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▼あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。▼1月は試験期間中のため大学の授業はありません。▼初動クラブ、合唱クラブ、生け花クラブも2月は基本的にお休みです。ただそれぞれのブログは更新が予想されますので、是非のぞいてみてください。(授業時間・内容に関しては(ここ、生け花コースに関しては、ここ、合唱クラブに関してはここ、書道クラブに関してはここをクリックしてください。▼書道クラブがきっかけで発足した日本文化をつたえる「なでしこ会」も精力的に活動を行なっています。同会ブログはここをクリック!ハンガリーにおける継承語としての日本語クラス「かざるぐま」も毎週土曜日に行なわれています。ブログはここ。してください!)私が勤めているのはカーロリ大学東洋言語文化学科日本専門コース。学生用の日本学関連教材も作りたいし研究に必要な書籍や機材や学会参加のための旅費も捻出したいのですが、日本のようにそのための予算があるわけでもないのが悲しいところ。(もちろんお金だけではなく能力も不足気味ですが・・・)同学科には日本学研究のための基金もあります。興味のある法人・個人がありましたら、ここをクリックしてみてください。▼このサイトの親にあたる「ハンガリー情報マガジン」内には普通の私の日記もあるのですが、日本語教師としての取り組みや考えについてのブログもあります。(ここをクリック!)▼ハンガリー日本語教師会で作成した「日本語-ハンガリー語」「ハンガリー語・日本語」とも手元にあります。ご希望の方はご連絡ください。(これは会員向けに1200フォリントで発行しているものです。これまでは私が会員として購入したものを皆さんに売っていたのですが、教師会の方で「会員外には1500フォリントで売る」との決定がありました。というわけで日・ハン、ハン・日とも1冊1500フォリントになります。連絡はszeidzsi@freemail.huまでお願いします。)
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1月30日
ある東北地方の小学校のトイレで上級生が掃除のブラシで下級生に暴行を加えるだとか、誰かが勝手にある夫婦のデータをセックスフレンド募集コーナに投稿して夫婦が迷惑したやら、ろくでもない事件がたくさん起きています。
日本で活躍するハンガリー人にはこんな人もいるんですね〜(http://www.sagami-wu.ac.jp/toth.html)


▼一時期不動産購入者がぐんと減っていたが、ここ数ヶ月をみると、少し上がったようだ。今の傾向としては、休めのものに人気があるが、広さは確保したいというもののようだ。(日本も不動産購入というものに対し、特別な意味がありますがハンガリーもそのような感じがします。あと住宅ローンはもちろんありますが、住宅用の積み立てもあります。例えばOTP銀行の8年間の積み立てプログラムだと、毎月2万フォリントの積み立てをすると毎年国が7万2000フォリントを補助し、3%の利子がつき、利子には税金がかからないというものがあります。というわけで8年間で192万フォリント積み立てすると、282万6580フォリントがもらえます。これは実際にはどのように使ってもいいのですが、住宅用の積み立てなので、247万3420フォントをお金を引き出す時に借りることができます。この返済は月3万フォリントからでいいそうです。つまり毎月2万ずつ積み立てると(その後の返済はありますが)最高で530万フォリント引き出せるというわけです。まあ今はハンガリーは非常に政策金利が高く同じOTPでも定期だと10%ぐらいの利子がつきますから、これがず〜っと続くのであれば最初に自己資金として192万入れてそれを定期にした方が、例え利子に税金がついてもお得です。(そういう長い期間の定期があるかどうかはわかりませんが)ただ、自己資金がない場合だとこういうものは便利ですね〜。)
▼テスコは国家報道局の勧告にもかかわらず、ハンガリーのラジオ放送の障害となるラジオ送受信機を販売したとして同社に対し1500万フォリントの罰金支払命令が下された。
▼税務局によると、2008年末までに180日以上1000万フォリント以上の税金支払が遅れている個人が2492名いると発表した。(結構いますね〜。)
▼社会党国会議員の車が放火されるという事件があった。
▼FIDESZとKDNPが出した国会解散動議だが、予想通り緊急動議とならなかったため29日に国会の議題になることはなかった。(これに連動してか、また国会議事堂前でデモがあり、国会議事堂周りに柵が置かれたそうです。)
▼体制転換後の最初の首相であったアンタル・ヨージェフ氏の追悼式典が開かれた。(EU議会にはアンタル・ヨージェフの名前のついた建物(の一部)があるんですね〜。亡くなったときは、ラジオなんかも追悼の曲ばかりがながれ、葬儀にも大変多くの人が参加したのを思い出します。)
▼ザラ県では大雪のため29日も停電が復旧しない地域がたくさんあった。未だに復旧の見通しはたっていない。(携帯電話がつながらなくなったところもあるそうです。)
▼石油会社Molは、株価に大きな影響がでる出来事があるという理由で、29日14時5分に株の売買を停止した。
▼ジュルチャーニ首相は、「国の取り組みがすべてうまくいったとしても2009年は苦しい年になるだろう」と国会で発言した。(今年の経済成長はマイナス2.5〜3%と予想されている)
▼ブダペスト市議会は、今後スモッグ警報が出され、偶数日にはナンバープレート末尾が偶数番号、奇数日には奇数番号の車しか走れないようにする際、この措置は朝6時から午後10までとし、その他の時間は制限をしないこと。またタクシーや霊柩車、郵便配達者などは制限の対象とならないなどを決定した。
▼2月1日より、ブダペストの地域ごとの集中暖房の料金が値下がりする。
▼2005年と2008年に高校生と民主主義という大調査が行われたが、2005年に比べ2008年ではより高校生の民主度が下がっていることが明らかになった。(ロマやユダヤ人、中国人やスロバキア人などが隣に座るとやだ!という生徒が増えているとのことです。)
▼ジュールのゴミ再生処理場が火事となった(かなりの火災だったようです。)
▼天気予報(http://www.idojaras.hu/mo_reszletes.php)
▼100円=236.14フォリント(1月29日/OTP)
1月29日
▼カポシュヴァールのヴィデオトンで1月末で100名がリストラされると発表された。
▼28日はルフトハンザ航空の部分的なストライキがあったがブダペスト便への影響はなかった。29日はフランスの空港でストライキもあるので何らかの影響が出そうだ。
▼ヴァシュ県では27日の夜から28日の朝にかけて20センチの積雪があった模様。この雪の影響で、ザラ県、ヴァシュ県、そしてショモジ県の一部で停電が発生し、29日に復旧できるかどうかもわからない模様。それだけではなく雪のため幼稚園や学校は休校となり、道が閉鎖され、水不足となるところもあったらしい。
▼不景気が影響しているのか、ここのところ銀行強盗のニュースが目につくようになった。28日はブダペストのオーブダにあるショッピングセンター「ユーロセンター」で現金輸送車が襲われ金が強奪されるという事件があた。(この事件の影響で、メインゲートが閉鎖されたらしい)また、ブダペストにある「ドゥナ・プラザ」でも銀行強盗が発生した。
▼地下鉄2号線で新しく走る車両のうち最初の2両が到着した。今後徐々にブダペストに到着するようだ。(新しい地下鉄車両は5両編成で、時速70キロで走るとか。地下鉄4号線も同じタイプの車両が走り、こちらは時速80キロで走るそうだ。あと4号線は運転手が乗らないタイプになるらしい。写真はhttp://www.rtlhirek.hu/cache/leadimages/243312_1233158570_320x240.jpg)
▼FIDESZとKDNPが、6月のEU議会選挙に合わせて前倒しの国政選挙も行なうべきだという緊急動議を提出したが、与党社会党はこれを通常動議としか認めないとし、29日の国会でまずは通常動議とするか緊急動議とするかの採決が行なわれる。社会党のほかに、元連立与党のSZDSZも通常動議に賛成の意向をしめしているため、おそらく29日の段階では議題にはならないと予想されている。
▼BKVはHEV(緑の通勤列車)をハンガリー鉄道に売る云々で揺れており、その他会社の体制にたいし労使交渉が進まず、このままいくと2月に地下鉄、市電、トロリーバスのストライキが行なわれる可能性がある模様。
▼国家国民健康サービス局の発表によると、インフルエンザがハンガリーにも上陸した模様。
▼カポシュヴァールでノロウイルスで多くの病人が出ている模様。
▼スィゲトヴァールの寮で小学生男子が幼稚園男児などの裸をとったり、小学生男児が風呂場で性行為のまねを行なうのを撮影したりして、これを携帯電話でお互いに送りあったり、学校のPCに送ったりしていた事実が明らかになった。警察は捜査を開始する模様。
▼天気予報(http://www.idojaras.hu/mo_reszletes.php)
▼100円=233.93フォリント(OTP/1月28日)
1月28日
先日紹介したブダペストモウラですが、上にリンクを貼り付けてあります。(このページはタイトルがないため、そのままリンクをはるとブダペストモウラのページと勘違いされてしまう〜!という卑屈な心から、「広告」の文字も入れました。広告料はとっていませんが、あるお願いをしました〜。
 関西地方在住でハンガリー語を勉強したいな〜という方は、是非「関西ハンガリー語教室」 http://www.geocities.jp/bypnt505/kansaihungarykyoushitu.htmlをのぞいてみてください。


