ニュース
2月29日

国連が調査を開始 14の国から来た25名の国連調査団がシアンの汚染状況について調査を開始した。(結果がでるまでには1ヶ月かかる)

ハンガリーの住宅状態
ハンガリーではこの10年に25万以上の新しい住宅が建てられ、それ以前に建てられた住居の80%もなんらかの改築がなされたとのことだ。

MatavがWestelの株を
電話会社のMatavが携帯電話のWestelの株を49%購入することに公の経済競争機関(正式名称わかりません?)がGOサインを出した。これによりWstetlはMatavのものとなるようだ。

やっぱり出た偽造身分証明書
今年から偽造できない新しいカード式の身分証明書が発行されているが人がつくるものであるから偽造できないずがなくすでに偽造身分証明書が出回っていると新聞で報道された

株価指数ダウン
ハンガリー株価指数BUX 9872.26(前日費−213.50)

近代5種世界チャンピオン退院
近代5種世界チャンピオンのバログ・ガーボルは脳に水がたまり、首の筋肉の捻挫もあって入院していたが昨日退院した。しかしまだ練習再開には時間がかかるよう。(日本でいうと田村亮子のような感じでしょうか。)

3月4日から粗大ゴミ回収開始
毎年この時期になると粗大ゴミ回収が始まるが今年ブダペストでは3月4日から開始とのことだ。

新しいショッピングセンター建設に待った
レヘル広場の市場を壊しショッピングセンターを建設することになっているが、ユダヤ教会によると1910年に消えたユダヤの墓地がちょうどそこらへんにある可能性があるので、建設の前に穴を掘るように主張。(もし本当にそこに墓地があったとしたら、建設反対の動きにも発展しそうだ)

スポーツセンター復興募金9千万フォリントを越す

脳膜炎患者発生
セゲドで脳膜炎にかかった子供2人が入院した。

フーリガン暴れる
バシャシュとフェレンツィバーロシュのサッカーの試合の後、ファンの一部が14番の路面電車の窓を割ったり、3番の地下鉄の電気を壊したりした。

2月28日

水没地域また増える
ここ数日水没地域が減少する傾向にあったが、週末に東北地方で15〜20cmの雪がつもったことで水没地域が再び拡大した。

オルバーン首相、極右化を否定
オルバーン首相は日曜日のハンガリーラジオの番組の中でハンガリーの中にオーストリアの雲(極右化)をハンガリーの空の上にまで持ってこようとしている人もいるのは事実だが、ハンガリーが極右化することはありえないと述べた。

魚の死骸が400kg
ティサ川のシアン汚染パニックは去ったが、ティサ川の自然が元に戻るのにはまだまだ長い時間が必要。土曜日にもサボルチュヴェレシュマルトとティサベルツェルの間のティサ川から400Kgの魚の死骸を回収した。(一方ルーマニアでは別の川の汚染事故があったそうだ)

株価指数
先週金曜日の終値 BUX10、085.76(前日比−43.92)

年金は上げると主張
オルバーン首相は、インフレよりも高い率で必ず年金を上げると主張。今年のインフレ予想率が6%ぐらいなのでとりあえず8%ほど年金をあげるが、予想よりインフレ率が高くなった時は年金もそれにあわせてまた上げるとのことだ。

2月25日

脳膜炎で死亡
脳膜炎パニックは終了したはずだが、水曜日にケチケメートの6才の子供が脳膜炎で死亡した。(火曜日にはまだ幼稚園にいて、お昼寝の時間のあと気持ち悪くなり病院に連れていったのだが翌日に死亡した)

バラトンのサイクリングロード
バラトン湖の回りに210キロメートルのサイクリングロードを作る計画があり、現在のところ54kmすでに作られ今年中にあと41Kmつくるそうだ。(ちなみにサイクリングロードを1kmつくるのに1000万フォリントかかるとのこと。)

シアン汚染問題関係
シアン汚染問題が引き金でハンガリーとルーマニアの関係が悪化してきている。ルーマニア側は(国会議員や政府筋も)ティサ川で魚が死んだのはシアンのせいではないと言っており(ハンガリーがシアンを中和するためにまいた塩素のせいで魚が死んだと言っている)またブカレストにあるハンガリー大使館では「爆弾をしかけた」との電話も入っている。

昨日の株価指数
BUX10、129、68(0.70アップ・24日の終値)

