ニュース
7月31日

我家には家の前に結構大きな木が立っています。大きくなりすぎて電線をひっかけたりしているので役所に電話して、今年の冬のクリスマスツリーで使ってもらえませんかとお願いしてみました(電話したのは妻ですけど)。町に飾るにしては太すぎる可能性もあるのですが、業者に頼んで木を切ってもらうと結構お金がかかるので、町がクリスマスツリーにしてくれるのであれば、こちらとしても助かります・・・・どうなるかな〜。)ニュースですが、すみませんが、ちょっとだけです。
▼経済大臣は保険会社MAV-ABEの資格剥奪に向けた指示を出した模様。
▼第二次世界大戦当時の不発弾が爆発して損害を受けたら保険で払ってもらえるのか・・・最近のニュースを見るとそんな疑問も沸いてくる。保険会社協会によると、協会側から各社に義務付けることはできないが、すでに複数の保険会社ではこの場合でもお金を払ってくれるそうだ。(我家も雨漏り修理代、保険で降りました。ただ今回の措置は一時的なもので、秋には本格的に屋根を工事しなければなりません。さすがにこれは保険ではおりないかもしれません。)
▼これから週末にかけてちょっと天気が悪くなり、気温も下がるそうです。F1は大丈夫かな?
▼ティサ川では川の水が上昇し、一部地域で洪水が発生していたが、既に水位は下がり始めている。
▼100円=133.59フォリント(OTP/7月30日)
7月30日

▼中央統計局の発表によると4〜6月期の失業率は7.6%だった模様。これは前年同時期より0.6%高い。
▼保険会社MAV-ABEが倒産する可能性が高い。これに関し経済大臣は数日以内に同社の活動を停止させるかどうか決めると発表した。(今ちょうど車の強制保険の第4四半期の支払時期になっているのですが、同社と契約を結んでいる人は金を払っても、倒産したら事故のときに補償されない可能性があります。でもお金を払わなければ違法になるので、警察に見つかった場合3万フォリントの罰金となります。また、今の時期は他の会社と契約しなおすこともできません。唯一の方法としては、名義を変更して、新しい名義人が新たにどこかと契約することだけのようです。・・・実は我家も今年この保険会社と車の強制保険の契約を蒸す房かどうか迷っていたのですが、他のところにしました。他のところにしてよかった・・・というのが正直なところです。)
▼ブダペスト9区(フェリンツィヴァーロシュ)で第二次世界大戦当時の大型爆弾が発見された。29日の朝から周辺の1万5000名を避難させたが、この作業が難航し、夕方になりやっと処理が開始された。結局、夜8時になってやっと住民は帰宅が許されたとか。(なお、よく調べてみたら、すでに処理がされていたそうです。第二次世界大戦当時に処理を行なったようだとか・・・ただ、ブダペストにはまだまだたくさん不発弾が眠っているそうです。)
▼ブダペストの西駅裏の地域は官公庁区となるはずであったが、政府が土地を買収した後に問題が発生し計画が頓挫。次の国政選挙後まで工事は延期となっている。ただ政府は土地の値段があがったとして、損失は発生していないとの強気の姿勢を示した。(これに関し、ハンガリー鉄道が政府が購入した土地から移動するために50億フォリントかかっていると記者から質問が出ましたが、経済大臣は「その情報は知らない。真実かどうかもわからないことに答えられない」と言ったようです。国民を馬鹿にしているような対応ですね〜。)
▼ハンガリー警察によると、今年上半期の密入国者は減ったが、密入国未遂者はその数を増やした模様。
▼ブダペストの東駅で29日午後に爆発予告があり、駅にいた人が皆避難した。(これにより電車もかなり遅れたようだ。)
▼大学の2次募集が開始された。締め切りは8月13日。各学科には授業料免除枠と授業料枠の2つの定員があるが、授業料免除枠もまだ合わせて5500名分場所があるそうだ。(ハンガリーの場合、2次募集まで合わせるとほぼ全入だそうです。)
▼100円=132.16フォリント(OTP/7月29日)
7月29日

▼Aviva生命保険の国際調査の結果によると、ハンガリー人にはあまり貯金がなく、貯金があってそれを運用する場合にも、リスクが少なく期間が短いものを選ぶ・・らしい。また、偶然大金が手に入った場合にも、ローン返済にあてるのではなく家族のために使ってしまう傾向があるのだそうだ。
▼Portfolio.huによると、30日よりガソリンが1リットル当たり7フォリント、軽油が6フォリント値下がりする模様。
▼最近、ハンガリー人がスロバキアナンバーの車を保有することで、高速料金や駐車料金、あるいは登録料などを支払わなくてもよいようにしている・・という状況があるが、関税金融監督局は9月から外国ナンバーの車を調査する模様。(スロバキアナンバーだけではなく、ドイツやアメリカナンバーの車も増えているのだとか)
▼現在ブダペストの地下鉄の改札前はロープが張られ、チケットコントローラーのチェックがないとエスカレーターに乗れないようにしているが、秋には一部の市電やバスの停留所でも同じ措置を取る模様。(市電やバスだとキセル乗客の割合が3割もいるのだそうだ。)
▼ティサ川上流では洪水の被害が出ているが、更に上流の地域ではかなりの雨がふっており、史上4番目に大きい増水となる可能性が出てきている。(大きな被害が出ないことを祈ります。)
▼今週末はフンガロリングでF1グランプリが開催されるが、ポーランド、ルーマニア、スロベニア、オーストリアの警察官もハンガリーの警察官とともに警備にあたる模様。
▼100円=132.14フォリント(OTP/7月28日)
7月28日

