ニュース
3月31日

今日はなぜか犯罪関係が多いです。おとといの夜、日本人同僚が夜寝ている間に泥棒に入られてしまったというのが影響しているかもしれません。皆さんも戸締りには注意!です。

レート
100円=182.00フォリント(OTP/3月30日)

あてにならないけど
4年前の選挙では、世論調査会社のすべてがFIDESZ勝利という調査結果を出していたのに、結局は社会党が勝利した(そのため、各党は世論調査であまりにも有利と言われるのは嫌みたい。)。だからそのままこれをうのみにはできないが、各世論調査会社は選挙前の最終的な調査結果を発表した。これまでも世論調査会社は、@社会党とFIDESZのみが議席を獲得、Aこの2党プラス自由民主連合が議席を獲得、B今の4党が議席を獲得の可能性があるとし、@とBの場合はFIDESZが、Aの場合は社会党が政権を持つことになるだろうと予測していたが、今回出た結果では、いずれの調査会社もAを予測している。(まあ、どうなるか・・・)

偽警官に注意
ここ最近、偽警官による犯罪が増加しているらしい。多くは高速道路や国道で車をとめて犯罪をおかすものだが、警察を名乗って屋内に侵入するケースもあるという。警察は「偽警官は警察証をみせるとばれるのでパッとしかみせない。だからそれをよく見るように」と注意している。(そんなこと言われても、それが難しいんだよね〜。)

ドナウ川
ドナウ川の水位があがり、ブダペストでは川沿いの一番下の道が閉鎖された。ジェールでは川沿いのボートハウスやプールに浸水した。

ペットボトル
ドイツの研究者がペットボトルに入っているミネラルウォーターにはペットボトルから毒性物質がしみこんでいることをつきとめたというニュースがあった。ただ生産者側は、「毒性というが、危険とされる基準の20分の1しかなく、何も問題がない」とし、ハンガリーミネラルウォーター生産管理会長は「営業妨害だ!」と怒りをあらわにしている。

なくすしかない?
現在ハンガリーにある公園(子どもの遊び場の公園)はEU基準に達していないところが多く、2年以内に改装しなければならないが、多くの自治体ではそのための予算が確保できず、このままでは多くの公園が壊されることになるらしい。

特定
国家捜査局は、政治的混乱を目的にハンガリーでの爆破テロを計画していたとされる3名のスロバキア人のうち、1名のだんせいを特定し捜査を開始した模様。(スロバキアのシークレットサービスから連絡があったようだ。スロバキアのドゥナセルダヘイ(ハンガリー読み)出身のシャートル・ラヨシュ(34歳)という人らしい。全然関係ないが、昔このドゥナセルダヘイで日本語を教えたことがある。)

皮膚がん予防キャンペーン
ハンガリーでも、日光浴などによる皮膚がんに対する関心が高まりつつあるが、ドナウ川以西南部地方では、皮膚(ほくろなど)の状況を無料で調べてくれる運動がスタートしたようだ。(夕べラジオの番組でもずっとこれやっていたなあ。)

落書き
30日朝、2人の男が地下鉄3号線内に侵入し、2台の車両に落書きをした。これを発見した職員らがこの2人を追いかけたため、始発が20分ほど遅れたようだ。(これとは別に30日に、ハンガリー鉄道の電線50メートルが盗まれ、そのためブダペスト‐ジェール間の電車が終日30分遅れたということもあったようだ。)

3月30日

レート
100円=182.21フォリント(OTP/3月29日)

天気予報
木曜日:午前中はいい天気のようですが、午後からまた雲が出てくるようです。
金曜日:あまり天気はよくなさそうです。

おそり捜査
ニーレジハーザに複数に渡る経済犯罪を犯したものの、まだ逮捕されていない男性がいたが、婦人警官がおとり捜査でブダペストのショッピングセンターにデートに誘い、現れたところを警察官が逮捕するという出来事があった。

安全対策
ジュルチャーン首相は、「国の混乱」を目的としたテロの可能性の情報を得たことを受けて、週末の2大政党の集会だけではなく、すべての選挙集会、そして各党の会館、そして党首の自宅などへの安全対策をとることを決定した。

ガス漏れ
ブダペスト13区の大環状線沿いのガソリンスタンドで、ガスを地下タンクに入れていたトレーラーが、まだ作業が終わらないうちに発車してしまい、そのせいで設備が壊れ、ガスがもれ出るという騒ぎがあった。(あそこも交通量が多いから大変だったでしょう。)

ペーチにいた人はラッキー
29日はアジアやアフリカの180キロ幅のラインで、皆既日食が見られた。ハンガリーでは11時45分から12時にかけて、太陽の半分以上が隠れる部分日食となったが、天気のせいで、これを見られたのはペーチの人だけだったそうだ。

ドナウ川
ドナウ川の水位がどんどん上がってきていて、週末にはブダペストのドナウ川沿いの(一番下の)道も閉鎖される模様。


ここ最近、違法な肉が発見されるという事件が相次いでいるが、今度はブダペスト9区で40トンの違法な肉が発見された。(どこの肉かもはっきりしないよう。流通する前でよかった。)

困った
特に大きい町で目立つようだが、道の名前が書かれたプレートが抜けている場所が多くあって、救急車などが目的地にたどりつけない、あるいは遅れるということが起こっているようだ。(また町から離れた農家とか小さい村でも、目印が全然なくて救急車が目的地にたどりつけないという例があるようだ。)

3月29日

ドナウ川の水位がどんどん上がっているらしい。

失業者
中央統計局の発表によると、現在のハンガリーの失業者数は33万人、失業率は7.8%で7年ぶりの多さとなっているという。

レート
100円=183.62フォリント(OTP/3月28日)

いりません
2004年5月1日から英雄広場近くに大きな砂時計が置かれているが、これの維持管理費がバカにならないといことで、管理している機関がブダペスト市にこれを引き渡したいと考えているようだ。一方ブダペスト市もいらないといっている。

バス車線
4月18日から、ブダペストの環状道路を走る4番と6番の路面電車が線路と駅の改修工事のため走らなくなるが、今回は代行バスが線路を走れないことから、スムースに乗客を運ぶため、臨時バス車線をつくるらしい。(あそこってもともと混んでいる道だからちょっと心配だ。ちなみにこの改修工事が終わると、今度は地下鉄2号線の改修工事が始まるらしい。)

選挙広告費
今回の選挙に議員を立候補させる党のうち8つの党の2月の選挙広告費が10億フォリントに達していることがわかった。このうち一番多く使っているのはFIDESZの4億5500万フォリント、2番目は社会党で2億4500万フォリント。(ちなみに一番少なかったのは労働党で4万フォリントだそうだ。)

テロ予告
首相によると、外国の諜報機関から「ハンガリーの政治混乱を目的に、週末に行われる社会党(1日)とFIDESZ(2日)の集会で爆破テロを起こす」と連絡があったようだ。この件に関し、現在3名の人物を探しているという。(うち1名はすでにハンガリー入りしていると予想されている。)警察は、当日テロが発生しないよう厳重な警戒をしく模様。

ガソリン値上がり
先週の水曜日にガソリンが1リットルあたり5フォリント値上がりしたが、29日からも更に1リットル当たり5フォリント値上がりする。軽油も1リットルあたり3フォリント値上がりし、これで95のガソリンは1リットル280フォリント程度、軽油は263フォリント程度になる。

就職難
他国の状況はわからないが、ハンガリーでは現在、身体障害者、ロマ、40歳以上、そして子持ち女性の就職が難しい状況となっている。雇用者側は、身体障害者に対しては「施設がバリアフリーになっていない」、ロマに対しては「読み書きができない」、40歳以上に対しては「病気がちだし、新しい技術を知らない」子持ち女性に対しては「子ども中心で仕事に集中しない」などの理由で採用を断るのだそうだ。

3月28日

レート
100円=182.32フォリント(OTP/3月27日)

CD離れ
ハンガリーでは1年前にくらべCDの売り上げがかなり落ちているという。この傾向は他国にも見られるようだが、ハンガリーでは特に売り上げがさがっているらしい。ちなみにここ最近で最もうれたCDはNOXというグループで4万2000枚うれたとか。(これって多いの?)

