ニュース
11月29日

先週も多忙でニュース更新できませんでした。今週末までが1つの山なので、それをすぎれば少しまめに更新できるようになるかもしれません・・・
23日〜26日
▼ハンガリーでは煙突から室内に一酸化炭素が逆流して中毒にいたる事件が多発している。外の気温が高いと煙突の空気が外にでないのだそうだ。西ではこういうことがないよう逆流を帽子するファンがついているのだが、ハンガリーの家にはそんなものはないらしい。
▼12月5日に行われる国民投票(国外にすむハンガリー系住民にハンガリー国籍を与えることに賛成かどうかの投票)に関しEUは関与しない立場を明らかにした。
▼来年からガスの値段が20%ぐらい上がる可能性があるという。
▼ハンガリーには薬草などを使ったお茶などが出回っているが、衛生局が調べたところ、砂や糞などが含まれているものが結構あったとか。何を飲めばいいんだ〜。

27日〜28日
▼ジュルチャーン首相は12月5日に行われる選挙について、賛成・反対どちらが多くても問題と発言。(反対が多ければ、国内外のハンガリー人の間に軋轢が生まれるし、賛成の場合、憲法の改正その他、国としてかなりの負担が生じるからとのこと。)
▼12月5日にエステルゴムは、どこから飲み水を引くかについての住民投票を行う予定。(夏にかなり問題があったからだろう)
▼ブダペストでは住民1名に11平米の緑が行き渡るらしいが、これはEU平均の半分なのだそうだ。
▼消費者保護局は、5歳以下の子が「グミ」(グニャグニャしたお菓子)を食べると窒息する可能性があると発表。
▼ハンガリーでは道交法の試験がPCで行われるようになったが、以降テストに合格する人の割合が1割ほど増えているのだそうだ。

今日の天気
ちょっと雨がぱらつくろこともあるかもしれません。最低気温は-2〜+3度、最高気温は1〜10度の予想です。(去年の今ごろの最高気温は14〜18度ぐらいだったらしい)

11月22日

どうしても力を分散できない自体となり1週間ニュースをお休みしました。でも、自分でも少し気になってきたので今日は更新します。(これから12月の頭ぐらいまで不定期になる可能性もあります。)
ここ1週間のニュース
20日
▼どうやらジュルチャーン・フェレンツ首相がイラクに行く模様。ボディーガードは50名ほどつくようだが、いついくのかについては国家機密となるらしい。
19日 ▼EU議会の内閣が決定した。ハンガリーのコバーチ氏は、税金や関税関係のポストにつくこととなった。(スターリニストなどと言われ、ハンガリーの野党もかなり攻撃していたが、とりあえずポストにつけたようだ。ただ今後更迭される可能性はある。)
▼現在フォリント高が続いているが、政府としてはフォリント安にしたいようだ、この背景には金利が高い水準となっていることがあるようだ。
18日 ▼国外のハンガリー系住民にハンガリー国籍を出すかどうかの国民投票が5日に行われる。野党は大賛成、社会党は反対のようだ。反対の理由としては予算のことがあるようだが、実際にはハンガリー系住民が選挙権を持つと社会党はかならず負けるということもあると思う。
17日 ▼ハンガリー政府は、イラクに駐留させるNATO軍の訓練に参加する意向を示した模様。(ハンガリー軍そのものは撤退させるが、別の形で軍人を送るようだ。首相は国民の意見に逆らってでも決めなければならないことがあると言っていた。)
16日 ▼イラクにいるハンガリー軍の撤退時期を3ヶ月のばしたいという提案にたいし国会で採決が行われた。賛成191、反対159。これは3分の2の賛成がないと駄目なので、ハンガリー軍は当初の予定通り今年一杯で撤退することとなった。
15日 ▼交通事故多発。ここ4日間だけで21名が死亡した。


20日は雪となったが、ブダペストでは雪上車が出て道をきれいにした。


19日・20日・21日は風が強くハンガリー各地で被害が続出した(屋根が吹き飛んだところもあったようだ。)