大学の日本学科の入試合格点が非常に高いという話を書きましたが、ハンガリー全国の大学のすべての学科の合格点を見てみると、ELTE日本学科の459点は全国4位。カーロリ大学日本学科の456点は全国6位ということがわかりました。
▼今年3月ブダペスト8区の高校で生徒達が授業中、物理の先生に暴力を振るうという事件があったが(それを別の生徒が携帯電話のビデオで撮り、それがマスコミに流れた。)、ブダペスト市警察は首都検察に対し生徒3名の起訴請求を行なった模様。(今でも忘れられないのが、最初のニュースで校長先生が「あの生徒は演劇をやっているので劇をやっていただけ・・・」と言ったことです。善意の発言だとは思うのですが・・・)
▼専門家によると、マダニ(頭から皮膚を食い破って体内に侵入。手でもぎ取っても頭だけは残る。伝染病の媒介をするため危険)の予防接種役がハンガリーならびにヨーロッパ全体でかなり不足している模様。ただし、この不足は、ハンガリー人の多くが既に予防接種を受けた結果らしい。
▼ブダペストでは、新しい塗料(プラスチック塗料)をつかって横断歩道を描くことにした模様。以前のタイプでは1年で色がはげえてしまっていたのだが、この新しい塗料だと6年はもつという。
▼ブダペストの聖イムレ病院では、使わなくなった受診料チケットの自動販売機を病院の寄付金をあつめる機械として復活させた。ここに入れられた小銭は寄付として病院が使う。この寄付金集めの機械はレシートも出すが、税務局はこれを税金控除の対象とはしないようだ。
▼政府の誘導もあるが、市場に会わないような大学の学科は廃止させるべき・・という話しが大学側からも出るようになっている。例えばコルビヌス大学では2010〜2011年ごろに学科について再検討すべきだろうと言っている。(市場原理だけで学科を置くというのはどうかとも思いますが・・・)
▼4年前のオリンピックでは、ハンマー投げでハンガリー人選手(アンヌシュ選手)がドーピングで失格となったため日本の室伏選手が優勝したのだが(実際にはドーピングの再検査を拒否したため後から失格となった)、そのアンヌシュ選手がドーピングの再検査を求められたきっかけとなったのは、一緒のクラブで練習をしていたファゼカシュという選手が同じオリンピックの円盤投げで優勝したもののドーピングで失格となったことがある。(つまり@ハンマー投げでアンヌシュが優勝。A円盤投げでファゼカシュが優勝。しかし後にドーピングで失格。Bファゼカシュ選手とアンヌシュは同じクラブで同じコーチについていたことと、ハンマー投げの競技の際にもアンヌシュが不思議な行動をとったことが指摘されていたことでドーピング再検査をすることに。Cしかしアンヌシュはこれを拒否。Dこのため金メダル剥奪、E室伏選手が金メダル獲得・・という流れです。)さて、このファゼカシュ選手であるが、出場停止期間も終わり、最後の滑り込みという形で北京オリンピック出場が決まった。しかしスポンサーとなっていたT-モバイルが、倫理的に支援できないと発表し、ファゼカシュ選手の出身であるソンバトヘイ市長がT−モバイル社に対し「市としてT-モバイルとの契約を停止する」と宣言した。
▼今週末もハンガリーとセルビアの国境(Roszke)では最高で4時間待ちとなるほど車で込み合った。(今週末も10万人以上の人が国境を行き来したとか)
▼ティサ川の上流地域では堤防が決壊し洪水が発生している。これまでかなりの数の人達が避難した。
▼モスクワ広場は違法販売や違法動労者の溜まり場のようなところになっているが、(警察やBKVが対処しないからという理由で)ブダペスト2区がこれらを取り締まる活動を行なってきた。その結果この1ヶ月半で40の刑事捜査が開始されたとか。
▼サッカーのヨーロッパクラブ杯の予選でオーストリアのチームがハンガリーのチーム(ホンヴェード)を破ったのだが、試合の前日からブダペストでサポーター同士のこぜりあいがあり、試合後もお互いのサポーターがぶつかり合った。(オーストリア側の警察官もいて、ハンガリーの対応にかなり怒っていたようだ。)
▼28日はルフトハンザ航空のストがあり、ハンガリー便も飛ばない模様。(実は私はハンガリーに来る前、ルフトハンザのスチュワードの試験を受けたことがあります。最後の試験で落ちてしまい、地上職の誘いがあったのですが断りました。でも今思うと、なぜスチュワードになろうとしたのか・・・わかりません。)
▼月曜日:よい天気ですが、夕立の可能性があります。最低気温は12〜17度、最高気温は26〜31度の予想です。火曜日も水曜日も月曜日とおんなじ感じです。
7月25日

24日午後8時に各大学の学科ごとの入試合格点が発表となりました。
@入学試験の点数計算は毎年のように変更があり、今年からは「学業点(複数年の成績を点数に換算。200点満点)」「センター試験点(1科目100点×2=200点満点)」「加点(80点)」の480点満点になっています。
A加点にもいろいろ種類があり、一般的なものとしては国家外国語中級を1つ持っていれば35点、上級を1つ持っていれば50点、その他に貧困層出身・心身に障害がある・妊娠中・産休中の人もそれぞれ加点をもらえます。(加点の合計が80点を越えた場合は80点できります。)
Bまた、今年度はすべての学科で2科目受験となりました。
日本学科の教員としては、合格者のうち「日本語を知っている人」の割合がどのぐらいになるか気になるところです。しかし上記のような事情で全くそれが読めない状況にあります。
こういう状況の中、日本学科の入試点数はELTEが「学費免除枠459点/学費枠434点」、カーロリ大学が「学費免除枠456点/学費枠402点」となりました。ELTE日本学科の学費免除枠459点というのは人文学部全体でもトップの点数です。同じくカーロリ日本学科の学費免除枠456点も心理学科と並んで人文学部でトップの点数となっています。学費枠の合格点がELTEが高く、カーロリが少し落ちるのも昨年と同じです。学費枠の合格点が少し下がることで日本語ができる人が入る可能性が高まります。例えばELTEの場合今年度の1年生のほぼ100%は日本語初心者でしたが、カーロリの場合半数は日本語ができる人(私が日本語で授業をしても問題なくこれを受けられる人達)でした。今回の入試は2科目受験なので、日本語の成績が反映されにくくなっていますが、9月からの1年生の中にも高校やその他の場所で日本語を頑張って勉強してきた人たちが入っていると嬉しいです。
ちなみに456点とか459点ですが、一般的な高校生の場合、国家外国語試験の中級を1つ持っていて(加点35点)入試科目のうちの1つを上級と呼ばれるレベルの高いほうで受けている(加点40点)人が多いので合わせて75点の加点をもっているということになります。そう考えると、この加点分を引いた点数は381点、383点となります。これは受験生が学校でオール5だった人(学業点200点)の場合でも、2科目の受験科目の平均得点がそれぞれ90.5点, 91.5点ということを意味します。超難関ですね〜。(ちなみに合格点が452点以上の学科はハンガリー全体でも20〜25しかないそうです。1番高かったのは475点とか。受験科目は違いますが、センメルワイス大学医学部の学費免除枠の入試合格点でも432点で、デブレツェン大学、セゲド大学の医学部でも417点です。)


