ニュース
2月28日

今日の天気
東部では濃い霧が発生するところがありそうです。西部や南部では雲が出ますが、雨にはならないようです。最低気温は−15〜−4度、最高気温は−2〜+10度の予想です。

事故
27日朝、ゲデッレー近くの国道3号線で3台の乗用車の事故があり、2名が死亡、4名が重軽傷を負った。

起訴を提言
昨年夏、少女が養父を殺害するという事件が発生したが、この少女の年齢が低かったということでこれまで起訴とはなっていなかった。ただ、ここにきて警察は起訴を検討している模様。

更なる余罪
昨年のモールでの残忍な銀行強盗はまだ記憶に新しいが、この容疑者として身柄を拘束されている者の余罪が最近次々とでてきている。27日も容疑者の1人が2001年のヘジェシュハロムの両替所強盗事件に深く関与していることが明らかになったとか。

不動産
今年のブダペストの不動産の価格は昨年にくらべ新築で5〜7%、中古で4%ぐらい高くなるそうだ。(ブダペストの不動産は相変わらず供給過多の状態が続いているが、銀行の利子がさがったので、不動産に投機する動きもでているらしい。)

失業率
中央統計局の調べによると、2002年11月〜2003年1月のハンガリーの失業率は6.1%だった模様。


27日もハンガリー各地で濃い霧が発生し、交通に大きな影響を及ぼした。

2月27日

レート
100円=187.83フォリント(OTP・2月26日、午前8時51分現在)

今日の天気
西部ではよい天気となりそうですが、東部で濃い霧が発生する可能性があります。最低気温は−15〜−4度、最高気温は−2〜+10度の予想です。

事故
ブダペスト23区で26日未明、陸橋の下り坂を猛スピードで走ってきた車が信号に激突するという事故が発生。運転手が死亡した。

う〜む
26日、ペシュト県のアルベルティルシャという町の13才の少年が40才の父親を刺し殺すという事件が発生。殺された男性はいわゆるアル中で家族内でもけんかが絶えなかったという。

タバコの火
ブダペスト工芸大学の寮が火事になったことは伝えたが、その後の調べでタバコの火が原因であることがわかった。

取り外し
ブダペストの「テロの館」から出っ張っている屋根の部分(カミソリ屋根と呼ばれている)を今後3年間そのままにするという決定を市長デムスキー・ガーボル氏が保留していた問題で、結局これを取り外すことが決定したようだ。

2月26日

レート
100円=186.97フォリント(OTP・2月25日、午前10時7分現在)

今日の天気
全体的によい天気ですが、東部では濃い霧が発生するところもあるでしょう。最低気温は−13〜−5度、最高気温は−2〜+8度の予想です。

今のところ反応なし
ブダペストのネープシュタディオンに建設中のスポーツアレーナは本来は昨年末に完成する予定であったが、その後工事が延長され、2月24日に完成のはずであった。そして24日、今回の建設を担当したフランスの会社は「完成」としたが、ハンガリー政府(青年・スポーツ省)は「このような状態では完成とは言えない」と発言している。この件に対し、フランスの会社はまだ何も言っていないが、遅れた分は毎日2000万フォリントを会社が政府に支払うことになっているため(実際には建設費から差し引き)今後大きな問題となる可能性もある。

ひき逃げ
22日、エゲル近くのエチェドという町で、30才の男性がひき逃げ事件が発生。現在はまだこの事故を引き起こした車のタイプすらわかっておらず、60の町の警察が有益な情報に対し5万フォリントの報償金を出すことを決定した。

う〜む
25日、ペシュト県のエルケーニという町で、「ある二人の女性がバス停近くで赤ちゃんを雪の中に突っ込ん洗っている」という通報があり警察が駆けつけたところ、生まれたばかりの赤ちゃんの遺体を発見した。間もなく警察は赤ちゃんをすてた2名の女性の身柄も拘束した。(2名ともルーマニア人だった)

拳銃
クロアチアとの国境で税関職員があるクロアチア人の車から拳銃を10挺(ちょう)発見するという事件が発生。この男性は身柄を拘束された。

押し合い圧(へ)し合い
ハンガリーには32の監獄があり、1万1000名が収容できるが、現在の収容人数は1万8000名(収容率159%)とかなり混み合った状況となっている。(特にヴェスプレームの監獄では収容率が300%となっている模様)

不発弾発見
ブダペスト1区のトルディ・フェレンツ高校の校庭で先日第二次世界大戦当時の不発弾が発見されたが、25日にも更に1発不発弾が発見された。(ブダ城付近にはこのような不発弾がまだかなり残されているようだ。)また、ブダペスト12区のヴァーロシュマヨール通りでも不発弾が発見され爆破処理された。(こちらでは付近に住む80名が一時非難した)

寮で火災
25日、ブダペスト11区にある工芸大学の寮で火災が発生。27名が負傷した。(うち15名は煙をすって病院に運ばれた)

春の祭典
毎年恒例のブダペスト・スプリングフェスティバルが今年も3月14日から開催される。(今年で23回目)

2月25日

レート
100円=188.36フォリント(OTP・2月24日、午前9時22分現在)

