ニュース
10月31日

レート
100円=196.89フォリント(OTP・10月30日、午前10時25分現在)

今日の天気
全体的にかなりの雨量がありそうです。最低気温は2〜7度、最高気温は10〜15度の予想です。

身柄解放
21日に、ある有名水泳クラブで60歳代のコーチが7歳の女の子にプール横の倉庫でいたずらをした疑いで身柄を拘束され、裁判が始まることとなったが、これまで同容疑を裏付けるような証拠もなく、容疑者は身柄拘束を解除された。(一切名前が出てきませんが、かなり有名なコーチだと思います。)

強盗
ナジカニジャで30日、郵便局強盗が発生した。犯人らは銃で金を出すように要求し、小銭10キロを持って逃走した。犯人は2名だったが、1名は間もなく逮捕された。(でも小銭10キロって目立つなあ。)

犬に襲われる
バヤとう町のリンゴ園で10匹のシェパード系雑種犬が3名の女性に襲い掛かるという事件が発生。うち54歳の女性1名が亡くなった。

底を脱した
経済運輸大臣は、「産業生産量も上がってきているし、失業率も改善されつつある。経済危機は底を打った。」と発表した。(日本の小泉首相の「改革の種が芽を出しつつある!」というのにちょっと似ている感じ。ただ日本の選挙ではあんまり経済のことを言っていないような。ところでハンガリーにも工場を持つある企業が海外部門で1万3000名リストラとやっていましたが、ハンガリーも影響があるのかなあ。)

首相と対面
ハンガリーの宣伝という役目のためにやってきたトニー・カーチスが30日、国会議事堂でメッジェシ首相と対面した。

10月30日

レート
100円=196.71フォリント(OTP・10月29日、午前10時25分現在)

今日の天気
雨の1日となりそうです。最低気温は1〜6度、最高気温は8〜13度の予想です。

サッカー
サッカーの人気チームであるフェレンツィ・バーロシュは5月末に行われた昨年度最終節の試合でサポーターが暴動を起こしたことが原因で、サッカー協会からいくつかの罰則を与えられているが、チーム側はそのいつくかに対し改善を求めているらしい。(例えば今季フェレンツ・ヴァーロシュは勝ち点6を奪われた状況でリーグ戦をスタートしたが、現在すでに5位まで上がってきている。ひかれた勝ち点6を上乗せすれば首位なので、点数を元に戻してほしいと訴えているようだ)さて、そんな中ハンガリーカップ戦のベスト8進出をかけて、フェレンツィバーロシュはMTKと対戦。2−1と勝利した。昨年はこの2つのチームのオーナーが同じであったことで、すでにカップ戦を勝利していたフェレンツx・バーロシュがMTKにリーグ優勝を「あげた」と言われていた。(確かに昨年度末の数試合はサポーターの暴動があってもおかしくないほどへんだった。)ところでこのフェレンツィ・バーロシュのサポーターだが、フラディスタと言われ、暴動を起こすのはめずらしいことではない。先日行われたUEFAのカップ戦でも、移動中のバスで大暴れしてバスの運転手に重傷を負わせ、逮捕されたサポーターがいた。(こういうのはサポーターとはいわないか。)

値上
長距離バスの運賃が11月1日より7%値上がりとなる模様。(学校などが遠足でバスを借りる時の値段も同じく7%値上がりするそうだ。)

やりなおし
ハンガリー東北地方の小さい町であるデメチェルでは10月19日に町長選挙が行われた。(前の町長が亡くなった為)結局与党側が押す候補が勝利したのだが、「脅されて投票した」とか「バスに乗せて投票場まで連れていった」とかがあったようで、敗れた野党側が選挙の無効を主張、結局11月16日に再選挙が行われることとなった。

10月29日

路面電車同士が衝突
くさり橋の下で19番の路面電車が故障したが、次の路面電車がそれに気が付かず衝突するという事故が発生。これで路面電車は脱線、2名がけがをした。(高校から大学へ移動する時、ちょうど利用している路線。観光路線はドナウ川の反対側の2番だが、19番の路面電車もなかなかよい。)

