ニュース
1月31日

今日の天気
各地で雨や雪が降るでしょう。最低気温は−4〜+1度、最高気温は−1〜+4度の予想です。

タクシーに御用心
消費者保護管理局は2000年にタクシーに関する調査を行い、「タクシー代を統一することが消費者からの苦情を減らす最も有効な方法である」と発表した。報告書によると消費者保護管理局は2000年に567台のタクシーを調査し、117件の違反を発見した。違反の種類には@近い場所に行く時、基本料金の他に最低運賃を請求する。Aタクシーに張ってある料金表は誤解をまねきやすく、深夜料金などの設定などを運転手が勝手に行ってしまう。Bレシートを渡さない、などがあったようで、また外国人旅行者からは「ボる」「わざと遠回りをする」などの苦情も来たようだ。

告訴
昨年の今ごろはティサ川のシアン汚染が大きな問題となったが、ハンガリー政府は2月に、この汚染を引き起こしたとされるルーマニアの「アルル」という会社に対する訴えを起こす予定でいるようだ。

ペットに関する条例
ブダペスト22区ではペットに関する条例が発令となった。主なものとしては、@犬は3匹までしか飼えない。A犬を散歩させる時の綱は3メートルより長くてはいけない。B噛み付く恐れのある犬の場合は散歩をさせる時口輪をつける。などがある。

地下鉄で人身事故
30日の午後4時15分ごろ、ブダペスト地下鉄3号線のカールビン広場駅で人身事故が発生し、代りにバスが走った。(噂によれば飛び込み自殺だという。ちなみにこのカルビン広場は私の職場があるところ。昔、4番の路面電車が人をはねた現場を見たことがあるが、本当に悲惨な光景であった。交通機関を利用される方はくれぐれも気をつけてください)

ヘリコプター事故
30日の午後、フェリヘジ空港1でヘリコプターのプロペラが門にぶつかるという事故が発生した。この事故でプロペラの1枚がもぎとれ、このもげたプロペラにより、空港に置いてあった2台の車が壊れるという被害は出たものの、幸いケガ人などはなかったようだ。

プライバシー保護
いよいよ2月1日より国勢調査が始まるが、中央統計局の局長が30日の記者会見で今回の国勢調査では、「国民のプライバシーを守るため「氏名」の他に「住所」も書かなくてもよいことにした。」と述べた。

薬の値段
保健大臣が30日のインタビューで「今年上半期については保険の対象となる薬については値段はあがらないようだが、その他の薬については3月1日に新しい価格表が発表されることになると」述べた。尚、保険の対象とならない薬の値上幅は9〜12%の予定。

その他のニュース
▼ハンガリーの救助隊は地震で多くの人が生き埋めとなっているインドで50〜60代の男性を瓦礫の下から救出。▼独立小地主党の党首であるトルジャーン・ヨージェフとその妻で女優のチェ・マーリアに対し国税局が1998年度の資産公開の中で虚偽の記述があるとして検察に対し調査を依頼。

1月30日

独立小地主党ニュース
▼日刊紙「ネープサバ」によると党首トルジャーン・ヨージェフの息子アッティラが「党首である父親に話を通してもらえるように」と300万フォリントを受け取っていたらしい。この時の模様はカセットテープに録音されているらしくこのカセットはすでに検事のところに送られたようだ。(尚、党首はこの記事に対し、法的措置をとるつもりであることを発表している。(尚30日付けのネープサバには、このテープの内容が記載されるらしい。)▼先日、反党首の姿勢を貫いた5名が離党したが、ここに来てあらたに1名が離党した。元副党首で現在は無所属のレアーニ・ジョルト氏は「まだまだ離党者が出る可能性がある」と述べた。

レート
100円=244.03フォリント(1月29日、午前7時39分現在)

今日の天気
一日中曇りで雨が降るところもあります。(西部と北部では雪になるところもあるそうです。)最低気温は0〜5度、最高気温は西北部で1度、東南部で7度の予想です。

世界チャンピオン誕生
27日、ドイツにてWBOの世界タイトルマッチに挑戦した、ココーことコヴァーチ・イシュトバーンは最終12ラウンドにKO勝ちをおさめ、世界チャンピオンとなった。(テレビで見ていたが、最初は攻撃しているのは相手ばかりで、ココはダンスをするばかり。「なんやこいつは〜。ダンスせんとボクシングせい!」とイライラがつのる。中盤に入り、徐々にココも調子を取り戻してはきたが、ポイントを稼ぐ当てるだけのパンチが続き、アグレッシブな相手に比べどうしてもインパクトがない。「ボクサーなら撃て!撃たんかい!」と益々イライラが募る。ただ相手がローブローで何度も減点をくらい、あせりが出てか大振りになってきてココーのパンチも顔面にヒットするようになる。そして11ラウンドには遂にダウンを奪う。「おお!でも最終ラウンドは無理をせんと、無難にこなすんやろうな」と思っていたらなんと最終12ラウンドでKO勝ち!「やるやないけ〜。すごいぞココー!」と最初のイライラはどこかへ吹っ飛ぶ。ちなみに、次の試合はウクライナ人とアメリカ人の試合だったが、「さあ見よか。」と座った途端にKOで試合が終わってしまった。そんなに派手なパンチでもなかったし「なんやこれ金返せ!」といった感じであった。)

公正取引委員会
公正取引委員会は以下の商品を「事故の危険性」があるとして小売店に対し、販売停止を通達した。対象となる商品は以下の通り
GTM-068(CM-961)コーヒーメーカー
O.K.RCY-IIC1200ヘアドライヤー

一緒にはできない
28日、TV2で青年民主同盟党首クベール・ラースローと社会党党首のコヴァーチ・ラースローが対談を行ったが、両党が連立政権を組む可能性はないということで意見が一致していた。

更に人口減少
中央統計局の調べによると、昨年の11月と一昨年の11月の人口を比べたところ、1年で3万4000名人口が減少していることがわかった。(2000年11月末の時点でハンガリーの人口は1005万1000名となった)

1月26日

レート
100円=243.74フォリント(OTP・1月25日、午前10時25分現在)

今日の天気
雲が広がり、雨やみぞれがふるところも多いでしょう。最低気温は0〜5度、最高気温は6〜11度の予想です。(しかし東北地方は3度ぐらいまでしか上がらないそうです)

ハンガリー人の金遣い
ハンガリー人の3分の2は、収入をほとんど使ってしまうらしく、収入のいくらかをきちんと貯蓄にまわしている人は全体の4分の1しかいないとこがGfk市場調査機関の調べによって明らかになった。

エネルギー消費量減る
エネルギー中央調査局の発表によると、2000年におけるハンガリーの総エネルギー消費量は1999年に比べ0.4%減少したらしい。これは1999年に比べ2000年は10月は2度、11月は4.5度、12月は1.5度(平均で)気温が高かったことが原因のようだ。

インフルエンザ情報
ショモジ県、トルナイ県に続きバラニャイ県でもインフルエンザ(のような病気)が原因で2つの学校が閉鎖となった。ただまだ国全体での流行とはなっていないようだ。(どんどん西に移動しているようなので皆さんも健康には気をつけて下さい。)

養育補助金
ハンガリーでは子供が生まれてから2年間、国からお金がもらえるシステムになっている。(本当は産休手当て、出産手当てなどももらえ、養育補助金にもいろいろ種類があるのだが、ここで紹介すると大変なことになるので省略する)これは給料の70%が保障されるが、最低賃金の2倍を越えることはなく、去年の段階では最高支給額が5万1000フォリントであった。今年は最低賃金が4万フォリントに上がったため、養育保証金も上限が8万フォリントとなったが、来年については上限が最低賃金(来年の予想最低賃金は5万フォリント)の2倍ではなく、8万3000フォリントになるとのことだ。(このシステムは日本人には羨ましいシステムではないだろうか。)

ブダペストで現金輸送車襲われる
24日の深夜ブダペストの14区(シュテファーニア通り)のガソリンスタンドに現金輸送車が入ったところ一人の男性が車に近づき銃をちらつかせながら中に乗っていた職員を降ろして、車に乗り込んで逃走するという事件が発生した。その後輸送車自体は犯行現場からさほど遠くないところで発見されたが、現金はすでに無くなっていた。警察は現在捜査を進めている。

その他のニュース
▼元独立小地主党の議員で収賄の疑いで身柄を拘束されたセーケイ・ゾルターン氏は3月15日まで拘留期間が更に延長となった。▼24日の深夜、ミシュコルツで年金で生活している1人暮らしの男性宅に強盗が押し入り、この男性も殺されるという事件が発生した。犯人は更に住宅に放火をして逃走している。

1月25日

レート
100円=241.36フォリント(OTP・1月24日、午前7時36分現在)

