ニュース
3月28日

最近、3面記事的なニュースが書けず不調です。(あんまりいろいろとニュースを調べている時間がないのが原因ですが)まあ、継続は力なりと言いますから、続けていけばまた面白いニュースが見つかるかな。

レート
100円=245.11フォリント(OTP・3月29日、午前10時14分現在)

今日の天気
厚い雲が広がり西側では雨が降るところもあるでしょう。最低気温は0〜5度、最高気温は10〜15度の予想です。

ハンガリーカップ戦
ヨーロッパ各国ではサッカーのリーグ戦の他にカップ戦というものがあり、一発勝負のカップ戦には下位リーグのチームが思わぬ活躍をする場合があるが、2週間後に準決勝を迎えるハンガリーカップ戦でも2部のBKVチームが現在まで勝ち残っている。2部チームが優勝なんてことになったらこれはこれで面白いのだが・・・

マレーブ値上
ハンガリー航空は4月1日より平均8〜13%運賃を値上することを決定した。

そんなことはない!
現在2002年に行われる総選挙が前倒しされるのではないかという噂が流れているが、与党青年民主同盟党首であるクベール・ラースロー氏は29日、「そんなことはない」と発表した。

洪水情報
▼ティサ川は上流では水位が徐々に下がってきているが、中流下流では現在少しだけ水位が上がってきているようだ(ただ大きな洪水の心配はないらしい)▼ドナウ川ではブダペストより北の地域では水位が下がってきているがブダペストより南の地域では水位が上がってきており水があふれ出ているところもある模様。

独立小地主党情報
要職者26名が党規約改正のため国レベルでの党大会を行なうことを要求してたが、これを党のトップ達が受け入れなかったことは伝えたが、この決定に対し党大会を要求していた26名の要職者中の3名の大臣はかなり頭に来ているとのこと。

社交辞令?
オルバーン・ビクトル首相はルクセンブルグを訪れているが、向こうの首相はハンガリーとの関係を評価し旧東欧諸国で最初にEU加盟する国の1つとなるだろうと述べたようだ。

ハンガリー対アムネスティ
スロベニアのハンガリー大使館は、同国のアムネスティー・インターナショナルの事務所で行っていたハンガリーを非難するキャンペーンを中止させたと発表。

3月29日

レート
100円=243.59フォリント(OTP・3月28日、午前9時16分現在)

今日の天気
雲が広がり、西部や南部では雨となるでしょう。最低気温は−2〜+3度、最高気温は10〜15度の予想です。

高速7号線
高速7号線で改築工事が始まった。このためところどころで制限速度が80キロとなっているところがある模様。

ホラ吹き?
現在ブダペスト株価指数は6000フォリント代後半で低迷しているがエコシュタット経済評価と情報協会によると、8月末までに8600フォリントぐらいまで上がる可能性があるということだ。ただこの協会1ヶ月前の発表では7月の終りまでに9400まで上がると言っていたからあまり信用できないかも?

洪水情報
▼ブダペストではドナウ川の水位が上がっていたが、水深が611pとなったところで少しずつ下がりはじめた。(ただしペシュト側ではマルギット橋付近の道が閉鎖されたままとなっている。)今日ブダ側を走る機会があったが、川の水面が道路すれすれまで来ていた。▼ティサ川の上流では危険な状況も収まり川は静けさを取り戻しつつある。

成果が出た年
ブダペスト市長であるデムスキー・ガーボル氏は28日のマスコミのインタビューに対し「2000年におけるブダペストの犯罪件数は1999年のそれに比べて16.5%減の1万2000件に減り、盗まれた車の数も12%減り、6700台となるなどブダペスト警察にとっては成果のある年となった」と発表。(ただ6700台というと1日18台は盗まれているということで、ますますの警察の活躍を期待する)

独立小地主党情報
▼要職者26名が国レベルでの党大会を開き、党規約を変更する案を打ち出したが、トップはこれに反対、結局党大会は行われないこととなったようだ。▼党首トルジャーン・ヨージェフ氏は入院以来家族以外の面会を断っており、脳内出血などがあったのではとの噂も流れているが、妻で国会議員のチェ・マーリア氏は血糖値が高いが病状はかなりよくなっていると発表した

犯罪ではない
HIVに感染していることを知っていて100名の人と性的関係を持ったとして同性愛者の男性に対し警察が捜査を開始したが、結局これらの人々と関係を持ったときは自分がHIVに感染しているとは知らなかったとして逮捕にはいたらなかったようだ。(また性的関係をもった人も感染はしていなかったとのこと)

駐車違反の罰金
これまでブダペストなどでは駐車違反の赤い袋をもらっても罰金を払わなかった人が多かったのだが、これまでのデータを含め内務省で罰金未納者のリストと表に出すことになった。(もし駐車違反をしつつもこれまで罰金を払わなかった方には請求書が送られてくるようで、これを無視すると訴えられるそうです。)

3月28日

レート
100円=241.72フォリント(OTP・3月27日、午前9時7分現在)

今日の天気
朝方雨や雪になるところもありそうですが、徐々に天気がよくなりお日様が差すところも出てきそうです。最低気温は−3〜+2度、最高気温は8〜13度の予想です。

ハンガリーはお休み
28日、ヨーロッパ各地ではワールドカップサッカー予選が行われる。第8組みに入っているハンガリーは今回はお休みで、イタリアがリトアニアと、ルーマニアがグルジアと対戦する。(同組ではイタリアが1位となるのは確実だが、2位でもまだワールドカップに行ける可能性が残っている。ハンガリーはうまくいけばこの2位の座をルーマニアと争うことになるのだが、この前のリトアニア戦を見る限り、それも難しそうだ。何か奇跡のようなものが起きるのを末しかないのかも・・・20年ぐらい前まではワールドカップの常連だったのに、なんでここまで弱くなっちゃうんだろうか)

信じるものは救われる
元金融大臣で現在ハンガリー国立銀行の頭取でもあるヤーライ・ジグモンド氏はプラハで行われたコンフェレンスで「今年のハンガリーのインフレは6〜7%にとどまる」と述べた。(昨年も同じようなことを言っていたような・・・)

