ンガリーデイリーニュース


 

本の紹介

カーロリ大学学生の作品

学士の1年生と2年生を対象とした「日本語の正しさ」、学士2年生対象の翻訳、修士1年生対象の議論の授業での学生達の作品を公開します。是非ご利用ください。

ハンガリーの疑問

2010/2011年度前期(2010年9月〜12月)で学士1年生が「日本人の方が感じるハンガリーの疑問」に答えていきます。ブログです。コメントや疑問などどしどしお寄せください。

対話の世界

2010/2011年度前期(2010年9月〜12月)で修士1年生が様々なテーマで対話をしたあと、自分の考えをまとめたものをアップロードしていきます。コメントお願いいたします。

ハンガリーを知る1

2008/2009年度後期(2009年2月〜5月)で学士1年生がハンガリーに関する基本的な情報をコラムにしています。

ハンガリーを知る2

2009/2010年度後期(2010年2月〜5月)で学士1年生がハンガリーに関する情報を短くまとめました。

日本人の知らない日本1

2007/2008年度後期(2008年2月〜5月)で学士2年生がまとめた論文集です。テーマは「日本人が知らない日本」です。

日本人の知らない日本2

2008/2009年度後期(2009年2月〜5月)で学士2年生がまとめた論文集です。テーマは「日本人が知らない日本」です。

日本人の知らない日本3

2009/2010年度後期(2010年2月〜5月)で学士2年生がまとめた論文集です。テーマは「日本人が知らない日本」です。

ハンガリーの真実1

2011/2012年度後期(2012年2月〜5月)で学士2年生がまとめた論文集です。テーマは「ハンガリーの中の日本/ハンガリーの真実」です。。

ハンガリーの真実2

2012/2013年度後期(2013年2月〜5月)で学士2年生がまとめた論文集です。テーマは「ハンガリーの中の日本」です。。

ハンガリーの真実3

2013/2014年度の授業で学士課程2年生の学生が作った「ハンガリーを知る」という作品集です。

ハンガリージョーク

2009/2010年度後期(2010年2月〜5月)の翻訳でハンガリージョーク動画に字幕をつけました。かなり苦労したようですが、面白いものもあるかもしれません。(字幕を見る場合には画面右下のccをクリックしてみてください。)

「ブダペストトイレマップ」

1つ2つ面白い読み物も入っています。

>「ハンガリーの道交法」

ハンガリーで運転する前に是非一読を!

私の町の歩き方

日本人会HP掲載分
エゲル
オーズド
オープスタセル
オーブダ
オロシュハーザ
カロチャ
カーヴァ
キンチェムパーク
クーセグ
グド
グドゥルー
ケチケメート
サトマールチェケ
シオーフォク
シャートルアルヤウーイヘイ
ジュール
ジュールのサマーフェス
ジュールのバースチャ地区
ショーシュトー
ショプロン
ショイマール
セーケイウドゥヴァルヘイ
セーケシュフェヘールヴァール
センテンドレ
ソルノク
タートラ
チェペル
チョパク
ツェルデメルク
タタ
タブ
ディオーシュド
デブレツェン
ドゥナケスィ
ドボゴークー
ナジコヴァーチ
ナジマロシュ
ニーレジハーザ
ニーレジハーザ
パクシュ
バダチョニ
バヤ
バラトンフェルヴィデーク
ビアトルバージ
ピリシュセントイヴァーン
ピリシュヴォロシュヴァール
ブーバーナト
ブダオルシュ
ブダケスィ
ブダフォク
ブダペスト4区
ブダペスト5区
ブダペスト6区
ブダペスト6区
ブダペスト11区
ブダペスト12区
ブダペスト15区
ブダペスト17区
ブダペスト19区
ブダペストの温泉
日本人の知らないBp
フゼール
ペストセントイムレ
ヘルツェグハロム
ミシュコルツ
モール
ヴァーツ
ヴィシェグラード(その1)
ヴィシェグラード(その2)
ヴィドルフェスト
ヴェスプレーム
ヴォニャルツヴァシュヘジ レートシャーグ
リマソンバト
レンティ
手話クラブの作品

メッセージビデオです

被災者の皆様へ
グヤーシュの作り方
クリスマスソング


天気

ブダペストの天気

現在の雲の動き 雲の動き

掲示板


広告

ニュース・情報サイト
管理人のページ
交流プログラム
リンク

繋がらないものもあるかも・・・
過去のニュース
▼9月に入りました。▼新年度も始まりました。カーロリ大学では毎週火曜日14時からの授業で学生と話をしてくださる協力者を募集しております。大学に来ていただければ日本語・ハンガリー語大事典の購入も可能です。▼ハンガリー語レッスン(スカイプでもOK)ご希望の方もご連絡ください。(ハンガリー人で日本語OKの妻が対応いたします。通訳ガイド、足裏マッサージの資格もあります。)ご連絡はszeidzsi@yahoo.co.jpまで!
学生が書いたガイドブックの紹介ですが2週間に1回のペースで(こちらのストックがなくなるまで)再開いたします。今回はセレンチュです。是非ご一読ください。

9月30日

  • 28日にハンガリーに入ってきた不法移民の数は5335名であった。このうち5224名がクロアチアから入ってきた。
  • Brit MetroによるとMutanoxtというドイツの会社はハンガリーの難民政策に反対して、ハンガリーからの鉄条網の注文を拒否した模様。(鉄条網は犯罪者から敷地を守るために置かれるものだが、ハンガリーは犯罪者ではない難民に対してこれを使用している。許されない!ということのようです)
  • クロアチア首相はハンガリーがクロアチアとの国境にも鉄条網を設置している件について「ハンガリーはもう1年もアメリカ大使がいない。ハンガリーとはそんな国だ。話をする価値もない。許されない。」とハンガリーを強く非難した。(まあアメリカ大使がいない・・ていうのは事実と違いますけど。)
  • ブダペストのキラーイ温泉は1565年に作られ、今年で450歳になるのだそうだ。
  • コルビヌス大学はセーケシュフェヘールヴァール市と契約を結び、同市にキャンパスを置くこととなった。2016年9月より6つの学科がセーケシュフェヘールヴァールに置かれる模様。
  • 国会では内閣局を内閣府として省レベルとするかどうかについての議論が始まった。
  • 中欧統計局によると今年6−8月期の失業率は6.8%であった模様。
  • 100円=225.46フォリント(OTP/9月29日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月29日

  • 先週末だけでハンガリーに流れてきた難民の数が2万5000名近くになった。(セルビアからクロアチアにも現在も大量に難民が流れ込んできています。またハンガリーからオーストリアへ入る難民の数も増えています。)
  • クロアチアとの国境に建設中のトランジットゾーンであるが30日には完成の模様。
  • これまでハンガリーで難民申請をした人は79の国の人であることがわかった。
  • 30日より軽油が1リットル当たり2フォリント値上がりする。ガソリンはそのまま。
  • 現在ハンガリーの博士課程は3年だがこれを2+2年の4年制にする話が出てきている。(これまで博士課程では指導教官が忙しく指導するということはあまりなかったような気がします。この点、今後厳しくチェックされるようです。)
  • ミシュコルツの小学校の校庭で高さ15メートルの木が倒れ子供にあたるという事故があった。子供は病院に搬送されたが軽傷とのこと。
  • 100円=226.83フォリント(OTP/9月28日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月28日

  • 政府は不法難民対策として350億フォリントの追加予算を出すことを決定した。このうち187億フォリントが内務省、164億フォリントが国防省にあてられる模様。
  • アーデル大統領はニューヨークで国連総長と会談し、難民対策費の増額を要求した。(ハンガリー側は以前から「正しい情報を見てくれ」と批判していますが、今回も国連総長はハンガリーの難民に対する対応に強い批判をしたようです。)
  • 国家警察によると1月1日から9月26日までに27万人の不法難民がハンガリーに入ってきた模様。(相変わらずクロアチアは難民をバスなどでハンガリーに送ってきており、26日もその数が9500名にまで達しました。)
  • 27日、Fidesz国会会派広報官は「不法難民とテロ活動発生には強い関係がある」と記者会見で述べた。(セルビアとの国境で発生した難民による暴動についてもその理由として挙げているようです。)
  • ハンガリーはスロベニアとの国境にも柵を設ける動きがあったが、スロベニア当局との連携がうまくいっているとのことで、これをすぐはずした模様。
  • Nezopontの調査によると、ハンガリー人の8割が警察の難民に対する対応に満足しているらしい。
  • 世界保健機構の調査によるとヨーロッパに住む人はアルコールやニコチン消費量が世界でも1番高いようで、その中でもハンガリーはかなりその傾向が強いことが明らかになった模様。(欧州平均で3割が喫煙し、1人あたり1年で11リットルのアルコールを消費しているようです。これが平均ですからハンガリーはこれよりも悪いってことになります。)
  • 25日に新しい2万フォリント札が発行された。ただ出回るのは12月14日からとなる。(デアーク・レフェンツが描かれているのは同じですが色が少し変わるようです)
  • 26日よりブダペスト地下鉄4号線が運転手のいない自動運転となった。(これまでも運転手はおらずトラブルがおきたときに対応する人が座っていたらしいです。)
  • 25日は「研究者の夜」で全国41の町で150以上の催し物が行われた。(私の職場でもやっていました。子供達もブダペスト12区の文化会館に行ったみたいです)
  • マジャール・ネムゼト紙によると公立(国立)の教育機関に対する信用度が下がっており、多くの保護者が教会立や私立の幼稚園や学校に入れようとする傾向がある模様。(これらの学校は進学校を目指しているわけではありませんが、人気が高まり自然と入りにくい学校になってきています。)
  • ブダペストの市民公園を博物館区にする計画があるが、自然が壊されるとして26日夜、国会議事堂前でデモが開かれた。
  • バラトン船舶会社は船の乗客による売り上げが昨年比で1.8%増加したと発表した。また秋の船のダイヤでの運行を10月末まで延長することも発表した。
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月25日

