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10月31日
▼昨日も書いた通り、現在ハンガリーはユーロ導入の条件を整えていない。EUのトップ等がOKサインを出せば特別にユーロ導入のステップを踏むことは可能らしいが、これも現実的ではない模様。ただ企業のトップらは「無理かもしれないがユーロ導入に挑戦すべき」という意見のようだ。
▼今週末はハンガリーのお盆にあたるが、各墓地では開園時間を長くし、パトロールをする警察も普段より多くなる。(11月1日は土曜日で、普通なら店も開いているのですが、1日に関しては祝日のためほぼ全ての店が閉まります。ただ映画館は開いているそうです。)
▼ジュルチャーニ首相はIMFの経済支援(貸付金)に関し、本当に必要にならないと使わないとテレビのインタビューで答えた。(野党側は、IMFの経済支援を仰ぐことになるなんて、こんな恥ずかしいことはない。すべては政府のせいだと批判している。)経済の専門家は「経済がこのままの状態だと30万人の失業者が出る可能性がある。ただフォリントは夏ほどは強くないが、ユーロに対して安定するだろう」とラジオのインタビューで述べていました・・
▼公務員や役人は給与凍結・特別手当の支給停止などの措置を来年受ける可能性が高いが、各省庁の職員はこの対象から外れ、給与1か月分の特別手当がもらえる・・と首相が発言した。
▼27日、アールパード橋の工事現場での段差で車を壊したドライバー6名がこれまで損害賠償の申請を出した模様。
▼ブダペスト市議会は、自由橋の改修工事費として3億フォリント追加することを決定した。
▼100円=197.46フォリント(OTP/10月30日)
10月30日
▼金融危機で揺れるハンガリーであるが、専門家によると、夏に非常にフォリントが強かった時にフォリントをユーロに替えて、今ユーロをフォリントに戻した人、あるいは現在、外貨で給料をもらっている人がいただろうとのこと。また、これからフォリントは徐々に強くなり冬のスキーシーズンには1ユーロ=250〜260フォリントに落ち着くと言われている。更に現在ハンガリーの政策金利はヨーロッパ内で最も高い11.5%であるが、来年末には6〜7%に落ち着くのではといわれている。(このニュースだけ読むと、安心しますが・・・)
▼政府が計画している緊縮財政計画では、130万人の年金受給者と75万人の公務員・役人の収入に影響が出る。(テレビのニュースでもやっていましたが、国有会社のトップが給与-月収数百万です-の他にもらう数百万フォリントのボーナスもカットされるそうです。もともと収入が多いとはいえ、かなりの額が削られることになりますからショックだろうと思います。)ちなみに緊縮財政計画は・・・1988年に出た「軍隊、企業への支援、国の投資を控える」ものが最初のようで、1990年には10月25日にガソリン代が65%アップし、タクシーがバリケードを作って橋を閉鎖するという騒ぎがあった。1995年にはボクロシュ・パッケージで学費導入や教員のリストラ云々があり、2006年には減税などをうったえ政権をとった政府が実質増税政策をとるなど国民に負担を与えてきた・・・という歴史があります。(細かいところ情報が偏っていたり、間違っているかもしれません)
▼結局ハンガリーは251億フォリントの経済支援をIMF・世銀・EUから受けることになった模様。(マスコミによると、この支援はかなり効果があるようです。29日のブダペスト株式市場も14%アップだそうです。ちなみに3〜5年で返すようで、金利は5〜6%だそうです。)
▼2009年からはスロバキアが、2012年からはポーランドがユーロを導入することになっているが、ハンガリーはチェコとともに導入時期がはっきりしていない。これに関し、専門家によると、財政赤字の問題は来年クリアできるかもしれないが、インフレが許容範囲より高く、ユーロに対するレート変動も許容変動枠を超えているなど、規定を満たしていないので、今後どうなるかわからないとのことだ。
▼アイスランドの格安航空会社が倒産し、ブダペスト・コペンハーガ便も飛ばなくなる。(ハンガリー航空が代わりに飛ばせないか話し合いをしているとかいないとか。料金の払い戻しができるかどうかも微妙・・ってテレビのニュースでは言っていました。その後のニュースで別の格安航空会社が木曜日と日曜日の分は乗客を乗せてくれるようになったようです。)
▼セゲドのコピー屋で、大学で指定された教材(教科書など)をコピー屋がコピーして製本して安く売っていて警察に摘発された。書籍をすべてコピーするのは違法だが、これを知っている人は非常に少ない。(教員から指定される書籍は大体、数が少なく、図書館にも置いてなく、値段も高いわけで・・・コピー屋ではなく、個人が持ち込んで全部コピーしてしまう場合はもうどうしようもないそうです。全部が駄目でも、一人10ページずつコピーしてあとからまとめてしまうとか、今だとスキャナーでコピーしてアップロードしてしまったりもしていますから・・完全なる解決は難しそうです。)
▼中央統計局の発表によると、今年第3四半期の失業者は昨年同時期より2万人多いことがわかった。(単純に日本の人口はハンガリーの12倍なので、日本だったら24万人失業者が増えたっという感覚です。)
▼数年前から車の強制保険の会社を選べるようになったのですが、今年も30日に各社の値段が発表される。
▼今年の入試では、合格最低ラインが4割だったのだが、できの悪い学生がたくさん入りすぎたという理由で来年は合格最低ラインを5割に上げようという話が出てきている。学長会議で決まれば来年はそうなるそうだ。(入試点は400点、加点が80点です。今回の話しは160点じゃなくて200点とれないと入れないようにしようというものです。日本学科に来ている学生は、ほぼ満点をとって入ってきている人ばかりなので、160点をとって大学に入った人がどんなようすなのかちょっとわかりません。)
▼100円=199.57フォリント(OTP/10月29日)
10月29日
▼28日、ブダペスト株式市場は12%ポイントを上げ、フォリントも少し高くなった。
▼政府は、来年の経済成長の予測をプラスからマイナスに修正した。(今のところ、マイナス1%の成長率と予測している。)
▼現在改修工事中のブダペストの自由橋と来年改修工事が始まるマルギット橋の工事はお互いが重ならないように調整される模様。(車の走行はもっと後になるようだが、自由橋は今年12月から市電の運行が再開される模様。)
▼先日、モノリエルドーでインターシティに各駅列車が突っ込むという大きな事故があったが、各駅列車の運転手に対する刑事捜査が始まった。
▼ジュルチャーニ首相は金融危機を乗り越えるため、2009年には、公務員の賃金を凍結し、13ヶ月目の給料支払をやめ、13ヶ月目の年金も62歳以上に限り、額も8万フォリントを超えないようにする・・・などの考えを示した。(野党はこれに反発している)
▼世論調査機関Szazadvegによると、与野党の支持率には大きな変化はないが、前倒し総選挙を望む率が下がってきている。(1ヶ月前は、前倒し選挙支持者が非支持者より12%多かったが、今はわずが1%多いのみだそうです。)
▼27日の夜からブダペストのアールパード橋の改修工事がスタートしたが、28日にこの工事のための回避路?を走った多くの車が段差に車を引っ掛け、このため大渋滞が発生した。市は車が傷ついたドライバーが損害賠償を求められるように動いた模様。(11区のバーンクバーン通りにある事務所に行けばいいそうです。)
▼修正予算案から教員への支援が消えたことを昨日書いたが、スポーツへの支援額も今年より14億フォリント少なくなることが明らかになった。
▼今週末はハンガリーのお盆であるが、警察は今年も墓地に多くの警察官を導入する。(交通整理もそうですが、墓から花などを盗む人がいるので、その対策も兼ねていると思います。スリもいるかもしれません。)
▼ザラエゲルセグの高校の新入生歓迎会で、ある女性教師が下着だけでストリッパーを演じたようで、これを携帯電話で録画した生徒がインターネットにアップロードして大変な騒ぎとなった。
▼100円=213.47フォリント(OTP/10月28日)レート動きすぎです。
10月28日
グーグルでの検索ワードから不動産に関するものや旅行に関するものが減り、安全な投資に関するものが増えているそうです。ヨーロッパの各国で自動車工場の工員が3〜5週間にわたる強制休暇をとらされるというニュースもやっていました。なんか不安です。


