ハンガリーデイリーニュース

▼10月に入りました。今年もあと２ヶ月ですか。▼新年度も始まりました。カーロリ大学では毎週火曜日14時からの授業で学生と話をしてくださる協力者を募集しております。大学に来ていただければ日本語・ハンガリー語大事典の購入も可能です。▼ハンガリー語レッスン（スカイプでもOK）ご希望の方もご連絡ください。（ハンガリー人で日本語OKの妻が対応いたします。通訳ガイド、足裏マッサージの資格もあります。）ご連絡はszeidzsi@yahoo.co.jpまで！

学生が書いたガイドブックの紹介ですが２週間に１回のペースで（こちらのストックがなくなるまで）再開いたします。今回はヴァーロシュリゲトです。是非ご一読ください。

10月30日

難民流入によりハンガリーにおけるテロの危険性が高まっているような報道もなされている。これに関しテロ対策局長はラジオのインタビューで「国民を意味なく怖がらせたり、誤った情報を流したりしてはいけない。現在のところハンガリーが直接テロのターゲットとなることを示す情報はテロ対策局も他の関係組織もつかんでいない。難民流入による脅威は確かにあるが国境管理強化によりこれらが小さくなることを期待している」とコメントした。
ハンガリー科学アカデミーの移民問題研究グループは今後の難民流入に関し、この流れが収まることはなく逆に更に多くの難民が欧州に押し寄せる可能性が高いとの見解を示した。
11月１日より、ホームレスを寒さから守るための収容措置が開始される。
パクシ原子力発電所では10月24日に電気パネルの一部が故障し第二ブロックの停止措置が取られた。今回のことは住民に影響があたえる程の問題ではないためこの時期になっての発表となったようだ。
100円＝226.31フォリント（OTP/10月29日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月29日

今年も高校のランキングが発表された。1位はFazekas Mihaly高校であった。（日本語をやっている高校だとVarosmajori高校が全国７位につけています。ただランキングはいわゆる偏差値だけで決められているわけではありません。）
ブダペスト市議会は地下鉄３号線の地下道の改修工事を進めることを決定した。また同議会は空港と同じようなタクシー乗り場を列車駅にも設置することも決めた。またグンツ元大統領の名前をどこかの広場や通りに付けることに対しても合意した。
今週末は全聖人の日（と死者の日）でお墓参りに行く人の数が多くなる。例年墓地周辺では万引きや置き引きなどの被害が増え、交通も困難になるため警察は注意を呼びかけている。
ロマ民族学校としては初めてガンジ高校がペーチ大学教員養成学部ととパートナー関係を結んだ。（学生の実習の場となるようです。）
工事中のブダペスト・セーナ広場では28日に閉鎖されていた車線や歩道が開放され以前よりは通行がしやすくなったようだ。
移民問題によりテロ対策局がオルバーン首相の警護レベルを引き上げた模様。（野党系のマスコミは「なぜわざわざそれを公表するのかと非難しているようです）
Doing Businessの国際競争力ランキングでハンガリーが前年54位から42位へとランクを上げた。
中欧統計局によると７－９月期の失業率は0.3％下がり6.4％となった。
11月15日にブダペストで行われる対ノルウェーEuro2016プレーオフ第２戦はすでにチケットが売り切れとなった模様。
100円＝226.09フォリント（OTP/10月28日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月28日

移民問題を研究する「移民研究局」がサイトを開設した。（www.migraciokutato.hu）
ここ３年受刑者に対して行われていた防犯プログラムが終了した。（受刑者に手に職をつけさせ再犯防止につなげようというプログラムだったようです。この３年で5700名の受刑者が参加し、1200名が専門技術を身に付けたと書いてありました。）
Degにあるフェシュテティチ宮殿は庭園の改修工事が行われていたがこの工事が無事終了した模様。（中欧では最大の300ヘクタールの庭園だそうです。）
国会国防委員会はハンガリーの不法移民対策が機能している点を確認した。またテロ対策局からはテロの危険性がこれまでにもあったがいずれも未然に防ぐことに成功したとの報告があったようだ。
ハンガリーではクリスマスツリーに「サロンツコル」というチョコレート菓子を飾る習慣があるが、ペシュト県のサロンツコル工場で消費期限切れのサロンツコルが大量に発見された模様。また原料の中にネズミの死骸も発見された模様。（メーカーのしっかりした値段が高めのものを買った方がいいかもしれないですね・・・）
欧州産（ハンガリー産）の蜂蜜に中国産の蜂蜜を混ぜて「欧州産（ハンガリー産）」として販売する偽装蜂蜜の問題が発生している模様。農業省が調査を開始している。（値段が安い蜂蜜にはご注意を！）
100円＝226.75フォリント（OTP/10月27日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月27日