  • 23日にこれまで最高の1万人以上の不法難民がハンガリーに入ってきた。このうち102名がセルビアから、9939名がクロアチアからであった。なお、ハンガリーはクロアチアとの国境であるLetenyeにおいて難民登録をするトランジットゾーンを設置する模様(セルビアとクロアチアももめていますよね。クロアチアは「セルビアナンバーの車は入れない」みたいなことも言っていますし・・)
  • ハンガリー政府は、難民の分担受け入れ体制に反対しており「ドイツによる強制」と裁判所に訴える構えも見せている。これに先立って政府は各政党の意見を聞こうと国会で議論することを望んでいるようだ。
  • 人材省は「毎日体育」に続き「毎日音楽」のプログラムも進めようとしている。実際には授業時間にこれいじょう科目を組み込めないため学校外の活動を充実させようとしているようだが、人材省内にこれについて考えていく委員会もできたようだ。(確かに音楽とスポーツは大事だと思います。これまで学校教育における音楽授業はかなり悲惨なものでしたし・・)
  • ハンガリーの中国向けの農作物やワインなどの輸出が昨年から3倍、過去5年で8倍に増えていることがわかった。(経済的には中国はおいしい相手でしょう。)
  • Nezopontが9月6〜12日にかけておこなった調査によるとハンガリーの87%が不法難民にネガティブな意見を持っている模様。(経済的な理由やテロの恐怖から反対している人が多いようです。)
  • 100円=226.40フォリント(OTP/9月24日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月24日

  • 22日警察は、5000名以上の不法難民に対応した。このうちセルビアから入ってきた者は291名で4823名がクロアチアから入ってきた者であった。
  • 中欧統計局によると今年1〜7月の間に5万2235名が生まれ(前年度比0.7%増)、7万8709名が死亡した(前年度比7.0%増)。この7ヶ月でハンガリーの人口は2万6474名減少した。
  • 工事のためセンテンドレへ走るHEVは10月の週末にBekasmegyerとBatthany広場の間の区間が不通となる。(代行バスが走るようです)
  • 関係者によると、バラトンは今年の夏、観光業がかなり賑わったようで、秋もこの勢いを続けようと9月24にchいから10月5日まで宿泊費を下げるなどのキャンペーンを行うらしい。
  • 100円=224.19フォリント(OTP/9月23日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月23日

  • ネープサバッチャーグ紙によると、難民問題のため国際会議やツアーが次々と中止になっており、また2016年にハンガリーで予定していた国際会議も場所を変更し始めている模様。(私達が毎年参加している日本語教育の会議は来年セルビアであるのですが陸路で行けるかな)
  • クロアチアは現在セルビアとの国境を閉鎖している。(トラックのみ高速道路にある国境をこられれるようだ)再開の条件として「難民をクロアチアではなくハンガリーに送ること」としておりハンガリーはこれに強く反発している。セルビアは23日までにクロアチアが国境を開けない場合、政治的・法的・経済的措置を取るとクロアチアに伝えた。
  • 難民12万人を欧州各国に振り分けるかどうかについて欧州の内務大臣が話し合いを行いこれを決定した。なお決定の際、フィンランドは態度を保留し、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ルーマニアは反対票を投じた。
  • ドイツ鉄道は難民問題のため10月4日までザルツブルグ・ミュンヘン間の列車運行を停止した。
  • 国家消費者保護局は20種類の洗剤・液体洗剤の検査を行ったが・・・コーヒーやパプリカの染みをかんぜんに落としたものはなかった模様。
  • 22日、貨物列車が電線を傷つけたようでBiatorbagyとBudaorsの間の鉄道が一時不通となった。
  • 中銀の金融理事会は22日、政策金利に関する話し合いを行ったが現状の1.35%のままとすると決定した。
  • Human Dialogによると所得税の1%を寄付する人が昨年に比べ10%増えた模様。もっとも寄付先として多いのは病気の子供を助ける機関だとのこと。
  • 100円=225.55フォリント(OTP/9月22日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月22日

  • 難民問題をめぐってハンガリーはルーマニアやクロアチアの国境にも柵を設置する予定だが、同時にルーマニアやクロアチアとの対立も大きくなってきている。ドイツはクロアチアやスロベニアに対してもダブリン条約に従うように要求しているが、特にクロアチアこれに大きく反発しているようだ。
  • 難民問題でハンガリーのイメージはかなりダウンしているが、ハンガリーは決してそのような国ではないとハンガリー政府観光局がwww.friendlyhungary.comというサイトを立ち上げハンガリーのイメージアップを図っている。
  • セルビアとの国境は厳化したもののクロアチアから大量の難民が流れていることもあり、警察の発表によると先週金曜日から日曜日までに警察は1万8757名の不法入国者(難民)の身柄を確保した模様。(警察によると今年に入って9月21日までに22万4235名の不法難民がハンガリーに入っている。このうち20万1687名がセルビアから2万1966名がクロアチアから入ってきた模様。月曜日もクロアチア方面から続々と難民が送られてきた。)
  • マケドニアからセルビアへも難民が次々と入ってきており、今後も難民の波は途切れることがない。
  • 国会は大量難民に対する対抗措置として軍に警察の権限をあたえる決議をした。これに伴い国境警備にあたっている軍が警察の権限を得た。
  • 難民により国境警備が強化されたり国境検問所が閉鎖されたという状況が続いているせいで輸送業者は悲鳴を上げつつあるようだ。関係者はこれにより物の値段が大きくあがる可能性についても触れた。
  • タルローシュ・ブダペスト市長はブダペスト市内での渋滞税(道路有料化)は避けられないと先週記者会見で発表した。現在考えられている案としては県の有料道路使用料のように1年5000フォリント払うことでブダペストを走ることができるようにするものや、月に500フォリント程度取るものなどがあるようだ。
  • 23日にガソリン・軽油ともに1リットルあたり3フォリント値下がりする。
  • ハンガリー政府観光局によるとブダペストは欧州の町の中で(今年上半期における)外国人ツーリストの数の伸びが2番目であったらしい。
  • 1883年9月21日に「人間の悲劇(ember tragediaja)」という劇が公開されたことを記念して1984年より同日は「ハンガリー・ドラマの日」となっている。今年も多くの場所で様々なプログラムが行われたようだ。
  • 100円=222.31フォリント(OTP/9月21日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月21日