安全
どうやら「安全な学校」キャンペーンなるものがあるらしく、多くの学校が興味を持っているようだ。これに参加すると援助金ももらえるらしい。(学校の危険な場所をなおしたり、廊下や教室での悪ふざけをなくしたりするキャンペーンらしい。)

改修
マーチャーシュ教会は外の壁が日本人観光客に落ちてから、外壁を直しているようだが、中も改修するようだ。期間は4年。(昔昔爆破事件もあったんですよ〜。)

2回にわける
選挙前の恒例行事となった社会党とFIDESZの首相候補同士の議論だが、今回は4月5日の午後7時から行われる。ただこれとは別に少数党の自由民主連合とハンガリー民主フォーラムの首相候補を合わせた4名の議論も別の日に行われることとなった。

地下鉄4号線
27日、ブダペスト市長デムスキー・ガーボル氏は、地下鉄4号線の南側終点のエテレ広場駅で基礎の石を置いた。これでいよいよ掘削が開始されることとなる。

新1000フォリント札
ハンガリー国立銀行は4月10日より、新しく金属の線をつけた1000フォリント札を市場に出すことを決定した。(デザインそのほかはまったく同じ)同銀行では1年〜1年半ぐらいで、今ある1000フォリント札とすべて入れ替わるだろうと予想している。

復活
ハンガリーには昔国内線の飛行機が飛んでいたが、最近は飛ばなくなっていた。しかし5月からブダペストとデブレツェンの間に2往復便が飛ぶようになるようだ。ちなみにチケットは往復1枚で2万〜2万5000フォリントぐらいするようだが、車を1人で転がすことを考えると、ものすごく高いとはいえないとハンガリー航空は述べている。(飛行時間は30分だそうだ。)

大渋滞
27日朝、ブダペストのエルジェーべト橋で事故があり車線が一部走行不可能となったた影響で、ブダペストのあちこちで大渋滞が発生した。(4台の車の玉突き事故だったようだ。例えばエルジェーべト橋からの渋滞は高速7号線に入るところまで続いたり、他の橋も大変混雑したようだ。)尚、エルジェーベト橋では10日前にも同じような事故で大渋滞が発生している。

3月27日

夏時間になりましたね。ブダペストでは道路工事の箇所がまた増えたようで今週も各地でかなりの混雑が予想されるようです。

天気予報
月曜日:朝方は雲がでますが、だんだんいい天気となってくるでしょう。最低気温は4〜9度、最高気温は17〜23度の予想です。(タイヤを夏用にかえなきゃ!)
火曜日:雲が広がってきて、雨がぱらつくところもありそうです。最低気温は6〜11度、最高気温は16〜21度の予想です。
水曜日:雲がうすくなってきますが、まだ雨が残るところもあるでしょう。最低気温は6〜11度、最高気温は11〜16度の予想です。
木曜日:雲が出てきて雨がぱらつくところがありそうです。最低気温は1〜6度、最高気温は12〜17度の予想です。

5%
来年度から高等教育のシステムが大きくかわるが、ある調査会社が調べたところ、中等教育機関の先生の5%しか新しいシステムについてきちんと理解していなかったらしい。(調査会社によると、原因は情報不足にあるとか。確かに、日本語教育1つをとっても、何がどのように変化して、どのように変化していくのかきちんと説明できる人は少ない。そういう私もわからないところがたくさんあります。どこかに書き留めておかなきゃ。)

新発見か
ハンガリーの研究者ががん細胞の広がりをおさえ、小さくする薬を発見した模様。まだ追試など最終的な段階にはきていないが、もし本当ならすごいことだ。

桃のかんづめ
ハンガリーで売られている桃のかんづめのうち、2006年12月までの賞味期限のものが、規定より多くのスズがはいっているとし問題となっている。製造過程でなんらかの問題が発生し今回の事態となったようだが、現在当局が、どこでその缶詰が売られているか調査をしているようだ。(とりあえず、今は古い桃のかんづめはやめたほうがいいかもしれません。)

やっていない
先日、デブレツェンの小学校である男子生徒が別の生徒達から殴るけるの暴行をうけ、これを携帯電話のビデオカメラで撮影されていたという事件があったが、子ども達は「殴ったりけったりのふりをしただけで、実際にはやっていない」と主張しているようだ。尚、被害者の両親はこれに関しコメントをさけ、警察の調査結果を待つという態度を示している。(もし本当にやったふりだけだったら、こんな大きな騒ぎになるのかなあ。)

ゴミ
高速5号線の延長区間で工事現場の近くに何十万トンというコンクリのゴミなどがすてられていた問題で、最初否定していた工事関係会社がこれらすてたことを認めたようだ。危険なゴミではないようだが、罰金だけでも1000万フォリントを超える額となるらしい。

地図
最近オフロードのバイクにのって自然の中をツーリングする人が増えてきているようだが、自然保護地区に間違って入ったりするケース多いという。それで自然保護団体などが地図を作成してライダーに渡し、保護地区にバイクが入らないように協力していくことにきめたようだ。

終わり
今年はハンガリーでもかなり雪がふったが、ブック山のスキー場もまだ50センチの雪があるようだ。雪だけを見ればまだ営業できそうだが、スキーシーズンが終わったということで26日で今シーズンの営業を停止したようだ。(それでもいつもより2週間長い営業期間だったようだ。)

夏時間
26日の午前2時に時計の針を1時間前にすすめ、今年も夏時間に入った。夏時間を利用することにより、ハンガリーではエゲル程度の都市が1ヶ月に使用するエネルギー量を節約できるのだが、3月末の場合は1時間時計の針を前に進めるため、寝不足になったり、疲れがとれなかったりで体調を崩す人が毎年多くでるのだとか。(そういう自分も昨日今日と朝起きにくかった)

ギネスレコード
ジャルマトという村の学校の生徒さんたちが24時間で4000メートルのひもに、20万9000個のビーズをつけてお花などを作ったようだ。(700の花と20の木をつくったとか)同学校ではこれをギネスブックに申請するようだ。

機械があれば
ハンガリーでは統計をみると、1時間に1人が病院以外で心臓発作で亡くなっている計算になるが、これらの人の半分は、電気ショックをあたえることで心臓が動き出し助かるのだそうだ。それで大きいショッピングセンターなどにこのような機械を設置しておくべきという(確か日本ではもう設置されてますよね。)議論が出てきている。ただ実際にはまだ救急車の半分にしか同種の機械は設置されていないようだ。

穴ぼこ
毎年冬になるとしみこんだ氷が凍ってアスファルトの道に穴があく。政府もこれに対応しようと必死であるが、予算の関係でいつ、どの場所でどのように穴をふさいでいるか調査ができていないようだ。そういうこともあって1度ふさいだ穴がまたあくのもまれではない。例えばジェール近くの道では3度もふさいだ穴があき、現在では50メートルにわたってアスファルトが道半分はげたような形になっているところもあるようだ。

開通1
高速7号線の新しい区間26キロが27日月曜日にも開通のよてい。これでブダペストとナジカニジャの間の移動時間が15分は短縮できるとか。ただ、新しい区間にはまた水が流れておらずガソリンスタンドもないそうだ。

開通2
ペーチとウィーンの直行路線が26日に開通した。今後1週間に4往復する予定。(ウィーンで乗り換えれば日本にもいけるんだなあ。)

3月24日

元首相オルバーン氏への脅迫だが、電話ではなく手紙だったそうだ。妻あてに手紙が来て、これ以上政治的活動をすると子どもを誘拐して痛い目にあわせるぞとかという内容だったらしい。一方3月頭には、ジュルチャーン首相も「1ヶ月以内に辞任しないと暗殺する」との電子メールをもらっている。統計によると毎年議員への脅迫は30〜40件ぐらいあるそうだが、今は選挙前ということでこの頻度があがっているようだ。

