ニュース
8月30日

レート
100円=205.55フォリント(OTP・8月29日、午前11時6分現在)

今日の天気
朝の内、ちょっと雨が降るところもありますが、全体的によい天気となりそうです。最低気温は12〜17度、最高気温は25〜30度の予想です。

一時停止
ゲレルトの丘の要塞近くに不法にカフェを建設したとして、26日から解体工事が行われているが、31日に20日予定であった花火大会が開催されるため、一時的に工事が中断されることとなった。、

単位制度
「今年度より高等教育機関の60%が、単位制を導入し他大学でも単位の取得が可能になる」と教育相次官が発表。(小生の勤めるカーロリ大学日本学科の学生と同じく日本学科があるエトボシュ・ローランド大学日本学科の学生もお互いの大学で単位を取得することが可能になる。実際にどのぐらいの学生が動くのかはわからないが・・・)

ムーディーズ格付け
ムーディーズはブダペストをA3と格付けした。

大丈夫?
ハンガリー航空はロンドン便の値段を下げることを発表した。これは最近の英国航空のチケット安売り攻勢に対応するためと思われる。(ハンガリー航空でロンドンに行く場合、5万4000フォリントぐらいにまでチケットの値段が下がるそうだ。)

変更
ブダのモーリツ・ジグモンド・サークルでは9月2日より3週間、BKV(市内バスなど)が変則的に走る予定。

8月29日

レート
100円=205.24フォリント(OTP・8月28日、午前10時22分現在)

今日の天気
天気のよい1日となりそうですが、西部で雨がぱらつくところがあるかもしれません。最低気温は14〜19度、最高気温は25〜30度の予想です。

無事通過
危険物(恐らく放射性廃棄物だと思うがはっきりしたことはわからない)を乗せた列車は無事ハンガリーを通過し、オーストリアへ抜けたとの報告がハンガリー鉄道より入ったとのこと。(大きな騒ぎにならずよかった)

こういう犯罪はちょっと・・・
ナジカニジャで、ホームレスの女性を強姦し、その後殴る蹴るの暴行を加えるという犯罪が発生。直ちに犯人は逮捕されたようだが・・・

地雷発見
バヤのソ連軍基地跡にショッピングセンターを建てるための工事を行っていたところ132もの対戦車用地雷が発見された。これにより工事は一時中断している。

大雨
27日夜、セクサールドで大雨が降り、床下浸水などの被害が続出した。(ここはビカベールの元祖の町)

旅行会社は選ばなければ
West Travelという旅行会社が倒産し、同会社のツアーでスペインに観光に来ていた観光客が危うく路頭に迷うところだったようだ。(保険会社がホテル代を払ったようだ)同社の事務所にはすでに別の旅行会社が入っているが、なぜかWest Travelの社員が多く働いているとのこと。(裏がないのかきっと調べられることだろう)

これは痛い
30日よりガソリンと軽油が1リットルあたり3フォリント値上がりする。これで95のガソリンは1リットルあたり235.5フォリント、軽油は207フォリントとなる。(やめて〜)

泥仕合
前政権時では独立小地主党に所属し大臣もつとめ、現在はハンガリー民主フォーラムの議員となっているボロシュ・イムレ氏は体制転換前に諜報活動を行っていたことが明らかになったが、本人は諜報員ではなかったとしている。この件に関し、ハンガリー民主フォーラム側は「党に入る前に体制転換前の諜報活動に関してはまったく否定していたのに裏切られた」と来週にも国会の同党派から外される可能性が出てきているが、ボロシュ氏は同党党首であるダービド・イボヤ氏に対し「そんな話、きいていない。」と逆ギレ状態となっている。前政権時では「独立小地主党の行くとこスキャンダルあり」という状況であったが、その流れ今も止められないのか。

