出は８日の４時で終了した。ブダペスト市長戦に立候補したのは11名だそうだ。（８日午後の段階で計４万4000名が立候補を予定しており、そのうち３万名が何名が必要な数の推薦表を集め立候補者登録をすませたようです。最終的には何名になるのでしょうか。）
10日よりガソリンの値段が１リットルあたり４フォリント値上がりする。軽油はそのまま。（最近また上がってきましたね。）
100円＝222.80フォリント（ＯＴＰ/９月８日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月８日

日本人学校の運動会に我が家も参加しました。子供達はパン食い競争や綱引きなどを楽しんでいました。ありがとうございます。

７日、ハンガリーでも2016年のサッカー欧州選手権の予選が始まった。ハンガリーサッカー代表チームはホームに北アイルランドを迎えたが、１対２と逆転負けをきっし非常に厳しい予選スタートとなった。（多くのハンガリー人ががっかりしたことでしょう・・）
eNETとテレコムの調べによると、ハンガリーでインターネットをする人の２割がタブレットを所有し、そのうちの半分がタブレットで動画を見ていることが明らかとなった。
中央統計局によると今年上半期にバラトン湖の宿泊施設の利用者数は51万6000名で、総宿泊数も157万泊となった。この数は2013年の同時期とくらべ利用者数では３万2000名、宿泊数では７万3000泊の増加となった。
ブダペストのレンタサイクルシステムBubiはこれまでテスト走行を重ねてきたが８日に営業を開始する。（１回ぐらいは乗ってみたいです。）
農業省によるとハンガリー国内の森林の面積は過去100年で倍となった。現在は国土の５分の１が森林で、その広さは毎年数千ヘクタール増えているとのこと。
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月５日

ANTSZによると花粉症などを引き起こすブタクサの花粉濃度が非常に高くなっている模様。（ほぼ国全域で６段階のうちの４のレベルまで濃度が上がっているそうです。このため喘息を持っている人の症状悪化が心配されています。）
ブダケスィの自然動物園では９月の毎週金曜日の夜に、動物の夜の生態を見る「夜の冒険プログラム」を実施する。（驚いてすぐ叫んでしまう人以外なら誰でも参加できるみたいです。）
去年の７月より、中古車を販売する際に走行メーターを逆回転させて走行距離を短く見せることは自由刑の対象となったが、実際には現在もそれが当たり前のように行われているらしい。（10万キロを超えるか超えないかで売り上げに差が出るようです。それで中古車のリストを見ると９万5000～９万9000キロの走行距離の車が多いらしいです。）
Insrance EuropeによるとＥＵでは生命保険料として年平均1124ユーロを払っているが、ハンガリーはその７分の１にも満たないらしい。（生命保険に金をかけられるってことはお金に余裕があるってことなんですね。）
10月12日が投票日の統一地方選挙の立候補の期限まであと５日となっているが、選挙管理局によると４日朝の時点での総立候補者は8800名にすぎないとのこと。（４年前の選挙では６万6000名が立候補したそうです。）
現在タバコは国が許可した店しか売れないが、政府が同じシステムをアルコール飲料販売でも導入しようとしているという噂が流れ始めている。（本当なんですかね。）
セゲドは2002年以来社会党のボトカ氏が市長を務めている。ボトカ市長は今回の選挙にも出馬予定であるばszegedma.huによるとFideszが推すコテンツ氏の支持率がボトカ市長のそれに肉薄しているらしい。（ボトカ市長が前回、前々回と地方選で社会党が全く勝てなかった時も勝利していますが、今回はどうでしょうか。）
100円＝221.38フォリント（ＯＴＰ/９月４日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月４日

３日、Hatvanのプールが火事になり屋根の一部が焼け落ちた。（原因はわからないそうです。恐いですね。）
社会体制転換25周年を記念して「フリーダムエクスプレス」がブダペストに到着した。（社会転換について学ぶ列車のようで、まずはブダペスト校外の「銅像公園」に行ったようです。ポーランドを出発して、ハンガリー、ルーマニア、スロバキア、チェコ、ドイツを回るようです。）
１ヶ月後に地方選挙があるが、Nezopontの最新データによるとまだ与党支持率が高い値で維持されている模様。（浮動票を除くと42％が与党、26％がJobbik、社会党が11％、LMPが９％、DKが８％、Egyuttが４％の支持率だそうです。野党連合をあわせば32％ありますが、このままだとJobbikが野党第一党の地位を維持し続けそうです。）
国立大学は9月より学長の横（あるいは上）の位置に国から選ばれた総長が置かれる予定であったが、任命が遅れている。（10月ごろにならないと決まらないそうです。）
消費者保護局によると、磁石が含まれている玩具の43％になんらかの問題があった模様。（磁力が強すぎる。部品が外れて誤飲しやすいなどの問題があるそうです。）
現在ハンガリーのガスの備蓄は年間使用量の３割程度あり、西側からのガスを合わせると、もしロシアからの供給がストップしても冬のガス使用は問題ないらしい。（ウクライナとロシア、どうなりますかね。）
100円＝220.10フォリント（ＯＴＰ／９月３日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月３日

