▼2月。中旬から大学も春学期が始まります。▼駐在員の奥様でハンガリー語レッスン(オンラインでもOK)ご希望の方はご連絡ください。(ハンガリー人で日本語OKの妻が対応いたします。歴史講座もやっています。通訳ガイド、医療通訳もしております。)ご連絡はszeidzsi(アットマーク)gmail.comまで!
学生の作ったガイドブック紹介を再開します。今回ご紹介するのは
センテンドレです。是非、ご一読ください。
- 17日、ハンガリーの最高齢の1人である男性が亡くなった。108歳だった。(生まれたときはまだ二重帝国時代だったというのがすごいです。)
- タタバーニャでは1月に少女が線路で飛込自殺で亡くなったが、2月13日にも別の少女が飛び込み自殺で亡くなったようだ。(とても優秀な生徒だったとのことです。)
- ブダペスト15区では、他の地区に比べても出生数が少なく、複数の幼稚園が閉鎖となっている模様。(なぜなのでしょうか。)
- 18日、ジュール・モション・ショプロン県のNagyszentjanosでマグネチュード2.3の地震が発生した模様。(被害の報告などはないようです。)
- 道路交通法を改正して、自転車にも免許を義務付けるかも・・・というニュースが流れた。ただ、専門化によると、そうはならないようだ。
- 100円=244.17フォリント(OTP/2月18日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- イスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領が18日ハンガリーを訪れる。これにより、18日と19日はブダペストの各地で交通整理が行われる。(両日とも朝8時半から9時半まで空港に向かう道が30〜40分通れなくなるようです。この間は空港に向かう100Eとか200Eのバスも走らなくなるので空港を利用される方は注意が必要です。)
- 現在、ハンガリーはかなり冷え込んでおり、17日の20時より21日まで寒冷警報(レッドコード)が内務省より発令された。(ホームレスの受け入れ施設は必ずホームレスを受け入れる必要があります。)
- フィッシング詐欺はあの手この手で詐欺を働こうとするが、現在はWizzAirの名前の詐欺メールが出回っている模様。(本物に似たサイトから10ユーロのバウチャーをプレゼントする・・という名目で個人情報を抜こうとするようです。)
- 14日、映画館チェーンに爆破予告事件があった。警察はセーケシュフェヘールヴァールの学生(生徒)の身柄を拘束した。(自分が気に入らない英語を上映することがわかったのが原因らしいです。)
- Eurobarom?terによると、欧州加盟国の若者層の中では、ハンガリーの若者が最もEUを支持していないという結果になった模様。
- 2月25日は共産主義の犠牲者を追悼する日となっている。2月18-28日の間、「恐怖の館」で特別な催し物が行われるようだ。(戦後、共産党が与党になれると思って選挙をしたら、独立小地主党が勝利したのですが、1947年2月25日に同党のリーダーを逮捕してソ連に連れて行ってしまい、その後、共産党の独裁が始まったという歴史があります。)
- 100円=244.62フォリント(OTP/2月17日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- ペシュト県のGodの市議会は、住民の市内交通機関利用を無料とする条例を可決した模様。(時期は未定のようですが、Dunakesziに続き2つ目の自治体となります。もともと150フォリントと安かったみたいですけど、思い切ったことをしますよね。ただ一方で利用客が少ないとのことで週末の運行は中止するみたいです。)
- 国家捜査局、フェイェール県警察、そしてスペイン当局の協力により、昨年7月からカナリア諸島のテネリフェ島に潜伏していた31歳の男が逮捕された。 この男性は、武装強盗と窃盗の容疑で指名手配されており、ハンガリーの凶悪犯ワースト10に入る人物であった。
