▼3月。大学も春学期が始まっています。▼駐在員の奥様でハンガリー語レッスン(オンラインでもOK)ご希望の方はご連絡ください。(ハンガリー人で日本語OKの妻が対応いたします。歴史講座もやっています。通訳ガイド、医療通訳もしております。)ご連絡はszeidzsi(アットマーク)gmail.comまで!
学生の作ったガイドブックを紹介します。今回は
ブダペスト10区 です。是非ご一読ください。
ブダペストの中心地にある好立地の家具付きアパートを紹介いたします。オーナーさんは日本人です。日本にいてアパートをお探しの方などにオンラインでお部屋を見せてくださるそうです。今すぐ入居可です。詳しくはこちら をご覧ください。
在ハンガリー日本商工会が
4月1日より 邦人支援企画として医療相談通訳サポートを実施します。
昨年と異なる点がありますのでご注意ください。 詳細については
こちら をご覧ください
(特に赤文字にご注意ください)。 また、商工会発行資料は
こちら よりご覧いただけます。
30日発表のコロナ新規感染者数は2906名、死亡者は40名であった。
前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月30日朝時点での現感染者数は、28,477名・71,378名、完治者は288,240名、1,415,692名、死亡者数は7,594名・37,836名。ワクチン接種を受けた人の数は6,402,207名。
▼現在はコロナ関連の制限措置はないが、緊急事態措置期間となっているため、ロックダウンした2020年3月以降に切れた公文書や証明書は更新しなくても罰にならない状態が続いている。結果、今回の国政選挙でも2020年3月以降に有効期限が切れている身分証明書でも投票が可能になるとのことだ。▼現在ハンガリーはEU法を遵守していないということで補助金をストップさせられているが、野党側が国政選挙に勝った場合の計画と補助金についてEUに書簡を送った模様。▼与党は外国からのハッキング攻撃が始まっていると訴えた。(政府系index.huも一時サイトが見られなくなったようです。)▼444.huによると、投票場によっては、選挙当日にそこで働く人はウクライナの国旗を想像させられる黄色と青の服を着てはいけないと指示を受けているらしい。(本当でしょうか)。▼政府系メディアが、野党首相候補のマールキ・ザイ氏がウクライナ大統領とやりとりをしていると報じた。これを受け外務大臣が「ウクライナが選挙防回をしている」と野党とウクライナを批判を行った。野党側は「事実無根」とし、マールキ・ザイ氏は裁判所に訴えを起こした。昨日外務大臣のスキャンダル(外務省情報がロシアにハッキングされているのを知りながら無視し、その後ロシアより勲章を授かった件)を報じたDirekt36は、批判をかわすために偽情報を流したと批判した。その後、ウクライナ外務省(ウクライナ大使館)が「馬鹿な発言。我々はハンガリーの国内問題に関与したことはないし、今後も関与しない」と与党側の発言を完全に否定した。▼大型選挙広告は与党側が1万2171枚出しているのに対し、野党側は1564枚にとどまっている。野党側によるとこの背景には、広告を出す業者が野党広告を認めると政府からの受注を止められると脅されているためらしい。また、与党が広告にかけた費用がルールで定められた額の3倍に達しているという報道もある。▼各世論調査会社の選挙予想を見ると、与党の圧勝、あるいは僅差で与党が勝利との結果を出しているが、野党側は「野党支持層をモチベーションを下げようとしているだけ」と反発している。(2019年のブダペスト市長選挙も選挙当日まですべての世論調査会社が与党系のタルローシ氏の圧勝、あるいは僅差での勝利としていました。しかし、選挙結果は野党系のカラーチョニ氏の圧勝でした。ハンガリーの世論調査会社の他に、ウィーンの調査会社が選挙に関する調査を行ったのですが、そこでは野党が圧勝でした。ただウィーンの調査会社は「野党に有利な結果が出やすい状況にあった」と言っています。)▼野党LMPの議員がオルバーン首相に対し「どうしてプーチン大統領に戦争責任があると発言しないのか」との質問の書簡を送った。▼Minden Fiatal Magyarorszagon(ハンガリーのすべての若者)」という市民団体が外務省入り口前の歩道に「非国民」との落書きをした。外務省はその上に赤いカーペットを敷き、落書きを見えないようにした。▼オルバーン首相は「平和を望むなら与党。戦争を望むなら野党」のキャンペーンを強力に進めている。一方、野党支持者からは「アフガニスタンには派兵したのに?何を言っているのか」と反発している。(ハンガリー人のすごいところは、こんなときでもなんでもジョークにしてしまうことです。いろんなジョーク動画が出ています。)(日本だったら、大スキャンダルになるような政治問題が毎日のように登場していますが、選挙運動そのものにはほとんど影響していないのはすごいなと思います。またオルバーン首相も、マールキ・ザイ首相候補も、いつ休むんだというぐらい精力的に動いていて感心させられます。)
中国のFudan大学(復旦大学)のブダペストキャンパス建設に反対する国民投票に関しては、選挙管理局はすでにGOサインを出しているが、裁判所も問題なしとの判断を下した。(ただ、実際国民投票がいつ行われるのかについてははっきりしていないです。結構先になるとの報道もあります。)
30日、ブダペストとセゲドのArkad、デブレツェンのForum、ペーチとジュールの別のショッピングセンターで爆破予告事件が発生した。(一日にこれだけ多くのショッピングセンターで爆破予告事件があったのは珍しいです。)
30日に開かれる予定であった国会国家安全委員会が流れた。(与党側が流したようです。野党側はロシアが外務省情報をハッキングしていた件についても話し合いたかったようですけど・・・与党に都合の悪いときはすぐに流会というパターンは変わらないですね。)
一時期1ユーロが400フォリントまでフォリント安となったが、ここ数日フォリント高が続き30日は360フォリント台後半となった。
31日から久しぶりに雨がふるところが出てくる模様。
ハンガリー公道交通監視局のカメラが3月24日に高速1号線のコマーロン付近で白鳥が高速道路に舞い降りる姿を捉えた。当時、かなりの交通量であったが白鳥は無事だったとのことだ。(動画を見ましたけど、最初は車が白鳥をなんとか避けていましたけど、結局急停車せざるを得ない車が現れ、一時通行を止めていました。)
教員組合は、オルバーン首相に選挙前に教員の要求の受け入れを求める書簡を送った。一方、ストに参加している教員の中で健康保険資格を止められたものが増えてきている。このため教員組合は裁判所に訴え出た。
革新技術省は20の大学に2000億フォリントの支援をすると発表した。(インフラ整備などに充てられるようです。)
長距離ドライバー不足が深刻化しているようで、Waberer's Internationalは、インド人ドライバー80名を雇用すると発表した。
4月1日にガソリンが1リットルあたり5フォリント、軽油が10フォリント値下がりする模様。(これによりガソリンは1リットルあたり590フォリント、軽油は686フォリントになります。販売価格は480フォリントのままです。)
100円=261,18フォリント(OTP/3月31日)
ブダペストの天気や気温はこちら でチェックできます。
前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月29日朝時点での現感染者数は、28,641名・71,552名、完治者は287,404名、1,413,314名、死亡者数は7,589名・37,801名。ワクチン接種を受けた人の数は6,402,100名。
29日の発表によると、コロナ新規感染者数は1730名、死亡者は48名であった。ただし、下水中のコロナウイルス濃度調査によると、ウイルスの濃度が上昇傾向にあるとのことだ。
