ニュース
8月31日

小耳
▼ハンガリーと中国の経済関係担当官の話によると、中国がハンガリーにヨーロッパ商業センターを開設する可能性があるようで、そうすると2000社あまりの中国の会社がハンガリーに進出することになるそうだ。(これは脅威。ハンガリーにおける中国語教育もすごいものがありますからね〜。)
▼ガソリンスタンドMOLはMarche Internationalというレストランチェーンと組んで、ガソリンスタンドにレストランを設置していく予定。(最初は12月にMosonmagyarovarのガソリンスタンドにできるそうだ。)また100のガソリンスタンドに無料で無線インターネットができるようにするらしい。
▼銀の線が入っていない2006年よりも前に発行された1000フォリント札は9月から使えないようになるが、実際には先週あたりから旧札を受け取らない店なども出てきている模様。(9月に入ってからも半年間は銀行で、その後はハンガリー国立銀行で交換できる。)
▼中央統計局の調べによると、今年の5〜6月期の失業率は7%であった模様。特に、学歴の低い中年層に失業者が多いとか。(ちょうど社会体制転換期に学校に通っていた人たちってことでしょうか。それまでは学歴などいらん、労働者として活躍せよ!なんていっていたのが、いきなり新技術を吸収できる頭がないと駄目・・・なんてことになってしまい困ってしまった層なのかもしれません。)
▼EU加盟国の日用雑貨の値段を100とすると、ハンガリーの値段は70程度なのだそうだ。(一番値段が安いのはブルガリアで、一番高いのはデンマークなのだそうだ。)
▼現在パンの値段がじりじりと上がってきている。これは8月頭から続いており、9月中旬ぐらいまで続くそうだ。ただこれでパンの値上がりが終るわけえはなく、年末までには更に15%値上がりする可能性が高いそうだ。
▼ハンガリー国立銀行総裁によると、2011〜12年にハンガリーもユーロ導入の準備期間に入れるのではということだ・・・・。
▼昨年同時期に比べ過去6ヶ月の赤ん坊の死亡数が8%もアップしたそうだ。原因は明らかになっていないが、例えば移植手術が必要な場合にそれができる体制になっていないとか、医療の問題もあるらしい。
▼8月31日から9月2日までBudafokで第18回ワイン、シャンペンフェスティヴァルが開催される。
▼世論調査会社Medianの調べによると、11年前に比べハンガリー国民は過激派(極右)などに対し鈍感になっていることが明らかになった。(1996年では70%の市民が嫌悪感をしめしていたが、現在は50%。また過激派は本当の問題を明らかにしてくれると答えた人も増えた。)また、MagyarGardaについては、多くの市民がよくは思っておらず20%は脅威を感じている。しかし13%は支持しているとのこと。また、Fidesz支持者の6割は「FideszはMagyarGardaの不支持を表明し、大統領もそれを明言すべき」と答えたが、残りの4割りは「大した問題ではない。」と回答した。ちなみにFideszは「首相はヒステリックになりすぎ!首相が辞めればMagyarGardaもなくなる。」と発言しています。(う〜む・・・前のFidesz政権の時に、ユダヤ人排斥の影をちらつかせながら、外国人の不動産購入制限措置が出たのを思い出してしまいましたよ。)
▼ブダペスト市長のデムスキー氏が、BKVの職員の平均給与はグロスで20万以上もありこれ以上出せないと述べたのに対し、BKV組合側は「市長は何もわかっていない。ドライバーのNettoの平均給与額は11〜15万フォリントだ。」と市長の発言に不満をしめした。(まあグロスとネットだと結構差がありますもんね〜。ネットで11〜15万というと、グロスだと17〜23万ぐらいでしょうか。それを見ると市長の話も大きくは間違っていないようですが・・・でも11〜15万フォリントだと確かに家族は養っていけないですよね。)ちなみに、BKVがストライキをすると6億2000万の経済損失が発生するようですが、BKV側は(ストをしたドライバーなどにその分の給与を支払わなくてもよくなるので)1億フォリント程経費削減となるそうです。)話し合いが進まないのはこのため?
▼高速7号線の改修工事の第一段階が予定より1日早く終了した。
▼政府は、当初の計画に式典用に3億フォリント予算を追加することを決定した。これは10月23日の式典と、シェンゲン協定に加盟する式典に使われる模様。

映画の日
今年も8月30西hから9月2日まで、44の市の86の映画館で合わせて200の映画が最高360フォリントのチケットで見られる。(赤ん坊がいなければ、私も見に行きたいなあ。)

天気
金曜日:木曜日よりちょっと天気はよくなりお日様も見えるかもしれませんう。ただ南部や南東部では雨が残るでしょう。最高気温は21〜24度の予想です。
土曜日:金曜日よりまたちょっと天気がよくなります。雲は広がりますが太陽も見えそうです。気温は金曜日に比べ1度高くなるそうです。
日曜日:雲の合間にお日様も見えそうです。ただ月曜日からまた天気がちょっと崩れそうです。ただ雨はそれほど多くは降らないようです。

レート
100円=157.94フォリント(OTP/8月30日)

8月30日

日本ではヒーローズに出ている日本人の役者さんのこととか、マックカフェが登場したことなんかが話題になっていたりするんですね。ハンガリーではヒーローズは結構前からやっているし、マックカフェは数年前からありますから、「ああ、そうなんだ〜」なんて思ったりしちゃいました。

小耳
▼9月1日から、会社の設立がこれまでより簡単になるらしい。(会社名の選択をオンラインでできるとか、これまで以上に、社名における外国語標記に寛大になったり、契約書例もオンラインで役所とやりとりできるようになるそうだ。)
▼来年から新しく年金をもらう人から、「グロスではなくネットでの給与額をもと年金を算出する」ようになるため、もらえる年金が減る模様。(8%ほど少なくなるそうだ。)
▼9月4日にもしBKVのストライキがあった場合、例えば大事な会議や試験、あるいは空港へ行きたいが、BKVがストライキのためタクシーを利用した・・という人はBKVから余分に支払った金額を損害賠償として請求できる可能性があると弁護士がラジオのインタビューで発言した。・・・BKVは、9月4日にストがあった場合に備えてバスのドライバーを募集していたが、組合側から法律違反になると異議申し立てをしたため、裁判所の判断が下されるまで新たに求人広告を出すことは辞めているとか。
▼世論調査会社SzondaIpsosの発表によると、これまでどちらかというと社会党を応援していた人たちの社会党離れが進んでいる模様。(同社の別の調査によると、ブダペスト市民の多くが、ここ5年で生活の質が向上していないと答えたようだ。)
▼今年の夏は非常に暑かったが、それでもブダペストのプールの入場者数が昨年より伸びなかった背景として、「市民の金欠、あるいは金欠に対する不安」があったのではと専門家は見ている模様。
▼HVG.huによると、昨年の暴動事故以降、警察官の態度に対する感心んが高まったのを受けて、ブダペスト警察本部長は少しでも疑いのある警察官を解雇してきたが、解雇された警察官が損害賠償を請求する裁判を起こし、結局警察はかなりのお金を損害賠償金として支払った模様。
▼衛生局によると、現在ダイオキシンに汚染されたE412が含まれた食品が店の棚に並んでいる可能性は非常に低いが調査が終ったわけではない模様。
▼ドナウ川の水質を調べている国際チームによると、水源からブダペストまでは水質はいいとのこと。(ジュールなどでも汚水処理施設ができ、ブダペストまでの水の質は改善されているのだとか。)一方、ブダペストでは新しい汚水処理場ができるのが2010年でそれまでの汚水の半分がそのままドナウ川に垂れ流されていることもあり、水質は改善されていないらしい。
▼雇用者は被雇用者の子息(そして国から家族手当が出ている子供)が学校に入学する時、雇用者は2万フォリントを無税で支給できる規則ができたそうだ。(ただし現金ではなく、商品券とか現物支給という形でだそうだ。また雇用関係にない人には出せない)
▼ハンガリーでは就職の6割がコネによるものであり、どれだけ人脈があるか(人脈がある人と知り合いか)ということが就職成功の鍵となっている。
▼地下鉄4号線工事に関し、カルビン広場の教会の補強が必要ということでその工事も合わせて行われていたが、まもなく補強工事が完成する模様。(ただこれにより4号線工事の工費がまた上がった。)
▼9月の新学期を前に退職した教員は1万人近くいるが、その多くは定年やそれに近い人たちで、働き盛りの人だけを見ると1000〜1500名がクビとなった模様(と社会党は言っているが、本当のところはわからないのだそうだ。)
▼ストライキをちらつかせているBKVの組合に対し、デムスキー市長は「BKV職員の平均給与はグロスで22万フォリントであり、ブダペストの肉体労働者より5万フォリントは高い」とベースアップ要求の正当性を否定した。(肉体労働者の給料っていいんだなあ・・・・ある教員の嘆き)