失業率低下
中央統計局の調べによると、2月末におけるハンガリーにおける失業率は6%で、昨年の同時期より0.8%低下したということだ。

国会を訴える
1998年夏にオルバーンビクトル首相が、前の社会党政権の時に(オルバーン首相が所属する)与党が青年民主連合の情報を秘密に収集していたと発表したことがあったが、これにより社会的名誉を著しく傷つけられたとして、ある私立探偵が国会を相手に訴えをおこした。これまで国会への訴えが裁判所で認められた例はなく、今回もどうなるかわからなかったが、裁判所は「国会を訴えることも可能」との見解を示し、裁判は1歩進むこととなった。

洪水情報
ドナウ川も水位が上がり、ブダペストでは28日に水位が最高になるようだ。一部の道路ではすでに道路が封鎖されている。

独立小地主党情報
▼大臣3名を含む要職者26名が次の総選挙へ向けてのプログラムを造って行くため5名を選出し、30日に党大会を開いてこれを承認するように動き出したが、党首よりのトップたちはこれを支持していない。▼党首トルジャーン・ヨージェフ氏は現在も入院中であるが、弟で医者でもあるトルジャーン・シャーンドル氏によると病状は大分回復してきているということだ。ただ今回の入院で「鬼のいぬ間に」とまた反党首の動きが活発化する可能性がある。

3月27日

レート
100円=241.34フォリント(OTP・3月26日、午前6時50分現在)

今日の天気
雲が広がり、雨がふるところもあるでしょう。最低気温は−2〜6度、最高気温は6〜13度の予想です。

プロボクサー交通事故
ハンガリーのロッキーことココに続くスター選手として期待されているエルデイ・ジョルト選手がタタバーニャの近くで交通事故にあった模様。車はガードレールにぶつかるという事故で、エルデイ選手自身にはけがはなかったようだが、隣にすわっていた恋人は首の骨が折れたようだ。(命には別状はない模様)

こちらは75才の誕生日
オリンピック3連覇をなしとげた伝説のボクサー「パプラツィ」ことパップ・ラースロー氏が75才の誕生日を迎え、大統領から国会議事堂で銀の記念メダルを授与された。(実際には彼は病気をかかえており、ビデオで挨拶をしたにとどまり、国会議事堂には妻と息子が出向いたようだ)

今度は上がる
先週の水曜日に値下がりしたガソリン代だが、28日よりガソリン1リットルあたり3フォリント値上がりする。(軽油はそのまま)これで95のガソリンは1リットルあたり229.5フォリント、98は238.5フォリントとなる。

人口減少鈍化
かなりの年数に渡って人口が減り続けているハンガリーであるが、ここ最近減少スピードが鈍化してきており、今年の1月でいうと生まれたのが8400人、亡くなったのが11400名と3000名の低下にとどまった。(それでも減り続けていることにはかわりがないが)

新しい農業大臣就任
26日国会においてヴォンザ・アンドラーシュが大臣就任の宣誓を行い、マードル・フェレンツ大統領によって新しい農業大臣として任命された。

洪水情報
26日の国会でオルバーン・ビクトル首相は、今回のティサ川の被害総額は150億フォリント程度で、復興費用としては250億フォリントかかるだろうと発表した。(これにより、他の使用目的の予算がカットされるかもしれない。昨年の洪水では教育にかける金がカットされ、それに伴い当方の職場でも新校舎の建設がおじゃんになった)

3月26日

何しとんじゃ
ハンガリーサッカーチームは24日ワールドカップ予選でこれまで1勝もしていないリトアニアと対戦。ハンガリーはアウエーでは6−1で勝ったのだが、24日は1−1の引き分けに終わってしまった。(後半試合を見たのだが、もうもどかしくてもどかしくて、本当に「なにやっとんじゃ!」と怒鳴りたくなるような試合だった。これでは日本・韓国は遠い・・・)

今年はどうだろう
ソンダ・イプソスというデータ調査会社の調べによると、昨年夏ティサ川に遊びに行ったハンガリー人は人口の3%で、残りの97%は行かなかったということだ。(調査の結果、これは昨年のシアン汚染とは直接関係がないということだが、実際のところはどうだろう)

お役目ごめん
現在ハンガリー航空ではロシア製のTU−154型機が5機飛んでいるが、3月でお役目ごめんとなる模様。これはTU−154が4月からのEUの騒音基準をクリアできず、また燃費も悪いことが原因のようだ。(また故障も多いらしい)ハンガリー航空ではTU−154を売却し、ボーイング機を購入するようだ。

洪水情報
ティサ川の上流ではトカイ付近までの地域で水位が下がりはじめている模様。ただ下流のセゲドなどでは水位がどんどん上がってきており、今後どうなるかが心配される。(ドナウ川もジェール付近で水位が上がってきているようだ)前回も書いたが、機種に関係なく携帯電話の1749にかけると自動的に100フォリントが洪水で苦しんでいる人に寄付されることとなる。

誰のための選挙
ペシュト県にあるダバシュという町から選出された国会議員が自動車事故で亡くなったことで25日選挙が行われた。各政党とも今回の選挙の結果は2002年の総選挙を占うものとなるとかなりの資金をつぎ込み、なんとテレビのコマーシャルまで登場したのだが、結局25日に行われた選挙の投票率は有効投票立の50%を大きく下回り(30%いくかどうかの線だったようだ)再投票となりそうだ。(各政党がダバシュ町民のためでなく、自分達政党のために選挙戦を繰り広げたのだから、当然の報いだろう。)

独立小地主党情報
▼党首トルジャーン・ヨージェフ氏は24日、ヴァシュ県で行われていた会合で具合が悪くなり救急車でブダペストの病院へと運ばれたが、容態について外部に情報をもらすことを禁止しているようだ。▼癌ではないかという噂まで流れているが、これまでの情報を総合すると容態はそれほど悪くない模様。

3月28日

レート
100円=239.61フォリント(OTP・3月22日、午前9時47分現在)

今日の天気
一度は雲の切れ間が見えそうですが、西側から再び雲が広がりドナウ川より西の地域では雨が降る可能性もあります。最低気温は2〜7度、最高気温は10〜15度の予想です。