今日の天気
全体的にだんだんお天気よくなるそうです。ただ朝方霧が残るところもありそうです。最低気温は−15〜−6度、最高気温は−3〜+5度の予想です。

麻薬ネットワーク
少し前、警察の麻薬取締部が麻薬販売ネットワークの核となるメンバー8名を逮捕したが、20日、新たに同じグループの5名が逮捕された。(これらのメンバーから押収した麻薬の総額は1億3000万フォリント)

強盗失敗
24日、ブダペスト5区にある両替所に銃を持った男が押し入り売り上げを要求した。しかし店員がこれを拒否し更に犯人に攻撃をしかけ、この犯人は逃走した。

爆破予告
24日夜、ブダペストの「テロの館」に「爆弾をしかけた。」と爆破予告の電話が入り、中にいる人が非難するという騒ぎがあった。(この手の犯罪は本当に多い。私がつとめる学校でも何回かあった。)

デモ
NATO軍(アメリカ軍)の武器などをトルコに送るためにハンガリーの鉄道などを利用したいという要求をのむかどうか国会で話し合いが続けられているが、(24日夜、可決された)これに反対するデモが24日、国会議事堂前で行われた。


ハンガリーでは24日朝、各地で濃い霧が発生し、交通に影響を及ぼした。(高速1号ではジェールとヘジェシュハロム間、高速7号では、セーケシュヘフェールヴァールとバラトンビラーゴシュ間、高速3号ではカール付近で速度制限措置がとられた。)

同性
先日、大臣の1人であるキシュ・エレメルが、持ち株会社が政府から仕事をもらっていたとして辞任をしたが、彼にかわりキシュ・ペーテルが大臣に就任した。

どうなる?
ネープシュタディオンに建設中のスポーツアレーナでは、3月13日にオープンし、同日夜には有名歌手のコンサートなども開かれる予定であるが、スポーツ大臣は「まだ問題が多く、完成したとは言えない。まだ駄目」と発言、これからの動向が注目される。

フェリー
バラトン湖のフェリーは昨年は2月の時点で動いていたが、今年は寒さと雪などのため3月1日の運航開始予定となっていた。ただ、依然として寒さが続いているため、サーントードとティハニの間では運航が開始されるのが4月になる模様。

2月24日

今日の天気
北部ではお日様が出て、南部では湿気が多く、その他の地域では霧が発生しやすくなるでしょう。最低気温は−25〜−6度、最高気温は−2〜+5度の予想です。

締め切り迫る
高等教育機関への願書受付期限まであと1週間となった。昨年の願書提出者数は16万5000名。今年も同程度が予想される。尚、例年の締め切り日である3月1日が今年は土曜日にあたるため、3月3日の消印まで有効となるようだ。

デモ
23日、青年民主同盟を中心に、ブダペストのテロの館前で「共産主義時代の犠牲者に対するデモ」が行われ、前首相オルバーンビクトル氏が演説を行った。

結局この人か
極右党のハンガリー正義と人生党は、選挙に負けたことが原因で党首退陣論なども出て、党内がゴタゴタしていたが、こういう改革派が追い出され、結局これまで通りチュルカ・イシュトバーン氏が党首として信任された。

対応に大慌て
メッジェシ内閣の閣僚の1人であるキシュ・エレメル氏の持ち株会が政府系会社から仕事をもらっていたとして辞任した。これに伴い政府は後任人選にあたるとともに、他閣僚の情報についても公にし、このような問題が今後起きないように対応するとしている。

パニック?
3月15日に確定申告があるが、ハンガリー民主フォーラムによると今年の申告用紙あるいはその説明が非常にわかりにくく、多くの人が必要以上の税金を申告することになるだろうと警告した。

2月21日

今日の天気
雲が少なくなり、お日様が出るでしょう。最低気温は−10〜−2度、最高気温は−1〜+4度の予想です。(だんだん暖かくなってきていて嬉しいです)

こんなところで
20日、ブダペスト1区にあるトルディ・フェレンツ高校の校庭から第二次世界大戦当時の爆弾が3つ発見された。(もちろんすぐ学校は閉鎖され、軍によって処理されたようだ)

容疑者逮捕
18日、ブダペスト2区の住宅で33才のシスターが絞殺されるという事件が発生したが、20日この容疑者としてヴェスプレームに住む25才の男性が逮捕された。(容疑者の男性は取り調べにたいし、金目当ての犯行であることを自供した)

マフィアのボス逮捕
19日夜、ブダペストでポーランドで最も大きいマフィア集団のボスで、4年もの間姿をくらましていた男性が逮捕された。

また減少
ハンガリーでは1980年ごろから人口が減り続けているが、2002年も3.5%人口が減少したことが中央統計局の調べで明らかになった。具体的には以下の通り
2002年で・・・・
▼4万6000名が結婚(2001年より2400名多い)
▼9万6800名が誕生
▼13万2700名が死亡

ネオナチ
ここ最近デモが警察に拒否されることが多かったが、この背景としてネオナチ集団の増加があげられる。(警察がどれがネオナチでどれがネオナチでないかわからないらしい)このため与党はファシストの集団は運営できないように法律を変えたいようだ。(1947年にすでにこのような法律ができたらしいのだが・・・共産主義時代のものだから駄目なのかな。)