▼エステルゴムのある高校は元々の建物は市が別の機関に売ってしまい、一方で新しい建物はまだできていない・・ということで新学期が遅れる模様。(私の勤める大学も現在改修工事中で、新学期が少し後ろにずれ込む感じです。)
▼ジュルチャーニ首相は、Magyar Gardaに対し、極右活動を断固反対すると強調した。あと大統領に対しても、「本人の口からまだ立場を表明していない」とこれを強く非難した。(Lanchid Radioのホームページに次官がダビデの星を胸につけアウシュビッツの強制収容所の前に立つという合成写真が掲載されたことに対しても怒った。・・・同ラジオ局はこの写真を載せた社員を解雇したそうだが、本当に恥ずかしい話です。)
▼ヤギの乳を飲んだ人が髄膜炎にかかった・・・という報告がVasとZalaの両県からあった。(患者数は20名いるらしい。)
▼9月1日よりタバコが値上がりする。(税金が上がるため)

レート
100円=159.36フォリント(OTP/8月29日)


8月3日に、ある母親が2歳半の男の子をつれてマルギット島へ行ったが、子供が喉が渇いたため母親が飲み物を取りに行き戻ってきたときに転んで気を失ってしまった。そして気がついたときには子供はいなくなっていた・・・という事故?があったがその後子供は発見されていない。警察の発表によると、警察はこの母親に対し、子供を危険な目に合わせた罪で刑事捜査を始めた模様。

10億フォリント
Kisalfoldi長距離バス会社(ジュールで走っている)は、3年前に学生定期を無料にしたのだが、裁判所が「普通、学生定期発行に際して、国からの援助がもらえるが、無料定期の場合これにあてはまらない」と判断したことにより、同社は税務局に対し10億フォリントし払わなければならなくなった。(ただ同社にはそんな金はないとのことで頭を抱えている。ちなみに無料措置が終った後、学生定期は1200フォリントとなり、今年9月からは1805フォリントとなる予定。)

太陽エネルギー
パネルラカーシュは、社会主義時代にたくさん建てられた団地の建物だが、あるパネルラカーシュが昨年改修工事を行い、太陽エネルギーを利用できるようにした。(ハンガリーで初めて)現在はまだこの工事にかかった費用を住民が払っているが、それでもエネルギー代が少なくなっているおかげで、4〜5年先には住民の負担がかなりすくなるなるらしい。

タイタニック
9月1日から、Millenaris Parkでタイタニック号から引き上げられた300点の展示プログラムが始まる(11月26日まで)入場券に、タイタニック号に載っていた人の名前が書かれており、最後にその人物がどうなったかがわかる・・というしかけもあるらしい。

8月28日

小耳
▼この時期、大学生がアパートなどの物件を探す時期になっており、かなりの物件が動いているようだ。学生がアパートを探す際に最も重要なのは家賃だが、次はインターネットにつながるかどうからしい。(ちょっと前までインターネットなんかなくても生活できたのに・・今はインターネットないと本当に困ってしまいます。)
▼29日より、ガソリンの値段が1リットルあたり2フォリント、軽油は3フォリント値上がりする。
▼ハンガリー銀行の発表によると、基礎金利を7.75%に据え置く模様。
▼国家税務局はエゲルのある法人が50億フォリントの付加価値税の脱税をしていた事実をつきとめた模様。
▼ハンガリーは1980年ごろから人口が減少しつづけているが、中欧統計局の調べによると、今年上半期の人口減少のスピードは昨年同時期よりも速かったそうだ。(今年上半期では4万6718名が生まれ、6万7138名が亡くなった。今年6月末の時点で、ハンガリーの人口は1005万5000名。)
▼ある調査によると、ハンガリー人の6割が「ロケットによる防衛」に賛成していない模様。
▼昨年秋の暴動における警察官の不適当な行為に対する裁判がいよいよ始まった。(暴動の最中、倒れている人物に警察官が攻撃を加えた・・・などの件での裁判らしい。)
▼ハンガリーでは交通違反を犯したときに、車の持ち主が、違反をおかしたのは自分ではなく親戚であると言って罪を逃れようとする人が多いらしい。これを防ぐためにいろいろな策が考えられているが(例えば何といっても、とりあえずオーナーに罰金刑を出す。そうすれば、本当に違反した人がでてくる。)現在の案の1つとして、運転したときに記録をつける・・・というものも出ているらしい。
▼BKVは、職員がストを予定している9月4日にバスを運転してくれる人を募っているが、専門家によると組合側はこれを阻止することが可能なのだとか。(荒れそうな雰囲気)
▼Magyar Gardaについては外国のメディアもこぞって紹介しているようだが、「ナチスのようだ。ロマを敵対視している。」という意見とともに、「笑っちゃう」「まあ極一部の人のものだろう」という扱いもあるようだ。一方Fideszのポコルニ・ゾルターン氏は「FideszはMagyar Gardaを支持しない。Magyar Gardaがヒステリックな行動を起こせば起こすほど、ジュルチャーニ首相にとってよい状況となるだけだ。」と意見を述べた。

南駅
現在、西駅では日本の改札にあたるゲートがつくられているが、28日から南駅でもこのゲートが設置・使用される模様。(この設置には3600万フォリントかかっているという。それだけかけても元がとれるということか。)計画では今年中に東駅にもゲートを設置する予定。

別の建物
先日、800万年前の木の化石が(立った状態で)見つかったが、現在はミシュコルツの博物館に保管されている。そして、この木のために新たに建物もたてられるそうだ。

レート
100円=156.33フォリント(OTP/8月27日、午後)

8月27日

8月最後の日曜日だったので26日にパーパへ行ってきました。なかなかよい町でした。高速道路のチケットを買ったのですが、「もうシールははらなくてよい」と言われました。この前ニュースで書いたときは「シールがなくなるほうこうで検討」だったのですが、実際には今もシールをはらなくても罰則はないようですし、携帯やインターネットでチケットをかったらシールなんてないのだから、当然そういう方向になるんだなあと思いました。でもシールがないと何か物足りない気分になってしまいました。

小耳
▼Ecostatの発表によると、今年上半期の新築販売および住宅建築申請の数は去年より増えているそうだが、不動産の大きさ自体はちょっと小さめになっているとか。(我家も狭いので、これからどうしようかとよく考えます。)
▼教員組合の発表によると、これまでに8500名の教員が解雇されたとのこと。(この他、ブダペストなどでは学校の統廃合が数多くあったので、自分が9月からどの学校に通うことになるのかがわからないという生徒さんも結構いるってニュースでやっていました。)
▼ELTEの生物庭園(1083Bp.Illes u.25)で9月1日まで女神の花(日本語の本当の名前がわかりません)が見られるという。(2日しか花が開かないそうだ。)
▼5月4日にジャネットさんが職務質問してきた警察官に暴行されるという事件があったが、その後、このジャネットさんの証言が虚偽のものではないかという方向に動いていた。しかし、ジャネットさんを診察した心理学者は「ジャネットさんは嘘をついていない」という診察結果を出した。(う〜ん、真相解明って難しいんですね。)
▼24日、高速7号線の新区間12.6キロ(NagykanizsaとSormasの間)が開通した。(ところで高速道路はM で表すのですが、このMって何だろう。マジャールのM?)
▼世論調査会社Medianの発表によると、最も新し調査結果ででもFIDESZの支持率が社会党のそれを17%上回るという結果が出た。(連立与党のSZDSZは更に厳しい状況にあるようだ。)
▼28日にショーヨム大統領は各党の代表と国家予算の規則について意見を交換する模様。(この大統領は野党に推されて出てきた人なので、医療関係などの予算について話をするのでは・・という噂も流れているが、大臣は「そういう話は国会ですべきこと」と言っているのでよくわからない。)