2月24日

クロアチア大使の車カロチャで発見
先日盗まれたクロアチア大使の車がカロチャで発見された。警察によると高級な公用車が盗まれた場合カロチャからセルビアに運ばれることが多いらしい。

連日のように起る強盗
ここ数日連日のようにブダペストで強盗事件が発生している。昨日も18区のガソリンスタンドで強盗が発生した。

ティサ川周辺観光客離れ
シアンによる汚染で揺れたティサ川周辺の観光地では観光客の数が前年に比べて25%ほどダウンするだろうと予測。観光で食っているハンガリーにとっては苦しい数字と言える。

ベスプレーム県は大丈夫?
ベスプレーム県の警察では最低でも6千万フォリントのお金と80人の警察が足りないらしい。ベスプレーム県は安全を守れるか?

昨日の株価指数
BUX23日の終値:10、128.98(前日比82.07アップ)

若者のための事務所
2002基金は3月より若者のための事務所をオープンする。月曜日から金曜日までの10時から19時まであいており、若者がかかえている問題や質問に答えるそうだ。同基金はただ仲間がほしいとかつまらないとか思っている若者も気軽に遊びに来てほしいと述べている。

買い物事情
GDKハンガリーが調べたところによると人口が2万人以上の町ではスーパーマーケットで買い物をする人が一番多いとか。しかしパンや飲み物あるいはお菓子といったものは近くの小さいお店で買う人が多いらしい。(そして彼らはほぼ毎日その小さなお店で買い物をしている)尚もっとも人気のあるスーパーはペニーマーケットという店。

銀行カード保有数増加
現在ハンガリーでは3百5十万枚の銀行カードが出回っている。これは去年に比べて20パーセントのアップ。これは人口1000人あたり350枚にあたるが、オランダの1500枚/1000人 ポルトガルの800/1000人などと比べてもわかるように西ヨーロッパ諸国と比べるとまだまだ低いと言える。



2月23日

人気テレビ番組再登場
TV3の倒産により朝の人気テレビ番組「ナプ・ケレト」の放送も中断していたが、今日よりATVにおいて放送が再開された。

ハンガリー最大の客船出船
今日の午前13区にある聖イシュトバーン公園の港でハンガリー最大の客船(会議も開けるらしい)のが出船する。この船には3〜4000人が乗れるらしい。

オーストラリアとの親善試合 今夜ハンガリーとオーストラリアのサッカーの親善試合がある。両者は3年前に対戦しているが、その時は3−1でオーストラリアが勝利している。

ハンガリー鉄道労使交渉とりあえず終る
ハンガリー鉄道の労使交渉は、労働者の以後3年にわたる労働環境(賃金など)改善とそれと引き換えの3年間のスト禁止という点で合意に達した。

FBI事務所オープン波紋を呼ぶ
在ハンガリーアメリカ大使によると春に来る4人のFBI職員はハンガリーの対犯罪組織活動の手伝いであるとか、ロシアマフィアの動きの調査であるらしい。ただ彼らにどういう資格を与えるかなどについて波紋が広がっている。

新生児更に減少 昨年(1999年)の新生児出生数は過去最低となり、また死亡者数は過去5年の平均を上回った。そのためハンガリーの人口も減少し99年12月現在で10、440、000になった。

売春に関する法律来週制定
ブダペスト議会では来週の木曜日に予算案と一緒に売春に関する法律も決定する予定。(売春が可能な地域を設定するらしい)

EU新規加盟国に支援
EUは新しい2つのタイプの支援金をハンガリーを含むEU加盟を目指す国につぎこむと述べた。(ハンガリーには500億フォリントがつぎこまれるらしい)EUによれば2002年の終わりまでにハンガリーがEU加盟の条件を満たすことができるようになるようきるだけの支援を行うとのことだ。

昨日の株価終値
BUX10、046、91(前日より98フォリント安い)

中絶のときには金を払う
政府の話では女性が中絶するときには1万6千フォリントを払わなければならなくなるようだ

ハイダー発言にピリリ
オーストリアのハイダーが「現在のEU加盟国のGDPの平均に達しない国はEUに新規参加すべきではない」との発言にハンガリー首相オルバーン・ビクトールが「ソ連の衛生国であったことも考慮に入れるべき。」などと反論した。

