ンガリーデイリーニュース



カーロリ大学学生の作品

学士の1年生と2年生を対象とした「日本語の正しさ」、学士2年生対象の翻訳、修士1年生対象の議論の授業での学生達の作品を公開します。是非ご利用ください。


ハンガリーの疑問
2010/2011年度前期(2010年9月〜12月)で学士1年生が「日本人の方が感じるハンガリーの疑問」に答えていきます。ブログです。コメントや疑問などどしどしお寄せください。


対話の世界
2010/2011年度前期(2010年9月〜12月)で修士1年生が様々なテーマで対話をしたあと、自分の考えをまとめたものをアップロードしていきます。コメントお願いいたします。


私の町の歩き方
2009/2010年度前期(2009年9月〜12月)で学士2年生が自分達の住んでいる町のガイドブックを作成しました。現在ハンガリー日本人会のホームページにて連載中です。みなさんがまだ行ったことがない新たな町の情報も見つかるかもしれません。


ハンガリーを知る1
2008/2009年度後期(2009年2月〜5月)で学士1年生がハンガリーに関する基本的な情報をコラムにしています。


ハンガリーを知る2
2009/2010年度後期(2010年2月〜5月)で学士1年生がハンガリーに関する情報を短くまとめました。


日本人の知らない日本1
2007/2008年度後期(2008年2月〜5月)で学士2年生がまとめた論文集です。テーマは「日本人が知らない日本」です。本当にみなさんの知らない情報があるかもしれません。


日本人の知らない日本2
2009/2010年度後期(2010年2月〜5月)で学士2年生がまとめた論文集です。テーマは「日本人が知らない日本」です。こちらにも本当にみなさんの知らない情報があるかもしれません。


ハンガリージョーク
2009/2010年度後期(2010年2月〜5月)の翻訳でハンガリージョーク動画に字幕をつけました。かなり苦労したようですが、面白いものもあるかもしれません。(字幕を見る場合には画面右下のccをクリックしてみてください。)




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10月29日

  • 10月末の週末(今週末)の土曜日から日曜日にかけての夜、午前3時に時計の針を2時に戻し今年のサマータイムが終了する。(サマータイムを導入することで毎年60億フォリントの電気代が節約できるのだそうです)
  • 中欧統計局によると今年第3四半期の失業率は10.9%と今年最低となった。
  • テスコが労働者の労働時間に関する法律等に違反したとして数百万フォリントレベルの罰金を支払うことになる模様。(日本のサービス残業などもハンガリーだと罰せられちゃうかもしれませんね。)
  • merces.huによると、チェコの平均月収は24万4650フォリント、スロバキアは23万2960フォリント、ハンガリーは21万8900フォリントと3国の中でハンガリーが最も低いことがわかった。
  • ブダペスト住宅プロジェクトデータベースの最新調査によると、ブダペストの新築住宅の3分の1が売れていないらしい。特に売れ残りの家が多いのは13区だそうだ。
  • 昨日、公共の場の使用に違法性がある場合自治体が罰することができるという法案が国会で可決されたようだが、これによりホームレスの生活に大きな影響があるとして13名のホームレスが大統領に可決法案を国会に差し戻すように要求した。
  • FIDESZの国会議員会派長は「あまりにも高額になっている国の機関トップの給与を抑えるには、税法を変え、憲法を買え、憲法裁判所に関する法律をかえるしかない。これに反対している野党は自分の金のために動いているだけだ。」とコメントした。(?)
  • 国連人権委員会はハンガリーの反ユダヤ主義やロマの置かれている状況などについて強く批判した。
  • 100円=236.45フォリント(OTP/10月28日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月28日

昨日、フランス人と結婚してフランスで長期滞在するには(入国前に)フランス語の試験に合格していなければならないと書きましたが、それに対して「事実とは違う」とメールをいただきました。(ありがとうございます。)フランスの2007年移民法について授業で学生と話し合ったときに誤解が生じたのかもしれません。(授業で読んだ論文はこれです。)

 知人からキアヌリーブスも出る映画のエキストラ募集の案内が届きました。興味のある方はwww.opencasting.huを見るか、mail@opencasting.huに連絡してみてください。


  • GfK Hungaria市場調査局の最新調査によると、15〜19歳は毎日平均4.9時間(コンピュータ、テレビ、携帯電話等の)モニターを見ている模様。
  • 国に関係する組織(公務員)の給与が200万フォリントを超えた部分に98%の税金をかけるという法律に対し憲法裁判所が違憲としたことに対し、FIDESZは「自分達は国会の3分の2の議席を持っている。ハンガリーは今年の4月から生まれ変わった。このような状況は改善されるべき」との態度を示した。一方野党の社会党やLMPはシュミット大統領に対して「今回のことについて大統領として発言せよ。」と迫っている。(大統領は就任したときに、政府の仕事が最大限に進むように働くっていっていたから・・・形式上は政治的に中立でしょうが、実際には首相より立場が上とは思えないですね)
  • 今年1〜8月の人口減少数は2万5224名と、昨年同時期より2548名多かった。8月末の時点のハンガリーの人口は999万9000名とついに1000万を割った。
  • 100円=236.57フォリント(OTP/10月27日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月27日

左側にあるカーロリ大学の学生の作品集ですが、「対話の世界」の中の移民法に関して現在ポーランドのワルシャワ大学の学生さんから多くのコメントをいただいています。このブログはアメリカの大学でもリンクしてくださるような話にもなっています。授業に連動していますから12月で更新が止まる可能性が大ですが、ありがたい話です。