- 15日、ブダペストのコングレスセンターで爆破予告事件があった。ちょうどワインテイスティングの催し物が行われていたようだが、中にいた人たちは一時避難した。寒さをしのぐためBKKのバスもホテルに送られたようだが、結局、爆発物が見つからなかったため従業員やプログラムの参加者は中に戻ったようだ。
- 2010年より首相府広報担当次官代理を務めていたハヴァシ・ベルタラン氏が退任した。今後ハヴァシ氏がどのようなポジションを得るかについては後日発表される予定となっている。(2010年にオルバーン首相が首相に返り咲いてから広報・報道部門を担当していた人です。なぜ辞任したかは明らかになっていません。問題を起こしたようには見えないので、次のステップに進むという感じなのかもしれません。)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- 2月11日にブダペストの児童養護施設2か所に爆破予告をした16歳の少女が逮捕された。(事件後、すぐ身柄が拘束されたようです。犯行の動機についてはちゃんと話ができなかったらしいです。)
- アウシュヴィッツ強制収容所では双子の子供たちだけを集め、残酷な人体実験を繰り返していたらしい。ハンガリー人の中でこの人体実験後を受けた最後の生き残りのKun Gyorgy氏が2月5日に93歳で亡くなった。(兄弟とは双子ではなかったらしいのですが、それでも人体実験に巻き込まれたそうです。)
- 経済競争局によると、Lidlが国内200店舗で全粒粉とうたった商品のうち、実際に全粒粉の製品だったのが3分の1しかなかったという問題があったようで、当局は1億8600万フォリントの罰金支払いを命じた模様。
- PwCハンガリー・デジタル・コマース・ランドスケープの調査によると、2024年ハンガリーでは中国の通販サイトTemuでの注文件数が900万件以上あり、使った金額は1100億ふぉりんとに達した模様。
- 13日未明、パンノンハルマ地域で地震が発生した。(地下13kmで発生しマグネチュードは2.4だったそうです。)
- ドイツの右派ポピュリスト政党であるADf(ドイツのための選択肢)党首が12日、首相府でオルバーン首相と会談した。その後の記者会見でADf党首は「トランプと対話できるリーダーが欧州には必要だ」と述べた。
- 国立食品安全局によると、現在ハンガリー国内でノロウイルス感染が広がっているとのこと。
- 100円=243.50フォリント(OTP/2月13日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- フォリント安の影響もあり、1月の物価が1年前の5.5%増とインフレの波が収まらない状況にある。このため、国家経済省は「商品価格の上限設定」措置の再導入も検討しているらしい。
- ▼日本人女性が犠牲となった計画殺人(の可能性が非常に高い)事件に関し、ブダペスト警察で内部調査が終了し、6名の警察官に対し聴解手続が開始された。(5名との報道もあります。降格、配置転換などの措置が取られたようです。)▼11日午前、ブダペスト市警察本部前でコミュニケーション部長が改めて今回の警察のミスについて謝罪した。▼政府は「女性に対するあらゆる形の暴力に対してはゼロトレランスだ。助けを求めてきた際には絶対無視しない」とFacebookに投稿した。
- Transparency Internationalによると、2024年ハンガリーはヨーロッパでもっとも汚職が進んだ国にランキングされた模様。
- 国立公衆衛生・薬学センターによると、空気中の塵の量が増え、ケチケメート、ベーケーシュチャバ、デブレツェン、ニーレジハーザ、エゲル、の大気が「危険」、シャヨー、ミシュコルツ、カズィンツバルツィカ、プトノクの大気が「不健康」のレベルになった。(この他に、ブダペスト、エステルゴム、ヴァーツなどの大気も汚染が進んでいるらしいです。雨が降るとかわるのでしょうけれど、かなり乾燥していますよね。)
- ハンガリーの文化遺産フンガリクムのリストに、正午の教会の鐘と、チャールダーシュダンスが加えられた。(これでフンガリクムのリストが94になりました。)
- 改革反対に揺れる芸術大学(MOME)で評議会が学長に対する信認投票が行われ、結局学長解任となった模様。