2月22日

TV3放送終了
1994年11月から放送を開始していたTV3が21日の夜8時半で何の前触れもなく放送を終了した。終了の理由は経営難ということらしい。なお社員は解雇されたそうだ。なお、TV3の朝の人気番組「ナプケルテ」は水曜日よりATVで引き続き放送される予定。

シアンによる水質汚染問題はEU加盟には問題なしの見解
今回のシアンによるティサ川周辺の汚染問題が完全に解決するには何年もかかりそうであるが、このままではEU加盟の条件の1つである「環境」のレベルがクリアできそうになり、しかしEU側は(今回の汚染はハンガリー側の責任ではないこともあり)今回のシアンによる水質汚濁はEU加盟に影響しないとの見解を示した。

シアンで死んだ魚はどうする?
ドログのある有限会社は2度、今回のシアンによる汚染でティサ川で死んだ魚を焼却すると国に申し出たが、国側からはまだ解答が出ていない。(国は魚をどこかに埋めるつもりだった)これは同社の焼却炉には今回のような種類の焼却にかんする許可がおりていないことと関係しているようだ。

電気代の支払方法かわる
6月からブダペストとペスト県では電気メーターは1年に1回だけ見て、前年度の消費量から換算して毎月の電気代を決めることになるそうだ。(こうすれば1年間同じ額を払えばよいことになるの)

ブダペストにFBIのオフィスオープン
来月よりブダペストにFBIの事務所が開設されることになった。

2月21日

財政難でプロサッカーチーム危機
サッカープロリーグに位置するセゲド(サッカーリーグにはプロリーグ・国内1部〜3部、県1〜3部、地域1部〜3部にわかれている)は財政難のため春季リーグには参加しないことがほぼ決まった。同チームは選手への給与支払いも滞っている状態。同チームが消滅するのか、プロリーグから撤退するのか、あるいは休部するだけなのかについてはまだわかっていない

魚の売り上げ伸び悩む
デブレツェンの市場では鯉などの魚の安売りを行ったが客は魚売りばから遠ざかるばかり、同市場で売っている魚は湖のものなのでシアンによる汚染なないはずなのだが・・・

ブダペスト11区でコンビニ強盗
土曜日の朝7時半ごろ武器のようなものを持った男が11区のコンビニに押し入り、5〜10万フォリントを店員から奪って逃走した。(なお強盗は逃げる時外からコンビニの鍵をしめたそうだ)

市民の森のスケートリンクでスポーツディ
今度の日曜日(2月27日)に市民の森のスケートリンクでスポーツディプログラムが催される。スケート靴を持っている人なら午前9時〜11時までに来れば誰でも無料で参加が可能とのこと。スケート靴を持っていない人もくじ引きや展示などを楽しむことができる。

住居税免除に?
ブダペストでは持ち家に住んでいる場合、これまで1平方メートルあたり最高900フォリント払っていた税が免除になる可能性が出てきた。

高等教育機関への進学者数増加
今年度の入学試験では大学や短大の全日コースで43、500人。夜間や通信で9千人、その他の高等教育機関で2500人が合格する予定。(ハンガリーの高等教育機関では入試であるレベルに達しなかった学生に対しても授業料を払うことにより入学を認めているが、この人数は1万人になる予定)これはこれまでで最高の数らしい。尚、今年度の大学入学試験受験者は14万〜15万人を予想している。

浸水地域更に広がる

環境問題に関わる団体が集会
ティサ川のシアンによる汚染に関して、日曜日にブダペストで20にのぼる環境問題に関わる団体が集まり集会を開いた。参加者数は500人程度

オーストリア国境で麻薬を押収
土曜日の午後ハンガリーからオーストリアに国際列車で渡ろうとしていた25歳の女性のハンドバッグの中から400個のLSDやその他の麻薬を発見。その場で逮捕した。

2月18日

イスラエルは静観
イスラエルはハンガリーとオーストリアとの関係については今のところ静観する姿勢を示した.イスラエル側によるとイスラエルはこれまでにハンガリーに10億ドルの投資をしてきたらしい。

またガソリン代値上げ
今日よりガソリンが1リットルあたり3フォリント、軽油が1リットルあたり2フォリント高くなる。

高速道路の取り締まり準備期間終了
定期式にかわった高速道路1号では、これまで定期をはってない車でも注意するだけにとどまっていたが、これからは厳しく取り締まることになるようだ。

EUも被害総額を調査することに
今回のシアンによるティサ川汚染の被害総額についてEUも調査に乗り出すことになった.

