ニュース
1月27日

ハンガリーの有名な映画監督であるサボー・イシュトバーンが大学生の時、諜報員をやっていた・・・なんてニュースも入っていますが・・・

レート
100円=170.45フォリント(OTP/1月26日)

ティサ川
現在ティサ川は(ハンガリー国内の部分のうち)のべ162キロメートル分が表面が凍っており、その氷の厚さは10〜35センチなのだという。

マーク
最近の子供の人格や学習困難とゲームには関連があるのではと考える人も多いが、今後ハンガリーでは暴力的なゲームには、それとわかるマークをつけ、PCゲームの箱に何歳ぐらいの子供以上に使って欲しいという印もつけるようだ。

盗み
ブダペストのLuxusデパートの銅などでできた40メートル・2トンの重さの飾りが盗まれるという事件が発生した。またハンガリーとオーストリアの国境にはえている木々も切り倒されて盗まれるという事件も発生している。(すごいものを盗むなあ)

暑い
アメリカの研究局の発表によると、2005年はそれまで計測された歳に比べもっとも地面の温度が高い年だったらしい。(平均で1950〜1980年の平均より0.6度高い)ハンガリーの地面はそれまでの年より高かったわけではないが、自然災害がかなり多かった。地球温暖化が進むと、ハンガリーでも21世紀の終わりまでに平均気温が2度ほどあがり、嵐などの自然災害が発生しやすくなり、冬は暖かくなるそうだ。)

名前
内務省戸籍部のデータによると、ここ数年一番人気がある名前は男の子がベンツェ、女の子がアンナなのだそうだ。(そのほかには、男の子ならダービド、ダニエール、マーテー、女の子ならレーカ、ファンニ、ボグラールカが多いそうだ。ただこれは最近の傾向で、人口全体でいえば男性はラースロー、女性はマーリアが一番多いそうだ。)ハンガリーでは名前はきまったものから選ぶのが普通だが、毎年3-400名が新しい名前を考えそれをつける(この場合科学アカデミーの承認が必要。最近ではマリファナという名前を申請した人がいたらしいが却下されている。そういう私も1度、名前に相談をうけたことがある。ある女性がどこかで知った日本の「きりな」という女優さんが好きになったので、その名前をつけたいのだが、科学アカデミーに説明できるように「きりな」の意味を教えてほしいというものだった。結局そのときはひらがなの「きりな」では説明できなかったので、一例として「桐奈」という名前の漢字の意味を説明した。また知り合いのご主人は詩人なのだが、ペンネームを使っていたら、私生活でもそれが必要になり、ペンネームを自分の名前(性)にするように申請を出し、それを許可されたという。)

赤いリボン
猟をしているときの事故がおきているということで、撃ってはいけない方向を示すために木にリボンをつけることが義務付けられたようだ。(猟には免許が必要だが、ハンガリーでも人気レジャーとして定着している。)

難しい
毎年税金の申告用紙は非常に複雑で記入者の頭を悩ませている。税務局はこの問題の解決に全力を注ぐとしているが、ある日刊紙によると、今年も所得税申告(青色申告)の用紙記入は非常に複雑になっているとのこと。(税金の控除に関するところがわかりにくいとか。今年も自分も久しぶりに職場ではなく個人で申請をする予定なのでドキドキ)

1月26日

レート
100円=171.65フォリント(OTP/1月25日)

天気
木曜日:天気自体はそれほど悪くならないようです。ただ気温は低く最低気温は-20〜-12度、最高気温は-7〜-2度の予想です。
金曜日:天気はそれほど悪くならないようです。最低気温は-16〜-11度、最高気温は-6〜-1度の予想です。
土曜日:天気に大きな変化はないようです。最低気温は-15〜-9度、最高気温は-5〜0度の予想です。
日曜日:お天気にかわりはないようです。徐々に気温があがってきて最低気温は-12〜-7度、最高気温は-3〜+2度の予想です。

展覧会
ブダペストの西洋美術館では28日からスペインの画家(El Greco, Goya, Velasquez, Murillo, Riberaなど)の作品を集めた催し物を開催する。これらの作品をあわせると、1000億フォリントの価値があるそうだ。同美術館は20〜25万人の入場者数を予想している。

病院も大変
ハンガリーでは毎年病院から機材を盗む犯罪がなくならないようで、その被害額は毎年数百万フォリントになる。手術用機材一式を盗む犯罪もあるが、洗面所の洗面台などを盗むケースもあるという。

守っている?
ハンガリーでは屋外で働く労働者には、この時期1時間に5分体を温める休みと、暖かい飲み物を支給することが義務付けられているが、これが守られているかどうか検査が行われているという。

川も凍って
セゲドのティサ川ではどんどん氷が流れてきており、数日内に表面が完全に凍る可能性もあるらしい。そんな中、川に浮かべる形態の建物の綱が氷の影響で切れ橋にぶつかる危険性がでてきたようだ。(ドナウ川もスロバキアとの国境付近では結構凍っているようですが、ブダペストではどうですか?)

運動不足解消
国は来年度に学校やスポーツクラブに対し、練習や練習場改修などの費用として30億フォリントの予算をつけることを決定した。(ハンガリーは全般的にスポーツが強い国ではあるが、その反面学齢期の子供たちの運動不足が問題化している。)

パスポート
秋からハンガリーのパスポートの色が赤くなるそうだ。また他のEU諸国同様チップも入れるそうで、これで偽造が難しくなるとか。政府はなるべく値上げはしないつもりとコメントしている。(日本のような鮮やかな赤ではないようです。)

発見
ヴェレンツェ湖に落ちた男性だが、24日の夜11時に遺体が発見された。

1月25日

レート
100円=171.82フォリント(OTP/1月24日)

寒さで
この寒さとガス問題の影響で、デパートなどではヒーターがかなり売れている らしい。一方、ボルショド県やサボルチ県では道路や線路が雪にうまり、交通 に大きな影響が出ているとか。

落ちる
ヴェレンツェ湖でいきなり氷がわれてスケートをしていた3名が水に落ちると いう事故が発生した。うち2名は自力で氷の上にはいあがったが、1名は水に 沈み現在も捜索が続けられている模様。

どうなるか
ブダペスト交通会社(BKV)は今年、一部路線でバスの運行量を減らす予定でい るが、市民団体らはこれを何とか阻止しようとしている。それでブダペスト議 員委員会はこの点にかんする調査を開始した。

値上げ
25日よりガソリンが1リットルあたり4フォリント値上がりする。この背景 には原油価格の値上がりがあるが、そのほかにガスの備蓄量がへってきている こともあると専門家は指摘している。