▼経済交通省は、9月1日から、高等教育機関の学生が自宅と大学のある町の間の定期(通学定期)を90%割引することを発表した。(初等・中等教育機関の生徒の9月の定期は8月27日から10月5日まで有効ともした。)
▼今年はブドウの実りが例年よりもかなり早く、トカイでもすでにブドウの収穫がはじまっている。(我家のブドウもたくさんなっています。)
▼ブダペスト5区の区長が、保健省が建物の前に駐車場として利用している地域は5区のものなので駐車料金を払えと要求している件で、同省は毎年2000万フォリントの駐車料金を支払う方向に進みつつある模様。
▼ブダペストのプラネタリウムが創立30周年を記念して25日に様々な催し物を行った模様。(恥ずかしながら、まだ行ったことがありません。日本のプラネタリウムは以前2回ほど行った時にあまりにも子供っぽいプログラムになっていたのでもう行かなくなりました。たまたまだと思うんですけど。)
▼Bomba Csirkeの広告は女性の体をチキンに見立てたもので広告協会から撤去が求められていたが、義務ではないのでまだ残っているという。
▼25日Magyar Gardaという民兵の決起集会がブダ城で開かれた。これは極右運動の可能性もあり心配している市民もいるが、社会党は大統領に対し「何か意見を述べよ」と追求している。(社会党はfideszに対して、Magyar Gardaをつくったjobbikと関係を絶てと要求した。一方Fideszは社会党が国民を不安にさせたため、Magyar Gardaができたと社会党を非難した。・・・こんなんばっかりや。そのうちとりかえしのつかないことになるかも・・・)尚、集会でMagyar Gardaの旗をカトリックとプロテスタントがそれぞれ認めたが、協会側はそれを知らなかった模様。
▼ハンガリーではこれまでラップトップPCよりデスクトップPCの方が売れていたが、PCがかなり普及したのか最近ようやくラップトップPCの人気が出てきたようだ。(ラップトップの販売台数の方が多くなったようだ。そういえば宣伝にもたくさんのラップトップが出ているなあ。でも日本のようなコンパクトなものがないんだよね〜。あとデスクトップも本当に大きいし・・)

▼26日の日曜日で外のプールの多くがシーズンを終えた。ただ週末だけはあけるところ、あるいは9月末まで営業を続けるところもある。(今年の夏はブダペストでのプールの総入場者数は60万人だった。)ちなみに今年の夏はバラトン湖の人気が戻った年でもあった。26日もかなりの人がバラトン湖に集まったようだ。
▼9月4日にBKVの職員がストライキを考えているが、会社側は求人欄に4日にバスを運転してくれる人を探す広告を出し波紋が広がっている。(すでに100名以上が応募したとか。でも、さすがにこれは危ないのとちがうやろか。)
▼ギリシャの山火事のため、ハンガリーからも18名の消防隊員が応援部隊として現地に向かった。

天気
月曜日:天気がよい1にちとなりそうです。最低気温は12〜17度、最高気温は26〜30度の予想です。
火曜日:徐々に雲が広がり午後には雨のところもありそうです。最低気温は12〜17度、最高気温は24〜29度の予想です。
水曜日:あまり天気はよくなさそうです。雨もふりそうです。最低気温は13〜18度、最高気温は20〜25度の予想です。
木曜日:雲が多そうです。雨がふるところもありそうです。最低気温は13〜18度、最高気温は23〜28度の予想です。

レート
100円=156.97フォリント(OTP/8月27日朝)

128校
これまでEUのお金で改修工事をした学校の数が128にのぼった模様。

健康によくない
アンチ・バクテリアという石鹸が最近よく使われるようになってきているが、専門家によると1日1度を越える使用は皮膚に悪い影響を与えるのだとか。

8月24日

小耳
▼22日夜に行われたハンガリーとイタリアのサッカー親善試合は3-1でハンガリーが勝利した。親善試合ではあるが、ハンガリーが現世界チャンピオンのチームを破ったのは史上初めてのことであり、イタリアに勝ったのも42年振りとなった。(イタリアチームは地元マスコミからかなり叩かれたみたい。まあそれはそうだろなあ。)
▼密輸タバコの取り締まりが強化されたこともあって、合法に販売されるタバコ量が今年上半期で12%伸びた模様。ただ、9月からタバコにかかる税金が2.7%上がるためタバコの値段は上がるらしい。(私はタバコをすわないので痛みはないですが、今も結構高いですよね〜。)
▼ペーチ大学医学部では、9月までに65歳以上の教授と62歳以上の准教授を含む150〜200名が解雇されるとか。(これらの中には国際的に有名な学者も含まれているそうだ。明日はわが身かな。)
▼BKVはブダペストの地下鉄1号線や夜間バスなどのチケットチェックを23日より強化しはじめた。(地下鉄1号線では、すべてのドアでチケットがチェックされるのだとか・・・こわ〜い。)
▼初等・中等教育機関では、1人あたりの教員の授業数が増えることもあって、(ある教員組合によると)8500名の教員が9月までに解雇されるそうだ。ただ、この時期になってもまだ自分が解雇されるのかわからない・・・とうい人がたくさんいるのだとか。(でも、この時期に解雇されるかどうかわからないって法律違反じゃないのかなあ。)
▼そろそろ新学期が始まるが、教科書やらノートやら鞄やらお父さんやお母さんにとってはお金のかかる時期である。平均して初等学校でも2〜4万フォリントはかかるそうだ。


空港へのアクセス
これまでフェリヘジ空港にはブダペストからしか行く方法がなかったが、24日よりソルノク-ブダペスト間を走るすべての列車、あるいはブダペストとセゲドを結ぶインタシティーもフェリヘジ空港駅にとまることとなった。(これでソルノクやセゲドからも直接空港へいけることになる。)また、来年にはブダペスト-デブレツェン-ニーレジハーザのインターシティも同駅にとまることになりそうだ。

レート
100円=157.18フォリント(OTP/8月23日)

8月23日

我家の庭は小さくて手入れもされていませんが、それでも今ブドウや洋梨、桃やプラム、そしてりんごなどがなっています。果物を食べても食べてもおいつかないので、ジューサーにぶち込んでジュースにして飲んでいるのですが・・・太りそうです。

小耳
▼日本ではすでに地デジがあるが、ハンガリーでも来年から地デジ放送を開始する可能性があるという。(地デジってアナログより数秒遅れているんですよね。ハンガリーでもケーブルテレビで地上派でも見られるチャンネルを見るとやっぱりちょっと遅れます。)
▼今年の四半期では、前年に比べ外国人がハンガリーで使った金の額は低くなったようだが、ハンガリー人が外国で使った金の額は逆に増えているとのこと。(中欧統計局の情報)
▼ハンガリー国内で働く外国人の数が減ってきているが、その背景にはルーマニア人がハンガリーに働きに来なくなったことがあげられる。(今年上半期に労働許可を得た外国人は2万9000名。この数は昨年のより9%低い。また、6月末の時点で6万2000名の外国人が労働許可をとってハンガリーで働いていたが、この数も前年同時期では6万9000名であった。)
▼22日夜にイタリアとハンガリーのサッカー神前試合が行われる。(これを書いている時点ではまだ試合が終っていない。)イタリアチームとの試合ということで観客がつめかけるかと思ったが、会場となるプシュカーシュスタジアムは満席にはならず、上の方の座席エリアは閉鎖される模様。(それでも3万〜3万5000名程度の観客は入るそうだ。ハンガリーの場合1部リーグの試合でも1000名以下の観客数の時もあるしなあ・・・)
▼政府は現在、EU時代の社会に通用する理系の人材を輩出しようと理系重視の政策を行っている(理系の定員を増やして文型の定員を減らすなど)ただ法学部などの文型学科の人気は今回の入試でも高かった。(国が理系に行けというから理系に行った・・・なんて人はあまりいないような・・)
▼ブダペストの動物園には、飼うのにあきた動物を勝手にもってきて放してしまう人がいるらしい。今回もだれかがビルマニシキヘビを動物園に放してしまい、貴重なオウム3羽も食べられてしまった。(こういう例は珍しいことではないそうだ。)
▼地下鉄2号線は前線再開されたが、工事自体はまだ終っておらず、Orsvezer tereとPillango utcsaの両駅は11月末まで、Stadionok駅は12月末まで工事が続くそうだ。ただ工事は営業時間外に行われるので通勤客に影響はないそうだ。
▼22日はブダペストの各地で事故が多発し、多くの路面電車が一部不通となった模様。
▼Jobbikという政治集団が中心となって「ハンガリー防衛軍」のようなものを作る計画があるらしく、ユダヤ系の人が不安に感じているようだ。これに対しFIDESZは「人種や宗教で人を差別するような力(団体)は支持しない」とコメントした。(首相はjobbikのことを「極右」と言っている。)


