ニュース
12月29日

もうすぐ今年も終わりですね〜。今日はここ数日のニュースを見出し無しで書いていきます。今日のニュースの中に薬のことがあるんですけど、お医者さんってハンガリーでは売っていない薬の処方箋も書いたりするんですね。妻のケースがこれで、医師の処方箋を持ってセープイロナというレストラン横にある小さい店で注文すると、1週間以内に薬を外国から持ってきてくれます。ユーロ払いでちょっと高いですが、いろんな商売があるものですね〜。しかも医者がそこへ行けっていうんだから・・

▼ある日刊紙によると、国が補助金を出している薬の補助率が下がり、1月15日から薬の値段が上がる可能性が高いそうだ。(90%→80%に、70%→50%に、50%→30%と補助率が下がるらしい。)これにより、平均的な世帯で月に4500〜6000フォリント薬の支出が増えるとか。またこの他に300種類の薬が補助枠から外れる(解熱剤、痛み止め、筋肉炎症の薬、咳止めなど)。これまで無料だった薬も最低300フォリントとなる。(医師は同じ効果のある薬のうち、もっとも安い薬を処方箋に書かなければならなくなる。)
▼今のところ暖かい冬が続いているが、ハンガリーで雪が降るのは1月15日ごろからということで、スキー場関係者はちょっと複雑なようだ。ただハンガリーの各スキー場はかなり投資をしてスキー場を整備してきている。(スノーマシンを入れているところもある。)例えばケーケシュ山のゲレンデは3キロあり、リフトもつくってゲレンデの幅も広げた。スノーマシンもあり、ライトもあるようだ。頂上にはレストランもあるそうだ。マートラセンティヴァーグというところは、スノーマシンが6基もあり、夜でも遊べるソリ遊び施設も建設中らしい。
▼クリスマスから1月1日まで、ブダ城やマルギット島を除く場所で有料路上駐車場が全部無料となっているが、大晦日の午後6時から元日の朝6時までは、駐車違反の場所でも駐車が可能になる。(騒いでいる人がいっぱいいるので、運転には気をつけてください。)セーケシュフェヘールヴァールも1月2日まで有料路上駐車場が無料だそうです。
▼ガス代や(地域ごとの集中)暖房代の援助金申請期限は12月31日までであったが、この期限が1月8日まで延期となった。(記入の仕方が結構面倒だし、きっとたくさん苦情がいったのだと思う。)ちなみにこれまでの申請数は75万。これは政府の考えていた数の半分ぐらいだそうだ。(やっぱり記入が難しいのかも。)
▼クリスマス(24〜26日)の間も交通事故や火事の数がかなり多くなったようだが、クリスマス後も道が凍ってすべりやすくなっていることもあって各地で交通事故が多発している模様。(みなさんも運転には気をつけてください。)
▼27日夜、ブダペストからウィーンに向かう貨物列車が脱線事故を起こし、28日の国際線に大きな影響が出たようだ。(線路もかなり壊れたらしい。原因は線路ではなく、貨車らしい。幸いけが人はでなかったようだ。)
▼大晦日の時には花火を上げる人が多い。ハンガリーでは現在小型花火の販売は12月28日から大晦日まで可能となっているが、爆竹などは今年も禁止となっている。(ただ違法に爆竹などを販売しているところもあり、ある市場では数分の間に100を超える爆竹が売れてしまったらしい。)大晦日はラッパを鳴らす人もいるし、賑やか(うるさく)なりそうです。

▼天気(29日・金曜日:朝方は雨や雪がふるところもありそうですが、徐々に雲が少なくなるようです。ただ午後はティサ川より東側で雪になるところもあるそうです。最低気温は-5〜0度、最高気温は0〜6度の予想です。)(30日・土曜日:お日様も出ますが、霧も出やすいでしょう。最低気温は-7〜-2度、最高気温は-2〜+5度の予想です。)(13日・日曜日:雲が多く、霧が発生しやすいでしょう。雨や雪のところもありそうです。最低気温は-6〜-1度、最高気温は0〜6度の予想です。)(1日・月曜日:雲が多く、雨のところも多いでしょう。最低気温は-4〜+1度、最高気温は2〜8度の予想です。)
▼レート(100円=156.46フォリント/OTP/12月28日)
▼ブダペストの1月分の値上げした定期は28日より購入が可能となっている。チケットの値上げは1月1日から(回数券を今年中に買っておかなくては・・・)ちなみにBKVのバスですが、夜行バスの937.901番のバス停に書いてある電話番号に電話をすれば、夜にバスを運転手つきで借りることができる。
▼ハンガリーでは現在年に600万の中絶手術があるとか・・・
▼今年、洪水のためにかかった費用が500億フォリントに達したとか。
▼政府によると、2007年も100キロメートル以上の高速道路が新たに開通するそうだ。(例えば高速3号線の場合、今年末までの工事の期限が来年の秋ぐらいまでのびたんですよね〜。全然関係ないけど、本来来年払うべき法人税を今年中に払えと言ったり、政府も統計上の数字の見栄えを気にしていろいろやっているような印象がありますな〜。)
▼医師に次ぎ、消防署員も労働時間短縮を訴えている。現在彼等は週に52時間働いており、政府はこれを48時間に減らす予定であるが、消防署員たちは週40時間にしてほしいとのこと。(そして40時間以上の分を残業扱いにしてほしい。この週40時間労働はEUの規則なので、EUに入った2004年5月1日からの分を残業代として払って欲しいというのが要求のようだ。単純に計算して1人あたりの残業代要求額は150万フォリント)
▼鉄道運賃が2月から16%、長距離バスのそれが6%値上がりする模様。
▼ブダペストの4・6番の路面電車は現在コンビーノと旧型のものが混在しているが、2007年5月にはこれがすべてコンビーノになる予定らしい。

12月25日

24日のイブに間に合わせるよう、我が家では大掃除。娘は大掃除で100フォリントを見つけて大喜び。そのお金をぎゅっとにぎりしめて買い物に行きました。(落とさないようにポケットに入れてみたり、でも不安ですぐ出してまたにぎってみたり。かわいいものです。)そのお金で無事トゥーロールディを買った帰り、今度は「パパ。私トゥーロールディ食べたいからだっこして。」と言いだし、私は坂道をフーフー言いながら娘を抱っこして登ることに。娘はかわいいのですが、とにかく重い!パパはふらふらでした。さて、ハンガリーでは「イェーズシュカ(キリスト)がツリーとプレンゼントを持ってくる。」という家庭もあるのですが、我家ではツリーは家族みんなで飾り、それから「イェーズシュカに『ツリーを飾ったよ。』と言いに行こう!」と外に散歩にでかけました。娘は道で、「あ、今チリリンとイェーズシュカの鈴の音がなった。」とか「あ、光が見えた」とかすでに大興奮。途中で携帯電話でママから「ちょっと台所に行っている間にイェーズシュカが来たみたいでプレゼントを置いていった!」と連絡があると、走るように家に戻っていきました。楽しいクリスマスイブでした。

6万5000個
Szederkenyiという町に住むDebertinさんの家ではここ数年クリスマスにたくさんのライトをつけることで有名になっているのだが、今年は去年の3万2000個の倍の6万5000個のライトをつけたようだ。(ライトを飾るだけでも1ヶ月はかかったらしい。)テレビのニュースでも取り上げられるほどで、たくさんの見物客も訪れたようだ。

質屋
クリスマスの前には、質屋さんに駆け込む人が多くなるという。これはクリスマスにかかる費用を簡単に得るために家にある貴金属品などを質屋に預けるためだそうだ。質屋に預けた品物のうち、指輪はクリスマスの後に買い戻す人がいるようだが、その他のものは流れるケースが多いという。(ハンガリーの質屋って貴金属が置いてある場合が多いです。)

最後のクリスマスショッピング
24日もお昼頃まではお店も開いており、多くの買い物客で賑わったようだ。(さすがに24日はそんなに人が行かないだろうという予想のもとに、たくさんの人がつめかけた感じ。)専門家によると、12月は他の月にくらべ平均で1家庭あたり3〜4万フォリントは支出が増えるそうだ。また、今年は今までにましてハンガリー人はプレゼントを購入したそうだ。