今のところ大丈夫
ロシアからの天然ガス供給量が減っているらしいが、政府は「供給量や備蓄量 は十分あるので心配ない」としている。(ここ数日、一般家庭の暖房用ガス使 用量が20%ほどあがっているらしいが、11月や12月が暖かかったこともあり 、冬全体でみると、例年よりちょっと多めのガス使用にとどまるようだ。)

借金
バラトンセメシュという町にある、ある私立の学校(おそらく障害を持つ子供 達の学校)が財政難に陥り、税務局からの350万フォリントが返せない状態 にある。それで校長が個人の名義で銀行から金を借りようとしたが、40万フ ォリントしか借りられない・・・というニュースが出ていた。本来この種の学 校は自治体や国が管理すべきなのに、現在は生徒1名あたり1000フォリン トの補助金しかおりない・・・云々ということが財政難の原因のようだ。(校 長の行動は世間の関心をひくための一種のパフォーマンスなのだろうなあ。こ れで自治体は動くのか。)

痩せる
ハンガリー栄養学協会の調べで、ハンガリーの病院に入院すると1週間で2キ ロやせるらことがわかった。この背景には病院の運営費のせいで、満足な食事 が与えられないことにある。同協会は保健省にこの問題について報告書を提出 する予定(妻が出産で入院したときも、あまりの食事のまずしさにびっくりし た。夕飯にでてきたのはパン1きれとジャムだった。)

寒さで
ハンガリーはここのところ寒い日が続いているが、セゲドの魚の養殖池でも水 が凍ってしまい、このままだと1000トンもの魚が死滅してしまう恐れがあ るとか。関係者は氷に穴をあけて、魚達が窒息しないようにしている。

1月24日

レート
100円=173.1フォリント(OTP/1月23日)

気温
火曜日は最低気温は-20〜-13度、最高気温は-10〜-5度、水曜日は最低気温が-17〜-12度、最高気温は-8〜-3度、木曜日は最低気温は-12〜-7度、最高気温は-7〜-2度の予想です。

水道計
ここのところの寒さで、外にある水道計が壊れるという被害が多くでているとか。(凍って壊れないように、タオルでまいたりふくろでかぶしたりする必要があります。我が家の庭の水道計は大丈夫かなあ。)


1月23日と24日というのはイギリスの心理学者によると、もっとも気分が落ち込む日なのだそうだ。原因は寒さや暗さ、そしてクリスマスがすぎてもう時間がたち、次のお休みも遠いのがあるようだが、特に今はものすごい寒さもあり、鬱症状もひどくなるかもしれない。こういう季節性の鬱にかかる人は人口の1%。

ガス
現在ロシアから入ってくるガスの量が少なくなっているが、経済省はこれ以上気温が下がると、ガス使用についてなんらかの措置をとらなければならない点を指摘した。ただ、この措置は一般家庭ではなく、工場などにとられるもので、ガスのかわりに石油などを使うような指示が出るようだ。

お金を貸す
先日、国からの補助金が遅れているために食べるものにも困っている村について紹介したが、ある人が「かわいそう」と800万フォリントをこの村に貸したそうだ。

逃げ場
東側ヨーロッパでは強い寒波のため、凍死者が増え続けているが、ブダペストでもホームレスの人が凍死しないよう、仮宿舎が開かれできるだけ多くの人が避難できるような措置をとっている。(寒さは水曜日までは続く模様。ボルショド県では雪や風のために、孤立している町や村もあるとか。)

バカンスカード
バルマウーイバーロシュという町では、オランダ警察のアイデアを取り入れてバカンスカードを昨年から導入している。これは、夏のバカンスで長期間家をあける人が、警察が発行しているバカンスカードに住所などを記入すると、パトロールの警官がその家のまわりもいつもより頻繁にチェックしてくれるというもの。これが功を奏したのか昨年は同町ではバカンスカードに記入した家での窃盗などが発生しなかったようで、今年も同じようにバカンスカード制度を引き続き導入していくとか。(ハンガリー人は警察を信用していないところがあるけど、これはうまくいっている例なのかな。)

避難
ロシアや北欧の寒さから逃げるように、例年にくらべてかなり多い数の鳥達がハンガリーに飛んできているとのこと。あまりたくさんとんでくると、ハンガリーの木に影響が出る可能性もあるが、専門家は特に問題はないとコメントしている。

カジノ
現在金融省はジェール・モション・ショプロン県でカジノを開くための申し込みを受け付けているらしい。ハンガリーのラスベガスをつくるのが目的のようで、3年後にオープンさせたいとか。

スケートOK
ここのところの寒さで、バラトン湖の氷も厚くなり、湖畔の自治体もスケートの許可を出したようだ。ケストヘイでは週末にかなりの数の人が凍りの上で楽しんだとか。(我が家の近所にあるショイマールの池も凍ってたくさんの人が遊んでいるんだろうなあ。)

1月23日

天気
月曜日:かなり気温が下がり、最低気温は−15〜−10度、最高気温でも−6〜−11度にしか上がらないようです。
火曜日:天気はよくなってくるようですが、それでも最高気温は−4〜−9度ぐらいにまでしかあがらないようです。
水曜日:天気が悪くなり、気温は火曜日と同じ程度のようです。木曜日から少し暖かくなるようです。

約束はしてもらったが
21日にロシアはハンガリーに、ガスの供給量を元に戻すと約束したが、22日の日曜日も送られてきたガスの量は少なかった。政府は今のところ、一般家庭への影響はないとしている。

上級エーレッチェーギ
昨年より、高校の卒業試験(エーレッチェーギ)と大学の入学試験が一本化され、入学試験としての役割も持つ新しいエーレッチェーギが上級と中級に分かれた。上級を受けると、正答率が40%以上だと大学の入学試験の点数に7点加点されるが、昨年の入試では人気の学科ではこの加点がないと入学点に達しなかった。それで今年は、去年の4倍の人が上級エーレッチェーギを受けるらしい。(加点がないと、入学試験の満点は120点だが、例えば私が勤める日本学科でも、昨年は130点はないと入学できなかった。)

果物が売れない
保険省は去年の9月から学校の売店で果物を売るようにすすめているが、保健所の規則によると、果物は洗う必要があり、この洗い場のスペースが設けられないため多くの学校の売店で果物が売れないという。

ガソリンの値段
専門家によると、原油価格はこれからも上がり、今年の夏のはじめごろにはハンガリーのガソリンの値段は1リットルあたり320フォリントにまで達する可能性があるという。(う〜ん、それは困った。)

移植手術
つい最近、ハンガリーで初めて父親から肝臓の生体移植を受けた4歳の女の子が(移植した肝臓が壊死したのが原因で)結局なくなってしまったが、今度は2歳半の女の子が母親より肝臓生体移植手術を受けたそうだ。