2月17日

損害賠償すれば裁判は起こさず
もしルーマニアが今回のシアンによる損害を賠償してくれるのであれば、裁判で争うつもりはないとハンガリー外務省は述べている.またシアンで大量に死んだ魚はドログの焼却場で焼かれることになりそうだ。(ちなみにドロクには現在三洋電機の工場が建設中)

株価指数更に史上最高値更新
ハンガリー株価指数BUXは前日10,340.88に達し、史上最高値を更新した。

2月16日

店で売られている魚は安心
ハンガリー漁業組合などが店で売られている魚は安心して食べて欲しいと述べた。またシアン化合物が体内に入った魚はすぐ死ぬので、生きている魚も安心して食べられるということだ。

シアン汚染問題法廷へ!
ハンガリー政府はルーマニア政府および、今回のシアン化合物による河川汚染を引き起こしたとされるルーマニアとオーストリアの合弁会社を訴える方向でいるようだが、ルーマニア政府は会社の方に責任があるといい、会社は今回の汚染がはたしてシアン化合物が引き起こしたかどうか疑問であると述べている。

ストライキは終了したものの・・・
ハンガリー鉄道のストライキは終了したが、労使交渉はまだ終っていない。会社側は、これから3年間ストライキは行わないという条件にもサインしなければ、組合側の意味のないストライキ引き延ばしによって達した損害額の20億フォリントの損害賠償請求を行うと述べ、組合側も逆に会社側を訴えるという可能性もあることを述べている。

2月15日

レヘル広場の市場再開
閉鎖されていたレヘル広場の市場が2月29日よりに一時的に再開される

経済大学で学長が辞任
経済大学では経済的にたちゆかなくなった責任をとりポコルニ・ゾルターン学長が辞任した。

ブダペストの病院でリストラ
経済的に立ち行かなくなったペーテルフィ・シャーンドル病院は経済的に立ち行かなくなったために職員の10%にあたる250人の削減、部門の閉鎖、施設の一部を閉鎖売却することなどがブダペストの会議で計画されている。

マターブ(ハンガリーの電話通信会社)順調に利益伸ばす
マターブは昨年786億フォリントの利益を上げ、昨年にくらべて34.8%も利益が増加したということだ。

株価指数史上最高値更新
ハンガリー株価指数BUXは昨日これまでの史上最高値を更新し、終値で10253.01を記録した。

ペシュト県でもっと警察を
ペシュト県では一昨年に比べ昨年の犯罪件数は4%減少した。(4万7156件そのうち殺人事件は22件)ただ同県では住人501人に対し1人の警察官の割合で、国の平均(335人の住人に1人の警察官)よりかなり低く、警官の増員が望まれている

ティサ川汚染
ルーマニアから流れてきたシアン化合物によって汚染されたティサ川周辺。シアン化合物自体は下流に流れていったが、その環境破壊の爪痕は深く少なくとも50種類の魚類が全滅するおそれがる。関係者はもう元のような環境にするのは不可能とものべている。

ストライキ終了
昨日2週間に渡るストライキが終了し今日より時刻表通りに列車が出発することになった。ただ労使交渉が完全に終ったわけではなく、これからも交渉が続けられる模様。

2月14日

ブダ城に数千人集まる
週末にブダ城のディース広場に平和・そして恐怖のない人生を願う人々が数千人集まった。これは昨年ネオナチが同時期にブダ城に集まったことから今年は彼らが集まらないように市民フォーラムがよびかけて行われたもの。

ハンガリー鉄道法廷へ
ハンガリー鉄道はもし今日中にストライキが終了しないなら裁判を起こす決定した。会社側によればもともと組合側から提出された要求を満たす解答を会社側が示したにもかかわらず組合側は引き続きストライキを行っているとのこと。

シアン・ドナウ川に入る
ハンガリーで甚大な被害を引き起こし、ユーゴスラビアに入っていったシアンはティサ川が合流するドナウ川まで達した模様。ユーゴスラビアのハンガリーが多く住む地域からの報告によればシアン濃度は低いものの、魚の80%が死滅したという。