ハンガリーに狂牛病の心配なし
地方開発および農業省の動物健康および食料品管理部部長は22日「ハンガリーではこれまで狂牛病の牛は発見されておらず、これからもそのようなことはない。」とブダペストで行われた会議で発表。(だんだん牛肉の消費量が落ちているので同省としても必死だろう)

また落ちた
21日に今年最大の値下げ幅を記録したブダペスト株価指数だが、22日はこの幅を更に上回る207フォリント下がってしまった。(終値は6471.51フォリント)

独立小地主党情報
▼独立小地主党は農業省が持つ農業専門家養成機関で24日会議を開くはずであったが、同省はこれを許可せず同党は新たなる場所を探さなければならなくなった。▼PHARE庁長官であるボロシュ・イムレを更迭しようとした党首トルジャーン・ヨージェフ氏に対しこれを反対したオルバーン首相の関係は急激に冷えはじめているが、オルバーン首相は「ボロシュ氏の仕事ぶりには全く問題がない。独立小地主党の内部の問題でなぜそんな彼が更迭されなければならないのか。」と強く主張、トルジャーン氏の考えを受け入れる考えは全くないことを示した。党首も首相にここまで言われては折れるしかないような状況になってきたが、とりあえず両者は会談を持つようだ。▼このような状況の中、記者団の質問に対し「2002年の選挙では独立小地主党はますます勢力を伸ばす」と述べた党首。党員は何も思わないのか・・・

洪水情報
▼ティサ川上流では、ここ数日の雨でまた水位が上がる傾向にある。最初の洪水が発生した後、水位が上がりはじめるのはこれで5回目。

3月22日

レート
100円=237.46フォリント(OTP・3月21日、午前7時40分現在)

今日の天気
雨の1日となりそうです。(雪やみぞれになるところもあるとか・・・)最低気温は−1〜8度、最高気温は6〜14度の予想です。(それにしても今日の雪はまいった)

ハンガリーサッカー
週末にリトアニアとのワールドカップ予選をひかえているハンガリーサッカーチームは、順調に仕上がってきているようだ。(ちなみに監督は今日メンバーを3名減らした)

株価は・・・
昨年1万フォリントの大台を超えたのが嘘のように、じりじりと値を下げているブダペスト株価指数だが、21日は今年1番の191ポイント下がり、667フォリントになってしまった。(株はやっていない私だが、このため間接的に損をしてしまった。トホオ・・・・)

270億フォリント
現在、くさり橋前にあるグレシュマン宮殿をホテルに改築する工事が行われているが、その費用は270億フォリントにまで達するそうだ。なお、客室数179のフォーシーズンズ・ホテルとして生まれ変わるのは2002年の空の予定。

スパコン登場
ハンガリー情報インフラ発展事務所に、世界で500本の指にはいる性能を持つスーパーコンピューター(正確には世界で462番目の性能を持つ)が置かれ、400の高等教育機関や研究所が使用することとなった。(1秒間に3.5ギガバイトの情報を動かすことができるのだそうだ。ちなみにこのホームページを作っている我が愛機はこの21世紀にハードディスクが810MBしかない・・・)

情報整理も大変ね
2月に国勢調査が行われたが、中央統計局によるとこの情報の最終的な結果が出るのは2002年後半になるのだそうだ。

洪水情報
ティサ川の上流地域で雨が降ったことで、中流で水位が上がってきており、小規模の洪水が発生する可能性があるようだ。(トカイなどでも下がってきた水位がまた上昇したり、ソルノクでもまた水位が上がってきている)

独立小地主党情報
▼要職者会議で一度否決されたものの、次の日に行われた党内トップ集団の話し合いで元幹事長のバーンク・アッテイラ氏をはじめとする3名が要職から外される決定が下されたが、現幹事長のセントジェルジェヴェルジ・ペーテル氏は「要職者の人事に付いての決定は要職者会議で行う規則になっており、やっぱりこの件に関して投票を行った方がよい」との意見を述べた。▼臨時農業大臣は元々PHARE(EUのポーランド・ハンガリー経済復興開発援助)庁長官も兼ねているが、19日の要職者会議の決定を無視するように、20日の党内トップ会議で後者の地位を辞めさせるよう決定をくだした。しかし党首の申請にもかかわらずオルバーン首相は「彼を首にしようとしている動きはまだ党内問題としての動きであり、政府としては受入られない。」との態度を示している。これに対し党首トルジャーン・ヨージェフは怒りがおさまらないようだ。(「連立与党でどの党からどの大臣を出すかは決まっており、誰を大臣にするのは党が決定する権利がある」というのが党首の主張。しかし首相のこの発言は党内における権力が弱くなっている党首にとってかなりの痛手だろう)ボロシュ・イムレ氏は「首相の判断は当然」と述べている。▼社会党は「独立小地主党のせいで農業政策が無茶苦茶になっている」と主張。▼先日、反党首の動きから党を離れることになった議員が党首や独立小地主党について書いた本を出版したが、元ブダペスト支局長で現在の反党首運動の発端者となったリーブマン・タカリン氏も党首トルジャーン・ヨージェフ氏についての本を出版した。

3月21日

レート
100円=240.46フォリント(OTP・3月20日、午前10時22分現在)

今日の天気
雲が広がり雨が降るところも多そうです。最低気温は−2〜+3度、最高気温は2〜7度の予想です。(寒さがぶり返してきそうです)

ハンガリー人の収入
1月末の時点でハンガリー人の収入は1年前の同時期に比べて、税込みで16.3%、税抜きで14.7%増えたことが中央統計局の調べでわかった。(税込み平均月収が9万4625フォリント、税抜きで6万63フォリントということなのだが・・・私の大学での収入はこの平均を大きく下回っている。なんでや!!!)