  • 先週のパイロットのミスにより、土曜日アメリカの航空貨物の飛行機が滑走路のアスファルトの一部を40cmほどへこましてしまった模様。(ただ空港運行には支障がないようです)
  • 26日、ハンガリー最高峰のケーケシュ山で初雪が降った。
  • ハンガリーの名馬オーバードーズは長い間故障をして今年ついに惨敗を喫し無敗記録が途絶えてしまったが結局今年はもうレースに出ないことになった。(レースにでて金を稼ぐか、種馬となって金を稼ぐか・・・で悩んでいるのかな〜)
  • マジックマジャールと呼ばれたハンガリーサッカー代表チームが唯一敗れたのが1954年のワールドカップ決勝のドイツ戦。ただ、今回同チームが当時メタンフェタミンでドーピングをしていたことがわかったようだ・・・(確か日本がオリンピックで銅メダルをとったときも、日本が負けたのはハンガリーだったような記憶があります。昔はワールドカップ出場常連国だったんですよね〜。1986年に出てメキシコかどこかに0-6ぐらいで大敗して・・・以来ワールドカップには出られていないという状況が続いているわけですが・・・なんとかならないかな〜)
  • 国会は民間年金に入っている人も国民年金に切り替えることができるという法案を可決した。
  • 国に関係する組織で働いているものは給与(ボーナスその他)が200万フォリントを超えた部分に関しては98%の税金をかけるという法案を国会が7月に可決し10月から思考されているが、憲法裁判所はこれを憲法違反だと判断した。ただFIDESZは国民投票にかけられない案件については憲法裁判所が合憲かどうか調査する権利をもたないようにする法案を可決しようとしている。(FIDESZはハンガリー国民が選挙で選んだ党ですし、野党もいますから、一党独裁とは違うとは思いますが、やっていること、やろうとしていることは本当に恐ろしいです。)
  • 汚職清潔度ランキングでハンガリーは昨年の46位から50位に後退した。(確か日本は17位)
  • ホフマン教育担当次官は学校教育での「マジャールシャーグについての知識(ハンガリー論?)」を強化することが大事とコメントした。(マジャールシャーグの意味が今ひとつわかりませんが・・・・フランスって国際結婚してフランスに住むことになった場合、フランス語の試験に合格していないと駄目なんですよね。その後、フランスの価値観を学ぶ学校にもいかないと駄目です。ハンガリーもそういう方向性になっていくかもしれませんね。)
  • 100円=235.59フォリント(OTP/10月26日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月26日

  • 27日よりガソリンの値段が1リットルあたり2フォリント値下がりする。軽油はそのまま。
  • 予想通り、今週の政策金利の引き下げはなかった。(5.25%のまま)
  • 来年からの新しい所得税では最低賃金受給者にも税がかかることと、子供がいない家庭や独身の場合、(子供がいると控除の対象となることから)手取額が下がるらしい。また子供が1人しかいないところも手取りは今とほぼ同じ程度になるとか・・・(それでも方向的にはよい・・との評価です)
  • タルローシュ・ブダペスト市長は、各市営会社のトップを1社をのぞいてすべて替えると発表した。
  • 赤泥をかぶった地域では、デヴェチェル、コロンタール、ショムローヴァーシャール合わせて364の家が住めなくなってしまったが、これまでのところ120の家族が住んでいた町から引っ越さないと決めたらしい。
  • 赤泥をかぶった地域では赤泥を除去し、再度貯蔵地にこれを入れていたが、ここが一杯になったため、28日から別の貯蔵地に入れることになる模様。(これまでに150万立方メートルの赤泥を被害地から貯蔵地に入れたとか)一杯になった貯蔵地は埋め立てて表面に芝生を生やすようだ。
  • 25日、赤泥被害があった鉄道路線でも運行が再開された模様。
  • 100円=234.26フォリント(OTP/10月25日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月25日

ハンガリーには日本人学校とみどりの丘日本語補習校がありますが、その他に「かざぐるま」というグループもあります。(私の子供達もこのグループに参加しています。)グループが生まれて3年になりますが子供達もすくすくと育っております。そしてこれまで本当に多くの方から支援をいただいてきました。感謝しております。外国語としての日本語を考えると、0からのスタートですから勉強した成果はポジティブに評価されるのが普通です。しかし継承語の場合は、(これは例えば「日本人学校」でも同じだとは思いますが)同じ年代・年齢の例えば日本にいる子供達との比較という視点が入ってくるので、保護者も子供達にもプレッシャーがかかります。また日本語とハンガリー語の2つの母語を持つ子供の場合、ハンガリーの学校でもハンガリー人の子供のようにハンガリー語が扱えない・・・(例えば算数ができても文章問題になると悩んでしまうなど)という問題もあります。そういう意味でかざぐるまは悩める「保護者同士」の情報交換の場としても機能しています。「かざぐるま」は基本的には継承語として日本語を学ぶ子供とその保護者の集まりですが、ハンガリー人日本語学習者、日本人の方々、日本に滞在していたハンガリー人などどなたも大歓迎です。土曜日午前中にお時間ある方は是非遊びにいらしてください。

