▼7月。大学も第2週目から夏休みにです▼駐在員の奥様でハンガリー語レッスン(オンラインでもOK)ご希望の方はご連絡ください。(ハンガリー人で日本語OKの妻が対応いたします。歴史講座もやっています。通訳ガイド、医療通訳もしております。)ご連絡はszeidzsi(アットマーク)gmail.comまで!
学生の作ったガイドブック紹介は次の学期が始まったら再開します。ページ左側にこれまで紹介したガイドブックが紹介されています。是非、ご一読ください。
- 初等・中等教育機関(日本で言うと小学校〜高校)の教員組合によると、多くの教員が現在の教員評価システムに対して不満足であると主張し、改善点を内務省に示したが、政府は来年度も変更しないと回答した。(大学教員も、罰則や格付けと紐づく評価システムが導入されていますが「自分の努力・成果が評価されていない」「評価ポイントを上げるためだけに意味のないことをしなければいけない」と感じている人は多いような気がします。)
- 毎月統計局から発表される平均給与を見ると、市民が感じる実態とは違うと言われながらも、平均給与は上がり続けている。現在の法律では首相の給与は前年同時期の平均給与の8.1倍と定められているため、首相の月給も上がり現在は524万フォリントとなっている。(これに別に国会議員としての月収約200万フォリントが加わります。)
- リスト・フェレンツ国際空港は各航空会社に7月末まで空港が供給できる燃料量に限りがあるため、燃料補給を最低限に抑える求めているらしい。(これによる便の遅延とかキャンセルはないようです。)
- 100円=224.36フォリント(OTP/7月17日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
日本では時々「ハンガリーの少子化対策はすごい!日本はダメ!」みたいな記事が出るみたいです。(今日もそのような記事を読みました。)確かにハンガリーはかなり思い切った少子化対策をしていまず。ただ、出生率を見ると、3年前から再び下がり始めて、今年の4月には1.19まで落ち込んでしまいました。(年平均で見ると1.39ぐらいです。)そして、現在の数字は欧州でも最も低い部類です。政府は「もし我々が(前の政権のように)何もしなければもっと出生率が落ちていた」と主張していますし、少子化対策の影響は長い目でみないといけないでしょうから、今の段階で政府がやっている対策の方向性の是非を議論するのは難しいでしょうが、少子化対策の難しさを感じます。(経済が安定し、医療技術が進み、民主化、自由化、男女平等が進めば、結果として少子高齢化の傾向になっていくと思いますが、これを認めつつ、でも少子化にならないようにするというのが難しいのだろうなと思います。)
- ブダペスト6区は、2026年からのAirbnbによる民泊行為を禁止する条例を出したが、手続きが不十分であるとしてブダペスト市議会はこれを却下するように求めている。ただ、6区の区長は裁判に持ち込んででも条例を施行したいと考えているようだ。
- 各世論調査会社による政党支持率調査では、独立系の調査会社はTisza党、与党系の調査会社はFideszがリードしているとの結果を出している。(ただし数的にはTisza有利としている調査会社の方が多いです。)この流れが出てから、与党系の組織はこれとは別の方法で調査をし、与党有利の数字を出すようになっている。例えばMandinerではEU議会選挙終了後に行われた補欠選挙の結果を元に、Fideszが109議席、Tiszaが89議席を取ると予想している。(来年の選挙に向けて、いろんな情報が出てくるでしょうね。)
- ブダペストのFarkasreti墓地では、墓地内での犯罪が発生していることから、正門以外を閉めると発表があったが、ブダペスト市長は「複数の区と相談した結果、正門以外も再開することにした」と発表した。
- ハンガリー鉄道が遅延のため乗客に払い戻しをした額は6月だけで、1億1430万フォリントに達した。(予算がなくて、線路や車両に問題が発生し遅延しているのに、鉄道から更にお金が出ていく状況はどうなんだろうって思ったりします。)
- ハンガリーが汚職容疑でポーランドで起訴された元ポーランド司法副大臣に亡命権を与えたことに対し、ポーランドは駐ハンガリー大使を無期限で帰国させていたが、ハンガリーには戻さない決定を下した模様。
- 100円=224.31フォリント(OTP/7月16日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- ハンガリー人宇宙飛行士Kapu Tibor氏はハンガリー時間午前11時31分に無事地球に帰還した。
- 7月21日から8月31日まで、ブダペストのアールパード橋のマルギット島出口付近の拡張工事が行われる。日中は交通規制はないが、夜は規制が行われる模様。
- ブダペストでは80歳以上の人は、登録しなくても腕時計型の救急ボタンが配布されることになった。(ボタンを押すだけで救助に来てくれるシステムはなかなかよさそうですね。)
- 100円=224.001フォリント(OTP/7月15日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- 今週は水曜日から天気が崩れ西部や南部では雨になるところもありそうだ。
- 先週末にハードウェアの問題が発生たらしく、14日、行政窓口のいくつかの業務に支障が出た模様。(公文書発行などができなかったみたいです。)