  • ルーマニアの外務大臣が国境に柵を立てているハンガリーに対し「自閉症であり受け入れることができない」と発言したことに対し、シイヤールトー外務大臣は「ハンガリーは1000年以上の歴史の中でこれまでも自国や欧州を外部から守る役割を果たしてきた。今回もそれだ。」と強く批判した。
  • 現在クロアチアは同国に入ってきた難民をそのままバスに乗せてハンガリーやスロベニアまで送っている状態である。19日には難民を列車に乗せクロアチア警察官も同乗の上、列車をハンガリーに入ってきた。(武器を装備していたため武装解除させたという報道がありましたが、警察によると武器は所有していなかったそうです)これに関しクロアチア首相は「ハンガリーとの合意はない。ハンガリーには無理矢理にでもこちらから送った難民を受け入れてもらう。今後もこの方針は変わらない」との態度を示している。またクロアチア紙は「もしハンガリーがクロアチアとの国境をふさぐことがあれば、政府のプランCとして組織だってではなく難民に勝手にハンガリーの国境に行ってもらうことになるだろう。そうなったらハンガリーの国境はますます混乱するだろう。(だから今の状態を受け入れるべき)」と報道した。ハンガリーはクロアチアに対し「クロアチアは組織的に密入国幇助をしている。」と強く批判している。
  • クロアチアからハンガリーを抜けた難民がオーストリアへ大量に流れ込んでおり、ヘジェシュハロム近くのNickesldorfbanでは20日午前中に5000名近くの難民が前へ進めない状態に置かれた。(オーストリア当局はどうやってどこにおくればいいかわからず措置が取れなかったみたいです)またオーストリアは20日、高速1号線の国境を閉鎖した。(このため国境付近は数キロメートルの渋滞となった。日本の報道だとハンガリーとクロアチアが手を組んでオーストリアに難民を送った・・なんて報道されていますが、ハンガリーではもちろんそんなことは報道されていません。)
  • ハンガリーはセルビアからハンガリーとの国境での警備をセルビア側もしっかりと行うとの確約を受けた模様。実際19日にはルスケに残っていた難民もクロアチア方面へ運ばれていった。(ハンガリーについては最も詳しい盛田さんによるとセルビアは難民ビジネス-お金を取って難民を運ぶ-をしているそうなので、金さえもらえれば別にハンガリーじゃなくてもクロアチアでもいいってことでしょうね。)これを受ける形で5日ぶりに高速5号線のセルビアとの国境が再開された。
  • ルスケで発生した暴動に関し、6名の被疑者に対しセゲド郡裁判所が勾留命令を出した。
  • ドイツの日曜紙は、IS側になって戦った人物が難民の中に紛れ込んでいると報じた。
  • ハンガリー警察によると20日午前6時現在で、今年不法にハンガリー国内に入ってきた密入国者(難民)が21万7382名に達した模様。また、専門家によると今後更に欧州を目指す難民の数が増えてくるとのこと。
  • 難民の90%は自身をシリア人と言っているが、アラブを専門とするELTEの准教授によると難民の中でシリア人やISから逃げてきたイラク人やクルド人は全体の3分の1程度であろうとコメントした。
  • 先週末は「文化の遺産」の日でハンガリー全土で多くの催し者が行われた。(我が家の妻や子供達も大統領官邸に入ったそうです。あとブダ城では「甘い物フェスティバル」みたいなものも行われていたようで頭が痛くなるほど甘いものを試食したり買ったりしたようです。)また19日夜は「シアターナイト」でありオペラなどでプログラムが行われた。(土曜日は日本語教育関係の会議があって懇親会の後、地下鉄で帰ろうと思ったのですがオペラの駅は閉まっていて結構歩かなければなりませんでした。)同じく19日はノーカーデーでもありアンドラーシュ通りが歩行者天国となった。20日は英雄広場で(中世時代の)競馬大会が開かれた(もう第8回目だそうです)。
  • 現在ブダペストのドナウ川沿いの市電路線を(乗り換えなくてもいけるよう)繋いでいく工事が行われているがこれがクリスマスには完成するようだ。(12月23日に開通するそうです。)
  • 地下鉄4号線は最終的な使用許可を得るためのテストのため次の4週間、日曜日に運休し代行バスを走らせる模様。
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月19日

  • 外務省広報官は先日のルスケでの難民の暴動を受け「国境を襲ってくるものはテロ活動を行っているのと同じである」との主張を行った。
  • クロアチア首相はハンガリーの移民政策を激しく批判していたが、クロアチア自身は難民流入に対し1日しかもたず、難民申請もさせずにハンガリーやスロベニアに難民を送りはじめている。これに関しシイヤールトー外務大臣は「あまりにも情けない」とクロアチア首相を強く非難した。
  • クロアチアから難民がハンガリーに流入し始めていることを受け、バラニャ県、ショモジ県、ザラ県、ヴァシュ県も「大量難民による危機」が宣言された。 ハンガリーはクロアチアとの国境での鉄条網設置を18日未明にスタートさせた。柵が立てられるのは41キロメートルであり数日で作業が終了するとのこと。
  • スロベニアも国境での検問を開始した。これによりスロベニアに入る高速道路では国境を抜けるのに数時間もかかる状態となっている模様。
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月18日

  • バラニャ県によるとクロアチアから難民がハンガリーに入ってきた模様。(警察もこれに対応しているようです)
  • 16日に難民によりルスケの柵が壊されたが16日の夜から17日の朝にかけて再度立てられた。
  • ハンガリーへの大量難民流入がなくなったことなどを受けてか、オーストリアは18日よりオーストリアとハンガリーの鉄道運行を再開させると伝えてきた。
  • 教会、少数民族、市民団体などを担当する次官はハンガリーのこまでの難民対応の事例などを集めクロアチアやスロベニアに情報をシェアするとラジオのインタビューで答えた。
  • ハンガリー警察は16日にルスケで発生した衝突でバラバラになってしまった家族がまた会えるように子供達の親を探す活動を行った。
  • バログ人材大臣は「ハンガリーは25年前に東ドイツの難民を保護し助け、南スラブ戦争時にはユーゴスラビアの難民にどこの国よりも早く援助をした。そのときとハンガリー人は全く変わっていない。」とコメントした。(相変わらず日本語の報道も「ハンガリーはひどい。他国は親切」という論調ですね。)
  • 16日午後に難民と警察の衝突が発生したルスケは、夜になって一旦静寂を取り戻した。しかしその後、再度デモが発生した。
  • オルバーン首相はオーストリアやドイツの報道機関に対し改めて難民の区分け措置に反対したが、一方でもし欧州で同措置導入が決定されたらハンガリーはこれに従わなければならないとも述べた。
  • 国連の潘基文事務総長はハンガリー当局の難民らに対する措置(催涙ガスの使用)に対して強く批判した。これに対しシイヤールトー外務大臣は「難民が警察に対し攻撃してきたのであり、事務総長は正確な情報も知らずに発言した。」と強い不満を示した。
  • セルビアの国営ラジオ・テレビは難民と警察との衝突時に同局のスタッフが暴力を受けたと報告した。(ハンガリー警察側はこれを否定しているようです)
  • 17日ブダペストの市電3号線に新型車両が投入された。今後、ドナウ川沿いを走る19号線、そして61号線にも導入される模様。
  • 先日のサッカー欧州選手権予選のルーマニア戦ではフーリガン/ウルトラなどの暴動が発生した。このためUEFAは10月8日に行われるハンガリー対フェロー諸島の試合を無観客試合とすることを決めた。(ルーマニアにも同じ措置が下されたようです)
  • 2024年の夏季オリンピックの候補地としてはブダペストの他にハンブルグ、ロサンゼルス、パリ、ローマが立候補している。(2017年9月に開催地が決まるらしいです)
  • ハンガリーにも自己破産制度が導入されたが、マジャールネムゼト紙によるとこの制度を利用する者がほとんどいないらしい。
  • 17日、観測史上最も高い最低気温を記録した。(1947年にパンノンハルマで記録された21.2度を上回る23.6度の最低気温をHasznosという地域が記録したようです)
  • 100円=219.92フォリント(OTP/9月17日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月17日