今日いきなり銀行から妻に「クレジットカードを利用しての13万フォリント支払い手続きが確認されたがそのような手続きを行ったか」との連絡が入りました。もちろんそのような手続きは行った記憶はありません。銀行側によると、その取引きだけではなく立て続けに（計４回）Ali Expressというサイトから妻のカード情報を利用してショッピングをする動きがあったようです。銀行側はこの動きを見て怪しさを感じ手続きを一時的にできないようにした上で妻に連絡してくれたみたいでした。その後、妻は銀行に行ってクレジットカードの利用を停止（破棄）しました。今後しばらくオンラインでの決算はできなくなりますが実質上の被害がなくて助かりました。でも一体どこでカード情報が盗まれたのかさっぱりわかりません・・・恐ろしいです。

25日欧州を目指す難民らの流入に対する問題を話し合うため難民問題とぶつかっている国々の首脳がブリュッセルで協議を行った。ここでオルバーン首相は現在難民の通り道となっている国々の代表に対し、難民が通る地域への援助をする用意があることを伝えた。
ハンガリーサッカー協会は、代表選手がEUR2016のプレーオフの試合の準備ができるよう、11月７日の試合を12月２日に延期すると発表した。（ノルウェーとのプレーオフは11月12日と15日に行われます。）
ハンガリーでは過去15～18年で平均寿命が７年延びている。これに関して医学専門家は「市民が健康に気を使うようになってきた成果。今後平均寿命が80歳まで延びていくだろう」と予想している。
学生アルバイトを管理する団体によると今年１月から８月までに10万人の学生がなんらかの仕事（アルバイト）をした模様。この数は昨年より２万5000名多いそうだ。
100円＝225.38フォリント（OTP/10月26日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月26日

現在ハンガリーはスロベニアとの国境ならびにクロアチアとの国境に柵をたて密入国ができないようにしている。（ただ国境封鎖という表現は正しくないです。）このため24日にハンガリーで身柄を拘束された不法移民（難民）の数は35名とその数は激減した。一方、難民（移民）はセルビア→クロアチア→スロベニア→オーストリアというコースで移動しているが、クロアチアへの難民流入の数は増え続け、24日だけでも9925名の難民がクロアチアへ入った。またスロベニアとオーストリアの国境では（お客としての）難民を運ぶタクシー会社同士でいざこざが起きている状況となっている。
23日の革命記念日には各地で式典が執り行われた。23日に無料開放されたテロの館には5000～8000名の入場者があったという。（普段は1500名程度だとのことです）
店舗の日曜休業に対しての国民投票をめざす申請が選挙管理局に複数回出されているが、今回出された２つの申請のいずれも却下された。
中欧統計局によると今年１～８月期は前年に比べ、出生者数、死亡者数のいずれも増加し、人口減少のスピードも昨年よりも大きくなった。（昨年１～８月の自然人口減少数は２万３２２５名、今年のそれは２万８９６８名）
ELTEは北京のBeijing Foreign Studies UniversityにELTEセンターを開局した。
税・関税局中欧ハンガリー支局によるとブダペストで１人あたりの年収が最も高いのは12区（420万7000フォリント）で最も低いのは15区（232万6000フォリント）である模様。一方ペシュト県だと最も高いのがTelkiの316万2000フォリント、最も低いのがMikebudaの186万5000フォリントであった。（ハンガリーで最も豊かと言われる地域ですから、貧しいとされる東北地方だとかなり低そうです。）
25日より冬時間となった。（日が短くなりますね。）
ハンガリー・ホテル及びレストラン協会によると、１～８月期のホテル宿泊者数は昨年同時期の11.6%増だった模様。（別のニュースによるとアメリカからの観光客が増えているそうです。）
ガソリン代の大幅値上げ（65％）に反対してタクシーが道路を閉鎖するなどした「タクシーバリケード事件」がおきてから25年経った。（1990年10月25日に発生したそうです。このときブダペストのすべての橋がタクシーバリケードで閉鎖されました。）
今週はかなり寒くなるようで場所によっては氷点下以下になるところもある模様。（冬タイヤへの交換の時期ですね。）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月22日