スロバキアへ無言の帰宅
ハンガリーに墜落したスロバキアの軍用機に乗っていた乗組員のうち、助かった1名は現在病院で手当て中だが、残りの42名はすべてなくなった。遺体はすでにスロバキアへ運ばれたという。(墜落の原因は機械の故障のようで、また無くなった兵士の中には、ハンガリー系の名前も複数あるらしい。なお、助かった兵士はちょうどトイレに入っていたのが幸いしたとか。)

寒さ
23日の最低気温はハンガリーの東北部(の山沿いで)マイナス20度より寒くなる模様。たとえ家にいたとしても、この寒さで頭痛や疲労を感じる人が出てくるとか。(皆さんも無理をしないようにしてください。)

財政難
バラニャ県のアルショーセントマールトンという町では、12月分の国庫からの援助金が、国庫が精算を行っているため遅れており、町のサイフがすっからかんになってしまっているようだ。自治体側としては銀行から金をかりたいのであるが、これまでも今まで借金した分で役所に勤める公務員を払っている状態でそれもならず、人々は生活に困っているという。

1月21日

レート
100円=174.97フォリント(OTP/1月20日)

週末の天気
土曜日:曇り勝ちの1日のようです。雨か雪も降るようです。最高気温は-1〜+4度の予想です。
日曜日:カルパチア盆地から冷たい風がふきつけるようで土曜日より2度ほど最高気温が下がりそうです。
月曜日:かなり寒さがはげしくなりそうです。最高気温も-5〜-10度の予想です。

墜落
スロバキアの軍用機が43名の乗組員を輸送中ハンガリー国内(ボルショド県のTelkibanya)で墜落した。20日は100名以上が現場で捜索活動などをお行った。(1名の生存者が発見されたが、かなりの重症の模様)

選挙
大統領が4月9日と23日に選挙の日取りを決めたことで、正式な選挙運動期間がスタートした。立候補議員の登録は2月6日から3月17日までの間に行われるとか。

オレンジキャンペーン
ハンガリーの小学生の半分は果物や野菜を全然たべないそうで、子供の健康を守るためEUの援助をえて、ハンガリー全土の小学校にオレンジを配る試みがはじめられた。

ガス
ロシアの寒さが続いているため、ロシアからのガス供給量が20〜25%少なくなっているが、ガスを扱うMOLによると、ロシアの寒さが収まるまでこの状態が続く可能性が高いそうだ。ちなみに気象の専門家によると、あと数週間ロシアではこの寒さが続くという。(ハンガリーの一般家庭にはほとんど影響がないようだが、もしハンガリーがものすごい寒波に襲われたら問題も発生するかもしれないというニュアンスもMOLからは感じられる。)

1月20日

日本につきました。途中フィンランドで1泊しましたが、吹雪で大変でした。日本についてからは食べ詰めです。

レート
100円=175.36フォリント(1月19日/OTP)

4月9日
今年のハンガリーの総選挙の日付が4月9日となった。(大統領が19日発表した。)2回目の投票は4月23日となる。

寒さで
ロシアでは18日地域によってはマイナス51度になるほどの寒波が襲ったが、その影響で同日ハンガリーへ送られるガスの圧力が一時的に下がった。

残念
肝臓の移植手術後のドナーがやっと見つかった4才の女の子の手術自体はうまくいったようだが、結局女の子は16日の夜容態が悪化し亡くなった。

1月16日

16日の夜にハンガリーをたって、フィンランドで1泊してから、しばらく日本に一時帰国します。日本からもときどきニュースを更新しようとは思いますが、かなりペースは落ちると思います。

新しい肝臓が届く
父親から肝臓の移植を受けたものの、再び肝臓が機能しなくなっていた4歳の女の子に新たな肝臓が届けられ移植手術が行われた模様。ただ、ドナーを待つ間、生命を維持しようと必死にがんばった少女は脳に障害を負ってしまったとか。

飲酒
雑誌Timeによると、ヨーロッパの若者は世界の平均に比べかなりのお酒を飲むようだ。(10代の若者は平均1年間に11リットルのビールやリキュールや蒸留酒を飲むらしい)ハンガリーでは15歳の時に最初にお酒を飲む若者が多く20%は、その後、飲酒が習慣となっていくということだ。

通報は1000件
土曜日から道に穴があいている場所を通報するためのフリーダイヤル06-80-404-404が開設されたが、日曜日の夕方までに1000件を超える通報があったようだ。(ただそのうちの4割はフリーダイヤルが動いているかどうかの確認の電話だったようだ。(通報を受けると、穴をふさいでくれるそうだ。どのぐらいの時間で対応してくれるかは、その場所がどのぐらい交通にとって重要な場所かによってちがうようだが、これまでどのぐらいの場所がこのフリーダイヤルの通報によって直ったかはわからないようだ。)

値段が下がらず
今年から付加価値税が25%から20%に下がったが、消費者はあまりそれによるお得感を感じないようだ。小売店はこれに対して、値段を下げたいけど、問屋が値段を上げているので、下げられないとある新聞に答えていた。

オープン
11月に屋根が落ちて閉鎖していたペーチの波のプールが15日再オープンした。(ただ6月末に再度閉鎖して、屋根を完全に直すそうだ。え?じゃあ今はまだ完全じゃないの?)

閉鎖
ハンガリーでは、ショッピングセンターなどにいくつもの部屋がある大型映画館がオープンし、小さい映画館が閉鎖していくということが90年代後半ぐらいからあったが、映画館へ足を運ぶ人の数が減り、ついに15日、あるショッピングセンターの映画館も閉館となった。(昔ブダペストの14区に住んでいて、まだ子供がいなかったころは、妻と1週間に1回は映画を見に行っていました。お気に入りは家から歩いていけた「エーヴァ映画館」入場料が100フォリントだったと記憶しています。残念ながらそこも大分前に閉館になりました。)

いつかな?
4月から5月にかけて選挙が行われるのだが、第1回目の投票がいつになるのか、各マスコミを含め情報が入り乱れている。ちなみにちょっと前までは4月9日ではないかと言われていたが、今有力なのは4月23日という情報だ。(第2回目の投票は普通2週間後になるのだけれど、祝日にかかったりすると駄目らしく、イースターとか5月1日前の日曜日はさけられるらしい・・・)

大丈夫?
バラトン湖では湖畔から徐々に水が凍り始めているようで、多くの人がすでにスケートやホッケーを楽しんでいるらしい。ただ、氷がはっている範囲はまだ小さく、また氷の厚さが10センチをこえているところも少ないようなので危険だと関係者は訴えている。

大気汚染
ここのところの天気の影響で排気ガスなどがたまってしまうのか、大きな都市ではここ数日かなり空気が汚れているという。(ミシュコルツ、ニーレジハーザ、ブダペストなど・・・)ただ環境保護省は、まだスモッグ警報を出すほどではないとコメントしている。