▼ジュールのアウディは2月の終わりに1週間工場を停止するそうだ。(確か今週は、ある日系企業の工場が停止していると聞いたのですが・・・)
▼車の強制保険の(最初の)支払期限は1月30日となっている。警察に車をとめられた際には、免許証や通行許可証のほかに強制保険の支払い証明書(チェック)を提示する義務があるが、1月31日から強制保険のチェックがない場合には法律違反となる。
▼FIDESZとKDNP(キリスト教民主人民党)は、6月に行なわれるEU議会選挙に合わせて、国勢選挙も同時に行なうべきとして、国会解散動議を提出する方向にある模様。(与党社会党はもちろん反対すると思いますが、その他に自由民主連合SZDSZやハンガリー民主フォーラムMDFも、今選挙になると1名も国会に議員を送り込めなく可能性があることから反対するでしょう。ですから、これが可決されることはないと思います。)
▼この時期は、ぬれた路面が凍り→アスファルトが割れて→タイヤなどにひっついてとびちって道路にたくさん穴ができまる。(カーチューと言います。)これまで道路管理局は5万の穴をふさいだが、また新たに3万の穴ができ、毎日その数は100単位で増えているらしく、処置が追いつかない状況にある。(カーチューが原因で車が傷ついた場合、道路管理局が契約している保険会社が賠償してくれるそうです。)
▼ハンガリーでは日本のセンター試験にあたるものが、高校の卒業試験も兼ねている。(正式に言うと、もともと高校の卒業試験だったものが、日本のセンター試験のようなものとして使われています。)つまり同じ試験を受けるのではあるが、申込は別々に行なう必要があるとのこと。(2月16日締め切りだそうです。高校卒業試験は5科目で行なわれます。大学入試は2科目です。高校卒業試験の5つの科目と大学の入学試験の2科目がだぶっていれば、そのままでOKですが、ずれがある場合はその分受験科目が増えます。また既に高校を卒業している人は、大学の受験科目だけ
▼今後気温が下がり、かなりの量の雪がふるところもある模様。(ザラ県やヴァシュ県ではすでに15センチほど雪がふったようです。ドナウ川以西では28日夜までに20センチ積もる可能性があるようです。)
▼ペーチ市長のタシュナーディ・ペーテル氏が死去(癌で亡くなったそうです。この人は窓から手をふるだけで当選と言われてきた人です。)
▼ソンバトヘイで50歳の男性が銃も何も持たず、マスクもつけずに(要するに手ぶらで)銀行に入り「銀行強盗だ。金を出せ」と言った。男性は警備員にすぐ取り押さえられ、その後警察に逮捕された。(これって何か事情があって刑務所に入りたかったのでは・・・と思えてしまいます。)
▼明日の天気予報(http://www.idojaras.hu/mo_reszletes.php)
▼100円=235.24フォリント(OTP/1月27日)
1月27日
日本の自動車業界で今年2万5000名をリストラするという記事がハンガリーでも大きくでていました。

▼26日朝、フォリントが更に史上最安値を記録した。(口座レートで1ユーロ=291.49に達したそうです。)
▼税務局のホームページで、差し押さえた品物の競売(オークション)をやっているが、不動産の競売もオンラインでできるようになった模様。
▼フェレンツィヴァーロシュの国会議員選挙はFIDESZ-KDNPの候補者が当選した。(投票率は25%強程度でしたが、2位の社会党の候補の倍の得票で当選したようです。更に社会党はFIDESZに対するネガティブキャンペーンの文句をホームページから削除するように命令されていたのにそれをしなかったなど、罰則対象となるようなこともしたようです。ペシュト県のフォートでも市長選挙が行われましたが、ここでもFIDESZ-KDNPの候補が社会党の候補の倍の得票で当選しました。FIDEZ-KDNPは、今年から来年にかけて続く、EU議会選挙、国政選挙の流れをフェレンツィヴァーロシュの選挙で作ったと今後の選挙戦に自信を見せているようです。)
▼28日より、ガソリンの値段が上がる模様。ただし軽油はそのまま。(これでガソリンは28日より平気価格が242〜243フォリント、軽油が251〜252フォリントになるようです。原油価格は下がっていますが、フォリント安の影響で値上がりするようです。)
▼1981年にできた法律によると、1年以上たったBKVの罰金は支払義務がなくなるらしい。ただしBKV側から督促状が届いた場合はその限りではないとのことだ。
▼25日に、ハンガリーテレコムのケーブルが工事現場で切られたことがきっかけで、数時間に渡りハンガリー全土でインターネットが普通になるという事態が発生したが、今後同じような問題が発生したときの対処について会社側は明確な発表が行なわれていない。
▼2年前に精神に障害を持つ人3名の取調べをしていた警察官が、この3名に歌を歌わせたり、舌を出させたり、背もたれを使って運転するまねをさせたり、うならせたりするという事件があった。この事件の裁判が行なわれ警察官に執行猶予付きの実刑判決が言い渡された。
▼昨日も書いたが、セゲドで9才の女の子が、同じ年頃の男の子たち(一番年上でも10歳)に性的暴行を受けたという事件が昨年秋に発生した。ただ学校側は「この年でそういうことはありえない。映画か何かを見てまねをしてみただけ」と主張している。女の子はその後に転校したが、男の子たちはそのまま学校に通っている。警察は、子供達の年齢が14歳に達していないため刑事捜査をしていない。
▼タタバーニャ警察によると、1月のある試験で替え玉受験があった模様。(何の試験かわかりませんが、受験生は35歳の女性。でも試験が難しいので家庭教師をしていた女性に代理を頼み、この女性が写真は自分のもので、データは受験生のものという身分証明書を利用して受験をしたそうです。ただ通報があり、すぐに捕まったようです。警察は家庭教師の人がどこから偽造身分証明書を入手したかを追及しているようです。)
▼27日よりハンガリー映画フェスティヴァルが始まるようだが、今年から www.filmklik.huで映画も見られるようになる模様。(22〜26日は27日からに備えてかサイトが閉鎖されています)
▼天気予報ですが、http://www.idojaras.hu/mo_reszletes.phpをクリックしてみてください。自分の住んでいるところなどを地図上でクリックするとその地域の天気予報や気温が出てきます。
▼100円=237.25フォリント(OTP/1月26日)
1月26日
▼ハンガリー語のグーグルニュースが2008年末からスタートしているが、A SWSW Onlineというページ(http://www.hwsw.hu/oldal.php3?cikkid=1068&oldal=1)が「同ニュースはタブロイド版新聞のようなニュースばかりで使えない」と酷評している。
▼医学の専門家によると、ハンガリーでは治療の拒否は憲法違反であるが、実際にはいろいろな形(積極的・非積極的)の安楽死処置が行なわれているとのこと。
▼昨年12月4日にフランス人女子学生が行方不明となった件で、一部マスコミで「誘拐容疑の刑事捜査がスタートした」と報道された模様。
▼遅くともあと2週間以内に西側からインフルエンザが入ってくるとのこと。ニュースでは今からでも遅くは無いので予防接種を受けるようにと呼びかけている。(妻があるお医者さんに聞いたら・・「そうですね。きっとワクチンがものすごく余って、なんとかこれを減らしたいんでしょうね・・と言っていたそうです。ふ〜む。)
▼一時的に消防車を呼ぶ105がかかりにくくなっていたようだが、システムを直した模様。
▼ちょうど20年前の1989年1月26日に、「ナジ・イムレ他を新たに埋葬する」決定を下した。その2日後、1956年10月に起こったのは動乱ではなく革命であったと宣言した。
▼ロシアの国営銀行がハンガリー・マレーブ航空の(間接的な)オーナーとなった。
▼原油価格が落ち込んだが、ハンガリーではフォリント安となっているため、今週はガソリンが値下がりしないとよそうされている。
▼あるハンガリー外務局研究員によると、スロバキア人はハンガリー人を嫌っているわけではないが、信用していないらしい。これは政治的な問題ではなく社会的な問題で問題を解決するには、あと2世代は待たなければならないと述べている。
▼ストライキの一時停止後もターミナル1は閉鎖されたままだったが、25日朝より再開された。
▼25日午前11時ごろ、バラニャ県の高速道路工事現場でハンガリーテレコムのケーブルを誤って切断してしまった。これにより(切れていないところに情報を回したことにより)T-onlineの処理局が処理過多となり、午後1時半にパンクした。このため、午後T-onlineやハンガリーテレコムのインターネットプロトコルを利用する会社のインターネットがシャットダウンしてしまった。この影響は電話や携帯電話にもあったが、午後4時20分に完全に復旧した。(我家もこの時間インターネットが使えませんでした。T-onlineは使っていませんが、おそらく私が契約しているのは、ハンガリーテレコムのインターネットプロトコルを利用しているのだと思います。でも日曜日でよかった。平日だったら、いろいろなところで影響が出たことでしょう。80万人がインターネットが使えなかったそうです。)
▼フェレンツヴァーロシュで国会議員の選挙(前回は無効だったので2回目)が行なわれた。今回は選挙は有効となりそうだ。(今回は僅差でも一番多く得票した人が当選する。)
▼現在、夜10時以降のアルコール販売を禁止する自治体が増えてきている。ただ、近々導入するブダペスト20区の場合、ガソリンスタンド、ハイパーマーケット、レストランなどではアルコールを販売しても良いとなっているため、結局買うことはできるようだ。(ガソリンスタンドで買っていい・・・というのはちょっと・・・)
▼Nabuccoパイプラインの会議が26日と27日にブダペストでおこなわれるため、両日はブダペストの一部区域で駐車禁止となり、渋滞が予想されている。(http://www.police.hu/friss/BRF-20090124_20.htmlに駐停車禁止区域が載っています)
▼マートラのスキー場に現在世界中のスキーインストラクターの集まりがあるようで、日本からもインストラクターが来ている・・とありました。
▼具体的にはわからないが、ジュルチャーニ首相は金融危機に対応するため7月、9月、来年1月に大幅な法改正を行なう模様。(銀行利子に対する税金の一時停止などを経済関係者は訴えたみたいですけど・・・何がどうなるのか・・・ドキドキ)
▼明日の天気は・ですが、いつも見ているところが動かないのでhttp://www.idojaras.hu/mo_reszletes.php をチェックしてみてください。
▼セゲドの小学校で、9歳の女の子が同じ年ごろの男の子たちに性的暴行を受けるという事件がありました・・・・・・・・・
1月24日
週末なのでニュースはお休みです。以下のサイトはどちらも有名なサイトですが、ハンガリーでの生活情報、観光情報がびっしりつまっているような感じです。(実は、中身は詳しく見ていないのですが、どちらのサイトも作っている方を知っているので、いいサイトに違いないという確信があります。)というわけで、勝手に紹介します。