命の電話
統計的には、クリスマスの間に「命の電話」にかかってくる電話の数はいつもとくらべてそれほど多くはないようだが、実際にはクリスマスの少し前ぐらいから、特に「さびしい」と訴える人が増えてくるそうだ。(私もハンガリーに来た最初のクリスマスは1人ぼっちだったなあ。大屋さんに呼ばれてご飯をご馳走になったのが忘れられません。)

市民を守っています
統計によると、クリスマスの間の家事や事故、事件の数が他の時期に比べ急増するということはないようだが、もちろん警察や消防署に勤める人達は、クリスマスの間も仕事に追われている。(お疲れ様です。)

気をつけて
ハンガリーにはあまりスキー場がないが、毎年近隣諸国にスキーに行く人が増えてきているようで、昨年は1万8000名がフランスに、10万人がオーストリアにスキーにいったようだ。また、クリスマスにスキーにでかける人も多いらしい。一方、ハンガリー人の多くは保険をかけずにスキーに行くようで「いろいろなことをちゃんと準備して」と専門家は呼びかけている。

12月22日

小耳
▼来年のガス料金の援助額を決めるための申し込み用紙を出す時期になっている(今年一杯。私達も昨日出しました。)これは家族1名あたりの収入がどのぐらいかによって援助額がかわるのだが、このため役所に「田舎に住んでいる両親の住所登録」をして家族の人数を増やそうとしている人が結構いるようで役所でも対応に追われているそうだ。
▼ロンドンではすごい霧が発生したそうで20日、21日の飛行機の遅れが目立ったそうだ。(イギリスに向かった方は大変だったと思います。)
▼Standard & Poor's.のハンガリーの格付けが上がったようだ。(というか「安定」に戻った)
▼来年1月より郵便料金が上がる。(国内も国際も上がるので、年賀状などを日本に出す場合、年内に送った方がお得ということになります。)

レート
100円=157.47フォリント(OTP/12月21日)

天気
金曜日は、お日様も出そうです。最高気温は2〜4度の予想です。土曜日から次の週の木曜日までは、雲が多く、霧が発生するところも多そうです。最低気温は-5〜0度、最高気温は-1〜+4度の予想です。

予算
21日、来年度予算が可決された。与党は「改革の方向性はぶれない」としているが、野党は「こんなのは国民を苦しめるだけで改革ではない。」と猛反発している。

追加
ハンガリーには、まだ15の場所で政府が選んだ(24時間体制の総合)病院まで50分以上かかるところがあるらしく、政府は選んだ病院に更にいくつかの病院を追加するようだ。

自分でつくったほうがいいかも
お店には小さいケーキ(クッキーぐらいの大きさで、ジャムがはさんであったりするタイプのもの)がよく売られているが、ある雑誌(Kosar Magazin)が調べたところ7割以上が「食べられない」ほど質の悪いものだったそうだ。(ハンガリーのクリスマスケーキといえばベイグリで、けしの実やクルミをいれるのが普通だが、妻はこの前アンコを入れてやいてくれた。おいしかった〜。ちなみにアンコはラーコツィ広場にある中国のお店で500フォリントで売っている。)

地下鉄4号線
現在地下鉄4号線工事が進められているが、各区でいろいろな要求があり、計画よりも工事が高くつきそうな感じになっている。(例えばカルビン広場では噴水と計画になかったエスカレーターを要求している。)このままだと、工事の遅れも発生する可能性があるという。

100トン
賞味期限の書き換えなどの問題が発生しているトロクバーリントの倉庫で、新たに100トンの「賞味期限書き換え食品」が発見された模様。(肉製品のほかに、缶詰、ジュース、チョコ、ケチャップなどの商品も含まれていた)

もっと必要
ハンガリーには経済的な問題で、1万5000名の子供が飢えに苦しみ、12万人の子供が栄養不足に陥っているという。これらの問題にとりくむ基金ではクリスマスに向けて12回、これらの子供に食料品を集めるプログラムを行ったが、今年は昨年に比べ集まった食料品の量が少なかったそうだ。

タバコ
2007年1月からルーマニアやブルガリアもEUに加盟することになるが、これに伴い両国からタバコを持ち込む際に、その数が200本以上の場合、これまでは関税を払う義務があったが、それがなくなった。(ただし、物品税/消費税は払わないといけないようだ。)

犬の糞
トルナ県のDombovarという町では、来年1月から飼い主が犬の糞をきちんと処理しないと最高で3万フォリントの罰金となるようだ。(うちの近所にも、我家の前でかならず犬に糞をさせるおじさんがいる。しかもいつもそのまま放っておくので、もう何回もふんでしまっている。)

12月21日

忙しくはないのですが、時間がないため短めです。軍事検察から脱走した人がつかまりましたが、市民からの通報があったようで「スキーマスクをかぶった犯人らしき男が自転車に乗っている」というものでした。ただ警察ははじめ「スキーマスクをかぶっているのに、なぜ本人とわかるのか。」と冗談かと思ったそうです。

いろいろ
▼高速1号線にスピード違反をチェックする常設カメラが置かれてから事故が減ったことを受け、来年春からは高速7号線や5号線でも導入することが決まったようだ。

▼ある男性が35万本のマッチ棒で本物と同じ大きさの車を作ってしまった。(ギネスブックに申請するとか。)
▼ジュールの文化会館は建物がかなり危険な状態になっているらしく、映画館といくつかの店以外は閉鎖になるようだ。(直す金がないらしい。)

▼デブレツェンの近くにあるBagamerという町の町長が、「議会は少数民族の自治を知り認める権利がある。これが白人の習慣だ。」と述べたことにロマ自治の長が反発し起訴。結局この町長は25万フォリントの罰金と議会での謝罪をすることになった。(そういう私は「ここ(ハンガリー)は白人の国だ。黄色は帰れ!」といわれたことがある。)
▼Kunbajaでドイツからゴミを不法に運び込んでいた問題で、市長もこの事件に絡んでいたとして身柄を拘束された。
▼ブダペスト以外の病院では「中毒」に対する薬が高いため常備されていないところが多く、中毒による病気になった人がわざわざブダペストまで運ばれるケースがあるという。

▼ブダペストの交通を管理するBKVのトップがかわった。(ブダペスト議会で可決された。2011年まで。前のトップはコンビーノのトラブルなどで信頼が失われていたようだ。)
▼ハンガリーではクリスマスプレゼントとして子猫や子犬をプレゼントする例が多いらしい。ただ、クリスマスがすぎるとこれらの動物をすててしまうケースも目立ち、動物愛護団体は「もうちょっとよく考えて!」と呼びかけている。
▼レート(100円=156.91フォリント/OTP/12月20日)

12月20日

レート
100円=158.92フォリント(OTP/12月19日)

注意
ヤース‐ナジクン‐ソルノク県で「クリスマスプレゼントをあげます。どんなプレゼントがほしいですか。」と年配者宅に聞きにまわり、隙を見て住宅内から物を盗んでいくという事件が多発している模様。

身柄拘束
12月1日に軍事検察から銃を奪って(脱走)逃走していた男性が通報により身柄を拘束された。(ブダペストの隣にあるUromの近くで自転車に乗っていて警察に見つかったようだ。男性は若い警察3名ともみあいになり、銃を奪おうとしたが取り押さえられた。つかまった時男性は警察官に「よくやった」とほめたとうい。)

新車販売
今年の新車販売台数が昨年よりも1万5000台、一昨年よりも2万3000台少なくなることが明らかになった。(昨年に比べ22%の減少だとか)来年は財政的に厳しい年になるので更に販売台数が減る可能性もあるというが、専門家は「今までがよすぎた。2008年からは年間17万台ぐらいの販売台数で横ばいになるだろう」と述べている。