内閣国内安全司令官によるとセルビア、クロアチア、スロベニア国境は静かな状況であるとのこと。
ハンガリーは2010年以降、刑務所を拡大したり増やしたりして1600名分の収容場所をつくったが、今後も５つの都市で刑務所を建設し過密収容となっている刑務所の環境改善に努めていく模様。
デブレツェン大学とトランシルバニアのクルジュ＝ナポカにあるBabes-Bolay大学と博士課程の運営で協力体制を敷くこととなった模様。
23日、ガソリンが１リットル当たり４フォリント、軽油が２フォリント値下がりする。
マーチャーシュ教会の鐘塔がオープンとなった。（1984年以降ほとんど中には入れなかったようですが、開放されるようです。197段の階段で上まで上がれるらしいです）
11月15日にGroupamaアレーナで行われるノルウェーとのEUR02016のプレーオフのチケットが既に残り2000枚というところまで売れている模様。
例年ウィーンとブダペスト間で５日間に及ぶウルトラマラソンが開催されているが、今年は参加者の不足によりこれを中止した。かわりに10月23日に同マラソンの最終区間であるブダケスィとブダペストの間のマラソンが行われる。（オリンピックで２度金メダルを取り2008年に亡くなったカヌー選手の追悼マラソンのような形で行われるようです）
100円＝221.53フォリント（10月21日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月21日

18日に身柄を拘束した不法移民（難民）の数は41名、19日のそれは22名であった。
セルビアとの国境警備をサポートするためスロバキアから兵士50名が出発した。
シイヤールトー外務大臣はトルコのEU加盟についてこれを指示する考えを示した。（トルコが難民を多く抱えている点も重要視しています。）
21日よりガソリン・軽油とも１リットルあたり７フォリント値下がりとなる。
最近国家税・関税局（NAV)を名乗る偽SMSが送りつけられる例があるという。銀行カードやクレジットカードの情報を盗み出すのが目的のようだ。（古典的な手口ですが気をつけましょう）
省に格上げとなった首相内閣事務局のローガン大臣が19日に国会で大臣の宣誓を行った。
ハンガリーの肥満を防ぐため、医師会では現在これに対処できる医師の育成を進めている模様。すでに50名の医師が肥満に対する専門医となったようだ。（食べる量を少し減らし、運動を多めにする・・・という一見簡単に見えることが実際には最も難しいことなのですよね。私に当てはめると「無駄な時間を減らし、読書・勉強・研究を多めにする」みたいな感じでしょうか。確かに言うのは簡単、やるのは難しいです。）
店舗の日曜休業の法律に対しては「基本法（憲法）でそれが保障されているか」などの国民投票を目指すための申請が却下されているが、新たにまた日曜休業に対する国民投票の申請が出された模様。（個人的には日曜休業は辞めてほしいです。）
23日から25日までは３連休となるがハンガリー革命（動乱）を記念する日で例えば23日は国会議事堂やテロの館などが無料で入場できる模様
英国航空は2016年の３～10月の間、通常１日３便のロンドン行きの飛行機を４便に増やすことを発表した。
100円＝220.93フォリント（OTP/10月20日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月19日