警報
ハンガリーでは春先にかなり強い風がふくが、政府は嵐の予報システムの設置を決定したようだ。

天気予報
月曜日:西部、南西部の一部を除いて雲が多い1日となりそうです。雪がちらつくところもあるかもしれません。最低気温は-7〜-2度、最高気温は-2〜+2度の予想です。
火曜日:雲が出て、霧が発生するところもあるようです。気温は月曜日とほぼ同じです。
水曜日:雲が多く、雨や雪が降る可能性があります。最低気温は-6〜-1度、最高気温は0〜5度の予想です。
木曜日:だんだん北からお天気が回復しそうです。(南西部では雪が残るところもありそうです。)最低気温は-5〜0度、最高気温は-1〜+4度の予想です。

1月13日

今日は本当に少なめ。

レート
100円=175.02フォリント(OTP/1月12日)

さようなら
ハンガリーサッカー代表チームの監督だったマテウス氏がブラジルのクラブチームの監督としての契約を結んだ。マテウス氏はハンガリーサッカーに大した影響を与えたわけではなく、ブラジルの新聞も「監督としては0」と評価しているとか。次のハンガリーの監督は誰になるのだろうか。

大変
EUは航空会社に対し、遅れた時に軽食を出さなかったり、欠航したり、オーバーブッキングをしたりした場合、客に数百ユーロの賠償金を支払うように求めている。(かなり強硬姿勢をとっているようだ。)

所得税申告
そろそろというか、まだまだというか税金の申告時期が近づいてきた。法人の場合は2月15日が締め切りで、個人の場合は5月22日が申告の締め切りとなる。(私も今年は個人で青色申告の予定)

お値段
あるハンガリーのタブロイド紙によると、ロンドンのLloyd's(保険会社)はジュルチャーン首相に1億5000万フォリント、オルバーン前首相には1億2000万フォリントの(生命)保険がかけられると述べたと報道している。この場合、ジュルチャーン首相は月に100万フォリント、オフバーン氏の場合は月に80万フォリントの保険料を払う必要があるのだとか。ちなみにエリザベステーラーやフランクシナトラの顔にはこの倍の額の保険をかけられるらしい。(ハンガリーの会社の社長クラスは、月に2万5000〜12万5000フォリントぐらい保険料を払って、600〜3000万の生命保険に入っているのだそうだ。ちなみに、ジュルチャーン首相は生命保険に入っているそうだが、オルバーン氏は入っていないのだそうだ。)

1月12日

今日は(まだ寝るわけではないのですが)非常に眠いのでちょっとだけです。

ドナーを探す
肝臓の病気に苦しみ、先週大手術をして父親から肝臓の一部を移植手術した女の子がまたかなり具合が悪くなり、新たにドナーを探しているという。(移植した肝臓の一部が壊死してしまったらしい。)

もう死んでいるだろう
昨年10月にバラトン湖で大型の蛇を発見した男性が最近になって地元新聞に語り記事となった。専門家の話ではおそらく家でかわれていたものが(捨てられたか、逃げたかで)住みついた可能性があるとのこと。ただ、冬の寒さでもう生きてはいないだろうとのことだ。

プリ(ニュースではないけど)
ハンガリー製のプリという車をご存知だろうか。2人乗りの小さな車で80年代の後半からつくられていたらしい。ただ部品は手でつくられたもので、値段も高くそのほとんどは西側で購入されていたとか。もうプリを街で見かけることはほとんどなくなったが、それでもまだ数台が走っているという。

聞いた話
インフォーラジオ(24時間のニュースラジオ)で聞いた話だが、11日からのガソリンの値上がりは本当はガソリンで1リットルあたり12フォリントぐらいにしたかったのだそうだ。(実際には5フォリント)それで来週あたり再度値上げをする可能性があるようだ。

天気
木曜日:西部と北部で雲が広がるが、東部と南部では天気がよくなる模様。最低気温は-9〜-3度、最高気温は-1〜+3度の予想。
金曜日:西部や南部では雲が広がり、ところによっては雪がちらつく可能性もあるそうです。気温は木曜日とほぼ同じと予想されています。
土曜日:雲の多い1日となりそうです。気温は木、金とほぼ同じです。
▼ここのとおろ、気温がそれなりに下がっているので、逃げ場を失って浸水騒ぎを起こしていた雪解け水も凍って、水につかっている範囲は狭くなっているそうです。ただ、気温がちょっと上がれば、また氷がとけるので被害が拡大する可能性があります。被害にあった人たちは金銭的にも苦しくなるのは避けられませんが、この種の洪水は「事前に予防が可能」ということで保険会社はお金を払わないという話も聞いています。

レート
100円=175.81フォリント(OTP/1月11日)

うん?
始めは眠かったのですが、コーヒーを飲んで眠気も覚めてきたので、ニュースは少ないですが、量的にはいつもとかわらなくなりました。

1月11日

選挙がだんだん近づいてきましたが、ブダペスト周辺では「マジャールヴィジュラ(犬の種類)」という新聞社?が結構過激な広告を出しているのが目につきます。与党は、野党のFIDESZと関係があるのではと疑っているようですが、マジャールヴィジュラ側は、自分達は反政府であって、もしFIDESZが与党ならFIDESZを批判すると、これを否定しています。一方でイギリスのファイナンシャルタイムズが社会党よりの記事を掲載したことで、FIDESZが「与党は大金をファイナンシャルタイムズに支払ってちょうちん記事を書いてもらった」と発言し、これも問題となっています。(本当はどうなのかはもちろんわかりませんが・・・)前回の選挙でも、FIDESZの議員が「自分達の考えに合わない人は首をつれ」と言ったり、社会党のえらいさんがFIDESZが外国で作った反社会党のビラがハンガリーにどんどん送られてきていると発言したり(そんな事実はなかった)ありましたが、あまり過激にならないことを祈ります。
レート
100円=175.41フォリント(OTP/1月10日)

値上げ
11日からガソリンが1リットル当たり5フォリント、軽油が3フォリント値上がりする。(これでも世界的な値上げ幅より低いのだとか。)

250キロ
ブダペスト14区で体重250キロの女性が足や背中の怪我で病院に運ばれることになったのだが、重すぎで救急退院が彼女を下に下ろすことができず、結局重機を呼んでおろしたようだ。(救急隊員がかけつけてから、彼女をしたにおろすまで計5時間かかったようだ)

洪水
日本でも豪雪で大変なようだが、ハンガリーでもドナウ川近くでは例年の2倍の雪がふったそうで、2002年と同じ程度の洪水発生の可能性があるようだ。(すみません2002年の洪水がどんなだかわすれてしまいました。このページの下フレームで2002年の春ふきんをクリックしてチェックしてみてください。)