▼警察は新しいスピード違反検査機を高速1号線で試した。この検査機は90キロメートル先までの車のスピードをチェックできるらしい。
▼先日ハイパーマーケットのオーシャンがスイカを安く売っていることに対し、スイカ農家が駐車場にスイカをぶちまけるデモを行なったが、関係省庁の調べによるとオーシャンが買い取り価格より安い値段で売っていたことがわかり、罰金を支払う可能性が出てきた。(8月には酪農家たちが同じく各ハイパーマーケットの前でデモを行なうようだ。)
▼夏のバカンスのシーズンでは、献血をする人も少なくなってしまい血液が不足気味となる。このためハンガリー赤十字は各地で献血キャンペーンを行なう模様。
▼トロント便、ニューヨーク便を廃止する予定のハンガリー航空だが、ニューヨーク便を1回飛ばすだけで700万フォリントのケロジンが必要なのだそうだ。
▼最近銅線などが盗まれる被害が続出しているが、これを防ぐため刑法を厳しくするなどの措置をとる模様。
▼23日、ショプロンでは最高気温が13.9度までしか上がらなかった。これは観測史上最低の記録となった。(それまでは1913年の14.6度。先日ブダペストの記録を書きましたが、1913年も今年もショプロンが1番寒かったようです。)
▼ここのところの寒さと雨で1トンの麦が収穫できないまま残った模様。専門家によると、これらは家畜飼料としてしか使えないとか。
▼Mercerという組織が毎年調べているのが『世界一生活費がかかる都市」。今年も1位はモスクワだったそうだ。2位は東京。ブダペストは上位50位には入らなかった。
▼ここのところフォリントがかなり強かったが、今後フォリント高がおさまるかもしれない。経済のことを考えると1ユーロが240〜250フォリントぐらいがいいのだそうだ。(個人的には今フォリントが強いのは、財政赤字を減らすための手段だとにらんでいるのだが・・・)
▼バラトン周辺のウィークエンドハウスの平均価格は2000万フォリントとか。
▼100円=133.33フォリント(OTP/7月24日)
7月24日

▼ハンガリー航空は採算がとれないとしてニューヨーク便とトロント便の廃止を決定し、また長距離を飛ぶボーイング767も運行しないことになった。すでにチケット代を支払っている客には代金を返すか、別の会社の便に振り返るとのこと。なお、トロント便は9月21日、ニューヨーク便は10月25日が最後の日となる。(ニューヨーク便は今年5月に運行を再開したばかりだった。)ハンガリー航空といえば23日、パイロット席の窓ガラスに日々が入ったとしてブリュッセル便が引き返すという出来事がありました。
▼ここ数日の天気のせいで、バラトン湖畔のキャンプ場から数多くの客が引き上げた模様。(同じくバラトン湖では人形をサーフボートにくくりつけて、「子供が溺れている」と通報した人がいたようです。救急隊が2時間かけてこのサーフボードを探し出したのですが、いたずらだと分かり、「通報者をつかまえて費用の請求する」とおこっていたとのことです。馬鹿な人もいるものです。)
▼世論調査会社Tarkiの最新調査(7月)では、今度の日曜日に国政選挙があっとしたら与党社会党に入れる人が16%、野党Fideszに入れる人が33%ということだ。(調査結果ではこの2党しか国会に議員に送れないらしい。ここずっと同じような感じですね〜。)
▼100円=132.70フォリント(OTP/7月23日)
7月23日
▼ハンガリー人の年金平均額は月7万5000〜8万2000フォリントとなっている。これだけ見るとあまり多くはないが、ハンガリーの年金は現役時の収入によって変わるため、例えば月に15万フォリント以上年金をもらっている人も10万人以上いる。(月に15万手取りでもらっている社会人はそれほど多くは無い。15万は確かネットの平均収入よりも多い。)
▼イギリスの人気サッカーチームのアーセナルが22日、ソンバトヘイでハンガリーチームのハラダーシュと練習試合を行なった。(結果は1対1)
▼クロアチアの旅行会社の資金がなくなったため、同社に金を払って旅行に行ったもの、あるいは行こうとしていたものが大変な目にあっているが(倒産していないので保険からも金がおりない)この会社は「金はきちんと清算する」と発表した。
▼ちょっと気が早いが、来年の祝日をどうするかを国家利益調整委員会(訳は間違っているかもしれません)が決めた模様。それによると、来年は1月1日と8月20日が木曜日になるため、1月10日と8月29日の土曜日を平日扱いにして、1月2日と8月21日も休みにするようだ。(これで12月31日〜4日、8月20〜23日が連休となる。また12月19日の土曜日を平日にして、24日のイブを休みにするようだ。
▼7月23日の水曜日の観測史上最低の最高気温は1913年にブダペストで記録した16.3度だが、今年の7月23日はその記録を破り最高気温が16度を切る可能性があるそうだ。(去年は今ごろ最高気温が40度にまで達したのです・・・寒いのはいいとして、雨と風も強くなるというので・・雨もりが心配です。)
▼100円=131.31フォリント(OTP/7月22日)
7月22日