▼日本のマスコミでも報道されているが、世界通貨基金がハンガリーに対しかなりの額(125億ドル)の経済支援を行なう模様。首相はこれに関し、28日に各党の党首と会談を持つ模様。
▼29日より、軽油は1リットル当たり2フォリント、ガソリンは3フォリント安くなる。(10月だけでガソリンの値段が1リットルあたり25フォリント安くなることになる。)
▼政府は、役人に対する2009年の13ヶ月目の給与やボーナス支給を停止し、13ヶ月目の年金の予算枠も減額することを考えている模様。
▼来年から市場に出る200フォリント硬貨の模様についてインターネットで投票が可能であったが、結局20万の投票があり、半数以上がくさり橋を推したようだ。ということで200フォリントの模様はくさり橋となる。
▼政府は予算案の中に、教師に対する手当て(給与アップ)を盛り込んでいたが、新しい予算案ではこれが削除された。(まあそれだけ経済状況が深刻ということなのでしょうが・・・教育からお金が削られるのは残念です。)
▼ケチケメートにメルセデスの工場を建てるための契約書に署名がなされた。(来年の春から工場建築工事が始まり、2012年から年間10万台の車が生産されるとのことです。)
▼webbeteg.huなどの調査で、ハンガリー人成人の2人に1人(正確には47%)が何らかの慢性疾患にかかっていることが明らかになった。(18歳から25歳の層でもこの割合が39%に達している)病気大国ですね〜。
▼ティーンエージャーに人気の「ハイスクールミュージカル3」がハンガリーで公開されたが、公開された週末だけで86万人以上の観客を動員した。(学校が秋休みだというのもあるかもしれません。我家の娘も大好きです。
▼11月17日より、ハンガリー人のUSAビザが免除となる。
▼100円=227.32フォリント(OTP/10月27日)
10月27日
 ハンガリーの多くの学校は今週秋休みですが、カーロリ大学は秋休みを前倒しで使ってしまったので授業があります。ただ31日の金曜日は宗教関係の休みがあります。(カーロリ大学はプロテスタント系の大学です。)ということで、今週の授業その他について紹介します。(日本人学校は秋休みではなかったですね。勘違いしていました・・・・)

・27日(月):午後4時より305教室において「生け花デモンストレーション」が催されます。同じく5時より「日本の歌」コースがあります。

・28日(火):午前10時から2年生の授業があります。(日本語教育に興味のある方は12時からの教授法の授業も面白いと思います。現在このクラスでは、初等・中等・高等教育機関、社会人コース合わせて5つの日本語コースをサポートし、3つの文化講座もサポートしています。授業というよりは、言語文化センターの職員室のようにみんなが勝手に作業しています。)2時からの授業はテストなのでゲスト参加は難しいですが、(授業はいずれも318号教室)3時半から305号教室で「書道クラブ」があります。

・30日(木);午後2時より4年生の作文の授業があります。実際に作文を書くのは授業外で、授業では作文の内容について議論をします。今週は「一番好きな日本映画」というテーマで議論をします。(テーマとしては単純ですが、これは「映画がテーマならいろいろ書けるので、バラエティに富んだ作品が読める」という理由から学生が決めました。実は作文は非公開のブログに学生がアップロードし、お互いの作文を読みあい、コメントを出し合っています。)315号教室。午後3時45分からは0年生の授業があります。初心者コースで勉強を始めて1ヶ月ちょっとなのに、日本語通じます(318号教室)。

 詳しいことは以下のブログ・ホームページをご覧ください。
・生け花デモンストレーション、教授法授業、書道クラブなどなど(http://metodika3.freeblog.hu/)
・日本の歌コース(http://butamario.junglekouen.com/)
・その他授業について(http://lustajapantanar.dokkoisho.com/)

大学の住所は1088 Budapesut, Reviczky u.4/aです。大学への行きかたなどは、szeidzsi@yahoo.co.jpまでご質問ください。


▼ハンガリー製パン協会は、エネルギーなどの高騰でパンの値段を10〜15%あげる必要があると明言した。(今も1キロ210フォリントぐらいが妥当な額であるが、実際にはそれより安く売られている場合が多いのだそうだ。)
▼23日では大規模な暴動は発生しなかったが過激派グループの行進などは行なわれ、33名が連行された。(今回はたくさん検問場をつくり身分証明(職務質問)を頻繁に行なうことで暴動発生を防いだ形となり、市民からは評価されているようです。)
▼西駅の立体交差の下に停めた車から時限爆弾3機が発見された。この車の持ち主はシドニーオリンピックに出場した元柔道選手であった。(容疑者は「爆発しても被害はなかったはず。脅かすためだけのもの」といい、警察は「10メートル範囲内なら死ぬ可能性もあった」と発表しています。)
▼現在改修工事を行なっているブダペストの自由橋であるが、現在の予定工費(55億フォリント)に更に3億フォリントを上乗せすることをブダペスト市上層部が考えている模様。
▼27日より、ブダペストのアールパード橋でも工事が始まる。これにより夜間2車線が閉鎖となる。
▼ハンガリーはヨーロッパでも有数の人種差別国と言われている。(差別というと語弊があるが、よそ者−ロマや難民、移民など-を嫌う傾向が非常に強い)この状況を改善するため、EUからの予算を使い、大型看板やビデオメッセージなどで状況改善を図ろうとしている。(ハンガリー人の駄目なところは、人種差別に限らず相手を傷つけることを「正直なのがなぜ悪い」という理由で平気で口にするところですよね。ただ差別に関しては日本人はハンガリー人よりましかと言われると、困ってしまいますが)
▼来年から使用される200フォリント硬貨の模様をインターネットで投票できるというニュースを以前書いたが投票は26日で締め切られる。
▼金融危機の影響で、銀行から金を借りる人が減っているようで、各銀行はいろいろなプログラムで顧客確保に努めている模様。(利子を下げているみたいです。)
▼26日から冬時間がスタートした。(26日、我家は私を除いて皆7時代に寝てしまいました。)
▼ここのところフォリント安が続いているが、あと数週間で車や電化製品は確実に5〜10%値上がりする模様。(倉庫にどのぐらい製品が眠っているかで値段がいつ変わるのかがかわるようです。)またフォリント安がこのまま続けば、そのうち食料品も値上がりするだろうと言われている。
▼ハンガリー政府観光局によると、23〜26日の連休期間、3割の人がどこかに旅行に出かけたようだ。(ブダペストはガラガラ、地方のホテルは満室だったようです。私達もホテルをとろうと思いましたが、1ヶ月半前から満室と言われました。)
▼月曜日:朝、霧雨が降るかもしれませんが、その後、雨にはならないようです。最高気温は12〜17度の予想です。火曜日は月曜日に比べ1度、水曜日は3度気温が上がるでしょう。木曜日は2度気温が下がり天気も悪くなってきます。日曜日まで氷点下になることはないでしょう。
10月24日
▼23日はハンガリーは祝日で、毎年の例で言えばこのようなときは為替レートも大きくは変化しないのだが、今年は一時1ユーロが286フォリントとなるなど為替レートが大きく動いたようだ。(10フォリント弱くなり、10フォリント強くなったそうです。)
▼150キロの高濃度のウラン(原子爆弾もつくれるそうです)がハンガリーからロシアへ秘密裏に運ばれた模様。(国家原子力局は「廃棄物をロシアに運んだ」と言っているようです。)
▼今年はこれまでより更に警察の警備が厳しくなったが、式典では首相に対し叫び声をあげた人がいたり、夜には放水車から水をかけられた人がいたりと、いくつか騒動はあった模様。
▼ブダペストでは夜、国会議事堂で「革命の火」というモニュメントのようなものに実際に火がつけられた。
▼ブダペストの地下鉄3号線で人身事故が発生した。事故では22歳のケチケメート在住の男性が亡くなったが、なぜ地下鉄にひかれたかについては明らかになっていない。

10月23日
大使館からも23日はブダペストで集会がたくさんあるので行動に気をつけて・・てありましたけど、ハンガリー人の多くも地方に遊びにいくはずです。きっとブダペストのホテルは空き室が多く、地方のホテルは満室だと思います。ちなみに私達は家族でエステルゴムのプールに行く予定。あるいはスロバキア側に渡って散歩かも。