ランキング
www.evkorhaza.huというサイトでハンガリーの病院のランキング投票が行われていたが、ブダペストの「スポーツ病院」が一番になったそうだ。(6万3000票が集まったそうだ。得に評価されたのは、病院の雰囲気や職員の対応だったとか。)

実際には無料
今年から国会議員も議員会館前に駐車するときは駐車料金を払うことになったが、実際にはパーキングメーターがなく、無料となっているそうだ。

1月10日

世界ランク
サッカーにも世界ランキングがあるが、女子ハンドボールにも同じように世界ランキングがある。9日付けの新しい世界ランキングではハンガリーが1位となっている。(前のランキングでも1位だった)

レート
100円=175.69フォリント(OTP/1月9日)

赤ワイン
ペーチ大学の調査で、赤ワインが心筋梗塞の予防にもききめのあることがわかった。

210分の33
ハンガリー警察は、指名手配をされている犯罪者など合わせて210名の犯罪者を捕まえるための活動を11月に開始したが、これまで33名を逮捕した模様。

幼稚園
ハンガリーで初めて、ブダペスト8区のダンコー通りの幼稚園にホームレスの子供も通えるようになった。幼稚園は無料で、食べ物や衣類も与えられるという。

クリスマスツリー
ニーレジハーザでは、働きを終えたクリスマスツリーを専用のゴミ捨て場に持っていくと、くじがもらえるらしい。そして1月20日以降に抽選がおこなわれ、あたった人は環境保全に関するプレゼントがもらえるようだ。(ゴミの選別への意識を高めるために行われるようだ)

移動
ブダペスト2区は、町をきれいにするために、乗り捨てられた状態の車をレッカー移動することに決めたようだ。(30日間とめたままにしておくとこれからも運ばれてしまうそうだ。)

入院したくはないが
ジェールのペッツ・アラダール病院では、現在使われていない建物のぶぶんをリフォームし、ホテル並の病室を作るそうだ。ここに入院する人は、治療に関しては他の患者と同じだが、その他のサービスは高くなる。1泊8000〜1万フォリントを予定しているとか。

1月9日

7日のオープンカレッジ、無事終わりました。しどろもどろの発表を聞いていただいた皆様、ありがとうございました。(発表前、練習したはずの装置準備ができず、Hさんに助けてもらいました。感謝いたします。)

天気
月曜日:全体的にいい天気となりそうです。(霧が出るところがあるかもしれません)最高気温は-2〜0度の予想です。
火曜日・水曜日:全般的にいい天気となりそうです。(霧がでそうです。)最低気温は-11〜-6度、最高気温は-2〜+2度の予想です。
木曜日:雲が出てきそうです。もしかすると、雪がちらつくところがあるかもしれません。


ハンガリーでは各地で雪解け水や雨水が行き場を失いたまり、道や住宅が浸水しているが、バラトン湖も水を川に流しているものの、入ってくる水の方が多く水位が上がってきているのだそうだ。

時期をずらして
ハンガリーではこれまで国政選挙と地方選挙は同じ年(国会議員の選挙が春、地方自治体の議員の選挙が秋)に行われてきたが、自治体側は1年ずらしてほしいと要求しているようで、これが通れば、自治体議員の選挙は来年行われることになる。

爆破予告
8日午前、「ブダペスト地下鉄3号線のウーイペシュト・ヴァーロシュケズポント駅(終点)に爆弾をしかけた」という電話があった。それでブダペスト交通会社は駅を閉鎖して、1つ手前の駅から代行バスをはしらせた。(結局爆弾はなかったようだ。個人的にも爆破予告で外に出された経験が何回かあるが、授業中に「学校に爆弾をしかけた」との通報が入り、学校から避難したことも2回ある)

広がるか
ハンガリーでは(おそらく報復などを恐れてのことだが)裁判での証言を承諾する人が少ないのだという。それでショモジ県裁判所では、初めて証言台に立つ人などや、被告やその家族と廊下などで会いたくない人のために、ソファーなどをおいて気持ちがおちつける部屋をつくった。裁判所としては、これがうまく機能するのであれば他県にも広げて生きたいとのことだ。

豊かになってきたか
GFK市場調査局の調べによると、ハンガリー人の多くは大きなショッピングセンターで買い物をするが、1回で買う量は少なく、また値段は気にするものの、気に入らない場合には値段より質を重視し、メーカー名を結構気にするという結果が出た。(昔はキロショップといって、古着をキロ単位で買うところもあったけど・・・豊かになったのかなあ。)

ランキング
中央統計局は、ハンガリーの各地自体をいろいろな面(例えば、発達の割合とか、失業者の割合など)でランキングつけをした。(住民1名あたりの1年の収入額で比較すると、1番お金持ちなのはぺシュト県のテルキだそうだ。-124万6000フォリント-、その後はレメテセーレーシュ、サーズハロムバッタ、ブダイェネー、ブダエルシュが続くようだ。一番貧しい村はボルショド県のガジャトゥツァト二アというところで、住民1名あたりの1年の収入額は3万フォリントなのだそうだ。おそらく子供の数も入れているのだろうが、これで生活できるのだろうか。)

これからもっと増えそう
高速道路管理会社が、「高速道路は14%長さが伸びたけど、高速料金は5%上がっただけ」という看板を設置したらしく、野党側からは「与党の選挙運動の一環ではないか」という批判が出ている。会社側はこれを否定している。(野党側は「本当は9%値上げしたけど、付加価値税が下がったから5%の値上がりに見えるだけ」とも言っている。たしかにそうだ。)

かなりの量
12月から使用期限の切れた薬を薬局で回収するようになったが、これまでにすでに40トンの薬が回収されたようだ。

電話で連絡
道の穴ぼこ(カーチュー)には本当に悩まされるが、ジュルチャーン首相は穴があいた場所を伝える電話番号を設置すると述べた。首相によると、電話をしたら1〜2時間で作業員が現場にかけつけ穴をふさぐ作業を始めるという。(ただ、穴は毎日ものすごい数でふえているというし、今なおしてもそれは応急措置なので春になったらまた直さなければならない。)

インターネット
ハンガリーのインターネット利用者の4分の1が、月に1度のペースでインターネットショッピングを行っているとか。主な買い物としては本だそうだ。(そういう私も本はたまにネットで購入する。でも何回使ってもカードの番号打ち込みはドキドキ。あとハンガリーだとEUに加盟した後でもamazon.ukから注文すると送料が高くつくのがいやだなあ。)

1月6日

7日のオープンカレッジの準備をしているので、ちょっとしか書けません。(でもオープンカレッジの方も今ひとつです。・・・というか人が集まるのだろうか・・・)

レート
100円=172.87フォリント(OTP/1月5日)