なり手がいない
ジュールのゴミ収集の仕事はなり手がなく、4年前からはスロバキア人がその役についていたが、月給が10万フォリントということで魅力がなくなり、なり手がいなくなってしまった。現在ルーマニアでの募集広告掲載も検討されているとか。(20名分の空きがあるそうだ。)

ウイルスバンク
USAとロンドンにしかないという、世界のウイルスを集めたウイルスバンクが数ヶ月以内にハンガリーにもつくられるそうだ。

何を食べればいいの?
消費者保護局はクリスマス商戦で賑わう470の店舗を検査し特にサロンツコルやお菓子を調べたが、60%のものに何らかの問題があることが明らかになった。(特にマロン系のものが駄目だったらしい)質の問題もあったが、品質表示や賞味期限が読みにくいなどの問題もあったようだ。(ペーチでは、あるハンガリー全土に広がるスーパーのチェーン店でガムの賞味期限の不正が見つかった。ポーランドの会社が組織的に賞味期限の書き換えをおこなていたようだ。このほかに、ブダペストの冷凍庫施設で15トンの違法鶏肉も発見されたとか。何を食べれば安全なのか。)

12月19日

昨日連絡したデジカメですが、持ち主の方から連絡がありました。お騒がせしました。今日は多忙のためいつもより更にニュース紹介が簡略化されています。(わかりにくいかも)

レート
100円=159.08フォリント(OTP/12月18日)

気をつけて
ジュールの消防署が担当地区のショッピングセンターを調べたところ、4分の3以上のところで火事の場合の避難路が示されていなかったり、消火施設が整っていなかったりと不備が見つかった。

お金がない
17日、ザラ県の学校で火事があったが、町の文化会館の役割を持っていたこの学校では再建のためのお金がなく困っている。(職員室なども焼けてしまい、学校はすでに冬休みに入った。)

過多
保健省の調べで医師らがある特定の薬を決められた量より多く患者に与えている事実が明らかになった。(一時期日本で言われていた薬漬けのような状況のようだ。)

注意
デブレツェンでは3週間前から信号無視の車を自動的に撮影するカメラが設置されている。特に赤信号になってからや、青信号になる前に交差点に入ったことのある人は注意!

クリスマス・新年の挨拶
ハンガリーでは平均して39名の人からクリスマスや新年の挨拶を手紙やメールやSMSでもらうそうだ。(もちろんハンガリーでもネットやSMSによるメッセージ数が増えている。)

天井から落ちた
セゲドの事務所に泥棒が入ったが、天井から中へ忍び込もうとしたら天井が抜けて下に落下。結局病院行きとなってしまった。

登録料
EUからハンガリーの車の登録料の徴収がおかしいと指摘されたのを受け、国会は2004年5月1日から2005年12月31日の間に外国で購入した車の登録料の一部を返還することを決定した模様。

自己批判
18日、国会で首相が過去半年を振り返り自己批判をした。また首相は2007年は国民にとって難しい1年になるとも述べた。(確かに来年は個人的にもお金のことで苦労しそうな感じ。なお、いつもの通り、首相が話をしている時、FIDESZ議員は議場から外へ出た。)

12月18日

15日の0年生のパーティーには合わせて9名のゲストの方が来てくださいました。ありがとうございました。(近日中にどこかに当日の写真をアップロードします。あと、どなたかデジタルカメラを忘れていかれたようですが、心当たりの方がいらっしゃったらご連絡ください。)

小耳
今日、明日と警察は交通取締り(特に飲酒運転)をハンガリー全土で行うようです。皆さん運転には気をつけてください。

天気
月曜日:あまり天気はよくなさそうです。雨やみぞれや雪がふるところもありそうです。最低気温は-3〜+2度、最高気温は0〜4度の予想です。
火曜日:夜にかけて徐々に雲が少なくなっていくようですが、朝は南部で雪になる可能性もあります。最低気温は-4〜+1度、最高気温は0〜4度の予想です。
水曜日:雲は少し薄くなるようですが、北東で雪がちらつくかもしれません。最低気温は-6〜-1度、最高気温は0〜4度の予想です。
木曜日:朝方雲が多いですが、次第に薄くなっていきそうです。北東、南西で雪がちらつくかもしれません。最低気温は-4〜-1度、最高気温は0〜5度の予想です。

病院リスト
情報保護委員によると、病院の基本的情報がこれまで公開されてこなかったのは法律に違反しているということで、現在保健省も後押しをして病院の基本情報が入ったリストを作成している模様。(例えば施した手術数とか)

金の日曜日
17日はクリスマス前の最後の日曜日(金の日曜日)で多くの買い物客がお店に殺到したようだ。(専門家の話によるとクリスマスにはハンガリー全体で1億フォリント分のプレゼントがツリーの下に置かれるとか)クリスマスプレゼントをクレジットで購入する人も今年も結構いたとか。

クリスマスツリー
Hegyeshalom(ハンガリーとオーストリアの国境の町)の池の中(水深33メートル)にダイバー達がもぐってクリスマスツリーを飾った。(サロンツコルのかわりに小石を銀紙でつつんで飾ったらしい。)毎年恒例の行事のようだ。

コウノトリ
この時期、夏にハンガリーにいたコウノトリはアフリカに渡っているはずだが、Koszegのあるコウノトリはハンガリーで冬を越すようで結局どこにも渡らなかった。自然保護団体はこのコウノトリを施設に入れて冬を越させようと考えたが、コウノトリは誰もよせつけないようでそのまま外で冬を越す可能性もあるらしい。

クリスマスパーティー
17日、国会議事堂に経済的に恵まれない1400名の子供が招待され、クリスマスパーティーが開かれた。(全然関係ないがブダペストでは、第10回目となる売り上げをホームレス援助にあてるというオークションも行われた。)

危険
バラトン湖にはTihanyと呼ばれる小さい半島があるが、ここは雨水を流す水路がきちんと作られていないこともあり、地面がバラトン湖に向かって滑り落ちている状態にある。1960年代には麓のほうで複数の家がこの地すべりのために壊れたらしいが、現在も状況はかわっていないようだ。

ガス代
ガス代が来年から大幅に値上がりすることもあり、現在各家庭では今年10〜12月の収入を紙に記入して援助額を決める作業を行っているはずだが、ブダペストの場合(他の場所もそうかもしれないが)基本料金も37%値上がりするため、収入に関係なくガス代がかなり上がることは必至の状況になっている。

12月15日

今日の午後1時半から4時半まで、カーロリ大学の0年生がこれまで授業に来てくださった日本人ゲストの方を招いてパーティーをするようです。(いつも授業を行っている361号教室で)0年生はすべての方とは連絡がとれていないみたいですので、もし0年生の授業に参加したことがあり、0年生からの誘いは受けてはいないが今日お時間がある方がいらっしゃいましたら是非遊びにいらしてください。あと、0年生とは会ったことはないが、日本語を勉強している(まだ始めて3ヶ月程度なので、初級者ですが)ハンガリー人に興味のある方の飛び込み参加も大歓迎です。

レート
100円=158.41フォリント(OTP/12月14日)

罰金が8倍に
最近、(日本でも同じような感じだが)カミオントラック(長距離トラック)の運転手が休みをとらなかったり、過剰に荷物を積み込み運転する例が増えてきている。そこで警察はトラックの重さを測る施設を高速道路に設置したり、罰金をこれまでの最高10万フォリントから80万フォリントにするなど対策を練っている。

更に発見
Bacs-Kiskunの新たに4つの場所で、ドイツからのゴミが大量に運び込まれているのが発見された。警察は地元のマフィアが事件にかかわりをもっていると睨んでいるようだ。

国境を超えて
犯人を追跡している場合など、国境を超えてもそのまま追跡できるように各国の警察同士で契約を結ぶ動きがあるようだ。(オーストリアとハンガリーの間にはすでにこのような契約があるらしく、現在スロバキアとハンガリーの間でも話し合いが進められている模様。)

証拠無し
昨年、ノルウェーの留学生がデブレツェン大学解剖局で違法に解剖を行っていた事件が発覚したが(その模様がノルウェーのテレビ局で放映された。)その際に、留学生たちが練習ように人体組織を自分たちの部屋に持ち出した疑いがもたれていた。警察も捜査を行っているが、今のところその事実を裏付ける証拠がないようだ。