- 7日、ミシュコルツである男性が10名の男性に襲われそうになり、許可を得て携帯していたガス銃で威嚇した。これが曲解され、「ウクライナ人が発砲事件を起こした」というフェイクニュースが与党系メディアで流れ、これを信じた与党副党首が「こんなウクライナをEUに入れるのか?」などと発言するに至った。(報道機関がソースの裏取りをしないで情報を流したとしたら、それは問題ですね・・・と言いながら、ここで書いているものもフェイクに影響されているかもしれないな・・と思ったりもします。)
- ツィタデラの自由の女神像の台座に大きな十字架が設置された。(昔は、ロシア/ソ連兵の彫られていたと記憶しています。)
- 最近、マジャル・ペーテルTisza党党首への大型ネガティブキャンペーンが始まった。これは政府系のMozgalom Nom-Profit社が出しているが、Google Ad Tansparency Centerのデータによると、過去30日間を見ると、欧州で最も多額の費用を政治広告につぎ込んでいるようだ。(前回の国政選挙のときもうんざりでしたけど、今後また政府系のコマーシャルが氾濫しそうです。)
- ハンガリー人宇宙飛行のKapu Tibor氏は宇宙ステーションを出発した模様。
- 墓地内での犯罪(器物破損や墓の一部の窃盗)が発生しているとして、ブダペストのFarkasteri墓地は正門以外を閉める措置を取った。(正門からは入れますが、墓地が広いので、人によっては、墓地内での移動が大変になりそうです。犯罪が起きなければこんなことにはならないのでしょうけど。)
- 100円=224.39フォリント(OTP/7月14日)
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- MSZP(社会党)は、1人世帯が生活するために最低限必要な金額を19万フォリント、年金受給者1人世帯の場合は17万フォリントと計算すると、ハンガリーに住む人の4割(380万名)はこのレベルかそれ以下の水準で生活していると主張している。(最近読んだ本には、「貧しい国の貧困は貧困である故に助け合いが生じるが、日本の場合は社会保障はあるものの、助け合いがない、つまり「愛」がないため、貧困から抜け出せない」と書いてありました。ハンガリーはどうなのでしょう。)
- ウクライナで、ハンガリー系の住民が、軍に強制動員させられた際に、暴行を受け、その後亡くなった。これを受け、外務省は10日、ウクライナ大使を呼びつけ抗議を行った。ウクライナは事実を否定している。(ウクライナで抵抗する人を無理やり車に押し込んで動員していくという動画が確かに出ていますよね。ロシアも懲役兵を強制的に前線に送るということが行われていると報じられたことがあります。)
- ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長が、COVID-19ワクチン(ファイザー)との交渉の透明性に問題があるとして不信任動議が出されたため、投票が行われた。オルバーン首相は「不信任される!欧州が動く!」と強気のコメントをしていたが、可決はされなかった。(ただ、現状に不満を持っている人は増えている感じです。)
- 12〜19日の1週間、HEVチェペル線の一部が工事のため不通となる。代行バスが走るが、多くの利用者が影響を受けるようだ。
- 夏の風物詩となっているSziget Fesztivalだが、今年は「夜チケット」も導入されるようだ。(通常のチケットより35%安くなるようです。といっても値段は2万1900フォリントだそうです。)
- 現在国際宇宙ステーションにいるカプ・ティボル宇宙飛行士は、元々2週間の滞在予定だったが、現在ステーションは宇宙船を受け入れたり出発させたりできない状態のようで、帰還は13日以降になるようだ。
- 100円=225.40フォリント(OTP/7月10日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- 9日もバラトン湖では強風となり、遊泳禁止措置が取られた。
- Wizz Airは予定より早くTel-Aviv便を再開させた。
- ハンガリーは教員の高齢化が進んでおり、2人に1人は50歳以上となっている。
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- 100円=225.36フォリント(OTP/7月9日)
- 昨日の嵐は各地で大きな被害を引き起こしたが、ブダペスト南部のAlsonemdiでは停電+複数の電柱が道路に倒れて交通不能という状況になっている。(8日朝までの消防の出動回数は3000回を超えたようです。私が住んでいる町も昨日は鉄道が止まり、今日もあちこちで倒れた木を見ました。)デブレツェンでは8日に嵐となり午後2時からすべての市内交通機関が一時的にストップした。(東北地方のハイドゥー・ビハル県と、サボルチ・サトマール・ベレグ県では最も高い第三段階の警報が出ました。)エネルギー担当省は「9日はすべての地域で電力が復旧する」とコメントした。
- クーリア(最高裁判所)は、12月24日を祝日にするかどうかの国民投票を行うための署名活動開始の許可を出した。
- 中央統計局によると、6月のインフレは4.6%であった。(昨年同時期に比べて卵は26%、小麦粉は24%、食用油は22.2%、コーヒーは20.3%、チョコレートは19.6%、野菜や果物は14.1%値上がりしたようです。)
- 警察によると、ブダペストに住む18歳の男性が、オンラインで首つり自殺をライブで流した模様。(見ていた人もいたようですが、助けた人はいなかったとのことです。)
- 毎週火曜日は、無所属のハドゥハーズィ国会議員による反政府デモが行われているが、8日も第17回目のデモが行われた。(今回は参加人数が減ったようです。)