レート
100円=182.06フォリント(OTP/3月23日)ここに出している表示は、日本円を銀行に持っていって「フォリントに交換してくれ」というときのレート表示です。日本円建ての銀行口座を持っていて、そこからフォリント建ての口座にうつすときのレートはこれより普通100円あたり5〜6フォリントレートがいいです。それにしても100円が182フォリント代になるのは、いつぶりだろうか。

F1
毎年夏にハンガリーで自動車のF1レースが行われるが、すでにF1開催期間の5つ星、4つ星ホテルの予約状況はいっぱいに近い状態だという。(この期間ってどのホテルもものすごく宿泊代金を上げる。だから3つ星クラスでもすごく高くなる。今年のF1は日本人ドライバーが2名いるから、日本からの応援もたくさんくるのかなあ。)

偽札対策
ハンガリー国立銀行は、1000フォリント札に偽造対策としてホログラムを入れるようだ。ただ、ホログラムが入っていない旧札もしばらくはそのまま残すとか。(徐々に変えていくのだろう。昔のお札から今のお札に変えたときは、猶予期間のあといっぺんにかえたので、ちょっと混乱があった。あと個人的にはスロバキアに出張授業をやっていたとき、当時チェコ・スロバキアだった国がスロバキアにかわってしまい、ボーっとしていた自分はそれまでたまっていたお手当てをすべてパーにしてしまったことがある。)

地下鉄
ブダペストの地下鉄3号線では、「前の地下鉄が出発してからの経過時間」を示す時計表示の代わりに、「あとどれぐらいで次の地下鉄がくるか」の時計に切り替えた。ただ、この時計は15秒置き、あるいは30秒おきに動くようで乗客の多くがまだなれず混乱しているらしい。(次は1号線、そして来年には2号線にも同様な時計の交換があるらしい。今のシステムでもいいと思うけどなあ。)

鳥インフルエンザ
鳥インフルエンザの影響で鳥肉の売り上げが落ちたため、ベーケーシュチャバのある工場で鳥肉加工に携わる400名が解雇された。鳥インフルエンザが影響の大量解雇はこれが初めて。

肥満
ハンガリーは肥満王国だが、男子小学生の4人に1人、女子小学生の5人に1人がすでに1度はダイエットに挑戦したことがあるそうだ。このほかに小学生にも拒食症の人も目立つようになってきたとか。ハンガリーの小学生は、カロリー摂取量が多いだけではなく、運動量もかなり少ないのが問題とされている。

喘息
具体的なデータは手元にないが、ハンガリーではここ10年に喘息患者の数が急増している模様。喘息の患者は、周りからみても苦しそうなので、会社から休暇を言い渡されたり、解雇されたりしてしまう例もあるようだ。

道交法違反
警察は去年100万以上のドライバーを道交法違反でつかまえ、罰金を55億フォリント徴収したようだ。違反の多くはスピード違反、シートベルト未着用、あるいは運転中の携帯電話使用だった。(道交法と言えば、この前授業に遊びに来てくださったゲストの方に「今は日本の運転免許からハンガリーのものに切り替えるときは、道交法の試験必要ないんですよ。」と教えていただいた。私がハンガリーに来たころも試験などはなかったが、車を買って(ハンガリーに来てから9年後)さあ免許を切り替えようかと思ったときには道交法の試験を受ける必要があった。それで参考書を買って勉強してハンガリー人にまじって道交法の試験を受けたのを覚えている。幸い試験は1発で合格したが、ハンガリーは日本と違い、道交法の試験に合格してから教習所での練習が始まるので、試験管に「じゃあ、実技がんばってね。」と言われた。もちろん免許の書き換えに実技は必要ないので教習所には通わなかったが、自動車学校が休みの時に中に入ってちょっと練習したのを覚えている。)

デブレツェンの校内暴力問題
デブレツェンのある小学校で集団暴力があった件で、警察は捜査を開始した。またデブレツェンのすべての学校で、休み時間などの校内暴力に関する調査が行われることとなった(アンケートなどをするらしい)。また自治体も学校の生徒管理に関する調査を行うことを決めたそうだ。(ハンガリーの学校では教員が休み時間に廊下などに立ち、大きな問題がおきないように注意しているのが普通。)

3月23日

テレビで選挙関連の与党側のコマーシャルを見ましたが、オルバーン氏を個人攻撃してるんでびっくりしました。あんなのありか〜。といっていたら、昨日オルバーン氏の自宅に「選挙に勝ったら、首相になったら、子ども5人はどうなるかわかっているか」という脅迫電話があったそうだ。これをうけジュルチャーン首相がオルバーン氏に電話して安全を保障したそうだが、なんだか嫌だなあ。


天気予報
木曜日:始め雲が出ますが、夜には雲が切れるでしょう。雨もふるところがありますが、これもやむようです。最低気温は2〜7度、最高気温は6〜11度の予想です。
金曜日:徐々に雲が広がり、夜には西部で雨になるかもしれません。最低気温は-3〜+2度、最高気温は6〜11度の予想です。
土曜日:雲が多い1日のようです。雨がぱらつくところもありそうです。最低気温は0〜5度、最高気温は8〜13度の予想です。

レート
100円=181.19フォリント(OTP/3月22日)フォリント弱くなったなあ。

知らなかった
ニュースによると、ブダペストで再び警察官が白バイで取り締まりなどを行うようになるらしい。(これまでいなかったことを知らなかった)ただ彼等の仕事の多くは要人とかデモの先導などのようだ。

校内暴力
あるデブレツェンの小学校でクラスメートの男子が別の男子に殴るけるの暴行を加えたが、その模様を携帯電話で録画し、クラスメート同士でやりとりしていたのが明らかになった。いじめられた少年は前からいじめがあったが両親には秘密にしていたため、今まで発覚しなかったとか。偶然両親がその画像を見て警察に訴えたようだ。(12歳の子ども達の間におこったことらしい。年齢もあって犯罪にはならないが、学校側は希望があればこの男の子を別のクラスに移動させるらしい。)

一見の価値あり
コッシュート広場の国会議事堂前に、幅12メートル、高さ6メートル、長さ22メートルの箱が登場した。この箱の側面にはドナウ川の中の様子が映されているらしい。22日から26日まで朝10時から夜10時まで見られるそうだ。

病気の時は
ハンガリー人の健康に関する行為がハンガリー経済成長の妨げとなっているのではという調査が行われているらしい。これまで明らかになったところによると、ハンガリー人は必要以上に入院をする(あるいは必要以上に長く入院する)傾向にあり、それが経済に影響を与えているとか。


ブダペストの下水は処理されるものが半分以下で、残りはそのままドナウ川に流れているらしい。最近これで特に問題になっているのは、小便などから出た薬がそのままドナウ川に流れてしまっていることらしい。それでエトボシュ・ローランド大学がこの調査を行うことになったようだ。

肉はどこで買えばいいかなあ
先日、ブダペスト近郊のポマーズという町で、違法に処理された肉が大量に発見されたが、今度はブダオルシュ(ブダペストからバラトン湖やウィーン方面に行くと大きいテスコとかオーシャンとかがあるが、その町)で70トンの違法な肉が発見された。これらの肉につけられた表示には間違いがあったり、すでに賞味期限が切れていたりしたが、今後加工処理される予定であったようだ。(これとは関係ないとは思うが数年前、新聞かラジオかテレビで、あるハイパーマーケットで働いていた人が肉を同扱うか話をしていて、え〜〜!とうなった記憶がある。)

3月22日

レート
100円=179.51フォリント(OTP/3月21日)

誰もいらない
ジェールで道にとめられたまま長い間放置されていた車15台を集めてオークションをすることになった。オークションではきっとどの車も買い手がつかないと予想されているが、法律でこういう場合、オークションが義務になっているのだそうだ。

寿命
ハンガリーの女性は西ヨーロッパに比べ寿命が5年ほど短いそうだ。ハンガリー人の女性はアルコール摂取量が多く、喫煙の習慣がある人も多いが、専門家によればこの2点が女性の平均寿命を下げているとのことだ。