20日の夜はまたすごい嵐でした。我家はまた雨漏りです。
▼オリンピック金メダリストの現役カヌー選手が亡くなったときに、救急車が遅れた遅れないで問題となっているが、国家救急サービスによると、昨年の総出動回数150万に対し、問題が発生し調査が行われたのは100件ほどだったとのこと。(亡くなった選手ですが、筋肉疲労を遅らせる湿布・パッチが体に張ってあったそうです。)
▼Tokという町で、回転式遊具(多分回転ブランコのような感じの遊具)の一部が折れ、17名が病院へ運ばれるという事故が発生した。このため遊園地の遊具を管理する組織が同じタイプの遊具の使用を全面的に禁止した模様。画像はここで(http://movie.blogter.hu/user_files/77510/tok1.jpg)
▼警察はバス路線を走る車の取り締まりを強化している。(ここ1ヶ月で数十万フォリントの罰金を徴収したとか。カメラが設置されているので、皆さんも注意してください・・・ただ、場所によってはどこがバス車線か非常にわかりにくいところがあるんですよね〜。)
▼最近、仕事があると言ってハンガリー人をイギリスまで連れて行き、そこで身包みはがすという事件が多数発生しているという。(そういえばこの前どこかで、外国-確かイギリス-のサッカーチームのメンバーになれると宣伝して多くのハンガリー人を誘っているという話も聞いたことがあります。)
▼ブダペストでは8月21日以降、2つの路線を1つにして、乗換えをなくすというダイヤ改正が行なわれる模様。(もちろん全てではありませんが、私の利用している56番とか18番の市電も走行距離が長くなったので乗換えをせずにすみ、役に立つことがあります。)
▼昨年は大学入試の合格点がかなり高かったが、今年もその傾向はかわらない模様。(各大学の合格点は今週の木曜日に発表となります。日本学科はどうなるかな〜。あまり高いと日本語ができる人が入ってこなくなってしまうしなあ・・・)
▼モンテッソーリ基金が持つ学校の卒業試験で、ジュルチャーニ首相の息子だけが特別扱いを受けたという匿名の手紙が教育局に送られてきたため、調査を開始したが「問題はなかった」という結果が出た模様。
▼23日より、ガソリンの値段が1リットル当たり5フォリント値下がりする。(日本で「ガソリンが高い!1リットルあたり190円近く!なんて騒いでいますが、ハンガリーではガソリンが今のレートで換算すると1リットルあたり240〜250円ぐらいします。ハンガリーの平均収入を考えると無茶苦茶高いということになります。)
▼100円=130.59フォリント(OTP/7月21日)
7月21日

▼子供達も夏休みということで、週末になるとドナウ川で遊ぶ人も増えてきている。このため警察は事故が起きないようこれまでよりも警備を強化する模様。
▼スイカの値段が下がっていることで、農家が大打撃を受けており、スイカ農家が卸値でキロ30フォリントを払ってくれないとスイカを占いとバリケードをはるデモを行なっていた。このデモは警察の許可を得ていなかったことが問題となり、結局終了したが、業者も1キロ30フォリントでスイカを購入することにした模様。
▼夏のバカンスなどで外国に行く場合、シェンゲン国境となるクロアチアやセルビアの国境ではとても長い列になる。先週末もセルビアとの国境Roszkeでは6時間待ちという事態にまでなった。(日曜日までの4日で15万人がハンガリーからセルビアへ抜けたようだ。)
▼クロアチアへのバカンスをする人たちのために、クロアチアの旅行会社が事務所を開け、多くの人がその旅行会社を利用していたが、急に「金がなくなった」として金を払った人が旅行にいけず、既に向こうへ行っている人も、自分たちで帰国しなければならなくなった。ただ同社は倒産していないため、保険会社も援助の手が出せないらしい。
▼スピード違反取締りなどを機械で行なうようになってから、ナンバープレートを機械に読まれないようにこれを外して走行する車が目立つようになった。これまでナンバープレートを外した場合の罰金は、スピード違反の罰金よりも低かったためこのようなことになったようだが、現在「ナンバープレートを外して走ったら免停」と道交法を改正しようという動きが出ている。
▼月曜日:初めはあまり天気がよくありませんが、西側から徐々に天気は回復するようです。最低気温は14〜19度、最高気温は21〜26度の予想です。火曜日:北西部ではお日様がでますが、東部や南部では雨の可能性が高いです。最低気温は11〜16度、最高気温は18〜23度の予想です。水曜日:あまり天気がよくなく雨のところも多そうです。最低気温は12〜17度、最高気温は17〜22度の予想です。木曜日:お日様も出ますが、全体的には天気がよくなく雨のところもありそうです。最低気温は12〜17度、最高気温は20〜25度の予想です。
7月18日

▼アフガニスタンで爆弾処理の最中に爆死したハンガリー兵の遺体がハンガリーに帰国した。
▼オリンピックの金メダリストの現役カヌー選手が急死した件で、関係者は通報から救急車到着まで37分かかったと言い、救急車側が20分でついたと言い、意見が対立している。(何分以内に着かなければならないという規則はないようです。)
▼ヴェイシェクラード4国(ハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランド)では毎年、国民がどのぐらい生活に満足しているかを調査しているが、2006年からずっとハンガリーの国民が最も生活に満足していないという結果が出ている。
▼公教育の教員で特別支援が必要な児童や生徒を扱っている教員に手当てが出ることになったが、どこから予算が出るかはっきりしておらず、教員組合は「このままでは手当てを出すために、教員のリストラが進む結果となる」と心配している。
▼金融省によると、今年のインフレは予想より高い6.5%、経済成長は計画通りの2.4%になるとの見方をしている。(まあインフレ220万%というジンバブエに比べればましですけど・・・)
▼(昔サッカーの日本代表とハンガリー代表が親善試合をした)ザラエゲルセグの駅近くで第二次世界大戦当時の不発弾が発見され、駅から人が避難する騒ぎがあった。
▼東駅の国際線(列車)切符売り場は大変な混雑となっていたが、同駅ではインフォメーションの窓口をつくり、旅行者がチケットを買う段階になっていろいろな情報を集めだし発見に時間がかかる状況を改善しようとしている。(どうなるかな。)あと最近はインターネットサイトや大学で偽造国際定期(ユーレイルパスでしょうか)がかなりの数出回っている模様。
▼スロバキアナンバーの車に乗っていると、駐車料金や高速料金などを支払わずに済み、ハンガリー当局が困っているが、同局が、スロバキアナンバーの車に乗るハンガリー時のデータをスロバキア当局に送り、この人たちがスロバキアで何をしているか調べてもらうことにした模様。
▼100円=133.06フォリント(OTP/7月17日)
7月17日