120億
ブダペスト市長デムスキー・ガーボル氏は、道・橋・陸橋の改築と地下鉄4号線関連の工事費用として120億フォリントを予算に計上することを発表した。

独立小地主党情報
▼20日党首は党内のトップを集めて会議を行い、臨時農業大臣のボロシュ・イムレ氏を大臣の座から降ろすことを決定した。しかし前日の要職者を集めての会議ではこの考えは否決されており、党首が勝手にこのような決断を下せるのかどうか党内でも波紋が広がっている。▼同じように党首トルジャーン・ヨージェフ氏は元幹事長バーンク・アッティラ氏をはじめとする3名を党の要職からはずすことを決定したが、これも前日の要職者会議では否決となっている。(どうしても自分の考え通りにしか党を動かしたくない党首。これでは党を私有化していると言われてもしかたがないだろう)▼このような事態に対し、野党自由民主連合のセント・イヴァーニ・イシュトバーン氏は「現在の独立小地主党における不安定な状態はもう政府の活動自身にまで大きな影響を与えているとしか思えない。首相はなんとかすべき」と発言。

え?もう?
次の週末25日の日曜日からサマータイムがスタートする。(ちょっと早い気もするが、次の週末だと日曜日が4月1日になってしまうため)日曜日の午前2時になったら時計の針を進めて3時にするのだ。皆も忘れないようにしよう。

3月20日

レート
100円=240.73フォリント(ハンガリー国立銀行・3月19日、午前7時46分現在)

今日の天気
雲が広がり、風も強く雨やみぞれ、あるいは雪がふるところもありそうです。最低気温は0〜5度(北東部では−2度になるところもあります)最高気温は5〜10度の予想です。

サッカーワールドカップ予選
ハンガリーサッカーチームは24日ワールドカップ予選でリトアニアと対戦する。(ネープシュターディオン・20時)リトアニアとはすでにアウエーで対戦しており(2000年10月)その時は6−1でハンガリーが勝利を収めているが、今回はもうちょっと苦戦するだろうとのこと。監督のビチュケイ・ベルタランはインタビューに対し「勝利あるのみ!」と宣言した。(まあリトアニアに引き分けたりしているようだと、絶対予選は突破できないけど。)

頑張れ!
ポルトガルで行われた精神障害を持つ人が参加した屋内陸上世界選手権でハンガリーは4つの金メダルを獲得した。

確定申告
税金の確定申告の期限は20日までだが、税務署の発表によれば多くの人がぎりぎりになってどっと申告するのだそうだ。(そういう自分も19日におこなたばかり、今年も年末調整で少し払わなければならなかった。でもいつもの年よりは少なかったのだ。)

洪水情報
▼洪水で被害にあった建物や農耕地、あるいは道路や橋を直すために必要な予算は190億フォリントに達する見込みであることが、国の担当委員によって発表された。▼週末カルパチアで雨が降ったことでティサ川上流の水量が増し、ティサベチュという場所では再び24時間で2メートルも水面が上がった。

独立小地主党情報
▼反党首運動を起こし、党を離党したモルナール・ローベルト氏が(現在はむ所属の国会議員)独立小地主党について、そして党首トルジャーン・ヨージェフ氏について書いた本を種パン。(トテム出版)▼19日、要職者が集まって会議が行われ「幹事長代理を選ぶ選挙をしよう」という話になったのだが、これに党首トルジャーン・ヨージェフ氏が反発し辞めさせた。▼党首トルジャーン・ヨージェフ氏はホルバート・ベーラ氏を要職からはずそうとしたが、要職者達によって反対され否決となる。これに対し当のホルバート・ベーラ氏は「党首の求心力の低下の現れ」と述べた。

その他のニュース
▼7月1日より政府の補助金がおりている薬品の値段が6.3%値上がりすることが決定。▼ブダペスト・ユダタ教会会長が辞任(突然の辞任であるが、理由は明らかになっていない)▼自由民主連合は「次の総選挙で与党となったら2006年から大幅減税を行う」と発表。▼社会党は次の選挙で誰をトップに立てるかで意見の調節を計っているが難航。現在のところ元金融大臣のメッジェッシ・ペーテル氏の名前があがっているが・・・

3月19日

今日の天気
西から雲が広がり、雨が降るところもありそうです。最低気温は3〜7度、最高気温は12〜17度の予想です。

ILO
国際労働機関の情報をハンガリー語でも流そうという記述が同機関の計画の中に盛り込まれており、近々同機関から発行される書籍やCD−ROMのハンガリー語版がお目見えすることになりそうだ。

皆さんはどうでしょうか
ネクストラという会社が調査したところによると、ハンガリーの中小企業の社長の67%が毎日11〜50通のメールを、そして26%の社長が51〜100通のメールを毎日やりとりしているらしい。(毎日100というのはすごいなあ。)

これで電話代下がる?
これまでハンガリーの電話会社といえばMATAVだけであったが(携帯は除く)ベルリサーチ市場調査会社によると、2002年1月からは複数の会社が電信電話の分野に参入することになるらしい。(競争が進んで電話代が安くなるといいな)

ハンガリー語サーバー
マイクロソフト社は4月からスモールビジネスというハンガリー語のサーバーを市場に出すことを発表。(同社によれば、最高50台程度のコンピュータを使用する会社に有効を発表している)

独立小地主党情報
▼17日、セゲドで集会を開いた党首トルジャーン・ヨージェフ氏は「セゲドがあるチョングラード県支部は現在農業臨時大臣をしているボロシュ・イムレ氏の辞任を支持している」と述べた。ボロシュ・イムレ氏はこのニュースを聞き「彼らはだまされている」と発表。▼17日ミシュコルツでは、「党首トルジャーン・ヨージェフ氏抜きの独立小地主党を!」という集会が開かれた。▼18日ジェールで「元副党首」のラーニ・ジョルト氏が彼を支持する人たちとともにジェールの県議員会館前に集まった。これはこの日トルジャーン・ヨージェフ氏がここに訪れるためだったが、結局トルジャーン氏は現れず、会館前はトルジャーン氏を支持する人と、ラーニ氏を支持する人で小競り合いとなった。

洪水情報
▼ティサ川は現在ソルノク近くのキシュケルというダムの付近で水量が増している。▼テレビなどでも言われているが、ハンガリーにお住みの方で携帯電話をお持ちの方は、会社の種類にかかわりなく「1749」番に電話をすることで、100フォリントが洪水で被害に遭った方々に寄付される。(私も1回だけだけど電話しました。このシステムについてはよくわかりませんが何も話さなくてもよいので皆様も1度試してみては)▼郵便局は19日より洪水の被害に遭った地域への援助品の配達を無料で行うことを発表。