準備
現在、 BKVの組合は会社側と賃金交渉を行っているが、折り合いがつかず、9月4日のストの可能性が高まってきた模様。(組合側が社員に対し、9月4日のストに協力するかどうかの文書を回しているとか)

肝炎
サボルチ・サトマール・べレグ県のある町でA型肝炎が発生し、これまで20名が病院に運ばれたとか。同自治体は18歳未満のすべての子供達に予防接種をうつことを決めたようだ。

中国製
日本でも中国製品の問題が取り上げられているが、ニュージーランドで中国製の子供服に毒性があることがわかったことにより、ハンガリーに同様の衣類が入り込んでいないか緊急に調査を行うことになった。、

値上げ
乾燥した天気が続いたことで、ひまわりの種の収穫量が減った模様。このため食用油やマーガリンの値段が上がるようだ。

同姓同名
ハンガリーでは名前は選ぶものなので、苗字の数は少なくはないのだが、同姓同名の人が結構いる。俳優である劇場のトップでもあるForgacs Peterという人が、今年の8月20日に、勲章をもらうことになったと連絡を受けたのだが(1ヶ月ほど前)、勲章をわたす教育省のミスで当日同姓同盟の映画監督にその勲章が渡されてしまった。

子供はどこに
先日、マルギット島である女性が2歳半の息子を見失ってしまうという出来事があった(息子の喉がかわいたので飲み物をとりにいき戻る途中で転んで気を失い、気がついた時には子供がいなくなっていた)。ただその後、子供は見つからず警察は母親の証言にも疑いを持つようになった。また、この子の父親は指名手配中の人物で数日前警察に逮捕された。警察はこれらの要素をふまえ、事件性があるとして刑事捜査に踏み切る考えを示している。

レート
100円=161.51フォリント(OTP/8月22日)

8月22日

日本語教育連絡会議無事終了しました。会議そのものも充実したものでしたが、会場である学校側の頑張りでいろいろな素晴らしい演出がありました。ふと横を見ると、ローマ法王も飾っているという七宝焼作品があり、それを購入することもできました。お世話になった皆様本当にありがとうございました。今回の日本語教育連絡会議はDunaTVのニュースでも紹介されました。これはインターネットでも見ることができます。興味のある方は・・・(1)http://www.dunatv.hu/dunatv/musor.html?day=1187235000&lang=hun&csat_id=dunatv を開ける。(2)ページが開いたら、11:45 Hirado - Deli video の行を探す。(3)videoをクリックする。すると8月16日のお昼のニュースがスタートします。(4)ニュースのかなり後ろの方に「第20回日本語教育連絡会議」についてのレポートがあります。(ちなみに私は出てきません。)