保留措置
昨日、テロの館の壁の上にあるカミソリ状の出っ張りが後3年そのままになると書いたが、デムスキー・ガーボル市長はこれに反対し、決定保留措置をとった。

無料に
ハンガリーでは博物館は基本的に有料だが、2004年5月1日、すなわちEU加盟国となった日から国立あるいは自治体が運営する博物館をすべて無料にすることを決定した。

個人的なことですが
20日、ブダペスト3区のベーチ通りで2台の車が正面衝突をするという事故が発生した。(妻が地方に仕事に行き、ちょうどその道をとおる予定だったのだが、ラジオのニュースを聞いて別の道を通って帰ってきました。個人的なことですが、書いてしまいました。)

55位
FIFA世界サッカー協会の最新ランキングによると、ハンガリーは58位から55位に順位をあげたそうだ。(あんまり嬉しくはないと思うけど)ちなみに、ヨーロッパ選手権の予選で対戦するスウェーデンは26位、ポーランドは33位、リトアニアは75位、サンマリノは161位となっている。

2月20日

レート
100円=187.03フォリント(OTP・2月19日、午前8時37分現在)

今日の天気
西側ではお日様も出ますが、その他の地域では雲がひろがり、とくに東部では雪がちらつくところもあるかもしれません。最低気温は−10〜−3度、最低気温は−2〜+3度の予想です。

警察が発砲
19日、デブレツェン近くのハイドゥーハドゥハーズという町で、ある事件の容疑者宅を警官が訪れ、連行しようとしたが、犯人が斧を持って襲ってきたため発砲、この容疑者を死亡させるという事件が発生した。

ハンガリー鉄道側の過失なし
昨年12月、カミオントラックとインターシティが衝突する事故が発生したが、ハンガリー鉄道側が行っていた調査の結果。「ハンガリー鉄道側に過失はない」という結果になったようだ。(この事件は昨年12月、ブダペストからミシュコルツへ向かうインターシティーが、踏切りで立ち往生していたカミオントラックとぶつかってしまった事件。カミオントラックが踏切り内で動けなくなり、インターシティはブレーキをかけたが間に合わなかったようだ。ハンガリー鉄道側は@踏みきりランプは正常に動いていたか。Aインターシティーのブレーキに故障などがなかったを調べていたが、問題がなかった模様)

余罪
昨年発生したモールの銀行強盗(行内にいた人すべてを射殺して逃走するという残忍な手口だった)の2名の容疑者が現在警察の取り調べを受けているが、この2名が2001年の銀行強盗未遂事件にも関わっていた可能性がることがわかり、この件についても取り調べが始まった模様。

高速道路
政府は2007年1月までに、1兆100億フォリントをかけて現在の高速道路総距離である633キロを1053キロまで延ばすことを発表した。(野党側は最初の公約とちがうと攻撃しているようだ)全然関係ないが、高速3号線の新しい区間(フゼシュアボニ−ポルガール間)は「え?これが新しい区間?」と疑ってしまうほど、道があっちに傾いたり、こっちに傾いたりしている。

3年間はそのまま
ブダペストにある「テロの館」は共産主義時代の政府の横暴ぶりのみが強調されているとして社会党が与党になってから、その存在が危ぶまれていたがそのまま残されることが決まった模様。また建物上にカミソリのような屋根がくっついているのだが、これもそのまま残るようだ。

議論
国税庁から数百万人の情報が外に漏れていた(政府が外に出した)という点が野党側より指摘され、大きな議論が続いている。

決着せず
NATO軍(アメリカ軍)物資や人をハンガリーを通ってトルコに運んでもようかという点で各党が集まって議論を行っているが19日の段階でも結論はでなかった。

居眠り
街の監視カメラからの情報をチェックする警察官たちが居眠りをしていたことがわかり、罰金刑が言い渡された。

2月19日

今日の天気
午後から夜にかけて雲が広がりそうですが、雨にはならないとのことです。最低気温は−15〜−8度、最高気温は−4〜+1度の予想です。

絞殺
17日、ブダペスト2区の住宅で32歳の女性の絞殺された。警察は犯人がなぜこの女性を殺したのか、物取りの線も含めて捜査を進めている模様。

実の娘に・・・
1月28日、シャールゴタリアンに住む中年の男性が2名の見知らぬ男に襲われ、重傷を負ったが、その後の調べで実の娘とその恋人が別の男性に殺人を依頼していたことが明らかになった。

麻薬網
警察は麻薬販売網において重要な位地を占める8名を突き止めた模様。(エクスタシーという錠剤だけでも2万8000錠を押収したとか)

発見
昨年夏、キチェリ博物館から盗まれた4点の絵画が17日、ブダペストの空き家から発見された。(これらの絵画は合わせると1億フォリントの価値があるということだ)

反対
現在、高速道路を走る際にはシール式の定期を購入する必要がある(10日、30日、1年券)が、これの1日券というのを販売する計画もあるらしい。ただ、高速道路管理局は「経費がかかりすぎる」とこの案には反対のようだ。