▼22日、政策金利についての緊急会議が開かれ、政策金利が11.5%に引き上げられた。(22日午前11時より有効)目的はフォリントの保護。この決定により22日はフォリントが少し高くなった。(例えば円に対してユーロがどんどん弱くなっていますが、フォリントはユーロに対しても弱くなっています。このままだとフォリントが紙切れに?まあ、第二次世界大戦後のペングーみたいなインフレにはならないと思いますが・・・・)
▼フォリントの価値が下がっていることもあるのか、金融危機で外貨建てのローンが危険だといわれながら(銀行によっては受け付けなくなったところもあります)今もスイスフラン建てのローンを組む人があとをたたないようだ。
▼ブダペスト株式市場だが、22日も株価を3.4%下げた。(1万1916ポイント。そういえば10年前、絶対儲かると友達に言われて株価と連動する国債のようなものを買ったときは、当時9000ポイントだった株価平均額が、4000ポイント台まで落ちて損をし、思い切り夫婦喧嘩になったことがあります。もう笑い話ですけど。あれ以来、財テクからは縁遠いです。)
▼ハンガリー人気質を調べる調査で、ハンガリー人の85%が、時に法を破るのは生き延びるための手段と考えていることがわかった。(まあ確かに日本の場合は、何かを始める前にたくさんたくさん話し合いをして、一旦GOサインがでると神様でも決めたことは変えられないというところがありますが-これは日本人と働くハンガリー人の口癖です-一方ハンガリーではとりあえず決めて、あとは状況に合わせてどんどん解釈を変えて行きますから、こういう結果が出てもあまり不思議ではありませんが・・・でも法律を破るのはよくないことです。自分が破ったせいで、まわりが迷惑することもありますし・・・)
▼ここのところ毎年、10月23日の祝日では暴動が発生しているが(飾ってある戦車に乗り込んで周りを破壊するってこともありました。)ジュルチャーニ首相は、暴動などを起こさないように呼びかけた・・(きっとこれを聞いて、「おまえが原因だろ!」って怒っている人もいるんでしょうね〜。)
▼ドイツから不法にハンガリーに投棄されていたゴミはドイツに運び返されていたが、最後のダンプ25台分のゴミがドイツに戻された。(合わせて4100トンのゴミがドイツに戻って行きました・・・)
▼ハンガリーとクロアチアを結ぶ橋が22日開通し、これでブダペストからクロアチアの海岸まで高速道路がつながった。(クロアチアの高速って休憩所が少ないんですよね〜。)
▼100円=211.04フォリント(OTP/10月22日)8月の観光シーズンが100円=130フォリント程度でしたから、1万円かえたら8000フォリント差が出るってことですよね〜。10万円替えたら8万か〜。安いノートパソコン買えますな〜。
10月22日
▼金融省は今年のインフレ率が当初の予想の6.5%よりちょっと低い6.4%となる予定と発表した。
▼各国の株式市場は上昇しているのにも関わらずブダペスト株式市場は株価が伸び悩み、21日も10%下がった。またフォリントも1ユーロ280フォリント近くまで下がった。
▼23日にはブダペストで多くのデモや集会が予定されているが、警察は柵を置いたり、検問をしたりして治安に勤める模様。
▼今年は新しいタイプのインフルエンザがハンガリーを襲う可能性がある模様。
▼昨年生まれた赤ちゃんで最も多かった名前は、男の子がベンツェ君、女の子はアンナちゃんだったことが明らかになった。
▼250級のソ連製不発弾の引き上げでマルギット橋が閉鎖されたが、時間的には予定よりかなり短くすんだ模様。(3時間閉鎖の予定だったが、40分閉鎖しただけですんだようです。)
▼ハンガリーは木曜日から4連休だが、土曜日から日曜日の夜に冬時間移行となる。(1時間たくさん寝られますよ〜。)
▼違法につくられたチーズがホードメゾーヴァーシャールヘイで大量に発見されたが、Aranybociの名前で市場に出回ったようだ。(もし見つけたら買わないでください。)
▼100円=201.25フォリント(OTP/10月21日)ついに200フォリント代ですか・・・
10月21日
▼22日より、95のガソリンが1リットルあたり10フォリント、軽油も6フォリント値下がりする。(結構下がってきましたね。)
▼政策金利についての話し合いがもたれたが、8.5%のまま据え置きとなった。
▼アジアやヨーロッパ各国の株価は上昇したが、ブダペスト株式市場だけがそうならなかった。この理由として米国のビジネスニュースチャンネルCNBCCがアイスランドとハンガリーが似ていると報道したことがあるのではと言われている。(金融危機にある国は株価が71%下がると言われているらしいが、今のところハンガリーは57%下がったらしい。)
▼ウイペシュトの社会党事務所に安全装置をはずした爆弾が投げ込まれた。(19日の夜に投げ込まれたらしい。)20日の朝、この爆弾が発見され処理されたが、もし爆発していたら、かなりの被害が出た模様。
▼21日の12〜15時の間、不発弾の移動のためマルギット橋が閉鎖される模様。
▼ハンガリー国民のアメリカ入国に際してのビザ免除に関する法案についてショーヨム大統領が指紋データ採取の点で問題があると署名を拒否した。(アメリカがハンガリー人の指紋データを見ることができる点が-犯罪者でない者の情報まで見ることができるという点で-人権侵害にあたるとして署名を拒否したようだ。)
▼100円=188.53フォリント(OTP/10月20日)
10月20日
▼政府は18日、国会に修正予算案を提出した。これは最近の金融危機などの影響を受けて来年のGDPやインフレの伸びを修正し作成したもので、財政赤字も元々のものより少し少なく抑えられている。
▼18日、首相の呼びかけで国内サミットが科学アカデミーで開催された。首相は「ハンガリーでも国の問題を解決するために与野党が共になって話し合える」ことを示すシンボルとなったと発言。ただ、内容的にはFIDESZのオルバン党首が「今必要なのは、緊縮政策ではなく、経済成長プログラムだ。」などと政府を強く批判し、同党国会議員会派長も「今後も、首相が国会で話をするときは、FIDESZ議員は議場を出る。」と、与野党が今後国会で議論できるようにはならなかったようだ。あとショーヨーム大統領は、問題解決方法としてよろしくないと今回の国内サミットには参加しなかった。(テレビの番組の視聴者投票では参加しなかったことに対し視聴者からかなり批判を受けていたようですが・)http://inforadio.hu/hir/belfold/hir-233105の下の方に、発言者の名前が書いてあります。隣のスピーカーマークを押せば、発言内容を聞くことができます。
▼最近、酒を飲んだ後すぐに酔いがさめるという飲み薬(?)の広告が目立つようになってきたらしいが、専門家は「これらの飲み物の効用には疑問点も多く、信じて車を運転したりすると危険」と警告を発している。(例えばhttp://www.alkoholsemlegesito.hu/alkoholsemlegesito.htmもその広告の1つです。)
▼高速7号線と、スロベニアの高速道路をつなぐ高速70号線は1車線しかないのだが、高速道路で2〜3車線の道に慣れてしまったドライバーが追い越しの途中で1車線であることに気付くなど結構危険な状況となっている模様。
▼来年1月から年金が3.9%値上がりする模様(年金は毎年値上がりして、なんかうらやましいなあ〜。)
▼月曜日:朝霧が出ますが、いい天気となりそうです。最低気温は-1〜+4度、最高気温は14〜19度の予想です。火曜日:雲や霧が出ますがおだやかな1日となりそうです。最低気温は1〜6度、最高気温は15〜20度の予想です。水曜日:夜西側で雨がふる可能性もありますが、雲や霧は出るものの穏やかな天気となりそうです。最低気温は3〜8度、最高気温は16〜21度の予想です。木曜日:東北地方で雨がぱらつくところもりますが、全国的には雨は降らないようです。最低気温は5〜10度、最高気温は14〜19度の予想です。ただ霧の濃いところでは最高気温が15度に達しないところもあるようです。)
10月18日
18日は平日扱い。でもこういうとき学校は短縮授業にしたり授業数を減らしたりします。娘も3時間だけで10時45分には授業終了です。(もちろん両親とも共働きで夕方しか迎えにいけない子供のために子供は学校に残れます。)私も授業がありますが、果たして学生は来るのだろか・・・・