小耳
▼ドイツに本社のあるNatumiの豆乳が店頭から回収された。これは問題のE412が含まれている可能性があるための措置(12日)13日までの検査では、ハンガリーで売られている商品のE412は危険ではないとのこと。(13日)
▼ハンガリーからロンドン経由で日本に行く人も多いが、ロンドンの空港税が将来10ポンドから20ポンドに値上がりとなる可能性があるらしい。(ハンガリーネタではないですが・・・12日)
▼ハンガリーの主要都市には大体高速道路が繋がっているが、未だ高速で行けないのがペーチ。ペーチは2010年に文化首都になることも決まっているが、政府はこの2010年までに高速6号線をペーチまで走らせることを約束した模様。(13日)
▼BKV内の最大の組合が会社側を訴えた。これはBKVが400名のリストラを計画しているからだが、同組合は「ではなぜ昨年冬に数百名の社員を採用したのか・・」と会社を批判している。(13日)
▼前回、HVGという週刊誌が犯罪件数から見たハンガリー各地のランキングを掲載したことを書いたが、専門家によると「警察が取り締まりを強化すれば発覚する犯罪件数も増えるのであるから、出ている数字は正しいものであっても、実際には統計に出ている数字が多いから危険、少ないから安全という単純なものではない」と主張している。(13日)
▼Duna Houseの最新調査結果によると、ブダペストの貸家の家賃は最低が5万フォリント、最高が150万フォリント程度であることが明らかになった。(13日)
▼高等教育機関入学試験追試の申し込みが13日に締め切られた。(13日)
▼15日よりガソリンの値段が1リットルあたり5フォリント値下がりした。(15日)
▼ブダペストは2009年に、市内の主要地域で無線インターネットができるようにしたいと考えいる模様。(今回日本語教育連絡会議で泊まったエールドのホテルもプールサイドに無線が飛んでいたので参加者の先生方はそこでインターネットをしていました。)(13日)
▼国会議事堂前は公園になることが決まっているが、その計画案が決まった模様。(http://inforadio.hu/images.phtml?id=532&i=0&im=a_ter_bal_oldalarol.jpgを見てください。そして画像右側の三角形をクリックしていくと、いろいろ見ることができます。)(14日)
▼サバッチャーグ広場のソビエト記念碑は昨年秋の暴動事件以来、ペンキをぶっかけられたりの被害にあっているが、これらの行為を防ぐために飾りのついた塀で囲むとか、監視カメラを設置するなどの考えが出されている模様。(14日)
▼ダイオキシンに汚染されたスエーデンのコーヒーがハンガリーに入ってきていることが明らかになった。(Jedeというメーカーだそうです。)(14日)
▼バラトン湖に現在del-kinai busa(う~ん、翻訳できませんが南中国のなんとかという魚だそうです)が異常繁殖しており、鯉の成長などに大きな影響を与えている模様。(14日)
▼portfolio.huによると、EU新規加盟諸国の中で最も年金にはいるのが遅い国はエストニアで、最も早く年金に入るのはポーランドなのだそうだ。ハンガリーは男性が59.6歳、女性が57歳と中ぐらいに位置しているとか。(実際に定められている年より早く年金に入る人がいるので、こういう平均値になるそうです。)ハンガリーもこれからどんどん年金受給開始年齢が上がるようです。(14日)
▼ハンガリー広告倫理委員会は、鶏肉の宣伝に女性の体をつかっている広告に対し異議を申し立てることを決定した模様(問題の広告はhttp://inforadio.hu/images/content/200708/fullsize/13-bomba_csirke.jpgで見ることができます。地下鉄の駅でよくみかけます。広告といえば、数年前初老の女性がセックスの後、丸裸でタバコをすっているという広告がありすぐに撤去されました。あれを最初見たときはちょっとびっくりしました。)(14日)
▼現在1000フォリント札が金属の線が入ったものにつくりかえられているが、(偽造防止用)2006年より前につくられたこの線のない1000フォリント札は9月から店で使えなくなる。ただお札自体は今年一杯銀行で線のあるものに変えられるようだ。(お札といえば、昔チェコスロバキアで日本語を教えていたときにもらったお金は、その後、チェコとスロバキアに分かれてしまってただの紙くずになってしまいました。結構あったのに~。あとスロベニアのお金も持っているんですが、これもユーロになってしまったんでもうすぐで紙くずです。)(14日)
▼ハンガリーパン協会によると、9月中旬から1キロのパンの値段は200フォリント以上になるとのこと。(昨年に比べ小麦粉は28%、ガスは53%値上がりとなっているので、仕方ないか・・・14日)
▼中欧統計局の発表によると、今年の第二四半期のGDPの成長率は1.4%だった模様。(14日)
▼ブダペストの20日の花火の設置は14日から始まっているが、昨年突然の嵐で5名が死亡したことを受けて、政府は非難経路を書いたフリーペーパーを発行することを決めた。(15日)
▼現在、ブダペスト隣のチョモルという町に建物などを解体したときに出るゴミを違法に投棄していることがニュースとして取り上げられているが、ニュースで取り上げられてからもまだ同じように解体ゴミをすてにくる業者などがいる模様。(15日)
▼8月20日午後より来年の10月までブダペストの自由橋が改修工事のため閉鎖される。(歩行者は渡れるようだ)まあアメリカの事故のこともあるし、きちんと改修してほしいものです。(15日)
▼ハンガリーには売血という制度はなく、今後医療費負担が増えるが、売血制度は生まれないらしい。(15日)
▼現在、高速道路を走るときは券を購入しシールをはるのだが、実際にはシールをはっていなくても罰せられることはない。故に、国家高速道路管理局もシールの廃止を見込んで準備を進めているとか。(あのシールって一回はるとなかなかとれないんですよね。みんなクリームをぬるとか、衣類に何回かつけてからはるとか工夫しているみたいですけど・・・)(15日)
▼8月21日より、高速7号線のバラトン湖方面の最初の5キロの工事が始まり、1号線と7号線の合流地点などでかなりの混雑が予想される。(15日)
▼ハンガリーの高速道路での死亡事故の最大の原因はシートベルトの未着用だが、次の原因は路肩に車を停めることらしい。(皆さんも路肩には車を停めないように・・・15日)
▼昨年、あるテレビリポーターがドイツからのゴミ不法投棄問題の取材で現地に行ったのだが、そこで関係者から車の窓に投石を受け、逃げ出した。このとき車を運転しながら警察に通報していたのだが、それが映されたため地元警察が「運転中の電話使用」ということで罰金を課した・・・それがまたテレビで紹介され地元警察はみんなの笑いものになってしまったのだが、警察では一体だれが罰金の指示を出したのか内部懲罰措置を発動することを決定したようだ。(殺されるかも・・って思いながら警察に電話したら、電話したから罰金って言われるのは確かにひどい。15日)
▼ラジオのインタビュー番組で、銀行のブラックリスト(借金をしても返さない人のリスト)の他にホワイトリスト(借金をきちんと返済した人)も作成すると言っていた。(ただ、これって悪徳金融機関にはおいしいリストなんじゃあ。だって卑劣な手を使って金を貸しても返してくれる可能性の高い人のリストでしょ・・15日) ▼税務局がブダペストのヨージェフヴァーロシュの中国市場の検査を行ったが(覆面検査)レシートを出した店が1つもなかったという。罰金も合わせて100万フォリントを超えたとか・・・(そういえばときどきいく中国の食料品店もいつも電卓たたいて終わりだよなあ。)(15日)
▼世の中バイオマスに向かっているようだが、ブダペストにも(15日時点で)3週間後にバイオエタノール燃料のスタンドがオープンすることとなった。そして来年にはハンガリー全土に40〜50箇所の同様のスタンドがオープンする模様。(バイオマス燃料を使う車は特殊な車ではあるが、ガソリンでも動くそうだ。)(15日)
▼ハイパーマーケットのオーシャンでは万引きが相次いでいるようで、何も買わずに店の外に出る人の鞄をチェックする(している)模様。(人権侵害にはあたらないとか。でもある市民団体が買い物のボイコットを呼びかけているそうな。)(16日)
▼昨年の暴動のさなか、警察官の一人が落ちている携帯電話をひろい、それを仲間に売ってしまったらしい。結局この警察官(既に退職)は裁判にかけられることになった模様。(16日)
▼ショモジ県で消毒したばかりのりんご5トンが盗まれる事件があったらしい。(先日も確か同じように消毒したばかりの野菜が盗まれていたけど・・・)(16日)
▼昨年の秋以降、祝日や催し物で人が集まるときに暴動が発生しやすくなっているが、警察は8月20日に暴動は発生しないと考えている模様。(16日)
▼去年までは8月20日のブダペストの花火をドナウ川のボートから見る人がいたが、今年はそれが禁止となった。このためハンガリー船舶協会はデモをにおわせている。ちなみにドナウ川には警察の船がいて安全についての指示を出す。(16日)
▼毎年8月20日には勲章が授けられるが、今年は大統領や首相が握手をする人の数をかなりランクの高い勲章をもらう人に限ることにした模様(16日)
▼Kosar(バスケット)という雑誌はときどき食料品の品質ランクを発表するが、今回はスパゲティの品質についての特集があった。それによるとスパゲティの品質と値段はあまり関係ないようで、あるスーパーチェーンでは、独自につくっているスパゲティーの質が一番よかったそうだ。(ちなみに我家では卵の入っていない、ドゥルンというパスタを買います。これは1分ゆでて10分おいておくとできます。16日)
▼16日、BUXが1123ポイント下落し、フォリントもかなり安くなった。(今年一杯フォリントが不安定になるという専門家の意見もある。)
▼8月21日より、ブダペストの地下鉄2号線工事が終了し、再び開通する。(17日)
▼これまで片親の子供は自動的に学校の教科書が無償で配布されていたが、今は結婚していないカップルの子も多く、また援助金のためだけに紙だけで離婚する人もいるため、今年の9月からは家族構成に関係なく家族1人あたりの収入が3万5000フォリントを切る家庭のみが教科書の無償配布の権利を得ることになった。(17日)
▼今年の9月末までに、雇用者は被雇用者に対し、昨年残った有給休暇を与えなければならないそうだ。(来年からは前年度の有給休暇の持ち越しは4分の3になるそうだ。)(17日)
▼ハンガリー鉄道は、今年末までにインターネットでのチケット販売を開始したいと考えている模様。(これは便利そう。17日)
▼9月4日始発から午後1時までBKV職員の3分の2がストライキをする可能性がある。(17日)
▼ハンガリーでは今年上半期で労働者の実質上の収入が6.5%減少したが、最も減少幅が大きかったのは公務員の9%であった。(17日)
▼夏になるとバラトン湖畔や湖畔の町で馬鹿騒ぎをする外国人の若者が目立つが、18日250名の警察官がヴェスプレームとバラトン湖北側の湖畔の取り締まりを行った模様。(19日)
▼これまでバラトン湖に行くよりアドリア海に行った方が安いなどという時期もあったが、現在ではバラトン湖に行った方が割安になるようだ。(まあバラトン湖畔のいいホテルは結構高そうだけど・・19日)
▼20日午後、特に6時〜7時頃、ブダペストに強い雨と風がふき、昨年のことが思い出されて花火大会が開催されるか危ぶまれたが、無事開催された。(午後8時に決定した。9時から花火大会が開始となったが、夕方の嵐で人がいなくなったため、例年よりドナウ川沿いでの見物者は少なかったとか。嵐はブダペストだけではなくハンガリー各地に−特に東部-で多くの被害を出した。20日)
▼毎年のことだが、年末の騒ぎや8月20日の花火が原因で犬が家を飛び出してしまうことが多く発生する。(今年も注意を呼びかけていた。20日)
▼花火は無事上がったが、聖イシュトバーン大聖堂の周りを聖なる右手を持ってまわるという行事は中止となった。(20日)
▼8月20日は毎年デブレツェンで花のカーニバルも開かれる。今年は例年より台車の数は減ったようだが、それでもカーニバルは大成功だったようだ。(20日)
▼ブダペストの自由橋は改修工事が始まるが、最も危険な橋の1つはマルギット橋。首都公共地域維持会社はマルギット橋の状態を観察し続けているが・・・20日大きなコンクリートの塊が橋からはがれ川に落ちた。(21日)
▼8月20日をすぎると夏が終る・・・という感じだが、今週末は最高気温が37度まで上がる可能性があるという。まだまだ暑い。
▼今年は嵐による花火大会の負傷者等は発生しなかったが、花火を見にドナウ川に来ていた母と娘(6歳)の親子が、花火が終ったので土手をあがろうとしてすべって落ち、母親が重傷を負った。(次の日の早朝になってようやく助け出されたらしい。)(21日)
▼21日、予定通りブダペストの自由橋が閉鎖された。閉鎖は来年の10月30日までの予定(21日)
▼20日発生したブダペストのゴミは朝までに片付けられた。(21日)
▼水曜日は数時間お日様も出ますが、雲が出て雨がぱらつくところもありそうです。(夜は特に雨が多くなりそうです。)最低気温は13〜18度、最高気温は28〜33度の予想です。木曜日は全体的によい天気です。最低気温は16〜21度、最高気温は30〜36度の予想です。金曜日は天気はいいですが急に雨がふるところもありそうです。最低気温は17〜22度、最高気温は30〜35度の予想です。土曜日は金曜日と同じような天気となりそうです。
▼100円=163.43フォリント(OTP/8月21日)