ハンガリーの情報ですが「こちら、ハンガリー情報局」というサイトでも毎日詳しい記事が出ています。

  • 15日、バーチ・キシュクン県とチョングラード県「大量難民による危機」が宣言された。これを受け軍が国境警備に参加し警察と協力体制をとることとなった。これに合わせこれまでの国境検問所を閉鎖し、隣にコンテナを置いてそこを難民申請所をした。しかし手続きは非常に遅く、16日午前中の時点で処理したのは70件のみでうち、40件に関しては「安全な国セルビアから来た」という理由でハンガリー側が難民申請を拒否した。このような状態のため多くの難民がセルビアの検問所とハンガリーのコンテナとの間の地域に留まっている。
  • 16日もルスケの高速5号線や公道の国境が閉鎖されたままとなっており、車でセルビアへいけるのはトンパと(そこから90キロメートル離れた)Bereg-hercegszantoだけとなっている。このためこれらの国境では車の列が数キロにまで伸びている。なお、シイヤールトー外務大臣はルスケの国境について「30日間閉鎖する」とコメントした。
  • 「大量難民による危機」宣言により、不法入国が刑事罰として認められるようになった。15日の段階で国境に設置されている有刺鉄線を壊したなどの理由で316名の外国人に対する刑事手続が開始された。(不法入国での手続きの件数は15日だけで35件あったそうです。)16日、不法入国の罪で身柄を拘束されたイラク人4名に対する裁判が行われ、1年間の国外退去命令が下された。
  • 足止めを食らった難民の一部が閉鎖された国境検問所において石やコンクリの塊を用いてハンガリー警察に対して攻撃し、ハンガリー警察が催涙ガスを発射させる騒ぎが起きた。ハンガリー外務省はセルビアに対し、セルビア当局もこれを抑える動きをするようにしてほしいと伝えた模様。また、午後4時前にはアフガニスタン人やイラク人が柵を壊しハンガリー国内になだれ込んだ。これを受けハンガリー警察は催涙ガスなどを用いて、一時期大変な騒ぎとなった。セルビア当局はこれを受け、セルビアの検問所から新たに中に人が入らないような措置をとった。(柵は壊れたままで警察が盾となっているようです。また、この騒ぎで警察官20名が負傷したそうです。また、ハンガリー警察が放水したという報道がCNNから流れ、セルビアからはハンガリー警察がゴム棒を使って難民に暴力を振るったとの報道も流れたようです。)
  • 16日夜、国営放送のニュースが難民の中にいたテロリストの身柄が拘束されたと報道した。ただ警察はこれを否定している。
  • ハンガリーが国境検問体制を厳化したため、セルビアからクロアチアへ向かう難民が出てきた。16日未明には難民で一杯のバスがクロアチア国境に到着した。また足止めを食らっているセルビアとハンガリーの国境にいる難民の中からもクロアチアへバスで移動するものが現れた。クロアチアも今後、クロアチアを目指す難民が増えると予想しており、クロアチア内務省は1日1500名までなら処理できるとコメントしている。ハンガリーはこれを受けてかクロアチアとの国境の一部でも柵を設置する考えを示した。また、一方スロベニアもハンガリーやクロアチアの国境警備の強化を始めた。
  • 政府はセルビアとの国境と同じく、ルーマニアとの国境にも柵を設置することを決定した。更に16日は柵設置に向けた現地の準備的作業もスタートした。これに対してルーマニアは強い反発を示し、ルーマニア外務省は「ハンガリーは国内問題から国民の目をそらせるために難民問題を大きくしているだけだ」と強く批判した。またルーマニアのポンタ首相もハンガリーの難民問題に対する態度に(政府の決定は難民を生んでいるシリアやリビア並みと)かなりの不快感を示している。一方、ハンガリー外務省は「ポンタ首相こそ国内問題から国民の目をそらせるためにハンガリー批判を始めた」と強く非難している。(16日午後にはルーマニア外務省がハンガリー大使を呼びつけルーマニア国境にハンガリーが設置しようとしている柵について強く批判したようです。)
  • エステルゴムやコマーロムにあるハンガリーとスロバキアを結ぶ橋ではスロバキア側に鉄の塊のようなものが設置された。これらを閉めると橋が閉鎖できるようで、スロバキア内務省が設置したとの話もある。
  • ドイツは13日午後に国境の検問を始めたが、15日だけで3500名の不法移民の身柄を拘束した。
  • 16日よりオーストリアは国境における検問を始めた。またスロベニアとの国境においても検問を再開する模様。一方、オーストリア首相はハンガリーに対しては柵を作るのではなくhotspot(EUを囲む国境に置かれる難民収容施設)の設置が望ましいとの考えをしめした(これは欧州委員会の考えでもある)。一方ハンガリー政府はhotspotを置いても人が膨らみ、また難民も当局の指示に従わないため混乱が大きくなるだけだとこれに否定的な立場を示している。
  • 全国学生自治体は難民に対する支援を行うことを決定した。
  • 18日、ガソリンが1リットルあたり4フォリント、軽油が3フォリント値下がりする。
  • 今年末までにブダの王宮に新型小型バスが導入される模様。(エアコン付だそうです)
  • 元首相で、社会体制転換そしてピクニック計画にも大きく寄与したホルン・ジュラ氏の胸像が欧州議会に立てられ15日除幕式が行われた。
  • 憲法裁判所はクーリア(最高裁判所)が「女性だけではなく男性も40年間労働をしたあとは年金生活に入れる」とした判断について違憲であると判断した。
  • 100円=221.10フォリント(OTP/9月16日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月15日

  • 13日にブダペストで行われたWizz Airハーフマラソンで外国人ランナーが急に倒れ亡くなった。
  • セルビアとハンガリーの国境地帯で20キロメートルの幅、1350メートル以下の高度で領空を閉鎖した。(今後の軍隊などの動きへの備えだそうです。)
  • ハンガリーとオーストリアの国境の警備がこれまでより厳しくなったことにより、ハンガリーからスロベニアに入ってオーストリアに入ろうとする難民も増えてきている模様。
  • オーストリアとドイツの国境では押し寄せる難民によりドイツ当局が一般車両の通行を止めたり再開したりし交通が不安定となった模様。このため国境付近では数キロメートルに及ぶ渋滞も発生した。
  • 今週末だけで1万3162名がハンガリーに不法入国し身柄を拘束された。(今年に入ってすでに難民の数が19万人を超えたそうです。)
  • 16日にガソリン・軽油とも1リットルあたり3フォリント値下がりする。
  • 100円=223.46フォリント(OTP/9月14日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月14日

ドイツも国境検問始めたようですね。更に難民には難民申請をする国を決める権利はないとも発言しました。そしてハンガリーは15日より不法入国を刑事罰として裁けるようになります。

  • ハンガリーは15日に大量難民による危機宣言を発令し国境警備に軍が投入でき、不法入国者を刑事罰で裁けるようにする予定であるが。セルビアはこれまで2〜3日だった難民滞在期間が5〜10日に伸びることになるだろうと危機感を募らせている。
  • 15日の危機宣言を前にセルビアからハンガリーに難民が殺到している。12日だけでも4330名の難民がセルビアからハンガリーに不法入国した。
  • ヘンデ全国防大臣は辞任の理由について「セルビアとの国境の鉄条網設置が不十分という批判を受けた。軍は悪くなくすべては自分の責任であると感じ辞任した。」と12日の市民フォーラムで述べた。一方、シミチコー新国防大臣は軍による警察の協力体制は整ったと述べている。
  • 13日の午前中だけで2000名が東駅から西側に向けて出発した。あまりに多くの難民がドイツに押し寄せてきているため、ドイツは13日夜、オーストリアとの国境で検問を行うことを決定した。またドイツは「難民が難民申請をする国を選ぶ権利はなく、EU各国は最初に入った国で難民申請をするというダブリン条約は守らなければならない。」とコメントした。オルバーン首相はBild紙でこのドイツの決定を喜び、結束・連帯すると述べた。またオルバーン首相は「ギリシャのシェンゲン国境の強化も急ぐべき」と述べた。(ドイツは列車も止めています。)またオーストリアも東部、南部の国境警備をこれまでより強化することを決めた模様。(オーストリアはハンガリーとの国境の検問を復活させるとは言っていませんが、ドイツの状況により更に厳しくなる可能性も否定できないと思います。)
  • 国際赤十字赤新月社のトップが、ロスケにおける赤十字や警察の活動を視察し人道的支援の重要性を訴えた。(妻が地元の赤十字に必要な救援物資について聞いたところ、衣類ではなく包帯や絆創膏、マスク、薬などが必要と言われました。それで知り合いのハンガリー人やお友達の邦人の方に呼びかけこれらを集め12日に赤十字に渡しました。赤十字はこれらを13日にロスケへ運んだようです。ご協力くださった皆様、ありがとうございました。)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月11日

  • ハンガリーからスロベニア経由でオーストリアへ行こうと歩いていた難民がスロベニア警察に身柄を拘束された。
  • シイヤールトー外務大臣はセルビアの雑誌のインタビューで「難民申請をするものはすべて登録する。難民登録できたものは残ってもらう。そして難民認定がされなかった者は帰国してもらう。」という(EUのルールを)コメントした。
  • 政府が「大量移民による危機状態」を宣言した場合、警察もこれまで取れなかっ特別な措置が取れるようになり、軍の介入も認められる。国防軍はこれに備えて10日、訓練を行った。▼シミチュコー新国防大臣は「ハンガリーの、そしてシェンゲンの国境は守る。それを証明する」とテレビのインタビューで答えた。
  • 9日夜、ルスケの収容施設から逃げ出し国道5号線を歩いていた難民のうち3名が車に轢かれた模様。
  • 15日から国境管理が厳しくなるのを知ってか、現在これまでにはない数の難民がセルビアからハンガリーに流入している。(1日に5000名だとか・・・)
  • セゲド群検札は、ルスケから逃げる難民の子供を蹴ったり足をひっかけたりしたテレビ局リポーターに対する刑事捜査を発令した。
  • ▼オーストリア警察によると9日には3300名、10日未明に3700名の難民がハンガリーからオーストリアに渡った模様。▼許容度を超えたとしてオーストリア鉄道は10日、ブダペスト行きの列車を止め、ハンガリーからの列車も国境までしか行かない状況となっている。これを受け難民達は歩いて国境を渡った。
  • 全国的に花粉症の原因となるブタクサの花粉濃度が最大値に達している模様。
  • 9月11〜13日にミレナーリシュ講演で言語パレードが催される。(語学学校その他の機関がたくさんブースを出しています。日本語教師会や「もみじ」日本語学校も毎年ブースを出しています。無料で入れます。)
  • 外国語試験に合格できない学生のための救命プログラムが今年も提供されておりまだ1000〜1500名分の枠がある模様。
  • Szazadvegによる政党支持率最新調査によると与党の支持率が少し上がった模様。(必ず投票するという人でみるとFideszが41%、Jobbikが27%、社会党が16%、DKが8%、LMPが5%となっています)
  • Cinema Cityによると今年7月と8月の同系列の映画館の利用者数は昨年の15.5%増だとのこと。最も利用者が多かった日で5万7814名の利用者があり、最も人気があったのはミニオンズ(7万人が見た)だそうだ。(私達も子供達と一緒にミニオンズ見ました・・・)
  • 7月のハンガリーにおける外国人宿泊数は昨年同時期に比べ12.1%増、ハンガリー人宿泊数も7.5%増となった模様。
  • 欧州委員会会長は5万4000名の難民をハンガリーから受け入れることを義務化する提案を行った。(その場その場での対応が後々大変なことになってしまうというのは「失敗学」でもよく言われていることですよね。)
  • 専門家によるとここ10年で1年あたりの自殺者の数が4000名から2000名と半減した模様。(最も自殺の可能性が高いのは、学歴が低く、奥さんを亡くしている男性だそうです。)
  • 12日に国内サッカーリーグのフェレンツヴァーロシュとウーイペシュトの試合がある。両チームの試合では暴動が頻繁に発生しており警察もSzusza Ferencスタジアム周辺で警備にあたる模様。(危ないですから近づかない方がいいでしょう。また地下鉄3号線もサポーターが車両の中で飛び跳ねて列車がゆれに揺れることがあるかもしれません。)
  • 100円=224.96フォリント(OTP/9月10日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月10日