▼中央統計局の発表によると、1月から8月にかけて国民の平均収入はグロスで8%、ネットで7.1%伸びた。一方同時期に物価も6.8%上がったので、実質は0.3%しか収入があがらなかったことになる。(平均月収はネットで12万フォリント)
▼17日もBUXが2.3%値を下げ、銀行を含むいくつかの株が取引の一時停止措置がとられた。(10%以上値が下がったため)知り合いに、株で生計をたてている人(出井とレーダー)がいるのですが、今回かなり損をしたようで、「庭を畑にしなきゃ」と言っていました。(冗談が出るぐらいだからまだ大丈夫なのかな?)
▼現在の金融危機を受けて、国家利益調整評議会は最低賃金を来年も現在の6万9500フォリントに留めておくことを提案した。
▼18日の土曜日は平日扱いなので列車も金曜日のダイヤで動くがエステルゴム-ブダペスト間に関しては、工事があり土曜日のダイヤで、しかも夏同様マルギット橋までの運行となる。(途中までしか行かない列車もあるようだ)また22日の水曜日は金曜日、23〜25日は祝日ダイヤで列車が走る。(あと平日扱いですから、路上駐車場も有料になりますよ。)
▼首相は金融危機に対抗するために、「13ヶ月目の年金」制度を廃止するのではという噂に関しこれを否定した。(この他に、財政引締めのため高速道路の通行料を支払っているかをチェックするためのシステムに対する予算が削られる・・・みたいな話もしたそうです。)
▼日刊紙ネープサバッチャーグが出しているお金持ちトップ150によると、トップにいる人たちは皆昨年から財産を大きく増やしていることがわかる。(例えばトップにいるデミヤーン・シャーンドルという人は、この1年で財産を400億増やして、2600億フォリントにした。)
▼15日にホードメゾーヴァーシャールで違法チーズ(しかも腐っている)が発見されたが、すでに市場に流れている模様。(どこに流れたかはわからないみたいです。こわいですね〜。)
▼土曜日:いい天気でしょう。最低気温は0〜5度、最高気温は12〜16度の予想です。日曜日:雲は少なく雨はふらないでしょう。最低気温は-1〜+4度、最高気温は13〜18度の予想です。月曜日:いい天気ですが、朝方きりがでます。最低気温は-1〜+4度、最高気温は14〜19度の予想です。
▼100円=193.18フォリント(OTP/10月17日)
10月17日
▼今年度1〜3四半期におけるハンガリーの自動車新車販売数は12万5272台と昨年同時期に比べて4.6%下がっていることがハンガリー自動車輸入管理協会により明らかになった。
▼ブダペストの地区レベルの集中暖房費が11月より値上がりすることとなった。今回の値上げは9.2%で平均して月1300フォリントの値上がりとなる。(2月に4.1%、5月に6.1%、8月にも5.5%値上がりしていて、今年に入って4回目の値上がり。いくらなんでも上がりすぎじゃ・・・)
▼ブダペスト株式市場(BUX)の株価指数は16日も8.59%下がった。(世論調査会社Medianの調べによると、ハンガリー人は金融危機に関しまだパニックには至っていないが、金融危機状況にあることは理解しているとのことです。)
▼ヴェレシュ金融大臣は、今年の財政赤字はGDP比で3.4%と、ユーロ導入に向けた基準や、今年予想していた財政赤字より低く抑えられたことを発表した。(1030億フォリントの支出を抑えることができたそうです。)
▼Nyirpilisという町で、子供が特別救助犬を盗み、自宅で鎖につなぐという事件が発生。しかも家族はこれを(知っていたのに)否定していた模様。(なんで盗んだんでしょう?)
▼ファイナンシャルタイムズはハンガリーについて「国民の多くが、国が間違った方向に進んでいると感じているが、じゃあどうすればいいかという点に関しては意見の一致を見ていない」という記事を掲載した模様。(首相は土曜日に金融危機についての国内サミットを開催する予定だが、「話し合いじゃなくて、新しい政府が必要」という意見ももちろんある。別の記事ですが、センメルワイス大学の調査によると、与野党の対立状態が長く続いていることなどから、2002年から2006年にかけてだけでも鬱になる人の割合が14%から20%に増えたそうです。)
▼100円=188.35フォリント(OTP/10月16日)
10月16日
ここのところ、ずっとここで何なかの主張・宣伝をしてきましたが・・今日は何もありません。(インフルエンザと金融危機がハンガリーに迫っているようです。)とりあえず自分の。ブログ教材置き場を宣伝しておきます。

▼ハンガリーではじめて女の子への人工心臓埋め込み手術が行われた。手術は成功した模様。
▼今年はハンガリーにもインフルエンザの波が3回襲ってくるようで、最悪の場合は300万人が疾患し、6万人が亡くなると予想されている。(なんか怖くなってきました。)
▼17日にブッシュ大統領が、ハンガリーを含めた6カ国のビザ免除を宣言する模様。
▼麻生首相もマスコミの予想とは違い、まだ国会を解散していないが、ジュルチャーニ首相も「金融危機を乗り越えなければならないこの時期に悠長に国会前倒し選挙をやろうなどと訴える者はいないだろう。」とテレビのインタビューで答えた。
▼国家犯罪学局の調べによると、12〜13才の子供の多くがビールやワインを飲んだ経験があり、14〜16才では強いお酒も複数回飲んだことがある子が多いことがわかった。また14才の多くがすでにマリファナも試したことがあるという結果が出た模様。(まあ、試してみたくなる年頃なのかもしれませんが・・・)
▼15日、ブダペスト株式市場の平均株価指数は12%も下がり、フォリントも1ユーロ270フォリントレベルまで弱くなった。(国際報道では、アイスランドとハンガリーの経済の仕組みが似ているので、アイスランドの次はハンガリーが危ないと報道されているようです。別のニュースでは、正式には公表しなくても多くの銀行で外貨建てのローンを停止する可能性があるとやっていました。インフルエンザも怖いけど、こっちも怖いなあ。)
▼食料品の高騰で、ここ1年で飢餓人口が7500万人増えたといわれているが、国連によると現在ハンガリーで食べ物に困っている人も10万人いる模様。
▼ブダペストを走るBKVバス1100台のは平均15歳と古く、環境保護の点からも基準値に達していないバスが目立つようになってきている。
▼Mehkerekという町のある家族が、80万フォリントという電気代の請求書をもらった。2005年に電気メーターを取り替えてから、初めての電気代徴収ということだが、家族側は「はかり方がおかしい」と主張し、電気会社側は「本当にそれだけ使った。」と主張している。
▼先日の列車事故現場から盗まれたケーブルが発見された模様。(警察は引き続き犯人の行方を追っている。)
▼去年、一昨年と10月23日にはアストリアでFIDESZの大集会が開かれたが、今年はブダ城での別のプログラムに参加する形で人々が集まるようだ。(同日は既に100以上の集会の届出が出ている。)
▼100円=189.32フォリント(OTP/10月15日)確か昨日は100円=170フォリントでしたよね。(1ユーロ=262.27フォリント)数字はいずれも現金を銀行で両替したときのレートです、外貨口座からフォリント口座へお金を映すときは、円の場合193.23フォリント、ユーロの場合266.31フォリントでした。
10月15日
娘が通う「かざぐるま」のクラスメートのおばあちゃんが埼玉県の北浦和で「カロチャ」というハンガリーレストランを経営されているそうです。ホームページが新しくなったそうなので、ここでも宣伝しちゃいます。(ここをクリックしてみてください。)

▼中央統計局の発表によると、9の物価は8月と同じだった模様(1年前と比べると5.7%アップ)
▼14日、ブダペスト株式市場は6.82%平均株価指数が上昇した。
▼ブダペスト工科大学の建物の一部が沈みつつあるというニュースがあったが、地下鉄4号線工事を取り仕切っている会社によると、沈下は止まったとのこと。(沈下が止まったため、専門家が言っていた危険も発生しないとのことです。)
▼タタバーニャでは地域ごとの集中暖房の暖房費見支払額が10万フォリント以上になっている住宅には温水を流さないことにした模様。
▼ジュルチャーニ首相は18日の土曜日に「国内サミット」の開催を呼びかけている。ただ大統領はこれに反発し参加をしない模様。FIDESZのオルバーン党首は「政府があらたに出した12点の提案は、経済経済引き締め案で国民の生活を脅かすものとして、サミットに参加し政府と対決する姿勢を表面している。
▼ブダペストでは、これまでに10月22日と23日に行なう集会の届出が50以上出ている模様。(23日はエゲルに行ってのんびりしようと思ったのですが、ホテルが満室で駄目でした。それでボガーチというもっと田舎に連絡してみたのですが、こちらも満室でした。確か一昨年の10月23日に暴動が発生したこともあって、23日近辺はブダペストから田舎へ逃げる人がとても多くなっています。)
▼最近校内暴力事件が急増していることがあり、国家犯罪局が109の学校で2200名の7〜9年生にアンケート調査を行ったところ、3割が「必要だから暴力をふるう」と答えたことが明らかになった。(親が頑張っても経済的に豊かにならないのを見て「働く意味があるのか」とか「勉強する意味があるのか」とか思い、親や教師の言うことを聞かなくなり、友達のことばかりを聞くようになる・・・のだそうです。)
▼この時期、合わせて6万羽の鶴がセゲド近くの「白い湖(フェへーるトー)」にやってくる。(もっと寒くなると北アフリカに移動するそうだ。)
▼100円=170.47フォリント(OTP/10月14日)先週末が100円=190フォリントで、13日は180フォリント、14日は170フォリントですか。すごい変動ですね〜。
10月14日
月曜日は語学学校で授業をしているんですけど、そこに通っている学生さん(大学1年生)は、テレビを見る暇も、料理をつくる暇も、洗濯をする暇もなく、ひたすら大学と寮で勉強しているそうです。週末は実家に帰り、一週間分の衣類と食事を用意してもらうのだとか。週に3回徹夜したこともあるそうで、実家に帰った土曜日には16時間ぐらい寝ちゃうって言っていました。ハンガリーにはこういう学生が多いのだそうです。確かに私自身も毎週毎週結構大変な課題を出しています・・・こっちは家庭やいろいろな縛りがあるので、学生さんのような生活は送れませんが、せめてもうちょっと頑張ろうと思いました。語学学校の授業の様子は(ここから見られます。)