学費
来年の高等教育機関入試に関する冊子が発行されたが、来年の授業料についての記述が入っていないとか。大学や学部によって年間の授業料が10万5000フォリントから15万フォリントの間で独自に決められるらしいのだが、その情報がないようだ。


毎年ハンガリーの鶴は11月始めには南の方へ飛び立っていくのだが、今年はこれまで暖かい毎日が続いたこともあり未だにハンガリーに残っている。今後寒くなったら鶴が飛び立っていく可能性はあるが、このまま冬をハンガリーで越すものも出てきそうな雰囲気らしい。

放火
10月にOlaszlitkaという町で、ロマの女の子との接触事故を起こした男性が子供たちの前で暴行を受け死亡するという事件があったが、この町の空家に14日火炎瓶が投げ込まれるという事件があり、地元のロマたちは「復習にちがいない」と噂している。

全国取締り
来週の月曜日と火曜日(18日と19日)ハンガリー全土で道路の一斉取締りが行われる模様。今回の取り締まりでは特にドライバが飲酒や麻薬をやっていないかをチェックするが、専門家を立ちあわせ整備面でのチェックも行う模様。

魚と鳥
ハンガリーではクリスマスに魚を食べる習慣があるが、最近では七面鳥や鶏肉を食べる人も増えてきている。今年のクリスマスだが、魚も鳥も十分に市場に出回っており値段も去年と比べそれほど高くはなっていないようだ。(魚は昨年より10%ほど高くなっているらしい。鳥は鳥インフルエンザの影響で今年前半値段が下がったこともあり、昨年並みの値段で買えるそうだ。)

12月14日

小耳
▼トロクバーリントの倉庫で賞味期限の切れた商品の(賞味期限ラベルをはがして新しいものをつけ)市場に流していた事件で、関連会社の社長が取調べを受けたが、「わざとではない」と12日の段階では犯行を否定。
▼政府はロマが住む地域への援助予算を来年半分にすることを決定したようだ。
▼ハンガリー医師会は、(診療所にいる)ホームドクターの多くは2月15日に導入される診療費徴収システムに対応が間に合わないと指摘
▼エネルギー料金の援助額を決定するための申請書が国庫局より多くの家庭へ送られた。(我家にも届いた。集合住宅を扱う専門協会は「援助額システムが複雑すぎる」と批判)
▼15日、教員組合のうちの1つが2時間ほどのストライキを予定しているが、これに関し「もしすべての教員がストライキに参加する学校がある場合、子供たちの世話は自治体の担当になる」と同組合が意見を述べた。(別の教員組合はこのストに反対している。)
▼暖かい天気が続いていたが、ここのところぐっと寒くなり(これで平年並みだそうだが)12日、マートラ山では雪も降った。
▼食料品関連の専門局によると、ハンガリーの店で売られている食料品の30%が違法なルートで食料品市場に入ってきたものとか。(恐ろしい)
▼来年、どの高等教育機関がどのぐらい授業料をとるかがわからず受験をひかえた生徒たちが混乱しているとし、ヒーレル教育大臣は入試申し込み時期までにそれをはっきりさせるように各機関に要求した。
▼(当初の計画とは違う場所からだったが)ブダペスト地下鉄4号線のトンネル掘削工事が12日開始された。
▼ブダペスト市議会は、デムスキー市長が社会党からの推薦の市長代理が嫌だと言って混乱しているが、なんとか妥協案が見つかりそうだ。(野党側の代表で市長選でデムスキー氏と僅差で敗れたタルローシュ氏がFIDESZのオルバーン党首と連携を決めたことに対する不安がが妥協案へとつながったのかもしれない)
▼公務員のボーナスが能力(結果)に合わせたものに変更される模様。(上位10%は給与6か月分のボーナスが支給されるとか。)
▼国会議長と国会議事堂のあるブダペスト5区区長の間で、国会議員がどこに駐車できるかについての案が大筋でまとまった模様
▼ハンガリー食料品安全局の調べによると、トロクバーリントの倉庫から市場に流れた賞味期限切れの食料品はお店だけではなく市場でも売られていることがわかった。(ラジオの番組で、倉庫関係者が「これまで数年間賞味期限切れ食料品が市場に出回ったと言われているが、大きな健康被害がおきなかったじゃないか。どこがわるいんだ!」みたいなことを言っていました。びっくりしました。)
▼来年から水道代も10%程度値上がりする模様
▼ここ最近、数年前の路上駐車場の駐車料金見支払いのチェックが届くということがあったが、法を改正してこのようなことは起きなくなる模様(私のところにも5年半前の駐車料金見支払いの通知が来た。罰金そのものは100フォリント程度だったが、5年半分の利子がついて5000フォリント以上払った記憶がある。)

日曜日まで
バプティスト教会が行っている「靴の箱」運動(靴を入れる箱に貧しい子供のためのプレゼントと入れて寄付する運動)は15日まで続けられる予定であったが、17日の日曜日まで延期されることとなった。(寄付されたプレゼントのうち600個がトランシルバニアへも運ばれた)

再開
Mecsekという場所では以前ウランの採掘が行われていたが、現在は中止されている。ただオーストリアの会社が安くウランが手に入る可能性として、Mecsekにおける新しい方法でのウラン採掘を模索しているようだ。

159種類
現在のところ、トロクバーリントの倉庫で賞味期限を偽造した食料品のうち159種類に関してはすでに確認がとれている模様。(もちろんもっと増える可能性がある。)

ガス
ガス代への援助額を決めるための申請書はすでにほとんどの家庭に届いているが、記入が難しいようだ。189に電話をすれば教えてくれるそうで、この他にも200以上の場所で記入の仕方についてアドバイスをしてくれる模様。インターネットではhttp://www.magyarorszag.hu/allampolgar/dokumentumok/igenylolap_energiatamogatas から情報を得ることができる。

バクテリアで処理
ドゥナウーイヴァーロシュの鉄工所(とその周辺)ではベンゼンが土の中にしみこんで人々の健康(癌)などへの影響が心配されているが、バクテリアを使っての処理が行われる模様。

低年齢化
ミシュコルツのある店にスキーマスクをしてナイフを持った強盗が入ったが、あとでこの犯人が13歳であることがわかった。少年は警察に捕まった。専門家によると強盗・窃盗犯の低年齢化が進んでいるという。

ストレス
数日前にも書いたが、ハンガリー人にとってクリスマスはかなりのストレスとなっているようだ。(プレゼントを決め、混雑している店に行ってプレゼントを買って、職場でパーティーして・・・そんなこんなで大変ということだ。)

お金の被害はなし
数日前、銀行を装ってインターネットを利用して顧客から顧客情報を盗み出そうという事件があったが、犯人らは銀行のシステムを試したかっただけだということで、実際には顧客の口座からお金が引き出されるということはなかった模様。

天気
木曜日:お日様も出ますが、霧の多い日となりそうです。最低気温は-4〜+1度、最高気温は3〜8度の予想です。
金曜日:お日様が見えるところもありますが、雲も出て多くの場所で霧も発生しそうです。最低気温は-4〜+1度、最高気温は2〜7度の予想です。
土曜日:厚い雲が多い、霧も発生します。気温は金曜日と同じぐらいです。
日曜日:寒冷前線が張り出し、北西から徐々にお日様が見えるようです。最低気温は-3〜+2度、最高気温は4〜9度の予想です。

レート
100円=158.34フォリント(OTP/12月13日)

12月12日

レート
100円=160.94フォリント(OTP/12月11日)

どうなるか
9月、10月と大規模なデモが続いたが、政府は「住宅街や学校の近くでは夜10時から朝6時まで大きい音を出すデモは禁止する。」「長い期間続けるデモの場合、5日ごとに新たにデモの申請を行う」などの法改正の要求について検討するようだ。