▼ウクライナのゼレンスキ―大統領はデンマーク国会でオンライン演説をした際に、再度ハンガリーの姿勢に不満を述べた模様。▼今週V4の防衛大臣らによる会議がハンガリーで開かれる予定であtったが、チェコやポーランドがオルバーン首相の態度を批判し参加をボイコットしたため会議が流れる方向の模様。(オルバーン首相は2008年当時の主張と現在の主張が全く正反対になってしまっている点を野党から攻撃されています。ウクライナに関しても2008年では「Natoに加盟させるべき」と主張していたのですが、現在は「他国の問題はうちには関係ない」と主張しています。)▼4月2日の午後3時よりウクライナを支持するデモがブダペストで開かれる模様。
▼Facebookは「我が祖国」党のアカウントを停止した模様。(極右党ですが、何か主張に問題があったのでしょうか。)▼1週間前金融大臣が「戦争のため経済の引き締めが必要」と発言したことに関し野党はオルバーン首相に具体的な引き締めの内容について明らかにするよう書簡を送った。▼教会のミサでも党の名前は出さないものの与党への投票への呼び掛けが行われているようだ。(選挙運動のルールをちゃんとつくった方がいいですね。与党は宗教みたいになっちゃってますね。)
Direkt36は、ロシアのシークレットサービスがハンガリー外務省の内部情報システムに入り込み情報をチェックしていたこと、そして外務省はそれを以前から知っていながら手を打たなかったことを報じた。(スィイヤールトー外務大臣はロシアから勲章をもらったんですよね。当然野党は外務大臣に辞任を要求しています。)一方、外務大臣は記者の質問には「それは選挙のネガティブキャンペーンで答える価値がない」と回答した。
3月に国会議員の基本給が10万フォリント増え130万フォリントとなった。
教員組合によると、政府に反対して授業をボイコットした(ストに参加した)教員に対して、税・関税局が「医療サービス(健康保険)資格を打ち切る」と通告した模様。
自由人権協会とPolitical CapitalはハンガリーメディアがEU内でロシアのプロパガンダ放送を流しているとして欧州委員会に訴え出た。
100円=261,34フォリント(OTP/3月29日)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月28日朝時点での現感染者数は、28,622名・71,445名、完治者は287,096名、1,412,076名、死亡者数は7,586名・37,756名。ワクチン接種を受けた人の数は6,401,980名。
28日の発表によると、週末3日間の感染者数は5223名、死亡者は84名であった。
▼ハンガリーに入ったウクライナ難民の数が53万名を越えた。▼ウクライナからは子供もたくさん避難してきているが、国は学校の受け入れ態勢に対する支援は行っておらず、市民団体などがサポートしている状況となっている。(現場の先生は大変でしょうね。)
▼オルバーン首相や与党は「与党が選挙に勝利すれば平和、野党が勝利すれば戦争になる」と訴えている。▼
28日、政府系のネットメディア(Nemzeti Sport, 888, Metropol, Figyelo, Szabad Fold, Mandinerなど)にハッカー攻撃があり「このサイトはプロパガンダサイトだ。真実を見せてやる」と野党の主張が見られるページに変更させられるという事件があった。ヴァルガ法務大臣は野党の仕業と強く批判した。(もう何でもありですね。ただ法務大臣が「報道の自由が奪われている」と発言したのには笑いました。)▼ペーチで与党議員が広場に掲示してあった野党の電光掲示板式のプラカートのコードを抜き画面を真っ暗にした。(街頭カメラにばっちりうつっています。なぜここまでやるのか・・・野党のプラカートが壊されているのはよく見ますけど・・・。)▼投票日前日の2日に、ブダペストの「報道の自由通り」で反プーチン・反オルバーンデモが行われる可能性があるらしい。▼2020年夏にスィーヤールトー外務大臣がアドリア海で大型クルーザーに載っている写真が掲載されスキャンダルとなったが、この写真がどうやって撮られたかについてのビデオが公開された。(写真を撮った記者はその後すぐにクビになったようです。)▼民放TV2のアナウンサーたちが一堂に集まり与党への投票を呼び掛けるビデオを公開した。(う〜む)。▼与党系世論調査は与党が議席の3分の2を取る圧勝、独立系は与党がリードしているもののかなりの接戦と予想している。(与野党のどっちが勝っても、国民の半分が悲しむでしょうね。あと、個人的に感じているだけですが、もし仮に与党が負けた場合、アメリカのトランプ支持者がやったように暴動が発生するのでは・・という心配もちょこっとだけあります。)
中央統計局によると1月の平均給与はグロス46万7300フォリントだった模様。(ネットでも31万700フォリントと、昨年同時期の13.7%増だったそうです。グロスの中央値は37万5800フォリントでした。ちなみにストを続けている教員の場合、グロスで46万7300フォリントもらえるのは、助手→教員1→教員2→マスター教員までランクが上がった勤続年数33年以上の教員か、更に上の博士号を持った研究教員で勤務年数は24年以上の層だけです。)
雨が少ないせいで、各地で水不足の対策準備が取られ始めている模様。
教員ストライキは、すべての学校で一度にではなく、学校ごとに時間をずらして行うという形で引き続き行われている。(要求が通るまでやり続けるようです。)
EU議会専門委員会でハンガリーの法の支配違反について議論が行われた。ハンガリー与党はこれに強く反発している。
2018年より高速道路に入った後、1時間以内に高速券を購入すれば違反にならないという制度が導入されたが、国立通行料支払いサービス会社によると、これまでにこれを利用して罰から逃れたドライバーが300万名に達したらしい。(その前は、間違えて入って罰金・・ということがありました。もっと前は日本のように距離で料金を払うシステムでした。)
映画Duneの舞台美術担当のSipos Zsuzsanna氏がオスカーで最優秀プロダクションデザイン賞を獲得した。
100円=266,84フォリント(OTP/3月28日)
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▼ウクライナノゼレンスキー大統領はオルバーン首相に対してロシア寄りの姿勢を批判した。これに対してハンガリー政府は「ウクライナはウクライナ国民を守るために主張する。ハンガリーはハンガリーの国民を守るための主張をする。」とゼレンスキー大統領の批判・要求を退けた。更にオルバーン首相は「俳優は俳優として得た知識経験で動く」とゼレンスキー大統領を批判した。▼ポーランドのアンジェイ大統領は、このハンガリーの態度に対して「高い対価を支払うことになる」と強く非難した。(ハンガリーは「ロシアの行為が侵略である」とは認めない姿勢を見せています。そして、NATOやEUには従いながらも「NATOやEUはハンガリーを戦争に巻き込もうとしている」という態度を見せているところがあります。オルバーン首相はこれまでもEUと喧嘩をし「EUやアメリカの時代は終わった」と主張してきました。そして、ロシアを(中国やトルコとともに)モデル化したいスター国の1つとして捉え、ハンガリーを非自由主義的民主主義の国にしたいと言ってきました。これに対してEUも以前からハンガリーの加盟国としての権利の一部を停止する可能性を探っていました。現時点ではハンガリーはウクライナ難民への人道支援をしているのでEUも強くは言っていませんが、今後、EUとハンガリーとの更なる亀裂が生まれる可能性もあるかもしれません。)▼ゼレンスキ―大統領はオルバーン首相への批判の中でブダペストの国会議事堂近くのドナウ川沿いにある靴のモニュメント(矢十字軍がユダヤ人を虐殺したことを示すモニュメント)を例に出したが、以降、モニュメントの横に靴が置かれ始めている。