▼100円=180.38フォリント(OTP/10月13日)
▼MKB(ハンガリー商業銀行)は外貨建てのローンを「フォリントが不安定」として廃止した。
▼10月13日より、新しく発行される200フォリント硬貨のデザインへの投票が可能となった。(http://www.forint.hu/engine.aspx?page=szavazas か、40-121-212で投票できる。)ちょっと見てみました。花が2つ、鳥が2つ、橋が2つあります。どれにしようかな〜。
▼国会議員が会派を離脱し、国会会派がなくなるのではと言われていたMDF(ハンガリー民主フォーラム)だが、元FIDESZ議員のレンジェル・ゾルターン無所属議員がMDF会派に入ることとなった。ただ、党員でもないのでとりあえず会派に入っただけとのことだ。(この議員は、スキャンダルまみれの人-裸の写真が新聞に出たり、無免許で運転士、つかまったら警察に「お前達など首にしてやる」と暴行を働いたりした-で、FIDESZに迷惑がかかると無所属になったようです。MDFをひっかきまわすのかな?)
▼Vanishという洗剤がココアの染みを綺麗に落とすというコマーシャルが事実と違うとして公正取引委員会は1500万フォリントの罰金を言い渡した。(ハンガリーの消費者はこういうコマーシャルを本当だと思ってしまうのだそうです。)
▼13日、ブダペスト株式市場が反発して値を上げたが、フォリントの方は上がったり下がったりという状況で、フォリント安を脱するところまではいかなかった。
▼金融危機の影響で原油価格も下がったとして、15日よりガソリンの値段が1リットルあたり8フォリント、軽油が4フォリント値下がりする。(これでガソリンは平均で1リットルあたり284フォリント、軽油は302フォリント程度となる。)
▼金融危機を受けて首相が出した12点の措置のうちの1つが、賃金の凍結である。経済界では賃金の凍結すら難しいと予想しているが、この措置が導入されると当然年金の引き上げもなくなる。(ちょっと前に出した減税などを含むジュルチャーニ・パッケージはやめにしたようです。)
▼世界通貨基金が13日に発行された発行物で「ハンガリーに金融危機が生じた場合援助する」と表明していた模様。
▼女子テニスのハンガリーの星サーバイ・アーグネシュは世界ランキングで前回同様27位だった。(確か前はもっと上でしたよね。)
▼三浦元社長自殺のニュースが流れているが、ハンガリーでも窃盗で身柄を拘束された16歳の少年が、拘置所内でベルトで首を吊り危篤状態となっている模様。(ベルトをつけたまま勾留していたのがまずかったようだ。)
10月13日
 ハンガリーには教育機関がプログラム・教員などの面で条件を満たしているかを決める認可委員というものがあります。私が勤めるカーロリ・ガーシュパール大学日本学科は、学科開設後なかなか無期限の認可が下りず、2年ごとに仮認可を更新していました。その後、やっと無期限の認可がおりたのですが、今度は大学制度がかわってしまい、また最初から認可申請のやり直しとなりました(大学制度変更による再認可はすべての大学で行なわれました。)。学士課程の方は無事通ったのですが、修士課程の方が通るのかどうかは微妙なところがありました。そのため学生も不安な毎日を送り、外国の大学へ進路を考える人も現れました・・そんな中、認可委員から10月3日付けで発表があり、「認可を支持する」という評価をいただきました。これまでの数々の認可資料をほぼすべて1人でまとめてきた学科長に感謝!!!です。(詳しい資料はここにあります。)。「支持する」ということでまだ決定ではないと思いますが、今度この評価が覆らないように祈ります。

▼スロバキアにあるハンガリー系住民用の学校で使われるハンガリー語で書かれた教科書に、ハンガリー語の地名もある町の名前がすべてスロバキア語だけで書かれていることで問題が発生している。(スロバキアとかオーストリアって強い右側の勢力が強くなっているので、こういう問題も発生するんでしょうね。確かルーマニアでもハンガリー人に対する差別に反対して、次官レベルの人がハンガーストライキをやっていた-数日前にやめたそうです。-そうです。)
▼政府は、国民の預金を全額保証する一方で、減税や民間人が国有企業の株を保有できる「ニュー・オーナー」プログラムなどの導入を遅らせる案を野党側に示した。FIDESZは減税を遅らせることには反対している。(元々政府は、来年は3%代の経済成長率があると言っていたのですが、ここにきて2%以下ということもありえると言っています。金融危機の影響、気になります。)
▼Ecostatの調査によると、ハンガリーの家庭のうち、預金や財テクに毎月お金を回せるのは2割で、大きな額を預金や財テクにまわせるのは2%に過ぎないことがわかった。(56%の家庭は、毎月預金などにお金をまわせるわけではないと回答しています。ただこれでも昨年よりはよくなっているのだそうです・・・)
▼地下鉄4号線の工事の影響か8月ごろから、ブダペスト工科大学の建物で多くの問題が発生しており、一部の建物は「生命の危険」があるとういことで閉鎖された。(沈みはじめているそうです。こわいですね〜。)
▼ハンガリー民主フォーラムの国会会派から議員が離れた。これにより新たに議員を会派に入れない限り会派がつくれなくなってしまう。
▼ハンガリー人には視力検査を受けたことがないという人も多いみたいであるが、今後、免許取得、免許更新の際に視力検査を厳しく行なうという案が出てきているようだ。(なんかドリバーの5分の4は、よく見えない状態で運転しているとか。こわいですね〜。確かに私が日本の免許をハンガリーの免許にかえたとき、道交法の試験はハンガリー人の人と一緒にやりましたけど、視力検査をしたかどうかは記憶にありません。)
▼先週、モノリエルドーで大きい列車事故がありましたが、事故現場の列車から金属を盗み出した者がいるようで、警察は犯人の行方を追っている。
▼大学では、卒業するまでに国家外国語試験に合格していなければならない。ただ40歳以上の人にはそれが免除される。ただ、この40歳の意味を誤解する人が多く問題となっているようだ。(規則では大学に入った時にすでに40歳になっていた場合には外国語の資格が卒業の際に免除される。したがって大学在籍中に40歳になった場合はこれに当てはまらない。)
▼12日、シオーフォクで卵1万個をつかった料理がつくられた。(ギネスレコードだそうです。)
▼月曜日から金曜日までは小春日和で最高気温も20度を超えることが多いでしょう。
10月10日
今日、授業に参加してくださったゲストの方が「ハンガリーに来てワインに目覚めた」とおっしゃっていたのを耳にしました。もしかすると同じような方もおおいのかなと思います。それで、2009年1月からハンガリーの大学のワイン学博士課程で学ぶ予定の片木さんが(まだ20代の若さでワイン関係の会社の社長さんもやっています。)開設している株式会社フルミントのホームページをご紹介します。(こちらをクリックしてみてください。)。片木さんは「なでしこ会」の運営も担当されています。(なでしこ会のブログはここをクリックしてみてください。)。