この違いは?
警察は、職務質問の際にも衣服への検査ができるが、身体検査はできないと発表した。

今日の天気
雨のところがでそうです。最低気温は−5〜0度、最高気温は5〜10度の予想です。

小耳
▼ブダペストの41番の路面電車がバッチャーニ広場まで延長運転することが決定。これで86番のバスの混雑が解消されるとか。(・・・と書いたものの、41番の路面電車って今までどこを走っていたのかもわからない。)
▼イラクに派遣されているハンガリー兵の半分はこのままイラクで任務を果たしてもよいと考えているそうだ。
▼麻薬から足を洗った人の多くは、就職先が決まらず苦労しているが、この問題を解消するために労働省がアドバイスをすることを決めたようだ。
▼医療関係者でロマに対して治療を拒否したりしたものを厳しく罰するようになるらしい。
▼生命の危険があるのとの理由でブダペストのいくつかの建物ではガスが止められたままとなっているが、このままだとクリスマスまで修理が終わらない可能性があるようだ。
▼11月からインフルエンザの予防接種が可能となる。
▼ハンガリーでは動物虐待は罪ではなく、これに反対する署名運動が続いているが、予定していた5倍の27万の署名が集まった模様。

10月28日

レート
100円=194.85フォリント(OTP・10月27日、午前10時39分現在)

今日の天気
天気のよい1日となるでしょう。最低気温は−8〜−3度、最高気温は5〜9度の予想です。

軽油値上
29日に軽油の値段が1リットルあたり3フォリント値上がりする。

パイロット減る
ハンガリー国防軍は、今後EU基準に合わせて軍のパイロットの数を減らすことを考えている模様。(現在は、ほとんど飛ぶことのないパイロットもいるらしいが、EU基準だと年に180時間は飛ばないと駄目らしい。それで、パイロットの数を減らす一方で、残ったパイロットの飛行時間を伸ばすようだ。)

10月27日

またまた
90の数字から5つをあてる5ロトでは、またまたあたりがでなかった。これで次回の賞金は41億3000万フォリントとなった。

ガスがない
ブダペスト8区のディオーセギ・シャームエル通りの建物では10日程ガスがとまってしまい、60の家族が暖房もままならない状態となっている模様。(どうやら、ガス管の状態がひどいらしく生命の危険があるとかで止めたのだとか。)

墜落死
デブレツェンの建築現場でで43歳の男性が墜落して死亡するという事故があった。原因はまだわかっていない模様。

勝ったけど
25日、ハンガリーでボクシングのインターコンチネンタルチャンピオンであるハンガリー選手の防衛試合があった。相手はかつてハンガリーの英雄ココーを破ったアルゼンチンのチャコーン。なかなかいい試合であったが、ハンガリー選手がチャコーンの下腹部にパンチを放ってしまい、そのまま試合が終わってしまった。(判定は審判が下腹部へのパンチに気が付かなかったので、チャコーンのTKO負けとなった)

小耳
▼エベシュという町の小学校の建物が崩れかけ、生徒や教員たちは別のところで勉強を続けなければならなくなったようだ。(予算や補助がなければ直せないとも。学校って大切なのになあ。)
▼最近、与野党の間での口撃がますます激しくなってきているが、国民の多くは1956年の革命記念日の式典などに関しては党を超えて一緒に犠牲者の冥福を祈る必要があったと考えていることがわかった。
▼ブダペストの市内交通機関では、切符を忘れても個人データも見せず、罰金支払いを拒んだりするケースが目立つが、今後はそういう乗客をガードマンたちが降ろすようになる模様。(そう言えば、最近よくガードマンを見るなあ)
▼ハンガリーを宣伝する為にやってきたトニー・カーチスはかなりのハードスケジュールで仕事をこなしているようだ。(テレビでは習ったハンガリー語も話していた。彼はハンガリー東北地方のマーテーサルカという町の出身で、ハンガリー名はケルテース・タマーシュとか。)
▼APEHと言えば、税金を徴収を目的とする機関だが、ここの職員にも税金不足の追徴金命令が送られたらしい。
▼ブダペストの下水の60%がそのままドナウ川に流れているとか。健康省によると、ブダペストの子供達の健康障害も環境が大きく影響しているらしく、平均寿命も短いとか。
▼センテンドレに向かうセンテンドレ通りにハイパー・マーケットおオーシャンが建てられているが、許可が足りない云々で周辺住民がかなり怒っているとか。
▼週末に第1回ミス・アフロ・ハンガリーなる催し物が開かれたそうだ。(そう言えば、私が勤める大学や高校にもアフロ系の人がいるなあ。TV2の天気予報の女性もそうだし)
▼ハンガリーでは大晦日にかんしゃくだまをならす習慣があるが、今年は12月28日よりスーパーやデパートでもこれが手にはいることになるという。(恐らく危ない商品が多いので、こういうことになったのだろう)