▼オルバーン首相は「野党は戦争を従っている」と強く非難している。野党はこれに対して「国会でハンガリーの軍隊も武器もウクライナに送らないという国会決定に野党も賛成しているのに、選挙に勝ちたいがために嘘ばかりついている。」とこれに強く反発している。▼国際組織「民主制度・人権事務所(OSCE)は、4月3日の国政選挙で不正が発生しないかどうかチェックするため調査員を290名派遣する模様。(野党側も投票所で不正が行われないよう2万名のボランティアを集めたようです。与党は4年前もジャガイモをプレゼントするかわりに票を獲得するとか、投票場にバスで連れて行って投票させるとか、誰も住んでいない土地に住民票を移して投票するとか、4年前も明らかに不正というケースが結構ありました。更に今回は与党が「住所は住んでいないところに設定できる」という訳のわからないことまで決めてしまったので不正が見つけにくくなりました。セルビアやトランシルバニアの郵便投票についても不透明なところが多いままです。)▼オルバーン首相は外国からの圧力に対して「4月3日に選挙に勝ってメッセージを送りつけよう。外国のメディアやブリュッセルからの攻撃におびえるような我々ではない。闘うぞ!」と国政選挙までの残り1週間に更にアクティブに野党を攻撃する構えを見せている。(4年前の選挙でも与党の獲得票は40%台でしたけど、それでも3分の2以上の議席を獲得しました。まあ、そうなるように憲法を何度も変えて選挙制度を変えてきたからですが、今回は野党側が統一候補を立てているので更に激しい戦いになっているのだと思います。)
ここのところ雨が降らず、ほこりっぽい日が続いているが、気象サービスによると31日の木曜日は雨が降るとのこと。(花粉症の私としてはちょっとつらいです。)
軍が市民を招集するという内容の詐欺メールが送り付けられているようで、国防省が「詐欺メールには気を付けて」と呼び掛けている。
西駅を新しくするための設計のコンペの結果が発表された。(イギリスのGrimshaw Architectsのものが採用されたようです。こちら でどんな感じになるか見ることができます。)
27日にサマータイムがスタートした。
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26日の土曜日から27日の日曜日になる夜にサマータイムに移行します。1時間時計を進めます。(サマータイムをなくす・・・て話がありましたけど、コロナに戦争とそれどころではない状況が続いているので、実行されるのはもう少し先の話になるのだろうと思います。)
前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月24日朝時点での現感染者数は、28,804名・73,435名、完治者は284,983名、1,404,477名、死亡者数は7,562名・37,658名。ワクチン接種を受けた人の数は6,400,875名。
24日の発表によると、コロナ新規感染者数は2651名、死亡者は35名であった。(病院の負担は昨年の10月レベルにまで下がったそうです。)
▼ハンガリー市民からのウクライナからの避難民への支援物資や支援金がかなり集まっている模様。(ボランティアや市民団体の力が強いです。国はこれまでほとんど資金援助をしてきませんでしたがEU首脳会議に合わせる形で支援を始め、EUに支援を求めた・・・と野党側は批判しています。孤児となってハンガリーに入ってきた子どもたちもいます。)▼デブレツェン動物園はウクライナからの避難民に動物園を無料開放している。▼NATO軍がハンガリーにも展開する件に関し、スィイヤールトー外務大臣は「ウクライナ・ロシアの戦争を拡大するものではない。ハンガリーの主張が通った。」と成果を強調した。▼ハンガリーは(一度ハンガリー側が断った)EUの支援金を求めたが、これが了承される方向の模様。与党は「野党はEUはオルバーン首相には金を出さないと言ったが嘘が露見した」と野党を批判している。(ただ、もともとEUはウクライナ難民を受け入れている国に支援するとしていたので、首相の手紙の成果とは言えないという話もあるようです。EUは、EU法を守らないハンガリーには支援金は出せない状況となっていること自体は変わらないはずです。)▼ハンガリーのウクライナ大使はハンガリーに対し「(ロシア側につくかつかないか)はっきりすべき。どちらつかずというわけにはいかない」と発言した。▼ある退役将校の話によると、もし戦火がハンガリーにも及んだ場合、国会で3分の2の賛成が得られれば、まずは予備役を招集し、その後、軍活動の経験がある者、そして18才〜50才の男性を招集することになるとコメントした。(そうならないことを祈ります。)
欧州議会は「欧州加盟国の中に、閣僚などがEU支援金を自らの懐に入れ欧州オリガルヒア化している国がある」という報告を支持した。(オルバーン首相も欧州オリガルヒアとして名前が載っているそうです。野党側は選挙に勝ったらすぐに欧州検察に入り、ルーマニアやブルガリア同様、ハンガリー内のオリガルヒアを取り締まってもらうと主張しています。)
▼二尾犬党は、セルビアで与党関連団体が郵送用投票用紙を配布しているとしてクーリア(最高裁判所)に訴えた。
独立系ガソリンスタンドのオーナーたちがMOL本社の前でデモを行った。(支援金がないまま、値段だけ下げろって言われ続けていますから・・今後支援金も出るような話もありますが焼け石に水でしょう。)
EUの欧州人民党内に、スパイソフトペガサスの調査委員会を設置する模様。
政府がコロナウイルス関連の情報を国民に伝えるメールの中に野党批判を入れたことに対し、クーリア(最高裁判所)が基本法(憲法)違反であるとの判決を下したが、憲法裁判所はこれを覆す判決を下した模様。(性転換に関する国民投票のときと同じ流れですね。健保裁判所がことどこく政府の味方をしている感じです。2010年にオルバーン政権が誕生してまず最初にやったことが憲法裁判所の弱体化で、その後、憲法を基本法に変えて、議論もせずいきなり自分たちの都合の良いように何度も改正してきましたが、その結果がこれなのでしょう。)
3月14-20日にインフルエンザの症状で医師の元を訪れた人が前週の20%増だったとのこと。(今年も特に流行委しないまま終わりそうな感じですね。)
税関税局は職員への支払いが正しくなされていないとしてホームレスなどの支援を行ってきたIvanyi Gabor氏の団体から1000万を差し押さえた。同団体は現在はホームレスに加えウクライナからの避難民の支援も行っている。(野党大統領候補として名前が挙がったらすぐにこの騒ぎとなりました。)
気象サービスによると今週末も最高気温が20度を超える模様。
デブレツェン大学内にハンガリーで初めて疫学コーディネーター局が設立された。
4月1日よりMKBとBudapest Bankが合併する。(その後で今度はTakarek Bankとも合併するようです。ちなみにMKBはオルバーン首相の幼馴染であるメーサーロシュ氏の銀行です。銀行もハンガリーのオルガルヒアの支配下になってしまうのですね・・)
100円=269.24フォリント(OTP/3月24日)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月23日朝時点での現感染者数は、28,870名・73,894名、完治者は284,304名、1,402,015名、死亡者数は7,554名・37,631名。ワクチン接種を受けた人の数は6,400,731名。
23日の発表によると、コロナ新規感染者数は2845名、死亡者は42名であった。
▼プーチン大統領は非友好国に対するガス供給の支払いは(ドルやユーロではなく)ルーブルにすると発表した。対象国にEUも含まれているためハンガリーもこの対象となる。(こうすることでEU首脳会議を混乱させようということでしょうか。ハンガリーのようにロシア制裁に反対の国もあるでしょうし。▼NATOはハンガリーを含む東欧諸国への軍隊派遣を決定した模様。(首相も頭が痛いでしょう。)▼夏にブダペストで開催される世界水泳は、ロシアとベラルーシの参加を拒否すると発表した。
国政選挙と同日に「児童保護法(いわゆる反LGBTQ法)」に関する国民投票が行われる。政府は性転換に関する質問も入れたかったのであるが、最高裁判所(クーリア)がこれを拒否した。政府はこれに反発し憲法裁判所に訴え、クーリアの判決を差し戻したが、クーリアは再度性転換に関する質問はふさわしくないとの決定を下した。野党側はこの国民投票を無効にしようと呼び掛けている。(「チェチェンにようこそ!」というドキュメント映画でチェチェンではゲイが犯罪となり身柄を拘束されたり暴行を受けたりしている様子が映し出されています。ハンガリーはそこまではひどくはならないと思いますけど・・・・)