▼スロバキア国民党のスロタ党首は、国家主義者で人種差別を公言する人物で有名だが、この前はハンガリーのグンツ外務大臣に対して「ヒトラー」とか「馬鹿」とか発言した。このためスロバキアのハンガリー党が刑事告発を行なった。
▼ある日刊紙の情報によると、来年1月からガス代が更に10%上がる模様。(困りましたね〜。)
▼ハンガリーの3割は他人の容姿に嫉妬しており、この傾向はブダペスト市民に特に強いことがTarkiの調べで明らかになった。(就職なんかでも容姿が重要なのだそうです。これは、腹に脂肪なんかためている場合じゃないですね〜。)
▼来年からブダペストの多くの場所で、固定式・移動式のスピード測定器を設置する模様。(みなさん、気をつけて走りましょう。)
▼国際的な金融危機の波がハンガリーも襲い始めており、株価は大幅に下落し、フォリントも1ユーロ260フォリント近くにまで弱まった。
▼アフガニスタンの状況について話し合うためNATO防衛大臣が来洪した。このため、9日、10日はブダペストの各地で道路が閉鎖され、ドナウ川沿いのホテル付近では人も侵入できないような措置をとっている。
▼100円=177.12フォリント(OTP/10月9日)
10月9日
かざぐるまについてハンガリー国内や日本から励ましのメールをいただきました。多くの方に支えられていることに感謝しております。
ところで、私の勤めるカーロリ大学では現在、毎週火曜日に書道クラブを開いています。現在参加者が20名を超えかなり盛り上がっています、(書道クラブのブログはここをクリックしてみてください。)。この他に来週からは、毎週月曜日午後5時〜6時15分の時間で日本の歌を歌う「合唱クラブ」が立ち上がります。興味のある方は、是非のぞいてみてください(318号室です。合唱クラブのブログはここをクリックしてみてください。)。あと、同じく毎週月曜日午後5時から生け花のコースも立ち上げる予定です。(305号室)


▼バイナイ経済大臣は、建築業界関係者の集まりの場で、世界経済の問題の波はこちらにも来るであろうが、ハンガリーの銀行が倒産に追い込まれることはないであろうと発言した。
▼ブダペストのサボー・エルヴィン図書館は、国家図書館の日を記念して10月7〜12日の間、子供や若者向けのクイズやらコンサートやらのプログラムを行なう模様。また同時期に返却が遅れて罰金が発生している本も無料で返せるとか。
▼ハンガリーの高速道路は来年は7キロしか開通しないそうだが、選挙のある再来年には200キロ以上の路線が開通する模様。(前の社会党政権のときも高速道路建設に力を入れたのですが、次のFIDESZ政権のときは高速道路はつくらなかったんですよね。次FIDESZが政権をとったらどうするんでしょうね・・)
▼ハンガリー民主フォーラムと言えば、社会体制転換後には与党となりアンタル政権をもたらしたが、その後議員数を減らし、現在は国会会派がつくれるギリギリのところにある。ただ現在党内にゴタゴタがあるらしく、同党と選挙協力をし、同党の国会議員として会派に入っている議員が、同党の協力体制から外れることで会派を離れる可能性がある。この場合、最悪の場合、ハンガリー民主フォーラムは国会会派そのものをつくれなくなってしまう。(そうなると、活動・予算面で大幅にマイナスとなるそうです。)
▼Balmazujvarosという町で、基準値を超えたメラミンが含まれているスナック菓子が発見された。(中国からの輸入品だそうです。P-Nut Crackers Chips Snack World sajtos mogyoroという製品のようです。 )
▼先日、モノリエルドーで発生した列車事故(死亡者4名)で交通大臣が辞任したが、1994年にサヨルで発生した事故(昨日書いたやつです)では27名が亡くなったが、交通大臣の辞意を首相が受け入れなかった。このため今回も本当に交通大臣が辞任すべきだったかどうかで議論が起こっている。
▼ハンガリーの農業団体が、「小学生達が健康のため1日1つりんごを食べられるように」とりんごを支給するプログラムを開始した。(最初はペシュト県の6つの地域で行われるとか。確かにりんごを毎日食べるのはとてもいいと言われますよね。)
▼ハンガリーの銀行が倒産した場合、600万フォリントまでの貯金は保障する・・・という話だったが、金融大臣によると、すべての貯金額を保護する方向で動く模様。

▼100円=178.03フォリント(OTP/10月8日)
10月8日
 昨日かざぐるまについて書きましたが、「何を怒っているんですか?」という質問メールがありました。ついでなので、「かざぐるま」を立ち上げた理由について簡単に説明します。現在かざぐるまに通っている4名はいずれも永住許可を持ちハンガリーに住んでいる日本人の子どもです。この4名は日本語幼児サークルに通っていたのですが、サークルを卒業するときに、学校をどうするかで保護者で話し合いを持ちました。昨日も書きましたが、みどりの丘日本語補習校は、「日本の帰国を前提とした児童・生徒が通う」在外教育施設です。このため、カリキュラムも帰国を前提とした人に合わせる必要があります。従って、私達のような移住者の子供が補習校のスピードについていけなかったり、地理的・経済的・その他の理由で補習校に通えない子が出た場合、制度的に補習校はこれを救うことが困難な場合があります。実際私達が入学する前の年にも補習校を辞める人が出ました。そして私達の学年にも経済的・進度などの理由で補習校に子供を通わせるのは困難という人がいました。それで私達は、自分達の学年の子供達が全員通えるような道を模索し、補習校側と交渉をしました。ただ、うまく折り合いがつかなかったため、「誰も切らない」選択をするため自分達でかざぐるまを立ち上げることにしたのです。あのまま補習校に通っていたら、脱落者が出たかもしれません。しかし現在、多くの方の厚意に助けられ、かざぐるまの子供はそろって元気に日本語を勉強しています。今の状況に本当に感謝しています。
 私たちは「自分の子供を切られたくない。同じ学年の子供を切りたくない。そして、できれば誰も切りたくない」という思いでかざぐるまを立ち上げました。今後もし在外教育施設で勉強するのが困難な2重国籍のお子さんがいたら、かざぐるまの枠組みで何らかのヘルプをしたいと思っています。でも、残念ながら、私達が補習校に入らなかった(経緯を知らないのか)入らなかった事実だけをとりあげてこれを問題視する人がいます。私達は補習校には入っていませんが、みんなでやっていけると判断した場合、補習校に編入する可能性もあります。また、もし編入することがなくても、補習校とは是非多くの部分で連携・交流したいと考えています。ただ的外れなバッシングにより、これが困難な状況にあるのです。


▼Coface Hungaryの調査によると、ハンガリーの会社の3分の2はビジネスパートナーを個人的なつながり(コネ)か以前の経験から選んでいることがわかった。(ハンガリーって二本以上にコネ社会ですもんね〜。)
▼最近電話のケーブルなどを盗む犯罪が増えているが、被害額が年に50〜60億フォリントに達することがわかった。
▼金融組織国家管理局広報官は、ハンガリーの銀行では600万の預金までは(倒産しても)保障すると再度発言した。(1つの銀行に600万フォリント以上ある場合は、移し変えたほうがいいかもしれませんね〜。)
▼止まっていたブダペスト地下鉄4号線のトンネル掘削工事が再開された。今回の遅れを入れても、当初の予定だった2011年開通は守られそうだが、月単位で後ろにずれる可能性が高い模様。(まあ、今後もいろいろあるでしょうから、結局はもっと遅れるんじゃないでしょうかね。)
▼昨日列車の衝突事故が発生した現場の掃除が終わり、事故現場では最高時速が40キロに制限されているものの、ブダペスト・ツェグレード間の路線が復旧した。事故だが、時速10〜15キロで徐行中のインターシティに100キロ近くのスピード(110キロからブレーキをかけて70〜80キロまで落ちた状態で)衝突したようです。また事故で亡くなった方の家族に、まず40万フォリントが支払われたようです。(覚えている方もいるかもしれませんが、昔やっぱりツェグレードの近くでとても大きな列車事故がありました。このときは、線路のポイント切り替えを怠ったのが原因で時速100キロ以上で走っていた列車が引込み線からホームへ激突しました。あのときも事故から暫くの間は現場近くはかなりスピードをおさえて列車が走っていました。当時同じ路線の列車によく乗っていたのでゾッとした覚えがあります。)
▼例えば散髪など、サービスへの代金の領収書の番号を送った人の中から毎週100万フォリントのあたりを10人出すという話しが出ている。政府がこのプログラムを考えているという話だが、まだ確定ではないようだ。(ニュースには日本でもこれをやったことがあると書いてありましたが・・・・)
▼100円=175.03フォリント(OTP/10月7日)
10月7日
上にも書いてありますし、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私達は「かざぐるま」という日本語サークルを開いています。これは、私のようなハンガリー永住予定の邦人子息のための「継承語としての日本語教育」の場としてとても大切な役割を担っています。ブダペストには「緑の丘日本語補習校」というものもあります。この学校とかざぐるまの方向性は非常に似ているのですが、こちらは「日本の帰国を前提とした児童・生徒が通う」在外教育施設なんです。だから、カリキュラムも帰国を前提とした人に合わせる必要があります。そのような理由で、私達のような移住者の子供が補習校のスピードについていけなかったり、地理的・経済的・その他の理由で補習校に通えない子がでた場合、制度的に補習校はこれを救うことが困難です。ですから、結局は私達保護者が自分達の子供を守るしかないんです。おかげさまで今のところ「かざぐるま」はとてもうまく行っています。多くの方にも支えていただいています。ただ、理由はわからないのですが一種のバッシングに近いようなこともあります。例えば「かざぐるま」ではブログをつくっていますが、(ここをクリックしてみてください。) 「そんなもの作ったって誰も読んでいない。」と言われることがあります。ブログは4月につくり、おおよそ半年たちました。今の時点でブログのカウンターは4500弱になっています。たった4名の参加者で週に1回しか活動がない、つまり更新も週に1回しかないサークルのブログが毎月700以上(平均して毎日25程度)の閲覧数があるのに、「そんなものを作っても誰も見ていない」と批判する人がいるのは驚きです。私達が、在外教育施設に通えない子供達を救いたいと思う気持ちは間違っていますか?

