ニュース
5月31日

レート
100円=244.97フォリント(OTP・5月30日)

今日の天気
午後から雲が広がり西部や南部では雨が降るかもしれません。最低気温は10〜15度の予想です。

犯罪・事故情報
▼デブレツェン警察は昨年11月に文房具屋とアクセサリーショップ倉庫から1000万フォリント相当の商品などを盗んだ疑いで3名の男性を逮捕。▼29日、バッチョニャという村に住む11才と6才の兄弟が行方不明となり警察が行方を追っていたが、30日午前、同じ村の空き家で発見された。上の子が行方不明になったのはこれが最初ではないため、警察は犯罪の可能性はないと考えているようで、家族の間で何か問題があるのではないか調べを進めているようだ。▼ブダペストのチェペル(21区)で25日、老女が殺されるという事件が発生したが、30日犯人と思われる男が逮捕された。▼コマーロム・エステルゴム県のレーデーという場所で29日深夜火事が発生。エステルハージ家の宮殿の作業所として使われていた建物が焼けるなど5000万フォリント以上の被害額となった。▼30日、ブダペストで車の影から飛び出した女の子尾を白バイがはねるという事故が発生。女の子は重傷。▼ヤーノシュハルマという町で29日、16才の少年が49才と77才の女性の住宅に押し入り、「10フォリントとパンとジャガイモ10個渡さないと、喉を切るぞ」と強盗を働こうとしたが、女性たちが騒いだためその場から逃げ去るという事件が発生。この少年は間もなく警察に逮捕された。(でもなんで10フォリントとジャガイモなんだろうか)▼30日、ラーツアルマーシュという町で、エジプト人の運転する車が前を走っていたトラックを無理矢理追い越そうとして反対車線を前方から走ってきたパトカーとぶつかりそうになった。この際パトカーはハンドルを切りそこなり横転した。幸いケガ人は出なかった模様。▼30日、ブダペスト15区の幼稚園で「うんてい」が壊れるという事故が発生。7名の園児が落ちて下敷きとなり病院へ運ばれた。ただ大きな怪我はしなかったようで皆、同日帰宅できたようだ。

スポーツ情報
▼16〜19才のスポーツの才能がある若者たちを、更に育てて行くというヘラクレス・プログラムなるものを進めていくことをスポーツ大臣が発表。▼6月23〜24日にバラトン湖畔の町シオーフォクで「国際力持ち選手権」なるものが開催される。(140〜300キロの物を運んだり、持ち上げたり、引っ張ったりするらしい)尚、参加選手の平均的体格は身長が195p、体重が150キロなのだそうだ。

経済情報
▼家畜関係団体のトップ会談があり、そこで「9月までは豚肉の値段はあがらない」ことが確認された模様。

社会情報
▼無事NATOの会議が終了。▼ブダペストで30日、クロアチアで戦犯として同国の警察が1991年以来行方を追っていた男性がハンガリー警察により逮捕された。▼現在高速3号線の延長工事が行われているが、将来的にニーレジハーザまで延長しようという計画が、最近になりデブレツェンに変更になるとの話が出て混乱が生じている。▼30日、エステルゴムの橋の1部が置かれるはずであったが強風で延期となった。▼31日はハンガリーでも「ノースモーキングデー」となるようだ。(これあhWHOが中心となって行われているプログラムらしい)

5月30日

レート
100円=243.59フォリント(OTP・5月29日)

今日の天気
場所によっては雲が広がり雨がふるところもありそうです。最低気温は14〜19度、最高気温は22〜27度の予想です。(ブダペストも昨日・一昨日と雨かなと思ったのですが結局降りませんでしたね。)

犯罪情報
▼セーケシュフェヘールヴァールで理容店より携帯電話を2台盗み出し、ベビーカーにそれを隠して犯人が逃げるという事件が発生。警察が捜査を勧めている。▼日刊紙ネープサバが以前、小独立党党首の息子がからむ収賄事件をスクープしたが、この件に関しブダペスト裁判所は捜査期間を投書の予定よりさらに2ヶ月間伸ばすことを決定した。▼29日の早朝ブダペスト近郊地域の踏切りで停止ランプがついているのにもかかわらず踏切りに侵入し走ってきた列車と衝突するという事故が発生した。この事故で車に乗っていた2名が死亡した。▼28日深夜ブダペスト19区と8区で大きな火事があった。

スポーツ情報
▼6月2日にサッカーワールドカップ予選「ルーマニア対ハンガリー」がブカレストで行われるが、どうもルーマニア側がハンガリー人を穏やかに受け入れる空気ではなく現地入りするサポーターの数はかなり少なくなりそうだ。

経済情報
▼OTPとPOSTA銀行は金曜日に休業することとなった。来週の月曜日は祝日なので3日連続で休みとなる。ただしショッピングセンター内のOTPは営業するようだ。▼今年2月から4月の間に失業者の割合が0.8%減少したことが中央統計局の調べで明らかになった。現在の失業者数は24万1000名。

社会情報
▼29日、30日とNATO総会がブダペストで行われているが、29日午後ブダペスト南駅で反NATOデモが行われた。▼法務大臣のダービド・イボヤ氏は、タクシー運転手の安全を守るための方的処置について前向きに検討する姿勢を示した。これは5月に2件、タクシーの運転手が殺される事件が発生したことによるもの。▼現在ブダペストの英雄広場には銅像が並んでいないが、8月10日までにはすべての銅像が元の位置に戻されるようだ。

政治情報
▼スポーツ大臣のドイチュ・タマーシュ氏が青年民主同名のブダペスト長になった。▼独立小地主党党首であるトルジャーン・ヨージェフ氏が無所属の国会議員となっている現状を国会議長であるアーデル・ヤーノシュ氏が認めるような姿勢を示したことで、トルジャーン氏は国会議長の解任を訴えている。

5月29日

レート
100円=244.36フォリント(OTP・5月28日)

今日の天気
厚い雲が広がり雨がふるところが多いでしょう。最低気温は14〜19度、最高気温は24〜31度の予想です。

犯罪情報
▼27日、ソルノクの近くの村で怪しい人物が家を壊しているという通報が入り、警察がかけつけたところ20〜30名の男たちが家を壊していた。警察がすぐに止めるようにと警告をしたところ、この男たちは逆に警察に襲いかかった。警察が空に向かって2発、撃ったことで男たちは車で逃走したという。▼セゲドで不法に堕胎手術を行っていた医師が逮捕された。▼27日、ある男性がブダペスト3区の土手からシュコダをドナウ川の中に突き落とした(或いは蹴り落とした)というニュースを紹介したが、28日になってようやくこの車が引き上げられた。▼27日夜ショプロン近くの草原が火事となる事件が発生。消防車が近づけないため、草をかって火が広がるのをふせいだ。幸い隣接している森に燃え広がることなく300万フォリント程度の被害ですんだようだ。(原因はまだわかっていないが、煙草の投げ捨ての可能性が高いとのことだ)▼27日の午後、ショプロンの近くのオーストリアとの国境で、オーストリア側の国境警備隊員の1人がハンガリー側に入って頭を撃って自殺するという事件が発生。(自殺の原因は不明。ちょっとトイレに行ってくると出て行き自殺したそうだ)▼28日早朝ブダペスト10区で2第の車が衝突し炎上する事故が発生。幸いケガ人は出なかったようだが、ぶつかった1台の車はコンピュータの部品を積むトラックで被害総額は8000〜9000万フォリントに登るとのことだ。

スポーツ情報
▼現在ドイツのブンデスリーグにはハンガリーの選手が何人か所属しているが、その中でもミリューツァ選手は現在所属しているチームでは初の100万マルクプレーヤーとなる可能性が高まった。▼パリで行われているテニスの全仏オープンでハンガリーのマンドゥラ・ペトラ選手が日本の杉山選手を破るという快挙をなしとげた。▼6月2日に、ルーマニアでワールドカップ予選ルーマニア対ハンガリー戦が行われるが、両国の関係があまりよくないこともあり、ブカレストは異様な雰囲気に包まれているようだ。

経済情報
▼30日にガソリンが1リットルあたり2フォリント値下がりする。これで95のガソリンは1リットルあたり247.50フォリント、98は256.50フォリントとなる。尚、軽油は逆に1リットルあたり2フォリント値上がりし1リットルあたり215フォリントとなる。

社会情報
▼ブダペスト市は医療関係施設の機材環境の改善のため10億フォリントを投じる方向で話を進めている。▼現在第2次世界大戦以降、壊れたままになっているエステルゴムの橋の修復工事が始まっているが、5月末にいよいよハンガリー側から徐々に橋がかけられるようになるようだ。▼29日よりブダペストでNATOの首脳会議が始まる。これにともないブダペストの交通渋滞が一層ひどくなる可能性がある。▼10日前、ブダペストを中心に622名の子供、そして26名の大人が食中毒にかかるという事件が発生したが、どうらやcaliciというビールスによって食中毒にかかったことがわかったようだ。▼28日、ブダペストのくさり橋に「NATO反対」の垂れ幕が張られるという事件が発生した。(ご覧になった方はいるでしょうか。)

政治情報
▼独立小地主党党首であるトルジャーン・ヨージェフ氏は、同党の国会での派から外され、現在国会では無所属議員となっているが、同党の国会での派のトップであるセントジェルジュヴェルジ・ペーテル氏は「党首は無所属議員であり、以後半年間どこの派にも入れない」と発表。どうやら国会議長もこれに承諾の意を示したようだ。▼オルバーンビクトル首相は、連立を組むハンガリー民主フォーラムの会議に参加した。この背景にはオルバーン氏の所属する青年民主同盟とハンガリー民主フォーラムの選挙での協力体制の確立があるが、首相は「それについては党首にまかせてある」と明言をさけた。

5月28日

管理人のセイジです。26日午後5時20分。無事女の子が生まれ一児の父となりました。幸せを運んでくれた妻と子供に感謝!