10月21〜25日

10月23日
10月23日は1956年の革命の日。昨年はこの革命で亡くなった方たちを祭るお墓で与党議員が挨拶をしようとしたところ、これを邪魔する人達がいて大きな問題となった。つい最近でもデアーク・フェレンツ生誕200周年記念行事で同じようなことがあったためか、今年は政府主体の催し物がなくなった。

始まらなかった
H&K(信用商業銀行)ブローカーの大規模横領事件の主犯格であるクルチャール・アッティラは、身柄を拘束されたウィーンで裁判を受ける予定だったが、書類が揃っていないと弁護側が抗議し、裁判が先延ばしされた。


23日夜から24日朝にかけて、ハンガリー各地で雪が降り、交通などに影響がでた。ハンガリーで最も高いケーケシュ山(1015メートル)では15cmの積雪があり、急に寒くなったことで凍死者もいた。(マイナス5度ぐらいまで下がった。この寒さはもうちょっと続くようだ。)(

10月20日

またはずれた
90から5つの数字をあてる5ロトは、また当たりがでず、賞金は来週へ更に繰り越された。(39億フォリント以上。)

こんなことやめてほしいなあ
18日デアーク・フェレンツの生誕200年の式典が行われたが、極右党ハンガリー正義と人生党の支持者が、式典に現われた首相などに野次をとばしたり、卵をなげたりするという出来事があった。これには政府関係者だけではなく、デアークの子孫や教会関係者も不快感を示した。(これはちょっとひどいのではないか。)

ハンガリー鉄道
野党、ハンガリー民主フォーラムは政府が出した来年度の予算案について「ハンガリー鉄道への援助がない!」と批判した。一方政府は2006年までに合わせて600億フォリント援助すると発表した。(確かハンガリー鉄道の大ストライキがあったのは、ハンガリー民主フォーラムが与党の時だったのでは。)

悪化
消費者保護協会の調べによると、今年の観光シーズンにおけるブダペストのホテルや旅行会社の対応はこれまでより悪いものだったらしい。

復活
交通大臣のチッラグ・イシュトバーン氏によると、今年の夏に限定発売され好評だった高速道路4日間券を12月15日から再び発行すると発表した。値段は前回の1000フォリントに近い額にするとのこと。(いくらかな?)

ガソリンスタンド強盗
19日未明、メゼークヴェシュドを通る国道3号線のガソリンスタンドに3名の男性が押し入り現金を奪って逃走するという事件が発生した。(事件発生当時、2台の車が給油を行っていたが、彼らは事件に気が付いていなかったようだ。警察はこの2台の車を運転していた人からも重要な情報が得られるのではと判断し、警察に協力してもらえるよう呼びかけている)

こじれた
28歳の女性が同棲相手の34歳男性と口論になり、殺されるという事件が発生。女性の遺体は近くの森にすてられていた。

バスとバスが衝突
18日朝、バラトンアルマードという町で通勤バスに遠足バスが突っ込むという事故が発生。24名が怪我をして、そのうち19名が病院に運ばれた。(通勤バスが別の事故のせいでスピードを落としたところ、後ろから走ってきた遠足バスが止まれずつっこんだらしい。ちなみにこの別の事故とはトラックと乗用車との衝突事故で1名が死亡、2名がけがをした。)

消防署に突っ込む
18日未明、ブダペスト21区の消防署に車が突っ込むという事故が発生。乗用車の運転手が死亡した。

今日の天気
雲が広がり、午後からは雨のところが多くなるでしょう。最低気温は1〜6度、最高気温は10〜15度の予想です。

小耳に挟んだこと
▼バラトン湖畔の町ケストヘイでは、中心部に住んでいるロマが郊外に引っ越せば、庭付き一戸建てをプレゼントするという話しになっているとか。
▼ハンガリーからセルビア・モンテネグロへつぐく管が発見された。アルコールなどの密輸に使われた可能性があるとのこと。
▼昔は駐車違反はすぐレッカーという形で一時期社会問題にもなったが、最近はタイヤ止めをはめられてしまう。ブダペスト1区では7区に応援を頼んで、このタイヤ止めをはめているとか。
▼ハンガリーでは毎年300名ほどが凍死するが、この多くは道ではなく自宅で亡くなっている。どうやら暖房費がなく凍死してしまうらしい。(私もこれまで2度、でかけている間に暖房がとまってしまうというトラブルに見舞われているが、部屋の中はマイナス5度、床は氷のようで痛く大変難儀をした。これが毎晩続けば当然凍死もありえるだろう)
▼「100名のロマ楽団」はハンガリーではとても有名な楽団だが、国からの援助がおりなくなり、解散の危機となっている。
▼同性愛者が同棲している場合、1人が亡くなっても、もう1人が(亡くなった人の分の)年金をもらえないと言う決定が下されたが、これに対するデモがあった模様。
▼ハンガリーテレビの局長アドバイザーがメッジェシ首相の秘書の母親であることがわかり、問題化しそうな雰囲気。
▼ハンガリーでもっとも就職難となっている障害者は目が不自由な人で学歴があっても6〜8%しか就職できない状況となっているようだ。
▼ブダペストのラージマーニョシュ橋はブダペストの橋の中では最も新しものだが、これが開通してから交通渋滞の被害が出ているとある住民が訴え、ブダペスト市が賠償金として1億フォリントを支払う可能性もあるという。
▼父親がハンガリー人のトニー・カーチスがハンガリーに到着