実際にはなかった
暖房費節約のため冬休みをのばした学校が数百あるという話だったが、実際にはそんな学校は見当たらないという記事がある日刊紙に掲載された。

牛の像
世界中で成功しているという「牛パレード」をブダペストでもやりたいという動きがあるようだ。よくわからないが牛の像に好きなように色を塗るというプログラムらしい。

財産
どうやらハンガリーでは大統領も財産を公開しなければならないようで、前任者のマードルフェレンツが退任時に、現大統領のショーヨム・ラースローが就任時にそれぞれ財産を数えたらしい。ちなみにマードルフェレンツは5000万の貯金と複数の不動産(土地)を所有し、ショーヨム・ラースローは3000万の貯金と82平米の住宅があるそうだ。

ふ〜む
以前、不凍液を間違って飲んで入院した人がいたが、今度は東北地方でゴミ捨て場から不凍液をひろってもってかえり、家族みんながのんで2名が死亡、1名が重体という事故が発生した。(ゴミ捨て場から不凍液を持って帰ったのは父親。なくなったのは22歳の娘とその同性相手だそうだ。父親は(不注意による)殺人罪の疑いで取り調べを受けているそうだ。

行かなくてもよい?
保健省は18歳まで定期的に検診を受けることを義務付けたが、もし保護者が子供を検診につれていかなくても罪にはならないそうだ。(てっきり日本のように学校単位でやるのかと思ったら違うのか)

1月5日

レート
100円=174.65フォリント(OTP/1月4日)

天気
木曜日:天気はよくなく西側では雪、東側では雨がふるところもあります。
金曜日:木曜日と同じ
土曜日:雲がちょっと薄くなってきます
日曜日:更に雲が薄くなってきます。
来週頭:雲が多く、霧も発生しそうです。気温も下がり、最低気温は-10度、最高気温も0度程度になりそうです。

検診
これまでハンガリーでは生後6ヶ月の子供まで検診(健康診断)が義務であったが、これを18歳までに伸ばすことを決めた。

ユーロ
2004年に新たにEUに加盟した国の多くが、通貨ユーロをEUROと書くことに抵抗を感じているようだ。ハンガリー語の場合、語の最後に短い0が来るものがなく、すべて長い「オー」になるため、ユーロは「エウロー」になる。

穴ぼこ
ブダペストをはじめとする道路の穴ぼこは増え続けているが、穴を避けようとしたバスが乗用車とぶつかるなど、穴ぼこのせいで発生する事故も増え続けている。(本当に運転するとき、右や左に避けながら走らないと駄目なのは大変。穴に落ちると車が壊れそうだし、穴を避けようとすると対向車にぶつかりそうになるし・・・)道路工事を行う際に、じっさいに仕事をするのは下請けの下請けの下請けの下請けぐらいで、予算がなく表面はきれいでも中味が駄目なのが、こんなに簡単に穴があく原因であると聞いた。

どんどん増える
日本は日本海側で大雪で悩まされているようであるが、ハンガリーでは雪解け水の行き場がなくなり土地が水につかる範囲がどんどん広がりつつある。

マレーク・ヴェロニカ
マレーク・ヴェロニカといえばハンガリーでも人気のある絵本作家であるが、ハンガリーのテレビニュースで彼女が作品が現在日本で大人気であることを報道した。マレーク氏はこの人気について、「これまで日本に伝わることのなかった東ヨーロッパの貴重なお話が新鮮に見えたのでは」と話していた。(昨日、知り合いのヨシコさんから妻が日本のカレンダーノートをいただきましたが、それもマレーク・ヴェロニカのものでした。私達がマレーク・ヴェロニカが日本で人気になっていると知ったのは昨年夏に日本人観光客の方から教えていただいてからですが、娘もキップコップとか、ラツィとライオンとか、もしゃもしゃちゃんとか、ボリボンとか好きです。今度日本に行ったら、日本語版も買ってみよう。)

選挙運動
春には総選挙が行われるが、各政党とも選挙に向けた動きを活発化させてきた模様。大きな広告も張られるようになってきたが、そのほかにも政権奪還を目指すFIDESZは前回の選挙同様手紙を有権者に送り、政権を守りたい社会党は、党員に対し買い物の割引も聞くカードを発行する予定とか。

ホームレス対策
政府はホームレスの人に宿舎を提供し、そこでいろいろな仕事(おもに町の掃除とかの仕事)を紹介したりして、もし就職できた場合には、給与の一部を宿舎の光熱費にあててもらう以外は貯金してもらい、将来自立できるようにする計画をたてている。

怖くない
タールキという世論調査会社の発表によると、ハンガリー人はスロバキアやチェコの人に比べ、鳥インフルエンザを恐れていないことが明らかになったようだ。(30%のハンガリー人が怖くないとしている。スロバキアとチェコはこの割合が12%。またハンガリー人の70%は政府の鳥インフルエンザに対する準備に満足しているが、スロバキアとチェコではこの割合も30%をきる。ハンガリー人は楽観主義者なのか、それとも・・・・)

強制保険
去年から車の強制保険はどこの保険会社でもよくなったが、昨年末に契約会社を変えた人は30万人以下だったことが、日刊紙で報じられた。一番多くの人が契約を打ち切ったのはAllianz Hungariaという最も大きな保険会社で8万人が契約をうちきったという。

1月4日

レート
100円=175.61フォリント(OTP/1月3日)

冬休み延長
多くの学校では3日から授業が始まったが、まだ冬休みを続けている学校も数百あるようだ。この原因の1つとして暖房費の節約がある模様。(年に5日ぐらい、学校側で自由に休みがとれるらしい。多くの学校では2月にスキー休みをとる。(学校側は5日ではなく10〜20日こういう日があれば、エネルギー費の削減ももっとできるのに、と述べている。)

ガス
ウクライナとロシアがガス料金でもめてウクライナを通じてハンガリーに入ってくるガスの量が一時的に少なくなったが、現在は量は元にもどったようだ。ただ首相は、まだ安心できない。ハンガリーもガスに頼らず別のエネルギー源を利用することも考える必要があるというようなことを述べた。


ハンガリーの道路は現在穴ぼこ状態であるが、ブダペストの道の穴の数も先週は7000〜8000だったものが、現在では1万5000にまで増えているようだ。この時期には応急処置しかできないようで、穴に入ってパンクする車もあるようだ。(昨日かおとといもブダペストのドナウ川沿いの道で20台以上がパンクした)

ブラックリスト
プリペイドカード式ではなく毎月基本料金を払う契約を携帯電話会社とすると、結構いい携帯電話が安く手にはいるようだが、これを利用して携帯電話の電話料金をふみたおし、別の電話会社と別の契約を結ぶ人がいるようだ。それで大手携帯電話会社3社は共通のブラックリストを作成することにしたようだ。