3月15日

今日はハンガリーは独立戦争記念日でお休みです。ブダペストでは道路が封鎖されるところもあります。お気をつけください。

警察の偉いさんが飲酒運転
3月6日の夜、ダボー・ペーテルという警察の偉い人が飲酒運転をし、トラックに突っ込むという事故が発生。内務省は3月15日づけで彼を現在のポジションから外すことを決定した。

ハンガリーのラジオを聞いてみよう
ハンガリー・インターネット・世界ラジオネットワークは、現在試験的に放送を開始しているが、www.vilagradio.huでこの放送を聞くためのソフトが無料でダウンロードできるそうだ。(是非1度聞いてみよう)

独立小地主党情報
▼元独立小地主党党員の国会議員で収賄の疑いで警察に身柄を拘束されているセーケイ・ゾルターンの拘置が3ヶ月延長された。▼党首トルジャーン・ヨージェフ氏の息子アッティラ氏が「農業省の地域開発プログラムへの申請が通るように、オヤジに話をつけてやる」と300万を受け取った疑いで警察の事情徴収を受けた。▼首相が新しい農業大臣を選んだ理由として「独立小地主党要職のメンバーでなかったこと」もあったことをラジオのインタビューで述べた。

今日の天気
西側から雲が広がり、北東部では雨がぱらつくところもありそうです。最低気温は−1〜+4度、最高気温は8〜13度の予想です。

3月14日

レート
100円=238.08フォリント(OTP・3月13日、午前10時09分現在)

今日の天気
はじめは雲が広がり雨が降る所も多いのですが、その後西側から雲に切れ目が出てきそうです。最低気温は1〜6度、最高気温は10〜15度の予想です。

オリンピック決勝再現
シドニーオリンピックの最終日、女子ハンドボールは決勝でデンマークに逆転負けをくらい惜しくも銀メダルとなってしまったが、3月26日に再び両国が対戦することとなった(親善試合)(尚、オリンピック後のヨーロッパ選手権でハンガリーは優勝しているのが、直接対決で借りを返したいところなのだろう)

インフレ
2月の物価は1月に比べ1.4%上がり、昨年の2月に比べると10.4%上がったことが中央統計局の調べで分かった。

洪水情報
▼ティサ川で洪水が起ったティサベチュでは、ここ数日水位が下がってきていたのだが、カルパチアで雨が降ったこともあり、13日には逆に水位が数p上がったらしい。しかし再び堤防を乗り越えるということはなさそうだ。

独立小地主党情報
▼12日に首相により次期農業大臣に内示を受けたヴォンザ・アンドラーシュ氏は「政治家ではなく、専門家として大臣の職を全うしたい」と述べた。▼現在臨時農業大臣を勤めているボロシュ・イムレ氏は、独立小地主党党首トルジャーン・ヨージェフ氏が「共産主義時代は労働団員だった」と述べたのに対し、公文書館から書類をとりよせこれに反論。資料を党首に送り付けた。

3月13日

レート
100円=236.23フォリント(OTP・3月12日、午前7時30分現在)

今日の天気
雲が広がり、雨が降るところが多くなりそうです。最低気温は6〜11度、最高気温は15〜20度の予想です。

元ボクサー刺される
元ハンガリーアマボクシングの代表選手であったハルト・ペーテル氏が、ペーチの盛り場で若い男と口論になり、ナイフで胸を足を刺されて入院していたことが明らかになり、警察は捜査を始めた。

おお!値下げ
14日より、ガソリンが1リットルあたり2フォリント、軽油が1リットルあたり1フォリント値下げとなる。これで95のガソリンが1リットルあたり230.50フォリント、98が239.50フォリント、軽油が214.25フォリントとなる。

失業者数増加
2月におけるハンガリーの登録失業者数は1月より1万1649名増え、40万8,350となったが、去年の2月に比べるとそれでも2万9325名少ないのだそうだ。

洪水情報
▼ティサ川上流では徐々に水位が下がりつつあるが、まだ危険が去ったわけではなく緊張がとけない日々が続いている。

独立小地主党情報
▼党首トルジャーン・ヨージェフ氏は新しい農業大臣候補リスト5名をオルバン首相に渡していたが、オルバーン・ビルトール首相は、これらの中から、ヴォンザ・アンドラーシュを農業大臣に任命した。このヴォンザ氏はハンガリー東北地方にあるサボルチュ・サトマーリ・ベレグ県の獣医さんだったようだ。(彼は1955年生まれであり日本の感覚でいうと大臣にしては年齢が若い。でもハンガリーにはもっと若い大臣もいるからなあ)

3月12日

今日の天気
北東部でちょっと雨がぱらつく可能性もありますが、全体的によい天気となりそうです。気温もたかく、最低気温は3〜8度、最高気温は18〜23度の予想です。(これは暖かい!)

ハンガリー人自転車競技者
ハンガリーにはボドゥロギ・ラースローというプロ自転車競技選手がいる。これまで彼はツアー・デ・フランスの優勝者であるアームストロングや、ウルリッヒ、マルコパンターニなどと一緒にマルシアという場所で競技を行っていたが、最終日の11日には4位に入る好成績を残した。(アームストロングは5位、ウルリッヒは37位、パンターニは棄権)総合成績では63位でこれまたアームストロングの64位と、ウルリッヒの69位を上回った。(もちろん彼らにとってはあくまでも調整なので順位は関係ないのだが・・・)

ボディービル大会
11日、ブダペストのノボテルの会議場でボディービルディング(男子)ヨーロッパ選手権が行われた。上位5名は10月にラスベガスで行われる世界選手権に出場できることになっていたのだが、残念ながらハンガリー人選手は5位までには入れなかった。(テレビのニュースでもちらっと見たけど。ちょっと気色悪かった。)

ゲッレールトホテル
温泉で有名なゲッレールトホテルだが、ホテルの前にあるテラスやビアガーデンは公共地ということで、本当は使用料を国や自治体に払わなければならないのだそうだ。しかしこの数年ホテル側は全然お金を払っていないのだそうだ。