今日の天気
雲が広がり、雨が降るところもありそうです。最低気温は11〜16度、最高気温は25〜30度の予想です。(蒸し暑くなりそうです)

犯罪・事故情報
▼25日ブダペスト6区の住宅でベランダが落ちるという事故が発生。落ちたベランダが車を直撃したがケガ人はなかった模様。▼25日、シャールゴタリアンの近くの土地で草が燃える事故があり、男性1人が死亡した。(どうもこの男性は自分の土地の草を燃やそうと火をつけたのだが、火が他人の土地にまで広がったため確認しにいって火に巻き込まれたようだ。▼25日、オーストリアで煙草密輸を行っていたハンガリー人グループが逮捕された。彼らの証言によるとこの半年で40万カートン、つまり8000万本の煙草を密輸したとのことだ。▼25日、ブダペスト21区の住宅で女子が死亡しているのが発見された。犯罪に巻き込まれた可能性もあるとして警察は捜査を進めている。▼24日にドゥナウイヴァーロシュという町を流れるドナウ川で若い男性の遺体が発見されたが、この遺体は25日エゲルに住む17才の男性であることがわかった。この少年は昨年の11月11日に「コンサートに行く」と家を出たきり行方不明となっていた。(ポケットに学生証があったのが身元割り出しの決めてとなったようだ)▼25日、プスタサボルチュという町で郵便局強盗が発生。犯人は盗難車を使用した模様。▼25日、デールエジハーザという町の池に男性が沈んだと通報が入り、警察が捜索を行ったが結局沈んだ男性は遺体となって発見された。(日光浴をして泳いでいる間に浮かんでこなくなったらしい)▼26日に発生した交通事故は61件で死亡者4名、重傷者25名、軽傷者は32名であった。▼27日、ブダペストである男性がシュコダ120という車をドナウ川に蹴り落とすという事件が発生。現在消防署が車を探しているが犯人の男性は逃走中。(自分の車を蹴り落としたのだろうか?)

スポーツ情報
▼週末にかけてセゲドで「カヤック・カヌー」の国際大会が開かれたがハンガリーは19の種目で優勝した。(この前のシドニーオリンピックでもハンガリーは最終日にカヌー・カヤック関係で金メダルを大量にゲットしたのだ)

経済情報
▼VISAインターナショナルの発表によると、昨年ハンガリーで外国人がVISAカードで支払いを行った額が580億フォリントに達したそうだ。(はずかしながら私はクレジットカードなるものを持っていない)

政治情報
▼ハンガリー民主フォーラムと青年民主同盟の間では来年行われる総選挙を共同で戦おうという話があるようで、この場合リストの1番がオルバーン首相、2番が民主フォーラム党首のダービッド・イボヤ氏になるとのことだ。▼29日と30日にNATOの総会がブダペストで行われる予定。(反対のデモ行進なども見られるようだ)

社会情報
▼27日、内務省は「政府は事件の目撃者保護の一層の強化をはかるための会議を行う予定」であることを発表した。▼少し前ロマが「ハンガリーには人権がない」とハンガリーを離れフランスに逃げるということが続き、KGBがからんでいるのではないかといろいろな噂も呼んだが、ストラスブルグにある人権委員会の会長は「ハンガリーは人権という点で特に問題がある国ではない」との判断を示した。▼今日は国際子供の日で、各地でいろいろな催し物が行われたようだが、ブダペストでも2500万の予算を使った「ノエーアリーナ」なるものがオープンした。(どうも動植物をもっとよく知るための施設だそうで動物園内にあるようだ)

5月25日

まだちょっとバタバタしておりますので、今日も犯罪・事故情報のみです。

大事故
24日午後、ペシュト県アルベルティルシャの近くを走る国道4号線で乗用車とトラックが正面衝突をするという事故が発生。これは、@あるカミオントラックがガソリンスタンドに入ろう左折するため停止し、A直ぐ後ろの乗用車もこれを待つために一時停止をしたのだが、Bその後ろから走ってきたトラックは我慢できずにこれらの車を追い抜こうと対向車線に入り、C前から走ってきた車と正面衝突となったらしい。この事故で乗用車の運転手が死亡した。

神父に懲役3年
ベーケーシュチャバという町のカトリック神父が1993年より信者から多額のお金を借りながらまったく返すそぶりがないとして警察に逮捕されたのだが、今日裁判所から懲役3年の罪が言い渡された。

今日のおまけ
▼ブダペストのアクインクムで週末、フロラリアと呼ばれるフラワーフェスティバルが行われる模様。▼ハンガリーでの高給取り上位100名の昨年の平均収入が1億200万フォリントであることがわかった。これは99年より80万フォリントほどたかい数字だとのことだ。(この前授業で巨人の松井選手の年棒の話をしていたらハンガリー学生がこけていた。でもアメリカなんかだともっと稼いでいるスポーツ選手もいるしなあ)▼新しいハンガリーのアメリカ大使がどうやら決まったようだ。名前はナンシー・グッドマン・ブリンカートで女性だ。▼独立小地主党の議員が独立小地主民主連合なる組織をつくった。(実は独立小地主党には、こんな形でたくさんの組織がある)▼一方党首トルジャーン・ヨージェフ氏は国会議長に対し同党の国会議員グループに戻れるよう手紙を書いたようだ。▼オルバーン首相は新しいイタリアの首相と会ったようだ。イタリアの首相といえばちょっと右寄りの人物だが、オルバーン首相は前々からこの首相を指示する声明を発表していた。

5月24日

今日は大変忙しいのでちょっとだけです。

麻薬密売人逮捕
ブダペスト警察署はヘベシュ県警からの連絡を得て、エゲル出身の29才男性の車をしらべたところ、前部座席の間に時価40万フォリント分のマリファナを発見。この男性を逮捕した。

爆弾発見
▼現在高速7号線の改修工事が行われているが、セーケシュヘフェールバールの近くの工事現場で第2次世界大戦当時の爆弾が発見され爆破処理がほどこされた。(この間の短い時間高速道路が閉鎖された。)▼ブダペスト14区の集合住宅の庭でもソビエト製の爆弾が発見され、近くの学校や幼稚園から児童や園児を非難させた後に爆破処理を行った。

高速で強盗
高速1号線のベルチという場所の休憩所(駐車場)でユーゴスラビア人の運転する車が停まり、水をくみにいったところ、銃を持った3人組みの男に襲われ車のトランクの中に入っていたビデオやカメラあるいは、ユーゴスラビア人が持っていた現金などが強奪されるという事件が発生した。

旅行者保護のために
経済省は旅行者保護のため、観光シーズンを通して40億フォリントの援助を警察や税関などにすることを決定した。

救急車が事故
ブダペスト14区で救急車と乗用車が衝突する事故が発生。乗用車の運転手が重傷を負った。

トラック墜落
23日朝、ブダペストの自由橋の手前の道からブダペスト川横を走る道にトラックが墜落し、道が閉鎖されるという事故が発生。幸い重傷者は出なかった。トラックはその後消防署のクレーンによって取り除かれ、道は再開した。

元首相死去
元首相のフォック・イェノー氏が亡くなった。85才だった。

まだ自宅に残れる
収賄の疑いで逮捕された元独立小地主党議員のセーケイ・ゾルターン氏は体調がすぐれないこともあり、現在自宅監禁と言う形になっているが、この措置がさらに延長されることが決まった。

とりあえずホッとした
ハンガリーの代表的な日刊紙である「ネープサバ」(1873年発行開始)が印刷所に対する700万フォリントを金曜日までに支払わない限り、印刷を行わないと通達され廃刊も予想されたが、なんとかこの問題が解決したようでネープサバの読者はこれからもこの新聞が読めそうだ。

5月23日

レート
100円=239.47フォリント(OTP・5月22日)

今日の天気
天気のよい1日となりそうです。最低気温は6〜11度、最高気温は19〜24度の予想です。

犯罪・事故情報
▼ブダペスト17区で21日、警察が車を調べていたところ、29才の男性が運転していた車の中にマリファナを発見しこの男性と、同乗していた3名が警察に捕まった。▼キシュクンラチャーザという町で、22日午後1時ごろ横断禁止のランプが着いているのにもかかわらずトラックが踏切り内に侵入し、ブダペストに向かって走っていた貨物列車と衝突するという事故が発生。この事故での怪我人はいなかったが、貨物列車の車両が脱線した。▼21日ショプロンで19才の男性(ハンガリー語が母語のオーストリア人)が運転する車が警察の車を見たとたん暴走をはじめるという事件が発生。間もなくこの車は停止させられたが赤信号を無視して逃げるなど大変なこととなった。尚、捕まったこの男性は「無免許だったので逃げた」と言っている。▼ジェールの近くにある町で22日、36才の男性が47才の失業中の同棲相手を撲殺するという事件が発生した。▼最高裁判所は22日、昨年6月に我が子を餓死させた母親に対し、12年の懲役刑を下した。

スポーツ情報
▼昨日オルバーン首相がサマランチ会長に2012年にハンガリーでオリンピックを開催したいと伝えたが、7月までにオリンピック開催の際の予算について試算が出るとスポーツ大臣が発表した。(これまでの歴史の中でハンガリーでオリンピックという話は7回ほど出たが、今回で8回目となる。ただ実際にはハンガリーでオリンピックが行われて事はない。)
▼これまで「ハンガリーでオリンピックを」という話題が出たのは以下の8回
1896年(アテネに敗れる)
1916年(結局ベルリンに。しかし世界大戦で中止)
1920年(敗戦ショックでオジャン)
1936年(1票ももらえず)
1940年(結局東京に。しかし世界大戦で中止)
1944年(結局ロンドンに。しかし世界大戦に中止)
1960年(最初の投票で8票。2回目で1票。3回目では0)
2012年(???)
▼この件に関して、次のオリンピック協会会長の座を狙うハンガリー人のシュミット氏は「2012年はインフラもそろわないから無理だろう。ただ2016年なら可能性があるのでは」と述べている。