空港まで
現在ブダペストの地下鉄3号線をフェリヘジ空港まで延ばそうというアイデアがあるようだ。(5年後をメドにつくりたいらしい)確か西駅からもエアポートエクスプレスを走らせる案があったが・・ブダペスト内は地下を走るって・・・あれはどうなったかなあ。

クリスマス商戦開始
クリスマスに向けて各商店ではクリスマスセールが始まっている。(今日ブダカラースのコラに行ったが、いやああのおもちゃの数には参った。)

今日の天気
量はそれほどでもないようですが、西側では雨、東側では雪がふる可能性があるようです。最低気温は-10〜-2度、最高気温は0〜5度の予想です。(いきなり寒くなりましたよね〜。)

11月12日

多忙のためすこしだけ
▼ハンガリー人の16〜18歳の半分がまったく新聞を読まないとか。
▼あるヴェスプレーム県の小学校で娘に「教師に殴られたと」と聞かされた両親が学校に乗り込み職員室をめちゃくちゃにした。
▼郵便配達人は年金やらなになら現金を運ぶことが多いが、年末まで警察などが彼等の警備にあたることになったようだ。
▼車の強制保険をどこでかけるか選択できるようになったが、どうやら各社の情報がわかりにくいようだ(わざとだと思うけど)
▼ハンガリー各地で輸血できる血がたらず手術が延期という状況になっていたが、この状況はなんとか回避された模様。
▼雲が広がり雨がぱらつくところもありそうです。最低気温は3〜8度、最高気温は10〜15度の予想です
▼100円=172.31フォリント(OTP・11月11日)

11月10日

レート
100円=174.37フォリント(OTP/11月9日)

今日の天気
だんだん天気はよくなるようですが、特に西側では雨やみぞれ、雪がふる恐れもあります。最低気温は0度、最高気温は5〜10度の予想です。


9日、ヴェスプレーム県のバコニでは結構雪が降り、交通に影響が出たらしい。

放火だった
8日ウーイパロタの団地で住宅が1つ爆発し、男性が3回から飛び降りるという出来事があったが、その後の調べでこの男性が自ら自宅を爆破させたことがわかった。(近所からもうとまれる変な人だったらしい)

子供用取調べ室
バヤ警察局は建物内に、子供から事情を聞くときの部屋を設置した。この部屋にはおもちゃなどが並び、子供がリラックスした雰囲気で話ができるようになっている。

スケート場
ブダペストのモスクワ広場の隣りにセーナ広場がある。ここは歴史的には重要なところらしいが、モスクワ広場とあまりにも近いため、交通の面では結構不思議な場所といえる。さて、このセーナ広場にはバスターミナルもあるが、この近くにアイススケートリンクができるらしい。このリンクは春から秋は人工芝の広場になるとか。すごく狭いイメージがあるのでどうなるのか楽しみ。

アウトレットショップ
11日にビアトルバージで、そして15日にはトロクバーリントにアウトレットショップがオープンする。主に衣類を売るのだが、トロクバーリントの店ではコンピュータ関連のものも売られるらしい。(最大で普通の店の70%ぐらい安い値段でものが売られるとか)

もっと必要
これまでもブダペストでは駐車違反車に対しタイヤ止めをはめる措置をとっていたが、これが12月から更に強化される。そのためブダペストはこのタイヤ止めを50〜60新に購入する模様。

11月28日

レート
100円=174フォリント(OTP・11月8日現在)

今日の天気
朝方は雨ですが、その後雨はだんだんと弱まってくるようです。最低気温は1〜8度、最高気温は5〜12度の予想です。

オーバーヒート
7日にブダペストでバスが火事になったニュースを紹介したが、その後の調べでエンジンが燃えたのではなく、単なるオーバーヒートであることがわかった。

兵役制度終了
8日、国会は兵役制度の終了を決定した。(憲法も改正するらしい)