独立小地主党
10日、党首トルジャーン・ヨージェフがデブレツェン入りをした時に党首に反対するデモ隊が車に卵を投げつけるなどの行為を行った。(といっても卵をなげただけで、暴力に訴えようとしたわけではない)これに対し警察は鎮圧をはかったが、程度がすぎているということで社会党などが警察に意見を述べた。

恋のもつれ
ジュラという町で11日、ある男性が別の女性と一緒に暮らしたいと申し出たところこれを女性に断られたため持っていた銃で彼女を殺し、その後自宅に戻って頭を撃って自殺するという事件が発生。この男性は元警官で今は警備員をしているということで銃を持っていたのだとか。

チベットの旗がずらり
先週ハンガリーの国会議員(青年民主同盟、ハンガリー民主フォーラム、社会党、自由民主連合の議員で構成されるグループ)たちが「チベットに協力しよう!」という意見が国会で出されたのだが、これを受けてなのか11日のブダペストには自由橋の上をはじめとする多くの地点でチベットの旗が立てられるという事件が発生。消防隊員はこれを撤去するため1日中走り回るはめとなった。(犯人はわかっていない・・・はずなのだがテレビのニュースでは旗を立てたメンバーの動きや、どうしよいかわからず困っている警察をしっかりと写していた。)

洪水情報
▼内務大臣は今回の洪水でこれまで最大の被害を負っているバーシャーロシュナメーニを訪れ、夏の終りまでには洪水で崩れた家が再建できるよう最大限の努力する決意を新たにした。▼洪水で恐いのは排水と川の水がまざり人々の健康に影響を与えることだが、洪水地域では消毒活動も行われている。▼最初堤防が切れたティサ川上流地域では水位が下がってきているが、もう少し下流のトカイなどでは現在どんどん水位があがっている。しかし昨年の928pに対し、今年は850pぐらいしか水位が上がらないと予想されており、また堤防も頑丈なためトカイ市民は安心しているようだ。

3月10日

今日は土曜日ですが、ハンガリーでは平日扱いで出勤されている方も多いのではと思います。大変でしょうが、その代り来週は連休ですから頑張りましょう。(「はい!」・・・自分で返事してどうする)

レート
100円=237.97(OTP・3月9日、午前9時3分現在)

今日の天気
雲が広がり、雨となるところもあるでしょう。最低気温は2〜7度、最高気温は11〜16度の予想です。

公務員の給与
公務員の給与は今年13%アップするのだそうだ。(くやしい!)

洪水情報
▼ウクライナとの国境の町であるザーホニを流れるティサ川の水位は758pまで上がり、これまでの最高記録となった。(これまでの最高記録は1888年の751cm)▼水の流をかえるため一部が壊された国道41号線だが、ベレグシュラーニとバーシャーロシュナメーニの間の区間は特別の許可がなければ走行できないようになっている。▼ティサ川の下流地域でもどんどん水位があがっているようだ。(1日に20pずつぐらい上がっているのだそうだ)▼9日ニーレジハーザに洪水に関するコミュニケーションセンターを開設。これで洪水に関する正しい情報が迅速に手にはいるようになる。

独立小地主党情報
▼現在農業省の臨時大臣にはボロシュ・イムレ氏がついているが、独立小地主党党首のトルジャーン・ヨージェフ氏はこの彼が正式な大臣になることを嫌っており、首相に5名の大臣候補を提出。トルジャーン氏によれば月曜日にはこの5人の中から正式な大臣が決まるのだそうだ。▼元党員で収賄の疑いで警察に身柄を拘束されているセーケイ・ゾルターン氏だが、検察は更なる拘置延長を申請しているという。▼農業省の建物に盗聴機がしかけられているという新聞記事が出たが、国家安全サービスはこれを一笑した。(「マイブリック」という新聞記事によると国家安全サービスが農業省の事務所から20もの盗聴機を発見したとのことだったが・・・真相はいかに。(この党に関しては、何が本当で何がそうでないかまったくわからなくなっている)

3月9日

レート
100円=237.89フォリント(OTP・3月8日、午前8時52分現在)

今日の天気
雲が広がり、午後には雨がふるところもあるでしょう。最低気温は2〜7度、最高気温は9〜14度の予想です。

洪水情報
▼国道41号線は川からあふれた水の流をかえるために爆破する予定であったが、結局ブルドーザーなどをつかって穴をあけたようだ。穴をあけたところには浮橋がかけられた。▼軍は洪水発生地域に2300名の兵士、12機のヘリコプター、そして257にも及ぶ機材を導入した。▼農業省はとりあえず3000万を洪水対策に当てることを発表。(このお金は洪水被害にあっている地域の家畜移動に使われる。もちろんこれだけでは足りないので新たにお金をつぎ込むことになりそうだ。)

銃保有
現在ハンガリーでは、職業によって自動的に銃の歩有権を持つらしい。国会議員もその職業の1つだが、市民はそのことに大きな疑問と不満を感じていることが内務省の調査でわかった。(

ブラック・エンジェル
薬物を注射して多くの重病人を殺した容疑で警察に身柄を拘束されている「ブラック・エンジェル」と呼ばれる看護婦の弁護士が心理学の専門家に調査を以来した模様。

独立小地主党
▼独立小地主党は前幹事長バーンク・アッティラ氏を党から締め出した。(つまり離党させられたということ)ただこの動きに反発している議員もいる。▼党首トルジャーン・ヨージェフ氏は、現在臨時で農業大臣をしているボロシュ・イムレ氏が正式な大臣になることはないと発表。

その他のニュース
▼シークレット・サービス長官のデメテル・エルヴィンはザーモイのロマがハンガリーを逃げ出してフランスの人権委員会に駆け込んだ裏にロシアの秘密警察の存在があるのではという噂に関し、「肯定も否定もしない」とこれまでの主張を繰り返す発言を行った。「

3月8日

 今日は「女性の日」。女性に会ったら「ボルドグ、ヌーナポッツ!」と言っておこう。

レート
100円=237.73フォリント(OTP・3月7日、午前7時28分現在)