経済情報
▼経済省は、今年の外国からの投資も昨年同様20億ユーロ程度になると発表した。▼ブダペストで「インダストリア2001」が開幕。

社会情報
▼22日、ブダペストで「今年の薬」なる催し物が開かれ、ダイエットに効くという薬がグランプリを獲得した。(ハンガリー1000万の人口のうち400万人は肥満体と言われている。残念ながらこの薬の名前はわからない。ちなみにこの前、抜け毛・ハゲ防止の飲み薬を薬局で見た。買いたかった。)▼中央統計局の発表によると2月に行われた国勢調査のデータ分析は順調に進んでいるということだ。▼22日、ブダの王宮の広場の安全を守る防犯カメラシステムがスタート。

政治情報
▼独立小地主党のレアーニ・ジョルト氏は、ブダペスト裁判所の「トルジャーン氏を党首として認める」という判決に対し告訴をした。同党は5月はじめの党大会が分裂し、2人の党首が誕生していたがブダペスト裁判所の判断で現党首のトルジャンーン氏が引き続き党首として認められていた。▼カーダール書記長がその座を離れたのが13年前の5月22日だった。(同じ年の夏に彼は亡くなった)▼法務大臣のダービッド・イボヤ氏は来週の初めタクシー協会の代表と会合を持つことを発表。(先週末にタクシー運転手が殺されたことで、協会側が法律の改正を求めて法務大臣との会見を要求していた)

5月22日

レート
100円=235.90フォリント(OTP・5月21日)

今日の天気
朝方は雲が広がりますが、午後からだんだん雲が薄くなってくるでしょう。南部では雨がぱらつくところもあるかもしれません。最低気温は10〜15度、最高気温は19〜24度の予想です。

犯罪・事故情報
▼5月4日、追われた警察官に銃を向け、手錠をかけられた後にも警察官になぐりかかり怪我をおわせた男性が懲役6年の刑を言い渡された。▼ペレシュケフェーという町で21日、男性が妻をナイフで刺し殺すという事件が発生。▼ソルノクで18日夜、3名の浮浪者が喧嘩をはじめ1人の男が残りの二人にナイフで襲い掛かるという事件が発生。2名のうち1名の男性が腹を刺されて死亡した。▼20日、カポシュバールという町の横にあるデシェダという池で2台のジェットスキーが衝突するという事件が発生。ぶつけられた方の男性が重体となっている。▼21日、ペーチの若い夫婦がマリファナなどの麻薬をスコーン(ケーキのようなもの)の中に隠していたのがばれ逮捕された。▼21日午前11時ごろ、バーンドという町の近くを走る国道8号線で玉突き事故が発生し、18名が怪我を負った。この事故は停車したバスにトラックがぶつかり、そこにバイクが突っ込むという事故であったが、バスが道から落ち乗客が怪我をしたらしい。(バイクの運転手も重体)(どうも事故の原因はバスが停留所ではなく、客に頼まれ急に止まったところにあるようだ)

スポーツ情報
▼オルバーン首相が21日ローザンヌで開かれた国際オリンピック協会の会合でサマランチ会長に2012年にハンガリーでオリンピックを開催したい旨を伝えた模様。

経済情報
▼経済省の次官であるグラットフェルデル・ベーラ氏は21世紀の住宅に国際会議で「政府は毎年4万軒の新しい家をたて、GDPを1%伸ばし、5万の新規雇用を目指す」と発表した。

社会情報
▼19日、ナヅィツェンクという町の線路の近くで第2次世界大戦当時のドイツの弾薬が大量に発見。現在は国境警備隊などが保管しているが、今週中に処置をするということらしい。▼先週末にタクシーの運転手が殺されるという事件が発生したが運送協会は法務大臣ダービド・イボヤと話し合いを持ちたいと希望しているようで同大臣あてに手紙を書いたようだ。▼中央統計局の調べによると、今年の1月〜3月までに5500組が結婚をし、2万4000名が生まれ、3万2600名が死亡した。相変わらず人口は減り続けているがそのペースは確実に落ちているとのことだ。

5月21日

暴風による影響
18日の夜からハンガリー各地で暴風が吹き荒れ、ブダペストでも木や煙突が倒れて車が潰れるなどの被害が続出した。

タクシー運転手殺害
▼19日未明、ブダペスト15区でタクシー運転手が車内で遺体で発見された。犯人はこのタクシー運手手をナイフで刺し殺した後、現金を奪って逃走した模様。タクシー運転手が殺されるという事件はこの前も起こっており、タクシー運転手たちは対応策を法務省にせまっている。▼法務大臣であるダービド・イボヤ氏は、「タクシー運転手を守るため何らかの措置をとらなければならないのは理解できる。ただ彼らが具体的に何を望んでいるのか(防犯ガススプレーなのか銃なのか)を知りたい」と述べた。

▼これまでタクシー運転手が殺害された事件としては以下のようなものがある。
1991年11月25日、ニーレジハーザ、後ろよりナイフで
1992年11月25日、ジェール、ナイフで刺されて
1993年6月1日、ブダペスト2区、首にナイフを刺されて
1993年7月10日、デブレツェン、銃で撃たれて
1995年3月28日、ヴィッラニ、銃で頭を撃たれて
1995年12月2日、ペーチ
1996年12月14日、ブダペスト、銃で撃たれて
1997年11月21日、ブダペスト、14才の少女が撲殺
1998年1月25日、シオーフォク
1998年9月16日、トルナ県ボニハード
1999年11月4日、マコー、ルーマニア人が撲殺
2001年5月14日、ナジカニジャ、銃で撃たれて
2001年5月19日、ブダペスト、ナイフで刺されて

その他の犯罪情報
▼18日の午前、国道36号線で(ニーレジハーザ近くのナジチェルケス)カミオントラックを停めて修理をしていたところに別カミオントラックが突っ込み男性をひき殺すという事件が発生した。▼18日午前ニーレジハーザで2才半の男の子が団地の4階から落ちるという事件が発生。(子供の怪我の状態については不明)▼ショモジ県のパムクという街で18日の深夜ちょっと前、車が踏切りに突っ込んだところ走ってきた列車と衝突し、車を運転していた43才の男性が死亡するという事故が発生した。▼17日タタバーニャの広場で、ビニール袋に入れられた女の子の赤ちゃんの遺体が発見されるという事件が発生した。▼18日午後、ドゥナハラスティという町で57才の女性が運転していた車が自転車の列に突っ込み、その後木にぶつかるという事故が発生。この事故で自転車に乗っていた1名が死亡した。▼19日、男性がゲッデレーでパラセイリングをしていたところ、パラシュートがからみ落下、この男性は両足骨折のけがを負った。▼19日、デメチェルという町で45才の男性がナイフで刺されて殺されるという事件が発生。▼20日、ブダペスト23区の踏切りで、赤信号を無視してトラバントが踏切りに侵入したところ、車が故障でストップ。走ってきた列車と衝突するという事故が発生した。幸いトラバントの運転手は列車とぶつかる前に車から飛び降り無事だった。▼20日朝、ブダペスト女性が同棲相手の男性を斧で撲殺するという事件が発生。この女性はすぐ警察につかまった。

スポーツ情報
▼19日、ブダペスト警察のサッカーチームと国会議員のサッカーチームが試合を行い、オルバーン首相も参加した。試合は2−0で国会議員チームの勝ちだった。▼世界2輪選手権125CCクラスに参加しているハンガリー人選手は予選16位と初のポイント獲得が期待されたが、結局ポイントがとれる15位の選手から1秒遅れで初ポイント獲得はならなかった。

政治情報
▼ハンガリー正義と人生党党首チュルカ・イシュトバーン氏は、2002年に行われる総選挙では現与党の青年民主同盟、そして根強い人気を持つ社会党につぐ第3党になりたいとのべた。(極右党台頭は恐ろしいが・・・EU加盟でハンガリー人としてのアイデンティティを求める市民が増えればこの党が躍進する可能性も0ではない。)

社会情報
▼ペスト県では先週の水曜日と木曜日に給食会社の作ったメニューの中のイチゴが原因で食中毒が発生し入院患者も発生したが、その後食中毒は発生しておらず入院した人たちも無事退院できたようだ。尚、専門家の話では今回の食中毒はサルモネラ菌によるものではないそうだ。(1995年だったか今回と同じ給食会社ユニオールが作ったメニューの中の、これまた同じくイチゴが原因でかなりの範囲で食中毒が発生するという事件があった。当時私が勤めていた学校でも学校閉鎖となり、そのまま夏休みとなった。皆さん!ユニオールとイチゴには気をつけましょう。)▼20日ブダペスト英雄広場裏手にある公園で国防軍によるフェスティバルが行われた。現在若者の軍離れが進んでおり、今回のフェスティバルには「若者を引き付ける」効果も期待されたようだ。▼オルバーン・ビクトル首相は20日ラジオのインタビューに答え「海外で少数民族となっているハンガリー人が、2重国籍としてハンガリーの国籍もとりたいというなら、政府としてはそれに反対するつもりは毛頭ない。しかし2重国籍になることで何が有利になるのか、そして相手国がはたしてこれを許すのかということをこれから考えていかなければならない」と述べた。

5月18日

レート
100円=235.67フォリント(OTP・5月17日)