▼ハンガリーは17日よりセルビアとの国境同様、クロアチアとの国境も柵で閉鎖した。そしてスロベニアとの国境についても検問を再開した。16日の段階ではまだ6300名の不法移民があり今年の不法移民の総数も38万名を超えていたが、17日以降、ハンガリーへの不法移民の数はほぼ０にまで減少した。▼シイヤールトー外務大臣はV4各国の外務大臣と電話で話し、シェンゲン国境防衛への協力に対する御礼を述べた。
体育大学の体育館が焼けてしまったが、これまでの調査では放火の可能性は低いと見られている。体育大学は19日より授業を再開する予定で、こんごは保険会社により被害額の調査が行われる模様。（ちょうど今週体育学の会議がブダペストで行われていました。そこに参加した日本の専門家の方から伺ったのですが、今回火事になったのは陸上競技の練習もできる屋内競技場のような施設だったそうです。またこれまでのオリンピック選手の手形などが残された壁も焼けてしまったみたいです。大学が失ってしまったものはかなり大きなものとなりそうです。）
17日エゲル城が国定記念碑（場所）のランクを獲得した。
ハンガリー骨粗鬆症・骨関節学会によるとハンガリー人の１割が骨粗鬆症の問題を抱えているとのこと。（男女ともに増えているようです。同会は積極的なビタミンDやカルシウムの摂取を呼びかけています。）
Euro2016への出場権をかけてハンガリーは11月12日と15日にノルウェーとプレーオフを行うことが決まった。サッカー協会は11月15日にGroupamaアレーナで行われる試合のチケット販売を開始した。（まあどこと当たってもハンガリーよりも強いチームだと言われていました。ノルウェーに最後に勝ったのは1981年でその後の９試合では４敗５引き分けだそうです。どうなるでしょうか・・・）
今週４ヶ月ぶりに「ロト５」（90の数字から5つの数字をあてる）の当たりがでた。当たったのは１枚で賞金は17億8618万9915フォリントであった。
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月16日

セゲドで国境警備隊教育機関が創立された。（国境警備に携わる人が最新の技術や知識が学べる施設だそうです。）
13日は7091名、14日も5157名の不法移民（難民）が身柄を拘束された。
コーシャFidesz国会会派長及び国会国防治安安全委員会長は難民問題に関し今年に入ってこれまでに37万3000名の難民がハンガリーに入り、このままのペースで行くと今年だけで60万に達すること、そして今後2700万人の難民が発生する可能性がある点を指摘した。その上で、ハンガリーにおけるテロの危機の可能性も増えてきていると述べた。
検査などのため今週末と11月7－8日の週末にはブダペスト南駅とKelenfold駅の間で列車が運休になる模様。
14日と15日、ブダペスト工科大学で第41回企業説明会が行われた。数千の仕事についての情報が得られたようです。
デブレツェン大学、セゲド大学についでミシュコルツ大学にスーパーコンピューターが送られた。
15日未明、体育大学の体育館が火事となり全焼した。学長によると完全に再建されるまでには２年はかかるとのこと。同大学は15日はすべての授業を取りやめた。政府は体育大学へ援助することを決め来週火曜日に学長を閣僚会議に呼ぶ模様。
既に暖房を入れている家庭もあるが地区ごとの集中暖房は10月15日から始まる。この時期は特に一酸化炭素中毒に気をつけなければならないとして全国防災局は注意を呼びかけている。
政府はブダ城の2017年までに修築などに190億フォリントの予算をつけることを決定した。
ハンガリーは昨年交通事故数が増えたが、今年は更にそれを上回るペースで事故が発生している模様。
パクシ原子力発電所に新たにつくられる第二ブロックに関し、政府高官は「福島レベルの災害にも耐えられるものとなる」と発表した。（福島原発は地震ではなく津波で大打撃を受けたと記憶しています。ハンガリーはどのような災害を想定しているのでしょうね。）
グンツ元大統領の葬儀は11月６日に執り行われるがDunaTVで放映される模様。
16日より軽油が１リットル当たり４フォリント値下がりとなる。ガソリンはそのまま。
100円＝221.25フォリント（OTP/10月15日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月14日