チェペル(ブダペスト21区)の幼稚園で職員が手違いで消毒液の入った水を園児に飲ませてしまい、7名が病院に搬送される騒ぎがあった。(2名の教員が即解雇となったようです。)
ストライキをしている教員は、ストライキをした分、給料から差し引かれる。差し引かれた分はウクライナのひ難民への寄付としたいとしているが、これを見かねてか左派野党を支持している実業家がかなりの額を教員ストをサポートしている運動団体に寄付したようだ。
▼オルバーン首相は「戦争の危機にある今、素人に政治を任せるわけにはいかない」と与党への投票を呼び掛けた。▼4年前、国営放送で5分間の時間を与えられた「二尾犬党」は鳥のお面をかぶり鳥語を話すというぱフォーマンスを行ったが、今回は5分間の持ち時間うち4分間をパートナーからかかってきた電話に費やすというパフォーマンスを行った。(今回はチクリチクリと政策をいじる言葉も発していました。)
VIDEO
▼国政選挙に関する各社の世論調査の結果はいずれも与党が野党との差を広げているという結果となっているが、「今後も支持率が変わる可能性がある」とはっきりとは予測できないとコメントする調査機関もあるようだ。▼小選挙区制をとっているためハンガリーでも1票の格差が問題となっているが、与党が強いのは人口の少ない地方であり、実際の投票数とは関係なく少ない票で与党が議席を獲得しやすい状況になっているとのこと。(知識階級は野党を押していますが、この層は都市部に住んでいるので1票の重みが小さくなるとのことです。報道では与野党の1票の重みの差は2倍だと報じられています。▼現時点でも政府与党のFacebookへの広告費用がダントツで多いらしい。▼ロシアでプーチン批判をした国営放送職員が話題となったが、ハンガリーの国営放送を(その方針が嫌で)辞めた元アナウンサーについても報じられた。
カーシュレル人材大臣はトランシルバニア地方で飢餓の危機に瀕している子どもたちの支援をしてきたBojte Csaba氏をノーベル平和賞に推薦すると発表した。
100円=270.35フォリント(OTP/3月23日)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月22日朝時点での現感染者数は、29,053名・74,213名、完治者は283,506名、1,399,508名、死亡者数は7,542名・37,601名。ワクチン接種を受けた人の数は6,400,633名。
22日発表のコロナ新規感染者数は1495名、死亡者は48名であった。
下水中のコロナウイルス濃度最新調査によると、Budapest, Bekescsaba, Eger, Szekesfehervar, Szolnok, Szombathely, Zalaegerszegなどで濃度の上昇傾向が見られた模様。
政府は、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長に対し、復興基金の早期送金を要請した。
ハンガリーはエネルギーをロシアに依存しているため、ロシアからのガス供給をストップさせようとする制裁措置には断固反対の立場を取っている。一方、EUはロシア以外から共同でガスを購入しこれを加盟国で分ける方向で話を進めているようだ。(こうすることで共同体の一体化が更に進められるとのことです。政権が変わればハンガリーもこれに乗るでしょうが、現体制が続くとまたEU側とひと悶着起きるかもしれません。)
与党は国営メディアだけではなく、ワクチン接種を受けた者が登録したメールアドレスに「政府からのメール」として与党の選挙キャンペーンを行うなど税金を自分たちのためにのみ利用している実態があるが、小さい自治体でも与党系の自治体長が自治体の予算で雇うパブリックワーカーに与党の選挙プラカートをかかげるよう指示をするなど税金を与党のためのみに使用している実態が暴かれている。(知識層だけを見ると圧倒的に左派野党の指示が強いようですが、与党は知識層ではない層の方が分厚いことを理解していて、彼らがわかるような単純なスローガンで政治活動を行っているため今回の国政選挙でも負けないだろうという予想になっているようです。)
教員組合は国政選挙後も新政府の動きがあるまで反政府運動を続けると発表した。
中銀金融時理解は22日、政策金利を1%上げて4.4%とした。(7%まで上がるという予測もあるようです。)
100円=269,43フォリント(OTP/3月22日)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月21日朝時点での現感染者数は、29,267名・74,298名、完治者は283,012名、1,398,256名、死亡者数は7,528名・37,567名。ワクチン接種を受けた人の数は6,400,547名。
21日の発表によると、週末3日間のコロナ感染者数は5839名、死亡者は134名であった。
これまでウクライナからの避難民は西駅や東駅に集まっていたが、21日より駅ではなくBOKアレーナに支援センターを設け、そこに移動することになった。(ボランティア活動をされている方も移動することになったようです。)
24-25日にEU首脳会議が開かれ、アメリカのバイデン大統領も参加する予定であるが、このテーマで首相が野党の国会会派長と話し合いを持ったようだ。ただし内容については一切の口外が禁じられているらしい。(別の記事では、オルバーン首相が「NATOが出してきている案は非常に危険だ」とFacebookにコメントしたとも報じられています。そういえば先ほど政府から「ハンガリーのエネルギーの8割はロシアに依存している。ロシアに経済的制裁を加えれば、ハンガリー人の生活に跳ね返ってくる。政府はこのような制裁には加わらない」というメールが届きました。ワクチン接種のときにメールアドレスを登録すると届くメールです。)
21日だけで2回、領空侵犯をした機体があるとのことで空軍が出動した模様。(問題はなかったようです。)
人材省は教員組合に対し「国政選挙後に新しい政府が誕生した後に交渉を行いたい」との考えを伝えた模様。一方教員組合側はストライキ法によれば、ストライキ中に交渉を行うとなっているとこれに反発している。
▼国政選挙に立候補するための署名に関しブダペスト6区と7区の選挙区について、与党と(左派野党連合以外の)小規模野党の署名がかなり重なっていたり、亡くなっている人の名前があったりと問題があるとして左派野党側が訴える模様。▼セルビアの郵送投票の投票用紙を郵便局ではなく与党系組織が配ることになった模様。これに関し選挙管理局は投票者の自由が奪われることがないようにと注意を呼び掛けている(野党側は「選挙違反を行おうとしている」と強く反発しています。与党系の組織が投票用紙を配達する・・・ておかしな話ですよね。)
左派野党連合首相候補であるマールキ・ザイ氏は今年1月12日に政府系メディアが報道した内容に虚偽があるとして訴えていたが、一審はマールキ・ザイ氏の主張を支持する判決をくだした。(政府系メディアが控訴した場合、二審は選挙後にあるので政府系メディアにはそれほど痛くないかもしれません。)
ガソリン販売価格に上限がかかっていることが原因で、200箇所のガソリンスタンドが休業・廃業する可能性があるらしい。これを国の指示でMOLが引き継ぐ話があったが、休業・廃業する/しているガソリンスタンドの近くに別のガソリンスタンドがあるとのことでMOLはこれを引き継がないと表明した。
デブレツェン大学はプーチン大統領に名誉市民号を与えるとの決定を取り消した。
100円=274,39フォリント(OTP/3月21日)
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▼政府はウクライナに対する新たな支援物資の発送を発表した。▼政府与党はウクライナに対する人道支援はするが戦争そのものには関わらないとの立場をとっている。これもあってか、ある与党議員がウクライナ・ロシア戦争に関してsnsに1956年のハンガリー革命(当時は動乱)のスローガンであった「ルスキ!ハザ!(ロシア人は帰れ!)」と投稿したところ、与党支持者からボロクソに言われ大炎上するという騒ぎがあった。(全く話題にはなっていませんが、「ロシアがウクライナを数日で攻略した後に、ハンガリーとポーランドが安全を守るためウクライナに入りウクライナを無力化させるという計画があった。ハンガリー軍がロシアが侵攻する数日前からウクライナ国境付近に軍を集めたのはそのためだ・・」という話がポーランドで流れたそうです。まあガセだと思いますけど。現在ポーランドとハンガリーの態度にはかなりの温度差があるため、両国の関係が崩れかけているという噂も流れ始めています。)