今日の天気
暑い雲が広がり雨がふるところも出てきそうです。最低気温は12〜17度、最高気温は23〜28度の予想です。

犯罪情報
▼1999年6月24日ブダペスト1区の時計屋に押し入り店員を殺した上、1400万フォリント相当の強盗を働いた2名の男性の裁判がスタートした。(この通りは私が非常勤講師をしている高校の前の道、そういえばいつも閉ったままになっている時計屋があるが・・・)▼ペシュト県のショイマールという町で、29才の女性が赤ちゃんが寝ているベッドの周りに洋服を置きそこに火をつけた。家から煙が出ているのに気が付いた警備員(恐らくM−POLという会社の警備員)がドアをノックしたが、ドアを開けた女性は「何もない」とこの警備員を追い返した。しかしおかしいと感じた警備員はその後家に入り赤ちゃんを発見したが、すでに煙にまかれて死亡していた。(ショイマールというのは私の住んでいる町。実は、今日妻と薬を買うために診療所横の薬局へ行き、外へ出たところ、ものすごい勢いでM−POLという警備会社の車が走ってきて、私たちの前を通り過ぎ診療所の前で急停車した。そして1人の男性が赤ちゃんを抱いて診療所へと駆け込んでいったのだが・・・きっとあの子だったのだろう。出産予定日を3日後にひかえた妻と、かわいい我が子が誕生するのを待つ自分だが本当に痛ましい事件だ。)▼セーケシュヘフェールバールの近くのモール・フェルショードボシュという町で、近所でも大変慈悲深いことで有名であった70才の女性が、何者かに殺害される(殺された後、喉を切られるという残忍な殺人)という事件が発生し、地元は大変な悲しみに陥ったという事件があったのだが、17日犯人が逮捕。犯人は17才の少年と21才の男性であった。▼ブダペスト18区の郵便局で17日午前2人組みの武器を持った男が押し入り、現金を奪うという事件が発生。(被害総額は明らかになっていない)▼17日ブダペスト15区の道でダンボール箱に入れられた赤ちゃんが発見された。この赤ちゃんは元気なようだ。▼ブダペストのアールパード橋の近くのドナウ川で54才の男性の死体が浮かび上がるという事件が17日午前に発生した。

スポーツ情報
▼ローマで行われているテニス選手権で、ハンガリーのクティ・キシュ選手が今年のオーストラリア・オープンで優勝したカプリアティ選手を下すという大金星をあげた。

経済情報
▼右よりの政府が誕生したイタリアだが、同国の新聞によると2000年における、イタリアのハンガリーへの輸出額は4兆6560億リラで、99年の3兆5580億を大きく上まわったとのことだ。ちなみにハンガリーからの輸入額は3兆3140億リラ。

社会情報
▼アメリカのカリフォルニアで行われていたイノベーション・オリンピック(新規開発オリンピック)の21才以下の部で、39国、1200名以上もの参加者の中から唯一のハンガリー人参加者ヘゲドゥーシュ・ラモーン氏がグランプリを確認した。ちなみに彼の発明は「3Dスピード印刷」だとか。(なんのこっちゃろう)▼ハンガリー・ラジオおよびテレビ協会は「首相暗殺」「やらせ」などで問題を起こしたRTLKLUB(テレビ局)に対して、518万2000フォリントの罰金と、10分間の放送停止処分を決定した。▼ブダペスト交通会社は、8月より公共交通機関の運賃を7〜8%値上することを検討している。これが決定されればチケットは今の100フォリントから110フォリントへ、1ヶ月定期が3820フォリントから4100フォリントへ、値上がりとなる。▼17日は国会議事堂の首相の部屋が解放され、280名が部屋を訪れた。(この企画は今回で2回目。どうでもいいがこのオルバーン首相は本当にエネルギッシュである。)(

政治情報
▼独立小地主党は党首が党国会議員グループから外され、無所属となっているが、17日ブダペスト裁判所はこの決定を無効とし党首が党国会議員グループのメンバーであるとの判断を下した。▼ベルギーの首相がハンガリーを訪れているが、「EU加盟を目指している旧東欧諸国の中でハンガリーがもっともうまく課題を解決している」と述べた。▼独立小地主党サボルチ・サトマール・ベレグ県支部所属メンバーの85%は党首を換えて欲しいと思っているということが同党の調べでわかった。(この地域は農業で生活している人が多く、以前党首トルジャーン氏が農業大臣だったころは頻繁に訪れていたのだが)

5月17日

レート
100円=236.34フォリント(OTP・5月16日)

今日の天気
天気がよい1日となりそうですが、場所によっては雨がぱらつくところもあるかもしれません。最低気温は11〜16度、最高気温は25〜30度の予想です。(庭に水まかなきゃ)

犯罪情報
▼サボルチュ・サトマール・ベレグ県のニールテレクという町で12才の女の子が自転車で交差点に飛び込み、これを避けようとした小さいトラックがハンドルをきりそこね壁に追突するという事故が発生した。この事故でトラックにのっていた運転手が重傷を負った。(今回の事件は優先権のない道から女の子が飛び出したのが原因。ハンガリーの交差点では基本的に右側から来る車が優先となる。この記事を読んで、数年前自分の教え子が自転車に乗っていたところトラックにひかれて亡くなった事が思い出された。あの事故さえなければこの学生はきっと今社会人として日本とハンガリーの架け橋となっていたと思えるだけに非常に残念。皆さんも交通安全には十分に気をつけましょう。)▼ルーマニアとハンガリーの国境で、ローマ時代の貨幣(700万フォリント相当)をリュックサックにつめてハンガリー入とうとしたルーマニア人の男性が国境警備隊によって逮捕された。(この男性は、貨幣はルーマニア国立銀行で手に入れてスイスの教会を建てるために使う予定だったと言っているが、本当のところはどうだろうか。)▼ベーケーシュチャバという町のトラックの駐車場でイラン人の運転手が頭を撃たれて死亡しているのが発見された。(助手席に乗っていた別のイラン人男性も撃たれていたが、一命はとりとめた)なぜイラン人が銃で撃たれたかはまだわからないが、もしかすると麻薬売買がからんでいる可能性があるということだ。▼ブダペストの4番の路面電車の終点前にシュカーラというデパートがあるが、そのデパート内にあるマクドナルドのトイレで25〜30才ぐらいの男性が死んでいるのが16日朝発見された。死因は麻薬の摂取過多とのことだ。(昨年同様の理由で32人が死亡しているが、今年はこの男性で16人目)

スポーツ情報
▼昨年のシドニーオリンピック女子200メートル平泳ぎの準々決勝でコバーチ・アーグネシュ選手がヨーロッパ新記録を達成したのだが、その後ドーピング検査に行かなかったためこの記録が後になって取り消されるということがあった。この件に16日ハンガリー水泳教会で話し合いがもたれ、ハンガリー水泳オリンピックチームの監督が厳重注意を受けた。

経済情報
▼スロベニアとハンガリーを結ぶ(45kmの長さ)鉄道が開通し、両国の首相も式典に参加した。▼中央統計局は1〜3月間の平均収入が昨年の同時期より、税込みベースで16.6%、税抜きベースで15.2%、そして純利益で4.4%増えたと発表。なお同局によると、現在のハンガリー人平均収入は(以下いずれも税込み)9万3600フォリントで、職種別にみると金融20万8000、化学工業13万、エネルギー11万5000、不動産111万8000、採石・鉱業10万7000、社会安全10万7500、ホテルレストラン6万3500、農業6万2600、繊維6万、病院・薬局5万8800フォリント。(ちなみに私の大学での給与はハンガリー人の平均給与額を大きく下回っている。スポンサー募集中である。)

政治情報
▼極右党であるハンガリー正義と生活党は2002年の総選挙ですべての選挙区で候補者をたてることを発表した。イタリアでも右が強くなったし、ハンガリーはどうなるのか。▼独立小地主党は現在党首が同党の国会議員グループから外され、党員ではあれど無所属となっているが、党幹部はこれに反発。同党の国会議員グループは党首を同グループに入れるべきと発表した。▼社会党はこれまで次回選挙の首相候補が2名いるという混乱状態が続いていたが16日になって現党首が首相候補の座をおり、元経済大臣のメッジェシュ・ペーテル氏が正式に首相候補となった。(彼はフランスからも勲章をもらうほどの優秀な人物なのだそうだ)

社会情報
▼ブダペスト6区にあるガレージ(10×20メートル)が崩れ、6台の車が押しつぶされるという事故が発生。どうも建築の段階で大きなミスがあったようだ。▼ブダペスト市は市長の反対を押し切り、ハンノーバーの中古市電車両を購入することを決定したが、市長はこの決定を不服として裁判所に訴えた模様。▼現在ハンガリーでは役所と教会と両方で結婚式をあげるのが普通となっているが、青年民主同盟はどちらか一方ですむようにしようと働きかけを始めている。(ちなみに私たちの場合は、役所のみ。でもその後、日本の神社でも結婚式をあげた。)▼「フレイタマーシュ」という番組でロシア暗殺者が100万ドル積んでもらえればハンガリー首相も殺すと言う場面を出したことで波紋が広がり、この番組を流しているテレビ局が首相に謝罪、同局の数名が更迭、番組も中止という事態となった。ロシア側も正式な情報を求め、更にはロシア暗殺者として出た男性は実は店の店員で600ドルもらって演技をしたことも明らかになった。こんな中、渦中のフレイタマーシュがハンガリー国営通信局に連絡「非常に反省している」とのコメントを送ったようだ。

5月16日

今日の天気
雲がちょっと多くなり、雨が降るところもあります。最低気温は11〜16度、最高気温は23〜28度の予想です。

犯罪情報
▼15日未明、ブダペスト2区のガソリンスタンドで強盗が押し入り10万フォリントを盗むという事件が発生。(ここは私の通勤途中にあるガソリンスタンド)