ゴミの輸入
KISHUNMAJSAという町にある旧ソ連軍基地に、大量のゴミが集められているのが発見された。これらのゴミはドイツから運ばれて来ているもので、ドイツ側としてはハンガリーにゴミを送れば自国で処理をするより安くかかるらしい。(ドイツはゴミ処理に関してはかなり進んでいるというイメージがあったが、実際はこんなものか。まあハンガリー側が悪いのだろうけれど。)

靴の箱
バプティスト教会は今年も「靴の箱1つ」運動を行っている。これは靴を入れる箱にプレゼントを入れての寄付を呼びかけているもので、去年は1万4000箱が集まった。

差別
トルナ県警の警察官2名が、警察内部用のホームページの中にロマを差別する表現が含まれているとして、これらを集めCDに焼きハンガリー警察庁に送った。警察庁長官はこのホームページの運営を即時停止し、調査を開始した模様。


クリスマスとお正月の時期に人々はうつ状態に陥りやすいそうで、「命の電話」への電話もこの時期に多くなるそうだ。関係者は携帯電話からも命の電話に無料でかけられるようにしてほしいとお願いしている。(生活が貧しい人は、クリスマスに浮かれている人を見て落ち込み、経済的に大きな問題がない人でもプレゼントを購入したり、パーティーの準備をしたりとイライラすることが多いことが原因のようだ。)

教科書
ハンガリーでは1970年代から教科書の文書が難しすぎるという問題があったが、現在もその状況はかわっていないようだ。(複雑な文章と専門用語がちりばめられていて、読むのに苦労するらしい。)政府は昨年教科書を簡単にすることを約束したが、これにのっとった教科書がでまわるのは2008/2009年の年度からだそうで、子供たちはしばらくは難しい教科書と格闘しなければならないようだ。

こんな手口も
ミシュコルツの市場の、サロンツコルを重さで購入する複数の店で、天秤ばかりで重さをはかるときの分銅を削ったり分銅に穴をあけたりして実際より軽くして不当に利益を上げていたことがばれた。(例えば2キロの分銅を削って1.75キロにしたり、穴をあけて1キロ以下にしていたらしい。)せこい手だが、この時期クリスマスツリーにかざるサロンツコルはよく売れるから儲かると思ったのかも。

インターネットでも購入可能
あるドイツのウエッブサイトで、賞味期限の切れた肉がただ同然で購入可能であることが明らかになった。現在トロクバーリントの倉庫では大量の同様の食品を市場に流していたことがわかっており、倉庫を管理する会社もこのようなインターネット情報を利用した可能性もあるそうだ。

6名
首相は6名の大臣にボーナスを出した。(2〜4週間分の給与を出したようだ。)ただ、大臣らはこれらのボーナスを受け取らず、予算に組み込む、あるいは寄付する模様。

12月11日

天気
月曜日:西側ではまあまあいい天気ですが、東側では雲が広がり、雨や雪になるところもあるでしょう。最高気温は4〜8度の予想です。
火曜日:徐々に雲が広がり雨がぱらつくところもあるでしょう。最低気温は-3〜+2度、最高気温は2〜7度の予想です。
水曜日・木曜日:雲の多い1日となりそうです。最高気温は3〜8度程度でしょう。

ボーナス
ジュルチャーニ首相は、今週中に各大臣などのボーナスの額を決めるそうだ。(ハンガリーでは13ヶ月目の給与をボーナスとして出すところが多いが、大臣がもらう額はどのぐらいだろうか。もちろんこの13ヶ月目の給与は義務ではない。私の勤務先の場合、年によて出たり出なかったりで今年は出ないような雰囲気だ。)

外国人
最近、メールや偽サイトを利用して銀行顧客から顧客情報を盗み出そうとする事件が多発しているが、国家捜査局によると、これらの犯罪に手を染めているのは主に外国人らしい。

鉄道ダイヤ
ハンガリー鉄道のダイヤが10日より改正された。今回のダイヤ改正の目玉は、すべての時刻で同じ分に列車が出発するようにしたことで、これによりいつ自分の列車が出発するかわかりやすくなる。一方で、以前より走行時間が延びたり、乗り換え回数が増える路線もあるようだ。

買い物
80年代からハンガリー人がオーストリアに行き冷蔵庫や洗濯機を購入するということはあったが、最近はこのような大型電化製品を購入するためにオーストリアへ行く人は減っている。しかし例えば身の回りの生活用品や小型電化製品を購入するためにオーストリアへ行く人は増えており(ハンガリーよりオーストリアの方が安い。例えばハンガリーで6万5000フォリントするmp3プレーヤーがオーストリアでは5万フォリントで買えるなど)オーストリアのショッピングセンターに来る客の半分はハンガリー人とも言われている。このためナジカニジャではクリスマスのためのセールをやめにしたそうだ。


政府は、医療機関改革の効果を示すために、ブダペストの4つの病院を1つにまとめる措置をとるが、これらの病院の職員や元患者がこの措置に反対して病院のまわりを手をつないで囲むなどのデモを行った。

温水プール
ハンガリーでは来年1月から、水を循環させてきれいにする装置のないプールは使ってはいけないことになっているのだが、ミシュコルツの温水プールでは新しい循環装置つきのプールができるまで、罰金を払いながら今の温水プールを使い続けることを決定したようだ。

注意
ここ最近、お年寄りの住む家を狙って、お金を騙し取る事件が多発しているらしい。以前は年金関連局の職員を装ってお金をとるというものが多かったようだが、最近はガスや電気の集金人や電気修理工員を装ってお金を取るというケースが増えている模様。

プレゼント
デブレツェン大学の医師-救急隊のグループが東ハンガリーの3つの養護施設を訪れ、合わせて2トン分の玩具や衣類などをプレゼントした。(無料で診察も行ったとか。)この時期は各地で同様の寄付運動が行われる。例えばべーケーシュ県でも経済的に豊かではない子供たちのために、1億3000万フォリント相当の衣類が寄付され配られた。

カップル襲われる
10日夜、あるカップルがゲレルトの丘を散歩していた時、急に数名が彼らを襲い金品を奪おうとした。このためカップルは逃げ出したが、足を踏み外して崖から下へ滑り落ちた。なんとか岩にしがみついたが結局救急隊に救出されるまで動けなかったようだ。

葬儀
9日、ハンガリー(サッカー界の)英雄プシュカーシュ・フェレンツ氏の葬儀が行われた。(彼の名前がつけられたスタジアムから聖イシュトバーン大聖堂まで御棺が運ば、数千名の人が参加する行列となった。)かれの棺は同大聖堂に付属する教会内におさめられた。お棺ごと安置されたのは彼が始めてとのことだ。この彼のお墓に来る人のために10日の昼12時から夜7時半まで教会が開けられた。

12月8日

来年、ブダペストのバスなどのチケットが185フォリントから230フォリントに上がる可能性が高いってニュースでやっていました。本当だったら高いなあ〜

レート
100円=162.61フォリント(OTP/12月7日)

鉄道チケット
ハンガリー鉄道は来年から料金体系などが大きくかわる。簡単に紹介すると
▼6歳以下、65歳以上は引き続き無料
▼初等・中等学校の生徒は50%の割引(割引率67.5%からの引き下げ)
▼大学生の場合、通学路線のみ50%割引(それまではどこでも50%割引)
▼夜間学校・通信制の学生は料金割引なし
▼公務員は年に12回だけ50%割引(それまではいつでも50%割引)
▼年金生活者は年に2回だけ90%割引(それまではもっと回数が多かった)
▼各省庁やハンガリー鉄道職員はそれまで1等車に載れる措置があったがこれを廃止
以上の措置は来年5月から施行されるが、チケットの値段は1月から16%上がる。また474キロメートルの路線が廃線となる。

1200
トロクバーリントの倉庫では食料品の賞味期限の不正書き換えが行われていたが、ドイツから賞味期限切れの食品が運ばれて来ていたことがわかっている。またこの倉庫から少なくとも1200以上の店舗にこれらの商品が運ばれていたようだ。

暖房費
各地で1月より地域ごと(自治体ごと)での暖房の費用がぐんと値上がりする予定だが、ブダペストでは値上げを2段階にすることで住民の負担を軽くしようとしている。(国全体の平均で月に6000フォリントの値上がりとなるそうだ。結構大きいなあ。)