  • 移民国籍局によると今年1月から計16万近くが難民申請をしたとのこと。
  • ▼セルビアとの国境ルスケでは難民が次から次へと押し寄せ、難民が収容施設に入るのを拒み、警察ともみ合いとなるケースが続いている。ここ数日、何度も難民の数と力で警察官による壁が破れ難民が国道5号線や高速5号線へと向かうケースが発生している。(8日は警察が催涙ガスを使用するケースがあったようですが、9日は警察は何も使用しませんでした。9日にあシリア女性がコンクリートの塊を警察官に投げつけ身柄を拘束されました。とにかく警察の仕事は大変だと思います。)▼8日、ルスケで警察官の壁を破って走り出した難民の子をけったり、難民の足を引っ掛けたりして転ばせたN1TVの女性カメラマンに対し、民主連合やEgyttの2党が訴えを起こすことを明らかにした。(Jobbik系のテレビだということで、さもありならんという感じです。テレビ局はこの女性を即時解雇していますが、これでこの問題は終わったとの立場を示しています。N1TVのサイトを見てみましたが、ホームページに女性を解雇したとは書いてありますが謝罪等は一切ありませんでした。)▼政府関係者は、現在の国境での難民に対する対応は甘いが15日以降は厳しくなり、難民との軋轢も激しいものになるだろうとコメントしている。
  • キシュクンハラシュにある難民収容施設でも、手続の遅さから難民が怒り、警察官に暴力を振るうという事件が発生した。
  • 7日、オルバーン首相とラーザール首相府担当大臣が抜き打ちでセルビアとの国境地域のモーラハロムの視察を行った。(これと国防大臣の辞任とには関係があるのではないかと書いている報道もありました。有刺鉄線はありますが不法移民は鉄道の線路などから入ってきますのであまり意味がない状況になっているみたいです。)
  • ▼9日、東駅から西側諸国に向かう国際列車へはまずチケット・指定券を持った者が乗車し、座席が余った分のみ難民が乗る形をとった。この際子供がいる家族を優先して乗車させてはいるが、誰が家族の一員がわからないこともあり難民と警察の間で口論になる場面もあった。ただ身体的暴力等は発生しなかった。▼ヘジェシュハロムでオーストリアへの乗り換え列車がなかった難民1000名以上があるいてオーストリア国境を渡った。国境を越えた難民のうち、ドイツ行きを目指すものはオーストリア当局によりバスで列車の駅まで移送され、オーストリアにとどまるものは収容施設に入ることとなる。▼オーストリア国境では密入国幇助犯を逃さないため車両検査などが行われているが、これまでに比べて9日はトラブルも少なく落ち着いた状況となった。▼首都公共地域維持会社は、5日より東駅の掃除を初め7西hの時点で198立方メートルのゴミを集めた模様。
  • This is Christian SyriaのFacebook Groupには、難民の中に過去ISIS側について戦った者がいるとの情報があるらしい。(本当かどうかはわかりませんけど・・)
  • 現在入ってきている難民はドイツではなくオランダや北欧行きを希望している者が多いらしい。いずれにせよハンガリーには留まりたくなく警察当局の言う事を聞かない状況となている。(ハンガリーからドイツに来て今度は北欧に向かった難民が、スウェーデンに行きたいからデンマークで難民申請を拒否したりしているというニュースもあります。)
  • 難民を国内で移動させるのも罪となるが、タクシー協会会長はタクシードライバーに対し「自分が乗せている客が難民かどうか肌で感じてどうすべきか判断すべき」とテレビ番組でコメントした。(タクシーの運転手も大変です)
  • ブダペストの各プールは5月1日から8月31日までの間に合わせて70万名の入場者を数えた。これは(雨が多かった)昨年に比べて43%も多かったとのことだ。
  • 内務省によると、ここ5年で刑務所の収容人数が5割も増えたらしい。これにより職員への負担がかなり大きくなっているという。
  • 9日朝、線路の故障でブダペストの地下鉄2号線のOrs vezer広場駅からPuskas Ferenc Stadion駅までの区間が一時不通となった。
  • コルビヌス大学の3つの学部がセントイシュトバーンに移る問題で、学生達によるデモが連日発生しているが、人材大臣も移転を認めたため、コルビヌス大学側も今後はどうやって問題なく移転できるかという点に集中せざるを得ない状況となった。
  • 専門家によると、現在学齢期に達した子の3割がなんらかの学習-読みの問題を抱えているらしい。
  • ルフトハンザのストライキの影響で、リスト・フェレンツ国際空港でも9日、ルフトハンザの便が欠航となった模様。
  • 100円=225.14フォリント(OTP/9月9日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月8日

  • ネット情報によると、ハンガリー・北アイルランドの試合は後半ハンガリーが点をいれ1対0とリードしていたようですが、ロスタイムに同点にされてしまったようです。残念!
  • 7日ヘンデ国防大臣が辞任した。オルバーン首相は後任にシミチコースポーツ担当次官を任命した。(シミチコー氏は国防大学で博士号を取り2010年から同大学でも教鞭を取っている人です。野党は国防大臣辞任について与党政府を強く非難していますが、より国防に明るい人を大臣の地位に置いたとも言えるような気もします。)
  • ルスケでは難民収容施設から出ようとする難民と警察とでにらみ合いが続いていたが、午後になり難民が警察を押しのけて施設を後にし、高速5号線をブダペストに向けて歩き出した。
  • 与党国会会派広報官は9月15日より国境における不法移民に対する措置が強化され、国境で難民申請ができるかできないかを判断しできないものは入国させないようになるとコメントした。
  • 9日よりガソリンが1リットルあたり5フォリント、軽油が8フォリント値上がりする。
  • コルビヌス大学の学生が3つの学部がセント・イシュトバーン大学に移ることに対するデモを行った。
  • 基本法局によると現在の法律では、難民手続が終わっていない者を国外へ出そうとすることは犯罪にあたるが、これらの者に寝る場所を提供したりすることに対してははっきりとした決まりがないらしい。
  • 7日、これまで国境で乗り換えが必要であった国際線列車が直通でオーストリアに入れるようになった。
  • 難民が列車でハンガリー入国することは許されていない。このためベオグラードから列車でハンガリーに来た人は手前のサバトカで列車から降ろされている。
  • 週末にハンガリーからミュンヘンについた難民の数は2万に達し、7日も1万人が到着すると予想されている。
  • 7日オーストリア人の運転する車が高速1号線で事故を起こし、乗車していたシリア人(不法移民)が死亡した。
  • オルバーン首相は難民問題に関し、「ハンガリーは現在(難民申請をせず)ハンガリーを移動する人たちの安全を完全には保障できない。だからハンガリーを経由して欧州に入ろうとするのはやめてほしい」と発言した。また難民を欧州連合各国で割り振ることに関しては「将来的には話し合いは可能であるが、難民が発生する原因に対する措置をとり、また欧州の国境をどう守るかについてしっかりと対策を練ってからではないと意味がない。まだその時期ではない。」と発言した。
  • 100円=228.37フォリント(OTP/9月7日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月7日