8月13日

ここ最近、結構大きいニュースも入っているようですが日本語教育連絡会議関連のお仕事で他のことがほとんどできません。次のニュースの更新も1週間後になると思います。(すみません。)

小耳
▼先々週、マルギット島へあるお母さんが2歳半の子供と遊びにきた。ところが、お母さんがちょっ目をはなしたすきに子供が川のちかくまでいっていたのであわてて子供のところにかけよろうとしたら、ころんで数分間気絶してしまった。そして目を開けたらもう子供はいなかった・・・という出来事がありました。その後、警察も子供の行方を探しましたが島にも川の中にも見つかりませんでした。その後、母親の話そのものに疑問をもつ声も出てきました。(4日)
▼春先の気温低下により農作物に大打撃を受けた東北地方の農家が、政府の補償が少なすぎると訴えを起こしていた問題で、結局国は「90億フォリントの援助金+よい条件で銀行からお金をかりられるようにする」という措置をとった模様。(6日)
▼BKVの賃金、リストラに関する労使交渉が難航しており、8月20日までに着地点が見つからない場合には、9月頭よりストライキを起こす可能性が出てきた。(6日)BKVでは400名のリストラに対し、組合が訴えを起こされた模様(7日)10日のニュースでは、リストラ対象者に社内で再研修を行うなどの措置をとることで合意したなんてありました。よかった。
▼西駅の裏側に官公庁区が開発されるのに伴って、西駅広場の改修工事計画が持ち上がっている。2009年5月までには改修工事を終らせたいようだが、今のところ計画があるだけの状態だそうだ。(確かに西駅には「こんな風にかわります。」って看板が出ている。6日)
▼原油価格が下がったことを受けて、今後ハンガリーでも1リットルあたり5〜10フォリントガソリンの値段が下がる可能性がある模様(6日)
▼国家捜査局の建物から国家機密書類が盗み出されるという事件が発生した。(7日)
▼1年前、ブダペスト工芸大学内で火事が発生し、消火活動にあたっていた消防士3名がなくなるという事故があった。その後、消防隊員には最新装備が支給されたが、実際にはまだまだ満足できるレベルにはない模様(7日)8日には消防隊員で結成されたバンドによるコンサートも開かれたようだ(8日)
▼現在、警察だけではなく自治体も車が制限速度を守って走っているかチェックできるように(そして罰金を自治体の予算に組み込む)したいという希望があるらしい。これに対し、警察は「取り締まりが強化になるのはよいこと」と賛成の姿勢を示している(7日)
▼フェリヘジ空港では賃金に関すし労使が交渉を続けており、職員が9〜10%の賃上げを要求しているの対し、空港側は6.2%しかあげないとしていることから、5日、F1グランプリの客などでごったがえすフェリヘジ空港で職員のストライキが行われたが、これに怒った空港側は賃金の引き上げ提示率を逆に5.5%に引き下げた。(7日)、8日のニュースでは交渉がまとまらず13日からの週も引き続き交渉が行われるとあった。
▼70年代後半に初めて民間のデパートとして建てられ、流行の先端を走っていたブダのシュカーラの解体工事が始まった。(私がハンガリーに来たときも、デパートというとここぐらいしかなかったような記憶があります。大変お世話になりましたが、当時は中がうすぐらくて、ハンガリーはまだまだだなあなんて思ったこともあります。)
▼高速道路7号線の新しい区間が開通した。(この区間には、先週、1日だけ自転車や徒歩で渡っても良いオープンデーが催された谷の橋も含まれる。・これでもうちょっと伸びればクロアチアの国境まで高速が繋がるんだけど、いつできるかなあ。)(8日)
▼ハンガリーの画家で有名な人は?ときくと殆どの人は「ムンカーチ」とこたえるが、アメリカからブダペストに郵送で送られてきたムンカーチの作品が空港で押収された。この作品は「日没」とよばれるもので90年前からゆくえがわからなくなっていた。価値も1億フォリントはくだらないとのこと。(これが本物かどうか調べているようだが、8日のニュースでは本物の可能性が高いということだった。)(8日)9日の段階でFriesland Hungaria 社のアプリコット味のTuroVarazsと、同じくアプリコット味の Kremes Duo kremturoの回収が命じられた。(どちらもコテージチーズが含まれた菓子)また、Friesland Hungaria社もチェコから輸入したピーチジャムに汚染されたE412が含まれている可能性があると報告した模様。10日のニュースではFornetti社の製品には汚染されたE412が入っているものはないとのこと。11日のニュースでは、スーパーマーケットチェーンの話で「100%大丈夫とはいえないが、問題がありそうな食品はすべて取り除いてある。」とインタビューに答えていた。
▼ダイオキシンに汚染された食品添加物グアールガム(E412)がハンガリーにも入ってきている可能性がある問題にかんし、専門家によるとハンガリー人は年間3〜4キロの食品添加物を食べていると述べた。(まあこれは日本も同じだろうけど)(8日)
▼政府は、今後7年間、交通網の発展に1兆フォリントをかける計画を発表した。(道路、鉄道、市電に関するもののようだ。)(9日)一方で、社会党議員から「2009年からブダペストは車に対し、通行料をとるべき!」とも主張しているというニュースもありました。(9日)
▼教育改革でたくさんの教員がリストラの対象となっているが、「給与の高い先生をきりすてているのでは」という噂が流れている。これに関し、統計データはないようだが教育の質よりお金を重視する傾向もないとはいえない・・と専門家は見ている模様(9日)
▼雑誌HVG(週間世界経済)が、犯罪に関する統計データを掲載した。それによると、人口に対する窃盗や住居侵入などの犯罪が最も多いのはセクサールドで、もっとも少ないのはセゲドだった。(去年は、ミシュコルツ、セクサールド、セーケシュフェヘールヴァールでハンガリーが多かったとか。)(9日)
▼大型スーパー(ハイパーマーケット)の盗難犯罪は、店員や警備員をまきこんでのものが多いとある日刊紙が掲載した。(それじゃ防ぎようがないなあ。)
▼Marketing Centrumの調べによると、今国政選挙があったとしたら、Fideszが1党だけで過半数の議席を獲得することになるだろうとの調査結果を発表した。(確か同党だけで過半数の議席が獲得できた場合、オルバーン氏が再び首相になる・・・て筋書きだったが、オルバーン氏も今のジュルチャーニ氏のように、アンチの人も多いのでどうかなあ。)
▼高速道路では、マトリクス掲示板と呼ばれる電光掲示板の設置数が増えてきている。本来の目的はリアルタイムで道路状況を伝えることにあるが、今のところ本当に必要な情報(事故情報)などは伝えられていないようだ。(そのうちカーナビが普及したら、カーナビが全部やってくれるんでしょうね。)
▼先日、Bukkabranyというところで、800万年前の木の化石(立っている状態で)が見つかったが、これがミシュコルツのヘルマン・オットー博物館に運ばれてきた。(9日)
▼8月3〜5日に行われたF1ハンガリーグランプリでは、これまでより売り上げが3分の1のびた模様。
▼2005年10月より、レストランやホテルなどで15%のサービス料をつけることができるようになった。(付加価値税として国にもお金がないる。)これはチップをなくすとうい意味もあったようだが、最高級のホテルやレストランをのぞき、ほとんどのところはこれを導入せず、チップが残っている模様。(10日)
▼国家AIDS委員によると、ここ最近ハンガリーにおけるHIV感染者の数が急増しているという。(若者だけではなく、30〜40代にも感染がひろまっているらしい)この背景には、性生活の多様化や、情報が正しく伝わっていないことなどがあげられている。(10日)・・・私がまだハンガリーに来たころ、ハンガリーという国をよくしらない人から「そんなところに行ったらエイズで死ぬぞ」といわれたことがありました。まあなんとも失礼な話ですが、滞在許可を得るために、毎年毎年エイズ検査+皮膚検査(みんなの前で裸にさせられる)を何回もさせられました。(今はもう裸にはならなくてもいいんですよね・・・)
▼モスクワ広場にそびえる宮殿のような建物は郵便局本部が入っていたところだったが、ハンガリー郵便会社は、ここを売って月1億フォリントの賃貸料を払って新しい本部にうつるようだ。(その方がやすくつくのだそうだ。)(10日)
▼ある日刊紙の報道によると、ハンガリー人の労働者の4人に1人は、通勤時間が1時間を越えているそうだ。(私もその1人だ。ちなみにブダペスト周辺の町からブダペストに通勤する人はしょうがないのかもしれないが、普通仕事のため、別の市に通勤したり、引っ越したりすることを好むハンガリー人は非常に少ないらしい。ある意味日本より「土地」にしがみつく傾向があるってことかなあ。その方が健全なのかなあ。)
▼政府は「医師のそでの下をなくすために受診料を導入した」と言い、そのキャンペーンもおこなっているが、実際税務局も医師が袖の下を収入として申告しているかどうかは把握できないという。(してないよね〜。)10日
▼今年で15回目を迎えるSzigetだが、初日に(大物スター公演中)停電となる騒ぎがあったようだ。(私は行ったことはありませんが、テレビのインタビューで若者が「szigetで処女・童貞を捨てるのが流行」と言っていた。ホンマカな?)
▼北京オリンピックまで1年をきったが、ハンガリーでは4年前のドーピング騒ぎが再びおきないよう、今後厳しくドーピングチェックをしていくことを発表した。(室伏選手はハンガリー人選手のドーピング(疑惑)で銀から金に繰り上がったのでした。ちなにみ室伏選手のお母さんはハンガリー人ではありませんが、確かハンガリー系の人です。)
▼ケチケメートで国際航空ショーが始まった。24の国から100以上の飛行機が集まった。(11日)