Szia@ハンガリー(ハンガリー生活情報ブログ)

Budapest MOURA(ハンガリー観光情報)


1月23日
▼市場調査会社GfKhungariaによると、ハンガリーでインターネットを利用している人の半数がオンラインショッピングの経験があるそうだ。(インターネット利用で最も多いのがメールだそうだ。)
▼世論調査会社medianの再審調査結果でも、各党の支持率には大きな変化はない模様(次の日曜日に選挙があったら、必ず投票するという人のうち、FIDESZに投票する人は61%、社会党に投票する人は29%。他の党は国会議員を送ることができる5%を獲得できないという結果になったようです。また、前倒し総選挙を望む人も42%いました。)また、同じ会社がフェリヘジ空港のストライキについて聞いたところ、支持する人は3分の1にとどまった。
▼大学の9月入学に向けた受験申込締切が2月16日にせまっている。(中等教育機関の入試は1月23日からスタートします。中等教育機関と言っても日本の6・3・3制のようにきっちりとした枠組みがなく、4年制、6年制、8年制の中等教育機関があります。)
▼フェリヘジ空港は21日からストライキが一時停止されているはずだが、22日もターミナル1は閉鎖されたままだった。
▼ハンガリーポスト(郵便局)は以前自転車購入の申請を出し(値段も高いしメンテの予算もくまれていないと)スキャンダルとなったが、再度4800台の自転車購入の申請を出した。(値段は計5億フォリント。これにはメンテナンス料は含まれていない。)結構高いですね〜。
▼ハンガリーでは子供に対し国から育児手当が支給されているが、少年警察などに入っている子供にはこれが支払われない。しかし、子供が刑務所にいるにもかかわらず育児手当を申請している人の存在が明らかになってきた。
▼バラトン湖その他の氷が薄くなり、スケートが禁止となった。(私の住むショイマールの池ももうスケートは駄目みたいです。)
▼生活が苦しいからか、または生活習慣がそうなってしまったのか、ハンガリー人の多くは文化的活動にお金をかけていないことが明らかになった。(7割のハンガリー人は、娯楽はテレビのみらしいです。劇場や博物館、あるいは映画館へ行くことはめったにないそうです。・・・そういう私も劇場に行ったのはいつだろう・・・)
▼100円=237.71フォリント(OTP/1月22日)
1月22日
▼サラリーモニター(http://www.merces.hu/)の調査によると、昨年末に13ヶ月目の給与(ボーナス)が支給された人は33%らしく、その多くは国家公務員とのこと。(私?もちろんもらっていません。)
▼フォリント安が止まらない様子。これから数日は落ち着く可能性があるが、その後再びフォリント安になり、1ユーロ300フォリントに突入する可能性もあるという。
▼政府は、自動車工場の雇用を確保するために、自動車の登録税を一時凍結するとか、会社が国に払う各種税金額を下げるなどの措置を考えている模様。(専門家によると、ハンガリーの金融危機はこれからもっと酷くなる可能性もあり、今後職を失う人も5〜10万人に達するらしい。)
▼暖かい日が続いていることもあって、バラトン湖などの氷が更に薄くなってきている模様。
▼2006年10月23日のハンガリー革命(昔の言い方だと動乱)記念日には政府に反対する大きな暴動が発生した。(夜中まで続いた)この際、展示してあった戦車に乗り込みまわりにある器物を破損した男性がいた(現在67歳)。この男性に対する一審判決が下され、懲役1年8ヶ月執行猶予4年、3年間の運転の禁止などが言い渡された。男性は裁判で「判決は受け入れる」と言っていたが、同時に「罪を犯したとは思っていない」と主張していた。
▼21日朝、フェリヘジ空港のストライキが一時停止された。しかし21日もターミナル1は閉鎖されたままで混乱が続いた。
▼EUの調査によると、生活に満足しているハンガリー人は46%。これはブルガリアについてEU加盟国では2番目に低い数値となっている。
▼ハンガリー鉄道は、各列車にGPSをつけて、乗客が自宅で今列車がどこにいるか調べられるようなシステムを作る模様。
▼ハンガリー政府観光局は2月26日に、レストラン(全部ではないと思いますが)の料金を半額にするプログラムを発表した。(ここ数年やっています。)
▼100円=237.07フォリント(OTP/1月21日)
1月21日
このニュースを読んでくださっている方から以下のようなメールが届きました。

・・・同僚が美容学校に通っていまして、日本人(アジア人)の男性のカットモデルを探しています。 髪が10センチくらいある人で、1月末のコンクール(試験)の日程が合えばなおありがたいそうです。(ただその日程はまだ決まっていないそうです)お知り合いでどなたか心当たりの方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただければ幸いです。(髪の短い方でも、髪質が違うと勉強になるとのことですので、美容師の卵に髪を任せても良いと思われる方がいらっしゃればお願いします)
・・・
もしどなたかいらっしゃったら、Deli-黒子さん(vndeli@gmail.com)までご連絡お願いいたします。(メールは日本語でOKとのことです。)