退去
ブダペスト中心にあるデパートに移り住んでいた若者たちは、不動産を所有する会社との話し合いにより退去することとなったようだ。

6フォリント値下げ
10日より、軽油の値段が1リットルあたり6フォリント値下がりとなる。これで軽油の値段は1リットルあたり231フォリントとなる。


ブダペスト付近にいた燃料を積んだ船に穴が空くという事故があった。(浅瀬にのりあげたのが原因のようだ)ただ燃料はもれていないようなのだ。

所得税
来年度の所得税の枠組みが国会で決められた模様。それによると年収150万までは18%、それ以上は38%の所得税をとられるようだ。

ストレス
ハンガリーの労働者の3人に1人は、サイコ・テロに苦しんでいるという。原因は上司が職場の人間関係の問題やを解決できなかったり、部下の仕事を適切に評価しなかったり、部下を信頼しなかったりというのが原因のようだ。心理学者によると、このような状況だと6年で燃え尽き病気になってしまうという。

Pont
日刊紙マジャールヒールラップは結局休刊(廃刊)に追い込まれてしまったが、同紙の新聞記者たちは自分達でつくった合資会社の元、Pontという名前で9日より新聞を発行するようだ。(第1号となる9日は無料で配布されるとか。頑張れ!)

キセル
昨年のハンガリー鉄道やブダペスト市内交通機関、あるいは長距離バスでのキセル乗車による被害額が60億フォリントに達することが明らかになった。(キセルをよくするのは若者とか)

ここでも貧富の差が
最新の国民健康に関するデータによると、ハンガリー人の健康は全体的にはよくなってきているようだが、現在でも特に生活習慣などを改めれば予防が可能な循環器系疾患や癌で亡くなる人が多いとのこと。また、寿命と学歴あるいは収入の相関関係が強く見られるとのこと。

11月8日

ニュースではないですが
▼サッカーの欧州カップ戦で、小野選手が所属するフェイノールドがハンガリーのフェレンツバーロシュと戦いました。フェレンツィバーロシュも頑張って前半は1-0で折り返し、結局同点となりました。
▼6日、在ハンガリー日本国大使館で題12回日本語スピーチコンテストが行われました。私も見に行きましたが、小学生から社会人まで参加し、皆さん面白いスピーチをしていました。
今日の天気
南東部から徐々に雨になっていくようです。ドナウ川西ではみぞれになるかも知れません。最低気温は-1〜+4度、最高気温は3〜8度の予想です。(ええ?先週は20度以上だったのに・・・)

ねぐら
ブダペスト中心街にある、今は閉鎖されているデパート内部に若者たちが住んでいることがわかった。彼等は「自分達は、閉鎖されたこのような不動産がまったく活用されていないことを訴えるために、このような行動を起こしている」と主張している。

どうなる
先日のパプリカパニックで、有害物質が含まれたパプリカが商店の棚などから下ろされたが、倉庫に保管されているこれらのパプリカが今後どのように処理されていくのかについては、まったくわかっていない。(恐らく焼却処理となるのだろう。袋だけ買えて売ったりするのはやめてほしいが)

バス炎上
7日午後、ブダペスト12区で停留所にとまった22番のバスのエンジン部分が火をふき、バスが炎上した。幸い怪我人はなかった。(こうバスの火事が続くと本当に怖い。)

ガス
6日夜、ハンガリー警察庁建物内にいた11名の職員がガスの匂いに気分が悪くなり、外に避難するという出来事があった。ただ、これは事件ではなく、会議室の床にふきつけた、つやだしスラッカーが床から外に出たのが原因ということだ。

11月5日

レート
100円=175.04フォリント(OTP・11月4日)