10月17日

レート
100円=195.05フォリント(OTP・9月16日、午前10時22分現在)

英雄死去
ハンガリーボクシング界の英雄、パップ・ラースロー氏が78歳で亡くなった。(この人はオリンピックで3大会連続金メダルをとった人で、プロに転向していれば世界チャンピオンも間違いなかったはずだが、当時の国の事情でプロにはなれなかった。)

どうなるか
ハンガリーのサッカーは代表も、ユース代表もぜんぜんふるわないため、11月のサッカー協会の会議にフル代表とユース代表の監督が呼ばれることとなった。(日本や韓国の例を見ても、監督の役割って結構大きいとおもうけどな。なんでハンガリーはハンガリー人の監督にこだわっているんだろうか。)

う〜む
ミシュコルツの37歳のバス運転手(男性)が、幼児や子供(男の子)と性的関係を持ち、その時のようすをビデオにおさめていたとして警察に身柄を拘束された。

またか
16日、ブダペストで郵便配達人が襲われ、現金が強奪されるという事件が発生した。被害総額はわかっていない。(隣に止まった車からいきなり男が飛び出してきたそうだ。)

今日の天気
特に南東部で天気が崩れそうです。最低気温は−1〜+4度、最高気温は10度程度の予想です。

10月16日

レート
100円=194.26フォリント(OTP・10月15日、午前10時52分現在)

今日の天気
天気はいいのですが、場所によっては雲が出て雨がぱらつくところもありそうです。最低気温は−2〜+3度、最高気温は8〜13度の予想です。

強盗
15日、ジェールで郵便配達人が襲われて現金50万フォリントを強奪されるという事件が発生。(銃をつきつけられた。)ただ、現在郵便配達人の持つ鞄は、緊急の場合にはインクが飛び出すようになっており、盗まれた金は皆ペンキがついた状態となっている。(この前、これが新兵器としてテレビで紹介されていたが、すでにそれを使うことになろうとは.)

銀行強盗
15日、タタバーニャの銀行に2名の男性が押し入り、現金60万フォリントを奪って逃走した。(本当に銀行強盗が多い。前にも書いたかもしれないが、これらの事件が影響して、私の住む村の銀行も中から職員がボタンを押さないとドアが開かないようになってしまった。)

事故
オーストリアでハンガリーのミニバスが事故を起こし、3名が死亡、5名が重傷を負った模様。

御用
夏にGuns,n Rosesの架空のコンサートチケットを誰かが売りさばくという事件があったが、15日、警察は容疑者を逮捕した。(24歳の男女1名ずつと、24歳の男性)

これがあれば確かに嬉しい
与党自由民主連合は今年の夏の限定発売で人気を得た「高速道路4日間券」を来年は1年中いつでも購入できるようにすることを提案することを決定した。

困るかな
ハンガリーでは、出産を控えていたり、病気や怪我などで職場を長期的に休む人は、給与の日給分の70%を国からもらえる制度があったが、政府はこの支給額を給与の65%に引き下げる意向を発表した。

奨学金
ハンガリーでも日本の育英会のような奨学金制度がスタートしているが、(卒業してから返すタイプの奨学金。ハンガリーでは「ディアーク・ヒテル(スチューデント・クレジット)」と言う)今年度は、これを受給する学生の数が14万人を突破した。

デモ
ベーケーシュ県の農民が国道44号線の片側を閉鎖するデモを行った。これは、近年例のない水不足で農業へ大きな打撃があったことを示すためのもののようだ。

10月15日

またまたいつもの「突然シャットダウン」で、書いていたいニュースがぶっとんでしまいました。ものすごい虚脱感です。というわけで今日も記憶を頼りに書きます

今日の天気
北東部では雲が広がりますが、他の地域は「晴れとき退き曇り」です。最低気温は−1〜+4度、最高気温は9〜14度の予想です。

レート
100円=196フォリント台(OTP・10月14日、午前10時台)円高ですね〜。

顔に出ていた?
14日、100個のコカインカプセルを胃に入れてフェリへジ空港からハンガリーに入ろうとしたエクアドルの男性が逮捕された。(パスポーとコントロールは無事通過したようだが、「関税申告なし」の緑の出口へいく時にかなり挙動がおかしかったようだ。)