社会党が譲る
4月2日に、かなり近い場所で社会党とFIDESZが集会を開くため、衝突などが起こるのではないかと問題視されていたが、結局社会党が集会を1日前にずらすことにした。これに関しジュルチャーん首相は「政治的に右側の人の一部には過激な人がいるので安全のため避けた」と述べた。一方FIDESZのオルーン氏は「私は平和主義者だ。」と述べた。(政策云々はともかく、今回は衝突が十分予想されているのに、後からFIDESZが同じ日に近い場所で集会をやると言ったのがよくないと思う。オルバーンは平和主義といっているが、前回の選挙で負けてから一部のFIDESZ支持者がかなり過激な行動、モラルを守らない行動に出ているのは誰が見ても明らか。)

硝酸
ペーチのある小学校でプールの消毒を行っているときに誤って薄めた硝酸が入ってしまい、蒸発したガスをすった15名(2年生)の子どもたちと、2名の体育教師がすぐ病院へと運ばれた。(命には別状はないようだ)

貧困対策
現在のハンガリーでも貧困に苦しむ子どもたちがいる。(統計によると5人に1人の子どもが貧困層にいるらしい)これらの子どもの支援として、給食や教科書の無料化、家族手当の増額などを盛り込んだプログラムがスタートする模様。

戦闘機
ハンガリーの軍隊はこれまでミグ29戦闘機を使っていたが老朽化したり、新しい戦略にあわないことからスエーデンのGripenという戦闘機を購入している。21日に最初に購入した5機がハンガリーに到着した。今後2007年にはあと9機購入し、2009年までにミグ29とすべて交換する予定のようだ。(記憶がはっきりしていないけど、このミグってソ連がハンガリーへの借金のかたがわりにプレゼントしたものだったような・・)

遺伝子組み換え
環境保護団体グリーンピースがハンガリーの店で売っている缶詰をしらべたところ、3つの会社の商品で遺伝子組み換え植物が使われていた。遺伝子組み換え品を使っている場合、それを表示しなければならないが、これらの商品はこの表示を怠っていた。

3月21日

多忙につきレートとニュース3つだけです。

レート
100円=179.13フォリント(OTP/3月20日)

落第
ハンガリーでは最近小学校1〜3年生では落第しにくい制度となったが、それ以外の学年では日本ほど珍しい現象ではない。ただ、最近は高校などで落第点をつけられる生徒が増えてきているようで、あるジェールの専門高校では1クラス32名のうち9名が前期終了時点で落第点をとっているようだ。(保護者はこの状況にパニックとなったが、あとで調べたらこの学校だけがこんなに落第者が多いわけではないことがわかって、さらに皆びっくりしたようだ。)

集会
4月2日に社会党がアンドラーシュ通りで選挙のための集会を計画していたが、FIDESZが同じ日の同じ時間に国会議事堂前で集会を行うと発表し、2箇所の距離が近いため、衝突がさけられない状況となっている。社会党は次の日にしてくれとたのんだが、FIDESZがこれを拒否。「社会党が午前中やって、自分達が午後やるのはどうだ?」と提案している。少数与野党はこの動きを「また溝を生むだけ。やめてくれ」と述べている。

騒音マップ
ブダペストでは、6億8000万フォリントをかけて騒音マップをつくり、どこで交通や工場の騒音を制限していくか検討するようだ。(地図なのだが、まずは統計データ作成から行うようだ。)

3月20日

天気
月曜日:朝がたは天気がよいですが、その後雲が出てくるようです。気温は最高気温が10〜15度と暖かくなりそうです。
火曜日:天気がよく、最高気温も11〜16度程度になりそうです。
水曜日:西側から徐々に雲が出てきて雨がふるところもあるようです。ただ気温は下がらないでしょう。
木曜日:天気が悪く、それまでより5度ほど気温が下がるでしょう。(そろそろ春ですか・・・・ってもうすぐ夏時間も始まります。)

ほぼ売り切れ
17日からブダペスト・スプリングフェスティバルが開催されているが、入場券は開催前ですでに92%売れてしまったそうだ。

高速料金
17日から、乗用車が4日券を購入する場合に限り、高速料金を携帯電話のSMSで支払えるようになった。(8100-100に電話してナンバープレートの番号を打ち込めばいいそうだ。)ただ、手数料として100フォリント余計にかかるらしい。(計画では今後、4日券だけではなくすべての券をSMSで買えるようにしたいそうだ。)

握手
3月15日の勲章授与式で、「大統領が握手をしない」「首相と握手をしない」という例があった。これに関し、あるテレビ局に出た専門家によると「大統領の場合、相手が旧体制時代の人物だったから握手をしなかった可能性はあるが、別の同じような人には握手しており、相手が勲章を右手で受け取ったため、握手ができなかったというふうに説明ができる可能性もある。(実際にはランクが上の人から手を出すので、それでも批判の対象となるようだが)」「首相と握手を拒んだ前の国会議長の場合は、場をわきまえておらず問題外」ということのようだ。

警察官
ハンガリーでは警察官はバカにされる存在として扱われることが多い(例えば「ハンガリー人の真っ赤なホント」なる本を読むとわかる)。チョングラード県のホードメゼーヴァーシャールヘイでは、統計によれば警察は結構防犯などで活躍しているようだが、住民のアンケートによれば、かなり警察の仕事に不満をいだいていることがわかっている。それで警察は「どうすればいいか」をつきとめるため住民を対象とした世論調査を行うことを決めたらしい。

ゲラダヒヒ
ヴェスプレームの動物園にはヨーロッパの動物園で最も高齢の象(スズィ)がいるが、今度非常に貴重な猿、ゲラダヒヒ(Theropithecus gelada)が入ってきた。(ここってあまり大きくない動物園ですが、一度見てみる価値はあるかも・・ちなみにゲラダヒヒをインターネットで調べてみると・・・「標高4000mを越える高地に生息し、日中は草原で過ごし、夜は外敵を避けるために崖で休みます。オス1頭を中心に複数のメスの数頭から20頭くらいの集団を形成し、メスが群れから離れようとするとオスはなだめる感じでそのメスを引き止めたりします。イネ科の草や種子、球根などを食べ、まれに昆虫も食べます。オスは立派なタテガミのような頬毛と長いケープをもち、胸には赤い皮膚が露出しています。そのお特異な姿から「ライオンバブーン」と呼ばれ、胸の皮膚は赤いため現地の人に「キリストの使い」として保護されています」だそうです。)

よくない
日本の状況はわからないが、ハンガリーではスーパーやガソリンスタンドでも眼鏡(多くは老眼鏡)が並べてある。こういうめがねは非常に安く人気もあるのだが、専門医やめがね屋の診断なしにめがねを購入すると、もっと視力が下がったり、頭痛などの元となるためひかえるようにと専門家は忠告している。

公約
国会選挙まであと3週間を切ったが、ジュルチャーン首相は19日、ブダペストの区長を集めて、また社会党が勝ったら、新たに「100のステップ」改革を行うと宣言した。(家族手当を増やしたり、住宅建築・購入のための援助を増やしたり、国の役人の数を減らしたりというものらしい。一方、元首相オルバーン氏も、雇用を増やし、税金を減らすなど、前の政権時に行っていたセーチェーニ計画の新しいバージョンを進めていくと述べている。このように社会党もFIDESZもかなり大きな公約をしているが、「こんなことできるの?」と冷静な目で見ている人もいて、その層をねらって、ハンガリー民主フォーラムなどは「どっちも相手をつぶすことだけしか考えていない。」と両党から一線を画した選挙運動を行っている。(前回はFIDESZの中に入るような形で選挙運動をした。)どこも生き残りをかけて必死のようだ。

入りやすい
大学入学試験受験申し込みの締め切りは2月に終わっているが、現在までの調べによると昨年に比べ受験者の数が1割ほど減るようで、大学に入りやすい状況にあるようだ。(来年度から学科の数がかなり減るのだが、間違えて来年は存在しない学科に受験希望を出した人も数千もあったようだ。ここにも何度か書いたが、例えば日本学科は東洋言語文化学科に吸収される。)