今日の天気
今日は雨がふるところが多そうです。最低気温は−1〜+4度、最高気温は5〜10度の予想です。

電話代
政府は電話を含む通信費の値上は6%ぐらいに抑えたいと発表していたが、ハンガリー電話会社であるMATAVは値上がりは3.8%ほどに抑えるようだ。尚、2月1日からハンガリーの電話料金は以下のように変更となる
時間区分:これまでは3つの時間帯に分け電話料金を設定してきたが、それが07時-18時と18時-07時の2つの時間区分となる。土日や祝日は18時-07時と同じ料金設定となる。
接続料:これまでの7.5フォリントから4.75フォリントに値下げ。
市内通話料:07時-18時は1分間9フォリント。18時-07時はちょっと値上して1分間4.75フォリント
インターネット:インターネット用の06-51で始まる電話番号については、07時-18時は1分間7.5フォリント、18時-07時は3.75フォリント。(またこの番号の場合接続料もなくなる)
ミンデンキネット(ハンガリー版テレホーダイ):7月までは現状維持(ただし3月にインターネット利用者用の新サービスも開始される予定)
長距離電話:07時-18時は1分あたり3.75フォリント安くなって30フォリント。18時-07時は1分あたり15フォリントとなる
基本料金:個人が2267.5フォリントから2885フォリントへ値上がり、また会社の場合3050フォリントから3875フォリントへと値上がり。

インフルエンザ
ショモジ県に続き、トルナ県でもインフルエンザが流行し火曜・水曜と閉鎖する学校が出た。

連立に問題無し
オルバーン・ビクトル首相はラジオのインタビューに答え「独立小地主党の問題は党内の問題であり、また離党した5人も無所属ながら連立与党を指示してくれていると信じているので連立与党に問題はない。」と発言した。

母親失格?
先日、家で飼っていた犬が双子の赤ちゃんをかみ殺してしまった事件を紹介したが、警察はこの犬の飼い主で亡くなった双子の赤ちゃんの母親に対し「不注意による殺人」の疑いで起訴した。

またも発見
先日、セーケシュヘフェールヴァールで皮をはがれた犬が40匹発見されたが、24日その現場から1キロ半のところで新たに27匹の犬が皮を剥がされた状態で袋につめられているのが近くに住む住民によって発見された。(まったく同じ手口でプロの仕業ということだ)

独立小地主党
独立小地主党はノーグラード県支部の支部長代理をポストから降ろした。降ろされた本人は「自分から降りた」と言っているが、支部長は「彼は反党首の動きをしたのでポストから降ろされた。」と述べた。

その他のニュース
▼オルバーン首相とホルン前首相が会談。▼国会議員資産公開委員会の会合が開かれたが、社会党、自由民主連合、ハンガリー民主フォーラムは参加せず。▼14日にシゲトハロムで銃を発射した男性が殺人未遂の疑いで逮捕される。▼古い話題だが、近々マーチャーシュ協会が有料になる。

1月24日

レート
100円=244.14フォリント(OTP・1月23日、午前10時4分現在)

今日の天気
雲が多い1日で雨が降るところもあるでしょう。最低気温は−3〜+2度の予想です。(今日は雪が降ったけど、とけちゃうそうです。残念)

オリンピック協会・人員募集
ハンガリーオリンピック協会は新しい本部とその本部を指揮する人物を探しているようだ。シュミット・パール会長によると「ソウル・オリンピックで金メダルをとった人の中から決めたい」とのことだ。(ただ大学を出ていて最低英語が話せ、コンピュータができる人という条件もついていたが・・・)(

インターネットをもっと安く
日本でも「IT!」と声高に叫ばれているようだが、自由民主連合党首のデムスキー・ガーボルは「ハンガリーではインターネットをする時に金がかかりすぎる。だから自宅でインターネットをする人が増えるよう、もっと安くしなければならない。」とハンガリー国営通信社に意見を述べた。(これは、電話代が今年も6%ほど高くなるというニュースに答えての話だと思われる。確かにハンガリーの電話代は高いからなあ。テレフォンカードを使う人はいつお金が減るかよく見ていてほしい。相手につながっていなくても呼び出し音がなった瞬間にもう金が20フォリント減っているのだ。)

インフルエンザ流行
ショモジ県ではここのところインフルエンザが流行し、いくつもの小学校が閉鎖となっている。(22日に11校、23日にも新たに3校が閉鎖。)このインフルエンザはかかっても長引かないそうなのだが、これからまわりの県に広がって行くおそれもあるので十分な注意が必要だ。

ネーメト・ミクローシュ
元総理大臣であるネーメト・ミクローシュ氏は次期社会党党首への期待がかけられていたが、どうやら党の指導者にはならないようだ。(現党首のコヴァーチ・ラースローが発表。ちなみにネーメト・ミクローシュは体制転換後、ずっとロンドンの銀行で働いていたのだが数年前ハンガリーに戻ってきていた)

懲役19年
1998年11月7日にブダイ・チャバという男性がブダペストの雑貨屋で盗みをしようとしたが、女性の店員にとがめられたためこの女性を殴り殺すという事件が発生した。23日にこの事件の判決が言い渡され、ブダイ・ラースローは懲役19年の刑となった。(ハンガリーには死刑がない)

回復の方向に向かっている
先週15才の少年が髄膜炎の疑いで入院したものの、容態がよくならないというニュースをお伝えしたが、23日になって容態は回復の方向に向かいだした。(現在は人工呼吸器も外され、あと数日で集中治療室からも出られるようだ)

雪の影響はなし
23日にはハンガリー各地で雪となったが、ブダペストではこの雪の影響はさほどでないと予想している。(ただ朝方は道がスリップしやすいので十分に気をつけてください。)

その他のニュース
▼ザンボー・ジミーのファン(女子高生)が後追い自殺。▼オルバーン首相スウェーデンへ。スウェーデン首相もハンガリーのEU入りを応援すると述べる。

1月23日

レート
100円=241.98フォリント(OTP・1月22日、午前7時41分現在)

大当たり
毎週日曜日に当たり番号が分かる「6ロットー」で今週もすべての番号を当てた人が出た。(しかも1人だけ)賞金は4700万フォリント。(この前当たってからまだ時期がたっていないので賞金は少なかった。ちなみに私は6つのうち1つもあたらず賞金0フォリント!!!)

軽油がガソリンより安くなる
昨年末にどんどん値段が下がっていったガソリン代であるが、24日より1リットルあたり5フォリント値上がりとなる。しかし軽油は逆に3フォリント値下がりとなるので、これまでの「軽油よりガソリンの方が安い」という現象に終止符が打たれることになった。(95のガソリンは1リットルあたり222.50フォリント、98のガソリンは231.50フォリント、軽油は216.75フォリント)ガソリンは23日中に満タンにしておこう!

元校長に禁固7年の刑
1996年9月から2年間に渡り11才の男の子に性的いたずらを繰り返していた小学校の校長(男性)がブダペスト裁判所から懲役7年の刑を言い渡された。

ハンガリー航空欠航
ハンガリー航空は21日に続き22日も午前11時50分発ニューヨーク行きの便を欠航した。これは同便で飛ばす予定であったボーイング767型の部品が壊れたものの、新しい部品が届かないためで、月曜日に同便に搭乗予定であった73名は西ヨーロッパ軽油でニューヨークへ向かった。

5000万フォリント以上の被害額
月曜日の早朝ブダペスト近郊の町エルチを走る国道6号線で現金輸送車が襲われ5000万フォリント以上が盗まれるという事件が発生した。(概要:警察に似た格好をした男が現金輸送車に止まるように合図→警察だと思った現金輸送車の運転手はこれに従う→近くに駐車していたオペルから2名が飛び降り、運転手に銃をつきつけ車から降ろし、スポーツバッグに金をつめこむように要求→運転手や助手を荷台に閉じ込め犯人は逃走。→逃走に利用した白いオペルにはパトカーと同じ青ランプがつけられていたという)

独立小地主党情報
今日独立小地主党は会議を行い、党首降ろしの署名集めを行ったチューチ・ラースローを除名となった。これにともない行動を共にすると約束していた別の4名も離党した。この5名は無所属の国会議員として活動を続けて行く予定。(会議では、チューチ・ラースローには意見も言わせずあっといまの決定となったらしい。また党首は「党から消えろ!」とどなったか。また今回除名、離党となった5名には「議席を党に返せ!」とも主張している。これだけ人権無視発言を繰り返しているトルジャーン・ヨージェフがなぜ党首に君臨し続けることができるのか不思議だ・・・)

その他のニュース
▼BKV(ブダペスト交通会社)の賃上げ交渉終了。インフレに合わせて給与が上がる仕組みになっているようだ。▼現在、パンの値段をいつ、どのぐらい値上するかの交渉が進んでいるようだが、ハンガリーパン生産協会会長は、16〜20%パンの値段を上げないとパン生産工場はやっていけないと発表した。