- 10日夕方、ブダペスト18区のタバコ屋で21歳の女性が刺される事件が発生した。(23歳男性の犯人はその場で逮捕されたようです。女性は軽傷だったようです。)
- 国営放送第一(M1)のYoutubeチャンネルが乗っ取られた件で、M1が苦情申し立てをした模様。
- 学校で容姿などの悪口などを言われるいじめを受けていたモハーチの8年生の少女が漂白剤を飲んで自殺を図った。病院に移送され幸い一命はとりとめた模様。(いじめられていることを、誰にも言わなかったらしいです。)
- 100円=244.94(OTP/2月11日午前6時35分現在)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- 社会主義時代には、例えばペーチの手袋など、地域を代表する製品があったが、その1つがチェペルの自転車だった。このうち、チェペルのキャンピンク自転車を発明したNogradi Laszlo氏が亡くなった。(90歳だったそうです。)
- 今週後半はハンガリーに冷気が入ってくるようで、日曜日には最低気温がマイナス10〜15度にまで下がるところがある模様。(日曜日から来週の火曜日ぐらいまでが寒いみたいです。)
- 国営放送第一はニュースチャンネルだが、過去のニュース動画が見られるYoutubeチャンネルが10日、乗っ取られたような形になり、その後、見られなくなった。(国営放送第一のライブ放送は見られるみたいです。)
- 10日、ペシュト県のターピオーセレ(Tapioszele)の初等学校2校で爆破予告事件があった模様。
- 9日、パクシ原子力発電所第四ブロックで何らかの不具合が発生し自動制御装置が働き発電量が抑えられた模様。(大きな問題はなかったようです。)
- 100円=250.09フォリント(OTP/2月11日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- ▼DV被害を受けていた日本人女性が(DVをしていていた元夫に)殺害された可能性が高い事件が発生したことを受け、この女性をサポートしていたPatent協会が8日、DV被害を受けている女性の存在と、その女性たちが守られていない状況を訴えるデモを開いた。(亡くなった女性の自宅周辺から国会議事堂まで行進したようです。警察は女性警察官のみを配置したと報道されています。今回の事件では、亡くなった女性がDV被害を訴えていたのに、結局警察は彼女が亡くなってからしか動かなかったこに批判が集まっています。女性が子ども達を連れて日本に行こうとした際に、元夫に上の子のパスポートを取られてしまったらしいのですが、この際、ブダペストの日本大使館もうまく対応できなかったとの報道が日本であったようです。)
- Direkt36がオルバーン首相を批判する1時間ほどの動画を作成し、この再生回数が140-150万回にまで達するほど拡散されているが、政府は「ウクライナとジョージ・ソロスの金で作らせたもの」とこれを強く批判した。
- 12月24日を祝日にするかどうかの国民投票の申請がなされ、選挙管理委員会ではこれを許可したようだが、その後、これに反対する意見が出ていた。結局、クーリア(最高裁判所)が「国民投票はできない」との判断を下したようだ。
- バラトン湖の南東部に広がるKis-Balatonと言われる地域ではヌートリアの数が増えており、生態系が大きく変わってしまうのではと懸念されている。(日本でもかなり増えているみたいですね。)
- <ブダペストのアールパード橋近くのフローリアン広場の高架橋の改修工事が3月から始まる模様。(1年ぐらいかかるみたいです。結構交通量が多いところです。)/li>
- 中国とハンガリーの貨物専用航空会社Hungary Airlinesの運行に必要な許可がすべて揃い、間もなく運行が開始される模様。(香港とブダペスト間で行きするそうです。名前はHungary Airlineですけど、中国資本が入っているとのことです。)
- ブダペストの地下道(例えば地下鉄駅のコンコース)の安全や清潔さの面での苦情が最近内務省に多く寄せられるようになったため、警察のパトロールを強化することになった。