経済情報
▼ブダペストではキウイという無料プロバイダーがあるが、ビジネスが好調なようで資本金を5億から9億フォリントにあげたようだ。(コンピュータがあまり得意ではない大学の同僚もこのプロバイダーに加入したようだ。私はブダペストに住んでいないから駄目だけど)▼ハンガリーでも携帯電話人口は増え続けているが調べによると世界の人口の12人に1人は携帯電話を持っているのだそうだ。(本当か?ちなみに妻は携帯を持っているが、私は持っていない。)▼今年1月〜3月までにブダペストを訪れた外国人観光客は、25万人となり、昨年の同時期に比べ10%増えたということだ。▼ハンガリーの電話会社であるマターブは今年の1月〜3月まで昨年の同時期に比べ売り上げではかなり増えたが、利益額は逆に昨年より25%下がったようだ。

政治情報
▼独立小地主党党首トルジャーン・ヨージェフは要職者会議から外されたが、このため国会でも独立小地主党の席ではなく、無所属の場所に座らなければならなくなった。(よくわからないが、党員であり、党首であるのに、無所属となったようだ。これまで要職者会議と書いてきた言葉は、正確には「派」にあたる言葉なのだが、どうも独立小地主党の国会議員というのがこの「派」にあたるらしい。)▼青年民主同盟党首とハンガリー民主フォーラム党首が次回の選挙の協力体制について話し合いを持ったようだ。(現在連立与党を組んでいるもう1つの独立小地主党はどうなったのか・・・)

社会情報
▼ブダペストに住むパレスチナ人35〜40名がアメリカ大使館の前で抗議をおこなったようだ。これは53年前にアメリカがイスラエル建国を導くような動きをして、パレスチナが被害にあったことに対するデモだったようだ。▼テレビ局のRTLKLUBの「フレイタマーシュ」という番組で、ロシアの暗殺者とインタビューを行い、「ハンガリーの首相でも100万ドル積んでもらえれば暗殺する」と引き出すような番組づくりをしたということで、批判が高まりRTLKLUB側は責任者を更迭するなどの処置をとっていたが、ここに来て番組打ち切りを宣言した。(尚、マスコミでは、この番組は「やらせ」で、ロシア人暗殺者は本当は店の店員であると報道している)

5月15日

レート
100円=237.99フォリント(OTP・5月14日)

今日の天気
西側から雲が広がり、場所によっては雨となるところもありそうです。最低気温は6〜11度、最高気温は21〜26度の予想です。

犯罪情報
▼ペーチの近くのスィゲトヴァールに住む男性の車や工場から大量のエクスタシー錠(354錠)などが発見されこの男性が逮捕された。▼ミシュコルツ近くのヘルナード川で泳いでいた9才の男の子が溺れて死亡。▼ザラ県(ナジカニジャから10キロの地点)の国道61号線でタクシー運転手が銃弾数発を浴び死亡しているのが発見された。警察の調べでは事件は13日の午後11時ごろ起きたようだ。▼ブダペスト西駅のすぐ近くで27才の中国人が別の中国人の男性を殺害し、警察に捕まった。

スポーツ情報
▼先週末に行われたフェレンツヴァーロシュとウイペシュトのサッカーの試合で暴れたサポーター5名が警察につかまったが、今日4名が4〜10万の罰金刑、残り1人は拘置10日の罪が言い渡された。▼ローマで行われているテニストーナメントでハンガリーのクティ・キシュ選手がマヨリ選手を破るという快挙を達成した。次の対戦相手はカプリアティ選手

経済情報
▼先週はなんとかガソリン値上がりを免れたが、今週はそうはいかず水曜日より1リットルあたり4フォリント値上がりとなる。ハンガリーのガソリン価格を決めているMOLによると、原油価格の高騰を考えると1リットルあたり12フォリント上げたいところなのだが、まだフォリントがちょっと強いのでこの程度におさまったのだという。とにかくこの値上がりで95のガソリンは1リットルあたり249、5フォリント、98は258.5フォリントとなる。尚、経由は値上がりせず1リットルあたり213フォリントのまま。

政治情報
▼社会党は来年の選挙の首相候補が2人いてゴタゴタが続いている。この2人とは元経済大臣のメッジェシ・ペーテル氏と、現党主のコヴァーチ・ラースロー氏。この2人は14日ブダペストでインタビューに答え「首相候補は1名に絞るべき」と答えていたものの、どちらも「じゃあ自分が降りる」とは発言せず、このゴタゴタはまだ続きそうである。(この社会党の集まりを見ると他の党より支持者の年齢層が高そうに見えるのはわたしだけ?)▼独立小地主党では党首が2名いるという異常事態となっていたが、先日裁判所が「党首はトルジャーン氏1名」との判断を下したた。これに対しレアーニ・ジョルト氏(もう1人の党首)は控訴している。尚、レアーニ・ジョルト氏が銀行にもとめていた「独立小地主党の口座の一時凍結」も銀行側に拒否された模様。

社会情報
▼高校の卒業試験が始まっているが、14日に行われたハンガリー語とハンガリー文学の試験は大きな問題もなく無事終了したようだ。

5月14日

レート
100円=237.85フォリント(OTP・5月11日)

今日の天気
全体的によい天気となりそうですが、雲が出るところもあるでしょう。最低気温は3〜8度、最高気温は19〜24度の予想です。

犯罪情報
▼10日、ハンガリーとオーストリアの国境ヘジェシュハロムでハンガリーナンバーのカミオントラックの中から1億3500万フォリント相当の密輸タバコが発見されるという事件が発生した。この額はこれまでで最高。(尚、今年に入りすでに14億フォリント相当の密輸煙草が発見されているが、これは昨年度1年間での11億フォリントをはるかに上回るペースとなっている)12日には、ブダペストで密輸煙草をトラックに積んでいるところが発見され犯人が御用となる事件もあった。この際見つかった煙草は4万箱。▼11日、ボジスローという町で排水溝を掃除していた男性が気持ち悪くなり、その後死亡するという事故が発生。▼セーケシュフェヘールヴァールの近くのガーントという町の石採掘場に爆弾を仕掛けたという電話が警察にかかり、警察が現場を調査するという事件が発生。幸いなことに爆弾はなかった。(私が非常勤講師を勤める高校でも今年度中3度にわたり同じような爆弾予告事件があった。)▼高速7号線の26km地点で事故が発生し道がふさがったため、走ってきたカミオントラックが停止したのだが、その後ろから走ってきた車がトラックが停まっているのがわからず後ろからつっこみ、運転手が死亡するという事故が発生した。▼先週末はオースオリアでF1レースが行われたが、ハンガリー人2名が、応援に来ていた人達のテントから9万シリングを盗み地元警察に逮捕されるという事件が発生した。▼12日チョングラードという町で、男性が寝煙草をしていたところ、シーツに燃え移り火事が発生。この火事で煙にまかれて、この男性と母親が死亡した。▼ワインで有名なトカイの近くで、アイスクリームを売る車をある男性が乗っ取り、停めようとする警察の車を何台もぶっ壊しながら逃走するという事件が発生。警察が車のタイヤに向け発砲。パンクをし車が止まり、数時間後犯人は逮捕された。(なんとこの犯人逃走途中でヒッチハイカーの女性を数名車に乗せていたが、女性は異変に気づき、車を飛び降りた模様)▼12日午前、国道51号線でアルファロメオとトラバントが衝突する事故が発生、5名が重軽傷を負った。▼12日、高速1号線43km地点で第二次世界大戦当時の不発弾が発見され、処理されるという事態が発生。このため高速道路は一時的に閉鎖された。▼今年1〜3月までの犯罪件数は10万2425件で、昨年の同時期より3.9%増加となった。(人口10万人あたり、1020件の犯罪が発生したことになる。)▼13日午後、ブダペスト2区のフーヴェシュ通りで2台の車が正面衝突を起こし、1名が重傷を負った。▼13日、ブダペスト11区で50才の男性が数箇所をナイフで刺され殺されているのが発見された。

スポーツ情報
▼12日、日本で言うと「巨人−阪神」戦にあたるフェレンツヴァーロシュとウイペシュトの試合があった。この両者の試合では過去暴動が発生しているため、それぞれのチームのサポーターは別別の入り口から入場したが、それでも物を投げたりどなりあったりと大変な騒ぎとなり、数名が警察に逮捕された。尚、試合は2−2の引き分け。試合後は、まずフェレンツヴァーロシュのサポーターが帰ってから、ウイペシュトのサポーターを帰したため大きな混乱にはならなかった。

経済情報
▼英国航空とのゴタゴタがやっと解消したハンガリー航空だが、今度は赤字路線であったタイ便を6月6日でなくすことを決定した。また同社は24%の人員削減も計画している。(かなり経営状態が苦しいようだ)

社会情報
▼13日ブダペストのユダヤ人墓地で第2次世界大戦終戦56年を記念して、ホロコーストを生き延びた人たちの記念式典が行われた。▼一部の学校をのぞき、明日14日より高校での卒業試験がスタートする。(受験生数は7万人)毎年朝8時のラジオとテレビのニュースで課題が発表されるのだが、今年はどうなるか。(ちなみに14日はハンガリー語の試験)ハンガリーの試験は過酷で1科目3時間以上もかけて行われる。(ちなみに私が教えている高校では金曜日に日本語の卒業試験が行われる。どうなることやら)

5月11日

レート
100円=237.12フォリント(OTP・5月10日)