戻ってきた
ハンガリーサッカー代表前監督のマテウス氏は、ブラジルの1部リーグチームの監督に就任し、チームもかなり成績がよかったようだが、ブダペストに残した家族と会えないのがさびしいと監督をやめて戻ってくるようだ。ただハンガリー代表監督はすでに決まっているので、彼が再びハンガリー代表チームを率いることはなさそうだ。

3月17日

ブダペストで斧で髪を切る床屋ができ人気を集めているそうだ。ふ〜む。

レート
100円=179.06フォリント(OTP/3月16日)

キーナイ
ドゥバイに続いて、ブダペストにも大きな中国のビジネスセンターができるらしい。(ちょうど1年前にアジアセンターに言ったけど、あんまりお店は開いてなかった記憶がある。)

選挙
選挙管理委員の話によると、4月9日の国会議員選挙では4年前にくらべ各選挙区での立候補者の数が300名ほど少ないらしい。(立候補の受付は17日の4時まで)

玩具の銃器
デブレツェンのあるお店で、本物のピストルやマシンガンと瓜二つの空気銃が売られており、警察の調査が入ったようだ。

タイヤ
ハンガリーにはオーストリアやドイツなどで使われなくなったタイヤがかなり入ってきているらしい。ハンガリーでこれら古タイヤの中で使えるものをつかい、残りはウクライナへ流したり、捨てたりするのだとか。(古タイヤ輸入の際に、国などに支払う必要なお金を支払わないようにする動きがあり、問題視されているらしい。)

旅行
現在「トラベル2006」なる展示会が開かれているが、ハンガリー人の旅行の傾向を見ると・・・@3分の2は夏のバカンスを国内ですます。(外国でバカンスをすごすものは39%)Aツアー旅行者の数がへり、個人旅行が増加、B以前は数週間のパック旅行もよく売れたが、現在は数日程度のパックしか売れない。Cラフティングなど冒険的要素の入った旅行の人気が高まってきている。D夏のバカンスには平均で1人あたり7〜8万フォリントをかける。G人気の国はオーストリア、ドイツ、クロアチア、H海への憧れはまだ強い。などなど。

取り締まり
EU内の道路ではカミオントラックやダンプなどの積載量がここ1年で20%増え、1台あたりの走行距離も増えているというが、積載量規定がオーバーしていないかどうかEU全体で取り締まりを行うことになり、ハンガリーもこれに加わった模様。

3月16日

レート
100円=179.68フォリント(OTP/3月14日)

天気
木曜日:曇り勝ちの1日ですがお日様ものぞきます。最高気温は3〜8度程度です。
金曜日:木曜日より天気が悪くなります。雪がぱらつくところもあるかもしれません。最高気温は3〜8度の予想です。
週末:金曜日よりはいい天気になりそうです。霧が出やすいですが、最高気温は各地で10度にまで達する見込みです。
月曜日:天気がくずれ雨のところがあります。火曜日には気温も少し下がるようです。

映画
日刊の経済新聞によると、昨年映画館へ行った人の数は、前の年より100万人少なかったそうだ。単純に映画のチケット1枚が700フォリントとすると、ハンガリーの映画館全体で7億フォリントの減収ということになる。(10年前に比べると450万入場者が減っているとか)

鳥インフルエンザ
ハンガリーで見つかった「鳥インフルエンザ感染で死んだ鳥」の数が45にまで増えた。ハンガリーでは現在9つの「感染拡大予防地域」があるらしい。(最初の1羽がみつかったときは大騒ぎだったが、このままだとどんどん増えそうな感じ)

路面電車
ブダペストの4番、6番の路面電車は、新しい車両が入る。(そのため2ヶ月間路線や駅の工事がある)この新しい路面電車は床が低く、ベビーカーを押している人などの乗車も簡単になるが、一方で冷房がないという問題も指摘されている。

洪水
ここのところの積雪と気温の上昇で雪解け水による浸水地域がまた広がっている。現在のところ24万ヘクタール以上が水につかり、200名以上が避難生活を送っているという。

フォリント安
ハンガリーではユーロ建てで銀行からお金をかりて家を建てたりしている人がいるが、最近フォリントが安くなり、ローン返済に影響が出ているようだ。(先週火曜日の午前と今週火曜日の午前を比べると1ユーロあたり10フォリント余計に支払わなければならないほどフォリントが安くなったとか。そういえばここのところフォリントに対する円も強くなっているなあ。)

握手せず
3月15日には、毎年セーチェーニ賞とコシュート賞の授与式があるが、今年は@セーチェーニ賞をもらった、社会体制転換後最初の国会議長サバド・ジェルジュ氏が、大統領、国会議長との握手はしたが、首相との握手を拒んだ(しかもものすごくあからさまに)。A旧体制時代の国立銀行総裁であったフェケテ・ヤーノシュに対し、大統領が握手を拒否。というスキャンダラスな授与式となった。(旧体制時代の人に賞を与えることに対しては、野党側からかなり強い批判があった。社会党には共産主義時代からの国会議員もいるのが影響するのか、時々こういうことがある。ただ、握手しないというのはかなり失礼なことだ。)

今年も
3月15日は、1848年、49年の対ハプスブルグ革命が始まりを記念する日であり、国立博物館前でもセレモニーが行われるが、4年前の国会選挙以来、総理大臣が話をしようとすると必ず笛を吹いたり、やじをとばしたりする人がいる。4年目の今年もやっぱりそうだった。

3月14日

15日
3月15日の祝日では各地で催しものが行われるため、ブダペストの公共交通機関のダイヤも変更される。例えば7番のバスだが、東駅とエルジェーべト橋の間は走らない。かわりに2番の地下鉄の本数が増える。国会議事堂で催し物があるときは、2番の路面電車や70,78番のトロリーバスが走らない。また4番、15番、16番のバス、72、73、78番のトロリーは遅れ気味になるようだ。16番と105番のバスはくさり橋を渡らず、47番、49番の路面電車はブダ側でしか走らない。(自由橋はわたらない)

レート
100円=177.3フォリント(OTP/3月13日)

注意
ブダペストではドナウ川沿い道をはじめ、あちこちで道路工事がはじまっているが、この他に高速3号線に入る道など、交通量の多い道での工事も順次始まっておりドライバーのイライラが続きそうだ。

強制保険
現在ハンガリーでは強制保険をかけずに走っている車が10万台ほどあるらしく、昨年、強制保険がかかっていない車での事故被害額は20億フォリントにものぼったようだ。(これらの車を運転しているドライバーからの損害額の回収率は40%程度はあるそうだが、多くは被害額をとても払いきれないらしい。またこのため、保険金をきちんと払っている人に負担が上乗せされているようだ。)

登録していない
ある車販売会社で、車の登録税を支払わず偽の登録書をつけて車の販売している事実が明らかとなり問題となっているようだ。(これまで偽登録書をつけた車は80台だが、もっとあるらしい。)最悪の場合はナンバープレートを外されてしまうとか。

邪魔
ブダペストでは夕方から夜にかけて、路面電車の線路上であるとかバス通りに車を駐車する人があとをたたず、公共交通機関に遅れが出るのが日常茶飯事となっているようだ。(特にひどいのが2番の路面電車で、出発点のヤーサイ・マリ広場では、乗客が路面電車から降りて車を押してどかすシーンがしばしば見られるという。)

3月13日

ブダペストのドナウ川沿いの道では道路工事が続いています。このため各場所で混雑が予想されます。(13日からは、ペスト側のマルギット橋からくさり橋にかけてが工事開始)ご注意ください。

天気予報
月曜日:曇り勝ちで雪や雨のところもありそうです。南部では5センチぐらい雪がつもるかもしれません。夜には風も強くなりそうです。最低気温は-5〜0度、最高気温は-1〜+4度の予想です。
火曜日:お日様が出るところもありますが、曇り勝ちです。雪や雨がぱらつくところもあるかもしれません。最低気温は-4〜+1度、最高気温は1〜6度の予想です。
水曜日:雲が多い1日です。雨や雪がぱらつくところもあるかもしれません。気温は火曜日と同じです。
木曜日:雲が広がり、雨や雪がぱらつくところもあるかもしれません。最低気温は-4〜+1度、最高気温は2〜7度の予想です。