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- 6日、政府の定例記者会見が開かれた。そこでは、先日の(日本人女性が亡くなった)火事(放火殺人事件の可能性あり)について「女性が何度も警察にDV被害を訴えていたのに警察が適切な処理をしなかった背景には法律に問題があるのでは」との質問が出た。これに対し、政府は「今回の件の捜査・調査が終わった段階で明かになる。現時点では法改正が必要だとは考えていない。誰かがミスを犯した可能性がある点については否定しないが、ピンテール内務大臣の辞任の話しは出ていない。今回の事件については許容できるものではない。政治的な議論が入る余地はない。」と回答した。
- 昨年12月の小売販売
- インフルエンザの流行は続いているようで、1月27日から2月2日までの間に32万名以上の人がインフルエンザの症状で医者のもとを訪れたようだ。(特に14歳未満の子供の間で広がっているようです。)
- ラーザール交通大臣は2025年8月に高速道路1号線Budapest-Gyor間を6車線にする工事が始まると発表した。
- 今週末、キアヌ・リーブスなどが出演する映画の撮影のため、くさり橋やドナウ川横の道路の一部が閉鎖されるようだ。
- 今週は肌寒い毎日となっているが、2月中旬には寒さも終わり、3月にはかなり暖かくなるようだ。(私は花粉症の症状が出始めています。今まで使っていた薬はもう古いとの妻のアドバイスで、今はLendinという薬を飲んでいます。ただ医師の処方箋が必要になります。)
- 22日の裁判官のデモに対し与党の一部から「参加者は登録して個人情報を出せ」という声が出ていることに対し、裁判官協会は「司法の独立性は社会にとって不可欠なもの。デモは国民に与えられた権利」と反論した。
- 2023年の8〜9月に、各食料品店で7回以上飲み食いして金を払わず立ち去ったとされるホームレスが逮捕された。
- 4日、カポシュバールで11歳の少年が地元バスを利用していたところ、定期はある者の学生証がないとのことで反則金請求+乗車拒否された。学生証はその後見つかったのだが、それでもチケットコントローラーは許さず少年を脅し、少年は泣きながら家に帰ったという。
- 西駅に近いRakosrendezo駅周辺にアラブの投資で国がミニドバイを建設する計画があったが、ブダペスト市がこれに反発していた問題で、政府はブダペストの会社が優先的に開発契約を結び土地を購入できると決定した。(かなりの額になる購入代金については、ブダペスト市長は政府が不正に徴収した税金で賄うとしているようですが、国がそれを許すかどうかはわかりせん。)
- 100円=248.66フォリント(2025年2月7日/」OPT)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- ▼火事で焼死した日本人女性が、事故死ではなく元夫による殺人の被害に遭った可能性が高まっている。▼報道によると、被害に遭った日本人女性とその子供達は(殺人の疑いで逮捕された)元夫の両親が所有する住宅に(元夫の両親の厚意で)住んでいたようだ。それもあり、元夫は自身の両親に対しても脅迫をしていたらしい。▼のこされた2人の子供については、今後元夫、妻の親類が集まり、どうするか決めるらしい。現在は日本人女性を応援していた夫婦が里親となっており、この夫婦も2人の子供を今後も支援していく意思があるようだ。▼Patent協会によると、被害にあった日本人女性は半年間に5回警察にDV被害を訴えていたが、警察は取り合わなかったらしい。結果、今回の事件となり、ハンガリー警察は「大変申し訳なかった」と謝罪の意を示した。(警察に対する非難がかなり寄せられているらしく、その多くが、罵詈雑言のようです。警察は「我々は批判を受けるべきである。関係者の方々には謝罪申し上げる。ただ、自分たちの過ちも分析しながら捜査を進め、被疑者逮捕までこぎつけた。罵詈雑言はやめてほしい。」との動画をあげています。)
- 1945年2月11日は、ソ連軍がブダペストを占領しブダペスト包囲戦が終結した日(ソ連が言うところのナチスからの解放日)だが、最近は右翼の集会などが開催されている。この準備としてブダペストでは警察の取り締まりが強化されているようだ。