▼対ユーロに対するフォリント安がまた進み、史上最安値を更新した。
▼ある日刊紙によると、ハンガリー鉄道がインフレの数倍の割合の運賃値上げを計画している模様。
▼http://www.felvi.hu/statisztika/ranking.ofi?mfa_id=1で、過去の入試に関するランキングが見られるようになった。ちなみに東洋言語文化学科(学費免除枠)の合格者の平均点を見ると・・・

東洋言語文化学科(学費免除枠)ランキング(2008年合格者平均点)
(入試点400点+加点80点。合計480点)
1.466.8点(カーロリガーシュパール大学)
2.452.1点(ELTE)
3.444.0点(セゲド大学)

東洋言語文化学科(学費免除枠)ランキング(2007年合格者平均点)
(入試点120点+加点24点。合計144点)
1.143.7点(カーロリガーシュパール大学)
2.142.2点(ELTE)
3.140.4点(セゲド大学)

(カーロリ大学は日本学専門コースだけなのに対し、他大学は複数の専門コースがあるのでこれだけでは単純には比較できませんが、入試が満点で、更に加点(国家外国語試験)も枠一杯にそろえないと入学できない状況です。2008年は、多くの学科で持ち点160点で入学できたのが問題となり、2009年は最低点を200点にしようとしているのを考えると、超難関といえます。)

人文科学系学部(学費免除枠)ランキング(2008年合格者平均点)
(入試点400点+加点80点。合計480点)
1.454.7点(ELTE教育・心理学部)
2.427.5点(ELTE人文学部)
3.418.3点(カーロリ大学人文学部)

人文科学系学部第一希望(人気)ランキング(2008年)
1.ELTE人文学部
2.ELTE教育・心理学部
3.セゲド大学人文学部
4.デブレツェン大学人文学部
5.ペーチ大学人文学部
6.カーロリ・ガーシュパール大学人文学部

(自分が所属しているのがカーロリ大学なので、嬉しくなってたくさん載せてしまいました。人気ランキングの上位5位はいずれも日本でいう旧帝大なのでその次にランクされているのはすごいことだと思います。)

▼ブダペストのヴォロシュマルティ広場にあるジェルボーといえば、とても有名な喫茶店だが、日本の銀座にも同店がオープンする。(3年半前から出店の話しはあったようです。150年の歴史で外国に店舗ができるのは初めてなのだとか・・・)
▼ハンガリー人はあまり家から遠いところを職場としない(職場のせいで引越しするのを避ける)傾向にあるのだが、世代別で見れば若者は可能性を求めて田舎から都市へ行く傾向にある。各自治体は若者流出を防ぐため、無料で土地を提供したりしている模様。
▼ブダペスト市は2012年からブダペストの一部の区域で通行料金を徴収することを計画している模様
▼昨日、ジュールのアウディが1400〜1600名のリストラを計画していると書いたが、同社はこれを否定している。
▼フェリヘジ航空のストライキは続いており、ターミナル1は閉鎖されているが、空港によると便の遅れなどは発生していないとのこと。(中は混乱していると思いますけど・・・)
▼環境を汚染するナイロンなどに対する税金を上げることにより、今後、得に小さいパン(ジェムレ、キフリ)などの値段が倍になる可能性があるという。(環境省は、ナイロンのかわりに紙でつつめばいいじゃないかと言っているようです。ハンガリーのパンってパンより小さい紙でくるみますけど、あまり衛生的じゃないですよね。)
▼収入が低い人でもよい品質のものが得られるという、ソーシャル食料品店(?)なるものがブダペストにオープンしたそうだ。
▼1年以上前の駐車料金に関する罰金は徴収できないというルールができたが、これが憲法違反として廃止となった。(私も5年前の駐車違反料金というものを払わされたことがあります。罰金は150フォリント、でも支払が5年間遅れたというので5000フォリント以上罰金を払わされた記憶があります。しかし、そのとき罰金の紙なんて車にはられていなかったんですよ〜。)
▼警察は環状0号線や高速道路にどんどんスピード違反を取り締まる機械を設置している。更に、スピード違反を取り締まっているという看板も置いている。(場所によっては数分走るごとに1台がスピードを測っているような状態らしいです。ちなみに人口100万人に対する交通事故死者数は2007年が1200台だったのに対し、2008年は900台にまで下がっているようです。)
▼ガスプロムのガス供給が再開され、ハンガリーにも無事届いている。
▼100円=237.72フォリント(OTP/1月20日)
1月20日
19日の午後4時より、クリスマスから一時停止となっていたフェリヘジ空港のストライキが再開されました。19日の夜現在、ターミナル1が閉鎖されています。ハンガリー航空は今のところ便のキャンセルはないとしていますが、多少の遅れが出る可能性はあるとのことです。(昨年末もそうでしたが、一番問題となるのは、手荷物チェックです。シェンゲンに入っていることもあり、手荷物チェックはかなり厳しく行なわれ時間もかかります。靴を脱がされる、ベルトを外されるなんてこともよくあります。でもターミナルが一部閉鎖されると手荷物検査をやる場所が少なくなりますから、当然追いつかなくなります。19日も4時にターミナル1が閉鎖されたことによりターミナル1の便も2Bで処理することになったのですが、それで混乱が生じ、結局2Bターミナルでは5時半から6時半まで手荷物検査がストップしてしまいました。このため大変な混雑となったようです。)

▼19日午後7時前に、ユーロに対するフォリント安が史上最安値となった模様。(1ユーロ=286.75フォリント。ただこれは口座間のレートなので、20日に現金でユーロをフォリントに両替する時はこれよりも悪いレートになるはずです。)
▼チェペルの車放火事件の容疑者が逮捕された模様。
▼19日、政策金利が0.5%引き下げられ、9.5%となった。(この影響で株式市場は少し値を下げたようだ)
▼ここ数日、大型リストラのニュースが目立つが、ジュールのアウディ工場でも、ここ数日以内に1400〜1600名のリストラを発表するようだ。
▼21日よりガソリンの値段が1リットルあたり7フォリント、軽油は5フォリント値上がりする。
▼公正取引局が3つのチェーン店(テスコ、スパー、コラ)に対し合わせて1400万フォリントの罰金を課した。(テスコは広告に出した品物が実際には売られていなかった・広告と実際の商品の値段が違っていたとして1000万フォリントの罰金、スパーはバーゲン商品の1つが実際には売られていなかったり、バーゲン製品の値引き額が実際と違っていたりで100万フォリントの罰金、コラは製品に対する説明の不足で一度警告を受けていたが、これが守られていなかったため300万フォリントの罰金となった。)
▼ハンガリーでは、携帯電話会社をプロバイダーとするインターネット利用者の数が急増している模様。
▼(たまにはスポーツの情報も・・・)女子テニス世界ランキング23位のサーヴァイ・アーグネシュ選手は全豪オープン1回戦で早々に敗れた(コーチを替えるようです)。ダカールラリー(場所は南米ですが)で12位にハンガリーのチームが入ったが、ポイントクリアミスに対するタイム加算が不公平だとして更に12時間のタイムが加算され結局順位を大きく下げた模様。(タイム加算に対し他チームと共に意義を唱えたのが別のハンガリーチーム。彼等は22位で、順位を下げた方のチームは21位となった。)オリンピックで3連覇をなしとげた水球男子チーム監督が契約を延長した。
▼西側ではやっているインフルエンザが、あと1〜2週間でハンガリーにも入ってくるとのこと。(専門家は今からでも予防接種は間に合うと言っています。)
▼金融危機のせいで、ペットを飼うのをやめる人が増えている。
▼ハンガリーは2007年12月20日からシェンゲンに加盟したが、これにより国境警備隊の建物を管理する者がいなくなった。これを利用して建物内の金属などを盗む者が後を絶たず、かなりの被害額になっているという。
▼ガスプロムのガス供給が再開されたが、今のところまだハンガリーにはガスが届いていない。(時間がかかるようです。)
▼ブダペストは今年10月20日より来年3月8日まで、「1998年より前の車」「ナンバープレートに張られている六角形のシールの色が黄色の車」がフンガリア環状通りより中に入れないという条例をつくった模様。(1998年より昔の車は全部駄目なのかどうかはちょっとわかりません。我家の車は1996年製なので駄目かも・・・)
▼100円=228.49フォリント(OTP/1月19日)
1月19日
今度は本当にロシアからのガスが来そうですね。