▼ブダペスト13区のTatai通り82番地の住宅の前にアメリカ製の500キロ爆弾の不発弾が発見された。16日夜現在で8000名が避難している。(周囲1キロを封鎖し、住民の批判を呼びかけたそうですが、避難しない人がいたため処理が始められなかったのと、信管がかなり腐敗していることが重なって17日未明にならないと処理が終らないようです。)
▼オリンピックで2度金メダルをとった現役カヌー選手(コロニチ・ジョルジュさん)の急死に関し、もっと救急車がはやく来ていれば助かったのではないかと関係者が憤りを感じている。これに関し国家救急サービスが内部調査を行い、通報から20分で現場に駆けつけたことを明らかにした。(関係者にとっては20分が20時間ぐらいに感じられたことでしょう。救急車は通報から15分以内に到着することになっていますが、5回に1回はこれが守られないようです。更に救急車が来ても、同じ救急車がいろいろなところによっては病人やけが人をひろっていくので、平均でいうと通報してから病院に着くまで1時間半かかるのだそうです。私の知人の日本人の方も交通事故で救急車で病院へ運ばれたのですが、同じように途中いろいろなところで別の患者をピックアップしていったため、救急車の中で大変つらい思いをしたそうです。う〜ん、すごい国に住んでいますね〜。)
▼Nezopont IntezetというところがHeti Valaszという雑誌向けに行なった調査で、62%の人が10年前より汚職・腐敗が進んでいると考えていることがわかった。(先週も医者に袖の下を渡さないと大変なことになる・・・生きる知恵だから仕方が無い・・・と話をしたところです。)
▼ハンガリーの花粉症の原因となっているのがブタクサであるが、昨年ブタクサ駆除がなされていないとして払われた罰金が2億フォリントに達していたことが関係当局の調べで明らかになった。
▼中央統計局によると、1〜6月の3つ星以上のホテルの稼働率が54.3%であったことがわかった。これは去年と同じぐらいだが、収入自体は2.2%あがったとか。
▼ハンガリー人が外国で働く場合、英語かドイツ語圏へ行くケースが多いようだ。(イギリス、アイルランド、ドイツ、オーストリアが多いらしい。一方フランスへはあまり働きにいかないようだ。そういえば、去年日本語を教えていた人をiwiw(mixiのハンガリー版)で探したらイギリスに住んでいました。)
▼100円=136.61フォリント(OTP/7月16日)
7月16日

http://www.nepszamlalas.hu/hun/kotetek/18/tables/load1_32.htmlを見ると、1930年から2001年までのハンガリーの人口やハンガリーに住む外国人の数の変遷を見ることができます。これを見ると戦前は50〜70名ぐらいの日本人がハンガリーにいたんですね〜。ちなみに1990年では360名、2001年には2170名になっています。今はどれぐらいなんでしょうね〜。
▼これまでオリンピックで2度金メダルをとり、世界選手権やヨーロッパ選手権でも活躍していたカヌー選手コロニチ・ジョルジュ選手が15日の練習途中で倒れそのまま亡くなった。(それまで全く異常はなかったそうですが、急に心臓が止まってしまったそうです。北京オリンピックにも出場予定だったそうです。まだ36歳なのに・・・)
▼アフガニスタンの爆破処理の最中に爆死したハンガリー人兵士の遺体が17日にハンガリーに帰国することとなった。(テレビのニュースでは、要人や兵士の殺害に対し賞金がかけられていると言っていました。この兵士の場合10万ドルの賞金がかけられていたとか・・)
▼最近警察の職務質問が異常に多いという苦情が出ているらしい。警察側はこれに対し、目的があって職質を行なっていると反論した。
▼2気筒のトラバントやWarburgはEU環境基準には合っていないが、2020年までは走ってもよいという許可が出た模様。(両方合わせて5万台がまだハンガリーで走っているそうです。2気筒のトラバントは私も運転したことがありますが、最近は本当に見ないですね〜。)
▼ハイパーマーケットのオーシャンがスイカを安く売っていることに抗議して(1キロ49フォリントで売っている)スカイ農家が同駐車場にスイカをばら撒くというデモを行なったが、15日再度オーシャンの駐車場に120〜150トンのスイカをぶちまけた。途中でオーシャン側が「1キロ65フォリントに値上げする」と発表したが(実際に値上げしたようです)、1キロ79フォリント以上じゃないと意味がないと、デモを続行した。(先日ショイマールの近くで買ったスイカはキロ148フォリントでした。でもおいしかったです。)
▼100円=134.78フォリント(OTP/7月15日)
7月15日

▼14日の午前0時から始まったハンガリー鉄道のストライキだが、ストをしても問題が解決しないとして午前中には再びスト一時凍結となった。(ただ労使の意見の隔たりがあるままなので、このようにストをしたりしなかったりの状態が今後もずっと続く可能性があるようです。)
▼バラトンサールソーという町の分別ゴミ(紙)のゴミ箱にブダペスト地下鉄4号線工事に関する大量の書類が捨てられているのが発見された。(書類は昨年3月15日に作られたもののようですが、書類をそのまま捨てるのはおかしいですね。)
▼ハンガリーにおける今年上半期の新車販売台数は8万5147台と昨年同時期より少なかった模様。今年度上半期も一番売れた車はスズキで、それにオペル、フォードが続いている。
▼14日も各地で強い風雨に見舞われ、100以上の家が壊れた。(我家もまたも雨漏り、保険に入っているので、屋根の修理代を保険で出ないか検討中です・・・)
▼ブダペストの交通情報が読めるサイトでは、(http://www.fovinform.hu/home/index.php)今後、ブダペストの渋滞情報についてリアルタイムで掲載していく予定。(15分置きに更新されるようにするようで、将来的には携帯電話のSMSでも情報が取れるようにするようですが、車に乗っていたらどうやって見るのでしょうか・・ナビにものるのかなあ。)
▼100円=131.97フォリント
7月14日