Weborvosというサイトでサルモネラ菌に感染した卵がハンガリーに入ってきているというニュースが出た。しかし食料費安全局はこれを否定した。
今年も「スクールフルーツ」プログラムが行われるようで各学校の１～６年生にハンガリー産の果物が配られるようだ。（ハンガリー産のみだそうです。）
オーブダ大学はオンライン大学の開講をする模様。（世界のどこからでも勉強ができるそうです。特にハンガリー周辺諸国に住むハンガリー系の若者を対象としているようです。）
全国気象サービスは今年の夏について例年より平均気温が0.5度高かった反面、８月の雨量は例年を大幅に上回り、最高気温は36.5度まで達したものの猛暑となった日が少なかったと評価した。
ハンガリー中銀は経済学関連の基金に2000億フォリントを投入することを決定した。（経済学の講義を行ったり、ハンガリーでは研究できない博士課程の学生を外国へ送り出したりするためのお金のようですが・・・ハンガリーの大学全部への補助金の倍程度のお金です。知り合いの専門家に聞いたところによると、「国はコルビヌス大学を初め、大学をコントロールしようとしたが失敗した。だから自分達で大学をつくり、既存の大学をつぶそうとしている」のだそうです。確かにそんな金があるなら大学につぎ込めばいいのにと思います。専門家の話が本当なら恐ろしい話です。
バラトン湖から少し南にあるMarceliという町では社会党の元大臣が選挙運動をしていた同じ社会党のボックスを壊し、党員達に暴行を加えるという（非常に奇妙な）事件が発生した。一方同じ町のFideszの自治体長候補も脳内出血で先週の土曜日に急死している。
各大学は新入生歓迎キャンプを行うのが恒例であるが、ある大学のキャンプで新入生が乱暴される事件が発生し問題となっている模様。その他にも新入生にレイプをテーマとして歌を歌わせていた例も明らかになったようだ。
100円＝221.38フォリント（ＯＴＰ/９月２日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月２日

３日よりガソリン・軽油とも１リットルあたり２フォリント値上がりする。
野党連合の推薦でブダペスト市長に立候補したファルシュ氏は、市長になったら特に才能のある子供への教育に力を入れたいと述べた。（ハンガリー全体では人口は減っていますが、ブダペストの周辺、とくに西側の周辺は人口が増えています。我が家の子供達の通う学校は子供の数が増えているため食堂の一部を壊して教室にしたのですが、今度は食堂に人が入らず、長蛇の列ができ、新学期そうそう息子は２時まで給食が食べられなかったそうです。走りながら考えるのがハンガリー人ですからこれから序所に状況は改善されるのだろうと思いますが困ったものです。）
ハンガリーでは今年度から20年ぶりに坑夫の養成を行うらしい。
ブダペストでは化学工場から危険物質が漏れ出したときにサイレンを鳴らすことになっているが１日11時にこのサイレンが試験的に鳴らされた。（工場に近い地域でサイレンが鳴り、19万人にこのサイレンが届くようになっているようです。今後も月の最初の月曜日にサイレンがなるようですが、９月１日ほど大規模には鳴らさないようです）
マジャルネムゼト紙によると、雨が多いこともあって国有林のでは数十トンものキノコが育っている模様。（キノコ狩りに行く人も多いかもしれません。とったキノコは市場などの専門家に見てもらわないと危ないです。）
ハンガリーでは４月にガス代が6.5％カットされたが、９月１日からは電気代が5.7％カットされる。（社会体制は全く違いますが、確かカーダール時代も光熱費は意図的に下げられていたような・・・）
100円＝221.90フォリント（ＯＴＰ/９月１日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

９月１日

ハンガリーの学校も新学期が始まります。私の勤めるカーロリ大学日本学科は今年度の学士課程の入学者が更に増えて130名近くになったようです。そこに副専攻の学生も加わりますから１年生の授業は賑やかになることでしょう。

ブダペストのレンタサイクルBubiは７月中旬にテスト走行を始め、これまで２回その期間を延長していた。それでテスト走行期間は８月末までであったが、これが再度延長された。開業するまでテスト走行を続けても良いこととなった。（いつ開業するかははっきりしていないみたいです。）
10月の地方選であるが、もっとも小さい自治体（ザラ県のIborfia）は有権者が13名らしい。自治体長の立候補には有権者全体の３％の推薦票を集める必要があるが、この自治体は全体で13名ということで１名分の推薦票があれば自治体長に立候補できることになる。（この村ってwikipediaによると人口が９名だそうです。ちなみに同ページは13言語で読めます。）
ハンガリーは９月１日より公教育の新学期がスタートする。▼初等・中等教育機関の生徒は126万7000名。▼最も小さい学校はKomloskaにあり全校生徒が５名、教員が２名。▼今年から全面的に導入される予定の電子日誌だがソフト導入に問題があり新学期の導入は間に合わなかったらしい。▼教員の給与は９月より再度上がる。（大学教員の給与もあげてほしいな～）▼児童・生徒が交通事故の被害者にならないように、あるいはその他の事件の被害者とならないように警察官が学校を訪れる「スクールポリス制度」が導入されているが今年ども2800の学校に200名の警察官がスクールポリスとして配置される。▼ハンガリーで２ヶ国語教育（外国語以外の普通の科目も外国語で学ぶ）が導入されて40年となる。40年前にこの制度を初めて導入したKorosi Csoma Sandor高校では現在、英語・ドイツ語・ロシア語・中国語が学べる。（中国語が学べる学校も増えてきています。日本語が勉強できる高校も増えてほしいな～）
ハンガリー体育大学は2000年１月からセンメルワイス大学に吸収され同大学の体育学科となったが、2014年９月より再び体育大学として独立する。（日本だと大学スポーツが盛んですがハンガリーではそういう動きはほぼ皆無です。例えばケンブリッジとオックスフォードのボートの対決とか伝統的な大会もないみたいです。）
Eurostasの最新データによるとハンガリーの失業率低下率はＥＵ加盟国の平均を上回っていて、特に女性の失業者率の低下が大きいそうだ。
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）