今日の天気
午後から北西部から雲が広がってきて、ところによっては雨がぱらつくところもあるようです。最低気温は3〜8度、最高気温は11〜16度の予想です。

撤退
ハンガリーイラク駐留軍は早くて来年2月、遅くとも5月末に撤退するようだ。この予算に10億フォリントかかるらしい。

騒音
これまでは法律で扱う騒音は、屋外のものに限ったが、これからは、室内で大音量で音楽を聞いている人なども処罰の対象になる模様。

何をするの?
前首相のメッジェシ氏は、今後「外交大使」なる仕事をするらしいが、いつどこへ行くのかはまだわかっていないとか。

今年も滑れる
今年も12月17日から、国会議事堂前に仮設スケートリンクが設置される予定。

最低賃金
来年の最低賃金を5万7000フォリントとするか、それとも5万7500フォリントにするかで検討中らしい。

免停
ハンガリーでは数年前に道交法に罰則点数制度が取り入れられ18点の罰則点数がたまると免停なのだが、これまでは実際に免停になる人はいなかった。しかし4月からこの制度が厳しくなり、現在10名が免停をくらったという。(免停期間は半年。そして講習などを受けると免許は再発行される。)また1点以上の罰則点数をもらった人も40万人を超えたとか。

効き目あるかな
バーチ・キシュクン県では、車の走行スピードを落とさせるために、ネズミ捕りに使うスピード計測器によくにたものを道に設置することに決めたようだ。(日本にも夜ライトに照らされると、パトカーに見える看板みたいなものが置かれていたりするが、そんなものかな。)

試算
現在、ハンガリー国外で少数民族として存在するハンガリー系住民(確かセルビアモンテネグロ)にハンガリー国籍を与えるかどうか検討が進められているが、単純に「ハンガリー証明書」を持っているこれらの住民がハンガリー国籍を取得した場合、保険証に関する予算だけでも国に1億フォリントの負担がかかることになるらしい。

11月3日

レート
100円=175.83フォリント(OTP/11月2日)

なんとかなりそうか
廃刊の可能性が高かったマジャール・ヒールラプ紙に新たなるスポンサーがつく可能性が出てきた。(記者らが今年一杯無料で記事を書くから会社はスポンサーを探してくれって言っていたけど、もし本当ならよかった。)

偽札
ケストヘイで200ユーロ札や1000フォリント札の偽札が大量に見つかったようで警察は犯人のゆくえを追っている。(商店などからの集金された金から発見されたようだ。質的にはカラーコピーの札であまりよくないようだが、うまく紛れ込ませているようだ。)

渋滞
初等・中等教育機関は今週秋休み。これを利用してブダペストでは4・6番の路面電車が走る線路の交換工事が行われている。(オクトゴンからラージマーニョシ橋までの区間)この区間では、この工事のためかなりの渋滞が予想されている。

何が楽しくて
最近スタートしたCoolTVというチャンネルでは、いろんなところで料理をするという企画があるらしく、この前は公文書発行書で炒め物をしていたが、今度はサーカスの観客席で料理を始めたようだ。結局サーカスの団長に止められたようだが、この企画のどこが面白いのか全然わからない。

波紋
10月31日にテケルという町で、ある64才の男性が役所の前で通行人をナイフで威しているという通報があった。その後、警察官がかけつけガススプレーや威嚇射撃でこれをおさえようとした。しかしきかず、男性が警官に対してもナイフで襲い掛かってきたため、警察がこの男性に向けて発泡、ケガをさせるという事件があった。最初はこの男性は酔っ払っていたと報道されたが、その後、精神障害を持っている人だということがわかったようだ。

バイオ軽油
来年から軽油にトウモロコシからとったエタノールを5%まぜたバイオ軽油を車に入れられるようになる模様。これで一酸化炭素の排出量が20〜30%減少するとか。(これは前政権でのスキャンダル王であった、トルジャーン元農相の夢だったらしい。)

密輸
パプリカパニックの原因は南米からのパプリカ輸入だったが、EUに加盟してから、関税のあり方がかわったこともあり密輸がしやすくなったようで、ある新聞では5月から56のコンテナのバナナや100トン以上の米が密輸されて、1億フォリント程度の被害を国にあたえたと伝えている。(これに関してはある税関職員が手助けをした模様。)

硝酸
2日未明にブダペスト15区にある倉庫が火事になった。60メートルの高さまで上がった火柱、数度にわたる爆発、2000平米まで燃え広がった炎を大変な火事だったようだが、この火事で硝酸も空気中に広がったようで、防災協会は現場近くの人たちに、木になっている果物を食べないこと、外に干していた衣類を再度洗うこと、車も洗うことなどを指示した。