▼あるヨーロッパの調査によると、アルコールを消費しているしているハンガリー人の割合はEUの平均よりも低いのだそうだ。(信じられないけど・・・)理由としては「アルコール飲料が高すぎる」ということらしい。(本当かなあ・・・)
▼ハンガリーの政策金利はかなり高いが、専門家は19日に0.5%政策金利を下げるのではないかと予想している。(また2009年末までには7%程度にまで引き下げるのではとしている。)
▼世論調査会社Szonda Ipsosの発表によると、ハンガリー人の多くは現在の経済危機があと1年半は続くと見ている模様。これに対応するため、出費を抑えたり、ローンを組むことなどを控えたりするつもりのようだ。(http://penzcentrum.hu では、「借金をなくし」「出費を抑えて」「貯金する」というアドバイスをしている。う〜ん、当たり前すぎますが、ダイエットと同じで、この当たり前っていうのが一番難しいんですよね〜。)
▼大気汚染のため、タタバーニャやシャールゴタリアンでは、週末、車や暖房器具使用の制限をした。
▼BKVの労使交渉がうまく進まず、1月末にBKVのストライキがある可能性が出てきた。(フェリヘジ空港の労使交渉も、ハンガリー鉄道のそれもうまく進んでいないみたいです。)
▼ハンガリーでは所得税の申請は基本的に個人が行なう。(もちろん雇用者がやっているところもありますが、やらなくてもいいはず。)ただ所得税申請は計算が面倒だったりする。それで税務局は「数字だけだせば税務局が計算する」という簡易所得税申請制度を導入した。
▼ブダペスト21区(チェペル)では車への放火事件が相次いでいる。(これまでにすでに7台が焼けてしまった)
▼ニーレジハーザの衣類工場が閉鎖。400名が解雇となった。
▼ハンガリーのスキー場はドボゴークー以外(Bankut, Epleny, kekesteto, Matraszentistvan, Visegrad, borzsonyi Nagy hegy)すべてオープンしている。(ブダペストでもスキーできます。前も書きましたが、私が教えている大学生がインストラクターの1人です。http://www.sielok.hu/sioktatas/siiskola/bokay/の上の方にあるスキー場です。全天候型でブダペスト18区にあります。)
▼気温が上がってきたため、ヴェレンツェ湖やバラトン湖の氷が薄くなって来ている。(スケートできる場所がだんだん狭くなって来ているみたいです。)
▼今年はEU議会の選挙がある。来年の総選挙の前哨戦となりえるが、FIDESZは元国会議長や大臣をリスト上位に入れている。
▼ブダペストは、子供が遊ぶ(ブランコやすべり台などがある)公園での禁煙措置導入を検討している模様。
▼今年の大学の入学試験(9月入学)申込期限は2月16日であるが、生活苦にある受験生に関しては入試に加点があるだけでなく、入試にかかる費用も半額・全額免除となる模様。(受験費免除はわかるんですけど、加点については議論を呼びそうです。)
▼センテンドレで、郵便配達用に小型電気自動車を実験的に導入した。(スクーターなどで行くより環境には優しそうですね。)
1月16日
▼2008年1〜9月期にハンガリーは610万本のワインを輸入したが、このうち200万本がドイツ産だった。ちなみにハンガリーワインの輸出先トップはイギリス。
▼中央統計局の発表によると、昨年1年のハンガリーのインフレは6.1%であった。ただ、12月だけを見ると前年度12月に比べた物価高は3.5%で、更に昨年11月から12月にかけては0.3%物価が下がったようだ。
▼ガスプロムによると、ロシアからのガスはウクライナのせいでいまもヨーロッパに流せない状況であるとのこと。ただ気温が穏やかになってきたこともあり、15日午前十時にカテゴリー1のガス使用制限が解除された。
▼毎年1月はホテルやレストランにとってはあまり売り上げのない時期だが、今年は特に酷い状態でホテルはガラガラ、レストランにもほとんど人がいない状態のようだ。例えばフォーシーズンホテル(くさり橋近くの高級ホテル)では、レストランを催し物会場に変えたり、別のホテルやレストランでは従業員を週3日休ませたりという状況になっている。
▼ブダペストの公共交通機関利用率を上げるため、ブダペストの(路上)駐車場の値段が春から27%上がり、またこれまで無料で駐車できたところも有料にするなどの措置をとる模様。
▼現在ハンガリーの大学は9月入学だけではなく、2月入学も可能だが、募集があった大学・学科の入試の合格点が発表となった。(2722名が応募して2200名が受かったそうです。日本で言うと2次募集みたいな性格もあるのかもしれません。)
▼円高、フォリント安の影響で、昨年夏に円建てローンを組んだ人は毎月のローン返済額が70%も上がってしまったらしい。(外貨建てローンの多くはスイスフランですが、円建ての人もいるのでしょうね。)
▼雪や氷で道が凍っているときに塩をまく人が多いが、歩道に関してはこれを禁止する政令が昨年末に出されているので、もう暫くすると(2010年から)禁止になる。(環境に悪いため)西側ヨーロッパでは塩にかわる別の方法が使われているらしい(例えば砂)が、ハンガリーではまだまだ普及していない。(塩がまかれているところを歩くと靴の革がとけちゃったりするんですよね〜。)
▼100円=231.61フォリント(OTP/1月15日)
1月15日
各地でみぞれがふり、道路が凍って大変なことになりました。ハンガリー人はこういうとき、くつの上に靴下をはいてあるくそうです。ところで気温が低くても雪にならなかったのは上空に冷たい空気と冷たい空気の層の間に暖かい空気の層があるからなんだそうです。でも15日からは雪になるそうです。

▼ブダペストやドナウ川以西ではみぞれなどで道がアイスバーンとなり、事故が多発した。(高速7号線ではトラック11台の玉突き事故が発生した。ペーチでは公共交通機関もストップした模様。あと郵便配達にも大きな影響がでたようだ。)
▼13日にブダペストのフローリアン広場で発生した銀行強盗の犯人は現在も捕まっていない。

▼ロシアからのガスは現在も止まったままになっており、更に今後どうなるかについて何の情報も入ってきていない状況にある。幸いハンガリーの備蓄量は多く、またこれから少し暖かくなるのでハンガリーに関してはもうしばらくは大丈夫なようだが、たとえばスロバキアなどではあと数日分の備蓄しかないようだ。(ハンガリーあと1週間は問題ないそうです。でも、ガスが完全に来るようになるには春まで待たなければ駄目・・・なんていう話もあるようですし・・・)
▼デブレツェンにある難民収容所にいたアフガニスタン人30名がブダペストの聖イシュトバーン大聖堂の前で座り込みをするという騒ぎがあった。14日夜、なんとか事態はおさまった。
▼ハンガリーでは現在ゴミの分別が行なわれているが、あつめられた分別ゴミの処理をする方法がなくたまる一方なのだという。
▼フェリヘジ空港は、職員のストライキ日に臨時で雇っていたギリシャの職員を国に帰した。空港側はこれを機に労使交渉を更に進めたいという考えがあるようだ。
▼2008年の新車販売台数は15万8628台と2007年の17万6978台に比べ10.4%減少した。(恐らく今年の販売数もそれほど伸びないだろうと言われています。)
▼100円=231.84フォリント(OTP/1月14日)
1月14日
気温が低いところに雨や霙が降るそうなので、かなり路面がすべるようです。みなさん気をつけて!それにしても銀行強盗事件怖いですね〜。