開通
高速5号線の、セゲド市を迂回する部分15キロが予定より20日早く開通した。(この部分は無料で走れるようだ。)

工事
ブダペストの環状線を走る4番と6番の路面電車の新しい車両がブダペストに今週にも到着するが、これを走らせるために線路や駅を改修しなければならないため、今週から(はっきりした日がわかりません。すみません。)4番、6番の路面電車のかわりに2ヶ月間、代行バスが走ることとなる。

肺がん
ハンガリー人の肺がん疾患数は増加傾向にあり、その数は世界一なのだそうだ。(女性では乳がんの患者数を上回っているという。)昔は、毎年の肺のレントゲンが義務だったが、最近はこの義務化をおこなっているところが少なくなってきているので、今後もっと肺がん患者が増えるのではと関係者は予想している。

50トン
昨年12月より、2600の薬局で賞味期限の切れた薬の回収を始めたが、これまでに50トンにも及ぶ賞味期限切れの薬が集まったようだ。

奨学金
ハンガリーでは、成績にあわせた奨学金のほかに、日本の育英会のような貸付型の奨学金が数年前からスタートしているが、この奨学金の1ヶ月の上限が4万フォリントまで引き上げられた。ただ4万フォリントが借りられるのは、学費支払い枠で勉強する学生(入学試験の枠に学費を支払う枠と支払わない枠がある。例えば1度大学を出ている人などは、かならず学費を払う)や外国人学生、あるいは外国で勉強するハンガリー人の学生などのみらしい。ちなみに、この奨学金は必ず返すものだが、それを理解していない学生も結構いるようで、返す段階になって騒ぎ出す人も少なくないそうだ。。

父の日
日本には母の日も父の日もあるが、ハンガリーにはこれまで母の日しかなかった。だだ、あるジェールの女性自立支援組織がイニシアチブをとって、6月18日を「父の日」にしようという動きがあるらしい。同組織では「パパのための雑誌」なる出版物もつくりはじめたようだ。(無料)

カジノ
ハンガリーでは、スロットマシーンなどお金をかけるゲーム機を扱う会社が1200ほどあるらしいが、昨年のこれらのマシーンの総売上が770億フォリントに達していることがわかった。(うち360億フォリントが国に入るそうだ。)

雪解け水
雪解け水や雨による洪水の被害面積が広がりつつある。(現在は211ヘクタールが水に浸かっているようだ。)避難者の数も169名にのぼっている。

危険廃棄物
高速5号線の、新しく開通した区域で、高速道路からわずか数百メートルしか離れていない地点で大量(数10トン)の危険廃棄物が発見された。この廃棄物は高速道路建築会社が廃棄したものではと言われているが、フランスに本社を置く同会社はこれを否定している。

コップ洗い
コップを洗うときのスポンジににているところから、「コップ(ガラス)洗い(uvegmoso)」と呼ばれるオーストリア産の花が、今年もセゲドの温室で花を開いたそうだ。

3月10日

昨日は通勤途中いきなり知らない人に「お〜、久しぶり!」といわれ、握手させられ昔話を聞かされました。「困ったなあ」と思っていたら・・・ハンガリーのドッキリカメラでした。(どれぐらい長く握手できるか・・・ていう企画だったみたい。)その後、ちょっと行ったら別の男性に「お前もだまされたか〜」と笑われました。

レート
100円=177.78フォリント(OTP/3月9日)

サラミ
消費者保護局が、ハンガリーで販売されているサラミをチェックしたところ、(18種類)カビがはえていたり、腐っていたものが2つ、なんとか食べられはするがすっぱいにおいがするものが2つあったらしい。5段階評価で5をもらったのは2つだけだったとか。

どちらが得か
ハンガリーでは、仕事を病気で(長期で)休むときなど、給与の70%程度の「タープ・ペーンズ」と呼ばれるお金をもらうことができる。こういう制度があるため、職場によっては病気による休職者が多く、会社側も様々な工夫をこらしているという。(例えば、ある工場では1ヶ月病欠しなければ、給料に5000フォリント上乗せするなど)実際には、病気で休んでお金をもらおうなどと思っている人はそれほどいないようだが、健康保険基金の調べによると、このタ−プ・ペーンズを半年で3400万フォリントもらっていた人もいたようだ。

食中毒
ベーケーシュチャバで、ある学校の調理場で作られた給食にウイルスが入り込み、この調理場の給食の配給先の学校や施設で食中毒になった人が大量に(300名以上)発生した。

ミシュコルツ
ハンガリーの自治体が作るホームページ同士のコンクールのようなものがあったらしい。1300のホームページで最もよいと評価されたのはミシュコルツ(www.miskolc.hu)のホームページであった。その他、村や町カテゴリーではペッレールド、市カテゴリーではサーズハロムバッタ、大きい都市レベルではセーケシュフェヘールヴァールのホームページが1位となった模様。(今朝もらった情報によると、今日はミシュコルツの高校で「日本の日」があるらしい。)

テロリスト
マドリッドのテロ事件の犯人の1人が事件後ハンガリーに滞在していた件で、ハンガリーの報道機関は、確かに容疑者の1人である21歳のモロッコ人が事件後ハンガリーに来ていたことを確認したらしい。(一度ハンガリーに入って、それからオーストリアへ検問所以外のところから入ろうとしてつかまったが、テロ犯とはわからず、その後、ジェールの難民施設に2か月ぐらいいたようだ。その後ハンガリーを離れたが、この人物はすでにつかまっているようだ)

道路工事
9日より、ブダペストのドナウ川沿いの道(下側)の工事がスタートした。時期によっては完全にこれらの道の一部が閉鎖になることもあるという。

3月9日

レート
100円=176.39フォリント(OTP/3月8日)

天気
木曜日:雲が多く、雪や雨のところも多そうです。最低気温は西部で-5〜-2、東部で-12〜-5度、最高気温は西部で2〜6度、東部で-3〜+3度の予想です。
金曜日:天気は引き続き悪く、雨や雪がふりそうです。最低気温は-2〜+3度、最高気温は3〜8度の予想です。
土曜日:はじめのうちは、まだ雪や雨が残るところが多そうですが、徐々に天気は回復します。最低気温は0〜5度、最高気温は3〜8度の予想です。
日曜日:少しお日様も出そうです。でも雪がちらつくところもあるかもしれません。最低気温は-5〜0度、最高気温は0〜5度の予想です。

性差別
ある日刊紙が、50代と20代の女性が職場で差別を受けやすい、あるいは受けていると報道している。50代の女性の場合は、収入が多いので解雇すれば経費がうくという点があり、20代の場合は、数年以内に子供ができて仕事が続けられないという点が差別につながっているようだ。

テロリスト
2年前、マドリッドで大きなテロ事件があったが(電車が爆破された)この事件の容疑者の1人が(その後)数ヶ月間、ハンガリーに滞在していたとスペインの日刊紙で報道されたようだ。

女性の日
8日は女性の日で、ブダペストのモスクワ広場などでは行き来する女性に花をプレゼントする光景が見られたが、スノードロップ(今まで、雪見草とか雪割草のどちらかと思っていましたが、スノードロップという別の花のようです)は保護植物となったため、販売されかったようだ。(私は娘と切り紙で花をつくりました。そしてケーキを買ってみんなで食べました。花より団子です。)

朗報?
ハンガリー人といえば、各種の発明で有名だが(ボールペンとか)今度はあるハンガリー人の医師が「針のいらない注射」を発明した。今後2年以内に、各病院で実用可能となるようで、「針が怖い」人もこれで安心して注射が受けられるようになる。

列車とまる
ここ最近、天候や気温の変化がはげしいが、このためハンガリー鉄道の電線が数箇所で切れ、8日は朝のラッシュに電車が数時間とまるという騒ぎとなった。(ツェグレード・ブダペスト間、ヴァーツ・ブダペスト間など)数千人の足に影響があったようだ。