1月22日

レート
100=237.65フォリント(OTP・1月19日、午前8時35分現在)

今日の天気
雲の多い1日となりそうで雪が降るところもあるでしょう。最低気温は−7〜−2度、最高気温は−1〜+4度の予想です。

ティサも泳いだ
先日ドナウ川を泳いで渡ったチェウネツキ・アッティラとシュリラ・ジェルジュは1月20日ソルノクで今度はティサ川を泳いで渡ることに成功(今度は往復泳いだが、距離にして800メートル。泳いだ時間は11分であった。ちなみに水温は1度)

独立小地党情報
▼国際農業発表会が開かれたベルリンに行っていた党首トルジャーン・ヨージェフは「ハンガリーの農業発展は素晴らしいと評価を受けた」と満足げであった。▼独立小地主党は月曜日に要職についている議員を集めて会議を開き、党首に反旗をひるがえした元要職についていた4名の処分について話し合うことになっている。党首自身はこの4名を「ギャング」と呼び、党のお陰で国会議員になっているのだから、嫌なら国会議員をやめて議席を党に返すべきと述べている。(4名は「議席を返す義務はない」とこの発言に反発している。)▼ここからはニュースではなく感想です・・・テレビで先日空港で行われたインタビューの模様が行われていたが、記者団の質問に対し別の話を始めたトルジャーン氏に「それは質問とは違う話では」と更に質問したところ。「人は皆、考えていることが違うんだ。これが俺の考える質問に対する答えなんだ。馬鹿なこと言うな。!」と答えていた。ラジオのインタビューでもいつも自分の自慢話ばかりだし、なぜこの問題が党の問題としてもっと大きく発展しないのか非常に疑問である。21日のテレビ番組で「独立小地主党は次の選挙で与党に入れるか」という質問をしたところ、4万人以上の人が答え86%の人が「入れない」と答えていたし、今の党首にしがみつくのではなく、党として本当にどうすべきかもうちょっと考えたほうがよいのでは・・・とつい考えてしまう。(こんな自分のこともきっとトルジャーン氏は「マスコミに躍らされている馬鹿な奴」と思うのだろう。・・・

情報公開社会
GFK市場調査団体の調査によると、ハンガリーでは人々がより社会に関する情報に詳しくなってきているそうだ。

新しい航空会社?
アトラント・ハンガリー航空はロシアから旅客機を借りて、チャーター便を飛ばすことを計画しているが、もうすぐ許可が降りるとのこと。同社はこれまで貨物便や訓練用に飛行機を飛ばしていたが、今後はギリシャ・スペイン・イスラエルなどにハンガリー人観光客を運ぶことになりそうだ。

空気銃撃って感電
ハンガリーの東部にあるサボーチ県のある森で、ある男性が不法に猟を行っていたが、電線にとまっていたキジを撃った時、電流が弾の通った跡を流れ男性を直撃、男性は皮膚の70%を火傷し病院で手当てを受けている。(こんな珍しいことが起るとは、天罰が下ったとしか思えない。キジが電線にとまっていることなど普通はありえないらしいし・・・)尚、警察は不法に猟を行ったこの男性を取り調べる予定でいるようだ。

ザンボージミー葬儀
ハンガリーのスター歌手であるザンボー・ジミーの葬儀は20日、無事ブダペストのチェペルで行われた。(ずっとテレビ中継をしていた。その後の特集で、遺族が花輪を注文したら100万フォリント請求されたとか、いろいキナ臭い話もやっていた。)

MIEP怒る
ハンガリー正義と人生党はハンガリーにおけるユダヤ人虐殺を指揮したバールドシ・ラースロー総理1946年に死刑となった裁判の再審を求めていたが、これに対しユダヤ教会と社会党が批判したことに関して「再審が可能かどうかは裁判所が決めること。結果が出る前に圧力をかけるのは非常識」と怒りを表わした。(尚、バールドーシ・ラースローは「ユダヤ人やハンガリー人と結婚してはいけない」という法律を公布したことでも悪名高い。この法律は「ユダヤ教徒はハンガリーの知的階級の20%を占めてはいけない。」「ユダヤ人はハンガリーの知的階級の6%を占めてはいけない」という第1、第2の対ユダヤ法につぐ第3の対ユダヤ法とも言われている。)

その他のニュース
▼20日の未明ブダペスト19区でタクシーと乗用車が衝突する事故が発生。この事故によりタクシーに乗っていた2名の乗客が死亡し、1人が重傷、4人が軽傷を負った。▼ブダペスト10区で20日の午前、質屋に3人が押し入り現金や貴金属を奪って逃げるという事件が発生した。(ハンガリーの質屋は日本の質屋とはイメージがちょっと違い、置いてあるものはほとんど貴金属)▼木曜日に髄膜炎で病院に運ばれた5才の女の子と15才の男の子のニュースを先日お伝えしたが、15才の男の子の容態は現在も思わしくなく人工呼吸器をつけたままとなっている。▼21日の午前、キシュクンフェールエジハーザの近くの踏切りで、カミオントラックと列車が衝突するという事故が発生。5名がケガを負った。▼西ハンガリーのヴァクという町で水道水に異物が混入。大人には健康への影響がないものの、3才以下の子供には危険ということで、パーパという町から水を運んでもらっているとのことだ。

1月20日

ザンボー・ジミーに数千人がお別れ
1月2日に急死したザンボー・ジミーの葬儀は20日に行われるが、19日にも数千人のファンがザンボー・ジミーの棺が置かれているチェペルの教会を訪れスターと別れを告げていた。(尚、20日の葬儀には少なくとも6〜7万人の人が訪れると予想されている。またこれにともないチェペルに向かう緑の通勤列車ヘーブもいつもの4両編成から6両編成となるようだ)

独立小地主党情報
▼19日の午前、党首が帰国した独立小地主党は地方開発・農業省にて各要職についているメンバーが集まり会議を行った。ただこの会議では党首はここ2週間の反党首運動については発言をしなかったらしい。▼南米から帰国した党首が反党首グループに関して「1人離党させたい者がいる」ことをにおわせたことにたいし、同グループは「例えこの中から1人が離党させられることとなった場合には、グループすべてが離党し無所属として国会議員をやっていこう」と協力体制をとることを決定した。▼ハンガリー民主フォーラム党党首のダービド・イボヤは「独立小地主党の内部で、党首降ろしの署名集めが行われていることや、党規約を変えようとしていることは、あくまでも党内部の問題と言えるが、同党の党首が大臣を勤める地方開発・農業省の不透明な金の使い方などは党内部の問題ではなく、政府の信用を落とす原因にもなっているため、早急な調査が必要である。」と述べた。▼党首トルジャーン・ヨージェフは南米から戻ってきたのもつかの間、今日の午後ベルリンに向け出発した。尚、空港でのインタビューに対し「党運営には何も問題はない。騒いでいる人達は議員をやめるべきた。ポストが空いてポストに関する人事はもう終わらせた。」などと答えていた。

人権に注意
今年2月から国勢調査が始まるが、データ保護管理委員会は中央統計局と個人のプライバシーが外にもれることによる人権侵害を防ぐための話し合いを行った。(国勢調査には「民族」「母語」「宗教」などに関する質問項目もあるが、これらの回答からその人物が割り出せるようなことを避けるようにするらしい。)

合法地帯について再度話し合い
なかなか落とし所が見つからない売春合法地帯についての話し合いだが、ブダペスト市議会は2月に再度この問題について話し合うことを決定した。

髄膜炎
18日にバシュ県のシャールバールの近くで5才の女の子と15才の少年が髄膜炎でソンバトヘイの病院に入院したが19日になって容態はだいぶ良くなったようだ。

ブダペストで銀行強盗
ブダペストのケレペシ通りにあるCIB銀行出張所で19日の午前、銃を持った2人組が押し入り、1100万フォリントを奪って逃げるという事件が発生した。(警察の調べによると、当時店内には6名の行員と2名の客がいたが、犯人は銃と思われる武器をちらつかせ行員達をうつぶせにさせ、警備員の銃を奪い1人の行員に金を出させて、それを持って逃走したということだ)

今日の天気
雲が多い1日となりそうですが、お日様が出たり、逆にちょっと霧が発生したりするところもあるでしょう。最低気温は−8〜−3度、最高気温は0〜+5度の予想です。

ミシュコルツ救助隊
ミシュコルツ救助隊はエルサルバドルから10キロほど離れた村に到着。この村は地震によって完全に瓦礫の山となってしまっているが1人でも多くの人が救助できるよう懸命な活動を行っている。(報告によると瓦礫の下には40名が埋まっているらしい)