2月11日

ついに1万フォリントの壁を突破
ハンガリー株価指数BUXは1月27日に9983フォリントを記録していらい、なかなか終わり値で1万フォリントの壁を超えることができなかったが、木曜日ついに終わり値で1万フォリントを突破(10162.44)した。

ストライキ続く
ハンガリー鉄道側はストライキによる被害を今年度の給与に影響させないのえのでストライキを終わらせるよう主張したが、組合側は今年度の給与に対し、もう1.5%のベースアップを会社側が提示ないかぎりストはやめないとこれを拒否した。

ガソリン代また値上がり
2週間前1リットルあたり2フォリント値上がりしたばかりのガソリン代だが、今日からさらに3フォリントの値上げとなる。

2月10日

トロリーバス廃止論に激
ブダペスト市がトロリーバスを廃止する計画をたてていることについてブダペスト交通のトロリーバス運転手が廃止反対の署名を集めることとなった。ブダペスト側はトロリーバスのもうけが少ないので廃止する方向で進めたいようだが、ブダペスト交通側は、環境にやさしくまたバスなどにくらべて耐久年数も長いトロリーバスを廃止するなんて時代に逆行していると強く反論している。

ティサ川が死の川に
今回のティサ川の汚染により上流のほうでは80%の生物が死滅したらしい。(魚だけではなく鳥の死骸も多く発見されている)一方汚染の方は明日セゲドまで達する予定

スト情報
労使交渉はまだ続いている。会社側によればもうサインできるぐらいにまで交渉が進んできたが、まだ今年の給与引き上げ率のポイントだけがクリアできないとのこと。

2月9日

ネオナチ対策
市民フォーラムは国民に対し、日曜日にみんなで王宮で集まってネオナチが集まってくるのを防ごうとよびかけた。(2000名程度が来るのではと同フォーラムは予想している)全国会議員もこの集まりの招待状をもらったようだ。(去年の同時期ネオナチが王宮に集まったため)

スポーツ・センター再建をみんなの税金から
国会では、国民の税金の1パーセントを昨年末に火事になったスポーツ・センターの再建にあてようと会議を続けている。3週間後ぐらいに決定する模様。

兵役排除に署名
SZDSZ(自由民主同盟)は兵役をなくそうと署名を集めているが、これまでにそれが2万5千あつまったということだ。

ストライキ情報
組合側は「こっちは会社の要求を飲む用意ができつつあるのに、会社がストライキによる被害のことばかり主張するのであればこちらにも考えがある」と今日より更に電車の発車本数を100本減らすことに決定(ストライキによる被害額は6億フォリントに達している)

ソルノク市民ホッとする
シアンに汚染された川の水は火曜日の朝2時から6時にかけてソルノクに到着したが、無事通過。数日前から慎重に準備していたせいもあってソルノク市民に大きなパニックは発生しなかった。

インフレ率修正
ハンガリーの今年のインフレは6.3%を予想していたが、6.8%に修正した。

ストライキだと思ったために
ストライキだから電車が来ないと思って線路を歩いていた夫婦が100kmで走ってきた列車に引かれて死亡した。(ブダペスト)

2月8日

浸水地域更に拡大
雪解け水などによる浸水地域がさらに拡大し、ハンガリー全体で32万5千ヘクタールにまで達している。このうち10万3千ヘクタールが町で、10万7千ヘクタールは農耕地だそうだ。

スト情報
鉄道ストライキは以前続いているが、会社側がこのままストを続ければリストラの可能性もあることを示唆している点について「撤回しなければ発車本数をさらにへらす」と組合側が主張した。一方2000名以上の駅員が組合側にスト中止を求める嘆願書にサインをしたという情報も入ってきている。

ソルノクでのシアンパニック
ソルノクでは今日中にシアンが流れ着くが、市は上水道は水がでる限り安全だが、飲み水については一応安全のためミネラルウォーターなどを使ったほうがよいと発表。ただし洗濯や炊事、あるいは庭や畑に使う分にはまったく問題ないとしている。(未確認ではあるがルーマニアで更にシアンが川に流れ込んだという情報もある)

ホテルラッシュ
ハンガリーでは今後2年間で20のホテル、しかもすべて4つ星、5つ星クラスのものを建設するらしい。(オペラの対面にあるバレー協会の建物もホテルになるとか)