1件のみ
昨年末、かなりの数の「道交法を犯した」パトカーの写真(携帯電話でとったもの)が警察に送られてきたようだが、結局捜査を開始するのはそのうちの1件だけのようだ。

爆竹
昨年の大晦日は爆竹の使用が禁止されていたが、使用した人が結構いたようで警察には1000件以上の通報があったようだ。(そしてここ数日で150万の爆竹を押収したらしい)尚、大晦日で使わなかった花火はお店に返すことができるが、来週からはもし誰かが保持していたら、最高で10万フォリントの罰金になるそうだ。

給食
ウーイブダという町の小学校や幼稚園で、3日から健康的な給食メニューが登場した。ケーキや動物油などを使わないようするらしい。

洪水
スィゲトヴァールという町では、雨や雪解け水の逃げ場がなく、洪水に近い状態となっている模様。(土が凍っていて水を吸わないのが問題のようだ)そのほかにも水がたまって道が閉鎖されたりしたところもある。(国道4号線の一部とか)バラトン湖やヴぇレンツェ湖ではかなり水位があがってしまい、水を川に流している。

工夫
雪が降ったら、塩をまいてそれを溶かすというのはハンガリーの常識の1つだが、あまりたくさんまくと、植物の成長に悪い影響をあたえ、車やタイヤや靴も駄目になる。というわけでブダペストではなるべく塩を使わないような努力をしているようだが、それでもかなりの量の塩が道にまかれているのが現状のようである。

1月3日

レート
100円=175.85フォリント(OTP/1月2日)

気温が下がらなければ大丈夫
現在、ウクライナがロシアに金を払わなかったのが原因で、ロシアがウクライナへのガス供給を減らしているようで、ウクライナ経由でガスを輸入している国々はそれぞれ困っているようだ。ハンガリーのガスを扱うMOLによると、現在のような暖かい冬であれば今のままでも問題がないが、これから寒くなるとガスがたりなくなる恐れもあると述べている。

ハンガリー人はOK
ハンガリーの国境では外国の車の場合には、タイヤチェーンを装備していなければ入国を拒否しているが、ハンガリー人の場合には「母国帰国を阻止できない」という法律があるため、それでも入国させているらしい。

危険
前々から指摘されていたが、雨や雪の日はブダペストの古いトロリーバスに乗り降りする時にピリッと感電する可能性があり、ハンガリー交通会社は20台ぐらいのトロリーバスを走らせるのをやめにしたようだ。(あぶないのはいずれもロシア製とか)

ありがたや
ハンガリーには振り替え休日なる制度がないので(時々連休になるように、どこかの土曜日を平日扱いにすることはあるあが)去年のように祝日のほとんどが週末にあたると、あきらめてため息をつくしかないが、今年は10月23日の(1956年の)革命記念日もクリスマスも平日になる。(ハンガリーは祝日が9つあり、去年はそのほとんどが週末だった。今年は1月1日は土曜日だったが、3月15日は水曜日、イースターマンデー(4月17日)はもちろん月曜日、聖霊降臨祭(6月5日)も毎年月曜日。8月20日の祝日は残念ながら日曜日だが、10月23日は月曜日で、11月1日の全聖者の日は水曜日、クリスマスの12月25・26日は月曜日と火曜日になる。)

大変
ミシュコルツのある集合住宅で、屋根の改修工事のため屋根をとり、まだ屋根をつける前に雪と雨で最上階の家が水浸しになってしまうという出来事があった。施工会社は被害にあった家に補償をするとは言っているが、かなりトラブルは大きくなっているようだ。

気をつけて
この時期、道路にしみこんだ水が凍って穴があくことが多いが、雨がふって道が水浸しになると、どこに穴があるかわからなくなり、穴に入ったタイヤがパンクする事故が増えるようだ。皆さんも気をつけて。(今日ちょっと車を運転しましたが、たくさん穴があいていてびっくりしました。)

お店によりけり
今年から付加価値税が25%から20%となったが、店によっては2日より対応したり、まだ棚卸をして値段の調整をしたり、対応はまちまちのようだ。

値上げ
タクシー会社が春(3月)から運賃を5%値上げする方針のようだ。(今のところ2社が値上げを表明している。)全然関係ないんですけど、今度日本に一時帰国するときに、空港の駐車場に車をとめておくより、タクシーなどを利用したほうが安くつくので妻がメールで見積もりをいろいろなところに請求していたんですが、どこも同じぐらいでした。またブダペスト外からでも空港のミニバスが頼めるのもわかりました。(11歳以下は無料だそうです。)親子3人だとスーツケースも3つ必要だし、タクシーだと乗らないかもしれないから、今のところ空港のミニバスはどうかなと考えています。(出発の24時間前までに予約すればOK.支払いは現金でもカードでも振り込みでもいいそうです。ショイマールからだと往復2名で1万1700フォリントです。(娘は無料)

700名
ハンガリーでは2004年から結婚するときにご主人が奥さんの性を選ぶことが可能になったが、それ以来700名の男性が奥さんの性を選んだとある日刊紙が報じた。ハンガリーでは2004年までは奥さんの方がご主人の性を取るかどうかの選択肢はあったものの、ご主人の方が奥さんの性をとるかどうかの選択はなかった。(その時代では年に1〜2名の男性が奥さんの性を名乗っていたにすぎなかったそうだ。)

1月2日

天気
月曜日:雲の多い1日で、雨もふるところがありそうです。最高気温は1〜6度の予想です。
火曜日:西部、中央部では雪、東部は雨の予想です。
水曜日:雲の多い1日となりそうです。ただ火曜日よりは雨量や雪の量が少なくなりそうです。
木曜日:天気はよくなく、雨や雪となりそうです。