  • 今後3年間に渡り新しく導入される(経済)危機税についてスーパーチェーンのSparは「従わなければいけないが、このようなやり方はEUを震撼させるものだろう」とコメントした。
  • 新しい所得税制度の導入に伴い、これまで税金が免除されていた最低賃金にも税金をかけることとなることについて国家経済大臣は「最低賃金を最低でも4.5%上げる必要があるだろう」とコメントした。
  • 国家高校協会は「新しくできる公教育法では義務学習内容量の減少を望むが、一方で学校に課せられている役割は複雑になっていることから、教師が授業以外の人格形成活動などを行えるよう国が援助をすべき」と発言した。
  • 昨年新型インフルエンザで132名が亡くなったが、今年は合併症などの危険を伴う人だけではなく、120万あるワクチンの数だけ摂取を無料にすることを決めた模様。
  • 政府は民間年金制度を国民年金制度に戻すような動きを見せているが、社会党はこれに対し「住民投票を行いたい」と態度を示した。
  • 元首相の社会党のジュルチャーニ氏は新しい政治グループを立ち上げた。ただ、世論調査会社の調べによると社会党を今後助けていく人物としてふさわしいと思われているのはセゲド市長でもあるボトカ氏(46%)で、ジュルチャーニ氏をそうだという人は16%しかいないのが現状だ。(確かにFIDESZ支持者はとても多いのですが、積極的に支持していない人もいるわけで、そこをFIDESZは「ハンガリー人ならFIDESZを支持する」ような言動を取るので、ジュルチャーニ氏のような人を支持する層もないわけではないような気もします。)
  • 来年の祝日だが、3月19日、11月5日の土曜日を平日扱いして3月15日や11月1日の祝日と週末をくっつけて4日間の連休にすることが決まったようだ。(たしか連休はもうやらない・・って言っていたような気がしますけど。かわったのかな?)
  • ケチケメートのメルセデスの工場建物が完成した模様。(いろいろ合わせると1万7000名の雇用を生み出すとされています。)
  • 1956年のハンガリー革命(昔は動乱と言いました)を記念して10月23日ハンガリーのグーグルの画面にも穴の開いたハンガリー国旗が登場した。
  • 前の政権では国会前でのデモや2006年の暴動などの影響で、10月23日の式典では国会議事堂の周りに柵が設けられ、人々はその外でしか式典を見ることができなかったが、政権が変わったこともあり、国会議事堂のオープンデーを催すなど数千名の人々が国会議事堂を訪れた。
  • シュミット大統領は25日に各党の党首をシャーンドル宮殿に呼ぶ模様。憲法や来年の予算、検察に関する話し合いを行う模様。
  • 10月23日の式典でオルバーン首相は「今後1年で改革を達成させたい」と宣言した。
  • ハンガリー通信社によると、赤泥をかぶった1000ヘクタールの農地に関する被害総額調査が開始された模様。(被害地域では1956年の革命の記念式典などは行われなかったようです。また被害を起こした会社と国側との支援金についての話し合いはまだ平行線をたどっているようです。)
  • 24日から2週間マルギット橋では市電が走らないが、4・6番の市電はモスクワ広場からマルギット橋(ブダ側)まで、そしてヤーサイマリ広場(マルギット橋ペスト側)から終点まで走る。一方、市電の代行バスと91番のバスが西駅からマルギット橋のブダ側まで走る。
  • portfolio.huは、今週ガソリンの値段が下がると予想している。(軽油はそのまま)
  • 25日、政策金利に関する話し合いが行われるが、5.25%のまま変動なしとの結論がでる模様。
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月22日

明日の午後2時よりカーロリ大学の日本語初心者・初級者を対象とした「にほんごクラブ」行います。とってもシャイで日本語もまだ片言で、でも日本が大好きなハンガリー人学生とお話してもいいかな・・という方がいらっしゃいましたら2時に大学までお越しください。(飛び込み大歓迎です。)

  • 憲法準備委員会は周辺諸国でハンガリー国籍を取ったハンガリー系住民にも選挙権がもらえるような憲法改正の動きを見せているが、これに合わせて憲法で「結婚は男女間でのみ行える」という規定も入れようと動いているようだ。
  • エステルゴムでは前のFIDESZ市長(現国会議員でエステルゴム市議)が無所属の新市長に市長室の明け渡しも拒否していたが、「自分が市の問題となってはまずい」とようやく市長室の片付けを始めたようだ。(FIDESZの上の方からもまずいと言われたような感じですが、これおかしいですよね。)
  • 新卒の就職に関する調査が各大学レベルで行われたようで、それによると「職場の雰囲気はよいが、給与やキャリアアップという点で不満」と言う結果がでたようだ。またボローニャプロセスによりそれまでの5年制が3年+2年にかわったが、3年制の学士課程を卒業した人は5年制卒に比べると、やはり仕事を見つけにくい状況のようだ。
  • マルギット橋では市電の線路をつなげる作業に入るため、24日の日曜日から11月7日まで市電が走らなくなる模様。8日より運行が再開される。
  • 赤泥により多大な被害を受けたコロンタールとデヴェチェルの住民だが6割は今後もこの町に住むと回答しているようだ。
  • 100=234.16フォリント(OPT/10月21日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月21日

先日お知らせした「第2回ハンガリー書楽会作品展」は大成功だったようです。また日本人学校の生徒さんたちが折ったおりがみも無事広島に届いたようです。(折鶴に関してはここで記事読めます。)

  • WBOライトヘビー級チャンピオンになってから6年間に渡り11回の防衛に成功した後、王座を返上して、今度はWBCクルーザー級の世界チャンプになったエルデイ・ジョルト選手だが、11月に1年ぶりにアメリカでケニアの選手と試合をすることになった。(もう36歳ですが、相手は39歳なのだそうです。エルデイ選手はアメリカで名をしられたいとこの試合に望むようですが・・・う〜ん)
  • 欧州切手コンテストのようなものがあるらしく、ハンガリーは2008年から3年連続でグランプリに輝いた模様。
  • 法人にかかる税金が来年から少なくなるため、簡易税法制度(EVA)を利用している法人も経費が収入の1割を超える場合、EVAを辞めた方が得になる模様。(12月20日までに変更できるようだ)
  • 最近、不動産に関係する詐欺犯罪が増えているという。@地方の無料の広告雑誌に「現金で不動産を購入します。バックには外国の投資家がいます。」などの宣伝を流す。A問合せがあると現金買取を強調しつつ、購入前に必ず公共の不動産価値調査を行うという条件をつける。B契約後、この会社が(偽)調査員を送る。C調査料金として2〜5万フォリント徴収する。D契約には会社が不動産を購入する義務があるとは書いておらず、更に調査の結果、不動産には低い価値がつけられるため、結局持ち主は不動産を売らない。・・・という手口であり、初めから調査料金を詐取する目的で行われているようだ。
  • 今年1〜9月期間の支払いが不可能になった法人関連手続数が2万4376件と昨年より18%多いことがCoface Hungaryの調べでわかった。(伸びは鈍化しているそうですが・・・)
  • センメルワイス医科大学のコップ・マリア教授は「子供の頃から結婚して家庭をつくることの大切さを教え、カップルのストレスを和らげるなど不妊を抑えるために公金を使うべき」と主張している。
  • FIDESZが国籍に関する法案を通す際にハンガリー系住民がハンガリー国籍をとっても選挙権は与えないと主張したにも関わらず半年たって選挙権を与えるような話を始めたことに対し特にLMPは強い反発を示している。
  • 地下鉄2号線と4号線には新型車両が使用されることになっていたが、結局国家交通局は予定していたALSTOM社の新型地下鉄車両の使用許可を出さないと決定したため駄目になった。
  • 赤泥事故に関してだが、責任は無いとする会社側と被害者側とでなかなか折り合いがつかない状況にある模様。
  • 100円=238.10フォリント(OTP/10月20日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月20日