今日の天気
西側から徐々に雲が広がってきますが、雨は恐らく降らないでしょう。最低気温は−4〜+1度、最高気温は9〜14度の予想です。

また引き分け
ハンガリーサッカーチームは7日ヨルダンと親善試合を行ったが、前回のボスニア戦同様1−1の引き分けとなった。

工業生産量アップ
中央統計局の調べによれば、2001年1月の工業生産量は1年前に比べて17.2%増加したとのことだ。

洪水情報
ハンガリー東北地方を流れるティサ川やその支流では洪水の被害が広がっている。▼タルパで決壊した土手から流れ出したティサ川の水がベレグシュラーニ、とヴァーシャロシュナメーニの間を走る国道41号線の南側の地域に流れ込み、タルパでは7日の未明には教会と役所がある丘以外はすべて水につかってしまった。(その後被害拡大を防ぐため41号線を爆破することを決定したようだ。)▼近くの19の町から合計2万5000人が避難した。→その後避難者は3万人にまで膨らんだ。また洪水拡大防止作業に1万4000人が参加▼大統領も現地を視察した。

独立小地主党情報
▼現在臨時農業大臣となっているボロシュ・イムレ氏は「自分の就任する前(つまり独立小地主党の党首であるトルジャーン・ヨージェフ氏が大臣の時に)になんらかの不正が行われていたに違いない。」と述べているが、これに対し首相は「憶測で物を言わず、証拠を出すべき。そうすれば政府も必ず動く。証拠がないなら静かにするべき」と主張。その後ボロシュ・イムレ氏はトルジャーン氏の右腕であり前農業省次官のサバディ・ベーラに対する訴えを起こした。▼国レベルでの集会が行えるだけの署名が集まったと元党首代理のラーニ・ジョルトがマスコミに発表。

3月7日

レート
100円=241.37フォリント(OTP・3月6日、午前8時48分現在)

今日の天気
朝は霧が出ますが、霧が晴れた後はよい天気になりそうです。最低気温は−5〜0度、最高気温は9〜14度の予想です。

水道管破裂
ブダペスト1区KunyDomokos通りの住宅内を走る水道管が破裂、住民が避難する騒ぎとなった。

ティサ川洪水
ハンガリー東北部のタルパでティサ川の堤防が決壊。いくつもの村の住民が避難した。またティサ川に流れるパラード、バタールなどの支流でも水が堤防を越えはじめ、キシュパラードという村ではバス8台を導入し住民を避難させた。オルバーン首相も現地を視察したが「国として最大限の援助をする」と主張。(昨年も洪水のため国の予算をかなり使わなければならない状態となったが今年はどうだろうか。)

独立小地主党
名誉毀損、および人権侵害で元ブダペスト支局長のリーブマン・カタリン氏が党首トルジャーン・ヨージェフを訴えた。(2月16日のテレビのインタビューでトルジャーン氏がリーブマン氏について発言した時の内容が人権侵害などにあたるのだという。現在農業臨時大臣もトルジャーン氏を同じように「人権侵害」で訴えるか考えている。確かにトルジャーン氏の発言は、かつての渡辺ミッチー氏も唖然とするほどのものである。)

ブラック・エンジル
ブラック・エンジェルは、これまでの自白をすべて撤回するかもしれないと言われていたが、そこまでは行かず「殺そうとおもったのではなく、痛がる患者を助けようと思って薬を投与した。」と警察の取り調べに対し発言した。

3月6日

レート
100円=238.67フォリント(OTP・3月5日、午前10時2分現在)

今日の天気
お日様が出て、雨が降ることはないでしょう。最低気温は−4〜+1度、最高気温は7〜12度の予想です。

おお、値下げ!
7日にガソリン代が1リットルあたり2フォリント、軽油が1リットルあたり1.5フォリント値下げされる。これにより95のガソリンが1リットルあたり232.50フォリント、98が241.50フォリント、軽油が212.25フォリントとなる。

高速3号線
高速3号線は現在の終点のフジェシュアボニからオルガールまでの61.5キロの延長工事が行われているが、これまで土盛り工事が終了し、19日からアスファルトをかぶせる工事が始まる。完成は2002年11月の予定

ブラック・エンジェル
看護婦が30名以上の重病患者に投薬して死亡させたという「ブラック・エンジェル」事件だが、この看護婦は「殺そうと思って投薬したのではなく、あくまでも痛みをとめるために投薬した。とこれまでの自白を撤回することになりそうだ。

独立小地主党情報
▼これまで幹事長が2人いるという異常事態が続いていたが、ここにきて国会議長が「先日選挙で選ばれたセントジェルジヴェルジ・ペーテル氏が幹事長である。」という判断を下し一気に解決の方向へ向かいだした。(もう1人のバーンク・アッティラもこの議長の判断を受け入れる構えでいる)

その他のニュース
▼サボルチ・サトマール・ベレグ県のティサ川ではここ48時間で7メートルも水位が上がった地点がありこのままいけば洪水が起る模様。今後のニュースに注目!▼ブダペスト11区の住宅で5日朝火事があったが、焼け跡から黒こげになった男性の遺体が発見された。▼ブダペスト8区のある住宅の廊下が崩れかなり危険な状態になっている。(かなり老朽化している建物が多いから、同じような建物に住む住民は不安だろう。)

3月5日

レート
100円=242.47フォリント(OTP・3月2日、午前9時現在)

今日の天気
各地で雨が降るようです。(特に南部や東部で雨が多そうです)最低気温は6〜11度(北東部では3度)最高気温は8〜13度の予想です。

スポーツ情報
▼ハンガリーサッカーチームは7日ヨルダンと親善試合を行うが、ここに来てけが人が出てメンバーを3名変更しなければならなくなった。(週末に行われた所属チームでの試合でけがをしたため)▼2・3日とブダペストで柔道大会(ハンガリーカップ)行われたが100キロ級では日本の井上選手が一本勝ちで優勝した。(その他のクラスでも日本勢はかなりの活躍であった)

ハンガリーへの直接投資増加
2000年におけるハンガリーへの直接投資額は21億3500万ユーロで1999年度にくらべ15.5%の増加した。(内17億5900万ユーロが外国からの投資)

荷物検査
現在ヨーロッパではイギリスで発生した口蹄疫(こうていえき)の影響でパニックとなっているが、ハンガリーでも4日より、陸路、空路、海路(川)を問わず、イギリスやベルギーからの入国者に対しては荷物検査を強化することとなった。