いろいろ事情があったのか
タタバーニャで14日、新生児がしげにみ捨てられているのが発見された。発見時、赤ちゃんはすでに亡くなっていた。

インフレ
中等統計局の調べによると、今年8月で物価は0.6%上がり、2002年8月と比べるとインフレ率は4.7%であることが明らかになった。

2006年から
ハンガリーでは夫婦でなくとも「1年以上連続で同棲し、2人の間に子供がいる場合」「子供はいないが10年以上同棲している場合」では片方が亡くなった場合、別の一人が年金(の一部)を受け取れるシステムがある。どうやらこの2番目の条件に合うとして「同性愛者が同棲している場合でも年金がほしい」という訴えがあったようだが、結局2006年からOKになるようだ。

10月14日

4位
サッカー・ヨーロッパ選手権の予選が先週末に行われたが、ハンガリーはホームでポーランドと対戦した。試合結果は1−2で敗戦。これで3勝3敗2分の勝ち点11で、5チーム中4位で予選を終えた。(ハンガリーはヨーロッパのランキングでも30位台で、上位2位に入るのは難しいとは言われていたが、こんなに弱いとは・・・再建は難しいのかなあ。)これが原因でサッカー協会のトップが辞任した。(彼は、3年でハンガリーのサッカーレベルをぐんと揚げると豪語していたのだが、3年以上たっても全然駄目だった。)

注意
10月23日は56年革命を記念した祝日だが、英雄広場では極右党のハンガリー正義と人生党がフランスのMarie Le Penを呼んで集会を行うようだ。(極右と言っても、日本の右翼のような集会ではないが、意味もなく中に入らない方がいいと思います。)

10月13日

またはずれ
90の数字から5つを選ぶ「5ロト」は、また当たりが出ず、来週には賞金が37億フォリントとなる。

水道管破裂
11深夜、ブダペスト19区で1978年にうめた水道管が破裂した。12日朝にはなおしたようだ。

今日の天気
南西部では少し天気が悪いですが、全体的にはよい天気となりそうです。最低気温は0〜5度、最高気温は12〜16度の予想です。

小耳に挟んだこと
▼ブダペストの139番のバスが火事に。
▼ハンガリーの警察では3年前から女性を条件する条件として「身長が162cmより高いこと」と規定しているが、これが差別にあたるのではと言われている。
▼医師などが給与引き上げを求めて健康省前でデモ。郵便局職員も職場環境改善を求めてデモ。
▼国とブダペストがホームレス援助の基金を設立
▼養護施設でも性的虐待が発生しているのではという声が高まってきているとか。
▼政府はバリアフリーを求めているが、現在のところハンガリーではまだまだ関心が低いとか。
▼ヨーロッパの主要都市と違い、ブダペストでは未だに分別ゴミ収集がなされていない。
▼ケストヘイのはずれにある壊れた家にロマがたくさんすんでいて、それを写真にとる人がいることなどから、自治体は道路に面した部分に塀を設置。問題となっている。
▼この前火事となったテロの館のカミソリ型屋根は取り壊しを現在も免れている。

10月10日

毎度のことで本当に頭に来ますが、今日もニュースを打っている途中でコンピュータが切れてしまいました。というわけで、今日もあいまいな記憶を頼りに書きます。ごめんなさい。

今日の天気
昨日ほどは雨も風も強くないですが、いい天気でもないようです。最低気温は3〜8度、最高気温は12〜17度の予想です。

レート
100円=190.43フォリント(OTP・10月9日、午前9時半ごろ)

偽警官御用
偽警官を装って13〜17歳の子供達から携帯電話や現金を奪っていた28歳と45歳の男性が逮捕された。(9月5日から10月2日まで25件の犯行を重ねたようだ)

取りたて
ブダペストでは多くの地域で路上駐車が有料となっているが、これを払わない人も多い。そこで内務省は、駐車違反の時効をなくし、後からでも料金をとりたてることができることを発表した。

あれが火事
ブダペストのテロの館はカミソリ状に突き出た屋根が特徴だが(あれを取り外すかどうかで議論があった)8日、その屋根で火事が発生。ただ火は間もなく消し止められたようだ。