▼14日よりハンガリー各地で大量のみぞれが降る模様。気象局は、特に朝方はぬれた道路が凍ってとても危険なので、もし可能であるなら(朝早い時間は)車に乗らず、外にも出ないようにと呼びかけている。
▼ブダペスト3区のフローリアン広場で銀行強盗が発生した。犯人は人質をとったが後に解放した。犯人は銀行近くの団地建物に逃げ込んだため、機動隊が団地に出動した。これにより住まいに入れない人達も出てきて避難している。
▼ここ最近、自宅内で凍死するケースが増えてきている。多くの場合、お金がなくて暖房をとめているのが原因。(庭などに出た後、動けなくなりそのまま凍死してしまうケースもある。昔散歩をしていて玄関横で凍死してなくなっている人をみつけたことがあります。)このため政府はガス会社に「ガスの料金支払が滞っていても、今はガスを止めないように」と命令を出した。
▼ハンガリー西部の国道84号線と85号線では、ここ最近事故が多発している。それで、事故を防ぐための「かなり刺激的な」看板を立てている。(お墓の絵が描いてあったりする。)
▼殺人事件が発生したチェペルの学校では、事件の痕跡を完全になくすまで生徒の建物内への立ち入りが禁止されていたが、無事授業が再開された。
▼13日朝8時に、ガスプロムのガス供給が新たに開始されたはずだったが、ウクライナ国内消費用にガスが行ってしまった云々で、ロシアがまたガス供給をストップしてしまったようだ。今後が心配だ。
▼100円=224.16フォリント(OTP/1月13日)
1月13日
13日未明にブダペストのスモッグ警報が解除されたようです。
▼ブダペスト9区で、夜11時以降アルコール販売を禁止する条例が採択された。
▼ガス供給停止を発端に地方の中等教育機関では休校となっているところがある。(およそ半数の学校が休校だそうだ。)
▼スモッグ警報が出されているブダペストでは、大気の汚染度は低くなってきたものの、まだ警報解除レベルにまでは至っていないようだ。一方、ブダペストでは日付けとナンバープレートの末尾番号を連動させた交通規制を行なっているが、あまり交通量は減っていないようだ。(法的拘束力がないからしょうがないのかも・・癌、肺病、喘息発作などが起きやすいそうです。皆さんもあまり長い間外出しないほうがいいかもしれません。)13日未明にスモッグ警報が解除されたようです。
▼フェレンツヴァーロシュの国会議員選挙は投票率が低かったため無効となり、2週間後に再度投票を行なう。(次回は投票率に関係なく一番多く票を獲得した候補者が議員として選ばれる。)投票率は低かったが、今回最多得票だったのは野党FIDESZの候補者だったことで、FIDESZは、今後のヨーロッパ議会選挙、国勢選挙も同じような結果が出るだろうとコメントしている。
▼フェリヘジの労使交渉が再開された。
▼今後問題が発生しなければ13日午前8時にガスプロムがヨーロッパ向けのガス供給を開始する模様。この場合、ハンガリーには14日夜にガスが到着する予定。(それまではカテゴリー1のガス使用制限は続く模様。)
▼14日より、ガソリン、軽油とも1リットルあたり6フォリント値上がりする。
▼経済の専門家によると、今年ハンガリーの経済成長率はマイナス成長となる一方、インフレ率もかなり下がると予想されている。(ちなみに2008年で一番値段が上がったのは食用油。1年28%値上がりした。)
▼ハンガリー鉱油協会によると、昨年のガソリン消費量は一昨年に比べ0.6%増えた模様。
▼100円=224.37フォリント(OTP/1月12日)
1月12日
ガス供給問題は解決の方向で動いたようですね。でも今度はスモッグですか。次から次へと大変です。しかも金融危機問題はまだまだ始まったばかりだというし・・・

▼ブダペストでスモッグ警報が出された。これにより11日午前11時より、奇数日は車のナンバープレート末尾が奇数の車、偶数日はナンバープレート末尾番号が偶数の車しかブダペストを走ってはいけないことになる。ただ、法的拘束力はなく警察も注意はするが、罰することはできない模様。(専門家は、警報が出るということは健康な人にも大きな影響が出るということ、だからできるだけ外に出ないように!と呼びかけている。どうしても外に長くいる場合は水分をたくさんとるようにとのことです。ハンガリーの空気がどのぐらい汚れているかを見たいときは、http://www.idokep.hu/?oldal=legszennyをチェックしてください。)
▼スモッグ警報でブダペストへの車の走行が制限されるため、BKVはバスなどの運行本数を増やす模様。『スモッグ警報のせいで学校や職場に遅刻しても罰則はないそうです。)
▼ハンガリーはセルビアにガスを供給しているが、10日はボスニア・ヘルツェゴビナやクロアチアにもガス供給を始めた模様。
▼ガス使用を節約することに関し、専門家は「でかけるときは、寝るときは温度設定を17〜18度にしておくのがよい」とアドバイスしている。
▼ガス供給停止の影響を受けてか、ここのところ電気ストーブの売り上げが急上昇している模様。
▼郵便局では、光熱費その他の支払いをする人で長い列ができているときがあるが、郵便局は支払に使う黄色いチェックも扱えるATMの設置を検討している模様。
▼県によって対応はバラバラであるが、ガス供給停止の影響で12日より一部の中等教育機関で学校閉鎖が行われる。ただ政府は「学校のガスを止めることはないので、休校にするのは法律違反」と強くこれをいさめている。
▼1月より年金が3.1%上がる。(年金は制限がつくとはいえ13ヶ月目の年金も出るし、毎年ちょっとずつと言え上がっているし、なんかうらやましいなあ・・)
▼元首相のMDFのボロシュペーテル氏が国会議員を辞職した。
▼フェレンツヴァーロシュの国会議員選挙だが、寒さのためか投票率が伸びず、第一回目の選挙は無効となった。
1月9日
▼シェルハンガリーによると、今回のガス停止はガソリンの値段には影響しないとのこと。
▼大規模工場のガス使用制限が出された後、ラインの制限や停止措置を行った工場もあるが、金融危機の影響を受けて12月にも一時的に工場を停める措置などをとっていたところには、再度ラインを止める理由がつくれることになったのでは・・という報道もなされている。(例えばマジャールスズキなどもそうなのではというニュースがある。)なお、カテゴリー2(毎時ガス使用料が500〜2500立方メートル)のガス使用制限は8日午前9時半に解除された。
▼18の県の150の中等教育機関が来週月曜日から3日間休校となる。これはガス使用を制限するという自治体の判断に基くもののようだ。ただ政府は「ガス問題による休校は認められない」としている。
▼(今回のガス危機とは関係ないが)サボルチュ県のナジカーローでは寒さと暖房の故障などで学校、寮、図書館などが1週間休みとなった。(2300名の生徒と80名の職員が休むことになる)
▼セルビアのガス不足は深刻で、「ハンガリーにガスを借りようとしたが断られた」という報道もあった。これに関しジュルチャーニ首相は8日「セルビアに100〜200万立方メートルのガスを渡す。4〜6時間以内に向こうにつくだろう」と発表した。
▼8日、ユーロに対するフォリント安が進んだ。専門家によるとしばらくはこの状態が続くとのこと。
▼7日夜、ブダペストのチェペルの学校に何者かが押し入り、教員2名を射殺、1名に大怪我を負わせるという事件が発生した。その後、警察は重要情報に対する500万フォリントの懸賞金もかけた。その後、同事件で大怪我を負ったガードマンと会計責任者だった人物が犯人である可能性が高くなった。(2人は事件前日に横領などの疑いで解雇されており、その恨みによる犯行らしい。)
▼フェリヘジ空港の労使交渉は未だ進まず、組合側はストライキの再開も近いとの姿勢を見せている。
▼今週末に、ブダペストのフェレンツヴァーロシュ地区の国会議員選挙が行なわれる。これは同地区から選ばれていた自由民主連合(SZDSZ)議員が党のあり方に嫌気がさし議員を辞職し党からも離れたため行なわれるものである。ただ選挙戦の間多くのスキャンダルが発生した。(1)ハンガリーの選挙では立候補するには一定数の推薦票を集めなければならない。ただ今回の選挙ではハンガリー民主フォーラム(MDF),ハンガリー正義と人生党(MIEP)、ハンガリー社会緑の党の候補者の推薦票の多くが国家印刷局が印刷したものではなくコピーされたものだということが発覚した。MDF候補者に関しては73%の推薦票がこのように偽造されたものだという。各党は推薦票のコピーは違法ではないと主張したが、結局3名の候補者は立候補することを禁止された。(2)その後、SZDSZが推薦票を金で(1枚2000フォリント)で購入したという噂が出た。(それでお金ほしさに他の家に配達された推薦票を盗んでこれを候補者に売りつけるという人もいたという噂も流れた。)これに関しSZDSZは否定した。(3)さらに社会党がFIDESZ候補者も推薦票を不正に扱ったと告発した。 このような状況の中、11日に投票が行なわれる。
▼バラトン湖の氷も厚くなり、スケートができるようになった。
▼100円=214.01フォリント(OTP/1月8日)
1月8日
 今週の土曜日(10日)は2日の金曜日を土曜日扱いにしたため平日扱いになる予定でした。しかし現在ウクライナからのガスが止まっていることもあり、ジュルチャーニ首相が国会で「10日の平日扱い」を延期すると発表しました。ということで10日は学校や会社は基本的に休みになります。また国は「かなりのガス備蓄があり、家庭レベルでガス使用制限命令が降りることはない」という姿勢を見せていますが、専門家は「この状況が3週間続いたらその可能性もある」と考えているようです。
 我家では過去2回、冬に出かけている間にガスが止まるという事態がありましたが、いずれも部屋の中がマイナス7度ぐらいになってしまいました。こうなると床も壁も氷みたいなものですから、いくら体を温めようと思っても無理です。結局1回目は暖房を直して友達宅に避難、もう1回はガス暖房を直してから電気毛布に包まり電気の暖房をつけて数日をなんとかやり過ごしました。ハンガリーの凍死者の多くが暖房の入っていない(経済的理由で入れられない)住宅内で発生しているのもよくわかります。