- 100円=225.08フォリント(OTP/7月8日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- 7日、各地で嵐となり、消防隊員の出動回数が2200回を数えた。15万戸が停電し、空港も一時離発着ができなくなった。(私が住んでいる町もかなりの嵐でした。バラトン湖ではボートが壊れたりしていました。)
- ブダペスト市警察は、法的に確定できない部分があるため、ブダペストプライド参加者について罰則手続きを取らないと発表した。
- Publicusの調査によると、今年の夏にバカンスに出かけられるのは3分の1しかいないとのこと。(34%がバカンスに行き、66%が自宅で夏を過ごすと回答したようです。独立系の会社の調査なので、政府系の調査会社が調査をすると別の結果になるかもしれません。)
- オルバーン首相は、与党支持者の「ファイトクラブ」を創設したが、これをFacebookに移すと発表した。(Whatsappでやりとりしていたみたいなのですが、登録できる人の上限が2万名だったのでFacebookにしたみたいです。)
- 大学入試を兼ねる高校卒業試験も無事終了したが、すべての受験生は自分の点数を既に把握している。点数が出た後に1度だけ大学の志望順位を変更することが可能であるがその期限は9日となっている。(志望順位が上の大学に受かると、下の大学はカウントされなくなるので、合格する大学は1つだけです。)
- 100円=225.79フォリント(OTP/7月7日)
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- 5日の段階で、ソルノクのティサ川の水位は過去最低を10cm下回った模様。(6日にはGodollo:グドゥル―で断水になってしまったみたいです。今週は雨も降るみたいなので状況がよくなるといいのですけど・・)
- ハンガリー鉄道は、特に南部で暑さで線路に問題が発生しないように、イタリアを真似をして線路を白く塗っている。(6日はハンガリー各地で自然発火の火事が発生したようです。)
- BiztosDontesによると、今年5月の個人向けローンの総額が、2023年全体の額を上回ったらしい。
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- HungaroMetは6月30日から7月4日まで発令されている第二段階の高齢警報を7月7日まで延長した。
- オルバーン首相が明らかにした、新しい住宅購入サポート政策は、最初の住宅を購入する際、3%という低い金利で住宅購入ローンを組めるというものである。この制度は、まだ住宅や家を所有していない人なら誰でも利用でき、年齢制限や地域制限もない。融資額は最大5000万フォリントで、ローンは最長25年間まで利用可能となる。不動産価格の10%はローンの対象にはならず自己負担で支払う。(年齢に関係なく、5000万フォリント以下の不動産を購入する場合には、最大500万フォリントを払えば、あとは低金利のローンが組めるということですね。)
- 内務省によると、幼稚園や学校教員の給与が9月と1月に更に上がる模様。(うらやましいです。)
- ソルノクではティサ川の水位がかつてないほど下がっているという。
- 100円=226.28フォリント(OTP/7月3日)
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- 最近、ハンガリーでは口蹄疫にかかった牛が発生し大きな問題となったが、今度は2021年から発生が確認されていなかったブルータングにかかった羊が見つかった。(感染が広がると牛も危ないみたいです。)
- オルバーン首相は、自ら立ち上げたファイトクラブ(与党支持者)向けに、プライド参加者を罰する考えがあることを明らかにした。(首相によると、プライドはブリュッセルが指示を出して、野党がそれを実行した違法行為だったそうです。ちなみに参加者数ですが、運営によると20万、ELTEの専門家のマップチェッキングによると25万、Economixのマップチェッキングによると47万名だったそうです。与党系の「平和行進」の場合、全国からバスをチャーターして人を集めていましたが、今回は市民が自主的に参加していましたから、更にその多さが際立ちます。)
- 例年6月の平均降雨量は70mmと雨が多い月なのだが、今年は15-30mmしか降らなかった。
- 7月1日より、新しい家族支援政策が施行された。(子育て世帯の税控除が今までの2倍になったそうです。)
- 7月1日より、REpont(ペットボトルの返金機)で返金ではなく、経済苦にある子ども支援に寄付する選択が取れるようになった。
- 毎週火曜日に反政府デモが開かれているが、今週もFerenciek広場でデモが開かれた。
- 100円=228.71フォリント(OTP/7月1日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- 7月より、どこかのブダペストの温泉が夜10時まで営業する。(月:Paskal、火:lukacs、水:Csillaghegy、木:Dndar、金:Szechenyi、土:Gellert、日:Pesterzsebet)
- 7月1日ハ、センメルワイス・イグナーツの誕生日で、薬局や診療所は休みとなるので注意が必要だ。
- 先週の週末(6月27-29日)、バラトン湖で警察が救助した件数は18件、救助された人の数は50名を数えた。
- 6月27日、ジュールからソムバトヘイに向かうインターシティ内でライトが落ちて年配の女性の頭にあたるという事故があった。(女性は病院に搬送されたようです。ハンガリー鉄道は同じタイプの車両をすべて点検するそうです。)
- 100円=227.84フォリント(OTP/6月30日)
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