  • 高値が続いていることもあってか今年1〜9月の燃料(ガソリンや軽油)消費量が前年度比で9.8%減少している模様。
  • 18日国会は今後3年間に限定して通信、電信、エネルギー部門、デパートチェーンなどから「危機税」を聴取する法案を可決した。
  • 教育権利委員局は同局によせられた教育に関する苦情に関し「学校内での暴力がますます増えてきている」とコメントした。またアレルギーのある子供に対する学校側の配慮の不足を問題視する保護者の数も増えてきているという。
  • 赤泥事故を引き起こしたハンガリーアルミ生産販売株式非公開会社の社長は現在勾留措置にはなっていないが、事故発生の原因をつくったとして容疑がかけられている。
  • 今年の10月23日(昔動乱と言ったハンガリー革命)の国の記念式典などにかかる費用は9550万フォリントになる模様。(ブダペストの4番と6番のいくつかの停留所で1956年時代を象徴するプログラムが行われるようです)
  • 国会憲法作成委員の副委員長によると、憲法から「ハンガリーに本籍があるものに選挙権を与える」という一文を削除する方向で検討に入っているとラジオのインタビューで答えた。これが実現すると外国に住みハンガリー国籍も持つハンガリー系住民も国政選挙の選挙権が持てることになる。(きっとこういう方向性で動くのだろうと言うのは予想できましたけど。まずは国籍の法案をかえ、メディアを押さえ、暴動に対する罰則を強化し・・・そして選挙権を国外のハンガリー人にまで広げていく・・・ハンガリーの場合、周辺諸国にたくさんハンガリー系住民がいますから、ハンガリーに住んでいないハンガリー人により国政が左右される可能性も出てくるということですが・・・)
  • エステルゴムでは多数派のFIDESZ議員が無所属の市長を支持するつもりがないため、町の開発などを含め市政が混乱している模様。(前のFIDESZ系市長が始めたプログラムに関し今の市長が消極的なのが問題のようです。市民が選んだ市長なのにな〜)
  • 100円=238.21フォリント(OTP/10月19日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月19日

  • 20日より、ガソリンが1リットル当たり4フォリント値上がりする。一方軽油は3フォリント値下がりする。
  • 雑誌Heti Valaszは毎年大学のランキングを発表しているが、これに関し専門家は「ランキングは重要視されるが、現在のトレンドはどこを卒業したかではなく、どれだけできるかに変わってきている。」とラジオのインタビューで答えた。
  • 赤泥事故に関し、国家捜査事務局は会社社長、技術サービス長に次いで、環境保護担当長にも事故の責任があるとして取調べを開始した。
  • 来年からの新しい所得税制度だが、税アドバイジング協会は「給与だけではなく手当てをすべて合わせた額に所得税がかかることや、最低賃金の税免除措置もなくなることから、金持ち優遇措置」と否定的な見方も出ている。(ただこの手の記事はもうどこかに消えちゃいました。賞賛ばかりです・・・)
  • 100円=237.29フォリント(OTP/10月18日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月18日

東京中野で「第2回ハンガリー書楽会作品展」が開催されています。カーロリ大学書道クラブの作品も展示されています。多くの方に支えられ学生も幸せです。





 日本人学校を中心に「千羽鶴を広島に届けようプロジェクト」が進められています。近々千羽鶴が広島の原爆の子の像に届けられるようです(テレビ取材もあったようです)詳しいことはこちらをご覧ください。





日本人学校のホームページより。取材で日本に行くテレビ局の方に千羽鶴が託されたようです。 (お子さんの顔が正面からうつっていないものを選びました。)

  • 赤泥事故関連▼コロンタールでは少なくとも31の家を取り壊す必要があるらしく、これらの家の持ち主は町の別の場所に同程度の家が提供される模様。17日には新たに23の家の取り壊しが決まった。一方デヴェチェルでも町長によると200の家は助けようがない状況のようだ。▼15日、OTP銀行はハンガリー被害救済基金に5000万フォリントを寄付した。
  • 天候不順のため今年のワイン生産量は250万ヘクトリットルと、あまりよくなかった昨年の330万ヘクトリットルも下回る模様。また今年のワインの質についても波があるようだ。▼コロンタールの避難命令が解除され15日の正午より人々が戻り始めた。今のところコロンタールの自宅に戻れない人の数は1000名程度で、うち200名は町から出ることを希望している。▼住民に情報を素早く伝えるため、コロンタールでは3台、デヴェチェルでは6台の大型スピーカーが町に設置される模様。▼科学アカデミーによると、赤泥をかぶった家の壁については大量の水と洗剤で洗い落とせばよいそうだが、それ以外のものに関しては酢の入った水で洗うようにと呼びかけている。
  • ハンガリーサッカー代表チームは今年の欧州選手権予選の試合はないが、11月17日にリトアニアと親善試合をするようだ。(リトアニアの世界ランクは42位とハンガリーより9つ上)
  • 所得税を16%に一本化する法案が国会に提出され、国会のホームページでもT/1376番法案として見られるようになった。
  • エステルゴムでは議会多数派を閉めるFIDESZが無所属の市長を支持しない(市長代理を出さない)と決定し市議会運営に混乱が生じているらしい。
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月15日