12日に身柄を拘束された不法移民（難民）数は8702名に達した。これにより今年ハンガリーに入ってきた不法移民の数は36万6409名となった。
ハンガリーに入ってくる難民の多くは（家族連れでない）男性である。この理由として「まずは欧州に送り生活の基盤を作り、その後残された家族に経済的支援をしてほしい」という点があるようだ。
コーシャFidesz国会会派長はラジオのインタビューに答え「難民の多くはシリア人ではなく、またほとんどが家族を置いてきている。現在ハンガリーが対峙している難民についてシリアからの政治難民と述べている者は自分が何を語っているか理解できていない者だ」とハンガリーを非難する勢力に対し批判した。
国家公務（防衛）大学は災害学の修士課程を設置することを決定した。
Hungarikumとはハンガリーを代表する有形無形文化財（国宝）の総称であるが、ここに新たにデブレツェンのコルバース、ワインのソーダ割り、バヤのハラースレー、大平原のカモミールの花が加わった。
13日、ハンガリーのアイスホッケーリーグの試合（UjpestとSzekes Fehervar）で選手同士がもみあいとなった際にスケートの刃で選手の首が切れる事故があった。選手はすぐ救急車で搬送された。（意識はあったようです。大事にならなければよいのですが・・）
来年１月よりドゥナウーイヴァーロシュのDunaujvaros FoiskolaがDunaujvaros Egyetemに格上げされることとなった。（学部の数とか博士課程の設置とかEgyetemになるにはいろいろ条件があります。）
10月15日はハンガリーが携帯電話サービスを開始してちょうど25年の記念日となる。（最初は目玉が出るほど電話も重く通話料も高かったですが値段が下がるにつれて-当時家の電話をつけるのに2年はかかる、あるいは電話線を乗っ取って外国にかけられてしまったりという事件もあって-あっという間に携帯がハンガリーに広まりました。）
グンツ（ゲンツ）・アールパード元大統領の葬儀が11月６日にオーブダ墓地で行われることとなった。（かなり大きな葬儀になるのでしょうね。）
13日ハンガリー国境警備をサポートするチェコ軍の軍人21名を乗せた列車がハンガリーに向けて出発した。
Euro2016でプレーオフを経ないで本戦に参加できる予選グループ最強３位の座を守っていたハンガリーだが、最後の最後でトルコにその座を奪われてしまった。ハンガリーは今後プレーオフにまわり本戦をかけて試合を行う。（トルコが予選最終戦に勝ち、同グループの最下位が最後に入れ替わったため、トルコに一気に勝ち点が大量にプラスされました。これで勝ち点１の差でハンガリーを抜いてしまいました。残念！）
100円＝220.27フォリント（OTP/10月13日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月13日

シイヤールトー外務大臣はEUは現在も難民問題を軽く見ているとEUの対応を批判した。
国会は内閣府を独立した省にする決定を下した。
中欧統計局によると今年８月のホテルなどの外国人宿泊数は前年同時期に比べ5.7％、ハンガリー人の宿泊数は4.9％増えたらしい。
10月12日は国会議事堂建設開始からちょうど130年にあたる日であった。（1885年10月12日から建設が始まったそうです。）
11日に行われたSPARブダペストマラソンには80カ国から2万7860名の参加があった模様。（私達はマラソンは行かず、雨の中息子のサッカーの試合を応援しました。とにかく寒かったです。土曜日はバイダフニャディ城のクルトシュカラーチフェスティバルに行きました。）
100円＝219.73フォリント（OTP/10月12日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月12日