気象サービスによると、今週は暖かく水曜日ごろから最高気温が20度を超えるところもでてくるとのことだ。(今日はまだコートを着てマフラーをまいて散歩しましたけど、暖かくなるのが楽しみです。)
高速3号線で、警察は若者グループが乗車している車を止めたのだが、調べたところ、ドライバーは15才の少年で、車には走行許可がないことが明らかになった。(警察もびっくりしたことでしょう。)
16日からスタートした教員のストライキは現在も続いており、19日の土曜日の午後には国会議事堂前でデモが行われた。一方、人材省はウクライナ・ロシア戦争を理由にストをやめるよう呼び掛けている。(実際には職場で圧力を受けてストができない教員がほとんどのようです。国会議事堂前では「ブリュッセルを止めるんじゃなくて、教員離れの流れを止めろ!」と訴えていました。)
▼左派野党連合はロンドンに国政選挙への投票を呼び掛けるプラカートキャンペーンを開始した。(もともとハンガリー系が多い地域だと郵便投票が可能なのですけど、西側諸国に住んでいるハンガリー人の場合には投票所まで行かないと投票ができません。もちろん前者が与党支持者が多く、後者が野党支持者が多いです。)▼与党は野党に政権を任せるとハンガリーが戦争へと突入することになると訴えている。▼与党があらゆるメディアを使って「国民を戦場に送り出すこと、武器をウクライナに運ぶことに賛成をしている」と野党を批判していることに対し、左派野党首相候補であるマールキ・ザイ氏が扇動などにあたるとして裁判所に訴えた。(第一次オルバーン政権が国政選挙の第1回目の投票で思ったようにリードできず、このままだと2回目の投票で社会党に政権を取られてしまうとなったときに、大集会を開いて野党攻撃を始めたのがきっかけで、今のように相手に対するネガティブキャンペーンが醜くなったと記憶しています。結局第2回目の投票でも巻き返しはできず政権が社会党に移ったのですけど「これでハンガリーが終わった」というような話を流し続けました。その頃、ホームページで掲示板を開設していたのですけど「ハンガリーは最悪の国になったんですよね」って日本にお住まいの方から連絡があって絶句したことがありました。)▼デブレツェンでロシア製コロナワクチンを製造する話があるが、これをすぐ止めるよう左派野党が訴えている。▼各地で左派野党議員のプラカートが破壊されたり落書きをされたりしている模様。(左派野党は「それだけ与党が野党を恐れているということだ」と有権者に訴えているようです。)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月16日朝時点での現感染者数は、29,329名・79,432名、完治者は281,038名、1,386,073名、死亡者数は7,492名・37,403名。ワクチン接種を受けた人の数は6,399,532名。
17日発表のコロナ新規感染者数は1503名、死亡者は64名であった。
▼オルバーン首相は、ウクライナ国境付近の視察を行っている。(既に40万人以上のウクライナ避難民がハンガリーに入っているようです。)▼Publicusの調査によると、野党支持者の9割がロシアが行っていることはウクライナへの侵略だと考えているのに対し、与党支持者層では侵略と考えているのは44%と半数以下で、24%がウクライナが悪いと考えていることがわかった。
温泉で有名なヘーヴィーズがロシアスパイの情報収集・交換の場となっているという報道がBlikkで流れた(ある専門家の意見みたいです)。
3月7〜13日にインフルエンザらしい症状で医師の診察を受けた人は2万900名であった模様。
今週末(日曜日)にブダペストでマラソン大会があるため、自由橋やドナウ川沿いの道が(一時)閉鎖となる模様。
LGBTQの家族が出てくる絵本を販売したとしてペシュト県行政局が出版社に罰金を科していた問題で、裁判所が「罰金の対象にはならない」と一審、二審とも罰金措置の無効との判決を下した模様。
国政選挙に関し、昨日左派野党連合のマールキ・ザイ首相候補が国営放送で5分話をする機会が得られたと書いたが、15日のオルバーン首相は演説はすでに9回放映されている。
100円=272.69フォリント(OTP/3月17日)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月16日朝時点での現感染者数は、29,531名・80,995名、完治者は280,546名、1,383,361名、死亡者数は7,488名・37,343名。ワクチン接種を受けた人の数は6,399,413名。
16日の発表によると先週金曜日から火曜日までのコロナ新規感染者数は4902名、死亡者は178名であった。
ブダペスト近郊のPiisvorosvarはロシアのSberbankが取引銀行だったため、このままだと資金繰りがストップしてしまうと言われている。
国営テレビは選挙前に各党の代表に5分間のスピーチの時間を与えるとしたが、16日は統一左派野党首相候補のマールキ・ザイ氏が話をした。(5分間のカウントダウン付きでしたが、マールキ・ザイ氏は5分間休みなしで話続けぴったり5分で話を終わらせていました。すごいな〜と感心しました。アナウンサーが発言を遮ると思いましたが、それがなかったのはよかったです。話の内容はいつもと同じでしたけど、早速与党メディ派は「また嘘をついた。発言を翻した」とやっていました。ロシアのプロパガンダメディアが問題となっていますけど、ハンガリーもロシアと変わらないです。)
ハンガリー鉄道ブダペスト・エステルゴム線では、16日より更に多くの2階建て車両を投入し始めた。(私も最初は珍しがって2階に上がったりしていました。)
16日、教員ストライキが行われた。法律違反と言われ、ストライキができない政令が出され、教区からの強い圧力の中で、それぞれの学校で様々な対応となったようだ。一方政府はストを行わなかった教員に感謝の意を述べた。(国会議事堂前に教員や生徒が集まりました。教員の知り合いによると、どこの学校も「ストをするな!」と強い圧力があったようです。ストをしなかったからといて現状に納得しているわけではないようです。)
下水中のコロナウイルス濃度の最新調査によると、わずかではあるが前回より濃度が減少したとのこと。
18日よりガソリンが1リットルあたり40フォリント、軽油が70フォリント値下がりする。(ガソリンは1リットル591フォリント、軽油は641フォリントになるようです。)
100円=274.34フォリント(OTP/3月16日)
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15日、国会議事堂前の式典の後、午後与党支持者は平和行進を行った。その後、国会議事堂前で与党の集会がありオルバーン首相が演説を行った。一方、左派野党連合は工科大学前で集会を開き、マールキ・ザイ首相候補が演説を行った。(オルバーン首相は左派全体が戦争支持者であると連呼していました。マールキ・ザイ氏は「ハンガリー人=オルバーンではない。自分たちもハンガリー人である。」と訴えていました。(どちらの集会もかなりの数の人が集まっていました。世論調査では与党が圧勝すると出ていますけど、どうなるでしょうか。)
15日にチェコ、ポーランド、スロベニアの首相らがキエフに行くとの報道があったが、ハンガリー政府は「ハンガリーはロシア・ウクライナ戦争には関わらないためオルバーン首相は行かない」と回答した。
ハンガリー鉄道は、ウクライナ避難民はEメールアドレスを打つだけで、登録せずとも国際列車の指定券が購入できるようにしたと発表した。またハンガリー鉄道によると、これまでウクライナ避難民に配った切符は10万枚を超えるとのこと。
ウクライナからルーマニアを抜けてハンガリーの領空に入り、その後、クロアチアのザグレブで墜落した軍用ドローンについてハンガリー当局は、ドローンについては把握しておりハンガリー領空内を飛んでいる間は常に追跡をしていたと発表した。(ドローンには爆弾が入っていたとのことです。14日にも飛行機が領空内に入り、ハンガリー軍が領空外に出すという出来事があったようです。)