- 2月2日に、ブダペスト10区の学校で爆破予告事件が発生したが、この犯人が10歳の少年であることが明らかとなった。警察はこの少年と母親に取り調べを行ったが、母親も少年も犯行の動機を説明できなかったようだ。
- ハンガリーは火山国ではないが、地殻が薄いため温泉が各地で湧き温泉大国となっている。昨年も新しい温泉施設が8つできたらしい。(我が家も先週、家族みんなでブダペストのオスマントルコ時代につくられた風温に行ってきました。楽しい思い出となりました。)
- 昨年、大学入試の点数計算の方法が大幅に変更された。昨年の経験があるため、今年は昨年ほどの混乱ななさそうだが、大学入試の志望期限は2月15日となっている。(高校卒業試験として5科目受験します。「ハンガリー語・ハンガリー文学」「数学」「歴史」「外国語」「選択」です。このうち2科目を入試科目として利用できます。どの科目が入試科目として選べるかは学部と学科の中間に位置する研究センターレベルで全国統一されています。例えば日本学科は、東アジア研究センター内にありますが、ハンガリーすべての東アジア研究センターで入試科目は統一されています。また高校卒業試験には「中級」と「上級」があります。卒業試験の成績としては、中級・上級のいずれを受験しても点数がよければ5段階評価の5を得ることができます。しかし受験科目として選択した場合には、中級試験は100%をとっても60点しか獲得できません。大学入試は「成績点200点満点」「入試点200点満点」「大学が出す加点100点満点」の合計で点数をつけます。入試点を2倍したときに、成績点と入試点を合わせた点数より高い場合、入試点を2倍にしたものを使うこともできます。加点は一昨年までは国で統一されていましたが、昨年から大学が基準を出すようになりました。多くの大学で「国家外国語試験に合格している」「入試科目として上級卒業試験を選択した」などが加点対象となっています。これらの条件を見ながら、受験生は「外国語」や「選択」をどれにするか決めていきます。志望大学・学科は6つまで選べます。受験後、受験生は採点結果を見に行くことができ、採点に不満があれば点数修正を求めることができます。卒業試験は模範解答が発表されますので、受験後は自分の点数を計算することができます。受験後、(例えば前年の合格点数などを参考にしながら)1度志望順位を変えることができますが、志望校を変更することはできません。最終的に合格するのは1学科のみです。複数の学科に合格している場合は、このうち志望順位が最も上位のところに合格となります。卒業試験は筆記に3時間以上jかかり、口頭試験もあります。このため筆記も1日に1科目しか受けられず、口頭試験も別日に行われますので、毎年試験期間が2カ月ほどになります。)
- パッチ・アダムスと言えば、臨床道化師として有名だがハンガリーにも医師コヴァーチ・イシュトバーン・アーダーム氏が臨床道化師として活動を行っている。ただ、同医師が現在、病に倒れかなり危険な状況にあるらしい。
- 4日夜、プシュカーシュ・アレーナの空調設備から火が出た模様。(幸い、大きな火災にはならなかったようです。)
- ハンガリー裁判官協会は、2月22日に弁護士の自律を訴えデモを行うと発表した。一方、芸術大学では大学の自律性が失われるような改革に反対して学生による学長辞任運動が続いている。(学校教育の世界では「自分で考え動く、自律」が叫ばれていますが、社会に出ると大人の事情でなかなかそうはいかないのでしょうね。裁判官デモに関しては与党の一部から「参加者は参加登録をして個人情報を出せ」との声が出ているようです。)