消防服
消防士が着る消防服はヘルメットからブーツまで合わせると一式100万フォリントするらしい。このコストが原因なのかナジカニジャの消防署では、60着もの消防服が使用回数が多すぎてボロボロになっているという。現在の状況では、火も水も防護せず、職務に資料が出るため、ナジカニジャでは今年と来年に半分ずつ新しいものにかえるようだ(ただ、予算が間に合わないらしい)

20分
8日、特別国会が開かれ、野党のFIDESZが「14ヶ月目の年金」や「住宅建築に関する付加価値税の軽減」に関する委員会設置を訴えようとしたが、与党社会党の議員が参加せず、議長の判断で20分で国会を終了した。

無事到着するか
今年の夏からバラトン湖で「クラーラ」の名前で活躍する予定の船が、現在1000キロメートルの旅を経てバラトン湖に向かっている。この船は300人乗りの長さ24メートル、幅7メートルの船だが、現在は最大の難関シオー運河(水路)を進んでいるようだ。この運河は以前船も行き来していたが、現在は船が通ることもなく、そのためかなり底も浅くなり幅も狭まっているという。

3月8日

レート
100円=175.58フォリント(OTP/3月7日)

偽50フォリント硬貨
セクサールドの35歳の旋盤工が、偽50フォリント硬貨を作り警察に御用となった。どうやら、あるお土産品をつくる仕事をするため場所をかりて仕事をしていたが、儲かる見込みがないことから、偽50フォリントをつくりはじめたようだ。1日で1200〜1500毎の50フォリントを作るだけの可能性があったらしいが、結局この50フォリントは市場に出回らずにすんだようだ。

軽油
3月8日より、軽油の値段が1リットルあたり4フォリントあがる模様。これにより1リットルあたりの軽油の値段は266フォリント程度になるらしい。尚、ガソリンの値段はかわらず、2年ぶりに軽油の値段のほうが、ガソリンより高くなる。専門家によれば、今後更なる値上げとなる可能性も高いらしい。

ガス代
ハンガリーでは地域ごと単位の集中暖房を行っているところが多いが、今年は3月に入っても気温が低いことが多く(今までのところ過去10年の平均気温より5度低いらしい)、今月のガス代も例年より高くなるだろうとのことだ。

時計
ブダペストの地下鉄2号線や3号線には、前の地下鉄が駅を発車してからの経過時間を示すとけいが設置されているが、なぜか3号線の時計が外された模様。その理由は明らかになっとらず、BKV(ブダペスト交通会社)は3月中旬から下旬にかけて、時計を戻すのでちょっと待っていてほしいとだけ述べている。

130名
ハンガリーでは行き場を失った雪解け水などによる洪水被害が拡大しているが、同被害により自宅から避難しなければならなくなった人の数が130名を超えた模様。(先週末にかなり雪がふり、それが月曜日・火曜日ととけ、更に被害が拡大したようだ。)

放火
ハンガリーでもあちこちで分別ゴミのためのゴミ箱が置かれるようになってきたが、ブダペストではこの3ヶ月に、これらの分別ゴミ箱が200回も放火にあっているらしく、場所によっては立て続けに5回放火されたところもあるそうだ。(被害総額は1500万フォリント)ブダペスト市長代理はこの件に関し、ブダペスト警察本部の協力を要請した。

鳥インフルエンザ
ハンガリーのラボで新たに8羽の白鳥の死骸から鳥インフルエンザウイルスが発見された。これらはいずれも、最初に鳥インフルエンザにかかった白鳥が見つかったナジバラチュカで発見されたもので、これでこの地域だけで33羽、ハンガリー全土では38羽の鳥インフルエンザにかかった鳥が発見されたことになる。(ハンガリーではこれまで鳥インフルエンザに対する消毒云々ですでに58億フォリントを使ったそうだ。ヨーロッパ評議会によると、オーストリアで生きた猫から、鳥から人に感染するH5N1型の鳥インフルエンザが発見されたとかで、ハンガリーに対しても猫や犬もあまり外に出さないほうがよいと警告しているとか。)

3月7日

レート
100円=174.81フォリント(OTP/3月6日)

中古車
ある中古車販売業者が、オペルの走行メーターをいじくって(表示されている走行距離を減らして)これを売り、この事実がばれて買い戻した後も、また同じようにずるをして同じ車を別の人に売っていたことがばれたようだ。

事故
6日は、前日ふった雪が凍って、各地で交通事故が発生した。(妻も仕事にでかけるとき、坂道で車が前に進まなくなり大渋滞を作ってしまったようです。後ろの人に押してもらって助かったと言っていました。)

私も入れて
4月9日の選挙の前に、社会党とFIDESZという2大政党の首相候補(現首相のジュルチャーン氏と、元首相のオルバーン氏)が討論を行うが、ここにハンガリー民主フォーラムの首相候補であるダービド・イボヤ氏も「2大政党だけの討論なんで、不公平。私も出る権利があるはず。」とこの討論に参加したい意向をしめしたようだ。(これを受けてか、もう1つの政党、自由民主連合も「討論に参加したい」とコメントした。4年前は国会にもっとたくさんの政党が議員を送っていたので、2大政党の首相候補対談の前に、小政党の党首討論の時間がありました。でもこれがすごいもので、全然討論にならずテレビを見ていて思わず笑ってしまったのを覚えています。)

ある意味大変な職業
ペーチで、バスのチケットコントローラー2名が、罰金を払いたくない女性に登山靴でけられ怪我をするという事件があったようだ。

取り締まり強化
個人だけでなく、法人もなるべく国に税金を払いたくないのが普通だと思うが、ハンガリーでは「経費」で落とせる額が少ない法人に対して、「合法的に領収書出しますよ。」と宣伝を出す会社が急増しているらしい。そのため税務局などは今後取り締まりを強化していくようだ。

駐車料金
EUの決定で、外国で駐車違反をしたハンガリー人、あるいはハンガリーで駐車違反をした外国人への駐車違反罰則金徴収が簡単になることになった(各国連携で徴収するようだ。)ただ、これが施行されるのは2年後らしい。(現在、路上駐車場などの駐車違反で最も悪質なのが、違反をしても罰金を請求しにくい外国ナンバーの車を持つ人らしい。)

3月6日

天気
月曜日:天気が回復し気温も上がり雪が解け始めます。最高気温は0〜4度の予想です。
火曜日・水曜日:雲が出たりお日様がでたりの1日です。お日様が出ると気温が下がるのが冬の特徴ですが、気温も夜には-6〜-13度程度まで下がるようです。
木曜日:また天気が悪くなってみぞれや雪になるところがあるでしょう。

コマーシャルはどうやって入れるのかなあ
ある日刊紙によると、今年ハンガリーで新しい民法が開局するらしい。このテレビ局はインターネットを利用するものらしく、好きなときに見たい番組が見られるようだ。

消費量減る
鳥インフルエンザにかかった鳥が発見された影響で、それ以降のハンガリーにおける鳥肉消費量がぐんと減ったようだ。

遅れる
高速7号線の延長工事の一環として、現在ハンガリーで最大の、長さ1870メートル、高さ80メートル、幅24メートルの橋がつくられているが、構造上の問題があるらしく工事が大幅に遅れていることが明らかになった。

イースターに向けて
イースターではお肉やハムを食べる習慣があるが、昨年は外国産のハムなどでかなり質の悪いものが出回ったり、現在でも質の悪い外国産肉がハンガリーに入ってきたりしているので、今後取り締まりを強化していくようだ。(生産者側はハンガリー産の肉を並べたいが、値段的に輸入物のほうが安いので、消費者に値段より安全性を強く訴えていくようだ)

インフルエンザ
今年はまだハンガリーにはインフルエンザの流行は見られないが、医師達によると今後流行する可能性があるという。心配な方は、予防接種を。

交通に影響
5日の日曜日はハンガリー各地でかなりの量の雪が降ったが、この影響で多くの電車に15〜20分の遅れが出た。

いたずらにしても・・・
ケチケメートでは、ここ数日住宅の呼び鈴などに、何者かが○や×のマークをつけてまわっている。住民達は、犯罪に利用するためのなんらかの印ではと心配している。