1月19日

レート
100円=236.33フォリント(OTP・1月18日、午前10時1分現在)

今日の天気
西側では曇り、東側ではお日様が差すようです。最低気温は−8〜−3度、最高気温は0度の予想です。

ハンガリー鉄道今年は穏やかに
昨年は長期ストライキに突入し大変な騒ぎとなったハンガリー鉄道だが、その時に「今後3年間はストをしない」条件で労働者側が賃上げを勝ち取った。そのせいもあって今年の賃上げはスムーズに行われ、2月7日から皆昇給するようだ。(平均で8%ほどの賃上げとなる。)

ブダペストは安い
ロンドン経済インテリジェンスユニットが133の世界と都市を調べたところによるとと、世界で最も「高い」都市は東京と大阪なのだそうだ。そして世界で3番目に高いところはユーゴのベオグラードとか。ちなみにハンガリーの王者ブダペストはヨーロッパでは最も安く、世界でも最も安い国ベスト10に入るのだそうだ。(そんなブダペストでもなんでも高いと感じてしまう俺って・・・。ここで簡単ハンガリー語講座。ハンガリー語で高いは「ドラーガ」だが、その後に名前をつけると「我が愛する・・・」の意味になる。職場で使ってみよう!でも誤解されるかな。)

雪だるま
ブダペストにあるセンメルワイス医学大学では借金が雪だるま式に増えてその額は17億フォリントにまで達しているとのこと。(まあ借金がある大学や学部は珍しくないのだけれど・・・私が勤めている学部でもスポンサー募集中です。)

生活は楽になったか
中央統計局の発表によると昨年1月から11月までにフルタイム・ワーカーの税込給与額は13.2%、税を抜くと11.1%伸びたそうだ。これにインフレ%を引くと、実際の収入は1.2%増えたということになるらしい。

身元確認
先日、ティサ川で男性の遺体が発見されたことをお伝えしたが、その後の警察の調べにより昨年8月2日から行方不明になっていた20才の男性であることがわかった。(5か月以上も水の中に沈んでいたことになる・・・)

2度と繰り返してはいけない
ブダペストのジナゴーグで、ゲットーからの解放56周年の記念式典が行われマードル・フェレンツ大統領も参加した。(第2次世界大戦中にゲットーで殺されたハンガリーのユダヤ人は60万人にも達した。)尚、先日ハンガリー人生・正義党の党首が(ハンガリーのユダヤ人虐殺を指揮した)バールドッシ・ラースローの裁判のやり直しを求めたが(1946年の裁判で死刑となった)これに対しハンガリーユダヤ教教会は強く反発している。

フェリヘジ空港で訓練
18日、フェリヘジ空港で100名以上が参加し、緊急着陸の際の空港の対応についての訓練が行われた。

人体に影響なし
16日にブダペスト9区のケーン通りで工場から塩酸が外気にもれるという事故が発生したのだが、悪臭の他には人体に影響はなかったと調査チームが発表した。

独立小地主党
▼1994年の選挙の時、ある男性が「トルジャーン・ヨージェフに『1000万フォリントを払ってくれれば国会議員の議席を4つ確保する』と言われ、それを払って国会議員となった」と発言。テレビ局のニュースによれば、支払った額は1000万ではなくて5000万フォリントとか。▼今揺れに揺れている独立小地主党の他に、実は「小地主協会党」「歴史的独立小地主党」「1930−2000小地主党」なる党も存在しているのだが、18日これら3党が結束し、新たに「小地主党」として出発することとなった。同党は独立小地主党に対し党首降ろしを呼びかけ、それが成功したら2002年の選挙では一緒に戦うことを目指している。ただ独立小地主党が党首降ろしに失敗した場合は独自に2002年の選挙を戦っていくとのことだ。▼党首トルジャーン・ヨージェルが南米訪問を終え、ハンガリーに帰国した。(これからが見物だ)

1月18日

今日の天気
今日も雲が多い1日となりそうです。(雪がちらつくところもありそうです)最低気温は−8〜−3度、最高気温は0度の予想です。

サッカー世界ランキング
国際サッカー協会(FIFA)は最新世界ランキングを発表。ハンガリーは48位となった。(前回より1位後ろに下がった)尚、ワールドカップ予選であたる各国のランキングは、イタリア4位、ルーマニア13位、グルージア66位、リトアニア85位。

全豪テニス
全豪テニス選手権にはハンガリー選手も出場しているが、女子単ではマロシ・カタリン選手がヒンギス選手に、そしてクティ・キシュ・リタ選手はクロニコワ選手に敗れすでに姿を消している。

インフレ
ハンガリーの2000年におけるインフレ率は結局9.7%、99年は10%であったから、最初の気合の割には大した変化はなかった。(原油価格の高騰が原因らしいが、今年はどうなることか・・・)

ユネスコ
ハンガリーの国連大使であるヨオー・ルドルフがユネスコの要職についた。ルドルフは現在55才で昨年より国連大使をつとめていた。

ザンボー・ジミー葬儀
今週末にスター歌手であったザンボー・ジミーの葬儀がとり行われるが、警察では6〜7万人が集まると予想している。またハンガリー鉄道はこの葬儀を見にくるため5万人が地方から鉄道に乗ってブダペストに来ると予想している。(テレビ局RTL−KLUBでも中継するようだ。大きな葬儀と言えば、以前体制転換後、最初の首相となったアンタール・ヨージェフの葬儀の列を見た記憶がある。この時ちょうど用事があって日本に電話したのだが、同じ日に日本の元首相の田中角栄氏の葬儀があったと聞きびっくりした。)

猛犬注意
ブダペスト21区のチェペルの住宅で犬が双子の赤ちゃんを襲い、この赤ちゃんが2人とも死亡するという事件が発生した。これでここ数年犬に襲われて死亡した人の数は13になった。(専門家の話では、今回の事件を引き起こしたmalamutという犬は本来獰猛ではないが、自分より小さいものは獲物だと思ってしまうことがあるということだ)

14才逮捕
セゲドで路上で麻薬を売っている若い男性を警察が発見。その場で逮捕となったが、その後の調べで14才であることがわかった。

国政に影響なし
ここのところ揺れが続く独立小地主党であるが、オルバーン・ビクトル首相はハンガリーテレビ第1の番組の中で「同党の騒ぎは党内の問題であり、国政には影響を及ぼしていないし、これからもそうならないことを祈る。」と述べた。また先程独立小地主党の副党首を辞めたレアーニ・ジョルト氏と2人きりで会談を行ったことについても「バルカン症候群について聞いただけ」と主張している。(ただ社会党系の新聞では「首相は連立を組む際に独立小地主党に借りがあるので何も言えないだけ」とバッサリ切り捨てられている。)

その他
▼ハンガリーサッカー協会が誕生100年を祝い、いろいろなプログラムが行われる模様。▼ミシュコルツ救助隊がエルサルバドルに到着。▼ブダの王宮内にあるセーチェーニ図書館で新しいコンピュータシステムが導入(本当にあそこのコンピュータシステムはひどかったからなあ)

1月17日

レート
100円=237.31フォリント(OTP・1月16日、午前11時22分現在)

今日の天気
昨日に比べて雲は少なくなるようですが、雪がちらつくところがありそうです。最低気温は−9〜−4度、最高気温は0度の予想です。

サッカーファンには朗報
ハンガリーサッカー協会は、2002年、あるいは2003年のUEFAカップ選手権(ヨーロッパ各国のカップ戦勝者が集まっておこなうカップ戦)の決勝戦の場として立候補することを発表した。(もしこれが受け入れられれば、会場はネープシュターディオンとなるようだ。ハンガリーチームが決勝に残れるとは思わないが、質の高いサッカーが見られるのはよいことだと思う。)

狂牛病はない!
農業・地方開発省はハンガリーにはこれまで狂牛病の牛が確認されておらず、今後も出ないだろうと主張。(余談だが、狂牛病をハンガリー語で「ケルゲ・マルハ・コール」という。コールというのは病のことで「コール・ハーズ(病の家)」で病院となる。また、「マルハ」は馬鹿の意味でも使うが、マを強く発音しないとハンガリー人には理解できないだろう。「良い」の意味のヨーをつけて、マルハ・ヨーなどという言い方もある。ちょっと下品だが、ハンガリー人に言ってみると皆びっくりするだろう。)

新しいお札登場
ハンガリー国立銀行は2月1日より新しい500フォリントが市場に流れると発表した。ただし旧500フォリント札もそのまま使えるそうだ。(これと派別に2月1日から2万フォリント札も新しく発行されるそうだ)

内務省で新しいホームページ
内務省では新しく英語の「EUホームページ」というのを開設するらしい。EU加盟に向けてのハンガリーの成長をアピールするもののようだ。(www.kum.hu/euint/index.html)