ツリー
現在クリスマスツリーを買う時期にあるが、過去7年続いていた「払い戻し可能なツリー(根っこがついていてクリスマスの後、購入したツリーを売ることができるシステム)」の販売がなくなった。(経費がかなりかかるのが理由のようだ)一方、根っこのついていない1回用のツリーは現在1メートルの高さで5000フォリントぐらいで売られている。(私達も今年は妻の実家に行かないので、ツリーを買いました。といっても本物の木のツリーではありません。買ったのはいいのですが、家が狭いので置く場所があるのかどうか・・・)

プシュカーシュ
7日より聖イシュトバーン大聖堂で、11月17日に亡くなったハンガリーサッカーの英雄プシュカーシュ氏が安置され、多くの人が最後のお別れに訪れている。(午前10時から夜8時まで誰でも行ける)

事故
7日、ヴァーツの近くで、間違えて回送電車に乗ってしまった少女2人が、どんどん駅を通過していくのを見て「学校に遅刻してしまう」と電車から飛び降りた。このうち1人は飛び降りたところを別の電車にはねられ死亡、もう1人も重傷を負った。

ビールス
ニーレジハーザで、高校生や寮に住む生徒など合わせて60名以上がめまいや下痢などの症状で病院を訪れた。専門家の話では食中毒ではないらしいが、何らかのビールスが原因の可能性がある。


高速8号線のドナウ川にかかる橋をかける作業が7日行われた。(1万トンの重さの「橋の部分」を川に浮かせてはめ込むという作業だったようだ。)

購入せず
国会議事堂前には毎年どこからかツリーを購入してこれを立てていたが、今年は議事堂前に生えている木を飾るようだ。17日には1400名の子供を議事堂に呼びクリスマスの催し物を行う予定とか。

ご注意
最近、銀行からのメールを装って「インターネットシステムの利用が可能になりました。」などと巧みな言葉で顧客情報を盗み出す犯罪が増えてきている。(7日にはErste Bankの顧客等が同様のメールを受け取ったようだが、同銀行の調べによると被害者はいなかった模様。今回の事件ではErste Bankから、銀行のホームページにそっくりなサイトに入って顧客情報を打ち込むようにとのメールが出回った。)

12月7日

天気
木曜日:曇り勝ちで霧も出ます。最低気温は1〜6度、最高気温は7〜12度の予想です。(例年より数度高めだそうです。)
金曜日:木曜日と同じような天気です。
土曜日:天気が幾分崩れて南西部では午後から雨になるところが多いでしょう。
日曜日:多くの場所で雨となりそうです。最高気温は5〜10度程度の模様です。

レート
100円=162.48フォリント(OTP/12月6日)


政府は、どの病気にも24時間体制で対応できる病院を31選んだが、場所によってはその病院に行くために55キロメートル以上移動する必要があることが明らかとなり、あらたに8つの病院を同カテゴリーに入れた。

肥満
ハンガリーでは成人の60%、500万の人が太りすぎであるらしい。肥満になるとコレステロールや血糖値などの問題が生じるが、ハンガリー人の死亡原因の60%程度が遡ると肥満につながるのだとか。

大気汚染
ブダペストの空気中に含まれる塵の量が特にここ数日健康を害するレベルまで達している模様。

宿泊施設
セント・ラースロー通り病院では、骨髄移植治療で入院している子供の両親が泊まれる宿泊施設をつくるため募金を集めていたが、1億フォリントほどが集まり無事宿泊施設ができたようだ。(子供が入院すると本当に大変だと思います。)

井戸
ミシュコルツでは最近、不法に井戸を掘る例が後をたたないという。これは来年2段階で上下水道料金が値上がりすることが原因のようだ。(来年は1月に20%、6月には更に12.5%値上がりする。)

クリスマスプレゼントじゃないよ
ケチケメートの動物保護基金は、飼い主のいない犬などを「養子に出す」プログラムを始めた。ただ、「これはクリスマスプレゼントではありません。クリスマスが終わってもちゃんと飼ってください。」と念を押しているようだ。

今度は
トロクバーリントの倉庫で食品の賞味期限を不正に書き換えていた事件についてはお知らせしたが、新たな調査で更に100万個の卵や乳製品が発見された。(この他に、売られている野菜や果物の3分の1には農薬類が残っており、10%ぐらいは健康を害するレベルにまで達しているなんてニュースもあった。もう、何を購入すれば安全かわからない〜。)

罪を軽く
9月中旬に発生した国立テレビ局への暴動事件に関し、これに暴徒の一人として参加していた警察官に対する控訴審が行われ、一審の判決より軽い懲役1年半が言い渡された。(一審では3年半の実刑判決が出ていた)

責任
先週の金曜日に発生した軍事検察所からの脱走事件に関し、これを調査していた委員会は「複数名の人物がミスを犯した」という結論に達した模様。ただ、誰がどのようなミスを犯して脱走事件になったかについては公開しないようだ。

12月6日

昨日は、ブダペスト地下鉄2号線のバッチャーニ広場駅で人身事故が発生したため地下鉄が動かなくなってしまいました。それで自宅に帰るのにえらく難儀しました。そういえばハンガリーには6日にサンタさんが来るんですよね。(実際には5日から6日にかけての夜、みがいた靴にサンタさんがチョコレートなどのプレゼントを置いていくって感じです。悪い子には木の枝を置いていきます。)みなさんのところにはサンタさんが来たでしょうか。

レート
100円=162.45フォリント(OTP/12月5日)

食べているかも
昨日、トロクバーリントの倉庫で数年に渡り、賞味期限の不正書き換えが行われていたニュースをお伝えしたが、その後の調べで賞味期限を不正に変えて売られていた商品の重さが10トン以上になることがわかったようだ。(卵、ミューズリー、乳製品、冷凍肉、冷凍ピザなどで書き換えが多く行われていたようで、どこの店舗に置かれていてもおかしくないそうだ。)

サンタ
上にも書いた通り、ハンガリーではこの時期サンタさんが来るが、最近ではサンタさんがいろいろなところで大活躍している。例えば警察のネズミ捕りだったり、分別ゴミ収集だったり、環境保護だったり、人々の関心を集めるため頑張っているようだ。

Botox
顔のシワを取るためにBotoxという薬品を注射器で顔に入れるということが日本でも行われていると思うが、ここ最近ハンガリーでも一大産業になりつつあるようだ。(1本の注射が3〜4万フォリントで一度に3本うたないと効果がないそうだ。現在はまだテレビなどに出る有名人であるとか、実業家などが使用している程度。)

送り返す
オーストリアからバシュ県に流れ込んでいるラーバ川は、オーストリアから垂れ流されている汚水のため泡立っている。(この状態が5年続いているという)それで、バシュ県はこれらの泡を集めてオーストリアに送り返すことを検討している模様。

自動販売機
ベーケーシュチャバのある中等教育機関で、癌や麻薬を防ぐためのプログラムの一環として、避妊器具の自動販売機が置かれることになった。(ハンガリーでは現在毎年2万人の19歳未満の女性が出産しており、未成年女性の中絶手術も1万7000件行われている。)う〜ん、休み時間とかに避妊用具の自動販売機前に生徒が並ぶんですかねえ。

エステルハージ家
ハンガリーの最大の貴族であるエステルハージ家の宝物はこれまで、ブダペストの工芸博物館とオーストリアに保管されてきたが、オーストリアの分も工芸博物館に来て、来週より展示が始まる。

暖房費
ブダペストでは来年から暖房費(地域単位での暖房を行っているところの場合)が44%、セゲドでは54%値上がりすることになるが、収入が低い家庭では援助金が出て値上がり額を15%程度に抑えることができる。しかし(ガス代に関してもそうだが)援助金請求申請書が未だに各家庭に送られていないため、来年1〜2月ではすべての家庭で44〜54%値上げされた暖房費の請求書が届く可能性が高いという。