今日のニュースで考えたこと。
▼2008年のオリンピックを開催する北京は「近代5種や野球、ソフトボールなどはもういらない。ゴルフなどを入れよう。」と発言したようだが、近代5種はハンガリーのお家芸なのでこれが実現となると痛いだろう。2004年のオリンピックでもこれまたハンガリーのお家芸であるフェンシング競技の1部が開催されない可能性があり揺れている。
▼TV2という民放の6時半のニュースを見ると、トップニュースと並んで「Big Brother」という番組の宣伝ニュースを流している。(他の番組でも「あと〜日でスタートというマークがつけられている)一部報道で「洗脳!」と批判されているが、政治や経済のトップニュースと並べて報道するのはやっぱりいただけないと思う。

8月28日

レート
100円=205.29フォリント(OTP・8月27日、午前9時6分現在)

今日の天気
全体的に手にはよいですが、西側では雨がぱらつくところがあるかもしれません。最低気温は14〜19度、最高気温は24〜29度の予想です。

観光客減少
バラトンのバラトンフェニベシュという町では好天による水位の減少、あるいは大雨や気温の低下などの影響で今夏や昨年夏に比べ観光客が30%も減った。同町では政府の援助を求めている。(夏稼げないと、冬はまったく駄目なだけに問題だ。)

セーチェーニ・カード
中小企業の為にセーチェーニ・カード制度が生まれた。このカードを利用して28日より50万、あるいは100万フォリントの借入れが可能となる。

共同戦線
連立与党をつくっている社会党と自由民主連合は秋の地方選挙の際、ブダ地域については共同で選挙戦をすすめていくことで合意に達した。(これとは関係ないが、社会党のブダペスト市長候補が自由民主連合の候補であるデムスキー現市長を支持するため立候補を取りやめるのかどうか注目)

諜報員ではなかった
昨日、体制転換前に諜報活動を行ったことを認めた前大臣のボロシュ・位群れ氏は27日「脅されて諜報活動は行ったが、諜報員ではなかった」と彼が諜報員であったと報道したネープサバッチャーグの記事は偽物と主張した。

まさか選挙活動の一種じゃ
ブダペストはこれまで毎年の用に暖房代(ハンガリーでは団地や街ごとに秋から春にかけて暖房をする)が上がっていたが、今年はそれが上がらず値下げする可能性もあるという。

100日政策
メッジェシ首相は27日、10月より新たな100日政策プログラムを実施することを発表した。

事務所開き
ブダペスト市長候補で、無所属ながら野党各党の指示をえている元スイス大使でハンガリーオリンピック協会会長でもあるシュミット・パール氏が選挙事務所を開設した。(現市長のデムスキー氏も選挙戦を戦うために必要な推薦票を1万票集め選挙管理委員で提出した。ハンガリーの選挙ではこの推薦票を規定数以上集められない場合は選挙戦を戦わず敗退となる。先の国会議員でチチョリーナが選挙を戦えなかったのも、推薦票を思うように集められなかったため。)

注意
30日にハンガリーテレビの前でオルバーン前首相を中心とした市民サークルがデモを行うが、このため30日午後2〜11時の間、ブダペスト5区のサバッチャーグ広場付近では交通規制が行われる。(注意!)

まあ、こんなものだろう
欧州チャンピオンリーグ予選で、ベッカムを擁するマンチェスターユナイテッドにホームで勝利を収めたザラエゲルセギは27日、アウエーでマンチェスターユナイテッドと再度対戦したが、結局0−5で敗れた。(実力を考えるとこれぐらいが妥当だと思う。ザラエゲルセギは先週末にハンガリーリーグでMTKにも0−3で負けている。)

8月27日

レート
100円=205.01フォリント(OTP・8月26日、午前8時52分現在)

今日の天気
西側で雲が広がり雨がぱらつくところもあるかもしれません。最低気温は13〜18度、最高気温は26〜31度の予想です。

不注意?
26日の朝、ブダペストの東駅とフェレンツィヴァーロシュ(ブダペスト内)間にある線路をある男性が渡ろうとしたところ、走ってきた列車にはねられて死亡するという事故が発生した。この事故の影響で同路線は1時間半不通となった。