ハンガリー航空ローマ便欠航
ハンガリー航空は、16日の午後1時発のローマ便を欠航とした。これはイタリアの空港の管制塔ストが原因。

すでに300件の情報
昨日のこの欄でイギリスからとりいれた警察情報収集テレフォンだが、早くも初日で300件の情報が入ったようだ。

売春合法地域
売春合法地域については去年かなり議論されたが、最近になって内務省がそれを決定するような方向に進んでいた。しかしこれは自治体の意志を無視することになると大統領が関係書類へのサインを拒否し、結局憲法違反となったようだ。(こう議論している間にも売春婦たちは仕事を続けている。)

ザンボー・ジミー続報
ザンボー・ジミーの検死の報告書ができあがったが、そこにも死亡原因は事故と書かれてあったようだ。(事故当時の様子についてはテレビで奥さんがインタビューに答えていた。もう弾が入っていないと思って引き金をひいたら、残っていた弾が頭に当たったようだ。)ザンボー・ジミーの葬儀は今度の週末に行われるが、参加者は4万人とも10万人とも言われている。

独立小地主党続報
▼党内に党規約を変えようと動きがだんだん強くなってきている。▼これまで党員が党首についていたのは、党首を恐れているからという意見が多かったが、ここにきて党員たちの中にも反党首の動きを示すものが増えてきたようだ。(しかし全体の数からいうとまだ微々たるものであり、今後の動きが更に注目される。)

1月16日

レート
100円=233.69フォリント(OTP・1月15日、午前10時40分現在)

今日の天気
雲が広がり、ところによっては雪がちらつくところもあります。最低気温は−10〜−5度、最高気温は−3〜+2度の予想です。

ティサ川で遺体発見
先週の週末、身元不明の男性の遺体がティサ川(ティサナーナとキシュケレの間)で発見された。この遺体は身長が170pほどあるのだが、数ヶ月間水に沈んでいたようで、顔がわからなくなっているとのことだ。警察はこの男性に関する情報を探している。

強盗殺人犯無期懲役
1979年にペスト県タールノクを走る高速5号線で現金輸送車を襲い2600万フォリントを盗み、さらにタカショニという町でも500万フォリントを盗んで1人を射殺するという事件の犯人2人組の裁判が行われ無期懲役が言い渡された。(最も早くても30年後までは監獄に入れられることとなる)

警察へ情報を
15日より、犯罪にかんする情報提供のための電話の番号がフリーダイヤルへと変更となった。この電話のシステムは英国で使われているもので、同国ではこれまで12年間でこの電話システムのお陰で3万8000名もの犯人が逮捕されたのだという。(尚、電話番号は06−80−555−111)

ミシュコルツ救援隊出発
大地震があったエルサルバドルでは当初、これ以上の海外からの救援隊は必要なく、救援物質が欲しいといっていたがその後救援隊の要請が入り、ミシュコルツ救援隊(このチームはとても有名)が現地に向けて出発した。(救助犬も一緒のこと)なお、現地の空港が使えないためアムステルダム→メキシコ→グァテマラと空路で行き、そこからはバスで現地入りする予定。

なおも続く混乱
先日、独立小地主党内部で先日役職を追われたリエブマン・カタリン氏を中心に反党首の集まりが行われたが、リエブマン・カタリンが「10の県の代表クラスも来ている」と発言したことで動揺が広がっているようだ。(「うちからは出てない」と叫んでいる県もあるようだ)(尚、党内で反党首の署名運動も行われているが、これまで200の署名が集まったそうだ)

1月15日

レート
100円=233.80フォリント(OTP・1月12日、午前9時48分現在)

今日の天気
雲はあまり多くなく雨もおそらく降らないと思いますが、霧が出るところがありそうです。最低気温は−13〜−8度、最高気温は−3〜+2度の予想です。

独立小地主党ニュース・オンパレード
▼要職を辞めた、あるいは辞めさせられた人を中心に反党首の動きが活発化。▼党首が南米に外遊中に党の留守をあずかるヴァルガ・バラージュは、反党首の動きにたいして「馬鹿げたことだ!」と一喝。▼政府が公開した外遊費でトップだったため更に批判が高まっている党首トルジャーン・ヨージェフはテレビのインタビューに答え「多いなんてとんでもない、足りなくてしようがないのだ。」と反論。トルジャーンによると彼の外交により多くの成果が出ているとのことだが、例えば何回も出かけているタイへの昨年度輸出額はたったの3000万フォリント。またハンガリーで反党首の動きが起こっていることに対し予定を切り上げて早めに帰国すると見られていたが、「予定していた滞在期間を短縮して国にもどるつもりはない。」と述べた。

身元確認
日曜日の午前9時ごろマルギット島で男性の遺体が発見されたが、その後の調べでこの男性の身元が判明し(33才の男性)と容疑者の男性3名も逮捕された。

ハンガリーからは救助隊行かず
中央ヨーロッパのエルサルバドルで大きな地震が発生し多くの犠牲者が出て、スペインと台湾の救助隊がかけつけたが、これ以上の外国からの救援は必要ないとして、ハンガリーからは救助隊を送らないことになった。

「この顔を見たら・・・」の数増え続けている
警察がなんらかの理由で身元を追っている人の数は、この10年で2倍以上に増えたそうだ。たとえば昨年行方不明者で警察が身元をおった人の数は4586名で前の年の11.2%増であり、また犯罪を犯したとして警察が身元をおった人の数は、1999年では2万1498名であったのが2000年では2万3400名に増えている。

ハンガリー民主フォーラム党首
ハンガリー民主フォーラムでは1月27日に党主戦が行われる予定であるが、現党首であるダービッド・イボヤがそのまま引き続き党首になる可能性がぐっと高まった。(対抗馬と見られた人が立候補を取り下げたため)

1月12日

レート
100円=240.51フォリント(OTP・1月11日、午前11時15分)

今日の天気
雲が残り、雪がちらつくところもありますが、一方お日様が差すところもありそうです。最低気温は南西部で0度、東北、北部は−5度、最高気温は0〜5度の予想です。

ベスト8に進出
横浜で行われている卓球のプロツアー選手権でハンガリーのトート・クリスティナ選手がベスト8に進出した。(ただ次の相手は中国選手なので勝てるかどうか・・・)

失業率アップ
ここのところ失業率が順調に低下していたハンガリーであるが、昨年の12月には1万人ほど失業者の数が増えた。尚、昨年度末現在で登録されている失業者数は37万2409名。(地域別にみると、昨年末現在における失業率はブダペストで2.6%、ハンガリー西部のジュール・モション・ショプロン県で4%、東北部サボルチ・サトマール・ベレグ県で18.9%、北部ボルショド・アバウーイ・ゼンプレーム県で20.4%となっている。

税金申告用紙配布開始
2000年度の税金申告用紙の配布が開始された。その数は230万部。フリーランサーや会社の場合は2月15日までに、個人の場合は3月20日までに申告をする。(私も忘れないようにしなきゃ)

マルギット島
マルギット島のカジノ周辺の土地がタベルナ株式会社に渡ったらしく、首都ブダペストは非常に困惑している。(このままでは、マルギット島が会員制になるかもしれないという不安があるようだ)EU諸国では今回のような例はないとのこと。

目が話せない独立小地主党
副党首を始めとし、1週間で3名が要職を辞職している独立小地主党であるが、前副党首たちは党大会を開き、党首の首をすげかえることができるよう党規約を替えたいと思っている。しかし党としてはまだ大会を開く意志はなく、党首トルジャーン・ヨージェフは「頭が変になった人が勝手にさわいでいるだけ。彼らは毎日マスコミにいろいろなことを言うけど、全然同調する人が増えないじゃないか。」と強気の姿勢を示している。

ザンボージミーのお葬式
1月2日に事故死したザンボージミーの葬儀は彼の誕生日でもある1月20日に行われる。場所はチェペルの教会と墓地。この葬儀には4万人もの人が集まるのではとも言われているが、関係者は安全を考えて、教会にも墓地にもろうそくを持ってこないようにと呼びかけている。

産んだ子供をそのままに
ミシュコルツの近くに住む29才の女性が、庭のトイレで赤ちゃんをうんだものの、そのまま赤ちゃんをトイレに残し(トイレといっても便をためておく方式で、赤ちゃんは便の中に残された)家に戻ってしまった。その後家族が女性から血が出ているのに驚き病院に連れて行き、赤ちゃんも泣き声に気づいた人たちに助け出された。赤ちゃんは元気だという。

1月11日

レート
100円=241.68フォリント(OTP・1月10日、午前11時11分現在)