今日の天気
雲が広がり、雨がふるところもありそうです。最低気温は7〜12度、最高気温は17〜22度の予想です。

犯罪情報
▼バラトンフーズフェーにあるニトロケーミア株式会社から爆薬が染み付いた金属管が盗まれるという事件が発生。被害総額は100万フォリントだが、小さな衝撃で爆破する恐れもあるのでそちらの方が恐いとか。▼現在ハンガリー初と言われるマフィア裁判が行われているが被告のタシュナーディ・ペーテルは相変わらず全ての点を否定している(マフィア組織確立・指導・いろいろな犯罪に関与の全ての点)▼9日ブダペストの保育園で2才半の男の子がジャングルジムのような遊具で遊んでいた時に頭が挟まり死亡するとい事故が発生した。この際近くにいた職員がこの男の頭を外し病院へ連れていったのだが、間に合わなかった。10日なってこの職員に職務怠慢の容疑がかけられた。(ちょっと前にもサッカーをして遊んでいた男の子がゴールにぶら下がっていたら、それが倒れて頭に当たり死亡したという事故があったのだが・・)▼10日セーケシュフェヘールヴァールの市街地で93キロの猛スピードで飛ばしていた運転手が警察に止められたのだが(市街地での制限速度は50キロ)この人物が交通許可書を持っておらず(ハンガリーでは免許の他にこれも常時携帯の必要がある)またシートベルトもしていなかったため、多額の罰金を払うこととなった。この運転手は警察に「1万フォリントあなたにあげるから許して」となんとかこの事態を乗り切ろうとしたが、警察はこれを拒否。怒った運転手は警察に罵言を浴びせ、警察を何度も殴るという暴挙にでた。これで運転手はあえなく逮捕された。▼10日深夜エゲル近郊で30歳の男性が車を運転中スピードを出しすぎ2んんをはねるという事故を犯した。はねられた人のうち1名は死亡、もう1人は重体を負った。この事故で運転手自身も重体となったのだが、その後の調べでこの男性は酒を飲んでいたことが判明した(ヨーロッパでは多少のアルコールを飲んでいても運転は可能な国が多いが、ハンガリーでは飲酒運転に関してはかなり厳しい決まりがある)▼ミシュコルツ近郊で先週83才の女性が殺害される事件が発生したが、10日警察は19才の犯人と思われる男性を逮捕した。▼ブダペスト20区で住宅の解体工事中、屋根が落ち工事をしている男性を直撃するという事故が発生。この男性は病院へ運ばれた。重体ではあるが幸い命に別状はないとのこと。▼「エッダ」というハンガリーでは非常に有名な歌手のグループがあるが、このグループのボーカル、パタキィ・アッティラの経営する質屋が強盗に遭うという事件が10日発生。3人組の犯人は車で逃走したが途中障害物とぶつかり停止、1名が逮捕となった。▼ラジオで聞いた話だが、現在ハンガリーのコメディアンとしてはかなり人気のあるバヨル・イムレ氏の所有する車が盗まれたらしい。(500万フォリントする車だったようだ)

スポーツ情報
▼ハンガリーのボクシング世界チャンピオンと言えばココーことコヴァーチ・イシュトバーン選手だが、6月16日にブダペストで防衛線を行うことが決定した。当日は観客が1万5000人は入りそうで、チケットも2500フォリントから3万フォリントまで種類があるようだ。

社会情報
▼ハンガリーのポップ歌手チャーサール・エレードが2年程前交通事故を起こし、警察1人がはねられて死亡するという事故があったが、先日裁判の結果が出て有罪とはなったものの執行猶予が付き、監獄に入れられることはなくなった。ただこの判決に対し法務省に怒りの電話が殺到しており、ダービッド・イボヤ法務大臣は「私は意見できる立場にない」といいながらも対応に苦慮しているようだ。▼ショプロンで10日、第二次世界大戦当時の500キロの不発弾が発見され処置がされた。(このため付近住民は一時的に非難を余儀なくされた)▼ブダペストで行われているインフォ2001では、「物を動かすと携帯にメッセージが入る」(防犯によい)などのアイデアが披露されている。

政治情報
▼独立小地主党での動き。(1)要職者会議のトップのセントジェルジヴェルジ・ペーテル氏はブダペスト支部のトップも兼任しているが、党首トルジャーン・ヨージェフ氏から要職会議のメンバーからトルジャーン氏を外したことに対し脅迫まがいの手紙をもらったらしく、これに抗議する形でブダペスト支部のトップを降りた。(2)先週末の党大会で党首が2名となってしまったため、党首が決定するまで銀行口座を凍結するようにという指示が党から銀行側煮出されいたが銀行は対応に苦慮しているよう。(3)国会議長のアーデル・ヤーノシュ氏はトルジャーン・ヨーフェル氏を要職会議メンバーから外したことが合法であったかどうかについて決定を求められていたが、「それが合法かどうかは決定できない」という態度のようだ。(4)改革派によって党首に任命されたレアーニ・ジョルト氏はブダペスト裁判所に対し、この決定の合法性を認めれくれるよう申請をしていたが、同裁判所は合法性を認めないという決定をくだした。レアーニ氏はこの決定を不服として再度申請を行う構え。(5)党首トルジャーン・ヨージェフはマスコミのインタビューに答え「首相の(大臣を解任しないという)態度は連立での契約に違反する。」と首相を批判する発言を行った。尚、同じインタビューで「要職者会議から自分を外すということは、ローマンカトリックが、ローマ法王を追い出すようなもの」と相変わらずのトルジャーン節も披露していた。

5月10日

レート
100円=238.37フォリント(OTP・5月9日)

今日の天気
雲が広がりそうですが、雨は降らなさそうです。最低気温は7〜12度、最高気温は17〜22度の予想です。

犯罪情報
▼ブダペスト警察は過去2年間に渡り、偽造身分証明書や偽造パスポートを利用して車を購入したりレンタルしていた男性を逮捕した。被害総額は1億フォリント以上。尚、この男性不正に入手した車は皆外国に持ち出し売りさばいていた。▼ヴェスプレーム県のヴァールパロタという町の住宅で爆破事故が発生52才の男性と孫の2名が死亡した。▼ミシュコルツの近くのオーズド・アルショー駅で夫婦喧嘩をしていた男性が妻をナイフで刺し殺すという事件が発生した。

経済情報
▼ハンガリー国営通信社経済部門(MTI−ECO)の発表によると、これまで強くなっていたフォリントの動きがとまり、また弱くなる可能性があるとのことだ。(これが原因でガソリン代がまた高くなるのはごめんだが・・・)▼ハンガリー科学アカデミー経済部門のトップであるイノタイ・アンドラーシュ氏はハンガリーのEU加盟に対し「巷では多くの人材が高い賃金を求めて西側諸国に流れ出ていくことを恐れているようだが、問題は賃金がいかに高いかではなく使える金が生活のレベルにどのように影響するかだ。住宅の85%が持ち家であるハンガリーに比べ例えばオーストリアなどでは持ち家率が小さく家賃で収入の半分が飛んでいる。だからハンガリー人にとって西側諸国がそれほど魅力に感じるとは思えないし、そんなに心配しなくてもよい。」と述べた。

政治情報
▼オルバーン・ビクトル首相は毎週水曜日に行われているラジオのインタビューで「独立小地主党は大臣を更迭したいようだが、それは認めない。そして党の事情で大臣の仕事を妨げるような次官を選ぶようなら、そちらを解任する」と発表。同党の一連の騒ぎには無関心を装いながらも党首トルジャーン・ヨージェフとの対立色が次第に明確になってきている。▼党首トルジャーン・ヨージェフは要職者会議のメンバーから追い出されてしまったが、要職者会議のトップであるセントジェルジュヴェルジ・ペーテルに「違法だ!」と手紙を書いたようだ。ただセントジェルジュヴェルジ氏の方は党首自身がこれまで同じ方法で自分の気に入らない人を追い出してきたのだから文句は言えないだろうと思っているようだ。▼トルジャーン・ヨージェフ氏は国会議長アーデル・ヤーノシュ氏にも同じような手紙を出したようだが、議長は木曜日に何らかのコメントを発表する予定である。

社会情報
▼1週間前にジェールからストラスブルグに逃げ出したロマ達が、向こうで思ったように人権侵害の訴えの手続きがとれず結局ハンガリーに帰国した。▼テレビのニュースで見たのだが、ハンガリー周辺には頭などの皮を食いちぎって体内に侵入するクーランチなる虫がいるようで、先日オーストリアで子供が200匹ものクーランチに襲われたらしい。これらのクーランチの1000匹に1匹は髄膜炎のビールスを持っており、また100匹に1匹の割合で別の病気に感染する可能性もあるらしい。

5月9日

レート
100円=236.85フォリント(OTP・5月8日)

今日の天気
お日様も出て、雨は降らないようです。最低気温は8〜13度、最高気温は18〜23度の予想です。

犯罪情報
▼現在ハンガリー初とも言われるマフィア裁判が行われているが、被告であるタシュナーディ・ペーテルは、犯罪組織をたちあげたことや、この組織を指揮したこと、その他の犯罪への関わりをすべて否定している。▼ペーチのあるバラニャイ警察では、5日にドイツ人宅から14万5000フォリント、500ドイツマルク、銀行カードや鍵を盗んだ犯人と、玩具のピストルで銀行から80万フォリントを強奪した犯人の情報を探している。有力な情報提供者には10万フォリントの報奨金も出すとこのこだ。▼ブダペスト16区で8日、バスと3台の車が衝突するという事故が発生。幸いにも怪我人は出なかった模様。▼テレビのニュースや新聞のニュースに出ていたのだが、自動現金引出機の上にカメラを設置して、利用者の押すボタンを盗み見し、それを元に偽造カードをつくって犯罪を犯していた犯人が逮捕されたらしい。(まるで映画のようだ)

スポーツ情報
▼6日オリンピック・ゴールドメダリスト(2回)で世界チャンピオンにも3回輝いていたことのあるネメレ・ゾルターン氏(元フェンシング選手)が交通事故で死亡したが、その後の警察の調べでスピードの出しすぎが原因だということが明らかになった。

経済情報
▼原油価格の高騰で今週ガソリンの値段が1リットルあたり10フォリント上げなければならない状態まで来ているという。ただ現在フォリントが強くなっているため、今週のガソリン値上は見送りとなった。▼ブダペストでINFO2001というコンピュータ関係の展示会がスタートした。169のコーナーがあるそうだ。