残念
ベオグラードで行われた水球のワールドカップ決勝に進出したハンガリーチームはロシアと対戦したが、9−10で惜しくも敗れ、2位となった。

高い?
政府が内閣で使う携帯電話やそのサービス料枠として68億フォリントを設定したことに対し、青年民主同盟などは「無駄遣い!」と批判している。

大統領の力
現在、自由民主連合のメーチ・イムレ氏を中心に体制転換以降の内閣メンバーが体制転換前に諜報活動などを行っていたかどうかについて調べているが、これに対し先日大統領から憲法違反ではとクレームがついた。しかしメーチはこの大統領のクレームを却下した。

工事は続く
現在もブダペストのあちこちで道路工事などが行われているが、これまで一部走っていなかった19番と49番の路面電車に関しては来週から全面開通する予定。ただ18番、47番についてはあと3週間たたないと全面開通とはならないようだ。(ぜんぜん関係ない話だが、私が住むショイマールでは夏休みを利用して小学校の改築工事が行われている。予定では9月15日に工事が終了するはずだったが、工事が遅れに遅れ、今のところ12月まで終わらないようだ。それで学校側は9月から午前と午後の部にわけて授業をすることになったらしいのだが・・・まあそれもまた楽しかな。)

ハンガリーの麻薬もここまで
麻薬を静脈に注射している人のために「注射針交換プログラム」が来週ブダペストでスタートする。これは同じ注射器を回し撃ちしてHIVなどが感染するのを防ぐためだというが・・・

無事を祈る
ユーゴからハンガリーを通って別の国へ危険廃棄物(恐らく放射性)が列車で運ばれる。(いつどこを通るかは発表されていない)

飲んだら乗るな!
23日、シャールゴタリアンで警察官の運転する車が道を歩いていた夫婦を轢き、夫の方が死亡、妻も重体を負った。その後の調べでこの警官は酒を飲んでいたことがわかった。

強盗が絶えない
26日、ジェールの郵便局に覆面をした2人組みの男が押し入り現金90万フォリントを盗んで逃走するという事件が発生。

こんなん倒れたらえらいこっちゃで
ブダペスト2区で26日、33メートルの高さのクレーンが倒れるという事故があった。

大変な時代だった
前政権では独立小地主党で大臣を経験し、現在はハンガリー民主フォーラムに所属する国会議員ボロシュ・イムレ氏はこれまで「諜報活動を行っていたのでは」という話に対しこれまで否定を続けていたが、(ネープサバッチャーグに記事が出たが「でたらめ!」と怒っていた)26日になってその事実を認める発言をした。彼によると「脅迫されやむを得なくやっていた」とのこと。(ハンガリー民主フォーラムは同氏の処遇に関する会議を行う予定であり、マスコミの報道では国会の同党派からはずれると予想されている。尚、同氏は選挙の時に青年民主同盟側がハンガリー民主フォーラムに押し付ける形で同党の議員となった。)

救急車が事故
26日夜、ブダペストのエルジェーベト環状通りで救急車と乗用車が衝突する事故が発生。救急車は横転し、乗用車を運転手が重体を負った。

これは便利
25日のテレビニュースでやっていたが、これからブダペストの一部で携帯電話でパーキング料金を払えるようになるらしい。これまで小銭がないと大騒ぎをしていたのでこれは便利だ。尚、今回の洪水の被害者救済の1つの方法として携帯で1749番を押すというのもある。(これで100フォリント募金したことになるのだ)