洪水発生
ルーマニアのティサ川で洪水が発生し、同川が流れ込むサボルチ・サトマール・ベレグ県でも5日には洪水の可能性があるとして警戒をしている。

独立小地主党情報
現在、農業省の臨時大臣となっているボロシュ・イムレ氏に対し、独立小地主党党首トルジャーン・ヨージェフ氏が「(共産主義時代の)自衛団隊長か、国立銀行を指揮する党員になればよかった」などと発言したことに対し、「名誉毀損」として告訴する用意があることを発表している。

本当は?
以前、ザーモイ地方のロマがハンガリーを抜け出しフランスの人権委員会に駆け込むという出来事があったが(彼らはまだそこにいる)この動きの裏にはロシアの秘密警察がいるとの噂が流れている。(ハンガリーに人権問題があることを印象づけさせ、EU加盟に影響をあたえるのが目的とか)この件に対し、ハンガリー・シークレットサービスのデメテル・エルビンは「スロバキアで以前同じような動きがあった。」「各国の秘密警察で同じような仕事をすることもある。」などと発言したが、今回の件については今のところノーコメントを貫いている。

カミオンストップ
3月1日から7月15日までの日曜日の8〜22時までは7.5トン以上のトラックは走行ストップとなるが、実質上4日の日曜日からスタートした。

同性愛者は暮らしにくい?
4日のテレビ番組でやっていたが、ハンガリーでは18才までの同性愛セックスが禁止されているのだそうだ。(ばれたら懲役3年とか。ちなみにスペインでは13才から同性・異性を問わずセックスはOKなのだそうだ。)

3月2日

レート
100円=244.81フォリント(OTP・3月1日、午前8時41分現在)

今日の天気
雲が広がりますが、昨日のような雨にはならず晴れ間が見えるところもあるでしょう。最低気温は−3〜+2度、最高気温は4〜9度の予想です。

またまた親善試合
ハンガリーサッカーチームは先日ボスニアとの親善試合を行ったばかりだが、7日の水曜日にもヨルダンにて親善試合を行う。

ハンガリーの工場が閉鎖
ブロックでおなじみの「レゴ」だが(これってデンマークの会社とは知らなかった)創業68年目で2度目という赤字決算となり、その影響を受けてハンガリーの工場が閉鎖されることとなった。(あとスイスの2つの工場も閉鎖されるのだとか・・・)

ハンガリーテレビに罰金
ハンガリーテレビは「3つの願い」という番組の中でスポンサーと別の会社の商品を必要以上に長く強調して写したとして1200万フォリントの罰金を払うこととなったようだ。

ハンガリーのGDP
中央統計局の調べによると2000年のハンガリーGDPの伸び率は5.3%だったとのこと。

独立小地主党情報
▼1日自称幹事長でもある党首トルジャーン・ヨージェフの呼びかけで党の要職者が集まり会議が行われたが、農業省の臨時大臣であるボロシュ・イムレ氏は「トルジャーン・ヨージェフ氏の言動によって名誉が傷つけられた」としてこの会議に参加しなかった。▼さてその会議だが、元々の幹事長であるバーンク・アッティラが幹事長の職から降ろされ、新たにセントジェルジヴェルジ・ペーテルが幹事長となった。党首トルジャーン・ヨージェフ氏の右腕で、農業大臣になりそこなったジモティ・ゲーザ氏やセントジェルジヴェルジ・ペーテル氏は「この会議には31名が集まったので有効」(要職者の3分の2である28名が集まれば会議が有効という解釈らしい)と主張しているが、肝心のバーンク・アッティラは「幹事長として会議そのものを8日に延期しており、正式に幹事長ではない党首が要職者を集めてもそれは正式な会議とは言えないのでこの決定は無効」と主張。別の議員も「バーンク・アッティラ降ろしの評が26しか集まらなかったので無効」(こちらは、人事に関しては要職者の3分の2の賛成票が必要との解釈)と主張している。▼自称幹事長が元々の幹事長を降ろし、新しい幹事長をたてたが、元々の幹事長は「正式の手続きを踏んでいないのでこれは無効」と主張している。この党内混乱はいつまで続くのか・・・

国勢調査
国勢調査は規定の期間を終え、この期間内に記入ができなかった人達のために更に2月末まで調査を続けていたが、それも終了した。100%完全調査とはいかなかったようだが、90%の記入率となった。

髄膜炎患者発生
1日、ソムバトンヘイで72才の女性が髄膜炎で病院へ運ばれた。

3月1日

レート
100円=248.73フォリント(OTP・2月28日、午前9時8分現在)

今日の天気
厚い雲が広がり雨が降る所が多いでしょう。最低気温は−2〜+3度、最高気温は1〜8度の予想です。

サッカー引き分け
ボスニアで行われたハンガリーとボスニアのサッカー親善試合は1−1の引き分けに終わった。(雨が降りグラウンド状態もかなり悪かったようで、試合の質はあまりよくはなかったようだ。尚Bチーム同士の試合も行われたが、こちらも1−1の引き分けとなった)

内科再開
ブラック・エンジェルが勤めていたニーレー・ジュラ病院の第1内科は事件発生後営業停止となっているが、国立市民健康および医療サービスの調査の結果、この内科自体が大きな過ちを犯したわけではないという結論に達したようで、営業が再開となった。

混乱続く独立小地主党
1日に会議を予定していた独立小地主党の幹事長であるバーンクアッティラは、「前農業省次官サバディ・ベーラが省内の書類を証拠隠滅のため破棄した可能性があるということで現在農業省の臨時大臣となっているボロシュ・イムレ氏に事情を説明するよう呼ばれているのだが、サバディ・ベーラ氏がこれに応じないため会議の内容が消化できない。」とこの会議を延期した。しかしもう1人の幹事長(と本人は主張している)でもあり党首でもあるトルジャーン・ヨージェフ氏は「会議参加の3分の2が出席を求めている」としこの会議を開くつもりでいるようだ。(このままだと本当にこの党は2つに分裂してしまうかもしれない。)

帰宅
ブダペスト7区にある住宅が崩れるという事故が発生したが、この影響で避難生活を送っていた住民の多くが28日無事自宅に帰宅した。