デモ
グリーンピースが18日、くさり橋前のトンネル上で、アメリカのイラク攻撃を反対するデモをおこなった。(たれまくをたらしたり、ビラを配ったりした。)警察への許可がなかったこともあり、結局は排除されたが、身柄を拘束されたりということはなかった。(最初に警察が訪れたのもデモが始まって1時間以上たってからだったとか・・・またあまりにも唐突なデモだったので、まわりの人も何をやっているのかわからなかったらしい。)

投票
4月12日にEU加盟に関する国民投票が行われるが、青年民主同盟をのぞく3党は投票時間を1時間のばして午後8時までとする案を提出している。

EU加盟
アメリカのイラク攻撃に関し、フランスのシラク氏がハンガリーを始めとするEU加盟予定国がアメリカ寄りの態度をしめしていることに不快感を示したが、青年民主同盟はこれを受けて「EU加盟に不利になる」と強く政府を批判した。(まあそうは言ってもハンガリーはNATOにも入っているし、アメリカにも嫌われたくはないだろうからなあ。)

2月18日

レート
100円=184.05フォリント(OTP・2月17日、午前9時10分現在)

今日の天気
雲もすくなく、雨もなく、よい天気となりそうです。最低気温は−20〜−12度、最高気温は−4〜+1度の予想です。(晴れると寒くなる〜)

息子のせいか
ブダペスト3区の住宅で63歳の女性が顔に金属さびをぶっかけられるという事件が発生。この女性は重傷を負い病院へと運ばれた。(この女性はハンガリー最初のマフィア裁判にもかけられたタシュナーディ・ペーテルのお母さん。息子のせいなのか。)

借金だらけ
日本の地方自治体もかなりお金に困っているというニュースを読んだことがあるが、ハンガリーでもセゲドがかなり苦しい状況となっているようで、このため予算の一部を削除・凍結という手段に出ているようだ。

デモ
「平和のための市民」という団体はアメリカのイラク攻撃に対して反対デモを行っているが、現在、アメリカ軍(NATO軍)やその武器がハンガリーを通ってトルコに移動するという話があり、これが実現するようであれば再びデモを起こさざるをえないという態度を示している。(国会はこの件について17日話し合いをもったが、結論がでなかった模様)

その他
▼身体障害者の場合、車椅子の絵がかいてある証明書を車の中に入れておけば有料路上駐車場でも料金が無料になるのだが、あまりにも単純なつくりということもあり、違法コピーが出回っていた。そこで、ブダペストではホログラムの障害者用駐車シールというものをつくり、それを車にはってもらうことにするようだ。(数週間後には導入とか)
▼詳しいことはわからないが、スターリン死後50年を記念して、ペシュトにあるビガドーでコンサートが行われるらしい。

2月17日

今日の天気
朝方は雲が残りますが、その後お日様が見えてくるでしょう。最低気温は−13〜−5度、最高気温は−4〜+1度の予想です。

デモ
15日、国会議事堂前でネオナチの集会が行われたが、同じ時期にこの集会に反対する人の集会も開かれ、一時騒然となった。しかし大きなトラブルはなかった。また16日に同場所で「反ファシスト」の集会も行われた。

デモ2
青年民主同盟は「共産主義による被害者の日」である2月23日に、ブダペストにある「テロの館」前でデモを行うことを決定した。

引き上げ
16日、バラトン湖から第2次世界大戦当時に撃ち落とされたソビエト軍機の残骸が引き上げられた。

許可するか
現在スロバキアとハンガリーの国境にアメリカ軍がトルコに送る武器を乗せた列車が止まっている。アメリカはこの列車がハンガリーを通ることを要求しているが、16日夜時点ではまだ政府決定は出ていない模様。(前首相のオルバーン氏は強く反対している)

事件
16日、セーケシュフェヘールヴァールで42歳の女性が同棲していた男性と喧嘩をし胸にナイフをつきたてるという事件が発生した。この男性は重傷を負った。

事故
16日朝、ヘヴェシュ県のある踏切りで、ある夫婦がのっていた乗用車が赤信号に気付くのが遅れ、ブレーキを踏んだもののフリップして踏み切内につっこみ、走ってきた急行列車と衝突するという事件が発生した。奥さんの方は重傷。御主人は亡くなった模様。

2月14日

レート
100円=182.82フォリント(OTP・2月13日、午前9時59分現在)

今日の天気
天気のよい1日となりそうです。最低気温は−20〜−10度、最高気温は−4〜+1度の予想です。

無期懲役・・でも
2000年夏にオクトゴンのマクドナルドで銃の乱射事件を起こし、2名を殺害、2名に重傷を負わせた男性に対し無期懲役の一審判決が言い渡された。これによって最低でも35年の懲役となる。ただ検察側は「真の終身刑」でないと駄目とこの判決に不服のようだ。

密輸
ここ数年でノートブックやその部品など10億フォリント分を密輸していた4名の男性が逮捕された。調べによるとハンガリーのいくつかの会社がこの4名から商品を安く購入していたらしい。

憲法違反?
国税庁は旅行会社に対し、10万以上の金を海外旅行につぎ込んだ人の情報を要求していることがわかった。これは憲法違反ではないのかという意見もあり、今後大きな問題となっていく可能性もある。