8月26日

今日の天気
雲が出るところもありますが、全体的によい天気となりそうです。最低気温は12〜17度、最高気温は26〜30度の予想です。

決勝
温泉
シオーフォクと言えば、バラトン湖のリゾート地として有名だが、どうやら温泉場がつくられるようだ。

活躍
この前までリスボンで行われていたフェンシングの世界選手権では、ハンガリー女子チームが連日大活躍をしたが(男子は全然駄目だった)ベオグラードで行われている水球のワールドカップでもハンガリー男子チームが決勝に進出した。尚、決勝の相手はロシア。これは2000年のシドニーオリンピックの決勝と同じ組み合わせである。オリンピックではハンガリーが金メダルを獲得したがどうなるか。(余談だが、世界2輪選手権の125ccクラスに出場しているタルマーチ・ガーボル選手も25日のグランプリで11位と健闘し、ツール・ド・フランスでも活躍したボドゥロギ・ラースロー選手はどこかの競技会でアームスロトング選手を破って優勝した。)

高速での事故
▼25日、高速1号線でドイツナンバーのミニバスの運転手が居眠りをしてしまい、前方から来たトラックに突っ込むという事件が発生。この事故で1名が死亡している。
▼同じく25日、これまた同じく高速1号線で乗用車が高速脇の木にぶつかるという事故も発生。この事故でも1名が死亡。

450立法メートル
24日、ブダペストのアンドラーシ通りで第3回を数えるブダペスト・パレードが行われた。このフェスティバルにはかなりの人数が集まったようだが(50万人)、そこで出たゴミの量も450立法メートルとかなりの量になったとのことだ。(2万人が清掃に参加したようだ。なお、24日は我が家のあるショイマールでもゴスペル・フェスティバルなるものが催された。)

自身満々?
金融大臣のラースロー・チャバ氏は「新政府は3ヶ月で経済の最重要課題をすべてクリアした。と発言した。ちなみに世界銀行の発表ではハンガリーは世界で29番目にお金持ちなのだそうだ。(ハンガリー人の多くはそれを信じていないとテレビでやっていた。)

最近元気がないような・・・
青年民主同盟は今回の洪水に対する政府の対応について「遅すぎる」と批判をした。(ただこの党はカリスマのオルバーン前首相が党代表の仕事をしていないことや、選挙で党をひっぱったポコルニ氏も党首をやめていることなどから、どうも以前のような勢いがない。)

時代はインターネット
ハンガリーでは10月20日に地方統一選挙が行われるが、今回の選挙では選挙に関する重要な情報をインターネットで公開することになったようだ。(私も地方選に関しては選挙権があるので、じっくり考えなくては・・)

大混乱
▼現在自由民主連合のメーチ・イムレ氏を中心に社会体制転換後の内閣メンバーの中で諜報活動を行っていた者がいたかどうかを調べる作業が進んでいるが、この作業が進むつれ混乱が生じている。
▼まずこの作業にクレームをつけたのがマードル・フェレンツ大統領。彼曰くメーチ・イムレ氏たちが行っているのは憲法違反ということだが、マードル自身もアンタル内閣の大臣を経験しているということで(知らなかった)これを踏まえての発言ということも考えられる
▼またここにきて、各マスコミで「調査委員会から漏れた情報」として諜報活動を行っていた人物のリストが掲載されたりするようになり、掲載された本人は「俺は全然関係ない!」と記者会見するなどの混乱も生まれている。
▼こういうこともあり、メーチ氏自身は「まだ調査は終わっておらず、発表段階にはない」としているものの、社会党の中では「これ以上の混乱を避けるために、もう発表すべきだ。」との意見も強くなっている。

被害総額
洪水の波がさったが、被害はまだ各地で残っている。政府は今回の洪水の総被害額がいくらにかるか計算に追われているようだ。

8月23日

レート
100円=204.09フォリント(OTP・8月22日、午前9時57分現在)

今日の天気
お日様も出ますが、雲が広がり、雨が降るところもあるようです。最低気温は12〜17度、最高気温は23〜28度の予想です。

洪水情報
▼ブダペストのドナウ川沿いの道は閉鎖されていたが、22日午後3時に再び車が通れるようになった。
▼ブダペストでは洪水対策準備を終了するとデムスキー市長が宣言

要塞
ゲレルトの丘の要塞付近にカフェがあるが、申請の許可がない内につくったとして行政はこれを解体することを決定した。しかしカフェの経営者側は「まだ裁判の判決が出ていない」とこれを断固阻止する構えを見せている。