明日の午後2時よりカーロリ大学の日本語初心者・初級者を対象とした「にほんごクラブ」行います。とってもシャイで日本語もまだ片言で、でも日本が大好きなハンガリー人学生とお話してもいいかな・・という方がいらっしゃいましたら2時に大学までお越しください。(飛び込み大歓迎です。)

  • 15日(金)午後9時より18日(月)午前4時半まで、マルギット橋は歩行者と自転車以外渡れなくなる。
  • Heti Valaszが国内大学のランキングを発表した。それによるとブダペスト工芸大学、そして機械エンジニアを養成する学科を卒業したものが最も稼ぎがよいらしい。
  • 赤泥貯蔵地の堤防の亀裂が更に1.5センチ広がった模様。
  • 15日の正午より、今回事故を起こしたハンガリーアルミニウム生産販売非公開株式会社の工場が新たに稼動を始めることとなった。
  • 100円=233.23フォリント(OTP/10月14日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月14日

  • 赤泥事故関連▼WHOは12日に、今回の事故による人体への影響の調査を支援するため専門家を派遣することを発表した。▼被害救済基金に1億フォリントの募金が集まった模様。同じく1749と1752の電話募金も3億1500万フォリントになったようだ。▼事故を起こしたハンガリーアルミ生産販売株式非公開会社の社長は身柄を警察に拘束されたままになっているが、社長はこの拘置処置解除を求めている。▼デヴェチェルとコロンタールの防護壁が完成した模様。これにより次に堤防決壊があっても被害から逃れられる模様。これにより13日午後3時にデヴェチェルに出されていた避難勧告準備措置が解除された。▼病院で手当てを受けていた年輩の方が亡くなり、これで犠牲者が9名となった。▼
  • オルバーン首相は今後決定し実施する新しい経済政策について発表した。これによると今後3年通信、絵寝る儀、商業などの分野から金融危機税なるものを導入し、民間年金への国からの補助金も11月から来年一杯まで一時停止する模様。
  • 100円=232.04フォリント(OTP/10月13日)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月13日

  • F1ハンガリーグランプリは、社会体制転換前に共産圏では始めてのF1開催として有名で、現在も2016年までの契約がある。ただ、その後も開催を続けるとなるとサーキットや周辺にかなりの投資が必要となる。専門家は「一度開催カレンダーから外れるとなかなか元には戻せない」と言っているが・・・・(西側諸国でタバコの広告が厳しくなったころ、ハンガリーはまだその規制がなかったのでスポンサー側にも都合が良かった・・・という背景もありました。)
  • サッカー欧州選手権予選でハンガリーはフィンランドに対し2対1で勝った。(リードし、追いつかれ最後の最後でまた突き放したという試合だったようです。)これで代表チームは今年の試合は終わり、来年3月にオランダと試合になります。


  • 今回の赤泥事故だが、実は1980年代にも(規模は違うが)同じような事故があったようで、大学の教科書にもそれが載っているらしい。
  • 被害地での赤泥は感想して粉状となり空気中にまっているようだ、それほど危険は無いが目に入るとかゆくなり、鼻がむずむずする程度らしいが、健康によいわけではないので現地で作業をしている人はかなり分厚いマスク着用が義務付けられている。なお、コロンタールの防護壁ができあがった模様。
  • 2005年から導入されたボローニャプロセス(5年制の大学を3年+2年に分けた)だが、学生にはあまり評判がよくない。一番の理由が授業がつまりすぎて3年で学士を卒業するのが困難というところにある。(日本学科も同じです。最も大きい問題は日本学とは何ぞや・・・ということがわからず入ってくる学生が多くなってきていることです。日本学を学び、それに興味をもってくれればよいですが、そうでない場合不幸になります。)
  • ブダペストの天気情報はここをクリック(日本気象協会のページに移ります)

10月12日

今回の赤泥事故の堤防決壊の写真はhttp://vorosiszap.bm.hu/wp-content/uploads/2010/10/D__VG201010100603.jpgで、現在の様子はhttp://vorosiszap.bm.hu/wp-content/uploads/2010/10/D__VG201010100421.jpgで見られます。

  • 赤泥事故関連▼今回の事故で赤泥をかぶったショムローヴァーシャールヘイでは、次の事故の可能性が高まったとして町を堤防で取り囲む工事を開始した。一方、コロンタールの近くに作られている防護壁は13日には完成するらしい。▼キシュアルフルドの長距離バス会社はデヴェチェルの住民に避難勧告が出されるときにスムースに移動できるよう20台のバスを待機させている。▼赤泥がかぶった地域では、乾いた赤泥が空気中に舞っているためマスクなどの使用が義務付けられている。▼これまでに川のPHを中和させるために現地に運び込まれた石膏の量が1万トンに達した模様。▼11日新たに遺体が発見され、犠牲者の数が8名となった。なお現在病院で手当てを受けているのは50名で、そのうち非常に危険な状態にある人も数名いる模様。▼今回事故を起こしたハンガリーアルミニウム生産販売株式非公開会社のトップに対し、警察は人を死に追いやった公共の危険、環境破壊を引き起こした容疑をかけた。同社長は警察にて取調べを受けているが、容疑がかけられたことや逮捕されたことについては受け入れられないとしている。▼1752番と1749番にかけると自動的に電話料金が募金となるが、1749の方は8500万フォリント、1752の方は1億6000万フォリント募金が集まったようだ。▼オルバーン首相はハンガリーアルミニウム生産販売株式非公開会社を政府管理下に置くと発表した。▼首都水道専門家はドナウ川の水質を24時間体制で調べているが、今のところ赤泥はかなり希釈されており問題はないとのこと。
  • ボルショド県のツィガーンドという町では3日に行われた選挙で不正があったとして選挙のやり直しが命じられた。(ニュースではだれが不正をしたかは載っていませんが、バスでたくさんの人を投票所に連れて行き、飲み食いさせて自分たちの指示する候補者に投票させたようです。じつは、こういうのはよく聞く話です)
  • 国会は与党の多数賛成で、国家ラジオ・テレビ協会の後釜となるメディア評議会のメンバーを選出した。(評議員は全て与党議員だそうです。国によるメディア操作があからさまになっていくのでしょうか。怖い話です)
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10月11日