2月7日

さらに浸水地域増す
ここ数日の暖かい天気のため、浸水している地域が増え続けている。(サボルチ県だけでも11000ヘクタールに達している。)

まだ終らないストライキ
ストライキによる損害は5億フォリントにも達しているらしい。日曜日には田舎からブダペストなどの都市に出る便が少し増発された。また土曜日の未明、ブダペストのケレペシ通りにあるハンガリー鉄道の事務所が火事になり、2名が死亡したとのことだ。

シアンによる汚染
ハンガリー北部のティサ川のシアン濃度は下がってきているが、下流の方はこれからが心配。(ソルノクには火曜日ごろ到達するらしい)

2月5日

シアンパニック
ルーマニアから流れてきたシアンはティサ川を汚染しているが、トカイでもティサ川で大量の魚が死んで浮いているのがみつかった。専門家によればこれらの魚は上流で死んだものが流れてきたものであり、トカイの水がそんなに汚染されているわけではないとのことだが、それでも川の水に含まれるシアン化合物の量は増えてきているとのことで油断は禁物である。また同じティサ川が流れるソルノク市では、上水道の水源がティサ川ということもあり市民が争うようにミネラルウオーターを買っているとのこと。市側は上水道にはまったく何の問題はないとしているが、市民の不安は頂点にまで達しているようだ。医者の話では、200mgのシアン化合物が体内に入れば死亡するとのことで、ティサ川の水を飲んだり、魚を捕って食べたりすることはもちろん、その水で物を洗ったり、庭にまいたりすることも控えた方がよいとのコメントを残している。

鉄道ストライキ。外野も大騒ぎ
ハンガリー鉄道のストライキは今も続いているが、実際には働いている駅員の数は着実に増えてきており、また発車する列車の数も増えてきている。(新聞「ナピ・マジャロルサーグ」のデータでは、機関士をのぞく駅員のうちの93%はもう仕事についているとか。(機関士は10%前後らしい)会社側は組合側に「今年の業績が去年より上回れば来年から3年間インフレ率より2、3%高い水準で賃金を引き上げる。ただ今年その目標が達成できなければリストラもありえる」と通告。(当然のことながらストが続けば続くほどこの条件をクリアするのは難しくなってくる)ところで今日は外野でも大騒ぎ。早朝には東駅の一室で火事が発生し(これはストとは関係なかったらしい)、労使交渉が行われているハンガリー鉄道会社には午前10時前に「爆弾をしかけた」との電話が入り、警察がくまなく調べたり(結局何も見つからなかった)同じようにハンガリー鉄道会社に「セゲドからケチケメートまでの駅を次々と爆破するぞ」と電話が入ったりした模様。

2月4日

汚染がザーホニまで達する
ルーマニアから流れてきたシアンによりティサ川が汚染。支流のサモシュ川では多くの魚が死んだ。ティサ川でシアンは薄められたとはいえ、周辺の自然がかなり破壊された模様。汚染されたティサ川とサモシュ川流域には11万人が住んでいるが、川の水をのむことや井戸水を飲むことあるいは魚釣りをすることを強く禁止されている。(水道水は安全とのこと)

インフルエンザ患者激減
先週にくらインフルエンザで病院に駆け込む人の数が47%減ったと国が発表。

首相の演説
昨夜首相がビガドーで演説し、去年公約した37の件のうち29を実施することができたと発表。今年のインフレも6〜7%に押さえたいと力強い演説を行った。(数学、化学、その他のオリンピックでハンガリーの子どもがいずれも上位を独占したとも言っていた。)

ストライキ続く
ハンガリー鉄道の労使交渉は今後3年間の給与引き上げについての交渉は前進したが、肝心の今年の給与引き上げ率については進展がなく今日も引き続きストライキが行われている。

2月3日

ハンガリーは動かず
現在オーストリア(極右の党が政権をにぎる/にぎろうとしている)に対しヨーロッパ・ユニオン(EU)はなんらかの制裁措置をとろうとしているようだが、ハンガリーは特にこれに同調しないと外務大臣が発表した。

ストライキ続く
ハンガリー鉄道のストライキは以前続いている。ただ少しづつ歩み寄りが見られるようで、「前日の正午までにストライキをやめなければすべての約束を撤回し、リストラも行う」とする会社側の主張はとりさげられた。