お金がかからないように
大学では何とか収入源を得るように、学生が追試を受けるときに追試代を徴収したりしているのが現状であるが、今後は2回目以降の追試の時のみ代金を徴収できるようにするようだ。(まあ大学にはコピーの紙を買うお金にも困っているところが少なくないようですからねえ。ちなみに今の給与体系だと、博士号を取って助教授になっても手取り給与額は12万フォリント程度です。ということは講師の私の給与は・・・)

12月5日

レート
100円=161.77フォリント(OTP/12月4日)

値上げ
1月より、電気代が5%、水道代が10%値上がりする模様。

罰金
与党は、国会に参加しない議員らに対し罰金(最高で給与の半分)を科すことを検討している。

1億8000万フォリント
今週末に行われるプシュカーシュ・フェレンツの葬儀にはFIFA現会長や各国の元サッカー・スーパースターなどが参加する。また一般参加者も4万人を超えると予想されており、その費用も1億8000万フォリントかかるようだ。

スキー場
ハンガリーはこれといったスキー場がないが、Zircと呼ばれる場所の近くに3億フォリントをかけてハンガリー最大のスキー場を建設する模様。去年はこの地域では雪が少なく今年も雪不足が心配されるが、その場合は人口雪を降らせるようだ。

報奨金アップ
先週金曜日に軍事検察から脱走したTamas Imre Zoltanはいまだ見つかっておらず、警察は有力情報に対する報奨金を50万フォリントから100万フォリントにアップした。(ここにきて計画的な脱走だったのではという線も出てきて、警察は関係者に事情を聞いている。)

受け入れします
来年ルーマニアとブルガリアがEUに加盟した後に、ハンガリーは人手不足の分野に関してはこれらの国からの労働力を受け入れる用意があることを表明した。(受け入れ可能リストを作成中とのこと。野党側は「受け入れによる影響」に関する報告書がないと批判している。)

ネットで高速代金
www.autopalyamatrica.huで、高速道路の代金が支払えるようになった。(12月4日より)現在はまだ4日券のみ購入できるようだが、今後は10日券、30日券も購入できるようになる模様。(ガソリンスタンドなどで購入するとシールをもらえるが、smsやインターネットで代金を支払うとシールはもらえない。ただチェックしているのはナンバープレートなのでシールは実は関係ない。)インターネットではカーナンバーといつから高速を利用するかを記入するシステム。代金はガソリンスタンドで購入するよりも100フォリント高くなる。

9000
国はベッド数を減らす病院に対し補助金を出すことを決め、これに従い1500のベッドが削減された。(合わせて46億フォリントの補助金が配られたようだ)また来年夏までに国は更に7500のベッドを削減する予定。(未だになぜベッドを減らすのかわかっていない私・・・)ちなみに国は365日24時間体制を保障する病院数を、もともとの計画の31から3つ増やすことを示唆している。

今までなかったっけ?
ブダペストの地下鉄2号線では目の不自由な人のためのブロックや警告音システムを現在ブラハルイザ駅に試験的に設置している。BKVは今後、2号線のすべての駅にこのシステムを導入していく予定。

買わされていたかも
トロクバーリントの食品倉庫で過去数年に渡り、賞味期限の切れた食品ラベルの数字を消して新しい賞味期限を再印刷する形で、賞味期限をごまかしていたことが発覚した。(かなり大量の食品がこうやって処理されたらしい。)

やめないで
ハンガリーでは心臓や循環器系の病気にかかっている人の半分が、薬を飲むことを途中でやめてしまうことがわかった。これらの薬は一生のみ続けるタイプのものであるらしく、医師らは注意を促している。

サルモネラ
セゲドのハイパーマーケットの肉売り場で、味付け肉からサルモネラ菌が発見された。

12月4日

3日に行われた日本語能力試験も無事終了しました。大学では試験期間の始まりが近づきつつあり授業の方も前期の終盤戦です。

天気
月曜日:雲が出てドナウ川より西側では雨がぱらつくところもあるかもしれませんが、東部ではお日様がのぞく可能性もあります。最低気温は-1〜+6度、最高気温は6〜12度の予想です。
火曜日:雲も出ますがお日様がのぞくところも多そうです。最低気温は1〜6度、最高気温は8〜13度の予想です。
水曜日:北東部では天気が悪そうですが、その他の地域ではお日様が出そうです。最低気温は2〜7度、最高気温は9〜14度の予想です。
木曜日:西部や北部では雨のところがありそうですが、南東部ではお日様が出るようです。最低気温は2〜7度、最高気温は7〜12度の予想です。(この時期にしては暖かい毎日が続きます。)

サンタチョコ
ハンガリーではクリスマスは子供のキリストがプレゼントをくれることになっていて、サンタさんは5日の夜から6日に朝にかけて、靴にチョコレートを入れてくれる。(わるい子は木の枝をもらう)そういうこともあってこの時期はサンタの銀紙につつまれたチョコレートがたくさん売られている。ただ、中味がちゃんとしたチョコレートとは限らないので大きさや絵柄だけではなく商品の情報もしっかり読んだ方がいいようだ。(あれって高い割には中味はヌガーだったりするんですよね〜。)

閉鎖の可能性も
ペーチの動物園は、国の財政危機を理由に補助金がカットされてしまい、閉鎖の危機となっている模様。(動物園を運営するためには、自然保護や環境保護などいろいろ守らなければならないことがあるようで、これにかなりのお金がかかるらしい。)

自転車
最近、バーチ・キシュクン県では自転車が交通事故に巻き込まれるケースが急増しており、警察は自転車に乗っている人の取り締まりも強化している。(無灯火運転は1万フォリント、飲酒運転は5万フォリントの罰金だそうだ。お酒をのんで自転車に乗ると5万フォリントとは厳しいが、きっとかなり飲んでいる場合なのだろうなあ。尚同県では今年46の交通事故に自転車が巻き込まれているが、そのうち43件が無灯火だった。)

スリに注意
12月はクリスマスプレゼントを買う人でごったがえすが、皆お金も持っていることもあり、この時期はスリの稼ぎ時でもある。特に狙われるのは込んでいる乗り物(バスや地下鉄や市電)の中や、ショッピングセンターなどだが、警察もスリ事件を未然に防ぐよう私服警官を多く導入している。

カウンセラー
消防署や防災局は、火災や災害の現場で救助活動を行った隊員のトラウマを軽減させるため、それ専用のカウンセラーを養成することを決定した模様。(本当に大変な仕事だろうなと思う。)

そんなもの盗むな〜
デブレツェンでは道路工事のためにおいてある標識やランプが盗まれる事件が相次いでいる。(被害総額は200万フォリント)これらがないと事故が発生する可能性もあり非常に危険であることから、もし犯人が捕まった場合、最高で懲役3年の刑が言い渡されるそうだ。

あまりの大騒ぎは駄目
これから年末にかけて特に週末はパーティーを開く人が多くなるが、パーティーによる騒音問題も多く発生することとなる。それで警察は場合によっては朝でも昼でも騒音禁止の命令が出せ、それを守らない場合には罰金刑などが言い渡されることになる模様。

銅の日曜日
3日は銅の日曜日だった。(来週の日曜日は銀、再来週は金となる)クリスマス商戦の真っ只中ということもあり、どこのショッピングセンターも人で賑わったようだ。

有効
夏の終わりから西駅にはゲートを設けて電車から降りてくる人がチケットを持っているかチェックしているが、これによりキセルが減り、またキセルを見逃すかわりに車掌がいくばくかの金を握るケースも減って、チケットの売り上げがこれまでに3000万フォリント増えた模様。

ゴッホ展オープン
ブダペスト国立西洋美術館(英雄広場横)の創立100周年の記念日である12月1日にゴッホ展がオープンした。(1日はオープン記念式典が行われ、オランダ王家からの来賓もあったようだ。)2日から一般公開が始まったが、前売り券だけですでに3万以上のチケットが売れているらしい。