最高で20年
フランクフルトからシカゴへ向かうユナイテッド航空機に乗っていた55才のハンガリー人女性が、トイレで喫煙、別の乗客の持ち物を盗むなどのわるさをし、これをスチュワーデスなどに咎められると、暴れまわったりするなどを騒ぎを起こした。このためこの女性は座席に縛り付けられる形となり、シカゴで逮捕された。懲役20年の刑もありえるらしい。

取り調べ
17日の日刊紙ネープサバッチャーグで、ボロシュ・イムレ元大臣(ハンガリー民主フォーラム)が体制転換前に諜報活動を行っていたという記事を出したが、ここに出た資料が国家機密違反にあたる可能性があるとして警察が捜査を開始した。ボロシュ氏は体制前に諜報活動を行っていたことを否定している。

その他
▼ハンガリーのサッカーチームはスペインと対戦したが1−1の引き分け。
▼昨日外国人に対し、偽のレシートを出すレストランがあることを紹介したが、このレストランはブダペストのコルゾーと呼ばれるドナウ川沿い(ホテルの下に並んでいるようなところ)のレストランのようだ。(Dunacorso Etterem, Amster River Cafeの2つ)消費者保護委員がおそり捜査をして発覚したとか。

8月22日

レート
100円=205.38フォリント(OTP・8月21日、午前9時7分現在)

今日の天気
西側で雲が広がり、ドナウ川より西側では雨が降るところもありそうです。最低気温は11〜16度、最高気温は23〜28度の予想です。

ハンガリー対スペイン
ネープシュタディオンが、プシュカーシュフェレンツ・シュタディオンになったことを記念して、21日ハンガリーとスペインのサッカー親善試合が行われた。(プシュカーシュ・フェレンツは、ハンガリーの黄金チームのエースで、56年の革命(昔は「動乱」と言った)を機にスペインへ亡命。その後、スペイン代表にも選ばれた。90年代にはハンガリーチームの監督をつとめたこともあった。

軽油値上がり
23日より、軽油の値段が1リットルあたり3フォリント値上がりする。これにより1リットルあたりの軽油の値段は204フォリントとなる。

偽物
元独立小地主党で、現在はハンガリー民主フォーラムに所属するボロシュ・イムレ氏がD−8号の名前で諜報活動を行っていたことを示す資料を日刊紙ネープサバッチャーグが示したが、これに対しボロシュ氏は「あれは偽物」と発言。事実は1つだが・・・

決まるか
国会では毎週議決が行えるように動いているがまだもめている模様。(前政権がいきなり3週間に1回の議決を決定したのがそもそもの発端)

洪水
▼ハンガリー国内のドナウ川下流では、これまでの経験で洪水対策がしっかりなされており大きな被害は出ない模様。ただ森の動物たちがたくさん死んでいる。
▼ドナウベンド付近では洪水の危機も去り、消毒活動などが行われている。
どこだろう
ハンガリー国営通信社の記事によると、ブダペストのある2つのレストランがかなりあくどい商売をしていると出ている。ただしこれはアメリカ大使館のホームページで見られるレストランブラックリストのものとは違うようだ。(ブラックリストにのっているレストランは最近きちんと運営されているようだ)

花火
20日のブダペストの花火は延期となったが、とりあえず31日まで花火の装置を設置したままにしておくように指示がでているようだ。

なぜ
ニーレジハーザの市場で78才の男性がナイフで14才と30才の男性を刺すという事件が発生。30才の男性はかなりの重体のようだ。警察は78才の男性から事情を聞き、「逃走の可能性はない」とみて、とりあえず家に帰している。

8月21日

政治家も大忙し
20日は恒例の花火大会も延期となってしまったが、政治家は各地へ飛びプログラムに参加した。(オルバーン前首相はブダオルシュ、マジャール・バーリント教育大臣はカロチャ、キシュ・ペーテル労働大臣はシャルゴータリアン、ランペルト・モーニカ内務大臣はセンテンドレ、コバーチ・ラースロー外務大臣はオープスタセル、シリ・カタリン国会議長はセーケシュフェヘールヴァール)