10月９日は7215名、10日は7907名の不法移民が身柄を拘束された。10日についてはセルビアから入ってきたものは12名で残りはクロアチアから入ってきた。これにより今年に入っての不法移民数は34万9840名に達した。
クロアチアから難民（不法移民）が流れ込むようになった影響かハンガリーで難民申請をする人の数がぐっと減り、難民キャンプの収容率も低いものとなっている模様。（11日現在で各施設あわせても612名しかいないそうです。）
11日、ギリシャでサッカー欧州選手権2016の予選最終試合があった。試合は後半点の取り合いとなったが結局ギリシャが４対３でハンガリーに勝利した。2016年の欧州選手権であるが９つの予選グループ２位まで（18チーム）と、すべてのグループの３位の中で最も勝ち点の高いチーム（１チーム）がまず本戦出場資格を得る。そして残りの予選８グループの３位同士が戦って勝った方（４チーム）が更に本戦出場資格を得る。これら23チームと開催国のフランスを合わせた計24カ国が本戦を戦うことになる。ハンガリーは既に予選グループ３位通過を決めていた。予選２位になるにはルーマニアがフェロー諸島に負ける必要があったのだがルーマニアはフェロー諸島に勝利したため、ハンガリーは３位が確定し無理にギリシャに勝つ意味がなくなった。更に予選グループ「最強３位」はグループ最下位をのぞいたチームとの試合の勝ち点で決められるが対戦相手のギリシャはグループ最下位であった。従って勝っても負けても「最強３位」決定には影響がない状況であった。このような状況だったので一部報道ではハンガリーがギリシャに勝ちをゆずったようなニュアンスがあった。ちなみにハンガリーは最下位ギリシャをのぞいた予選グループでの勝ち点は15点と現段階で「暫定最強３位」となっている。今後ウクライナがスペインに勝てなければ最強３位での本戦出場の可能性がぐっと高くなるようだ。（スペインが無理してウクライナに勝とうとしない可能性もあります。まあ他力本願ですがそれでも本戦に出場できたらすごいことですよね。）
Hori-Zone保安事務所は、欧州に流れ込んでいる難民の中にはテロリスト予備軍が多くおり、ハンガリーにもテロリスト細胞があることが否定できないと主張している。このためブダペストでテロ活動がおきないとは言い切れず、今後駅などで不振な物が置いてあるときには十分な注意が必要だと訴えている。（そういえば今日、難民の残した携帯にISとの関係をにおわせる情報が見つかっているという内容の文章が送られてきました。本当であれば怖いです。）
国会は、コシュート広場で無料でwifiが使用できるようにした（30分間無料）。同時に国会議事堂や広場について知ることができるアプリも（無料で）購入できるようにした。こうすることで、国会議事堂前や中で必要な情報を見ることができるようなる。（アプリですがhttp://latogatokozpont.parlament.hu/kossuth-ter-wifiに詳しい情報があります。）
中欧統計局は10月10日から11月末にかけて500の地域、２万名を対象に「毎月どのように暮らしているか。お金のやりくりをどうしているか」についての調査を行う模様。
９日、リストフェレンツ国際空港の管制塔でショートが発生した。このため一時離発着を停止する措置が取られた模様。
Palkovics高等教育担当次官は2016年よりadjunktusの給与を32％（+７万）、tanarsegedの給与を25％（+４万）上げるとしているが、残りの教員に関しても2018年には上げるとしている。（教育改革とセットですから公教育同様ノルマが厳しくなるでしょうね。）
トラックやバスのドライバー不足を解消するために国が補助金を出し6000名のドライバーを養成するプロジェクトがある。これに既に２万3000名が応募をしたとのこと。
ハンガリーエネルギー利用規制局によると現在ハンガリーには十分なガスの備蓄（32億立方メートル）あるとのこと。
ラーザール内閣府担当大臣は2018年までにすべての高速道路を国境まで延ばすと発言した。
国家気象サービスによると11日の夜からハンガリーの北中央山脈では雨がみぞれや雪に変わる可能性があるとのこと。
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月９日

７日6103名の不法移民（難民）の身柄がハンガリーで拘束された。
移民局によるとハンガリーでの難民申請のうち８万6000件についてはこれを処理する前に難民はハンガリーを離れてしまい手続きが停止している模様。
テロ対策局は難民が捨てていった携帯電話の中身について調査を行うと発表した。（警察は調査をしているようですがテロ対策局もこれに加わるようです。）
中欧統計局によると９月の物価は１年前に比べ0.4％安かった模様。（１ヶ月前の８月と比べても0.6％減だったそうです。これはガソリンなどの燃料の値下げによるところが大きいようです。）
大学入試も兼ねるエーレッチェーギは高校の卒業試験なのであるが、１年に２回あり卒業前にも卒業後にも受験ができるシステムとなっている。（以前は年に３回あった）。秋のエーレッチャーギは９日からスタートする。（10月が筆記で、11月が口頭試験のようです。）
ブダペストのGroupamaスタジアムで行われたフェイェール諸島とのサッカー欧州選手権予選の試合は前半は０対１と思わぬ苦戦となったものの後半にハンガリーが２点入れて２対１と勝利した。（これでグループ３位は確保できそうになってきました。今回は本線出場国が多いので予選グループ３位でも本線に参加できる可能性が残ります。）
100円＝222.92フォリント（OTP/10月８日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月８日