今回の事故について位置がわからないという方のために地図をはっておきます。



  • 赤泥状廃棄物による大事故関連ニュース▼ハンガリー科学アカデミーはhttp://mta.hu/cikkek/a-vorosiszap-szennyezes-hatasai-125707で赤泥について質問に答えているが、それによると赤泥は毒ではないが、水酸化ナトリウムが含まれているため危険物質であるらしい。(毒ではないので屋内や庭のちゃんと赤泥が処理されれば、泥をかぶった家にもまた住める見解のようです)▼被害地上空の領空は閉鎖されているが、マスコミ関係の飛行機やヘリコプターが了解に侵入してくるケースが発生しており、これがわかると空軍が飛行機を飛ばしてこれらの飛行機やヘリを領空外に出すようにしている。▼8日ヴェスプレームの病院で治療を受けていた1名が亡くなり死亡者数が5名となった。▼ブダペスト工科大学の専門家によると、今回赤泥貯蔵場の堤防が決壊したのは何らかのせいで予想以上の力がかかったかららしいが、ちょうど決壊した堤防の部分では2つの別の土壌が合わさる地点であったため貯蔵地の建築時点から問題を抱えていたとのこと・・・(わかっていたのなら・・なぜ・・)▼8日赤泥に飲み込まれて亡くなった人の遺体が新たに発見され犠牲者の数が6名となった。▼ジュール-モション-ショプロン県では川などでの釣り、川の水の飲料水としての使用や庭や畑の水まきように使うことをなど禁止した措置を11日からの週の週末まで伸ばすことを発表した。▼8日、今回事故を起こしたハンガリーアルミニウム生産販売株式非公開株式会社(MAL)は被害者救済措置として20万ユーロの金を用意することを発表した。▼8日、環境保護担当次官は「ドナウ川は守れたが、トルナ小川やマルツァル川は死んでしまった。」とコメントを出した。▼8日午後、新たに遺体が発見された。これで犠牲者は7名となった。▼パンノン大学によると、事故現場周辺、あるいはドナウ川周辺の水道水の汚染は発見されていない模様。▼8日アイカの市長は政府に対し、「事故は遺憾だが、周辺住民の4割はアルミナ工場で働いている。再稼動しなければ多くの人が路頭に迷う。」と工場再稼動を訴えた。▼ヴェスプレーム県保護委員は、デヴェチェルやコロンタールで週末のアルコール禁止令を出した。また事故を口実とした偽募金活動や犯罪者なども発生してきているとして注意を呼びかけている。▼9日朝に赤泥に汚染された水がブダペストに到達。(ただこの時点でかなり薄くなっている模様)▼9日朝、赤泥を貯蔵地の堤防の壁が更に弱くなったとしてコロンタールの住民全員に避難勧告が出された。デヴェチェルでは避難勧告が出されていないが、今後出される可能性もある。▼9日マルツァルでの川のPHが8.5とかなり下がったため、石膏を川にまく措置も停止された。▼9日、WWFは「今回の事故原因は以前からわかっていたことで今回の大事故は防げたはず」と主張した。▼4日に決壊した堤防で9日午後新たな亀裂などが発見された。▼10日、事故を起こした工場はハンガリー通信社に対し「これ以上稼動を止めると再稼動自体が難しくなり、そうなると被害者救済活動も難しくなると訴えた。▼9日、アイカとコロンタールの間に長さ400メートル、幅20メートル、高さ4〜5メートルの防御壁が作られ始めた。▼10日朝の時点で、9日に発見された赤泥貯蔵地の堤防の傷は直され、新たな傷は発見されたいない模様。一方で環境保護次官は「新たなる決壊の危険性がかなり高まっている」とコメントした。▼11日朝に欧州専門家が5名現場視察調査に訪れる模様。▼環境保護次官によると、事故を起こした貯蔵地では現在も250万立方メートルの赤泥があるが、4日に流れ出たものより濃いため、再度決壊が生じた場合流れ出る距離は500〜1000メートル程度になる模様。▼10日、アイカや周辺では赤泥の粉末によりマスクや防御メガネの使用が命令された。▼事故を起こした会社は10日、事故発生から数日における態度に対し謝罪した。
  • 9日と10日、ブダペストのラージマーニョシュ橋をきれいにした。(車線が1つ通れなかったようです。アールパード橋では市電線路の点検があったようですし、マルギット橋でもバスや市電も走れなくなって週末は川を渡るのが大変だったのではと思います。私も9日エリザベート橋を渡りましたがものすごい渋滞でした。)
  • 8日、サッカー欧州選手権予選があり、ハンガリー代表はホームでサンマリノに8対0と快勝した。ただ監督は「気を引き締めないと駄目。12日のフィンランド戦は非常に厳しいものとなる」とコメントした。
  • 8日、ブダペストの動物園でめずらしい種類のサルが檻から逃げ出す騒ぎがあった。(無事捕獲されたようです)
  • 先週の統一地方選挙でマルトフーという町の町長に選ばれたばかりの35歳の新町長が9日に病気で急死した模様。(これからってときに・・・)
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10月8日

8日、午後2時から3時半まで「にほんごクラブ」やります・・・・日本人ゲストの方とのおしゃべりを・・・と意気込んでいるのですが・・・お時間ある方ヘルプミー!!!!