今日の天気
雲が多い1日となりそうです。また雨やみぞれ、雪となるところもありそうです。最低気温は−3〜+2度、最高気温は3〜9度の予想です。

党首はお仕事
最近党内で揺れが目立つ独立小地主党であるが、党首でもあり地域開発及び農業大臣でもあるトジャーン・ヨージェフは訪れていたチリで「お互いの国の農業発展のために協力しよう」という宣言書にサインした。一方ブダペストでは、副党首を辞任したラーニ・ジョルトはその他要職を辞任したメンバーが集まり、党首解任のための題一歩としての党規約改善の可能性について話しあった。また、同党と連立与党を組んでいる青年民主同盟は「これはあくまで他の党の内部の問題であり、一刻もこの問題を解決してほしいと祈るだけである。」と他党の問題には介入しない姿勢を見せている。

ドメインネーム大きな商売に
ネットブリッジという中央ヨーロッパのインターネット投資会社によれば、2年以内にハンガリーでもドメインネームを購入する個人や法人が急増し、10億フォリントビジネスになるだろうということだ。(私も実はITビジネスで一発あてようと−嘘です−こことは別にwww.ocsiba.huというページを持っているのだが、ドメインをとってから2ヶ月以上もまた白紙状態である。)

交通事故相次ぐ
10日の朝は気温がかなりさがり路面がすべりやすくなったが、朝早くフェリヘジの向かう専用道路で2台の車が衝突し4名が重傷するという事故が発生。またこの事故により道路も数時間封鎖され、大きな交通渋滞を引き起こした。

セーケイ・ゾルターン身柄拘束延長
昨年収賄の疑いで警察に身柄を拘束され、独立小地主党からも離党したセーケ・ゾルターンであるが、警察は「まだまだ(収賄に関する)証拠が出てくる可能性があり、今身柄を解放するとこれらのまだ見つかっていない証拠などを処分しかねない」として身柄拘束の延長を申請した。

ついでに見てみよう
ブダペストの地下鉄1号線のオペラ駅に、「20世紀の指紋」となずけた展示が行われている。興味があったら見てみよう。

1月10日

レート
100円=240.97フォリント(OTP・1月9日、12時10分現在)

今日の天気
雲が多い1日となりそうですが、雨が降ることはないでしょう。最低気温は-5〜0度、最高気温は2〜7度の予想です。(ところで皆様は9日の夜、皆既月食をご覧になりましたか。私は妻と外に出て月がかけていくのを震えながら楽しみました。)

ココの大先輩
現在ハンガリーの有名プロボクサーと言えば「ココ」ことコヴァーチ・イシュトバーンであるが、時代をさかのぼるとアマ時代にはオリンピックで3回金メダルをとり、プロとしてはヨーロッパチャンピオンとなったパップ・ラースローというすばらしいボクサーがいた。ところで先日ニューヨークにあるHall of Fameという会館にこのパップ・ラースローの写真などが飾られることが決定したようだ。

日本でも見られるかな
今週木曜日から日曜日まで横浜で行われる卓球プロツアー選手権にハンガリーからトート・クリスティナ選手が出場する。

どうなっているのか
残念ながら詳しいことがわからないのだが、以前ハンガリーで何かをまぜて量を多くしたガソリンを販売したという事件があり、その後の調べで国会議員もからんでいるのではないかというほどの大掛かりな事件であったことがわかってきたのだが、ここにきてOMVというガソリン会社が不正に領収書を発行したのではという話になってきており「証拠が出た」「いや知らん」と論争を生んでいる。(事件に対する詳しい情報がわかりましたら再度紹介いたします)

独立小地主党
党首が南米に行っている間に副党首が辞め、要職についていた人物が党首降ろしの署名運動を始めるなど揺れに揺れている独立小地主党。副党首の辞任の背景には、党首の首とりがあるなどという噂も流れる中、党首であるトルジャーン・ヨージェフ氏はそんなことはありえないと否定。また署名運動に関しては、「現在党は安定しており、署名運動など一部の者が勝手にさわいでいるだけ」とこき下ろしている。(実際にいくら署名が集まっても今の党の規則では党首は降ろせない、それで党の規則そのものをかえようとする動きも出てきている)また前回のブダペスト支局のトップ解任についても、「会議では決めてないのに、決めたということにしろ」と迫られたとして別の要職についていた人物がポジションを辞任するなどまだまだ尾をひきそう。ある党員によれば「みんな党首が恐いだけ。党首に反対しない事を条件にポジションをもらっているんだから」ということなのだが・・・。

何をやっているのか
先週の週末ショモジ県のボルホーンというところで、覆面をした男2名が老人宅を襲うという事件が発生。しかし家に金目のものがなく、結局200フォリントと煙草1箱、そしてナイフを一本盗んで逃げた。1人は犯行30分後二警察につかまったが、もう1人は火曜日に逮捕された。盗んだ額は少ないが、老人宅を襲った罪は深く裁判所によれば懲役10年の刑もありえるとのことだ。

ルーマニアってどんな国?
先日ハンガリーの神父がルーマニアからハンガリーに戻ってくる国境で暴行を受けるという事件が発生したが、ルーマニアで発行された日刊紙では「暴行など起きなかった。あれは神父がマスコミに自分を売り込むため話を作っただけ」などと報道され、神父は理解に苦しんでいるようだ。(神父側から見れば、パスポートや現金を含む貴重品が盗まれ、国境警備隊には相手にされず、殴る蹴るの暴行を受けても知らん振りされ、おまけに暴行はつくり話と日刊紙に報道されてしまうのは信じようにも信じられないことだろう)

もう10年
ソ連軍兵がハンガリーから出ていったのはちょうど10年前の1991年だった。

国勢調査
今年の2月からハンガリーの人口を数える作業が始まるそうだ。今年の6月と来年の2月に大まかな数字が出て最終的には来年の6月に正確な数字がわかるのだという。(結構時間がかかるのね)

1月9日

レート
100円=237.53フォリント(OTP・1月8日、午前11時21分現在)

今日の天気
夜まで雨が降るところが多くなるでしょう。(雪にかわるところもあるかもしれません。)最低気温は0〜5度、最高気温は2〜7度の予想です。(南東部では9度まであがります。)

当たってしまった
これまで90の数字から5つの数字を選ぶ方式の「5ロットー」はぜんぜん当たりがでず賞金が8億5000万フォリントまで上がっていたが、ついに当たりが出た。この場合当たりが複数名いれば賞金をわけるのだが、今回あたったのは1枚だけ。つまり8億5807万2235フォリントがまるまるあたったことになる。また45の数字から6つをえらぶ「6ロットー」も今回はあたりがでた。(これまた当たりは1枚だけで、賞金は2億3000万フォリント)ちなみに私も「6ロットー」で初めて3つ数字をあてた。賞金は583フォリント(嬉しかったので書きました)

バルカン症候群
バルカン症候群パニックが続いているが、この件に関してハンガリー政府広報官は「ハンガリー軍は今回ウランが含まれた兵器が使われた地域には入っていない。」と述べた。

売り出してくれないかな
8日のテレビ番組の「フォークス」で、エゲルでノン・アルコールの貴腐ワインを開発したことを紹介していた。(貴腐ワインからエチル・アルコールだけを抜き出すことに成功したらしい)商品化するまでにはまだ越えなければならない壁があるようだが、いつか売り出してくれると嬉しいな。

精神病ではなかった
昨年7月に25才の男性がオクトゴンのマクドナルドでいきなり発砲し、2名を射殺したという事件が発生したが、精神鑑定の結果精神病ではなく犯行当時も犯罪責任を負える状態にあったことがわかり、8日警察はこの男性を起訴することを決定した。

1月8日

レート
100円=236.90フォリント(OTP・1月5日、午前10時15分現在)

最高気温記録
ハンガリーにおける1月7日のこれまでの最高気温は1994年にジェールで記録された16.3度であったが、今年はケチケメートでこれを破る17.3度が記録された。フランスやスペインなどではこの暖かさで洪水が発生し大変なようだが、ハンガリーでも様々な影響が出ているようだ。(一方シベリアでは−57度を記録したとか。う〜ん)

今日の天気
雲が広がり、雨が降る所もあるでしょう。最低気温は2〜7度、最高気温は8〜13度の予想です。

大臣の乗る車が事故
7日午後、法務大臣ダービッド・イボヤが乗った車がブダペスト2区で小さな交通事故に会い、金融大臣シュタンフ・イシュトバーンが運転する車も4区で小さな事故にあった。2人ともけがはなかったようだ。(夜テレビの番組に出た法務大臣は「事故ではなく、ちょっとこすっただけ」と言っていた。)

揺れる独立小地主党
独立小地主党は、ブダペスト支局のトップ解任のごたごたで揺れているが、ここにきてラーニ・ジョルトが副党首を辞任したり、別の党員が党首を替えるための署名を集めだしたりと更にゴタゴタしてきた。(党首トルジャーン・ヨージェフは南米におり、テレビの電話インタビューに答えていたが、ちょっと突っ込んだ質問をするとすぐ「馬鹿な質問をするな」と怒ってしまう。)