10月9日

難民
国連の発表では今年1〜8月の間に28の国に26万人の難民が入り込んだとか。ハンガリーの場合、昨年は6400名の難民が入ったが、今年は上半期で1200名以下とその数がぐんと減っている。この原因として、これまで難民の数が多かったアフガニスタンとかイラクとの関係を強くして、難民が入りにくくしたことや、国境での対密入国者対策を強化したことがあげられている。

対話ならず
8日、医師や保険関連の会議所の代表が保険省を訪れたが、両者の間でうまく事前の話し合いが行われなかった為、代表団は同省をおとずれたものの、席にはつかず(立ったまま)交渉にはならなかった。

連立にひび
来年の所得税改正に関し、現在でもまだ与党の社会党と自由民主連合には、ひびが入ったままで、国会審議でも自由民主連合が野党側に回って票を入れるなど、問題は大きくなりつつあるようだ。

3名
商業信用銀行(K&H銀行)のブローカー横領事件は、銀行自体をも巻き込む大事件となったが、警察は新たにインター・ヨーロッパ銀行の職員2名と、OTP(全国貯蓄銀行)の職員1名を容疑者として身柄を拘束した。(横領事件関連でシリア人が行ったマネーロンダリングについて知りながら報告義務を怠った罪のようだ)

10月8日

老齢社会
日本でも一時期老齢化社会が問題となっていたが、時代はすでに老齢化ではなく老齢社会。ハンガリーでも現在人口の14.5%が65歳以上である。試算では2020年にはこの割合が24%にまで上がるらしい。ハンガリーでは65歳以上の方の3分の2は何らかの薬を常に服用しているし、人口が減少しつづけてることもあり問題はかなり深刻となっている。

本当のところは?
ハンガリーラジオのトップに立つコンドール・カタリン氏が昔、国家安全局に協力(スパイ?)していた疑いが持たれている。尚、本人は現在外国におりコメントを控えているようだ。

40位
Transparency Internationalが発表した国(政治・公職者その他の)の腐敗度調査結果によると、ハンガリーは前回の33位から7位順位を下げ40位と腐敗度が進んだことが伺える。(あるいは他国にくらべ改善が遅れている)ただ、ハンガリー周辺諸国(旧東欧諸国)のほとんどはハンガリーよりもさらに順位が下になっている。

公金利用?
アメリカのフォーブス・マガジン特別号(「アメリカ400名の金持ち」がテーマとか)で4ページのハンガリー特集が組まれたが、そこにブダペストの上水・下水関連の(公的)会社の宣伝が出たことで、「一体何故?金の無駄遣いでは」などの批判が出始めている。

14ヶ月
ハンガリーの高速道路(1号・3号・7号。5号は除く)では、10日、30日、1年の通行券を購入することが義務づけられているが、これまで実質13ヶ月間有効だった1年券を14ヶ月有効にしようという話しが出てきている。また今年の夏限定で導入され好評だった4日券についても、来年に再度導入したと考えているようだ。(ただ、今年同様夏限定にするのか、1年中いつでも使えるようにするのかはわからない)


ハンガリー人の平均卵消費量は1970年には240個程度だったが、1990年にはそれが400個近くまであがった。しかしその後急激に下がり、1990年代後半には300個を割っていた。しかしここにきてまた消費が伸びてきているとのことで業者は喜んでいる。

死者は口を閉ざす
バーチ・キシュクン県のある初等学校教師が、ある児童のポルノ写真をとった疑いがかけられたが、このユースが最初に流れた6日午後4時に、同教師はブダペスト23区で事故を起こし死亡した。(本人は「芸術作品である」と主張していたようだ。尚、事故はこの教師が運転する車が対向車線を走っていたトラックとの正面衝突だった。ニュースが流れた直後、そして対向車線へのトラックへの突っ込み・・・)

10月7日

レート
100円=191.46フォリント(OTP・10月6日、午前9時23分現在)

今日の天気
雲が広がり、雨のところも多いでしょう。最低気温は3〜8度、最高気温は13〜18度の予想です。

刺される
5日折る、ブダペスト15階の団地内で警官がある男性に刺されるという事件が発生。(この警官は、恋人からの「知り合いの男性に襲われている」という通報でかけつけたところ、その男性に刺されたとか)

銃器発見
10月2日の通報により、6日ブダペストの自由橋のペシュト側付近のドナウ川にダイバーたちが潜ったところ、第二次世界大戦当時の銃器などが発見された。

2回も
6日、ブダペスト23区で、乗用車がトラックと衝突して横転し、対向車線を走っていた別のトラックとも衝突するという事故が発生。乗用車を運転していた男性が死亡した。