勲章
20日、恒例の勲章授与が国会で行われた。マードル大統領はハンガリー国家をつくった聖イシュトバーンの話しをした模様。

高い所が好き?
20日、ブダペストの英雄広場の記念碑に中年の男性が上り、消防隊員に保護されるという事件があった。この男性は過去にも自由橋やくさり橋に登っている。

強盗
20日、ベーケシュチャバのガソリンスタンド(OMV)に170cmほどの男性が武器を持って押し入り売り上げなどを盗んで逃げるという事件が発生。

洪水
▼ブダペストより上流ではすでに水が引き始めている。
▼政府は、今回の洪水の被害が最小限に食い止められたことに関し、国民に感謝した。

事故
20日夜、高速7号線上り51キロ付近で2台の車が衝突し、2名が重傷を負うという事件があった。(私たち家族は今日現場横を通ってきました。渋滞で大変でした。)

8月17〜20日

20日
▼ブダペストのドナウ川は18日夜に水位が最高となった。水位は850cm。19日には水位も下がり始めたが、積んでいた土嚢が壊れたり、そこから水が染み込んだりして被害が出て、結局2000名が避難生活を送ることとなった。
▼今回の洪水被害を最小限に食い止めるため出動していたヘリコプター1機が墜落するという事故が発生。
▼ハールカーニで「ミス・バスト」大会が開かれた。着ているTシャツを濡らした時に見えるバストの美しさを競う大会だったが、今年の優勝者は75Bのブラジャーをつけている女性とのこと。(洪水のニュースと比べると何ともアホらしいものだが、テレビのニュースでしっかり報道されていた)

19日
▼ブダペストのドナウ川がいつ、どのぐらいの水位で最高となるのか予想が何度も変更されたが、結局18日夜11時頃、850cm前後の水位で最高になることがわかった。
▼これまで毎年恒例の8月20日のプログラムのうち、いくつかが中止となることが決まっていたが、メインのプログラムとも言える花火も延期となった。メッジェシ首相は「今回の洪水で被害にあった人のことを思うと花火を上げて喜ぶという気持ちにはならない。ただ、花火は中止ではなく延期であり、時期を見て開催する」と述べた。(テレビでこの政府の決定に対するアンケート調査も行われたが、90%の人がこれに賛成するとの結果が出ていた)
▼ドナウ川の洪水の影響でドナウベンド付近の地域で断水の被害が出た。
▼ブダペストでは、3区のローマイケルトと呼ばれる地域が水没。
▼フンガロリングでF1グランプリが開催された。優勝はフェラーリのバリチェロ、2位は同じくフェラーリのシューマッハーだった。(最初から最後まで見たが、「レース」とは呼べない何ともつまらないものだった。)

18日
▼ドナウ川の水位は尚も上昇中、特にドナウベンドでの被害が心配されている。
▼17日夜、ココーに代る新しい英雄として期待されているボクシングのエルデイ・ジョルト選手が元世界チャンプと試合を行った。(8回戦)試合は判定でエルデイ選手が勝ち無敗を守ったが、試合内容はピリッとせず今後に不安を残した。また、別の試合ではヨーロッパチャンピオンにハンガリー人選手が挑んだが、強烈なボディーをくらってKO負けしている。

8月16日

レート
100円=204.34(K&H銀行、15日午前9時51分現在)

今日の天気
お日様が出たり、雨がぱらついたりの1日となりそうです。最低気温は14〜19度、最高気温は22〜27度の予想です。(来週からはまた暑くなると天気予報で言っていました。)