首相の子供洗礼を受ける
6日、オルバーン・ビクトルの第4子が洗礼を受けた。

容疑者身柄拘束
1998年3月19日の夜8時ごろモスクワ広場の交差点で物乞いをしていたホームレスの男性が何者かに撃ち殺されるという事件が発生したが、6日30才の男性が容疑者として身柄を拘束された。

髄膜炎で死亡
一昨年、去年とパニックを引き起こした髄膜炎だが、6日の午後23才の男性がショプロンの病院で死亡した。

神父暴行を受ける
ルーマニアに行っていた地位の高い神父がルーマニアとハンガリーの国境で何者かに襲われ殴る蹴るの暴行を受けた。(この時、神父はパスポートを盗まれたため国境で止められていた。)結局神父はハンガリーから別のパスポートを発行してもらいハンガリーに帰国したのだが、暴行を受けている間もルーマニアの国境警備隊は「見えなかった」として助けてくれなかったという。(この両国の関係はかなり悪いように思える)

皆既月食
9日の夜は皆既月食になるのだとう。(オレンジ色になるようだ)午後7時40分ごろから欠けはじめるらしいのでもし空が晴れていたら見てみよう。

1月6日

水鉄砲を持った強盗
5日午後6時頃、ケチケメートにある雑貨屋に買い物客を装った男が侵入。銃とナイフを持ちレジにいた女性から金を要求した。しかしちょうどその時店のオーナー(男性)が倉庫から戻ってきたので、あわてて逃走した。しかし店から50メートルほど行ったところでちょうど見回りをしていた警察に首根っこつかまれあえなく逮捕となった。後で警察が調べたところ、持っていた銃は見ず鉄砲だった。

ウエストエンドであわや
5日午前、ウエストエンド・シティーセンター内のお店から売上金450万フォリントを盗もうとした男が警備員に取り押さえられるという事件が発生した。

ヴェスプレームの「キャンディのおじちゃん」逮捕
警察は、ヴェスプレームで10〜12才の男の子に声をかけては、性的いたずらをしていたとして36才の男性が逮捕された。(ハンガリーではこのような男性を「キャンディおじちゃん」という)

事故だった
2日に死亡したスター歌手ザンボー・ジミーの遺体が解剖されたが、その結果自殺や他殺ではなく、銃の暴発による事故死である可能性がかなり高まった。(5日夜はTV2でジミーの特集が組まれた。)尚、来週の週末に葬儀が行われる予定。

バルカン症候群
ここ数日、バルカンに出向いたNATO軍のイタリア人兵士が死亡したことで、バルカン症候群(兵器の中に放射性物質ウランが使われていたため癌などになる)なるものが話題となっているが、ハンガリー軍のトップであるフォドル・ラヨーシュは、「イタリア人兵士の死と、兵器との関連づけは難しい」との見解をしめした。

赤ちゃんは元気
5日の朝、デブレツェンの孤児の赤ちゃん達がいる施設の前におかれた未熟児用のケースに赤ちゃんが捨てられているのが発見された。この赤ちゃんは元気で職員によって「ペーンテク・ラウラ(金曜日のラウラちゃん)」という名前がつけられたようだ。

今日の天気
厚い雲が広がり、東部、東北部では厚い霧に覆われるでしょう。最低気温は−1〜5度、最高気温は7〜12度と3月並みの気温と予想されています。

1月5日

レート
100円=249.04(OPT・1月4日、午後12時11分現在)

今日の天気
西側では雲の切れ目も見えそうですが、東側では濃い霧が発生するところがありそうです。最低気温は−3〜+2度、最高気温は3〜8度の予想です。

ものすごい霧
4日はハンガリーの中央部とドナウ川より西側で非常に濃い霧が発生し高速1号線のブダペスト−タタバーニャ間や高速5号線のブダペスト−ケチケメート間、ザラ、ノーグラード、ヘヴェシュ、ヤース・ナジクン・ソルノク県、はたまた国道2号線や国道12号線では視界が50メートル以下にまでなった。(ほんまに雲の中を歩いているようやった。)

女子ハンドボールの監督契約延長
数ヶ月にも及ぶ話し合いの末、ハンガリー・ハンドボール協会と現ハンドボール女子代表チーム監督であるモチャイ・ラヨシュ氏の間で合意に達し、2004年12月31日まで監督契約を延長することが決定した。(女子ハンドボールといえば、前回のオリンピックで銀、そして年末のヨーロッパ選手権で金と大活躍だった。モチャイ氏は契約は次のオリンピックまで任せてもらうという条件がない限り伸ばさないとしていたが、これに協会側が合意した形となったようだ。この監督、ちょっと小太りなのだが試合中いつカメラがまわっても立て膝で座っているので、是非次の試合でチェックしてみてね。)

ガソリン代値下げ
昨年の年末にかけてドドドっと値段が下がってきたガソリン代だが、来週の火曜日にまた値が下がる♪。(ガソリン1リットルあたり1フォリント、軽油1リットルあたり4フォリント)これで95のガソリンが1リットル217.50フォリント、98のガソリンが226.50、軽油が219.75となる。(原油価格が下がったのと、フォリントが強くなったのが原因なのだそうだ。ただし、ガソリンスタンドによって値段が違うから注意。日本もそうかもしれないけど、ハンガリーも高速だとちょっと高くなる。比較的安いのはARALかな)

失業者減る
中央統計局の発表したところによると、昨年の9月から11月にかけて失業者が24万9000人まで減り、去年の同じ時期に比べても2万4000人少ない数となった。ちなみに失業者の平均失業期間は16.8ヶ月。(パーセントにすると6%程。う〜ん。これは絶対統計の嘘だと思うんだけど・・・。失業していても失業者として登録していない人がいるはずなんだけどなあ・・・。それともこれが本当の数字なのかなあ。)

党内ボロボロ
先日独立小地主党党首であるトルジャーン・ヨージェフ氏が「頼りない」と同党ブダペスト地区のリーダーであるリーブマン・カタリンを役からはずしたが、彼女はこれに反発。数名の仲間と共に同党を離れ青年民主同盟に移るのではないかという噂まで出てきている。こんなゴタゴタやっていて大丈夫なのか。

ジミー検死
2日にピストルの弾が頭にあたり死亡したスター歌手ザンボー・ジミーの検死が4日行われた。現在のところザンボー氏は事故でなくなった可能性が高いのだが、ただ自殺か他殺かはたまた事故で亡くなったのかが明らかになるには1ヶ月はかかるだろうというのが専門家の意見である。尚、事故(事件)が発生した直前にザンボー氏が妻と言い合いになったという話も出てきているが、警察はこれを否定している。

もうちょっと待って
ハンガリー民主フォーラムの党首であるダービド・イボヤ氏は青年民主同盟と共に選挙を戦っていくことについて、27日の党大会があるまで何も言ないと述べた。ただこの2党が協力していく可能性は高い。(独立小地主党は協力体制からはずれるかも・・・それにしても、ちょっと前までは青年民主連合のデムスキー・ガーボル氏にマスコミの視線が集まっていたが、最近はどうもダービド・イボヤ氏に視線が集まっているような・・・いずれにしても党首というのは党の顔だから大事だなと感じる。

ロマ問題
モションマジャローヴァールから国を捨ててオランダに行ったはずのロマの家族が帰国していることは伝えたが、この家族は「ただ親戚に会いに行っただけ」と述べている。一方ヴェスプレームでも10のロマの家族が集まり、国外へ逃げるつもりであることをマスコミに伝えた。

その他のニュース
▼ロシアのバルグジンという町の墓からペテーフィ・シャーンドル(詩人1848年の独立運動のリーダーの1人)の遺体が出てきたという話が飛び込んできたが、間違いである可能性が高いそうだ。▼オルバーン首相は、1999年に各大臣がどの国へどのぐらい旅行し、いくら費用がかかったかを明らかにすると述べる。(最近日本でもそうだが、情報公開に対する目が厳しくなってきている)▼ハンガリー発のエベレスト登山隊の準備が順調に進んでいる。尚、10月に登頂予定。

1月4日

レート
100円=241.95フォリント(OTP・1月3日、午前11時12分現在)

今日の天気
朝のうちは雨が降る所も多くありそうですが、時間がたつにつれて雲が切れてくるでしょう。最低気温は-4〜+1度、最高気温は3〜8度の予想です。

ロマの家族帰国していた
昨年の12月17日にモションマジャローヴァールに住むロマの4家族がハンガリーには人権がないとオランダへ逃げていたが、内3家族については元の家に帰っていたことがわかった。これらの家族の子供達は今日からいつも通り学校に通っているという。尚、残った1家族については現在もまだハンガリーには戻ってきていない。