10%
車の強制保険の変更時期になっているが(正確には11月末までに今の保険会社との契約を解約し、12月末までに新しいところと契約するシステム)今年はドライバーの10%が保険会社を変更した。(実際には70〜80%のドライバーは、保険会社を変更することによって得したはずだとか。)なをこの10%のうちの10%は、同じ保険会社と契約したようだ。(我家でも同じことをしたかったのだが、インターネットなどで調べても同じ値段だったので結局保険会社を変えずにそのままにした。)

430万フォリント
トロクバーリントのハイパーマーケットCORAは、ネズミの糞が売り場で見つかったり、壁にカビが生えていたりして、3箇所の売り場が閉鎖措置を受けていたが、430万フォリントの罰金を払い、1日に再開した。

脱走
1日、軍事検察所から2003年にガソリンスタンド強盗で捕まった男性が脱走した。この人物はトイレから出てきた後で看守を殴り気絶させ、銃と弾を奪って建物から外へ逃げた。このため警察はブダペストの主要道路を封鎖し、デパートやショッピングセンター、あるいは駅などのパトロールを強化したが、現在のところまだ捕まっていない。(この影響で、私の授業に遅れてきた人と早退した人がいた。道もかなり込んだらしい。)逃げているのはTamas Imre Zoltan(38歳)ちょっとゴリラみたいな顔でベリーショート。身長は175〜180cm。警察は有力情報提供者に50万フォリントの懸賞金もかけているが、銃を持っているので見つけても捕まえようとしないようにと注意も呼びかけている。

感電を防ぐ
ハンガリーでは毎年たくさんの鳥が高圧線に触れて感電死しているようで、キシュクンシャーギの国立公園では保護鳥を感電死から救おうとプラスチックの高圧線カバー(?)を取り付けたようだ。

サンタ
サンタクロースが住んでいるというラップランドからハンガリーにサンタがやってきた。(Joulu Pukkiさん)このサンタさんは去年も来たのだが、去年は空港に誰も迎えに来なかったらしい。でも今年は子供たちが歌を歌いながら彼を出迎え、空港のVIPルームからバスで移動していったそうだ。このサンタさんは10日まで滞在し、各地の病院などをまわるそうだ。

エイズ
12月1日はエイズの日だったが、ハンガリーでは毎年100名程度がHIV感染者として新たに記録されており、現在同感染者数は1300名に達している。最近では若い女性の感染者数が増えているとか。(ニュースによるとアフリカの男性から感染することが多いそうだが・・)

看護士も大変
今年、ハンガリーの病院で注射器の針などから肝炎などに感染した看護士の数が数十名に達しているという。多くは、急いでいて患者さんに指した注射器の針で自分の指などに傷をつけてしまい感染したケースだが、仕事量の多さや質的にあまりよくない機材を使っていることなどもその原因としてあるようだ。

結局どうなるのか
交通省は、カミオン(大型)トラックが国道を走らず高速道路を利用するように、一部の国道を有料にする計画をたてていた。その後、同省は有料の一般道路の路線を大幅に増やしたが(夏)、結局それを元に戻したようだ(10月)。(カミオントラックが一般道路を走るため、騒音などの被害でジェールやヴァシュ県の多くの自治体が訴えを起こしている。)

小耳
▼シオーフォクの病院は観光客などもたくさん利用し「ホスピタル オブ ザ イヤー」に選ばれたらしいが、365日24時間体制の病院として国から指定を受けていないため、今後は現在のような受け入れ態勢がしけない恐れがあるという。そうなると100キロ以上先の病院へ行かなければならないそうだ。
▼同じように救急隊員も今後患者さん達をどの病院に運ぶかでトラブルになることを心配しちている。あるニュース記事によると来年からショプロンで事故が発生した場合、救急者はけが人などをソンバトヘイやジュールなどに搬送しなければならないそうだ。距離的には90キロぐらいあり、場合によってはけが人の命にかかわることもありえるとかで関係者は心配しているらしい。
▼Semmelweis大学といえば医学を専攻する大学だが(あと体育学もある)ここの病院も800ほどのベッドが減るため、医師養成などの面でもかなり大きな影響がありそうだ。(政府もきちんと考えて医療体制の整備を行っているはずなので、大きいトラブルは発生しないと思うのだが、住民の不安はかなり大きいような気がする。)
▼政府は省庁を効率的に機能させるための行政区候補地を探していたが、それが西駅裏手の土地に決定した。(周辺地区の土地値上がりは必至で、金勘定を始めている人もたくさんいるようだ。)
▼Bolyという町では住宅地にある木にここ7年、11月中旬から12月始めまでの3週間、毎年同じ時期に同じ枝にフクロウが現れている。鳥類の専門家にも解けない謎なのだそうだ。
▼この時期は猟の時期なのだそうだが、狩に出かけた人が仲間を撃ってしまい死亡させるという事故が発生している。
▼ジュールでは数週間前に新しい大きな交差点(インターチェンジ)が作られたのだが、どうやって橋っていいかわかりにくく事故が絶えないようだ。
▼ソンバトヘイで、ある学生寮横で寝ていたホームレスのマットレスと毛布に火がつけられ、ホームレスが大火傷を負うという事件があった。

12月1日

レート
100円=162.18フォリント(OTP/11月30日)どこまでフォリント高が続くのか〜。

診察費
来年2月15日から医療機関に通う際には1回ごとに300フォリントの診察料を払うことになるが、子供、長い間重病に臥せっている人、ホームレスなどは無料となるようだ。また、年金や産休手当てをもらっている人は診察費導入に伴い、年金や手当てが300フォリント増えるようだ。

8月20日
今年の8月20日のブダペストの花火大会は、嵐が発生し死亡者が出るなど大変な騒ぎとなってしまったが、オンブズマンは調査結果をまとめ「最も大きな責任者は内閣府である。」と結論づけた。(こういう事態を想定して対策をねっていなかったというのがその理由)あと、これほど大きな騒ぎとなったのには警察にも責任があるとも結論づけた。

高くなる
12月1日より、医療補助製品に対する援助システムが変更となる。国はこの制度改正により(援助金があるから大丈夫と)上がっていたこれらの製品の値段が下がることを期待しているようだが、患者らはこれらの製品の値段が急激に上がることになるだろうと怒っている。(例えば包帯に1ヶ月2000フォリントかかっていた人達は、1日から1万2000フォリントの負担を考えなければならないそうだ。)

コラ!
動物健康・食料品管理局は、トロクバーリントのハイパーマーケット「コラ」の3つの売り場で問題を摘発しこれらの売り場の一時的閉鎖を命じた。(売り物とゴミが一緒になっていたり、ネズミの糞が見つかったり、壁にカビが生えていたりしていたとか。こわ〜い。)

撤回
政府は、市民に対し1月から「通常手術を受ける場合、住居から近い指定された3つの病院へ行かなければならず、もし自分で医師を選んで、その病院へ行く場合、手術費用の一部を負担する」という法案を提出する予定だったがこれをとりさげた。(自分で医師を選ぶ自由が完全になくなるのはよくないかも。)

たくさん発覚
ブダペストのヨージェフヴァーロシュ市場に税務局や関税局などの調査が入ったが、3つの店舗の閉鎖、13の刑事事件摘発、40の規則違反、3000万フォリントの品物の押収など、不正がたくさん見つかった。(この他にもお店の80%はレシートなどを渡さずにいた。)

小耳
▼Tiszaszolosという町で、高圧電線を盗もうとした男性が感電し死亡した。(2万2000ボルトの電流が流れていた。)
▼ブダペストの市内交通バスが民家に突っ込んだ事故で、被害にあった家はそのまま住めるようだが、2つの部屋は倒壊の危険がある模様

▼卵の生産業者が会社を作って卵の値段を操作していた疑いが浮上。
▼ジュルチャーン政権は「費用のかからない国家」を目的に政務次官たちのポストをなくしていたが、仕事が成り立たないということで別の形で復活させるというニュースがある日刊紙で報道された。
▼10月23日に催涙弾により気管支が傷つき女の子が亡くなったという話があったが、嘘であったことが発覚した。(父親は葬儀に必要な援助金を受け取っていたらし、詐欺で起訴された。)