1番
今年最初に生まれた赤ちゃんはミシュコルツで生まれたスタンコー・ドミニカ・ヴァレーリアちゃん。0時15分に生まれたそうだ。

値上がり・値下がり
毎年新年の始まりは値上がりの始まりとも言えるハンガリーであるが、今年はどんな感じだろうか・・・・付加価値税は25%から20%に下がったのだが・・・
ガス:工場とかでは1月18日から8%値上がりするが、一般家庭では値上げはなし。
電気:工場とかでは4.4%値上がりするが、一般家庭では4%値下がり。
食料品・衣服:4%ぐらい値下がりするはずだが、もう少し様子見が必要。
パン:1月からの値上がりはないが、春に10〜15%の値上がりの恐れあり。
アルコール飲料:アルコール税が上がり値上がり。
薬:1000フォリント以上のものは2006年末まで値上げなし。1000フォリント以下のものは10フォリント値上がり 郵便:はがきの切手代が2フォリントあがる。速達料金に変化なし。
新聞:5%値下がり.
インターネット:プロバイダーの接続料金値下がり.
携帯電話:T-モバイルとパンノンGSMは値下がり、ヴォーダフォンは値上がり.
市内交通:ブダペストのバスのチケットは1枚185フォリントに。学生定期は2600フォリント、通勤定期は6900フォリントになる。
長距離交通:電車、長距離バスとも値上がりなし。
高速道路:平均5%の値上がり。乗用車の場合4日券は50フォリント値上がりの1170フォリントに。1週間券は2300フォリントから2500フォリントに。一ヶ月券が3900フォリントから4200フォリントになる。
水道:ブダペストでは上下水道値上げ。
ゴミ:ブダペストではゴミ回収費値上げ.
駐車料金:ブダペストでは値下げ。タイヤ止めをはめられた場合の罰金は1万5000フォリントから1万4400フォリントになった。
税金:所得税の最高枠が38%から36%に引き下げ。(18%枠と36%枠がある)18%枠の最高額が年収150万から155万に引き上げ。
最低賃金:5万7000フォリントから6万2500フォリントへ引き上げ。
子育て:1月より赤ちゃんんが生まれると4万フォリントが支給。経済的に苦しい家庭の場合、その子が7歳、14歳になったときさらに4万2000フォリントずつ支給。国からの産休手当てをもらっていても毎日8時間働いてもよいことに。また産休期間にある社員の解雇も禁止に。
予防接種:14歳までに受ける予防接種の数が20から14に。
タバコ:禁止された場所での喫煙やタバコ広告の罰金値上げ。(これまでは3〜5万フォリントだった罰金が10万フォリント以上になった)
ほかにもあるようだが、とりあえずこのぐらいで・・・

爆竹
2005年の大晦日では爆竹の使用が禁止された。この影響で爆竹を使う人の数はかなり減ったようだが、それでも各地で爆竹による事故が発生した。例えばシャヨーバーボニという町ではある男性の手の中で爆竹が爆発し、男性は指3本を切断しなければならなかった。

ジェール
ジェールは、ハンガリーの自治体では初めて、目が不自由な人でも使えるようなホームページを開設した。

大統領挨拶
前の大統領までは大晦日の夜、新年になった夜中の12時に国民にむけて挨拶を行い、テレビ局各局もこれを同時の放送・放映したが、今の大統領ショーヨム・ラースローは1月1日の昼間に挨拶を行い、各局もばらばらの時間にこれを放映した(午前11時だったり、午後6時だったり)大統領は今年は選挙の年であるとし、国民のみんなに選挙の大切さについて考えるように話した。また各党に対しては正々堂々と戦うようにのべた。

お金もかかるよ
大きな都市では大晦日にみんなが集まりカウントダウンなどを行ったようだが、ブダペストでは大晦日の食事や遊行で平均1万〜1万5000フォリントかかったようだ。(我が家は自宅でのんびり。でも12時から30分ほど、あちこちで花火がなり続けていた。)

ダイヤ(といってももう遅いが)
12月31日はブダペストでは毎年夜中も公共交通機関が走るが2005年の大晦日も例えば6番の路面電車などが一晩中走っていた。(地下鉄1号線はバスが代行した)。1月3日からは学校も始まるので市内交通機関のダイヤも通常のダイヤとなる。2日はまだ学校が休みなので、学校が休みの時のダイヤで運行されるようだ。1月1日はニーレジハーザやデブレツェンからブダペストへ向かう列車に臨時列車が出た。(会社は今日から仕事のところも多いので、娘の幼稚園も今日からやっている。)お店のほうは12月31日は午後6時まで開いていたところが多かったようだ。温泉や動物園やスケートリンクは午後2時までのところが多く、1月1日は温泉は休みで、スケートリンクはいつもより遅い営業開始だったが、動物園は1日中開いていた。(お店では品物の棚卸で2日や3日も休みのところもあるらしい)大晦日で忙しいといえば救急隊。道で寝てしまうよっぱらいや、喧嘩をしてけがをした人の介抱や急性アルコール中毒の患者さんの処置などで毎年大変なのだそうだ。あと今年は警察が誰かが爆竹を使っていないかをチェックするためのパトロールに追われたようだ。

アロマセラピー
12月31日には多くの人が花火をしたりする。2005年からは爆竹が禁止されたが、それでも花火は火だし音もでるので、毎年飼い犬がそれによって情緒不安定になったり、逃げ出したりするそうだ。そこである町(ホードメゼーバーシャールヘイ)の獣医さんは、このような犬のためにアロマセラピーを行っているとか。

パネル
ハンガリーの団地にはパネル住宅と呼ばれる建物が並ぶ。(パネルが組み合わさって建てられている。今のハンガリーでは「安い家」の代名詞として使われることもある)これらのうち築20〜30年たっているものは、老朽化が進み改築の必要がある。それで政府はパネル住宅を改修する人に援助金を出しているのだが、援助金をもらうためには自分達のお金も使うことを証明しなければならず、2005年は前年の2倍の3万5000戸がリフォームも行ったが、まだまだその数は少ないのだという。

家族手当
ハンガリーでは子供がいる家庭に政府が家族手当を出しているが、その額が1月よりかなり上がることになった。基本的に1人の子供がいる家庭では月に1万1000フォリント、2人の子がいる場合には1名につき1万2000、3人いる家庭では1人ごとに1万3000フォリントがもらえる。また、子供を一人で育てている場合には、子供につき1000フォリント追加される。また、重い病気をかかえている子供の場合は1名につき2万1000フォリント、病気の子供を1人で育てている場合はさらに2000フォリント支給される。

大雪
12月30日、ハンガリーの西部を中心に大雪が降った。(スロベニアの国境付近では特に雪が多かったらしい。)ウィーンとブダペストを結ぶ高速1号線ではジェール近くで60台がからむスリップ事故があり、8歳の男の子が死亡、3名がかなりの重症、その他8名も怪我をして病院に運ばれた。列車も大幅にダイヤが乱れた(数時間の遅れが出たそうだ)我が家もこの日は雪と風で自宅から一歩も出られませんでした。尚、クリスマス以降ハンガリー各地でかなりの降雪量があり、これが一気にとけると洪水が発生する可能性もあるそうです。

マンチ
ミシュコルツの特別救助隊、特に救助犬は世界のあちこちで災害が発生した時に活躍している。この隊や犬の活動を記した月刊の新聞が発行されることになった。(救助犬のうちの一匹の名前はマンチ)この新聞発行を記念したマンチのサイン会(手形をスタンプのようにして新聞に押していったようだ)も行われた。

リストラ
ハンガリー鉄道は政府から2006年までに人員の20%削減を命ぜられていたが、これは2005年中に達成していた。ただ同社は2006年も数百名の規模のリストラを行うことを予定している。(手作業をやめてコンピュータが導入を導入し事務関係の人をリストラするようだ)新年早々あまりいい話ではないなあ。