国家警察によると６日も6000名の不法移民がハンガリーで身柄を拘束された。
シイヤールトー外務大臣は、最近周辺諸国（ルーマニアとかクロアチア）の首脳がハンガリーに対する強い批判をしているが、ハンガリーとしては今後も批判には強い態度で臨むつもりであるとラジオインタビューで答えた。
クロアチア大統領がハンガリーを訪れクベール国会議長などと会談した。
高等教育担当次官によると、1月から高等教育機関のadjunktus（助教授、日本だと准教授にあたる）とtanarsegeg（助手、日本だと講師にあたる）の給与をそれぞれ32％、25％上げる用意があると発表した。（2008年から１フォリントも上がっていないので今の段階だとadjunktusやtanarsegedの給与は初等教育の教員よりも低いんじゃないかなと思います。）
５億900万フォリントかけて新しくした西駅前広場が完成した。
ネープサバッチャーグ紙によるとBKVは売り上げ低下を理由にドライバーのリストラを行う決定をしたと報じた。（どうなんでしょう）
９日よりガソリンは１リットルあたり３フォリント、軽油は２フォリント値上がりする。
国家税・関税局によると、来年の所得税申請では納税者の３分の１の分について同局が納税者のかわりに申告を行うことになるだろうとの見解を示した。（ハンガリーでは基本的にはすべての納税者が自ら所得税の申告をする必要があります。それで今は税務局が納税者のかわりに申告手続きをしてくれる制度があります。）
100円＝223.47フォリント（OTP/10月７日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月７日

1990年から2000年まで大統領を務めたグンツ（ゲンツ）・アールパード氏が６日亡くなった。94歳であった。国会でも議員達が黙祷をささげた。
９月に消滅した法人の数が5000社を超えた。この数は史上最高とのこと。（去年は５万7000社、今年も上半期で３万6000社の倒産手続きあったそうです。）
６日はブダペストでは濃い霧に覆われた。このためリフトが一時的に運転を見合わせた。
５日、ネープサバッチャーグ紙が「ブダペストの地下鉄３号線のトンネルには大きな問題があり危険」と報じた。これに対しBKVは「事実に反する」と強く抗議した。
ニーレジハーザにパイロット養成機関ができたようで今後Wizz Airのパイロットを養成していくらしい。
ルーマニア戦での暴動などで今週木曜日のフェイェール諸島との欧州選手権予選試合が無観客試合になるといわれていたハンガリー代表チームだが、この措置が取られないこととなった。（Ulloi通りでの試合です。）
100円＝223.34フォリント（OTP/10月６日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月６日

ポーランドは３日、軍のヘリコプターをハンガリーに飛ばしクロアチアとの国境活動支援のため軍人を派遣した。またチェコも軍人25名と地上で使う器具などをハンガリーに送る予定である。
４日も5925名がハンガリーに不法入国した。（このうち5878名がクロアチアから）。これで今年初めからの不法移民（難民）数は31万2111名となった。
公教育担当次官によると９月より教員の給与がまた平均3.4％上がったようだ。（元々かなり低かったですから・・・高等教育機関の教員の給与はいつ上がるのでしょう・・）
７日よりガソリンの値段が１リットルあたり３フォリント値下がりする。軽油はそのまま。
プシュカーシュ・フェレンツスタジアムが改修工事が始まるため５日に「さよならプログラム」が催された模様。1953年８月20日にできたこのスタジアムは「人民スタジアム」と呼ばれていたが2002年からはプシュカーシュ・フェレンツスタジアムと呼ばれていた。今後は現在あるスタジアムの内部に新しいサッカー施設をつくるらしい。
100円＝223.82フォリント（OTP/10月５日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月５日