  • 7日、ハンガリーサッカー代表チームはアウエーで北アイルランドと欧州選手権予選試合を戦う。この試合に勝ち、ルーマニアがまければ予選グループ2位。それ以外は3位となるが試合に負けてフィンランドが勝つと、今後3位の地位も危うくなってくる。
  • システムメンテナンスのため7日午前0時半より4時半までの間の2時間、電子高速道路チケットの購入ができなくなる。
  • 今年1〜8月の間に本人が消えたため難民手続きが停止した数が6万4000件にも上るという。これら6万4000名の多くが不法に国外へ出国した可能性が高い。
  • ▼5日同様、6日も多くの難民がオーストリア国境を目指して東駅から列車で移動した。6日には列車の遅れも少なくなり難民が列車に殺到することもなくなったことから駅は落ち着きを取り戻し始めている模様。(オーストリアの発表によると5日にハンガリーからウィーン西駅にたどり着いた難民は8500名とのこと。)▼ハンガリーからオーストリアまで車で難民を運ぼうというプロジェクト(オーストリアコンボイ)があるが、6日午前130〜250台の車(や小型バス)がウィーンからブダペストに向けて出発した。(オーストリアの新聞によって数が違うみたいです)。ハンガリー警察も「不法移民の他国へ運ぶことは刑罰にあたる」と注意を呼びかけた。これらの車は午後7〜8時ごろに東駅周辺に到着し(特に小さい子がいる)難民を車に乗せた。子連れではない男性に対しては列車に乗るように進め「自分は幼い子を連れた親子を乗せるために来た」と誰ものせずにオーストリアへ引き換えす車もあった。オーストリア人たちは「違法行為であることはわかっているが、みな自己責任でここにいる。」と述べた。▼6日もヴァーモシュサバディの難民キャンプから100名の難民が徒歩でオーストリアへ出発した。高速1号線沿いを歩いているとのこと。オーストリアコンボイは同難民キャンプにも向かった。▼オーストリア連邦首相は6日、「今週末に特別に実施された難民受け入れ措置もそろそろ終了させなければならない」と発言した。
  • 政府は「ハンガリーはすべての難民を受け入れるが、不法入国は刑事罰となる」などと書かれたパンフレット配布を決定した。また、難民で一杯の列車がハンガリー国境前で止められるという例が5日、6日で合わせて2件発生した。
  • セルビアとの国境のルスケに新しい難民キャンプが作られた。新しい難民キャンプはそれまで難民収容施設として利用していた建物のすぐ横にある。これに伴い、これまで難民収容施設として借りていたこの建物の使用を終了した。
  • 多くの外国人がマスコミで報道されるハンガリーの写真を見て旅行会社などに「旅行はできるのか」と問い合わせている問題で、国家経済省観光担当次官は今回の難民問題(東駅などでの騒ぎ)は観光地・名所には影響がなく問題なく観光ができる点を強調した。
  • ▼オーストリア連邦首相が7日に新聞のインタビュー記事で「オルバーン首相は(バスで難民をオーストリアに送る措置をとる前に)我々にオーストリアに流れる難民の数は4000名を超えないといったが、私は最初から信じられなかった。また難民問題を柵をつくることで解決しようとしていることも許されない」とハンガリー政府の対応を強く非難した。一方ハンガリーの外務次官は「オーストリアこそ、口では難民の保護を声だかに叫びながら裏ではオーストリアに難民が流れないよう他国に圧力をかけている」とオーストリア首相を批判した。▼一方、オルバーン首相は「オーストリアやドイツも国境をしめるべき。そうしないと今後も数百万人レベルで難民が入ってくることになる。」とオーストリアテレビのインタビューで発言した。
  • あるビデオの視聴回数が数を伸ばしている。このビデオの内容は以下の通り。「4日に難民が高速道路を歩いているとき、ある親子が他の難民から遅れをとった。これを見た女性2人組が他の難民に追いつくようこの親子を車に乗せた。しかし少しいったところで別の車から飛び出してきた男性がこの女性2人組に対し難民をおろさないと爆弾を車にぶち込むと脅した。このため女性らは難民を車から降ろした。」女性を脅した男性が乗っていた車はスロバキアナンバーであったが、男性はハンガリー語を話していた。
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月6日

  • ▼サッカーハンガリー代表チームはブダペストで行われたルーマニアとの欧州選手権の試合で0対0と引き分けた。これにより予選グループ3位の位置を固めた。今回の欧州選手権は参加国を増やすため予選リーグ上位2位は自動的に出場でき3位にも出場の可能性がある。(現在のところ北アイルランド勝ち点16、ルーマニア15、ハンガリー12、フィンランド7、フェロー諸島6、ギリシャ2という順位です。)▼なおこの試合後に暴れるなどして警察に身柄を拘束された者は51名に達した。またけが人も40名に達した模様。
  • ブダペスト市はVerseny通りに新しいトランジットゾーンをつくると発表していたが、4日にバスで難民をオーストリアに運ぶことが決定されると、この計画を停止し(その代わりに)市が60台のバスを手配した。(テレビで見る限り古いタイプのBKVバスみたいでした・・)
  • ▼ドイツのメルケル首相は、5日の新聞インタビュー記事で政治難民の受け入れ数に上限はない。しかしそれ以外は帰国するべきであるとの主張を繰り返した。(ただ、あまりの混乱で誰が政治難民で誰がそうでないかはっきりさせるのも難しい状況だと思います。)メルケル首相は5日オルバーン首相と電話会談を行った。そこでメルケル首相はハンガリーから入ってくる(登録をしていない)難民を受け入れる立場について改めて述べたが、これが特例であり、今後もドイツとハンガリーは欧州の規則を守っていく点も確認した。▼政府広報官は、今回のバス手配は危険な状況の回避が目的であり、今後そのような計画はないとの点を明らかにした。▼オーストリアは今回の措置で1万人程度の難民がハンガリーから入ってくると予想しているが、内務大臣はハンガリーの難民に対する対応に不満足・不快感を持っているようで、協力体制を築くのが難しいと発言したとも伝えられている。オルバーン首相は、「オーストリア首相とはこれまで何度も電話で話をしているし、来週には会談も予定している」と述べた。
  • ▼4日の晩にバスでオーストリア国境へと運ばれた難民の第一陣が5日未明にオーストリア国境に到着した。その後も次々とバスが到着した。▼難民はオーストリア国境手前でバスを降り、歩いて国境を渡り近くの駅に向かった。▼オーストリア外務省が5日に発表したところによるとオーストリアに着いた難民は特別列車でウィーンやザルツブルグへ移送されることとなった。そして実際に列車も出発した。(その後夕方にはミュンヘンに難民を乗せた列車が到着した。)▼難民が高速1号線で国境を越えているため、国境付近の高速道路(ウィーン方面)へ一般車両が進入できなくなった。このため数十キロメートルにも及ぶ渋滞が発生した。(途中で降りて一般道からオーストリアへ入るルートを進むようにと指示されたようです)また難民を乗せたバスもこの渋滞につかまり、難民はバスを降りて歩いて国境を渡った。▼午後5時20分には再び国境を開け、乗用車は通れるようになった。
  • ▼5日、ドイツやオーストリアが難民を受け入れるとの情報をつかんだ難民数百名が、デブレツェンの難民キャンプから列車に乗ってブダペストへ出発した。▼東駅では5日も午後も多くの難民が東駅からあるいてオーストリアへ出発した。またビチケやヴァーモシュサバディの難民キャンプからも難民が徒歩でオーストリアへ向かい始めた。その後、6日0時に再びオーストリアが国境を閉めるという話が流れ、これらの難民は列車に乗り込みジュール経由でオーストリア国境(ヘジェシュハロム)へ向かった。また、南駅から列車に乗った難民もいた。▼市民(団体)はハンガリー鉄道が西側諸国への国際列車運行を再開させたことを受け、東駅で難民の国際線、あるいはジュールやヘジェシュハロムへの切符の購入を手伝った。▼21時18分にヘジェシュハロム行きの最後の列車が出発したが難民で一杯となった。(西側への国際列車もヘジェシュハロムまでしか動いていないという話も聞きました。)
  • ▼セルビアとの国境ルスケでは、車両を止めようとする難民が路線バスの窓ガラスを石でたたき、ガラスにひびが入った。警察が介入しその後のバス運行を助けたが、その後、警察と難民のにらみ合いが続いている模様。▼元首相で民主連合党首のジュルチャーニ氏がルスケから検問所を通らずにセルビア側に渡りまた戻ってくるというパフォーマンスを行った。この間、難民とも話をした。ジュルチャーニは「難民の意見が聞きたかった。問題なのは諮問押捺だ。諮問押捺は規則だがギリシャでは行われていない。これまでもルールをたくさん破っているのだから押捺はやめさせるべきだ」などと新聞記者に語った。また「法律に違反したのであるから当然罰則手続が開始されるであろう。自分は不逮捕特権も使わない」とも語った。
  • 難民の多くはマケドニアからセルビアを経由してハンガリーに入ってくるが5日だけでも5000名の難民がマケドニアからセルビアへ入った模様。
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月5日