値下げ
8日より、ガソリンの値段が1リットルあたり4フォリント値下がりする。(軽油は値下がりしない)これで95のガソリンは1リットルあたり、228.5フォリントとなる。

その他
▼与党と野党の対立は相変わらずで、与党側の新聞であるネープサバッチャーグと、野党側の新聞であるマジャールネムゼトでも、論戦が絶えないが、6日のマジャールネムゼトでは、「与党社会党党首で外務大臣のコバーチ・ラースローがニューヨークでハンガリーテレビの取材を断った」という記事を掲載した。これに対し外務大臣は「予定していたテーマと別の質問をしたため」と反論した。

10月6日

またはずれた
90の数字から5つをあてるロト5は、またまた当たりがでず、賞金は次週に持ち越しとなった。ちなみに次回の賞金は35億フォリント。(3月1日以来、あたりが出ていない。)(ちなみに、ハンガリー人の半数以上が、もし30億以上の宝くじがあたったらもう働かないと答えているとか。自分があたったら・・。まあ、金のためには働かないかもしれないけれど、やりたいことはたくさんあるから、あんまり今と状態はかわらないかも。)

自殺か?
4日、デブレツェンの団地で火事が発生したが、燃えている9階(日本だと10階)から女性が飛び降りて死亡した。火事自体はすぐ消し止められ、飛び降りる必要がなかったことから、「自殺の可能性もある」と警察は見ている(火事の原因に関係あるのかなあ)

置き捨て
4日、ペシュト県のナジケーレシュという町で、ゴミをすてるコンテナの中で新生児が発見されるという出来事があった。残念ながら赤ちゃんはなくなっていた。

殺人
ヤースベレーニという町で一人暮らしの84歳の女性が何者かに殺されるという事件が発生。犯人は証拠隠滅のため、家を燃やして逃走した。

630万枚
今年上半期までに銀行で発行されたカードの数は630万枚に達した。この数は昨年同時期より11%多い。(私達家族も最近銀行カードで買い物をすることが多くなった。)

決勝で・・・
日本で行われていたテニストーナメントの女子シングルスの決勝にハンガリーのカプロシュ・アニコー選手が進出したが、ともに1セットずつとって迎えた第3セットに5−2とリードしながら、最後はタイブレークで敗れた。(JSTVでは、相手のロシアの選手がかわいいので、そちらを応援していたようなかんじだった・・・ちなみにハンガリーのテレビのニュースではほとんど扱われていなかった。)

小耳
▼数日前、一部の右翼活動家がチェペルの橋を封鎖しようとして警察に逮捕された。(昨年エルジェーベート橋が封鎖されるという事件があったが、今回はそのような事態にはならなかったようだ)
▼改正された法律によると、初等・中等学校の生徒が遠足に行く際には、その費用は学校が負担しなければならないとか。(お金の関係で子どもが遠足にいけないのを防ぐためなのかな。ちなみにハンガリーの学校では、遠足は学年単位ではなくクラス単位で行き先を決めるところが多い。)
▼ハンガリー人女性の58%が余暇はテレビを見てすごすという。また13%の家庭には本が1冊もないのだそうだ。

10月3日

レート
100円=188.97フォリント(OTP・10月2日、午前10時24分現在)

今日の天気
雲が広がりますが、お日様も顔を出すようです。最低気温は9〜14度、最高気温は21〜26度の予想です。

よくやっている
内務省次官は「国連および欧州協会の専門家はハンガリーはマフィア対策がしっかりとたてていると評価している。」と発表。

懸賞金
1日、ドゥナハラスティという町のドナウ川から64歳の男性の遺体が発見された。男性は殺された模様。ペシュト県警は有力情報に100万フォリント出すと発表した。

非番の警官が・・・
2日、ミシュコルツの近くのハンゴニという町で、ある男性が非番の警官が運転する車を襲い、地元の銀行まで乗せていくように指示した。非番の警官は指示に従い銀行まで車を走らせ、犯人は車を降り銀行に押し入った。そして現金奪って逃走した。

ウソ発見器
以前17ヶ月の赤ちゃんが自宅から行方不明になるという事件を紹介したが、以前から両親が事件に絡んでいるのではないかという噂が流れていた。そして2日明らかになったところによると、警察はこの両親にウソ発見器で検査をした模様。ただ結果については公表していない。