▼中央統計局の発表によると、2008年1〜8月の全ホテルの総収入は1650億フォリントと、昨年同時期より1%多かった模様。
▼金融研究株式非公開会社の発表によると、今年と来年のGDPの伸びはいずれも2%で、今年のインフレは6%、来年のそれは4.3%と予想している。
▼8日より、ガソリンが1リットル当たり5フォリント、軽油が2フォリント値下がりする。
▼消費者保護局は、スーパーのPlusに対し、セールの商品が初日にはすでになく消費者を騙す形となったとして500万フォリントの罰金を命じた。Matchも同じようなことをしたようだが、こちらは程度が弱いということで罰金はなかった。(Plusに以前「セールの商品ないね」と言ったら、初日にあっという間にうれちゃったと言っていました。かなり在庫の数が少なかったのでしょうね。)
▼金融問題の並がヨーロッパを襲い始めているが、ハンガリーの株式市場でも6日は5.7%値下がりした。フォリントも弱くなった模様。
▼1848年の革命戦争のリーダー達がルーマニアのアラドで処刑されたのが1849年の10月。6日はこの日を忘れないように各地で催し物が行なわれた。
▼ハンガリーの複数の中国レストランでも基準値を超えたメラミンを含む製品が確認された。(ええええ!これは怖いですね〜。)
▼6日、モノリエルドーで列車2台による衝突事故が発生。4名が死亡、3名が瀕死の重体、4名が重傷、そして19名が軽傷を負った。この事故を受けて、交通大臣が辞任した。(デブレツェンからブダペストに向かっていたインターシティー(駅に停車中)に普通列車が突っ込んだそうです。(事故後の車内の写真は例えばhttp://www.hirszerzo.hu/imgpool/27772_8.jpg)事故原因は現在究明中です。
▼100円=173.67フォリント(OTP/10月6日)
10月6日
▼10月10〜19日で行なわれるブダペスト秋のフェスティバルではストリートでのプログラムをこれまで以上に充実させるようだ。(例えばブラハルイザ広場、マンムト2などでも劇プログラムが行なわれる模様。-エスカレーターに乗りながら演技したりするそうです。)
▼ハンガリーにある24の競技協会のうち17の協会でオリンピック参加に向けて経済的問題を抱えていたことが明らかになった。
▼政府は、2009年より100歳以上の人に誕生日ごとに10万フォリントをプレゼントすることを決定した。(2010年からは95歳〜99歳の人に毎年誕生日に9万5000フォリント、2011年からは90〜94歳の人にも同じく9万フォリントプレゼントする模様。こういうのも選挙に向けての金のばら撒きと見てしまうのはうがった見方?)
▼専門家の調査によると、ハンガリーには強い麻薬依存症の人が2万人おり、16歳の3人に1人は麻薬を経験したことがある・・ことが明らかになった。(専門会によると法律の強化により、麻薬の過剰摂取で危険な状態になっても、仲間が(捕まるのを恐れて)救急車をなかなか予防としない・・などの問題が出ているそうです。)
▼すっかり2部に定着してしまったサッカーの人気チームフェレンツィヴァーロシュだが、先日のカップ戦ではサポーターの暴動でみそをつけ、先週末は引き分けに終るなどピリッとしない感じ。(今のところ2位だそうです。今年も昇格できないかも・・・・)
▼ガンジーの生誕記念の国際非暴力デープログラムの一環でブダペストでTarka Magyarというプログラム(デモ行進)が4日アンドラーシュ通りから英雄広場まで行なわれた。警察は、アンドラーシュ通りだけではなく、それと平行して走る隣の道も封鎖したこともあり、だれかが石を投げるなどの大きな騒ぎは起きなかった。(以前、主催者のアムネスティ・インターナショナルはジュルチャーニ首相に来ないで欲しいとお願いしていたが、結局首相は私人として奥さんと一緒にこの行進に参加したようだ。)
▼バンコクから輸入された粉ミルク(日本語で何って言うんでしたっけ?クリープみたいなもの)に基準値以上のメラミンが入っていることが明らかになった。今後は直接中国から入ってくるものだけではなく、東アジアから入ってくるもの全体に検査の目を光らせるようだ。(企業の自主検査で明らかになったようで、まだ市場には出す前だったそうです。一連の問題ですが、オリンピック開催前だったらどんなことになっていたのでしょうかね〜。)
▼週末はデモやマラソン大会などでブダペストの各地で道路が閉鎖され、各地でかなりの渋滞が発生した。(私達もM3からメジェリ橋を渡って国道11号線に入ったんですけど、すごい混みでした。)
▼5日乳癌の危険性を訴える催し物がブダペストで行なわれ、くさり橋もピンク色にライトアップされた。(ハンガリーでは女性の12名に1人の割合で乳癌が発生する。毎年新たに6500名が乳癌となるが、検査などに行く人が少ないため2000名以上が亡くなってしまうそうだ。)
▼消防士の労働時間が他の職業よりもながい、もともと週に54時間ぐらいだったものが現在では48時間に減っているが、普通は週に40時間なので残りの8時間分は残業代として支払ってほしいというのが消防署員の願いのようだ。ただ国の予算ではそのような考慮はなされていない。それで消防士はストを計画している。(ただ規則で勤務中のストは禁止されているようで実際にはどうなるか微妙なところのようだ。)
▼月曜日:曇り時々晴れ。最低気温は0〜6度、最高気温は15〜20度の予想。火曜日:東部で雲が広がりそう。最低気温は4〜9度、最高気温は15〜20度の予想。水曜日:雲が出てところによっては雨もぱらつきそう。最低気温は4〜9度、最高気温は16〜21度、木曜日:晴れ時々曇り。雨がぱらつくところも。最低気温は3〜8度、最高気温は16〜21度の予想。
10月3日
ゲスト大募集中です!昨年の2年生の書いた日本語論文アップロードしました。0年生の授業に来ている生徒さんがブログを開設しました。(授業の様子が写真で見られます。)どの情報もすべてここで見られます。(授業案内は下の方、論文はページの中ほどにある「2年生論文」をクリック、0年生のブログは右の「Egy japan 0-dikos blogja」クリックしてみてください。