11月2日

週間天気予報
▼今週は週の後半から徐々に寒くなるようです。
▼2日は朝方は霧が残りますが、よい天気となりそうです。最高気温も場所によっては23度まで上がります。
▼3日は南西部で雲が広がり雨がぱらつくかもしれません。最低気温は6〜11度、最高気温は15〜20度の予想です。
▼木曜日と金曜日は、雨はふりませんが曇りがちの日が続きそうです。木曜日は最低気温が5〜10度、最高気温が12〜17度、金曜日は最低気温が3〜8度、最高気温が10〜15度の予想です。

ちょっと・・・
セゲドでは現在、古い墓地をこわし、新しく団地を建設しようとしている模様。

パプリカパニック
粉末パプリカに新たなる有害物質が発見される可能性があるとか。www.antsz.huでは、どの商品が安全かリストが掲示されているので参考にしてください。

冬の鬱
夏時間が終わった。時計を戻すことで国全体で10億フォリントのお金が節約できるらしいが、人々はしばらく軽い時差ぼけ状態が続き、そのため憂鬱になったりしやすいそうだ。(みなさん、ちょっと落ち込んたことがあっても、それは夏時間が終わったせいですよ〜。)

800フォリント
ブダペストは、新しい路上駐車の規則をつくるようで、これによるとブダ城では1時間に800フォリントはらって路上パーキングエリアに駐車することになるらしい。

1日大臣
コバーチ・ラースロー外務大臣はEU議会の大臣(?)となる可能性があるため、10月末で外務大臣を辞めたが、新しい大臣のショモジ・フェレンツは1日は死者の日のため、2日にならないと国会で宣誓ができない。このため外務報道官であるバールショニ・アンドラーシュが1日だけ外務大臣となった。

ガソリン税引き下げ
ガソリンの値段が高くなってきていることから、ガソリン税が1フォリント下がることとなった。これにより1日より、95のガソリンは1リットルあたり253.5フォリント、軽油は240フォリントとなる。

11月2日

先週はインターネットにつなげない環境にいました。今週からはまた(毎日できるかどうかわかりませんが)ニュースを更新します。

ここ1週間のニュース
26日
▼25日ジュルチャーン首相が日本で天皇や小泉首相などと対面。
▼11月3日に最後の兵役が終了する。これに合わせるようにハンガリー各地で10センチの物差しのお化けのようなものが置かれ、毎日1センチずつ切り取られていっている。
▼教育大臣であるマジャール・バーリントは1〜10年生の体育の授業の成績をなくすアイデアを発表。11年生と12年生は進学のために成績が必要なときに成績がもらえるようにするとか。体育教師はこのアイデアに反発している。(そりゃそうだろうなあ。)
▼ハンガリーの癌患者の多くが精神的なサポートがない状態に置かれているらしい。これを防ぐためのテストも開発されているとか。(以前、鬱病の人とどう接するべきかという番組を見たことがあるが、鬱に限らず病気で苦しんでいる人との接し方など、もっともっと知らなければならない。)

27日
▼26日ジュルチャーン首相は日本の財界人と交流を持った模様。(スズキ自動車やデンソー、あるいはサンヨーなどハンガリーに大きな投資を行っている会社の代表と会ったようだ。成果はあるのか。あとハンガリーのニュースで「日本の学校ができる」とニュースが流れる。これは補習校から日本人学校になる話なのだが、事情を知らない義両親から、「首相が行ったら、日本人学校ができることになったぞ。すごいな、うちの孫もそこに行くのか。」と言われる。補習校から日本人学校になることで、逆にうちの娘は通えなくなるんだけど・・・)
▼ブダペストのヴァ‐ツィ通りといえば、観光客のメッカの1つであるが、Streets Across the worldというところの調べによると、世界で29番目に高い通りなのだそうだ。(ちなみに銀座は世界で9番目) 詐欺の疑いで懲役3年の刑を受けた歌手のザラトナイ・シャルロタは人目を避けるように26日の未明に入獄したようだ。入獄中にも芸能活動は続けるらしい。(ちょっとはやせて出てくるかな)