▼政府はウクライナ避難民を雇用した場合、6万フォリント、避難民に子どこがいれば子ども1人あたり更に1万2000フォリントを支給すると発表した。▼jobinfo.huはウクライナからの避難民がハンガリーでの働き口が見つけやすくなるよう、専用の登録サイトを開設した。
15日にセールカールマン広場の近くにある郵便宮殿に国立銀行金融博物館がオープンした。(入場は登録制みたいですあg、無料で入れるみたいです。)
▼11日のハンガリーにおけるガソリン価格(市場価格)は1リットルあたり631フォリントで、乗用車が実際に給油するときの値段は(政府規定価格)480フォリントであるが、vezess.huの調査によるとEU27か国の中で11日時点で631フォリントという値段は20番目の高さで、480フォリントより安く給油できるのはポーランド(450.22フォリント)のみとのことだ。(一番高いのはノルウェーで948.20フォリント=2.481ユーロだそうです。)▼カラーチョニブダペスト市長はBKKのバスが市場価格でしか給油できないことに関して「多くの人に公共交通機関を使ってもらうためにも、バスの給油も政府規定価格でできるようにしてほしい」と政府に訴えた。
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東日本大震災が発生したとき「なぜ金持ちの日本に寄付する必要があるのだ」と言われながらも日本学科の学生が警察の許可を取り道に出て募金活動を行い、集まったお金を大使館に持って行きました。そのときの学生の1人は、今、同僚となっていますが、ちょうどその人が隣の席となった今日の全教員会議で(日本学科かどうかはわかりませんが)学生が西駅でボランティアをしているとの報告がありました。職場も先日チャリティコンサートをおこない、(直接的なサポートにはならないかもしれませんが)今後も学術的な面からいろいろな企画を考えているようです。
前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月10日朝時点での現感染者数は、31,195名・90,459名、完治者は277,366名、1,368,671名、死亡者数は7,449名・37,154名。ワクチン接種を受けた人の数は6,398,091名。
10日発表のコロナ新規感染者数は2377名、死亡者は54名であった。
▼日清ハンガリーはインスタントラーメン10万食分をウクライナからの非難民に無償提供した。(親会社の日清食品も100万ドル相当の寄付をしたようです。)▼マジャールスズキはウクライナとロシア向けの輸出をストップした。▼現在ハンガリーにいるNATO代表団は「ハンガリーは国を守る準備ができている。必要な場合はNATO軍が来て共に戦う」と述べた。▼徳島県の医師団がハンガリーに入ったウクライナ避難民の医療サポートを行うため日本を出発
した模様。▼ハンガリーにウクライナから避難してきた人の数は20万名を超え、9日も4000以上が電車でブダペストに到着した。▼ニーレジハーザの動物園は、ウクライナから避難してきた人が「動物園で保護してほしい」と置いて行ったマーモセットモンキーを保護した。▼オルバーン首相はEUの首脳会議でも「ロシアからの燃料に頼っているので、ロシアからのガス供給などが止まる制裁措置はできない」と主張する模様(パクシ原発もロシア資本です)。
現在、ハンガリーではガソリン・軽油の販売価格の上限を1リットルあたり480フォリントとしているが、この措置がなければ11日からの平均価格はガソリンが1リットルあたり640フォリント、軽油が717フォリントとなる。▼MOLはハンガリー国内の燃料供給に問題はないと強調した。▼一方シェルは、1回の給油量の上限を52.08フォリントに設定した。▼BKKのバスなどは(上限のない)市場価格で軽油を給油しているようだが、このままの状態が続くとバスもガソリンスタンドで給油することになると同社は警告している。▼政府は10日の午後9時半より会見を開き、燃料費上昇でガソリンスタンドに車が押し寄せている現状を受けて、「上限480フォリントを維持する。」「ガソリン税を20フォリント下げる」「7.5トン以上のハンガリー車、3.5トン以上の外国車は上限なしの市場価格でガソリンを販売する」「4連休は大型トラックの国内走行を禁止する」などの措置を発表した。
10日、国会で大統領選挙が行われ、元家族相のノヴァーク・カタリン氏が大統領に選出された。
各地で野党候補の選挙ポスターを壊したり、与党候補のものにつけかえたりする行為がネットにさらされている。(モラルも何もないですね。)
週末からの4連休も寒い日となる模様。
国は10日より木材などを燃やすことを禁止した。
教員のストライキ中も授業・子供の世話は通常通り行わなければならないという政令が出て、裁判所もこれを支持しているが教員組合は3月16日から予定通りストを行うとしている。どうやら「16-18日は授業をせず、家に子供を置いておけない家庭については子供を預かる。」「翌週の21−23日に16-18日分の授業の半分を行い、できなかった分の給与をウクライナの避難民に寄付する」という方法のようだ。また人材省は「ウクライナとロシアの戦争が行われている最中でありウクライナからたくさん避難民が来ている状況を考えてストは中止してほしい」と述べているが、教員組合は「この問題は去年からずっと訴えてきたことでウクライナとは関係がないこと」との立場を主張している。(ストといっても学校によって対応が異なるようです。現時点でもすでに政令に反対してボイコットをしている教員もいます。)
100円=287,43フォリント(OTP/3月10日)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月9日朝時点での現感染者数は、31,746名・92,366名、完治者は276,377名、1,364,879名、死亡者数は7,422名・37,107名。ワクチン接種を受けた人の数は6,397,806名。
9日の発表によると、コロナ新規感染者数は2632名、死亡者は54名であった。
下水中のコロナウイルス濃度の最新調査によると、更に濃度が減少しているとのこと。
▼NATOの代表団がハンガリーを訪れている。ウクライナから避難してきた人の受け入れをチェックしにきたと言われている。(政府が何か言われているのかもしれないですね。)▼国会外務委員会はロシア・ウクライナ戦争に関してNATOはEUの一員として平和のために動くという内容の声明を出す法案を提出した。(野党の委員は同委員会には参加していなかったようです。)▼ウクライナから避難してきた人にはストレスや疲労から体調を壊す人も多いようで国交での医療体制強化が望まれている模様。▼カラーチョニブダペスト市長は、市が1500名分の宿泊地を提供したと発表した。▼オルバーン首相は英国のジョンソン首相と会談をした。いろいろ話はあったようだがオルバーン首相は「ロシアのガスや石油の供給を止める制裁には参加できない」との立場を改めて示した。(西側から見ると「またハンガリーが足並みを乱した」と言う感じでしょうか。)▼ウクライナの国境についての情報とうたったチェーンメールが出回っている模様。▼民放RKTKlubのドラマの中でロシアやウクライナについてのジョークをいう役の人がいたようだが、今後はジョークを言わないと発表があった。▼市民団体が、「ウクライナから逃げてきた女性に性的行為を引き換えに宿泊場や交通手段を提供するという例が出ている」と発表した。警察はまだ状況を把握していないようだ。(本当だったらひどい話です。)
ガソリンや軽油の値段にキャップをかぶせていることもあり周辺諸国から大型トラックがハンガリーで給油する例があとを絶たず、閉めてしまうガソリンスタンドも出てきている模様。(販売価格の上限を定めているためドライバーは感じませんが、8日ガソリンが1リットルあたり41フォリント、軽油が66フォリント値上がりしました。ルーマニアでもガソリンは1リットルあたり630フォリントにまで上がっているようです。それでハンガリーに殺到しているのでしょう。今週末は4連休ですが、全体の4分の1にあたる500箇所のガソリンスタンドが休業するそうです。閉鎖するガソリンスタンドが出ると、残ったガソリンスタンドに客が集中しパニックが発生する・・・という出来事が場所によっては発生してしまっているようです。ただこういうことが起こると農業用の車両に燃料が回らなくなってしまう可能性がありますが、それを保護する政令が出たようです。)