  • 赤泥状有毒廃棄物流出事故関連です。▼7日デヴェチェルの小川のPhは13から11.5以下にまで下がったが通常の8〜8.5よりはかなり高い数値となっている。(石膏を川にまいて中和させている)現場から半径40〜50キロメートルぐらいのMarcal川流域では水中の生き物が全滅状態となった。専門家によるとPHが9まで下がれば魚が死滅しない可能性もあるが赤泥が川底にあると水中の生き物は食べ物を得られず餓死するしかないのだとか。▼汚染物質は午前3時にラーバ川、午前9時半にモショニ・ドナウ川まで達した。(川を流れて外国に行くことが懸念されておりルーマニアからは何度も確認が入っているようです)▼7日朝の時点で避難者の数が500から280に減った模様。▼被害にあった地域では被害者救済センターが活動を開始した。▼オルバン首相が7日早朝多くの家が流され犠牲者も出たコロンタールを訪れた。首相は「町の半分はもう人が住めない。新しく町をつくるべき。」などとコメントした。▼今回の事故を受け、国家環境保護・自然保護・水管理局が各赤泥廃棄物貯蔵地の緊急調査・検査を決定。▼大きい被害を受けたデヴェチェルとコロンタールの上空部分の領空が閉鎖された。▼今回の事故で家を壊されたり失った人たちに対する専門家によるカウンセリングもスタートした。▼ブダペスト工科大学の原子力技術局長は今回の事故について「危険廃棄物をあんなに大量に堤防で囲むだけのやりかたで貯蔵しておくなんてナンセンス」とコメントした。▼欧州議会のアーデル議員は「今回の事故に関しEUからの援助を受けるのは今のところは難しい」とコメント。ラーバ川とドナウ川の交差地点で魚が死んでいるのが発見された。▼デヴェチェルでは住民がひざまで赤泥につかりながら、家の中の家具などを守ろうと働いた。▼ハンガリー政府観光局によると、今回の事故を受けハンガリーへの旅行を中止する人も出てきているようだが、同局は有名観光地の被害はないと強調した。
  • フェリヘジ空港は2006年に結んだゾーンタクシーとの契約を解消した。(新しく入札?をするようです。こんなところにも政権交代の影響が?)
  • ギリシャはゼネストに入っており、学校も休みのようで空の便にも影響が出ているが、ハンガリー航空は7日も通常通りギリシャ便を飛ばしたようだ。



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10月7日

アイカのアルミ精製工場の事故ですが、昨日までの分は右の右掲示板に書いてありますので読んでください。

  • アルミ精製工場の赤泥流出事故情報(バラバラです)▼家が破壊された住民は、あまりの泥の速さに家から飛び出すのが精一杯だったと告白。▼事故が起きたハンガリーアルミニウム生産販売株式非公開会社社長は今回の事故が自分達の過失ではないという姿勢は崩してはいないようだが、被害にあった人たちの損害を賠償すると述べた。▼オルバーン首相が今回の事故に関し刑事捜査開始を要求、6日捜査を国家捜査局が引き継いだ。なお、地元議員によるとアルミ精製会社は堤防の高さを不当に上げて、赤泥状廃棄物を規定よりも数メートル高くなるまでためていたと主張している。▼法務省は、今回の汚染事故は地域的な汚染にとどまり、国全体に被害が広がることはないとコメントした。(事故現場はブダペストから西に160キロのところにあります。)一方、被害にあった地域の汚染が完全に消えるには1年はかかる模様。▼スペインが援助を表明。▼事故が起きた会社は新しい廃棄場所に赤泥を入れるとして今週末から操業を再開したいとの考えを示した。
  • 水曜日未明チェペルのHEVでケーブルの盗難があり不通となっていたが6日午後に復旧した。
  • 来年4月よりフェリヘジからアメリカン航空が毎日ニューヨーク便を飛ばす模様。
  • スィリ・カタリン元国会議長は社会党から離党して新たな党を立ち上げるようだが、ジュルチャーニ元首相も党内に「民主連立」なる組織を立ち上げる模様。この動きに反応してかセゲド市長の座を守った同党のボトカ氏は「何事にも賞味期限がある。」とコメントした。
  • 6日デムスキーガーボルが正式に市長の座を降りた。
  • 教員組合代表は、次の国政選挙までに教員の給与を大卒平均のグロス30万にしてほしいと訴えた。(今は大卒平均の半分ぐらいです・・・)
  • 今週末と来週末はマルギット橋工事のためBKVも橋を走らない模様。
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10月6日

昨夜は疲れてしまいニュースの更新ができませんでしたが、アルミニウム精製工場から赤泥状の有毒廃棄物が流れ出るという事故が発生し大きい被害が出ています。日本のニュースでも報道されているようですが、ここや隣のミニ掲示板に(仕事の合間を見て)情報が書き込めればと思います。

  • アルミニウム精製の際に出る赤い泥状には水銀なども含まれ、皮膚に触れると焼けどを追う可能性がある。また強い腐食性があるため植物・動物を死滅させる力もあるなど環境を大きく破壊する。川に流れ込むと魚が死ぬ。地下水に流れ込むと飲料水汚染にも繋がる。
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10月5日

日本語教師仲間のうちかわさんの新しい絵本(翻訳本)が出版されたようです。
「もりのたいしょうははりねずみ」
うちかわさんの翻訳本はこのほかにも「犬のラブダとまあるい花」「とんぼの島のいたずら子やぎ」「ふたごのベルとバル」 などがあります。ぜひ読んでみてください。