ふ〜む
4月9日の国会選挙に向けて、立候補者や党のために立候補予定者や支援者が推薦票を集めているようだが、野党FIDESZの推薦票を集めていた年配の女性が襲われるという事件が数件おこっているようだ。(あんまりしつこいんで嫌になったのか。与野党の選挙キャンペーンがここまで住民達の憎悪を強めたのか・・他のニュースでは社会党の人が、FIDESZの立候補予定者に対し、「名誉ユダヤ人」と述べて問題になったり、いずれにせよ嫌な感じ。)

3月3日

ちょっとだけ

閉鎖もあり
3月より、学校の売店では果物やプレーンヨーグルトなど健康的な食品も販売しなければならなくなったが、これが守られていない売店は閉鎖させられる可能性もあるそうだ。(果物などの場合、洗ったりするので水道施設がないと駄目だったりするのがネックのようだが)

鳥肉は・・
ハンガリーだけではなく、ヨーロッパの各国で鳥インフルエンザで死んだ鳥がみつかっているが、ハンガリーの観光関係者もツーリストが鳥肉を食べたがらないかもしれないと想定すべきと考えているようだ。(実際にはまだシーズンが始まっていないのでわからないようだが)

車の盗難
昨年ブダペストでは5000台の車が盗まれたそうだ(ひがいそうがくは120億フォリント)。盗まれた車はスエーデン、ロシア、そしてアフリカなどに運ばれるらしい。(警察はついさいきん、ブダペストとウィーンで121台の車を盗んだ40名からなる犯罪集団を逮捕したようだ。彼等は盗んだ車を解体し、部品を売っていたとか。)・・5000台って10年前に比べると半分に減っているらしい。また車の持ち主が保険金をとるために車を自分で隠したりして「盗まれた」と言う例もけっこうあるそうだ。ちなみに盗まれた5000台のうち、警察が見つけたのは438台。

混雑
2日の木曜日、特にブダペストでレストランの半額キャンペーンが行われたが、結構な人気だったようだ。すごい人気だったので、このキャンペーンを週末も続けるレストランもあるそうだ。

3月2日

レート
100円=177.81フォリント(OTP/3月1日)

天気予報
木曜日:雲が出ますが、北部ではお日様ものぞくでしょう。最高気温は0〜5度の予想です。
金曜日:南西から雲が広がり、午後から特に北東部では雪、そのほかの地域では雨となるでしょう。
週末:特に土曜日に雪や雨がふるところが多いでしょう。

鳥インフルエンザ
ハンガリーの研究所の調査によると、現在の時点でハンガリー国内で、6羽の鳥インフルエンザで死んだ鳥が発見されている。(はじめは2羽だったが、あとから新たに4羽が鳥インフルエンザに感染していたことが確認されたらしい。)

見込み違い?
ショモジ県のエチェニという町では「土地を安く提供することで、企業やお店などがやってきて、雇用を生んでくれるかもしれない」と、土地を99年間1フォリントで貸すという戦略に出た。この結果、プールとか、ペンションなどの経営を行うなどの話も出たようだが、賃貸に必要な登録手続き費用50万フォリントを払う人がおらず、それに利子がついてどんどん膨らんで、更に払わなくなり、今のところ、何も動いていないようだ。

生き残り
4月に行われる選挙では、社会党とFIDESZ以外は議員を国会に送れなくなる可能性もあり、少数党である自由民主連合やハンガリー民主フォーラムは、生き残りをかけて選挙運動を展開している。(自由民主連合はリベラルといわれているが、ジョン・レノンやビル・クリントン、エリザベート、ヨーカイ・モールなど、リベラルと呼ばれた人の顔写真を利用するようだ。ハンガリー民主フォーラムは洗濯機を持ち出し、政治もクリーンにしなければならないと訴えているらしい。私のこんな書き方では、両党の真剣さが伝わらないか。)

プーチン
ロシア大統領プーチンがハンガリー訪問の日程を終えて出国した。今回の訪問では「ガスの安定供給(1月ぐらいからガスの供給量が減って問題となっている)」「ウクライナとの国境であるザーホニに東アジアやロシアからの品物を扱う市場をつくり、数千人の雇用を生む」などを約束したようだ。(具体的な計画はない。)ちなみに、プーチンは彼が生まれた1952年ものの、トカイアス4プットをお土産にもらった。

子宮チェック
2005年10月より、2006年の2月末まで、子宮の検査を奨励するキャンペーンが行われていたらしく、1万7000名がこの検査を受けたようだ。(うち9000名は、これまで1度も検査を受けたことのない人たちだったとか)検査をうけたイhとのうちの10%にはなんらかの子宮の問題が見つかったようだ。(このキャンペーンをリリオムプログラムという。リリオムはユリだと思ったが、映画にもなったハンガリーの有名な劇でもあると記憶している。)

世界紙リサイクルデー
3月1日は、世界紙リサイクルデーだったらしく、ハンガリーでもゴミ処理場で、新聞やチラシ類のゴミを粉砕してどろどろにして、それを圧縮して硬めてブロックを作った。(ハンガリーではまだ紙のリサイクル回収率が高くなく、かなりの無駄遣いがあるのだという。)

3月1日

レート
100円=177.64フォリント(OTP/2月28日)

3月2日
3月2日の木曜日、ブダペストの499のレストランで半額となるらしい。特にブダペストのレストランでこのキャンペーンが行われるようだ。(もっと客をレストランに呼ぶためのものらしい。)

プーチン
1992年にエリツィンがハンガリーに来て以来、久しぶりにロシアの大統領がハンガリーをおとずれた。(通勤時、職場近くの通り-国立博物館前の通り-は封鎖されていました。)今日はせっかくプーチン大統領が来たので、感謝の気持ちを込めて(?)初級日本語の授業ですべての文章の前に「プーチンのせいで」をつけて遊んだ。例えば、「プーチンのせいで、今日は火曜日です。おなかがすきました。プーチンのせいです。」など。(もちろん学生が話をするときも必ずつけさせました。)授業中ずっと大笑い。プーチン大統領ありがとうございます。

学校の売店
2月27日の夜に、猶予期間が終了し、28日からはすべての学校の売店では、果物などの健康によいものも売らなければならなくなった。(ハンガリーでは頭の働きをよくするために試験中にチョコレートを食べる人がいます。今はわかりませんが、ちょっと前まではOKだったような気がします。だから売店からチョコレートは絶対なくならないと思います。また、気持ちを落ち着かせるために人形を置く女の子も多いです。でもこれは学校の売店では売らないでしょう。)

女性の状況
ハンガリーは日本に比べて職場における男女の待遇格差が少ないような感じがするが、実際には男性の方が女性より給与が高いらしい。また結婚し子供がいる女性の中で働いている人は半数ちょっとなのだとか。また会社によっては、「女性は子供が病気になると、すぐ有給の病気休暇に入るので、管理職にしたくない。」という意見もあるようだ。(教員の80%が女性なのも、時間的に会社員より融通がきくというのもあるらしい。また100名の社長のうち、女性社長は3名しかいないのだそうだ。)

人材不足
ハンガリーでは医師や看護婦の不足化がより深刻になっているようで、現在医師と看護婦合わせて7000のポジションがうまっていないという。特に人が不足しているのは、小児科医や麻酔医などだが、精神科医も不足気味になってきているという。

まだまだ浸透せず
ハンガリーのレストランでは、チップの代わりにサービス料をとることが可能になったが、今でもまだこの制度を導入しているところは少ないらしい(業者団体が550のレストランに調査票を送ったところ、返事をしたのが142のレストランで、そのうちサービス料金を導入していると答えたのはわずか13だった。)サービス料は15%までとれるらしく実質の値上げになってしまうことと、どんなサービスをしてもサービス料がとられてしまうお客側の感情と、そしてチップなら全額もらえるものが、サービス料ならあとで税金を払わなければならないのがネックとなっているようだ。