▼教員組合は、ストライキの権利を無効化する政令を撤回しなければ16日からストをする構えを見せ続けている。▼教員組合は、ストライキをした分、給与が差し引かれるのであればそれをウクライナから避難してきた人への支援金にあててほしいとの要請を政府に行った。▼政府が教員ストライキが合法的に行えないようにする政令を出したことで、全土で教職員が反発しているが、現在政府が各学校にラップトップを支給していることもあって、地元の与党議員が学校を訪れ選挙活動に利用しているらしい。これに関して、最高裁判所は「問題なし」との見解を示したようだ。
ハンガリー鉄道の機関士は10日よりストライキに入る予定であったが、現在ウクライナから避難してきている人がいるという状況を鑑みて人道的な理由でストを中止すると発表した。
独立系ラジオKlubRadioが周波数92.9の放送権に再度応募したようで、メディア局が応募を受け取ったようだ。(前回も最後まで残りましたけど結局駄目でした。Klubラジオはネット放送を続けています。)
選挙前に野党代表も5分アナウンサーの質問に答えられる・・ということで国民の税金で動いている国営放送の異常な偏光報道がまた注目を浴びているが、過去4年間で野党の代表や議員が全く呼ばれたのは18回だけだったらしい。
8日、15才の少女がブダペストの自由橋からドナウ川に落ちたが、すぐに水上警察が救助した模様。(どうして落ちちゃったのでしょうか。)
政府はワクチン接種をした人に政府からの(例えばコロナ対策に関する)情報を流しているが、最高裁判所は2月25日に送った情報の中に野党批判を紛れ込ませていることが選挙違反にあたると判断した。(といっても、それで終わりです。政府には痛くもかゆくもないでしょう。)
選挙管理局はFudan大学の国民投票に必要な署名20万名分が集まったと発表した。(これで国民投票はできますが、いつできるか・・っていうのが問題ですね。)
100円=284,75フォリント(OTP/3月9日)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月8日朝時点での現感染者数は、32,159名・93,850名、完治者は275,500名、1,361,281名、死亡者数は7,436名・37,059名。ワクチン接種を受けた人の数は6,397,623名。
8日の発表によると、コロナ新規感染者数は1387名、死亡者は59名であった。
▼ウクライナからの避難者が18万名に達した。
3月16日より3週間、ハンガリーテレビM1とコシュートラジオで水曜日と木曜日に選挙に出る全ての党が5分間の選挙放送枠が与えられる。(日本の選挙放送と違ってアナウンサーが質問をする形式みたいです。野党が国営放送で話せるのは4年間でのこの5分だけです。4年前は野党は4年間で5分しか話すチャンスがないことを怒り出す党首もいました。また、「2本尾犬党」は、この状態が以下に馬鹿げているかを示すために、鳥の仮面をかぶって鳥語を話していました。)
VIDEO
8日、フォリント安が止まり幾分反発した模様。
Auchanはレモンの模様のメラニン樹脂の皿について、メラニンが溶け出す可能性があるとして商品回収を発表した。
BKKのバスなどの停留所にハンガリー語と英語のダブル標記の新しい時刻表が設置される模様。
100円=298,52フォリント(OTP/3月8日)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月7日朝時点での現感染者数は、32,841名・96,296名、完治者は274,606名、1,357,719名、死亡者数は7,430名・37,006名。ワクチン接種を受けた人の数は6,397,455名。
7日発表の週末3日間の新規感染者数は5852名、死亡者は150名であった。
7日より屋内や交通機関内でのマスク着用義務がなくなった。一方で、ワクチン接種率が35%のウクライナから多くの人が避難してきていることもあり、専門家は引き続き注意が必要と訴えている。(受け入れ地域ではウクライナからの子供も幼稚園に通わせることになっていますが、コロナだけではなく予防接種などを受けていない幼児も多いとのことで、受け入れ地域も頭を悩ませている・・・という話を聞きました。)
▼首相は戦闘地域がハンガリーに近づいており、今後も避難してくる人への対応が増えることになると発表した。▼官報にハンガリーからウクライナへは武器を輸送しないことが記載された。一方、同じ官報にNATO軍がウクライナに武器を送る際にハンガリーを通してもよいとも書かれています。▼国立保健局によると、今後核爆弾が使用されたり原子力発電所などから放射能が漏れることを恐れてか薬局で放射能漏れに効くとされるヨードを買い求める人が増えているらしい。▼ハンガリーは来たものの行く当てのないウクライナ人受け入れ活動が行われている。すでに3000名弱の受け入れを完了した模様。
今週も教員のストライキを無効化する政令に反対して教員が授業をボイコットする運動が続いている。
Direkt36は、ハンガリーのメディア局が政府に対してネガティブな情報を排除したりしていたことを示す書類を入手したと発表した。
7日、フォリント安が更に進み1ユーロ=400フォリントを突破した。
100円=303.59フォリント(OTP/3月7日)日本円も300フォリントを超えちゃいましたね。
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月4日朝時点での現感染者数は、34,093名・103,093名、完治者は272,338名、1,346,236名、死亡者数は7,411名・36,875名。ワクチン接種を受けた人の数は6,396,404名。
7日より老人ホームや病院を除き、屋内施設でのマスク着用義務がなくなる。これは交通機関も同じであり、BKK車両内でもマスク着用義務はなくなる。
▼政府はウクライナから逃げてきたすべての人に対して支援を行うと発表した。▼ロシアのウクライナ侵攻は、ロシアやウクライナと取引をしている会社の従業員など8万人に大きな影響を与えているとのこと。▼EUの要請に従いハンガリーでもロシアの2つのテレビチャンネルの放映を停止した。▼ハンガリーに入ってきたウクライナからの避難者は12万名に達しているが難民申請をしたのは700名ほどに留まっている。この理由について関係者は、ハンガリー国籍がある人が多いことと、とりあえずは安全なところに移動することを優先している点を挙げている。▼ロシアのウクライナ侵攻の影響で穀物の価格が上がっていることを受けて、政府は穀物輸出に制限をかけた。▼観光業関係者は今後、ブダペストやヘーヴィーズなどの温泉地は、ロシア人観光客が入って来なくなるため大きな打撃を受ける可能性があると頭を悩ましている。
今週とこれまで同様、朝晩は氷点下以下になる日が続く模様。(金曜日は場所によってはマイナス15度にまで下がる可能性があるとのことです。)
6日、野党は国営テレビ局前で、国営放送の偏向放送に対するデモを行った。(これまでもかなりひどかったですけど、今は本当にかなり酷いですよね。)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月3日朝時点での現感染者数は、34,698名・107,758名、完治者は271,275名、1,339,040名、死亡者数は7,400名・36,811名。ワクチン接種を受けた人の数は6,395,509名。
3日の発表によると、コロナ新規感染者は3800名、死亡者は77名であった。
政府は来週の月曜日(7日)より(老人ホームや医療機関を除き)屋内や交通機関内でのマスク着用義務がなくなる。また、(老人ホームや医療関係者以外)雇用者が被雇用者にワクチン接種を強制できる措置もなくなる。(教員に対するワクチン接種義務もなくなります。)また免疫証明書提示義務もなくなる。