F1
16〜18日とハンガリーのフンガロリングでF1が開催される。チームは既にハンガリー入りしており(財政難で来られなかったチームもあるが)15日にはドライバーのインタビューなども行われた。以前、フンガロリング周辺に売春合法地域を設けたこともあったが、今年はそれはない。また天気の方は大丈夫だが、ドナウ川の水位が上がるということでブダペストなどからの移動に時間がかかる可能性があるようだ。尚、F1が終わった19日にはハンガリーから外に出る国境がかなり込むとのこと。(ハンガリーにはF3000の選手がいるが、この選手がジョーダン・ホンダの車に試乗するようだ)

商売あがったり
バラトン湖は今の時期が稼ぎどきなのだが(冬にいくととても静か)今年は去年より観光客の数が15〜20%も落ち込んでおり、間連業者に大打撃を与えている。(この天気ではしょうがないが・・・)

ひき逃げ
15日、セゲドで信号を無視して交差点を右折しようとした車が正しく運転していた車と衝突し、そのはずみで歩行者をひくという事故が発生した。事故を起こした犯人は現場から逃走しようとしたが警察につかまった。

エヴァ
利益ではなく売り上げ額に応じて税金を払うという新しい税法エヴァに関する計画ができあがったようだ。政府は「これでもう領収書を求めて走り回ることもないだろう」と言っているが、税金を払いたくなくて領収書を走り回ってもらているのだし、政府が言うほどいいものではないような気もするが・・・(別の新聞記事では政府は高速道路の料金を走行距離で決め、各出口に新たにゲートを設けることも計画しているとも載っていた。これも前の政府の時に替えたものだけど、高速5号線って今もこのパターンで料金を徴収していて全然車が走っていないし、今の政府大丈夫かなあ?)(ちなみに首相の過去についての調査もそろそろ終わる。まあ、政府のなんらかの圧力があって首相の過去が正確に暴かれることはないような気もしてきた。)

強盗
15日、ブダペストのフローリアン広場の銀行に覆面をした男性が押し入り、警備員を殴打し現金などを盗んで逃走するという事件が発生した。

洪水情報
▼16日から18日にかけてハンガリー国内のドナウ川の水位が最高値に達する予定。ブダペストでは14日の時点で水位が830cmほどと言われていたが、15日に入って875cmと上方修正した。
▼ブダペスト22区では洪水が発生する恐れが非常に大きいとして700人が避難することとなった。(ハンガリー全体で1300名ほどが避難する可能性があるとのことだ)
▼青年民主同盟は今回の洪水に対する政府の対応が非常に遅いと避難。政府はこれに対し「ちゃんとやっている!」と主張。
▼ブダペスト市長のデムスキー・ガーボルは市民に対し「洪水の被害を最小限に食い止めるための作業に参加してくれる人を求む」と発表。
▼プラハでは相変わらず最悪の状況で、スロバキアの首都ブラチスラバでも1万人ほどが避難しなければならない事態となっている。

8月15日

レート
100円=205.17フォリント(OTP・8月14日、午前8時21分現在)

今日の天気
雲が広がり、雨のところも多いでしょう。最低気温は13〜18度、最高気温は20〜25度の予想です。

事故
ハイドゥ・ビハル県を走る国道35号線でトラックと乗用車が衝突し3名が死亡するという事故が発生。(雨が降り、風も強いので運転にはくれぐれもお気をつけください。)

麻薬
14日、ウクライナ警察のマフィア対策部がハンガリーとウクライナの国境で麻薬密輸グループを逮捕した。この逮捕によって西ヨーロッパからウクライナへの麻薬密輸ルートが明らかになった模様。