デモ
ジェールでは初等学校や中等学校の閉鎖が計画されているが、多くの人に影響があることから(生徒・教師・保護者。例えば教師の場合200名がその職を失う可能性があるらしい)市役所の前でデモが行われた。(これから子どもの数もどんどん減るので、こういう問題はあとをたたないだろう)

ここも内部分裂?
前政権末期に、与党の1つであった独立小地主党では党首に関するものを始めとする多くのスキャンダルが発生し、党が内部から崩壊していったが、現在極右党であるハンガリー正義と人生党も党首に反発するグループが勢力をのばしてきており、党内部が揺れているようだ。

懲役
与党である自由民主連合が中心となってこの10年ほど「懲役制度廃止」が訴えられてきたが、どうやら2004年に懲役となる人が最後となり、それ以降は懲役制度がなくなるらしい。ただ青年民主同盟は懲役制は最低2010年までは必要と主張しているので、政権が代るとまたどうなるかわからないような気もする。

2月13日

レート
100円=183.32フォリント(OTP・2月12日、午前8時51分現在)

今日の天気
お日様がのぞくようです。最低気温は−20〜−10度、最高気温は−4〜+1度の予想です。

切腹?
ハンガリー東北地方のサボルチュ・サトマール・ベレグ県のオーフェヘールトーという町の住宅で警察が胸から60cmの長さの刀が突き出た状態で死にかけている男性を発見。この男性は病院へ運ばれたが死亡した。警察の話だと自殺の可能性もあるという。

インフレ
ハンガリー国立銀行は今年12月末までのインフレ予想率をそれまでの4.6%から5.2%へと修正した。

アジアセンター
3月7日、ブダペスト15区に「アジアセンター」がオープンする。(まだ店舗は完全に埋まっていないようだが、それでも400〜500程あるらしい)

大量解雇
セーケシュフェヘールヴァールにあるバス工場「イカルス」は、昨年からリストラを続けているが、今回も270名が解雇となることがわかった。

デモ
アメリカの(将来的な)イラク攻撃に対する反対デモが国会議事堂前で行われた。(ハンガリーはアメリカとも仲良くなっておきたいし、でもEU加盟のことでドイツやフランスともよい関係を築いていきたいしで、立場を決めるのが難しそう)

インフルエンザで学校閉鎖
バラトン湖畔にあるフォニョードの小学校で402名の児童のうち、227名がインフルエンザで休んだため、13・14日の両日学校を閉鎖することとなった。

中止
ハンガリーサッカーチームはキプロスでブルガリアと親善試合を行った。前半0−1とリードされたが、ここで主審が天気が悪くグラウンドの状態もひどいということで試合を中止した。

引き上げ
バラトン湖では1945年3月23日にドイツ軍によって撃ち落とされたソビエト軍機(の破片)引き上げの計画があるらしい。

2月12日

レート
100円=183.47フォリント(OTP・2月11日、午前10時21分現在)

今日の天気
北部、北東部では雲に切れ間が出そうですが、南部、西南部では雪がちらつくろこともあるかもしれません。最低気温は−10〜−3度、最高気温は−3〜+2度の予想です。

2週間後に終り
昨年夏、8月31日に14歳の少女が養父を銃で殺害するという事件が発生したが、警察はあと2週間ぐらいでこの事件の捜査を終了することを発表した。(その後、マスコミに発表するらしい。尚、養父がこの少女に暴行を加えていたことや、少女の年齢を考慮して少女は逮捕されていない。)

無期懲役を求刑
2000年夏に、ブダペストのオクトゴンにあるマクドナルドで銃の乱射事件があった。(2名が死亡、2名が重傷)現在裁判が続けられているが、検察側はこの事件の犯人に対して無期懲役を要求している。(弁護側は犯人は精神に異常があるとして軽い刑に持ち込もうとしているようだ)

爆発
ソムバトヘイの車修理所で女性行員が持っていた道具がいきなり爆発し、2名が重傷、16名が軽傷を負った。

バスと路面電車が事故
11日、ブダペストのゲレルトの丘近くで2台の車が衝突事故を起こしたが、これを避けようとした赤の7番のバスが、19番の路面電車と衝突するという事故が発生した。幸い2名が軽傷を負う程度ですんだようだ。

犯罪減少
ブダペスト警察本部の話では、ここ最近ブダペストでの犯罪件数が減少しているとのこと。(去年の家宅侵入罪件数などがそれまでの年より10%減ったとか)

看板落下
ソムバトヘイでクレーンでつるしていた大きな看板が落下し、歩行者を直撃した。この歩行者は即死。(どうやらこの種の仕事の専門家がやっていたわけではなかったようだ。かなりの罪が予想される)

高校受験
ハンガリーではそろそろ高校受験のシーズンだが、14日までに願書が各高校に届けられることになっている。(ちなみに中等教育機関の数は1157、受験者数は11万名程度。ハンガリーでは以前は初等教育8年、中等教育4年という枠であったが、最近はこれが崩れ、6年生の中等教育機関、8年生の中等教育機関もある。というわけで受験生と一言でいっても初等学校の4年生、6年生、8年生といることになる。)

今度は許可
ブダペストで予定されていたアメリカのイラクへの攻撃に反対する集会は警察に拒否されていたが、デモの場所をかえることで許可がおりた模様。(2月15日に予定)