▼ウクライナには20万名のインド人がおり、その大半が留学だとのこと。インド政府の要請で先週土曜日からすでに9機の飛行機がウクライナから逃げきたインド人をインドに送っているようだ。(今後ももっと飛行機を飛ばすようです。)▼ブダペスト市はウクライナから避難してきた人たちに対して市内交通を無料で使えるようにした。また来週の月曜日より西駅の地下道にインフォメーションセンターを設置するようだ。(西駅は通勤で使いますが、今日もウクライナから逃げてきたと思われる人が結構いました。理解できないので予想ですが、構内の放送もウクライナ語が流れているようです。)▼EUはウクライナ人避難者向けに「一時的難民」のカテゴリーを検討しているようだが、ハンガリーはこれに反対の姿勢を見せた。▼政府は、ロシア制裁の1つとしてパクシ原発を停止した場合、国民1人あたりの1年間のエネルギー代が26万6000フォリント上がってしまうため、停止しろとの(野党の)主張は責任がない発言との立場を示した。またロシアがガス供給を止めた場合の備蓄量は3か月分であることも明らかにした。▼Euronewsの調査によると、ハンガリーでは学歴が高い人ほどロシアに戦争責任があると考えウクライナ側に立つ傾向がある模様。ただ全体を見ると、ロシア、ウクライナのどちらとも距離を置くべきという意見が多かったようだ。
政府は2016年3月に発令した大量(不法)移民による非常事態を更に延長した。
100円=287,89フォリント(OTP/3月3日)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月2日朝時点での現感染者数は、34,965名・107,937名、完治者は270,328名、1,335,756名、死亡者数は7,391名・36,743名。ワクチン接種を受けた人の数は6,395,085名。
2日の発表によると、新規感染者数は3539名、死亡者は83名であった。
▼ハンガリーに逃げてきたウクライナ人が10万名を超えた模様(10万4000名との報道もあります)。▼Sberbank(ロシア貯蓄銀行)が清算手続きを開始した模様。(国家貯金保険基金が預金者に3700万フォリントまで補償してくれるようです。ロシアと取引のあった法人などには痛手でしょうね。)▼ウクライナから避難してきた女性が元気な赤ちゃんを出産した。▼政府はウクライナからの避難者に対する医療を保証すると発表した。▼プーチン大統領に名誉市民号を与えたとされるデブレツェン大学は「本人が受け取っていないため、実際には名誉市民ではないが、名誉市民号を無効とする件について議論する」と発表した。▼現在サラダオイルは価格上限の対象となっているが、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、価格上限措置が解除された後には一気に30%値段が上がると予想されている。(1リットルのサラダオイルが1000フォリントになるそうです。)▼オルバーン首相夫人がウクライナ国境まで支援品を運んだ模様。一方、野党首相候補のマールキ・ザイ氏もウクライナに手紙を送ったようだ。▼シィヤールトー外務大臣はプーチン大統領からもらった勲章を返還する意志があるかとの問いに「意味がないこと」と回答した。
Medianによると、ロシアのウクライナ侵攻は与党に追い風となっているとのこと。(ほとんどマスコミに取り上げられることのない野党の主張が、更にかき消されてしまうのでしょう。ロシアでもテレビしか見ない層が今回の侵攻・侵略についても正確な情報を得ていないと報道されていますけど、ハンガリーも似たようなものだと思います。)
4月3日の国政選挙の比例には6つの党が候補者を出す模様。
2日も政府に反対する学校教員のデモが続いた。(組合によると、形はどうなにせよ16日から教員の無期限ストを始めるようです。政府関係者は、ウクライナが困っている時に何をする!と批判しています。)
現在、幼稚園から小学校への進学を1年間送らせたい場合は人材省に申込をしなければならないが、今年は21000名以上が申し込みを行った。(ちょっと前までは保護者と幼稚園の判断でもう1年幼稚園に残ることができました。)
フォリント安が更に進み、2日は一時1ユーロが381.36フォリントとなった。
100円=286,26フォリント(OTP/3月2日)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、3月1日朝時点での現感染者数は、36,641名・113,881名、完治者は268,079名、1,326,929名、死亡者数は7,383名・36,668名。ワクチン接種を受けた人の数は6,394,782名。
1日の発表によると、新規感染者数は2037名、死亡者は102名であった。
下水中のコロナウイルス濃度の最新検査によると、濃度は下がり続けているとのこと。
▼(実現は難しそうだが)ハンガリー政府はウクライナのEU加盟に賛成の立場を表明した。▼東駅ではウクライナから逃げてきた人に対する支援品を集めている。(消毒液、サンドイッチ、ジュース、チョコレート、ミューズリーバー、消臭剤、プラスチック食器、紙おむつ、ベビーフード、果物などが必要だそうです。恐らく2日も活動が続くと思われます。)▼東駅にウクライナからの避難者目当てに「ハイエナタクシー」が押し寄せたが、すぐに排除されたれたようだ。▼キリスト教立の学校が、ブダペストに避難してきた子供たちに授業を行うようd。
野党が国営テレビに対し「プーチン寄りの偏向報道をしている」と訴えたが、メディ局は「多種多様な意見があってしかるべき。国営テレビを批判するのは国益を損なう行為」との判断を示した。
ブダペスト9区区長は、Fudan大学建設予定地に、デンマークの芸術家Jens Galschiotが制作した天安門鎮圧を記念する恥の柱を2日より2週間立てると発表した。(Jens Galschiotもハンガリーを訪れるようです。)
2月28日には32校で教員による反政府デモが行われた。1日も同様に多くの学校でデモが行われた。
1日も更にフォリント安が止まらず、一時1ユーロが379フォリントまでになった。(オンブズマンも「基本法:憲法に従う形、つまり授業を行いながらのストしか認められない」との態度を示したようです。)
100円=285,90フォリント(OTP/3月1日)
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前者をブダペスト、後者をそれ以外とすると、2月28日朝時点での現感染者数は、37,634名・117,118名、完治者は266,833名、1,322,010名、死亡者数は7,367名・36,582名。ワクチン接種を受けた人の数は6,394,379名。
28日発表の週末3日間の新規感染者数は8370名、死亡者は197名であった。
▼EUが武器をウクライナに運び込む動きを見せているが、政府は「人的被害を更に生む武器を通させるわけにはいかない」とハンガリー国内を移動して輸送にNoの姿勢を見せた。▼西駅にはウクライナから避難してきた人がぞくぞくと到着した。数日で国に戻れると信じている人もいれば、西ヨーロッパの知人や親せきのところに更に移動する人もいるとのこと。▼野党支持者は28日もくさり橋でロシアに対するデモ活動を行った。
今年1月に生まれた子供の数は6602名と昨年同時期より740名少なかった。(昨年1月も非常に少ない月でしたが、更にそれを下回ったようです。)出生率も1.48から1.34に落ちた。(1月に亡くなった方の数も昨年より833名少なくなって1万2957名だったようですが、人口減少は止まりません。)
政府に反対する教員運動は、Facebookのクローズされたグループで情報交換をしているようだ。3月1日には宗教系の学校もこの動きに参加するようだ。
政府はガソリン税を5フォリント引き下げた。また卸値も上限480フォリントの制限をかけた。
28日、1ユーロが372フォリントとフォリント史上最安値を更新した。
100円=278,13フォリント(OTP/2月28日)
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