▼BKVのストライキだが、バスやトロリーバスの組合もストをしないということで合意した模様。(地下鉄とかと組合が違うんですね。)
▼欧州委員会(European Commission)は9月25日に一部の中国製食品の輸入禁止などを含む予防対策を導入することを決め、これを26日から適用したが、これに従ってハンガリーも乳児や子供向けの一部の食品を禁止することを決定した。
▼国会市民権委員会は「現在のBKVのチケットコントロールのやり方は今後1年しか許可できない。なぜなら、すべての駅や停留所でチケットが買える訳ではないし、コントローラーの態度も失礼だからだ。」と発表した。(組織の動きってきっと傍から見るほど簡単には変えられないんでしょうね・・・)
▼税務局の発表によると、2007年に所得税を支払った人は2006年のそれより多く、所得税額の平均も多かった模様。ただ、「最も高い所得税」を払った人の額は2006年より少なかったそうだ。(個人の所得税額で最も多かったのは2006年では29億フォリント、2007年では17億フォリントだった。)
▼ペーチの動物園が老朽化して、このままの状態では2011年からは営業ができないらしい。一番いいのは市の別の場所に移転することだが、これには15億フォリントがかかるので、実際には難しいらしい。
▼3日午前8〜10時の間、昔へジェシュロムの国境だったところが閉鎖される。(迂回が必要とのことです。高速道路の国境は開いています。)
▼キシュクンドロジュマという町で、お姉さんが1時間送れて4歳の妹を幼稚園へ連れて行ったところ、先生から「遅れちゃだめだよ。朝ごはんも食べられないし、お遊戯も少しできなくなるんだから。」といわれた。姉が家に帰ってそれを報告したところ、家族が怒り幼稚園に向かい(3名が行ったそうです)子供達や同僚の見ている前で、その先生に殴る蹴るの暴行を加えた。通報を受けた警察官が後ほどこの家族を逮捕した。警察は勾留措置を要求したが、裁判所はこれを破棄した。(被害にあった先生がよっぽどきつくしかったのか・・・お姉さんも子供だから家庭の事情についてうまく説明できなかったのかもしれません・・あるいはこの家族がもともとだらしなかったのかもしれません。この記事ではちょとわかりませんでした・・・)
▼ブダペスト7区の自転車の無料駐輪場に監視カメラが置かれた。(50箇所、500台分)これにより安全に自転車を停めることができるようになった(東駅やブラハルイザ広場なども含まれるそうです。)
▼日本では、「リサイクルはドイツに学べ」なんて言っていた記憶があるが、ドイツから不法にハンガリーに運ばれ投棄されたゴミは1400トンもある。ドイツ政府はゴミをハンガリーから運び出す決定を下したもののなかなか作業は進んでいない模様。
▼ザラ県にある七面鳥の養殖場が、銀行からお金が借り入れられなくなり、ここ1ヶ月動いていない。このためこのままでは間もなく餌もやれなくなるとか。(すでに空腹から共食いに近い状況になっているとか。地獄ですね。)
▼インフルエンザのワクチンが例年より1ヶ月早く到着し、来週から摂取が可能になる模様。去年は80万人がかかり、40万人が病院にかかったようだが、今年は新型のインフルエンザが上陸する可能性が高く、昨年の倍の人がインフルエンザにかかる可能性があるという。(普通は2000〜3000フォリントでワクチンを購入し、かかりつけの医師にうってもらいます。ただ年輩の方や慢性疾患の方などは無料となります。)
▼政府は、専門医養成に毎年80億フォリントをつぎ込んでおり、専門医になった後、養成課程を受けた病院を4年以内に出て行った場合には、養成にかかった200万フォリントを返還するように求めることを検討している模様。(養成に金をつぎ込んでも、医師になったら外国に行ってしまう・・それを警戒しているようですね。)
▼100円=161.48フォリント(OTP/10月2日)フォリント弱くなっていますね〜。
10月2日
ゲスト大募集中です。授業時間・内容に関してはここをクリックしてページの下の方をご覧ください。

▼住宅用のガス代が10月1日より6%程度値上がりした。今年に入っての値上げはこれで4回目。(1月に5%、4月に6%、7月には10%程度値上がりしている。)
▼1フォリント硬貨と2フォリント硬貨が使えなくなったが、ハンガリー国立銀行によると9月30日までにこれらの硬貨が1000トン回収された模様。これは市場に出た1フォリントの2割、2フォリントの3割弱となる。(ヨーロッパの平均よりは高いそうです。)
▼現在、アメリカのサブプライム問題の影響で全世界的な不況になりつつあるが、金融組織国家管理局広報官によると、この恐慌でハンガリーの銀行がつぶれるということはないが、もしそうなった場合も600万フォリントまでは補償すると述べた。(1つの銀行にたくさんお金を入れるのは危険そうですね〜。)
▼昨年9月に会社設立手続きが簡素化されたこともあり、それ以降の会社設立数が四半期ごとに1万に達していることがわかった。一方で清算した会社の数も増えているそうだ。
▼高速道路の4日券は、夏の観光シーズンになると値上がりするが、10月1日からオフシーズンとなり4日券が1170フォリントに戻った。
▼国会で2007年の決算について議論しているとき、「政府はデータをきちんと把握できていない」という理由でFIDESZ議員が退席した。(日本にも牛歩戦術というものがありますが、これは日本だったら何と名づけるんでしょうね〜。)
▼10月より2歳以下の子供の肺炎球菌(pneumococcus)の予防接種が義務化され無料化されると言われ、その後情報が混乱していたが、結局義務ではないが2歳以下の子供は無料で同摂取が受けられることとなった。(妻がかかりつけの小児科医に聞いたところ、「あれはバクテリアからの伝染を予防するものだけど、実際にはウイルス系の感染もあるんだよね〜。」なんて言っていたそうです。)
▼BKVのストライキがあるかも・・・というニュースがあったが、組合と会社側が合意に達したようで、12月15日まではストはないこととなった。(でも、その後はあるってことでしょうか・・)
▼教育権利委員によると、2007年度では教育に関する不満の問い合わせがこれまでで最も多かったそうだ。(校内暴力事件が増えてきているそうです。)
▼ハンガリーで売られている、ホワイトラビットというメーカーの中国製のアメからメラミンが検出された。(中国産のミルクパウダーが15%含まれている製品に関しては業者が調査を行うそうです。)
▼オルバーン氏とジュルチャーニ氏がマスコミを通じてはげしくやりあっている模様。(他の人いないかなああああ)
▼100円=156.23フォリント(OTP/10月1日)
10月1日

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日本語とハンガリー語のオンライン辞書も今はいくつか出回っているんですけど(例えば、 ここ)普通は語彙レベルなんですよね。でも http://www.webforditas.hu/index.phpだと、文レベルで翻訳してくれます。一昨日使った時は英語とハンガリー語との間の翻訳しかなかったんですけど、今日使ってみたらものすごい数の言語に対応できるようになっていました。(それで、日本語とハンガリー語の文の翻訳もできるようになりました。もちろん完璧ではありませんが・・・利用の価値はあるのではないかと思います。)


▼ガンジー生誕記念日の10月2日は国際非暴力デーだが、これを記念して10月4日にアムネスティ・インターナショナルがタルカ・マジャルというプログラムを計画している。これに関しアムネスティ・インターナショナルは首相に対し「政治に利用されたくないから」と参加しないように呼びかけている。政府広報官はこれに対し、もともと首相に参加してくれと願い出ていたのに・・と発言し、野党MDFのダービド党首は、首相だけではなくすべての党首に出すべきだと首長している。
▼花粉症の原因となっているブタクサであるが、ヨーロッパで最もブタクサがイ広がっているのがハンガリーなのだそうだ。ブタクサの影響で毎年700〜800億フォリントの被害が発生し、250万人が花粉症になるのだそうだ。(ブタクサを刈り取った後の処理がもっとしっかりすれば被害者はこんなには広がらないとのこと。)
▼環状0号線のドナウ川にかかる新しい橋、メジェリ橋が30日開通した(長さは1862メートルで、これで国道2号線と11号線が環状0号線でつながった)
▼今年の大学入試では9万6000名が受験し、9万5000名が入学するという、ほぼ全入体制となった。この状況を受け多くの人が「大卒資格は紙くずとなった」と心配し、学長会議では入試合格点の引き上げを検討しはじめている。一方、政府は「低い点数で大学に入った者はそれほど多くなく、実際には学生のレベルは上がっている」と主張している。(ボローニャプロセスで、5年制だった大学を3年制+2年制にわけたのですが、全入は3年制の学士のみで、2年の修士課程では入れる人がかなり限られます。問題は社会(というか雇用先)が学士で卒業しようとする人をどう位置づけるかってとこかなと思います。)
▼ここ最近、ホームページなどで建築資材を安く売ると宣伝し金を集めドロンする・・という犯罪が増えている模様。
▼100円=156.33フォリント(OTP/9月30日)