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- ▼1月29日、ブダペスト5区の集合住宅の(日本式に言うと)4階にある住宅が火事となった。現場からは日本人女性の遺体が発見された。この火事の通報を行ったのは(亡くなった女性の元夫の)43歳のアイルランド人の男性であった。▼現場検証では、放火などを疑う証拠品が見つからず事故として処理された。▼しかし警察は元夫に対して捜査を進めていた。▼亡くなった女性と元夫は2023年に離婚している。現在元夫はオランダに住み月に1度、ブダペストに来て子供たちと数日を過ごしていた。火事になった住居は元夫の両親のもので、火事が発生したとき元夫もその住居に滞在していた。火事が発生した日、子どものうち1人は朝家を出て、もう1人の子供も元夫と一緒に家を出た。元夫は、その後、カフェやジムに行ったと証言した。元夫の証言が正しいかどうか警察は監視カメラの録画をチェックし、元夫の行動を詳しい地図にした。最初の段階から警察はカメラの映像と元夫の証言に食い違いがある点を見逃さなかった。▼2月3日、警察は捜査を一変させる録画を見つけた。火事当日、元夫は外を歩いている途中で住宅の近くの道で着替え、マスクをかぶり、ヘルメットを手にした。午前10時ごろヘルメットをかぶった状態で住宅に向かった。録画映像によると、元夫は1時間以上建物に滞在した後、11時12分に住宅のある建物から出てきた。その後、また着替えて朝でかけた格好で住宅に戻ってきた。そしてそのときに火事の通報を行っていた。▼また、女性を解剖したところ、暴行を受けた跡が見られた。このため警察は殺人の容疑で捜査を開始した。そして3日夜、元夫の身柄を拘束し、被疑者として取り調べを行った。その後、男性は逮捕された。▼最初、事故と判断したのに、なぜ捜査を切り替えたのかについて、警察は「以前、亡くなった女性が元夫から脅迫を受けていると警察に訴えたが、5区警察がこれを拒否した過去があり、この状況を明らかにするために必要だったと説明した。最初の段階で元夫を拘束しなかったことについて、警察は現場に他殺の跡がなかったからだと説明した。一方、警察は最初の段階から、事件の可能性についても視野に入れ、動いていたとも述べた。▼この事件について、patent協会は、1月31日に「亡くなった女性が離婚後、助けを求めてきた。彼女は長い間、夫のdvに苦しめられており、元夫の目が届かない母国へ子供たち一緒に逃げたがっていた。警察には何度も訴えたが、警察は取り合ってくれなかった」との声明を発表した。▼4日夜、女性が亡くなった住宅の建物前で、女性の知人150-200名が集まり、女性の冥福を祈るキャンドルナイトが開かれた。そこで追悼の言葉を述べた2人は「最初の報道ではタバコの火による火事とされていたが、亡くなった女性は喫煙していなかった。」と訴えた。(報道サイトでは警察が殺人の疑いを向けた映像、亡くなった女性のお名前、写真、4日夜の集まりの様子も公開されています。残されたお子さん2人は里親のもとに引きとられたと報道ではありました。日本に逃げたくても、元夫自身もハンガリーには住んでいないのに、元夫の許可がないとハーグ条約でそれができなかったとの話も聞きました。今回の事件はハンガリー在住邦人の間で大きなショックとなりました。)
- ハンガリーでは現在、インフルエンザの他に百日咳も流行している模様。(昨年は百日咳で赤ちゃん5名が亡くなっているとのことですが、今年はそれを上回る流行だとのことです。)
- 警察は2月6〜12日にブダペストで交通取り締まりを強化すると発表した。道交法違反の予防が目的のようだ。
- 4日、ブック山で氷点下25..7度と今シーズンの最低気温を記録した。
- 芸術大学MOMEは新たな大学改革を発表したが、大学運営の透明性の欠如や改革の方針に学生が反発し、学長辞任を要求する騒ぎとなっている。
- 大阪・関西万博のハンガリー館のマスコットMiksaが紹介された。ハンガリー館によると、「ハンガリーの伝統と日本の「かわいい」がミックスされている」とのこと。(こちらで見られます。ハンガリー館は、職員の第一陣が4日ハンガリーを出発しました。)
- Tarsadalomkutatoの最新調査によると、2026年の国政選挙で与党Fidesz-KDNPを予想する人が55%、Tisza党が勝利すると予想する人が28%という結果が出た。(与党系の調査機関の結果です。通常は「もし今週末に国政選挙があったらどの党に投票しますか」という質問で政党支持率を見ます。ここ最近は野党系の調査機関ではTisza党支持率が与党のそれを上回っています。今回は(私の理解が正しければ)「次の国政選挙ではどの党が勝利すると思いますか」という質問です。なので政党支持率というよりは、選挙の結果はこうなっちゃうんじゃないかとの考えが反映されているのだと思います。通常の政党支持率だと与党が勝てないので、もしかすると調査方法を変えたのかもしれません)