  • ハンガリー鉄道は西側諸国への国際線をストップしたことに関し4日10時より規則を変更し、国際線チケットの払い戻し金額の上限をなくし手数料もとらないようにした模様。(ただオンラインあるいはカードで購入したチケットについては現金による即時払い戻しはできないようです。)また国際線チケット購入規則が厳しくなる前(パスポートなどを見せなくても購入できた時期)に購入していた場合には、それ専用の窓口で払い戻しを受け付けるようだ。
  • ハンガリー旅行業者協会によると、難民問題を受け外国の団体や個人旅行者がハンガリーへの旅行を次々と解約しているとのこと。今後更なるキャンセルも予想されることから旅行業界は大打撃を受ける可能性が高いとのことだ。
  • ▼4日夜ハンガリーとルーマニアのサッカー欧州選手権予選試合がブダペストで行われることにより、フーリガンの騒ぎが続いている。まず4日午前0時すぎに7区のDob通りから5区のErzsebet広場にかけて100〜120名のフーリガンが物を壊したり叫び声をあげたりした。そして駆け寄ってきた警察官にゴミ箱や椅子、あるいはビンを投げつけたりした。また付近に駐車していた車のフロントガラスを割りタイヤに穴を開けたりもした。▼ルーマニアとの試合はいつも荒れるため、サッカー協会は応援も冷静に、そして素晴らしいサッカーの試合になるようサポーター達に求めた。▼警察は暴力沙汰になる前に対話で騒ぎを収められるよう試合会場にルーマニア語ができる警官を配置した。▼フーリガンが午後東駅の難民とつかみあいとなり爆竹などを投げこんだ。▼BKKは地下鉄2号線と4号線について4日の午後5時から夜10時まで東駅に停車しないことを決めた。(その理由は明らかにしていないが、フーリガンが難民とトラブルを起こさないようにとったようです。)▼試合では休憩時間にもフーリガンと警察が衝突した。(試合は0対0でした。)
  • 4日午前東駅は気温も下がり天気も悪くなったため難民たちは静かであった。午後1時ごろ500名程度の難民が東駅を徒歩で出発した。ドイツまで歩くのだという。午後3時にはブダペストの境まで到着した。列の前後にはパトカーが着いた。休憩所などで水などが配られたとのこと。その後、ハンガリー市民やマスコミ関係者もこの列に加わり1000名程度になった。(難民だけで1200名いるとの報道もあります)警察は彼らの動きにあわせて細かく交通規制を行った。夜9時になりラーザール首相府担当大臣はバスを送り彼らをオーストリア国境まで運ぶことを決定した。(オーストリア側もこれを了承し難民を受け入れる用意があるとの報道もありました。午後11時現在で難民達は歩くのを辞めてバスを待っているようです)また東駅の難民も希望者はオーストリア国境まで送ることも決定した模様。(これはフーリガンとの衝突を避けようという狙いもあるのかもしれません・・・ただ収集がつかなくなる可能性もありますよね。)
  • ドイツに行けると列車に乗ったもののビチケで下ろされた難民の多く(警察によると500名程度)は駅に残ったままとなっているが、4日も出国させろとデモを行った。この騒ぎの中51歳の男性難民が志望した。ビチケ駅からも200〜300名不法移民が逃げ出した。多くは線路をジュールやブダペスト方面へ走っていったという。残った難民はその後徐々に難民収容所へと移動した。またビチケの難民キャンプから数百名単位で難民が高速5号線方面へ逃げ出した。これらの難民は身柄を保護されたが、その後64名が再び難民キャンプから逃走した。
  • ▼オーストリアでは「難民を自分達の車でオーストリアまで運ぼう」という動きが出ているが、これに対しオーストリア内務省は刑事罰対象となる可能性があると警告した。▼セルビアとの国境ルスケの難民収容ポイントで、イラク人がシリア人と喧嘩をはじめたため警察が催涙ガスなどを用いてこれを止めた。イラク人はその後、警察医のところへ連れて行かれたが暴れだして医師を突き飛ばしたりしたため公務執行妨害の容疑で身柄を拘束された。▼Migration Aidは3日夜も国会議事堂前でデモを行った。トランジットゾーンにいる難民も私達と同じ人間だ。尊厳をもって接してほしい。でも実際はそうではないなどと訴えた。▼国会は4日、「大量移民による危機」と題した法案を可決した。(危機・非常事態にあるという認識がなされたということでしょう。この法案により国境にトランジットゾーンを設置し難民登録をしないとハンガリー国内に入れないようにするみたいです。が作られたり刑法が改正されたりするようです。▼遺体となって発見された71名の密入国を助けていたグループが同じ日に別の81名の難民をオーストリアに運んでいたことが明らかになった。この81名も同じような劣悪な環境に閉じ込めていた模様。▼スロバキアにある難民キャンプでは難民が「ハンガリーの難民がドイツへ行った」という情報をつかみ「自分達もドイツへ連れて行け」と騒ぎを起こした模様。▼ドイツ政府広報官は「ドイツに入ってきたシリア人をハンガリーへ送り返すことはしないが、ハンガリーは引き続きダブリン条約に基づいて難民に対応するべきだ」と発言した。▼ヴィシェグラーディ4国(ハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランド)は難民問題に苦しむハンガリーを支えていくことで一致した。また難民をEU各国で振り分ける案に対しては反対の意を唱えた。▼チェコとスロバキアはドイツがハンガリーで登録した難民を受け入れ送り返すことをしないのであればスロバキアとチェコを通って難民がハンガリーからドイツへ移動できるよう措置をとることを発表した。▼ハンガリーはマケドニア、セルビア、オーストリアと国境警備に協力し密入国幇助犯に対し行動を起こしていく点で合意した。▼欧州委員会長は来週の水曜日にEU加盟国がイタリア、ギリシャ、ハンガリーにいる難民合計16万人を引き取る案を提出することを明らかにした。▼高速5号線でシリア難民6名を載せた車のドライバーが密入国を助けた容疑で捕まった。(1人200ユーロ払わせて乗せていたようです)▼9月15日にVerseny通りに新しいトランジットゾーンが作られる模様。(800名収容でき眠ることもできるそうです。タルローシュ市長によると今後も新たにトランジットゾーンを作っていくとのことです)▼場ログ人材大臣は「難民を支援したい人は混乱を避けるため個人で動くのではなく支援団体を通じて動いてほしい」と呼びかけた。
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月4日

難民問題に関するNHKニュース読みました。事実と違うところがあるのでここに書きました。

  • ▼2日夜、難民への支援を行っているMigrAidの呼びかけで西駅から国会議事堂まで数千人によるデモ行進が行われた。MigrAidは「ハンガリーがシェンゲンのルールを守らなければならないのはわかるが難民の置かれている状況はひどすぎる。難民が一刻も早く新しい土地で生活できるよう欧州全体で支援すべきだ」と訴えた。▼ハンガリー鉄道はここ数日の状況より西側諸国への国際列車の交通をストップさせた。一方、難民も東駅に入れるようにした。もちろん難民達にも国際列車は出発しない点は伝えたが、完全には伝わっておらずドイツ国旗がついている機関車が先頭の列車に殺到し大混乱となった。この列車は午前中に出発したが難民キャンプのあるBicskeで停車し難民はそこで下ろされた。警察は通訳を通じて難民登録をしなければハンガリーから出られない点、そして難民キャンプには食べ物もある点などを説明した。しかし難民の中には「キャンプへは行きたくない!」と駅にとどまる者もおりここでも混乱が生じた。午後にも1本難民を乗せた列車が出発した。この列車が構内に入ってきたときには難民が殺到したが「国際線の列車は発車しない」とのアナウンスがくりかえしされる中で列車から降りる人も現れた。それでも列車に残り東駅から出発した難民もいた。この列車も同じようにBicskeで停車した模様。Bicske駅に残った難民に対しボランティアが飲み物や食べ物を配ろうとしたが警察が難民に近づくことを認めなかった。その後警察が飲み物や食べ物を配ったが今度は難民が受け取りを拒否した。▼プロテスタント教会はこれまで主にデブレツェンの難民キャンプでの支援を行ってきたが東駅でも水やオムツなどの支給を開始した。一方カトリック教会も「困っている人は助けるべき」と信者に対し行動することを求めた。▼オーストリアのボランティアは自家用車などで難民をブダペストからウィーンへ運ぶ活動をFacebookやtwitterなどで呼びかけている。一方、ウィーン市警察はウィーンんに到着した難民に対しては「すべてのチェックすることは難しい」と特に措置をとらない方針を示している。一方で密入国幇助犯については厳しく取り締まる方針のようだ。オーストリア警察は「現在列車でのオーストリアへの移動が難しくなっているが密入国幇助犯は新たな手口で犯罪を犯すはずだ」と目を光らせている。またハンガリー警察とオーストリア警察もトップレベルでの会談があり国境における警備を協力して行うことで一致した。▼オルバーン首相はブリュッセルで欧州委員長や欧州議会長と会談した。この際、首相は「これは(亡命)難民の問題ではない。確かに不法移民の中には難民も多いがそうでないものはもっと多い」「欧州首脳が状況のコントロールができないためハンガリー人そしてヨーロッパ人が恐怖に陥っている」と述べた。また「すべての難民はドイツに行きたがっている。したがってこれはドイツの問題でもある。」とも述べた。▼ラーザール首相府担当大臣も「ドイツは一旦難民を無条件で受け入れると言いながら、その後話を変えた」とドイツを非難し、ドイツ大使が東駅に行ってドイツの考えを述べるべきだと主張した。ドイツ大使館は表立った反応はしていない模様。▼チョングラード県のAsothalomでは警察が(密入国幇助犯による)難民を乗せたトラックを追いかけていたところ、トラックがバスと衝突し運転手が逃亡した。▼元首相で民主連合党首のジュルチャーニ氏は南駅にいる難民を自宅へ招いている模様。(かなり大きい家です。)▼ハンガリー科学アカデミーは難民の状況を調査する委員会を設立した(実際に難民がどこから来ているかなどを調べるようです)
  • 全国健康局は先週(花粉症の原因となる)ブタクサの花粉量がかなり多くなったことから上から2番目の段階の警報を発令した。
  • 100円=225.92フォリント(OTP/9月3日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月3日