▼先日の同性愛者パレードではかなりの騒ぎとなったが、世論調査会社Medianの行なった調査によると、回答者の3分の2がパレードの主催者側にも責任があると答えていることがわかった。(今パレードをやれば、過激な行動に走る者がいるのがわかっていたのにそれでもパレードをやったのが悪い・・という論調のようです。個人的には3分の2という結果はちょっとびっくり。)
▼ハンガリー鉄道と組合側の話し合いがまとまらず14日からストライキが再開される模様。
▼アフガニスタンで、ハンガリー軍の男性が爆破物処理にあたっていたところ、これが爆発し男性が亡くなった。(前回と同じようなパターンのようです。今回亡くなった方は前回亡くなった方の後任だったようです。2回続いたので、今後は一時的に爆破物処理の任務をハンガリー軍は行なわないようです。)
▼13日は今年1番の暑さだった模様。(セゲドでは38度まで気温が上がったそうです。)
▼月曜日:風雨が強い1日のようです。ただ最高気温は26〜31度と高めです。火曜日:あまり天気はよくなく最高気温も20〜25度程度にまで下がります。水曜日:東部は天気が悪いですが、西部では回復してきそうです。最高気温は22〜27程度です。木曜日:徐々に天気が回復し最高気温も24〜30度まで上がるようです。
7月12日

ここ数日のニュースです
▼7日もそうだったが、ハンガリーの南西部は雹の被害が多い。それで地上からヨウ化銀を発射し、雲の中の水分を速く凍らせてしまい、雹の大きさを小さくする装置が備え付けられているそうだ。
▼ブダペスト内の落書きは酷いものだが、ブダペスト1区では新しい家や落書きを消した後に落書きをすぐ消せるタイプのコンクリートを使用した壁を使用することにしている模様。野党国会議員も刑法典に落書きに関する独立した項目をつくるべきと主張している。
▼センメルワイス大学によると、医学を学ぶ学生の3分の2はハンガリーではなく外国で働きたいと願っている模様。(お金の面でも、施設の面でもハンガリーはレベルが低いということなのでしょう・・でも優秀な人が流出すると、ますますハンガリーの医学レベルは下がってしまいますし・・・)
▼ハンガリーの学校では9月から、化学、生物、物理の代わりに「生活」という授業を導入してもよいことになっているようだ。ただこれらの専門科目を教える教員は「教員の首切りに繋がる。理科離れが進む」などと批判している。
▼地下鉄2号線は、今年の中ごろから新しいタイプの車両が導入される予定であったが、これが遅れている模様。
▼国立博物館のある通り(国立博物館の対面)には古本屋が並んでいるが、カルビン広場の地下鉄工事などの影響で客足が遠のいているようだ。売り上げ減に悩む各古書店は工事がなぜもっと早く終らないかイライラを募らせている。
▼ブダペストでは多くの場所で道路の改修工事が始まる。このためかなりの渋滞、通行止め、迂回などドライバーにとっては好ましくない状況がしばらく続きそうだ。
▼野党FIDESZは食料品などの物価をこれ以上上げないような法案提出に向けた臨時国会開会を要求したが、与党はこれを拒否した模様。(野党は付加価値税を下げることで物価を下げる・・としているが、与党によると、EUでの決まりがあり、またかなりの額の財政収入が減ることとなり無理としている。)
▼先週土曜日に行なわれた同性愛者のパレードで多くの人が卵を投げつけたが、裁判所は「卵を投げつけるのは罪ではなく、意見表明の範囲内の行為」との判断を下した。(これにはびっくりしました。道を歩いていて「ハンガリーは白人の国だ!アジア人は出て行け!と卵を投げつけられても、これは意見表明・・・と理解しなければならないということでしょうか。)今回のパレードでの騒ぎに関しては各党とも遺憾の意を示しているが、野党は「これは与党のせい」としているのが面白いです。自分達が政権をとった後で同じようなことが起こったら何て言うんでしょうね〜。10日には、大統領、首相、国会議長などが今回のパレードの出来事を重視して話し合いを行なったようです。
▼ブダペストでは地域ごとの集中暖房の値段が5.5%上がった。(これで団地に住む家庭は1年で平均26万フォリントを暖房費として支払うことになる模様。)
▼フォリント高が止まらない。一時は1ユーロが220フォリント代に突入した。(これに関し経済関連では問題も発生しているが、ジュルチャーニ首相は「多くの人にとってはありがたい話」とコメントした。まあユーロ建ての借金が多いので、実質、国の借金も減りますからね〜。)
▼国民投票により医療機関の受診料制度が廃止になった後、病院や診療所を訪れる人の数が増えた模様。
▼大学入試を兼ねたエーレッチェーギも終了したが、受験生はこの結果をすでに知っている。この点数をもとに志望校を変えることもできる。(7月10日までできた。)入試に関する情報を集めているポータルサイトの情報によると、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ラテン語、ロシア語の次に学習者が多いのは日本語だそうです。
▼ブダペストの周りを走る環状0号線だが、南側は完成し、現在は北側の延長工事を行なっている。北東部分は国道11号線まではつながったが、国道11号線から10号線までつながるのは2014年、そこから先は2020年以降にならないと延長されないのだそうだ。(まだどこを走るかもわかっていない部分もあるらしい。)
▼新しいタイプの教科書は今の教科書の3倍の値段になる・・とインターネットのポータルサイトで書かれていた。(新しいタイプだと、教科書だけで3万フォリント以上するそうです。)
▼今週末はかなり気温が上がり、紫外線も強いそうです。(午前11時から午後3時までの外出はなるべく控えた方がいいでしょう。)
▼教育省は9月からの年度も5万6000名の学生が授業料免除枠で大学で勉強できると発表しt。
▼旅行会社Szikra Toursが倒産したが、すでにツアーに出ていた観光客は無事帰国できる模様。(この会社の経営者は、去年つぶれた旅行会社の経営者と同じだったようです。)
▼中央統計局の発表によると、5月から6月の物価上昇率は0.1%で、昨年6月からは6.7%の物価上昇率となったことが明らかになった。
7月8日