  • 6日よりガソリンの値段が1リットルあたり3フォリント値下がりする。軽油はそのまま。
  • 鶏のえさの値段が30〜40%値上がりすることから、今後卵の値段が5%ほど値上がりする可能性がある模様。
  • 4日の統一地方選挙だが、与党のFIDESZ-KDNPが圧倒的な勝利を収めた。(全ての県議会とブダペスト市議会でFIDESZ-KDNPが過半数を獲得した。ブダペストの場合FIDESZ-KDNPが17議席、社会党が10議席、JOBBIKとLMPがそれぞれ3議席ずつ獲得した。ブダペストの区長選挙でも社会党が勝ったのは3つの区だけで残りはFIDESZ-KDNPの候補が勝利した。大都市の市長で社会党候補が勝利したのはセゲドだけ等・・)
  • ハンガリーでは国会議員と自治体の首長は兼任できるようでFIDESZ-KDNPでは76名が自治体首長と国会議員を兼任することになる模様。一方社会党の場合、ブダペスト市議会議員と国会議員は同時に勤められないようにしたようで、どちらにするか今後決めることになる模様。
  • 元国会議長で社会党の有力者であったスィリ・カタリン氏が社会党の国会会派を離脱すると申し出た。ただ議員は辞職しない模様。これに関し社会党は「比例で議員になったのだから議員も辞職すべし」と考えている。
  • 大統領府はショーヨム前大統領に住宅を購入したと発表した。(ブダペスト12区の住宅のようです。260平米の庭付きの建物で1億9500万フォリントだったとか。)
  • 4日午後、ブダペストの地下鉄3号線で車両から煙が出てデアーク広場とアールパード広場の間が一時不通となった。
  • 4日午後、ブダペストの地下鉄2号線のバッチャーニ駅で爆発予告事件が発生した。このため乗客等は駅から避難し、地下鉄も同駅は止まらず通過した模様。
  • 100円=232.16フォリント(OTP/10月4日)
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10月4日

金曜日のにほんごクラブ・・ゲストの方が合計3名来てくださいました(ありがとうございます)。今週も是非是非いらしてください!!!!

統一地方選挙の速報を聞きながら(正確にいうとチャンネル1をインターネットで見ながら)これを書いています。ハンガリーの選挙報道って速報をあまり出さないみたいです。いずれにせよ大きい驚きのない選挙でした・・・。

明日国立劇場近くのバルトークコンサートホールで、チッラグセムーダンスグループによるハンガリーダンスの催し物があるそうです。日本からも多くの方が参加するようでチケットは既に完売だとか。

先週の週末は私の住むショイマールでも収穫祭がありました。トカイなどと違いあくまでも地元住民のお祭りで、観光客が来てもきっと楽しくないと思いますが、子供達はトラクターに乗って町を練り歩き大喜びでした。せっかくの収穫祭だったので我が家でもブドウをとってジュースをつくりました。今年は庭の果物がほぼ全滅状態ですがなんとか少しだけジュースをつくることができました。嬉しくなったので写真をいくつか貼り付けます。


お祭りはこんな感じでした。


できたジュースはこのぐらい・・・少ないです。


  • これまでの選挙では投票日前日から選挙運動が禁止となっていたが、今回初めて投票日当日からの選挙運動禁止に変更された。(夏に法律が変わったそうですが、私はそれを知らなくて土曜日に盛んに首をひねってしまいました。)
  • 1日に地下鉄2号線のデアーク広場と南駅の間の区間で車両から煙がでて同区間が一時不通となった模様。
  • 1日より新しい国際法に則りRICのマークがある電車車両内が禁煙となった。
  • 3日の市長・町長・村長選挙だが、自治体によっては体制転換前からずっと首長の座を守っている人がいるらしい。(1965年から首長を勤めている人もいるとか)また500の自治体では立候補者が1名なので選挙はないとか・・・あと、今回の首長候補には俳優や歌手、テレビ番組司会者、スポーツ選手等もいる模様。
  • 週末にルービックキューブの世界大会がハンガリーで開かれた模様で28の国から300名が参加した。(私も普通のルービックキューブなら10分ぐらいかければ6面そろえられますけど・・・こういう人たちは将棋や碁の暗譜のはや並べ競争みたいな感じでやっているのでしょうね・・・・・)
  • 今回の地方選挙では合わせて53億フォリントがかかっているようで有権者1人あたりに換算すると610フォリントになる模様。
  • 今回の選挙はこれまでに比べ投票率が低かったようだ。
  • 現在ハンガリーの博士課程は3年だが、これが短すぎるという話が出てきている・・・(課程は終わっているのに博士号が取れてない私のような人がいるのでしょうねえ・・・・なんとかしなきゃ・・・)
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10月1日

大学の授業始まっています。特に水曜日午後5時〜6時半の1年生会話の授業(元気な1〜2年生のクラスです)、木曜日午後3時半〜5時の副専攻学生対象の授業(副専攻の学生にも日本語を使う楽しみを味合わせてやりたいです。かわいい女の子6人のクラス)、そして金曜日の午後2時〜3時半の日本語クラブ(会話クラブは既に存在していますが、そこで話をするのも恥ずかしい・・・という初心者・初級者が学内にはたくさんいます。やる気はあるけど自分の日本語に自身が持てない・・・そんな学生にも幸せになってほしいです。おしゃべりをします。)でゲストの方をお待ちしています!!!!!

  • 1〜3日とトカイで収穫祭が開かれる。(私の住むショイマールも2日が収穫祭です。我が家の子供達も毎年トラクターに乗って町を練り歩きます。)またブダペストではBKVのアプト式登山列車を追い越そうという競争が行われる。(8時にヴァーロシュマヨル高校に集合し、9時15分からスタートするようだ。最初に歩き、次に自転車、そしてマラソンという順番でスタートするようです。)
  • ハンガリー系移民の息子として生まれたトニーカーチスが亡くなったニュースがハンガリーで大きく取り上げられている。
  • ここで各銀行の利子の比較が掲載されている。これによると最も利子が高いのはAXA銀行の定期(500〜3000万フォリントの定期)で7.10%。
  • 9月30日が最初の銀行税納入の期限だった。合わせて1000億フォリントが納められた模様。
  • マルギット橋の改修工事で水銀の入った塗料を使っていた作業員等が水銀中毒にかかった模様。
  • 前政府から学校で生徒が牛乳を飲めるように予算をかけているが、あまりうまくいっていない。これを受けて政府は予算をこれまでの4億フォリントから10億フォリントに増やすことを検討している模様。
  • 日刊紙によると、10月からのガス値上げはなく、来年1月も値上げをしない模様。(本当にそうならいいですけど)
  • 100円=235.40フォリント(OTP/9月30日)
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