東駅の難民問題に対する日本の報道にちょっと疑問を感じました。それについてはここに書きました。

  • ▼2日も警察が東駅入り口をガードし乗客は中に入れたものの難民は駅から締め出した。このため2日も東駅前で抗議デモが行われた。パトカーよりアラビア語を話す女性の声で「ドイツに行きたい者は難民キャンプに行き難民登録をしなければならない。登録をしない者はここから先へは進めない」と呼び掛けた。しかし難民の動きがなかった。その後、夜になって警察が東駅の地下やトランジットゾーンに移動するように呼びかけBaross広場にいる難民の数も少なくなった。▼東駅を通過するバスやトロリーバスの交通に大きな影響はなかった。▼地下鉄3号線終点にあるクーバーニャ鉄道駅ではデブレツェンの難民キャンプに向かうことを拒否した難民が抗議デモを行った。▼ドイツでも「ギリシャやイタリアのようにEUの難民登録センターを設置する必要がある」という声が聞こえるようになってきた。▼シリア難民の中にはハンガリーの国境からブダペストまで200ユーロ払ってバスで送られてきた者もいるようだ。▼1日にハンガリーに入国したアフガニスタンの男性難民がマラリアに感染していることがわかった。病院によると症状は悪くなく人への感染はないため隔離する必要はなかったが念のため隔離措置をとった模様。
  • 4日、ガソリンが1リットルあたり2フォリント、軽油が4フォリント値上がりとなる。
  • 8月ハンガリーで売れた新車は5000台と昨年同時期より4.8%の増加となった。
  • 4日に行われるサッカー代表チームのルーマニア選でのトラブルを避ける ため、3日夜より4日の深夜までブダペストの8区・9区では交通規制が敷かれる模様。10月8日にブダペストで行われる行われるフェロー諸島との欧州サッカー選手権予選試合のチケットもハンガリーが開始されたが売れ行きはかなり好調だそうだ。
  • 労働年数が40年を超えた助成は年齢に関係なく年金生活に入れるという法律があるが、これを男性にも適応すべきという動きがある。これに対し社会的弱者である女性を守るという立場よりこれに関する国民投票に反対する申請が出された模様。
  • 2日、医療関係者(看護士など)が待遇改善を訴えてブダペストのエリザベート橋の交通を止めるというデモ活動を行った。
  • 100円=224.64フォリント(OTP/9月2日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

9月2日

難民問題大きくなってきています。東駅で抗議デモがあったことなどを受け、大使館からも注意喚起が出されました。トランジットゾーンのある東駅や西駅周辺に不用意に近づかないようにとのことです。

  • ▼荷台から遺体となった難民が数多く発見されたり、8月31日には多くの難民が列車に乗ってオーストリアに向かったことなどに対しオーストリア連邦首相が「ただ西側に難民を送れば問題が解決すると思ったら大間違いだ」などと発言した。これに対しシイヤールトー外務大臣は遺憾の意を示した。▼バイエルン州内務大臣は「ハンガリーからの(難民申請を済ませていない)難民を追い返すことはしないが、ハンガリー側と状況について確認する」と発言した。▼(このような経緯があってか)ドイツへの出国を希望する難民が早朝から東駅の国際線切符売り場に殺到したものの、9時にしばらくの間、列車の到着・発着が行われないとの放送が駅に流れ駅が閉鎖された。1時間後に駅は再開されたが11時には警察が切符売り場から難民を締め出した。駅は午後に入り再度再開された。▼この措置のせいで31日にハンガリーから列車でオーストリアに渡った難民が3650名だったのに対し、1日はその数が(午後7時までの段階で)150名に減った。▼駅から締め出された形となった難民は駅の前で抗議デモを始めた。このデモは1日中続けられた。▼トルコなどではシリア人に対し偽造パスポートなどを作成しているという話もある。▼オーストリアへ向かう道路でもオーストリアが特にトラックの検査を行ったため国境付近で渋滞が発生した。このため慈善団体による休憩所による給水措置も続けられた。またこの措置のせいか、国境付近で乗り捨てられたバスが発見された。警察が調べたところ荷台に難民がいた模様。▼ラーザール首相府担当大臣はハンガリーが難民に対する措置で批判を受けていることに対しハンガリーがシェンゲンを守らなければオーストリアがこれを守ることとなりハンガリーはシェンゲンから追い出されてしまうと発言した。▼現在もセルビアからハンガリーに入国してくる難民は後を立たない。この中には元々社会的地位の高かった者も含まれている。▼1日朝、国会には20名を越える大臣などが集まり難民問題について話し合った。
  • 1日、学校で新年度がスタートした。保育園や幼稚園では給食が原則無料となり、また給食の糖分や塩分もこれまでより控えめになるという。
  • 「Napi Gazdasag(日刊経済新聞)」が9月1日より「Magyar idok(ハンガリーの時間)」という名前にかわった。
  • ブダペストコミュニケーション・ビジネス大学がブダペストメトロポリタン大学に改名した。これまでの名前では大学で学べる分野をカバーできないというのが理由のようだ。一方、コルビヌス大学はブダにある3つの学部がグドゥルーのセントイシュトバーン大学に移されることとなり学生や教員が抗議デモを行った。
  • ブダペストの市バス151号線と148号線に新型バス25台が投入された。
  • 原田清美氏によるBalassi Balint の詩集の翻訳が出版されたらしい。同氏は2006年にAdy Endreの詩集を出版している。現在はJozsef Attilaの詩集の翻訳に取り組んでいるとのこと。(私は長い間ハンガリーに住んでいますが、こういう形になるものは何1つ生み出せていません・・・すごいな〜と思います。)
  • ブダペストの動物園に中国四川省のターキンが初めて来た。(ブダペストにずっといるかどうかは未定だそうです。)
  • 1日は同日の全国ならびにブダペストの観測史上最高気温を記録した(最も気温が戦ったのはベーケーシュ県の36.9度。ブダペストでは35.4度を記録した。)これまでの全国での同日最高気温は2012年の35.2度、ブダペストは1942年の34.1度であった。一方、最低気温の高さでも記録を更新した模様。
  • 100円=225.80フォリント(OTP/9月1日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15日間の天気が見られます。)

号外

  • 東駅に電車を待つ難民が殺到し東駅が大混乱となりました。(大混乱の様子はここをクリック)。これを受けた警察は午前9時に東駅を閉鎖しました。(電車の到着出発もすべて停止しました。)このため難民が駅の外で抗議活動を行っています。(様子はここをクリック)。

9月1日

    難民問題ですが今度はオーストリアが国境警備を行うようになり混乱に拍車がかかってきているようです。

  • ▼ドイツ警察当局によると今年ドイツで捕まった密入国幇助犯のうち最も多かったのがハンガリー人で7月末までに227名のハンガリー人が捕まったらしい。▼オーストリアはハンガリーとの国境で車の検査を始めており、31日は国境に連なる車が30キロメートルにまで達した模様。▼このため慈善団体は高速道路の休憩所で水を配るなどの活動を始めた。▼現在ブダペストのトランジットゾーンには当初の予定をはるかに超える2000名の難民がいる模様。▼慈善団体は今の制度では受け入れが限界に来ていると警告している。▼市民団体は、多くの難民が怪我をしたり飢餓状態にあるが、規則では4時間拘束すると食事を出さなければならないため、3時間半ごとにたらいまわしにされる傾向があると主張している。また「ドイツ行きを希望しているシリア難民はすぐドイツに出発させるべき」とも主張している。▼一方、ドイツは「特別列車を出すつもりはない。最初に入国したハンガリーがまずは難民に対する適切な措置をとるべきだ」との見解を示した。▼ハンガリーから他国に移動するためのビザなどの書類があれば難民は他国へ移動できる。このため東駅の切符売り場では長い行列ができている。ただ、列車のチケットを買う場合や、車内での検札にはビザなどの文書を提出する必要がないため実際にはそういうものがなくても列車に乗り込んでいる人がいるようだ。▼オーストリア当局はハンガリーから入る国際列車を国境で止めた。理由は「乗客数の過度の多さ」であった。この列車にはシリア難民が300名以上乗車しており、ウィーン到着予定時刻になっても国境に止められたままであった。▼ハンガリー東北地方のマーテーサルカでも密入国幇助の容疑で2名のハンガリー人が逮捕された。彼らはブダペストからハンガリーの東北地方へ行きスロバキアを通ってオーストリアへ行く予定であった。ただ車が故障し立ち往生しているときにつかまった。▼フランスの外務大臣がハンガリーがセルビア国境に柵を設けることについて批判したことに対しハンガリー政府は「ハンガリーに対する無意味な批判をするな」とこれに強く抗議した。
  • 今年度も新学期がスタートするが、今年度も警察や自警団が学校もまわりの警備にあたる模様。
  • 2日よりガソリンの値段が1リットルあたり2フォリント値下がりする。一方、軽油は2フォリント値上がりとなる。
  • オーブダ(ブダペスト3区)は9月1日より有料路上駐車制度を導入する予定であったが、区民や市民が駐車料金の軽減措置などの申請に間に合うよう導入を試験期間を1ヶ月間伸ばすことを決定した。
  • 100円=223.35フォリント(OTP/8月31日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(koponyeg.huに移ります。今後15 日間の天気が見られます。)