洪水情報
▼ドナウ川の水位はこれからハンガリー内で最高となる。ブダペストでの水位は830〜845cmと予想されているが、デムスキー市長は大規模な洪水はないだろうと予想している。(チェコなどでは20万人が避難したとか・・・大変だ)
▼ただ、これからドナウ川周辺では道路や鉄道の交通に影響が出る。例えばブダペストでもドナウ川沿いの道を閉鎖しているし、ブダペストからセンテンドレに向かう国道11号線も部分的に走れなくなるようだ。
▼現在のところ、ハンガリー鉄道は国際線をすべて平常通り走らせているが、旅行者には列車の遅れなどがないか確認をとることを勧めている。
▼ドナウ川の水位の上昇は原子力発電所には大きな影響を与えないことを発電所側が発表。
▼政府はドナウ川などの水位の上昇による洪水に対する資金援助等を保障することを発表。
▼今回、ティサ川は洪水の危険がなかったようだが、14日水位も下がってきたようだ。 改訂
法務省はテロ行為や麻薬に関するものを含めた刑法改訂を行う模様。9月頃改訂計画を政府に提出する予定だそうだ。

罰金
8月1日、セーケシュフェヘールバールの地元テレビの生放送で、同市のロマの代表を殴ってしまったクラスナイ・ヨージェフ氏に対し、裁判所は10万フォリントの罰金を命じた。

大金星
14日、サッカー欧州チャンピオンリーグ予選がブダペストのプシュカーシュ・シュタディオンで行われ、ハンガリーの昨年度のチャンピオンであるザラエゲルセギはイギリスのマンチェスター・ユナイテッドを迎えた。もちろん下馬評ではマンチェスター・ユナイテッドが圧倒的に有利と見られているが、14日の試合では何と後半のロスタイムにザラエゲルセギがカウンター攻撃で1点を決め、1−0と勝利した。(私も見ていて手をたたいて喜んだ。もちろんアウエーでは目茶苦茶にやられてしまうんだろうけど、今回勝ったのは大きい。ちなみに元ネープシュタディオンであるプシュカーシュ・シュタデイオンは観客収容人数が今回仮設席をつくったのにもかかわらず2万9000人しかないのだそうだ。小さすぎる!!!)

8月14日

フェスティバル
17日〜20日まではハンガリーでは4連休だが、この時期ブダの王宮では加工品フェスティバルが行われる模様。ちなみに今回のテーマは「玩具」なのだそうだ。

解除
ハンガリーは7月26日にデンマークからの牛肉輸入をストップしていたが、この措置が解除された模様。

報道の自由
4月の選挙の前にハンガリーテレビが旧与党寄りの報道を行ったということで政府がなんらかの規制措置を考えているようだが、これに対し右派青年団体がテレビ局前でデモを行った。

まだだって
レバノンはハンガリー人に対するビザ規制を緩やかにすることを7日に発表したが、ハンガリー外務省はレバノンへ向かうハンガリー人旅行者に対し「発表はあったものの、今のところ大きな変化はないので気をつけるように」と発表した。

もみくちゃ
14日夜、欧州サッカーチャンピオンリーグの予選がブダペストのプシュカーシュサッカー場(元ネープシュタディオン)で行われるが、これに伴いハンガリーのザラエゲルセギと対戦するイギリスのマンチェスター・ユナイテッドの選手がハンガリーに入国した。このチームには日本でもおなじみのベッカム選手もおり、空港で彼はもみくちゃにされかなり不機嫌なようであった。

自殺
ボルショヂヴァーンカという村の村長が13日自殺をするという事件が発生。どうやら贈収賄関係で警察に事情徴収をされることとなったのが自殺の原因らしい。

閉鎖
このところの大雨でプラハでは大変なことになっているが(4万人が非難したとか)この影響でプラハにあるハンガリー航空の事務所も閉鎖した。

なぜ登った?
13日、午後6時頃ニーレジハーザで10才の男の子が全身火傷を追っているのが発見され病院へ運ばれた。警察の調べではこの男の子は高圧線が通る電柱に上り感電した模様。

10名
国会の委員会の調べで体制転換後の内閣を合わせると10名が体制転換前に国家安全組織に関係していたことが明らかになった。

洪水
ここのところの雨で、ドイツやオーストリア、あるいはチェコなどでは洪水の被害が出ている。ハンガリーでもドナウ川の水位が上がってきており、今週の週末にその水位が最も高くなると予想されている。(大洪水とならなければよいが・・・)