火曜日から土曜日まで、またインターネットに繋がらないところに行くことになりました。それでニュース更新もまたまた暫くお休みです。どうしても毎日ハンガリーニュースが読みたいよ〜という方は「Google アラート」をおすすめします。私も試しにGoogleアラートで「ハンガリー」に関する記事を1日1回送ってもらうように設定したら。今日はブダペスト(Budapest)で開催された「ミスター・ゲイ・ヨーロッパ」コンテストの話題と、NECがハンガリーの通信設備工事会社の買収で東欧での事業展開期待から株が値上がりした・・というニュースがメールで届きました。
▼金融大臣とハンガリー国立銀行頭取と共に、ユーロ導入に関する国家計画第一案を発表した。それによると、最も早い場合で2011年にユーロが導入されるとのこと。
▼中欧ハンガリーで午後雷を伴う強い風雨が発生した。(我家も雨漏りしました。あ!雨漏りしているって叫んだら、娘が「ええ!本当?」といいながら駆け寄ってきて、床にたまった水に足を滑らせてすってんことりん。今度は父親の雷にあたってしまったのでした・・・)
▼ルフトハンザ系の航空会社2社(CityLine, Eurowings)のパイロットが7日にストライキをした影響でブダペスト便も5便欠航となった。
▼バラトン湖では先週の週末だけで17名が救助隊に救助された模様。(バラトン湖はいきなり嵐が来て危ない・・・てむか〜し読んだハンガリー語の教科書にも書いてありました。)
▼100円=134.18フォリント(OPT/7月7日)
7月7日

同性愛者のパレードは大変なことになったようですね。
▼英雄広場の裏手にある市民公園を観光バスが駐車場として利用するケースが多い。これを防ぐために市民公園の入り口にゲートを設置しようという話しが上がってきている。(確か昨年は市民公園にキャンピングカーが泊まるのが問題・・とやっていました。)
▼少し前に、駐車場管理会社の職員が駐車料金のかわりに袖の下を受け取り、その一部を上司がピンはねしていたと話し刑事捜査がスタートした。職員はどうやら詳細を語るなと脅迫を受けたりしていたらしいが、2日に警察の事情聴取を受けた模様。
▼新しい家は来年から、古い家も2012年からエネルギー効率の検査を受ける義務が発生する模様。検査の結果はA+からIまでのカテゴリーに分けられる。
▼5日より、バラトン湖でのヨットの運転が解禁となった。(8月24日まで)
▼5日にブダペストで行なわれた同性愛者のパレードでは、オクトゴンや英雄広場で警察が催涙弾を撃つなど混乱が生じた模様。またパレードに参加した有名議員等も暴力を受けたようだ。(57名が警察に連行されたようです。)
▼ユーロに対するフォリント高が続いており、今は1ユーロ230フォリントちょっとぐらいの状況になっている。財政赤字の3割はユーロ建てなので、その点からみるとこれはよいのだが、農業などはフォリント高はまったくいい面をみせず、これ以上フォリントが高くなってしまうと経済的に問題が生じる可能性があるとのこと。(株価指数BUXも過去2年最低の値まで下がっている模様。)
▼ハンガリーの大学生の75%が数ヶ月の留学を希望しており、1〜2年の留学も4割が希望していることがある調査で明らかになった。(私も大学3年生の時に、イギリスに短期留学し、その後、大学を休学してイギリスとケニアで海外ボランティアをやり、その後、自分の教育里子に会いにメキシコやグアテマラに行ったりしましたが・・・・その経験は今に生かされているのだろうか・・・)
7月3日