▼国会のやりとりによると、現在、ウクライナからのガスが止まっている状況にあり、オーストリアからのガスも量が減っている。ただ国内備蓄量は国民がこの冬を越せる分あるので心配ないとのことらしい。(実際のところ、急に寒くなるなどの変化がない限り、家庭レベルでのガス使用制限命令は今後3週間は出ないだろうと予想されている。)
▼ガスプロムのガスが止まっている問題で、工場のガス使用制限が出ることで牛乳生産に影響が出て、今後牛乳が不足する可能性があることが指摘されている。
▼工場のガス使用制限命令が出されたことにより、マジャールスズキも7日午前10時に工場を止めた。(会社側は来週の月曜日から再稼動ができるのではと考えている模様)6日夜から大きい工場のガス使用制限命令が出されているが、7日午前8時からは、毎時ガス使用量が500〜2500立方メートル規模の工場でもガス使用が制限された。この影響でフェリヘジ空港もガスを止めた。(空港運営に影響はない)また一部の地域でガスがとまるという事態も発生した。(この地域の人は寒かったでしょうね。)またハンガリー鉄道も職員を休ませた。ハイパーマーケットのテスコでも温度設定を少し下げて、社員やお客さんが店内でコートを着るようにするなどを措置を取り始めている。
▼12日からの教員ストは回避されたようだが、場合によってはストに参加できるよう組合内で独自のスト委員が結成された模様。
▼高速道路で料金支払の取り締まりが1月1日より強化されている。これまでは同業務は高速道路管理会社が行なっていたが、現在は国家交通局が行い、料金未支払が発覚した場合、罰金などを支払うまで同車両の使用禁止命令も出せる模様。また料金支払だけではなく、車の整備状況についてもチェックするらしい。
▼ヴェレンツェ湖では危険だとして氷の上に行くことが禁止されているが、それでも入っていく人がいるらしい。当局は「命令にそむいて中に入った場合、最高2万フォリントの罰金となる」と注意した。
▼12月4日にフランス人女子学生が行方不明となった問題で、警察は行方不明となった時点前の地域カメラの映像を公開した(この留学生はくさり橋で姿が見えなくなっている)なお、この学生が行方不明となった後、誰かが彼女のラップトップから情報をダウンロードした形跡があるようだが現在のところ事件性があるのかもわかっていない。
▼この寒さでペットもかなり参っているようで、専門家は「犬などもなるべく暖かいところに移動させ、もし外で鎖でつないでいるのであれば、自分で暖かいところに移動できるように鎖をはずすように」とアドバイスしている。
▼もし前倒し国政選挙が実施されなかった場合、次の総選挙(第一回目投票日)は2010年4月11日あたりになりそうだが、この場合2009年6月7日のヨーロッパ議会選挙から始まって10ヶ月の長い選挙戦が始まることが予想されている。
▼ここのところの寒さで暖房費が通常の25%〜30%増しになる可能性もあるという。
▼ある機関(Szinapszis Kft)の調査によると、ハンガリー人は医師や看護婦に対して満足しているが、長い待ち時間と短い診療時間には不満を持っていることが明らかになった。
▼100円=203.34フォリント(OTP/1月7日)
▼木曜日:北東部と南西部では雲が広がりますが、その他の地域ではお日様も見られるでしょう。最低気温は-16〜-9度、最高気温は-4〜+1度の予想です。▼金曜日:霧が残るところもありますが、それほど天気は悪くないでしょう。最低気温は-15〜-10度程度ですが、北東部では-20度になるところもありそうです。最高気温は-6〜-1度の予想です。土曜日:晴れるところもあれば曇るところもありそうです。最低気温は金曜日と同じぐらいで最高気温は-7〜-2度の予想です。日曜日:雲が多い1日となりそうです。最低気温は-12〜-7度。最高気温は-8〜-3度の予想です。
1月7日
昨日は原稿書きで徹夜していたのでニュース更新できませんでした。ウクライナからのガスが止まりました。まずは毎時2500立方メートル以上ガスを使用する工場などのガス使用制限が出たようです。
▼4日の段階では、ウクライナから送られてくるガスは圧力は下がったが量的には十分送られて来ていた。ただ5日はガスの量が減るとの発表があり、実際に同日は3800万立方メートルくるはずのガスが3000万立方メートルしか来なかった。6日朝、ガスプロンがクライナからヨーロッパ諸国へ送るガスの量を大幅に減らすと発表、そして午後3時半からウクライナからハンガリーへのガス供給が止まった。(ハンガリーにはガスの備蓄があるので、一般家庭に影響が出ることはない・・・と専門家は述べているが・・・ハンガリーには風力、太陽、バイオなどの発電施設がまだあまりないのだそうです。)
▼5日に政策金利を下げるというニュースがあったが、5日はそれについての話し合いが行なわれなかった。
▼5日未明、ブダペスト(南駅からそれほど遠くないところにある)のショッピングセンターMOM parkのカフェに車が突っ込み、カフェを放火するという事件があった。
▼ハンガリーワインは中身はハンガリー産だが、瓶やコルクなどをふくめ外側はすべて外国製という状況になっている。関係者はハンガリーワインを「純ハンガリー」にしたいと考えているようだ。
▼現在ハンガリー鉄道やフェリヘジ空港職員のストは一時停止中だが、労使交渉は進展を見せておらず、早ければ今週中にもストが再開される可能性がある模様。(フェリヘジ空港では7日からストが始まるという噂も)
▼ハンガリーには70万人の貧困者がいるらしいが、そこまでいかなくても1人暮らしの1割の人は暖房費支払に困っている模様。(暖房がつけられず自宅で凍死する人が毎年います。)
▼寒さが厳しく、ホームレスの人を簡易宿泊所に宿泊させるケースが増えてきているが、それでも宿泊率は87%程度なのだそうだ。(施設の中で結構トラブルがある・・と聞いたことはありますが。)
▼1月12日から教員ストが行なわれる可能性があったが、これが回避された模様。(理由は「ストライキ権についての法律解釈が不透明」ということがあるようです。フェリヘジ空港のストの時も臨時でギリシャの職員が入りましたが、教員の場合も代わりに教える人がいるかもしれませんし・・もしかするとそれを心配したのかもしれません)
▼ドメスティックバイオレンスが発生したとき、たとえば夫が妻や子供に暴力をふるったとき、これまでは妻が子供をつれて施設に逃げ込むという形が多かったが、「警察が介入して72時間暴力をふるった者が家に入れないようにする」という法案が出てきた。これは国会では了承されたが大統領が「家族のメンバーや暴力についての定義が曖昧」とこの法案の署名を拒否した。首相は大統領を強く批判している。
▼私が勤めている大学も暖房費節約のため年末年始は暖房を弱くして大学を閉鎖したが、ドゥナウーイヴァーロシュのセーチェー二・イシュトバーン高校では冬休みに弱めた暖房で建物が冷えてしまい、暖房を強くしても教室などがあたたまらず5日は休校となった。
▼100円=206.07フォリント(OTP/1月6日)
1月5日
▼ガス会社のE.ONは、ロシアからウクライナのガス供給は1月1日から止まっているものの1日の時点ではハンガリーへのガス供給は問題なく行なわれていると発表した。2日午後からウクライナからのガスの圧力が下がり始めているとエネルギー担当大臣が発表したが、3日に入り、圧力は少し戻ったらしい。先週末の平均気温は-5度と、昨年より5度低い数値となったが、このためガスの使用料も20%ほどあがったが、ガス供給に問題はなかった。ただ、このままいくと今月のガス料金はいつもより平均で5000フォリント高くなることも予想されている。
▼バラトン湖の氷もはってきたが、まだスケートには危険だそうだ。このまま寒さがあと10日続けば滑れるようになるとのこと。(氷が薄いので渡し舟-フェリー-も氷を割りながら進んでいるようです。10センチぐらいの厚さになれば大丈夫らしいのですが、厚さ何センチならOKとか、そういう法律はなく、皆自己責任で!ということのようです。ちなみにティサ川上流では川の表面が凍りでおおわれ渡し舟が動かないところもあるそうです。)