8月6日

今回のE412騒ぎと似たようなことは、ときどきあるのだそうですが、普通は国民がパニックになるのを避け、詳細がはっきりしてから報告するのだそうです。ただ今回はEUレベルで出てきたもののようなので、まだはっきりしない時点でニュースとして出したのだそうです。(ハンガリー語が読める方はhttp://sgicenter.oai.hu/oai/oevi/guargumi.pdfを見てください。)

小耳
▼当初の予定では8月末までに、自由橋をはさんだ地下鉄4号線の駅が完成するはずだったが、ブダペスト市長によるとこれが遅れるとのこと。
▼猛暑が続いたことで、バラトンの水位や水質に大きな影響があるのではと心配されていたが、環境保護や水に関する省によると、問題はないそうだ。
▼ボルショド県では、野党の働きかけで病院の受診料券販売機に首相や保健大臣の写真を張るように命令し、病院側もこの措置をとっていたが、ハンガリー病院協会はこれを認めないとの立場を明らかにした。(ということは、同協会は政府系?・・って課jんじてしまうほど、今は客観的・中立的視点が何かわからなくなっています。)
▼ブダペスト交通会社で最も大きい組合が、8月20日までに賃上げ交渉がうまくいかなかった場合、9月の頭にストを行うことを発表した。
▼Heti Valaszという雑誌が、「ハンガリー初の女性総理大臣!」なる記事を載せた模様。実際は、ラムペルト・モーニカ氏がジュルチャーニ首相、キッシ官房長官が夏休みの間に首相代理となるという話だそうだ。(でも次の選挙では社会党はそういう手を使ってくるかもしれませんね。)
▼国家高速道路管理局は、高速道路のチケットを購入せず走っている違反が判明した場合、反則金支払いの請求が送られるがこの措置は違反した時点から2ヶ月以なので、購入した高速チケットは2ヶ月間は有効期限が切れても2ヶ月は所持していたほうがよいとコメントした。
▼ここのところ、国家選挙管理局の多くの国民投票への申請が出されているが、あまり真剣でないものもおおく、これらについ許可を出すかどうか検討する時間のために他の業務に差し障りが生じているらしい。このため同局は法の改正を望んでいる模様。
▼ダイオキシンに汚染されている食品添加物E412だが、パン、乳製品、肉、缶詰、動物の餌、薬関連のハンガリーの会社(30社ほど)から「問題となっているインドが原産のE412を使用している」との報告が上がってきているという。
▼週末にF1グランプリがフンガロリングで開催されたが、西側から来る旅行者だけではなく、ポーランドのドライバーの応援に来た東側からの旅行者も多く、一時的に国境の混雑が予想されるとのこと(なんかフンガロリングで食中毒も発生して、11名の成人、1名の子供が病院に運ばれたそうです。)
▼ハンガリーには個人で車をリースしている人も多いようだが、今年上半期だけでも、2万〜2万5000のリースカーが月のリース料が払えず車を手放してた模様。(15台に1台のリースカーの割合だそうだ。)
▼ハンガリーでは、貧富の差が結構はげしく、勝ち組、負け組みがはっきりしているが、例えば同じブダペストでもペスト郊外では、スポーツをできる場所もあまりなく、一方ブダではスポーツ施設が増えている・・なんてことも起きているらしい。
▼ハンガリーでは祝日が週末からちょっとだけ外れている場合、土曜日を平日扱いにするわかりに祝日と週末の間を休日扱いにして連休とする措置をとることがある。社会・労働省によると、来年はこのような週末が5うあるそうだ。(例えば4月26日の土曜日を平日にして、5月2日の金曜日を休日にする。これで5月1日(メーデーで祝日)〜4日までの休みとなるそうだ。)

天気
月曜日:朝は天気がよいですが、午後から東部と中央で雲が出てくるようです。最高気温は25〜30度の予想です。
火曜日〜水曜日:月曜日にくらべ1度ほど気温がたかくなるようです。全体的に天気はいいようです。
木曜日:西側から徐々に天気が崩れてきて、雨のところもありそうです。気温も下がりそうです。

花の町
エゲルが、「ヨーロッパ花の町」に立候補することになった模様。(12の国から12の町と12の村が選ばれるとか。エゲルは残念ながら文化首都には選ばれなかったですが、とてもきれいな町です。)

スト
フェリヘジ空港では、旅行者の安全を守る職務についている73名のうち50名がストライキを行っている(この記事を書いている現在。5日の午後4時半から12時までの予定)このため、飛行機の出発便に40〜50分ほどの遅れが出ている。(乗客1万人、100の出発便が影響を受けるらしい。)

インドの原料をもとにスイスで作られた食品添加物E412 グアーガム(guar gum)がダイオキシンに汚染され発癌の危険性もある・・・というニュースが流れています。ハンガリーで売られているどの食品にそれが使われているかまだはっきりしていないのですが、多くの製品に使われているとか。一応食べる前に食品添加物の欄をチェックしてください。

8月3日

小耳
▼パン協会によると、小麦の収穫量が減っていることから、近い将来パンの値段が1キロあたり20フォリントほど値上がりするであろうとコメントした。(あと今年の値上がりはこれが最後ではない・・・とも言っていました。農業大臣によると、この天候のせいで多くの食料品が20%ほど値上がりする可能性があり、原料となる作物の付加価値税を引き下げるなどの措置についても検討しているそうです。−例えばトウモロコシとか- 我家は基本的にパンは妻がホームベーカリーでやいてくれますが、小麦粉の値段もあがるでしょうし、ちょっと気になります。ちなみにパンですが、Habporというものを入れるとふわふわになります。)
▼1944年8月2日にアウシュビッツで数時間の間に3000名以上のロマが殺されたことを忘れないよう、国家ロマ自治体本部などで式典が行われた。
▼地下鉄4号線工事で、トンネルのコンクリートにひびが入るという事態のため掘削機を止めるという事態が起こっていた。これは何とか一昨日解決し、掘削機を再度うごかしはじめたが、ひびがおさまらず、また掘削機を止める可能性があるという。
▼西駅裏に建設予定の省庁区であるがハンガリー人Janesch Peterと日本人(Kengo kuma)がリーダーとなっているグループが出した建設案が採用された模様。(省エネ設計になるとか。)
▼3億5000万フォリントかけてつくり、維持費が年に1100〜1200万フォリントかかる「時間の輪(多きな砂時計)」は2007年になって民間に払い下げる?ことを発表したが、今のところいい買い手が現れないようだ。
▼去年の国政選挙ではブダペスト南駅の改修工事が公約の1つに入っていたが、ここまで全く実施される気配がない。(近い将来にも計画がないようだ。)


レート
100円=150.67フォリント(OTP/8月2日)

F1
今週末はF1グランプリがハンガリーで開かれる(もう22回目だそうだ。)それで(例年のことらしいが)ブダペストで大きな催し物が行われた。(くさり橋の上をF1カーが走り、橋の下をセスナ機が飛ぶ・・・みたいな感じだったそうだ。)