首相演説
メッジェシ首相は国会で2007年までに環状高速0号線を完成させるとか、高速3号線を2006年までにニーレジハーザまで延ばすとか、地下鉄4号線を建設するとか、これからの国の開発に関して演説を行った。野党側はもちろん「甘い!国民のためにならん!」と反発。

2月11日

レート
100円=183.87フォリント(OTP・2月10日、午前9時7分現在)

今日の天気
雲が広がり、霧の出る所も有るようです。(雪がちらつくとこもありそう)最低気温は−10〜−5度、最高気温は−4〜+1度の予想です。

病人戻れそう
先週末、ソルノクの病院で火事が発生したが、数日後には非難した病人たちも病院に戻れる見通しがたったようだ。

必ず給油しよう
12日より、ガソリンが1リットル6フォリント、軽油が1リットル5フォリント値上がりする。これで95のガソリンは1リットルあたり240.5フォリント、軽油が218フォリントとなる。

EU加盟インフォテレフォン
政府は、フリーダイヤルでEU加盟に関する情報が聞ける情報センター設立の考えをしめした。このセンターではホームページも開設予定とのこと。

2月10日

今日の天気
雲が広がりますが、午後から夜にかけて雲に切れ間が出るところもあるでしょう。最低気温は−15〜−6度、最高気温は−3〜+2度の予想です。

火事1
8日午前、ブダペストのマルギット島内で26番のバスが完全に燃えてしまうという事故が発生。原因は不明。ケガ人もいなかった。なお、以前にも同じような事故が発生している。

火事2
8日午前、タタバーニャにある火力発電所が火事になった。原因はケーブルの故障らしい。(かなり大きな火事で被害総額も1億フォリントに達する模様)

火事3
9日、ソルノクにある病院で火事が発生した。消防士の話ではこれほど大きい火事が病院で発生したことはないとのこと。幸い死傷者はなかったが、病院には新生児も多数おり、一時は騒然となった。(火事発生時に手術も行われていたが、これは無事終わったようだ)

おかしい
最近警察はデモの許可を出さないケースが多いようだが、専門家によるとどうも政治的配慮があるのではという話。(ネオナチの集会が駄目というのはわかるけど、イラク戦争反対デモも駄目だったらしい。尚、ネオナチの集会が駄目になった英雄広場で、左寄りグループのデモがあった。このデモは警察から許可されていたが、人数が非常に少なく、取材記者の方が数が多かったようだ)


雪はやみ、雪に閉じ込められていた村もようやく道がつながるようになった。しかし、9日今度は風で雪がまたつもってしまい、ボルショド県の2つの村がまた雪に閉ざされてしまった。ただ、その後の作業により9日夜にはまた道路が開通したようだ。(関係ないが、高速道路はほぼ完全に除雪作業が終了した模様)

開通まだ通し
昨年は今ごろバラトン湖のフェリーが開通していたのだが、今年は湖が氷に覆われていることから、開通まであと1ヶ月ほど待たなければならないようだ。

その他のニュース
▼ブダペストでは脇道や団地内の除雪作業がすすめられる。(金曜日に妻にブダペストまで来てもらったのだが、駐車したのが脇道で雪に埋まって動けなくなってしまった。友達に頼んで押してもらいなんとか脱出した。)
▼チェペルの病院の一部あるいは全部が別の病院に吸収されることが決まり、住民等が大規模なデモを行った。
▼イラクへ攻撃に備えての訓練がタサールで行われているが、同町で反戦デモが行われた。

2月7日

レート
100円=184.32フォリント(OTP・2月6日午前10時6分現在)

チームハンガリー
ハンガリーの有名スポーツ選手らが結集して2輪チーム「チーム・ハンガリー」が誕生した。2003年度は、世界2輪選手権の125ccクラスと250ccクラスに1名ずつ選手を出す予定。(ハンガリー選手は全部で4名いるようだ。)

ドーピング検査引っかかる
先日、ハンガリー男子ハンドボールチームは世界選手権で6位に入り、オリンピック出場を決めたが、主力選手の1人がその後ドーピング検査で陽性となったことがわかった。(どうやら膝の痛みどめが原因のようだ。医師に連絡しておけば、ドーピング検査でひっかかることがなかっただけに悔やみきれないだろう)ただ、この選手の出場停止期間は数ヶ月で、またチームで1人だけが陽性の場合にはチームとしての結果はそのまま認められるということでオリンピック出場はOKのままらしい。

今日の天気
東部で雪が残るところもありますが、他地域では雪は止むでしょう。ただ風が強く、吹雪となるところもあるでしょう。最低気温は−8〜−3度、最高気温は−5〜0度の予想です。

血と正義文化協会
血と正義文化協会はいわゆるネオナチの集団だが、この集団が1月末からいろいろなところで集会の希望を出していた。しかし警察はいろいろ理由をつけてこれをすべて拒否している。また、検察はこの集団の活動が憲法に違反しているとして解散の要求を出した模様。