▼360°ぐるりと頭のまわりを見渡せる鏡がハンガリーでも購入され始めているらしい。(今のところアメリカからの輸入のみらしいです。あまり大きくないそうです。)
▼自治体の経営はどこもかなり苦しいようで、ある日刊紙によると、特に現在219の自治体では財政が厳しい模様。
▼宝くじの売り上げは、一昨年が1440億フォリント、昨年は1560億フォリントあった模様。宝くじ販売を管理する会社によると、今年は1400億フォリントの売り上げを予想しているとのこと。
▼もしかすると5日に政策金利が下がる可能性があるとおこと。
▼大晦日に使用しなかった花火は買った店に返却しなければならないが、消防局はこの期限が5日であるので気をつけて!と呼びかけている。
▼ハンガリーでは現在1名の消防員が人口250名を火から守っている計算になるが、火事が発生して10〜15分以内に消防隊員が現場に駆けつけられるようにするためには、あと1万名の消防隊員が必要なのだそうだ。(特に東の方では火事が発生して消防隊員が現場にかけつけるため20分以上かかるところもあるという。)
▼昨年のクリスマスに立てられた(本物の木の)クリスマスツリーは300万本ということで、ほぼ同じ数の木が捨てられることとなる。処分の仕方は自治体によって違うようだ。
▼1月3日、Nyirlugosでマイナス17.5度を記録した。1938年1月3日のマイナス25度が同日のこれまでの最低気温記録で、それよりは暖かいがかなり寒くなたようだ。(今週の前半は寒さが厳しくないようですが、後半はまた寒くなるようです。こんな寒いときに、チェペルでは地域ごとの集中暖房の管の故障で一時期2万軒に暖房がなかったとか・・)
▼月曜日:雲が多く北部で雪がちょっと降るかもしれません。最低気温は-10〜-5度程度の予想です。火曜日:火曜日と水曜日も雪がちょっと降るところがあるかもしれません。
1月2日
▼ロシアがウクライナへのガス供給を停止したが(ウクライナの支払いが滞ったのが原因)、1月1日の段階ではまだウクライナからガスが来ているようで、また数週間分の備蓄があるようなので今のところ大きな心配はないようだ。
▼大みそかの爆竹使用は禁止されていたが、爆竹が頭にあたり男性が1名亡くなった模様。あと寒さによる冷えで病院に運ばれる人も結構いた模様。
▼1月1日、ブダペストでは大みそかに出たゴミの回収を行ったが、寒さのためかここ数年に比べゴミは少なかったようだ。(それでも250立方メートルのゴミがでたようだ)
▼1月中旬より、BKVのチケットが1枚290フォリンと、定期は9000フォリントとなる。
▼ハンガリー鉄道の労使交渉は進んでいるように思えたが、まだ不十分なようで1月も鉄道ストが起こる可能性がある模様。
▼今年最初に生まれた赤ちゃんは1月1日0時1分にカポシュヴァールで生まれたミラーン君だった。
▼ザラエゲルセグの教会で新年のミサをおこなっているときに、いきなり一人の女性が全裸になった模様。女性は病院に運ばれた。
1月1日
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
▼年末、「来年はユーロ建のローンが増えるだろう」とか「ローンではなくリースがはやるようになるのでは」とか「来年は精肉業も金融危機の影響を大きく受ける」「不動産業は質の高い住宅を提供するプログラムなどが機能し、新築住宅の値段が上がる」「年明けとともに電気代は3%あがり、上下水道も6〜7%あがる」など来年の経済動向に関するニュースがいくつか出ている。
▼現在ハンガリーの大学はエーレッチェーギと呼ばれる日本のセンター試験のようなテストが入試になっているが、このエーレッチェーギには中級と上級があるなど非常に複雑なシステムとなっている。もともとは中級は高校の卒業試験、上級は大学の入学試験の性格を持たせる予定だったが、今はこのどちらも入試として利用できる。ただ2010年からは医学部や設計士、2011年からはすべての学科(大学ではなく大学共通の学科というレベルで)受験科目を上級エーレッチェーギしか認めないなどの措置がとれるようになるようだ。
▼クリスマスと年末年始ということもあり、現在フェリヘジ空港職員がストを行い、現在は一時停止状態にあるが、労使交渉は年末も続けられた。
▼ハンガリーでは選挙に立候補するためにはある一定の推薦票を集める必要があるが、現在選挙戦が始まっているブダペストのフェレンツィヴァーロシュの選挙で自由民主連合がこの推薦票を不正に入手したのではというスキャンダルが発生している。警察も捜査を開始した模様。
▼ハンガリーでは大みそかにはパーティーなどを行いたくさんお酒を飲む人が多い。そして1月1日は二日酔いをさます日と化すわけだが、このため病院に駆け込む人も多いのだという。病院関係者は「二日酔いをさますには、とにかくたくさん水分を摂取すること」と指導している。(救急車の出動要請が最も多いのも大みそかのようで、関係者は「飲んだら運転しない、爆竹は使用しない、酔った人への介抱をする」ことなどを呼びかけている)
▼ブダペストの大気中の塵が多くなってきていて、これまでスモッグ警報対象になっていなかった塵の量を警報対象にしたが、現在多くの地点(一番悪いのはモスクワ広場横にあるセーナ広場)で塵の量が多くなっている。ただ警報を発する量にはなっていないようだ。(お子さんは年配者、あるいは気管支などに問題がある人にはよくないようです。)
▼ハンガリーの大みそかの定番と言えば、ウインナーとシャンペン。ウインナーは1年を通して売れており、売上高は昨年よりも3%増えている。シャンペンだが一番人気があるのは白の甘口だそうだ。
▼ハンガリー鉄道の労使交渉は順調に進んでいるようで、2009年の賃金も4.1%アップで決着がついたようだ。(毎年給与が上がるなんてうらやましいです。)
▼ハンガリーには個人営業者は法人向けの「簡易税法システム」が存在する。これは売上のいくらかを税をして納めればよいというものだったが、おさめる税率が上がってきており、さらに2009年からは領収書を集める義務が発生したりすることもあり、最近この簡易税法システムを選択する法人が減ってきている。(政府としては確実に法人などから税収を得るためにこの措置をとっているが、簡易税法システムによる税収も減少傾向にあるようだ)
▼ペシュト県のIsaszegとDanyの間にある森の中から銀行ATMの機械が発見された。(秋頃ATM強奪事件が連続で発生していましたが、その機会かも・・・)
▼以前からハンガリーの凍死者の多くは外ではなく暖房を切った自宅で見つかる点が指摘されているが、凍死寸前で病院に運ばれる人の4分の1もホームレスではなく、暖房費などが支払われなくなった年金受給者なのだそうだ。(なんともさびしい話です。)
▼例年より早く、去年より力の強いインフルエンザが1月頭から流行ることが予想されている。
▼ブダペストのBKVは大みそかは金曜日のダイヤで動き、4番と6番の路面電車は一晩中動く模様。
▼ある日刊紙によると、教育省は教員リストラについての情報を隠しており、1800名の教員が減ったとしているのも実際には4000名の教員が2008年9月に職を失ったと報じている(本当ならすごい数ですね。日本でいうと4万名の教員が職を失ったってことですから・・・)
▼これまで外国からハンガリー国内には200本のたばこまで無税で持ち込むことができるが、2009年1月より車、電車、船などで無税で持ち込めるたばこの数が40本に減る模様。
▼1月より、国営企業のトップなどの収入が1割減らされる。
▼ヴェレンツェ湖にも氷がはっているが、まだ厚さが10センチを超えておらず、氷の上をあるかないようにと注意が出ている。
▼2008年に国会で最もたくさん話したのはハンガリー民主フォーラムのペットコー・アンドラーシュ議員であった。かれは219回、合わせて14時間発言したようだ。ジュルチャーニ首相は6時間50分で7位だそうだ。(首相の順位は年々下がっているのだそうだ。)あと国会で1回も発言しなかった議員も32名いたとのこと。
▼お隣の国スロバキアでは2009年よりユーロが導入される。
▼100円=202.74フォリンと(2008年12月31日)
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