名前
ハンガリーでは基本的に名前は「選ぶ」ものであるが、ある日刊紙によると、昨年生まれた女の子に最もたくさんつけられた名前はアンナだった模様。この他、ボグラールカ、レーカ、ジョーフィア、リリなどの名前が多かった。現在女性で最も多い名前はマーリアであるが、昨年つけられた順番でいくと90位となている。男の子の場合、昨年最も多くつけられたのはベンツェで、その他マーテー、レベンテという名前が多かったようだ。男性で最も多い名前はラースローであるが、昨年つけられた多さだと30位ぐらいである。(ちなみに名字で一番多いのはナジで、この他、コヴァーチ、トート、サボー、ホルバートの順で続くそうだ。ちなみに妻の知り合いにはたくさんのジュジャがいて、例えば娘の幼稚園の仲の良い同級生だけでも3人のお母さんがジュジャです。)

8月2日

小耳
▼現在税務局のホームページで、180日以上1億フォリント以上の税の支払いが滞っている法人や、1000万フォリント以上の税が滞っている個人のリストが公開されているが、この中にはテレビによく出る有名人やミュージシャンなども含まれている模様。
▼FIDESZと並んである言語学者が出した国民投票の申請が選挙管理委員局に許可されたことが大きく報道されて以来、国民投票の申請依頼が数多くよせられるようになったが、同局は今回集まった60の申請のうち1つにだけ許可を出した。それは『2010年の国政選挙で現在の386名の国会議員の数を減らし193名にすることに同意しますか。」というものだった。(ちょっと前には「昼休みのシエスタを認めることに同意しますか。」というのが通った。ただこの前も書いたが、申請が通っても一定の機関内に数十万という署名を集めないと実施はできません。)
▼ちょっと前には41.9度という史上最高気温を記録したハンガリーだが、8月1日には各地で同日の観測史上最低気温を記録した。(3度ぐらいまで気温が下がったようだ。これだけ変化が激しいと体調にも影響しますよね〜。)
▼ある日刊紙によると、ハンガリーで動いている経済の25〜30%が闇経済なのだそうだ。また正式な雇用契約なく働いている人の15〜20%が外国人らしい。(そのうち60%ハンガリー系の外国人だそうだ。)
▼ブダペストの専門病院では診察時間が始まっても医師が到着せず開始時間が遅れるというケースが頻繁に起こっているらしい。ただ、これは医師がサボっているわけではなく、別のところで患者を診ているからなのだそうだ。多くの場合、遅れた分、診療時間も延ばしているとか。(まあそれでも待っている患者さんはいらいらしますよね〜。)
▼現在ブダペスト西駅ではチケットをチェックするゲートを設けているが、8月の終わりから南駅でもこのゲートを設置することとなった。
▼モハーチで「警察官がロマを殴った、嫌ロマが警察官を殴った。どっちが本当なんだ!」という事件があったらしい。

レート
100円=151.69フォリント(OTP/8月1日)

天気
木曜日:いい天気となりそうです。最高気温は26〜31度の予想です。
金曜日:寒冷前線が張り出してきます。そして北西部を中心に雲が広がり雨のところもありそうです。北西部では最高気温が20度、南東部では32度と場所によって気温もかなりかわりそうです。
土曜日:北部と東部では天気も崩れます。最高気温は19〜24度の予想です。
日曜日:あまり天気はよくなさそうです。風も強そうです。最高気温は18〜23度の予想です。


去年の夏ブダペストの各地に牛の像にいろんな絵が描いてあるものが飾られていた。今年もそれが飾られるよう。まずはこれらの牛はシオーフォクにおかれ、その後ハンガリー各地を回るようだ。そして最後にブダペストに到着するらしい。www.tehenparade.net に詳しい情報が載っている。(去年はたくさんの牛が壊されたので今年はもっと頑丈につくられているとか。)

ブラックリスト
ハンガリー民主フォーラムからの働きかけで9月から消費者に被害を与えた会社のリストが公開されることとなったようだ。

まだ決定していない
ある日刊紙が、来年からこれまで1億フォリント以上の不動産からとっていたLuxus税(豪華税?)を5000万フォリントのものからに替えるという記事を載せたが、金融省は「まだ何も決定していない。」とこれを否定した。

8月1日

 レーザープリンターを1回使うと、タバコ1本をすうより肺癌になる可能性が高い・・なんていう研究結果がオールトラリアで発表されたとか・・。え〜!
 8月16・17日にマルトンヴァーシャールで行われるの日本語教育連絡会議ですが、会場の学校側から今度は「在ハンガリー日本大使館からもどなたかがいらっしゃる」との連絡がありました。(ありがとうございます。)ますます緊張です。


小耳
▼スロベニアからハンガリーを抜けてウクライナに入ろうとした列車から放射能が検出されウクライナ入国を拒否されるという出来事があった。ハンガリー側の調べでは放射能の量は危険度には達していないとのことだが、列車をスロベニアに戻すよう手続きを行っている模様。
▼医療機関の受診料は基本的に300フォリントだが、いろいろな条件が重なると(例えばホームドクターへ行かず、直接専門医院に来た場合など)それ以上となる。しかし病院に残るのはそれでも300フォリントなのだそうだ。(残りは健康保険にまわるらしい)でもそのことを病院協会側は知らなかったらしくニュースになっていた。
▼(夏休みの毎日が飽きたのか?)Rackeveの通勤列車HEVに子供達が投石するという事件が相次いでいる。これまで怪我人はないようだが、BKVは警察の協力を要請した模様。
▼今週末はフンガロリングでF1ハンガリーグランプリが行われるが、安全を守るため延べ1500名以上の警察官が投入される模様。(すでにデモンストレーションなどでブダペストの道が規制されたりしている。)2日にはくさり橋もF1カーが走るとか。
▼この前も書いたが、ある日刊紙の調査によると、12歳から15歳までの子供の中で首相の名前を知っている人は64%、大統領の名前を知っている人は50%しかいないことがわかった。(数日前も同じようなニュースを書いたような・・・)
▼EU諸国からのハンガリーの携帯電話のローミングの値段が統一される模様。Vodafoneは8月1日から、PannonとT-mobileは8月29日からの導入となる。(EU諸国からハンガリーにかける時は1分あたり144フォリント、ハンガリーからかかってくる時は1分あたり70.8フォリントになるそうだ。EU諸国でハンガリーの携帯が自由に使えるようになるのは便利。去年スロベニアとクロアチアに行ったときは、なぜかスロベニアからはハンガリーにかけられなかったのに、クロアチアからはかけられた。)


レート
100円=149.8フォリント(OTP/7月31日)

警察官に対する捜査
警察は、ここ最近の一連の不祥事が発覚した後、警察官の対応に関する情報を通報することができるフリーダイヤルを5月に開設しているが、これまですでに数千の通報があった。ただ、多くは単なる不平不満で、捜査にまでいたる例は少ないらしい。ただ、ここ数週間で30名の警察官に対する取調べがこれらの通報で行われているとか。(警察官の不適当な対応に関しては例えば、フェンシングの選手として活躍している「やまけんさん」のブログhttp://blog.livedoor.jp/m-07_36374/にも書かれています。)

モラル低下
消防自動車や救急車が近づいてきたら、車を路肩に停める・・・のがハンガリーでも普通のはずなのだが、最近はモラルが低下してきたのか道をゆずろうとする人が減ってきてるのだそうだ。

高速道路
今年開通する高速道路(の区間)はすべて元々去年開通するはずのものであったが、経済大臣はそれでも「高速道路建設は遅れていない」とコメントしている。今度開通するのは高速3号線のニーレジハーザまでの区間(個人的に妻の実家に行く時に利用する予定です。楽しみ。)この区間の開通でハンガリーの高速道路の総距離が1000キロメートルを越えることとなる。

1100万年前の木
ボルショド県で、1100万年前と思われる16本の木(の化石?)が発見された。(70メートルぐらいの高い木だったようだ。)

徒歩も可能
高速7号線の一部としてVolgyhid(谷の橋)が完成したが、来週水曜日の正式な開通を目前にした今週の土曜日に、オープンデーを開催する。花火があがり、無料で自転車や徒歩でも橋をあるけるらしい。(開通してしまったら、それはもう不可能になる。)ちなみにこの橋、長さは1800メートル。