ハンガリー警察によると２日の不法移民の数は4897名、３日は6056名だった模様。２日の時点で今年の不法移民の総計が30万名を超え、30万159名となっている。また９月15日以降のクロアチアからの不法移民の数も９万名を突破した。
３日よりヘジェシュハロムのオーストリア国境でオーストリア当局による車のチェックが再開された。このため高速1号線の国境付近では渋滞となった。
難民危機によりザルツブルグとミュンヘン間の列車交通が止まっているが、この措置が10月12日まで延長されることとなった。
改修工事が行われているブダペストのセール・カールマン広場で２日、ソ連製の不発弾が発見された。（もう既にかなりの数の不発弾が見つかっていますよね。）
10月４日は2010年にヴェスプレーム近くのDevecserなどでアルミニウム工場の廃液である赤泥の堤防が決壊し町に赤泥が流れ出し多くの被害が出た日である。
10月６日は1848年に起こったハプスブルグに対する独立戦争の指導者13名がトランシルバニアのアラドで処刑された日である。これに関し５日よりブダペストの３月15日広場で写真展が開かれるようだ。（エリザベート橋の下あたりです）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15 日間の天気が見られます。）

10月２日

国家警察によると、９月30日も4255名の不法移民がハンガリー国内に入ってきた。（今はクロアチアから入ってきた難民をそのままオーストリアに送っているような形なので、ちょっと前の東駅で起こったような大規模なデモ・暴動は報道されていないみたいです。）
国連の会議に参加しているコリンダ・グラバル＝キタロヴィッチ・クロアチア大統領はハンガリーを訪問する意志があることを明らかにした。（形式的には無理でも実質上V4に入るための話し合い・・ということですが難民問題が最重要テーマとなるのでしょう。）
オルバーン首相は国連の難民問題についての臨時委員会で、この問題は欧州だけでは解決できない世界レベルで考えるべきとの考えを示した。（国連総長は相変わらずハンガリー批判しているみたいですが、それに対する反発ともとれますね。）
マジャールスズキは３月にVitaraを投入して以来、車両販売が好調で９月にはハンガリー全体の車の売り上げの14.8％に達し首位の座に返り咲いた。
首都大サーカスでは今週末から「バランス」という新しいプログラムを開始する模様。（ニュースによればかなりレベルの高いプログラムだそうです。むか～し子供達を連れて１回行ったっきりです・・）
FIFAサッカー最新世界ランキングでハンガリーは４つ順位を上げて33位となった。（予選グループの中ではランキングでは２位につけています。日本は55位です。）
Times Higher Educationが発行した世界大学ランキングでセンメルワイス大学が500位代に入った模様。（もちろん日本の大学に比べると下になっちゃうと思います。）
花粉症の原因となるブタクサの花粉の量がピークを過ぎ減ってきているとのこと。（そういえば鼻の通りがよくなったような・・）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）

10月１日

チョングラード県では内務省の要求により、セルビアやルーマニアの国境から５キロメートルまでの区域での猟を禁止することを決めた。（国境で作業をしている軍人や難民に弾があたると大事ですから）
国家選挙管理事務局はハンガリーやEUの民主的機関、あるいは選挙の意味について知ってらもうため高校生を対象としたクイズ大会を行う模様。（こういうのを日本学でもやりたいんですよね。）
29日も6644名の密入国者(不法移民）が身柄を拘束された。
国家健康促進局によるとハンガリー人の平均寿命や65歳時の平均余命のいずれも以前に比べれば改善傾向が見えるが以前欧州の平均には届かない状況らしい。（2015年のWHOのデータによると、男女平均の平均寿命は日本が84歳で1位。ハンガリーは75歳で68位。男性だけを見ると日本は80歳で６位、ハンガリーは71歳で89位、女性だけを見ると日本は87歳で1位、ハンガリーは79歳で53位となっています。）
日本のチェーンCGCジャパンがハンガリーのアカシア蜂蜜の輸入路を確保したようで、今後ハンガリー産の蜂蜜の日本への輸出量が増える可能性が高いらしい。（そう言えば、ちょっと前、日本のある業者がハンガリーの蜂蜜を国産と偽って販売していた・・ってニュースありましたね。ハンガリーの蜂蜜！おいしいですよ！）
100円＝225.46フォリント（OTP/９月30日）
ブダペストの天気情報はここをクリック（koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。）