政治情報
▼独立小地主党情報はマスコミに対し「改革派側の立場をとりすぎている」と批判。▼5日に行われた党大会で党首トルジャーン・ヨージェフは3年前に大喧嘩をして党追放処分にしたマツォー・アーグネシュ氏を党に受入れ、更に党首代理にしたが、これは改革派に対するメッセージであるとの見方が強い。ただ改革派は意にも介していないようだ。▼独立小地主党(改革派)は、党首トルジャーン・ヨージェフによって要職から外されたり、外れた人を呼び戻す考えがあることを発表。尚、改革派を中心として要職者会議で党首トルジャーン・ヨージェフはすでに要職から外されることが決定している。(もちろん党首はこれを否定・何度も書いているが改革派は元党首代理のレアーニ・ジョルトを党首としている)

社会情報
▼8日春の大洪水で被害にあった住宅などの再建が始まった。▼国会は外国(ソ連・ロシア)の軍が最後にハンガリーをひきはらった6月19日を記念して6月最後の土曜日を「ハンガリーが自由を取り戻した日」として記念日にすることを決定した模様。

5月8日

レート
100円=238.45フォリント(OTP・5月7日)注意→現金を両替するときはこのレートより6フォリントほど悪くなります。

今日の天気
雲が広がり、雨がぱらつく所もありそうです。最低気温は10〜15度、最高気温は18〜24度の予想です。

犯罪情報
▼ジェールセントイヴァーンという町にある住宅の下水をためる穴の中で死体が発見。警察は2年前にこの人物を殺した疑いで45才の男性を逮捕した。▼警察の発表によると、2日ニーレジハーザでひき逃げ事件が起こったが、これを目撃した2名のハンガリー人が逃げる車を追跡、携帯電話で警察と連絡をとりながら70km追いかけ、結局犯人は警察に捕まったという。(ちなみに犯人はウクライナ人。尚、この事故で2名が死亡した。)▼3日サヨルという駅で脱線事故が起こったが、その後の調べで線路の方向を変える機械の1つが動いていなかったことがわかった。(駅員のミスがあったかについては今後も調査を続行するようだ)

スポーツ情報
▼ハンガリーがサッカーワールドカップに勝利・・・といってもこれはゲーム上でのこと。6日ブダペストでサッカーゲームワールドカップが行われ、7カ国の選手(?)が参加したようだ。(ゲーム盤の横に棒がついていてこれを操作して遊ぶもの)

経済情報
▼春の大洪水で被害にあったサトマール・ベレグ地方では7日より再建工事が開始される模様。▼ビール工場協会会長の話によると今年もビール生産は快調で昨年同様、前年度に比べ5%の生産増が見込めるそうだ。▼4月における失業者数は3月に比べ1万6000名ほどへり、4月末における失業者数は38万3129名となった。(昨年の同時期に比べても2万7937名の減少)

政治情報
▼独立小地主党では、5日に行われた党大会で党首が2名誕生するという異常な状況となっているが、改革派によって党首となったレアーニ・ジョルト氏は「どちらが本当の党首かは裁判所が判断すること。」という立場をとっている。尚、同氏は同党が口座を持っている銀行に対し「党首に関する決定が裁判所からおりるまで口座を凍結する」よう要請した。▼5日ツェグレードで行われた独立小地主党の党大会で国家安全サービス(シークレットサービス)の人員が派遣されていたと党が主張。政府はこれを否定しているが・・・▼独立小地主党は6日要職会議を開き、そこで党首トルジャーンヨージェフ氏を要職からはずす決定を下した。ただトルジャーン氏側はこの決定を違法としている。▼5月17日、オルバーンビクトル首相は、国民が国会議事堂にある首相の部屋をのぞけるようにするようだ。希望者は今すぐ441-28−12へ電話すべし。

社会情報
▼ハンガリーはアメリカに対しビザなしで入国できるよう要求しているが、これに対しアメリカは国境で強制帰国を言い渡されるハンガリー人の数が同国からの入国者の3%以内となったら考えるという考えをしめした。(確かに現在アメリカに入国しようとするハンガリー人が国境で止められるということが多いとどこかで読んだことがある)▼デブレツェンの近くにあるハイヅーナーシという町で6日朝17才の女性が産気付き、ヘリコプターで病院に運ばれたが、間に合わずヘリコプターの中で出産した。▼ジェールに住むロマが「ハンガリーでは暮らせない」とフランスへ逃げ出したが、フランスでも受入先がなく浮浪者となっている。

5月7日

レート
100円=242.83(OTP・5月4日)

今日の天気
お日様も出ますが、雨が降る所もありそうです。最低気温は9〜14度、最高気温は19〜24度の予想です。

犯罪情報
▼警察のホームページの情報によると4月30日にブダペスト11区の工科大学の倉庫から盗まれたフォルクスワーゲンが、5日ケレンフェルド駅近くで発見された模様。(ただしタイヤはカーステレオはなくなっていたようだ。)▼4日サルバシュという町の住宅で44才の男性と同じ年の妻が殺されるとい事件が発見。(妻の方は深手の傷を負いながらも近所に駆け込んだが、そこで息絶えた)犯人と思われる男性は近くの塔によじのぼり自殺をほのめかしたが、その後自ら塔を降り警察に身柄を拘束された。▼6日未明、ブダペスト11区の住宅に火炎便が投げ込まれるという事件が発生したが、その後の警察の調べでこの家に住む15才の少女にふられた同じく15才の男の子が犯行を行ったことが判明。▼6日ブダペスト3区のセンテンドレ通りで消防車と3台の車が衝突するという事故が発生。この事故が2名が重傷を負った。▼ショモジ件で5日深夜15才の少年が37才の父親を斧で殴り殺すという事件が発生。

スポーツ情報
▼世界2輪選手権は今年もシーズンに入っている。125CCクラスでは今年も日本勢が好調で総合ポイントでも1〜2位が日本人となっているが、このクラスにはハンガリー人ドライバー、タルマーチ・ガーボル選手もエントリーしている。6日スペインで行われたレースではタルマーチ選手は予選14位でスタートし、初めてのポイントが期待されたが、結局17位となった。(15位までポイントが得られる。)尚、優勝は日本のアズマ選手。▼今週の5ロットー(90の数字から5つを選ぶロト)は賞金が8億フォリントにまであがった。すでに今週のあたりは発表になっているが、誰か当たった人はいるかな。(ちなみに私は今週は2つあたった。300フォリントぐらいもらえるかなあ。)

経済情報
▼税務署の発表によると昨年脱税などでの税務署の告訴数が1100に達し、1年前に比べて11%も増加したことが明らかになった。

政治情報
▼最大与党である青年民主連合で6日新しい党首が誕生した。新しい党首は現教育大臣であるポコルニ・ゾルターン氏、これまでの党首であったクヴェール・ラースロー氏は党役員におさまった。(尚、首相のオルバーン・ビクトル氏も同党の党員)新党首は就任の挨拶で2002年移行も現在の連立を維持し、極右党であるハンガリー生活と正義党や社会党と連立を組むつもりはないことを強調した。

社会情報
ハンガリーでは5月第1日曜日が「母の日」(日本では題2日曜日)この週間は1925年から続いている。(元々アメリカから来た週間で、日本でも同じように伝わったのになぜ時期がずれているのだろうか。)▼5日午前ツェグレードで独立小地主党の党大会が開かれたが、改革派とのもみあいとなり怪我人はでなかったものの建物の窓ガラスが割れるなどの被害が出た。大会開始後、党首トルジャーン・ヨージェフに反対する人たちが次々と追い出され、満場一致で党首の続騰が決定された。一方改革派は午後ブダペストで党大会を開いたが、そこでは党首トルジャーン・ヨージェフ氏を更迭し、元党首代理のレアーニ・ジョルト氏が党首となった。これで独立小地主党には2人の党首がいるという更に異常な状態へとなった。首相はこれらの動きに対し、今のところ静観している。▼独立小地主党元要職のバログ・ジュラ氏は名誉毀損で党首トルジャーン・ヨージェフを告訴することを決定。集会の彼に対する非難の内容に問題があるということらしい。

5月4日

レート
100円=244.57フォリント(OTP・5月3日)

今日の天気
場所によっては雲が出て、雨がぱらつくところがあるかもしれません。最低気温は9〜14土、最高気温は24〜28度の予想です。

犯人逮捕
1ヶ月ちょっと前(3月24日)、ベーケシュチャバやジュラで反スロバキアの落書きが書かれるという事件が発生したが、3日この犯人が警察に逮捕された。

脱線事故
ソルノクの近くのサヨルの駅前でルーマニアからブダペストに向かっていた国際列車の気動車部分が脱線し、40メートルほどして止まるという事故が発生。幸い乗客にけがはなかった。この駅では何年か前駅員のミスで急行列車が脱線し多くの乗客が死亡するという事故があったが、今回の事故では国際列車が30〜35キロというスピードで進んでいたため大惨事にはならなかった。(昔は私もこの路線をよく利用していて、以前大事故が起こったときは人事ではなかった)

ガスもれ事故
2日夜キシュクンフェールエジハージという町にある道路で交通事故が発生したのだが、その際となりを走っているガス管が破裂し、1時間半にわたりガスが漏れ出すという事故が発生した。

残念ながら
大阪で行われている世界卓球選手権で結局ハンガリー選手はメダルを獲得することもなく、すべての選手が敗退してしまった。

独立小地主党情報
▼改革派は大盛り上がり。▼元幹事長のバーンク・アッティラが党を告訴。▼独立小地主党の元要職のバログ・ジュラ氏が「5日に行われる党大会の前に幹部は辞任すべき」と発言。(もう無茶苦茶!)