今年は無し
これまで10月23日の1956年革命記念日には特別に国会が開かれていたが、今年はそれを止めるとスィリ・カタリン議長が発表した。

BKV値上げ予告
ブダペスト市長であるデムスキー・ガーボル氏は政府が2004年にはブダペスト交通会社BKVに特に援助をしないと発表したのを受ける形で、2004年1月1日から、一般定期を30%、学生・年金者用定期を93.5%値上する可能性があることを発表した。(個人的には困った・・テレビのニュースではこれでキセルがますます増えるだろうと言っていた。ブダペストの車を減らして、市内交通機関をもっと利用してもらえるようにするのなら、別の手段もあるのじゃないかなと思うけど。)

10月2日

レート
100円=190.2フォリント(OTP・10月1日、午前10時23分現在)

今日の天気
晴れたり曇ったりしますが、雨にはならないでしょう。最低気温は6〜11度、最高気温は18〜23度の予想です。

正ドライバーに?
F1ハンガリーグランプリで、ハンガリー人としては初めて本選に参加したバウムガルトネル・ジョルト選手(22歳)が、ジョーダンチームから来季の正ドライバーとしてF1カーを運転する可能性があることを発表した。(アメリカのCARTからも誘いが来ているようだ。ただ、この選手は現在参加しているF3000シリーズでも特に目立った成績を収めているわけでもないし、ジョーダンの監督も実力とは別のところ−例えば金−に目がいっているのかもしれない。ちなみにこのジョーダンチームには日本の佐藤琢磨選手も所属していた。)

2.4%
ハンガリーの今年第2四半期のGDPは昨年の同時期に比べ2.4%高いことが中央統計局の調べで明らかになった。

遅れ
ブダペストでは地下鉄4号線の工事開始にGOサインが出されたものの、環境保護団体の圧力により、工事開始がこれまで2ヶ月半先延ばしにされている。ただ、関係者の話によると2008年末という工事終了期限は今のところ変更なしとのことだ。

新しい大使
ハンガリーに新しいアメリカ大使が到着した。72歳。名前はジョージ・ハーバート。アメリカのブッシュ大統領のいとこにあたるそうだ。(結構大きい記事だった。ハンガリーがアメリカとの関係を重要視しているのがよく見える。)

暖房費
ブダペスト市では(恐らく他の町も同じだろうが)団地単位で暖房が行われている。さてブダペストの、この暖房費はここ2年間値上していなかったが、10月1日よりこれが9.1%値上がりすることとなった。ちなみにこれまでは外の気温に関係なく、10月15日から4月15日まで暖房が入っていたが、これからは各家ごとに好きな時に暖房をつけ、消すことができ、使った分だけ暖房費を払えばよいことになるそうだ。

10月1日

レート
100円=190.89フォリント(OTP・9月30日、午前11時7分現在)

今日の天気
午後に雲がでるところもありますが、天気のよい1日となりそうです。最低気温は5〜10度、最高気温は17〜22度の予想です。

ヘリコプター墜落
国道75号線で、危険化合物を乗せたトラックが横転する事故があったが、現場にかけつけた救助ヘリが着陸直前に右に傾いたことでプロペラが地面に接触、墜落した。ヘリコプターに乗っていた人は幸い軽傷ですんだ。

協力
西駅隣にあるウエストエンドシティーセンターは、店内での犯罪を防ぐため、警察と協力体制をとることを決定した。まず行うこととしては、店内への銃の持ち込み禁止を徹底するというもので、警官以外(例えば現金輸送の護衛など)の銃の持ち込みも駄目にするようだ。

終身刑
2000年に、ブダペスト・オクトゴン近くのマクドナルドで若者がいきなり銃を乱射しはじめ、2名が死亡2名が重傷を負うという事件があったが、この犯人に対する2審判決が出た。判決は終身刑だった。(死ぬまで警察からは出られない)

帰国
ギリシャで事故にあった、内務省ダンスグループのメンバーの一部が30日ハンガリーに帰国した。残りのメンバーも数日中に帰国する予定。

ガス値上
政府は来年1月1日より、ガス代を5.3%値上すると発表した。(ガス消費量のカテゴリーがあり、それにより値上幅もかわるようだ。)

ちょっと小耳に
▼ブダペストの地下鉄2号の終点エルシュヴェゼール広場にはイケヤという大きな家具専門店があるが、そこの改修・拡張工事が夜も行われ生活に影響があったとして、付近住民が訴えを起こした。
▼ハンガリー語でホームレスは「ハイレークタラン」だが、最近女性のホームレスが急増しているとか。
▼地方の郵便局の多くが、トイレがなかったり、水が出なかったりと職場環境としてはかなりひどい状況にあるらしい。
▼ペスト県警では、240名の警官がロマ語の勉強を始めた。