初等・中等学校は夏休み。大学も(私の勤める大学の場合)試験期間が終了し、追試期間に入っていますが、これももうすぐ終わりです。初等・中等教育学校の場合、夏休みも先生達は交代で出勤します。大学の場合はそうではありませんが、この時間を使って論文を書いたり、本を書いたりします。・・・ただ初等・中等教育の教員の場合、少子化で毎年リストラがありますし、1年契約の講師の場合は、契約が更新できるかハラハラドキドキです。大学はまだ少子化の波は大きくかぶっていませんが、政府は大学の数を減らそうとしていますので、こちらも状況は似たようなものです。それでも常勤の教員の場合は夏休みも給与が少ないながらも出ますからまだいい方です。時間給講師の場合は、休みが長いのは地獄です。全くお金が入ってきませんから、どこからか仕事を探してきてそれをこなすことになります。結局精神的にも経済的にも物理的(時間の面)にもストレスのたまることばかりでヘトヘトになってしまいます。休みどころではありません・・・(今週も、ある時間給時間講師の先生から、「夏休み収入がなくなって精神的にも焦っています。翻訳の仕事があったらください・・・」と言われました。本当に日本とハンガリーの関係をよくしたいなら、日本語教師を(お金の面でも)大事にしてくださ〜い。
▼センメルワイス大学付属病院の先生によると、特に集中治療室の近くには抗生物質に負けないバクテリアがうようよしているので、赤ん坊などには危険であるとのこと。(民法ニュースで、ブダペストのペーテルフィ・シャーンドル通り病院で赤ん坊1名が院内感染で亡くなり、4名が重病となったとありましたが、それに対するコメントのようです。お見舞いの時など院内感染などの危険性がありますから気をつけてください。)
▼来年頭からマルギット橋が改修工事のため閉鎖される予定で、車はアールパード橋やエルジェーベト橋に流れることになるが、このため毎日2〜3時間の大渋滞となることが予想されている。(ブダペストを車で走るのは大変です。)
▼75歳のハンガリー人女性が1950年にダローツィ・ティボルさんと結婚した。それで名前をダローツィ・ティボルネー(ネーは婦人)とした。(名前の選び方はいろいろあります。)その後、1954年に身分証明書制度が導入され、1974年には法律が改正されたがそのときにも、そのままダローツィ・ティボルネーで登録した。しかし1984年にまた法律がかわり、御主人もめったにつかわないミドルネームであるイポイも彼女の名前につけられた。しかしこれが彼女には伝えられなかった。彼女は2004年になって身分証明書を更新したときになって初めて、自分の名前が長くなっていることに気付いた。しかし名前が変更になったため、銀行口座の手続きもできなくなるなど生活に支障が生じた。このため人権ヨーロッパ委員会に訴え、3500ユーロの損害賠償を国から勝ち取った。しかし国は異議申し立てをした。・・・・それで結局、この女性の訴えが再度認められたようです。
▼6月半ばからブダペスト葬儀局が、インターネットによる手続きを受け入れるようになった。(葬儀の計画をたてたり、墓へ飾る花輪を購入したりできるそうです。)
▼昨年EU全体の日用雑貨(食料品)の値上がりは3.5%だったのだが、ハンガリーだけを見ると12.8%とものすごい値上げだったことが明らかになった。
▼なんだかよくわかりませんが、新築の家は来年から、そうでない家も2012年からエネルギー消費効率についての調査をしてA+〜Iまでのカテゴリに分けるのだそうです。それでグリーンカードをもらうのだとか。検査にも金がかかりますし、A〜Cより下(悪い)カテゴリーになると、エネルギー効率を上げるためのアイデアが出されるそうです。(改修工事などが必要になるのかもしれません。)(ハンガリーの家はエネルギー効率が悪い家が多いのだそうです。我家もボロボロで、隙間風が吹いたりしますから、かなり下のカテゴリーになりそうです。あんまり下だと不動産の価値もなくなってしまうな〜。)
▼100円=136.13フォリント(OTP/7月2日)
7月2日

小耳
▼会社設立手続きが簡易化されたのを受けて、2008年上半期における会社設立数がかなり増えた模様。ただ専門家によるともうすでに小企業の数は飽和状態に達しているという。(BTという合資会社は簡単にできます。私たちも持っています。)
▼先週の週末だけでBKVの電線を盗もうとした事件が6件も発生した模様。毎年電線の盗難によりBKVが受ける被害は2億フォリントに達するとか。
▼2月の頭に始まり、数回停止しているハンガリー鉄道のストライキだが、組合は2週間以内にストを再開すると発表した。
▼東駅の国際線チケット売り場では、今だにチケットは手書きで、インフォメーションは本をめくって探すという状況でものすごく混んでいるとか。(3時間待ちもあるということです。)
▼夏の観光シーズンではバラトン湖畔の観光地で酔っ払った観光客が暴れるケースが年々増えてきている。それもあってケストヘイでは条例を改正し、7月1日より街(の道)での飲酒が禁止となった。
▼100円=137.26フォリント(OTP/7月1日)
7月1日

先月末締め切りの論文に苦戦して数日更新できませんでした。夏はあと何本か書かないと駄目なのと、どきどきインターネットが使えないところに行くのでニュース更新が中断することがありま〜す。
小耳
▼高速道路7号線の延長工事部分のうち20キロが6月26日に開通した。2ヶ月後に更に15キロが開通する。
▼6月26日、教育大臣と3つの教員組合長と、教員の仕事が魅力的になるよう、新任教師と障害を持つ子に教えている教師に手当てを出すことで合意した模様。(ただ1〜4年生までを教える教員資格tanitoを持っている人と、5〜8年生の教員資格tanarを持っている人では手当ての額が違うらしい。tanarの方が高いのだけど、実際の仕事を考えると下の学年を持っている教員も大変ですよね〜。)
▼運転免許を取るときに道交法は勉強するが、運転技術を含め研修が必要だろうという話しがEUから上がってきている。ハンガリーでは最初2年の免許をもらって、2年後にもっと長い有効期限の免許が貰えるそうだが、その際に、すべる道での運転方法など研修をした方がよいのでは・・という話になっているらしい。
▼ハンガリー人は年に1人あたり2.7キロのビスケット・クッキー類を食べるそうだ。ハンガリー人が好きなのは、甘いビスケットが好きなようだが、単純な「ハーズィタルターシケクス」も人気のようだ。(ハーズィタルターシケクスってそのまま食べるだけじゃなくて、御菓子をつくるときの材料としても使うんですよね。私も結構好きです。今日も1キロのふくろを買ってしまいました。ところでオランダ人はビスケット類を年に18キロ食べるそうです。)
▼マジャールスズキは5月に10万195台の車を生産した。最高記録だそうだ。
▼6月30日から郵便配達人が業務の一部をしないという形のストライキに入った。(郵便配達や年金の配達は行なうようです。)
▼ハンガリーの電力供給に関し、パクシ原子力発電所の老朽化が進んでいるという問題と、二酸化炭素の排出という問題を考えると、新しい原子力発電所の建設について検討する時期に来ている模様。
▼ブダペストの違法駐車を取り締まる車は、黄色いライトを光らせておけばどこでも駐車できるが、実際にはライトを光らせなかったり、ライトのない車で業務にあったったりしているようだ。(つまり違法駐車して、違法駐車を取り締まっている模様。)
▼火曜日:良い天気となりそうです。午後は夕立がふるところもありそうです。水曜日と木曜日は雨の可能性が低いようです。金曜日もよい天気ですが、西側から天気が崩れてくるようです。(いずれも気温は30度ぐらいまで上がるそうです。)
▼100円=137.61フォリント(OTP/6月30日)