シアン汚染拡大
ルーマニアから流れてきたシアン(工業地帯の堀が壊れたためシアンがサモシュ川に流れ、それがハンガリーにも入ってきた)がティサ川にも入り、政府はティサ川の水を飲むことや、ティサ川の魚を食べること、あるいはティサ川の水が入り込んでいると考えられる井戸水を飲むことを禁止した。

更に被害拡大
ここ数日の暖かい天気により雪が解け、水浸しになる土地が増えてきている。現在30万7千ヘクタールの土地が水に浸かり、10の県で1万4千の家屋、そして1万6千人が被害を受けている。政府は17億フォリントを援助に回すことを決定した。

右寄りの党集結
ハンガリー民主フォーラム、ハンガリー民主国民党、フリーランス党、そしてカトリック民主党(名前はセイジが勝手につけたので間違っている可能性あり)が集まって、右寄りの党がタッグを組んでもっと政治的パワーをつけなければいけないと話し合った。(オーストリアのこともあるしちょっとこわい)

ブダペスト市長とスポーツ大臣がダッグを組む
ブダペスト市長であるデムスキー・ガーボル氏とスポーツ大臣であるドイチュ・タマーシュ(36才のハンガリーの首相オルバーン・ヴィクトルよりも更に若い彼はパワーもある)がタッグを組んで昨年の12月に延焼したスポーツ・センターに新しいブダペストのシンボルになるような「スポーツ・レジャー・文化」センターを建設するとブダペスト市長が発表。同時に4月9日に行われる競技(たぶんマラソン大会)や2月20日に行われるコンサートの収益金からも新しいセンター建設の為にブールするとも述べた。(プールできる金は数千万フォリントになるもよう)またブダペスト市は焼け残ったスポーツセンターをきれいにする作業も手伝うとしている。(50人をつぎこみ2000時間助けるそうだ)

長距離バス活躍
鉄道のストライキのため長距離バスが臨時便を増発して頑張っている

2月2日

ハンガリー鉄道ストライキ情報
ハンガリー鉄道の労使交渉は暗礁に乗り上げているが、会社側は今日のお昼までにストライキをやめないと、これまで譲歩してきた条件(これから3年間のインフレ以上の賃金引き上げ率の確保など)を撤回すると発表。更に会社側はストライキを1時間行うと賃金引き上げに必要なお金から400万フォリントが減ることになり、このままでは賃金引き上げどころかリストラもせざるを得なくなるとも言っている。またこのストライキが原因で学校などに遅刻する場合、学校はこれを罰してはならず校長の判断で休校も可能と文部省は述べている。(ただしその場合別の日に授業を行わなければならないが)

2月1日

映画の観客数減る
ハンガリーの映画館の収入自体は1992年以降増え続けているが(99年の収入は92年の7倍近く)観客数は90年代始めに急激に低下して以来徐々にではあるが減る傾向にある。(90年では3500万人いた観客数が99年では1500万人に減っている)

ハンガリー人の平均寿命
一昨年生まれたハンガリー人の平均余命(平均寿命)は男性で66.1才、女性で75.2才であると中央統計庁が発表した。この統計から70才台のハンガリー人の平均余命は10年以上であることや、都市に住んでいる人の方が田舎に住んでいる人より長生きすることもわかる。

ストライキ開始
2月1日の午前0時からハンガリー鉄道のストライキが開始された。これはハンガリー鉄道側が提示した「今年度の8.5%の賃金引き上げ、及び今後3年間必ずインフレ率よりも高い賃金引き上げ率を保証する」という提示に組合側が同意しなかったため始まったもの。(組合側は今年度10%以上の賃金引き上げを要求している)なお、ストライキの期間(無制限)はすべての路線において最低2往復以上の各駅停車の列車が運行される。ただし国際列車はインターシティー、郵便列車は動かない。

水浸しハンガリー
昨日より暖かい天気が続いているが、とけた雪のせいで水に使っている地域の面積が大きくなっている。(現在のところ286ヘクタールの土地が水に使った状態になっている)

9才の男の子、命はとりとめる
急性ヘロイン中毒でブダペストの病院に運ばれた9才の男の子は何とか命をとりとめた。この男の子は目の前で19才の男性がヘロインを注射しているのを見て、彼がすてた注射器から残りのヘロインを注射し中毒になったもの。警察は男の子の前でヘロインを打ったこの19才の男性を逮捕している。