28日
▼政府は粉末状のパプリカに発癌物質などが含まれているとして店頭販売などを禁止し、家にあるものも食べるなと発表。ハンガリー中がパプリカパニックとなった。どうらや昨年、ハンガリーのパプリカ生産があまりうまくいかず、南米から送られてきたパプリカがこれらの粉末パプリカに含まれているとか。尚、実際には1週間に500グラム以上食べた場合にのみ健康に悪い影響が出るようだ。

29日
▼28日の朝、ハンガリーでは皆既月食が見られた。(朝の3時14分に欠け始め、4時23分から5時45分まで皆既月食特有のオレンジの月になったようだ。)
▼ハンガリーでは来年度の予算に合わせて各省庁でのリストラが行われる模様。(合わせて6500名がリストラされるようだ。)
▼来年値上がりする高速料金の値段は、普通の車の場合、4日券が1120フォリント(5〜9月は1460フォリント)10日券が2300フォリント、31日券が3900フォリント、1年券が35000フォリントとなる。

30日
▼ハンガリーの日刊紙の1つであるマジャール・ヒールラップが経営不振のため、このままだと11月6日号を最後に休刊→廃刊となる模様。
▼首相にはいろいろなアドバイザーがいるものだが、ジュルチャーン首相のアドバイザーは全部合わせると54名になるのだそうだ。
▼日本でMTVというとミュージックテレビジョンだろうが、ハンガリーだとマジャールテレビ‐ズィオーつまりハンガリーテレビとなる。この局では現在2つのチャンネルがあるが、(コマーシャルは入るけど)民法ではないため、今ひとつ成績があがらない。(まあ、民法の番組は例えば有罪判決を受けた歌手と契約を結んで特集を組むなど、モラルより商売という面が強すぎるきらいもあるが)そこで、今後教育的な番組を減らすという方向に進んでいる。ただ、一方でニュースを中心とする3つめのチャンネルを立ち上げようともしているようだ。この裏には右よりの思想が入っている「ヒール(ニュース)TV」に対抗したいという理由があるようだ。(MTVは政府に降り回されているからなあ。2002年の時の選挙では、あまりにも片寄った報道の仕方でびっくりしたから・・・)
▼粉末パプリカパニックで、一時はほとんどの商品が店頭から消えていたが、国家市民健康医療サービス(ANTSZ)が、食べても問題のないパプリカ製品のリストを発表した。(例えば、私の大好きなエローシュ・ピシュタは食べてもOKだ。)
▼今日で夏時間終わり。
▼今年ハンガリー人初のF1正ドライバーとなったバウムガルトネル・ジョルト選手によると、今のところ、ミナルディ・ジョーダン・ジャガーというチームと来年に向けての交渉を行う可能性があるようだ。(今年は最も弱いミナルディで1ポイントはあげたが、ミナルディで強い存在感をしめして上にあがっていった、ウェーバーとかアロンソといった選手に比べると存在感は薄かった。本人は来年は正ドライバーになれなければテストドライバーでもいいと言っているようだ。)

31日/1日
▼11月1日は日本でいうとお盆の日で祝日。この日の前後はお墓参りにむかう人でいっぱいだが、今年一番売れている花は菊で1本300フォリント。またろうそくたては200フォリントとか。(この時期は値段も高くなる。)また墓地への公共交通機関も本数を増やしている。一方で、お墓などから花輪を盗み、それを売ってお金にするやからもいる。
▼ブダペストの動物園でスリカータなる動物(日本名がわかりません)にハロウィンのかぼちゃがプレゼントされた。この動物は特に動物園での生活が苦痛なようで、動物園側もいろいろなイベントを考えては彼等が暇つぶしができるような工夫をしているようだ。
▼ハンガリーの現外務大臣であるコバーチ・ラースローは、党首の座をおり、外務大臣の座も近々おりる予定で、そのかわりにEU議会でエネルギー大臣となるはずだった。しかし、EU議会の中で右側の勢力が強くなり、彼も大臣の座につけない可能性がでてきた。