道が凍って交通事故
フェイェール県のチャブディとナジエジハーザの間の道が凍結し、そのためスリップしたバスが原因でバス3台、トラック1台を含む車が玉突き事故を起こした。この事故で12名が怪我をし病院へと運ばれた。

ハンガリーで2000年1〜7月に起こった大きな犯罪
ハンガリー国営通信社は3日、2000年1〜7月に起こった大きな犯罪を配信。簡単に紹介する。
▼1月7日、インターネットプロバイダーのエレンデルのサーバーが何者かによって取り替えられ、サイトの表紙が書き換えられた。1900にもおよぶ重要な情報が消されてしまうという事件が発生。(3月9日に犯人逮捕)
▼2月4日、フェリヘジ空港でABN Amro Bankがフランクフルトに送るはずの2億1800万フォリントの価値がある荷物が盗まれるという事件が発生。(3月31日になり3名の空港職員を容疑者と断定した)
▼2月15日、ブダペスト10区のウッレイ通りの郵便局の庭に見知らぬ男が進入。6700万フォリントを乗せた現金輸送車を盗むという事件が発生した。
▼3月27日、エステルゴムで2000万横領の疑いでマジャールスズキの管理職3名が逮捕されるという事件が発生。従業員に中古車を売って得た売上金の一部を横領していたというのが罪状であった。
▼4月12日、ミシュコルツにおいて「ボニー&クライド」と呼ばれる犯罪者男女ペアが逮捕された。この2人は銃を使っての強盗や殺人未遂の疑いで数ヶ月前から警察が行方を追っていた。(7月12月になって男性の方が監獄で自殺)
▼4月13日、5億フォリントの不正使用で元ハンガリーサッカー協会会長であったコヴァーチ・アッティラとその息子を逮捕するという事件が発生。
▼4月17日、メチェクというところで400万フォリント以上の金を積んだ郵便局の現金輸送車が運転手が射殺された上で盗まれるという事件が発生。 (5月11日、容疑者の1人が自殺)
▼5月11日、ブダペストに住むKフランチェスカちゃん11才が行方不明となり20日になって遺体が発見されるという事件が発生。(24日になって学校の友達である子供2人が犯行を行ったと警察が発表)
▼5月16日、サーズハロムバッタという町のCBAというスーパーの前に停まっていた現金輸送車が運転手が店の中に入っているうちに盗まれるという事件が発生。(17日車は発見されたが、車内にあった1億フォリント以上がなくなっていた。6月8日ブダペストに住むKアンドラーシュ23才を逮捕が逮捕された)
▼7月4日、ブダペストのテレーズ環状通りにマクドナルドでエールドに住むBジョルト25才がピストルを店内にいた3名に発砲。また外でもう1人にも発砲するという事件が発生。撃たれた4名のうち2名が死亡した。

こんな方法で給料を下げるとは・・・
今年から最低賃金がこれまでの2万5500フォリントから4万フォリントに上がったが、小企業などでは、労働時間を強制的に6時間に短縮させることで給与を抑えるという措置をとっていることが明らかになった。(この4万フォリントというのは1日に8時間、1週間に40時間働いた場合の最低賃金)

ザンボージミー宅にファン集まる
昨日衝撃的な死をとげたスター歌手のザンボージミーであるが、現在もチェペルにある彼の自宅にはファンが花束やろうそくを持ち訪れている。

2〜3週間の猶予を持つ
ハンガリーでは今年から交通違反に対し点数制を実施することとなったが(罰金とともに点数が加算。2年間で18点たまると免許取り消しとなる)警察は2〜3週間の猶予を見てから点数制をもとにした取り締まりを開始することを発表した。

1月3日

レート
100円=245.71フォリント(OTP・1月2日、午後12時9分現在)

今日の天気
雲が厚く覆う1日となり、雨が降るところもあるでしょう。最低気温は-5〜+2度、最高気温は3〜8度の予想です。

パンの値上もうすぐ
ハンガリーパン業界のトップであるバーンキ・ラースローは人件費や高熱費が高くなったことにより、パン類の値段もあがることになると述べた。ただ値上がりについては30日前に通知しなければならないことになっているため、実際に小売店でパンの値段が上がるのは2月になってからになるとのことだ。

メディアに対抗
独立小地主党は2日、国会に対しLex-Pokolという法案を提出した。これはメディアの報道に対し、国が訂正を決定した時には、メディア側はそれを受け入れ報道や意見を訂正しなければならないというものである。同党は最近スキャンダルにこと欠かないが、これはすべてマスコミのせいだと思っているらしい。一方党首トルジャーン・ヨージェフは2002年の選挙では98年以上に議席を獲得するために、すべての選挙区で候補者をたてるつもりであることを発表した。

今年の抱負
財務大臣であるマトルチ・ジェルジュはアメリカの経済の成長速度は遅くなりそうだが、それでもハンガリーは今年も順調に経済成長をとげ、15年以内にEU諸国と同程度の経済力がつく可能性はなくならいと述べた。

ヘティヘテシュ
ヘティヘテシュと言えば、土曜日の深夜にRTL-CLUBという局で放映されているテレビ番組であるが、コメディアンや新聞記者がハンガリーニュースを茶かす人気番組の1つである。しかし番組中の発言に問題があるということでブダペストの行政機関が出演者のうちの数人を訴えられ、今日話し合いが行われたが和解にはいたらなかったようだ。

コートや財布が盗まれた
ブダペスト14区で大晦日に行われた「ヒステリア2001」というプログラムに参加した人達から警察に、預けたコートや貴重品がなくなったという訴えが次々と入っている。どうも貴重品およびコート預かり所の運営をまかせた会社の怠慢で貴重品預かり所に管理人がいない時間があったらしい。

ハンガリー人旅行者に朗報
ポーランドは、北朝鮮やベラルーシなどで病気になったり事故や犯罪にまきこまれたハンガリー人を保護することをハンガリーと約束した。(ということは、両国にはハンガリーの外務省管轄の事務所がないということか)

「歌謡界の王様」死亡
昨日、ハンガリー歌謡界で「王様」と呼ばれていたザンボー・ジミー(本名ザンボー・イムレ)がピストルの弾が頭にあたり、病院に運ばれたことをお伝えしたが結局死亡した。はじめは自殺の可能性が高いとされていたが、その後の調べによい暴発による死亡とわかった。(享年42才。日本には厄年なるものがあるけれど・・・)警察によると、なんらかの原因で2日の朝5時ごろザンボー氏がピストルをとりだし外に1発撃ち、その後ピストルから弾をはずしたのだが、銃が暴発し頭に弾があたったということだが、妻が所有していたガス銃も発射された跡があり、正確なところはまだ分かっていない。(ちなみに、ザンボー氏の銃や妻のガス銃は所有許可がおりていた)

猛犬注意
バーチ・キシュクン県のバヤという町で1日の朝、大柄の犬が複数の人に襲い掛かり、かけつけた警官が犬を撃ち殺すという事件が発生した。(この犬は60キロもあろうかというほど大きかったという。尚、飼い主はまだ見つかっていない。)

1月2日

ハンガリー情報マガジンでは今年も3面記事的ニュースを中心にこちらのモチベーションが続く限り、皆様に情報を紹介していきたいと考えております。今年もよろしくお願い申し上げます。(2000年度10大ニュースもアップロードしました。表紙から入れます。)

ものすごいゴミの量
大晦日はハンガリー各地で大変盛り上がったようだが、ブダペストではいつもの4倍のゴミが出たらしい。とくに割れた瓶は片づけが大変だったそうだ。またあちこちの電話ボックスも壊された。(私は大晦日に地方にいたが、やっぱり電話ボックスの受話器が引きちぎられるなどのことがあった)

え?あの人が自殺?
ハンガリーの歌謡界で「王様」と呼ばれているのがザンボー・ジミー。しかしこの彼が1月2日未遂、拳銃で頭を撃ち自殺を図った。幸い死にはいたらなかったようだが、かなりの重体だそうだ。(復帰は可能か?)

21世紀最初の赤ちゃんは
毎年ハンガリーでは最初に生まれた子供を確認しそれを発表しているが、今年は1961年以降初めてそれがなされなかったようだ。このためマスコミ各局は誰が一番最初に生まれたのか必死になって探している。(そのうち発表になるだろう)

花火に夢中になって
ブダペストのある数階建ての建物の前の庭で女性が倒れて死んでいるのが発見された。警察の調べでは大晦日の花火を見ている時に身を乗り出しすぎ窓から庭に落ちてしまったらしい。

今日の天気
特に西側では雲がひろがり、雨がふるところもあるでしょう。最高気温は−1〜+4度の予想です。