その他のニュース
▼OECDがハンガリーのインフレ低下を予想。▼PannonGSM(携帯電話)の料金が8日より安くなる。▼ジェールでアウディA3生産開始。▼国際情報通信博覧会が8〜12日キシュペストのショッピングセンターで開かれることに。▼現在男子バレーボールヨーロッパ選手権予選が行われているが次のギリシャに勝てばハンガリーが本選に進める可能性がぐっと高くなる。▼ハンガリー初と言われるマフィア裁判が先月後半から行われているが、組織をしきったと言われているタシュナーディ・ペーテルは犯行を否定している。(かなり余裕のようだ)

5月3日

レート
100円=239.77フォリント(OTP・5月2日)

今日の天気
天気のよい一日となりそうです。最低気温は9〜14度、最高気温は23〜28度の予想です。

偽造カード団発覚
現在ハンガリー警察は「テレフォン目撃者」という無料回線を敷いているが、この電話番号にかかってきた情報から銀行カードを偽造する2つのグループの存在が明らかになったようだ。 女性死体
ティサ川のティサレキダムの近くで女性の死体が浮かんでいるのが発見された。この女性は20〜25才ぐらいの模様。

交通事故
エレーサーラシュという町の国道61号線で乗用車とトラックとの正面衝突事故が発生。乗用車を運転していた男性が死亡した。

表彰
水泳界の女王として君臨したハンガリーのエゲルセギ・クリスティナが、国際オリンピック協会から表彰を受けることが決定した。(彼女は引退した後きっぱりと水泳界から離れ、結婚し一児の母となっている)

独立小地主党情報
党大会がツェグレードで5月5日に開かれることになっているが、同時期に改革派もブダペストで大会を開くことになっている。今のところツェグレードに参加する党員が多そうだが、彼らも「党は中からでないと変えられないから」と参加を決めたようで、この日の党の動きには注目が集まっている。

お疲れ様
オルバーン・ビクトール首相は3日間のアメリカ訪問を終え、2日無事ハンガリーに帰国した。(ちなみに経由地パリからの飛行機が少し遅れたそうだ。)

交通には注意
2日よりブダペストのブラハルイザ広場から東駅にかけての700メートルの区間の工事が始まった。(道の下に埋まっている1930年代の水道管などを取り替える作業が続くようだ。)

5月2日

ハンガリーでは、先週の土曜日と今週の月曜日を交換して日・月・火の三連休となりました。というわけで先週の土曜日は出勤日だったのですが、ニュースの方は土曜日から火曜日までお休みしました。久しぶりのニュース更新です。(いつもより多めに書いてみました。)これからもよろしくお願いいたします。

レート
100円=239.77フォリント(OTP・4月28日現在)

そんなに登りたいか
2週間前にブダペストの自由橋に登った13才の少年が1日また同じ自由橋に登るという事件が発生。今回も無事保護されたが・・・彼の心は救えるのか。

木像が盗難
マガルポラーニという町で300万フォリントの価値があるという「イエスに鞭を打つローマ兵」の木像が盗まれるという事件が発生。警察は情報を求めている。(こんなもの盗んで楽しいのか)

殺人豚
ケツェルという町で64才の男性が飼っている豚の重さを計ろうと小屋に入ったところこの豚が暴れ男性を壁に突き飛ばし脚などに噛みつくという事件が発生。この男性は出血多量で死亡した。(同じ豚は以前にもこの男性の奥さんを襲ったことがあったらしい)確かに100キロ以上もある豚に突き飛ばされたらひとたまりもないだろう。

5人をひく
ソンバトヘイのバス停で待っていた列に乗用車がつっこむという事故が発生。

中国人逮捕
ブダペストのヨーフェフヴァーロシュの市場で30日中国人男性が誘拐され、1500万円の身の代金が要求されるという事件が発生したが、犯人のうち3名の中国人は捕まった。

取り締まり強化
ブダペストでは4月26日から交通取り締まりを強化しているが、最初の5日間だけで1822台の車が警察に止められたようだ。

今日の天気
暑い。よい天気となるでしょう。最低気温は9〜14度、最高気温は24〜29度の予想です。

卓球
大阪で行われている卓球の世界選手権で女子シングルスとダブルスでハンガリー勢がまだ勝ち残っている。特に女子シングルスでのハンガリー選手バートルフィ・チッラと日本のたけだ選手との試合はかなり盛り上がったようだ。

メーデー
5月1日はメーデーでハンガリーの各地で催しものが行われた。(各政党が人を集めていろいろ主張するというプログラムもある)ハンガリー人のうち150万人は高血圧に悩まされているようで、健康を中心として催し物も「市の森」で行われたようだ。

ビバ!アメリカ
オルバーン首相はアメリカのホワイトハウスを訪問。ブッシュ大統領と会談を行った。また外務大臣のマルトニ・ヤーノシュ氏もコリン・パウエル氏と会談を行った。

独立小地主党情報
党首トルジャーン・ヨージェフ氏は、大臣を解任できないイライラでオルバーン首相率いる青年民主同盟にもキレ気味。テレビのインタビューなどでは「連立は崩さない。」としながらももう我慢できない状態となっている。 主なニュース
▼5月2日よりブダペストのブラハルイザ広場と東駅の間の道路の工事が始まる。(10月中旬まで)▼最近若者のドラッグ問題が大きくなっているが、教員再教育局では学校でのドラッグ蔓延に対抗できるよう教師を集めプログラムを行う予定。また青少年省は高等教育機関でドラッグ蔓延防止のためのプログラムを開始することを決定した。

5月1日
▼ここ10年で有罪となった人の数が4万6500から、9万5000へと増加したことが法務省の調べで明らかに。(このうち道路交通法違反者の数は2500名から1万6500名へと7倍以上に増えている。)▼1日よりペプシコーラの1リットルガラス瓶が使われなくなるそうだ。(一遍になくなるわけではなく徐々に消えて行く)▼5月1日より道路交通法が変わる。おもな変更事項としては@後部座席のシートベルト義務A郊外の制限速度が80キロから90キロへ、自動車専用道路の制限速度が100キロから110キロへ、高速道路の制限速度が120キロから130キロへ。Bチャイルドシート義務(ただしチャイルドシートは高いので来年1月まで猶予期間あり

4月30日
▼トルコからハンガリーにバスで帰国した女性がシーツの下に100万フォリント相当の金を隠していたのが国境でばれ御用。▼ペシュト県チョマードとフォートを結ぶ道で若者7名が乗った車がスピードの出しすぎでカーブで横転。3名が死亡、4名が重軽傷を負った。▼アフガニスタンやイラク国籍を持つ人たちのグループ30名がルーマニアからハンガリーに密入国しようとし国境で捕まった。(テレビでやっていたが最近もハンガリー東部の村で密入国しかくれていたインド人が大量につかまっていた。このテレビ番組によるとハンガリー東部の村にはこうして密入国者が隠れている村がいくつもあるのだとか。)▼ハンガリー人はインターネットショッピングにあまり興味がないということがベル・リサーチの調べでわかった。▼オルバーン・ビクトルが2日間の予定でアメリカ合衆国へ▼ジュールのジューリケークスの工場はとりあえず閉鎖を回避したようだが、まだ正式な書類はフランス(ダノン)から届いておらず職員はまたデモを行った。▼高速0号線で子供が乗ったままの状態のベンツが盗まれるという事件が発生。▼ショプロンのカトリック教会の像などが壊される事件が発生。▼スロバキアのブラチスラバにあるハンガリーの学校(少数民族であるハンガリー人が通っており、ハンガリー語で授業が行われている唯一の学校)で窓ガラスが割られるという事件が立て続けに発生。学校側は警察に警備にあたるように要請したが警察は無理とこれを否定。▼今年からドイツからバラトンに(シーズン中に限り)直行便飛行機が飛ぶようになったが、これまでにすでに3便のチャーター便が飛んだ。

4月29日
▼国道67号で乗用車とバスが衝突。乗用車を運転していた男性は死亡、またバスの乗客のうち女性1名が重傷を負った。▼ハンガリーとスロバキアの新らしい国境オープン▼身体障害者がブダペストでデモ(新しいショッピングセンターも身体障害者に優しい設計になっていないのが原因のようだ。ハンガリーでもバリアフリーを考える時代になったか)

4月28日
▼ペーチのバレエ団が40周年記念。▼ブダペストからナジカニジャへ向かう国際列車と車が踏切りで衝突。車を運転していた男性が死亡した。尚、踏切りは正常に動いていた。▼バラトン湖の嵐警報機動き始める。▼2月に行われた国勢調査では各地域で選ばれた人が情報を収集したが、政府高官の情報については総理府の職員が調査を行ったことが明らかになった。この際、政府職員が秘密に情報を収集したのではという噂が流れたが、内務省はこれを否定した。▼2月18日に盗まれたチョーク・イシュトバーンという画家の作品4点ががブダペストの住宅で発見。しかしこの住宅の住民は関係を否定している。▼ブダペスト近郊にあるエールドという町でこれまで120の記念碑などにスプレーで落書きをしてきた5名の若者が逮捕。▼バラトン近郊の空港で小型飛行機が着陸が着陸に失敗。乗っていた2名(ハンガリー人とオーストリア人)が重傷を負った。▼ミシュコルツで行われていたラリー選手権で車がスリップし、中継隊に突っ込むという事故が発生。(テレビで映像を写していたけどすごかった。)▼今年初めに死亡したハンガリーのスター歌手ザーンボー・ジミーには息子がいたが、この息子が麻薬を打ったらしい。(弁護士の話では父の死が原因で自殺も考えたようだが、麻薬を打つことで現実逃避をはかったもようだ。)▼ブダペストの2区の中古車販売場に爆弾が投げ込まれるという事件が発生