6日もハンガリー東部を中心に雪と風で大きな被害が出た。
▼ミシュコルツの近くのシャートルアルヤウーイヘイでは、雪で工場の屋根が落ち2名が死亡した。
▼6日夜になっても100以上の地域が雪に閉ざされたままとなっているが、メッジェシ首相は「生活に必要なものは切れないようにするから心配ない」と発表
▼ブダペストの市内交通会社はバスやトロリーバスに冬用タイヤを買うお金がないことがわかった。(それでテレビニュースなどで、つるつるすべってるのか・・・)

有罪
1998年、マンムト2を建設中にクレーンが倒れるという事件があったが、この工事を指揮していた人物が有罪判決を受けた。

バラトン
バラトン湖も雪をかぶっているが、雪のせいで氷が薄いところや、ひびわれたところがわからないため、氷の上に入ることが禁止されている。

2月6日

今日の天気
雲が広がり、風も強く(特にドナウ川以西地域)雪が更に降る所もあるでしょう。最低気温は−7〜−2度、最高気温は−3〜+2度の予想です。(週末には雪はやみそうですが、気温がかなり下がるようです)

雪と風
5日は、特にハンガリーの東側で雪と風が多くの被害をもたらせた。
▼ボルショド−アバウーイ−ゼンブレーン県(ミシュコルツがある県)では、5日の時点で50、6日朝の時点で100の村が完全に雪により閉鎖されている状況となっている。このため同県では学校閉鎖を命じ、また病人などはヘリコプターで運んでいる状況だ。ただ肝心のヘリコプターが6日朝壊れてしい、事態はますます深刻となってきている。
▼同じようにサボルチュ・サトマール・ベレグ県などでも6日朝現在、多くの地域が雪に閉ざされている模様。また、多くの地域では除雪に必要な金もそこをつき、道路の改修工事などにあてる予定だった金をつぎこんで除雪作業をしているそうだ。
▼ブダペストでは、市内交通機関が走る道はかなり状態もよくはなってきているが、脇道は雪をかぶったままの状況である。(どうしても必要でない限りは車での出発は控えた方がいいと思います。)

戦争には参加せず
現在、ハンガリーのタサールでアメリカがイラクと戦争をした場合にそなえて、アラブ人の訓練が行われているが、国防大臣は5日「ハンガリーはイラクとの戦争には参加しない」と発表した。

どんな番組に
ヘティヘテシュといえば、芸能人たちがニュースをするどい切り口でぶったぎる番組で、ストレスのたまる国民のガス抜きとして非常に人気がある番組であるが、この番組を流しているRTLKLUBは1〜2ヶ月後に番組内容を変更させることを発表した。(今のままでいいと思うんだけど。それは素人考えか)

犯人逮捕
3日、ニーレジハーザであわせて8つの施設に対し爆破予告(すべて虚偽)があったが、この犯人が5日警察に逮捕された。犯人は39歳の男性で前科持ち、両親に説得されての自主となった。

偽物広告
5日、ブダペスト内を走るトロリーバスに「EU加盟反対」の無許可広告が張られた。これらの広告はノリがべったりついておりなかなかはがせないらしい。

2月5日

雪・雪・雪
4日、ハンガリー全体で大雪となり、各地で被害が続出した。5日も更なる積雪が予想されている。(自分自身も仕事に出かけようと6時に車を出したものの、町を出る前に立ち往生。車を乗り捨てて帰宅することとなってしまった。その後、その場所から車を動かすことはできたが、結局家まで持ってかえることはできず、今も近くの駐車場に停めたままである。私が住むショイマールは山にあるので町の道はすべて坂道。さらに自分の車は冬用ではなく、オールシーズン用のタイヤをはいていたのが致命傷となった。)

レート
100円=182.53フォリント(OTP・2月4日、午前10時57分現在)

今日の天気予報
雲が広がり、今日も雪のところがあるでしょう。最低気温は−5〜0度、最高気温は−3〜+2度の予想です。

地震
3日午後8時32分、ハンガリー・オーストリア・スロバキアの国境付近(オーストリア内)で地震が発生。ハンガリーのモソンマジャローヴァールという町で揺れが感じられたようだ。(マグネチュードは3.4。日本だったら大きなニュースにはならないぐらいのもの)

無料に
ブダペスト議会の青年民主同盟会派は、こういう大雪の際には市内交通機関を無料にすべしとの意見を発表。無料になれば自家用車を使う人も減り、除雪作業も楽になるというのがその根拠にあるようだ。ただ市内交通機関を走らせているBKV側は「青年民主同盟の通りにすると、1日に1000万フォリントの売り上げが消えるし、また乗客が増えてもそれに対応できるだけの車両がない」とコメントしている。

2月4日

レート
100円=183.28フォリント(OTP・2月3日、午前8時36分現在)

今日の天気
雨が降るところが出てきそうです。最低気温は−10〜−1度、最高気温は−2〜+3度の予想です。

バス事故
3日、国道8号線で、長距離バスとオーストリアの小型バスが衝突するという事故が発生。1名が死亡、4名が重軽傷を負った。

爆破予告
3日、ニーレジハーザの5つの公共施設(学校3つ、教会関係施設2)で爆破予告の電話があった。警察はこの事件に関し、ある男性が関係があるのではないかと捜査をすすめている。