- リスト・フェレンツ国際空港で改修工事が行われるため、2月20日より、例えば「乗用車での出発ロビー階道路への進入禁止」など交通制限が行われる模様。(いつまで続くのでしょうか。)
- a nyuszet.huで年金受給者が何を考えているかのアンケート調査が行われている模様。
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- 国からの補助金なく製作されたFutni mentem(走りに行った)という映画の観客数が66万2964名となり、1989年の社会体制転換後で最も観客数が多い映画となった。
- 1日夜、ブダペスト自由橋付近の半地下の市電2号線線路に飲酒運転の乗用車が落ちるという事故があった。事故車はクレーンで引き揚げられたようだ。(これってどれほどの賠償金の支払いになるのでしょうか・・・払わなくてもいいのかな・・・)
- 1日午後、ヴェルプレームのショッピングセンターで爆破予告事件が発生した。その後ヴェスプレーム警察は31歳の男性を逮捕した。(動機は何だったのでしょうか。)
- パーズマーニ・ペーテル大学ドイツ語学科がFacebookに「2025年1月31日に学科がなくなった」と投稿した。年度途中での学科廃止のニュースは驚きであったが、その後、パーズマーニ大学が「ドイツ学科は学生数がかなり減少したためカーロリ・ガーシュパール大学と教員・学生受け入れの協議を行い合意した」との声明を発表した。(学生が4名しかいなかったそうです。カーロリ大学は学生と准教授2名の受け入れを合意したようですが、1名は別の大学に移ったようです。また学生が希望すればパーズマーニ大学卒業もできるそうです。この人文科学系の学科廃止は、他人事ではないです。)
- Bajaの高校生が、SNSに学校を銃撃すると書き込んだ。本人は冗談のつもりだったと主張したが、刑事事件となったらしい。
- 100円=248.69フォリント(OTG/2月3日)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。
- 1月31日、またもや複数の学校で爆破予告事件が発生した。(爆発物は発見されなかったようです。その後、4つの学校に爆破予告をした14歳の少年の身柄が拘束されたようです。この少年は学校に行きたくなくて爆破予告をしたらしいです。)
- 昨年発券された1年間の有料道路使用券の使用期限は1月末までとなっており、すでに有効期限が切れた。今後は今年友好の券を持っていないと罰則が合が与えられる。
- 政府は22日、EUから125億ユーロの支援金がハンガリーに送られると発表し、政府の成果を自画自賛した。
- ハンガリー鉄道で定期に身分証明書と同じ名前が書かれていなかったため、4万フォリントの反則金を支払わなければならなくなった事例が発生した。名前が2つ以上ある人は、両方とも書いていないと問題となるので気を付けるよう専門家は呼び掛けている。(ハンガリーの場合、2つ名前があるとき、どちらを使うかはその時の気分によるみたいです。)
- 中央統計局の発表によると2024年12月の出生数は6339名、死亡者数は1万1773名だった模様。(結婚したカップル数は1999組で昨年同時期より667組少なかったようです。)
- <オルバーン首相はラジオのインタビューで「100万フォリントの平均給与が大分近づいてきた」とコメントした。(う〜ん、3年も給与が上がっていないので平均給与がどんどん遠くなっていきます・・・)
- ハンガリー鉄道での昨年の忘れ物の数は2万3000点だった模様。この半数は、結局持ち主のところには帰れなかったようだ。(スマホ、電話、鍵、カバン、コート、財布、眼鏡、イヤフォンの忘れ物が多いようです。)
- 今週前半は気温が下がる模様。(最低気温が氷点下に下がるみたいです。4日や5日にはマイナス10度にまで下がるところもあるとのことです。)
- ブダペストの天気や気温はこちらでチェックできます。