拳銃発見
3日、ブダペスト7区で、乗用車とバイクの衝突事故があったが、倒れたバイク付近で警察が拳銃を発見した。

返せない
石油会社MOLがガソリンスタンドを置いている地域では、その地方自治体に税金を払っているが、払った額が大きすぎたとして自治体から返済を求めている。ただ返済要求額が大きいため、これを払ってしまうと経済的に困難に陥る自治体もあり、現在交渉が進められているようだ。


政府としては否定しているが、最近与党議員の中で「スーパーや高速道路のガソリンスタンドでも薬が購入できるようになる」と発言するものがおり、これに対し野党側から「どうなっているのか」と批判の声が高まっている。健康大臣は「この議員は西側諸国ではこうなっている。という例を示しただけではないのか」との見解を示している。

資産公開
国会議員の資産が公開された。メッジェシ首相はこれまでも最もお金持ちの首相として知られていたが、現在の資産も数億フォリントにのぼる。一方、前首相であるオルバーン氏は住宅ローンがあと2000万残っているようだ。ただ、これらの資産公開がどこまで真実かは疑問。

2月3日

値上がり
▼ハンガリーでは毎年1月1日に物価がポンとあがるというのが普通である。(例えば今年もブダペスト市内交通機関の運賃が1月1日から値上がりした。今は1枚のチケットが120フォリント。私がハンガリーに住みはじめたころはチケットが1枚12フォリントに値上がりしたばかりの時期だったが、それにくらべても10倍の値段だ。)
▼しかし、最近は世論の批判をかわすためか時期をずらして値上げを行っているように見える。それでかはわからないが、2月1日から電気代や薬代などが値上がりとなった。薬の場合は4%程度の値上とインフレを下回る水準の値上だが、電気代についてはこれを軽く上回る水準となっている。ただ関係者筋の話では今年はもう電気代は上がらないとのことだ。
▼値上がりと言えば、高速道路の使用料も値上がりした。実際に値上がりしたのは1月1日からだが、今年から高速7号や3号の新しい部分でも高速料金が必要となったことから1月中は猶予期間になっていたようだ。ちなみに30日券の値段は普通乗用車の場合3200フォリント。1年券の場合は2万9000フォリントだが、これらの金額は周辺諸国よりはるかに高い水準となっているとのことで、オーストリアでは1万フォリント程度、チェコでも同様の1年券は7000フォリント程度なのだそうだ。
▼ハンガリーの物価はかなり上がっているようで、私の住んでいるショイマールからスロバキアに食料品などを買いにいく人もまれではないし、西側のショプロンなどにすんでいる人はオーストリアに買い物にいったりもするそうだ。

救急車横転
1日、患者を乗せて国道4号線をニーレジハーザへ向っていた救急車が雪道にスリップして横転するという事故が発生。心臓麻痺を起こし意識不明の状態であった患者は、すぐ別の救急車によって病院まで運ばれたが病院で死亡した。(事故と言えば、1月末31日にも雪道で長距離バスが横転するという事故があった。この運転手は前を走っていた車が急にブレーキをかけたため、止まろうとしたが失敗しバスを横転させたようで、スピードの出しすぎがあったとのことで業務用過失で警察に逮捕された)

DV
コムローという村で50才の男性が17才の養女と妻をナイフで刺すという事件が発生。養女は死亡、妻も重傷を負った。

スキンヘッド
ネオナチのグループがブダペストで集会を開こうという動きがあったが、自治体が反対したり、警察が許可を与えなかったりして結局ブダ城や英雄広場での集会は中止となった。しかし1日、あるスキンヘッドが「今日集会をやろう」などと書いたビラを配っていたため警察に身柄を拘束された。

事故?自殺?
1日、ブダペスト西駅隣にあるウエストエンド・シティセンターの屋上駐車場から19才の男性が落下し地面にたたきつけられ死亡するという事故が発生した。警察は事故の詳しい原因を調べている。

威嚇射撃3発
1日、タタハーザという町である男が居酒屋の窓を破って侵入したため警察が踏み込んだところ、この男性は「俺はストリートファイターだ。お前などやっつけてやる」と警察を襲おうとしたため、警察はまず威嚇射撃を1発放ち、応援を頼んだ。すると男性が逃げ出したため、警官はさらに2発威嚇射撃を行った。結局応援の警官たちが駆けつけて男は身柄を拘束された。

オリンピック出場
現在リサボンで男子ハンドボールの世界選手権が行われているが、ハンガリーチームはグループ戦で敗退寸前のところを、別チームが格下のチームに星をおとしたことから、これを突破。それから奇跡的な勝利を続け、前回の世界選手権3位であるユーゴをやぶり、5〜6位決定戦にまわることとなった。今回の世界選手権の7位までは来年のオリンピック出場が決まるということで、男子ハンガリーチームは1992年以来のオリンピック出場を決めた。

首相も電報送る
スペーシュシャトル・コロンビアの事故はハンガリーでも番組を変更して報道されていたが、マードル大統領、メッジェシ首相もアメリカやイスラエルに向けて(今回はイスラエル人も乗っていた)おくやみの電報を送ったとのこと。(基地で帰りを待っていた家族は何を思ったのだろうか)

今日の天気
雲が広がり、雪がぱらつくところもありそうです。最低気温は−12〜−7度、最高気温は−6〜−1度の予想です。